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ハザード概要シート ( 案 )( ローダミン B) 1. ハザード等の概況 わが国では認可されていないが JECFA では着色料として認可している 2. 人に対する健康影響 ( 国内外の中毒事例 中毒症状 治療法 予後 後遺症等 ) [ 国内外の中毒事例 ] 今回の調査では該当する情報を確認できなかった なお 動物実験による急性毒性 慢性毒性 発がん性 生殖発生毒性 遺伝毒性がリスク評価の対象となっている [ 中毒症状 ] 今回の調査では該当する情報を確認できなかった なお 動物実験による急性毒性 慢性毒性 発がん性 生殖発生毒性 遺伝毒性がリスク評価の対象となっている [ 治療法 ] [ 予後 後遺症 ] 3. 汚染防止 リスク低減方法 4. リスク評価状況 (1) 国内 ( 評価結果 提言等 耐容摂取量等 ( 急性参照用量含む ) 等 ) [ 評価結果 提言等 ] [ 耐容摂取量等 ] (2) 国際機関及び諸外国 ( 評価結果 提言等 耐容摂取量等 ( 急性参照用量含む ) 等 ) [ 評価結果 提言等 ] [ 耐容摂取量等 ] (EFSA 報告書に ADI の記載無し ) II-2-77

ハザード概要シート ( 案 )( ローダミン B) 5. リスク管理状況 (1) 国内 ( 規格 基準設定状況 その他のリスク管理措置 ) [ 規格 基準設定状況 ] [ その他のリスク管理措置 ] (2) 国際機関及び諸外国 ( 規格 基準設定状況 その他のリスク管理措置 ) [ 規格 基準設定状況 ] JECFA では着色料として認可している [ その他のリスク管理措置 ] 6. 参考情報 (1) 分子式等 + 分子式 / 構造式 :C 28 H 31 N 2 O 3 物質名 (IUPAC): エタンナミニウム N-(9-(2- カルボキシフェニル )-6-( ジエチルアミノ )-3H- キサンテン -3- イリデン )-N- エチル塩化物 [ Ethanaminium, N-(9-(2-carboxyphenyl)-6-(diethylamino)-3H-xanthen-3-ylidene)-N-ethyl-, chloride] CAS 番号 :81-88-9 (2) その他 ( リスク管理機関等における有用情報等 ) II-2-78

a ハザードの名称 / 別名 情報整理シート ( ローダミン B/C.I. Basic Violet 10/ CI 45170/C.I. Food Red 15/D&C Red # 19) 調査項目 b 食品中の物質の名称 / 別名 ( ハザードが 食品そのものの状態 を指す場合に記入 ( 例 : ハザードが ジャガイモ の場合に食品中の物質として ソラニン を記入 )) c ハザード等の概況 ( 国内 / 諸外国 ) d ヒトに対する健康影響 用途等や汚染実態 1 用途 ( 登録 指定を含む使用実態等 ) や産生実態等 ( 貝毒やシガテラ毒の場合は原因となる有毒渦鞭毛藻に関する事柄を含む ) 2 調製 加工 調理による影響 ( 特に調理等の処理によるリスクの低減や増加等 ) 3 生産段階 概要 ローダミン B/C.I. Basic Violet 10/CI 45170/C.I. Food Red 15/D&C Red # 19 引用文献 着色料 着色料 (JECFA) 日本では認可されていない 3-8-3 ハザード等による汚染経 製造工程における管理不足( が原因で ド 路 汚染条件 4 加工 流通段階イツから製造基準に不適合の歯固め 3-8-4 汚等 [teething ring] を輸入した ) 染ハザード等に 5 農畜水産物 / 食実穀類 豆類 3-8-2 汚染される可品の種類態能性がある農 6 国内外の生産実 畜水作物 / 食 態 海外からの輸 タイ 3-8-2 品の生産実態 入実態 7 注目されるようになった経緯 ( 事故や事件があった場合に記入 ) 1 中毒事例 ( 国内 / 諸外国 ) 今回の調査では該当する情報を確認できな かった なお 動物実験による急性毒性 慢 2 中毒症状 ( 摂取から発症までの時間 期間を 性毒性 発がん性 生殖発生毒性 遺伝毒含む ) 性がリスク評価の対象となっている 3 治療法 4 予後 後遺症 e 汚染防止 リスク低減方法 1 評価結果 ( 最終結果または途中経過を記入 ) 2 提言等 fリスク耐 3 耐容摂取量 摂取許容量及び急性参照評価容用量 EFSA 報告書に ADI の記載無し 状況摂 4 耐容摂取量 摂取許容量及び急性参照 ( 国内取用量の根拠 / 国際量機関 / 等 5 安全係数 諸外国 ) 6 推定一日摂取量 暴露評価 7 推定方法 8MOE(Margin of exposure) II-2-23

情報整理シート ( ローダミン B/C.I. Basic Violet 10/ CI 45170/C.I. Food Red 15/D&C Red # 19) f リスク評価状況 ( 国内 / 国際機関 / 諸外国 ) g リスク管理状況 ( 国内 / 国際機関 / 諸外国 ) 毒性評価 体内動態 毒性 9 経口摂取における吸収及び吸収率 10 分布 11 代謝 ( 半減期 ) 12 排出 ( 排泄 ) 13 毒性学上重要な化合物 エアロゾル化したローダミン B を平均 26 分 14 急性毒性 間暴露させると 24 時間以内に刺激性の反応を示す LD50( ラット ): 89.5mg/kg 体重 (IARC) 15 眼 皮膚に対する刺激性及び皮膚感作性試験 16 亜急性毒性 0 0.1 0.25 0.5 1.0 または 2.0% のローダミ ン B を 18 週間ラットに雌雄 5 匹ずつのグル ープに摂食させたところ ローダミン B 含有 17 慢性毒性 している餌を摂取したグループには含有し ていない餌を摂取したグループに比べ生育 障害が見られた 高含有を摂餌したグルー プは 6 週間以内に肝臓障害で死亡 18 発がん性 IARC( 国際がん研究機関 ) で group 3( 人への発がん性なし ) に分類される 19 生殖発生毒性 影響は無いとの報告がある 20 遺伝毒性 潜在的に遺伝毒性があると考えられている 21 微生物学的影響 22 その他 1 規格 基準設定状況 ( 基準値等 ) JECFA では着色料として認可している 3-8-3 2 その他のリスク管理措置 h 参考情報 分子式等 ( 複数の関連物質がある場合は代表的なものについて記入のこと ) 物理化学的性状 ( 複数の関連物質がある場合は 代表的なものについて記入のこと ) 10 検査 分析法 備考 1 分子式 / 構造式 2 分子量 3 質名 (IUPAC) エタンナミニウム N-(9-(2-カルボキシフェニル )-6-( ジエチルアミノ )-3H-キサンテン-3- イリデン )-N- エチル塩化物 4 CAS 名 /CAS 番号 81-88-9 5 性状 6 融点 ( ) 7 沸点 ( ) 8 比重 9 溶解度 11 出典 参照文献 ( 総説 ) 12その他 ( リスク管理機関における情報等 ) II-2-24

情報整理シート ( ローダミン B/C.I. Basic Violet 10/ CI 45170/C.I. Food Red 15/D&C Red # 19) 注 1) 各項目に該当する情報が無い場合は と記載した 注 2) 各項目名については ハザード等の特性に合わせた適切な文言へ変更した 引用文献. Opinion of the Scientific Panel on food additives, flavourings, processing aids and materials in contact with food (AFC) to review the toxicology of a number of dyes illegally present in food in the EU, The EFSA Journal, 263, 1-71, (2005) http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/263.pdf 3-8-2. 厚生労働科学研究費補助金 ( 食品の安心 安全確保推進研究事業 ) 食品衛生関連情報の効率的な活用に関する研究 平成 21 年の違反事例一覧 http://www.nihs.go.jp/hse/food-kkportal/ihanjirei/2009ihan1.pdf 3-8-3. 日本食品添加物協会 世界の食品添加物概説 JECFA と主要国の認可品目リスト- 3-8-4. 厚生労働省 輸入食品等の食品衛生法違反事例 ( 平成 18 年度 ) http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/1-4/0604-0703.html II-2-25

( 参考 ) 内閣府食品安全委員会事務局平成 22 年度食品安全確保総合調査報告書 輸入食品等の摂取等による健康影響に係る緊急時に対応するために実施する各種ハザード ( 微生物 ウイルスを除く ) に関する文献調査 報告書 平成 23 年 3 月

I. 調査の概要 1. 調査目的現在 食品安全委員会は 緊急事態等 ( 注 1) の発生時に把握している科学的知見をハザード概要シート ( 注 2) に取りまとめ 国民に向けて情報提供を行っている 一方 国民からはより迅速な情報提供を求められているが 現状においては ハザード概要シートをゼロから作成しているため その完成までに多くの時間を要している そのため 今後 緊急事態等の発生時の一層迅速な情報提供に資することを目的として 輸入食品 添加物 器具又は容器包装等 ( 以下 輸入食品等 という ) の摂取等による健康影響に係る緊急事態等の発生の原因となることが将来的に懸念されるハザード ( 微生物 ウイルスを除く ) について 当該ハザードの特徴 人の健康への影響 関連食品等に関する文献を収集し データ等を情報整理シート ( 注 3) にまとめるとともに あらかじめハザード概要シート ( 案 ) を作成した ( 注 1) 緊急事態等食品の摂取を通じて 国民の生命又は健康に重大な被害が生じ 又は生ずるおそれがある場合であって 食品の安全性を確保するために緊急の対応を要するとき ( 食品安全関係府省緊急時対応基本要綱 ( 平成 16 年 4 月 15 日関係府省申し合せ ) の第 1 項に規定 ) ( 注 2) ハザード概要シート緊急事態等の発生時に 食品安全委員会が把握している科学的知見を取りまとめ いち早く国民に向けて分かりやすく情報提供することを目的とするものであり 物質の科学的性質等の情報を日本工業規格 A 列 4 番 ( 以下 A4サイズ という )1~2 枚程度にとりまとめたもの 具体的な記載事項は 用途や使用状況等の概要 毒性の程度 国内外での評価状況 分子式等 ( 注 3) 情報整理シート各ハザードについて その概要とハザード概要シートを作成する際に使用した引用文献を整理したもの 2. 調査項目 2.1 調査対象ハザードの選定農薬 動物用医薬品 食品添加物の各分野については厚生労働省が毎年公表している 輸入食品監視指導計画に基づく監視指導結果 の過去 3か年度 ( 平成 19 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 ) の検査内容別の違反事例から 自然毒 ( 植物性自然毒 ) については厚

生労働省が毎年公表している 食中毒統計 の過去 3か年次 ( 平成 19 年次 平成 20 年次 平成 21 年次 ) の食中毒発生事件事例から 調査対象ハザードを選定した 選定したハザード数を以下に示す 分野 対象 選定数 農薬 残留農薬に係る違反事例 30 動物用医薬品 残留動物用医薬品に係る違反事例 13 食品添加物 指定外食品添加物の含有に係る違反事例 20 自然毒 ( 植物性自然毒 ) 自然毒 ( 動物性自然毒 ) かび毒 汚染物質 食中毒発生事例のうち原因物質が自然毒 植物性自然毒できのこに関する事件事例 ( ツキヨダケ ドクササコ等 ) 食中毒発生事例のうち原因物質が自然毒 植物性自然毒で高等植物に関する事件事例 ( アジサイ トリカブト等 ) 下痢性貝毒 麻痺性貝毒 記憶喪失性貝毒 神経性貝毒 アザスピロ酸 フグ毒 シガテラ毒 パリトキシン及び関連毒 テトラミンオクラトキシンA ステリグマトシスチン パツリン ゼアラレノン T-2 トキシン HT-2 トキシン フモニシン水銀 ( 総水銀 メチル水銀 ) 鉛 有機スズ化合物 ダイオキシン類 ( 注 4) ヒ素 フタル酸エステル 臭素系難燃剤 カルバミン酸エチル 16 10 9 7 9 ( 注 4) ダイオキシン類ダイオキシン類対策特別措置法 ( 平成 11 年 7 月 16 日法律第 105 号 最終改正 : 平成 22 年 5 月 19 日法律第 34 号 ) 第 2 条に規定のダイオキシン類のことで ポリ塩化ジベンゾフラン ポリ塩化ジベンゾーパラージオキシン コプラナーポリ塩化ビフェニルをいう 2.2 専門家の選定ハザードの各分野 ( 農薬 動物用医薬品 食品添加物 自然毒 かび毒 汚染物質 ) に関する有識者であって調査対象ハザードに係るリスク評価及びリスク管理に関する調査 研究等に関わった経験を有する専門家を各分野それぞれ2 名以上選定した 2.3 ハザード概要シート ( 案 ) 等の作成 ハザード概要シート ( 案 ) 等の作成を行った それに合わせて以下を実施した

(1) 文献の収集情報整理シートに記載すべきデータが記載されている国内外の文献等の収集を行った (2) 関連データの抽出 整理収集した文献から情報整理シートの項目に関連する記述 データを抽出し 主要な文献ごとに要約を作成した (3) 情報整理シートの作成要約したデータ等を 情報整理シートの該当項目に簡潔に記載し 各専門家による確認を受けた (4) データベースの作成収集した文献について データベースにとりまとめた (5) 概要の作成特に1ハザード等の概況とヒトに対する健康影響 2 汚染防止 リスク低減方法 3リスク評価状況 4リスク管理状況について要約を記載し 各専門家による確認を受けた (6) ハザード概要シート ( 案 ) の作成抽出 要約したデータからハザード概要シートの原案を作成し 各専門家による確認を受けた なお ハザード概要シートは 国民に対する情報提供を目的とするものであるため 原案作成に当たっては 平易な言葉を用い また国民が得たいと考える情報を正確に提供できるよう工夫して作成するよう特に留意した 調査方法についての詳細は 下記 URL を御参照ください http://www.fsc.go.jp/sonota/h22mri_houkoku.pdf