検定協会だより(平成27年12月号)

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3 巻 頭 市民が安全で安心して暮らせる の 都市さがみはらの実現 こ と ば 相模原市消防局長 兒 玉 員 幸 相模原市は 神奈川県の北西部に位置し 北は東京都 西は山梨県と接しており 県 の最高峰である蛭ヶ岳や水がめである5つの湖などの豊かな自然と 都市機能が融合し た 潤水都市さがみはら がキャッチフレーズの 戦後生まれでは初めての政令指定都 市です 東京都心からのアクセスも良く 近年では 東名高速道路と中央自動車道を結ぶ圏央 道県内区間の全線開通や リニア中央新幹線の神奈川県駅設置が決定するなど 首都圏 南西部をリードする広域交流拠点都市として 都市基盤整備や産業を中心とした新たな 拠点づくり にぎわいのあるまちづくりに取り組んでいます また 小惑星探査機 はやぶさ の研究拠点である宇宙航空研究開発機構 JAXA 相模原キャンパスがあり はやぶさの故郷さがみはら もキャッチフレーズの一つで す 相模原市は 平成22年4月1日に政令指定都市に移行しましたが 昨年の11月20日に は市制施行60周年を迎え いろいろな記念事業を実施いたしました 消防局といたしま しても 第23回全国救急隊員シンポジウム を開催し 全国から多くの方々に参加い ただき 先進的な救急医療に関する研究発表や意見交換を通じて 救急業務の充実と発 展に資することができました 消防局は 1局4消防署14分署2出張所1派出所 職員746名 消防団は1団6方面 隊34分団107部1,568人の組織により 管轄面積 に住む約72万人市民の安全 安 心への期待に応えるために 防災 減災対策を推進しております 本年度は まさに発生が懸念されている首都直下地震や南海トラフでの巨大地震等に よる被害を最小限に食い止め 市民との連携強化 広域防災体制の充実を図るため 九 都県市による合同防災訓練を実施したほか 東京オリンピック パラリンピック開催等 を見据え テロ災害等への対応力強化のため 神奈川県国民保護共同実動訓練 を実施 検定協会だより 1 27年12月

4 いたします 近年増加傾向にある救急需要に関しましては 一人でも多くの命を救うため 拡大 2 行為登録救急救命士を含め 2 名以上の救急救命士を全救急隊に配置するため 計画的に養成するなど 救命率の向上を目指しているほか 救急車の適正利用のため 高齢者を対象とした 予防救急 の普及にも努めています そのほか バイスタンダーによる応急手当が救命率の向上に重要であることから 救命講習会等の開催を充実し 応急手当の普及啓発を進めています 昨年度は 救命講習会等の受講者数が約 2 万 7 千人と 目標の2 万人を上回る多くの市民が受講されました また 平成 22 年 8 月から 相模原市 AED 使用可能施設登録制度 を開始し 市内の民間企業等に設置されているAEDを登録してもらうことにより より早くAEDを使用できる環境を整備するとともに 平成 24 年 8 月からは 市のホームページにAED マップを掲載し 広く市民に周知しています さらに 地域防災の要である消防団の充実 強化を図るため 本年 6 月に 相模原市消防団充実 強化基本方針 を策定し 消防団への加入促進や消防団の装備の改善などに取り組んでおります 特に 事業者の消防団活動に対する理解を促進するため 平成 21 年度から運用を開始している 消防団協力事業所表示制度 では 認定事業所に工事入札参加資格への加点などのインセンティブを付与し 現在 61 事業所を認定しております 今年度は 消防団の防火衣を新型に更新し 新たに防火ズボン等を貸与するなど消防団の装備の改善を実施したところでございます 未曾有の大規模災害である東日本大震災から5 年が経とうとしていますが その間にも 集中豪雨による土砂災害や御嶽山噴火など 甚大な被害が発生しており 本市といたしましては 全国の市町村をはじめ 国 県 防災関係機関等との連携強化を図りながら 更なる防災意識の高揚と減災への備えを万全にし 職員一人ひとりが 市民が安全で安心して暮らせる都市さがみはらの実現 を目指し 日々の業務に邁進してまいります 結びに 日本消防検定協会のますますのご発展 会員の皆様のご多幸を祈念し 巻頭のことばとさせていただきます -2-

5 平成 28 年度消防庁重点施策について 総務省消防庁では 東日本大震災での経験や教訓 昨今頻発する土砂災害や火山噴火 災害等を踏まえ 巨大地震 火山災害等に備えた国民の命を守る消防防災行政を推進す るため 平成 28 年度に向けた重点施策を策定するとともに 概算要求を行ったところで ある 以下これらについて見ていくこととする なお 文中意見にわたる部分について は 筆者の私見であることを予めお断りしておく 総務省消防庁総務課理事官村田崇 ⑴ 巨大地震 火山災害等に備えた緊急消防援助隊の強化 施策概要 (a) 緊急消防援助隊の大幅増隊 活動体制の充実強化 連携活動能力の向上 南海トラフ地震等の大規模災害や火山災害等に備え 大規模かつ迅速な部隊投入のための体制を整備するため 緊急消防援助隊基本計画 に基づき 平成 30 年度末までに6,000 隊への大幅増隊の実現に向け 必要な車両等を整備 予算 緊急消防援助隊設備整備費補助金 ( 車両等 ) 49 億円 (27 年度 45 億円 ) 石油コンビナート等のエネルギー 産業基盤災害に即応するドラゴンハイパー コマンドユニットを増隊 ( 後掲 ) 予算 エネルギー 産業基盤災害対応型消防水利システムの配備 4.0 億円 ( 後掲 ) 長期に及ぶ消防応援活動を可能とするため 隊員 100 人が宿営可能な大型エアーテント等を搭載した拠点機能形成車両を整備 予算 拠点機能形成車両の整備 1.2 億円 (27 年度 2.4 億円 ) -3-

6 津波災害等における機動的な人命救助活動を可能とするため 水陸両用バギー等を搭載した津波 大規模風水害対策車両や重機 重機搬送車を整備 予算 津波 大規模風水害対策車両等の整備 1.2 億円 (27 年度 1.2 億円 ) 消防庁及び緊急消防援助隊の各部隊の迅速な意思決定及び展開を可能とするため 操縦士の育成 確保等による消防防災ヘリの充実やICTを活用したオペレーション機能の強化等により緊急消防援助隊の即応体制を強化 予算 無線中継車の配備 0.8 億円 ( 新規 ) ヘリコプター動態管理システム 0.5 億円 (26 年度補正 0.8 億円 ) ヘリサットカメラの機能向上 1.7 億円 (26 年度補正 1.8 億円 ) 緊急消防援助隊は 平成 7 年 阪神 淡路大震災の教訓を踏まえ 大規模 特殊災害発生時の人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の応援体制を国として確保することを目的に創設されたものである 消防組織法の改正により 平成 16 年 4 月からは法に基づく部隊として位置づけられ 消防庁長官の指示による派遣が可能となった 平成 27 年 4 月現在 全国で4,984 隊が登録されており 今般の平成 27 年関東 東北豪雨における出動を含め これまで創設以来 30 回出動している 東日本大震災においては 初めて消防庁長官指示による派遣がなされ 岩手県 宮城県 福島県を除く全国 44 都道府県から3 万人を越える人員が出動し 88 日間の長期にわたる活動を展開した 今後 複雑化 大規模化する災害に対応し 効果的 効率的に救助 救援活動を行うためには 車両 資機材の整備や部隊編成 部隊運用の強化等による緊急消防援助隊の機能強化が必要である そのため 緊急消防援助隊の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画 を平成 30 年度末までの計画として改正し 緊急消防援助隊を一層充実強化することとしたところである 当該計画においては 南海トラフ地震等に備え 大規模かつ迅速な部隊投入のため 登録目標隊数を改正前の概ね4,500 隊規模から6,000 隊規模に増強するとともに エネルギー 産業基盤災害即応部隊 ( ドラゴンハイパー コマンドユニット ) 統合機動部隊 通信支援隊等の部隊新設により 機能強化を図ることとしている 平成 28 年度は 東日本大震災での経験を踏まえ 緊急消防援助隊の長期かつ大規模な消防応援活動を支えるための 拠点機能形成車両 や 津波や大規模風水害時に機動的な人命救助活動が実施可能な 津波 大規模風水害対策車両 等を無償使用制度の活用により整備することとしている -4-

7 また 消防庁及び緊急消防援助隊の各部隊の迅速な意思決定及び展開を可能とするため 操縦士の育成 確保等による消防防災ヘリの充実やICTを活用したオペレーション機能の強化等により緊急消防援助隊の即応体制を強化すべく 無線中継車やヘリコプター動態管理システムの配備 ヘリサットカメラの機能向上を図ることとしている 施策概要 (b) ドラゴンハイパー コマンドユニットの充実等 ( エネルギー 産業基盤災害対策 ) 緊急消防援助隊に設置したドラゴンハイパー コマンドユニット ( エネルギー 産業基盤災害即応部隊 ) の平成 30 年度までの12 部隊配備に向け 部隊編成の中核となる特殊車両を配備 予算 エネルギー 産業基盤災害対応型消防水利システムの配備 4.0 億円 (27 年度 4.0 億円 ) 消防職員の安全確保とともに エネルギー 産業基盤災害への高度な応急対応を実現するため 消防ロボットを研究開発 予算 エネルギー 産業基盤災害対応のための消防ロボットの研究開発 2.9 億円 (27 年度 2.3 億円 ) コンビナート災害に対する防災体制の充実強化 危険物施設の安全確保対策等 エネルギー 産業基盤の安全確保対策を推進 ( 後掲 ) 予算 石油コンビナート等における防災 減災対策 2.8 億円 ( 後掲 ) 石油コンビナート等における事故件数は平成 18 年以降年間 200 件を超えるなど 高止まりの傾向が続いており 死者を伴う重大事故も発生している また 南海トラフ地震や首都直下地震による被害の発生も懸念されることから 近年発生した様々な災害を踏まえた災害想定に基づく大規模災害や最大クラスの地震 津波による石油コンビナート災害への対応 石油コンビナート災害の特殊性に応じた防災体制の充実強化等が必要である 平成 28 年度は ドラゴンハイパー コマンドユニットの中核となる車両をはじめとする特殊車両を国有財産等の整備のほか 災害状況の画像伝送や放水等の消防活動を自律的に実施可能な消防ロボットの研究開発を進めるため 平成 28 年度は試作機を製作 平成 30 年度には完成させ現場に導入し 高度化を図ることとしている ( 資料 -1) -5-

8 資料 -1 ⑵ 複雑多様化 高度化する消防需要に対応するための常備消防力等の強化 施策概要 (a) 広域化等による常備消防の充実強化 多様な地域の消火 救助 救急ニーズに的確に対応すべく 消防広域化重点地域への支援や消防活動の高度化の推進等により 常備消防の体制を強化 予算 消防の広域化 救急救命体制の整備 充実等 2.6 億円 (27 年度 2.3 億円 ) 人口減少社会における持続可能な消防体制の確保 予算 人口減少社会における持続可能な消防体制の確保 0.1 億円 ( 新規 ) 災害対応力強化のため 教育訓練施設の整備を促進 -6-

9 活動火山対策避難施設のほか 耐震性貯水槽 備蓄倉庫 ( 地域防災拠点施設 ) 救助活動等拠点施設 広域訓練拠点施設等の住民生活の安心 安全を確保するための消防防災施設整備を促進 予算 消防防災施設整備費補助金 16 億円 (27 年度 16 億円 ) 多様な地域の消火 救助 救急ニーズに的確に対応すべく 消防広域化重点地域への支援や消防活動の高度化の推進等により 常備消防の体制を強化するとともに 人口減少社会における持続可能な消防体制の確保するための検討をさらに進めていくこととしている また 消防防災施設整備費補助金により 活動火山対策避難施設のほか 耐震性貯水槽 備蓄倉庫 ( 地域防災拠点施設 ) 救助活動等拠点施設 広域訓練拠点施設等の住民生活の安心 安全を確保するための消防防災施設整備を促進することとしている 施策概要 (b) 防災情報の伝達体制の整備 昨今の土砂災害や火山災害等を踏まえ 緊急速報メールや防災行政無線等による効果的な災害情報の伝達を推進 予算 緊急速報メールの高度化による適切な情報伝達手段の確立 0.9 億円 ( 新規 ) 防災行政無線のエリア限定伝達等の効果的な活用による情報伝達手段の確立 0.2 億円 ( 新規 ) 現在地の災害危険性を表示し 適切な避難行動を支援する多言語対応の全国版防災アプリ ( 避難支援アプリ ) を整備 予算 全国版防災アプリ ( 避難支援アプリ ) の実運用化による避難行動の支援方法の確立 0.4 億円 (27 年度 0.1 億円 ) 昨今多発する土砂災害や火山災害等の局地的かつ大規模な災害時に適切な住民避難行動をとるべく 緊急速報メールや防災行政無線等を活用することにより 多重的かつ効果的な災害情報の伝達を行えるよう検討を行っていく 具体的には 緊急速報メールの高度化 ( 伝達区域の細分化等 ) を検討 検証するとともに 防災行政無線についてもエリア限定伝達等の効果的な活用を検討する また 現在地の災害危険性を表示し 適切な避難行動を支援する多言語対応の全国版防災アプリ ( 避難支援アプリ ) の整備を引き続き進めることとしている -7-

10 ⑶ 地域防災力の中核となる消防団の強化 施策概要 (a) 消防団への若者 女性等の加入促進 地域住民の安心 安全の確保に大きな役割を果たす消防団について 若者や女性をはじめとした入団を促進するため 地方公共団体による先進的な加入促進方策を積極的に支援の上 各種広報を実施することにより広く展開 予算 消防団を中核とした地域防災力の充実強化 5.1 億円 (27 年度 2.7 億円 ) 地域住民の安心 安全の確保に大きな役割を果たす消防団について 若者や女性をはじめとした入団を促進するため 平成 28 年度概算要求では 消防団を中核とした地域防災力の充実強化 事業として5.1 億円 (27 年度 2.7 億円 ) を要求している 特に 女性や若者をはじめとする消防団加入促進する取組について 他の地域のモデルとなるような取組を委託調査事業として採択する 消防団加入促進支援事業 を大幅拡充 (1.2 億円 ) することとしている ( 資料 -2) 施策概要 (b) 消防団の装備 訓練の充実強化 大規模自然災害等から住民を守るため 消防学校及び市町村に車両等を無償貸し付けし 教育訓練を実施することで 消防団等の災害対応能力を向上 予算 消防団の装備 訓練の充実強化 3.3 億円 (27 年度 3.6 億円 ) 大規模自然災害等から住民を守るため 消防学校及び市町村に車両等を無償貸し付けし 教育訓練を実施することで 消防団等の災害対応能力を向上するため 3.3 億円を要求し 28 年度中には全国すべての消防学校への車両等の無償貸し付けを実施することを目標としている ( 資料 -2) -8-

11 資料 -2 25,000 22,729 20,000 15,000 10,000 5,000 0 H ⑷ 多様な主体による地域防災力の充実強化と火災予防対策の推進 施策概要 (a) 自主防災組織等の充実強化 過去の災害の教訓を伝承し 防災意識の向上を図るとともに 自主防災組織に資機材を無償貸し付けし 消防団と連携した地域防災リーダーの育成等により 自主防災組織等を活性化し 地域防災力を向上 予算 災害伝承 10 年プロジェクト 0.2 億円 (27 年度 0.1 億円 ) 地域防災リーダー育成事業 0.7 億円 (27 年度 0.4 億円 ) ( 以上 消防団を中核とした地域防災力の充実強化 5.1 億円の内数 ) 地域防災拠点施設の整備 ( 消防防災施設整備費補助金 16 億円の内数 ) -9-

12 東日本大震災等過去の災害の教訓を伝承し 住民等の防災意識の向上を図るとともに 地域防災リーダー育成事業により 自主防災組織に過般式消防ポンプや訓練用 AED チェーンソー 投光器等の資機材の無償貸し付けにより 消防団と連携した地域防災リーダーを育成し 自主防災組織等の活性化 地域防災力の向上につなげることとしている 施策概要 (b) 火災予防対策の推進 火災予防の実効性向上及び規制体系の再構築を図るとともに 消防法令に係る違反是正を推進 予算 火災予防の実効性向上 違反是正推進による安心 安全の確保 1.2 億円 (27 年度 1.2 億円 ) 国際動向を踏まえた消防用機器等の規格 基準の検討や 国際展開を推進 予算 消防用機器等の国際動向への対応 日本規格に適合した消防用機器等の競争力強化 0.2 億円 (27 年度 0.1 億円 ) 消防用機器等に係る規格の国際標準化等の動向を踏まえ ISO 規格等との比較検証を行い 国内規格に対する国際化の要請への対応を進めるとともに 主に東南アジア等における消防制度や消防用機器等の実態を的確に把握し 日本規格に適合した消防用機器等の海外展開の効率化 重点化を促進することとしている 施策概要 (c) 危険物施設等の安全対策の推進 コンビナート災害に対する防災体制の充実強化 危険物施設の安全確保対策等 エネルギー 産業基盤の安全確保対策を推進 予算 石油コンビナート等における防災 減災対策 2.8 億円 (27 年度 3.1 億円 ) 災害時の電力バックアップ体制の重要性増大等に伴う多様な危険物施設のあり方検討を踏まえ 円滑な非常用電源設備の導入を実現 予算 国土強靱化等に対応した多様な危険物施設のあり方を踏まえた円滑な非常用電源設備導入の実現に要する経費 0.1 億円 ( 新規 ) -10-

13 石油コンビナート等の事業所の防災組織の操法競技会開催等 コンビナート災害に対する防災体制の充実強化や 屋外タンク貯蔵所の安全性の評価 分析等 危険物施設やエネルギー 産業基盤の安全確保対策等を推進するための費用を要求するとともに 災害時の電力バックアップ体制の重要性増大等に伴う多様な危険物施設のあり方検討を踏まえ 円滑な非常用電源設備の導入を実現するための検討を行うこととしている ⑸ 消防防災分野における女性の活躍促進 施策概要 (a) 女性消防職員の更なる活躍 消防吏員を目指す女性を増加させるため これから社会人になる年齢層の女性に対する積極的なPR( 説明会の開催等 ) の展開や 消防本部における女性活躍推進のための取組を支援 予算 女性消防吏員の更なる活躍推進 0.7 億円 ( 新規 ) 消防本部における女性職員は 昭和 44 年の初採用以降年々増加しているが 平成 27 年 4 月 1 日現在消防吏員全体に占める女性の割合は約 2.4% と 依然い水準にある 消防分野においても 女性の力を最大限に活用して組織の活性化を推進するための環境整備が重要課題であることから 消防庁では 各消防本部等の実態を調査するとともに 女性職員が生き生きと職務に従事できる職場環境づくりを ソフト ハード両面から支援する方策を検討するための検討会を設置し 平成 27 年 7 月には報告書が示された 女性消防吏員を増加させるためには まずは消防を自らの職業としての選択肢に含める女性を大幅に増やすことが必要であり 各消防本部は これから社会人になる年齢層の女性に対し 消防の仕事の魅力について より積極的に PR 女性をターゲットにした説明会等を複数本部が連携して実施することが必要であるため 平成 28 年度は 新たにこれから社会人になる年齢層の女性に対する積極的な PR( 説明会の開催等 ) の展開や 消防本部における女性活躍推進のための取組を支援することとしている ( 資料 -3) -11-

14 施策概要 (b) 女性 学生の消防団への加入促進 地域住民の安心 安全の確保に大きな役割を果たす消防団について 若者や女性をはじめとした入団を促進するため 地方公共団体による先進的な加入促進方策を積極的に支援の上 各種広報を実施することにより広く展開 ( 再掲 ) 予算 消防団を中核とした地域防災力の充実強化 5.1 億円 (27 年度 2.7 億円 ) 女性や若者をはじめとした消防団への入団を促進するため 消防庁においては これまで 総務大臣書簡を発出するとともに 地方公共団体による先進的な加入促進方策を支援するため モデル事業を実施するなどしてきた 平成 28 年度は これら取組の予算を大幅拡充するとともに 新たに 女性や若者が利用しやすい資機材を消防団で活用してもらうこと等を内容とした 女性消防団員等の活躍加速支援事業 を要求している ( 資料 -3) 資料 -3 25,000 22,729 20,000 15,000 10,000 5,000 0 H

15 ⑹ 伊勢志摩サミット等における消防 救急体制の確保 施策概要 サミット等開催期間中の災害発生の未然防止及びテロを含む災害発生時の迅速な対応のため サミット等の開催地及び関係消防本部等との連携を図り 広域的な応援等によりサミット開催地等における消防 救急の特別警戒体制を確立 予算 伊勢志摩サミットにおける消防救急体制等の整備 4.4 億円 ( 新規 ) 平成 28 年 5 月に三重県志摩市を主会場として開催される伊勢志摩サミット等の円滑な運営に万全を期すため 各国の要人等が集まる関係施設の警戒活動をはじめ 関係施設に対する予防査察や関係者への訓練指導等を実施するなど 消防 救急の特別警戒体制を確立すべく 平成 28 年度は 応援隊の旅費や輸送費 テロ対策資機材の購入費用を要求している ( 資料 -4) 資料

16 ⑺ 2020 年東京オリンピック パラリンピック競技大会等の円滑な開催に向けた大都市等の安心 安全対策の推進 施策概要 (a) 大規模イベント開催時の危機管理体制の充実 2020 年東京オリンピック パラリンピック競技大会等の大規模イベントにおいて テロ災害への対応に万全を期すため 除染活動に用いる大型資機材を積載し 短時間に大量の除染が可能な大型除染システム搭載車 多数の傷病者を一度に収容でき応急救護を集中的に実施できる特殊救急自動車 ( スーパーアンビュランス ) を整備 予算 特殊災害対応車両の整備 0.4 億円 (27 年度 0.4 億円 ) 特殊救急自動車の整備 1.1 億円 ( 新規 ) 大規模テロなどの国民保護事案への対処能力の向上のための国民保護共同訓練を充実強化 予算 国民保護共同訓練の充実強化 1.0 億円 (27 年度 0.9 億円 ) 消防大学校におけるNBC 災害専門部隊教育の実施 予算 NBC 災害専門部隊教育の実施 ( 消防大学校の運営 2.1 億円の内数 ) 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年の東京オリンピック パラリンピック競技大会等の開催を見据え 国全体で大規模テロなどの国民保護事案への対処能力を向上させることが喫緊の課題となっており 骨太の方針 2015 の経済再生の進展と中長期の発展に向けた重点課題としても テロ対策や危機管理機能の確保が掲げられている テロ災害への対応に万全を期すため 平成 28 年度は NBC 災害対応の資機材等を搭載した特殊災害対応車両や特殊救急自動車 ( 新規 ) 整備経費を要求している また テロ災害への対応能力向上には 国と地方公共団体の共同訓練の継続的実施が必要であるため 国民保護事案への対処能力の更なる向上を目指す経費について 国民保護法第 168 条第 2 項の規定に基づき 国民保護訓練費負担金を要求している 施策概要 (b) 外国人来訪者等への対応 多言語音声翻訳システムや救急現場情報のリアルタイム伝達等のICT 技術を利用した次世代救急車の研究開発 予算 次世代救急車の研究開発 0.6 億円 ( 新規 ) -14-

17 障がい者等が救急要請等を行う際に活用することを想定し スマホ等を利用した音声以外の119 番緊急通報手段の導入 普及に向けたシステム構築を図るとともに多言語対応についても検討 予算 音声以外の119 番通報手段の確立 1.4 億円 (27 年度 0.8 億円 ) 多言語対応の全国版防災アプリ ( 避難支援アプリ ) の整備により 来訪者等の避難誘導を高度化 ( 再掲 ) 予算 全国版防災アプリ ( 避難支援アプリ ) の実運用化による避難行動の支援方法の確立 0.4 億円 ( 再掲 ) 日本語に不慣れな外国人来訪者や音声に頼ることができない障がい者等が音声以外の手段によって救急要請等を行うことができるよう スマホ等を利用した119 番緊急通報手段の導入 普及に向けた実証実験経費のほか 多言語音声翻訳システムや救急現場情報のリアルタイム伝達等のICT 技術を利用した次世代救急車の研究開発経費等を要求している ⑻ 被災地における消防防災体制の充実強化 施策概要 (a) 被災地における消防防災施設の復旧への支援 東日本大震災により被害を受けた消防庁舎や無線施設等の消防防災施設 設備の早期復旧を支援 予算 消防防災施設 設備災害復旧費補助金等 61 億円 (27 年度 29 億円 ) 東日本大震災により被害を受けた消防庁舎 無線施設 消防車等の消防防災施設 設備については その早期復旧を支援するため 東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律第 6 条の規定により 事業費の3 分の2を補助することとされている 平成 28 年度も被災地の早期復旧を引き続き支援するため 消防防災施設災害復旧費補助金及び消防防災設備災害復旧費補助金等を要求している -15-

18 施策概要 (b) 被災地における消防活動の支援 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い設定された避難指示区域における大規模林野火災等の災害に対応するための消防活動等を支援 1 避難指示区域の消防活動に伴い必要となる消防車両等の整備を支援 2 県内消防本部の消防車両等及び県外からのヘリによる消防応援活動に要する経費を支援 3 県内外の市町村の消防応援訓練の実施に要する経費を支援 予算 原子力災害避難指示区域消防活動費交付金 3.9 億円 (27 年度 3.0 億円 ) 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う避難指示区域では 田畑や空地に雑草等が繁茂して住宅地に連続する状況にある一方 住民不在のため消防機関の火災覚知が遅れがちであり かつ 消防団等による消防力確保も期待できないことから 火災が大規模化するおそれが強い そこで 当該区域における大規模林野火災等の災害に対応するための消防活動や当該区域への広域消防応援活動を支援するため 原子力災害避難指示区域消防活動費交付金を要求している -16-

19 消防機関火災事例 平成 26 年中の規制対象物における火災発生状況 ( その3) 大阪市消防局予防部 ⑵ 警報設備ア自動火災報知設備の作動状況自動火災報知設備の設置されていた対象物での火災は391 件であった このうち 224 件で自動火災報知設備が作動し このうちすべての火災において初期消火活動及び通報 避難誘導活動を促す等 所期の目的を達成した 一方 作動しなかった火災は167 件で このうち火災が小規模等の理由により作動に至らなかったものが128 件 その他の作動しなかった理由は次のとおりである 作動しなかった理由 なお 火災の発生した規制対象物 1 件あたりの焼損面積で比較すると 設置有が 4.1 m2 設置無が 43.0 m2であり約 10 倍の差が見られた -17-

20 表 -25 自動火災報知設備と焼損面積との関係 -18-

21 イ非常警報設備又は器具の使用状況と効果非常警報設備または器具の設置が必要とされていた対象物での火災は115 件であった このうち14 件で非常警報設備または器具が使用され すべての火災において通報 避難誘導活動を促す等 所期の目的を達成した また 使用しなかった火災は101 件で このうち必要はあったが 使用しなかった火災は30 件あり その内訳は次のとおり 表 -26 非常警報設備 器具の使用と効果 -19-

22 -20-

23 図原因別火災発生件数の経年変化 -21-

24 参考データ 別表 -1 用途別火災件数 ( 月別 ) 別表 -2 焼損程度別火災件数 ( 月別 ) -22-

25 別表 -3 出火時間別の火災件数 焼損面積及び損害額 -23-

26 別表 -4 火災発生対象物の焼損程度及び損害額 -24-

27 別表 -5 建物構造別及び用途別火災件数 焼損面積及び損害額 -25-

28 別表 -6 火災発生原因別の焼損程度及び損害額 -26-

29 別表 -7 原因別及び出火時間別火災件数 -27-

30 別表 -8 原因別及び出火個所別火災件数 -28-

31 別表 -9 建物構造別及び用途別の死傷者数 -29-

32 別表 -10 消火設備による初期消火活動とその効果 別表 -11 消火設備以外による初期消火活動とその効果 -30-

33 別表 -12 連結送水管の使用と効果 -31-

34 協会通信 業界の動き - 会議等開催情報 - ( 一社 ) 日本火災報知機工業会 業務委員会 ( 平成 27 年 11 月 12 日 ) 特定個人情報の適正な取り扱いに関する基本方針 特定個人情報保護規程 の制定について 住宅用火災警報器関連の報告について 平成 28 年の社会貢献委員会への住宅用火災警報器の寄付に対する協力のお願い 事務局長会議議事概要について 消防機器等製品情報センター運営会議議事概要について 住警器寿命検討小委員会設立について 委員長連絡会報告 メンテナンス委員会 ( 平成 27 年 12 月 2 日 ) 維持運用管理手法小委員会報告建設的なメンテナンスを考える会についてホームページ更新 WGについて光警報装置点検基準 WGについて 防火設備点検資格者講習用テキスト部会作業 WGについて 委員長連絡会報告 技術委員会 ( 平成 27 年 11 月 19 日 ) 火報システム技術検討小委員会報告 住警器の機器交換根拠に関する検討 電源スイッチ関係の耐食性に関する検討小委員会報告 光警報システム関係の状況報告光警報連携小委員会 委員長連絡会報告 設備委員会 ( 平成 27 年 11 月 26 日 ) 設備性能基準化小委員会報告自動火災報知設備 光警報装置の設置等について民泊に設置する特定小規模施設用自火報設備について公共建築工事標準仕様書 ( 電気設備工事編 ) 改訂意見 ( 公共建築協会 ) について 工事基準書小委員会報告 地区別業務懇談会( 京都市消防局 ) 報告 委員長連絡会報告 システム企画委員会 ( 平成 27 年 11 月 27 日 ) 光警報システム関連の経過報告光警報装置関係の経過概要報告光警報連携小委員会の報告 火災報知システム自主管理委員会の報告 委員長連絡会報告 協会通信 -32-

35 協会通信 ( 一社 ) 日本消火器工業会 第 7 回企業委員会 ( 平成 27 年 11 月 6 日 ) 消火器等の申請状況 委託先管理について 消火器リサイクル推進センターからの報告 平成 27 年度リサイクルレポート作成について 第 3 回 PR 委員会 ( 平成 27 年 11 月 9 日 ) 消火器読本 の改訂について ( 一社 ) 日本消火装置工業会 第 13 回合同委員会 ( 平成 27 年 11 月 日 ) 各委員会 部会 作業部会活動報告 その他 第 147 回第一技術分科会 ( 平成 27 年 11 月 20 日 ) 配管内の水素ガス発生に係る件について 設備機能が発揮できない事例をベースにした点検項目の抽出について その他 協会通信 -33-

36 新たに取得された型式一覧 型式承認 種別型式番号申請者型式 小型消火器 消第 27~59 号 ヤマトプロテック株式会社 消第 27~60 号 ヤマトプロテック株式会社 消自 ヤマトプロテック 第 27~13 号 株式会社 粉末 (ABC) 3.0kg ( 蓄圧式 鉄製 ) 粉末 (ABC) 3.0kg ( 蓄圧式 鉄製 ) 粉末 (ABC) 3.5kg ( 自動車用 ) ( 蓄圧式 鉄製 ) 承認年月日 H H H 型式変更承認 種別型式番号申請者型式 光電式住宅用防災警報器 流水検知装置 住警第 26~ 107~1 号 新コスモス電機株式会社 外部電源方式 2 種 (AC100V 40mA) 連動型 自動試験機能付 住警第 26~ 新コスモス電機 外部電源方式 2 種 (AC100V 40mA) 114~2 号 株式会社 連動型 自動試験機能付 流第 15~1~4 号 千住スプリンクラー株式会社 予作動式 開閉型 100 (10K 縦 ) 流第 19~2~5 号 千住スプリンクラー株式会社 予作動式 開閉型 150 (10K 縦 ) 流第 20~23~2 号 千住スプリンクラー株式会社 予作動式 ( 湿式 ) 開閉型 100 (10K 縦 ) 承認年月日 H H H H H 品質評価型式評価 種 別 型式番号 依頼者 型 式 承認年月日 H0324FC08A 帝国繊維株式会社 平 合成樹脂 使用圧 1.3 呼称 65 ( シングル ポリエステルフィラメント ポリエステルフィラメント綾織 H 消防用ホース 円織 ) 平 合成樹脂 使用圧 1.3 呼称 65 ( シングル H0324FC09A 帝国繊維株式会社 ポリエステルフィラメント ポリエステルフィラメント綾織 H 円織 ) 品評接第 27~2 号 株式会社山田製作所 媒介金具 ( 受け口 差込式 呼称 65) ( 差し口 ねじ式 呼称 50) H 結合金具に接続する消防用接続器具 品評接第 27~3 号 株式会社山田製作所 媒介金具 ( 受け口 差込式 呼称 65) ( 受け口 ねじ式 呼称 75) H 品評接第 27~4 号 株式会社横井製作所 スタンドパイプ ( 受け口 差込式 呼称 65) ( 差し口 差込式 呼称 65) H MTC-2-1 株式会社モリタテクノス化学消防ポンプ自動車 H 特殊消防ポンプ自動車又は特殊消防自動車 YSW-20-3 株式会社に係る特殊消火装置ネイチャー水槽付消防ポンプ自動車 H MC-2-20 株式会社モリタ 化学消防ポンプ自動車 H

37 認定評価型式評価 種別型式番号依頼者型式 スピーカー 非常電話 認評放第 27~13 号認評放第 27~14 号認評放第 27~15 号認評放第 27~16 号認評放第 27~17 号 認評放第 27~18 号 認評放第 27~20 号認評放第 27~21 号 認評放第 27~19 号 株式会社 JVCケンウッド株式会社 JVCケンウッド株式会社 JVCケンウッド株式会社 JVCケンウッド株式会社 JVCケンウッドパナソニックシステムネットワークス株式会社 株式会社 JVCケンウッド株式会社 JVCケンウッド株式会社日立情報通信エンジニアリング ホーン型 (1W/3W/6W L 級 ) 音響パワーレベル94dB ホーン型 (3W/10W/15W L 級 ) 音響パワーレベル93dB ホーン型 (10W/20W/30W L 級 ) 音響パワーレベル95dB コーン型 (1W/3W/6W L 級 ) コーン型 (1W/3W/6W L 級 ) コーン型 (15W/30W/60W L 級 ) 音響パワーレベル 94dB コーン型 (1W/3W/6W L 級 ) 音響パワーレベル90dB コーン型 (1W/3W/6W L 級 ) 音響パワーレベル88dB 承認年月日 H H H H H H H H AC100V H

38 平成 27 年 11 月 検定対象機械器具等申請一覧表 -36-

39 平成 27 年 11 月 性能評価申請一覧表 受託評価依頼一覧表 -37-

40 平成 27 年 11 月 -38-

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