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1 警告 ショック及び重篤な皮膚障害 肝障害 血液障害等の副作用が報告されている 本剤の投与によりこのような症状が発現した場合には投与を中止すること 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 本剤の成分又はサルファ剤に対し過敏症の既往歴のある患者 2. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 ( 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 の項参照 ) 3. 低出生体重児 新生児 ( 小児等への投与 の項参照 ) 原則禁忌( 次の患者には投与しないことを原則とするが 特に必要とする場合には 慎重に投与すること ) 1. 血液障害又はその既往歴のある患者 [ 血液障害を悪化させることがある ] 2. 本人又は両親 兄弟が気管支喘息 発疹 蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者又は他の薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者

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3 目次 開発の経緯 2 製品特性 3 Drug Information 4 1. 警告 4 2. 禁忌 原則禁忌 4 3. 組成 性状 4 4. 有効成分に関する理化学的知見 5 5. 効能 効果 6 6. 用法 用量 6 7. 使用上の注意 7 臨床成績 カリニ肺炎に対する国内臨床試験 副作用 14 薬物動態 吸収 : 血中濃度 分布 排泄 18 薬効薬理 19 一般薬理試験及び毒性試験 一般薬理試験 毒性試験 23 製剤学的事項 25 取扱い上の注意 26 包装 26 関連情報 26 主要文献 27 製造販売業者の氏名または名称及び住所 28 1

4 開発の経緯 バクトラミン注は スイス ロシュ社が開発したトリメトプリム スルファメトキサゾール (ST) 配合のカリニ肺炎治療剤である ニューモシスチス カリニ (Pneumocystis carinii) は一般的に肺に寄生し 宿主の免疫能が正常な場合は病原性を発揮せず 免疫能が極度に低下した患者及び極度の低栄養状態時に高頻度にカリニ肺炎を発症させる いわゆる日和見感染病原体の典型的な性質を有している カリニ肺炎は無治療の場合では ほぼ100% の致死率といわれる重篤な疾患であるものの有効な薬剤は少なく 本剤開発前にわが国において承認されていた薬剤はイセチオン酸ペンタミジンのみであったため 臨床的に海外で有用性の確立しているバクトラミン注の開発が強く望まれていた バクトラミン注はこのような経過から 1991 年より臨床試験が開始され 1992 年に新薬承認申請を行い 1993 年 10 月に希少疾病用医薬品として承認され 11 月薬価収載 12 月発売に至った また 2003 年 12 月 25 日に再審査申請を行った結果 2005 年 3 月 17 日に薬事法第 14 条第 2 項各号 ( 承認拒否事由 ) のいずれにも該当しないとの再審査結果を得た 2017 年現在 カリニ肺炎はニューモシスチス肺炎 ニューモシスチス カリニ (Pneumocystis carinii) はニューモシスチス イロベチイ (Pneumocystis jirovecii) と名称が変更になっております この冊子はバクトラミン注の添付文書に合わせた名称で記載しています 2

5 製品特性 * バクトラミン注は カリニ肺炎治療剤として開発されたST 合剤の注射剤である カリニ肺炎 18 例中 16 例 (88.9%) が有効以上で 確定診断例 9 例において全例が有効以上であった (P.12) 承認時迄の調査及び使用成績調査における安全性評価対象症例 613 例において 副作用は233 例 (38.0%) に認められた 主な副作用は 血小板減少 39 件 (6.4%) 肝機能異常 30 件 (4.9%) 肝障害 28 件 (4.6%) 低ナトリウム血症 28 件 (4.6%) 高カリウム血症 28 件 (4.6%) 等であった ( 再審査終了時 ) 重大な副作用として 再生不良性貧血 巨赤芽球性貧血 メトヘモグロビン血症 血小板減少症 無顆粒球症 溶血性貧血 汎血球減少 血栓性血小板減少性紫斑病 (TTP) 溶血性尿毒症症候群(HUS) アナフィラキシー ショック 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 ) 中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN) 薬剤性過敏症症候群 急性膵炎 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎 重度の肝障害 急性腎障害 間質性腎炎 無菌性髄膜炎 末梢神経炎 間質性肺炎 PIE 症候群 低血糖発作 高カリウム血症 低ナトリウム血症 横紋筋融解症が報告されている (P.14 15) 3

6 Drug Information *2017 年 10 月改訂 ( 第 17 版 ) 警告 禁忌 原則禁忌を含む使用上の注意 等の改訂には十分ご留意ください 1. 警告 警告 ショック及び重篤な皮膚障害 肝障害 血液障害等の副作用が報告されている 本剤の投与によりこのような症状が発現した場合には投与を中止すること 2. 禁忌 原則禁忌 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 本剤の成分又はサルファ剤に対し過敏症の既往歴のある患者 2. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 ( 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 の項参照 ) 3. 低出生体重児 新生児 ( 小児等への投与 の項参照 ) 原則禁忌 ( 次の患者には投与しないことを原則とするが 特に必要とする場合には慎重に投与すること ) 1. 血液障害又はその既往歴のある患者 [ 血液障害を悪化させることがある ] 2. 本人又は両親 兄弟が気管支喘息 発疹 蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者又は他の薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成 性状 販売名 バクトラミン注 有効成分 トリメトプリム日局スルファメトキサゾール 80mg 400mg 成分 含有量 モノエタノールアミン 11mg (1 アンプル (5mL) 中 ) 添加物 水酸化ナトリウムプロピレングリコール 適量 2,050mg 無水エタノール 500mg 性状無色 微黄色澄明な液 ph 浸透圧比 ( 生理食塩液に対する比 ) 原液 :30 25 倍希釈 ( 注射用水 ):1.2 4

7 4. 有効成分に関する理化学的知見 1. 一般名 : トリメトプリム (Trimethoprim)(JAN) 略名 :TMP 化学名 :2,4-Diamino-5-(3,4,5-trimethoxybenzyl)-pyrimidine 構造式 : 分子式 :C14H18N4O3 分子量 : 性状 : 白色の結晶又は結晶性の粉末で においはなく 味は苦い 酢酸 (100) に溶けやすく メタノール 希酢酸又はクロロホルムにやや溶けにくく エタノール (95) 又はアセトンに溶けにくく 水に極めて溶けにくく ジエチルエーテルにほとんど溶けない 融点 : 一般名 : スルファメトキサゾール (Sulfamethoxazole)(JAN) 略 名 : SMX 化学名 :4-Amino-N-(5-methylisoxazol-3-yl)benzenesulfonamide 構造式 : 分子式 :C10H11N3O3S 分子量 : 性状 : 白色の結晶又は結晶性の粉末で においはなく 味はわずかに苦い N,N-ジメチルホルムアミドに極めて溶けやすく エタノール (95) にやや溶けにくく ジエチルエーテルに溶けにくく 水に極めて溶けにくい 水酸化ナトリウム試液に溶ける 光によって徐々に着色する 融点 :

8 Drug Information 5. 効能 効果 < 適応菌種 > ニューモシスチス カリニ < 適応症 > カリニ肺炎 6. 用法 用量 通常 トリメトプリムとして 1 日量 15 20mg/kg を 3 回に分け 1 2 時間かけて点滴 静注する なお 年齢 症状に応じて適宜増減する 製剤中のトリメトプリムの含量 バクトラミン注は1アンプル (5mL) 中にトリメトプリム80mgを含有 する 他の組成については P.6 をご参照ください 参考 腎機能障害患者への投与 経口投与時の成績 1 3) ( 外国人データ ) 腎機能障害のある患者では血清中濃度半減期が延長するので クレアチニン クリアランス値を指標として適宜用量を調節する <バクトラミン 注添付文書 薬物動態 の項参照 > クレアチニン クリアランス値 (ml/ 分 ) 用量 > <15 通常用量通常の 1/2 量投与しないことが望ましい 使用上の注意 :1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (2) 腎障害のある患者 [ 血中濃度が持続するので 減量等を考慮すること ( 薬物動態 の項参照 ) ] 6

9 7. 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (1) 肝障害のある患者 [ 肝障害を悪化させることがある ] (2) 腎障害のある患者 [ 血中濃度が持続するので 減量等を考慮すること ( 薬物動態 の項参照 ) ] (3) 高齢者 ( 高齢者への投与 の項参照 ) (4) 葉酸欠乏又は代謝異常のある患者 ( 既往に胃の摘出術を受けている患者 他の葉酸代謝拮抗剤を投与されている患者 分娩後 先天性葉酸代謝異常症等 )[ 葉酸欠乏を悪化させ 巨赤芽球性貧血を起こすことがある ] (5) グルコース -6- リン酸脱水素酵素 (G-6-PD) 欠乏患者 [ 溶血を起こすおそれがある ] 2. 重要な基本的注意 (1) 使用上の注意 効能 効果及び用法 用量に特に留意すること (2) 血液障害 ショック等を予測するため十分な問診を行うこと (3) ショック発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと また 投与後患者を安静の状態に保たせ 十分な観察を行うこと (4) 本剤投与中は 副作用の早期発見のため必ず臨床検査 ( 血液検査 肝機能検査 腎機能検査 血中電解質等 ) を行うこと * 3. 相互作用トリメトプリムは肝代謝酵素 CYP2C8を阻害する 4) ( 薬物動態 の項参照) 併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子葉酸代謝阻害作用を有す剤芽球性貧血 汎血球減少等 ) があらわれることがある メトトレキサート メトトレキサートの作用 を増強し 汎血球減少等が あらわれることがある スルファドキシン ピリメタミンとの併用に ピリメタミン より 巨赤芽球性貧血が あらわれることがある * ジアフェニルスルホン ジアフェニルスルホンとの 併用により 血液障害 ( 巨赤 る薬ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている ともに葉酸代謝阻害作用を有するため また トリメトプリムが CYP2C8 を阻害するためと考えられている 5) * レパグリニド 6) スルホニルウレア系経口糖尿病用剤グリクラジドグリベンクラミド等 クマリン系抗凝血剤ワルファリンカリウム フェニトイン レパグリニドの血中濃度が上昇することがある これらの薬剤の血糖降下作用を増強し 低血糖症状があらわれることがある クマリン系抗凝血剤の作用を増強し 出血があらわれることがある フェニトインの作用を増強することがある トリメトプリムが CYP2C8 を阻害するためと考えられている 本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する 7) 本剤がフェニトインの肝臓での代謝を抑制するためと考えられている 7

10 Drug Information 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 シクロスポリン * タクロリムス水和物 8) チアジド系薬剤ヒドロクロロチアジド等 腎機能障害が増強されることがある 腎機能障害が増強されることがある 紫斑を伴う血小板減少症の発現率が増加することがある ともに腎毒性作用を有するためと考えられている 危険因子 : 特に腎移植後の患者 ともに腎毒性作用を有するためと考えられている 機序不明 ジドブジン * ガンシクロビル 9) バルガンシクロビル塩酸塩 ジドブジンの毒性を増強し 顆粒球減少等があらわれることがある 機序不明 ガンシクロビルの腎クリア機序不明ランスが12.9% 減少し 消失半減期が18.1% 延長した トリメトプリムのC min が12.7% 増加したとの報告がある ラミブジン含有製剤ラミブジンの AUC が 43% 増加し 全身クリアランスが 30% 腎クリアランスが 35% 減少したとの報告がある 10) 本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている ジゴキシン製剤 三環系抗うつ剤クロミプラミン塩酸塩イミプラミン塩酸塩アミトリプチリン塩酸塩等等 * アンジオテンシンⅡ 11) 受容体拮抗剤オルメサルタンメドキソミル等 アンジオテンシン変換酵素阻害剤 11,12,14) エナラプリルマレイン酸塩等 抗アルドステロン剤 13) カリウム保持性利尿剤スピロノラクトン等 ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある 三環系抗うつ剤等の効果が減弱することがある これらの薬剤との併用により 高カリウム血症があらわれることがある 機序不明 ともに血清カリウムを上昇させるためと考えられている 8

11 4. 副作用 承認時迄の調査及び使用成績調査における安全性評価対象症例 613 例において 副作用は233 例 (38.0%) に認められた 主な副作用は 血小板減少 39 件 (6.4%) 肝機能異常 30 件 (4.9%) 肝障害 28 件 (4.6%) 低ナトリウム血症 28 件 (4.6%) 高カリウム血症 28 件 (4.6%) 等であった ( 再審査終了時 ) (1) 重大な副作用次のような副作用があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 1) 再生不良性貧血 巨赤芽球性貧血 メトヘモグロビン血症 血小板減少症 ( 以上頻度不明 ) 無顆粒球症 溶血性貧血 ( 以上 0.16%) 汎血球減少(2.45%) * 2) 血栓性血小板減少性紫斑病 (TTP) 溶血性尿毒症症候群(HUS)( 以上頻度不明 ):TTP ( 主徴 : 血小板減少 破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血 精神神経症状 発熱 腎機能障害 ) HUS( 主徴 : 血小板減少 破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血 急性腎障害 ) があらわれることがあるので 血液検査 ( 血小板 赤血球等 ) 及び腎機能検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 血漿交換等の適切な処置を行うこと 3) アナフィラキシー ( 頻度不明 ) ショック (0.16%):( 初期症状 : 不快感 口内異常感 喘鳴 眩暈 便意 耳鳴 発汗 浮腫等 ) 4) 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 ) 中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)( 以上頻度不明 ) 5) 薬剤性過敏症症候群 15) ( 頻度不明 ): 初期症状として発疹 発熱がみられ さらに肝機能障害 リンパ節腫脹 白血球増加 好酸球増多 異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので 観察を十分に行い このような症状があらわれた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと なお ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6) 等のウイルスの再活性化を伴うことが多く 投与中止後も発疹 発熱 肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること 6) 急性膵炎 ( 頻度不明 ) 7) 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎 ( 頻度不明 )( 腹痛 頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと ) 8) 重度の肝障害 ( 頻度不明 ) * 9) 急性腎障害 (1.31%) 間質性腎炎( 頻度不明 ) 10) 無菌性髄膜炎 末梢神経炎 ( 以上頻度不明 ) 11) 間質性肺炎 PIE 症候群 ( 以上頻度不明 ):( 発熱 咳嗽 呼吸困難 胸部 X 線異常 好酸球増多等 ) 12) 低血糖発作 ( 頻度不明 ) 13) 高カリウム血症 (4.57%) 低ナトリウム血症(4.57%): これらの電解質異常があらわれることがある 異常が認められた場合には投与を中止し 電解質補正等の適切な処置を行うこと * 14) 横紋筋融解症 ( 頻度不明 ): 筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある これに伴い急激に腎機能が悪化し 急性腎障害等の重篤な症状にいたることがある (2) その他の副作用次のような副作用があらわれた場合には 症状に応じて適切な処置を行うこと 頻度不明 1 7% 未満 1% 未満 血液注 1) 血小板減少顆粒球減少 過敏症注 1) 水疱 蕁麻疹 光線過敏症発疹紅斑 瘙痒感 * 皮膚 皮膚血管炎 ( 白血球破砕性 血管炎 ヘノッホ シェー ンライン紫斑病等 ) 9

12 Drug Information 頻度不明 1 7% 未満 1% 未満 消化器 注 1) 血便 腹痛 便秘 悪心 嘔吐 食欲不振 舌炎 下痢 胃不 快感 口渇 口内炎 口角炎 肝臓注 2) Al-P ALT(GPT) AST(GOT) γ-gtp の上昇 黄疸 注 2) 腎臓 血尿 腎機能障害 腎障害 BUN 血清クレアチニンの 上昇 精神神経系注 1) その他 痙攣 抑うつ いらいら感 頭痛 うとうと状態 ふらふら感 しびれ感 ふるえ 脱力 倦怠感 熱感 血圧上昇 動悸 発汗 顔面潮紅 浮腫 関節痛 筋 ( 肉 ) 痛 血色素尿 ぶどう膜炎 眩暈 幻覚 注 1) 観察を十分に行い 症状 ( 異常 ) が認められた場合には投与を中止すること 注 2) 観察を十分に行い 症状 ( 異常 ) が認められた場合には減量 休薬等の適切な処置を行うこと 発熱 静脈炎 血圧下降 胸内苦悶 5. 高齢者への投与本剤は主として腎臓から排泄されるが 高齢者では腎機能が低下していることが多いため 高い血中濃度が持続するおそれがあるので 副作用が認められた場合には減量等の適切な処置を行うこと 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 (1) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと [ 妊娠中に本剤を単独又は併用投与された患者の児において 先天異常があらわれたとの報告がある また 動物実験で催奇形作用が報告されている ラットで 胎児に外形異常 骨格異常 内臓異常 (1,200mg/kg/ 日以上 経口投与 ) が マウスで 口蓋裂 (3,000mg/kg/ 日 経口投与 ) が報告されている ] (2) 授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること [ 母乳を通じて薬物が移行し 低出生体重児 新生児に高ビリルビン血症を起こすことがある ( 小児等への投与 の項参照) ] 7. 小児等への投与 (1) 低出生体重児 新生児には投与しないこと [ 高ビリルビン血症を起こすことがある ] (2) 乳児 幼児又は小児に対する安全性は確立していない 8. 臨床検査結果に及ぼす影響 (1) メトトレキサートと併用した場合 ジヒドロ葉酸還元酵素を用いたメトトレキサート濃度の測定で見かけ上の高値を呈することがある 16,17) ので注意すること (2) クレアチニン値の測定 ( ヤッフェ反応等 ) では 見かけ上の高値を呈することがある 18) ので注意すること 9. 過量投与 (1) 症状嘔気 嘔吐 下痢 精神神経系症状 ( 頭痛 めまい等 ) 結晶尿 血尿等 (2) 処置症状に応じて 強制利尿による腎排泄の促進 血液透析 ( 腹膜透析は有効ではない 薬物動態 の項参照 ) 等 10

13 10. 適用上の注意 * (1) 調製時本剤の投与に際しては日局 5% ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液を使用し 本剤 1 アンプルあたり輸液 125mL の割合で十分に混合して用いること なお 溶液の注入量に制限がある患者には本剤 1 アンプルあたり日局 5% ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液 75mL に混合すること * (2) 保存時溶解後は結晶析出が認められるため なるべく速やかに使用すること なお 保存する必要がある場合には 本剤 1 アンプルあたり日局 5% ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液 75mL に混合した場合は 2 時間以内 日局 5% ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液 125mL に混合した場合は 6 時間以内に使用を終了すること (3) その他本剤はワンポイントカットアンプルであるが アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい 11. その他の注意 (1)14 日以上の投与は 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ行うこと このとき 定期的な臨床観察 臨床検査による監視を続ける必要がある (2)AIDS 患者では非 AIDS 患者に比較して副作用発現率 ( 特に発疹 発熱 白血球減少 ) が高い傾向が見られた (3) 動物実験 ( ラット イヌ ) で甲状腺機能低下等が報告されている 11

14 臨床成績 警告 禁忌 原則禁忌を含む使用上の注意 等については P.4 11 をご参照ください 19) 1. カリニ肺炎に対する国内臨床試験 ❶ 試験デザイン 19) 承認時評価資料 : 島田馨 他 :Chemotherapy 41(2):228,1993 目的 : カリニ肺炎に対するバクトラミン ( トリメトプリム スルファメトキサゾール ) 注の臨床的有用性について検討した 対象 : カリニ肺炎の確定診断または臨床所見によりカリニ肺炎が疑われた 39 例 P.carinii( カリニ原虫 ) により確定診断されなかった場合の臨床所見によるカリニ肺炎の診断基準は下記を全て満たす場合とした 運動時の呼吸困難または最近 (3 ヵ月以内 ) 乾燥咳嗽が発現 胸部 X 線によるびまん性両側間質像増強あるいはガリウムスキャン検査によるびまん性両側肺病変 動脈性 O2 分圧が 70Torr 以下または呼吸拡散能力が 80% 以下に低下し肺胞動脈間の酸素圧の差が増大 細菌性肺炎の証拠がない 投与方法 : バクトラミン注 (1 アンプル中 トリメトプリム80mg スルファメトキサゾール400mg 含有 ) を腎機能正常者には トリメトプリムとして15~20mg/kg/ 日を3~4 回に分けて 腎機能障害患者 ( クレアチニンクリアランスが30mL/ 分未満 あるいは血清クレアチニン値が3.0mg/dL 以上 ) には 主治医の判断にて至適投与量を決定 5% ブドウ糖液を使用し 1~2 時間かけて点滴静注した 投与期間は 10~14 日を原則とし 最長を21 日とした 評価項目 : 1 臨床効果 ( 臨床症状の軽快 臨床検査値の改善 胸部レントゲン写真の改善を考慮して5 段階で判定 ) 2 P.cariniiに対する効果 3 有用性 ( 臨床効果 統括安全度 P.carinii に対する効果を考慮して5 段階で判定 ) ❷ 臨床効果 19) 効果判定が可能であった18 例 ( うちカリニ肺炎確定例 9 例 ) に対するバクトラミン注の有効率 ( 有効以上 ) は88.9% であり またカリニ肺炎の確定診断 が行われた9 例 ( 腎移植 3 例 血液疾患 3 例 AIDS3 例 ) では全例が有効以上であった 8 例は PCR 法 1 例はグロコット染色法によって P.carinii が確認された 12

15 ❸ P.carinii 消失までの日数 カリニ肺炎の確定診断が行われた 9 例中 投与前の喀痰から P.carinii が検出され 投与後の 喀痰検査が可能であった8 例中 7 例でバクトラミン注の投与開始後 9 日以内にP.carinii が 消失した P.carinii 消失までの日数 19) 7 例は PCR 法 1 例はグロコット染色法によって P.carinii が確認された ❹ 安全性 19) 安全性評価対象例 36 例中 17 例に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められた 主な副作用は嘔気 嘔吐等の消化器症状 白血球減少 GOT 上昇 GPT 上昇 γ-gtp 上昇等であった 副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) により投与を中止したのは3 例 ( 白血球減少症 1 例 不随意運動 1 例 白血球減少 血小板減少 血清 Na Cl 減少 1 例 ) であった なお 重篤な副作用 ( 死亡例を含む ) は認められなかった 13

16 臨床成績 2. 副作用 ❶ 副作用 * 承認時迄の調査及び使用成績調査における安全性評価対象症例 613 例において 副作用は 233 例 (38.0%) に認められた 主な副作用は 血小板減少 39 件 (6.4%) 肝機能異常 30 件 (4.9%) 肝障害 28 件 (4.6%) 低ナトリウム血症 28 件 (4.6%) 高カリウム血症 28 件 (4.6%) 等であった ( 再審査終了時 ) 重大な副作用として 再生不良性貧血 巨赤芽球性貧血 メトヘモグロビン血症 血小板減少症 無顆粒球症 溶血性貧血 汎血球減少 血栓性血小板減少性紫斑病 (TTP) 溶血性尿毒症症候群 (HUS) アナフィラキシー ショック 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 ) 中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN) 薬剤性過敏症症候群 急性膵炎 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎 重度の肝障害 急性腎障害 間質性腎炎 無菌性髄膜炎 末梢神経炎 間質性肺炎 PIE 症候群 低血糖発作 高カリウム血症 低ナトリウム血症 横紋筋融解症が報告されている 対象 時期使用成績調査の累計承認時迄の調査 合計 調査症 例 数 副作用発現症例数 副作用発現症例率 (%) 副作用の種類副作用発現件数 (%) 承認時迄の調査 使用成績調査の累計 合計 感染症及び寄生虫症 3( 0.52) 3( 0.49) 滲出性中耳炎 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 肺炎 NOS 2( 0.35) 2( 0.33) 血液及びリンパ系障害 5( 13.89) 80( 13.86) 85( 13.87) 無顆粒球症 1( 0.17) 1( 0.16) 貧血 NOS 15( 2.60) 15( 2.45) 播種性血管内凝固 2( 0.35) 2( 0.33) 好酸球増加症 1( 0.17) 1( 0.16) 赤血球減少症 5( 0.87) 5( 0.82) 顆粒球減少症 1( 0.17) 1( 0.16) 溶血性貧血 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 白血球減少症 NOS 4( 11.11) 15( 2.60) 19( 3.10) 白血球増加症 1( 0.17) 1( 0.16) 骨髄抑制 2( 0.35) 2( 0.33) 好中球減少症 1( 0.17) 1( 0.16) 汎血球減少症 15( 2.60) 15( 2.45) 血小板血症 1( 0.17) 1( 0.16) 血小板減少症 2( 5.56) 37( 6.41) 39( 6.36) 骨髄障害 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 副作用の種類副作用発現件数 (%) 承認時迄の調査 使用成績調査の累計 合計 代謝及び栄養障害 3( 8.33) 45( 7.80) 48( 7.83) 食欲不振 1( 2.78) 3( 0.52) 4( 0.65) 食欲減退 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 電解質失調 3( 0.52) 3( 0.49) 高血糖 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 高カリウム血症 1( 2.78) 24( 4.16) 25( 4.08) 低クロール血症 2( 5.56) 3( 0.52) 5( 0.82) 低血糖症 NOS 2( 0.35) 2( 0.33) 低ナトリウム血症 2( 5.56) 25( 4.33) 27( 4.40) 精神障害 2( 0.35) 2( 0.33) 易興奮性 1( 0.17) 1( 0.16) 幻覚 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 神経系障害 1( 2.78) 3( 0.52) 4( 0.65) 意識レベルの低下 1( 0.17) 1( 0.16) 浮動性めまい 2( 0.35) 2( 0.33) 体位性めまい 1( 0.17) 1( 0.16) ジスキネジー 1( 2.78) 1( 0.16) 心臓障害 5( 0.87) 5( 0.82) 狭心症 1( 0.17) 1( 0.16) 14

17 副作用の種類副作用発現件数 (%) 承認時迄の調査 使用成績調査の累計 合計 心不全 NOS 2( 0.35) 2( 0.33) 左室不全 1( 0.17) 1( 0.16) 心室性頻脈 1( 0.17) 1( 0.16) 血管障害 2( 5.56) 1( 0.17) 3( 0.49) 静脈炎 NOS 2( 5.56) 2( 0.33) ショック 1( 0.17) 1( 0.16) 呼吸器 胸郭及び縱隔障害 6( 1.04) 6( 0.98) 急性呼吸不全 2( 0.35) 2( 0.33) 呼吸困難 1( 0.17) 1( 0.16) 気胸 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 呼吸不全 2( 0.35) 2( 0.33) 喘鳴 1( 0.17) 1( 0.16) 胃腸障害 3( 8.33) 13( 2.25) 16( 2.61) 腹部膨満 1( 0.17) 1( 0.16) 口唇炎 1( 0.17) 1( 0.16) 下痢 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 鼓腸 1( 0.17) 1( 0.16) 胃腸出血 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 舌炎 1( 0.17) 1( 0.16) 麻痺性イレウス 1( 0.17) 1( 0.16) 悪心 3( 8.33) 6( 1.04) 9( 1.47) 胃不快感 1( 0.17) 1( 0.16) 嘔吐 NOS 2( 5.56) 5( 0.87) 7( 1.14) 肝胆道系障害 60( 10.40) 60( 9.79) 肝障害 NOS 28( 4.85) 28( 4.57) 肝機能異常 NOS 30( 5.20) 30( 4.89) 黄疸 NOS 4( 0.69) 4( 0.65) 皮膚及び皮下組織障害 1( 2.78) 13( 2.25) 14( 2.28) 褥瘡性潰瘍 1( 0.17) 1( 0.16) 紅斑 1( 0.17) 1( 0.16) 色素沈着障害 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 瘙痒症 1( 0.17) 1( 0.16) 紅斑性皮疹 1( 0.17) 1( 0.16) 発疹 NOS 1( 2.78) 7( 1.21) 8( 1.31) 全身紅斑 1( 0.17) 1( 0.16) 腎及び尿路障害 47( 8.15) 47( 7.67) 高窒素血症 1( 0.17) 1( 0.16) 腎障害 NOS 14( 2.43) 14( 2.28) 副作用の種類副作用発現件数 (%) 承認時迄の調査 使用成績調査の累計 合計 腎不全 NOS 8( 1.39) 8( 1.31) 腎機能障害 NOS 16( 2.77) 16( 2.61) 腎尿細管性アシドーシス 1( 0.17) 1( 0.16) 全身障害及び投与局所様態 6( 1.04) 6( 0.98) 胸痛 1( 0.17) 1( 0.16) 死亡 NOS 1( 0.17) 1( 0.16) 多臓器不全 1( 0.17) 1( 0.16) 発熱 2( 0.35) 2( 0.33) 口渇 1( 0.17) 1( 0.16) 臨床検査 11( 30.56) 55( 9.53) 66( 10.77) 活性化部分トロンボプラスチン時間延長 1( 0.17) 1( 0.16) アラニン アミノトランスフェラーゼ増加 5( 13.89) 15( 2.60) 20( 3.26) アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加 4( 11.11) 12( 2.08) 16( 2.61) 血中アミラーゼ増加 1( 0.17) 1( 0.16) 血中ビリルビン増加 1( 2.78) 5( 0.87) 6( 0.98) 血中クレアチニン増加 7( 1.21) 7( 1.14) 血中ブドウ糖増加 2( 5.56) 2( 0.35) 4( 0.65) 血中乳酸脱水素酵素増加 3( 8.33) 9( 1.56) 12( 1.96) 血中カリウム減少 1( 0.17) 1( 0.16) 血中カリウム増加 3( 0.52) 3( 0.49) 血圧低下 1( 0.17) 1( 0.16) 血中ナトリウム減少 1( 0.17) 1( 0.16) 血中ナトリウム増加 1( 0.17) 1( 0.16) 血中尿素増加 1( 2.78) 14( 2.43) 15( 2.45) γ- グルタミルトランスフェラーゼ増加 4( 11.11) 8( 1.39) 12( 1.96) 尿中ブドウ糖陽性 1( 0.17) 1( 0.16) ヘマトクリット減少 3( 0.52) 3( 0.49) ヘモグロビン減少 4( 0.69) 4( 0.65) 肝機能検査値異常 3( 0.52) 3( 0.49) 膵酵素 NOS 増加 1( 0.17) 1( 0.16) プロトロンビン時間延長 1( 0.17) 1( 0.16) 腎機能検査 NOS 異常 1( 0.17) 1( 0.16) トランスアミナーゼ上昇 1( 0.17) 1( 0.16) 血中アルカリホスファターゼ増加 3( 8.33) 21( 3.64) 24( 3.92) 尿量減少 1( 0.17) 1( 0.16) 傷害 中毒及び処置合併症 1( 0.17) 1( 0.16) 医薬品中毒 1( 0.17) 1( 0.16) ( 再審査終了時 ) 急性腎不全 8( 1.39) 8( 1.31) 副作用名は MedDRA/J Ver.6.0 を使用した NOS:not otherwise specified ( 他に特定されない用語 ) 15

18 臨床成績 ❷ AIDS 患者での安全性 (1) 国内使用成績調査における AIDS 患者での安全性 AIDS 患者では非 AIDS 患者に比較して副作用発現率 ( 特に発疹 発熱 白血球減少 ) が 高かった 日本での AIDS 患者と非 AIDS 患者の副作用発現一覧表 ( 使用成績調査 ~ ) AIDS 非 AIDS 不明 / 未記載合計 調査症例数 副作用の発現症例数 副作用の発現症例率 (%) 副作用の種類副作用の種類別発現件数 (%) 白血球減少症 NOS 6( 15.79) 8( 1.55) 1( 4.17) 15( 2.60) 発疹 NOS 4( 10.53) 3( 0.58) 0 7( 1.21) 発熱 2( 5.26) 0 0 2( 0.35) 副作用名は MedDRA/J Ver.6.0 を使用した NOS:not otherwise specified( 他に特定されない用語 ) (2) 海外におけるAIDS 患者での安全性 20) ( 外国人データ ) 海外においてカリニ肺炎を発症しトリメトプリム スルファメトキサゾール合剤を投与したAIDS 患者と非 AIDS 患者の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) をレトロスペクティブ調査した結果 AIDS 患者では34 例中 22 例 (65%) であり 非 AIDS 患者の17 例中 2 例 (12%) に対し 副作用発現率が高かったと報告されている 16

19 薬物動態 1. 吸収 : 血中濃度 21) ❶ 健康成人への投与 ( 外国人データ ) 健康成人 4 例にバクトラミン注 3アンプル ( トリメトプリム :240mg スルファメトキサゾール :1,200mg) を1.5 時間かけて点滴静注したときのスルファメトキサゾールとトリメトプリムの血中濃度は図に示すとおりであった 投与量例数 Cmax(μg/mL) t 1/2(hr) SMX 3 アンプル TMP 3 アンプル ❷ < 参考 > 腎機能障害患者へのバクトラミン 1 3) 配合錠投与 ( 外国人データ ) クレアチニン クリアランスが 4mL/ 分以下の尿毒症患者 4 例にバクトラミン配合錠 2 錠 ( トリメトプリム :160mg スルファメトキサゾール:800mg) を経口投与したときトリメトプリムとスルファメトキサゾールの平均血清中半減期は非透析時には各々 22.8 時間 28.4 時間であり 透析時には各々 9.4 時間 11.1 時間であった 腎機能障害のある患者では血清中濃度半減期が延長するので クレアチニン クリアランス値を指標として適宜用量を調節する <バクトラミン 注添付文書 薬物動態 の項参照 > クレアチニン クリアランス値 (ml/ 分 ) 用量 > <15 通常用量通常の1/2 量投与しないことが望ましい < 承認用法 用量 > 通常 トリメトプリムとして 1 日量 15 20mg/kgを3 回に分け 1 2 時間かけて点滴静注する なお 年齢 症状に応じて適宜増減する < バクトラミン 配合錠の承認用法 用量 > (1) ニューモシスチス肺炎の治療に用いる場合通常 成人には 1 日量 9~12 錠 ( 顆粒の場合は 9~12g) を 3~4 回に分割し 経口投与する 通常 小児にはトリメトプリムとして 1 日量 15~20mg/kg を 3~4 回に分割し 経口投与する ただし 年齢 症状に応じて適宜増減する

20 薬物動態 22) ❸ 血液透析患者への投与 ( 外国人データ ) 血液透析患者 16 例にバクトラミン注 2アンプル ( トリメトプリム :160mg スルファメトキサゾール :800mg) を45 分間かけて点滴静注したところ いずれの成分も血液透析により排泄が促進された ( 半減期トリメトプリム :6.0 時間 スルファメトキサゾール :3.1 時間 ) また 血液透析中に トリメトプリムは投与量の44% スルファメトキサゾールは投与量の 57% が排泄された 23) ❹ 腹膜透析患者への投与 ( 外国人データ ) 腹膜透析患者 10 例にバクトラミン注 4アンプル ( トリメトプリム :320mg スルファメトキサゾール :1,600mg) を30 分間かけて点滴静注したところ トリメトプリムの半減期の延長が認められた ( 半減期トリメトプリム :28.6 時間 スルファメトキサゾール :13.0 時間 ) また 腹膜透析中への排泄量は TMPは投与量の3% 未満 SMXは投与量の6% 未満であった 2. 分布 24,25) ❶ 組織移行性 ( ラット ) 雄ラットにトリメトプリムを25mg/kg 単回静脈内投与したとき 各組織への移行は速やかで 組織内濃度は前立腺で最も高く 次いで肺であった また 雄ラットにスルファメトキサゾール トリメトプリム配合剤を 120mg/kgあるいはスルファメトキサゾールを100mg/kg 単回経口投与したときのスルファメトキサゾールの組織内濃度は腎臓で最も高く 次いで肝臓 脾臓 肺の順であった 3. 排泄 26) ❶ 健康成人における尿中排泄率 ( 外国人データ ) 健康成人 6 例にバクトラミン注 2.5アンプル ( トリメトプリム :200mg スルファメトキサゾール :1,000mg) を単回点滴静注し 投与後 48 時間までの尿中排泄率を測定したところ スルファメトキサゾールの総排泄率は78.6% で うち未変化体は23% であり 代謝物は主としてN 4 -アセチルスルファメトキサゾールであった また トリメトプリムの総排泄量は 64.1% であった < 相互作用 (in vitro)> (1) トリメトプリムは肝代謝酵素 CYP2C8 27) と有機カチオントランスポーター 2(OCT2) 24) を阻害する (2) スルファメトキサゾールはCYP2C9 27) を阻害する 使用上の注意 :1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (2) 腎障害のある患者 [ 血中濃度が持続するので 減量等を考慮すること ( 薬物動態 の項参照) ] 18

21 薬効薬理 ❶ 作用機序 29 31) バクトラミン注の配合 2 成分は 葉酸代謝経路の連続した2ヵ所をそれぞれ阻害する すなわち スルファメトキサゾール (SMX) はパラアミノ安息香酸と競合してジヒドロ葉酸の合成を阻害し トリメトプリム (TMP) はジヒドロ葉酸からテトラヒドロ葉酸への還元過程を阻害する この結果より バクトラミン注はP.cariniiに対して生育阻害活性を示すと考えられる 19

22 薬効薬理 32) ❷ ST 合剤投与時におけるP.cariniiの形態変化 ( ラット ) 低栄養食とプレドニゾロン連日腹腔内投与により 15 20% の体重減少を来たしたラット (Wistar 系 ) にトリメトプリム20mg/kg/ 日 + スルファメトキサゾール100mg/kg/ 日 (ST 合剤 ) をラット尾静脈より静注し 肺胞内におけるP.cariniiの微細変化を透過型電子顕微鏡にて観察した ラットはST 合剤の投与日数によって 3 日 5 日 7 日 9 日間投与群をそれぞれ4 5 匹ずつ作成した 無治療対照群では種々の形態のP.cariniiが認められ 肺胞内に充満していたが ST 合剤による7 日間治療群ではP.cariniiの細胞質内のミトコンドリア等の重要なcomponentが殆ど認められず また 増殖過程で出現すると考えられる三日月状のP.cariniiは存在しなかった さらに 9 日間治療群では厚膜型 P.cariniiの細胞膜にも変化が認められた 以上の結果より ST 合剤は治療初期には細胞膜に変化がなく 細胞内に取り込まれてから代謝系に効果を発揮するものと考えられる 未治療ラットの肺胞内に認められたP.carinii 7 日間治療群での肺胞内に認められたP.carinii 9 日間治療群での肺胞内に認められたP.carinii 20

23 33) ❸ カリニ肺炎病態モデル動物での抗 P.carinii 作用 Pc SCORE ( ラット ) 酢酸ハイドロコルチゾンを投与し カリニ肺炎を誘発させたラット (Wistar 系 ) にトリメトプリム (TMP)100mg/kg/ 日 + スルファメトキサゾール (SMX)500mg/kg/ 日を7 日間連続皮下投与後 肺組織中のP.carinii のシスト数を計測し Pc SCOREを算出したところ 無治療対照群ではすべてにPc SCORE 5のP.carinii 感染が認められたが ST 合剤 (TMP+SMX) 投与群では平均 Pc SCOREは 0.5であった 細菌感染を予防するため 他に塩酸テトラサイクリンを投与した Pc SCORE( ラット ) 34) ❹ カリニ肺炎病態モデル動物での抗 P.carinii 作用 生存率 ( ラット ) 酢酸コルチゾンを投与し カリニ肺炎を誘発させたラット (Wistar 系 ) にトリメトプリム (TMP)100mg/kg/ 日 + スルファメトキサゾール (SMX)500mg/kg/ 日を20 日間連続投与後 ラットの生存率及び肺組織中のシスト数を求めたところ ST 合剤 (TMP+SMX) 投与群では8 匹中 6 匹 (75.0%) が生存しており 肺組織中のシスト数も無治療群に比較して 1/600 以下に減少した 細菌感染を予防するため 他に塩酸テトラサイクリンを投与した 生存率 ( ラット ) 生存ラット肺組織中の平均 P.carinii シスト数 21

24 一般薬理試験及び毒性試験 1. 一般薬理試験 35) ❶ 中枢神経系に及ぼす影響 ( ネコ ) 慢性電極植え込み手術を行ったネコにトリメトプリム (TMP) とスルファメトキサゾール (SMX) の1:5 配合物を60~900mg/kgで経口投与し 8 時間連続で脳波を記録し分析した結果 高用量 (TMP 30mg/kg 以上 SMX 150mg/kg 以上 ) で 徐波睡眠期 速波睡眠期の抑制による覚醒期の増加が認められたが 次第に回復した 36) ❷ 呼吸器 循環器系に及ぼす影響 ( ウサギ ) 麻酔ウサギにおいて高用量 ( トリメトプリム20mg/kg スルファメトキサゾール100mg/ kg) の静脈内投与により 軽度な呼吸数変化を認めた また 一過性の血圧変化を認めたが 投与 1 分後には正常に回復した 37) ❸ 腎機能に及ぼす影響 ( ラット ) 生理食塩水を負荷したラット (Wistar 系 ) へトリメトプリムとスルファメトキサゾールの 1:5 配合物を ,200mg/kgで単回経口投与した結果 1,200mg/kgで尿中ナトリウム排泄量の増加とカリウム排泄量の減少を認めたが 尿量への影響は認められなかった 37) ❹ 摘出平滑筋に及ぼす影響 (in vitro) トリメトプリム g/mlとスルファメトキサゾール g/mlの1:5 配合物はモルモット摘出回腸のセロトニン収縮をわずかに抑制する傾向にあったが ラット摘出輸精管とラット摘出子宮に対する作用は認められなかった 22

25 2. 毒性試験 38) ❶ 単回投与毒性試験 ( マウス ラット イヌ ) LD50 値 (mg/kg) 動物性別静脈内投与経口投与腹腔内投与 マウス >480 7,200 2,010 >480 6,400 2,197 ラット イヌ >480 7,300 2,450 >480 7,200 1,840 >300 >300 観察期間 15 日間 7 日間 7 日間 (LD50 値算出 :Litchfield & Wilcoxon 法 ) 38) ❷ 反復投与毒性試験 ( イヌ サル ヒヒ ) イヌ ( ビーグル ) に mg/kg/ 日を4 週間連続静脈内投与したとき 甲状腺機能低下に伴うT3 T 4の著減 甲状腺重量の増加 甲状腺過形成 下垂体における好塩基性細胞数増加 また体重増加 ( 用量依存的 ) コレステロール増加及びPR QT 間隔の延長が認められた 加えて96mg/kg/ 日以上では白血球数の軽度減少 肝重量増加 徐脈 ( 用量依存的 ) Al-Pの増加及び肝細胞空胞化 192mg/kg/ 日では肝門脈部の炎症細胞浸潤巣 1 例に肝炎 1 例に精巣萎縮巣及び2 例に注射部位血栓が認められた カニクイザルに mg/kg/ 日を4 週間連続静脈内投与したとき 360mg/kg/ 日では投与期間中に雌 1 例で嘔吐が頻発し 192mg/kg/ 日以上では雌に肝相対重量の増加傾向が認められた しかし 心電図 心拍数 心重量は対照群と同様であり 血清電解質 甲状腺機能値 コレステロール値等にも変化は認められなかった ヒヒに mg/kg/ 日を4 週間連続静脈内投与したとき 384mg/kg/ 日では投与直後から頻回の嘔吐 流涎 運動量減少 ( 雄 ) 及び体重減少がみられ 192mg/kg/ 日では低頻度の流涎 嘔吐 ( 雄 ) 軽度体重増加抑制が認められた また ALT(GPT) LAPの高値がみられたが 組織所見では肝臓に障害は認められなかった 38) ❸ 生殖発生毒性試験 ( ラット マウス ) 器官形成期のラット (SD 系 ) に600 1,200 1,800mg/kg/ 日を連続経口投与したとき 1,200mg/kg/ 日以上で胎児の外形 骨格 内臓異常が認められた 器官形成期のマウス (ICR 系 ) に750 1,500 3,000mg/kg/ 日を連続経口投与したとき 3,000mg/kg/ 日で口蓋裂が認められた 葉酸を同時投与したラットにおいては トリメトプリムの催奇形作用は認められなかった 23

26 一般薬理試験及び毒性試験 ❹ その他の特殊毒性試験 38) (1) 変異原性 ST 合剤についてヒト末梢リンパ球を用いた染色体異常試験 トリメトプリム単剤に ついてネズミチフス菌及び酵母菌を用いた復帰変異原性試験を実施した結果 合剤及び単剤に変異原性は認められなかった (2) 局所刺激性 38) ( ラット ) ラット (Fü-albino 系 ) に5 日間連続静脈内投与したとき 原液では投与部位の部分的壊死が認められたが 生理食塩液による11 倍及び26 倍希釈液では軽度疼痛反応を除き耐薬性は良好であった (3) 溶血性 38) (in vitro) イヌを用いた溶血性試験において 原液では凝血が認められ 生理食塩液による2 倍希釈液では約 20% に溶血が認められたが 11 倍希釈液では溶血は認められなかった 24

27 製剤学的事項 ❶ 製剤の各種条件下における安定性 本剤をアンプルに充填後 室温で 3 年間変化は認められなかった ❷ 日局 5% ブドウ糖注射液との配合変化 39) バクトラミン注を日局 5% ブドウ糖注射液と混合後 及び25 に保存したものは いずれも日局 5% ブドウ糖注射液 75mLとの混合では混合後 6 時間以降 125mLとの混合では混合後 9 時間以降にごくわずかに結晶析出が認められたが ph 及びスルファメトキサゾール トリメトプリム含量にほとんど変化は認められなかった 析出した結晶はTLC 法にてトリメトプリムと同定された 以上の結果より 溶解後は結晶析出が認められるため なるべく速やかに使用すること なお 保存する必要がある場合には 本剤 1アンプルあたり日局 5% ブドウ糖注射液 75mLに混合した場合は2 時間以内 日局 5% ブドウ糖注射液 125mLに混合した場合は6 時間以内に使用を終了すること 参考 バクトラミン注配合変化試験 39) ( 室温 25±2 ) 2 1 試験結果 ( 時間後 ) 薬剤名 ph 配合量試験項目直後 外観変化 ± ± ± ph mL TMP 含量 日局 5% ブドウ糖 SMX 含量 注射液外観変化 ± ± ph mL TMP 含量 SMX 含量 日局 10% ブドウ糖注射液 4.5 日局生理食塩液 6.4 日局 10% キシリトール注射液 乳酸リンゲル液 mL 125mL 75mL 125mL 75mL 125mL 75mL 125mL 外観変化 ± ± + ph TMP 含量 SMX 含量 外観変化 ± ± ph TMP 含量 SMX 含量 外観変化 ± ± ph TMP 含量 SMX 含量 外観変化 ± ± ph TMP 含量 SMX 含量 外観変化 ± ± ph TMP 含量 SMX 含量 外観変化 ± ± ph TMP 含量 SMX 含量 外観変化 ph TMP 含量 n.d. n.d. n.d. n.d. n.d. n.d. SMX 含量 外観変化 ± ± ± ± ± ph TMP 含量 SMX 含量 : 変化なし ±: ごくわずかに結晶を認める +: 結晶析出を認める ++: 明らかに結晶析出を認める n.d.: 測定不能 1: バクトラミン注 1 アンプル (5mL) に対する各薬剤の配合量 2:TMP SMX 含量はそれぞれの残存率 (%) を示す 25

28 取扱い上の注意 注 ) * 規制区分 : 処方箋医薬品 貯 注 ) 注意ー医師等の処方箋により使用すること 法 : 室温保存 * 使用期限 : 包装に表示の使用期限内に使用すること 包装 * バクトラミン注 :5mL 10 アンプル 関連情報 ❶ 承認番号 承認年月 薬価基準収載年月 販売開始年月 承認番号承認年月薬価基準収載年月販売開始年月 バクトラミン注 05AMY 年 10 月 1993 年 11 月 1993 年 12 月 ❷ 再審査期間 再審査結果 再評価結果公表年月 再審査期間 :1993 年 10 月 1 日 2003 年 9 月 30 日 ( 終了 ) 再審査結果公表年月 :2005 年 3 月 26

29 主要文献 1)Craig W.A., et al. : Annals of Internal Medicine, 78:491, )Rieder J., et al. : Antibiotics and Chemotherapy, 18:148, )T.T. Yoshikawa : JAGS,38:1353, )Wen, X. et al.: Drug Metab Dispos., 2002, 30(6), 631 5)Winter, HR. et al. : Drug Metab Dispos., 2000, 28(8), 865 6)Niemi, M. et al. : Br J Clin Pharmacol., 2004, 57(4), 441 7)Benet, LZ. et al. : Clin Pharmacol Ther., 2002, 71(3), 115 8)Agarwala, S. et al. : Ren Fail., 1999, 21(6), 635 9)Jung, D. et al. : Br J Clin Pharmacol., 1999, 47, )Moore K. et al. : Clin Pharmcol..1995, 57(2)143 11)Antoniou, T. et al. : Arch Intern Med., 2010, 170(12), )Gentry, CA. et al. : Ann Pharmacother., 2013, 47(12), )Antoniou, T. et al. : BMJ., 2011, 12, 343, d )Michel, A. et al. : Eur J Heart Fail., 2015, 17(2), ) 厚生労働省 : 重篤副作用疾患別対応マニュアル薬剤性過敏症症候群 16) 貴田岡節子 他 : 小児科臨床 40(3): , ) 下園拓郎 他 : 医学のあゆみ 138(5): , )Murray P. D. et al. : Ann Pharmacother., 1993, 27(5), ) 承認時評価資料 : 島田馨 他 : Chemotherapy, 41(2):228, )Kovacs J.A., et al. : Annals of Internal Medicine,100 :663, ) 社内資料 : 承認時評価資料 22)Nissenson A.R., et al. : Am. J. Nephrol., 7 :270, )Walker S.E., et al. : Perit. Dial. Int., 9:51, ) 北風猛 他 : Chemotherapy, 21: 224, )Tu Y.H., et al. : J. Pharm. Sci., 78:556, )Mannisto P. T., et al. : J. Antimicrob. Chemother., 9 :461, )Wen, X., et al. : Drug Metab Dispos. 30 :631, )Jung, N., et al. : Drug Metab Dispos. 36 :1616, ) 五島瑳智子 他 : Chemotherapy, 21:77, ) 中澤昭三 他 : Chemotherapy, 21:88, ) 吉田弘嗣 他 : Chemotherapy, 21:170, ) 日比谷一郎 : 感染症学雑誌, 64 : 455, ) 利田堯史 : 広島大学医学雑誌, 34 :385, ) 吉田幸雄 他 : 寄生虫学雑誌, 26 : 367, ) 山本研一 他 : Chemotherapy, 21(2):187, ) 武田寛 他 : Chemotherapy, 21(2):197, ) 池沢一郎 他 : Chemotherapy, 21(2):216, ) 社内資料 : 承認時評価資料 39) 小川則男 他 : 化学療法の領域, 10:1534,

30 製造販売業者の氏名または名称及び住所 < 製造販売元 > 太陽ファルマ株式会社 東京都千代田区丸の内 < 資料請求先 > 太陽ファルマ株式会社お客様相談室 TEL 本資材は 医療用医薬品製品情報概要等に関する作成要領 に則り作成しています 28

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