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1 ブラックロック ジャパン スチュワードシップ レポート Protecting our clients' assets for the long-term 2017 年 7 月 ~2018 年 6 月

2 ブラックロックのスチュワードシップ活動は お客様に代わり 投資先企業の企業価値向上や持続的成長に貢献することで 顧客利益を最大化することを目的としております そのためには 議決権行使を背景とした建設的な対話と重要なステークホルダーから 尊敬される 意見を聞きたいと思われる投資家であり続けることが重要であると考えます Contents スチュワードシップ コード各原則の対応振り返り...3 原則 原則 原則 原則 原則 原則 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

3 スチュワードシップ コード各原則への対応振り返り 原則活動実績本年度の自己評価 原則 1 ( 方針 ) 専門性を有する専任担当者を増員し 体制強化 適切なエンゲージメント方針の設定と実行 スチュワードシップ責任を果たすための方針 の改定 スチュワードシップ活動について明確な方針を定め 活動強化のための体制強化 原則 1 への対応は適切と評価 原則 2 ( 利益相反管理 ) 適切な利益相反管理方針の設定と遵守 各種委員会の適切な運営 ( エンゲージメント 議決権行使結果等の適切な報告の実施 ) ブラックロックは個別の企業グループに属さない独立した専業の資産運用会社であり 多くの利益相反の可能性を排除 更に全社的な利益相反管理方針に基づき 議決権行使における潜在的な利益相反の管理方針を適切に遵守 原則 2 への対応は適切と評価 原則 3 ( 企業の状況把握 ) 300 件超の投資先企業とのエンゲージメントの実施 ( 運用担当者による IR 取材等は除く ) 多様な議題設定と実効性のあるエンゲージメントの実施 公的活動を通じた市場関係者 発行会社及び政府 原則 4 ( エンゲージメント ) 関係者との強固な対話の基盤づくり ブラックロック グループ CEO からの投資先企業への書簡の送付 ( フィンク レター ) 投資先企業との実効性のあるエンゲージメントに加えて ブラックロック グループ CEO による投資先企業へのレターの送付など 投資先企業の長期的な株主価値の向上に向けた取り組みが適切に行われていることを確認 また 政府関係当局等が主催する関連研究会等への参加を通じて 建設的な対話の活性化に向けた市場環境整備にも積極的に貢献 このような観点から 原則 3 4 への対応は適切と評価 原則 5 ( 議決権行使 ) 議決権行使ガイドラインのレビューを実施 議決権行使助言会社への適切なモニタリングの実施 投資先企業への議決権行使結果の伝達 議決権行使の実績や市場動向等を踏まえ 適時 議決権行使ガイドラインのレビューを実施しており 原則 5 への対応は適切と評価 原則 6 ( 顧客 受益者への報告 ) お客様への適切な報告を実施 スチュワードシップ活動の自己評価を開示 お客様を含む関係者への報告を適切に実施しており 原則 6 への対応は適切と評価 原則 7 ( 実力向上 ) スチュワードシップ活動の振り返りの実施 経営経験者 研究者や各種専門家との意見交換会の実施 海外投資家との積極的なディスカッション ガバナンス フォーカス ファンドの設定 インベストメント スチュワードシップ委員会等におけるグローバルな知見の共有 スチュワードシップ活動に関する国内外のインベストメント スチュワードシップ委員会における議論 情報共有等を通じ 日本固有の課題 取り組みについての情報を共有すると同時にグローバルな視点 他国における経験等を吸収することで対話の実力向上を行っている 原則 7 への対応は適切と評価 3 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

4 原則 1 方針 スチュワードシップ責任を果たすための明確な方針を策定し これを公表すべき スチュワードシップ体制の強化 : 専門性を有した専任担当者を増員 日本における人員増強昨年に引続き 日本版スチュワードシップコード 及びコーポレート ガバナンスコードの施行を受け アセット オーナー アセット マネジャーだけでなく 発行会社や各種地域団体等の関心も増大傾向にあります そのような状況においても 当社は対話の数の増加だけではなく エンゲージメントの質を更に高めることを目的として スチュワードシップ活動を行うインベストメント スチュワードシップ部に専任担当者を1 名増員しました グローバル体制の強化ブラックロック グループは お客様の長期的な目標の達成に不可欠な 持続的かつ長期的な成長を実現するために フィデュシャリー ( 受託者 ) としてスチュワードシップ活動を行っており 日本以外の海外の各拠点においても 各地域の専任担当者を増員し スチュワードシップ活動の強化に努めています インベストメント スチュワードシップグローバル体制図 サンフランシスコ (2) ニューヨーク (13) ロンドン (10) 東京 (6) 香港 (3) シンガポール (1) シドニー (1) 拠点専任担当者 市場をカバー 90 カ国以上で議決権行使に対応 年間 1,000 社を超える投資先企業とのエンゲージメント活動を実施 グローバル組織を活かし 各国の歴史 法 商慣習 政策動向 ベストプラクティスに精通した専門家チームがエンゲージメント活動を実施 地域ごとに適した異なる議決権行使ガイドラインを使用 10 カ国語に対応 日本においても 年間 2000 社程度の日本企業の議決権を行使 年間 300 件以上の投資先企業と対話 (2018 年 8 月末時点 ) PROTECTING OUR CLIENTS' ASSETS FOR THE LONG-TERM 4

5 ブラックロック インベストメント スチュワードシップの活動領域 スチュワードシップの活動領域の概念図 ブラックロックインベストメントスチュワードシップ メインストリームマンデート サステナブルインベストメント サステナブル インベストメント エンゲージメント ( 企業との対話 ) を通じたお客様資産の保護と価値向上 伝統的資産 ( 株式 及び債券等 ) への 投資 ESGスクリーニング ESGファクター活用インパクト ターゲットの設定 ブラックロックのインベストメント スチュワードシップの活動領域 ブラックロック グループのインベストメント スチュワードシップは メインストリーム マンデートの領域に含まれる株式や債券等の伝統的運用資産に対してだけではなく お客様のニーズに即したESG 運用プロダクトを提供するサステナブル インベストメントの全てを包括し エンゲージメントを通じてお客様資産の保護と価値向上を図って活動しております 当社は引続き 次頁の重点議題について積極的なスチュワードシップ活動を行った上で お客様資産の価値向上のために活動してまいります 5 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

6 エンゲージメントの議題設定 適切なエンゲージメント方針の設定と実行ブラックロック グループは 2017 年から2018 年にエンゲージメント分野で優先的に取り組む5つの議題を定めました 当社はこれらの議題について 積極的に対話する方針をグローバルで共有しています さらに 各国の市場環境や固有の課題 投資先企業の事業環境や個別事情を十分に考慮した上で 個別のエンゲージメント議題を決定しています インベストメント スチュワードシップ 5 つのエンゲージメント プライオリティ (2017 年 年 ) 長期的な経営戦略 役員報酬 コーポレートガバナンス 人的資本 気候変動リスクの 開示 日本における対話議題と実行当社は グローバルのテーマを踏まえた上で 以下の通り日本における特定の課題を設定しました 本年度の活動においては 長期的な経営戦略 人的資本 ガバナンス 役員報酬 及び気候変動リスクへの対応において 以下の課題をテーマに積極的にエンゲージメントを行いました 主な課題 長期的な 経営戦略 長期戦略の策定 モニタリングプロセス ( 規律 ) の不明瞭さグローバル グループ ガバナンスにおける課題資本コストを十分に考慮しない低成長 低収益事業の継続と高成長事業への投資不足機動性を欠く資本政策不用意なM&A 戦略日進月歩の技術革新への対応 多様な働き方 キャリアパスの整備不足 人的資本 諸外国に比べ低い労働生産性 人手不足による人材確保リスクの上昇 経営人材の育成 確保 ( オーナー企業の事業継承 経営人材育成システム ) ガバナンス 役員報酬 中長期の会社業績に対する経営責任が曖昧 経営者の任期が短く大きな変革に取り組みにくい 経営陣のインセンティブ不足 ( 報酬水準と経営陣の業績とのインセンティブの連動性は表裏一体 ) 取締役会の役割の明確化 ( 監督機能と執行機能のバランス 監査役会との関係性 ) 独立社外役員の人材育成 人材データベースの充実 不祥事 気候変動 リスクへの対応 気候変動による事業リスクの精査不足 情報開示不足 環境規制強化等により事業が大きく影響を受ける業種の企業 異常気象等の気候変動により 主力事業に大きな影響があると思われる業種の企業 6 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

7 スチュワードシップ責任を果たすための方針 の改定 当社は 適切なスチュワードシップ活動の実行のため 適時 スチュワードシップ責任を果たすための方針 の見直しを行っています 今回 以下の通り 一部改定しました 詳細は 以下の当社ホームページをご参照ください 7 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

8 原則 2 利益相反管理 独立系資産運用会社としての利益相反回避 当社を含むブラックロック グループは いかなる企業グループにも属さない ( 及び系列会社を持たない ) 独立した専業の資 産運用会社です またブラックロック グループの取締役会は過半数が独立した社外取締役で構成するなど 実効性あるガ バナンス体制を重視しています 更に ブラックロック グループは 自社のための投資を行わないという方針を堅持していま す このような当社固有の状況を踏まえた利益相反管理の取り組みを通じて 多くの利益相反の可能性を排除していま す スチュワードシップ責任を果たす上で管理すべき利益相反について 明確な方針を策定し これを公表すべき 適切な利益相反管理方針の設定と遵守 当社は以下の通り利益相反管理の充実に向け 全社的な利益相反管理方針を策定し 受益者の最善の利益を図ることを徹底しています 利益相反管理の体制当社は スチュワードシップ活動 すなわち議決権行使やエンゲージメントの対象となる会社との間に利益相反が生じることが懸念される場合 具体的にはブラックロック グループの関係会社やブラックロック グループの運用するファンド等との関係などの理由により 当社において議決権行使判断を行うことが利益相反管理の観点から適切でないとみなされた場合に 以下の態勢にてそれら利益相反の回避に努めています 具体的には 下記の取り組み プロセスを通じて 利益相反を管理しています FIDUCIARY TO OUR CLIENTS お客様の利益が何より優先するという行動規範を徹底することで 顧客利益を最優先する企業文化を醸成しています 議決権行使を含むスチュワードシップ活動を担当する専任チーム ( インベストメント スチュワードシップ部 ) を設置し 同チームによる議決権行使を 独立した会議体 ( インベストメント スチュワードシップ委員会 ) が監督する体制を採用しています そして 企業との対話や議決権行使において 対話先や行使先企業とブラックロック自体の関係を考慮することがないように 専任チームを営業責任から隔離する すなわち営業面での責任を負うことがないような組織体制を採用しています また 原則として議決権行使判断を 株主総会前に特定の顧客と共有しません さらに 強い利益相反が懸念される場合 例えば 当社社員が役員として就任している企業などに対する議決権行使については 第三者の専門機関に行使判断を委ねます この場合 当社の議決権行使ガイドラインに従って 第三者の専門機関が行使判断を実施しています 尚 利益相反が懸念されるケースの代表的な事例は以下のとおりです 投資先企業が当社顧客である場合 投資先企業が当社取引先である場合 ブラックロック従業員 ( 役員 ) が投資先企業の役員に就任している場合 投資先企業が当社及びブラックロック グループの大株主である場合 ブラックロック グループの上場株式をブラックロック グループが運用するファンドに組み入れている場合 PROTECTING OUR CLIENTS' ASSETS FOR THE LONG-TERM 8

9 インベストメント スチュワードシップ委員会の適切な運営 インベストメントスチュワードシップ委員会の開催当社は インベストメント スチュワードシップ部の監督機関として インベストメント スチュワードシップ委員会を設置してます 本年は下記の通り 議決権行使に係る個別議案の審議 エンゲージメント戦略及び 議決権行使ガイドラインの変更等の検討を行いました インベストメント スチュワードシップ委員会開催概要 開催日 検討議題 /6/12 議決権行使 ( 個別銘柄 ) に関する審議 /5/9 エンゲージメント戦略に関するディスカッション /9/28 エンゲージメント 議決権行使結果報告 スチュワードシップ関連概況の共有 /6/9 日本株式議決権行使ガイドラインの変更 エンゲージメント 議決権行使結果報告 インベストメント スチュワードシップ委員会及びスチュワードシップ活動推進体制当社は スチュワードシップ活動を 当社の資産運用業務における極めて重要な機能の一つとして位置づけ スチュワードシップ責任を適切に果たすための専門部 ( インベストメント スチュワードシップ部 ) を設置しています インベストメント スチュワードシップ部は 当社及びブラックロック グループ内の様々な運用担当者と連携することで スチュワードシップ活動の在り方についての議論を促進し さらに そのような議論をとりまとめ 当社及びブラックロック グループとしての統一的意見に集約する役割を担っています また インベストメント スチュワードシップ部に加えて 株式運用各部のポートフォリオマネジャーも必要に応じて活動に参加します スチュワードシップ活動体制図 投資委員会 (Investment Committee) 監督 インベストメント スチュワードシップ委員会 < 議長 > チーフ インベストメント オフィサー (CIO) < 委員 > 株式インデックス運用部長 ファンダメンタル株式運用部長 インベストメント スチュワードシップ部長 法務部長 コンプライアンス部長 * APAC Head of Investment Stewardship * Global Head of Investment Stewardship * Head of Asian Equity, Fundamental Active Equity* *) 議決権を有しない 報告 またインベストメント スチュワードシップ部を監督するインベストメント スチュワードシップ委員会には CIO( 議長 ) 株式インデックス運用部長 ファンダメンタル株式運用部長 インベストメント スチュワードシップ部長ならびに法務部長の計 5 名が議決権をもつメンバーとして参加します またグローバル ヘッド オブ インベストメント スチュワードシップ チーム ヘッド オブ アジアパシフィック インベストメント スチュワードシップ ファンダメンタル株式運用ヘッド オブ アジア株式 コンプライアンス部長の計 4 名が議決権をもたないメンバーとして参加します ファンダメンタル株式運用部 報告 監督 連携 海外関連会社関係部門 インベストメント スチュワードシップ部 海外関連会社インベストメント スチュワードシップ チーム BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP 9

10 原則 3 企業の状況把握 投資先企業の持続的成長に向けてスチュワードシップ責任を適切に果たすため 当該企業の状況を的確に把握すべき 原則 4 エンゲージメント 投資先企業との建設的な 目的を持った対話 を通じて 投資先企業と認識の共有を図るとともに 問題の改善に努めるべき 実効性のあるエンゲージメントの実施 エンゲージメント件数当社は2017 年 7 月から2018 年 6 月にかけて 345 件 ( 前年同期比 63 件増 ) のエンゲージメントを実施しました なお 当社はエンゲージメントの件数については 特段目標を定めていません これは 件数よりもエンゲージメントの内容や質の充実が重要であると考えているためです 一方で 活動に充てられる時間と労力は有限であることから エンゲージメントの時期 数 内容を適宜管理したうえで 実効性の高いエンゲージメント活動を効率的に実施する施策 ( 例えばエンゲージメント実施時期の平準化 当社の活動方針についての効率的な周知 ) に取り組んでいます エンゲージメントの件数については 全てスチュワードシップ専任担当者が実施したもののみ含めて おり 運用担当者による取材等のミーティングは件数に含めておりません 経営陣への働きかけ 環境 社会問題に関する対話当社が選定したエンゲージメント対象企業に対する積極的なアプローチを行った結果 今年はエンゲージメント総数のうち 約 60% 以上が経営陣 ( 役員以上 ) となり 引続き経営陣への対話を積極的に実施しております 対話の内容について 当社はガバナンス 経営戦略 (G) だけでなく 環境 (E) や社会 (S) に関する問題についても積極的に議論しております その結果 環境 (E) 及び社会(S) を議論する比率は増加傾向にあります エンゲージメント社数 件数の推移 対話の内容 件数 社数 環境 (E), 9% 社会 (S), 12% 環境 (E), 14% 社会 (S), 19% ガバナンス 経営 ガバナンス 経営戦略 (G), 79% 戦略 (G), 67% 年 2018 年 10 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

11 エンゲージメント事例当社はガバナンスのみならず 経営戦略 環境問題等 株主価値に係る重大な問題であると想定される問題について 幅広く投資先企業と議論を行っております エンゲージメント ケース1: A 社ガバナンス 財務戦略 対話 成果 課題の設定 同業他社と比較した場合の収益性および自己資本比率の低さが課題 これらの課題解決のための同社の資本政策やガバナンス体制について経営トップと直接議論する必要があると判断 構造改革に関する取締役会の議論を確認 特に人事制度の見直しを中心に意見交換を行った 同社は低金利が続くなか 効率化の必要性は共有しつつも 営業力低下につながらないよう 従業員の意識改革などの問題意識を共有した 取締役会において指名委員会が正常に機能していることを確認した上で 低金利により収益環境は厳しいが 適切な資本政策を取締役会の監視の下 継続して行っていく方針を確認した 当社と同社経営陣との継続的なエンゲージメントが実現したことが成果 その結果 自己資本規制への対応状況 株主への配当方針 人事制度の見直し等を含む中長期的な経営 財務戦略について対話を実施したことで 相互理解を深めることができた さらに 経営陣から新社長指名における取締役会及び指名委員会の役割について報告を受けることができ 実効性のあるガバナンス体制が機能していることを確認できた エンゲージメント ケース 2: B 社人的資本 長期戦略 成果 課題の設定 同社の業績が低迷していることを受け 懸念を表明の上 中長期の経営改善計画を確認する 現状に対する懸念の表明 経営改善計画についてのモニタリングを行う必要があると判断 対話 同社からは 生産拠点の統廃合や本社のスリム化 及び業務プロセス改革や事業の選別の徹底を行ったこと 主力事業の顧客基盤を生かした上で付加価値のある事業を創出していくこと 自社の技術力を応用して新規事業を創出していくことについて具体的な方針の提示を受けた その上で 人的資源について不採算部門については一定の改革を実施の上 今後は成長領域に積極的に配分していくことについても説明を受けた 同社のこれまでの経営方針と経営実績について懸念を表明し これに対して経営トップより経営改善計画に向けた強いコミットメントが示されたことは成果として認識 これを受け 現時点でのエンゲージメントとしては 設定した課題と目標に達していることから エンゲージメントは成功と判断 同社を取り巻く事業環境は課題も多く 経営改善計画にはある程度の時間がかかるという認識に至った 従って エンゲージメントにおいては 議題によっては中長期的な時間軸を有した上で対話を継続していくことが重要であること さらに経営改善計画の実現の鍵を握るのは経営陣の強いコミットメントであることから 経営トップと直接対話すること さらには変化の実現可能性を重視することが重要であることを確認した 11 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

12 エンゲージメント テーマ 1: 事業ポートフォリオ管理 グループ ガバナンス 成果 対話 課題の設定 事業ポートフォリオが多角化するなかで 各事業に対する資源配分をどのように実施しているのか また関連会社 子会社数の増加に対し 持株会社はどのように管理 監督しているのかについて不透明な部分があり 対話を実施 事業ポートフォリオの管理方針 及び関連会社数の増加に対する管理 監督の具体的方針の説明を求めた 企業からは 各事業に対する定量 定性評価を実施した上で 不採算事業と認定されたものについては撤退や売却も検討するなどの具体的な指針が提示された また多角化に伴う子会社 関連会社の増加はグループ ガバナンスという観点からは好ましくなく 必要に応じて統廃合や売却等を実施し 持株会社からの管理 監督を強化するとの説明を受けた 採算性に課題があると会社側が判断した事業については統廃合や売却の発表がなされたほか 子会社 関連会社数の減少も確認ができた さらに持株会社からの各子会社 関連会社に対する管理 監督を強化することの方針を確認した 事業が多角化していく中で 事業ポートフォリオをどのように管理し さらに必要な子会社を整理の上で どのように管理 監督していくかについて 継続してそのプロセスを確認していくことが重要であると認識した 引続き事業ポートフォリオの管理プロセス 及び子会社管理の観点からのグループ ガバナンスについて対話を継続していく エンゲージメント テーマ 2: 気候変動リスクへの対応 対話 成果 課題の設定 海外の排ガス規制を巡る動向を踏まえ 気候変動リスクへの対応を機動性をもって実現できるかが課題 さらに企業の気候変動に関連する情報開示が CSR 環境レポート中心であり 取締役会での関与などガバナンス体制も含めた開示に改善の余地が認められた 企業からは 海外市場向けの EV 投入のコミットメント EV ハイブリット技術への対応も含め 効率的な資源配分が行なわれていることを確認した 自動車業界は CASE といわれる様々な変革の波が押し寄せており EV 対応を優先的に取り組んでいく方針の説明を受けた また気候変動リスクの開示については 統合報告書の作成も含めた課題認識が共有された 海外市場および CASE 対応の重要性について企業の経営陣と認識を共有することができた 具体的には 諸外国の環境規制の方向性には不確実性が高く また自動車業界全体を取り巻く経営環境に劇的な変化が想定される中 EV 対応を優先していく方針を確認することができた 一方で 情報開示では CSR 環境レポート中心であり 取締役会での関与などガバナンス体制も含めた開示には課題が残ることもわかり 当社の課題意識も共有することができた 12 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

13 ブラックロック グループ会長兼 CEO のラリー フィンクより主要投資先企業の CEO へ書簡の送付 本年もブラックロック グループ会長兼 CEO のラリー フィンクより 日本における投資先企業 450 社超を含む世界の当社 主要投資先企業の CEO へ書簡を送付しました 要旨世界経済は極めて堅調に推移しているが その一方で 世界を俯瞰すると 将来に対する人々の不安もかつてない水準に高まっていると感じられる 例えば 退職後の生活資金の捻出 確保から 業務自動化の進展に伴う従業員の再教育に至るまで 多くの国において将来への備えに十分な対応が出来ているとは言えない状況にある その結果 多くの社会的な課題への対応 解決を民間セクターが担うことが期待されている このような社会環境においては 企業が確固たる経営理念に基づき 社会の要請に対して自らの存在意義を明確に示すことが 企業価値の増大に繋がり 逆に そうでない場合はその存続自体を問われることになりかねない 長期的な価値創出に向けて投資家と企業経営者間の対話が重要であり そのような対話をより建設的なものにするために 改めて以下の点について 期待 長期的且つ持続的な企業価値の増大 同時に 企業のPurpose(= 企業理念 ) を改めて認識し 何のために企業が存在するのか 社会的にどのような役割を果たしているのか 価値創造に向けた長期的な経営戦略を明確に策定し 人的資本への投資 設備への投資 R&D 開発への持続的な投資 取締役会の責務 役割の重視 明確化 経営陣や取締役会がよりよい業績を持続的に達成するために 社会の構造変化や事業の社会的なインパクトが経営に与える影響をどのように認識しているか 経営戦略にどう反映しているのか 経営会議 取締役会においてどのように経営戦略を議論 管理 監督しているのか 13 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP

14 原則 5 議決権行使 議決権の行使と行使結果の公表について明確な方針を持つとともに 議決権行使の方針については 単に形式的な判断基準にとどまるのではなく 投資先企業の持続的成長に資するものとなるよう工夫すべき 適切な議決権行使の実施と開示 当社は 以下の通り議決権行使を行い 開示しております 集計対象 : 平成 30 年 5 月 6 月に開催の国内の株主総会 1. 会社提出議案に対する賛成 反対 棄権 白紙委任の議案件数 ( 投資一任 ) 議案名称 賛成 反対 棄権 白紙委任 合計 取締役の選解任 ( 1) 12, ,280 監査役の選解任 ( 1) 1, ,317 会計監査人の選解任 役員報酬 ( 2) 退任役員の退職慰労金の支給 剰余金の処分 1, ,146 組織再編関連 ( 3) 買収防衛策の導入 更新 廃止 その他資本政策に関する議案 ( 4) 定款に関する議案 その他の議案 合 計 16, ,992 ( 1)1 候補者につき 1 議案として集計 ( 本年度より 子議案ベースで集計 ) ( 2) 役員報酬額改定 ストックオプションの発行 業績連動型報酬制度の導入 改訂 役員賞与等 ( 3) 合併 営業譲渡 譲受 株式交換 株式移転 会社分割等 ( 4) 自己株式取得 法定準備金減少 第三者割当増資 資本減少 株式併合 種類株式の発行等 2. 株主提出議案に対する賛成 反対 棄権 白紙委任の議案件数 議案名称賛成反対棄権白紙委任合計 合計 月と 6 月に議決権を行使した国内の株主総会は総計 1,662 件 ( 前年同期 1,631) になった 行使した議案の内訳は 取締役選任 監査役選任 そして剰余金処分案等が会社提出議案全体の約 92%( 前年同期 90%) を占めた 行使内容に関しては 議案のすべてに賛成か反対の判断を行った 会社提出の合計 16,992 議案 ( 前年同期 17,802) のうち取締役選任 565 議案 ( 前年同期 570) 監査役選任 193 議案 ( 前年同期 219) に反対した また株主提出の合計 143 議案 ( 前年同期 211) のうち 6 議案 ( 前年同期 3) に賛成した 株主総会に上程された議案のうち会社提出議案の何れかに反対票を投じたものは 568 社 ( 前年同期 619) を数えた BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP 14

15 適切な議決権行使基準の開示とレビュー 当社は 以下のホームページにおいて日本株式議決権行使ガイドラインを公表しております また本年につきましては インベストメント スチュワードシップ委員会において改定のレビューを行い 特段の変更は必要ないと判断し 改定は行っておりません 議決権行使に関するガイドライン ( 日本株式 ) 議決権行使の個別結果の開示と投資先企業への伝達 当社は 議決権行使結果を当社ホームページ上で開示しております また投資先企業とのエンゲージメントにおいて議決権行使結果 及びその判断理由について 個別に問い合わせがあった場合には 個別にフィードバックを実施しています また投資先企業に問題点があると判断される場合は その点を指摘した上で必要に応じて改善を促しております さらに 当社の議決権行使方針を含むスチュワードシップ活動に関する方針の周知にも努めています 議決権行使結果 議決権行使助言会社に対するモニタリング 議決権行使助言会社に対して 助言サービス等の質の向上に向けて定期的にモニタリングを実施しました BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP 15

16 原則 6 顧客 受益者への報告 議決権の行使も含め スチュワードシップ責任をどのようにして果たしているのかについて 原則として 顧客 受益者に対して定期的に報告を行うべき お客様への適切な報告とグローバルでの実績開示 当社は これまでお客様の要請に基づき 議決権行使ガイドラインの変更の説明 議決権行使結果およびエンゲージメントの状況 結果を個別に説明しました またグローバルでの活動実績 ( エンゲージメントおよび議決権行使結果 ) をブラックロック グループのホームページにて開示しております BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP 16

17 原則 7 実力向上 投資先企業の持続的成長に資するよう 投資先企業やその事業環境等に関する深い理解に基づき 当該企業との対話やスチュワードシップ活動に伴う判断を適切に行うための実力を備えるべき スチュワードシップ活動の振り返りの実施 当社の議決権行使やエンゲージメント活動の内容を含むスチュワードシップ活動の概況と自己評価を当社ホームページにおいて開示しています 定期的にスチュワードシップ活動の振り返りを実行することで 当社活動の課題を洗い出し 改善につなげることで スチュワードシップ活動の実力向上に役立っています 経営経験者 研究者や各種専門家との意見交換会の開催 当社はスチュワードシップ活動のための能力向上の一環として 関連する各種専門家との意見交換会 や研究会を開催し スチュワードシップ活動の専門的知見を高めております 積極的な海外投資家とのディスカッション 当社はさらに海外機関投資家と 定期的な意見交換を実施し 特にスチュワードシップ活動に係る業界動向や市場動向等について積極的に意見交換を行い スチュワードシップ活動のための専門的知見を高めています エンゲージメントを通じた企業評価と運用への活用 インベストメント スチュワードシップ部はエンゲージメントの一環として ガバナンス 特に長期戦略 統治体制 及び発信力という観点から投資先企業を評価しております 投資先企業をスチュワードシップ活動の観点から評価し 更にはその評価を適時見直すことで当社のエンゲージメント活動の実力向上につなげたいと考えております また運用との連携の一環として一部ファンドの運用にもこの評価を活用しております ファンドへの活用例 ファンドの設定は 2018 年 9 月 BLACKROCK INVESTMENT STEWARDSHIP 17

18 インベストメント スチュワードシップ委員会等におけるグローバルな知見の共有 当社の運用担当者 及びスチュワードシップ活動担当者 ( 海外拠点の関係者含む ) で構成されるインベストメント スチュワードシップ委員会等において 米国 欧州及びアジア各地域での当社スチュワードシップ活動やコーポレート ガバナンス及びESG 関連の市場動向等について情報共有するなど スチュワードシップ活動の専門的知見を高めました 外国株式に係るスチュワードシップ活動当社は グローバルにおいて積極的なスチュワードシップ活動を展開しております その一環として 定期的にスチュワードシップに関するレポートを発行しております 詳細は以下のホームページをご参照ください PROTECTING OUR CLIENTS' ASSETS FOR THE LONG-TERM 18

19 Want to know more? 重要事項 当資料におけるブラックロックとは ブラックロック インク ブラックロック ジャパン株式会社 ( 以下 当社 という ) を含むそのグループ会社を指します 当資料は当社の スチュワードシップ活動状況と自己評価 についてご案内する目的で作成したものであり 特定の金融商品取引の勧誘を目的とするものではありません また 当資料は当社が信頼できると判断した資料 データ等により作成しましたが その正確性および完全性について保証するものではありません また 当資料中の各種情報は過去のものであり 今後のパフォーマンス等を保証するものではなく 当資料を利用したことによって生じた損失等について 当社はその責任を負うものではありません 当社が投資一任契約または投資信託によりご提供する運用商品は 全て 投資元本が保証されておりません 当社がご提供する運用商品毎のリスク コストについては 投資対象とする金融商品等がそれぞれの運用商品によって異なりますので 一律に表示することができません 従いまして実際に当社運用商品の提供を受けられる場合には それぞれの提供形態に沿ってお客様に交付されます契約締結前交付書面 目論見書 投資信託約款及び商品説明書等をよくお読みいただき その内容をご確認下さい ブラックロック ジャパン株式会社 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 375 号加入協会 / 一般社団法人日本投資顧問業協会 一般社団法人投資信託協会 日本証券業協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会ホームページ 東京都千代田区丸の内一丁目 8 番 3 号丸の内トラストタワー本館

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