独立行政法人日本学生支援機構 第一種奨学金の再貸与について 1. 制度概要原則 第一種奨学金を貸与できる期間は 同じ学校区分 ( 現に在学する学校 学部 学科 研究科と同一である場合を除く ) において 過去に貸与を受けた期間と通算して 現に在学する学校の修業年限を限度とします ただし 以下の要件に該当する場合は 一の貸与契約に限り 過去の貸与期間にかかわらず 現に在学する学校の修業年限に 達するまで貸与を受けることができます ( 第一種奨学金の再貸与 ) 原則の取扱い 例 以前に A 大学経済学部 ( 修業年限 4 年 ) で第一種奨学金の貸与を受けていた者が 新たに B 大学経営学部 ( 修業年限 4 年 ) で第一種奨学金の貸与を希望 申込不可 第一種奨学金再貸与の取扱い 例 以前に A 大学経済学部 ( 修業年限 4 年 ) で第一種奨学金の貸与を受けていた者が 新たに B 大学経営学部 ( 修業年限 4 年 ) で第一種奨学金の貸与を希望 所定の条件 ( 次項以降に記載 ) を満たす者に限り 申込可 2. 対象者以下の (1)~(6) の全てに該当し 学校長の推薦を受けた者となります (1) 平成 26(2014) 年度以降に入学 転学部 ( 科 ) 転学または編入学する者 (2) 過去において 現に在学する学校と同じ区分 ( 高等専門学校 短期大学 大学 ( 学部 ) 大学院修士課程 大学院博士課程 専修学校専門課程 ) に属する学校 ( 現に在学する学校 学部 学科 研究科と同一である場合を除く ) において第一種奨学金の貸与を受けた者 (3) 現に在学する学校の修業年限の終期まで第一種奨学金の貸与を受けた場合の貸与期間と 前記 (2) の貸与期間との通算が 現に在学する学校の修業年限を超過する者 緊急採用等 貸与予定終期と修業年限の終期が一致しない場合は 貸与予定終期までの期間と前記 (2) の貸与期間の通算となります 修業年限の相違により 過去における第一種奨学金の貸与期間が現に在学する学校の修業年限を超過している場合も対象とします (4) 以前に貸与を受けた本機構の奨学金全てについて 今回申込時の誓約日時点で以下の状態にない者 延滞中 ( 代位弁済実行となった者を含む ) 返還誓約書 ( 借用証書 ) 未提出 (5) 前記 (1) から (4) に該当する者として推薦 採用され 同一区分の学校 ( 現に在学する学校 学部 学科 研究科と同一である場合を除く ) における第一種奨学金の貸与期間の通算が在学する学校の修業年限を超えたことのない者 第一種奨学金の再貸与は 1 回 ( 一の奨学金貸与契約 ) 限りとします (6) 第一種奨学金再貸与に係る申請書 ( 別添参照 ) を提出した者 学校の指示に従い 期限までに学校へ提出してください 3. その他留意事項 (1) 以前貸与を受けていた第一種奨学金については 貸与終了していることが前提ですが その異動種別 ( 退学 辞退 廃止等 ) は問いません (2) 本取扱いの適用を受けて採用後 異動により貸与終了となり 貸与期間の通算が現に在学する学校の修業年限内 ( 第一種奨学金未貸与期間内 ) に収まった場合 本取扱いの適用は取消され 通常に採用されたものとします その後 新たに再貸与を申し込むことは可能です (3) 本取扱いの適用を受けて採用後 異動により貸与終了となり その時点において貸与期間の通算が現に在学する学校の修業年限を超えている場合は その後 新たに再貸与を申し込めません (4) 過去に第一種奨学金の貸与を受けていた学校と同一の学校 学部 学科 研究科に復籍する場合は, 復籍前の貸与期間と通算した結果 標準修業年限を超過して貸与することはできません ( 本申請書の提出による第一種奨学金の再貸与は認められません )
別添 第一種奨学金再貸与に係る申請書 独立行政法人日本学生支援機構理事長殿 平成年月日 私は, 同じ区分 ( 大学 ( 学部 ) 短期大学 大学院修士課程及び専門職大学院の課程 大学院博士課程 高等専門学校 専修学校専門課程 ) の学校 ( 現に在学する学校 学部 学科 研究科と同一である場合を除く ) で第一種奨学金の貸与を受けたことがありますが, 日本学生支援機構の業務方法書第 14 条第 5 号ただし書き ( 以下, 本規定 という ) の適用により, 現在の在学校または入学予定校における修業年限の終期を貸与終期として第一種奨学金再貸与を申し込みます 申込みに際しては以下の留意事項を了承し, 日本学生支援機構貸与奨学規程, その他諸規程に定める取扱いに同意します 留意事項 以前貸与を受けていた奨学金 ( 後記 3. 以外のものを含む ) について, 次の状態にある方は申し込みできません 延滞中( 代位弁済実行となった場合を含む ) 返還誓約書( 借用証書 ) 未提出採用後にこの状態であることが判明した場合や, 後記 3. に係る申告に漏れがあった場合は採用を取り消し, 振込済みの奨学金については全額返金していただきます また, これらの連絡は学校を通して行われます 本規定の適用 ( 再貸与 ) は 1 回 ( 一契約 ) 限りです ただし, 再貸与の貸与期間が何らかの事情で短縮したことにより, 同一区分の学校における貸与期間を通算すると在学校または入学予定校の修業年限を超えなかった場合は, 再度, 本規定の適用を受けられることがあります なお, この場合は改めて本規定の適用があることの通知は行いません 本規定の適用の可否が分からない場合は申込みを行う学校までお問い合わせください 過去に第一種奨学金の貸与を受けていた学校と同一の学校 学部 学科 研究科に復籍する場合は, 復籍前の貸与期間と通算した結果 標準修業年限を超過して貸与することはできません ( 本申請書の提出による第一種奨学金の再貸与は認められません ) 申込みにあたっては貸与奨学金を受ける必要性, 返還時の負担等を十分考慮し, 学資として必要となる適切な貸与月額を選択してください 1. 申込者氏名 生年月日フリガナ氏名 2. 現在の在学校または入学予定校の情報 印 昭和 生年月日 平成年月日生 学校名学校の種類 ( を付ける) 大学 ( 学部 ) 本科 大学 ( 学部 ) 専攻科 短期大学本科 短期大学専攻科大学院修士課程及び専門職大学院の課程 大学院博士課程高等専門学校本科 高等専門学校専攻科専修学校専門課程本科 専修学校専門課程上級学科学籍番号入学年月卒業予定年月平成年月平成年月 3. 過去に貸与を受けた第一種奨学金の情報 奨学生番号 貸与を受けていた時の学校名 学校の種類 ( を付ける ) 貸与期間 ( ) 貸与月数合計 ( ) 大学 ( 学部 ) 本科 大学 ( 学部 ) 専攻科 短期大学本科 短期大学専攻科大学院修士課程及び専門職大学院の課程 大学院博士課程高等専門学校本科 高等専門学校専攻科専修学校専門課程本科 専修学校専門課程上級学科 貸与期間 貸与月数合計について不明の場合は記入不要です 以下学校記入欄 年月分 ~ 年月分 年月分 ~ 年月分 月 学校名電話番号 ( 担当者名 ) 学校番号区分 ( ) (18.04) ご記入いただいた情報及びあなたの奨学金に関する情報は, 奨学金貸与業務 ( 返還業務を含む ) のために利用されます この利用目的の適正な範囲内において, 当該情報 ( 奨学金の返還状況に関する情報を含む ) が学校, 金融機関及び業務委託先に必要に応じて提供されますが, その他の目的には利用されません 機関保証加入者については, 機構が保有する個人情報のうち保証管理に必要な情報が保証機関に提供されます また, 行政機関及び公益法人等から奨学金の重複受給の防止等のために照会があった場合は, 適正な範囲内においてあなたの情報が提供されます
参考 第一種奨学金再貸与 の適用例 ( 以下の例は全て第一種奨学金で 大学 ( 学部 ) の修業年限は 4 年課程とします ) ( 貸 )= 従来より貸与対象 ( )= 第一種奨学金再貸与 として貸与対象 ( )= 貸与対象外 例 1 大学 ( 学部 ) で第一種奨学金の貸与履歴が 48 月ある者が 2016 年 4 月に大学 ( 学部 ) へ入学した場合 2016/4 学部入学 2020/3 卒業 1 年 ( ) 2 年 ( ) 3 年 ( ) 4 年 ( ) 例 2 大学 ( 学部 ) で第一種奨学金の貸与履歴が 48 月ある者が 2016 年 4 月に大学 ( 学部 ) に 2 年次へ編入学した場合 2016/4 学部編入学 2019/3 卒業 2 年 ( ) 3 年 ( ) 4 年 ( ) 例 3 大学 ( 学部 ) で第一種奨学金の貸与履歴が 12 月ある者が 2013 年 4 月に大学 ( 学部 ) に入学し 第一種奨学金の貸与を既に 36 月受けている場合 1 年 2 年 3 年 4 年 ( 貸 ) 2013/4 学部入学 2016/3 満期 2017/3 卒業 1 年 ( 貸 ) 2 年 ( 貸 ) 3 年 ( 貸 ) 4 年 ( ) 2014 年 4 月以降の入学 ( 転学 編入学 ) でないため 対象とはならない
例 4 大学 ( 学部 ) で第一種奨学金の貸与履歴が 48 月ある者が 2015 年 4 月に大学 ( 学部 ) に入学し 2 年次になって申し込む場合 2015/4 学部入学 2019/3 卒業 1 年 (-) 2 年 ( ) 3 年 ( ) 4 年 ( ) 2016/4 貸与開始 例 5 大学 ( 学部 ) で第一種奨学金の貸与履歴が 36 月ある者が 2014 年 4 月に大学 ( 学部 ) に入学した 入学後は 第一種奨学金再貸与 を利用せず 通算 48 月となった時点で満期となった その後 3 年次になって 第一種奨学金再貸与 の適用を希望し 在学定期採用で申し込む場合 1 年 (-) 2 年 ( 貸 ) 3 年 ( 貸 ) 4 年 ( 貸 ) 2007/4 貸与開始 2014/4 学部入学 2016/4 貸与開始 2018/3 卒業 1 年 ( 貸 ) 2 年 (-) 3 年 ( ) 4 年 ( ) 2014/4 貸与開始 ~2015/3 満期 第一種奨学金再貸与 対象期間
例 6 大学 ( 学部 ) で第一種奨学金の貸与履歴が 24 月ある者が 2014 年 4 月に大学 ( 学部 ) に入学した その後 12 月で退学し 2016 年 4 月にさらに別の大学に入学して 第一種奨学金再貸与 の適用を希望する場合 2006/4 学部入学 2008/3 退学 1 年 ( 貸 ) 2 年 ( 貸 ) 3 年 4 年 2014/4 学部入学 2015/3 退学 1 年 ( 貸 ) 2 年 3 年 4 年 ( 第一種奨学金再貸与 の適用予定が退学により取消) 2016/4 学部入学 2020/3 卒業 1 年 ( ) 2 年 ( ) 3 年 ( ) 4 年 ( ) 第一種奨学金再貸与 の適用は 1 回限りであるが 修業年限を超えずに貸与終了した場合 第一種奨学金再貸与 の適用は取り消され 再度 第一種奨学金再貸与 として申し込むことができる 例 7 大学 ( 学部 ) で第一種奨学金の貸与履歴が 48 月ある者が 2014 年 4 月に大学 ( 学部 ) に入学した その後 12 月で退学し 2016 年 4 月にさらに別の大学に入学して 第一種奨学金再貸与 の適用を希望する場合 2014/4 学部入学 2015/3 退学 1 年 ( ) 2 年 3 年 4 年 ( 第一種奨学金再貸与 の適用を受けたが 1 年で退学 ) 2016/4 学部入学 ( 第一種奨学金再貸与 ) 2020/3 卒業 1 年 ( ) 2 年 ( ) 3 年 ( ) 4 年 ( ) 修業年限を超えて 第一種奨学金再貸与 の適用 (2014/4~2015/3) を受けたため さらに再入学後に 第一種奨学金再貸与 の適用を希望しても申し込むことはできない