鍛冶広真東京大学大学院人文社会系研究科言語学研究室助教 ( ~ ) (2) 相手国側研究代表者所属職名氏名ヘルシンキ大学アレクサンテリ研究所教授 Veli-Pekka Tynkkynen (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参

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えりかむこやま
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1 ( 様式 4) 二国間交流事業共同研究報告書平成 28 年 9 月 28 日独立行政法人日本学術振興会理事長殿共同研究代表者所属部局北海道大学スラブユーラシア研究センター ( ふりがな ) ( たばたしんいちろう ) 職氏名教授田畑伸一郎 1. 事業名相手国 ( フィンランド ) との共同研究振興会対応機関 ( AF ) 2. 研究課題名ロシア最後のエネルギーフロンティア : 極北地域の持続的発展への挑戦 3. 全採用期間平成 26 年 9 月 1 日 ~ 平成 28 年 8 月 31 日 ( 2 年 0 ヶ月 ) 4. 経費総額本事業により執行した研究経費総額研究交流経費 ( 直接経費 ): 9,183,800 円間接経費 : 初年度経費研究交流経費 ( 直接経費 ):4,210,000 円間接経費 : 0 円 2 年度経費研究交流経費 ( 直接経費 ):4,055,400 円間接経費 : 0 円 3 年度経費研究交流経費 ( 直接経費 ): 918,400 円間接経費 : 0 円 5. 研究組織 (1) 日本側参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください本村真澄徳永昌弘大西富士夫後藤正憲田畑朋子横川和穂大塚夏彦髙橋美野梨片山博文兵頭慎治安達祐子エレナシャドリナ廣瀬陽子高倉浩樹古市正彦大石侑香氏名 0 円所属職名独立行政法人石油天然ガス金属鉱物資源機構調査部担当審議役関西大学商学部教授日本大学国際関係学部助教北海道大学スラブユーラシア研究センター博士研究員北海道大学スラブユーラシア研究センター共同研究員神奈川大学経済学部准教授 ( ~ ) 北日本港湾コンサルタント株式会社企画部部長北海道大学スラブユーラシア研究センター日本学術振興会特別研究員 PD( ~ ) 桜美林大学リベラルアーツ学群教授 ( ~ ) 防衛省防衛研究所地域研究部長 ( ~ ) 上智大学外国語学部ロシア語学科准教授 ( ~ ) 明治大学専門大学院ガバナンス研究科特任准教授 ( ~ ) 慶応義塾大学総合政策学部教授 ( ~ ) 東北大学東北アジア研究センター教授 ( ~ ) 京都大学経営管理大学院特定教授 ( ~ ) 東北大学東北アジア研究センター日本学術振興会特別研究員 ( ~ ) - 1 -

2 鍛冶広真東京大学大学院人文社会系研究科言語学研究室助教 ( ~ ) (2) 相手国側研究代表者所属職名氏名ヘルシンキ大学アレクサンテリ研究所教授 Veli-Pekka Tynkkynen (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください氏名所属職名 Lassi Heininen Kari Liuhto Hanna Makinen Vesa Rautio Nina Tynkkynen Eini Haaja Jussi Huotari Daria Gritsenko University of Lapland University Lecturer University of Turku Professor University of Turku Project Researcher University of Turku Research Fellow ( ~ ) Tampere University Post doc. Researcher University of Turku University Teacher University of Helsinki Research Fellow ( ~ ) University of Helsinki Post doc. Researcher ( ~ ) *(1) (3) 共に代表者は除きます - 2 -

3 6. 研究実績概要 ( 全期間を通じた研究の目的研究計画の実施状況成果等の概要を簡潔に記載してください ) 本研究の目的は次の2つであった第 1に, 石油ガス開発や北極海航路をはじめとする北極圏開発が進むなかで, ロシアの北極圏地域 ( ロシアでは極北地域と呼ばれる ) の発展が持続可能なものであるのかを明らかにする第 2に, このような極北地域の開発がロシア経済全体の発展にとってどの程度重要であるのかを明らかにする極北地域開発の, 広い意味でのコストとベネフィットを分析するこの目的を実現するために, 本研究では,2014 年 9 月にロシアのムルマンスク市とアルハンゲリスク市, 2015 年 9 月にヤマロネネツ自治管区においてフィンランド側メンバーとともに共同の現地調査を行ったこれらの現地調査では, 地方政府機関, 企業工場, 研究機関, 文化施設, 国際機関などを訪問し, これらの地域の社会経済状況, 北極海航路, 先住民を含む住民に対する支援事業などに関して, 有益な聞き取り調査, 意見交換, 情報収集などを行うことができたまた, 研究成果に関して検討し, メンバー以外の専門家とともに議論を行うために,2014 年 9 月にヘルシンキ,2015 年 1 月に東京, 同年 9 月にヘルシンキ,2016 年 7 月に札幌でセミナーシンポジウムを開催したとくに, 最終成果の発表の場と位置付けられた 2016 年 7 月の北海道大学スラブユーラシア研究センターでの国際シンポジウムでは, 日本側のメンバー 5 人, フィンランド側のメンバー 5 人が報告したほか, ロシア, ノルウェー, オランダ, ドイツ, 中国などの研究者が報告を行い,2 日間で延べ 178 名の参加者があった本研究の成果を要約するならば, 第 1に, ロシア経済を支える石油ガスの開発に関して, 既存の油田ガス田における生産が頭打ちとなっていること, ガスの生産において LNG の生産を伸ばしたいことなどから, ロシアにとって北極圏での石油ガス開発の必要性が非常に大きいことを明らかにしたそして, 地球温暖化によって北極海航路の利用可能性が高まるなかで, 北極圏における石油ガス開発の可能性も十分に高いことを明らかにした第 2に, ロシア極北地域は多様であり, その発展の現状に関して,3つのタイプに分類できることを明らかにした第 3に, このようなロシア極北地域の開発には,1 石油価格,2 対ロ経済制裁,3 環境問題,4 先住民を含む住民生活,5 政治的安定性などの面で, 現状ではリスクも大きいことを明らかにした本研究の成果は, 上述の本研究が主催したセミナーシンポジウムだけでなく,2015 年 4 月の Arctic Science Summit Week (ASSW, 富山 ),8 月の International Council for Central and East European Studies (ICCEES, 幕張 ), 2016 年 9 月の University of Arctic (UArctic) Congress ( ロシア, サンクトペテルブルグ ) などの国際会議でも報告された最終的な成果は,2016 年 3 月の札幌での国際シンポジウムでの発表論文を中心に, 日本側, フィンランド側の研究代表者などを共編者とする共著の専門書 ( タイトルは,Russia s Far North: The Contested Energy Frontier) として,2017 年 3 月に刊行される予定である日本とフィンランドはともに近年, 北極域研究に力を入れており, とくに, 日本では, 人文社会科学の領域における北極域研究の促進も重視されるようになったことから, 本研究はそのような研究の先駆けと位置付けられるものとなった実際,2015 年度に採択された文科省の北極域研究推進プロジェクト (ArCS) のなかでは, 北極に関する人文社会科学の研究も重視され,8 つのテーマのうちの 1 つとして, 北極の人間と社会 : 持続的発展の可能性が実施されているが, 本研究代表者が同テーマの実施責任者を務め, 本研究のメンバーのうち, 大塚, 大西, 後藤が実施担当者として中心的な役割を担っており, 本研究の成果や共同研究の進め方などが受け継がれているまた, 北極域研究は, 今後の日本とフィンランドの共同研究のなかでも重要なトピックの1つとなることから, 本研究は人文社会科学の領域におけるその基礎を作ったものと見なされる - 3 -

4 7. 派遣受入実績 1 年度目 (1) 各研究期間中に相手国または相手国以外の国を訪問した日本側参加者氏名派遣期間主たる訪問先 ( 相手国以外の国における訪問先には下線を引き国名を明記してください委託費から支出した出張のみ記載してくださいただし日本国内出張は除きます ) 氏名所属職名田畑伸一郎北海道大学スラブユーラシア研究センター教授本村真澄独立行政法人石油天然ガス金属鉱物資源機構担当審議役徳永昌弘関西大学商学部教授大西富士夫日本大学国際関係学部助教後藤正憲北海道大学スラブユーラシア研究センター学術研究員田畑朋子北海道大学スラブユーラシア研究センター共同研究員大塚夏彦北日本港湾コンサルタント株式会社企画部部長小計 14( 延べ人数 ) 期間 ( 現地到着日 ~ 現地出発日 ) 平成 26 年 9 月 22 日 ~ 平成 26 年 9 月 27 日平成 26 年 9 月 21 日 ~ 平成 26 年 9 月 28 日平成 26 年 9 月 21 日 ~ 平成 26 年 9 月 28 日平成 26 年 9 月 20 日 ~ 平成 26 年 9 月 28 日平成 26 年 9 月 20 日 ~ 平成 26 年 9 月 28 日平成 26 年 9 月 22 日 ~ 平成 26 年 9 月 28 日平成 26 年 9 月 20 日 ~ 平成 26 年 9 月 28 日主たる訪問先 ( 機関名国名 ) 訪問先は全員共通ヘルシンキ大学アレクサンテリ研究所 ( フィンランド ) ムルマンスク州行政府 ( ロシア ) アルハンゲリスク州行政府 ( ロシア ) 北方 ( 北極 ) 連邦大学 ( ロシア ) 2 田畑伸一郎北海道大学スラブユ 9 月 2 日 3 日 6 名共年ーラシア研究センター教授 ~ 平成 27 年 9 月 9 日ヘルシンキ大学 ( フィンランド ) 度本村真澄独立行政法人石油天然ガ 9 月 4 日 ~11 日本村真澄目ス金属鉱物資源機構担当審議役 ~ 平成 27 年 9 月 11 日 9 月 4 日 ~12 日田畑伸一郎徳永昌弘関西大学商学部教授徳永昌弘大西富士夫田畑朋子大塚夏彦大西富士夫日本大学国際関係学ヤマル北極圏畜産カレッジヤ部助教マル半島パユータのトナカイ田畑朋子北海道大学スラブユー肉加工工場他ヤマロネネツラシア研究センター共同研究員自治管区現地調査 ( ロシア ) 大塚夏彦北日本港湾コンサルタント株式会社企画部部長小計 12 名 ( 延べ人数 ) 3 年度目小計 0 名 ( 延べ人数 ) 合計 26 名 ( 延べ人数 ) - 4 -

5 (2) 各研究期間中に受け入れた相手国参加者氏名来日期間主たる訪問先 ( 振興会から滞在費等の支給 1 年度目 2 年度目を受けた研究者に * 印をつけてください ) 期間氏名所属職名 ( 来日日 ~ 離日日 ) Veli-Pekka Tynkkynen 平成 27 年 1 月 28 日 University of Helsinki ~ 平成 27 年 2 月 1 日 Professor Eini Laaksonen 平成 27 年 1 月 28 日 University of Turku ~ 平成 27 年 2 月 2 日 University Teacher Hanna Mäkinen 平成 27 年 1 月 28 日 University of Turku ~ 平成 27 年 2 月 2 日 Project Researcher Lassi Heininen 平成 27 年 1 月 26 日 University of Lapland ~ 平成 27 年 2 月 1 日 University Lecturer 小計 4 名 ( 延べ人数 ) 主たる訪問先 ( 機関名 ) 訪問先は全員共通海洋政策研究財団 (OPRF)[ 現海洋政策研究所 ]( 東京都港区 ) 虎ノ門 HILLS2 階ホール ( 東京都港区 ) 日揮 ( 東京都千代田区 ) 日本郵船 ( 東京都千代田区 ) 小計 0 名 ( 延べ人数 ) - 5 -

6 3 Veli-Pekka Tynkkynen 平成 28 年 7 月 5 日訪問先は全員共通年 University of ~ 平成 28 年 7 月 9 日北海道大学スラブユーラシア研究セ度 Helsinki professor ンター ( 札幌市 ) 目 Eini Haaja 平成 28 年 7 月 6 日北海道大学北極域研究センター ( 札幌旧姓 Laaksonen 市 ) University of Turku University Teacher Hanna Mäkinen 平成 28 年 7 月 6 日 University of Turku Project Researcher Lassi Heininen 平成 28 年 7 月 4 日 University of Lapland University Lecturer Jussi Huotari 平成 28 年 7 月 5 日 University of Helsinki Research Fellow Daria Gritsenko 平成 28 年 6 月 12 日 University of Helsinki ~ 平成 28 年 7 月 29 日 Post doc. Researcher 小計 6 名 ( 延べ人数 ) 合計 10 名 ( 延べ人数 ) - 6 -

(3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください氏名所属職名 Szilveszter Kovacs Adam Miklosi Marta Gacsi Peter Tamas D

(3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください氏名所属職名 Szilveszter Kovacs Adam Miklosi Marta Gacsi Peter Tamas D ( 様式 4) 二国間交流事業共同研究報告書平成 29 年 4 月 18 日独立行政法人日本学術振興会理事長殿共同研究代表者所属部局中央大学理工学部 ( ふりがな ) はしもとひでき職氏名教授橋本秀紀 1. 事業名相手国 ( ハンガリー ) との共同研究振興会対応機関 ( HAS ) 2. 研究課題名空間知能化による動物行動学に基づく生活空間におけるコミュニケーションモデルの展

鍛冶広真 東京大学大学院人文社会系研究科言語学研究室 助教 ( ~ ) (2) 相手国側研究代表者 所属 職名 氏名 ヘルシンキ大学アレクサンテリ研究所 教授 Veli-Pekka Tynkkynen (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参

鍛冶広真東京大学大学院人文社会系研究科言語学研究室助教 ( ~ ) (2) 相手国側研究代表者所属職名氏名ヘルシンキ大学アレクサンテリ研究所教授 Veli-Pekka Tynkkynen (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参