SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチ クライアントを使用したレポートの構築

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1 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 SAP BusinessObjects Enterprise XI 3.1 Service Pack 4

2 著作権 2011 SAP AG. All rights reserved.sap R/3 SAP NetWeaver Duet PartnerEdge ByDesign SAP Business ByDesign および本書に記載されたその他のSAP 製品 サービス ならびにそれぞれのロゴは ドイツおよびその他の国々におけるSAP AGの商標または登録商標です Business ObjectsおよびBusiness Objects ロゴ BusinessObjects Crystal Reports Crystal Decisions Web Intelligence Xcelsius および本書で引用されているその他のBusiness Objects 製品 サービス ならびにそれぞれのロゴは 米国およびその他の国々におけるBusiness Objects S.A. の商標または登録商標です Business ObjectsはSAPのグループ企業です 本書に記載されたその他すべての製品およびサービス名は それぞれの企業の商標です 本書に記載されたデータは情報提供のみを目的として提供されています 製品仕様は 国ごとに変わる場合があります これらの文書の内容は 予告なしに変更されることがあります また これらの文書はSAP AGおよびその関連会社 ( SAP グループ ) が情報提供のためにのみ提供するもので いかなる種類の表明および保証を伴うものではなく SAPグループは文書に関する誤記 脱落等の過失に対する責任を負うものではありません SAPグループの製品およびサービスに対する唯一の保証は 当該製品およびサービスに伴う明示的保証がある場合に これに規定されたものに限られます 本書のいかなる記述も 追加の保証となるものではありません

3 目次 第 1 章 Web Intelligence について 21 Web Intelligence が Web 上でビジネスインテリジェンスを実行する仕組み...22 Web Intelligence がオフラインでビジネスインテリジェンスを実行する仕組み...22 Web Intelligence レポートの対話型モードでの表示...22 Web Intelligence レポートの表示と印刷...23 Web Intelligence レポートのドリル...23 オンレポート分析の実行...23 Web Intelligence ドキュメントの作成と編集...24 Web Intelligence クエリー - HTML...24 Web Intelligence Java レポートパネル...25 Web Intelligence リッチクライアント...25 Web Intelligence HTML レポートパネル...25 第 2 章 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス 27 InfoView にログインする...28 InfoView からログアウトする...28 Web Intelligence InfoView のオプション...29 Web Intelligence ドキュメント作成と表示のオプション...29 Web Intelligence ドリルオプションを設定する...34 Web Intelligence のロケールオプション...36 第 3 章 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 39 InfoView から Web Intelligence リッチクライアントをインストールする...40 Business Objects Enterprise CD から Web Intelligence リッチクライアントをインストールする...40 Web Intelligence リッチクライアントの作業モード...40 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 3

4 目次 Web Intelligence リッチクライアント接続モード...41 Web Intelligence リッチクライアントオフラインモード...42 Web Intelligence リッチクライアントスタンドアロンモード...43 Web Intelligence リッチクライアントのユーザー設定...43 Web Intelligence リッチクライアントの一般設定...44 Web Intelligence リッチクライアントの表示設定...45 Web Intelligence リッチクライアントのロケールの設定...45 Web Intelligence リッチクライアントのドリルの設定...46 パスワードを変更する...47 Web Intelligence リッチクライアントの起動...47 Web Intelligence リッチクライアントを Info View から接続済みモードで起動する...48 接続済みモードの Web Intelligence リッチクライアントをローカルで起動する...49 Web Intelligence リッチクライアントをオフラインモードで起動する...50 Web Intelligence リッチクライアントをスタンドアロンモードで起動する...51 Web Intelligence リッチクライアントに別のユーザーとしてログインする...52 Web Intelligence リッチクライアントでのユニバースの使用...53 Web Intelligence リッチクライアントのユニバースのセキュリティ...53 CMS から Web Intelligence リッチクライアントにユニバースをインポートする...54 ユニバースを選択する...54 第 4 章 クエリを使用したデータの取得 57 ドキュメントの作成 編集 保存...58 クエリーの作成と使用...58 ユニバースに対するクエリを作成する...58 ユニバースオブジェクトをデータにマップする方法...59 テキストファイルまたは Excel ファイルに対するクエリーを作成する...60 追加のクエリからのデータの表示...62 クエリを中断する SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

5 目次 クエリを削除する...63 クエリを複写する...63 クエリを編集する...64 複数のクエリー...64 クエリーを最新表示する...65 クエリーによって生成された SQL の表示...65 分析範囲の設定...67 分析範囲...67 分析範囲のレベル...67 分析範囲を設定する...68 クエリーコンテキスト...69 不明瞭なクエリーとは...69 コンテキストとは...69 クエリー実行時のコンテキストの選択...70 Web Intelligence クエリーのプロパティ...70 他のユーザーによるクエリープロパティの編集を許可...70 [ 最大受信時間 ] クエリープロパティ...70 [ 最大受信行数 ] クエリプロパティ...71 クエリープロンプトの順序...71 [ 重複する行を無視しない ] クエリプロパティ...71 クエリーストリッピング...71 [ 最新表示時にコンテキストをリセット ] クエリープロパティ...73 [ コンテキストの削除 ] クエリープロパティ...73 [ サンプルの結果セット ] クエリプロパティ...73 第 5 章 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理 75 クエリフィルタの定義...76 クエリフィルタとレポートフィルタの比較...77 クエリフィルタの種類...77 定義済みクエリフィルタ...77 クィックフィルタ...78 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 5

6 目次 カスタムクエリフィルタ...79 クエリーフィルタとプロンプト演算子...82 クエリーフィルタの結合...85 第 6 章 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理 89 プロンプトについて...90 結合プロンプト...91 カスケードプロンプト...91 階層的な値の一覧...91 クエリーフィルタとプロンプト演算子...92 Equal To 演算子...92 Not Equal To 演算子...92 Different From 演算子...92 Greater Than 演算子...92 Greater Than Or Equal To 演算子...93 Less Than 演算子...93 Less Than Or Equal To 演算子...93 Between 演算子...93 Not Between 演算子...93 In List 演算子...94 Not In List 演算子...94 Matches Pattern 演算子...94 Different From Pattern 演算子...94 Both 演算子...94 Except 演算子...95 プロンプトを作成する...95 プロンプトを削除する...96 プロンプト表示の定義...96 プロンプトの結合...97 プロンプトとクエリフィルタの結合...97 プロンプトの順序を変更する SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

7 目次 第 7 章 複合クエリの使用 99 複合クエリの定義 複合クエリーの種類 複合クエリーでできる作業 Web Intelligence での複合クエリーの生成方法 複合クエリを作成する 複合クエリの構造 客数に基づいて年と予約年の一覧を返す 複合クエリの優先順位 複数の複合クエリー Java レポートパネルで複合クエリーの優先順位を設定する 第 8 章 サブフィルタを使用したデータのフィルタ処理 107 サブクエリーについて サブクエリーでできる作業 サブクエリーの動作のしくみ サブクエリを作成する どの顧客が 2003 年の第 1 四半期にすでに予約されているサービスを購入したか また その売上げはいくらかを調べる サブクエリパラメータ 第 9 章 データベースのランク機能を使用したデータのランク付け 113 データベースのランク機能について データベースのランク付けパラメータ データベースのランクを作成する 部署別に計算された給与に基づいて上位 10 人の従業員を返すレポートを作成する SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 7

8 目次 第 10 章 Java レポートパネルのレポートインターフェイス 119 第 11 章 Web Intelligence の表示モード 123 表示モードを切り替える 下書きモード ページモード PDF モード クイック表示モード 拡張表示モードを選択する 第 12 章 レポートデータの表示と非表示 129 レポートデータを表示または非表示にする 第 13 章 テーブルでのデータ表示 131 Web Intelligence のテーブル Web Intelligence のテーブルタイプ 垂直のテーブル 水平のテーブル クロスタブ フォーム 構造表示と結果表示 テーブルの作成と編集 オブジェクトをレポートにドラッグしてテーブルを作成する テンプレートを選択してテーブルを作成する テーブルを複写する ドラッグアンドドロップを使ってテーブルに別のテンプレートを適用する [ 変換 ] を使ってテーブルに別のテンプレートを適用する ドラッグアンドドロップを使ってテーブルに行または列を追加する SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

9 目次 [ 行 / 列の挿入 ] ツールバーメニューを使ってテーブルの行または列を追加する テーブルの行または列を削除する 行または列を移動する 行または列を入れ替える 行または列を置き換える テーブルからセルのコンテンツを消去する テーブルを削除する テーブルとセルの書式設定 テーブルの背景色を選択する テーブルの行または列を交互に違う色で表示する テーブルに画像またはスキンを挿入する テーブルまたはセルの罫線を書式設定する テーブルセルのテキストを書式設定する セルの高さと幅を設定する 書式ペインタを使って書式設定をコピーする レポートページでテーブルまたはチャートの位置を設定する テーブルとセルを重ね表示する テーブルセルを結合する テーブルを変更してクロスタブを作成 垂直または水平のテーブルにオブジェクトを追加してクロスタブを作成する 列や行を移動してクロスタブを作成する テーブル内のデータ表示の制御 空白のテーブル 行 または列の表示と非表示 重複行の集計 ヘッダとフッタの表示と非表示を切り替える 新規レポートページでテーブルを開始する クロスタブヘッダーにオブジェクト名を表示する テーブル内で改ページしないように設定する すべてのレポートページでテーブルヘッダまたはフッタを繰り返す SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 9

10 目次 テーブルのコピー テーブルをコピーする テーブルをテキストとしてコピーする 第 14 章 独立セルでのデータの表示 151 定義済みの独立セル レポートに独立セルを挿入する 独立セルをコピーする 独立セルを別のアプリケーションにテキストとしてコピーする 第 15 章 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理 155 セクションを使ったデータのグループ化 セクションによる情報のグループ化 構造表示でのセクション セクションおよびサブセクションの作成と削除 セクションのプロパティ セクションのページレイアウトを設定する ブレークの使用 ブレークの定義 ブレークとセクションの比較 ブレーク挿入時のデフォルトの並べ替え順序 ブレークを挿入する ブレークに優先順位を設定する ブレークの表示プロパティを定義する ブレークを削除する 並べ替えを使用したデータの構成 レポートに表示される結果の並べ替え 昇順または降順並べ替えを適用する 並べ替え ( カスタム ) を適用する 並べ替えの優先順位の設定方法 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

11 目次 第 16 章 チャートでのデータの表示 169 チャートの作成 Web Intelligence のチャートタイプ 棒チャート 折れ線チャート 面チャート 円チャート レーダー線 極線チャートおよび散布図 立体チャート 平面チャート チャートの追加 コピー および削除 チャートをレポートに追加する チャートをコピーする チャートの削除 チャートタイプの変更 ドラッグアンドドロップでチャートタイプを変更する 変換を使用してチャートタイプを変更する チャートの位置とサイズの設定 レポートページでテーブルまたはチャートの位置を設定する チャートまたはテーブルの相対配置を設定する チャートのサイズを変更する チャートの書式設定 チャートタイトルを挿入して書式を設定する チャートを立体表示で表示する チャートに背景色を追加する チャートの外枠罫線を変更する チャートの床面と壁面を選択して書式を設定する 軸の凡例を表示して書式を設定する チャート途中での改ページを避ける 円チャートの軸ラベルの表示する SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 11

12 目次 軸ラベルのテキスト 背景 罫線の書式を設定する 軸グリッドの表示 / 非表示を切り替える または書式を設定する チャートデータの表示と書式設定 第 17 章 数値と日付の書式設定 185 定義済み書式とカスタム書式 既定の設定 カスタム書式 第 18 章 レポートデータを選択する 193 定義済みのレポートフィルタ演算子 セクションへのフィルタの適用 レポートフィルタの種類 クエリフィルタとレポートフィルタの比較 レポートフィルタの演算子 Equal To 演算子 Not Equal To 演算子 Different From 演算子 Greater Than 演算子 Greater Than Or Equal To 演算子 Less Than 演算子 Less Than Or Equal To 演算子 Between 演算子 Not Between 演算子 In List 演算子 Not In List 演算子 Is Null 演算子 Is Not Null 演算子 レポートフィルタの作成 編集 および削除 クイックフィルタオプションを使ってレポートフィルタを作成する SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

13 目次 フィルタエディタを使用してレポートフィルタを作成する レポート内の複数のフィルタを結合する レポートフィルタを編集する レポートマップからレポートフィルタを編集する レポートフィルタを削除する 単純なレポートフィルタを作成する レポート内のフィルタを表示する 第 19 章 プロンプトへの回答 203 値を入力してプロンプトに回答する 日付を入力してプロンプトに回答する 第 20 章 入力制御を使用したデータのフィルタ処理 207 入力制御の定義 入力制御を追加する 入力制御を編集する 入力制御の依存項目を強調表示する 入力制御を配置および削除する 入力制御マップを表示させる 入力制御としてのテーブルおよびチャートの使用 テーブルまたはチャートを入力制御として定義する 入力制御を使用してデータをフィルタ処理する 第 21 章 計算 式 および変数を使用したレポート機能の強化 215 計算 式および変数 標準計算の使い方 テーブルまたはクロスタブに標準計算を挿入する 標準計算を削除する 式の使用 式ツールバー SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 13

14 目次 変数の使用 変数を式から作成する 変数エディタを使って変数を作成する 変数を編集する 変数を削除する 第 22 章 レポートデータのドリル操作 221 ドリルについて 分析範囲 分析範囲を設定する ドリルパスと階層 ドリルモードへの切り替え レポートに更に多くのレベルのデータを取り込む 分析範囲外にドリルする ドリルパスが複数ある場合にドリルパスを選択する ドリルスナップショットを作成する テーブルやセクションのディメンションのドリル ドリルダウン ドリルアップ ドリル要素 テーブルとセクションのメジャーのドリル メジャー値をドリルダウンする メジャー値をドリルアップする レポートの複数のテーブルとチャートのドリルの同期 チャートのドリル チャート軸からのディメンションのドリル チャートでのメジャーのドリル 軸の凡例のドリル フィルタを使ったドリル ドリルツールバーのフィルタ値を変更する ドリルフィルタを追加または削除する SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

15 目次 レポートとドリルフィルタの保存 プロンプトによるドリルされたレポートのデータの最新表示 クエリドリルを使用したドリル 定義済みのクエリドリル 第 23 章 複数のデータプロバイダのディメンションの結合 245 定義済みの結合ディメンション ディメンションを結合する場合 結合するディメンションの選択 結合ディメンションの例 ForceMerge 関数を使用した結合計算の実行 結合ディメンションの作成 編集 および削除 ディメンションを結合する ディメンションを自動的に結合する 結合ディメンションを編集する 結合ディメンションを削除する 結合ディメンションの影響 集計レベルが異なるデータプロバイダの同期 詳細オブジェクトおよび結合ディメンション 非互換オブジェクトおよび結合ディメンション 結合ディメンションのフィルタ 結合ディメンションのドリル 結合ディメンションから返される値の拡張 第 24 章 レポートデータの順位付け 261 データの順位付け 順位付けおよび並べ替え 同順位 パラメータの順位付け 順位の例 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 15

16 目次 順位付けとデータの順序 順位付けのワークフロー 順位を作成する 順位付けの例 第 25 章 アラータを使用した結果の強調表示 273 定義済みアラータ サブアラータ アラータの追加 編集 複写 優先順位の設定 有効化 アラータを作成する アラータの書式を設定する 式を使った高度なアラータの作成 第 26 章 データの変更の追跡 279 データの変化の追跡 データ変更の種類 データ追跡モード 自動データ追跡モード 手動データ追跡モード データ追跡を有効にする 参照データを変更する 変更データの取得 変更されたデータの表示 / 非表示を切り替える 変更データの外観の設定 ブロックでの変更データの表示 結合ディメンションのあるレポートでの変更データの表示 セクションでの変更データの表示 ブレークのあるブロックでの変更データの表示 チャートでの変更データの表示 データ追跡の制限 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

17 目次 データ追跡とドリル データ追跡と起動時に最新表示 式言語を使った変更データの追跡 RefValue 関数 RefValueDate 関数 RefValue 関数を使った式の構築 変更データと計算コンテキスト 第 27 章 他の Web アプリケーションとの Web Intelligence コンテンツの共有 295 Web サービスとしての Web Intelligence コンテンツの公開 レポートブロックを Web サービスとして公開する 重複コンテンツを特定する Web サービスを定義する プロンプトを公開する Web サービスを保存して公開する Web Intelligence レポートの BI OnDemand への公開 新しい Web Intelligence レポートの BI OnDemand への公開 既存の Web Intelligence レポートの BI OnDemand への公開 BI OnDemand からの Web Intelligence レポートのインポート 公開された Web Intelligence コンテンツの参照と管理 公開されたコンテンツを参照および管理する 公開されたコンテンツをテストする QaaWS (Query as a Web Service) クエリのインポートと変換 QaaWS クエリを公開する BI サービスの構造 GetReportBlock_blockname Drill_blockname BI サービス出力パラメータ BI データが返すデータのサンプル BI サービス WSDL 定義 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 17

18 目次 第 28 章 他のドキュメントへのリンク 333 他のドキュメントへのリンク ハイパーリンクとして定義済みのセルテキスト セルに関連付けられているハイパーリンク CMS の別のドキュメントへのリンク ハイパーリンクの使用 ハイパーリンクから他のドキュメントへリンクする ハイパーリンクを編集する ハイパーリンクを削除する ハイパーリンクの色の設定 第 29 章 ドキュメントでの作業 345 InfoView で Web Intelligence ドキュメントを作成する InfoView で Web Intelligence ドキュメントを開く InfoView から Web Intelligence ドキュメントを削除する ドキュメントの保存 新しい Web Intelligence ドキュメントを InfoView に保存する Web Intelligence ドキュメントを Excel スプレッドシートとして保存する Web Intelligence ドキュメントを PDF として保存する Web Intelligenceドキュメントを CSV ファイルとして保存する Web Intelligence ドキュメントをテキストファイルとして保存する 自動保存と自動リカバリ Web Intelligenceドキュメントの印刷 ドキュメントを印刷する ドキュメントプロパティの編集 ドキュメントプロパティを表示する ドキュメントからのデータの消去 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

19 目次 付録 A より詳しい情報 357 索引 361 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 19

20

21 Web Intelligence について 1

22 Web Intelligence について 1 Web Intelligence が Web 上でビジネスインテリジェンスを実行する仕組み Web Intelligence が Web 上でビジネスインテリジェンスを実行する仕組み Web Intelligence を使用すると ビジネスユーザーは セキュリティで保護されたイントラネットやエクストラネット上 または Web 上の会社用データを基にしたレポートを 使いやすい対話型で柔軟性のあるユーザーインターフェイスを通して作成および分析できます Web Intelligence ソフトウェアは 管理者によって職場のネットワーク上にある Web サーバーにインストールされます ローカルコンピュータから Web Intelligence にアクセスするには インターネットブラウザを使ってビジネスインテリジェンスポータルである InfoView にログインします ログイン後は 取得しているセキュリティプロファイルに応じて 会社用ドキュメントに保存されているレポートの対話型モードでの表示や編集 Web Intelligence レポートパネルを使ったドキュメントの作成などが可能となります Web Intelligence がオフラインでビジネスインテリジェンスを実行する仕組み Web Intelligence は Web Intelligence リッチクライアントとしてオフラインで使用できます Web Intelligence リッチクライアントは Java レポートパネルと同じように コンピュータにインストールできるスタンドアロンの Microsoft Windows アプリケーションです Web Intelligence リッチクライアントを使用すると CMS に接続できない場合 サーバーではなくローカルで計算を実行する場合 および CMS またはアプリケーションサーバーをインストールせずに Web Intelligence ドキュメントを使用する場合に Web Intelligence (WID) ドキュメントを継続して使用することができます Web Intelligence リッチクライアントは CMS に接続している場合でも使用できます Web Intelligence レポートの対話型モードでの表示 取得しているセキュリティプロファイル および使用環境への Web Intelligence の導入形態に応じて レポートのデータを表示 分析 拡張および編集することができます 22 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

23 Web Intelligence について Web Intelligence レポートの対話型モードでの表示 1 Web Intelligence レポートの表示と印刷 ビジネスインテリジェンスポータルである InfoView にログインした後は Web Intelligence ドキュメントにアクセスしてレポートを表示することができます 画面上にあるナビゲーションボタンとドキュメントマップにより セクションからセクション レポートからレポートへと簡単に移動することができます 同一のレポートを使用しながら 必要なデータのみを表示するようプロンプトで指定すると そのドキュメントを開いた各ユーザーのニーズに合わせた情報のみをカスタマイズして表示することができます レポートを印刷すると Web Intelligence ではレポートのコピーが最適な印刷品質となるように PDF 形式で自動生成されます レポートの印刷は PDF にエクスポートせずに Web Intelligence Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントから直接行うことができます Web Intelligence レポートのドリル Web Intelligence レポートをドリルすることにより 表示されている結果の裏側にあるより詳細なデータを分析することができます 表示しているレポートをドリル可能なレポートに変更するか 元のレポートの複製をドリルすることで ドリル分析前のバージョンの結果を保持することができます ドリルによって必要な情報に辿り着いたら その状態のレポートのスナップショットを保存して他の Web Intelligence ユーザーとその分析結果を共有したり ドキュメントを Excel または PDF 形式で保存して社外のユーザーに電子メールで送信したり 印刷したりできます オンレポート分析の実行 Web Intelligence レポートを対話型表示形式で表示すると レポートを拡張し レポートに含まれるデータを微調整して 最も興味のある情報を必要に応じて強調表示できます オンレポート分析は次のようなユーザーを対象に設計されています クエリーを作成後 レポートを作成したいユーザー 他の人によって作成されたレポートを操作する必要のあるレポート使用者 オンレポート分析では以下が可能です SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 23

24 Web Intelligence について 1 Web Intelligence ドキュメントの作成と編集 レポートの裏側のデータを理解し レポートの構造やフィルタの適用方法を確認するための ドキュメントメタデータの表示 結果のフィルタと並べ替え 新しいテーブルとチャートの追加 式の追加と変数の作成 チャートとテーブルのレイアウトの書式設定と変更 他のデータをチャートとテーブルを追加することによるスライスアンドダイス結果 注管理者が JSP モードで Web Intelligence をデプロイした場合にのみ 対話型表示形式による Web Intelligence レポートのオンレポート分析を利用することができます Web Intelligence ドキュメントの作成と編集 Web Intelligence ドキュメントの作成または編集には Web Intelligence HTML レポートパネル Web Intelligence クエリー - HTML Web Intelligence の対話型モード Web Intelligence Java レポートパネル および Web Intelligence リッチクライアントを使用できます Web Intelligence クエリー - HTML 基本的な HTML 環境でのクエリーの作成を必要とするユーザーを対象として開発された Web Intelligence クエリー - HTML により 複数のデータソースにドキュメントのデータコンテンツを定義できます クエリー - HTML では 新規ドキュメントを作成したり Web Intelligence ツールを使って作成したドキュメントに含まれているクエリーを編集したりすることが可能です クエリー - HTML は オンレポート分析と共に使用することで 基本的な HTML 環境でのクエリーの作成と強力なレポートの設計を可能にする 高度なソリューションを提供します クエリーを実行して標準レポートを生成すると Web Intelligence オンレポート分析機能を利用して 複数のレポートの書式設定 式の追加 および変数の作成を行うことができます 注管理者が JSP モードで Web Intelligence をデプロイした場合にのみ 対話型表示形式の Web Intelligence クエリー - HTML とオンレポート分析を利用できます 24 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

25 Web Intelligence について Web Intelligence ドキュメントの作成と編集 1 Web Intelligence Java レポートパネル Java レポートパネルは レポートのレイアウトの設計および式や変数の定義に より柔軟性を必要とするユーザーを対象に設計されています グラフィカルな式エディタでは ドラッグアンドドロップを使用して迅速に式を作成できます 注 Web Intelligence Java レポートパネルは 管理者が Web Intelligence を ASP モードまたは JSP モードで導入した場合に使用できます Web Intelligence リッチクライアント Web Intelligence リッチクライアントは ローカルにインストールされる Microsoft Windows アプリケーションで ローカルまたは CMS に格納されている Web Intelligence(WID) ドキュメントを処理できます CMS に接続しないで作業する場合は CMS でセキュリティ保護されているドキュメントまたは保護されていないドキュメントをローカルマシンで処理できます Web Intelligence リッチクライアントは Web Intelligence Java レポートパネルに基づいているため Java レポートパネルと同じドキュメントの作成 編集 書式設定 印刷および保存機能を備えています Web Intelligence リッチクライアントを使用して WID ドキュメントを処理するのは次のような場合です Web Intelligence ドキュメントを処理する必要があるが CMS に接続できない場合 ( 旅行中など ) 計算のパフォーマンスを向上させる場合 Web Intelligence リッチクライアントではサーバーではなくローカルで計算を実行し サーバー計算よりもローカル計算の方がパフォーマンスが向上します CMS またはアプリケーションサーバーをインストールせずに Web Intelligence ドキュメントを処理する場合 Web Intelligence HTML レポートパネル HTML レポートパネルは 基本レポートを作成する必要があるユーザーのために設計されているので クエリーおよびレポート機能をシンプルなウィザード形式のインター SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 25

26 Web Intelligence について 1 Web Intelligence ドキュメントの作成と編集 フェイスで提供します 各ドキュメントは単一のデータソースを元に作成されており 異なるサブセット情報を表示するレポートを複数含めることができます さらに HTML レポートパネルは米国リハビリテーション法 508 条に準拠しているので 特化されたデプロイメント用にカスタマイズできます 注 Web Intelligence HTML レポートパネルは 管理者が Web Intelligence を JSP モードでデプロイした場合にのみ利用できます 26 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

27 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス 2

28 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス 2 InfoView にログインする Web Intelligence レポートへのアクセス およびグローバル Web Intelligence オプションの設定は 企業のビジネスインテリジェンスポータルである InfoView で行います InfoView にログインする InfoView および Web Intelligence を使用するには 次の情報が必要です InfoView サーバーの URL InfoView サーバー名とポート番号 ログイン名とパスワード 利用可能な InfoView リソースを制御する認証情報 ユーザー名とパスワードが分からない場合は 管理者に詳細をお問合せください 注デフォルトでは InfoView ログインページに InfoView サーバー名と認証方法は表示されません 管理者がこれらのオプションを表示するように設定している場合に限り この情報を入力する必要があります Web Intelligence にアクセスするには Web ブラウザを使用して企業のビジネスインテリジェンスポータルである InfoView にログインします InfoView にアクセスしたら Web Intelligence レポートを分析および拡張できます 1 Web ブラウザを起動します 2 ブラウザで InfoView のブックマーク または URL を指定します InfoView のログインページが表示されます 3 [ システム ] ボックスが空白の場合は InfoView サーバーの名前を入力し その後にコロン (:) に続けてポート番号を入力します 4 [ ユーザー名 ] ボックスにユーザー名を入力します 5 [ パスワード ] ボックスにパスワードを入力します 6 [ 認証 ] ボックスで 管理者から指定されている認証を選択します 7 [ ログオン ] をクリックします InfoView ホームページが表示されます InfoView からログアウトする InfoView または Web Intelligence での作業が終了したら 単にブラウザを閉じずに 必ずログアウトしてください 28 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

29 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス Web Intelligence InfoView のオプション 2 InfoView からログアウトすると InfoView セッション中に変更したすべての設定が確実に保存されます 管理者は特定の時間にログインしたユーザー数を把握して InfoView および Web Intelligence のパフォーマンスを最適化できます [ ログアウト ] をクリックします ログインページが表示されます これで InfoView からのログアウトが完了しました Web Intelligence InfoView のオプション Web Intelligence ドキュメント作成と表示のオプション Web Intelligence を使用して ドキュメントの作成方法 表示方法 対話方法を設定する Web Intelligence オプションを設定できます ドキュメントは ドキュメントデータを取得するためのクエリーを作成するクエリーエディタを使用して作成します クエリーによってデータがドキュメントに返されると このデータを表示し 対話することができます ドキュメントの作成オプション 説明 Java レポートパネル Java アプレットを使用してドキュメントを作成してから Web ブラウザで起動します 詳細設定 Java レポートパネルは クエリーの作成 レポートの編集 データ分析を行う統合された環境です ドキュメント作成オプションとして [ 詳細設定 ] を選択した場合 クエリーによって返されるデータの操作用 Java レポートパネルも使用します [ デフォルトの表示形式を選択 ] オプションは無視されます Java レポートパネルでは Web Intelli gence クエリーの作成 レポートの編集 データ分析を行う環境をすべて備えた充実した機能が提供されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 29

30 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス 2 Web Intelligence InfoView のオプション ドキュメントの作成オプション 対話型 説明 クエリー - HTML および HTML ベースのクエリーエディタを使用してクエリーを作成します デスクトップ Web ブラウザの外で実行するスタンドアロンバージョンの Java レポートパネルである Web Intelligence リッチクライアントを使用して クエリーの作成 レポートの編集 およびデータの分析を行います Web アクセシビリティ リハビリテーション法第 508 条対応のクエリーおよびレポート構築環境である HTML レポートパネルを使用してレポートを構築することができます 既存の Web Intelligence ドキュメント またはクエリーエディタを使用して作成したドキュメントは 次の表示形式を使用して表示し 対話することができます 表示形式 説明 Web レポートを開く プロンプトへの応答 レポートのナビゲート ドリル分析の実行には Web(HTML) 形式を使用します 30 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

31 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス Web Intelligence InfoView のオプション 2 表示形式 説明 フィルタ 並べ替え 計算の適用 書式の変更 テーブルやチャートの表示データの変更 ドリル分析の実行には 対話型形式を使用します クエリー - HTML を使用してクエリーを定義し これらのクエリーに基づいてレポートを書式設定して 式と変数を追加する場合は 対話型形式を使用します 対話型 対話型形式とクエリー HTML の併用は 純粋な HTML 環境では Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントとほぼ同等の機能をもたらします また 対話型形式を使用して HTML レポートパネルから生成されたレポートを照会および処理することもできます 純粋なクエリー構築環境であるクエリー - HTML とは異なり HTML レポートパネルではこれを使用してレポートを定義することもできます クエリーの実行後 対話型形式を使用するか HTML レポートパネルに戻り レポートの処理を続行することができます 対話型表示形式は 管理者が JSP モードで Web Intelligence をデプロイした場合にのみ利用できます PDF 静的レポートを表示する場合は PDF モードを使用します Web Intelligence クエリーエディタを選択する 1 InfoView ツールバーの [ 基本設定 ] ボタンをクリックします 2 [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックして Web Intelligence のオプションを表示します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 31

32 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス 2 Web Intelligence InfoView のオプション 3 [ デフォルトの作成 / 編集ツールの選択 ] でクエリーエディタを選択します 4 [OK] をクリックします Web Intelligence の表示形式を選択する レポートに表示する情報の使用方法に応じて Web Intelligence ドキュメントのさまざまな表示形式を選択できます Web Intelligence 表示オプションは InfoView で選択します 表示オプションを変更した場合 変更した設定は次に Web Intelligence ドキュメントを開いたときに有効となります 1 InfoView ツールバーの [ 基本設定 ] ボタンをクリックします 2 [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックして Web Intelligence のオプションを表示します 3 [ 表示形式を選択 ] セクションで 表示形式を選択します 新しいドキュメントに使用するデフォルトのユニバースを選択する 1 InfoView ツールバーの [ 基本設定 ] をクリックします 2 [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックして Web Intelligence のオプションを表示します 3 [ デフォルトのユニバースを選択 ] で [ 参照 ] をクリックし デフォルトとして選択するユニバースを参照します InfoView の最新表示オプション SAP BusinessObjects XI 3.1 SP3 では テキスト Excel ファイル およびカスタムデータプロバイダプラグインのようなカスタムデータソースから作成した Web Intelligece ドキュメントの最新表示が InfoView でサポートされています 注最新表示オプションが使用できるのは Windows オペレーティングシステムだけです テキストまたは Excel ファイルを最新表示するには RefreshOnServer レジストリを次の値に設定します サーバーでの最新表示を無効にするには RefreshOnServer = NO または Disable に設定します サーバーでの最新表示を有効にするには RefreshOnServer = YES または ENABLE に設定します デフォルトでは YES または Enable に設定されています 32 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

33 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス Web Intelligence InfoView のオプション 2 Windows サーバーでのみ最新表示を有効にするには RefreshOnServer = ALLOW_USE_WINDOWS_SHARE と設定します レジストリのパスは [HKEY_LOCAL_MACHINE] > [SOFTWARE] > [Business Objects] > [Suite 12.0] > [Default] > [Web Intelligence] > [ Calculator] > [PDP] です InfoView からドキュメントを最新表示する前に 次の点に注意してください 1 カスタムデータプロバイダが BOE サーバーにあり クラスタ化されている場合 各クラスタにおいて カスタムデータプロバイダの同じコピーで最新表示を実行する必要があります 2 ブロッカーの問題があり 元のソースの場所からファイルがアクセスできない場合 フィールドを各サーバーのデフォルトの場所に配置する必要があります デフォルトのサーバーパスは < インストールディレクトリ >Business Objects\PersonalDPFilessymantec です レジストリの Server_Path の値を変更することで このパスを変更することができます 3 Server Intelligence Agent(SIA) は ネットワークドメインで有効なユーザー認証によって管理する必要があります 通常 SIA はローカルシステムアカウントを使用して管理しますが このプラクティスではサーバーにカスタムデータプロバイダをデプロイしている場合はお勧めしません 4 一般的な Web サービスを基にしたドキュメントを最新表示するために <Installdir>\javasdk\jre\lib にある net.properties ファイルを次の行で更新します http.proxyhost=bluecoat-proxy http.proxyport=8080 http.nonproxyhosts=localhost ここで proxyhost はプロキシサーバー名 ( たとえば proxy.mydomain.com) proxyport は使用するポート番号 ( デフォルト値は 80) nonproxyhosts は プロキシサーバーを無視して直接アクセスされる必要があるホスト名一覧で で区切られています ( デフォルト値は localhost および ) 注.pac ファイルはサポートされていないため URL のプロキシ設定にプロキシサーバーを明示的に設定する必要があります SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 33

34 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス 2 Web Intelligence InfoView のオプション Web Intelligence ドリルオプションを設定する レポートをドリルすることでテーブル チャートまたはセクションに表示されているデータを掘り下げ 要約された結果に隠れている詳細な内容を発見できます ドリルセッションを始める前に InfoView でドリルオプションを設定して ドリルを実行するたびにレポートをどのように変更するかを指定します 1 InfoView ツールバーの [ 基本設定 ] をクリックします 2 [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックして Web Intelligence のオプションを表示します 3 [ ドリルオプション ] でドリルオプションを選択し [ ドリルセッションの開始 ] を選択します ドリルツールバーオプションの非表示 レポートに表示されている値をドリルするときに ドリルツールバーが表示され ドリルした値が表示されます このツールバーに表示される値によって ドリルしたレポートに表示される結果にフィルタが適用されます たとえば 2001 年をドリルすると ドリルしたテーブルに表示される結果は 2001 年の第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 および第 4 四半期になります これは ドリルする四半期ごとの値が 2001 でフィルタされることを意味します 注ドリルしたレポートに複数のクエリからのディメンションが含まれている場合 フィルタの値にカーソルを置くとツールヒントが表示されます ツールヒントには クエリ名と値のディメンションが表示されます ドリルツールバーを使って同じレベルで別の値を選択し 別の結果を表示することができます たとえば 上の図のドリルツールバーを使って 2002 を選択すると 2002 年の第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 および第 4 四半期の結果がドリルしたテーブルに表示されます ドリルモードの開始時にドリルツールバーを表示しないよう設定することもできます ドリルツールバーは ドリルセッション中にフィルタを選択する場合にのみ使用できます ドリルでさらにデータオプションが必要な場合のプロンプトの表示 Web Intelligence レポートに表示される値をドリルする際 ドキュメントの分析範囲に含まれていない上位または下位レベルの情報にドリルアップまたはドリルダウンするこ 34 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

35 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス Web Intelligence InfoView のオプション 2 とが必要な場合があります そのような場合は Web Intelligence は新しいクエリーを実行して データソースから追加のデータを取得する必要があります 大量のデータに対するクエリーは多くの時間を必要としますので 新規クエリーが必要な場合にはプロンプトを表示させることができます このプロンプトメッセージは 追加クエリを実行するかどうかを問い合わせます また 新規クエリに含めた追加ディメンションにこのプロンプトでフィルタを適用することもできます これによりクエリのサイズを制限し 分析に必要なデータだけを取得することができます ドリルセッション時に分析範囲外にドリルを実行するには 管理者がその権限を認めている必要があります [ レポートのブロックのドリルを同期化 ] オプション [ レポートのブロックのドリルを同期化 ] オプションを選択すると すべてのブロックの表示がドリルアクションと一致するようになります たとえば 年 から 四半期 へとブロックをドリルダウンし レポートにも年単位のデータを表示するチャートが含まれている場合 チャートが四半期単位のデータを表示するようになります このオプションを指定しない場合 ドリルアクションに対してドリルされたブロックのみが変更されます [ ドリルセッションの開始 ] オプション [ ドリルセッションの開始 ] オプションは ドリルモードの開始時の Web Intelligence の動作方法を制御します [ 既存のレポートでドリルセッションを開始 ] オプション [ 既存のレポートでドリルセッションを開始 ] を選択すると ドリルモードの開始時に現在のレポートがドリル可能になります ドリルモードを終了すると レポートにはドリルした値が表示されます [ レポートのコピーでドリルセッションを開始 ] オプション [ レポートのコピーでドリルを開始 ] を選択すると ドリルモードの開始時に現在のレポートのコピーが作成され そのコピーでドリル操作を行います この場合 元のレポートの結果と ドリル分析の結果を比較できます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 35

36 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス 2 Web Intelligence InfoView のオプション Web Intelligence のロケールオプション ロケールは Web Intelligence のインターフェイス ( メニュー項目やボタンテキストなど ) およびデータ ( 日付や数値の書式設定など ) の表示方法を決定します Web Intelligence には 以下の 3 つのロケールがあります ロケール製品ロケールドキュメントのロケール優先表示ロケール 説明 Web Intelligence インターフェイスの表示に使用されるロケール 現在ドキュメントに含まれるデータのロケール ドキュメントデータの表示に関するユーザーの優先ロケール InfoView の設定によって ドキュメントのロケールと優先表示ロケールが相互に作用してドキュメントデータを表示する方法が決定されます 関連項目 38 ページの ドキュメントとロケールを永続的に関連付ける 製品ロケール 製品ロケールを設定する 製品ロケールは Web Intelligence のインターフェイス ( メニュー項目やボタンテキストなど ) の表示に使用されるロケールです 注 GetLocale 関数は 製品ロケールを返します 1 InfoView メインツールバーの [ 基本設定 ] をクリックします 2 [ 全般 ] をクリックして一般的なオプションを表示します 3 [ 製品ロケール ] 一覧から製品ロケールを選択します 36 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

37 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス Web Intelligence InfoView のオプション 2 ドキュメントのロケール ドキュメントのロケールは ドキュメント内のデータの書式設定を行います たとえば ドキュメントのロケールによって Web Intelligence の日付および数値の表示方法が決定されます InfoView の Web Intelligence 設定で [ データの書式設定に現在の優先表示ロケールを使用 ] が設定されており ユーザーの優先表示ロケールが優先されるよう指定されている場合 ユーザーがドキュメントを開いた時に Web Intelligence がドキュメントのロケールを優先表示ロケールに設定します ユーザーがドキュメントを保存すると Web Intelligence はドキュメントとともにこのドキュメントのロケールを保存します Web Intelligence 設定でユーザーの優先表示ロケールが優先されるよう指定されていない場合 Web Intelligence はドキュメントとともに保存されているドキュメントのロケールに従ってデータの書式設定を行います ユーザーがドキュメントを作成すると InfoView の Web Intelligence 設定でユーザーの優先表示ロケールが優先されるよう指定されているかどうかに関係なく Web Intelligence は常にユーザーの優先表示ロケールをドキュメントの初期ロケールとして割り当てます ユーザーは [ 地域の永続的な書式設定 ] オプションを選択した状態でドキュメントを保存することにより 現在のドキュメントのロケールを永続的にドキュメントに関連付けることができます このオプションを選択した状態でドキュメントが保存されると Web Intelligence は InfoView 設定を無視し 常に保存されたドキュメントのロケールを使用してドキュメントデータの書式設定を行います これは [ 地域の永続的な書式設定 ] オプションを選択したユーザーだけではなく すべてのユーザーに当てはまります 注 GetContentLocale 関数は ドキュメントのロケールを返します 関連項目 38 ページの ドキュメントとロケールを永続的に関連付ける ドキュメントのロケールを設定する 1 [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックして Web Intelligence のオプションを表示します 2 [ ドキュメントの表示 ] の [ データの書式設定にドキュメントロケールを使用 ] をクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 37

38 InfoView からの Web Intelligence へのアクセス 2 Web Intelligence InfoView のオプション 優先表示ロケール 優先表示ロケールは ドキュメントデータの表示に使用されるユーザーの優先ロケールです InfoView 設定で優先表示ロケールが優先されるよう指定されると ドキュメントのロケールがユーザーの優先表示ロケールになります 注 GetPreferredViewingLocale 関数は 優先表示ロケールを返します GetLocalized 関数も 翻訳された文字列の表示に優先表示ロケールを使用します 優先表示ロケールを設定する 1 InfoView メインツールバーの [ 基本設定 ] をクリックします 2 [ 全般 ] をクリックして一般的なオプションを表示します 3 [ 優先表示ロケール ] 一覧から優先表示ロケールを選択します 4 [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックして Web Intelligence のオプションを表示します 5 優先表示ロケールを使用してデータを書式設定する場合 [ ドキュメントの表示 ] の [ データの書式設定に現在の優先表示ロケールを使用 ] をクリックします ドキュメントとロケールを永続的に関連付ける 1 Web Intelligence Interactive で メニューから [ ドキュメント ] > [ プロパティ ] を選択して [ ドキュメントプロパティ ] ダイアログボックスを表示させ [ 地域の永続的な書式設定 ] を選択します 2 Web Intelligence Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントで レポートの空白領域を右クリックし [ ドキュメントのプロパティ ] を選択して [ ドキュメントのプロパティ ] 枠を表示させ 枠の [ ドキュメントのオプション ] セクションで [ 地域の永続的な書式設定 ] を選択します 3 ドキュメントを保存します 現在のドキュメントのロケールが ドキュメントに永続的に関連付けられます 38 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

39 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3

40 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3 InfoView から Web Intelligence リッチクライアントをインストールする InfoView から Web Intelligence リッチクライアントをインストールする 1 InfoView にログインします 2 InfoView 画面の右上にある [ 基本設定 ] をクリックします 3 画面を下方向にスクロールし [Web Intelligence の設定 ] をクリックします 4 [ デフォルトの作成 / 編集ツールの選択 ] セクションで [ デスクトップ (Web Intelligence リッチクライアントが必要 )] をクリックします 5 [InfoView] 画面の左上にある [ ドキュメント一覧 ] をクリックします 6 [ 新規 ] > [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックするか 編集する既存のドキュメントを選択します Web Intelligence リッチクライアントがコンピュータにインストールおよび起動され ドキュメントの作成が可能になります 注 InfoView から Web Intelligence リッチクライアントをインストールした場合 Web Intelligence リッチクライアントオンラインヘルプシステムはローカルコンピュータにインストールされません 接続モードで作業する場合 Web Intelligence リッチクライアントは サーバーに保存されたヘルプページを表示します オフラインまたはスタンドアロンモードで作業する場合 ヘルプページは使用できません 関連項目 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード Business Objects Enterprise CD から Web Intelligence リッチクライアントをインストールする 詳しいインストールの方法については Business Objects Enterprise XI 3.1 インストールガイド を参照してください Web Intelligence リッチクライアントの作業モード Web Intelligence リッチクライアントでは 接続 オフライン またはスタンドアロンの 3 とおりの作業モードを使用できます 40 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

41 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 Web Intelligence リッチクライアントの作業モード 3 Web Intelligence リッチクライアント接続モード 接続モードでは Web Intelligence リッチクライアントは CMS に接続されます CMS 上のドキュメント あるいはセキュリティで保護された または保護されていないローカルドキュメントを処理できます CMS のセキュリティ権限に応じて以下の操作を実行できます CMS からドキュメントをインポートする CMS からユニバースをインポートする ローカルドキュメントを開く ドキュメントを作成する ドキュメントを編集する ドキュメントを最新表示する ドキュメントをローカルで保存する ドキュメントを CMS にエクスポートする 接続モードのセキュリティ Web Intelligence ドキュメントを接続モードで使用する場合 お使いのユーザーアカウントのセキュリティ権限が CMS に適用されます 接続モードでの CMS への接続 Web Intelligence リッチクライアントには 2 とおりの起動方法があり CMS への接続方法が異なります InfoView から起動する場合 Web Intelligence リッチクライアントは同じ InfoView セッション内で CMS に接続するので ログインする必要はありません CMS との通信は HTTP 経由でアプリケーションサーバーに送信され アプリケーションサーバーから CMS およびリポジトリへ呼び出しが再ルーティングされます ローカルミドルウェアは必要ありません Windows の [ スタート ] メニューから Web Intelligence リッチクライアントにログインするか Web Intelligence ドキュメントをダブルクリックしてローカルで起動した場合は Enterprise SDK の OCA/CORBA フレームワーク経由または前述した HTTP 経由で Web Intelligence リッチクライアントから CMS にクライアント / サーバーモードで接続できます クライアント / サーバーモードで接続する場合は 適切なデータベースミドルウェアがローカルマシン上に必要です HTTP 経由で起動するには 先に Infoview から Web Intelligence リッチクライアントを起動する必要があります また システム名には (J2EE Portal) が含まれます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 41

42 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3 Web Intelligence リッチクライアントの作業モード 関連項目 49 ページの 接続済みモードの Web Intelligence リッチクライアントをローカルで起動する 48 ページの Web Intelligence リッチクライアントを Info View から接続済みモードで起動する Web Intelligence リッチクライアントオフラインモード オフラインモードでは Web Intelligence リッチクライアントは CMS に接続されていませんが CMS のセキュリティが適用されます ログイン時に選択した CMS で保護されたローカルドキュメントおよびユニバース または保護されていないローカルドキュメントおよびユニバースを使用できます 次の設定ができます ローカルドキュメントを開く ドキュメントを作成する ( ローカルユニバースとローカル接続が必要 ) ドキュメントを編集する ドキュメントを最新表示する ( ローカルユニバースとローカル接続が必要 ) ドキュメントをローカルで保存する オフラインモードでは CMS との間でドキュメントのインポートまたはエクスポートはできません オフラインモードのセキュリティ 接続モードで CMS に接続すると その CMS のセキュリティ権限がコンピュータにダウンロードされます CMS からダウンロードされた各ドキュメントおよびユニバースには ドキュメントへのアクセス権を持つグループとユーザーを示すアクセスコントロール一覧が格納されています オフラインモードの Web Intelligence リッチクライアントは ドキュメントまたはユニバースのアクセス権を ローカルに保存されたセキュリティファイルと照合し CMS セキュリティを適用します たとえば ドキュメントを CMS からローカルマシンにダウンロードした場合 ダウンロード元の CMS でドキュメントを開く権限を持っていないと そのドキュメントをローカルマシンで開くことはできません 注 CMS でセキュリティ保護されたドキュメントまたはユニバースをオフラインモードで処理する前に 少なくとも 1 度は接続モードで CMS に接続しておく必要があります そうすることで Web Intelligence リッチクライアントは CMS のセキュリティ情報をローカルマシンにダウンロードし ログインページの [ システム ] 一覧の選択肢として CMS を表示することができます その後は Web Intelligence リッチクライアントがローカルファイルの CMS セキュリティ情報を読み込むので CMS に接続しなくてもオフラインモードでログインできます 42 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

43 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 Web Intelligence リッチクライアントのユーザー設定 3 テクニカルノート オフラインモードでドキュメントを作成または最新表示するには Web Intelligence リッチクライアントと同じマシンに適切なユニバースとデータベースミドルウェアがインストールされている必要があります インストールされていない場合 適切なセキュリティ権限を所持していれば ドキュメントをローカルで開く 編集する 保存することは可能です CMS のセキュリティ情報は マイドキュメントフォルダの My Business Objects Documents の下の LocData フォルダにあるローカルセキュリティ情報ファイル ( 拡張子 LSI) に保存されます 1 台のコンピュータに複数の CMS の LSI ファイルを保存できます Web Intelligence リッチクライアントスタンドアロンモード スタンドアロンモードの Web Intelligence リッチクライアントは CMS に接続されておらず セキュリティも適用されません 保護されていないローカルドキュメントおよびユニバースのみ使用できます 次の設定ができます ドキュメントを開く ドキュメントを作成する ドキュメントを編集する ドキュメントを最新表示する ドキュメントをローカルで保存する CMS との間でドキュメントのインポートまたはエクスポートはできません 保護されていないローカルユニバースで保護されていないローカルドキュメントを作成および最新表示するために必要なミドルウェアが Web Intelligence リッチクライアントとともにコンピュータにインストールされている必要があります Web Intelligence リッチクライアントのユーザー設定 1 [ ツール ] > [ オプション ] を選択します [ 基本設定 ] ダイアログボックスが表示されます 2 以下のタブのいずれかをクリックします [ 一般設定 ]: 一般設定に使用します [ 表示 ]: ドキュメントの表示を設定します [ ロケール ]: インターフェイスおよび書式ロケールとその使用方法を設定します [ ドリル ]: ドキュメントドリルを設定します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 43

44 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3 Web Intelligence リッチクライアントのユーザー設定 3 設定を行ない [OK] をクリックします 設定が適用されます これらの設定は BusinessObjects Enterprise 12.0 インストールフォルダの LocData フォルダにあるファイルに保存されます Web Intelligence リッチクライアントの一般設定 Web Intelligence リッチクライアントの一般設定を行うには [ ツール ] > [ オプション ] をクリックし [ 設定 ] ボックスの [ 一般設定 ] タブをクリックします 一般設定 [ 一般設定 ] セクションでは Web Intelligence リッチクライアントが起動されるたびにクイックデザインウィザードを表示するかどうかを選択します クイックデザインウィザードでは 最近使用されたユニバースの一覧から選択したり データソースをさらに参照して新規ドキュメントを作成することができます デフォルトのユニバースの選択 このセクションでは 新規ドキュメントに対してデフォルトのユニバースを選択するかどうかを選択します 新規ドキュメントを作成する際 [ ユニバース ] ダイアログボックスではデフォルトのユニバースがあらかじめ選択されています ドキュメントを作成する場合は デフォルトのユニバースを使用するか あるいは別のユニバースを選択することができます [ デフォルトのユニバースなし ] を選択すると [ ユニバース ] ダイアログボックスを開いたとき 一覧のユニバースは選択されていません ドキュメントの作成時に ユニバースを選択する必要があります もうひとつの選択肢を指定すると デフォルトユニバースの名前が表示され デフォルトユニバースが選択されていない場合は [ なし ] が表示されます デフォルトユニバースを選択するには [ 参照 ] をクリックしてユニバースを参照し 選択します デフォルトフォルダの選択 このセクションでは ユーザードキュメント ユニバース ヘルプファイルを保存するフォルダを選択します デフォルトの場所を変更するには [ 参照 ] をクリックしてフォルダを参照し 選択します 注 Web Intelligence リッチクライアントが InfoView からダウンロードおよびインストールされた場合 ヘルプファイルはローカルにインストールされていません ただし InfoView サーバーにはインストールされています 自社の Business Objects 管理 44 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

45 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 Web Intelligence リッチクライアントのユーザー設定 3 者にサーバーのヘルプファイルの URL を確認し ここに入力してヘルプを入手してください Microsoft Excel 形式の選択 このセクションでは ドキュメントを Microsoft Excel 形式で保存する場合に使用する書式設定を選択します [Excel ドキュメント内で容易なデータ処理の優先順位をつける ]: データ処理の効率性を重視して Excel ドキュメントが書式設定されます [ ドキュメント内でレポート形式の優先順位をつける ]: 読みやすさを重視して Excel ドキュメントが書式設定されます Web Intelligence リッチクライアントの表示設定 Web Intelligence リッチクライアントの一般設定を行うには [ ツール ] > [ オプション ] をクリックし [ 設定 ] ボックスの [ 表示 ] タブをクリックします 一般設定 このセクションでは レポート表示の測定単位 ( ピクセル インチ またはセンチメートル ) を設定します グリッド このセクションでは グリッドオプションを設定します [ グリッドの表示 ]: このオプションを選択すると ページ要素の配置設定に役立つグリッドが表示されます [ グリッドに配置 ]: このオプションを選択すると ページ要素がグリッドに配置され 正確な位置変更が可能にになります [ グリッドの余白 ]: グリッドの線の間隔を定義します Web Intelligence リッチクライアントのロケールの設定 Web Intelligence リッチクライアントのロケールを設定するには [ ツール ] > [ オプション ] をクリックし [ ロケール ] タブをクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 45

46 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3 Web Intelligence リッチクライアントのユーザー設定 ロケール このセクションでは インターフェイスおよび書式設定ロケールを設定します ロケールとは 言語と地域の組み合わせです [ インターフェイスのロケールの選択 ]: アプリケーションインターフェイス言語の設定に使用できるロケールを選択します この設定を変更した場合 その変更内容を反映させるには Web Intelligence リッチクライアントを再起動する必要があります [ 書式ロケールの選択 ]: ロケール固有の書式設定 ( 日付 時間の書式など ) に使用できるロケールを選択します この設定を変更した場合 新しい書式ロケールを適用するには 開いているドキュメントを閉じ 再度開く必要があります ドキュメントの表示 このセクションでは 書式ロケールの設定方法を指定します データの書式設定にドキュメントのロケールを使用 : このオプションを選択すると ドキュメントのロケールに従ってデータの書式が設定されます ドキュメントロケールは 地域の永続的な書式設定を使用してドキュメントに保存されます この書式は保存時に選択できます データの書式設定に現在の書式ロケールを使用 : このオプションを選択すると 現在の書式ロケールに従ってデータの書式が設定されます この設定により ドキュメントロケールは無視されます Web Intelligence リッチクライアントのドリルの設定 Web Intelligence リッチクライアントのドリルを設定するには [ ツール ] > [ オプション ] をクリックし [ 設定 ] ボックスの [ ドリル ] タブをクリックします 新規にドリルセッションを行う場合 このセクションで 新規ドリルセッションの起動方法を選択します [ レポートのコピーでドリルを開始 ]: 新規ドリルセッションを開始すると ドキュメント内でレポートのコピーが開き そのコピーでドリルを開始します ドリルモードを終了すると 元のレポートとドリルされたレポートの両方がドキュメントに残ります [ 既存のレポートでドリルを開始 ]: 新しいドリセッションを開始すると 現在のレポートがドリル可能になります ドリルモードを終了すると レポートにはドリルした値が表示されます 46 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

47 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 Web Intelligence リッチクライアントの起動 3 ドリルの一般オプション [ ドリルでさらにデータが必要な場合はプロンプトを表示 ]: ドリルを完了するために Web Intelligence が追加データを必要としている場合にプロンプトが表示され 処理を続行するかどうかを選択できます データ量が多い場合は受信に時間がかかる可能性があるため ドリルを実行しない選択もできます このオプションが選択されていない場合 Web Intelligence はプロンプトを表示せずに追加データを取得します [ レポートのブロックのドリルを同期化 ]: このオプションを選択すると レポートのすべてのレポートブロックに ドリルされた値が表示されます 選択されていない場合 ドリルされた値はそのドリルに対して選択されたレポートブロックにのみ表示されます [ ドリルツールバーを表示しない ]: このオプションを選択すると 通常はドリルされたレポートの上部に表示されるドリルツールバーが非表示になります ドリルツールバーには ドリルした値が表示されます ドリルツールバーは ドリルセッションでフィルタを選択する場合にのみ有益です パスワードを変更する クライアント / サーバー接続モードでは Web Intelligence リッチクライアントからパスワードのみを変更できます それには InfoView からではなくローカルで Web Intelligence リッチクライアントを起動しておく必要があります 1 [ ツール ] > [ パスワードの変更 ] をクリックします 2 [ 古いパスワード ] ボックスに現在のパスワードを入力します 3 [ 新しいパスワード入力 ] テキストボックスに 新しいパスワードを入力します 4 [ 新しいパスワードの確認 ] ボックスに 新しいパスワードをもう一度入力します パスワードが新しいものに変更されます Web Intelligence リッチクライアントの起動 次の 3 つの作業モードのいずれかを使用して Web Intelligence リッチクライアントを起動できます 接続済み オフライン スタンドアロン Web Intelligence リッチクライアントでは モードや接続先の CMS を問わず 複数のインスタンスを同時に実行することができます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 47

48 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3 Web Intelligence リッチクライアントの起動 CMS 接続状況と Web Intelligence リッチクライアントの現在の作業モードは 画面右下のステータスバーに表示されます 関連項目 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード Web Intelligence リッチクライアントを Info View から接続済みモードで起動する 接続済みモードでは セキュリティは CMS によって処理されます Web Intelligence リッチクライアントでのレポートの使用方法は Java レポートパネルの場合と同じです InfoView を接続済みモードで起動する場合 ローカルマシンにデータベースのミドルウェアは必要ありません 1 InfoView にログインします 2 InfoView 画面の右上にある [ 基本設定 ] をクリックします 3 [ 基本設定 ] ページで [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックします 4 [ デフォルトの作成 / 編集ツールの選択 ] セクションで [ デスクトップ (Web Intelligence リッチクライアントが必要 )] をクリックします 5 [OK] をクリックします 6 InfoView 画面の左上にある [ ドキュメント一覧 ] をクリックします 7 既存のドキュメントを開くか [ 新規 ] > [Web Intelligence ドキュメント ] をクリックして新しいドキュメントを作成します Web Intelligence リッチクライアントが 接続済みモードで起動します アプリケーションがまだお使いのコンピュータにインストールされていない場合 InfoView からインストールされます コンピュータで Web Intelligence リッチクライアントがすでに実行されている場合 InfoView から起動すると アプリケーションの新しいインスタンスが開きます 既に開いているアプリケーションインスタンスではドキュメントは開きません 関連項目 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード 48 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

49 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 Web Intelligence リッチクライアントの起動 3 接続済みモードの Web Intelligence リッチクライアントをローカルで起動する 接続済みモードの Web Intelligence リッチクライアントをローカルで起動するには Web Intelligence リッチクライアントがコンピュータにインストールされている必要があります Web Intelligence リッチクライアントを InfoView 経由で使用して 対象となる CMS に少なくとも 1 度は接続しておく必要があります コンピュータにインストールされた CMS に接続するには ミドルウェアが必要です 接続済みモードでは セキュリティは CMS によって処理されます Web Intelligence リッチクライアントでのレポートの使用方法は Java レポートパネルの場合と同じです 接続済みモードの Web Intelligence リッチクライアントをローカルで起動すると CMS とのクライアント / サーバー接続が構築されます この場合 [ ツール ] > [ 別の名前でログイン ] をクリックすると 同じアプリケーションセッションでログアウトし 再ログインすることができます 1 次の 2 とおりの方法で Web Intelligence リッチクライアントをローカルで起動します [ スタート ] > [ プログラム ] > [BusinessObjects XI 3.1] > [BusinessObjects Enterprise] > [Web Intelligence リッチクライアント ] をクリックします Windows Explorer で WID ファイルタイプと Web Intelligence リッチクライアントを関連付け Web Intelligence(WID) ファイルをダブルクリックします Web Intelligence ログインページが開きます 2 [ システム ] 一覧から CMS を選択します CMS との間で最後に使用された接続の種類がアイコンで示されます デスクトップコンピュータのアイコンは Web Intelligence リッチクライアントがこの CMS にクライアント / サーバーモード ( クライアントコンピュータからローカルで起動 ) で最後に接続したことを意味します この CMS の名前はサーバーの名前です グローブのアイコンは Web Intelligence リッチクライアントがこの CMS に HTTP モードで InfoView を経由して最後に接続したことを意味します この CMS の名前は 接続したクラスタの完全な名前です 3 有効なユーザ名とパスワードを入力します 4 一覧から認証モードを選択します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 49

50 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3 Web Intelligence リッチクライアントの起動 接続済みモードで作業する場合は [ スタンドアロン ] を選択しないでください スタンドアロン認証を選択すると 作業がスタンドアロンモードになり CMS に接続されません 5 [ オフラインモードで使用 ] オプションが選択されていないことを確認します 6 [ ログイン ] をクリックします Web Intelligence リッチクライアントが接続済みモードで起動されます コンピュータで Web Intelligence リッチクライアントがすでに実行されている場合 もう一度起動すると アプリケーションの新しいインスタンスが開きます Web Intelligence ドキュメントをダブルクリックしても すでに開いているアプリケーションインスタンスではドキュメントは開きません 関連項目 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード Web Intelligence リッチクライアントをオフラインモードで起動する Web Intelligence リッチクライアントをオフラインモードで起動するには Web Intelligence リッチクライアントがコンピュータにインストールされている必要があります Web Intelligence リッチクライアントを InfoView 経由で使用して 対象となる CMS に少なくとも 1 度は接続しておく必要があります オフラインモードの Web Intelligence リッチクライアントは ローカルで保存された 作業対象の CMS のセキュリティファイルを使用してドキュメントを認証します CMS との間でインポートまたはエクスポートは実行できません ドキュメントを作成または最新表示するには 接続サーバーがコンピュータにインストールされている必要があります 1 次の 2 とおりの方法で Web Intelligence リッチクライアントをオフラインモードで起動します [ スタート ] > [ プログラム ] > [BusinessObjects XI 3.1] > [BusinessObjects Enterprise] > [Web Intelligence リッチクライアント ] をクリックします Windows Explorer で WID ファイルタイプと Web Intelligence リッチクライアントを関連付け Web Intelligence(WID) ファイルをダブルクリックします Web Intelligence ログインページが開きます 2 [ システム ] 一覧から CMS を選択します 3 有効なユーザ名とパスワードを入力します 4 一覧から認証モードを選択します 50 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

51 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 Web Intelligence リッチクライアントの起動 3 接続済みモードで作業する場合は [ スタンドアロン ] を選択しないでください スタンドアロン認証を選択すると 作業がスタンドアロンモードになり CMS に接続されません 5 [ オフライン ] オプションを選択します 6 [ ログイン ] をクリックします Web Intelligence リッチクライアントがオフラインモードで起動されます コンピュータで Web Intelligence リッチクライアントがすでに実行されている場合 もう一度起動すると アプリケーションの新しいインスタンスが開きます Web Intelligence ドキュメントをダブルクリックしても すでに開いているアプリケーションインスタンスではドキュメントは開きません 関連項目 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード Web Intelligence リッチクライアントをスタンドアロンモードで起動する Web Intelligence リッチクライアントをスタンドアロンモードで起動するには Web Intelligence リッチクライアントがコンピュータにインストールされている必要があります 保護されていないドキュメントおよびユニバースの作業に必要なミドルウェアがコンピュータにインストールされている必要があります スタンドアロンモードでは CMS で保護されたドキュメントまたはユニバースを処理できません 1 次の 2 とおりの方法で Web Intelligence リッチクライアントをスタンドアロンモードで起動します [ スタート ] > [ プログラム ] > [BusinessObjects XI 3.1] > [BusinessObjects Enterprise] > [Web Intelligence リッチクライアント ] をクリックします Windows Explorer で WID ファイルタイプと Web Intelligence リッチクライアントを関連付け Web Intelligence(WID) ファイルをダブルクリックします Web Intelligence ログインページが開きます 2 [ 認証 ] 一覧で [ スタンドアロン ] を選択します [ システム ] [ ユーザー名 ] および [ パスワード ] ボックスと [ オフラインモードで使用 ] オプションがグレー表示されています 3 [ ログイン ] をクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 51

52 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3 Web Intelligence リッチクライアントの起動 Web Intelligence リッチクライアントがスタンドアロンモードで起動されます コンピュータで Web Intelligence リッチクライアントがすでに実行されている場合 もう一度起動すると アプリケーションの新しいインスタンスが開きます Web Intelligence ドキュメントをダブルクリックしても すでに開いているアプリケーションインスタンスではドキュメントは開きません 関連項目 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード Web Intelligence リッチクライアントに別のユーザーとしてログインする 既存のアプリケーションを使用せずに 別のユーザーとして Web Intelligence リッチクライアントにログインするには Web Intelligence リッチクライアントを Windows の [ スタート ] メニューから起動しておくか ローカルの WID ファイルをダブルクリックして 接続済みモードで CMS に接続する必要があります 1 開いているドキュメントをすべて閉じます 2 [ ツール ] > [ 別の名前でログイン ] をクリックします 保存されていないドキュメントがある場合は それらを保存するかどうかを確認されます 3 ログアウトするかどうかを確認するメッセージが表示されたら [ はい ] をクリックします 開いているドキュメントがすべて閉じます 4 [ ユーザー確認 ] ボックスにログイン情報を入力し [OK] をクリックします 関連項目 49 ページの 接続済みモードの Web Intelligence リッチクライアントをローカルで起動する 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード 52 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

53 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 Web Intelligence リッチクライアントでのユニバースの使用 Web Intelligence リッチクライアントでのユニバースの使用 Web Intelligence リッチクライアントのユニバースのセキュリティ 3 接続モードにおけるユニバースのセキュリティ Web Intelligence リッチクライアントを接続モードで使用する場合は CMS ユニバースにリモート接続します CMS は まるでユーザーがブラウザの InfoView を介して Web Intelligence で作業しているかのように セキュリティ権限を直接適用します 接続モードでは CMS で保護されたローカルユニバースにアクセスできません CMS ユニバースにはリモート接続する必要があります オフラインモードにおけるユニバースのセキュリティ オフラインモードでレポートを作成および最新表示するには 最初に接続モードで CMS に接続しておく必要があります 接続モードで CMS を使用する場合 CMS のリソースに対するセキュリティ権限を所持するコンピュータに ローカルセキュリティ情報ファイルがダウンロードされます オフラインモードでレポートを作成または最新表示するには 以下を使用します ローカルにインストールされ CMS で保護されていないユニバース ローカルにインストールされ ユーザがアクセスを承認されているユニバース (LSI ファイル ) オフラインモードでは CMS に接続せずに作業しているため CMS のユニバースにリモートアクセスすることはできません オフラインモードでドキュメントを作成または最新表示するには Web Intelligence リッチクライアントとともに接続サーバーがコンピュータにインストールされている必要があります スタンドアロンモードにおけるユニバースのセキュリティ スタンドアロンモードでは セキュリティ保護および CMS との接続を使用せずに作業を行います 保護されていない ローカルにインストールされたユニバースのみを使用できます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 53

54 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 3 Web Intelligence リッチクライアントでのユニバースの使用 保護されていないローカルユニバースで保護されていないローカルドキュメントを作成および最新表示するために必要なミドルウェアが Web Intelligence リッチクライアントとともにコンピュータにインストールされている必要があります 関連項目 47 ページの Web Intelligence リッチクライアントの起動 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード CMS から Web Intelligence リッチクライアントにユニバースをインポートする CMS から Web Intelligence リッチクライアントへのユニバースのインポートは 接続モードでのみ実行できます インポートでは ドキュメントの作成または最新表示に必要なユニバースが自動的に提供されます ただし 先にユニバースをインポートしてから オフラインで使用することもできます 1 [ ツール ] > [ ユニバース ] をクリックします [ ユニバース ] ダイアログボックスに 使用可能なユニバースが表示されます ダイアログボックスには ローカルユニバースと CMS のユニバースが両方表示されます すでにインポートされているユニバースには 緑のチェックマークが付いています 2 インポートするユニバースを 1 つ以上選択します 3 [ インポート ] をクリックします 選択したユニバースが 依存関係 ( 派生またはコアユニバース ) とともに CMS からコンピュータにインポートされます 関連項目 49 ページの 接続済みモードの Web Intelligence リッチクライアントをローカルで起動する 48 ページの Web Intelligence リッチクライアントを Info View から接続済みモードで起動する 40 ページの Web Intelligence リッチクライアントの作業モード ユニバースを選択する 1 [ 使用できるユニバース ] 一覧でユニバースを選択します 54 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

55 Web Intelligence リッチクライアントの初期作業 Web Intelligence リッチクライアントでのユニバースの使用 3 ユニバースの説明が [ 選択したユニバースの説明 ] ボックスに表示されます 2 [OK] をクリックします クエリーパネルが開き [ データ ] タブにユニバースのデータが表示されます これでクエリーパネルを使用してドキュメントにクエリーを作成できます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 55

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57 クエリを使用したデータの取得 4

58 クエリを使用したデータの取得 4 ドキュメントの作成 編集 保存 ドキュメントの作成 編集 保存 Web Intelligence リッチクライアントを使用してドキュメントを作成するには InfoView リポジトリに格納されているユニバース ( ローカルユニバース ) またはローカルのユニバース以外のデータソースに対するクエリーを作成します ユニバースまたはユニバース以外のデータソースを選択したら そのオブジェクトを使用し データソースから Web Intelligence ドキュメントにデータを返すクエリーを作成します ドキュメントの作成後は そのドキュメントをローカルで使用したり InfoView リポジトリにエクスポートしたりすることができます クエリーの作成と使用 ユニバースに対するクエリを作成する 1 [ ファイル ] > [ 新規作成 ] をクリックします 2 [ データソースの選択 ] ダイアログボックスで [ ユニバース ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 3 [ ユニバース ] ダイアログボックスでユニバースを選択し [OK] をクリックします 4 クエリーに含めるオブジェクトを選択し [ 結果オブジェクト ] 枠にドラッグします 注クラス内のすべてのオブジェクトを追加するには クラスを [ 結果オブジェクト ] 枠にドラッグします 5 目的のすべてのオブジェクトをクエリに追加するまで 上の手順を繰り返します 6 クエリーフィルタを定義するオブジェクトを選択し [ クエリーフィルタ ] 枠にドラッグします 7 分析範囲とその他のクエリープロパティ設定します 8 [ クエリーの実行 ] をクリックし クエリーを実行します 関連項目 62 ページの 追加のクエリからのデータの表示 58 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

59 クエリを使用したデータの取得クエリーの作成と使用 4 ユニバースオブジェクトをデータにマップする方法 クラスとサブクラス オブジェクトは クラスと呼ばれるフォルダにグループ分けされます また各クラスには 1 つまたは複数のサブクラスを含めることができます サブクラスには そのクラスのオブジェクトの下位レベルに属するオブジェクトがまとめられます クラスの役割は オブジェクトを論理的なグループに分けることです ユニバースでクエリを作成する際 クラスを使用することでクエリで指定する情報を表すオブジェクトが簡単に見つかります ディメンションオブジェクト ディメンションオブジェクトは レポートで行う分析のベースとなるデータを表します ディメンションオブジェクトでは通常 顧客名 リゾート名 日付などの文字型のデータを取得します ディメンションオブジェクトは Web Intelligence クエリーパネルに次のように表示されます 詳細オブジェクト 詳細オブジェクトは ディメンションについての補足データを提供します 詳細オブジェクトは常にディメンションに従属し ディメンションに関連付けられた詳細情報を提供します たとえば [ 年齢 ] は 顧客 ディメンションに関連付けられた詳細オブジェクトです 詳細オブジェクトは Web Intelligence クエリーパネルに次のように表示されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 59

60 クエリを使用したデータの取得 4 クエリーの作成と使用 メジャーオブジェクト メジャーオブジェクトは データベース内のデータで行われた計算の結果を示す数値データを取得します たとえば [ 売上げ ] は 販売個数に単価を掛けた計算結果です メジャーオブジェクトは通常メジャークラスに属します メジャーオブジェクトは Web Intelligence クエリーパネルに次のように表示されます メジャーには 次の 2 種類があります クラシックメジャー :Web Intelligence による計算 スマートメジャー : ユニバースのベースになるデータベースによる計算 スマートメジャーが Web Intelligence の計算結果の表示方法に影響を与えることもあります スマートメジャーに関する詳細については SAP BusinessObjects Web Intelligence における関数 式 計算の使い方 ガイドを参照してください テキストファイルまたは Excel ファイルに対するクエリーを作成する 1 [ ファイル ] > [ 新規作成 ] をクリックします 2 [ データソースの選択 ] で [ その他のデータソース ] を選択し 一覧から [ テキストおよび Excel ファイル ] を選択して [ 次へ ] をクリックします 3 [ 名前 ] ボックスにファイル名を入力するか [ 参照 ] をクリックしてファイルを選択します 選択したファイルの種類に関するオプションが表示されます これらのオプションによって Web Intelligence がファイル内のデータをどのように解釈するか また クエリーで使用するデータをどのように結果オブジェクトに変換するかが決定します 4 ファイルの種類に関するオプションを選択し [ 次へ ] をクリックします Web Intelligence は 選択されたオプションに基づいてクエリーパネルの [ 結果オブジェクト ] 枠にデータを挿入します 5 [ クエリーの実行 ] をクリックし クエリーを実行します 関連項目 62 ページの 追加のクエリからのデータの表示 60 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

61 クエリを使用したデータの取得クエリーの作成と使用 4 CSV データソースオプション CSV ファイルをローカルデータソースとして選択すると 次のオプションを設定できます 後でオプションを編集するには クエリーパネルの [ クエリー定義 ] 枠で [ 設定の編集 ] をクリックします オプション データ区切り テキスト区切り 最初の行に列名が含まれている ロケール 文字セット 日付形式 説明 各結果オブジェクトに関連するデータを区切る文字 タブ : データをタブで区切ります スペース : データをスペースで区切ります 文字 : データを指定の文字で区切ります 各結果オブジェクトに関連するデータを区切る文字 Web Intelligence では ファイル内の最初の行を結果オブジェクトの名前として使用します ドキュメントロケール ドキュメントの文字セット ドキュメントに使用する日付形式 Excel データソースオプション Excel ファイルをローカルデータソースとして選択すると 次のオプションを設定できます 後からデザインモードでオプションを編集するには クエリーパネルの [ クエリー定義 ] ペインで [ 設定の編集 ] をクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 61

62 クエリを使用したデータの取得 4 クエリーの作成と使用 オプション シート名 フィールドを選択 : すべてのフィールド フィールドを選択 : 範囲を指定 フィールドを選択 : 範囲名 最初の行に列名が含まれている 説明 データを含むワークシートの名前 ワークシート内のすべてのデータはクエリデータとして処理されます 指定した範囲内のデータは クエリデータとして処理されます 名前を指定した範囲内のデータは クエリデータとして処理されます 範囲内の最初の行が結果オブジェクトの名前として使用されます 追加のクエリからのデータの表示 クエリーがドキュメントの最初のクエリーではない場合 データをどのように表示するかを [ 新規クエリー ] ボックスで指定する必要があります オプション テーブルを新しいレポートに含める テーブルを現在のレポートに挿入 テーブルを生成せずに結果オブジェクトをドキュメントに含める 説明 データをドキュメントの新しいレポートに表示する データを選択しているレポートに新しいテーブルで表示する ドキュメントにはデータを取り込むが レポートにはデータを表示しない ( クエリが返したオブジェクトは いつでもレポートに追加できます ) クエリを中断する Web Intelligence では すべてのデータをドキュメントに返す前にクエリーを中断できます クエリを中断すると 部分的な結果だけがドキュメントに返されます ドキュメントに表示される値は クエリの定義を完全に反映したデータではありません 62 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

63 クエリを使用したデータの取得クエリーの作成と使用 4 ドキュメントにデータを返す前に Web Intelligence から受信するデータのバージョンを選択するようにプロンプトが表示されます 1 [ データの最新表示進捗 ] ダイアログボックスで [ キャンセル ] をクリックします [ データ受信の中止 ] ダイアログボックスが開きます 2 [ データ受信の中止 ] ダイアログボックスで オプションから 1 つを選択します オプション 前回のデータ受信の結果を復元 説明 Web Intelligence は前回のクエリーで取得した値をドキュメントに復元します 表示される値は データベースにある最新の情報ではありません 後でクエリーを実行して データベースから最新情報を受信することができます ドキュメントからすべてのデータを削除 Web Intelligence は値が何も含まれていない空のドキュメントを表示します ドキュメントの構造と書式はそのままです 後でクエリーを実行して データベースから最新情報を受信することができます 部分的な結果を返す Web Intelligence は 現在までに受信した新しいデータをドキュメントの適切な部分に返します それ以外の部分については 前回のクエリー実行時に受信したデータが表示されます クエリを削除する 1 該当する [ クエリ ] タブを右クリックして 削除するクエリを選択します 2 [ 削除 ] をクリックします クエリを複写する ドキュメントですでに使用しているユニバースに別のクエリを作成する場合は クエリを最初から定義する代わりに そのユニバースに対する既存のクエリを複写し それを変更して利用することができます 1 レポートパネルの下に表示されている適切なクエリタブを右クリックして 複写するクエリを選択します 2 [ 複写 ] を選択します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 63

64 クエリを使用したデータの取得 4 クエリーの作成と使用 クエリを編集する 1 [ クエリーの編集 ] をクリックします 2 クエリーパネルでクエリーを編集します 複数のクエリー Web Intelligence ドキュメントには 1 つまたは複数のクエリーを含めることができます ドキュメントには 1 つのユニバースだけでなく InfoView で使用できる複数のユニバースに対する複数のクエリーを含めることができます たとえば 1 つのドキュメントに製品の売上げデータと顧客データを含めることができます この場合 製品の売上げを記録した企業データを提供するユニバースと顧客データを提供するユニバースが別々にあります 製品の売上げ実績と顧客の年齢層の情報を同じレポートに表示することにします これには それぞれのユニバースに対するクエリを含んだ 1 つのドキュメントを作成する必要があります 両方のクエリー結果を同じレポートに表示し 書式を設定します ドキュメントで使用するデータが複数のユニバースに分散している場合や 同じユニバースに焦点の異なるいくつかのクエリーを作成する場合は 同一ドキュメントに複数のクエリーを定義する必要があります 新規ドキュメントの作成時に複数のクエリーを定義したり 既存のドキュメントにクエリーを追加したりできます すべてのクエリから得た情報は 同一ドキュメント内の 1 つのレポートや複数のレポートに表示することができます 複数のクエリ 複合クエリ 同期クエリの比較 Web Intelligence ドキュメントでは 複数のクエリーを様々な形で関連付けることができます 基礎となる複数のクエリーによって 異なるソースから関連しないデータが引き出されます クエリの同期化を実行すると 両方のクエリに共通するデータを含むディメンションを中心に 異なるクエリのデータが関連付けられます これらのディメンションは 結合ディメンションと呼ばれます 複数のクエリーを作成して実行した後で Web Intelligence レポーティングインターフェイスでディメンションを結合します 複合クエリーは Web Intelligence クエリーインターフェイスで作成する特殊なクエリーです データベースでサポートされている場合は 複合クエリーによって 64 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

65 クエリを使用したデータの取得クエリーの作成と使用 4 UNION INTERSECT および MINUS の各演算子を含む SQL を生成するか これらの演算子の効果をシミュレートします 複合クエリーを使用すると 標準のクエリーでは公式化が難しい複雑なビジネス上の質問に答えることができます クエリー - HTML では複合クエリーを作成できません クエリーを最新表示する 1 レポートに含まれているクエリーが 1 つだけの場合は メインツールバーの [ データの最新表示 ] をクリックします 2 レポートに含まれているクエリーが複数の場合は [ すべて最新表示 ] をクリックしてすべてのクエリーを最新表示するか または [ すべて最新表示 ] の右側の矢印をクリックして メニューからクエリーを選択します 注クエリーが個人用データプロバイダに基づく場合 Web Intelligence リッチクライアントでは以下の場所でデータプロバイダが検索されます データプロバイダの作成時にローカルデータファイルが保存されたフォルダ Web Intelligence ドキュメントと同じフォルダ デフォルトのユーザードキュメントフォルダ (C:\Documents and Settings\%currentUser%\My Documents\My Business Objects Documents\userDocs) 上記のどのフォルダにもファイルが見つからない場合は エラーが表示されます クエリーによって生成された SQL の表示 Web Intelligence でクエリーを構築すると データベースに対して実行する SQL が生成され クエリーの結果が返されます 構造化照会言語 (SQL) はすべてのリレーショナルデータベースで認識されるクエリー言語です Web Intelligence で生成された SQL は 表示および編集することができます 注データベースストアドプロシージャを呼び出すクエリーの SQL を照会することはできません SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 65

66 クエリを使用したデータの取得 4 クエリーの作成と使用 生成された SQL を表示および編集する 注クエリにオプションのプロンプトが含まれている場合は クエリ SQL を編集できません SQL を編集する前に クエリを編集してオプションのプロンプトを削除してください 1 クエリツールバーで [SQL] をクリックして [SQL ビューア ] ダイアログボックスを表示します SQL が編集可能でない場合 プロンプトに対して入力された値はクエリに直接表示されます たとえば [Country] のプロンプトに対して UK と入力すると Resort_country.country In ('UK') 上記のような行がクエリーに表示されます プロンプトに値が入力されない場合は プロンプトの Web Intelligence 構文がクエリーに表示されます 構文については次に示します 2 [ カスタム SQL の使用 ] をクリックして 生成された SQL を編集可能にします SQL を編集可能にすると プロンプトの Web Intelligence 構文がクエリーに表示されます たとえば Resort_Country.country Country:','A','Resort\Country', Mono,Free,Persistent,,User:0) 上記のような行がクエリに表示されます 3 SQL の編集後 [ 確認 ] をクリックすると 編集が有効かどうかを確認できます 4 [ コピー ] をクリックすると SQL がクリップボードにコピーされます ただしこれは Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントの場合のみです 5 [ 印刷 ] をクリックすると SQL が印刷されます ただしこれは クエリー - HTML の場合のみです 66 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

67 クエリを使用したデータの取得分析範囲の設定 4 分析範囲の設定 分析範囲 クエリの分析範囲とは クエリの各オブジェクトが返す結果をより詳細なレベルで構成させるためにデータベースから取得する追加データのことです この追加データは 初期の結果レポートには表示されませんが データキューブ内で保持されるため 追加データをレポートに取り込むことで いつでも詳細な情報にアクセスできます このようにデータを下位の詳細なレベルまで絞り込むプロセスのことを オブジェクトをドリルダウンするといいます ユニバースでは 分析範囲はクエリに選択したオブジェクトの下位の階層レベルに相当します たとえば オブジェクト [ 年 ] の 1 レベル下の分析範囲には [ 年 ] のすぐ下に表示される [ 四半期 ] オブジェクトが含まれることになります このレベルは クエリの作成時に設定できます これにより [ 結果オブジェクト ] 枠に表示せずに階層の下位レベルのオブジェクトをクエリーに含めることができます ユニバースの階層によって 分析範囲とそれに応じてドリル可能なレベルを選択できます また Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントでは 特定のディメンションを [ 分析範囲 ] 枠に選択することで カスタムの分析範囲を作成することもできます 注クエリードリルモードでの作業中 分析範囲を設定することはできません これは このドリルモードを使用すると Web Intelligence により ドリルアクションに呼応して動的に範囲が変更されるためです 分析範囲のレベル 分析範囲に設定できるレベルは次のとおりです レベル なし 説明 [ 結果オブジェクト ] 枠に表示されるオブジェクトだけをクエリに含めます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 67

68 クエリを使用したデータの取得 4 分析範囲の設定 レベル 1 レベルダウン 2 レべルダウン 3 レべルダウン 説明 [ 結果オブジェクト ] 枠の各オブジェクトについて 階層ツリーの下位 1 2 または 3 レベルまでのオブジェクトをクエリに含めます これらのオブジェクトのデータは ドキュメントに追加されるまでキューブ内に保管されます カスタム 注このオプションは Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントのみで使用できます [ 分析範囲 ] パネルに手動で追加されたすべてのオブジェクトをクエリーに含めます ドキュメントに分析範囲を含めると ドキュメントのサイズが増大します 指定した範囲のデータは ドリルモードを開始してデータをドリルダウンして対応する値を表示するまではレポートに表示されませんが ドキュメントには保存されます ドキュメントのサイズを最小限に抑え パフォーマンスを最適化するには ユーザーがドリルを必要とすることが確実な場合にだけ ドキュメントに分析範囲を含めることをおすすめします クラスとオブジェクトの階層を表示しながら 簡単に分析範囲を設定する方法を次に示します 分析範囲を設定する 1 [ 分析範囲枠の表示 / 非表示 ] ボタンをクリックします ボタンは押されたままの状態になります [ 分析範囲 ] パネルが [ 結果オブジェクト ] 枠の下に表示されます デフォルトの分析範囲は [ なし ] です [ 分析範囲 ] 枠には [ 結果オブジェクト ] 枠内の各ディメンションが表示されます 2 [ 分析範囲 ] ドロップダウンリストボックスの下向き矢印をクリックします 3 分析範囲のレベルを選択します リストボックスにレベルが表示され [ 結果オブジェクト ] 枠内の各ディメンションの下位ディメンションが [ 分析範囲 ] 枠に表示されます 68 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

69 クエリを使用したデータの取得クエリーコンテキスト 4 4 選択したディメンションを分析範囲に追加する場合 またはカスタムの分析範囲を作成する場合は クエリーマネージャーでディメンションを選択し [ 分析範囲 ] パネルにドラッグします クエリーコンテキスト 不明瞭なクエリーとは 不明瞭なクエリとは 潜在的に 2 種類の情報を返す可能性があるオブジェクトを含んだクエリのことです ユニバース内のディメンションには データベース内で異なる 2 つの目的に使用される値を持ったものもあります たとえば 次のクエリの [ 国 ] ディメンションは 2 種類の情報を返すことができます [ 顧客 ] と顧客が休暇を過ごした [ 国 ] [ 顧客 ] と顧客が休暇を予約した [ 国 ] このクエリでの [ 国 ] の役割はあいまいです 国は 休暇を過ごした国と休暇が予約されている国のどちらにも当てはまります 1 つは現存する情報 ( 売上げ ) であり もう 1 つは未来の情報 ( 予約 ) です クエリの不明瞭さを避けるため ユニバースデザイナはユニバース内のオブジェクトのさまざまな用途を識別し それらのオブジェクトの組み合わせ方に制限を適用します このような制限をコンテキストと呼んでいます コンテキストとは コンテキストとは 共通のビジネス上の目的を共有するオブジェクトのグループを定義したものです このビジネス上の目的とは 通常これらの関連オブジェクトが表す情報の種類です たとえば 売上げコンテキストは売上げに関するクエリに使用できるオブジェクトをすべて集めたグループです 予約コンテキストは 予約に関するクエリーに使用できるオブジェクトのグループです コンテキストは ユニバースデザイナによってユニバース内に定義されます 同じコンテキスト内のオブジェクトであれば 自由に組み合わせてクエリーを作成できます また 異なるコンテキストのオブジェクトを組み合わせることもできます 2 つのコンテキストに共通するオブジェクトを使用した場合 Web Intelligence はクエリー内のほかのオブジェクトに最適と思われるコンテキストを判断しようとします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 69

70 クエリを使用したデータの取得 4 Web Intelligence クエリーのプロパティ コンテキストを決定できない場合は クエリーに適用するコンテキストを指定するようユーザーに問い合わせます クエリー実行時のコンテキストの選択 クエリを作成したり レポートを最新表示する際 クエリが実行される前にコンテキストを選択するよう要求される場合があります コンテキストは 不明瞭なクエリーを回避するためにユニバースに設定されます クエリの実行時にコンテキストを選択する 1 複数のコンテキストを含むクエリーを実行します [ コンテキストの選択 ] ダイアログボックスが表示されます 2 [ コンテキストの選択 ] ダイアログボックスでコンテキストを選択します Web Intelligence クエリーのプロパティ 他のユーザーによるクエリープロパティの編集を許可 このオプションを選択すると 編集権限を持った他のユーザーもクエリービューにアクセスし ドキュメント内のクエリーを変更できるようになります このオプションを選択しない場合は クエリーを変更できるのはレポートの作成者だけになります このオプションは デフォルトで選択されています 選択したクエリーにだけ適用されるほかのクエリープロパティとは異なり このオプションはドキュメント内のすべてのクエリーに適用されます [ 最大受信時間 ] クエリープロパティ クエリーを停止するまでの最大実行時間データ超過やネットワークの問題でクエリーの実行に時間がかかる場合には このオプションが役立ちます 実行時間を制限して クエリーを制限時間以内に終了させます 70 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

71 クエリを使用したデータの取得 Web Intelligence クエリーのプロパティ 4 [ 最大受信行数 ] クエリプロパティ [ 最大受信行数 ] クエリープロパティは クエリーの実行時に表示されるデータの最大行数を定義します 必要なデータ量を限定できる場合は このオプションを使ってドキュメントのデータ行数を制限することができます [ 最大受信行数 ] は データベースレベルでは動作しません [ 最大受信行数 ] を 1000 に設定し クエリーで 5000 行が返された場合 Web Intelligence はまず 5,000 行すべてを取得してから 4,000 行を破棄し 最初の 1,000 行だけを維持します [ サンプルの結果セット ] クエリープロパティでもクエリーに行数の制限が適用されますが この処理はデータベースレベルで行われます [ 最大受信行数 ] を 2000 に設定し [ サンプルの結果セット ] を 1000 に設定すると クエリーで取得されるのは最大 1,000 行だけです この設定は 管理者がセキュリティプロファイルに設定した制限値によって無効になる場合があります たとえば [ 最大受信行数 ] を 400 行に設定しても セキュリティプロファイルで受信できる行数が 200 行に制限されている場合 クエリーの実行時に取得できるのは 200 行のデータだけです クエリープロンプトの順序 プロンプトが一覧表示されます 上下の矢印を使ってプロンプトを移動し プロンプトが実行される順序を変更できます [ 重複する行を無視しない ] クエリプロパティ データベースでは 同じデータが何行にも渡って繰り返されていることがあります クエリーでこれらの繰り返し行を取得するか 一意の行だけを取得するかを選択できます クエリーストリッピング クエリーストリッピングでは クエリーの生成を自動的に最適化することができます クエリーストリッピングを有効化すると Web Intelligence は レポートに効果的な結果をもたらすオブジェクトのみを含むクエリーを生成します 接続サーバーにストリッピング済みクエリーを送信することにより レポートのパフォーマンスが向上します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 71

72 クエリを使用したデータの取得 4 Web Intelligence クエリーのプロパティ クエリーを最新表示するたびに Web Intelligence はレポートに ( 直接的または間接的に ) 効果的な結果にならないオブジェクトをレポートから削除します 同様に SQL Viewer タブからも削除します レポートに直接関係あるクエリーのみを最新表示します ストリッピング済みオブジェクトは レポートから削除され データマップでは太字で表示されるので ストリッピング済みオブジェクトを簡単に確認することができます これらのオブジェクトをレポートにドラッグアンドドロップすると 再度表示することができます これらのオブジェクトをドラッグアンドドロップすると レポートの列ヘッダーにはオブジェクトの定義が表示され データセルには [#REFRESH] と表示されます ストリッピング済みオブジェクトデータをレポートに表示するには 再度クエリーを最新表示します 注 クエリーストリッピングは OLAP データベースのユーザーのみ使用できます クエリーストリッピングが有効なドキュメントでは メジャーオブジェクトでクエリーフィルタが使用されると Web Intelligence がオブジェクトをストリップしません クエリーストリッピングを制御する 2 レベル つまり クエリーおよびドキュメントレベルのプロパティで [ クエリーストリッピング ] を有効化または無効化して クエリーの自動最適化をコントロールすることができます クエリーレベルのプロパティ : クエリーレベルのプロパティでは クエリーストリッピングは Web Intelligence レポートを作成し レポートのクエリーと初期構造を定義するパワーユーザーのみが 有効化または無効化することができます クエリーレベルのプロパティでのクエリーストリッピングは デフォルトでは無効になっています 同じドキュメント内に複数のクエリーがある場合 クエリーストリッピングのためのクエリーセットが削除され その他のクエリーは影響されずに残ります ドキュメントレベルのプロパティ : ドキュメントレベルのプロパティでは クエリーストリッピングは 分析のためにレポートオブジェクトを変更するすべての Web Intelligence のユーザーが 有効化または無効化することができます ドキュメントレベルのプロパティでのクエリーストリッピングは デフォルトでは無効になっています Web Intelligence のドキュメントを作成する場合 デフォルトではクエリーストリッピングは無効です パワーユーザーは 特定のクエリーオブジェクトをストリッピング処理するためには このパラメータを有効化する必要があります ドキュメントレベルのプロパティが有効化されて クエリーレベルのプロパティが無効化されている場合 ( またはその逆の場合 ) Web Intelligence はクエリーのストリッピング処理をできません クエリー 72 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

73 クエリを使用したデータの取得 Web Intelligence クエリーのプロパティ 4 ストリッピングは クエリーレベルのプロパティとドキュメントレベルのプロパティの両方で有効化されている場合のみ動作します クエリーストリッピングがドキュメントレベルのプロパティで無効化されると Web Intelligence は 接続サーバーに送信された特定のクエリーのクエリーパネルで選択された すべてのオブジェクトを最新表示するというデフォルトのパターンを維持します 1 特定のクエリーのクエリーレベルで クエリーストリッピングを有効化するには Web Intelligence レポートの作成中に [ クエリーのプロパティ ] タブで [ クエリーのストリッピングを有効にする ] を選択します 注 [ クエリーのストリッピングを有効にする ] パラメータは クエリーを編集したりクエリーの権限を作成する必要があるパワーユーザーのみ設定できます レポートのユーザーはこのパラメータを設定できません 2 特定のクエリーのドキュメントレベルで クエリーストリッピングを有効化するには [ ドキュメントのプロパティ ] タブで [ クエリーのストリッピングを有効にする ] を選択します その結果 クエリーストリッピングが特定のクエリーで有効化されます [ 最新表示時にコンテキストをリセット ] クエリープロパティ このオプションを選択すると コンテキストの必要なクエリーを実行するたびに コンテキストを選択するよう要求されます 選択しない場合は Web Intelligence はクエリーを初めて実行したときに指定されたコンテキストを常に使用します [ コンテキストの削除 ] クエリープロパティ このプロパティを選択すると 次回クエリーを実行するとき またはデータを最新表示するときに Web Intelligence が一覧に表示されているコンテキストを削除します [ サンプルの結果セット ] クエリプロパティ [ サンプルの結果セット ] クエリープロパティは クエリーから返される最大行数を定義します このプロパティでは データベースレベルで制限が適用されます データベー SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 73

74 クエリを使用したデータの取得 4 Web Intelligence クエリーのプロパティ スがサンプリングをサポートしている場合 Web Intelligence はデータを返すために生成する SQL にこの制限を追加します [ 固定 ] オプションを選択すると 固定サンプリングが使用されます データを最新表示するたびに クエリーは同じ行数を返します [ 固定 ] オプションを設定しない場合は ランダムサンプリングが使用されます データを最新表示するたびに クエリーは異なる行数をサンプリングして返します [ サンプルの結果セット ] は クエリーですべての行数を取得してから制限を超える行数を破棄する [ 最大受信行数 ] よりも効率的です すべてのデータベースが固定およびランダムサンプリングをサポートしているわけではありません 固定およびランダムサンプリングがサポートされていない場合 それらのプロパティは Java レポートパネルでは無効 クエリー - HTML では非表示になっています すべての HTML レポートパネルでサンプリングを使用できるわけではありません 74 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

75 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理 5

76 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理 5 クエリフィルタの定義 クエリフィルタの定義 クエリを定義する際にフィルタを適用して ドキュメントに返されるデータを制限することができます クエリーフィルタを使用することで 特定のユーザーグループに公開しないデータを保護したり ネットワーク上に保存するドキュメントのサイズを制限したりすることができます クエリーをドキュメントに実行すると Web Intelligence はクエリーフィルタ定義に一致した値だけをドキュメントに返します クエリーフィルターは Web Intelligence がドキュメントに返すデータを制限します また データベースからデータのサブセットを取り出し 対応する値だけをドキュメントに返します フィルタは ビジネス上の質問に一致するように定義します たとえば [ 年 ] ディメンションにフィルタを適用して 2003 年の売上げだけを表示したり [ 年収 ] ディメンションにフィルタを適用して年収 150 万ドル以上の顧客だけを表示することができます クエリーフィルタの目的 : 特定のビジネス上の疑問に答えるために必要なデータだけを取得する 特定のユーザがドキュメントにアクセスしたときにデータを隠す ドキュメントに返されるデータの量を最小限に抑え パフォーマンスを最適化する 例担当地域で 2002 年の第 4 四半期に 1,300,000 円を超える利益を上げた店舗 関西のマーケティングマネージャは 関西地区の利益を把握しておく必要がありますが ユニバースには日本全体のデータが含まれています 利益が 2002 年の第 4 四半期の四半期目標額である 1,300,000 円に達した店舗の情報にも関心があります 必要な情報だけを含んだドキュメントを作成するためには [ 都道府県 ] [ 年 ] [ 四半期 ] のディメンションと [ 利益 ] メジャーにそれぞれフィルタを適用します " 年 " 等しい (=)2002 AND " 四半期 " 等しい (=)Q4 " 都道府県 " 等しい (=) 東京 [ 利益 ] 以上 ( )\ [ 結果オブジェクト ] 枠に [ 年 ] [ 四半期 ] [ 都道府県 ] オブジェクトを追加せずに フィルタの値 京都 大阪 兵庫 奈良 2002 第 4 がテーブル列の [ 年 ] [ 四半期 ] [ 都道府県 ] に表示されないようにします レポートを生成すると 2002 年 76 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

77 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理クエリフィルタとレポートフィルタの比較 5 第 4 四半期の利益が 1,300,000 円以上の京都 大阪 兵庫 奈良の店舗がレポートに表示されます 店舗名 e-fashion Houston e-fashion Houston Leighton 売上げ 307, ,232 利益 133, ,055 クエリフィルタとレポートフィルタの比較 フィルタは 2 つのレベルで適用できます クエリーフィルタ - クエリーに定義するフィルタで データソースから取得し Web Intelligence ドキュメントに返すデータを制限します レポートフィルタ - このフィルタはドキュメント内のレポート テーブル チャート セクションに表示する値を制限しますが データソースから取得するデータを変更するのではなく 単にレポートレベルで値を隠すだけです クエリフィルタの種類 次の種類のクエリフィルタを作成できます 定義済みフィルタ - 管理者が作成したフィルタ カスタムフィルタ - ユーザがクエリに定義するフィルタ クエリフィルタ 単純なフィルタに使用する簡易形式のカスタムフィルタ プロンプト - ドキュメントにクエリを実行するたびに異なるフィルタ値を選択できるよう 質問や値の一覧を表示する動的フィルタ 同じクエリに 異なる種類のフィルタを組み合わせて適用することができます 定義済みクエリフィルタ 定義済みフィルタは レポートで最も必要とされる特定のデータを 常に Web Intelligence で使用できるようにします このフィルタは管理者によって作成され ユニバースに保存されます 定義済みフィルタの多くには データベース構造の詳細な知 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 77

78 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理 5 クエリフィルタの種類 識を要する複雑な表現が含まれています ユニバースに定義済みフィルタを作成しておくことで そのユニバースを使って Web Intelligence ドキュメントを作成するたびに同じカスタムフィルタを作成する必要がなくなります Web Intelligence ユーザーは 定義済みフィルタのコンポーネントを表示したり フィルタを編集することはできません 定義済みクエリフィルタを選択する 定義済みフィルタをダブルクリックするか [ クエリフィルタ ] 枠にドラッグします クエリを実行すると 選択したクエリフィルタに対応するデータはレポートに返されます クィックフィルタ クィックフィルタを使うと フィルタエディタを開かずに特定のオブジェクトから表示するデータを指定できます デフォルトでは クイックフィルタを使って 1 つの値を選択する場合は [ 等しい (=)] 演算子を 複数の値を選択する場合は [ リスト内 ] 演算子を使います 例 : 支払い状況 ディメンションと 未払い の値を選択すると 支払い状況 Equal to 未払い のフィルタが作成されます 国 ディメンションと US Japan Germany の値を選択すると 国 In list US;Japan;Germany のフィルタが作成されます クイックフィルタを作成 / 削除する 1 フィルタを適用する列を選択します 2 [ レポート ] ツールバーの [ フィルタの追加 ] の右側にある矢印をクリックし [ クイックフィルタの追加 ] をクリックします [ 値の一覧 ] ダイアログボックスが開きます 選択したオブジェクトの値が一覧表示されます 3 データベースから取得する値を選択します たとえば クエリ結果を第 1 四半期の値に限定するには " 四半期 " ディメンションを選択し 値の一覧から 第 1 を選択します 4 [OK] をクリックします 新しいフィルタが [ クエリフィルタ ] 枠に表示されます 78 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

79 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理クエリフィルタの種類 5 5 フィルタを削除するには [ フィルタの追加 ] の右側にある矢印をクリックして [ フィルタの削除 ] を選択します カスタムクエリフィルタ カスタムクエリフィルタを作成して ドキュメントのデータを次のような情報に限定することができます 特定のビジネス上の疑問に答えるデータ 特定のユーザグループのビジネス情報のニーズに答えるデータ たとえば カスタムフィルタを作成して 特定の日付 商品 サービスの売上げデータを取得したり 高収入の顧客や特定の地域に住む顧客だけの情報を表示したりすることができます カスタムクエリフィルタの追加と削除 1 フィルタを適用するオブジェクトを選択し [ クエリフィルタ ] 枠にドラッグします クエリフィルタが [ クエリフィルタ ] 枠のアウトラインに表示されます 2 デフォルトの演算子 ([ リスト内 ]) の横にある矢印をクリックし 演算子の一覧からクエリ演算子を選択します 3 クエリフィルタの右側に表示される矢印をクリックし 適用するフィルタのタイプを選択します タイプには [ 定数 ] [ 一覧からの値 ] [ プロンプト ] [ このクエリからのオブジェクト ] [ 他のクエリからの結果 他のクエリからの結果 ( 任意 )] [ 他のクエリからの結果 ( すべて )] があります オプション 定数 一覧からの値 プロンプト このクエリからのオブジェクト 説明 オブジェクトを定数値と比較して クエリ結果のフィルタ処理を行います オブジェクトを一覧からの値と比較して クエリー結果のフィルタ処理を行います データの最新表示時に ユーザがフィルタ値を入力する必要があるフィルタを作成します オブジェクトを 同じクエリからのオブジェクトによって返された値と比較します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 79

80 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理 5 クエリフィルタの種類 オプション 他のクエリからの結果 他のクエリーからの結果 ( 任意 ) 他のクエリーからの結果 ( すべて ) 説明 オブジェクトを 他のクエリ ( フィルタクエリ ) からのオブジェクトによって返された値と比較して クエリ結果のフィルタ処理を行います オブジェクトを他のクエリー ( フィルタクエリー ) からのオブジェクトによって返された任意の値と比較して クエリー結果のフィルタ処理を行います オブジェクトを他のクエリー ( フィルタクエリー ) からのオブジェクトによって返されたすべての値と比較して クエリー結果のフィルタ処理を行います 4 フィルタに含める定数 値の一覧 オブジェクトを入力または選択します 5 フィルタを削除するには フィルタを選択して [ 削除 ] キーをクリックし [ クエリフィルタ ] の右上隅にある [ 削除 ] をクリックします すべてのフィルタを削除するには [ クエリフィルタ ] 枠の右上隅にある [ すべて削除 ] をクリックします 関連項目 90 ページの プロンプトについて 80 ページの 他のクエリから返された値に関するクエリのフィルタ処理 他のクエリから返された値に関するクエリのフィルタ処理 他のクエリから返される値を使用してクエリのフィルタ処理を行うことができます たとえば クエリ 1 で クエリ 2 の国に対応する国がある国に関するすべての結果が返されるようにするには [ クエリ 2].[ 国 ] オブジェクトの値を使用して [ クエリ 1].[ 国 ] オブジェクトのフィルタ処理を実行することができます フィルタ対象クエリは リレーショナル (RDBMS) データソースを基盤とするユニバースに含まれている必要があります フィルタ値を供給するクエリ ( フィルタクエリ ) は リレーショナルデータソース OLAP データソース またはローカルデータソースを基盤とすることができます クエリ上にクエリを構築する場合 フィルタクエリは 実行または保存されるまでフィルタクエリとして使用可能なクエリの一覧に表示されません フィルタ対象クエリを最新表示しても フィルタクエリは最新表示されません 80 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

81 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理クエリフィルタの種類 5 クエリフィルタは フィルタクエリによって返されるすべての値または任意の値についてフィルタ処理を実行することができます サポートされる演算子とフィルタモードの組み合わせについて 以下の表に示します 以下の表にある演算子を選択しない場合 [ 他のクエリからの結果 ] メニュー項目が表示されません 演算子 等しい (=) 等しくない ( ) より大きい (>) 以上 ( ) より大きい (>) 以上 ( ) より小さい (<) 以下 ( ) フィルタモード 任意 すべて 任意 すべて 任意 説明 フィルタクエリによって返されるいずれかの値と等しいフィルタ対象クエリの値が保持されます フィルタクエリによって返されるすべての値と異なるフィルタ対象クエリの値が保持されます フィルタクエリによって返されるいずれかの値よりも大きい またはそれ以上のフィルタ対象クエリの値が保持されます つまり フィルタクエリによって返される最小値よりも大きい またはそれ以上のフィルタ対象クエリの値が保持されます フィルタクエリのすべての値よりも大きいフィルタ対象クエリの値が保持されます つまり フィルタクエリによって返される最大値よりも大きい またはそれ以上のフィルタ対象クエリの値が保持されます フィルタクエリによって返される任意の値よりも小さい またはそれ以下のフィルタ対象クエリの値が保持されます つまり フィルタクエリによって返される最大値よりも小さい またはそれ以下のフィルタ対象クエリの値が保持されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 81

82 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理 5 クエリフィルタの種類 演算子 より小さい (<) 以下 ( ) InList Not InList フィルタモード すべて 任意 任意 説明 フィルタクエリによって返される任意の値よりも小さい またはそれ以下のフィルタ対象クエリの値が保持されます つまり フィルタクエリによって返される最小値よりも小さい またはそれ以下のフィルタ対象クエリの値が保持されます フィルタクエリによって返される値の一覧内にあるいずれかの値と等しいフィルタ対象クエリの値が保持されます フィルタクエリによって返される値の一覧内にあるいずれかの値と等しくないフィルタ対象クエリの値が保持されます クエリーフィルタとプロンプト演算子 Equal To 演算子 ある値と等しいデータを取得するには Equal To 演算子を使用します たとえば US のデータのみを返すには 国 Equal To US フィルタを作成します Not Equal To 演算子 ある値と等しくないデータを取得するには Not Equal To 演算子を使用します たとえば US 以外のすべての国のデータを返すには 国 Not Equal To US フィルタを作成します Different From 演算子 ある値と異なるデータを取得するには Different From 演算子を使用します 82 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

83 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理クエリフィルタの種類 5 たとえば 第 4 四半期以外のすべての四半期のデータを取得するには [ 四半期 ] Different From " 第 4 四半期 " フィルタを作成します Greater Than 演算子 ある値よりも大きいデータを取得するには Greater Than 演算子を使用します たとえば 60 を越える年齢の顧客のデータを取得するには [ 顧客の年齢 ] Greater than 60 フィルタを作成します Greater Than Or Equal To 演算子 ある値以上のデータを取得するには Greater Than or Equal To 演算子を使用します たとえば 売上げが 150 万ドル以上のデータを取得するには [ 売上げ ] Greater than or equal to フィルタを作成します Less Than 演算子 Less Than 演算子は ある値よりも小さいデータを取得する場合に使用します たとえば 試験結果が 40 点より低いデータを取得するには [ 試験結果 ] Less Than 40 フィルタを作成します Less Than Or Equal To 演算子 ある値以下のデータを取得するには Less Than Or Equal To 演算子を使用します たとえば 年齢が 30 歳以下の顧客のデータを取得するには [ 年齢 ] Less Than Or Equal To 30 フィルタを使用します Between 演算子 2 つの値およびその間の値からデータを取得するには Between 演算子を使用します たとえば 第 25 週から第 36 週までの週 ( 第 25 週と第 36 週を含む ) のデータを取得するには [ 週 ] Between 25 and 36 フィルタを作成します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 83

84 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理 5 クエリフィルタの種類 Not Between 演算子 2 つの値の範囲に含まれないデータを取得するには Not Between 演算子を使用します たとえば 第 25 週から第 36 週までの週を除くすべての週 ( 第 25 週と第 36 週を含まない ) のデータを取得するには [ 週 ] Not between 25 and 36 フィルタを作成します In List 演算子 In List 演算子は 値の一覧の値に対応するデータを取得する場合に使用されます たとえば US UK および Japan のデータのみを取得する場合 [ 国 ] In List ("US";"UK";"Japan") フィルタを作成します Not In List 演算子 複数の値に対応しないデータを取得するには Not In List 演算子を使用します たとえば US UK および Japan のデータを取得しない場合 [ 国 ] Not In ("US";"UK";"Japan") フィルタを作成します Matches Pattern 演算子 Matches Pattern 演算子を使用して 特定の文字列または文字列の一部を含むデータを取得します たとえば 1972 年生まれの顧客を取得するには フィルタ [DOB] Matches Pattern "72" を作成します Different From Pattern 演算子 Different From Pattern 演算子を使用して 特定の文字列を含まないデータを取得します たとえば 1972 年生まれではない顧客を取得するには フィルタ [DOB] Different From Pattern '72' を作成します 84 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

85 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理クエリフィルタの種類 5 Both 演算子 Both 演算子を使用して 2 つの値に対応するデータを取得します たとえば 固定電話と携帯電話を所持している顧客を取得するには フィルタ [Account Type] Both ' 固定 ' And ' 携帯 ' を作成します Except 演算子 Except 演算子を使用して 1 つの値に対応し もうひとつの値を含まないデータを取得します たとえば 固定電話を所持し 携帯電話を所持していない顧客を取得するには フィルタ [Account Type] ' 固定 ' Except ' 携帯 ' を作成します Except 演算子は Different From 演算子や Not In List 演算子よりも制限が厳格です たとえば 顧客を返すレポートで フィルタが [Lines] Different From ' アクセサリ ' の場合 ' アクセサリ ' 行に販売済みアイテムが含まれている販売レコードはすべて除外されます 同じ顧客が購入済みアクセサリとアクセサリ以外のアイテムを所持している場合 この顧客はレポートに表示されますが 支払い合計にはアクセサリ以外の販売額のみが含まれます フィルタが [Lines] Except ' アクセサリ ' の場合 レポートにはアクセサリを購入していない顧客だけが含まれます 関連項目 197 ページの Not In List 演算子 196 ページの Different From 演算子 クエリーフィルタの結合 クエリフィルタの結合 典型的なビジネス上の疑問では 複数の基準に一致した情報が要求されます たとえば 顧客サービスデータを分析する場合 特定の期間に加えて特定の地域 さらには特定の顧客サービス契約レベルに限定して顧客データを絞り込むといったことは珍しくありません 同じクエリ内でフィルタを結合することで このような複数の基準に対応するデータを取得できます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 85

86 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理 5 クエリフィルタの種類 例床面積が 4,000 平方フィートを超え 今年の売上げが 1,500,000 円以下の店舗を分析する この例のユーザは小売チェーンの業務管理者です 会社が目標として設定した売上げ高を達成していない チェーン内の大型小売店に関する情報を分析しようとしています これには [ 年 ] ディメンションに定義済みフィルタを追加し 今年の値だけを取り出すよう指定します 次に [ 店舗床面積 ] ディメンションに 2 つ目のフィルタを作成し 床面積が 4,000 平方フィートを超える店舗のデータだけを取り出すよう指定します さらに [ 売上げ ] メジャーに 3 つ目のフィルタを作成し 売上げ高が 1,500,000 円以下の店舗のデータだけを取り出すよう指定します 最後に これらの 3 つのフィルタを And 演算子を使って結合します 去年 AND 販売床面積以上 ( )4000 売上げより小さい (<)1,500,000 クエリを実行すると 3 つの条件をすべて満たした店舗のデータだけがレポートに返されます クエリフィルタを結合する 1 フィルタを作成し それらを [ クエリフィルタ ] 枠に追加します デフォルトでは Web Intelligence はフィルタを AND 演算子で結合します 2 演算子をダブルクリック (Java レポートパネル リッチクライアント およびクエリー - HTML の場合 ) または演算子のチェックボックスの横にある矢印をクリックして他の演算子を選択し (HTML レポートパネルの場合 ) AND と OR を切り替えます クエリフィルタのネスト クエリフィルタをネストして 同じレベルにあるフィルタを結合した場合よりも複雑なフィルタ条件を作成できます フィルタをネストする場合は Web Intelligence でそれらを評価する順序を設定します たとえば Web Intelligence では OR 関係 ( どちらか一方のフィルタ条件が true かどうか ) で結合された 2 つのクエリーフィルタで指定されたデータを返し 別のフィルタ 86 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

87 クエリーフィルタを使用したデータのフィルタ処理クエリフィルタの種類 5 をそれに適用してこのデータをさらに制限できます この場合 OR 関係の 2 つのフィルタがネストされてから AND 関係で他のフィルタと比較されます これについて次の例を使って説明します 例 Q4 または売上げが を超える日本でのすべての販売の一覧表示 この質問に回答するには 次のネストしたクエリフィルタを作成します 国等しい (=) 日本 AND OR 四半期等しい (=)Q4 売上げより大きい (>) Web Intelligence では最初に Q4 の販売データ または売上げが を超えた販売データを返してから このデータをさらに制限して日本で行われた販売のデータのみを返します クエリフィルタをネストする 1 レポートオブジェクトを既存のクエリフィルタにドラッグアンドドロップします レポートオブジェクトのクエリフィルタアウトラインが 既存のクエリフィルタとのネストした AND 関係に表示されます 2 新しいクエリフィルタを定義します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 87

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89 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理 6

90 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理 6 プロンプトについて プロンプトについて プロンプトは 特殊なタイプのクエリフィルタです これは ドキュメント内のデータを最新表示するたびに取得するデータを問い合わせる動的フィルタです データを最新表示する前に 取得するデータの値を入力あるいは選択します Web Intelligence は 指定された値に対応するデータだけをデータベースから取得し ドキュメント内のレポートに返します プロンプトを使用することで 複数のユーザーが同じドキュメントを使い データベース内の異なる情報を取得して同じ形式のテーブルやチャートに表示できます プロンプトには データベースからのデータ取得に要する時間を短縮できるという利点もあります プロンプトには 次の要素が含まれます フィルタ適用オブジェクト 演算子 メッセージ たとえば ユーザに特定の年を選択するよう要求するには [ 年 ] ディメンションにプロンプトを定義します Year Equal To ("Which year? ) このプロンプトで フィルタ処理されるオブジェクトは 年 演算子は Equal To プロンプトメッセージは 年を指定 です プロンプトは 任意のディメンション メジャー または詳細オブジェクトに定義することができます たとえば 年 ディメンションにフィルタを適用して特定の年の値だけを取得したり 売上げ メジャーにフィルタを適用して特定の範囲の売上高を取得したり 年 / 週 詳細にフィルタを適用してある年の特定週の値だけを取得したりすることができます 同じクエリー内に複数のプロンプトを作成し AND または OR 演算子で関連付けることができます プロンプトをネストすることも可能です ユーザーがクエリーを実行すると Web Intelligence はプロンプトを表示します プロンプトは Web Intellignece クエリーによって生成された SQL で プロンプトに対して入力された値 (SQL が読み取り専用の場合 ) または Web Intelligence プロンプト構文 (SQL が編集可能な場合 ) として表示されます たとえば Country に対するプロンプトは 次のように生成済みの SQL で表示されます Resort_Country.country Country:','A', 'Resort\Country', Mono,Free,Persistent,,User:0) または Resort_country.country In ('UK') 90 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

91 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理カスケードプロンプト 6 プロンプトはオプションの場合があります オプションのプロンプトに対しては値を指定する必要はありません 値が指定されていない場合 プロンプトは無視されます 結合プロンプト ドキュメントに複数のデータプロバイダが含まれている場合 (1) 同じデータ型のオブジェクト (2) 同じ種類の演算子 (3) 同じプロンプトテキストを使用するプロンプトは結合されます データプロバイダがすべて最新表示された後は これらのプロンプトについて同一のプロンプトメッセージが表示されます 結合されたプロンプトで表示される値の一覧は 最も厳しい条件の表示プロパティを持つプロンプトのオブジェクトに関連した一覧です カスケードプロンプト プロンプトの定義に含めると Web Intelligence でカスケードプロンプトを表示させるオブジェクトがあります そのようなオブジェクトには ユニバース作成者により 同じユニバースにある他のオブジェクトの値の一覧に関連させて階層的に値の一覧が設定されています カスケードプロンプトを使用すると プロンプトにオブジェクトの値を設定する際 オブジェクトのすべての値を検索せずに 必要な値だけを簡単に探すことができます 例店舗の選択 この例では ユニバース作成者により 店名 都市 都道府県 オブジェクトが階層的に定義されています [ 店名 ] Equal To < 値 > というプロンプトを含めると Web Intelligence で [ プロンプト ] ダイアログボックスにそれらのオブジェクトが階層的に表示されます 店舗を選択するには 初めに店舗の都市が存在する都道府県を選択し 次に店舗が存在する都市を選択し 最後に店舗を選択する必要があります [ 都道府県 ] の値を選択すると 選択した都道府県に存在する [ 都市 ] の値だけが Web Intelligence で表示され [ 都市 ] の値を選択すると 選択した都市に存在する店舗だけが Web Intelligence に表示されます 階層的な値の一覧 ユニバースに階層的な値の一覧が含まれている場合 それらの一覧がツリーフォームで表示されます ツリーを下方向に移動して 対象とするアイテムを表示します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 91

92 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理 6 クエリーフィルタとプロンプト演算子 値の一覧は ユニバースでの一覧の構成に応じて カスケードプロンプトまたは階層構造のいずれかで表示されます 詳しくは 管理者にお問い合わせください クエリーフィルタとプロンプト演算子 Equal To 演算子 ある値と等しいデータを取得するには Equal To 演算子を使用します たとえば US のデータのみを返すには 国 Equal To US フィルタを作成します Not Equal To 演算子 ある値と等しくないデータを取得するには Not Equal To 演算子を使用します たとえば US 以外のすべての国のデータを返すには 国 Not Equal To US フィルタを作成します Different From 演算子 ある値と異なるデータを取得するには Different From 演算子を使用します たとえば 第 4 四半期以外のすべての四半期のデータを取得するには [ 四半期 ] Different From " 第 4 四半期 " フィルタを作成します Greater Than 演算子 ある値よりも大きいデータを取得するには Greater Than 演算子を使用します たとえば 60 を越える年齢の顧客のデータを取得するには [ 顧客の年齢 ] Greater than 60 フィルタを作成します 92 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

93 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理クエリーフィルタとプロンプト演算子 6 Greater Than Or Equal To 演算子 ある値以上のデータを取得するには Greater Than or Equal To 演算子を使用します たとえば 売上げが 150 万ドル以上のデータを取得するには [ 売上げ ] Greater than or equal to フィルタを作成します Less Than 演算子 Less Than 演算子は ある値よりも小さいデータを取得する場合に使用します たとえば 試験結果が 40 点より低いデータを取得するには [ 試験結果 ] Less Than 40 フィルタを作成します Less Than Or Equal To 演算子 ある値以下のデータを取得するには Less Than Or Equal To 演算子を使用します たとえば 年齢が 30 歳以下の顧客のデータを取得するには [ 年齢 ] Less Than Or Equal To 30 フィルタを使用します Between 演算子 2 つの値およびその間の値からデータを取得するには Between 演算子を使用します たとえば 第 25 週から第 36 週までの週 ( 第 25 週と第 36 週を含む ) のデータを取得するには [ 週 ] Between 25 and 36 フィルタを作成します Not Between 演算子 2 つの値の範囲に含まれないデータを取得するには Not Between 演算子を使用します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 93

94 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理 6 クエリーフィルタとプロンプト演算子 たとえば 第 25 週から第 36 週までの週を除くすべての週 ( 第 25 週と第 36 週を含まない ) のデータを取得するには [ 週 ] Not between 25 and 36 フィルタを作成します In List 演算子 In List 演算子は 値の一覧の値に対応するデータを取得する場合に使用されます たとえば US UK および Japan のデータのみを取得する場合 [ 国 ] In List ("US";"UK";"Japan") フィルタを作成します Not In List 演算子 複数の値に対応しないデータを取得するには Not In List 演算子を使用します たとえば US UK および Japan のデータを取得しない場合 [ 国 ] Not In ("US";"UK";"Japan") フィルタを作成します Matches Pattern 演算子 Matches Pattern 演算子を使用して 特定の文字列または文字列の一部を含むデータを取得します たとえば 1972 年生まれの顧客を取得するには フィルタ [DOB] Matches Pattern "72" を作成します Different From Pattern 演算子 Different From Pattern 演算子を使用して 特定の文字列を含まないデータを取得します たとえば 1972 年生まれではない顧客を取得するには フィルタ [DOB] Different From Pattern '72' を作成します Both 演算子 Both 演算子を使用して 2 つの値に対応するデータを取得します 94 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

95 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理プロンプトを作成する 6 たとえば 固定電話と携帯電話を所持している顧客を取得するには フィルタ [Account Type] Both ' 固定 ' And ' 携帯 ' を作成します Except 演算子 Except 演算子を使用して 1 つの値に対応し もうひとつの値を含まないデータを取得します たとえば 固定電話を所持し 携帯電話を所持していない顧客を取得するには フィルタ [Account Type] ' 固定 ' Except ' 携帯 ' を作成します Except 演算子は Different From 演算子や Not In List 演算子よりも制限が厳格です たとえば 顧客を返すレポートで フィルタが [Lines] Different From ' アクセサリ ' の場合 ' アクセサリ ' 行に販売済みアイテムが含まれている販売レコードはすべて除外されます 同じ顧客が購入済みアクセサリとアクセサリ以外のアイテムを所持している場合 この顧客はレポートに表示されますが 支払い合計にはアクセサリ以外の販売額のみが含まれます フィルタが [Lines] Except ' アクセサリ ' の場合 レポートにはアクセサリを購入していない顧客だけが含まれます 関連項目 197 ページの Not In List 演算子 196 ページの Different From 演算子 プロンプトを作成する 1 [ データ ] タブで プロンプトを適用するオブジェクトを [ クエリーフィルタ ] 枠にドラッグします クエリフィルタが [ クエリフィルタ ] 枠のアウトラインに表示されます 2 [ クエリーフィルタ ] の右側にある矢印をクリックし メニューから [ プロンプト ] を選択します 3 テキストボックスにプロンプトテキストを入力します 4 テキストボックスの横にあるアイコンをクリックし 表示されたダイアログボックスを使用してプロンプトプロパティを設定します 日付のプロンプトで日付の選択にポップアップカレンダを使う場合は [ 値の一覧を伴うプロンプト ] は選択しないでください ドキュメントに複数のデータプロバイダが含まれていて (1) 同じデータ型のオブジェクト (2) 同じ種類の演算子を持った (3) 新しいプロンプトと同じ SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 95

96 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理 6 プロンプトを削除する テキストのプロンプトが既に存在する場合 Web Intelligence からそれら 2 つのプロンプトが結合されることを告げるメッセージが表示されます つまり すべてのデータプロバイダが最新表示されるときに 2 つのプロンプトが結合され メッセージが 1 つだけ表示されることになります 5 プロンプトをオプションにするには [ オプションプロンプト ] を選択します 6 プロンプトを削除するには プロンプトを右クリックし メニューから [ 削除 ] を選択します ドキュメントを最新表示すると 作成したプロンプトが表示されます 関連項目 96 ページの プロンプト表示の定義 91 ページの 結合プロンプト プロンプトを削除する プロンプトを選択し Delete キーを押します プロンプト表示の定義 プロンプトには デフォルトでプロンプトボックスと値の一覧が表示されます プロンプトに答えるにはボックスに値を入力するか 一覧から値を選択します 次のオプションを組合せ プロンプトの表示方法を変更することができます プロンプトに表示する内容 ( 状況 ) 選択するオプション フィルタを適用するディメンション メジャー 詳細に関連付けられた値の一覧 前回の実行時にプロンプトで選択された値 ( 別の値の選択は可能 ) オブジェクトのすべての値を表示し 適用する値を選択する場合 現在の月のように ドキュメントの最新表示で基本的には同じ値を指定するが 必要に応じて別の値を選択できるようにする場合 デフォルトで選択されたオプションをそのまま使用する : 値の一覧を伴うプロンプト オプションを選択する : 最後に選択した値を維持 96 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

97 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理プロンプトの結合 6 プロンプトに表示する内容 ( 状況 ) 選択するオプション デフォルトとして指定した値 ( 別の値の選択は可能 ) 現在の年のように ドキュメントの最新表示でほぼ毎回同じ値を指定するが 必要に応じて別の値を選択できるようにする場合 オプションを選択する : デフォルト値の設定 ユーザが選択する値の一覧 データベースに存在しない値が入力されることを防ぐ場合 オプションを選択する : 一覧から選択 プロンプトをオプションにするには [ オプションプロンプト ] を選択します このプロンプトに対しては値を指定する必要はありません この場合 プロンプトは無視されます 注日付のプロンプトで日付の選択にポップアップカレンダを使う場合は [ 値の一覧を伴うプロンプト ] は選択しないでください プロンプトの結合 1 つのクエリに複数のプロンプトを組み合わせことによって ドキュメントに返すデータを細かく制限できるため 同じレポートを表示する複数のユーザがそれぞれのニーズに対応した情報だけを表示できるようになります たとえば 客アカウントドキュメントで次の 3 つのプロンプトを結合できます 顧客名 アカウント番号 期間 : 開始または終了 ドキュメントを表示する各経理責任者は 特定の期間の特定の顧客のアカウントのデータをレポートに表示できます プロンプトの結合は クエリフィルタの結合と同じ方法で行います プロンプトとクエリフィルタの結合 1 つのクエリにプロンプトとフィルタを組み合わせると フィルタで一部のクエリオブジェクトの値を限定し プロンプトで他のオブジェクトの値をさらに限定できます たとえば人事ドキュメントでは 次のようにフィルタとプロンプトを組み合わせることができます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 97

98 プロンプトを使用したデータのフィルタ処理 6 プロンプトの順序を変更する [ 年 ] 等しい今年 [ 役職 ] 等しくない基幹職 従業員名の指定 ドキュメントを表示するユーザは どの従業員の情報を表示するかを選択できますが 今年のデータに限定され さらに基幹職のデータを見ることはできません プロンプトの順序を変更する 1 クエリーパネルで [ プロパティ ] タブをクリックします 2 [ プロンプトの順序 ] ボックスで順序を変更するプロンプトを選択し ボックスの横にある上向きまたは下向き矢印を押します 98 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

99 複合クエリの使用 7

100 複合クエリの使用 7 複合クエリの定義 複合クエリの定義 複合クエリーとは 連携して単一の結果を返すクエリーのグループのことです グループに含まれるすべてのクエリーは 同一のユニバースに基づいている必要があります 複合クエリーの種類 クエリは 次の 3 つの関係で結合できます ユニオン インターセクション マイナス ユニオン結合では Web Intelligence は 両方のクエリーからすべてのデータを取得し 重複する行を削除して 複合データセットを作成します インターセクション結合では Web Intelligence は 両方のクエリーに共通するデータを返します マイナス結合では Web Intelligence は 最初のクエリーにはあるが 2 つ目のクエリーにはないデータを返します 例ユニオン インターセクション およびマイナスのクエリー この例では 次の表に示されるように国の一覧を返す 2 つのクエリがあるものとします クエリ クエリ 1 クエリ 2 値 アメリカ ; イギリス ; ドイツ ; フランス アメリカ ; スペイン 複合クエリーの種類に応じて Web Intelligence は次の値を返します 結合の種類 UNION 値 アメリカ ; イギリス ; ドイツ ; フランス ; スペイン 100 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

101 複合クエリの使用複合クエリーでできる作業 7 結合の種類 INTERSECTION MINUS 値 アメリカ ; イギリス ; ドイツ ; フランス 複合クエリーでできる作業 複合クエリーを使用すると 単一の Web Intelligence クエリーでは作成しにくい または作成できない質問に答えることができます 例複合クエリを使用したデータセットを返す [ アイランドリゾートマーケティング ] サンプルユニバースには リゾートにすでに滞在している客を返す " 年 " ディメンションと 今後滞在するために予約している客を返す " 予約年 " というディメンションがあります データベースとユニバースの構造により これらのオブジェクトには互換性がありません つまり レポート内の同じブロックにそれらを含めることはできません リゾートに滞在した客数が n 人を超えた年と リゾートへの滞在を予約した客数が n 人を超えた年を示す 年の単一の一覧を返すには どのようにすればよいでしょうか それには 次のような複合クエリを使用します クエリ クエリ 1 戻り値 リゾートに滞在した客数が n 人を超えた年 UNION クエリ 2 リゾートへの滞在を予約した客数が n 人を超えた年 これらの 2 つのクエリ間にユニオンを使用すると 必要な年の一覧が返されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 101

102 複合クエリの使用 7 Web Intelligence での複合クエリーの生成方法 Web Intelligence での複合クエリーの生成方法 使用しているデータベースがクエリーで結合の種類をサポートする場合 複合クエリーはデータベースレベルで機能します 複合クエリーは Web Intelligence がデータベースに送信したクエリーを変更します これは ユニオン インターセクション およびマイナスの演算子を含む SQL( 構造化クエリー言語 ) クエリーを 複合クエリーが生成することによって行われます 注 SQL は リレーショナルデータベースの標準のクエリー言語ですが データベースごとに独自の構文があります 使用しているデータベースがクエリーで結合の種類をサポートしない場合 Web Intelligence は データベースから取得した後に解決するデータを含む複数の SQL クエリーを生成することによって レポートレベルでクエリーを実行します 複合クエリを作成する 1 クエリーパネルで最初のクエリーを作成します 2 ツールバーの [ 複合クエリーの追加 ] をクリックします Web Intelligence によって 最初のクエリーのコピーがデータプロバイダに追加されます 2 つ目のクエリーには次の特性があります 元のクエリーと同じレポートオブジェクトを含みます 元のクエリで定義されているフィルタは含みません 元のクエリとユニオン関係で結合されます 3 クエリーを切り替えるには [ クエリーパネル ] の左下の枠の [ 複合クエリー n] をクリックします 複合クエリーの個々のクエリーには 複合クエリー n の名前が付けられます 4 クエリーを削除するには 削除する複合クエリー n を右クリックし メニューの [ 削除 ] を選択します 5 結合の種類を変更するには 演算子をダブルクリックします 演算子は ユニオン インターセクション マイナスの順番に切り替わります 6 通常の Web Intelligence クエリーを作成するのと同じ方法で 複合クエリー内に各クエリーを作成します 7 [ クエリーの実行 ] をクリックします 102 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

103 複合クエリの使用複合クエリの構造 7 複合クエリの構造 複合クエリ内のクエリは 同じデータ型の同じ数のオブジェクトを返す必要があり オブジェクトは同じ順序であることが必要です クエリ結果のオブジェクトの数とそれらのオブジェクトのデータ型が異なる場合 クエリは結合できません たとえば [ 年 ] を返すクエリと [ 年 ] および [ 売上げ ] を返すクエリを結合したり [ 年 ] を返すクエリと [ 売上げ ] を返すクエリを結合したりすることはできません また 複合クエリのセマンティックにも注意する必要があります [ 年 ] を返すクエリと [ 地域 ] を返すクエリが同じデータ型である場合 これらを結合することは可能ですが その結果は年と地域が混在した一覧になり 意味のないものになります 通常 最初のクエリに [ 年 ] ディメンションが含まれる場合 2 つ目のクエリにも年のリストを返すディメンションが含まれます 客数に基づいて年と予約年の一覧を返す この例は 複合クエリーを使用してデータセットを返す例で示されているクエリーのワークフローを説明します リゾートに滞在した客数が n 人を超えた年と リゾートへの滞在を予約した客数が n 人を超えた年で構成される 年の一覧を返すクエリを作成するとします 1 ユニバースの一覧から [ アイランドリゾートマーケティング ] ユニバースを選択し クエリパネルを開きます 2 [ 年 ] オブジェクトを [ 結果オブジェクト ] 枠にドラッグします 3 [ 客数 ] オブジェクトを [ クエリフィルタ ] 枠にドラッグして n 人を超えた [ 客数 ] のみに制限するレポートフィルタを作成します 4 [ 複合クエリの追加 ] をクリックします [ 複合クエリ ] 枠は クエリパネルの左下に表示され ユニオンで結合された 2 つのクエリが示されます 5 2 つ目のクエリをクリックし [ 年 ] および [ 客数 ] オブジェクトを削除します 6 予約年 オブジェクトを [ 結果オブジェクト ] 枠にドラッグします 7 [ 予定客数 ] オブジェクトを [ クエリフィルタ ] 枠にドラッグして n 人を超えた予定客数のみに制限するレポートフィルタを作成します 8 [ クエリの実行 ] をクリックします クエリは 年と予約年の複合リストを返します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 103

104 複合クエリの使用 7 複合クエリの優先順位 複合クエリの優先順位 Web Intelligence が複合クエリー内のクエリーの結合を実行する順序は 最終的な結果を決定する際に重要です 最も単純な複合クエリでは 次の例のように あるリレーションシップで 2 つ以上のクエリを結合します クエリ 1 INTERSECTION クエリ 2 クエリー 3 この場合 Web Intelligence は最初に [ 複合クエリー n] および [ 複合クエリー n+1] の間にユニオン インターセクション またはマイナスを表すデータのセットを検出し 次に そのデータセットと [ 複合クエリー n+2] で返されたデータの間のユニオン インターセクション またはマイナスを検出します Web Intelligence は この関係におけるすべてクエリーの処理をこの方法で続けます これにより 上記の例の場合は 次のような結果になります クエリクエリ 1 クエリ 2 1 と 2 のインターセクションクエリ 3 最終的なインターセクション データアメリカ ; イギリス ; フランス ; ドイツアメリカ ; フランス ; フィンランドアメリカ ; フランスアメリカ ; スペインアメリカ 複数の複合クエリー 次の例にあるように 複数のクエリーを複雑なリレーションシップで結合して 実行順序を決定することができます 104 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

105 複合クエリの使用複合クエリの優先順位 7 複合クエリー 1 MINUS INTERSEC TION 複合クエリー 2 複合クエリー 3 Web Intelligence はクエリーグループをクエリーパネルに表示されているとおり右から左へ処理し 各グループ内では上から下に処理します 上記の例の マイナス グループのように 優先度の高いグループはクエリーパネルの右側にインデントされて表示されます この例の場合は 以下の表に示すように Web Intelligence は最初にマイナス結合の結果を判断し 次にこの結果と [ 複合クエリー 3] の結果のインターセクションを検出します クエリークエリ 1 クエリ 2 クエリ 1[MINUS] クエリ 2 クエリ 3 結果アメリカ ; イギリス ; スペイン ; ドイツドイツアメリカ ; イギリス ; スペインアメリカ ; スペイン ; フィンランド ( クエリー 1[MINUS] クエリー 2) INTERSECTION アメリカ ; スペイン クエリー 3 注データベースが 実行する種類の複合クエリーを直接サポートする場合 Web Intelligence は結合演算子を含む SQL を生成します この場合の優先順位は データベースで定義された優先順位に基づいて決まります 詳細については Web Intelligence 管理者に確認してください SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 105

106 複合クエリの使用 7 複合クエリの優先順位 Java レポートパネルで複合クエリーの優先順位を設定する 1 クエリーパネルで最初のクエリーを作成します 2 [ 複合クエリーの追加 ] をクリックします 3 すべてのコンポーネントのクエリーを作成するまで この手順を繰り返します 4 1 組のクエリーの優先順位を上げるには クエリーを より優先順位が高いクエリーにドラッグアンドドロップして関連付けます Web Intelligence はドラッグアンドドロップ操作のソースクエリーとターゲットクエリーをインデントし それらをデフォルトではユニオンで結合します 5 引き続き クエリーをグループ内に既に含まれている任意の 2 つのクエリーの間のスペースにドラッグアンドドロップして クエリーを優先順位の高いグループに追加します 6 既存の優先順位の高いグループ内にさらに優先順位の高いグループを作成する場合は 上の 2 つの手順を繰り返します 7 クエリー内のすべてのグループの結合演算子をダブルクリックし それらを必要に応じて変更します 8 [ クエリーの実行 ] をクリックします 106 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

107 サブフィルタを使用したデータのフィルタ処理 8

108 サブフィルタを使用したデータのフィルタ処理 8 サブクエリーについて サブクエリーについて サブクエリはより柔軟なクエリフィルタで 通常のクエリフィルタで実行できるよりも高度な方法で値を制限することができます サブクエリが通常のクエリフィルタよりも強力な理由は次のとおりです クエリの制限に使用する値を持つオブジェクトの値と 他のオブジェクトの値とを比較できます WHERE 句を使用してサブクエリから返される値を制限できます サブクエリーでできる作業 サブクエリを使用すると 単純なクエリフィルタでは式にするのが難しい または不可能な複雑な質問を提示できます たとえば 顧客 およびその顧客が 2003 年の第 1 四半期 (Q1) に ( いずれかの顧客によって ) 既に予約されていたサービスを購入した際の売上げの一覧を得ることができます サブクエリーの動作のしくみ サブクエリーは Web Intelligence がクエリーデータを取得するために生成する SQL を変更することによって機能します Web Intelligence は 外部クエリーから返されたデータを制限するサブクエリーを含む SQL を生成します SQL サブクエリーの詳細については SQL に関する書籍を参照してください 注 SQL はすべてのリレーショナルデータベース (RDBMS) でサポートされるクエリー言語ですが データベースごとに独自の構文があります サブクエリを作成する 1 クエリーに表示するオブジェクトを [ 結果オブジェクト ] 枠に追加します 2 サブクエリーでフィルタ処理するオブジェクトを [ 結果オブジェクト ] 枠で選択し [ クエリーフィルタ ] 枠の右上にある [ サブクエリーの追加 ] をクリックします サブクエリーのアウトラインが [ クエリーフィルタ ] 枠に表示されます デフォルトでは 選択したオブジェクトがフィルタオブジェクトおよび適用フィルタオブジェクトとして表示されます 3 サブクエリに WHERE 条件を追加するには レポートオブジェクトを [ オブジェクトをここにドロップ ] ボックスの下のサブクエリ領域にドラッグします 108 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

109 サブフィルタを使用したデータのフィルタ処理サブクエリを作成する 8 4 サブクエリに WHERE 条件を追加するには レポートオブジェクトを [ オブジェクトをここにドロップ ] ボックスの下のサブクエリ領域にドラッグします 既存のサブクエリまたは標準的なクエリフィルタを サブクエリ内の WHERE 条件として使用できます そのためには 既存のフィルタまたはサブクエリを [ オブジェクトをここにドロップ ] ボックスの下のサブクエリ領域にドラッグアンドドロップします 既存のフィルタを WHERE 条件に移動するのではなくコピーするには コントロールキーを押したままドラッグアンドドロップします この場合 既存のフィルタは元の場所に残り そしてサブクエリの WHERE 条件の一部になります 5 WHERE 条件でオブジェクトをフィルタ処理するための演算子と値を選択します 6 [ サブクエリ ] をクリックして その他のサブクエリをクエリフィルタに追加します AND または OR 関係でサブクエリをリンクするだけでなく 既存のサブクエリを [ オブジェクトをここにドロップ ] ボックスの下の領域にドラッグすることで それらをネスト ( サブクエリの中にサブクエリを作成する ) できます この場合 内側のサブクエリは外側のサブクエリの WHERE 条件の一部になります サブクエリを WHERE 条件に移動するのではなくコピーするには コントロールキーを押したままドラッグアンドドロップします この場合 2 番目のサブクエリは最初と同じレベルに残り そして最初の WHERE 句の一部になります デフォルトでは 2 つのサブクエリは AND 関係でリンクされます AND と OR を切り替えるには [AND] 演算子をクリックします 7 サブクエリをネストする ( サブクエリの中にサブクエリを作成する ) には 既存のサブクエリを [ オブジェクトをここにドロップ ] ボックスの下の領域にドラッグします サブクエリを WHERE 条件に移動するのではなくコピーするには コントロールキーを押したままドラッグアンドドロップします この場合 2 番目のサブクエリは最初と同じレベルに残り そして最初の WHERE 句の一部になります 内側のクエリは外側のクエリの WHERE 条件の一部になります どの顧客が 2003 年の第 1 四半期にすでに予約されているサービスを購入したか また その売上げはいくらかを調べる 1 [ 国 ] および [ 売上げ ] オブジェクトをクエリパネルの [ 結果オブジェクト ] 枠にドラッグします 2 [ サービス ] オブジェクトを選択します 3 [ サブクエリ ] をクリックします サブクエリのアウトラインが [ クエリフィルタ ] 枠に表示されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 109

110 サブフィルタを使用したデータのフィルタ処理 8 サブクエリパラメータ 注選択されたオブジェクトが サブクエリの概要の両方のボックスに表示されます 多くの場合 両方のボックスで同じオブジェクトを使用しますが 必ずしもそのようにする必要はありません オブジェクトが共通の値を返さない場合 サブクエリーは値を返さないため クエリーも値を返しません 4 [ 予約年 ] オブジェクトを [ サービス ] オブジェクトの下のサブクエリーの概要の領域にドラッグします Web Intelligence は [ 予約年 ] オブジェクトに WHERE 条件を追加します 5 [ 予約年 ] の条件演算子を [ 等しい ] に設定します 6 [ 定数を入力 ] ボックスに FY2003 と入力します 7 [ 予約四半期 ] オブジェクトを [ サービス ] オブジェクトの下のサブクエリーの概要の領域にドラッグします Web Intelligence は [ 予約四半期 ] オブジェクトを WHERE 条件に追加します 8 [ 予約四半期 ] の条件演算子を [ 等しい ] に設定します 9 [ 定数を入力 ] ボックスに Q1 と入力します 10 [ クエリの実行 ] をクリックし クエリを実行します サブクエリパラメータ サブクエリまたはサブクエリのセットには 次のパラメータがあります パラメータ 説明 結果オブジェクトをフィルタするためにその値が使用されるオブジェクト フィルタオブジェクト 複数のフィルタオブジェクトを指定できます その場合 指定したオブジェクトの値が Web Intelligence によって連結されます 110 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

111 サブフィルタを使用したデータのフィルタ処理サブクエリパラメータ 8 パラメータ 説明 どのフィルタオブジェクトの値をサブクエリが返すかを決定するオブジェクトです 適用フィルタオブジェクト 複数の適用フィルタオブジェクトを持つことができます その場合 指定したオブジェクトの値が Web Intelligence によって連結されます フィルタオブジェクトと適用フィルタオブジェクトの関係を指定する演算子です 演算子 データベースによる制限のため 演算子と適用フィルタオブジェクトの特定の組み合わせは使用できません たとえば [ 等しい (=)] 演算子と複数の値を返す適用フィルタオブジェクトを使用すると この種類のサブクエリでは 1 つの値のみを返す適用フィルタオブジェクトが必要であるため データベースはこの SQL を拒否します 生成された SQL がデータベースによって拒否された場合 エラーメッセージにはデータベースによって返されたエラーの説明が表示されます WHERE 条件 ( オプション ) 適用フィルタオブジェクトの値の一覧を制限する追加の条件 WHERE 条件では 通常のレポートオブジェクト 定義済みの条件または既存のクエリフィルタ ( サブクエリを含む ) を使用できます 複数のサブクエリがある場合は サブクエリ間の関係を決定します 関係演算子 AND - すべてのサブクエリの条件を満たす必要があります OR - いずれか 1 つのサブクエリの条件を満たす必要があります SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 111

112

113 データベースのランク機能を使用したデータのランク付け 9

114 データベースのランク機能を使用したデータのランク付け 9 データベースのランク機能について データベースのランク機能について データをランク処理するとき ランク基準に従ってデータを並べ替えてフィルタ処理します Web Intelligence では データベースからランク付けされていないデータを返して Web Intelligence でランク付けすることができます データベースのランク機能を使用すると クエリーやデータベースの段階で順位を指定することができます これによって クエリーによって Web Intelligence に既に順位付けされたデータが返されます データベースのランク機能では クエリーレベルで 各年の売上げに基づいて上位 3 位までの顧客を返す のような質問に答えることができます この場合 基準に満たないデータを Web Intelligence に返して Web Intelligence のランク機能を使用してデータを絞り込む必要がなくなります データベースのランク機能には 次の利点があります データのランク付けによって 処理を集約できます データベースレベルでランク付けすると 一般的にクライアントコンピュータよりはるかに強力なサーバで ランク付け処理を実行できます データを事前に順位付けしておくことにより ネットワークのデータ転送量と Web Intelligence に格納されるデータの量が削減されます データベースのランク機能は Web Intelligence がクエリーデータを取得するために生成する SQL を変更することにより動作します データベースがランク機能をサポートしている場合 データの順位付けを実行する SQL が Web Intelligence により生成されます Web Intelligence は SQL-99 の順序付け SQL の RANK 関数を使用します SQL はすべてのリレーショナルデータベース (RDBMS) でサポートされるクエリー言語ですが データベースごとに独自の構文があります 注使用しているデータベースがランク付けをサポートしている場合にのみ ランク付けを実行できます データベースでデータベースのランク機能がサポートされていない場合 クエリーパネルのツールバーにある [ データベースのランクの追加 ] ボタンは使用できません ランク付けをサポートしているデータベースは Oracle DB2 Terradata および Redbrick です 関連項目 262 ページの データの順位付け 114 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

115 データベースのランク付けパラメータ データベースのランク機能を使用したデータのランク付けデータベースのランク付けパラメータ データベースのランク付けは 次のようにクエリパネルの [ クエリフィルタ ] 枠に表示されます 9 次の表に ランク付けのパラメータの説明を左から右に順に示します パラメータ 説明 上位 / 下位レコード数順位付けするディメンション基準元 For Each( オプション ) ランク機能の順序です 上位 : 大から小へランク付けします 下位 : 小から大へランク付けします ランク付けして返すレコードの数です たとえば 上位 10 位と指定します 順位付けに使用するディメンション たとえば ディメンションが [ 地域 ] で 順位が [ 上位 10 位 ] である場合 上位 10 位までの地域を返します ディメンションの順位付けに使用するメジャー たとえば メジャーが [ 売上げ ] でディメンションが [ 地域 ] である場合 Web Intelligence では 売上げ別に地域が順位付けされます 順位付けのための追加の計算コンテキストを指定するディメンション たとえば ディメンションが [ 地域 ] メジャーが [ 売上げ ] For Each ディメンションが [ 国 ] である場合 Web Intelligence は 国ごとにその地域を売上げ別に順位付けします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 115

116 データベースのランク機能を使用したデータのランク付け 9 データベースのランクを作成する パラメータ WHERE 条件 ( オプション ) 説明 他のパラメータの下に表示される ランクで返される値への追加の制限 たとえば 地域のランク付けに対して 国 を USA に限定する条件を加えると アメリカ合衆国内の地域のみをランク付けします データベースのランクを作成する 1 クエリーに表示するオブジェクトをクエリーパネルの [ 結果オブジェクト ] 枠に追加します 2 順位付けするディメンションを選択します 3 [ クエリーフィルタ ] 枠の上部にあるツールバーで [ データベースのランクの追加 ] をクリックします ランク付けのアウトラインが [ クエリーフィルタ ] 枠に表示されます 選択したディメンションが順位付けするディメンションとして表示され クエリーの最初のメジャーが [ 基準元 ] ボックスの順位付けメジャーとして表示されます 注使用しているデータベースにランク機能がない場合 [ データベースのランクの追加 ] ボタンは利用できません 4 ランク付けの方向 ( 上位または下位 ) を選択します 5 [ 上位 ] または [ 下位 ] の横のボックスに ランク付けするレコードの数を入力します 数値の隣の矢印をクリックして 定数の代わりにプロンプトを指定できます プロンプトを選択する場合は クエリー実行時に順位を入力する必要があります 6 メジャーの計算コンテキストを指定するディメンションを [For Each] ボックスにドラッグします このディメンションは省略できます [For Each] ボックスを表示するには [Based on] メジャーの右の矢印をクリックします 7 WHERE 制限に含めるディメンションを ランクの一番下にある領域にドラッグします 8 [ クエリの実行 ] をクリックします 関連項目 108 ページの サブクエリーについて 116 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

117 データベースのランク機能を使用したデータのランク付けデータベースのランクを作成する 9 部署別に計算された給与に基づいて上位 10 人の従業員を返すレポートを作成する 1 [ 部署 ] [ 従業員名 ] および [ 給与 ] オブジェクトを クエリーパネルの [ レポートオブジェクト ] 枠にドラッグします 2 [ 従業員名 ] オブジェクトを選択します 3 ツールバーの [ データベースのランクの追加 ] をクリックします Web Intelligence によって [ クエリーパネル ] 枠にデータベースランクの概要が追加されます 順位付けするディメンションは [ 従業員名 ] で メジャーは [ 給与 ] です 4 順位付けの方向を [ 上位 ] に設定します 5 順位数を 10 に設定します 6 [For Each] ボックスが表示されていない場合は [Based on] メジャーの横にある矢印をクリックします 7 [For Each] ディメンションをドラッグアンドドロップして [ 部署 ] に設定します データベースのランクは次のようになります 8 [ クエリーの実行 ] をクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 117

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119 Java レポートパネルのレポートインターフェイス 10

120 10 Java レポートパネルのレポートインターフェイス Java レポートパネルのレポートインターフェイスは デフォルトで次のように表示されます [ レポート ] タブ : 画面の左側に レポートの操作に使用する 4 つのタブが表示されます タブデータテンプレートマッププロパティ 説明 レポートに含めることができるユニバースオブジェクト 式 変数を表示します レポートに含めることができる表 図 セルを表示します 表 セル セクション フィルタなど レポートコンポーネントを階層的マップに表示します レポートの表示方法および動作の設定に使用する編集可能なプロパティを表示します プロパティの一覧は 選択されるレポートコンポーネントによって異なります ツールバー ツールバー メイン 説明 メインツールバーを使用して クエリービューとレポートビューの切り替え ドキュメントの保存と印刷 データ追跡およびドリルモードの起動 レポートインターフェイスの設定を行います メインツールバーは常時表示されます それ以外のすべてのツールバーは 非表示にできます 書式設定 レポーティング ページナビゲーション 書式設定ツールバーを使用して テキストとレポートオブジェクトの書式を設定します レポートツールバーを使用して フィルタ 変数 ランク付け 計算などのレポート機能を追加します ページナビゲーションツールバーを使用して レポートのページ間を移動します レポート : デフォルトでは Web Intelligence ドキュメントに含まれるレポートは レポートタブの右 ツールバーの下に表示されます 各レポートは単独で表示されます 120 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

121 Java レポートパネルのレポートインターフェイス 10 メインツールバーの [ ビューの設定 ] メニューからオプションを選択すると レポートインターフェイスを設定できます たとえば ツールバーの非表示やレポートタブの位置変更などが可能です SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 121

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123 Web Intelligence の表示モード 11

124 Web Intelligence の表示モード 11 表示モードを切り替える 表示モードを切り替える データをどのように操作し どのように表示させるかによって Web Intelligence レポートの表示モードを選択できます 1 Web Intelligence Interactive で 表示するレポートのレポートタブを選択します 2 レポートの上のメインツールバーにある [ 表示 ] ボタンの横の矢印をクリックします 3 表示モードを選択します レポートが 選択した表示モードで表示されます 4 Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントで [ レポート ] ツールバーにある [ ページ表示 / クイック表示の切り替え ] を使用し ページモードとクイック表示モードを切り替えます 下書きモード 下書きモードは レポート内のテーブル レポートおよび独立セルだけを表示します 下書きモードは 結果の分析だけに限定して作業したり 計算や式を追加したり テーブルにブレークや並べ替えを追加して結果を構成する場合に使用します ページモード ページモードは ページ余白 ヘッダ フッタなどレポートのページレイアウトを表示します ページモードは テーブルやチャートの書式およびレポートページのレイアウトを調整する場合に使用します PDF モード PDF モードは レポートを PDF 形式で表示します レポートを PDF 形式で表示する または Adobe(R) Acrobat(R) Reader(R) でレポートを印刷する場合 PDF モードを使用します 124 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

125 Web Intelligence の表示モード表示モードを切り替える 11 クイック表示モード Web Intelligence のデフォルトの表示モードは クイック表示モードです これは 物理的なレポートページのサイズではなく データに基づいたページ付けのモードです クイック表示モードでは テーブル レポート レポートの独立セルだけが表示され クイック表示の設定に応じて最大レコード数が垂直および水平に表示されます クイック表示モードでは 最小ページ幅および高さと レポート周辺部の余白も指定します クイック表示モードでは水平および垂直の行数が制限されるので レポートにすべてのデータを格納できない場合があります クイック表示モードは 結果の分析だけに限定して作業したり 計算や式を追加したり テーブルにブレークや並べ替えを追加して結果を構成する場合に使用します クイック表示モードのプロパティは 管理者が CMC で設定することも Web Intelligence で直接設定することもできます プロパティ 最大垂直レコード 最大水平レコード 最小のページ幅 最小のページの高さ Right padding 設定する場所 CMC CMC CMC CMC CMC 注 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 125

126 Web Intelligence の表示モード 11 表示モードを切り替える プロパティ 下余白 ページごとの水平のレコード ページごとの垂直のレコード 設定する場所 CMC Web Intelligence Web Intelligence 注 水平テーブルとクロスタブのみに影響を与えます 水平テーブルは垂直には切断されません 水平テーブルの行数は 垂直レコードの計算では無視されます 垂直テーブル フォーム クロスタブのみに影響を与えます 垂直テーブルの行数は 水平レコードの計算では無視されます その他の説明 テーブルのヘッダとフッタは行としてカウントされません 独立セルとチャートは行としてカウントされません セクションが空でない場合 セクションセルは行としてカウントされません セクションが空の場合 セクションセルは垂直の行としてカウントされます クイック表示モードでは [ ブロック内では改ページしない ] オプションは機能しません Web Intelligence でクイック表示モードの設定を変更する Web Intelligence のクイック表示モードで ページごとの水平および垂直のレポート数を変更できます 1 Java レポートパネルで [ ページコンテンツ ] > [ ページごとの垂直のレコード ] および [ ページコンテンツ ] > [ ページごとの水平のレコード ] を選択してプロパティを設定します 2 Web Intelligence Interactive でレポートの背景を右クリックし [ レポートの書式設定 ] を選択して [ レポートの書式設定 ] ダイアログボックスを表示します 次に [ 全般 ] タブで [ ページごとの垂直のレコード数 ] と [ ページごとの水平のレコード数 ] を設定します 126 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

127 Web Intelligence の表示モード表示モードを切り替える 11 拡張表示モードを選択する 管理者は レポートを画面上に表示するときにのみ適用される最小のページ余白 ヘッダーおよびフッターを定義できます つまり コンピュータ画面にレポートを表示するときに レポートページに最大限の情報が表示されます 管理者が設定したページ定義を適用するには 拡張表示モードを選択する必要があります 1 [ ドキュメント ] > [ プロパティ ] を選択する (Web Intelligence Interactive の場合 ) か レポートを右クリックして [ ドキュメントプロパティ ] を選択します (Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントの場合 ) 2 [ 拡張表示モード ] を選択します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 127

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129 レポートデータの表示と非表示 12

130 レポートデータの表示と非表示 12 レポートデータを表示または非表示にする さまざまなレポート要素を折りたたんだり展開したりすることにより レポートデータを非表示にしたり表示したりすることができます セクション ブレーク およびテーブルを折りたたんだり展開したりすることができます Web Intelligence は レポート要素に応じてさまざまな形でデータを表示または非表示にすることができます レポート要素 セクション テーブルまたはブレーク 結果 セクションが折りたたまれているときに セクション詳細は非表示になり 空白のセルのみが表示されます テーブルやブレークが折りたたまれている場合 行が非表示になり ヘッダとフッタのみが表示されます つまり テーブルを折りたたんだり展開したりするには ヘッダとフッタが必要になります 垂直テーブルとクロスタブのみ折りたたんだり展開したりすることができます 注テーブルとブレークの折りたたみと展開は Web Intelligence Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントでのみサポートされています レポートデータを表示または非表示にする 1 [ レポート ] ツールバー上にある [ 折りたたみ / 展開 ] をクリックします [ 折りたたみ / 展開 ] バーがレポートの左側に表示されます 2 個別のレポート要素に対応して調整されているバー上のアイコンを使用して 特定のレポート要素を折りたたんだり展開したりします 3 バーの下部にあるアイコンを使用して レポート要素タイプの全インスタンスを折りたたんだり展開したりします 130 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

131 テーブルでのデータ表示 13

132 テーブルでのデータ表示 13 Web Intelligence のテーブル Web Intelligence のテーブル 新しいドキュメントを作成し クエリーを初めて実行して結果を表示するときに Web Intelligence では垂直のテーブルにすべての結果を含むレポートが生成されます テーブルの構成を変更したり データを削除 追加したり テーブルのタイプを変更して結果の表示方法を変えたり ほかのテーブルを挿入することができます また 独立セルを挿入して 単一のセルに結果を表示することもできます Web Intelligence のテーブルタイプ Web Intelligence レポートは 結果をブロックで表示します 指定した種類のテーブルとしてブロックの書式を設定することができます 垂直のテーブル 垂直のテーブルでは テーブルの上部にヘッダセル 各列に対応するデータが表示されます デフォルトでは テーブルに含まれるディメンション 詳細 メジャーの名前がヘッダセルに表示され 対応する値がボディセルに表示されます 水平のテーブル 水平のテーブルでは テーブルの左にヘッダセル 各行に対応するデータが表示されます デフォルトでは テーブルに含まれるディメンション 詳細 メジャーの名前がヘッダセルに表示され 対応する値がボディセルに表示されます 132 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

133 テーブルでのデータ表示 Web Intelligence のテーブルタイプ 13 クロスタブ クロスタブでは 上軸と左軸にディメンションの値が表示されます ボディには ディメンションのクロスセクションに対応するメジャーの値が表示されます たとえば 次のクロスタブには 上軸に [ 年 ] の値が 左軸に [ 都道府県 ] の値が表示されています ボディには 各都道府県の四半期別の [ 売上げ ] が表示されています クロスタブには 複数のディメンションを含めることができます たとえば 次のクロスタブには 2 つのディメンションが表示されています [ 売上げ ] メジャーの値は 各都道府県の四半期ごとの商品区分別の値です ボディにディメンションのあるクロスタブを作成すると ボディセルの値は多次元データモデルに従って計算されます ボディに表示される値は SQL 結果の特定の座標に行がある ないにかかわらず テーブル軸の全座標にしたがって計算されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 133

134 テーブルでのデータ表示 13 Web Intelligence のテーブルタイプ フォーム フォームは 顧客別 商品別 パートナー別などの詳細情報を表示する場合に便利です たとえば顧客のアカウント 名前 住所など 個々の顧客レコードを表示するのに役立ちます また 封筒の宛名ラベルにも利用できます 134 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

135 テーブルでのデータ表示構造表示と結果表示 13 構造表示と結果表示 Web Intelligence Java レポートパネルでは 構造表示でドキュメントに複数の変更を加え Web Intelligence サーバーに変更を適用せずに変更内容をプレビューできます これによって さまざまな書式を短時間で変更し プレビューすることができます 結果表示に戻ると Web Intelligence がサーバーにすべての変更を一括して適用するよう要求し 変更された書式が返されます 構造表示と結果表示のどちらでも テーブルの作成および書式設定を実行できます ただし 複数の個所を変更する場合は 構造表示で行うことをおすすめします テーブルの作成と編集 オブジェクトをレポートにドラッグしてテーブルを作成する 1 レポートが空白の場合は [ データ ] タブのオブジェクトかクラスフォルダを 1 つ選択し レポートにドラッグアンドドロップします 2 レポートにテーブルやチャートが既に含まれている場合は Alt キーを押し Alt キーを押したままオブジェクトをレポートの空白個所までドラッグします 新しいテーブルヘッダーとボディセルがレポートに表示されます テーブルヘッダーには オブジェクトの名前が表示されます 3 テーブルに別のオブジェクトを追加するには [ データ ] タブから別のオブジェクトを選択し 既存の列ヘッダーの右か左にドラッグします 4 [ ここにドロップするとセルを置き換えます ] というツールヒントが表示されたら テーブルヘッダーの右または左にオブジェクトをドロップします 2 つ目の列が最初の列の前または後ろに表示されます 新しい列ヘッダーには オブジェクトの名前が表示されます Web Intelligence が垂直のテーブルに値を表示します [ 変換 ] 機能を使用すると 垂直のテーブルをクロスタブなどの異なるテーブル形式にすばやく変換できます テンプレートを選択してテーブルを作成する 1 [ 構造表示 ] をクリックします 構造表示で作業することにより 毎回サーバーに変更の適用を要求せずに新しいテーブルを定義し プレビューすることができます すべての変更が終了したら結果表示に戻り 変更内容を適用して新しいテーブルに結果を表示します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 135

136 テーブルでのデータ表示 13 テーブルの作成と編集 2 [ テンプレート ] タブをクリックします 3 テンプレートを選択し [ テンプレート ] タブからレポートの空白個所にドラッグします テンプレートがレポートに表示されます 4 [ データ ] タブをクリックします ドキュメントに含まれるオブジェクトと変数が表示されます ここに表示されるオブジェクトと変数は どれでもテーブルに追加することができます 5 オブジェクトまたは変数をテーブルの空のヘッダーかボディセルにドラッグします 6 [ ここにドロップしてセルを置換 ] というツールヒントが表示されたら オブジェクトをテーブルにドロップします 空のセルがオブジェクトに置き換えられます 結果表示で作業している場合は オブジェクトの値がテーブルに表示されます 構造表示で作業している場合は オブジェクトの名前がテーブルに表示されます 7 テンプレートにさらにオブジェクトを追加するには [ データ ] タブからテンプレートにオブジェクトをドラッグします テーブルテンプレートの各部分にオブジェクトを追加したら さらにオブジェクトを追加してテーブルを大きくしていくことができます オブジェクトを追加するごとに 列または行がテーブルに追加されます 8 ほかのオブジェクトを追加し 追加のテーブル列または行を作成するには [ データ ] タブからオブジェクトをドラッグし 行または列にドロップします オブジェクトを列の左にドロップすると 既存の列の左に新しい列が作成されます オブジェクトを列の右にドロップすると 新しい列が既存の列の右に作成されます オブジェクトを行の上にドロップすると 既存の行の上に新しい行が作成されます オブジェクトを行の下にドロップすると 既存の行の下に新しい行が作成されます 9 構造表示で作業している場合は [ 結果表示 ] をクリックすると 新しいテーブルに値が表示されます テーブルを複写する 1 レポートからテーブルを選択します テーブルを選択すると テーブル全体がグレイの枠線で囲まれます 136 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

137 テーブルでのデータ表示テーブルの作成と編集 13 2 マウスボタンを押したまま Ctrl キーを押します Web Intelligence が元のテーブルの上に複写テーブルを作成します 3 Ctrl キーとマウスボタンを押したまま 複写テーブルをレポートの空白個所までドラッグします レポートに複写テーブルが表示されます ドラッグアンドドロップを使ってテーブルに別のテンプレートを適用する 1 変更するテーブルのあるレポートタブを選択します 2 [ テンプレート ] タブをクリックします [ テンプレート ] タブが表示されていない場合は レポートツールバーの [ マネージャの表示 / 非表示 ] ボタンをクリックします [ テンプレート ] タブが表示されます 3 テンプレートを選択し [ テンプレート ] タブからテーブルにドラッグします テンプレートは既存のレポートブロック上にドロップする必要があります Web Intelligence が新しいテンプレートをテーブルの値に適用します [ 変換 ] を使ってテーブルに別のテンプレートを適用する 1 テーブルの上端をクリックして 書式を変更するテーブルを選択します テーブル全体がグレイの枠線で囲まれます 2 レポートブロックを右クリックします 3 ショートカットメニューから [ 変換 ] を選択します [ 変換 ] ダイアログボックスが開きます 4 [ テーブル ] タブまたは [ チャート ] タブの 1 つから テーブルに適用するテーブルまたはチャートのテンプレートを選択します 5 [OK] をクリックします テキストを Unicode で表示するテーブルをチャートに変換すると チャートのデフォルトフォントが Unicode でない限り Unicode フォントはチャートには適用されません コンピュータで Unicode を使用できる場合は チャートの書式を変更する必要があります 使用できない場合は管理者に連絡し Web Intelligence サーバーとお使いのコンピュータを設定するよう依頼する必要があります SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 137

138 テーブルでのデータ表示 13 テーブルの作成と編集 ドラッグアンドドロップを使ってテーブルに行または列を追加する テーブルに追加するオブジェクトを [ データ ] タブからドラッグし 追加する場所にドロップします 既存の列の左の新しい列にオブジェクトを追加するには 列ヘッダーの左端にオブジェクトをドラッグします 既存の列の右の新しい列にオブジェクトを追加するには 列ヘッダーの右端にオブジェクトをドラッグします 既存の行の前の新しい行にオブジェクトを追加するには 行ヘッダーの上端にオブジェクトをドラッグします 既存の行の後ろの新しい行にオブジェクトを追加するには 行ヘッダーの下端にオブジェクトをドラッグします 新しい列または行のヘッダーにオブジェクトの名前が表示され 新しいボディセルに値が表示されます [ 行 / 列の挿入 ] ツールバーメニューを使ってテーブルの行または列を追加する 1 形式を変更するテーブルを選択します 2 新しい列または行を挿入する隣の列または行を選択します 3 [ 列の挿入 ] [ 行の挿入 ] ボタンに自動的に挿入オプションが表示されます 4 表示されたオプションをクリックするか [ 挿入 ] ボタンの横の矢印をクリックし ドロップダウンメニューから適切なオプションを選択します Web Intelligence が空白の列または行をテーブルに追加します 5 オブジェクトを [ データ ] タブからドラッグし 空白の列または行にドロップします Web Intelligence が選択されたオブジェクトを新しい列または行に割り当てます 列または行のヘッダーにオブジェクトの名前が表示され ボディセルにオブジェクトの値が表示されます テーブルの行または列を削除する 削除するテーブルの行または列を右クリックし ショートカットメニューから [ 行の削除 ] [ 列の削除 ] または [ 削除 ] をクリックします 138 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

139 テーブルでのデータ表示テーブルの作成と編集 13 行または列を移動する 選択した列または行をドラッグし テーブル上の別の列または行の前か後ろにドロップします 行または列をドラッグすると ポインタの横に列または行のヘッダが表示されます 行または列を入れ替える 選択した列または行を入れ替え先の列または行の上にドラッグします Web Intelligence が 2 つの列または行を入れ替えます 行または列を置き換える 1 変更するテーブルのあるレポートタブを選択します 2 [ データ ] タブをクリックします 3 テーブルに追加するオブジェクトを [ データ ] タブからドラッグし 置き換える行 列 またはボディの上にドロップします 新しいオブジェクトの値がテーブルに表示されます テーブルからセルのコンテンツを消去する セルのコンテンツを消去し 空になったセルに画像 ハイパーリンク 式 テキストなどを表示できます テーブル内では 次のセルを消去できます ヘッダセル - 各ヘッダセルを別々に消去できます フッタセル - 各フッタセルを別々に消去できます 関連するボディセル - 1 つのボディセルを消去すると 自動的に同じ列や同じ行のすべてのボディセルが消去されます 1 消去するセルをクリックします セルが強調表示されます 2 選択したセルを右クリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 139

140 テーブルでのデータ表示 13 テーブルとセルの書式設定 ショートカットメニューが表示されます 3 ショートカットメニューが表示されます 4 [ セルのコンテンツを削除する ] をクリックします Web Intelligenceが選択されたセルのコンテンツを消去します テーブルを削除する 1 テーブルの上端をクリックして 削除するテーブルを選択します テーブル全体がグレイの枠線で囲まれます 2 Delete キーを押すか 選択されたテーブルを右クリックし ショートカットメニューから [ 削除 ] を選択します テーブルとセルの書式設定 テーブルの背景色を選択する 1 背景を設定するテーブルまたはテーブルセルを選択します 2 テーブルの枠線を右クリックし [ 書式設定 ] を選択するか テーブル内を右クリックしてショートカットメニューから [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに テーブルの書式設定オプションが表示されます 3 [ 表示 ] > [ 背景色 ] の横にある下向きの矢印を選択します 使用できる色の一覧が表示されます 4 選択したテーブルまたはテーブルセルに適用する色をクリックするか [ カスタム ] をクリックして [Swatches] [HSB]( 色合い 鮮やかさ 明るさ ) [RGB] ( 赤 緑 青 ) タブを使って色を定義し [OK] をクリックします RGB の 16 進色コードがわかる場合は [RGB] タブの [+] [-] ボタンの横のテキストボックスに値を直接入力できます Web Intelligence が選択されたテーブルまたはセルに背景色を適用します テーブルの行または列を交互に違う色で表示する 1 行を交互に違う色で表示するテーブルを選択します 140 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

141 テーブルでのデータ表示テーブルとセルの書式設定 13 テーブルを選択すると テーブル全体がグレイの枠線で囲まれます 2 テーブルの枠線を右クリックし [ 書式設定 ] を選択するか テーブル内を右クリックしてショートカットメニューから [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに テーブルの書式設定オプションが表示されます 3 [ 表示 ] > [ 行または列の代替色 ] プロパティグループを開きます 4 [ 実行間隔 ] の横のコンボボックスで [+] または [-] をクリックするか 数字を入力して色を変更する周期を設定します 5 [ 色 ] の横にある矢印をクリックします 6 色の一覧から色を選択するか [ カスタム ] をクリックして [Swatches] [HSB] ( 色合い 鮮やかさ 明るさ ) [RGB]( 赤 緑 青 ) タブを使って色を定義し [OK] をクリックします RGB の 16 進色コードがわかる場合は [RGB] タブの [+] [-] ボタンの横のテキストボックスに値を直接入力できます テーブルに画像またはスキンを挿入する 1 テーブルの枠線を右クリックし [ 書式設定 ] を選択するか テーブル内を右クリックしてショートカットメニューから [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに テーブルの書式設定オプションが表示されます 2 [ 表示 ] プロパティサブグループの [ 背景画像 ] の横にある [...] ボタンをクリックして [ 背景画像 ] ダイアログボックスを表示します 3 スキンを表示するには [ スキン ] を選択した後 一覧からスキンを選択します 4 URL を使用して画像を参照するには [URL からの画像 ] を選択した後 URL を入力します 会社の Web Intelligence サーバー上の画像にアクセスするには 画像の名前を入力します [ 適用 ] をクリックすると boimg:// が挿入されます 画像ファイルに直接アクセスするには [ ファイルからの画像 ] を選択した後 [ 参照 ] をクリックしてそのファイルへ移動します 5 画像ファイルの参照を選択した場合は [ 表示 ] および [ 位置 ] の一覧を使用して 画像の表示方法を設定します テーブルまたはセルの罫線を書式設定する 1 テーブルまたはセルを右クリックし ショートカットメニューから [ 書式設定 ] > [ テーブル ] または [ 書式設定 ] > [ セル ] を選択します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 141

142 テーブルでのデータ表示 13 テーブルとセルの書式設定 [ プロパティ ] タブに 選択したオプションに応じて テーブルまたはセルの書式設定オプションが表示されます 2 [ テキストの書式設定 ] > [ 罫線 ] プロパティの横にある [...] ボタンをクリックします 3 [ 罫線エディタ ] ダイアログボックスのボタンを使用して罫線のスタイルを設定します テーブルプロパティでは ヘッダーセル ボディセル およびフッターセルの罫線も設定できます それには [ ヘッダーセル ] [ ボディセル ] [ フッターセル ] プロパティサブグループの [ 罫線 ] プロパティの横にある [...] ボタンをクリックします テーブルセルのテキストを書式設定する 1 テーブルの枠線を右クリックし [ 書式設定 ] を選択するか テーブル内を右クリックしてショートカットメニューから [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに テーブルの書式設定オプションが表示されます 2 [ 表示 ] > [ ヘッダーセル / ボディセル / フッターセル ] プロパティサブグループの [ テキストの書式 ] プロパティの横にある [...] ボタンをクリックします 3 [ テキストの書式設定 ] ダイアログボックスでテキストの書式を設定します セルを選択してから [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] > [ テキストの書式 ] プロパティを選択して セルのテキストを書式設定することもできます セルの高さと幅を設定する ドラッグアンドドロップを使用するか [ プロパティ ] タブでセルのサイズを指定することによって セルの高さと幅を定義できます レポートのセルの内容を非表示にするには セル幅を 0.1cm に設定するとセル幅が変更され セルの内容が後で表示されるようになります 1 セルが目的の高さと幅になるまでセルの境界線をドラッグします 2 テーブルをクリックします [ プロパティ ] タブに テーブルの書式設定オプションが表示されます 3 [ 表示 ] プロパティサブグループの [ 幅 ] および [ 高さ ] プロパティを設定します 4 セルが自動調整されるように設定するには [ 幅の自動調整 ] または [ 高さの自動調整 ]( あるいはその両方 ) を選択します 142 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

143 テーブルでのデータ表示テーブルとセルの書式設定 13 一部の Web Intelligence 関数は 自動調整セルと互換しません これらの関数のいずれかを自動調整セル内に置くと Web Intelligence では 関数の出力時に #RECURSIVE エラーメッセージが表示されます セルの境界線をダブルクリックしてセルの幅と高さを自動調整することもできます セルの幅を自動調整するには セルの右側の境界線をダブルクリックします セルの高さを自動調整するには セルの下の境界線をダブルクリックします 自動調整は現在のセルサイズを最小サイズとして保持し セルが格納する文字列または画像が指定の最小サイズを超えた場合にセルのサイズを拡張します セルサイズが自動調整に設定されたテーブルを含むドキュメントは セルの幅と高さが固定されたテーブルだけのドキュメントよりも Java レポートパネルまたは InfoView での表示に時間がかかります サイズの大きいドキュメントでは テーブルのセルの幅と高さに固定サイズを指定することをおすすめします 自動調整とテキストの折り返しの効果 自動調整とテキストの折り返し機能を 個別に使用した場合と 両者を組み合わせて使用した場合の効果を下表に示します 機能 折り返して全体を表示 幅の自動調整 高さの自動調整 幅の自動調整 + 高さの自動調整 効果テキストはセルの最後で折り返して表示されます セルの幅を調整してテキスト全体を表示します セルの高さを調整してテキスト全体を表示します セルの幅と高さを調整してテキスト全体を表示します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 143

144 テーブルでのデータ表示 13 テーブルとセルの書式設定 機能 効果 折り返して全体を表示 + 幅の自動調整 最も長い単語がセルに収まるよう セルの幅が調整されます セルの高さはテキストの行数に合わせて調整されないため セルの高さを超えるテキストは表示されない場合があります 折り返して全体を表示 + 高さの自動調整 テキストの折り返し機能により生成された行数分のテキストが収まるよう セルの高さが調整されます セルの幅は最も長い単語に合わせて調整されないため セルの幅を超えるテキストは表示されない場合があります 折り返して全体を表示 + 高さの自動調整 + 幅の自動調整 セルの高さと幅がテキストに合わせて調整されるので テキストが横方向にも縦方向にも表示されなくなることはありません 書式ペインタを使って書式設定をコピーする 書式ペインタを使用すると レポート テーブル またはセルの書式設定を他のレポート テーブル またはセルにすばやく適用できます 適用される書式設定オプションは ソースおよびターゲットとして選択するオブジェクトによって異なります 通常 フォントスタイルや背景色などの視覚的な書式設定に影響するプロパティだけが適用されます [ 重複行は集計しない ] プロパティのようなテーブルプロパティなど データの表示に影響するプロパティは適用されません 1 書式設定を適用する元のレポート テーブル またはセルを選択します 2 書式設定を 1 回適用する場合は [ 書式ペインタ ] をクリックし 複数回適用する場合はダブルクリックします [ 書式ペインタ ] は 書式設定ツールバーの右端のボタンです 3 書式設定の適用先とするレポート テーブル またはセルをクリックします 選択したレポート テーブル またはセルに書式設定が適用されます [ 書式ペインタ ] を 1 度クリックすると ボタンが無効になります [ 書式ペインタ ] をダブルクリックすると ボタンは有効のままになります 4 ダブルクリックした場合は [ 書式ペインタ ] をもう一度クリックするか Esc キーを押して書式設定操作を取り消してください この書式設定操作の取り消しは まだ一度も書式設定を適用していない場合に行うことができます 144 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

145 テーブルでのデータ表示テーブルとセルの書式設定 13 レポートページでテーブルまたはチャートの位置を設定する 1 テーブルまたはチャートの罫線を選択します [ プロパティ ] タブにプロパティが表示されます 2 [ プロパティ ] タブで [ ページレイアウト ] > [ 相対位置 ] プロパティグループを開き プロパティの横にある [...] をクリックします 3 [ 相対位置 ] ダイアログボックスを使用して位置を設定します テーブルとセルを重ね表示する 重ね表示は レポート内で同じスペースを占めるテーブルとセルをどのように表示するかを決定します 重ね表示順で前方にあるオブジェクトは 重ね表示順で後方にあるオブジェクトの上に表示されます 1 重ね表示を設定するテーブルまたはセルを選択します 2 右クリックして [ 順序 ] をクリックし 重ね表示オプションをクリックします オプション前面に移動背面に移動前面に出す後ろに移動 説明 テーブルまたはセルを重ね表示順で最初のオブジェクトにします テーブルまたはセルを重ね表示順で最後のオブジェクトにします テーブルまたはセルを重ね表示順で 1 つ前に移動します テーブルまたはセルを重ね表示順で 1 つ後ろに移動します テーブルセルを結合する 1 Ctrl キーを押しながらセルをクリックして 結合するセルを選択します 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] > [ テキストの書式設定 ] > [ セルの結合 ] プロパティの横にある [ はい ] を選択します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 145

146 テーブルでのデータ表示 13 テーブルを変更してクロスタブを作成 セルを結合すると 結合されたセルには最初に選択したセルのデータだけが含まれ 他のセルのデータは失われます テーブルを変更してクロスタブを作成 垂直または水平のテーブルにオブジェクトを追加してクロスタブを作成する 1 オブジェクトを [ データ ] タブから クロスタブを形成するテーブルの上端または左側にドラッグします 2 [ ここにドロップしてクロスタブを作成 ] というツールヒントが表示されたら 選択したオブジェクトをレポートにドロップします Web Intelligence が 2 つ目の軸を作成してクロスタブを構成し オブジェクトを新しい軸に挿入します 列や行を移動してクロスタブを作成する 1 移動してクロスタブを作成する列または行を選択します 2 選択した列または行を クロスタブを形成するテーブルの上端または左側にドラッグします 3 列または行をヘッダーにドロップします Web Intelligence が 2 つ目の軸を作成してクロスタブを構成し 移動した列または行のデータを新しい軸に表示します テーブル内のデータ表示の制御 空白のテーブル 行 または列の表示と非表示 テーブルや特定の行や列に値が何も表示されないことがあります たとえば 特定の商品の売上げが継続的に記録されていない場合 その売上げ結果を表示するテーブル行または列に空白が表示されます デフォルトでは Web Intelligence はそのような空の行 列 またはテーブルを表示します 空のテーブル 行 列は表示しないようにも設定できます 146 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

147 テーブルでのデータ表示テーブル内のデータ表示の制御 13 空のテーブル 行 列の表示と非表示を切り替える 1 テーブル内を選択し 右クリックして メニューで [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに テーブルの書式設定オプションが表示されます 2 空のテーブルを表示させるには [ 表示 ] > [ 空のときに表示 ] を選択します 3 メジャー値が空の行または列を表示させるには [ 表示 ] > [ メジャー値が空の行 / 列を表示 ] を選択します 4 ディメンション値が空の行または列を表示させるには [ 表示 ] > [ ディメンションが空の行 / 列を表示 ] を選択します 重複行の集計 行に重複したデータがが含まれる場合 Web Intelligence はデフォルトでメジャー値を集計します 重複行を集計しないように設定する 1 テーブル内を選択し 右クリックして メニューで [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに クロスタブの書式設定オプションが表示されます 2 [ 表示 ] > [ 重複行は集計しない ] を選択します ヘッダとフッタの表示と非表示を切り替える 1 テーブル内を選択し 右クリックして メニューで [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに クロスタブの書式設定オプションが表示されます 2 ヘッダーを表示させるには [ 表示 ] > [ テーブルヘッダーの表示 ] を選択します 3 フッターを表示させるには [ 表示 ] > [ テーブルフッターの表示 ] を選択します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 147

148 テーブルでのデータ表示 13 テーブル内のデータ表示の制御 新規レポートページでテーブルを開始する 1 テーブル内を選択し 右クリックして メニューで [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに クロスタブの書式設定オプションが表示されます 2 [ ページレイアウト ] > [ 相対位置 ] > [ 新規ページで開始 ] を選択します クロスタブヘッダーにオブジェクト名を表示する 1 テーブル内を選択し 右クリックして メニューで [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに クロスタブの書式設定オプションが表示されます 2 [ 表示 ] > [ オブジェクト名の表示 ] をクリックして クロスタブの追加のヘッダーにオブジェクトの名前を表示します テーブル内で改ページしないように設定する 1 テーブル内を選択し 右クリックして メニューで [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに クロスタブの書式設定オプションが表示されます 2 [ ページレイアウト ] > [ 相対位置 ] > [ テーブル内では改ページしない ] を選択します すべてのレポートページでテーブルヘッダまたはフッタを繰り返す 1 テーブル内を選択し 右クリックして メニューで [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブに クロスタブの書式設定オプションが表示されます 2 すべてのページでヘッダーを繰り返すには [ ページレイアウト ] > [ 相対位置 ] > [ すべてのページでヘッダーを繰り返す ] を選択します 3 すべてのページでフッターを繰り返すには [ ページレイアウト ] > [ 相対位置 ] > [ すべてのページでフッターを繰り返す ] を選択します 148 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

149 テーブルでのデータ表示テーブルのコピー 13 テーブルのコピー テーブルをコピーする テーブルをレポート内 または Microsoft Word や Excel などの外部のアプリケーションにコピーして貼り付けることができます Web Intelligence のインスタンスのテーブルを 別のインスタンスにコピーすることはできません 1 テーブルを選択し 右クリックして メニューから [ コピー ] を選択します 2 テーブルをレポートの別の部分に貼り付けるには テーブルを表示する場所を右クリックし メニューの [ 貼り付け ] をクリックします 3 テーブルを別のアプリケーションに貼り付けるには 他のアプリケーション内でクリップボードの内容を貼り付けます テーブルをコピー先アプリケーションの開いているドキュメントに直接ドラッグアンドドロップして テーブルを別のアプリケーションにコピーすることもできます テーブルを別のアプリケーションに貼り付けると 開いているドキュメントに 1 つのピクチャとして表示されます テーブルをテキストとしてコピーする テキスト形式のデータを別のアプリケーションにコピーできます たとえば Microsoft Excel にテーブルをテキストとしてコピーすると Web Intelligence は各テーブルセル内のテキストを Excel のワークシートにコピーします Web Intelligence はテキストをクリップボードに タブ区切りテキストとしてコピーします 1 テーブルを選択し 右クリックして メニューから [ テキストとしてコピー ] を選択します 2 クリップボードの内容を コピー先アプリケーションに貼り付けます [ テキストとしてコピー ] を選択してから テーブルを現在の Web Intelligence レポートに貼り付けると テーブルは通常の Web Intelligence テーブルとして表示されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 149

150

151 独立セルでのデータの表示 14

152 独立セルでのデータの表示 14 定義済みの独立セル 定義済みの独立セル 独立セルとは レポート内で独立した単独のセルのことです 空白の独立セルにテキストまたは式を入れたり 特定の情報を表示する定義済みの独立セルを使用できます 独立セルは Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントの [ テンプレート ] タブ または Web Intelligence HTML ビューアの左パネルにある [ チャートとテーブルのタイプ ] タブで使用できます 使用可能な独立セルは次のとおりです 式とテキストのセル 空白のセル - テキストまたは式を入力可能な空白のセル ドリルフィルタ - DrillFilters 関数を使用して レポートに適用されるドリルフィルタの詳細を表示します 前回更新日時 - LastExecutionDate 関数を使用して ドキュメントを前回最新表示した日時を表示します ドキュメント名 - DocumentName 関数を使用して ドキュメント名を表示します クエリの概要 - QuerySummary 関数を使用して ドキュメント内のクエリの詳細を表示します プロンプトの概要 - PromptSummary 関数を使用して ドキュメント内のプロンプトの詳細を表示します レポートフィルタの概要 - ReportFilterSummary 関数を使用して レポートに適用されるレポートフィルタを表示します ページ番号セル ページ番号 - Page 関数を使用して レポート内のページ数を表示します ページ番号 / 全ページ数 - Page および NumberOfPages 関数を使用して 現在のページ番号とレポート内の全ページ数を表示します 全ページ数 - NumberOfPages 関数を使用して レポート内の全ページ数を表示します 独立セルで使用される関数の詳細については SAP BusinessObjects Web Intelligence における関数 式 計算の使い方 ガイド またはオンラインヘルプを参照してください レポートに独立セルを挿入する 1 [ テンプレート ] タブが表示されていることを確認します 152 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

153 独立セルでのデータの表示独立セルをコピーする 14 [ テンプレート ] タブを表示するには メインメニューで [ ビューの設定 ] > [ データ ] を選択します 2 [ テンプレート ] タブで [ レポート要素 ] > [ 独立セル ] 要素を展開し 独立セルを表示します 独立セルは [ 式とテキストのセル ] と [ ページ番号セル ] の 2 つのグループに分類されます 3 目的の独立セルをレポートにドラッグします 4 挿入したセルが空白の場合は テキストまたは式を追加します 5 セルを右クリックして [ 書式設定の編集 ] を選択し [ プロパティ ] タブでセルの書式プロパティを表示します 6 [ プロパティ ] タブでプロパティを設定し セルの書式を設定します 7 セルを削除するには セルを選択して [ 削除 ] ボタンをクリックします 独立セルをコピーする 独立セルをレポート内 または Microsoft Word や Excel などの外部のアプリケーションにコピーして貼り付けることができます Web Intelligence のインスタンスの独立セルを 別のインスタンスにコピーすることはできません 1 独立セルを選択し 右クリックしてメニューの [ コピー ] を選択します 2 独立セルをレポートの別の部分に貼り付けるには 独立セルを表示する場所を右クリックし メニューの [ 貼り付け ] をクリックします 3 独立セルを別のアプリケーションに貼り付けるには 他のアプリケーション内からクリップボードの内容を貼り付けます 独立セルをコピー先アプリケーションの開いているドキュメントに直接ドラッグアンドドロップして 独立セルを別のアプリケーションにコピーすることもできます 独立セルを別のアプリケーションに貼り付けると 開いているドキュメントに 1 つのピクチャとして表示されます 独立セルを別のアプリケーションにテキストとしてコピーする 独立セル内のデータをテキスト形式として別のアプリケーションにコピーできます たとえば Microsoft Excel に独立セルをテキストとしてコピーすると Web Intelligence は独立セル内のテキストを Excel のワークシート内のセルにコピーします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 153

154 独立セルでのデータの表示 14 独立セルを別のアプリケーションにテキストとしてコピーする 1 独立セルを選択し 右クリックしてメニューの [ テキストとしてコピー ] を選択します 2 クリップボードの内容を コピー先アプリケーションに貼り付けます [ テキストとしてコピー ] を選択し 独立セルを現在の Web Intelligence レポートに貼り付けると 独立セルは通常の Web Intelligence 独立セルとして表示されます 154 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

155 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理 15

156 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理 15 セクションを使ったデータのグループ化 セクションを使ったデータのグループ化 セクションによる情報のグループ化 セクションを使用すると レポート情報をより小さく把握しやすいグループに分割できます 例例えば売上げを四半期ごとにまとめると レポートにセクションが作成されます テキサスの地域担当マネージャだとします 担当地域の店舗の年間売上げを都市別および四半期別に示すレポートを受け取りました 都市オースチンオースチンオースチンオースチンダラスダラスダラスダラスヒューストンヒューストンヒューストンヒューストン 四半期第 1 第 2 第 3 第 4 第 1 第 2 第 3 第 4 第 1 第 2 第 3 第 4 売上げ SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

157 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理セクションを使ったデータのグループ化 15 四半期ごとの都市別の売上げ結果を比較するため [ 四半期 ] をセクション値に設定しました レポートが四半期別の 4 つのセクションに分割されます 第 1 都市オースチンダラスヒューストン 売上げ 第 2 都市オースチンダラスヒューストン 売上げ 第 3 都市オースチンダラスヒューストン 売上げ 第 4 都市 オースチン 売上げ SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 157

158 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理 15 セクションを使ったデータのグループ化 都市 ダラス ヒューストン 売上げ 同じレポートに 1 つのセクションだけの単純なものから複数のサブセクションを含んだマルチセクションまで作成することもできます レポート内のセクションを削除 再編成することもできます セクションは 次のいずれかのソースから作成します テーブルまたはチャートにすでに表示されているディメンション ドキュメントには含まれているが テーブルやチャートには表示されていないディメンション メジャーオブジェクトを使ってセクションを作成することはできません 構造表示でのセクション 次の図は セクションのあるレポートを構造表示したものです レポートを構造表示すると 各セクションがセクション区切りで明確に区別されます セクションの書式を設定するには 構造表示が最適です 158 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

159 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理セクションを使ったデータのグループ化 15 セクションおよびサブセクションの作成と削除 テーブルからセルを移動してセクションを作成する 1 レポートビューになっていることを確認します 2 ディメンションの名前が表示されているテーブルのヘッダセルを選択するか ディメンションの値が表示されているテーブルのボディセルを選択します たとえば都道府県別のセクションを作成する場合 都道府県 と表示されているヘッダーセルか実際の都道府県名が表示されているボディセルの 1 つを選択します 3 選択したセルをテーブルの上までドラッグし レポートの背景にドロップします 選択したディメンションのそれぞれの値についてセクションが作成されます [ データ ] タブからディメンションを追加してセクションを作成する 1 [ データ ] タブをクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 159

160 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理 15 セクションを使ったデータのグループ化 2 ディメンションオブジェクトを選択し レポートの空白領域にドラッグします 3 セクションセルを表示する位置にディメンションをドロップします レポートに複数のテーブルやチャートがある場合は セクションを作成するテーブルまたはチャートの上にセクションセルをドロップします 結果表示では 追加したオブジェクトのそれぞれの値を表示するセルがテーブルまたはクロスタブの上に表示されます テーブルまたはクロスタブ内のデータは セルの値に従って自動的に並べ替えられます 構造表示では セルがテーブルまたはクロスタブの上に追加されます 4 構造表示の場合は [ 結果表示 ] ボタンをクリックすると結果が表示されます Web Intelligence がレポートにセクションを適用し 結果を表示します サブセクションの作成 複数のセクションを持つレポートを作成できます セクションの作成と同じ手順で サブセクションも作成できます セルをテーブルからドラッグし 既存のセクションセルの下にドロップする Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントの [ データ ] タブに一覧表示されるディメンションオブジェクトを選択し 既存のセクションセルの下にディメンションをドラッグアンドドロップする セクションセルまたはセクションを削除する 1 セクションを削除するには セクションの開始または終了の区切り線をクリックし Delete キーを押します 2 セクションセルを削除するには セルを右クリックし メニューから [ 削除 ] を選択します セクションのプロパティ セクションには次のプロパティを設定できます セクション名 セクションを空白とみなす場合の条件の指定 たとえば 空白のテーブルやチャートが存在するセクションは分析には必要ないとします この場合 そのセクションが空白とみなされるように指定することができます 空白と思われるセクションの表示 / 非表示 160 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

161 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理セクションを使ったデータのグループ化 15 レポートをナビゲートする際にセクション間をジャンプできるよう レポートマップ内のセクションへのリンクを含める セクションの表示プロパティを設定する 1 レポートビューになっていることを確認します 2 [ 構造表示 ] をクリックします 構造表示では レポートの各セクションの開始と終了を示すセクション区切りが表示されます これにより 特定のセクションを簡単に選択し そのセクションのプロパティを設定することができます 3 セクション区切りをクリックします [ プロパティ ] タブには セクションに関連するプロパティが表示されます 4 セクションプロパティを設定します 実行する内容 セクションに選択したディメンション名とは異なるセクション名 操作 [ 一般設定 ] > [ 名前 ] プロパティにセクションの名前を入力します データベースにそのコンポーネントのデータがない場合 セクション全体を 空白セクション とみなすセクション内のコンポーネントの指定 [ 表示 ] > [ 以下が空の場合にセクションを非表示 ] プロパティの横にあるドロップダウンリストでコンポーネントをチェックします データベースにそのセクションのデータがない場合でもセクションを表示 [ 空のときに表示 ] をチェックします 空白セクションを表示しない場合は このオプションのチェックを外します 5 プロパティの適用結果を表示するには レポートツールバーの [ 結果表示 ] ボタンをクリックします Web Intelligence がセクションにプロパティを適用し 結果をレポートに表示します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 161

162 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理 15 ブレークの使用 セクションのページレイアウトを設定する 1 セルの位置を設定するには セクションセルを右クリックし メニューの [ 書式設定 ] を選択し [ プロパティ ] タブで [ ページレイアウト ] > [ 相対位置 ] > [ 左揃え ] および [ 上揃え ] プロパティを設定します 2 セクションの改ページをコントロールするには セクション区切りを選択し [ プロパティ ] タブで [ ページレイアウト ] > [ セクション内では改ページしない ] プロパティを設定します 3 新規ページごとにセクションセルを繰り返すには セクションを選択し [ プロパティ ] タブで [ ページレイアウト ] > [ 新規ページで開始 ] を選択します ブレークの使用 ブレークの定義 ブレークとはブロックを分割したもので 選択したディメンション 詳細 メジャーの値に従ってセクションごとにデータがグループ化されます セクションは 同じデータブロック内に小テーブルとして表示されます ブレークを適用すると ディメンションのそれぞれの値に対応するデータを個別のセクションに表示できます ブレークには次の 2 つの大きな利点があります データの表示方法をより効果的に整理できる 小計を表示できる ブレークとセクションの比較 セクションとは データをセクションヘッダと呼ばれる独立セルに分割したものです 各セクションヘッダにはディメンションの 1 つの値だけが表示され その値に対応するデータがブロックに表示されます ブレークとは ブロック内のデータを分割するものです 列には ブロック内の行に繰り返さし表示されるディメンション 詳細またはメジャーの値があります 162 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

163 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理ブレークの使用 15 ブレーク挿入時のデフォルトの並べ替え順序 オブジェクトにブレークを挿入すると オブジェクトの値が以下のように自動的に昇順に並べ替えられます 値が数値の場合は 最小値が 1 行目に表示され 最大値が最終行に表示されます アルファベットの場合は 上から下にアルファベット順に表示されます この並べ替え順は いつでも変更できます 複数のブレークを適用し それぞれのブレークに並べ替えの優先順位を設定できます これにより さまざまなディメンション 詳細またはメジャーを使って複数のブレークを挿入した場合でも データの表示方法を制御できます ブレークを挿入する 1 ブレークを挿入する列または行のテーブルセルをクリックします 2 レポートツールバーの [ ブレークの挿入 / 削除 ] をクリックします Web Intelligence が テーブルを選択したセルのそれぞれの値に対応する複数の小テーブルに分割します Web Intelligence は各ブレークの最後にフッターを追加します ブレークに優先順位を設定する テーブルにある複数のブレークに優先順位を設定できます たとえば [ 年度 ]-[ 四半期 ] または [ 四半期 ]-[ 年度 ] のようにブレークの優先順位を設定できます 1 複数のブレークがあるテーブルを右クリックして [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択します [ プロパティ ] タブには テーブルに関連するプロパティが表示されます 2 [ ブレーク ] > [ ブレークの優先順位 ] プロパティの横にある [...] ボタンをクリックして [ ブレーク ] ダイアログボックスを表示します 3 [ 垂直方向にブレーク ] または [ 水平方向にブレーク ] をクリックして 優先順位を付けるブレークの種類を表示します 選択したテーブルが垂直テーブルの場合 すべてのブレークは列に適用されます このようなブレークを垂直方向のブレークと言います SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 163

164 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理 15 ブレークの使用 選択したテーブルが水平テーブルの場合 すべてのブレークは行に適用されます このようなブレークを水平方向のブレークと言います 選択したブロックがクロスタブの場合 ブレークはどちらの方向にも適用できます 垂直方向のブレークと水平方向のブレークの優先順位を選択します 4 優先順位を変更するブレークを選択し [ 上へ ] または [ 下へ ] ボタンをクリックして ブレークの一覧の中でブレークの優先順位を上下します ブレークの表示プロパティを定義する ブレークには次の表示プロパティを設定できます プロパティブレークヘッダーの表示ブレークフッターを表示重複値を削除両端揃え 説明 ブレークを挿入すると テーブル クロスタブ またはフォームの各部分にヘッダーが表示されます ブレークの挿入時にテーブルの最後の行 またはクロスタブの最後の列の後にフッターが追加されます データに計算を適用すると 結果はフッターに表示されます ブレークの挿入時に テーブルまたはクロスタブのデータから重複する値をすべて削除します 各値は 一度だけ表示されます [ 重複データを削除する ] が選択されている場合に指定できます 空白のセルを結合し 値を結合したセルの中央に表示します 含意並べ替えを値に適用 新規ページで開始 ブレークで作成されたテーブル クロスタブ またはフォームの各部分を新しいページに表示します 164 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

165 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理並べ替えを使用したデータの構成 15 プロパティテーブル内ではブレークしないすべてのページでヘッダを繰り返すすべてのページでヘッダを繰り返す新規ページでブレークの値を繰り返す 説明 可能な限り 各ブレークセクションを同じページに表示します このオプションはブロックが 2 ページ以上になる場合は無視されます テーブルが 2 ページ以上にまたがる場合 ページ毎にヘッダを繰り返して表示します テーブルが 2 ページ以上にまたがる場合 ページごとにフッタを繰り返して表示します 新しいページに現在の値を繰り返して表示します 1 ブレークを定義した列 / 行のセルをクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ ブレーク ] プロパティグループを開きます 3 [ ブレーク ] プロパティグループでブレークのプロパティを設定します プロパティの一部は [ ブレーク ] > [ ページレイアウト ] プロパティグループに含まれています ブレークを削除する 1 ブレークを含む列を選択します 2 レポートツールバーの [ ブレークの挿入 / 削除 ] をクリックします 並べ替えを使用したデータの構成 レポートに表示される結果の並べ替え テーブルやセクションに表示される値を並べ替えることで レポート上のデータの表示順を制御することができます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 165

166 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理 15 並べ替えを使用したデータの構成 次の並べ替え順を適用できます 並べ替え順 説明 デフォルト 自然順とも言われます 列や行のデータ型によって 結果は次のように並べ替えられます 数値データの場合は数値として昇順 日付データの場合は時系列で昇順 月データの場合は時系列順 文字列データの場合はアルファベット順 昇順 これを選択すると 結果は昇順で並べ替えられます 列の先頭に一番小さい値 最後に最も大きい値が表示されます たとえば または Califor nia Colorado Florida の順番で表示されます 降順 これを選択すると 結果は降順で並べ替えられます 列の先頭に一番大きい値 最後に最も小さい値が表示されます たとえば または Florida Colorado California の順番で表示されます カスタム (Java レポートパネルで使用可能 ) 独自の並べ替え順を定義します 昇順または降順並べ替えを適用する 1 並べ替えるセクションセルまたはテーブルセルを選択します 2 レポートツールバーの [ 並べ替えの適用 / 削除 ] ボタンの横にある下向き矢印をクリックし ドロップダウンリストから [ 昇順 ] または [ 降順 ] を選択します 3 複数の並べ替えを適用するには 上記の手順を繰り返します 166 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

167 セクション ブレーク 並べ替えを使用したデータの整理並べ替えを使用したデータの構成 15 並べ替え ( カスタム ) を適用する 1 並べ替えるセクションセルまたはテーブルセルを選択します 2 レポートツールバーの [ 並べ替えの適用 / 削除 ] ボタンの横にある下向き矢印をクリックし ドロップダウンリストから [ 並べ替え ( カスタム )] を選択します 3 並べ替えられた値の一覧で値を選択し [ 上へ ] または [ 下へ ] ボタンをクリックして その値の並べ替え順序を上下します 4 並べ替えられた値の一覧に追加の一時的な値を追加するには [ 一時的な値 ] ボックスに値を入力し [>>] をクリックして並べ替え一覧にその値を追加します 並べ替えの優先順位の設定方法 1 テーブルを右クリックし [ 書式設定 ] > [ テーブル ] を選択して [ プロパティ ] タブを表示させます 2 [ 並べ替え ] > [ 並べ替えの優先順位 ] プロパティの横にある [...] ボタンをクリックして [ 並べ替え ] ダイアログボックスを表示します 3 [ 垂直の並べ替え ] をクリックして垂直方向の並べ替えを表示するか [ 水平の並べ替え ] をクリックして 水平方向の並べ替えを表示します 4 優先順位を変更する並べ替えを選択し [ 上へ / 下へ ] ボタンをクリックして 並べ替えの一覧の中でその並べ替えの優先順位を上下します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 167

168

169 チャートでのデータの表示 16

170 チャートでのデータの表示 16 チャートの作成 チャートの作成 Web Intelligence ドキュメントでは 複数のチャートをレポートに含めることができます 新規ドキュメントの作成時にチャートを作成したり 既存のドキュメントにチャートを挿入することもできます 新しいドキュメントを作成する場合は チャートのテンプレートを選択する前にクエリーを作成してドキュメントのデータを定義する必要があります クエリーを定義したらレポートビューを表示し レポートのチャートを定義します チャートを作成するには 次の 3 つのステップが必要です チャートのテンプレートを選択する ディメンションとメジャーをチャート軸に配置する チャートに結果を表示する レポートのテーブルと同じデータを表示するチャートを作成するには まずそのテーブルをコピーし [ 変換 ] ダイアログボックスを使用してコピーしたテーブルをチャートに変換します Web Intelligence のチャートタイプ Web Intelligence レポートは 結果をブロックで表示します 指定した種類のチャートとしてブロックの書式を設定することができます 棒チャート 棒チャートでは 縦向きまたは横向きの棒グラフ形式でデータを表示します 棒チャートは 同じデータグループの比較 たとえば一定期間ごとの比較に便利です 棒チャートには グループ化 棒と折れ線 積み上げ パーセント および立体の 5 つのタイプがあります 平面棒チャートには オプションの Z 軸があります Z 軸にデータを含めると チャートの棒に表示されるデータをさらに分割することができます 170 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

171 チャートでのデータの表示 Web Intelligence のチャートタイプ 16 立体棒チャートでは 軸の凡例は挿入できません チャートのバーに表示される情報は 軸ラベルで明確にされています 折れ線チャート 折れ線チャートは 特定のデータ値を横方向または縦方向の線でつないで示したものです 折れ線チャートは 一定期間内のデータの傾向や変化を表示するのに適しています 折れ線チャートには 混在 積み上げ パーセント 立体および立体等高線の 5 つのタイプがあります 面チャート 面チャートは 折れ線と軸の間を塗りつぶした折れ線チャートです 面チャートは データの変化ではなく レポート内のデータ全体のサイズを強調する場合に便利です 従って 値が大きく上下するデータには適しません このようなデータの場合は 折れ線チャートを使用します 滞在客数や予約客数など メジャーの種類と単位が同じであれば Y 軸に複数のメジャーオブジェクトを指定できます 面チャートには 絶対 積み上げ パーセント 立体面 立体等高線の 5 つのタイプがあります 円チャート 円チャートは 全体を円とした扇形でデータを表示します 円チャートは レポートの各データが合計に対して占める割合を表示するのに適しています SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 171

172 チャートでのデータの表示 16 Web Intelligence のチャートタイプ 円チャートでは円のボディに表示される軸が 1 つだけあります これは Y 軸です 円チャートの各セグメントには Y 軸のメジャー値が表示されます 円チャートの凡例には X 軸のディメンションが表示されます 円チャートでは メジャーオブジェクトを 1 つしか使用できません レポートに複数のメジャーがある場合は 別の種類のチャートを選択してください 円チャートには 円 立体円 ドーナツ型 立体ドーナツ型の 4 種類があります レーダー線 極線チャートおよび散布図 レーダー線チャートでは X 軸と Y 軸がチャートの中心で結合します レーダー線チャートは 1 つの項目に関連付けられている複数の様々な要因を示すのに便利なチャートです たとえば ホテルの各サービスラインの売上げデータを表示するのに使用できます 1 つの軸で 客室に関する売上げを表示します 別の軸でレストランに関する売上げを表示します 分析図は データ要素を線で結ばずにプロットして示すことを除けば 折れ線チャートと似たものです 散布図は 特定のデータ要素間を比較するのに適しています レーダー線チャート 極線チャート および散布図には レーダー線 積み上げレーダー 極線 および散布図の 4 つのタイプがあります 立体チャート 立体チャートには 3 つの軸が含まれています Y 軸には常にメジャーの値 ( 売上げ合計 余白 数量など ) が表示されます X 軸と Z 軸には ディメンションの値 ( 時間 地域 サービスラインなどのキー指標 ) が表示されます 次の立体棒チャートでは チャートの棒に年度別四半期別の売上げが表示されています Y 軸に 売上げ メジャー X 軸に 四半期 メジャー Z 軸に 年 メジャーが表示されています 172 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

173 チャートでのデータの表示 Web Intelligence のチャートタイプ 16 同じデータを平面棒チャートに表示できます 関連項目 173 ページの 平面チャート 平面チャート 次の平面棒チャートには 四半期の値を示すオプションの Z 軸が含まれています Z 軸にデータを含めると チャートの棒に表示されるデータをさらに分割することができます Y 軸に [ 売上げ ] メジャー X 軸に [ 年 ] ディメンション Z 軸に [ 四半期 ] ディメンションがあります 平面チャートでは Z 軸をグラフで表すことができないため 凡例に Z 軸値の情報が表示されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 173

174 チャートでのデータの表示 16 チャートの追加 コピー および削除 同じデータを立体棒チャートに表示できます 関連項目 172 ページの 立体チャート チャートの追加 コピー および削除 チャートをレポートに追加する 新しいチャートを挿入する場合は 構造表示で作業することをおすすめします 結果表示はレポートに含まれるデータを表示するようデザインされていますので 空白のテンプレートにディメンションとメジャーを割り当てない限り チャートを結果表示では表示できません 1 レポートツールバーの [ 構造表示 ] をクリックします 2 [ テンプレート ] タブをクリックします 3 チャートのテンプレートを選択し レポートの空白部分にドラッグします レポートに空のテンプレートが表示されます 4 [ データ ] タブをクリックします 5 ディメンションまたはメジャーオブジェクトを その結果を表示するチャート軸にドラッグします 6 ここにディメンションオブジェクトを配置します または ここにメジャーオブジェクトを配置します というツールヒントが表示されたら ディメンションまたはメジャーを軸上にドロップします 174 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

175 チャートでのデータの表示チャートタイプの変更 16 7 各チャート軸に複数のディメンションやメジャーオブジェクトを配置するには 上の 2 つの手順を繰り返します 8 チャートに結果を表示するには レポートツールバーの [ 結果表示 ] ボタンをクリックします チャートには チャート軸に配置したオブジェクトに対応する結果が表示されます チャートをコピーする 1 チャートを選択し 右クリックして メニューから [ コピー ] を選択します Web Intelligence は チャートをクリップボードにコピーします 2 チャートをレポートの別の部分に貼り付けるには チャートを表示する場所を右クリックし メニューの [ 貼り付け ] をクリックします 3 チャートを別のアプリケーションに貼り付けるには 他のアプリケーション内からクリップボードの内容を貼り付けます チャートをコピー先アプリケーションの開いているドキュメントに直接ドラッグアンドドロップして チャートを別のアプリケーションにコピーすることもできます チャートを別のアプリケーションに貼り付けると 開いているドキュメントに 1 つのピクチャとして表示されます チャートの削除 チャートを右クリックし [ 削除 ] をクリックするか [ データ ] タブが表示されていることを確認し チャートを [ ドキュメント ] 枠からドラッグして [ データ ] タブにドロップします チャートタイプの変更 ドラッグアンドドロップでチャートタイプを変更する 1 [ テンプレート ] タブをクリックします 2 種類を変更するチャートまたはチャートに変換するテーブルにテンプレートをドラッグします テンプレートは既存のレポートブロック上にドロップする必要が SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 175

176 チャートでのデータの表示 16 チャートの位置とサイズの設定 あります 既存のレポートブロックではない部分にドロップすると 新しいチャートが作成されます 3 ディメンションやメジャーを別の軸に移動する場合は レポートパネルツールバーの [ 構造表示 ] ボタンをクリックし 移動するオブジェクトをドラッグして [ データ ] タブにドロップし チャートに表示するオブジェクトを [ データ ] タブからチャート軸にドラッグアンドドロップします 変換を使用してチャートタイプを変更する 1 テーブルまたはチャートを右クリックします 2 [ 変換 ] をクリックします [ 変換 ] ダイアログボックスが開きます 3 変換するチャートに対応するタブをクリックし 形式をクリックします 4 [OK] をクリックします 新しいチャートの形式の X 軸と Y 軸にデータが割り当てられていない場合は レポートを結果表示またはドリルモードで表示してもチャートは表示されません この場合 レポートパネルツールバーの [ 構造表示 ] ボタンをクリックし [ データ ] タブをクリックして表示するディメンションやメジャーを新しいチャートテンプレートの軸にドラッグします [ 結果表示 ] をクリックするとチャートが表示されます テーブルのテキストが Unicode フォントでもチャートのデフォルトフォントが Unicode でない場合は Unicode フォントはチャートには適用されません コンピュータで Unicode を使用できる場合は チャートの書式を変更する必要があります 使用できない場合は管理者に連絡し Web Intelligence サーバーとお使いのコンピュータを設定するよう依頼する必要があります Web Intelligence が選択したテンプレートをブロックに適用し そのチャート形式でデータを表示します チャートの位置とサイズの設定 レポートページでテーブルまたはチャートの位置を設定する 1 テーブルまたはチャートの罫線を選択します [ プロパティ ] タブにプロパティが表示されます 2 [ プロパティ ] タブで [ ページレイアウト ] > [ 相対位置 ] プロパティグループを開き プロパティの横にある [...] をクリックします 176 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

177 チャートでのデータの表示チャートの位置とサイズの設定 16 3 [ 相対位置 ] ダイアログボックスを使用して位置を設定します チャートまたはテーブルの相対配置を設定する レポートに複数のブロック ( テーブル チャート フォーム ) がある場合は 相対配置を使用できます 相対配置とは 選択したブロック ( たとえばチャート ) をレポートの他のブロックとの相対的な位置に配置することをいいます データベースの新しいデータでテーブルやチャートのサイズが変わった場合 相対配置を設定しておくとテーブルとチャートが重ならずに表示されます 注チャートを他のブロック ( チャート テーブル フォーム ) との相対位置に配置すると チャートの配置を変更した際に関連ブロックも自動的に変更されます 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ ページレイアウト ] > [ 相対位置 ] プロパティグループを開きます 3 [ 相対位置 ] プロパティの横にある [...] をクリックし [ 相対位置 ] ダイアログボックスを開きます レポートに複数の要素が含まれていない場合 [ 相対位置 ] ダイアログボックスは使用できません 4 他のレポート要素とチャートの左上ポイントとの相対距離は ピクセル数を指定します 最初のドロップダウンリストでピクセルを計測する他のレポート要素部分 2 番目のドロップダウンリストでピクセルを計測するレポート要素を選択します 5 チャートの左下ポイントの距離について この手順を繰り返します チャートのサイズを変更する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] プロパティグループを開きます 3 [ 幅 ] プロパティにチャートの幅を入力し [ 高さ ] プロパティに高さを入力します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 177

178 チャートでのデータの表示 16 チャートの書式設定 チャートの書式設定 チャートタイトルを挿入して書式を設定する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ 表示 ] > [ タイトル ] プロパティの横にある [ はい ] をクリックします プロパティがプロパティグループになります 3 [ タイトル ] プロパティグループを開き [ テキスト ] プロパティにタイトルを入力します 4 [ テキストの書式設定 ] の横にある [...] をクリックし [ テキストの書式設定 ] ダイアログボックスを使用してタイトルの書式設定を行います 5 [ 罫線 ] の横にある [...] をクリックし [ 罫線エディタ ] ダイアログボックスを使用してタイトルの罫線の書式を設定します 6 [ 背景色 ] リストから タイトルの背景色を選択します チャートを立体表示で表示する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] プロパティグループを開きます 3 [ 立体表示 ] を選択します チャートに背景色を追加する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] プロパティグループを開きます 3 [ 背景色 ] の横にある矢印をクリックし カラーパレットを表示します 4 カラーパレットから色を選択するか [ その他の色 ] をクリックして [ カスタムカラー ] ダイアログボックスを表示します チャートの外枠罫線を変更する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ 表示 ] > [ 罫線 ] の横にある [...] をクリックします 178 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

179 チャートでのデータの表示チャートの書式設定 16 3 [ 罫線エディタ ] ダイアログボックスを使用して 罫線の書式を設定します チャートの床面と壁面を選択して書式を設定する 床面と壁面はチャートに深みを与え チャートのバーや折れ線に表示されるデータを際立たせます 立体チャートには床面と右壁面 左壁面があります 平面チャートには床面だけがあります 床面と壁面の色を指定できます 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] プロパティグループを開きます 3 チャートの床面を表示する場合は [ 床面の表示 ] チャートの左壁面を表示する場合は [ 左壁面の表示 ] チャートの右壁面を表示するには [ 右壁面の表示 ] を選択します これらのオプションが使用できるかどうかは チャートの種類に応じて変わります 4 壁面と床面の色を設定するには [ 表示 ] プロパティグループの [ 壁の色 ] および [ 床の色 ] プロパティをクリックし [ カラーパレット ] または [ カスタムカラー ] ダイアログボックスを使用して色を設定します 軸の凡例を表示して書式を設定する 1 レポートを右クリックし [ 書式設定 ] を選択します 2 [ 表示 ] > [ 凡例 ] プロパティの横にある [ はい ] をクリックします プロパティがプロパティグループになります 3 プロパティグループを開き [ 位置 ] 一覧から凡例の位置を選択します 4 [ タイトル ] および [ 値 ] サブグループを使用して凡例のタイトルを設定し タイトルおよび凡例の値の書式を設定します チャート途中での改ページを避ける 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ ページレイアウト ] プロパティグループを開きます 3 [ チャート内では改ページしない ] を選択します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 179

180 チャートでのデータの表示 16 チャートの書式設定 円チャートの軸ラベルの表示する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] を選択します 2 [ 表示 ] > [ データ ] > [ 値 ] プロパティグループを開きます 3 [ セグメントラベルの表示 ] を選択します 軸ラベルのテキスト 背景 罫線の書式を設定する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ 表示 ] > [X/Y/Z 軸 > ラベル ] プロパティの横にある [ はい ] をクリックします プロパティがプロパティグループになり ラベルにオブジェクト名が表示されます 3 [ オブジェクト名の表示 ] を選択してラベルにオブジェクト名を表示します 4 オブジェクト名の代わりにラベルにカスタムのテキストを割り当てる場合は [ その他のラベル ] にテキストを入力します 5 テキストの書式設定を行うには [ テキストの書式設定 ] の横にある [...] をクリックし [ テキストの書式設定 ] ダイアログボックスを開きます 6 [ テキストの書式設定 ] ダイアログボックスを使ってテキストの書式を設定します プロパティの一覧から直接 [ テキストの書式設定 ] ダイアログボックスの多くのプロパティを設定できます これらのプロパティは [ テキストの書式設定 ] の下に表示されます 7 [ 罫線 ] の横にある [...] をクリックし [ 罫線エディタ ] を使用してラベルの罫線の書式設定を行います 軸グリッドの表示 / 非表示を切り替える または書式を設定する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] を選択します 2 [ プロパティ ] タブで [ 表示 ] > [X/Y/Z] > [ グリッド ] の横にある [ はい ] をクリックし グリッドを表示させます 3 [ 表示 ] > [X/Y/Z] > [ グリッド ] > [ マーカーの表示 ] を選択し グリッドマーカーを表示させます 4 [ 表示 ] > [X/Y/Z] > [ グリッド ] > [ グリッドの色 ] を選択し グリッドの色を選択します 180 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

181 チャートでのデータの表示チャートの書式設定 16 チャートデータの表示と書式設定 空のチャートを表示する チャートに値が無い場合があります たとえば 特定の商品の売上げが継続的に記録されていない場合 その売上げ結果を表示するチャートにはデータが表示されません デフォルトでは Web Intelligence はそのような空のチャートでも表示します 空のチャートを Web Intelligence が表示しないよう設定することができます 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] プロパティグループを開きます 3 [ 空のときに表示 ] を選択します チャートデータのカラーパレットを指定する 1 レポートを右クリックし [ 編集 ] を選択します 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] > [ データ ] プロパティグループを開きます 3 [ パレット ] の横にある [...] をクリックして [ パレットの選択 ] ダイアログボックスを表示し [ 定義済みのパレット ] 一覧で定義済みパレットの中から 1 つ選択します 4 パレットを編集するには パレットを選択し [ パレットの編集 ] をクリックします [ パレットの編集 ] ダイアログボックスが開きます 5 パレットで色を選択します [ カスタムカラー ] ダイアログボックスが開きます 6 [ カスタムカラー ] ダイアログボックスを使用してカスタムカラーを作成し [OK] をクリックします 7 パレット内のすべてのカラーを同じ色に設定するには [ すべての色を設定 ] をクリックします 軸の値の数値とテキストの書式を設定する 1 チャートを選択し [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] > [ 値 ] プロパティグループを開きます 3 [ 数値の形式 ] プロパティの横にある [...] をクリックして [ 数値の形式 ] ダイアログボックスを表示します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 181

182 チャートでのデータの表示 16 チャートの書式設定 4 [ 数値の形式 ] ダイアログボックスを使用して 形式を定義します 5 [ テキストの書式設定 ] プロパティの横にある [...] をクリックし [ テキストの書式設定 ] ダイアログボックスを開きます 6 [ テキストの書式設定 ] ダイアログボックスを使ってテキストの書式を設定します プロパティの一覧から直接 [ テキストの書式設定 ] ダイアログボックスの多くのプロパティを設定できます これらのプロパティは [ テキストの書式設定 ] の下に表示されます 軸の値の実行間隔を定義する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブで [ 表示 ] > [X /Y /Z 軸 > 値 ] プロパティグループを開きます 3 [ 自動実行間隔 ] を選択して 自動的に実行する間隔を設定します 4 実行間隔を特定の値に設定するには [ 実行間隔 ] に実行間隔を入力します カスタムの実行間隔を入力する場合は 事前に [ 自動実行間隔 ] を選択解除する必要があります 実行間隔を n に設定すると Web Intelligence では軸上に n ごとに値が表示されます 指定した範囲の軸の値を表示する 1 レポートを右クリックし [ 書式設定 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] > [X /Y/Z 軸 > 目盛 ] プロパティグループを開きます 3 [ 最小値 ] に最小値を入力し [ 最大値 ] に最大値を入力します Web Intelligence が指定した最小値と最大値を使ってチャート軸を表示します Web Intelligence では 指定したレポートのデータセットの範囲から 最大値と最小値に最も近い値を計算して Y 軸の目盛を自動的に取得することができます Y 軸の自動目盛は 円グラフ以外のすべてのグラフで使用できます Y 軸の自動目盛を有効化するには [ プロパティ ] タブで [ 自動目盛 ] を選択します Y 軸の自動目盛を有効化しても 初期設定では ドキュメントのデータセットの最大値と最小値の範囲は表示されません 182 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

183 チャートでのデータの表示チャートの書式設定 16 データ値の表示 / 非表示を切り替える 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] を選択します 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] > [ データ ] > [ 値 ] グループを開きます 3 [ データの表示 ] を選択してデータを表示します 結果のデータマーカーを変更する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定 ] を選択します 2 [ プロパティ ] タブの [ 表示 ] > [ データ ] プロパティグループを開きます 3 [ データマーカーの変更 ] を選択します 各結果のデータマーカーを変更できるのは 平面折れ線チャート 平面棒 / 折れ線チャート レーダーチャートのみです 標準軸目盛と対数軸目盛 デフォルトでは Web Intelligence はチャートの Y 軸を標準目盛で表示します 軸の目盛を対数軸に変更できます 対数目盛では 小さな値の持つ情報を失わずに 非常に大きな値まで検討することができます 標準目盛では軸マーカーは均等に表示されます 標準目盛は足し算をベースにしています たとえば 標準目盛の配列が であるとします この次に来る数値は 最後の値に 2 を足したものです 対数目盛は掛け算をベースにしています 対数目盛では 桁の増減が目盛の単位となります 対数目盛は掛け算 ( または割り算 ) をベースにしています たとえば 対数目盛の配列が であるとします この次に来る数値は 最後の値に 2 を掛けたものです これは "2 を底とした " 配列といえます 次に の配列を考えてみます ここでは数値を順に 10 倍にしているので 10 を底とした配列になります Y 軸を対数目盛として表示する 1 チャートを右クリックし [ 書式設定の編集 ] をクリックします 2 [ プロパティ ] タブで [ 表示 ] > [Y 軸 ] > [ 目盛 ] プロパティグループを開きます 3 [ 対数 ] を選択します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 183

184 チャートでのデータの表示 16 チャートの書式設定 対数目盛では 変化を差ではなく割合で表示します つまり 1 から 2 (100% 増加 ) の変化は 2 から 4 ( 同様に 100% 増加 ) と同じになります 184 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

185 数値と日付の書式設定 17

186 数値と日付の書式設定 17 定義済み書式とカスタム書式 定義済み書式とカスタム書式 特定のセルやチャート軸での値の表示方法を変更することができます これには Web Intelligence の定義済みの書式を適用するか カスタム書式を作成します カスタム書式は 同じドキュメント内の他のブロックやレポートで再利用できるよう保存できます 既定の設定 特定のセルやチャート軸での値の表示方法を変更することができます これには Web Intelligence の定義済みの書式を適用するか カスタム書式を作成します カスタム書式は 同じドキュメント内の他のブロックやレポートで再利用できるよう保存できます 次の定義済み書式をセルに適用できます 書式デフォルト数値通貨日付 / 時刻論理値 説明 ユニバースのオブジェクトに定義された書式 整数および小数の書式 通貨の書式 日付と時刻の書式 真および偽の値の書式 関連項目 191 ページの セルにカスタム数値書式を適用する 190 ページの カスタム書式を定義する セルに定義済みの書式を適用する 1 セルを右クリックし ショートカットメニューの [ 数値の書式設定 ] をクリックします [ 数値の書式設定 ] ダイアログボックスが表示されます 186 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

187 数値と日付の書式設定定義済み書式とカスタム書式 17 2 [ 書式の種類 ] 一覧から書式を選択します [ プロパティ ] 枠に 選択した種類で指定できる書式が表示されます 3 [OK] をクリックします Web Intelligence が セルに新しい書式を適用します カスタム書式 カスタム書式を使って セルにカスタムの書式を適用できます 次の表は カスタム書式の作成に使用できる文字列の一覧です 文字 表示 例 # 0 整数を表す 数値の桁数が表示されている # 数よりも少ない場合 ゼロは先頭に表示されない 整数を表す 数値の桁数が表示されている 0 数よりも少ない場合 ゼロが頭に表示される を書式設定する場合 :#,##0 は 12,345 ( ロケールでカンマが区切り記号として設定されている場合 ) または ( ロケールでスペースが区切り記号として設定されている場合 ) を返す 123 を書式設定する場合 :#0,000 は 0,123 を返す, ロケールで定義されている区切り記号 を書式設定する場合 :#,##0 は 1,234,567 ( ロケールでカンマが区切り記号として設定されている場合 ) または ( ロケールでスペースが区切り記号として設定されている場合 ) を返す SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 187

188 数値と日付の書式設定 17 定義済み書式とカスタム書式 文字. 表示 ロケールで定義されている小数点の記号 例 を書式設定する場合 :#.#0 は ( ロケールでピリオドが小数点記号として設定されている場合 ) または 12,34 ( ロケールでカンマが小数点記号として設定されている場合 ) を返す [%]% 結果の最後にパーセント記号 (%) を加え 100 倍にして表示する % a b c $ など [ 赤 ] [ 青 ] [ 緑 ] [ 黄色 ] [ 灰色 ] [ 白 ] [ 濃い赤 ] [ 濃い青 ] [ 濃い緑 ] 結果の後に % 記号を表示するが 結果を 100 倍しない スペース ( ) 英数字 指定された色で表示 を書式設定する場合 :# ##0 は を返す を書式設定する場 合 :$#.#0 は $ #,#0 は 705,15 を返 す 150 を書式設定する場合 :#,##0[ 赤 ] は 150 #,##0[ 青 ] は 150 を返す d dd 年を基準にした日にち番号 ( 頭にゼロを付けない ) 日にちが 1 桁の場合 頭にゼロを付けずに表示される 曜日番号 ( 頭にゼロを付ける ) 日にちが 1 桁の場合 頭にゼロを付けて表示される 月の最初の日の場合 :d は 1 を返す 月の最初の日の場合 :dd は 01 を返す 188 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

189 数値と日付の書式設定定義済み書式とカスタム書式 17 文字 ddd dddd dddd dd 表示 日付の曜日に対応する短縮名 最初の文字は大文字で表記される 曜日の完全名最初の文字は大文字で表記される 曜日を返します スペースと週の何日目かを表す数字がその後に続きます 例 Monday の場合 :ddd は Mon を返す Monday の場合 :dddd は Monday を返す Monday の場合 :dddd dd は Monday 01 を返す M MM 月を表す頭にゼロを付けていない数値 : 月が 1 桁の場合 頭にゼロを付けずに表示される ( 例 :1 月 1 日は 01/01 ではなく 1/1 と表示される ) ゼロが先頭に表示される月数 月が 1 桁の場合 頭にゼロを付けて表示される January の場合 :M は 1 を返す January の場合 :MM は 01 を返す mmm mmmm yy yyyy 日付の月に対応する短縮名 最初の文字は大文字で表記される 月の完全名最初の文字は大文字で表記される 西暦の下 2 桁のみを表示 西暦を 4 桁すべて表示 January の場合 :mmm は Jan を返す January の場合 :mmmm は January を返す 2003 の場合 :yy は 03 を返す 2003 の場合 :yyyy は 2003 を返す hh:mm:ss a 頭にゼロを付けない時間と頭にゼロを付けた分と秒 : a を指定すると 時間の後に午前または午後を表示する 21:05:03 の場合 : hh:mm:ss a は 9:05:03 PM を返す SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 189

190 数値と日付の書式設定 17 定義済み書式とカスタム書式 文字 HH hh HH:mm 表示 24 時間に対応する時間を表す 12 時間に対応する時間を表す 時間 分が必ず 2 桁で表示される (1 ~ 9 の場合は ゼロが先頭に来る ) 例 21:00 の場合 :HH は 21 を返す 21:00 の場合 :hh は 09 を返す 7.15 am の場合 :HH:mm は 07:15 を返す HH:mm:ss 時間 分 秒が必ず 2 桁で表示される (1 ~ 9 の場合は ゼロが先頭に来る ) 7.15 am の場合 : HH:mm:ss は 07:15:00 を返す mm:ss 分 秒が必ず 2 桁で表示される (1 ~ 9 の場合は ゼロが先頭に来る ) 07:15:03 の場合 :mm:ss は 15:03 を返す カスタム書式を定義する 1 カスタム書式を適用するセルを右クリックします 2 [ 数値の書式設定 ] を選択します [ 数値の書式設定 ] ダイアログボックスが表示されます 3 [ 書式の種類 ] 一覧から 選択したセルのデータ型に対応する書式のカテゴリを選択します 4 [ カスタム ] チェックボックスをチェックします カスタム書式を入力できるテキストボックスに書式を入力できる状態になります 5 [ プロパティ ] 枠内の一覧から書式を選択し 1 つまたは複数のテキストボックスに追加の文字を入力して選択した書式を編集します たとえば数値型の値にカスタム書式を作成する場合は その書式を [ 正数 [ 負数 ] および [=0] ボックスに入力します ブール値に対するカスタム書式を作成する場合は その書式を [ 真 ] と [ 偽 ] ボックスに入力します 6 [ 追加 ] をクリックします 190 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

191 数値と日付の書式設定定義済み書式とカスタム書式 17 カスタム書式は削除したり 編集することはできません カスタム書式を変更するには 新しいカスタム書式をもう一度作成し それを選択したセルに適用する必要があります ドキュメントのセルに適用されていカスタム書式は Web IntelligenceJava レポートパネルを閉じると自動的に削除されます セルにカスタム数値書式を適用する 1 作成したカスタム書式を適用するセルを右クリックします 2 [ 数値の書式設定 ] を選択します [ 数値の書式設定 ] ダイアログボックスが表示されます 3 [ カスタム ] を選択します 4 [ プロパティ ] 枠に ドキュメントに含まれているカスタム書式の一覧が表示されます 5 適用するカスタム書式を選択します 6 [OK] をクリックします Web Intelligence がカスタム書式を選択したセルに適用します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 191

192

193 レポートデータを選択する 18

194 レポートデータを選択する 18 定義済みのレポートフィルタ演算子 定義済みのレポートフィルタ演算子 レポートフィルタを適用し 表示される結果を関心のある特定の情報だけに限定することができます たとえば 特定の顧客や期間の情報だけを表示することができます フィルタで隠されたデータは レポートのテーブルやチャートに表示されていないだけで Web Intelligence ドキュメント内に残っています したがって ドキュメントの元となるクエリーの定義を変更しなくても レポートフィルタを変更 削除すると隠されていたデータが表示されます レポートの様々な部分に異なるフィルタを適用することができます たとえばレポート全体の結果を特定の商品区分に限定し さらにテーブルやチャートに表示するデータを特定の地域や顧客層に限定することができます レポートフィルタを作成するには 次の 3 つの要素を指定することが必要です フィルタ適用オブジェクト 演算子 値 同じレポートに複数のフィルタを適用することができます セクションへのフィルタの適用 セクションフィルタは セクションヘッダの値 またはセクション内に表示される値に基づいて適用することができます セクションヘッダに対するセクションフィルタの適用 " 国 " に関するセクションを含むレポートがある場合 フィルタ " 国 " = " アメリカ " を適用すると アメリカ以外の国のすべてのセクションが除外されます セクションデータに対するセクションフィルタの適用 地域 に関するセクションを含むレポートがある場合 フィルタ 製品 = 飲み物 をセクションに適用すると Web Intelligence が製品 飲み物 を含むすべてのセクションを保持します この場合 レポートに残っているセクションには 該当する地域で販売された 飲み物以外の製品が含まれます セクションフィルターは 飲み物が販売された地域を保持するものの セクションのデータから他の製品を除外しないためです 194 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

195 レポートデータを選択するレポートフィルタの種類 18 つまり Web Intelligence では フィルタはセクションのデータに基づいていますが セクションヘッダーのデータに間接的に適用されます レポートフィルタの種類 Web Intelligence には次の 3 種類のレポートフィルタがあります 標準レポートフィルタ (Web Intelligence のすべてのフォームで使用可能 ) 標準レポートフィルタは レポートフィルタの中で最も柔軟性があります このレポートフィルタでは 任意のフィルタ演算子を使用でき 単一の値または値の一覧に対してフィルタを適用できます クイックフィルタ (Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントで使用可能 ) クイックフィルタでは Equal To 演算子を使用して容易にフィルタを作成できます このレポートフィルタでは 単一の値または値の一覧に対してフィルタを適用できます 単純レポートフィルタ (Web Intelligenc HTML ビューア Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントで使用可能 ) 単純レポートフィルタでは Equal To 演算子を使用して容易にフィルタを作成できます このレポートフィルタでは単一の値に対してのみフィルタを適用できます クエリフィルタとレポートフィルタの比較 フィルタは 2 つのレベルで適用できます クエリーフィルタ - クエリーに定義するフィルタで データソースから取得し Web Intelligence ドキュメントに返すデータを制限します レポートフィルタ - このフィルタはドキュメント内のレポート テーブル チャート セクションに表示する値を制限しますが データソースから取得するデータを変更するのではなく 単にレポートレベルで値を隠すだけです レポートフィルタの演算子 Equal To 演算子 ある値と等しいデータを取得するには Equal To 演算子を使用します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 195

196 レポートデータを選択する 18 レポートフィルタの演算子 たとえば US のデータのみを返すには 国 Equal To US フィルタを作成します Not Equal To 演算子 ある値と等しくないデータを取得するには Not Equal To 演算子を使用します たとえば US 以外のすべての国のデータを返すには 国 Not Equal To US フィルタを作成します Different From 演算子 ある値と異なるデータを取得するには Different From 演算子を使用します たとえば 第 4 四半期以外のすべての四半期のデータを取得するには [ 四半期 ] Different From " 第 4 四半期 " フィルタを作成します Greater Than 演算子 ある値よりも大きいデータを取得するには Greater Than 演算子を使用します たとえば 60 を越える年齢の顧客のデータを取得するには [ 顧客の年齢 ] Greater than 60 フィルタを作成します Greater Than Or Equal To 演算子 ある値以上のデータを取得するには Greater Than or Equal To 演算子を使用します たとえば 売上げが 150 万ドル以上のデータを取得するには [ 売上げ ] Greater than or equal to フィルタを作成します Less Than 演算子 Less Than 演算子は ある値よりも小さいデータを取得する場合に使用します 196 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

197 レポートデータを選択するレポートフィルタの演算子 18 たとえば 試験結果が 40 点より低いデータを取得するには [ 試験結果 ] Less Than 40 フィルタを作成します Less Than Or Equal To 演算子 ある値以下のデータを取得するには Less Than Or Equal To 演算子を使用します たとえば 年齢が 30 歳以下の顧客のデータを取得するには [ 年齢 ] Less Than Or Equal To 30 フィルタを使用します Between 演算子 2 つの値およびその間の値からデータを取得するには Between 演算子を使用します たとえば 第 25 週から第 36 週までの週 ( 第 25 週と第 36 週を含む ) のデータを取得するには [ 週 ] Between 25 and 36 フィルタを作成します Not Between 演算子 2 つの値の範囲に含まれないデータを取得するには Not Between 演算子を使用します たとえば 第 25 週から第 36 週までの週を除くすべての週 ( 第 25 週と第 36 週を含まない ) のデータを取得するには [ 週 ] Not between 25 and 36 フィルタを作成します In List 演算子 In List 演算子は 値の一覧の値に対応するデータを取得する場合に使用されます たとえば US UK および Japan のデータのみを取得する場合 [ 国 ] In List ("US";"UK";"Japan") フィルタを作成します Not In List 演算子 複数の値に対応しないデータを取得するには Not In List 演算子を使用します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 197

198 レポートデータを選択する 18 レポートフィルタの作成 編集 および削除 たとえば US UK および Japan のデータを取得しない場合 [ 国 ] Not In ("US";"UK";"Japan") フィルタを作成します Is Null 演算子 データベースに値が含まれないデータを取得するには Is Null 演算子を使用します たとえば 子供のいない顧客 つまりデータベースの子供の列に値のない顧客を取得するには [ 子供 ] Is Null フィルタを作成します Is Not Null 演算子 データベース内に値が存在するデータを返すには Is Not Null 演算子を使用します たとえば 子供のいる顧客を返すには [ 子供 ] Is not Null フィルタを作成します レポートフィルタの作成 編集 および削除 クイックフィルタオプションを使ってレポートフィルタを作成する 1 フィルタを適用するレポートのレポートタブをクリックします 2 ブロック ( テーブル チャート フォームなど ) にフィルタを適用する場合は ブロックの上辺をクリックして選択します セクションセルだけではなくセクションにフィルタを適用する場合は [ 構造表示 ] をクリックし セクションの開始線と終了線を選択してください 3 [ レポート ] ツールバーの [ フィルタの追加 ] の右側にある矢印をクリックし [ クイックフィルタの追加 ] をクリックします [ 値の一覧 ] ダイアログボックスが開きます 選択したセクションまたはブロックの値が一覧表示されます 4 セクションまたはブロックに表示する値を選択します 5 [OK] をクリックします 選択したセクションまたはブロックに 指定した値に対応するデータだけが表示されます 6 クイックフィルタを削除するには [ フィルタの追加 ] の右側にある矢印をクリックして [ フィルタの削除 ] を選択します 198 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

199 レポートデータを選択するレポートフィルタの作成 編集 および削除 18 フィルタエディタを使用してレポートフィルタを作成する 1 フィルタを適用するレポートのレポートタブをクリックします 2 レポートツールバーの [ フィルタ枠の表示 / 非表示 ] ボタンをクリックし [ レポートフィルタ ] 枠を表示します 3 フィルタを適用するレポートの部分を選択します [ レポートフィルタ ] 枠には 選択したレポート部分の名前が表示されます たとえばテーブルを選択すると レポートフィルタ枠には選択したテーブルの名前が表示されます 4 フィルタを適用するオブジェクトを [ データ ] タブで選択します 5 選択したオブジェクトをドラッグし [ レポートフィルタ ] 枠にドロップします フィルタエディタが開きます [ フィルタ適用オブジェクト ] の下に選択したオブジェクトの名前が表示されます 6 演算子を選択します 7 [ 定数 ] または [ 一覧からの値 ] を選択します メジャーまたは変数にフィルタを適用する場合は 値の一覧から値を選択することはできません 定数を入力する必要があります 8 [ 定数 ] を選択した場合は [ 定数 ] ボックスに取得する値を入力します [ 値 ] を選択した場合は 表示された [ 値の一覧 ] から取得する値を選択し [>>] ボタンをクリックして [ 選択された値 ] に追加します 9 [OK] をクリックして フィルタの定義を確認します 選択したレポート セクション テーブル チャート フォームに ユーザー定義フィルタで指定した値だけが表示されます レポート内の複数のフィルタを結合する 1 結合するフィルタを作成します デフォルトでは Web Intelligence はフィルタを AND 演算子で結合します 2 AND と OR を切り替えるには AND 演算子をダブルクリックします 関連項目 198 ページの クイックフィルタオプションを使ってレポートフィルタを作成する 199 ページの フィルタエディタを使用してレポートフィルタを作成する SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 199

200 レポートデータを選択する 18 レポートフィルタの作成 編集 および削除 レポートフィルタを編集する 1 レポートツールバーの [ フィルタ枠の表示 / 非表示 ] ボタンをクリックし [ レポートフィルタ ] 枠を表示します 2 編集するフィルタのあるレポートの部分をクリックします 選択したレポート セクション ブロックのフィルタが [ レポートフィルタ ] 枠に表示されます 3 編集するフィルタをダブルクリックします フィルタエディタが表示されます フィルタが適用されているオブジェクトの名前が [ フィルタ適用オブジェクト ] 枠に一覧表示されます 4 フィルタエディタを使用してフィルタを編集します レポートマップからレポートフィルタを編集する 1 [ マップ ] タブを選択します 2 タブ上部の [ 構造 ] をクリックします 3 レポート構造でフィルタが適用されるレポート要素をクリックします 4 タブ上部の [ フィルタ ] をクリックします 5 フィルタを右クリックし [ フィルタの編集 ] を選択してフィルタエディタを表示させます 6 フィルタエディタを使用してフィルタを編集します レポートフィルタを削除する 1 レポートツールバーの [ フィルタ枠の表示 / 非表示 ] ボタンをクリックし [ レポートフィルタ ] 枠を表示します 2 削除するフィルタのあるレポートの部分をクリックします 選択したレポート セクション ブロックのフィルタが [ レポートフィルタ ] 枠に表示されます 3 削除するフィルタを選択し [ 削除 ] を押します 4 また フィルタされたオブジェクトを選択し レポートツールバーの [ フィルタ ] ボタンの右矢印をクリックして [ フィルタの削除 ] を選択することによって フィルタを削除することもできます 200 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

201 レポートデータを選択するレポートフィルタの作成 編集 および削除 18 単純なレポートフィルタを作成する レポートフィルタツールバーでは レポートに単純なレポートフィルタをすばやく追加できます 単純なレポートフィルタの形式は < レポートオブジェクト >=< 値 > です 単純なレポートフィルタに含めることができるのは = 演算子だけです またフィルタは 1 つの値に対してのみ適用できます より複雑なフィルタが必要な場合は クイックフィルタ (= 演算子または Inlist 演算子を使用可能 ) または標準レポートフィルタ ( 任意の演算子を使用可能 ) を使用します 注レポートをドリルする場合も レポートフィルタツールバーを使用できます ドリルのコンテキストでは レポートフィルタツールバーはドリルツールバーとみなされます 1 メインメニューの [ レポートフィルタツールバーの表示 / 非表示 ] をクリックしてツールバーを表示します 2 Web Intelligence HTML では ツールバーのアイコンをクリックして フィルタを適用するオブジェクトをメニューから選択します ツールバーに複数のオブジェクトを追加して 複数のフィルタを作成できます 3 Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントでは フィルタを適用するオブジェクトをツールバーにドラッグします ツールバーに複数のオブジェクトを追加して 複数のフィルタを作成できます 4 フィルタを適用する値を 値のドロップダウンリストから選択します 選択されたオブジェクトの値について レポートにフィルタが適用されます たとえば 国オブジェクトの値のリストから US を選択した場合 国に US という値が含まれない行をすべて除外するフィルタがレポートに適用されます 5 フィルタを削除するには フィルタを選択して [ 削除 ] をクリックします レポート内のフィルタを表示する 1 フィルタを表示するレポートの部分をクリックします レポート全体に定義されたフィルタを表示するには テーブル チャート またはセクションの外をクリックします 2 [ マップ ] タブをクリックし [ フィルタ ] をクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 201

202 レポートデータを選択する 18 レポートフィルタの作成 編集 および削除 クリックしたレポートの部分のフィルタが表示されます 202 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

203 プロンプトへの回答 19

204 プロンプトへの回答 19 値を入力してプロンプトに回答する 値を入力してプロンプトに回答する 1 Web Intelligence ドキュメントでレポートを開いた状態のまま レポートの上にあるメインツールーバーの右側の [ データの最新表示 ] をクリックします [ プロンプト ] ダイアログボックスが表示されます 2 プロンプトの質問を選択します プロンプトがツリー内で階層形式に構成されている場合は 最初に階層の最下位レベルにあるプロンプトを選択する必要があります このタイプのプロンプトは カスケードプロンプトと呼ばれます 選択できる値が 左下の枠に一覧表示されます 値の一覧が表示されない場合は [ 値の最新表示 ] をクリックしてリストを表示します 値の一覧が 前回の最新表示日と共に表示されます 以前プロンプトに回答している場合は 最後に選択した値が右側のプロンプト回答枠に表示されますこれらの値をそのまま使用することも [<<] でそれらを削除することもできます プロンプトへの回答時に表示されるオプションは (1) 結果を最新表示するのが初めてかどうか および (2) 作成時にプロンプトに設定したプロパティによって異なります 3 左側の枠の選択肢の一覧から結果を表示する値を選択するか テキストボックスに値を入力して [>>] をクリックし 右側のプロンプト回答ボックスにそれらの値を追加します 複数の値を入力する場合は それぞれの値をセミコロン (;) で区切る必要があります たとえば Florida;Texas のように入力します 4 [ クエリーの実行 ] をクリックします Web Intelligence は指定した値のデータを取得し その結果をレポートに返します 注プロンプトがオプションの場合 値を指定せずに [ クエリーの実行 ] をクリックします プロンプトが無視されます 日付を入力してプロンプトに回答する 1 Web Intelligence ドキュメントでレポートを開いた状態のまま レポートの上にあるメインツールーバーの右側の [ データの最新表示 ] をクリックします [ プロンプト ] ダイアログボックスが表示されます 204 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

205 プロンプトへの回答日付を入力してプロンプトに回答する 19 2 日付を選択するには テキストボックスの右側の矢印をクリックし ポップアップカレンダーから日付を選択して [>>] をクリックし 選択した日付を右側の一覧に追加します 以前プロンプトに回答している場合は 最後に選択した値が右側のプロンプト回答枠に表示されますこれらの値をそのまま使用することも [<<] でそれらを削除することもできます 3 プロンプトで複数の日付を選択できる場合に 複数の日付に対応する結果を表示する場合は 前の手順を繰り返します 4 [ クエリーの実行 ] をクリックします Web Intelligence は指定した値のデータを取得し その結果をレポートに返します 注プロンプトがオプションの場合 値を指定せずに [ クエリーの実行 ] をクリックします プロンプトが無視されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 205

206

207 入力制御を使用したデータのフィルタ処理 20

208 入力制御を使用したデータのフィルタ処理 20 入力制御の定義 入力制御の定義 入力制御は レポートデータのフィルタ処理と分析を行うための 便利で容易にアクセスできる手段です 入力制御は テキストボックスやラジオボタンなどの標準的な Windows コントロールを使用して定義します これらの制御をテーブルやセクションヘッダーなどのレポート要素と関連付け 制御を使用してレポート要素のデータをフィルタ処理します 入力制御で値を選択すると Web Intelligence が関連付けられたレポート要素の値をフィルタ処理します また テーブルとチャートを入力制御として定義することもできます テーブルまたはチャートで値を選択すると Web Intelligence は関連付けられたレポート要素の値をフィルタ処理します 変数の値を変更することによって 入力制御を使用してさまざまなシナリオを分析することができます 定数値を使用して変数を定義し スライダなどの入力制御を変数に割り当てます これで スライダ制御を使用して変数の値を変更できるようになります 変数が式の一部である場合は スライダ制御を使用して 変数値に基づき 各種の式の結果をチェックすることができます 入力制御はレポート固有です 入力制御は [ 入力制御 ] タブにグループ化されます 入力制御を追加する 入力制御を追加するには 十分なドキュメントの変更権限を持っている必要があります 1 [ 入力制御 ] タブを選択します 2 [ 入力制御 ] 枠の上部にある [ 新規 ] をクリックするか テーブルまたはチャートでオブジェクトを右クリックし [ 新規入力制御の ] を選択して 入力制御ウィザードを表示させます [ 新規 ] をクリックする前にテーブルまたはチャート全体を選択した場合 [ 選択されたブロックのオブジェクトのみを含める ] を選択し ウィザードのオブジェクトの一覧を 選択したテーブルまたはチャートのオブジェクトに制限することができます テーブルまたはチャートを選択しなかった場合 または [ 新規入力制御 ] メニューを使用して入力制御ウィザードを表示させた場合は このオプションは使用できません 3 入力制御に値を供給するレポートオブジェクトを選択し [ 次へ ] をクリックします オブジェクトを右クリックし メニューから [ 新規入力制御 ] を選択した場合は 右クリックしたオブジェクトがすでに選択されています 4 入力制御タイプを選択します 208 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

209 入力制御を使用したデータのフィルタ処理入力制御を追加する 20 制御タイプの一覧は レポートオブジェクトのデータタイプによって決定されます 5 入力制御のプロパティを定義します 使用可能なプロパティは 制御タイプ および Web Intelligence Interactive Web Intelligence Java レポートパネル Web Intelligence リッチクライアントのうちをどれを使用しているかによって決定されます プロパティ ラベル 説明 値の一覧 限定的な値の一覧を使用 説明 入力制御の名前 入力制御の説明 入力制御で使用できる値の一覧 入力制御が基づくレポートオブジェクトのすべての値を使用することも ( デフォルト ) 値のカスタム一覧を定義することもできます レポートオブジェクトに対して値のカスタム一覧を定義した場合 この設定により この一覧に基づいて入力制御に割り当てるレポート要素のデータがフィルタ処理されます 入力制御で値が選択されていない場合でも Web Intelligence は限定的なリストに含まれていない値を入力制御によってフィルタ処理されたレポート要素から除外します たとえば 国 ディメンションに基づく入力制御が値 アメリカ および フランス に限定される場合 入力制御によってフィルタ処理されたテーブルには 入力制御で値が選択されていない場合でもアメリカとフランスのデータのみが表示されます [ 限定的な値の一覧を使用 ] の選択を解除した場合 入力制御で値が選択されていないと 国 のすべての値がテーブルに表示されます 演算子 デフォルト値 行数 入力制御が関連付けられたレポート要素のフィルタ処理に使用する演算子 入力制御が関連付けられたレポート要素のフィルタ処理に使用するデフォルト値 入力制御が [ 入力制御 ] 枠に表示する行数 たとえば [ 行数 ] が 3 に設定された 5 つのラジオボタンの一覧には フォルトでは 3 つのラジオボタンのみが表示されます 表示されない 2 つのラジオボタンには スクロールバーを使用してアクセスします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 209

210 入力制御を使用したデータのフィルタ処理 20 入力制御を編集する プロパティ最小値最大値増加量 説明入力制御で選択できる最小の数値入力制御で選択できる最大の数値値を選択したときに 入力制御が数値を増加 / 減少させる量 6 [ 次へ ] をクリックし [ レポート要素の割り当て ] ウィザードステップを表示させます 7 入力制御によってフィルタ処理するレポート要素を選択します 注ドキュメントを保存するたびに Web Intelligence はレポート要素が関連付けられていない入力制御をすべて削除します 8 [ 完了 ] をクリックします 入力制御は [ 入力制御 ] 枠に表示されます 入力制御を編集する 1 [ 入力制御 ] タブを選択します 2 入力制御で [ 編集 ] をクリックし [ 入力制御の編集 ] ダイアログボックスを表示させます 3 [ プロパティ ] タブで 入力制御のプロパティを編集します 4 [ 依存項目 ] タブで 入力制御に関連付けられたレポート要素を編集します 入力制御の依存項目を強調表示する 1 [ 入力制御 ] タブを選択します 2 入力制御で [ 依存項目の強調表示 ] をクリックします 入力制御に関連付けられたレポート要素が強調表示されます 入力制御を配置および削除する 1 [ 入力制御 ] タブを選択します 2 Web Intelligence Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントでは 入力制御をドラッグアンドドロップし [ 入力制御 ] 枠で入力制御を上下に移動させます Web Intelligence Interactive では 入力制御を選択し 210 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

211 入力制御を使用したデータのフィルタ処理入力制御マップを表示させる 20 [ 入力制御 ] 枠の上部にある [ 選択された入力制御を上 / 下に移動 ] をクリックして制御を上下に移動させます 3 入力制御を選択し 制御の上部にある [ 削除 ] をクリックして 入力制御を [ 入力制御 ] 枠から削除します 入力制御マップを表示させる 1 [ 入力制御 ] タブを選択します 2 [ 入力制御 ] タブの上部にある [ マップ ] を選択するか (Web Intelligence Interactive の場合 ) [ マップ ] タブを選択し タブの上部にある [ 入力制御 ] をクリックします (Web Intelligence Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントの場合 ) 入力制御としてのテーブルおよびチャートの使用 テーブルとチャートを 入力制御として定義することができます テーブルベースおよびチャートベースの入力制御は 通常の入力制御と同様に [ 入力制御 ] パネルに表示されますが 依存するレポート要素のフィルタ処理を行うには テーブルまたはチャート自体で値を選択します テーブルでセル 列 または行を選択するか チャートでクリック可能なデータ領域を選択すると Web Intelligence は選択した値に基づいて 関連付けられたレポート要素の値をフィルタ処理します テーブルベースまたはチャートベースの制御を [ 入力制御 ] パネルでクリックすると 入力制御として使用されるテーブルまたはチャートは Web Intelligence によって強調表示されます レポートがドリルモードの場合 テーブルベースまたはチャートベースの入力制御は無効化されます ドリルモードが無効化されると それらの入力制御は再有効化されます テーブルまたはチャートを入力制御として定義する 1 テーブルまたはチャートを右クリックし [ 入力制御として定義 ] を選択します 2 [ すべてのオブジェクト ] を選択してテーブルまたはチャートのすべてのオブジェクトをフィルタオブジェクトとして定義するか [ 単一オブジェクト ] を選択し オブジェクトを選択して テーブルまたはチャートの単一オブジェクトをフィルタオブジェクトとして定義します 注テーブルまたはチャートを入力制御として定義する場合 フィルタオブジェクトとして選択できるのはディメンションのみです SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 211

212 入力制御を使用したデータのフィルタ処理 20 入力制御を使用してデータをフィルタ処理する 3 [ 次へ ] をクリックし 入力制御の名前と説明を入力します 4 [ 次へ ] をクリックし 入力制御によってフィルタ処理するレポート要素を選択します 注入力制御として定義するテーブルまたはチャートは レポート要素の一覧から選択することができません 5 [ 終了 ] をクリックします テーブルまたはチャート入力制御は [ 入力制御 ] 枠に表示されます 制御をクリックすると 入力制御として定義されたテーブルまたはチャートが Web Intelligence によって強調表示されます 関連項目 210 ページの 入力制御を編集する 入力制御を使用してデータをフィルタ処理する 1 [ 入力制御 ] タブを選択して [ 入力制御 ] 枠を表示させます 注入力制御によってフィルタ処理されるレポート要素がレポートに含まれない場合は 依存するレポート要素がないことを示すメッセージが入力制御に表示されます 2 入力制御で値を選択します 選択した値に基づき Web Intelligence は関連付けられたレポート要素をフィルタ処理します たとえば 国 ディメンションの値 US を選択し フィルタ演算子が等しい (=) であり 入力制御に関連付けられたテーブルがある場合は Web Intelligence が条件 国 = US でテーブルのフィルタ処理を行います 3 入力制御として定義されたテーブルまたはチャートを使用してフィルタ処理を行うには テーブル ( 行 列 またはセル ) またはチャート ( クリック可能なデータ領域 ) でディメンションの値を選択します 注 入力制御として定義されたテーブルまたはチャートは ディメンションの値を使用してのみフィルタ処理を実行することができます テーブルまたはチャートがレポートに含まれていない場合 テーブルまたはチャートがレポートに含まれていないことを示すメッセージが入力制御に表示されます 212 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

213 入力制御を使用したデータのフィルタ処理入力制御を使用してデータをフィルタ処理する 20 フィルタディメンションがテーブルまたはチャートに含まれていない場合 フィルタディメンションがないことを示すメッセージが入力制御に表示されます テーブルまたはチャートにディメンションを追加すれば 入力制御が再度使用可能になります レポートがドリルモードである場合 レポートがドリルモードであるため制御を使用できないことを示すメッセージが入力制御に表示されます 入力制御を使用するには ドリルモードをオフにする必要があります テーブルベースおよびチャートベースの入力制御は テーブルまたはチャートの右上隅のアイコンで示されます アイコンを右クリックすると 以下のメニューが表示されます コマンド編集依存項目の強調表示リセット使用可 / 不可 説明 入力制御を編集します 入力制御によってフィルタ処理されるレポート要素を強調表示します 入力制御によって適用されたフィルタを削除します 入力制御を使用可または使用不可にします 4 入力制御によって適用されたフィルタをすべて削除するには [ 入力制御 ] 枠の上部の [ リセット ] をクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 213

214

215 計算 式 および変数を使用したレポート機能の強化 21

216 計算 式 および変数を使用したレポート機能の強化 21 計算 式および変数 計算 式および変数 計算 式および変数 ( 名前付きの式 ) を Web Intelligence レポートに追加できます 計算 式 および変数をレポートに追加する計算機能については SAP BusinessObjects Web Intelligence における関数 式 計算の使い方 またはオンラインヘルプを参照してくだい 標準計算の使い方 テーブルまたはクロスタブに標準計算を挿入する テーブルまたはクロスタブに標準計算を挿入すると テーブルデータをすばやく計算できます Web Intelligence で使用できる標準計算の詳細については SAP BusinessObjects Web Intelligence における関数 式 計算の使い方 ガイドまたはオンラインヘルプを参照してください 次の手順で テーブルやクロスタブに複数の計算を挿入できます テーブルやクロスタブに 2 つの計算を適用すると それぞれの計算結果用のフッターが追加されます 最初の計算を挿入するのと同じ方法で 次の計算をテーブルとクロスタブに挿入できます ただし 挿入する計算の数だけその手順を繰り返すことになります 1 [ 表示の設定 ] > [ ツールバー ] > [ レポーティング ](Java レポートパネルの場合 ) または [ 表示 ] > [ ツールバー ] > [ レポート ](Web Intelligence Interactive の場合 ) をクリックしてレポートツールバーを表示します 2 計算するデータを含むテーブルセルをクリックします 3 レポートツールバーで [ 計算名の挿入 ] ボタン ( 計算名は 現在選択されている計算 ) の右にある矢印をクリックし ドロップダウンメニューから挿入する計算を選択します このボタンを直接クリックして 現在選択されている計算を挿入することもできます 現在選択されている計算は ボタンの数学記号で示され 選択するデータの種類に応じて変化します たとえば計算が合計の場合 ボタンには Σ 記号が表示されます 注パーセンテージ計算を挿入すると パーセンテージの結果がテーブルに追加される列または行に表示されます 4 他の計算を挿入するには ボタンの右にある矢印をクリックし ドロップダウンメニューから計算を選択します 216 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

217 計算 式 および変数を使用したレポート機能の強化式の使用 21 テーブルの最後に新しい行が追加されます 集計された値が新しい行のセルに表示されます 標準計算を削除する 1 計算を含むセルを右クリックします 2 テーブルの種類によって ショートカットメニューから [ 削除 ] > [ 行 ] または [ 削除 ] > [ 列 ] を選択します 式の使用 式ツールバー レポーティングツールバーの [ 数ツールバーの表示 / 非表示 ] ボタン (Java レポートパネルの場合 ) または [ 表示 ] > [ ツールバー ] > [ 式 ](Web Intelligence Interactive の場合 ) をクリックして式ツールバーを表示します セルを選択すると 式ツールバーにそのセルに定義されている式が表示されます 式ツールバーには次のボタンがあります ボタンの順番は 使用している Web Intelligence の種類によって異なります ボタン式エディタを開く変数の作成変更のクリア式の適用 説明 グラフィカルインターフェイスで式を作成できる式エディタを開きます 式を変数として保存できます 最後に保存または適用してから式に行ったすべての変更をクリアします 式の構文を確認し 現在の式と置き換えます 変数エディタを使用せずに式ツールバーに式を直接入力するには 式を入力するか 式ツールバーにレポートオブジェクトをドラッグします (Java レポートパネルの場合のみ ) SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 217

218 計算 式 および変数を使用したレポート機能の強化 21 式の使用 式を入力して式ツールバーに式を入力する 1 [ 数式ツールバーの表示 / 非表示 ](Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントの場合 ) または [ 表示 ] > [ ツールバー ] > [ 式 ](Web Intelligence Interactive の場合 ) をクリックして 式ツールバーを表示させます 2 式ツールバーに 次の式を入力します たとえば 販売したアイテムごとの平均売上げを計算するには =[ 売上げ ]/ [ 販売数 ] のように入力します Web Intelligence は 入力中の式を完成させるための要素を提案します Web Intelligence から示されたオプションをそのまま使うには 下向き矢印ボタンを押して表示されるオプションを選択し Enter キーを押すか カーソルでオプションを選択します 3 Web Intelligence のオプションをそのまま使うには 下向き矢印ボタンを押して表示されるオプションを選択し Enter キーを押します ドラッグアンドドロップを使用して式ツールバーに式を入力する 式ツールバーにレポートオブジェクトをドラッグします 注 Web Intelligence Interactive では 式ツールバーにオブジェクトをドラッグすることはできません オブジェクトをドロップすると 直接入力したときと同じように式ツールバーに表示されます 式エディタを使用して式を作成する 1 式エディタを表示するには 式ツールバーの [ 式エディタを開く ] をクリックします 2 式を挿入するレポートセルを選択します 3 [ データ ] [ 関数 ] および [ 演算子 ] の各枠で 式に含めるレポートオブジェクト 関数 および演算子をダブルクリックするか 式を直接入力します たとえば =Average([ 売上げ ]) という式を作成する場合は Average() 関数をダブルクリックしてから [ 売上げ ] オブジェクトをダブルクリックします 関数をダブルクリックして式に含めると Web Intelligence によって関数のかっこの間にカーソルが置かれます 218 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

219 計算 式 および変数を使用したレポート機能の強化変数の使用 21 変数の使用 変数を式から作成する 1 式ツールバーを表示します 2 式ツールバーに式を入力するか 式を含むセルを選択します 3 式ツールバーの [ 変数の作成 ] をクリックします [ 変数の作成 ] ダイアログボックス (Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントの場合 ) または [ 変数エディタ ] ダイアログボックス (Web Intelligence Interactive の場合 ) が表示されます 4 [ 名前 ] テキストボックスに変数の名前を入力します 5 [ ディメンション ] [ メジャー ] または [ 詳細 ] を選択して 変数の種類を選択します 6 [ 詳細 ] を選択した場合 [ 関連付けられたディメンション ] ボックスが表示されます ボックスの横の [...] ボタンをクリックして [ オブジェクトと変数 ] ダイアログボックスを表示し 詳細に関連付けるディメンションを選択します 7 [OK] をクリックします 作成した変数が [ データ ] タブのレポート変数の一覧に追加されます 変数エディタを使って変数を作成する 1 レポーティングツールバーの [ 変数エディタの表示 ](Java レポートパネルまたは Web Intelligence リッチクライアントの場合 ) または左のパネルの [ 使用できるオブジェクト ] タブの [ 変数 ][ 新規作成 ](Web Intelligence Interactive の場合 ) をクリックします 2 [ 式 ] 枠に式を入力するか [ 関数と演算子 ] タブで関数と演算子を使用して式を作成します 3 [ 名前 ] テキストボックスに変数の名前を入力します 4 [ ディメンション ] [ メジャー ] または [ 詳細 ] を選択して 変数の種類を選択します 5 [ 詳細 ] を選択した場合 [ 関連付けられたディメンション ] ボックスが表示されます ボックスの横の [...] ボタンをクリックして [ オブジェクトと変数 ] ダイアログボックスを表示し 詳細に関連付けるディメンションを選択します 6 [OK] をクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 219

220 計算 式 および変数を使用したレポート機能の強化 21 変数の使用 作成した変数がレポート変数の一覧に追加されます 変数を編集する 1 Java レポートパネル /Web Intelligence リッチクライアントの [ データ ] タブ または Web Intelligence Interactive の左パネルの [ 使用できるオブジェクト ] タブに表示されるレポート変数の一覧から変数を選択します 2 マウスの右ボタンをクリックし ショートカットメニューの [ 編集 ( 変数 )] をクリックします [ 変数エディタ ] が開きます 3 変数を編集します 4 [OK] をクリックして新しい変数定義を保存します 変数を削除する 1 Java レポートパネル /Web Intelligence リッチクライアントの [ データ ] タブ または Web Intelligence Interactive の左パネルの [ 使用できるオブジェクト ] タブに表示されるレポート変数の一覧から変数を選択します 2 マウスの右ボタンをクリックし ショートカットメニューの [ 削除 ] をクリックします 220 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

221 レポートデータのドリル操作 22

222 レポートデータのドリル操作 22 ドリルについて ドリルについて ドリルは レポートに表示されている結果を分析するために実行します レポートをドリルすることでテーブル チャートまたはセクションに表示されているデータを掘り下げ 要約された結果に隠れている詳細な内容を発見できます 例第 3 四半期にアクセサリ アウターウェア コートの売上げが上昇した理由を探る ファッションチェーン店で働く西日本のアクセサリ アウターウェア コートの販売担当者だとします 2003 年の第 3 四半期は 他の四半期に比べて大幅に売上げが上昇しました この理由を解明するため レポートをドリルダウンしてこの結果をもたらした要因を明らかにします 222 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

223 レポートデータのドリル操作ドリルについて 22 7 月 ( 月 #7) にジュエリーの売上げが大幅に上昇していることが分かります 分析範囲 クエリの分析範囲とは クエリの各オブジェクトが返す結果をより詳細なレベルで構成させるためにデータベースから取得する追加データのことです この追加データは 初期の結果レポートには表示されませんが データキューブ内で保持されるため 追加データをレポートに取り込むことで いつでも詳細な情報にアクセスできます このようにデータを下位の詳細なレベルまで絞り込むプロセスのことを オブジェクトをドリルダウンするといいます ユニバースでは 分析範囲はクエリに選択したオブジェクトの下位の階層レベルに相当します たとえば オブジェクト [ 年 ] の 1 レベル下の分析範囲には [ 年 ] のすぐ下に表示される [ 四半期 ] オブジェクトが含まれることになります SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 223

224 レポートデータのドリル操作 22 ドリルについて このレベルは クエリの作成時に設定できます これにより [ 結果オブジェクト ] 枠に表示せずに階層の下位レベルのオブジェクトをクエリーに含めることができます ユニバースの階層によって 分析範囲とそれに応じてドリル可能なレベルを選択できます また Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントでは 特定のディメンションを [ 分析範囲 ] 枠に選択することで カスタムの分析範囲を作成することもできます 注クエリードリルモードでの作業中 分析範囲を設定することはできません これは このドリルモードを使用すると Web Intelligence により ドリルアクションに呼応して動的に範囲が変更されるためです 分析範囲のレベル 分析範囲に設定できるレベルは次のとおりです レベル なし 1 レベルダウン 2 レべルダウン 3 レべルダウン 説明 [ 結果オブジェクト ] 枠に表示されるオブジェクトだけをクエリに含めます [ 結果オブジェクト ] 枠の各オブジェクトについて 階層ツリーの下位 1 2 または 3 レベルまでのオブジェクトをクエリに含めます これらのオブジェクトのデータは ドキュメントに追加されるまでキューブ内に保管されます カスタム 注このオプションは Java レポートパネルおよび Web Intelligence リッチクライアントのみで使用できます [ 分析範囲 ] パネルに手動で追加されたすべてのオブジェクトをクエリーに含めます ドキュメントに分析範囲を含めると ドキュメントのサイズが増大します 指定した範囲のデータは ドリルモードを開始してデータをドリルダウンして対応する値を表示するまではレポートに表示されませんが ドキュメントには保存されます 224 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

225 レポートデータのドリル操作ドリルについて 22 ドキュメントのサイズを最小限に抑え パフォーマンスを最適化するには ユーザーがドリルを必要とすることが確実な場合にだけ ドキュメントに分析範囲を含めることをおすすめします クラスとオブジェクトの階層を表示しながら 簡単に分析範囲を設定する方法を次に示します 分析範囲を設定する 1 クエリツールバーで [ 分析範囲枠の表示 / 非表示 ] をクリックして [ 分析範囲 ] 枠を表示します [ 結果オブジェクト ] 枠のすべてのディメンションが [ 分析範囲 ] 枠に表示されます これは データベースの分析範囲 [ なし ] に対応します 分析で使用できるその他のレベルはありません 2 [ 分析範囲 ] 枠の右上隅にある [ 範囲レベル ] リストから分析レベルを選択します [ 結果オブジェクト ] 枠のオブジェクトより下の階層のオブジェクトは 選択されたレベルまで [ 分析範囲 ] 枠に表示されます 3 選択したディメンションを分析範囲に追加するか またはカスタム分析範囲を作成するには クエリマネージャでディメンションを選択して [ 分析範囲 ] 枠までドラッグします ドリルパスと階層 ドリルモードでデータを分析する際は ドリルパスに従って移動します これらのパスは ユニバースデザイナが設定したディメンション階層によって決まります ユニバースデザイナは 最も要約されたオブジェクトをクラスの最上部に 最も詳細なオブジェクトを最下部に配置し オブジェクトを階層化しています したがって要約レベルのレポートを作成する場合は 階層の上部にあるオブジェクトを選択してクエリを作成すればよいことがわかります より詳細な情報を表示する場合は ドリルモードに切り替えてレポートに表示される各ディメンションの値をドリルダウンします たとえば四半期データでは結果を十分に説明できない場合 ユニバースデザイナが設定した階層に従って月 週 日レベルにドリルダウンできます 異なるレベルにドリルすると テーブルやチャートに表示される [ 売上げ ] や [ 利益 ] などのメジャーが再計算されます ドリルパスは通常 ユニバースのクラスと同じ階層構造をしています たとえば [ 期間 ] クラスでは 最上位の [ 年 ] ディメンションに続いて [ 四半期 ] [ 月 ] [ 週 ] オブジェクトが配 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 225

226 レポートデータのドリル操作 22 ドリルモードへの切り替え 置されています 通常は年間の結果から四半期 月 週への結果と詳細を分析していくため [ 期間 ] 階層内のドリル用の階層も同じ順序に従っています ただし ユニバースデザイナは階層をカスタマイズして定義することもできます 注ディメンションは複数の階層に属している場合があります 複数の階層に属するディメンションの結果をドリルすると Web Intelligence がドリルパスを選択するよう要求します ドリル階層を表示する 1 ドキュメントを編集モードで開きます 2 クエリービューになっていることを確認します 3 [ データ ] タブをクリックします 4 [ 階層 ] ラジオボタンをクリックします ドリルモードへの切り替え レポートでドリルを開始するには ドリルモードに切り替えます また レポートがドリルモードで保存されている場合は すぐにドリルが開始されます 1 ドキュメントを開き レポートビューになっていることを確認します 2 ドリルするレポートを選択します Web Intelligence ツールバーに [ ドリル ] ボタンが表示されます 3 [ ドリル ] ボタンをクリックするか Web Intelligence リッチクライアントで [ 分析 ] > [ ドリル ] を選択します 注ドリルモードで保存されたドキュメントを開いた場合 ドキュメントをドリルする権限があれば ドリルモードでドキュメントが開きます 権限がない場合は 結果表示で開きます デフォルトでは ドリル可能なレポートのタブにはドリルアイコンが表示されます InfoView の [Web Intelligence ドキュメント基本設定 ] ページで選択したドリルオプションによって Web Intelligence は選択したレポートをドリル可能にするか 選択したレポートを複写してドリルモードに移行します 関連項目 35 ページの [ レポートのコピーでドリルセッションを開始 ] オプション 226 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

227 レポートデータのドリル操作レポートに更に多くのレベルのデータを取り込む 22 レポートに更に多くのレベルのデータを取り込む Web Intelligence レポートをドリルする際 定義された分析範囲外のディメンションにドリルアップまたはドリルダウンすることが必要になる場合があります 追加のデータを取得するには Web Intelligence で 指定された追加のディメンションを含む新しいクエリーを実行する必要があります これを分析範囲の拡張と言います セキュリティプロファイルで許可されている場合に限り ドリルセッション中に分析範囲を拡張できます セキュリティプロファイルは BusinessObjects Enterprise 管理者が管理します ドリル中に [ 分析範囲の拡張 ] プロンプトメッセージが表示されるようにドリルオプションを設定していない場合は ドキュメント内で使用できるデータの範囲外をドリルする場合にフィルタを選択するオプションが示されません この場合 Web Intelligence は直ちにクエリーを実行し ドリルしているディメンションのすべての値のデータを返します 分析範囲外にドリルする 1 分析範囲の境界にあるディメンションの値の上にマウスのカーソルを置きます ツールヒントに 新規クエリを実行してドキュメントにデータを追加する必要があることが表示されます 2 ディメンションをドリルします ドリルオプションで ドリル操作で新規クエリーが必要になったときにユーザーに問い合わせるよう Web Intelligence を設定している場合は [ 分析範囲の拡張 ] ダイアログボックスが表示されます このダイアログボックスには ドリルする値の階層の上下に含まれるディメンションの一覧が表示されます ドキュメントにすでに含まれているディメンションには チェックマークが付けられています ダイアログボックスには 新しいクエリのフィルタとして選択できるフィルタも表示されます 3 ドリルするディメンションの横にあるボックスをチェックします 4 クエリにフィルタを適用する場合は 適用するフィルタの横にあるボックスをチェックします 5 [OK] をクリックします Web Intelligence が新規クエリーを実行し 追加データがドキュメントに返され ドリルしたディメンションの結果が表に表示されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 227

228 レポートデータのドリル操作 22 ドリルパスが複数ある場合にドリルパスを選択する ドリルパスが複数ある場合にドリルパスを選択する ディメンションは複数の階層に属している場合があります このようなディメンションの値をドリルダウンする場合 Web Intelligence はどのドリルパスを使用すればよいか決定できません ドリルパスを指定してやる必要があります 注ドリルするディメンションの値がそれまでのドリルの結果だった場合は ドリルパスはすでに指定されていることになります したがってドリルパスを選択する必要はありません 1 ディメンションをドリルします [ ドリルパスの選択 ] ダイアログボックスが開きます このダイアログボックスには ドリルする値の階層の上下に含まれるディメンションの一覧が表示されます ドリルしている現在のディメンションの下の各ディメンションの横にチェックボックスが表示され これらのディメンションの中からデータベースから取得するディメンションを選択し ドリル操作を続行できます ダイアログボックスには 新しいクエリのフィルタとして選択できるフィルタも表示されます 2 ドリルするパスを選択します 3 [OK] をクリックします ドリルスナップショットを作成する メインツールバーの [ スナップショット ] をクリックします Web Intelligence が ドリルを実行したレポートの現在の状態を個別のレポートにコピーします テーブルやセクションのディメンションのドリル ディメンションは通常 顧客名 地域 期間などの文字データを表します Web Intelligence は これらのディメンションごとに計算を実行することで レポート分析の基礎を提供します たとえば地域の年度別総売上げを計算するレポートを作成すると Web Intelligence は 地域 と 年 の 2 つのディメンションに基づいて 売上げ メジャーを計算します 表示された結果の裏にある詳細を調べるためディメンションをドリルすると 売上げはドリルした値に従って再計算されます 上の例で 年 をドリルすると Web Intelligence は地域および四半期ごとに売上げを計算して表示します これは 四半期 が 年 の次の時系列ディメンションであるからです 228 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

229 レポートデータのドリル操作テーブルやセクションのディメンションのドリル 22 注詳細オブジェクトはドリルできません ドリルダウン ドリルダウンでは レポートに表示されている要約データを構成している下位レベルのデータを調べます これにより その結果の原因がわかります 例ドリル分析による 2003 年の売上げ減少の原因調査 たとえば 販売店舗を持つ日本全国の都道府県別 商品区分別の売上げを表示するレポートを受け取ったとします 次のチャートでは 2003 年にアクセサリの売上げが大幅に減少していることがわかります 売上げが減少した時期をより詳しく分析するため セル値 2003 をドリルダウンして四半期別のデータを表示します セル値 2003 をドリルダウンすると [ ドリル ] ツールバー上にフィルタが表示され 2003 年のレポートをドリルダウンして四半期別の値でフィルタが適用されたことが分かります ドリルしたチャートには 売上げ減少が 2003 年の Q4 に発生したことが明確に示されています 売上げ減少の原因となったアクセサリのカテゴリを突き止めるには セル値 " アクセサリ " をもう一度ドリルダウンします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 229

230 レポートデータのドリル操作 22 テーブルやセクションのディメンションのドリル ドリル結果のクロスタブを見ると 第 4 四半期での業績不振を引き起こしたカテゴリが明確になります 注同じテーブルの他の行や列にすでに表示されているディメンションにドリルすることはできません Web Intelligence はドリルパスの次のディメンションを自動的に表示します テーブルセルやセクションセルのディメンションの値をドリルダウンする 1 ドリルモードになっていることを確認します 2 テーブルセルまたはセクションセルのドリルするディメンションの値の上にポインタを置きます ツールヒントに ドリルパスの次のレベルのディメンションが表示されます ドリルしたレポートに複数のデータプロバイダからのディメンションが含まれている場合 ツールヒントでクエリ名とディメンションの値が表示されます 3 値をクリックします 1 レベル下のディメンションのデータがテーブルまたはセクションに表示されます レポート上部のドリルツールバーには ドリル元の値が表示されます これらの値は ドリル結果のテーブルに表示されているデータに適用されるているフィルタです ドリルアップ 詳細データをまとめた上位レベルのデータを表示するには ディメンションの値をドリルアップします たとえば [ 年 ] をドリルダウンして 各四半期のデータを調べていたと 230 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

231 レポートデータのドリル操作テーブルやセクションのディメンションのドリル 22 します ドリルアップによって このデータがどのように年間結果にまとめられてるのかを調べることができます ディメンションの値をドリルアップすると 階層のドリルパスに沿って 下位レベルから上位レベルのデータに移動します たとえば [ 年 ] から [ 四半期 ] にドリルダウンした場合を考えます [ 四半期 ] をドリルアップすると [ 年 ] に戻ります ディメンションの値をドリルアップできるのは 前にそのディメンションまでドリルダウンしている場合 または分析の範囲で適切な分析範囲に適切なドリルパスが定義されている場合のみです ディメンションの値をドリルアップする 1 ドリルモードになっていることを確認します 2 レポートのテーブルまたはセクションセルでドリルアップするディメンションの値を右クリックし ショートカットメニューから [[ ドリルアップ ]] をクリックするか ドリルアップするディメンションの値の横にある [ ドリルアップ ] アイコンをクリックします テーブルがディメンション名を表示するヘッダのないクロスタブの場合は [ ドリルアップ ] アイコンはドリルアップできる各値の横に表示されます 1 レベル分ドリルアップしたデータがレポートに表示されます ドリルアップした値のフィルタに使用したフィルタは ドリルツールバーから削除されます ドリル要素 ドリルダウンやドリルアップでは 階層のドリルパスを一度に 1 レベル分だけ移動します しかし 別の階層のデータを使って情報を別の視点から検討することもできます これには 別のディメンションをドリル要素として指定する必要があります 注 [ ドリル要素 ] を指定できるのは ドキュメントの分析範囲に含まれているディメンションだけです 例 Products 階層をドリル要素に指定し 商品別の売上げを分析する 衣料品チェーンの大阪担当マネージャとして勤務し 都道府県別四半期別の売上を表示する次のレポートを受け取ったとします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 231

232 レポートデータのドリル操作 22 テーブルやセクションのディメンションのドリル 大阪府の結果だけを分析すればよいので 商品区分別の大阪の売上げを表示することにします これには [ 大阪 ] と表示されているセルにポインタを置きます 都道府県 の下のレベルは 都市 なので このままドリルダウンすると大阪府の各都市の結果が表示されてしまいます ドリルメニューから [ ドリル要素 ] を選択し サブメニューに表示される 商品 階層から 区分 を選択します ドリルされたレポートに大阪府で販売された商品区分別の売上げが表示されます 232 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

233 レポートデータのドリル操作テーブルとセクションのメジャーのドリル 22 ディメンションの値をドリルする 1 ドリルモードになっていることを確認します 2 テーブルセルまたはセクションセルで ドリルするディメンションの値を右クリックします ショートカットメニューに使用できるドリルパスが表示されます 3 [ ドリル要素 ] にポインタを置き 次にドリル先のクラスにポインタを移動します 4 ドリル先のディメンションをクリックします ドリルしたディメンションの値がレポートに表示されます テーブルとセクションのメジャーのドリル メジャー値をドリルダウンすると Web Intelligence はブロック内の関連するすべてのディメンションを 1 レベル下へドリルし 新しい計算結果を表示します SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 233

234 レポートデータのドリル操作 22 レポートの複数のテーブルとチャートのドリルの同期 例年間の売上げ結果をドリルダウンし 都市ごと 四半期ごとの詳細を表示する たとえば 都道府県別の年間売上げを表示するクロスタブにある大阪の 2003 年の売上げをドリルダウンするとします ドリルしたレポートには ドリルした都道府県である大阪府の都市ごとの四半期別の売上げが表示されます メジャー値をドリルダウンする 1 ドリルモードになっていることを確認します 2 ドリルするメジャー値の上にポインタを置きます ツールヒントに 関連するドリルパスのそれぞれについて 1 レベル下のディメンションが表示されます 3 メジャー値をクリックします 1 レベル分ドリルダウンしたデータがレポートに表示されます テーブルヘッダにはドリル先のディメンション名とドリルアップ矢印が表示され いつでもドリルアップして要約された結果に戻れることがわかります ドリルツールバーには ドリルしたテーブルまたはセクションに表示されている結果のフィルタとして使用されているドリル元の値が表示されます メジャー値をドリルアップする 1 ドリルモードになっていることを確認します 2 ドリルアップするメジャー値を右クリックし ショートカットメニューで [[ ドリルアップ ]] をクリックするか 分析するメジャー値の横にある [[ ドリルアップ ]] アイコンをクリックします 1 レベル分ドリルアップしたデータがレポートに表示されます レポートの複数のテーブルとチャートのドリルの同期 Web Intelligence レポートは 複数のテーブルやチャートを含むことができます このガイドでは テーブルやチャートをブロックと呼びます 複数のブロックがあるレポートをドリルする方法は 2 通りあります ドリルしたディメンションを含むレポートの各ブロックを同時にドリルする 現在のブロックのデータだけをドリルする 234 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

235 レポートデータのドリル操作チャートのドリル 22 Web Intelligence が [ レポートのブロックのドリルを同期化 ] オプションを使用してレポートのドリルを実行する方法は ユーザーが設定します レポート全体でドリルを同期化するように Web Intelligence を設定している場合は ドリルしたディメンションを含むブロックをすべてドリルすることになります レポート内のすべてのブロックで ドリル前のディメンションが ドリルパスの次のディメンションに置き換えられます レポート内のすべてのブロックのドリルを同期しないよう Web Intelligence を設定している場合は レポートの現在のブロックだけでディメンションがドリルパスの次のディメンションと置き換えられます 関連項目 35 ページの [ レポートのブロックのドリルを同期化 ] オプション チャートのドリル チャートをドリルアップ ダウンまたは要素を指定してドリルすることで 要約された結果にある高低の理由を視覚的に説明できます 以下の要素をドリルできます ディメンション - チャート軸をドリル ディメンション - チャートの凡例上でドリル メジャー - チャートボディのデータバーやマーカをドリル チャート軸では ドリル要素を指定することはできません ただしチャートの凡例では ドリル要素を指定することができます 関連項目 238 ページの 軸の凡例のドリル チャート軸からのディメンションのドリル 平面チャートでは X 軸のディメンションをドリルできます 立体チャートでは X 軸と Z 軸のディメンションをドリルできます チャートのそれぞれの軸には 複数のディメンションが配置されている場合があります 複数のディメンションがある場合 すべての可能なディメンションの組合せが軸に表示されます ( これはデカルト積とも呼ばれます ) 複数のディメンションに対する軸の値をドリルすると ドリル結果には両方のディメンションがフィルタとして適用されます SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 235

236 レポートデータのドリル操作 22 チャートのドリル チャート軸をドリルする 1 ドリルモードになっていることを確認します 2 ドリルするディメンションの値の上にポインタを置きます 3 ディメンションの値をドリルダウンするには その値をクリックします ディメンションの値をドリルアップするには 値を右クリックして [[ ドリルアップ ]] をクリックします ディメンションの値をドリルアップするには 値を右クリックして [[ ドリルダウン ]] を選択します ドリル要素を指定してディメンションの値をドリルするには 値を右クリックして [[ ドリル要素 ]] をクリックします 注軸に複数のディメンションが存在する場合 [ ドリル要素 ] を使用することはできません チャートでのメジャーのドリル メジャーのドリルは 次の種類のチャートで実行できます 棒チャート - 棒をドリル 折れ線チャートとレーダー線チャート - データマーカー上でドリル 円チャート - セグメントをドリル メジャーをドリルする場合 Web Intelligence はチャート軸に表示された各ディメンションにドリル操作を実行します ドリルされたチャートの棒マーカーまたはデータマーカー上に表示される新しいメジャーの計算は ドリルしたディメンションよりも 1 レベル分 高いまたは低いレベルのディメンションに対応しています チャート軸ラベルには ドリルしたディメンションの名前が表示されます 例チャートに表示された売上げメジャーの詳細分析 たとえば X 軸に " 都道府県 " ディメンション Z 軸に " 区分 " ディメンションの値を表示する立体チャートがあるとします チャートバーには [ 区分 ] ごとの [ 都道府県 ] の [ 売上げ ] が表示されています 236 SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築

237 レポートデータのドリル操作チャートのドリル 22 次の例を見ればお分かりのように 大阪 の パンツ を示す棒をドリルダウンすると X 軸では 都道府県 から 都市 に Y 軸では 区分 から カテゴリ へのドリルダウンが実行されます ドリルしたチャートには パンツ 区分に属するカテゴリごとの 都市 別の売上げが表示されます チャートのメジャーをドリルする 1 ドリルモードになっていることを確認します 2 ドリルするメジャー値の上にポインタを置きます チャート上では 各メジャーは棒 ( 棒チャートの場合 ) またはデータマーカー ( 折れ線チャートおよびレーダー線チャートの場合 ) で表示されています 3 メジャー値をドリルダウンするには 棒またはデータマーカーをクリックします メジャー値をドリルアップするには 棒またはデータマーカーを右クリックして [[ ドリルアップ ]] をクリックします SAP BusinessObjects Web Intelligence リッチクライアントを使用したレポートの構築 237

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