齢者自身の保険料を設定し 保険料の引き上げ を避けたいなら 病院に行くな と言わんばかりの仕組みです この項目の最後に 後期高齢者医療制度の廃止を契機として 長年の課題であった国保の財政運営の都道府県単位化 の実現を挙げており 新制度創設の真の狙いを表現しています Ⅲ 新たな制度の具体的な内容に関連

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1 安心の医療 を望む高齢者 国民の願いに逆行する高齢者医療制度改革会議の 高齢者のための新たな医療制度等について ( 最終とりまとめ ) 批判 ~ 後期高齢者医療制度は直ちに廃止し 安心の医療制度をつくれ! 2010 年 12 月 21 日 全日本民主医療機関連合会国民運動部 最終とりまとめ の特徴と全日本民医連の基本的立場 後期高齢者医療制度の廃止に伴う新しい高齢者医療制度のあり方を検討してきた高齢者医療制度改革会議は 2010 年 12 月 20 日 最終とりまとめ ( 以下 最終報告 ) を確認しました 最終報告は 8 月の会議で確認した新制度の基本骨格について提起した 中間とりまとめ ( 以下 中間報告 ) を具体化しものですが 国民 高齢者への 負担増 を強要する内容が最大の特徴になっています しかし 新制度の基本的内容が 75 歳で区分 する差別的な制度である現行の後期高齢者医療制度の骨格部分を残す内容であることや高齢者だけではなく全世代にわたって 負担増 を伴う内容になっているため 最終報告の Ⅰ はじめににあるように委員や国民の批判を反映して 委員の全ての点での納得 合意 は困難として 委員の意見の大勢をとりまとめた としています 全日本民医連は 最終報告が提起している都道府県単位の国民健康保険 ( 以下 国保 ) への移行構想は 国の公的責任を放棄し 1 高齢者に対する 負担と給付 の自己責任による高齢者医療の抑制 2 都道府県による医療給付費の抑制競争を強要 という現行の後期高齢者医療制度を 悪い 部分を引き継ぐものであり 現行制度の改善には繋がらないと考えます しかも 後期高齢者医療制度の廃止を 人質 に国保制度全般の大改悪を狙うものであると考えます 私たちは こうした大改悪を内容とする新しい高齢者医療制度の創設作業を中止し 現行の後期高齢者医療制度を直ちに廃止し 老人保健制度へ戻すと同時に高齢者 国民が望む安心の医療制度の創設を要求します 以下 最終とりまとめの要点と問題点を整理します Ⅱ 改革の基本的な方向に関連して 老人保健制度の批判から後期高齢者医療制度の制定に至る経過 論理を論及し 独立型の後期高齢者医療制度への国民的支持が得られず 廃止に至った言い訳しています その上で 独立型の制度を廃止し 国保と被用者保険 に戻し 2 点の利点 (1 負担の明確化 2 都道府県単位の財政運営 ) の堅持と6 点の問題点 (1 年齢による区分 2 被用者本人の給付の低下と保険料の全額負担 3 被扶養者の保険料負担の発生 4 高齢者の保険料の増加 5 患者負担の上限合算できない5 特定健診の任意化 ) の改善を提起しています これら提起は 中間報告 と変わっていません 上記の2つの 利点 については この制度案の最大の 問題点 です 国の公的責任を放棄し 高齢者に対する 負担と給付 の自己責任を強要し 都道府県による医療給付費の抑制競争を強要するものです 高齢者の医療を別勘定にして 高齢化の進行や医療費の増加に合わせて高 1

2 齢者自身の保険料を設定し 保険料の引き上げ を避けたいなら 病院に行くな と言わんばかりの仕組みです この項目の最後に 後期高齢者医療制度の廃止を契機として 長年の課題であった国保の財政運営の都道府県単位化 の実現を挙げており 新制度創設の真の狙いを表現しています Ⅲ 新たな制度の具体的な内容に関連して 1. 制度の基本的枠組み 加入関係 被用者本人である高齢者 被扶養者 ( 約 2 割 ) は 被用者保険に それ以外は 国保に加入 ( 約 8 割 ) としています 国保組合等は継続 しかし 国保に移行する 75 歳以上の高齢者の医療は 都道府県単位の財政運営 とおり 75 歳以上の高齢者をそれ以下の世代と同じ保険に戻すと言うなら 被用者保険と同様に国保加入者も別枠の都道府県管理の国保にせずに名実ともに市町村国保に戻すべきです これでは 高齢者間での新しい 不公平 を生み出すものであり 我々が主張するもとの老人保健制度に戻した方が 単純かつ明快です それをせずに 8 割の国保加入者の別枠の都道府県単位の管理こそが この新制度の本質的な改悪内容であることを物語っています 2. 国保の運営のあり方 (1) 国保の構造的問題への総合的な対応 国保の表面的な構造的問題点は指摘していますが それに至った原因までは論及していません しかも 医療現場で大問題になっている 払えない保険料 滞納世帯の増大 滞納理由による保険症取り上げ ( 短期証 資格書発行 ) 無保険者の増大 重い窓口負担 手遅れ死亡 など いのちの危機 が迫っている深刻な事態が進行している状況については 一言も論及されていません こうした この現状認識にたってこそ それを打開していく改革の方向性 = 国民 高齢者が望む安心してかかれる国保へ改善 医療制度への改善の方向性が見えてきます (2) 都道府県単位の財政運営 この構想 = 都道府県単位の保険者づくりは 医療構造改革路線 の骨格をなす制度設計です これが 後期高齢者医療制度の廃止を 人質 にして 都道府県国保 構想に流し込み 国保の大改悪を狙った構想です この構想は 自公政権時代の 舛添構想 の復活で 政権交代が制度改悪への契機になったことは重大です (3) 都道府県単位の運営主体のあり方 都道府県単位化 = 都道府県そのものが運営主体になることを明記し 都道府県が国保の保険財政 に責任をもつことのメリットを強調しています しかし この都道府県の財政運営構想について 全国知事会は強く反対しており それを意識して 意見の大勢 としてまとめ 国は 都道府県をはじめ地方関係者との調整を精力的に行い その理解と納得を得るための努力 をすることを明記しています (4) 第一段階における運営の仕組みア事務の分担等 都道府県と市町村の事務の分担を明記しました その上で 分担と責任を明確にしつつ 共同運営する仕組み であるとしています 最後に なお として 地域に実情に応じ 自主的な判断 によって広域連合の活用や市町村の事務の一部を都道府県が行うことも可能としています 2

3 とりわけ 国民に開かれていない現行の 広域連合 の活用の考え方は責任を曖昧にし 県民 市民の声を受け止めない組織体制づくりの危険性があります イ財政リスクの軽減 財政安定化基金 2 年を一期とした財政運営 都道府県間の財政力格差の調整 保険基盤安定制度 高額医療費の公費負担等 保険料の特別徴収などについて言及していますが 全体として後期高齢者医療制度と同様な方策を提案しています (5) 全年齢での都道府県単位化 ( 第二段階 ) に向けて 第二段階の移行時期を第一段階の施行から5 年後の平成 30 年度 (2018 年度 ) と明記しました 第一段階はあくまで暫定的なもの であることを強調しています 移行までの期間に 保険料の平準化 に向け 広域化等支援方針 にもとづき 都道府県のリーダーシップの下に 市町村は利害を超えて取り組む必要 であると明記しています 特に として 市町村国保の法定外一般会計繰入や繰上充用 の段階的 計画的解消を明記しています また 標準 ( 基準 ) 保険料の算定方式については 各都道府県の判断 で 移行しやすい算定方式 の採用を容認していますが 都道府県内での統一化は避けられず 保険料の収納対策の強化めざし 市町村が責任もって 収納対策をすることも明記しています こうして 市町村国保を解体し 都道府県国保化によって高齢者にとどまらず 全世代にわたって保険料の 値上げ が予想されます 高すぎて払えない保険料 滞納による保険証の取り上げ 受診抑制による死亡事例の多発 など悪魔のサイクルの拡大が心配される内容になっています 最後に なお 国保全般のあり方について十分な議論が尽くされてないままに 上記に制度移行について 適当ではない との意見と 実現こそ重要 との意見があることを併記しました (6) 国と地方の協議の場の設置 全国知事会との批判もあり 協議の場の設置を明記し 法案の提出に向けた 協議の場の設置が第 14 回目の会議で提案されました しかし 全国知事会側は この会議への参加を拒否しています 3. 費用負担 (1) 支え合いの仕組み 前期財政調整の仕組みも含め全体として後期高齢者医療制度の中身を踏襲する内容になっています すなわち 75 歳以上の医療給付費については 公費 75 歳以上の高齢者の保険料 7 5 歳未満の加入者数 総報酬に応じて負担する支援金で支えるとしています 最後に なお して 支援金 納付金の負担のあり方について 世代間 保険間の違いによる異なって意見について 併記 しました (2) 公費 現行制度ではなかった現役並み所得を有する高齢者の医療給付費の公費負担を明記し 実質的な公費負担を47% から50% に上げるとしました 公費の財源確保の方法は 政府 与党社会保障改革検討本部 ( 本部長 : 菅首相 以下検討本部 ) の決定に委ねた その上で 公費のあり方等を検討する仕組みとし これを法律に明記する としました 最後に なお として公費負担のあり方についての議論の手順について 検討本部 の 結論 3

4 を得た上で とする意見と逆に新制度の結論を受けて 財源について最終的に結論を得る との意見を併記しました 上記の 検討本部 決定では 社会保障の安定 強化のため に 必要財源の安定的確保と財政健全化を同時に達成するための税制改革 について 平成 23 年 (2011 年 ) 半ばまで成案を得る ことにしたとしています 従って 2011 年秋の 臨時国会 ( 遅くとも2012 年春の通常国会 ) には消費税増税を含む大増税法案の提出を狙っています なお 検討本部 のもとに設置された 社会保障改革に関する有識者検討会 ( 座長 : 宮本太郎 ) の報告では 将来的には 社会保障給付にかかる公費全体について 消費税を主たる財源として安定財源を確保する とし 消費税の増税 福祉目的税化を強調しています (3) 高齢者の保険料 国保に加入する75 歳以上の高齢者の保険料は 同一都道府県内において 同じ所得ならば 原則として同じ保険料 としました この方法は 後期高齢者医療制度の同じであるが その水準は 現行制度より 増加することのないよう 検討するとしました そのために高齢者人口の増加と現役世代人口の減少に伴う現役世代の保険料の増加分を 高齢者と現役世代の保険料規模に応じて分担する仕組み に変更するとしました これによって 高齢者と現役世代の一人当たりの医療費の伸びが同じならば 高齢者と現役世代の保険料はほぼ均衡することなる としました また 現行制度下での平成 24 年度次期保険料改定時には 新たな制度の施行に先行して実施するとしました 国保に参入される75 歳以上 ( 都道府県 ) と75 歳未満 ( 市町村 ) で別に財政運営する第一段階での年齢による保険料水準や伸び率の異差を 第一段階の間 75 歳以上の保険料について財政安定化基金を活用して伸びを抑制できる仕組み を設けるとしました しかし このことも なお として基金の活用について すべきではない との意見も 併記 しました 重大問題として 後期高齢者医療制度の施行後国民的批判の中で実施されている低所得者への保険料軽減の特例措置 ( 均等割の9 割 8.5 割軽減 所得割の 5 割軽減 ) については 後期高齢者医療制度施行時の追加的な措置として導入されたものであり 段階的に縮小する と明記しました また 75 歳以上の高齢者の保険料軽減判定については 高齢者の負担増 を回避する観点から特に第一段階の間の措置として 世帯単位の判定に加え 後期高齢者医療制度と同様の方法による判定を行った上で より高い割合の軽減を適用する としました 一方 被用者保険に加入する高齢者の保険料は 職域内の連帯 公平の観点から 各被用者保険者の算定方式 徴収方法を適用する としました こうして 保険料の算定方法も 国保加入の高齢者 ( 都道府県への別建 ) との違う扱いとしましたが なぜ国保だけ年齢による違う方法をとるのか との疑問に答えていません 新制度になれば 75 歳以上の保険料の伸びは抑制されるとして 添付 資料に試算されていますが それは最悪の現行制度との比較であり 高齢者の負担は 際限なく上昇していく仕組みは変わっていません 新制度における加入者一人当たりの保険料負担の将来見通しについて 第 11 回会議の 資料 として添付しています それによると 75 歳以上の国保は (2010 年度 )6.3 万円 (2 025 年度 )9.5 万円 (1.51 倍化 ) 74 歳未満の国保 9.0 万円 12.9 万円 (1.4 4

5 3 倍化 ) 協会けんぽ ( 以下 事業主負担含む )17.1 万円 24.3 万円 (1.42 倍化 ) 健保組合 19.5 万円 28.9 万円 (1.48 倍化 ) 共済組合 21.7 万円 33.0 万円 (1. 52 倍化 ) となっています このように 75 歳以上の高齢者分も含め全世代 全保険で大幅な増額が見込まれています (4) 現役世代の保険料による支援 新制度では 被用者保険者間の按分方法をすべて総報酬割とする とし 現行の 加入者割 中心の方法を変更するとしました これによって 財政基盤が弱い協会けんぽ 市町村国保の負担割合が減り 健保組合 共済組合の負担割合が増加するとしました この点でも なお として 総報酬割の導入 について 反対 との意見と 賛成 の意見について 併記 しました (5) 患者負担 75 歳以上患者負担は現行通り1 割負担としました 重大なことは 現在 軽減措置で継続している70 歳 ~74 歳の高齢者の1 割軽減 ( 法律上は2 割負担 ) 措置を 新たな制度の施行日以後 70 歳に到達する方から段階的に本来の 2 割負担 に変更するとしたことです この点で 個々人に着目してみれば として 既に 1 割負担となった方の患者負担を2 割に引き上げるものではなく 69 歳までは3 割負担だった方が70 歳に到達するときから順次 2 割負担になるものであり 個々人の患者負担が増加するものではない と言い訳をしています そもそも日本の患者負担水準は 諸外国に比べ異常に高く 受診抑制の原因になっていることは 諸統計がはっきり告発しています 凍結され国庫負担している金額は 2000 億円超であり これが国民負担に転化された場合の影響は 図り知れません 最後に なお として患者負担に関連して 早期に法定の負担割合 とすべき意見がある一方で 受診抑制につながるおそれがある として 現役世代の負担割合を含め引き下げるべき との意見も 併記 しています 現行制度にある 現役並み所得者 の 3 割負担は 新制度後も同様に継続するとしています 4. 健康づくり 良質で効率的な医療の提供等 この項目の冒頭で 国民の納得を得て負担いただくため には 国民が安心できる 医療の内容 水準を確保 するとともに 健康づくり の取り組みを強化し 医療費の効率化できる部分 を効率化するとしています それを 新制度においても 現行の都道府県単位での医療適正化を進める仕組みを設け 都道府県単位で医療費の効率化できる とりくみを更に推進するとしました 批判が多い 特定健診 特定保健指導 については 保険者が実施すべき 努力目標 から 義務 化しました また 国保の健診等に費用負担は 国 都道府県それぞれ 1/3としました また 現行の特定健診 特定保健指導の実施状況による後期高齢者支援金の加算 減算する仕組みも新制度にも設けるとしました 高齢期おける医療の効率的な提供を図るための取り組みを推進する 諸施策を実施するとしました 医療サービス について 病院 病床の機能分化の推進 急性期医療から慢性期医療 在宅医療までの切れ目のないサービス 地域医療のネットワーク化 が求められるとして 高齢者には医療 介護 福祉サービスが継続的 包括的に提供される体制づくりの推進を強調しています 平成 24 年 (2012 年 ) の診療報酬 介護報酬の同時改定には 医療提供体制の見直し も 5

6 含めた協議の場で検討していくとして 医療 介護の一体的見直し を行う必要があるとしています こうして 医療 介護の両面からの 給付抑制 を目指すことが狙われています 5. その他の重要事項 65 歳以上 74 歳までの 一定の障害 もった高齢者については 患者負担割合や公費 支援金の取り扱い を75 歳以上の高齢者と同様とする仕組みを設けるとしています 実施施行日を2013 年 3 月 1 日としました 6. 施行準備 システム改修や被保険者の移行手続については 後期高齢者医療制度導入時の反省にたって約 2 年の準備期間とし 広く国民に対する広報を計画的に取り組むとしました 制度施行後には 費用負担の見直し など含め 継続的に検証 を行い 必要な見直し を行うとしました Ⅳ. おわりに関連して この項目が新たに追加され 世界に冠たる国民皆保険制度 の基盤としての 国民の安心感 確保のためには 相応の 負担 が必要との内容が強調されています 特に として国費をはじめとする 公費の拡充を図るべき は 委員の 意見の大勢 とし 政府与党の 社会保障と税の一体的改革 論議の中で 医療保険制度の財源 のあり方を見出すとしています こうした国民負担との関連で 良質で効率的な 医療サービス論が展開され 医療提供体制と医療保険制度は車の両輪であり あるべき医療提供の姿 それを実現するための診療報酬 介護等の連携した医療サービスに関する総合的な論議 の推進を強調しています 国民皆保険 50 周年という 節目の年 に 国保の都道府県単位化に道筋をつけることは 医療保険制度の歴史において極めて大きな第一歩 と強調しています 6

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