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まれあふじつぐ
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1 第 2 章市税のあらまし名古屋市税は6 種類名古屋市の税金は 6 種類で使いみちが特別に定められずどのような仕事の費用にもあてることのできる普通税と使いみちが特定されている目的税があります普通税個人の法人の固定資産税 P10へ P19へ P21へたとえば都市計画税は目的税で都市計画事業の費用などにあてられます名古屋市の市税軽自動車税市たばこ税 P29へ P31へ都市計画税 P27へ目的税事業所税 P31へ市税関係書類へのマイナンバーの記載と本人確認について個人の社会保障税番号制度 ( マイナンバー制度 ) が導入されることに伴い個人番号記載欄が設けられた申告書等を提出する場合は所定の欄にマイナンバー ( 個人番号 ) を記載していただくことになりました 1 マイナンバーの記載が必要な申告書等 ( 代表例 ) 県民税申告書給与支払報告書公的年金等支払報告書給与所得者異動届出書償却資産申告書事業所税申告書市たばこ税に係る申告書などマイナンバーの記載が必要な市税の申告書等についての詳細は名古屋市公式ウェブサイトをご確認ください名古屋市公式ウェブサイト ( 2 本人確認マイナンバーを記載した申告書等の提出を受ける際にはなりすまし行為を防ぐため番号法 ( 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ) に基づく本人確認 ( 身元確認および番号確認 ) を行いますマイナンバーを記載した申告書等を提出する場合は次の身元確認書類および番号確認書類を提示または写しを添付してください本人が申告書を提出する場合マイナンバーカードがあれば 1 枚で身元確認と番号確認が可能ですマイナンバーカードをお持ちでない方は次の書類をご用意ください身元確認書類 1 枚で足りる書類運転免許証パスポート身体障害者手帳在留カード公的医療保険の被保険者証など複数の種類が必要な書類敬老手帳社員証 ( 顔写真なし ) など + 番号確認書類通知カード住民票の写し ( マイナンバーが記載されたものに限ります ) のうちいずれか 1 つ代理人が申告書を提出する場合代理権確認書類代理人の身元確認書類本人の番号確認書類委任状税務代理権限証書法定代理人であることを証する書類のうちいずれか 1 つ + ( 代理人の ) 運転免許証パスポート税理士証票などのうちいずれか 1 つ + ( 本人の ) マイナンバーカード通知カード住民票の写し ( マイナンバーが記載されたものに限ります ) のうちいずれか 1 つ 8

2 平成 30 年度分から適用される個人の県民税の主な税制改正県費負担教職員制度の見直しに伴う税源移譲県費負担教職員 ( 小中学校特別支援学校等の教職員 ) の給与負担事務等が道府県から指定都市へ移譲されたことに伴い平成 30 年度から指定都市にお住まいの方の個人の県民税の所得割 ( 総合課税 ) の標準税率について 2% 分が財源措置として道府県から指定都市へ移譲されは 6% から 8% 道府県民税は 4% から 2% に改めることとされましたまた分離課税 ( 退職所得の分離課税を除く ( 注 )) に係る税率の割合及び税額控除の割合についても原則としてと道府県民税の割合を 8:2 に改めることとされましたと県民税の税率の合計は変わりませんので基本的に新たな負担をお願いするものではありません ( 注 ) 退職所得の分離課税に係る税率については特別徴収義務者の事務負担をふまえ当分の間変更しないこととされました名古屋市にお住まいの方の個人の県民税の税率平成 29 年度のの所得割の税率は標準税率 6% に対して 5% の減税が適用され 5.7% となっています平成 30 年度以降は従来の減税後の税率 5.7% に県民税から移譲される 2% 分を加えた 7.7% となります 5% 減税分県民税平成 29 年度 + = 9.7% 5.7% 4% 従来の 5% 減税分はそのままに 7.7% 税源移譲新たな負担はありません平成 30 年度以降 5.7% 移譲された県民税 + + = 9.7% 2% 2% 県民税から移譲される 2% 分は小中学校等の教職員の給与などを名古屋市が支払うための財源であるため減税の対象ではありません給与所得控除の見直し平成 30 年度 ( 平成 29 年中の収入 ) 以後は給与等の収入金額が 1,000 万円を超える場合給与所得控除額を 220 万円とすることとされました医療費控除に関する改正 9 〇セルフメディケーション税制 ( 医療費控除の特例 ) の創設平成 30 年度から平成 34 年度までの県民税において健康の保持増進及び疾病の予防として一定の取組を行う方が自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族に係る特定一般用医薬品等 ( いわゆるスイッチ OTC 医薬品 ) の購入費を支払った場合に前年中に支払った特定一般用医薬品等購入費の金額の合計額 ( 保険金等で補てんされる金額を除きます ) から 12,000 円を控除した金額 ( 最高 88,000 円 ) について医療費控除の適用を受けることができることとされましたセルフメディケーション税制と通常の医療費控除は選択適用でありセルフメディケーション税制の適用を受けることを選択した場合通常の医療費控除の適用を受けることはできませんセルフメディケーション税制の適用を受けるための一定の取組や具体的なスイッチ OTC 医薬品の品目など詳しくは厚生労働省のホームページ ( をご覧ください〇医療費控除及びセルフメディケーション税制の添付書類の見直し県民税の申告の際に医療費等の領収書の添付または提示の代わりに医療費控除の明細書またはセルフメディケーション税制 ( 医療費控除の特例 ) の明細書を添付しなければならないこととされました医療保険者から交付された医療費通知 ( 医療費のお知らせなど ) を添付する場合は医療費控除の明細書の作成を省略することができます領収書 ( 医療費通知に係るものを除きます ) は確認のため市町村長から提示または提出を求められる場合がありますので 5 年間保管が必要です平成 30 年度分から平成 32 年度分までの県民税の申告については領収書の添付または提示によることもできます

3 平成 31 年度分から適用される個人の県民税の主な税制改正配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し平成 31 年度の県民税 ( 平成 30 年中の収入に基づいて計算 ) から就業調整をめぐる喫緊の課題に対応するため配偶者控除及び配偶者特別控除について夫婦それぞれの合計所得金額に応じて控除を受けられる範囲や控除額などを見直すこととされました主な変更点は以下のとおりです括弧内の金額は給与所得のみの場合の給与収入金額です配偶者特別控除の対象となる配偶者の合計所得金額の範囲が 76 万円未満 (141 万円未満 ) から 123 万円以下 (201 万 6 千円未満 ) に引き上げられます納税義務者の合計所得金額が 900 万円 (1,120 万円 ) を超えると配偶者控除及び配偶者特別控除の控除額が合計所得金額に応じて段階的に減少し 1,000 万円 (1,220 万円 ) を超えると控除を受けられなくなります個人の市では市民のみなさんの日常の生活に結びついたさまざまな行政サービスを提供していますそのために必要な費用を広く共同して負担していただく税がですには個人のと法人のがあります名古屋市ではを減税しています個人の納税義務者 ( を納めていただく方 ) と納めるべき税額個人のは均等割と所得割からなっています均等割は所得にかかわらず一定の額を負担していただくもので所得割は所得に応じて負担していただくものですそれぞれの納税義務者は次のとおりです納税義務者区内に住所がある方区内に事務所事業所または家屋敷がありその区内に住所のない方その区内に住所があるかどうかまた事務所などがあるかどうかはその年の 1 月 1 日 ( 課税の基準となる日で賦課期日といいます ) の状況で判断されますたとえば平成 29 年 12 月に死亡した方は平成 30 年度分のは課税されませんまた平成 30 年 4 月に名古屋市から A 市に引っ越しをした方の平成 30 年度分のは A 市ではなく名古屋市で課税されますが課税されない方 ( 非課税 ) 均等割と所得割のいずれも課税されない方生活保護法によって生活扶助を受けている方障害者未成年者寡婦または寡夫で前年 ( 平成 29 年 ) 中の合計所得金額 ( 注 1) が125 万円以下の方扶養家族 ( 注 2) がなく前年中の合計所得金額が 35 万円以下の方扶養家族があり前年中の合計所得金額が次の金額以下の方 35 万円 ( 扶養家族の数 +1)+21 万円所得割が課税されない方納めるべき税額均等割所得割扶養家族 ( 注 2) がなく前年中の総所得金額等 ( 注 1) が35 万円以下の方扶養家族があり前年中の総所得金額等が次の金額以下の方 35 万円 ( 扶養家族の数 +1)+32 万円 ( 注 1) 合計所得金額は 11 ページの 10 種類の所得と 13 ページの土地建物等の譲渡所得 ( 特別控除前の所得 ) などの分離課税の所得 ( 分離課税となる退職所得は除きます ) の合計額です総所得金額等は合計所得金額から損失の繰越控除 ( 原則として前年までの所得から差し引けなかった赤字の所得金額や雑損控除の金額 ) を差し引いた金額です ( 注 2) 控除対象配偶者や扶養親族をいいます控除対象配偶者や扶養親族には生計を一にする配偶者やその他の親族 ( 年齢 16 歳未満の方を含みます ) で前年中の合計所得金額が 38 万円以下の方が該当します - 10

4 税額の計算方法均等割額 3,300 円 ( の減税後の税率 ) 県民税 2,000 円 ( うち 500 円はあいち森と緑づくり税 ) ( 注 ) 東日本大震災の教訓をふまえた防災施策の財源を確保するため均等割額が 1,000 円 ( 500 円県民税 500 円 ) 引き上げられています所得割額 ( 前年中の所得金額一所得控除額 ) 税率 ( 注 )- 調整控除額 - 税額控除額等 ( 注 ) 及び県民税のそれぞれの税率 (13 ページ参照 ) を使用して計算します納めていただく所得割額はと県民税の合計です所得の種類と計算所得割額の計算の基礎は所得金額です所得は次の 10 種類に区分されます所得金額は前年中の収入金額からその収入を得るための必要経費または法律で定められている一定の控除額を差し引いて計算します ( 所得金額の計算方法は原則として所得税と同じです ) 所得の種類 1 利子所得公債社債預貯金などの利子所得金額の計算方法利子所得の金額 = 収入金額 ( 利子所得は原則として一律分離課税とされ県民税の利子割 5% と所得税及び復興特別所得税 % が課税されます ( 特定公社債等の利子等については県民税の配当割 5% と所得税及び復興特別所得税 % が課税され申告分離課税を選択することができます ) ) 2 配当所得株式や出資の配当一定の投資信託の収益の分配金など配当所得の金額 = 収入金額 - 株式などの元本取得のために要した負債の利子 3 不動産所得地代家賃権利金駐車場の使用料など不動産所得の金額 = 収入金額 - 必要経費 4 事業所得農業製造業小売業サービス業などの事業による所得事業所得の金額 = 収入金額 - 必要経費 5 給与所得サラリーマンの給与賃金賞与など給与所得の金額 = 収入金額 - 給与所得控除額 6 退職所得退職金一時恩給など計算方法は 16 ページをご覧ください 7 山林所得山林の伐採などによる所得山林所得の金額 = 収入金額 - 必要経費 - 特別控除額 8 譲渡所得土地建物書画骨とうなどの財産を売った場合に生じる所得譲渡所得の金額 = 収入金額 - 資産の取得価額などの経費 - 特別控除額 ( 長期譲渡所得 ( 土地建物等の長期譲渡所得を除きます ) は 1/2 の額が課税対象です ) 9 一時所得クイズなどの賞金競輪競馬などの払戻金一時所得の金額 = 収入金額 - 必要経費 - 特別控除額生命保険の一時金など (1/2の額が課税対象です ) 10 雑所得公的年金等その他国民年金厚生年金企業年金など著述家以外の方が支払を受ける原稿料印税講演料などの他の所得にあてはまらない所得公的年金等の雑所得の金額 = 公的年金等の収入金額 - 公的年金等控除額その他の雑所得の金額 = 公的年金等以外の収入金額 - 必要経費給与所得の金額給与所得の金額は給与等の収入金額に応じ次のように計算した額となります給与等の収入金額 650,999 円まで 651,000 円から 1,618,999 円まで 1,619,000 円から 1,619,999 円まで 1,620,000 円から 1,621,999 円まで 1,622,000 円から 1,623,999 円まで 1,624,000 円から 1,627,999 円まで給与所得の金額給与等の収入金額給与所得の金額 0 円 1,628,000 円から 1,799,999 円まで計算基準額 60% 収入金額 -650,000 円 1,800,000 円から 3,599,999 円まで計算基準額 70%- 180,000 円 969,000 円 3,600,000 円から 6,599,999 円まで計算基準額 80%- 540,000 円 970,000 円 6,600,000 円から 9,999,999 円まで収入金額 90%-1,200,000 円 972,000 円 10,000,000 円から収入金額 -2,200,000 円 974,000 円 ( 注 ) 小数点以下は切り捨てます 11 計算基準額の求め方 (1) 収入金額 4,000 円 = 商余り (2) 商 4,000 円 = 計算基準額 ( 例 ) 収入金額が 2,623,000 円の場合 (1)2,623,000 円 4,000 円 = 商 655 余り3,000 円 (2) 商 655 4,000 円 = 2,620,000 円計算基準額

5 公的年金等の雑所得の金額公的年金等 ( 国民年金厚生年金企業年金など ) の雑所得の金額は受給した方の年齢や公的年金等の収入金額に応じ次のように計算した額となります区分公的年金等の収入金額公的年金等の所得金額 700,000 円まで 0 円 700,001 円から 1,299,999 円まで収入金額 - 700,000 円年齢 65 歳未満の方 1,300,000 円から 4,099,999 円まで収入金額 75%- 375,000 円 4,100,000 円から 7,699,999 円まで収入金額 85%- 785,000 円 7,700,000 円から収入金額 95%-1,555,000 円 1,200,000 円まで 0 円 1,200,001 円から 3,299,999 円まで収入金額 -1,200,000 円年齢 65 歳以上の方 3,300,000 円から 4,099,999 円まで収入金額 75%- 375,000 円 4,100,000 円から 7,699,999 円まで収入金額 85%- 785,000 円 7,700,000 円から収入金額 95%-1,555,000 円所得控除 ( 平成 30 年度分 ) ( 注 ) 小数点以下は切り捨てます所得金額から控除される所得控除の種類と控除額は次のとおりですなお所得税とは控除額が異なっています個人の種類 1 雑損控除 2 医療費控除健康の保持増進及び疾病の予防として一定の取組を行う方が特定一般用医薬品等 ( いわゆるスイッチ OTC 医薬品 ) の購入費を支払った場合はセルフメディケーション税制を選択することができます 3 社会保険料控除小規模企業共済 4 等掛金控除 5 生命保険料控除平成 24 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約等 ( 新契約 ) と成 2 3 年 1 2 月 3 1 日までに締結した保険契約等 ( 旧契約 ) では控除額の計算方法が異なります 6 地震保険料控除平成 18 年末までに締結した旧長期損害保険契約 ( 保険期間が 10 年以上で満期返戻金があるもの ) がある場合を含みます 1( 損害金額 - 保険金等で補てんされる金額 )-( 総所得金額等 1/10) 2 災害関連支出の金額 -5 万円 1 または 2 のいずれか多い方の金額 1 通常の医療費控除 ( 支払った医療費 - 保険金等で補てんされる金額 )-[( 総所得金額等 5/100) と 10 万円のいずれか少ない方の金額 ]( 控除限度額 200 万円 ) 2 セルフメディケーション税制 ( 支払った特定一般用医薬品等の購入費 - 保険金等で補てんされる金額 )- 12,000 円 ( 控除限度額 88,000 円 ) 1 または 2 のいずれか一方を選択して申告支払った金額支払った金額 1 新契約の一般生命保険分介護医療保険分個人年金保険分それぞれについて新契約 2 旧契約の一般生命保険分個人年金保険分それぞれについて旧契約 3 一般生命保険分または個人年金保険分それぞれについて新契約と旧契約の両方がある場合 1 と 2 の合計額 ( 限度額 28,000 円 ) と 2 で計算した金額のいずれか大きい方の金額 1 から 3 までの合計額が生命保険料控除額となります ( 控除限度額 70,000 円 ) 1 地震保険契約について支払保険料等の金額控除額 12,000 円まで支払保険料等の全額 12,001 円から 32,000 円まで支払保険料等 1/2+ 6,000 円 32,001 円から 56,000 円まで支払保険料等 1/4+14,000 円 56,001 円から 28,000 円支払保険料等の金額控除額 15,000 円まで支払保険料等の全額 15,001 円から 40,000 円まで支払保険料等 1/2+ 7,500 円 40,001 円から 70,000 円まで支払保険料等 1/4+17,500 円 70,001 円から 35,000 円支払保険料等の金額控除額 50,000 円まで支払保険料等 1/2 50,001 円から 25,000 円 2 旧長期損害保険契約について控除額支払保険料等の金額控除額 5,000 円まで支払保険料等の全額 5,001 円から 15,000 円まで支払保険料等 1/2+2,500 円 15,001 円から 10,000 円 3 地震保険契約と旧長期損害保険契約の両方がある場合 1と2 の合計額 ( 控除限度額 25,000 円 ) 1つの保険契約が地震保険契約と旧長期損害保険契約のいずれの契約区分にも該当する場合には選択によりいずれか一方の契約区分にのみ該当するものとして地震保険料控除額を計算します 12

6 種類控除額 7 障害者控除 8 寡婦 ( 寡夫 ) 控除 9 勤労学生控除 10 配偶者控除 11 配偶者特別控除 12 扶養控除 13 基礎控除障害者である納税義務者控除対象配偶者および扶養親族 1 人につき 26 万円 ( 障害の程度が重い方 ( 特別障害者 ) である場合 30 万円 ) ( 障害の程度が重い方で同居している控除対象配偶者扶養親族 ( 同居特別障害者 ) がいる場合は 1 人につき 53 万円 ) 納税義務者が寡婦 ( 寡夫 ) である場合 26 万円 ( 寡婦のうち合計所得金額が 500 万円以下でかつ扶養親族である子がいる方 ( 特別寡婦 ) 30 万円 ) 納税義務者が勤労学生である場合 26 万円 1 一般の控除対象配偶者 33 万円 2 老人控除対象配偶者 ( 控除対象配偶者のうち年齢 70 歳以上の方 ) 38 万円配偶者の合計所得金額控除額 380,000 円まで適用なし 380,001 円から 449,999 円まで 33 万円 450,000 円から 499,999 円まで 31 万円 500,000 円から 549,999 円まで 26 万円 550,000 円から 599,999 円まで 21 万円 1 一般の控除対象扶養親族 ( 扶養親族のうち 16 歳以上 19 歳未満および 23 歳以上 70 歳未満の方 )1 人につき 33 万円 2 特定扶養親族 ( 扶養親族のうち 19 歳以上 23 歳未満の方 )1 人につき 45 万円 3 老人扶養親族 ( 扶養親族のうち 70 歳以上の方 )1 人につき 38 万円 4 同居老親等 ( 父母などで同居している老人扶養親族 )1 人につき 45 万円 ( 注 )16 歳未満の扶養親族については控除を受けることができません配偶者の合計所得金額控除額 600,000 円から 649,999 円まで 16 万円 650,000 円から 699,999 円まで 11 万円 700,000 円から 749,999 円まで 6 万円 750,000 円から 759,999 円まで 3 万円 760,000 円から 0 円納税義務者の合計所得金額が 1,000 万円を超える場合には控除を受けることができませんすべての納税義務者について 33 万円総合課税の税率課税総所得金額 ( 総所得金額 ( 注 ) から所得控除額を差し引いた後の金額 ) に次の税率を乗じて所得割額を計算します県民税 7.7%( の減税後の税率 ) 2% ( 注 ) 総所得金額は利子所得配当所得 ( 申告分離課税を選択した上場株式等に係る配当等を除きます ) 不動産所得事業所得給与所得譲渡所得一時所得雑所得の合計額 ( 所得に赤字の金額がある場合は原則として他の所得と通算した後の金額 ) で損失の繰越控除後の金額です土地建物等の譲渡所得等の分離課税の税率土地建物等の譲渡による所得などについてはそれぞれの所得ごとに次の税率により所得割額を計算します分離課税の区分課税短期譲渡所得金額 A 7.2% 県民税 A 1.8% ただし国等に対する譲渡の課税短期譲渡所得金額の税額は 7.2% を 4% 1.8% を 1% と読み替えて計算した金額です 13 課税長期譲渡所得金額優良住宅地の造成等の譲渡居住用財産の譲渡その他の譲渡一般株式等の課税譲渡所得等の金額上場株式等の課税譲渡所得等の金額上場株式等の課税配当所得等の金額先物取引の課税雑所得等の金額 2,000 万円以下 2,000 万円超 6,000 万円以下 6,000 万円超 B 3.2% B 0.8% 64 万円 +(B-2,000 万円 ) 4% 16 万円 +(B-2,000 万円 ) 1% B 3.2% B 0.8% 192 万円 +(B-6,000 万円 ) 4% 48 万円 +(B-6,000 万円 ) 1% B 4% C 4% D 4% E 4% F 4% B 1% C 1% D 1% E 1% F 1% A : 課税短期譲渡所得金額 B : 課税長期譲渡所得金額 C : 一般株式等の課税譲渡所得等の金額 D : 上場株式等の課税譲渡所得等の金額 E : 分離課税の上場株式等の課税配当所得等の金額 F : 先物取引の課税雑所得等の金額短期譲渡所有期間が5 年以下の土地建物等の譲渡をいいます長期譲渡所有期間が5 年を超える土地建物等の譲渡をいいます分離課税に係る所得割はの減税の対象ではありません

7 調整控除 ( 所得税との人的控除差の調整額 ) 次のように計算した額を所得割額から控除します人的控除とはページの所得控除の表中 7 障害者控除から 13 基礎控除までをいいますページの所得税の控除額から県民税の控除額を差し引いた額が人的控除額の差となります市合計課税所得金額 200 万円以下合計課税所得金額 200 万円超民税県民税県民税合計課税所得金額とは課税総所得金額課税退職所得金額および課税山林所得金額の合計額です県民税と所得税との人的控除額の差控除項目障害者特別配特配の偶別偶所者者得配当控除 1 所得税との人的控除額の差の合計額 2 合計課税所得金額 1 と 2 のいずれか小さい金額 4% その他同居特別障害者以外同居特別障害者寡婦寡夫特別寡婦勤労学生 38 万円超 40 万円未満 40 万円以上 45 万円未満 1 と 2 のいずれか小さい金額 1% 人的控除額の差 26 万円 27 万円 1 万円 30 万円 40 万円 10 万円 53 万円 75 万円 22 万円 26 万円 27 万円 1 万円 30 万円 35 万円 5 万円 26 万円 27 万円 1 万円 33 万円 38 万円 5 万円 33 万円 36 万円 3 万円 1 所得税との人的控除額の差の合計額 2 合計課税所得金額ー 200 万円 (1 ー 2)(5 万円を下回るときは 5 万円 ) 4% 控除項目配偶者扶一般老人 (70 歳以上 ) 一般特定 (19 歳 ~22 歳 ) 養老人同居老親等 (70 歳以上 ) 同居老親等以外基礎 (1 ー 2)(5 万円を下回るときは 5 万円 ) 1% 区分所得税県民税区分所得税県民税人的控除額の差 33 万円 38 万円 5 万円 38 万円 48 万円 10 万円 33 万円 38 万円 5 万円 45 万円 63 万円 18 万円 45 万円 58 万円 13 万円 38 万円 48 万円 10 万円 33 万円 38 万円 5 万円配偶者の所得が 45 万円以上 76 万円未満のときは人的控除額の差は発生しません個人の法人税との二重課税を防止するため総所得金額の中に内国法人から受ける配当所得 ( 申告分離課税を選択した上場株式等の配当等に係る配当所得を除きます ) がある場合に次の配当等の種類割合により計算した額を所得割額から控除します種住宅借入金等特別税額控除 ( 住宅ローン控除 ) 平成 21 年 ~ 平成 33 年に入居し所得税の住宅ローン控除を受けている方のうち所得税から控除しきれなかった住宅ローン控除額がある方について次のように計算した額または控除限度額のいずれか小さい金額を所得割額から控除します類課税所得金額等利益の配当等外貨建等以外の証券投資信託外貨建等証券投資信託住宅ローン控除額 =( 所得税の住宅ローン控除額 - 住宅ローン控除前の所得税額 ) 4/5 県民税住宅ローン控除額 =( 所得税の住宅ローン控除額 - 住宅ローン控除前の所得税額 ) 1/5 住宅ローン控除限度額は次の表のとおりです県民税 1,000 万円以下の部分に含まれる配当所得 2.24% 1.12% 0.56% 平成 21 年 ~ 平成 26 年 3 月に入居した方所得税の課税総所得金額等 ( 注 2) の 4% ( 最高 78,000 円 ) 所得税の課税総所得金額等 ( 注 2) の 1% ( 最高 19,500 円 ) ( 注 1) 住宅の対価の額または費用の額に含まれる消費税の税率が 8% または 10% である場合の額ですそれ以外の場合は平成 21 年 ~ 平成 26 年 3 月に入居した方と同じ額となります ( 注 2) 課税総所得金額等とは課税総所得金額課税退職所得金額および課税山林所得金額の合計額ですなお県民税の住宅ローン控除は給与支払報告書 ( 個人別明細書 ) や確定申告書に住宅ローン控除に関する事項が記載されることにより適用を受けることができます 0.56% 0.28% 0.14% 1,000 万円超の部分に含まれる配当所得県民税県民税 1.12% 0.56% 0.28% 0.28% 0.14% 0.07% 平成 26 年 4 月 ~ 平成 33 年 12 月に入居した方 ( 注 1) 所得税の課税総所得金額等 ( 注 2) の 5.6% ( 最高 109,200 円 ) 所得税の課税総所得金額等 ( 注 2) の 1.4% ( 最高 27,300 円 ) 14

8 寄附金税額控除前年中に県民税の控除対象となる寄附金を支払った場合に次の (1)~(3) のように計算した額の合計額を所得割額から控除します (1) 基本控除額 ( 控除対象となる寄附金 ( 注 1) を支払った場合 ) ( 寄附金 -2,000 円 ) 8% 県民税 ( 寄附金 -2,000 円 ) 2% (2) 特例控除額 ( 地方公共団体へ寄附金を支払った場合 )( 注 2) 県民税 ( 地方公共団体への寄附金 -2,000 円 ) (90%- 所得税の税率に相当する割合 ( 注 3) 1.021) 4/5 (3) 申告特例控除額 ( ふるさと納税ワンストップ特例 ( 注 4) が適用される場合 ) ( 地方公共団体への寄附金 -2,000 円 ) (90%- 所得税の税率に相当する割合 ( 注 3) 1.021) 1/5 県民税の特例控除額所得税の税率に相当する割合 ( 注 3) (90%- 所得税の税率に相当する割合 ( 注 3) 1.021) 県民税の特例控除額所得税の税率に相当する割合 ( 注 3) (90%- 所得税の税率に相当する割合 ( 注 3) 1.021) ( 注 1) 総所得金額等の 30% が限度です ( 注 2) 調整控除額を控除した後の所得割額 ( 税額控除前 ) の 20% が限度です ( 注 3) 県民税と所得税との人的控除額の差の合計額を控除した後の課税総所得金額に応じた所得税の限界税率 (0~45%) などです ( 注 4) 所得税の確定申告が不要な給与所得者などがふるさと寄附金 ( 納税 ) を支払った際に申告特例申請書を寄附先の地方公共団体へ提出することで所得税の確定申告書を提出しなくても県民税の寄附金税額控除の適用を受けることができる制度ですなお申告特例申請書に記載した住所や氏名等に変更があった場合は寄附金を支払った年の翌年の 1 月 10 日までに寄附先の地方公共団体に申告特例申請事項変更届出書を提出する必要があります名古屋市公式ウェブサイトにおいて県民税額の試算とあわせて自己負担額 2,000 円を除いた全額が控除されるふるさと寄附金 ( 納税 ) 額の目安を試算することができます詳しくは 16 ページをご覧ください外国税額控除外国において生じた所得でその国の所得税などを課税された場合に一定の計算式で計算した額を所得割額から控除します配当割額控除または株式等譲渡所得割額控除上場株式等の配当等で支払時において住民税が徴収された配当所得等 ( これを特定配当等の額といいます ) または源泉徴収口座における株式等譲渡所得等 ( これを特定株式等譲渡所得金額といいます ) がある方がこれらの所得を含めて申告した場合に次のように計算した額を所得割額から控除します控除することができなかった額がある場合はその額を還付または充当します配当割額控除額 = 配当割額 ( 特定配当等の額 5%) 3/5 県民税配当割額控除額 = 配当割額 ( 特定配当等の額 5%) 2/5 株式等譲渡所得割額控除額 = 株式等譲渡所得割額 ( 特定株式等譲渡所得金額 5%) 3/5 県民税株式等譲渡所得割額控除額 = 株式等譲渡所得割額 ( 特定株式等譲渡所得金額 5%) 2/5 納付の方法県民税を納付していただくには以下の方法があります普通徴収給与からの特別徴収公的年金からの特別徴収 15 事業所得者や退職者などについては通常次の納期ごとに市税事務所から送付される納税通知書または納付書によって納付していただきます第 1 期第 2 期第 3 期第 4 期納 6 月 8 月期 10 月翌年 1 月納期限 7 月 2 日 8 月 31 日 10 月 31 日 1 月 31 日給与所得者については給与支払者 ( 勤務先 ) が 6 月から翌年 5 月までの毎月の給与から税額を差し引いて納入する方法によって納付していただきます納期限徴収した月の翌月 10 日 ( 毎月 ) 納期限が土曜日日曜日祝日のときはその翌日 65 歳以上 (4 月 1 日現在 ) の公的年金受給者については年金支給者が 4 月から翌年 2 月までの公的年金から税額を差し引いて納入する方法によって納付していただきます徴収の時期年 6 回の公的年金の支給のつど

9 年の中途で退職した場合の納付方法給与所得者でを毎月の給与から差し引いて納付 ( 特別徴収 ) していた方が退職により給与の支払を受けなくなった場合給与から差し引くことができなくなった税額 ( 未徴収税額 ) は次の場合を除き市税事務所から送付される納税通知書または納付書によって納付 ( 普通徴収 ) していただきます (1) その方が新しい会社に就職し引き続き給与から差し引くこと ( 特別徴収 ) を申し出た場合 (2) 6 月 1 日から 12 月 31 日までに退職した方で給与または退職手当等 ( 以下給与等といいます ) から未徴収税額を一括して差し引くことを申し出た場合 (3) 翌年の 1 月 1 日から 4 月 30 日までに退職した方で未徴収税額を超える給与等がある場合 ( 申出の有無にかかわらず給与等から未徴収税額を一括して差し引きます ) 退職所得の分離課税所得税を源泉徴収される退職手当などについての県民税は所得税と同じように他の所得と区分して退職手当などの支払者がその支払の際に税額を差し引いて納入する方法によって納付していただきます退職所得に対する所得割額の計算方法勤続年数 5 年以下の役員等 ( 注 1) に対して支払われる退職手当等について ( 退職手当等の金額 - 退職所得控除額 ( 注 2)) 税率 ( 6%( 注 3) 県民税 4%) 上記以外の方に対して支払われる退職手当等について ( 退職手当等の金額 - 退職所得控除額 ( 注 2)) 1/2 税率 ( 6%( 注 3) 県民税 4%) ( 注 1) 勤続年数 5 年以下の役員等とは法人税法上の法人役員国会地方議員および国家地方公務員の方をいいます ( 注 2) 退職所得控除額個人の勤続年数が 20 年以下の場合勤続年数が 20 年を超える場合退職所得控除額 =40 万円勤続年数 (80 万円に満たないときは 80 万円 ) 退職所得控除額 =70 万円 ( 勤続年数ー 20 年 )+800 万円障害者になったことにより退職した場合は 100 万円が加算されます ( 注 3) 退職所得の分離課税に係る県民税は県費負担教職員制度の見直しに伴う税源移譲及びの減税の対象ではありません申告書の提出について前年中に所得があった方は所得金額などを記載した県民税の申告書を毎年 3 月 15 日までにその年の 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) にお住まいの区を担当する市税事務所あて提出してくださいただし次の方は申告書を提出する必要はありません (1) 所得税の確定申告書を提出した方区内に事務所事業所または家屋敷がありその区内に住所がない方は確定申告書を提出した場合でも県民税の申告書 ( 事務所事業所又は家屋敷分 ) を提出してください上場株式等の配当等で支払時において住民税が徴収された配当所得等または源泉徴収口座における株式等譲渡所得等がある方で所得税と県民税とで異なる課税方式を選択しようとする場合は県民税の申告書を提出してください (2) 給与所得のみの方で勤務先において年末調整を受けた方給与所得の源泉徴収票に記載されていない控除 ( 医療費控除など ) を受けようとする場合は県民税の申告書を提出してください (3) 公的年金等 ( 国民年金厚生年金企業年金恩給など ) の所得のみの方公的年金等の源泉徴収票に記載されていない控除 ( 医療費控除社会保険料控除生命保険料控除など ) を受けようとする場合は県民税の申告書を提出してくださいなお公的年金等の収入金額が 400 万円以下の方で所得税の確定申告書を提出する必要がない方についても同様に控除を受けようとする場合は県民税の申告書を提出する必要があります (4) 上場株式等の配当等で支払時において住民税が徴収された配当所得等または源泉徴収口座における株式等譲渡所得等のみの方 (2) または (3) に該当する方でこれらの所得がある方配当割額または株式等譲渡所得割額の控除を受けようとする場合はこれらの所得を含めて県民税の申告書を記載のうえ提出してください * 名古屋市公式ウェブサイトで簡単に県民税の申告書が作成できますまた県民税額の試算とあわせて自己負担額 2,000 円を除いた全額が控除されるふるさと寄附金 ( 納税 ) 額の目安を試算することができます名古屋市公式ウェブサイトトップページ > 暮らしの情報 > 税金 > 個人の > 県民税の試算と申告書の作成ができます > 県民税の試算と申告書の作成ができます ( 外部リンク ) Microsoft Internet Explorer11 以上のブラウザが必要ですその他のブラウザ (Microsoft Edge Firefox Google Chrome Safari) についても対応していますなおいずれのブラウザにおいてもポップアップブロック機能が有効になっている場合や JavaScript が無効になっている場合などセキュリティレベルが高いと正常に動作しないことがあります 16

10 県民税を計算してみましょう [ 事例 ] 家族構成前年中の収支夫婦子ども3 人 ( 妻子 (19 歳と16 歳と12 歳 ) は所得なし ) 給与収入 5,504,000 円社会保険料支払額 825,600 円旧契約の一般生命保険料支払額 80,000 円給与所得所得控除課税総所得金額所得割額県民税所得割額調整控除額額県民税額県民税の合計額 5,504,000 円 80%-540,000 円 =3,863,200 円 1 社会保険料控除 825,600 円 ( 全額 ) 2 生命保険料控除 35,000 円 3 配偶者控除 330,000 円 4 扶養控除基礎控除 450,000 円 +330,000 円 =780,000 円 5 330,000 円 6 1-( )=1,562,600 円 1,562,000 円 (1,000 円未満切捨 ) 1,562,000 円 7.7%=120,274 円 7 1,562,000 円 2%=31,240 円所得税との人的控除額の差 =50,000 円 +230,000 円 +50,000 円 =330,000 円合計課税所得金額が 200 万円以下ですので 330,000 円 <1,562,000 円したがって調整控除額 :330,000 円 4%=13,200 円 9 県民税調整控除額 :330,000 円 1%=3,300 円均等割額 120,274 円 -13,200 円 +3,300 円 =110,374 円 110,300 円均等割額 31,240 円 -3,300 円 +2,000 円 =29,940 円 29,900 円 (19 歳の子 45 万円 16 歳の子 33 万円 12 歳の子 0 円 ) ( 率 ) ( 県民税率 ) 8 ( 配偶者控除 ) ( 扶養控除 ) ( 基礎控除 ) ( 均等割額 ) (100 円未満切捨 ) ( 均等割額 ) (100 円未満切捨 ) ,300 円 +29,900 円 =140,200 円 ( 平成 30 年度分 ) ( 額 ) ( 県民税額 ) 県民税と所得税とのちがい課税の対象となる所得均等割の有無申告範囲控除額所得税その年に課税されますありません次の場合など申告をしないことができる場合があります給与所得者で給与以外の所得が 20 万円以下である場合公的年金受給者で公的年金等の収入金額が 400 万円以下でありかつ公的年金等に係る所得以外の所得金額が 20 万円以下である場合ある年の所得に対して各種の控除額が異なります県民税翌年度に課税されますあります所得税のような申告の省略範囲はありません ( 原則としてすべての所得を申告する必要があります ) 総合課税の税率課税される所得金額に応じて 5%~45%( 累進税率 ) ( 復興特別所得税として所得税額に 2.1% を乗じた税額が加算されます ) 課税される所得金額にかかわらず :7.7% 県民税 :2% 17 納付方法 ( 給与所得者の場合 ) 1 月から 12 月までの毎月の給与および賞与から差し引いて納付 ( 源泉徴収 ) することとなります年末調整で年税額を精算します 6 月から翌年 5 月までの毎月の給与から税額を差し引いて納付 ( 特別徴収 ) することとなります賞与からは徴収しません年末調整はありません

11 Q&A こんな場合はどうなるの? 退職後の個人の県民税は? Q1 A 私は平成 29 年 10 月に会社を退職しその後無職です退職時に支払われた給与から一括して納めた県民税ですべて納税済みと思っていたところ平成 30 年 6 月に市税事務所から県民税の納税通知書が送られてきましたこれはまちがいではないでしょうか会社勤めの方の県民税は通常 1 月から 12 月までの所得から算出した年税額を翌年の 6 月から翌々年の 5 月まで毎月の給与等の支払の際に差し引いて納付する特別徴収の方法をとっていますあなたの場合平成 28 年中の所得から算出した県民税額が平成 29 年の6 月から毎月徴収されていましたが退職により会社の給与等から差し引くことができなくなったため残額を退職時の給与等から一括して納付していただきましたしかし平成 29 年 1 月から 10 月までは勤務していた会社から給与等の支払がありましたのでその所得から平成 30 年度の県民税を算出し平成 30 年 6 月に納税通知書をお送りしましたなお退職後雇用保険の基本手当などを受給している場合は県民税が減額される場合がありますので市税事務所におたずねください個人の年金を受給している方の扶養控除は? Q2 A 私はサラリーマンで妻と子どものほか私の父親 (68 歳 ) の4 人家族です父親は年金の収入金額が 150 万円あり年金以外に所得はありませんこの場合父親を私の扶養親族として扶養控除の適用を受けられるでしょうか公的年金等 ( 国民年金厚生年金企業年金恩給など ) の所得は雑所得として扱われておりこれらの公的年金等を受給している方が扶養控除の対象となるかどうかの判定は公的年金等控除額を控除した後の雑所得の金額と他の所得金額を合計した合計所得金額が38 万円以下かどうかにより行いますあなたのお父さんの場合には雑所得の金額は公的年金等の収入金額の 150 万円から公的年金等控除額 (120 万円 (12ページ参照 )) を差し引いた 30 万円となりますしたがって他に所得がなければ合計所得金額は 30 万円となりますので扶養控除の適用を受けることができますパートタイムで働いている妻の配偶者控除は? Q3 A 私の妻は平成 29 年 1 月から近所の商店にパートタイムで勤めにでています平成 29 年の1 月から 12 月までの給与収入の合計は 100 万円でしたこの場合配偶者控除や配偶者特別控除の適用を受けられるでしょうか配偶者控除の対象となる方は前年中の給与所得営業所得不動産所得などの合計所得金額が 38 万円以下の配偶者の方で配偶者特別控除の対象となる方は合計所得金額が 38 万円を超え 76 万円未満の配偶者の方です給与収入のみの方については給与の収入金額から給与所得控除額を差し引いた給与所得金額によって判定しますそこであなたの配偶者の平成 29 年中の給与所得金額を求めてみますとパートタイムで得た収入 100 万円から給与所得控除額 (65 万円 (11ページ参照 )) を差し引いた 35 万円となりますので配偶者控除の適用を受けることができますしかし配偶者特別控除については適用を受けることができません年の途中で引っ越しをしたときの個人の県民税は? Q4 A 私は平成 30 年 2 月に名古屋市中区から A 市に引っ越しをしました平成 30 年 6 月に名古屋市栄市税事務所から平成 30 年度の県民税の納税通知書が送られてきましたが A 市に納めるのではないでしょうか個人の県民税は 1 月 1 日にお住まいの市町村で課税することとなっていますあなたの場合平成 30 年 1 月 1 日の住所は名古屋市中区ですからその後に引っ越しをした場合であっても平成 30 年度分の県民税は A 市ではなく名古屋市に納付していただくこととなります 18

所得控除基礎控除配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいますそれぞれ一定の要件を満たしている場合は課税所得金額を計算する際にそれぞれの控除が受けられます個人の県民税個人の市町村民税 12

所得控除基礎控除配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいますそれぞれ一定の要件を満たしている場合は課税所得金額を計算する際にそれぞれの控除が受けられます個人の県民税個人の市町村民税 12 仕事と税金個人の県民税個人の市町村民税この税は行政に必要な経費を広く県民の皆さんに負担していただくためのもので前年中に一定の所得のあった県民の方に課税されます個人県民税と個人市町村民税をあわせて一般に個人住民税といいこれらの実際の賦課徴収は各市町村で行います納める人納める額毎年 1 月 1 日現在で県内に住所がある個人均等割と所得割県内に事務所事業所又は家屋敷があり均等割のみその所在する市町村内に住所がない個人