Fig. 兵藤哲朗年代の延べ床面積別物流施設立地箇所貨物の流動のみならず物流施設の立地場所や施以降に新たに立地した物流施設を規模別延べ床面設内の流通加工の活動内容なども併せて調査してい積別に四つに分類しその立地箇所を確認するるため道路交通だけではなく立地に係る都市計 Fi

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さあしゃさかいざわ
5 years ago
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1 特集都市物流の最新事情 / 報告首都圏三環状高速道路整備による物流への影響 Effects on Logistics Facilities by Beltway Systems in Tokyo Metropolitan Area Tetsuro HYODO Highway network systems are useful toward promoting logistics facilities in the Tokyo Metropolitan Area (TMA). Especially, the future completion of beltway systems would cause large and high-value added logistics facilities. This report focuses on the fifth TMA Urban Freight Survey, and introduces several analyzed results: ) the current characteristics of logistics facility allocation, ) future perspective of facilities, ) relationship between the facilities and truck generation trips are clarified.. はじめに Professor, Department of Logistics and Information Engineering, Faculty of Marine Technology, Tokyo University of Marine Science and Technology )~ ). 物流施設の立地箇所の動向 - 東京都市圏物資流動調査と立地動向 9 ( ) 6 ) ( ) ( )

Fig. 兵藤哲朗年代の延べ床面積別物流施設立地箇所貨物の流動のみならず物流施設の立地場所や施以降に新たに立地した物流施設を規模別延べ床面設内の流通加工の活動内容なども併せて調査してい積別に四つに分類しその立地箇所を確認するるため道路交通だけではなく立地に係る都市計 Fig.

2 Fig. 兵藤哲朗年代の延べ床面積別物流施設立地箇所貨物の流動のみならず物流施設の立地場所や施以降に新たに立地した物流施設を規模別延べ床面設内の流通加工の活動内容なども併せて調査してい積別に四つに分類しその立地箇所を確認するるため道路交通だけではなく立地に係る都市計 Fig. 結果を見ると小規模な物流施設は湾岸画関連の施策評価も所掌範囲となった実際に第地域と内陸部で比較的分散した立地動向を示し施４回調査後調査範囲内の主要な都県で調査結果設規模が大きくなるほど湾岸地域と郊外環状道に基づく物流マスタープランや新規供用高速道路路沿線に立地し二極化することが分かる特にインターチェンジ付近の土地利用計画の見直しなど延べ床面積,6m以上では東京外かく環状道路行政の施策に少なからぬインパクトを与えたのであの千葉県付近そして首都圏中央連絡自動車道の埼るさらに企業へのアンケート調査では施設の玉県から東京都神奈川県に至るエリアの立地が目開設年も質問しているため道路ネットワークの拡立つこれらは明らかに環状高速道路建設の効果で充と物流施設立地の時間的な推移関係について知あり道路整備が立地ポテンシャルを押し上げ結ることができる具体的な結果は兵藤４５に詳しいのでここでは第５回調査結果で得られた年国際交通安全学会誌 Vol., No. 果として多くの物流施設を呼び込んできた推移を確認することができる平成 8 年６月

3 Fig. 道路整備による物流施設立地効用変化 - 立地選択モデルによる三環状高速道路概成の効果計測 6 ) ( km ) Binary Probit ) ) Fig.. 物流施設の高機能化について ( )

4 Fig. ( ) Fig. km ~ km = = Binary Logit 平均延べ床面積 ,, 8, 6, [, m], 東京駅からの距離 [km] Fig. 平均流通加工内容数 Fig. 物流施設の郊外化流通加工の高度化 98 年代 99 年代年以降 98 年代 99 年代年以降東京駅からの距離 [km] (Table ) ) ) ) Table 流通加工機能保有選択モデル推定結果変数名パラメータ t 値 log( 延べ床面積 [m ]) 開設年ダミー (99 年以降 =).. 農水産品 ( 定温 ).8. 農水産品 ( 常温 ).68.9 食料工業品 ( 冷凍 )..8 食料工業品 ( 定温 ) 食料工業品 ( 常温 ).. 食料工業品を除く軽工業品.8.9 出版印刷物.9 6. 日用品品日用品を除く雑工業品.68. 目林産品ダミ鉱産品.8. 金属工業品.. 一般機器.8. 電気機器.986. 輸送機器.89.8 精密機器.9. 窯業品.8.6 化学工業品.. 特殊品混載東京駅からの距離 [km] 定数項初期尤度 -. 最終尤度 -9.9 自由度調整済尤度比.86 サンプル数,99 ) ( )

首都圏三環状高速道路整備による物流への影響約条件となることも想定される単に交通施設整備結果を用いて調べてみるのみから物流施設立地を捉えるのではなく基礎的第５回調査ではすでに紹介した施設立地に関すな都市構造の変化も視野に入れる必要があるのではる企業アンケート調査に加えプローブデータを用なかろうかいたトラックの流動解析も検討されている具体的には

5 首都圏三環状高速道路整備による物流への影響約条件となることも想定される単に交通施設整備結果を用いて調べてみるのみから物流施設立地を捉えるのではなく基礎的第５回調査ではすでに紹介した施設立地に関すな都市構造の変化も視野に入れる必要があるのではる企業アンケート調査に加えプローブデータを用なかろうかいたトラックの流動解析も検討されている具体的には３種類のプローブデータが用いられているが４物流施設がトラック交通に与える影響ここでは車載のデジタルタコグラフの位置計測機物流施設立地と高速道路ネットワーク拡充との能を用いた大量のプローブデータを用いるデータ間に密接な関係があることは２章で確認したがその概略は Table の通りでデータ取得期間は１れは物流施設が施設を利用するトラック利用を伴い周辺道路の交通量を増加させることを意味して Table いるそこで問題視されるのはトラック交通量のトラックプローブデータの概要調査期間増加と周辺住環境とのバランスであるこの課題に大型トラクター単位トリップ年月６日月日日,8 発生量大型トラック,6 中型トラック,6 では実際に物流施設とトラック交通量との間には小型トラック,9 どのような相関関係があるのか同様に第５回調査合計 9,6 ついては第４回および第５回調査でも提案政策として各種の土地利用施策の導入が提示されている注数値は常用対数値を用いた Fig. 車種別メッシュごとの発生交通量 IATSS Review Vol., No. June, 6

6 兵藤哲朗週間だけであるが得られた分析対象範囲内２数は全車種合計で万トリップ弱とビッグデー２節のメッシュが存在する範囲内の発生トリップタの一種とも見なせるまずメッシュ単位に車種別に発生トリップ数をする大型トラクターは湾岸地域のコンテナヤード付近にトリップ発生が集中し市街地内の発生は極集計し Fig.

6 6 兵藤哲朗週間だけであるが得られた分析対象範囲内２数は全車種合計で万トリップ弱とビッグデー２節のメッシュが存在する範囲内の発生トリップタの一種とも見なせるまずメッシュ単位に車種別に発生トリップ数をする大型トラクターは湾岸地域のコンテナヤード付近にトリップ発生が集中し市街地内の発生は極集計し Fig. に表示した海上コンテナをけん引めて少ないことが分かる大型トラックや中型ト北部区間や首都圏中央連絡自動車道の埼玉県から神奈川県を結ぶ区間の発生量が目立つ小型トラッラックは湾岸地域に加えて東京外かく環状道路クは郊外部の発生は比較的少なくむしろ東京区内の発生量が多いことが分かるいずれも常識的な傾向を示しており短期間のプローブデータでもトラックが発生する地域の特定化が可能であることが示されたと考える注全て常用対数値を用いた Fig. 6 発生量と規模の関係大型トラクター大型トラックさて前述の通りトラックのトリップが発生すうそこで次にプローブデータの結果と物流る主要因はそこに物流施設が存在することであろ施設調査の結果とを３次メッシュを足場にひも付け両者の関係を分析してみるここでは車種は大型トラクター大型トラック中型トラック生トリップ数を集計しメッシュ内の物流施設の数と延べ床面積の合計値共に拡大係数考慮済みと小型トラックの２分類としてメッシュごとの発の関係を取りまとめた Fig. 6 Fig. 散布図を生トリップ数が５トリップ以上のメッシュを抽出し三つの数値の常用対数値を用いている図から大作成するに当たり値のばらつきを抑えるため発型トラクター大型トラックではおよび延べ床面積との相関係数はそれぞれ..9であり中型トラック小型トラックでは相関係数はそれぞれ..68となったいわゆる発生交通量の原単位推計では高い相関係数値が注全て常用対数値を用いた Fig. 発生量と規模の関係中型トラック小型トラック期待できないことが知られているが本結果も数値は小さいしかし明らかに正の相関関係は認めらに偏っていることも理解できるすなわち湾岸地れるし興味深いことに大型車系では施設規模変域やインターチェンジ周辺への大型系トラックの集数延べ床面積との相関係数が施設数の値より高中が再確認されるくなっておりやはりトラック交通と物流施設の関５三環状高速道路概成の次は連性が明示されたと見なせよう本稿では三環状高速道路と物流施設立地との関他には発生トリップ数の密度関数を見ると左右対称となっている中型小型トラックに比して連性に着目した分析結果を紹介してきたが三環状大型車系ではトリップ数の少ない側に最頻値が存在高速道路概成の他の効果として道路ネットワークしておりトラックのトリップ発生箇所が一部地域のリダンダンシー強化も挙げられる例えば Fig. 8 国際交通安全学会誌 Vol., No. 6 平成 8 年６月

7 Fig. 8 ) ( ) ( Dial ) ) 三環状高速道路概成の代替経路数増加効果 6 8 6年年 9 概成時参考文献 Vol. No. No. pp. - Vol. 9 No. pp. - 8 BE ) Vol. No. pp. 8- ) ) D( ) Vol. pp. 6-6 ( )

2. 東京都市圏物資流動調査で分かること 2003 年度に実施された東京都市圏物資流動調査は, 貨物の OD フローの把握に力点がおかれていたそれ以前の調査と異なり, 施設の立地や機能の調査にも十分な配慮がされた. これは物流施設の近代化により, 物流施設が単なる積み替え機能だけでなく,

2. 東京都市圏物資流動調査で分かること 2003 年度に実施された東京都市圏物資流動調査は, 貨物の OD フローの把握に力点がおかれていたそれ以前の調査と異なり, 施設の立地や機能の調査にも十分な配慮がされた. これは物流施設の近代化により, 物流施設が単なる積み替え機能だけでなく, 東京都市圏物資流動調査で見る物流拠点立地 Characteristics of Locatio Patters of Logistics Facilities by Tokyo Metropolita Freight Survey i 2004 兵藤哲朗現在, 第五回の東京都市圏物資流動調査が行われている. 同調査は, 前回の第四回より, 貨物の OD フローのみならず, 物流施設の立地特性について詳しく調査がなされるようになった.