有症率食物アレルギーはどのような人にいつどんな原因で発生するのでしょう発生状況や原因症状の割合などを知ることはこのテーマと向き合う出発点になりますここでご紹介する食物アレルギーの発症を数え上げる視点手法はこのテーマに注目するべき領域をわかりやすく示すものでもあります食物

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かんじよどぎみ
5 years ago
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1 図表集

2 有症率食物アレルギーはどのような人にいつどんな原因で発生するのでしょう発生状況や原因症状の割合などを知ることはこのテーマと向き合う出発点になりますここでご紹介する食物アレルギーの発症を数え上げる視点手法はこのテーマに注目するべき領域をわかりやすく示すものでもあります食物アレルギーの人の症状傾向 N=2,954 皮膚症状蕁麻疹掻痒紅斑 92. 呼吸器症状咳嗽呼吸困難喘鳴平成23年月から3ケ月ごとに何らかの食物を摂取後6分以内に症状が出現しかつ医療機関を受診したもの2,954例アレルギー専門医の協力医師,79名に葉書郵送法で実施平成23年月から3ケ月ごとに年間何らかの食物を摂取後6分以内に症状が出現しかつ医療機関を受診したもの2,954例アレルギー専門医の協力医師,79名に葉書郵送法で実施 33.6 粘膜症状口唇浮腫眼瞼浮腫口咽頭掻痒感 28. 消火器症状嘔吐腹痛下痢 8.6 ショック症状ぐったり顔面蒼白血圧低下意識障害年間 % 出典平成24年度食品表示に関する試験検査等の実施消費者政策調査費即時型アレルギーによる健康被害の全国実態調査消費者庁全年齢における食物アレルギーの原因食物 N=2,954 2% 2% 5% 2% 3% 魚卵 4% 類 4% 5% 39% 2% 22% 出典平成24年度食品表示に関する試験検査等の実施消費者政策調査費即時型アレルギーによる健康被害の全国実態調査消費者庁 4

3 章有症率年齢別食物アレルギーの原因食物章 N=2,954 歳 2 3歳 4 6歳 7 9歳 2歳以上何らかの食物を摂取後6分以内年間に症状が出現しかつ医療機関を受診したもの2,954例アレルギー専門医の協力医師平成23年月から3ケ月ごとに年間何らかの食物を摂取後6分以内に症状が出現しかつ医療機関を受診したもの2,954例うち初発,76例アレルギー専門医の協力医師,79名に葉書郵送法で実施,79名に葉書郵送法で実施魚卵平成23年月から3ケ月ごとにピー魚卵ナツ歳 % 魚卵出典平成24年度食品表示に関する試験検査等の実施消費者政策調査費即時型アレルギーによる健康被害の全国実態調査消費者庁年齢別新規発症例 N=,76 歳 N=884 歳 N=37 2 3歳 N=73 4 6歳 N=9 7 9歳 N= 魚卵魚卵 2 魚卵魚卵 2歳以上 N= % 8 魚卵各年齢の N 数をとした時の割合出典平成24年度食品表示に関する試験検査等の実施消費者政策調査費即時型アレルギーによる健康被害の全国実態調査消費者庁 5

4 保育園児の食物アレルギーの有病率 % 平成2年7月日 7月3日日本保育園保健協議会 6.5 園児,322名アンケート調査票を送付平成6年月下旬 2月下旬神奈川県内3地域の児童会員と周囲の会員外の者892園歳歳 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳 N=7,32 N=4,652 N=7,45 N=8,999 N=9,89 N=9,852 N=3,473 出典保育所におけるアレルギー対応にかかわる調査研究財こども未来財団神奈川県の地域別アレルギー罹患率 % 6 N=8,67 家庭川崎 N=2,2人相模原 N=,99人小田原 N=,3人 N=34,44人アレルギー症状出典食物アレルギーによる発症予防事業およびその家族9,68家庭そのうち8,67家庭の34,44名が回答 3地域は沿岸部小田原市都市部川崎市内陸部相模原市を選定アンケート方式で実施から各家庭に配布食物アレルギー平成8年3月神奈川県衛生研究所食物アレルギーの有病率と既往率 24 年度 % 既住率有病率公益財団法人中学生高校生 N=9,29 2 年生 3 4 年生 5 6 年生 N=7,49 N=4,29 N=2,2 N=2,77 N=2,6 出典平成26 24 年度平成26年2月平成27年2月全国2都道府県の中学校高校23校の児童生徒回答者数は9,29人各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者が回答児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書日本学校保健会

5 章有症率食物アレルギーの有病率男女別 24 年度男子 4. 女子平成26年2月平成27年2月全国2都道府県の中学各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者..5. 校高校23校の児童生徒回答者数は9,29人章 % 4.5 が回答中学生高校生 N=9,29 2 年生 3 4 年生 5 6 年生 N=7,49 N=4,29 N=2,2 N=2,77 N=2,6 出典平成26 24 年度児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書公益財団法人日本学校保健会原因食物に占める割合医師の指示で除去 % 類公益財団法人全国2都道府県の中学校高校23校の児童生徒回答数9,29人各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者が回答 2.8 大豆ゴマ 4 6 出典平成26 24 年度平成26年2月平成27年2月.9 8 児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書日本学校保健会 7

6 除去している食物医師の指示 vs 保護者判断母集団における有病率 %.5 22 医師の指示で除去医師の指示で除去.4 24 保護者の判断で除去出典平成26 24 年度類児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書公益財団法人 22年度調査 24年度調査ゴマ大豆日本学校保健会平成25年月平成25年3月全国6都道府県の中学校高校79校の児童生徒各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者が回答平成26年2月平成27年2月全国2都道府県の中学校高校23校の児童生徒回答数9,29人各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者が回答回答数2,27人医師の指示で除去している原因食物年齢別 2 年生ゴマ大豆 3 4 年生類 5 6 年生高校生. ピー類ナツ中学生類.5 類ゴマ大豆ゴマゴマ大豆大豆類.5. 類ゴマ 4.5 大豆 5. % 出典平成26 24 年度児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書公益財団法人日本学校保健会 8 平成26年2月平成27年2月全国2都道府県の中学校高校23校の児童生徒回答数9,29人各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者が回答

7 章有症率アレルギー疾患の有病率 24 年度 5 2 % 気管支ぜん息平成26年2月平成27年2月全国2都道府県の中学男子女子アトピー性皮膚炎章回答数9,29人各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者食物アレルギー校高校23校の児童生徒が回答アレルギー性鼻炎 4.5 花粉症含むアレルギー性結膜炎花粉症含むスギ花粉症出典平成26 24 年度児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書公益財団法人日本学校保健会児童生徒のアナフィラキシーの有病率 %.5 男子.45 女子.4.4 平成6年2月平成7年2月全国の公立の中学校高等学校中等教育学校36,83校に配布し 36,6校が回答対象児童生徒数は2,773,554人各学校に調査票を配布小学生中学生高校生中等教育学校生出典アレルギー疾患に関する調査研究報告書平成9年 27年 3月文部科学省アレルギー疾患に関する調査研究委員会 9

8 アレルギー疾患罹患者有症者数人 25, 食物アレルギー 2,46 4.5% 2, アナフィラキシー 5, 平成25年9月24日月25日学校調査全国の公立中合計には校種不明の対象数 4,44 4.8%,,46,67 4,2 校を含む.8 67,59 4.5% 28,28.6% 5, 学校高等学校中等教育学校合計,53,88人 28,958校,254.4% 4,642,473 人 4,963 校中学校中等教育学校 2,4,24 人 7,28 校 4,245.5% 高等学校,693,84 人 2,675 校高等学校中学校中等教育学校出典学校生活における健康管理に関する調査中間報告平成25年 23年 2月 6日文部科学省学校給食における食物アレルギー対応に関する調査研究協力学校調査票を作成しマークシートにて回答を求め郵送法により回収者会議資料市区町村教育委員会調査所管している各学校で把握されている学校での健康管理を要する児童生徒の総数を把握していますか % 8 N=, 心臓疾患平成25年9月24日月25日教育委員会調査全国の市区町村教育委員会,74件に送付,33件が回答学校調査票を作成しマークシートにて回答を求め郵送法により回収平成9年 27年月から平成2年 28年 3月健診実態調査県内の歳6か月及び3歳児健診の受診対象者の保護者歳6か月児は調査票に回答した腎臓疾患アレルギー疾患中学校高等学校.2.2. 中等教育学校出典平成25年 23年度学校生活における健康管理に関する調査事業報告書公益財団法人日本学校保健会食物アレルギーの罹患状況 % 症状あり. 過去一年以内に症状あり 8. 症状あり.9 診断あり過去一年以内に症状あり 4.3 診断あり 6.9 2,388人のうち食物アレルギー症状を起こしたことがある者 263人 3歳児は調査票に回答した2,484 人のうち食物アレルギー症状ある者295人 2 歳 6 か月児 N= 歳児 N=2484 出典食物アレルギーに関する実態調査報告平成2年 29年 3月大分県福祉保健部健康対策課健診実態調査大分県内の各市町村に協力を依頼し無記名による自記式調査票を配布し回収解析

9 章有症率 25 年全国調査 N=2,773, 年全国調査 N=9,56,9 月平成6年2月平成7年2月全国の公立の中学校高等学校中等教育学校36,83校.5 に配布し 36,6校が回答対象児童生徒数は2,773,554人各学校に調査票を配布 23年調査平成25年 23年度学校平成25年9月24日月25日全国の公立中学校高等学校中等教育学校33,893校に配布し 25,52校が回答対象児童生徒数は9,56,9人学校調査票を作成しマークシートにて回答を求め郵送法により高校中学校出典アレルギー疾患に関する調査研究報告書文部科学省... 章 %.7 アレルギー疾患に関する調査研究報告書平成9年(27年)3 25年調査アナフィラキシー有症率の増加平成9年 27年 3月生活における健康管理に関する調査事業報告書アレルギー疾患に関する調査研究委員会平成25年 23年度学校生活における健康管理に関する調査事業報告書公益財団法人日本学校保健会回収アナフィラキシーの既往 22 年度と 24 年度の比較 % アナフィラキシーはあるがショックはない 22 アナフィラキシーショックになったことがある 22 アナフィラキシーはあるがショックはないアナフィラキシーショックになったことがある出典平成24 22 年度年生年生年生中学生児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書平成26 24 年度ベイランス事業報告書公益財団法人 22年度調査 24年度調査高校生児童生徒の健康状態サー日本学校保健会平成25年月平成25年3月全国6都道府県の中学校高校79校の児童生徒各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者が回答平成26年2月平成27年2月全国2都道府県の中学校高校23校の児童生徒回答数9,29人各都道府県教育委員会を通してアンケート用紙を協力学校に配布アレルギー様症状に関するアンケート調査は小中高とも保護者が回答回答数2,27人

10 アレルギー疾患の罹患者のうち学校生活管理指導表アレルギー疾患用や医師の診断書等の提出があった児童生徒医師の診断ありの割合 % 6 中学校中等教育学校平成25年9月24日月25日学校調査全国の公立中学校高等学校中等教育学校合計,53,88 人 28,958 校合計には校種不明の対象数,46,67 4,2 校を含む 26. 4,642,473 人 4,963 校高等学校中学校中等教育学校 2,4,24人 7,28 校 5. 高等学校食物アレルギーアナフィラキシー,693,84人 2,675 校エピペン保持者出典学校生活における健康管理に関する調査中間報告平成25年 23年 2月 6日文部科学省学校給食における食物アレルギー対応に関する調査研究協力者会議資料学校調査票を作成しマークシートにて回答を求め郵送法により回収 (株)マクロミルインターネット調査会社の登録会員全国の2代 3代 4代 5 代の男女それぞれ6名計 4,8名 4,678名男 2,343 女 2,335 平均年齢は39.6±.歳)が回答 Web調査成人の食物アレルギー N=4,678 現在食物アレルギーのために食べないようにしている食物がある % 3. 出典アレルギー疾患の全国年齢有症率および治療ガイドライン普及効果等疫学調査に基づく発症要因医療体制評価に関する研究厚生労働科学研究費補助金免疫アレルギー疾患等予防治療研究事業赤澤晃平成22年度 2年度平成24年度 22年度総合報告書 22296B 2

11 章有症率成人食物アレルギーのために食べないようにしている食物貝類乳製品軟体類イモ類アニサキス野菜類章 N=4,678 5 % 株マクロミルインターネット調査会社の登録会員全国の2代 3代 4代 5 代の男女それぞれ6名計 ,8名 4.9 4,678 名男 2,343 女 2, 平均年齢は39.6±.歳)が回答 Web調査 26年4月 27年3月食物アレルギー患者98人日本医療データセンターが契約する健保組合加入者296,84人のレセプトデータの解析出典アレルギー疾患の全国年齢有症率および治療ガイドライン普及効果等疫学調査に基づく発症要因医療体制評価に関する研究厚生労働科学研究費補助金免疫アレルギー疾患等予防治療研究事業赤澤晃平成22年度 2年度平成24年度 22年度総合報告書 22296B 受診開始年齢別食物アレルギー患者数人 35 N= 男性 25 女性歳 5歳歳以下 2歳 3歳出典 JMDCデータで読むヘルスケアレポート歳歳 2 歳以上 vol.6 株日本医療データセンター 3

12 子どもの食物アレルギー患者の 5 疾患 % N= 年4月 27年3月 6歳の食物アレルギー患者日本医療データセンターが契約す炎支管気性急ーピアト炎膚皮性性急炎道気上疹湿出典 JMDCデータで読むヘルスケアレポート vol.6 株日本医療データセンター 4 急炎頭咽性 72人る健保組合加入者296,84人のレセプトデータの解析

第3章調査のまとめ

第3章調査のまとめ第 3 調査結果のまとめ 1 アレルギー疾患のり患状況都内の児童施設に通う子供の各アレルギー疾患のり患状況はぜん息 4.4% アトピー性皮膚炎 4.1% 食物アレルギー 5.3% アナフィラキシー 0.4% アレルギー性鼻炎 1.5% アレルギー性結膜炎 0.6% であった今回の調査結果は先行研究である横浜市 1) の報告にほぼ近似していたが食物アレルギーの有病率に関しては横浜市 1)