( 目次 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル 税関を巡る最近の状況 1 頁 (1) 国際クルーズ船の運航状況 ( 管内 ) (2) 国際旅客便の運航状況 ( 那覇空港 ) (3) 不正薬物の密輸摘発状況 ( 全国 ) (4) 不正薬物密輸入事犯の具体的事例 (5) 不正薬物の

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1 ( 財 ) 日本関税協会沖縄支部講演会資料 最近の税関行政について 平成 28 年 5 月 17 日 ( 火 ) 沖縄地区税関長安井猛

2 ( 目次 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル 税関を巡る最近の状況 1 頁 (1) 国際クルーズ船の運航状況 ( 管内 ) (2) 国際旅客便の運航状況 ( 那覇空港 ) (3) 不正薬物の密輸摘発状況 ( 全国 ) (4) 不正薬物密輸入事犯の具体的事例 (5) 不正薬物の密輸摘発状況 ( 管内 ) (6) 知的財産侵害物品に係る状況 ( 全国 ) (7) 輸入を差し止めた侵害物品の例 ( 全国 ) (8) 知的財産侵害物品に係る状況 ( 管内 ) (9) 輸入を差し止めた侵害物品の例 ( 全国 ) 2 貿易の円滑化への取組み 10 頁 (1) 貿易円滑化 のための制度 手続の改善 (2) 税関を巡る状況について (3)AEO 制度に係る状況 ( 我が国の認定事業者制度 ) (4)AEO 制度に係る状況 ( 我が国の AEO 相互承認の現状 ) (5) 輸出入申告官署の自由化について (6) 通関関係書類の電子化 ペーパーレス化に向けた取組み 3 EPA( 経済連携協定 ) の概要 16 頁 4 TPP( 環太平洋パートナーシップ ) 協定の概要 21 頁 5 関税法等の改正 30 頁 6 貿易動向 34 頁

3 1 税関を巡る最近の状況

4 沖縄地区税関密輸ダイヤル

5 1-(1) 国際クルーズ船の運航状況 ( 管内 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル 平成 27 年は入港隻数が 200 隻 入国 入域旅客が 30 万人を突破 平成 28 年は入港隻数 入国 入域旅客とも倍増の見通し 那覇港 石垣港以外への入港も増加見込 ( 平良港 : 隻 中城新港 :0 11 隻 ) 国際クルーズ船の運航状況 ( 平成 28 年 4 月現在 ) 主な仕出地 国際クルーズ船入港隻数 入国 入域旅客の推移 ( 管内 ) ( 隻 ) ( 万人 ) 香港 厦門 上海 基隆 沖縄地区税関管内 H23 H24 H25 H26 H27 H28 入国 入域旅客数隻数 見込 港名 港別外航クルーズ船入港実績 隻数 平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年 平成 28 年 ( 見込 ) 那覇港 金武中城 石垣港 平良港 合計 前年比 % 107.0% 131.8% 143.3% 211.4% 港別入国 入域旅客実績 人数 * 事務統計による数値 港名平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年 那覇港 48,607 63,899 62, , ,363 金武中城 石垣港 59,591 59,790 86,844 97, ,449 平良港 ,372 合計 108, , , , ,184 前年比 86.9% 114.9% 120.4% 140.0% 160.6% 1

6 1-(2) 国際旅客便の運航状況 ( 那覇空港 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル 平成 27 年に入国旅客が 100 万人を突破 入国旅客が毎年約 1.5 倍の割合で増加 国際旅客便の運航状況 ( 平成 28 年 4 月現在 ) 北京 天津 香港 杭州 上海 台中 高雄 路線 便数 / 週構成比 台北 % 台中 % 高雄 % 釜山 % 仁川 % 香港 % 上海 % 北京 % 杭州 % 天津 % 10 路線 153 便 入港機数 入国旅客実績平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年 外国貿易機入港機数 ( 機 ) 3,958 4,579 5,232 7,145 9,887 前年比 108.4% 115.7% 114.3% 136.6% 138.4% 旅客機入港機数 ( 機 ) 1,710 2,452 3,082 4,787 7,168 前年比 113.5% 143.4% 125.7% 155.3% 149.7% 入国者数 ( 人 ) 228, , , ,857 1,169,490 * 入国者数は法務統計数値 台北 仁川 釜山 那覇空港 前年比 117.8% 132.4% 146.1% 165.8% 159.4% 曜日別入港機数 (09:15~21:40) 航空会社一覧 (17 社 ) 7C: チェジュ航空 (LCC) JD: 北京首都航空 AE: 華信航空 BR: エバー航空 CA: 中国国際航空 CI: 中華航空 GE: 復興航空 HO: 吉祥航空 HX: 香港航空 IT: タイガーエアー航空 KA: 香港ドラゴン航空 LJ: ジンエアー (LCC) MM:Peach Aviation(LCC) MU: 中国東方航空 OZ: アシアナ航空 TW: ティーウェイ航空 (LCC) ZE: イースター航空 (LCC) ( 機 ) 入港機数 入国旅客の推移 ( 万人 ) 12, ,000 日曜日 22 月曜日 21 火曜日 20 水曜日 23 木曜日 20 金曜日 23 土曜日 24 8,000 6,000 4,000 2, H23 H24 H25 H26 H27 入国者数外国貿易機入港機数旅客機入港機数

7 1-(3) 不正薬物の密輸摘発状況 ( 全国 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル 不正薬物全体の摘発件数は 1,896 件 ( 前年比約 4.9 倍 ) と過去最高を記録し 押収量は約 519 kg( 前年比約 18% 減 ) と 5 年連続で 500kg を超えるなど 依然として深刻な状況 指定薬物 ( いわゆる危険ドラッグ ) の摘発件数は 1,462 件と不正薬物全体の約 8 割を占める 不正薬物の摘発実績 年 種類 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 前年比 覚醒剤大麻大麻草大麻樹脂あへん 件件件件件 % 123% 112% 136% - kg kg kg kg kg % 45% 80% 15% - 件 % 麻薬 kg % 千錠 % ヘロインコカイン 件件 % 80% kg kg 倍 935% 件 % MDMA 等 kg 倍 千錠 % ケタミン 件 % kg % 件 % その他麻薬 kg % 千錠 % 件 % 向精神薬 kg 全増 千錠 % 指定薬物 件 ,462 全増 kg 全増 件 , % 合計 kg , % 千錠 % ( 参考 ) 使用回数 万回 1,550 1,701 3,331 1,885 1,498 80% 指定薬物密輸入事犯の特徴 亜硝酸イソブチルを含有する液体の例薬種別摘発件数 ( 件 ) 1, ( 注 ) 1. 税関が摘発した密輸入事犯の他 警察等他機関が摘発した事件で 税関が当該事件に関与したものを含む 2. 覚醒剤は 覚醒剤及び覚せい剤原料の合計を示す 3. 大麻樹脂は 大麻樹脂その他の大麻の製品の合計を示す 4.MDMA 等は MDMA MDA 及び MDE の合計を示す 5.( 参考 ) 使用回数は 以下の不正薬物について 乱用者の通常の一回分使用量をもとに換算し 合計したものである ( 覚醒剤 :0.03g 大麻草 :0.5g 大麻樹脂 :0.1g あへん :0.3g ヘロイン :0.01g コカイン :0.03g MDMA 等及び向精神薬 :1 錠 ) 6. 端数処理のため数値が合わないことがある 7. 数量の表記について 0 とは 500g または 500 錠未満の場合を示し - とは全く無い場合を示す 密輸形態別摘発件数 仕出地別摘発件数 3

8 4 1-(4) 不正薬物密輸入事犯の具体的事例 沖縄地区税関密輸ダイヤル ガスボンベ 5 本に隠匿されていた覚醒剤計約 44kg を摘発 ( 平成 27 年 3 月東京税関 ) 液体に溶かしてテキーラ瓶 1,026 本に隠匿されていた覚醒剤計約 171kg を摘発 ( 平成 27 年 10 月横浜税関 ) 国際郵便物を利用して密輸入しようとした大麻草約 18g を摘発 ( 平成 27 年 1 月東京税関 ) 国際郵便物を利用して密輸入しようとした大麻樹脂約 7g を摘発 ( 平成 27 年 8 月横浜税関 )

9 1-(5) 不正薬物の密輸摘発状況 ( 管内 ) 不正薬物全体の摘発件数は 25 件 ( 前年同 ) 押収量は g( 前年比約 2.7 倍 ) 指定薬物 ( いわゆる危険ドラッグ ) の摘発件数は 3 件 押収量は g 大麻樹脂などの大麻製品の摘発が相次ぎ 大麻の摘発件数 押収量がともに増加 不正薬物の摘発実績 種類 覚醒剤 大麻 大麻草 大麻樹脂 あへん 麻薬 ヘロイン コカイン MDMA 等 ケタミン メチロン その他麻薬 向精神薬 指定薬物 合計 年 平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 平成 27 年 前年比 件 % g 錠 皆減 件 % g % 件 皆減 g 皆減 件 % g % 件 g 件 % g 皆増 錠 % 件 g 件 g 件 皆増 g 錠 皆増 件 皆増 g 皆増 件 g 錠 件 % g 皆増 錠 % 件 % g 錠 , % 件 皆増 g 皆増 錠 件 % g , % 錠 1, , % 沖縄地区税関密輸ダイヤル 不正薬物の密輸入事犯の具体的事例 国際郵便物を利用して密輸入しようとした指定薬物を摘発 国際郵便物を利用して密輸入しようとした大麻製品 ( チョコ グミなど ) を摘発 台湾来航空旅客が携帯品に隠匿し密輸入しようとした MDMA ケタミンを摘発 ( 参考 ) 使用回数 回 7, ,904 1,673 2,729 3, % ( 注 ) 1. 税関が摘発した密輸入事犯の他 警察等他機関が摘発した事件で 税関が当該事件に関与したものを含む 2. 覚醒剤は 覚醒剤及び覚せい剤原料の合計を示す 3. 大麻樹脂は 大麻樹脂その他の大麻の製品の合計を示す 4.MDMA 等は MDMA MDA 及び MDE の合計を示す 5.( 参考 ) 使用回数は 以下の不正薬物について 乱用者の通常の一回分使用量をもとに換算し 合計したものである ( 覚醒剤 :0.03g 大麻草 :0.5g 大麻樹脂 :0.1g あへん :0.3g ヘロイン :0.01g コカイン :0.03g MDMA 等及び向精神薬 :1 錠 ) 6. 数量の表記について 0 とは微量で重量を鑑定できない場合を示し - とは全く無い場合を示す 5

10 1-(6) 知的財産侵害物品に係る状況 ( 全国 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル 知的財産侵害物品の輸入差止件数は 29,274 件で過去 2 番目の高水準 点数は 689,621 点 中国からの知的財産侵害物品が引き続き 9 割超 輸送手段としては 郵便の占める件数の割合が大半 < 知的財産侵害物品の輸入差止実績 > < 仕出国 ( 地域 ) 別の輸入差止件数構成比の推移 > ( 参考 ) 知的財産侵害物品特許権 ( 発明 ) 実用新案権 ( 考案 ) 意匠権 ( 形状等のデザイン ) 商標権 ( ブランドのロゴマーク等 ) 著作権 著作隣接権 ( 映画 音楽等 ) 育成者権 ( 植物品種 ) 回路配置利用権 ( 回路素子と導線のレイアウト ) を侵害する物品及び不正競争防止法違反物品 ( 形態模倣品等 ) 6

11 7 1-(7) 輸入を差し止めた侵害物品の例 ( 全国 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル ゴルフクラブ用グリップなどの運動用具 バッグ用金具などのバッグ類付属品の差止めが増加 消費者の健康や安全を脅かす危険性のある物品が増加基調 平成 27 年に輸入差止点数が増加した物品 健康や安全を脅かす危険性がある物品 ゴルフクラブ用グリップ ( 商標権 ) バッグ用金具 ( 商標権 ) 医薬品 ( 商標権 ) 子守帯 ( 商標権 ) ブレーキキャリパーカバー ( 商標権 ) キーケース ( 商標権 ) サングラス ( 商標権 ) スマートフォン用バッテリー ( 商標権 )

12 8 1-(8) 知的財産侵害物品に係る状況 ( 管内 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル 知的財産侵害物品の輸入差止件数は 456 件で 5 年連続で増加 中国からの知的財産侵害物品が 2 年ぶりに 9 割超 輸送手段としては 郵便の占める件数の割合が大半 < 知的財産侵害物品の輸入差止実績 > < 仕出国 ( 地域 ) 別の輸入差止件数構成比の推移 > ( 件 ) 500 下半期 ( 件数ベース ) ( 点 ) 9,000 下半期 ( 点数ベース ) 中国韓国香港その他 上半期 8,000 7,000 上半期 平成 24 年 ,000 5,000 4,000 3,000 平成 25 年平成 26 年 ,000 1,000 平成 27 年 平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年 0 平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 参考 ) 知的財産侵害物品特許権 ( 発明 ) 実用新案権 ( 考案 ) 意匠権 ( 形状等のデザイン ) 商標権 ( ブランドのロゴマーク等 ) 著作権 著作隣接権 ( 映画 音楽等 ) 育成者権 ( 植物品種 ) 回路配置利用権 ( 回路素子と導線のレイアウト ) を侵害する物品及び不正競争防止法違反物品 ( 形態模倣品等 )

13 9 1-(9) 輸入を差し止めた侵害物品の例 ( 管内 ) 沖縄地区税関密輸ダイヤル 自動車及び付属品 電気製品の差止めが増加 消費者の健康や安全を脅かす危険性のある物品引き続き差止めされている状況 平成 27 年に輸入差止した物品の一例 健康や安全を脅かす危険性がある物品 医薬品 ( 商標権 ) ホイールセンターキャップ ( 商標権 ) イヤホン ヘッドホン ( 商標権 ) SD カード ( 商標権 ) サングラス ( 商標権 )

14 沖縄地区税関密輸ダイヤル

15 2 貿易円滑化への取組み

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17 電子化(NACCS)(78/8) 海上貨物の通関手続を電子化(京浜港)(91/10) シングルウィンドウ稼働(輸出入手続 港湾の入出港手続)(03/7) (10/2) シングルウィンドウに空港の入出港手続を追加2010~ 通関手続関係 簡易申告制度の導入(01/3) 予備審査制(航空輸出)の導入(01/4) 輸出者に対するAEO制度の導入 予備審査制(輸入)の導入(91/4) 製造者へのAEO制度の対象拡大 予備審査制(海上輸出)の導入(04/2) AEO通関業者に係る申告官署選択制の導入 通関業者及び運送者へのAEO制度の対象拡大 輸入者に対するAEO制度の整備 食品衛生システム(厚労省)との接続開始(97/2) 輸出貨物における保税搬入原則の見直し(11/10) 倉庫業者へのAEO制度の対象拡大2000~ 2010~ 1990~ 1980~ 1970~ AEO制度(06/3) (09/7) (10/7) (07/4) (07/10) (08/4) ( 昭和 45~) ( 昭和 55~) ( 平成 2~) ( 平成 12~) ( 平成 22~) AEO輸出入者に係る通い容器免税手続の簡素化 AEO輸入者に係る保全担保の提供要件緩和(12/10) (12/4) 簡易審査扱い貨物(区分1)に係る通関関係書類の原則提出省略(12/7) 航空貨物の通関手続を電子化(成田地区)(97/4) 植物 動物検疫システム(農水省)との接続開始(02/11) 貿易管理システム(経産省)との接続開始(89/4) 納期限延長制度の導入 少額貨物の免税制度(1万円以下)の導入(99/10) NACCSの対象地域を全国の港湾 空港に拡大 AEO輸出者が行う輸出許可内容の訂正手続の簡素化(13/3) AEO輸入者及びAEO通関業者に係る加工再輸入減税手続の簡素化(13/9) NACCSを利用した通関関係書類のPDF等の電磁的記録による提出(13/10) 到着即時輸入許可制度(航空)の導入(96/4) 輸入少額マニフェスト通関制度の導入 到着即時輸入許可制度(海上)の導入(03/9) (13/10) (14/11) NACCSに医薬品医療機器等法関係手続を追加 少額貨物に対する簡易税率制度(10 万円以下)の導入(93/4) 少額貨物に対する簡易税率の適用額を20 万円以下まで拡大(14/4) 開庁時間外にNACCSを利用して簡易審査扱い(区分1)とされた申告への許可通知 NACCSに各省庁システムを統合(14/10) 2-(1) 貿易円滑化 のための制度 手続の改善 申告添付業務の添付ファイル容量倍増(15/3) MOTAS情報とシステム突合時の原本提示省略(15/3) EPA適用の原産品申告書の電子化(15/3) 10

18 2-(2) 税関を巡る状況について 税関業務の現状 (2004 年 ) (2015 年 ) 入国者数 ( 万人 ) 2,370 3,595 [+51.7%] (2004 年 ) (2014 年 ) 輸入申告件数 ( 万件 ) 1,599 2,352 [+47.1%] (2004 年度 ) (2015 年度 ) 税関定員 ( 人 ) 8,427 8,846 [+ 5.0%] 税関における主要業務量と定員の推移 (2004 年を指数 100とする ) 入国者数 (151.7) 輸入申告件数 (147.1) 税関定員 (105.0) 訪日外国人旅行者数 ( 十万人 ) 約 1,974 万人 約 621 万人 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 ( 注 ) 日本政府観光局 (JNTO) 公表資料に基づき作成 これまでの対応 外国船社運航のクルーズ船寄港実績 ( 隻 ) 965 隻 隻 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 ( 注 ) 国土交通省報道発表資料に基づき作成 ( 十万件 ) 輸入申告件数 (SP 貨物 ) 約 1,232 万件 約 1,633 万件 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 検査 分析機器の活用 (X 線検査装置 不正薬物 爆発物探知装置の設置等 ) 情報の活用 ( 情報の早期入手によるハイリスク旅客の到着前選定等 ) IT の活用 ( 通関関係書類の電子化 ペーパレス化等 ) 制度改正による効率化 (AEO 制度の導入 簡易税率適用範囲拡大 ) 11

19 12 2-(3) AEO 制度に係る状況 1 我が国の認定事業者 (AEO:Authorized Economic Operator ) 制度 ( 米国で発生した同時多発テロ以降 各国にて ) 国際物流におけるセキュリティ対策の強化の必要性 Authorized Economic Operator Program 背景 国際競争力向上等のため税関手続簡素化等の物流円滑化の推進の必要性 財務省 税関は民間事業者とのパートナーシップの構築により 国際物流における一層のセキュリティ確保と円滑化の両立を図り あわせて我が国の国際競争力を強化するため 国際標準に則った AEO 制度を平成 18 年 3 月に導入 AEO 制度とは 1.AEO 制度へ参加する事業者は 自社が関与する物流において 1 税関手続等に関する法令を遵守すること ( コンプライアンス遵守 ) 2 取扱貨物の安全を確保していること ( セキュリティ管理 ) を税関と共にあらかじめ確認 ( 1) 2. 税関は AEO 事業者に対して 適正な税関手続と貨物管理を行う者として 簡素化 迅速化した税関手続を提供 ( 2) 税関 税関 パートナーシップ AEO 制度の対象となる事業者 ( 計 582 者 ) 輸入者 91 者 輸出者 239 者 倉庫業者 125 者 通関業者 通関業者 119 者 運送者 8 者 製造者 - ( 平成 28 年 3 月 31 日現在 ) 1 AEO 制度が求める具体的要件例 貨物 輸送 敷地等のセキュリティ確保 内部監査 委託先管理 税関との連絡体制 社内連絡体制 教育 訓練の体制 AEO 事業者が取り扱う貨物には 盗難 すり替え 差し込み がされない体制整備が必要 2 AEO 事業者に対する緩和措置例 輸入手続 : 貨物の国内到着前に輸入許可を受けることが可能 輸出手続 : 貨物が自社倉庫等にある状態で輸出許可を受けることが可能 保税運送手続 : 運送ごとの保税運送承認が不要 新たな保税蔵置場等を設置する場合 税関の許可が不要 ( 税関への届出のみ ) 税関に届け出た倉庫等における保税地域許可手数料が免除 通関業者は 特定の税関官署の管轄区域内に蔵置されている貨物について 予め選択した税関官署に輸出入申告を行うことが可能 製造者 輸出入者 運送者 保税地域 倉庫業者

20 2-(4) AEO 制度に係る状況 Authorized Economic Operator Program 2 我が国のAEO 相互承認の現状 相手国のAEO 制度を相互に承認し 二国間の安全かつ円滑な物流を目指すAEO 相互承認に向けた取組みを推進 現在 我が国は米国 EUを含む7 組の相互承認に署名 (2008 年 5 月にニュージーランド 2009 年 6 月に米国 2010 年 6 月にEU カナダ 2011 年 5 月に韓国 2011 年 6 月にシンガポール 2014 年 6 月にマレーシアと署名 ) アジア諸国を中心に諸外国との相互承認を積極的に推進 署名済み 台湾 わが国が協議 研究中 イスラエルシンガポール ヨルダン インド タイ カナダ 米国 スイス 香港 韓国 ノルウェー トルコ EU アンドラ 中国 NZ マレーシア ドミニカ共和国 メキシコ AEO コンペンディアム (WCO 策定 :2015 年改訂版 ) 等を基に作成 13

21 自由化 14 2-(5) 輸出入申告官署の自由化について 関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律 ( 第 190 回国会にて法案成立 ) 輸出入申告官署の自由化等輸出入しようとする貨物が置かれている場所を所轄する税関官署に対して輸出入申告を行う原則は維持しつつ AEO( 認定事業者 ) のうち輸出入者及び通関業者等については いずれの税関官署に対しても輸出入申告を行うことを可能とする 輸出入申告官署の自由化の概要 貨物の輸出入申告は 蔵置官署 ( 貨物が置かれている場所を所轄する税関官署 ) に対して行うことが原則 他方 通関の適正性及び業務処理の効率性を損なわない範囲で 貨物の場所に関わらず いずれの税関官署に対しても輸出入申告を行うことを可能にすれば 貿易関係事業者の事務の効率化やコスト削減を図ることができ 貿易円滑化に資する このため 蔵置官署に対して輸出入申告を行う原則は維持しつつ AEO 事業者 ( 輸出入者 通関業者 ) については いずれの税関官署に対しても申告できることとする 現状 蔵置官署 委託 輸出入者非蔵置官署 AEO 事業者による輸出入申告の場合 蔵置官署 委託 ( 選択可能 ) 輸出入者 非蔵置官署 一般の輸出入申告の場合 通関業者の営業区域制限の廃止に伴うもの 蔵置官署 委託 ( 選択可能 ) 輸出入者 非蔵置官署 A 通関業者 B 通関業者 A 通関業者 B 通関業者 A 通関業者 B 通関業者 貨物 申告 貨物 申告 申告 ( 選択可能 ) 申告 貨物 申告 X 税関 Y 税関 X 税関 Y 税関 X 税関 Y 税関

22 2-(6) 通関関係書類の電子化 ペーパーレス化に向けた取組み 通関関係書類の電磁的記録による提出状況等 年々増大する輸出入申告を適正かつ迅速に処理するため 輸出入 港湾関連情報処理システム (NACCS:Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System) の導入 地域拡大を行い 現在 輸出入申告の約 98% を電子的に処理 平成 25 年 10 月より 輸出入申告の際に税関に提出する必要がある通関関係書類を電磁的記録により提出することを可能としており 平成 28 年 2 月時点における電磁的記録による提出の割合は 輸出が約 77% 輸入が約 71% となっている 目標 通関関係書類の電子化 ペーパーレス化の促進 通関関係書類の提出の省略 電子化又は PDF 等による提出 NACCS における貿易手続全般に係る国際物流情報プラットフォームとしての機能強化 民民間の貿易取引の電子化の推進 NACCS との連携 平成 29 年度 (2017 年度 ) の次期 NACCS 等の稼動時までの取組み 他法令手続等の電子化の推進 他法令手続等に係る電子申請率の向上に向けた施策の検討 民民間の貿易取引の電子化の推進 NACCS との連携 ( 海上運送状 保険料明細書等 ) 損害保険業務の NACCS との連携に向けた検討 通関手続に係る電子手続の原則化 通関関係書類の PDF 等の電磁的記録による提出について更なる利用促進策を検討 マニュアル申告 ( 書面による申告 ) の縮小に向けた環境整備 ( 窓口電子申告端末の増設 net-naccs の利用の慫慂等 ) 関係法令等の改正の検討 ( 原則化の対象者及び手続の範囲等 ) 参考 これまでの取組み 通関関係書類の簡素化 簡易審査扱い ( 区分 1) とされる輸出入申告の通関関係書類を原則として提出省略 ( 平成 24 年 7 月実施 ) NACCS を利用した通関関係書類の PDF 等の電磁的記録による提出 NACCS の新規業務により 通関関係書類を電磁的記録により提出することを可能 ( 平成 25 年 10 月実施 ) 他省庁の輸出入手続の NACCS との連携 医薬品医療機器等法関係手続を新たに NACCS 業務に追加 ( 平成 26 年 11 月実施 ) 15

23 3 EPA( 経済連携協定 ) の概要

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25 16 3-(1) 多角的貿易体制の発展 ~GATT から WTO へ ~ 2 大原則 最恵国待遇 : すべての加盟国に同等の貿易条件を与えること 内国民待遇 : 輸入品を国産品と同様に扱うこと 世界経済の発展 ラウンド と呼ばれるすべての加盟国が参加する貿易交渉を通じて 貿易自由化をはかることで 世界の経済発展 拡大を進める 補助金アンチ ダンピング 鉱工業品 法の支配 の確立 WTO は モノの関税率からサービス 知的財産権などの分野にルールを拡大 紛争解決手続により 各国の一方的措置を防止 農業サービス知的財産権紛争解決 環境 開発貿易円滑化 (2004~) 1948 GATT 発効 23 か国 1964~ ~ ~ ~ ケネディ ラウンド 東京ラウンド ウルグアイ ラウンド WTO 設立 ドーハ ラウンド 62か国 102か国 123か国 128か国 ( 原加盟国 ) 160か国 (2014 年 8 月現在 ) ( 出典 :WTO ホームページ )

26 自由化がより進んでいる 17 3-(2) 多角的貿易体制の発展 ~GATT から WTO へ ~ 沖縄地区税関密輸ダイヤル WTO= 世界貿易機関 (World Trade Organization) 160 の加盟国 地域で モノ サービスの貿易自由化や貿易関連のルール作り ( 知的財産のルール等 ) を行っている (2014 年 8 月現在 ) 加盟国は他の全加盟国の同種の産品について同じ関税率を適用 (= 最恵国待遇 ) 1 度の自由化で留まらず 自由化交渉 ( ラウンド ) を繰り返し実施 紛争処理システムを備える 加盟国 地域が多い 扱う分野が広い FTA= 自由貿易協定 (Free Trade Agreement) 一部の国 地域の間だけで モノ サービスの貿易をWTOよりも自由化 モノの貿易自由化 ( 関税を下げる ) モノ サービスに加え 投資の自由化 規制の緩和 制度の調和等 幅広い経済関係を強化 投資自由化 ル - ル整備 規制の緩和 制度の調和 サービス貿易の自由化 EPA= 経済連携協定 (Economic Partnership Agreement) 様々な協力

27 3-(3) 各国との交渉中 EPA の進捗状況 (2016 年 2 月時点 ) : 共同研究等 : 交渉 韓国 月 GCC( 注 1) ASEAN( 注 2) ( 投資 サービス ) カナダ 9 月 10 月 3 月 11 月 コロンビア 11 月 12 月 日中韓 5 月 3 月 EU 7 月 4 月 RCEP( 注 3) 9 月 5 月 トルコ 発効又は署名済み EPA シンガポールメキシコマレーシアチリタイインドネシアブルネイ ASEAN( 物品貿易 ) 2002 年 11 月発効 (2007 年 9 月改定 ) 2005 年 4 月発効 (2012 年 4 月改定 ) 2006 年 7 月発効 2007 年 9 月発効 2007 年 11 月発効 2008 年 7 月発効 2008 年 7 月発効 2008 年 12 月発効 フィリピンスイスベトナムインドペルー豪州モンゴル TPP ( 注 4) 2008 年 12 月発効 2009 年 9 月発効 2009 年 10 月発効 2011 年 8 月発効 2012 年 3 月発効 2015 年 1 月発効 2015 年 2 月署名 ( 未発効 ) 2016 年 2 月署名 ( 未発効 ) ( 注 1)GCC( 湾岸協力理事会 ) : アラブ首長国連邦 オマーン カタール クウェート サウジアラビア バーレーン ( 計 6 か国 );2009 年以降 交渉延期 ( 注 2)ASEAN との日 ASEAN 包括経済連携協定は 物品貿易については署名 発効済 ( インドネシアとの間では未発効 ) であるが 投資 サービスについては 2010 年から交渉中 ( 注 3)RCEP( 東アジア地域包括的経済連携 ) : ASEAN 加盟国 ( インドネシア カンボジア シンガポール タイ フィリピン ブルネイ ベトナム マレーシア ミャンマー ラオス ) 日本 中国 韓国 豪州 ニュージーランド インド ( 計 16 か国 ) ( 注 4)TPP( 環太平洋パートナーシップ ) : シンガポール ニュージーランド チリ ブルネイ 米国 豪州 ペルー ベトナム マレーシア カナダ メキシコ 日本 ( 計 12 か国 ) 18

28 3-(4) 日本の貿易総額に占める国 地域別割合 (2014 年 ) 15.5% その他 台湾 (4.3%) 香港 (2.7%) ロシア (2.3%) メルコスール (1.3%) [ うちブラジル (1.0%) アルゼンチン (0.1%)] イラン (0.4%) 南アフリカ共和国 (0.6%) 等 47.3% 交渉中 GCC(10.9%) 2009 年以降 交渉延期 中国 (20.5%) 韓国 (5.7%) EU(9.9%) トルコ (0.2%) コロンビア (0.2%) 22.3% 発効済 ASEAN(14.7%) メキシコ (1.0%) チリ (0.7%) スイス (0.7%) インド (1.0%) ペルー (0.2%) 豪州 (4.2%) (ASEAN メンバーのうち二国間 EPA も発行済の国 ) タイ (3.5%) インドネシア (2.7%) マレーシア (2.9%) ベトナム (1.8%) フィリピン (1.3%) ブルネイ (0.3%) シンガポール (1.9%) 14.9% 署名済 米国(13.3%) カナダ(1.3%) ニュージーランド(0.3%) TPP 交渉参加国 モンゴル (0.02%) 84.5% EPA 発効済 交渉段階の国 地域 参考 主要国の FTA 比率 ( 注 ) (2015 年 6 月現在発効 署名済のもの ) 日本 :22% 米国 :40% EU:30% 韓国 :62% 中国 :30% ( 注 )FTA 比率 :FTA 相手国 ( 発効済国又は署名済国 ) との貿易額が貿易総額に占める割合 ( 出典 ) 貿易額は 日本は財務省貿易統計 (2014 年 ) 他国はIMF Direction of Trade Statistics(2014 年 ) より作成 19

29 3-(5) 日 モンゴル経済連携協定 意義 貿易の拡大やエネルギー 鉱物資源分野等における投資環境の改善を通じて, モンゴルとの 戦略的パートナーシップ を一層強化 モンゴルからのエネルギー 鉱物資源の安定供給に寄与 ( 石炭, ほたる石, レアメタルを輸入 モンゴルは, 金, 銅等も産出 ) 民主化 市場経済化し, 今後も中長期的な高成長が見込まれるモンゴルの経済成長を日本の経済成長に取り込む 物品貿易, サービス, 投資, 電子商取引, 競争, 知的財産等のルールを盛り込んだ包括的な協定 モンゴルにとって初の経済連携協定 交渉の経緯 > 2009 年 6 月バヤル首相 ( 当時 ) が麻生総理 ( 当時 ) に経済連携協定の締結を要望 > 2010 年 6 月 ~2011 年 3 月官民共同研究 > 2012 年 3 月野田総理 ( 当時 ) とバトボルド首相 ( 当時 ) の日モンゴル首脳会談で交渉開始を決定 電気機械 1.8% 農林産品, 4.7% 化学工業製品 ( ゴム タイヤ含む ) 5.1% 出典 :2012 年 精密機械 1.4% その他 2.1% 一般機械 ( 建設用モンゴル 日本機械含む ) 約 399 億円 18.5% 自動車及び自動車部品 66.4% 日 モンゴル間の貿易構造 往復貿易額の約 96% を協定発効後 10 年間で関税撤廃 モンゴルは日本からの輸入額の約 96% を 10 年間で無税に (2012 年モンゴル政府統計 ) 日本はモンゴルからの輸入額の 100% を 10 年間で無税に (2012 年財務省貿易統計 ) 一般機械 ( 原動機等 ) 4.5% 繊維衣料製品 ( カシミヤ製品等 ) 15.4% 鉱物性製品 ( ほたる石等 )25.0% その他 2.0% モンゴル 日本約 19 億円 石炭 53.0% 出典 :2012 年 > 2012 年 6 月 ~2014 年 7 月 7 回の交渉会合 モンゴル政府統計 モンゴル市場へのアクセス 日本市場へのアクセス 財務省貿易統計 > 2014 年 7 月エルベグドルジ大統領の訪日時に大筋合意 > 2015 年 2 月サイハンビレグ首相の訪日時に署名 モンゴルの人口 : 約 293 万人モンゴル一人当たりGDP:3,964 米ト ルモンゴル在留登録の邦人数 :420 名在モンゴルの日本企業拠点数 :225 ( いずれも2013 年度版データ ) 日本からモンゴルへの無税輸出の割合が, 現状の総輸出額の1% 未満から, 発効後即時に約 50%,10 年間で約 96% まで拡大 鉱工業品 自動車及び自動車部品 : 主力の4500cc 以下の完成車 ( 製造後 0~3 年 ) は即時関税撤廃, 自動車部品及びその他の完成車はほとんどが10 年以内の関税撤廃 ( 総輸出額の7 割弱 ) 一般機械 : 主力の建設用機械 ( ブルドーザー等 ) の即時関税撤廃を含む10 年以内の段階的関税撤廃 ( 総輸出額の20% 弱 ) 農林水産品 切り花, 果実, 味噌 醤油等 : 即時撤廃又は段階的関税撤廃 その他 清酒及び焼酎 : 即時関税撤廃 鉱工業品ほぼ全ての品目について即時関税撤廃又は 10 年以内の段階的関税撤廃 農林水産品 一部の牛肉調製品等 : 関税割当 ペットフード : 即時関税撤廃又は 10 年以内の段階的関税撤廃 20

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31 4 TPP( 環太平洋パートナーシップ ) 協定の概要

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33 4-(1) TPP 協定交渉の経緯 2010 年 3 月ニュージーランド シンガポール チリ ブルネイ (P4 協定加盟 4 カ国 ) 米 豪 ペルー ベトナムの 8 か国で交渉開始 10 月マレーシアが交渉参加 ( 計 9 カ国に ) 2011 年 11 月 APEC 首脳会議 TPP 首脳会合 ( 於 : ホノルル ) 2012 年 11 月メキシコ カナダが交渉参加 2013 年 2 月日米首脳会談 : 日米の共同声明を発出 3 月安倍総理 交渉参加 表明 7 月日本が交渉参加 ( 於 : マレーシア ) 8 月 TPP 閣僚会合 ( 於 : ブルネイ ) 10 月 TPP 首脳会合 閣僚会合 ( 於 : バリ ) 12 月 TPP 閣僚会合 ( 於 : シンガポール ) 2014 年 2 月 TPP 閣僚会合 ( 於 : シンガポール ) 4 月日米首脳会談 閣僚協議 ( 於 : 東京 ) 5 月 TPP 閣僚会合 ( 於 : シンガポール ) 10 月 TPP 閣僚会合 ( 於 : シドニー ) 11 月 TPP 首脳会合 閣僚会合 ( 於 : 北京 ) 2015 年 4 月日米閣僚協議 ( 於 : 東京 ) 日米首脳会談 ( 於 : ワシントン ) 7 月 TPP 閣僚会合 ( 於 : ハワイ ) 9 月 -10 月 TPP 閣僚会合 ( 於 : アトランタ ) 大筋合意 [ 内閣官房作成資料 ] 21

34 22 4-(2) TPP 協定の意義 <10 月 5 日 アトランタでの TPP 閣僚会合にて大筋合意 > [ 内閣官房作成資料 ] 21 世紀のアジア太平洋にフェアでダイナミックな 一つの経済圏 を構築する試み 世界の GDP の約 4 割 人口の 1 割強を占める巨大な経済圏 TPP によりわが国の FTA カバー率は 22.3% から 37.2% に拡大 物品関税だけではなく サービス 投資の自由化を進め さらには知的財産 電子商取引 国有企業など幅広い分野 ( 前文 +30 章 ) で新しいルールを構築

35 4-(3) TPP 協定の効果 [ 内閣官房作成資料 ] 農産品の重要 5 品目を中心に関税撤廃の例外を数多く確保しつつ 全体では高いレベルの自由化 自動車や自動車部品 家電 産業用機械 化学をはじめ 我が国の輸出を支える工業製品について 11 カ国全体で 99.9% の品目の関税撤廃を実現 サービス 投資等の分野で 中小企業も含めたわが国企業の海外展開を促進するルール 約束を数多く実現 < 投資 > 投資先の国が 投資企業に対し技術移転等を要求することを禁止 < 貿易円滑化 > 急送貨物の迅速な税関手続を確保するため 6 時間以内の引取 を明記 関税分類等に関する事前教示制度を義務付け < ビジネス関係者の一時的入国 > 多くの国で 滞在可能期間の長期化 家族の帯同許可等を実現 < 電子商取引 > デジタル コンテンツへの関税賦課禁止 ソースコード ( ソフトウエアの設計図 ) の移転 アクセス要求の禁止 < 知的財産 > 模倣 偽造品等に対する厳格な規律 地理的表示の保護を規定 原産地規則の完全累積制度の実現により 中間財等を生産する中堅 中小企業も 我が国に居ながらにしての海外展開が可能 23

36 4-(4) TPP 協定の概要 前文に加え 以下の 30 章で構成 [ 内閣官房作成資料 ] (1) 冒頭の規定及び一般的定義 TPP 協定が締約国間のその他の国際貿易協定と共存することができることを認める また 本協定の二以上の章において使用される用語の定義を定める (2) 内国民待遇及び物品の市場アクセス物品の貿易に関して 関税の撤廃や削減の方法等を定めるとともに 内国民待遇など物品の貿易を行う上での基本的なルールを定める (3) 原産地規則及び原産地手続 関税の減免の対象となる TPP 域内の原産品 (=TPP 域内で生産された産品 ) として認められるための要件や証明手続等について定める (4) 繊維及び繊維製品 繊維及び繊維製品の貿易に関する原産地規則及び緊急措置等について定める (5) 税関当局及び貿易円滑化 税関手続の透明性の確保や通関手続の簡素化等について定める (6) 貿易救済 ある産品の輸入が急増し 国内産業に被害が生じたり そのおそれがある場合 国内産業保護のために当該産品に対して 一時的にとることのできる緊急措置 ( セーフガード措置 ) 等について定める (7) 衛生植物検疫 (SPS) 措置 食品の安全を確保したり 動物や植物が病気にかからないようにするための措置の実施に関するルールについて定める (8) 貿易の技術的障害 (TBT) 安全や環境保全等の目的から製品の特性やその生産工程等について 規格 が定められることがあるところ これが貿易の不必要な障害とならないように ルールを定める (9) 投資 投資家間の無差別原則 ( 内国民待遇 最恵国待遇 ) 投資に関する紛争解決手続等について定める (10) 国境を超えるサービスの貿易内国民待遇, 最恵国待遇, 市場アクセス ( 数量制限等 ) に関するルールを定める (11) 金融サービス 金融分野の国境を越えるサービスの提供について 金融サービス分野に特有の定義やルールを定める (12) ビジネス関係者の一時的な入国ビジネス関係者の一時的な入国の許可 要件及び手続等に関するルール及び各締約国の約束を定める (13) 電気通信 電気通信サービスの分野について 通信インフラを有する主要なサービス提供者の義務等に関するルールを定める (14) 電子商取引 電子商取引のための環境 ルールを整備する上で必要となる原則等について定める (15) 政府調達 中央政府や地方政府等による物品 サービスの調達に関して 内国民待遇の原則や入札の手続等のルールについて定める (16) 競争政策 (17) 国有企業及び指定独占企業 (18) 知的財産 (19) 労働 (20) 環境 競争法の整備と締約国間 競争当局間の協力等について定める 国有企業と民間企業の競争条件の平等を確保する国有企業の規律について定める 特許権, 商標権, 意匠権, 著作権, 地理的表示等の知的財産の十分で効果的な保護 権利行使手続等について定める 貿易や投資の促進のために労働基準を緩和すべきでないこと等について定める 貿易や投資の促進のために環境基準を緩和しないこと等を定める (21) 協力及び能力開発 協定の合意事項を履行するための国内体制が不十分な国に 技術支援や人材育成を行うこと等について定める (22) 競争力及びビジネスの円滑化サプライチェーンの発展及び強化 中小企業のサプライチェーンへの参加を支援すること等について定める (23) 開発 開発を支援するための福祉の向上等や 女性の能力の向上 開発に係る共同活動等について定める (24) 中小企業 中小企業のための情報 中小企業が TPP 協定による商業上の機会を利用することを支援する方法を特定すること等を定める (25) 規制の整合性 加盟国毎に複数の分野にまたがる規制や規則の透明性を高めること等を規定する (26) 透明性及び腐敗行為の防止 (27) 運用及び制度に関する規定 (28) 紛争解決 (29) 例外 (30) 最終規定 協定の透明性 腐敗行為の防止のために必要な措置等に関するルールに関わる事項等を定める 協定の実施 運用等に関するルールなど協定全体に関わる事項等を定める 協定の解釈の不一致等による締約国間の紛争を解決する際の手続について定める 締約国に対する TPP 協定の適用の例外が認められる場合について定める TPP 協定の改正 加入 効力発生 脱退等の手続 協定の正文等について定める 24

37 4-(5) TPP 原産地規則の概要 TPP における関税の特恵待遇 (TPP 税率 ) は TPP 原産品 に対してのみ適用される TPP 原産地規則章では TPP 原産品 の定義 ( 原産地基準 ) や TPP 税率の申告手続 ( 原産地手続 ) 等を定めており (1) セクション A( 原産地基準 ) (2) セクション B( 原産地手続 ) 及び (3) 品目別規則 (PSR: Product Specific Rule) から構成されている セクション A( 原産地基準 ) TPP 原産品 1 完全生産品 2 原産材料のみから生産される産品 又は 3PSR を満たす産品 ( 産品に応じて関税分類変更基準や付加価値基準等 ) のいずれかを満たす産品は TPP 原産品となる 累積 原産材料の累積 ( モノの累積 ) のほか 生産行為の累積も認められている ( 域内他国の原産品や生産行為を自国の原産材料や生産行為とみなす ) セクション B( 原産地手続 ) 特恵要求手続 ( 証明手続 ) 事業者 ( 輸入者 輸出者又は生産者 ) 自らが原産品申告書を作成することができる自己申告制度が採用されている 確認手続 ( 検証 ) 輸入国税関は 輸入された産品が原産品であるかどうかを確認するため 1 輸入者への情報提供の要請 2 輸出者 生産者への情報提供の要請 又は 3 それらの施設への訪問 を行うことができる ( 輸入国税関による直接的な検証 ) また 輸入国から要請があった場合には 輸出国政府による検証の支援 ( 協力 ) も可能 品目別規則 (PSR) それぞれの産品に応じた関税分類変更基準や付加価値基準等の原産地基準 ( 原産品となるための要件 ) が設定されている 繊維及び繊維製品については 別途 繊維章において原産地基準等が設けられている 25

38 4-(6) TPP 原産地規則の概要 ( つづき ) TPP 協定が 2015 年 10 月に大筋合意された 第 3 章. 原産地規則及び原産地手続 輸入される産品について 関税の撤廃 引下げの関税上の特恵待遇の対象となる TPP 域内の原産品として認められるための要件及び特恵待遇を受けるための証明手続等を定める 本章のルールにより 例えば以下のようなメリットが考えられる ( 参考 ) 完全累積制度 概念図 (1) TPP 特恵税率の適用が可能な 12 か国内の原産地規則の統一 ( 事業者の制度利用負担の緩和 ) (2) 輸出者 生産者又は輸入者自らが原産地証明書を作成する制度の導入 ( 貿易手続の円滑化 ) (3) 完全累積制度の実現 TPP 協定においては 複数の締約国において付加価値 加工工程の足し上げを行い 原産性を判断する完全累積制度を採用 日本が締結済みの EPA においても メキシコ ペルー等で完全累積制度を採用している 出所 : 内閣官房ホームページ 環太平洋パートナーシップ協定 (TPP 協定 ) の概要 ( 内閣官房 TPP 政府対策本部作成資料 ) (4) 広域 FTA 化による原産品輸送の容易化 ( 立証負担の緩和 ) 二国間のFTAにおいては 産品の輸送の際に第三国を経由した場合には 当該貨物の原産性が維持されているか否かについて輸入国税関に対し立証する負担がある 一方で TPPは全ての締約国を一つの領域とみなす広域 FTAであり 全ての締約国の領域内を移動する限りにおいては 貨物の原産性が維持されることになる 26

39 27 4-(7) ( 参考 ) 総合的な TPP 関連政策大綱 世界のGDPの約 4 割 (3,100 兆円 ) という かつてない規模の経済圏をカバーした経済連携 人口 8 億人という巨大市場が創出される TPPはアベノミクスの 成長戦略の切り札 となるもの 本政策大綱は TPPの効果を真に我が国の経済再生 地方創生に直結させるために必要な政策 及び総合的なTPP 関連政策大綱 TPPの影響に関する国民の不安を払拭する政策の目標を明らかにするもの 本大綱に掲げた主要施策については 既存施策を含め不断の点検 見直しを行う また 農林水産業の成長産業化を一層進めるために必要な戦略 さらに 我が国産業の海外展開 事業拡大や生産性向上を一層進めるために必要となる政策については 28 年秋を目途に政策の具体的内容を詰める 本大綱と併せ TPPについて国民に対する正確かつ丁寧な説明 情報発信に努め TPPの影響に関する国民の不安 懸念を払拭することに万全を期す 新輸出大国グローバル ハブ ( 貿易 投資の国際中核拠点 ) 農政新時代 <TPP の活用促進 > 1 丁寧な情報提供及び相談体制の整備 TPP の普及 啓発 中堅 中小企業等のための相談窓口の整備 2 新たな市場開拓 グローバル バリューチェーン構築支援 中堅 中小企業等の新市場開拓のための総合的支援体制の抜本的強化 ( 新輸出大国 コンソーシアム ) コンテンツ サービス 技術等の輸出促進 農林水産物 食品輸出の戦略的推進 インフラシステムの輸出促進 海外展開先のビジネス環境整備 <TPP を通じた 強い経済 の実現 > 1 TPP による貿易 投資の拡大を国内の経済再生に直結させる方策 イノベーション 企業間 産業間連携による生産性向上促進 対内投資活性化の促進 2 地域の 稼ぐ力 強化 地域の関する情報発信 地域リソースの結集 ブランド化 < 食の安全 知的財産 > 輸入食品監視指導体制強化 原料原産地表示 特許 商標 著作権関係について必要な措置 著作物等の利用円滑化等 < 農林水産業 > 1 攻めの農林水産業への転換 ( 体質強化対策 ) 次世代を担う経営感覚に優れた担い手の育成 国際競争力のある産地イノベーションの促進 畜産 酪農収益力強化総合プロジェクトの推進 高品質な我が国農林水産物の輸出等需要フロンティアの開拓 合板 製材の国際競争力の強化 持続可能な収益性の高い操業体制への転換 消費者との連携強化 規制改革 税制改正 2 経営安定 安定供給のための備え ( 重要 5 品目関連 ) 米 ( 政府備蓄米の運営見直し ) 麦 ( 経営所得安定対策の着実な実施 ) 牛肉 豚肉 乳製品 ( 畜産 酪農の経営安定充実 ) 甘味資源作物 ( 加糖調製品を調整金の対象 )

40 28 4-(8) ( 参考 ) 中堅 中小企業をはじめとする産業界への情報提供 JETRO 中小企業基盤整備機構 商工会 商工会議所 よろず支援拠点等の各地の支援機関等が協力した全国各地での説明会の開催や TPP 情報のポータルサイトの設置 TPP を活用したビジネス展開の際の手引書や原産地性の自己証明の手続きに関するガイドラインの整備等により 丁寧な情報提供を行う 基礎的情報提供 活用フェーズの情報提供 原産地規則に係る情報提供 証明書作成支援 TPP 1. 概要 2. 関税分野の大筋合意の概要 3. 原産地規則分野の大筋合意の概要 経済連携協定 (EPA) になじみのない事業者等に対して情報提供を行う TPP を活用しようとする事業者に対して 具体的ビジネス展開や関税メリットについての情報提供を行う TPP を利用して輸出する中堅 中小企業等に対し 原産地証明書の作成を支援する 説明会の開催 ポータルサイトの設置等 TPP を活用したビジネス展開の手引き書の作成等 説明会の開催 ガイドラインの整備等

41 4-(9) ( 参考 ) 中堅 中小企業のための相談体制の整備 TPP の内容や活用方策に関する相談窓口を整備するとともに 各地の支援機関との連携を図り 全国各地での相談体制の整備 強化を行う 相談窓口の設置 連携 TPP の内容や活用方法 ( 原産地規則に関する内容を含む ) に関する相談に対応 各地の支援機関と連携を図り 全国の中堅 中小企業に対してきめ細かに相談に応じる体制を整備 JETRO 商工会議所 全国の中堅 中小企業による TPP のメリットを最大限活用した事業展開を後押し 経済産業省 ( 地方経済産業局 ) 商工会連合会 ( 商工会 ) 中小企業基盤整備機構 よろず支援拠点 等 税関でも体制を整備し 原産地規則に関する輸出入者からの照会に迅速 適切に対応 29

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43 5 関税法等の改正

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45 30 5-(1) 平成 28 年度関税法等改正について 平成 27 年 12 月 16 日 関税 外国為替等審議会答申 平成 28 年度における関税率及び関税制度の改正について 平成 27 年 12 月 24 日 平成 28 年度税制改正の大綱 閣議決定 平成 28 年 2 月 9 日 これらを踏まえて策定した 関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案 を第 190 回国会 ( 通常国会 ) に提出 同年 3 月 29 日に成立し 翌 4 月 1 日より施行 平成 28 年度税制改正の大綱 ( 抄 ) 平成 27 年 12 月 24 日閣議決定 七関税 1 暫定税率の適用期限の延長等 (1) 平成 28 年 3 月 31 日に適用期限の到来する暫定税率 (431 品目 ) について その適用期限を平成 29 年 3 月 31 日まで延長する (2) 平成 28 年 3 月 31 日に適用期限の到来する特別緊急関税制度及び牛肉 豚肉に係る関税の緊急措置 ( 牛肉の発動基準数量の算定基礎の特例を含む ) について その適用期限を平成 29 年 3 月 31 日まで延長する 2 個別品目の関税率の見直し (1) 義務教育学校制度の施行に伴い 給食に使用される脱脂粉乳に対する関税減税措置の対象に 義務教育学校を追加する (2) バイオエタノールの暫定税率を無税とする (3) その他所要の措置を講ずる 3 輸出入してはならない貨物 への営業秘密侵害品の追加 4 輸出入申告官署の自由化等 5 HS 条約 2017 年改正に対応するための関税率表の改訂 6 納税環境整備等 (1) 納税環境整備に係る内国税の規定を踏まえ 郵便又は信書便によりの税申告書等が提出された場合の発信主義の適用等に係る規定を整備する (2) 行政不服審査法の改正を踏まえ 関税等不服審査会への諮問事項を追加する

46 5-(2) 平成 28 年度関税改正項目 (1) 暫定税率の適用期限の延長等 平成 28 年 3 月 31 日に適用期限の到来する暫定税率 (431 品目 ) 並びに特別緊急関税制度及び牛肉 豚肉に係る関税の緊急措置 ( 牛肉の発動基準数量の算定基礎の特例を含む ) について これらの適用期限を 1 年延長する (2) 個別品目の関税率の見直し 義務教育学校制度の施行に伴う 給食に使用される脱脂粉乳に対する関税減税措置の対象への義務教育学校の追加 バイオエタノールの暫定税率を無税とすること等の所要の措置を講ずる (3) 輸出入をしてはならない貨物への営業秘密侵害品の追加 企業から不正に流出した技術により生産された物 ( 営業秘密侵害品 ) を 関税法上の水際取締りの対象とする (4) 輸出入申告官署の自由化等 輸出入しようとする貨物が置かれている場所を所轄する税関官署に対して輸出入申告を行う原則は維持しつつ AEO ( 認定事業者 ) のうち輸出入者及び通関業者等については いずれの税関官署に対しても輸出入申告を行うことを可能とする これに伴い 通関業者の業務を各税関の管轄区域内に制限する規定を廃止する また 昨今の通関手続を取り巻く環境の変化等に対応するため 通関業制度の見直しを行う (5)HS 条約 2017 年改正に対応するための関税率表の改訂 平成 29 年 1 月 1 日から適用される HS 条約 ( 商品の名称及び分類についての統一システムに関する国際条約 ) の改正に伴い 関税率表の改訂を行う (6) 納税環境整備等 納税環境整備に係る内国税の規定を踏まえ 郵便又は信書便により納税申告書等が提出された場合の発信主義の適用に係る規定 延滞税の免除及び計算日数の見直しに係る規定 加算税制度の見直しに係る規定を整備するほか 行政不服審査法の改正を踏まえ 関税等不服審査会への諮問事項を追加する 施行日 : 平成 28 年 4 月 1 日 ( 注 ) 上記のうち (3) については平成 28 年 6 月 1 日 (4) については公布の日から 2 年以内で政令で定める日 (5) 並びに (6) の延滞税の計算日数及び加算税制度の見直しに係る規定については平成 29 年 1 月 1 日 31

47 32 5-(3) 輸出入申告官署の自由化にかかる改正のポイント 輸出申告の特例 特定輸出者 (AEO 輸出者 ) 特定委託輸出者 ( 輸出通関手続を AEO 通関業者に委託した者 ) 特定製造貨物輸出者 (AEO 製造者が製造する貨物を輸出する者 ) が いずれかの税関長に対して輸出申告をすることができる旨を規定 ( 関税法第 67 条の 3) 輸入申告の特例 特例輸入者 (AEO 輸入者 ) 特例委託輸入者 ( 輸入通関手続を AEO 通関業者に委託した者 ) が いずれかの税関長に対して輸入申告をすることができる旨を規定 ( 関税法第 67 条の 19) 貨物の検査に係る権限の委任 税関長は 申告に係る貨物が他の税関長の所属する税関の管轄区域内にある場合で 検査を行う必要があると認めるときは 当該他の税関長に対し検査に係る権限を委任することができる旨を規定 ( 関税法第 68 条の 2) 税関における 審確 ( 審検 ) 分離 の処理体制 施行期日 輸出入申告官署の自由化 通関業法改正に伴う規定は公布の日から二年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する旨を規定 ( 改正法附則第 1 条 ) 平成 29 年度の NACCS 更改時とし 十分な周知期間を設ける

48 5-(4) 通関業制度の見直し概要 営業区域制限 営業区域外の税関官署への輸出入申告を可能とするため 営業区域制限を廃止する 併せて需給調整条項を廃止する 通関業の許可権者 営業区域制限の廃止に伴い全国で通関業務を行うことが可能となるため 通関業の許可権者を財務大臣とする 営業所の新設 AEO 通関業者による営業所の新設を ( 許可制ではなく ) 届出制とする 地位の承継 合併等があった際 税関長の承認を受けて 通関業者及びAEO 通関業者としての地位の承継を可能とする 通関業務料金の最高額の定め等 財務大臣が通関業務料金の額について必要な定めをすることができる旨の規定を廃止する 通関業務料金の額の掲示義務については 依頼者の保護の観点から維持する 通関士の設置 地域限定の条件付で通関士の設置義務が免除されていた通関業者であっても 今後 通関士を設置することとする ただし 猶予期間 ( 施行の日から5 年間 ) を設ける 一方で 営業所における 専任の通関士 の設置義務を廃止する 営業報告書 簡素化 合理化等必要な見直しを行う ( 報告書様式の変更 ) 業務改善命令 通関業者の業務が適正に行われていない場合 業務の改善を命ずることを可能とする 欠格事由等 申請者が暴力団員等に該当する場合を通関業の許可の欠格事由等として明文化する 罰則 物価上昇等に伴う可罰効果の減少に対応するため 罰金刑の水準の見直しを行う 33

49 6 貿易動向

50

51 34 6-(1) 全国の貿易統計 (1973 年から 2015 年までの貿易額 ) 輸出総額 輸入総額 輸出総額 輸入総額 70 海上輸出 海上輸入 航空輸出 航空輸入 海上輸入 航空輸出 海上輸出 10 ( 兆円 ) 航空輸入

52 35 6-(2) 全国の貿易統計 ( 概況 ) 平成 27 年分 金 額 伸 率 輸 出 75 兆 6,139 億円 103.4% 輸 入 78 兆 4,055 億円 91.3% 差 引 2 兆 7,916 億円の入超 ( 前年は12 兆 8,160 億円の入超 ) ( 増減 伸率は対前年比 ) ( 兆円 ) 輸出輸入差引 輸出 輸入 差引

53 差引額 ( 億円 ) 輸出入額( 億円 ) 36 6-(3) 全国の貿易動向 2.6 兆円 6.9 兆円 11.5 兆円 12.8 兆円 2.8 兆円 20,000 上半期 ( 1.0 兆円 ) 下半期 ( 1.6 兆円 ) 上半期 ( 2.9 兆円 ) 下半期 ( 4.0 兆円 ) 上半期 ( 4.8 兆円 ) 下半期 ( 6.7 兆円 ) 上半期 ( 7.6 兆円 ) 下半期 ( 5.2 兆円 ) 上半期 ( 1.7 兆円 ) 下半期 ( 1.1 兆円 ) 10,000-10, ,000 震災 -30, 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 90,000 80,000 輸出 輸入 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 震災 20, 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年

54 37 6-(4) 参考貿易統計 ( 全国 ) のポイント 貿易統計 ( 平成 27 年 : 速報 ) のポイント 総額 伸率及び増減はすべて前年比 地域別 伸率及び増減はすべて前年比 輸出額 : 75 兆 6,316 億円 ( 伸率 :+ 3.5%) 3 年連続の増加 輸入額 : 78 兆 4,637 億円 ( 伸率 : 8.7%) 6 年ぶりの減少 差引額 : 2 兆 8,322 億円 ( 伸率 : 77.9%) 5 年連続の赤字 輸出額 ( 億円 ) 平成 21 年 541, , , 年 673, , , 年 655, , , 年 637, , , 年 697, , , ( 注 ) 差引額の前年比伸率の は 赤字幅の縮小率を示す 26 年 730, , , 年 (P) 756, , , (P): 速報値 参考 数量指数伸率 : 輸出 1.0% 輸入 2.8% 主要増減品目 輸入額 伸率 % ( 億円 ) 伸率 % ( 平成 23 年以降で初めての赤字幅縮小 ) 差引額 ( 億円 ) 伸率 % 為替レート ( 米ドル ) ( 税関長公示レート ) 円 / ト ル変化率 (%) ( 輸出 ) ( 輸入 ) 品 目 名 伸率 % 寄与度 品 目 名 伸率 % 寄与度 総額 (75 兆 6,316 億円 ) 総額 (78 兆 4,637 億円 ) 自動車 (12 兆 468 億円 ) 原粗油 (8 兆 1,836 億円 ) 有機化合物 (2 兆 1,185 億円 ) 液化天然ガス (5 兆 5,374 億円 ) 鉄鋼 (3 兆 6,683 億円 ) 石油製品 (1 兆 8,229 億円 ) 対米国 輸出額 : 15 兆 2,249 億円 ( 伸率 :+11.5%) 4 年連続の増加輸入額 : 8 兆 532 億円 ( 伸率 :+ 6.8%) 6 年連続の増加差引額 : 7 兆 1,717 億円 ( 伸率 :+17.4%) 2 年ぶりの増加 ( 輸出 ) ( 輸入 ) 品目名伸率 % 寄与度品目名伸率 % 寄与度 総額 (15 兆 2,249 億円 ) 総額 (8 兆 532 億円 ) 自動車 (4 兆 3,863 億円 ) 原動機 (5,253 億円 ) 原動機 (8,274 億円 ) 航空機類 (5,540 億円 ) 医薬品 (1,491 億円 ) 医薬品 (4,421 億円 ) 対 EU 輸出額 : 7 兆 9,853 億円 ( 伸率 :+ 5.3%) 3 年連続の増加輸入額 : 8 兆 6,241 億円 ( 伸率 :+ 5.6%) 過去最大の輸入額差引額 : 6,388 億円 ( 伸率 :+ 9.5%) 4 年連続の赤字 ( 輸出 ) ( 輸入 ) 品 目 名 伸率 % 寄与度 品 目 名 伸率 % 寄与度 総額 (7 兆 9,853 億円 ) 総額 (8 兆 6,241 億円 ) 自動車 (1 兆 2,407 億円 ) 医薬品 (1 兆 7,133 億円 ) 自動車の部分品 (4,251 億円 ) 有機化合物 (4,835 億円 ) 船舶 (831 億円 ) 航空機類 (1,011 億円 )

55 6-(5) 参考貿易統計 ( 全国 ) のポイント 地域別 対アジア ( 含中国 ) 輸出額 : 40 兆 3,428 億円 ( 伸率 :+ 2.1%) 3 年連続の増加輸入額 : 38 兆 3,827 億円 ( 伸率 : 0.6%) 6 年ぶりの減少差引額 : 1 兆 9,601 億円 ( 伸率 :+117.8%) 5 年ぶりの増加 ( 輸出 ) ( 輸入 ) 品 目 名 伸率 % 寄与度 品 目 名 伸率 % 寄与度 総額 (40 兆 3,428 億円 ) 総額 (38 兆 3,827 億円 ) 半導体等電子部品 (3 兆 3,764 億円 ) 液化天然ガス (1 兆 7,507 億円 ) 鉱物性燃料 (7,915 億円 ) 石油製品 (8,437 億円 ) 鉄鋼 (2 兆 6,060 億円 ) 原粗油 (3,137 億円 ) 対中東 輸出額 : 3 兆 1,673 億円 ( 伸率 :+ 6.0%) 4 年連続の増加輸入額 : 9 兆 5,703 億円 ( 伸率 : 39.5%) 6 年ぶりの減少差引額 : 6 兆 4,029 億円 ( 伸率 : 50.1%) 2 年連続の赤字幅縮小 ( 輸出 ) ( 輸入 ) 品 目 名 伸率 % 寄与度 品 目 名 伸率 % 寄与度 総額 (3 兆 1,673 億円 ) 総額 (9 兆 5,703 億円 ) 自動車 (1 兆 8,722 億円 ) 原粗油 (6 兆 6,836 億円 ) 鉄鋼 (1,839 億円 ) 液化天然ガス (1 兆 4,451 億円 ) 建設用 鉱山用機械 (460 億円 ) 液化石油ガス (4,213 億円 ) 対中国 輸出額 : 13 兆 2,292 億円 ( 伸率 : 1.1%) 3 年ぶりの減少輸入額 : 19 兆 4,203 億円 ( 伸率 : + 1.3%) 過去最大の輸入額差引額 : 6 兆 1,911 億円 ( 伸率 : + 6.8%) 過去最大の赤字 ( 輸出 ) ( 輸入 ) 品 目 名 伸率 % 寄与度 品 目 名 伸率 % 寄与度 総額 (13 兆 2,292 億円 部分品 ) 総額 (19 兆 4,203 億円 ) 完成品 通信機 (3,085 億円 ) 通信機 (2 兆 2,705 億円 ) 自動車 (5,003 億円 ) 金属製品 (6,661 億円 ) 有機化合物 (7,320 億円 ) 電算機類 ( 含周辺機器 )(1 兆 4,870 億円 ) ( 兆円 ) 輸出入 差引額 : 地域別構成 対アジア ( 中国除く ) 輸出額 : 27 兆 1,137 億円 ( 伸率 :+ 3.7%) 3 年連続の増加輸入額 : 18 兆 9,624 億円 ( 伸率 : 2.5%) 6 年ぶりの減少差引額 : 8 兆 1,513 億円 ( 伸率 :+21.8%) 5 年ぶりの増加 ( 輸出 ) ( 輸入 ) 品 目 名 伸率 % 寄与度 品 目 名 伸率 % 寄与度 総額 (27 兆 1,137 億円 ) 総額 (18 兆 9,624 億円 ) 自動車 (1 兆 2,728 億円 ) 液化天然ガス (1 兆 7,507 億円 ) 半導体等電子部品 (2 兆 3,823 億円 ) 石油製品 (8,222 億円 ) 鉱物性燃料 (6,900 億円 ) 原粗油 (3,115 億円 ) 輸出額輸入額差引額 ( 収支 ) 米国 EU 中国その他アジア中東その他 38

56 6-(6) ( 参考 ) 地域別輸出額 ( 平成 27 年 全国 ) * 財務省貿易統計より 39

57 6-(7) ( 参考 ) 品目別輸出額 ( 平成 27 年 全国 ) * 財務省貿易統計より 40

58 6-(8) ( 参考 ) 地域別輸入額 ( 平成 27 年 全国 ) 41

59 6-(9) ( 参考 ) 品目別輸入額 ( 平成 27 年 全国 ) 42

60 43 6-(10) 税関における収納額等の推移 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) の税関における収納額は 約 8.9 兆円であり 前年度より増加 ( 前年度比 36.7% 増 ) 内訳は 消費税及び地方消費税 (6.6 兆円 ) その他内国消費税 (1.2 兆円 ) 関税 (1.1 兆円 ) 等となっている 税関における収納額は 租税及び印紙収入 ( 国税 ) の約 15.4% に相当し 重要な役割を担っている

61 (%) (11) 参考平均関税負担率 ( 関税収入額 / 輸入額 ) の推移 1.5 H26 : 1.3% H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 ( 注 ) 関税収入額 : 一般会計決算ベース 輸入額 : 貿易統計 44

62 レーシ効EPA6-(12) 参考輸入額 関税収入額の推移 ( 億円 ) ( 兆円 ) 90 輸入総額 ( 左軸 ) 関税収入額 ( 右軸 ) 16, H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 15,000 14,000 13,000 12,000 11,000 10,000 9,000 8,000 7,000 ウルグアイ ラウンド合意によるステージング期間 ( 農産品 ) ( 注 ) 関税収入額 : 一般会計決算ベース 輸入額 : 貿易統計 ンキガシドシポールメコマリンセイン州ドアスネアインイタシイ豪アスベブルィネムペイア( 億円 ) チルーフトナリピン発( 注 ) 矢印は発効年度を示す 45

63 46 ( 億円 ) 7,000 6-(13) 管内の貿易統計 (1973 年から 2015 年までの貿易額 ) 輸出総額 輸入総額 6,000 海上輸出 海上輸入 5,000 航空輸出 航空輸入 4,000 3,000 2,000 1,

64 47 6-(14) 管内の貿易統計 ( 概況 ) 平成 27 年分 金 額 伸 率 輸 出 427 億 85 百万円 53.1% 輸 入 2,673 億 46 百万円 70.2% 差 引 2,245 億 62 百万円の入超 ( 前年は2,999 億 95 百万円の入超 ) ( 増減 伸率は対前年比 ) ( 億円 ) 5,000 輸出輸入差引 4,000 3,000 2,000 1, ,000-2,000-3,000-4, 輸出 , 輸入 1,963 2,044 1,773 2,075 1,859 2,100 2,410 1,981 2,637 1,823 2,080 2,697 3,360 3,100 3,806 2,673 差引 -1,586-1,748-1,394-1,280-1,111-1,320-1,297-1,385-1,826-1,346-1,259-2,122-2,554-2,266-3,000-2,246

65 ( 億円 ) 48 6-(15) 管内の貿易動向 1,346 億円 1,259 億円 2,122 億円 2,554 億円 2,266 億円 3,000 億円 2,246 億円 差引額 ( 億円 ) 輸出入額上半期 ( 636 億円 ) 下半期 ( 710 億円 ) 上半期下半期 ( 662 億円 ) ( 597 億円 ) 上半期 ( 1,173 億円 ) 下半期 ( 949 億円 ) 上半期下半期 ( 1,470 億円 ) ( 1,084 億円 ) 上半期 ( 806 億円 ) 下半期 ( 1,460 億円 ) 上半期下半期 ( 1,675 億円 ) ( 1,325 億円 ) 上半期下半期 ( 1,045 億円 ) ( 1,201 億円 ) 震災 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 震災 輸出 輸入 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年

66 49 6-(16) 管内の貿易統計 (2015 年 (H27 年 ) 輸出動向 ) 石油製品 輸送用機器 電気機器が減少し 輸出額は 2 年連続で減少

67 50 6-(17) 管内の貿易統計 (2015 年 (H27 年 ) 輸入動向 ) 原粗油 再輸入品 電気機器が減少し 輸入額は 2 年ぶりの減少

68 51 6-(18) 那覇空港貨物 ( 貨物総取扱量 ) ( トン ) 200, , ,000 空港別貨物総取扱量 ( 平成 27 年 単位 : 千トン ) 1 位成田 2, 位関空 位羽田 位那覇 位中部 位福岡 , , ,000 80,000 60,000 40,000 20, 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 貨物総取扱量 140, , , , ,431

69 6-(19) 管内の貿易統計 ( 那覇空港の輸出動向 ) 52

70 6-(20) 那覇空港貨物の推移 ( 輸出 通過貨物別取扱量 ) 53

71 6-(21) 管内の貿易統計 ( 那覇空港の輸入動向 ) 54

72 6-(22) 那覇空港貨物の推移 ( 輸入 通過貨物別取扱量 ) 55

73 56 6-(23) 管内の貿易統計 ( 沖縄県産のビールの輸出動向 ) 2015 年は 数量 (2,489KL) 金額 (3 億 81 百万円 ) ともに過去最高 台湾 アメリカ向けが急増 数量 (KL) 3,000 輸出数量 金額の推移 金額 ( 百万円 ) 600 国別輸出額シェア (2015 年 ) 金額 数量 2, , オーストラリア 4.0% その他 8.9% 381 香港 1, % 台湾 % 1, アメリカ合 衆国 27.6%

74 57 6-(24) 管内の貿易統計 ( 沖縄県産の豚肉の輸出動向 ) 2015 年は 金額 (49 百万円 ) が過去最高 輸出国は香港のみ 数量 (KG) 48,000 輸出数量 金額の推移 金額 ( 百万円 ) 80 国別輸出額シェア (2015 年 ) 金額 数量 36, , 香港 % 12,

75 58 6-(25) 管内の貿易統計 ( 沖縄県産の牛肉の輸出動向 ) 2015 年は 金額 (87 百万円 ) が過去最高 香港向け輸出増加 数量 (KG) 輸出数量 金額の推移 金額 ( 百万円 ) 100 タイ 国別輸出額シェア (2015 年 ) 金額 1.7% 数量 シンガポール 6.5% 香港 91.8%

76 59 6-(26) 管内の貿易統計 ( 沖縄県産の砂糖の輸出動向 ) 2015 年は 数量 (70MT) 金額 (37 百万円 ) ともに過去最高 健康ブームの香港 台湾を中心にアジア地域へ輸出 数量 (MT) 80 金額 数量 輸出数量 金額の推移 金額 ( 百万円 ) 国別輸出額シェア (2015 年 ) その他 3.2% 台湾 37.6% 香港 %

77 60 6-(27) 管内の貿易統計 ( 沖縄県産の塩の輸出動向 ) 2015 年は 数量 (47MT) 金額 (13 百万円 ) ともに減少 近年 台湾向けは増加 数量 (MT) 金額 数量 輸出数量 金額の推移 19 金額 ( 百万円 ) 国別輸出額シェア その他 1.8% (2015 年 ) 香港 % 台湾 65.8%

78 61 6-(28) 管内の貿易統計 ( 那覇空港における食料品の輸出 ) 2015 年は 5 億 58 百万円で過去最高 香港向けの肉類 魚介類 健康食品 果物及び野菜などが堅調に推移 輸出金額の推移 その他の調製食料品コーヒー 茶 ココア 香辛料類糖類及び同調製品 はちみつ果実及び野菜穀物及び同調製品魚介類及び同調製品 韓国 3.5% 国別輸出額シェア (2015 年 ) アメリカ 中国 その他 3.5% 3.0% 1.0% 300 肉類及び同調製品 シンガポール 5.2% 200 国際貨物ハブ開始 2009 年 10 月 ~ 台湾 6.8% 香港 77.1%

79 メモ欄 税関イメージキャラクター カスタム君 沖縄地区税関 HP 税関 facebook 税関 twitter

平成 9 年不正薬物の種類別摘発実績 不正薬物摘発数 不正薬物摘発押収量 6kg % kg % kg 1% 6 3% 6 11% 6 6% 4 18% 1 4% 16kg 3% 83kg 68% 覚醒剤大麻麻薬向精神薬指定薬物 1 覚醒剤密輸入事犯の概況 この資料における表記について 押収量の とは

平成 9 年不正薬物の種類別摘発実績 不正薬物摘発数 不正薬物摘発押収量 6kg % kg % kg 1% 6 3% 6 11% 6 6% 4 18% 1 4% 16kg 3% 83kg 68% 覚醒剤大麻麻薬向精神薬指定薬物 1 覚醒剤密輸入事犯の概況 この資料における表記について 押収量の とは 報 道 発 表 平成30年2月23日 東 京 税 関 不正薬物の摘発数36 押収量約417kg 覚醒剤 大麻の押収量が 不正薬物全体の約98 を占めた 大麻の押収量が大幅に増加し 過去1年間で最大 平成9年の東京税関における不正薬物密輸入事犯の取締り状況 東京税関において平成9年中に摘発した不正薬物( 1)は 合計で36/約417kg( )となった 内訳は 覚醒剤1/約83kg 大麻4/約16kg

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