資料 0 第 1 回文字情報基盤推進委員会 議事次第 日時 : 平成 23 年 6 月 30 日 ( 木 ) 15:00~16:30 場所 : 虎ノ門 SQUARE 2 階会議室 1 開会挨拶 2 委員会設置の趣旨について 3 自己紹介 4 委員長選出 5 報告事項 22 年度事業成果物について 23 年度事業の実施状況について 意見交換 6 23 年度事業実施計画について 概要説明 ワーキンググループの設置 意見交換 7 検討課題 論点説明 意見交換 8 その他 9 閉会 資料 0 資料 1 資料 2 資料 3 議事次第委員名簿席次表報告資料 参考資料 平成 22 年度電子経済産業省推進費 ( 文字情報基盤構築に関する研究開発事業 ) 調査報告書 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.1 / 21)
資料 1 字情報基盤推進委員会 委員名簿 須藤修林史典三上喜貴 帆 原基余司 和久澤 稔 﨑重孝 部博志 智和平林元明藤沢淳井上知義平本健 代秀 東京 学 学院情報学環教授聖徳 学 / 聖徳 学短期 学部教授 学部 / 学院 語 科研究科 / 学部 本 化学科 岡技術科学 学教授副学 川 市企画財政部情報政策課課 補佐 化庁 化部国語課主任国語調査官内閣官房社会保障改 担当室企画官総務省 政管理局 政情報システム企画課企画官総務省 治 政局住 制度課課 法務省 事局 事第 課補佐官 (WG 主査予定 ) 間 化研究機構国 国語研究所理論 構造研究系准教授 (WG 主査予定 ) 内閣府 CIO 補佐官株式会社 製作所 (WG 主査予定 ) W3C SVG WG/EXI WG メンバーキヤノン株式会社ソフトウェア応 技術開発センター内閣官房情報通信技術 (IT) 担当室内閣参事官経済産業省 CIO 補佐官独 政法 情報処理推進機構 (2011 年 6 月 30 日現在 ) 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.2 / 21)
第 1 回文字情報基盤推進委員会席次表 資料 2 6 月 30 日 ( 木 )15:00~16:30 虎ノ門 SQUARE2 階会議室 事務局 瓜生委員 山﨑委員 矢部委員 氏原委員 入口 スクリーン IPA 沼田 林委員 プロジェクタ 須藤委員 井上委員 傍聴席 平本委員 田代委員 藤沢委員 平林委員 大山委員 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.3 / 21)
資料 3 第 1 回 字情報基盤推進委員会 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.4 / 21)
本委員会の位置づけ 政策的運営体制 字情報基盤推進委員会 内閣官房 IT 室 経済産業省 IPA が共同で設置 有識者 省庁 治体関係者 WG 主査により構成 実務的運営体制 IPA 字 字情報 運 ガイド等の整備作業 実証実験など普及活動の実施 専 家を集めた WG を設置して議論 3 参考 新たな情報通信技術戦略 程表 ( 字関連主要事項 ) 2010 2011 2012 2013 2014 2016 2018 2020 基本方針 電子行政推進の基本方針 各種ガイドライン 基本方針のフォローアップ オンライン利用 オンライン利用計画 各府省においての取組 進捗状況を定期的に確認 オンラインサービスの整備国民 ID 制度の導入 週 7 日 24 時間オンラインサービスの推進 国民 ID 制度の導入 政府共通プラットフォームの構築 運用 政府共通プラットフォームの運用 地方自治体のクラウドコンピューティングを活用した統合 集約システムの導入 全国共通の電子行政サービスの実現 全国共通電子行政サービスに関する整備方針 文字コード等の技術的な方針の検討 電子的共通フォーマットの標準仕様等の検討 実証 及び決定 企業コードの整備 連携の推進 ( 順次 ) 共通フォーマット 電子的共通フォーマットの対象拡大 ( 随時 ) 文字コード等地方自治体連携機能の設計 構築 ( 文字コード変換機能等 ) び決定地方自治体連携機能の設計構築 ( 文字ド変換機能等 ) 本事業 既存検索システム インデックス用フォントの提供 新漢字情報テーブルの提供 文字使用状況の調査 新検索システム 運用に関する新委員会 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.5 / 21) 4
22 年度成果物の状況 5 22 年度成果物の状況 調査報告書 フォント ( 検証版 ) 字情報 覧表 ( 検証版 ) ダウンロードによる提供 検索システム ( 試 版 ) の提供 公開サイト : http://ossipedia.ipa.go.jp/ipamjfont/ 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.6 / 21) 6
IPAmj 明朝フォント ( 検証版 ) 籍統 ( 漢字のみ ) 登記固有 (55,267 字 ) 字 (10,330) 住基統 ( 漢字のみ ) (19,432 字 ) 漢字 (2,002 図形 /1,672 字) 縦書 字 リガチャを含む 汎 電 情報交換環境整備プログラムで整理された漢字 (58,712 字 ) 字情報基盤漢字 字基盤 字 (xx,xxx (58,712 字 )) 58,712 字に固有の識別番号を振ったという意味であり 複数の識別番号に同 の字の字形が割り当ててある場合もある ( 住基 字については500 字が該当 ) 異なる識別番号に同 グリフの割り当てられている 字のうち 住基 字由来の 字約 500 字については 全て作り分けを う予定 (4 以降 ) 1,672 字 23,480 字 25,662 字 2,274 字 7,296 字 ISO/IEC 10646 BMP ( 全 65,536 字 ) CJK 統合漢字拡張 B,C,D ( 全 47,000 字 ) IVD 今回は符号化対象外 ほぼ全ての情報機器で利 可能 市販の最新の情報機器の多くで利 可能 部の OS で対応が始まっているが アプリケーションでの対応は未達 外字 としての利 ( 印刷 表 等に限定した利 ) 7 IPAmj 明朝フォント ( 検証版 ) サンプル MJ026200 MJ026199 MJ026201 MJ026202 MJ026203 MJ026204 MJ026205 MJ060240 MJ026207 MJ058870 JIS 例 字形に近い字形 IVD に登録済の字形 符号化未完了の字形 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.7 / 21)
字情報 覧表 ( 検証版 ) 成果物の 字情報 覧表を 字図形 り HTML 形式で検証版として公開 覧表の項 字図形 MJ 字図形名 各種コード 辞書情報 等 字情報 覧表 (HTML 版 ) http://ossipedia.ipa.go.jp/ipamjfont/moji_list.html 字情報閲覧システム ( 試 版 ) 字情報 覧表を簡易に閲覧できる閲覧システム ( 試 版 ) を公開中 検索機能や 覧情報を今後拡充予定 後述のデータベース構築完了まで運 予定 IPA 字情報検索システム ( 試 版 ) http://ossipedia.ipa.go.jp/ipamjfont_glyph/ 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.8 / 21) 10
23 年度事業実施状況 11 23 年度事業実施状況 (1/5) - 作字の状況 (1/3) - 追加 字 ( 約 500 字 ) の作字 住基ネット統 字では字形を区別しているが IPAmj 明朝フォント検証版では同 の字形となっている 字 ( 約 500 字 ) の作り分けを う IPAmj 明朝フォント検証版は汎 電 情報環境整備プログラムの成果物注 ) に対して同定を った 汎 電 情報環境整備プログラムは 平成明朝体のデザインポリシに従ってデザイン統合をしている このため 住 基本台帳ネットワーク統 字 ( 以下 住基 字 ) の複数の字形に対し MJ 字情報 覧表に掲 されるIPAmj 明朝の字形が同 となっている場合が存在する ( MJ 字図形名 は異なっている ) 注 ) 汎 電 情報交換環境整備プログラムの成果報告書別冊 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.9 / 21) 字対応作業委員会編 字 覧表 12
23 年度事業実施状況 (2/5) - 作字の状況 (2/3) - 追加 字の整理 住基 字 : 平成明朝 =n:1 (n=2 or 3) になっているケースを抽出した 平成明朝 3 重複 (n=3) 合計 :17 組 ( 作字対象 字数 17 2=34 字 ) 平成明朝 2 重複 (n=2) 合計 :393 組 ( 作字対象 字数 393 字 ) 上記の結果 作字対象は 427 字 平成明朝 3 重複 (n=3) の例 新規作字 IPAmj 明朝平成明朝住基 字 UCS MJ000027 JD0119S 342E 342E MJ000028 JD0119S BB0D 342E MJ000029 JD0119S BB0E 342E 13 23 年度事業実施状況 (3/5) - 作字の状況 (3/3) - 平成明朝 2 重複 (n=2) 新規作字 IPAmj 明朝平成明朝住基 字 UCS 4ED7 MJ006518 FT2064 4ED7 MJ006519 FT2064 AD46 4ED7 スケジュール MJ 字情報 覧表の整理確認 針確定作業作り分け作業 SVG 成新規符号化バグ修正フォント検証作業 MJ 字情報 覧表修正 5 6 7 8 9 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.10 / 21) 14
23 年度事業実施状況 (4/5) - 符号化の状況 - 汎 電 フォローアップ CJK 統合漢字拡張 D 2011 年 3 にISO/IEC 10646 第 2 版出版 本提案として 107 字を収録 CJK 統合漢字拡張 E 2011 年 11 の IRGミーティングから審議再開 本から425 字を提案済み IVD コレクション 約 2800 組のIVS 登録を今年度の汎 電 の活動で準備中 今後の符号化 UCS への国際提案 IVD への登録 2011 年 9 月リリース版のフォントに追加符号化 追加符号化の対応時期は来年度以降を想定 2012 年 4 月リリース版のフォントに IVS 追加を想定 15 23 年度事業実施状況 (5/5) - 字情報 覧表の整備 - 辞書情報の追加 新 字典 ( 講談社 ) 出し番号 UCSとの対応表は完成 ( 約 19000 出し ) 籍統 字との対応表の作成中 ( 約 1850 出し程度 汎 電 および JSC2 と協 した 国際提案の典拠として利 ( 今年度中 ) 字源 ( 川書店 ) 出し番号 本語漢字辞典 ( 新潮社 ) 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.11 / 21) 16
23 年度事業実施計画 17 23 年度事業実施計画 (1/7) - 字情報 覧表の整備 - さらなる追加情報の検討 異体字情報 異体字関係にある字を容易に識別できる情報 正確さよりも 検索の利便性を重視 各種辞典類情報の収集整理 読み 各種辞典類情報の収集整理 作業 針については 今後設置するワーキンググループで精査する 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.12 / 21) 18
23 年度事業実施計画 (2/7) - 実証実験 1 - WWW による 般向けデモ 名漢字を豊富に使える環境の体験 技術的問題点の洗い出し 主要ブラウザメーカの参加 仕様の検討 ( 必要に応じ ) ブラウザの修正と修正版ダウンロードサイトの運営 デモサイトの構築 19 23 年度事業実施計画 (3/7) - 実証実験 1 - デモサイトの構築 対応ブラウザの配布 般市 の参加 インターネット 多様な 字の閲覧体験 字 の体験 模擬的な 名刺 証明書 等 豊富な 名漢字を かしたイメージを作成して出 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.13 / 21)
23 年度事業実施計画 (4/7) - 実証実験 2 - 治体の現場を対象とした実験 実装例の創出 問題点の洗い出し ( 技術 運 ) ベンダーと 治体がペアで実施 想定される実験 : システム連携 情報の送受信 字 現場での試 21 23 年度事業実施計画 (5/7) 運 現場向けガイド - 運 ガイドの検討 - 実装のための技術ガイド 実証実験 (Web における運 ) の結果を反映 実務運 ガイド 実証実験 ( 治体における運 ) の結果を反映 字集合間のマッピング指針の策定 字同定ハンドブック 字集合間のマッピング指針に基づく個別同定事例の収集整理 IPAmj 明朝個別グリフのメインテナンス 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.14 / 21) 22
23 年度事業実施計画 (6/7) - データベースの検討 - 想定利 者 治体の現場 ( 検索 同定の補助等 ) システム開発現場 ( 変換表 類似関係情報等の提供 ) 般国 ( 字の える化) 的 情報の配布 字図形 字コード 字情報 ( 読み 類似 字情報 辞書情報等 ) 情報の収集 バグ情報 字追加要求 統計情報 不 字の発 状況 字活 状況 23 23 年度事業実施計画 (7/7) - データベースの検討 - 政策的運営体制報告 相談 針実務的運営体制 不足文字等の追加要求 利用状況統計 問題の報告 字追加要求 修正要求等要求等更新 API DB UI 検索 窓 等 文字検索 文字選択 不足文字の追加要求 般国 DB DB DB 検索 文字検索 文字選択 窓 等 システム開発 DB DB コード変換 窓 等 DB API 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.15 / 21) UI 般国 24
スケジュール案 7 8 9 10 11 1 2 3 運 ガイド等 ライセンス検討技術ガイド検討実務運 ガイド実務運 ガイド検討 ( 第 1 版 ) 検討 ( 第 2 版 ) 字同定ハンドブック検討 ( 第 1 版 ) 字同定ハンドブック検討 ( 第 2 版 ) 実証実験 1 (Web によるデモ 仕様検討 詳細設計 実施 概要検討 実証実験 2 ( 治体を対象 ) 募集等 構築 実施 データベース検討 要件検討 設計 25 ワーキンググループの設置 課題に応じ ワーキンググループを柔軟に設置して検討 字情報検討 WG 字同定 符号化 字情報 覧表内容の検討 運 検討 WG 運 ガイドラインの検討 ライセンス等の検討 字情報データベースへの要求要件の検討 技術検討 WG Phase1 :webによる実証実験プロジェクト Phase2 : 治体現場における実証実験 Phase3 : 実験結果を踏まえた技術検討 第 1 回文字情報基盤技術検討 WG 資料 2 (p.16 / 21) 26