SnapCenterソフトウェア3.0 インストールおよびセットアップ ガイド

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1 SnapCenter ソフトウェア 3.0 インストールおよびセットアップガイド 2017 年 8 月 _A0 ng-gpso-jp-documents@netapp.com

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3 目次 3 目次 このマニュアルの対象者... 8 SnapCenter の概要... 9 SnapCenter の機能... 9 SnapCenter のコンポーネント... 9 SnapCenter のセキュリティ機能 データ保護でのリソース リソースグループ ポリシーの使用 新規ユーザ向けのインストールワークフロー SnapManager ユーザ向けのインストールワークフロー インストールの準備 SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows および SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server でサポートされるストレージタイプ SnapCenter Plug-in for Oracle Database でサポートされるストレージタイ プ SnapCenter Plug-in for VMware vsphere でサポートされるストレージタイ プ ホストの要件 ドメインの要件 スペースとサイジングの要件 サポートされるオペレーティングシステム SAN ホストの要件 サポートされるストレージシステムとアプリケーション サポートされるブラウザ 仮想アプリケーションと仮想マシンのサポート SnapCenter Plug-in for VMware vsphere と vcenter Server リンクモードの使 用 接続とポートの要件 SnapCenter のライセンス要件 SnapCenter リポジトリ Network Load Balancing と Application Request Routing のオプション Application Request Routing の要件 高可用性実現のための MySQL レプリケーションのサポート SnapCenter インストールワークシート SnapCenter とプラグインパッケージのインストール SnapCenter Server のインストール SnapCenter へのログイン SnapCenter のデフォルトの GUI セッションタイムアウトの変更 SnapCenter ユーザのためのロールベースアクセス制御の設定 SnapCenter で使用するロールベースアクセス制御の種類 ロールベースアクセス制御の権限とロール 事前定義された SnapCenter のロールと権限... 51

4 4 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 事前定義された SCV のロールとアクセス許可 ロールへのユーザの追加 アセットへのアクセスのユーザへの割り当て vcenter RBAC と ONTAP RBAC を使用した認証およびユーザ管理 vcenter Server アクセス許可の構成要素 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に組み込みの事前定義の ロール SnapCenter Plug-in for VMware vsphere で必要な製品レベルの権限 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の ONTAP RBAC 機能 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere 用に ONTAP RBAC を設定す る方法 SnapCenter 容量ライセンスの追加 SnapCenter ライセンスのタイプ SnapCenter での使用容量の計算方法 SnapCenter 容量ライセンスの追加 ストレージシステム接続のセットアップ Run As クレデンシャルのセットアップ Run As クレデンシャルの認証方式 Run As クレデンシャルのセットアップ プラグインパッケージのインストール ホストを追加してプラグインパッケージをインストールするた めの前提条件 SnapCenter プラグインの導入チェックリスト ホストの追加とリモートホストへのプラグインパッケージのイ ンストール コマンドレットを使用した複数のリモートホストへのプラグイ ンのインストール プラグインのリモートインストールプロセスのタイムアウトの 延長 SnapCenter プラグインパッケージのインストールステータスの 監視 SQL Server 用のホストログディレクトリと検証サーバの設定 使用可能なリソースの特定 SnapCenter Custom Plug-ins へのリソースの追加 SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database へのデータベースの追 加 Linux 向け SnapCenter Plug-in Loader サービスの管理 SnapMirror レプリケーションと SnapVault レプリケーションのためのストレージシステムの準備 SnapMirror と SnapVault の違い SnapMirror レプリケーションのためのストレージシステムの準備 SnapVault レプリケーションのためのストレージシステムの準備 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング LUN ストレージの設定

5 目次 5 iscsi セッションの確立 iscsi セッションの切断 igroup の作成と管理 ディスクの作成と管理 SMB 共有の作成と管理 SMB 共有の作成 SMB 共有の削除 ストレージシステムでのスペースの再生 VMware 環境での SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows の使用 サポートされる VMware ゲスト OS プラットフォーム Microsoft クラスタでの FC RDM LUN の使用 RDM LUN 作成のトラブルシューティング SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows のコマンドレット 仮想化されたリソースの保護の設定 ハイパーバイザー設定の更新 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere での vcenter または SnapCenter 情報 の更新 SnapCenter および SnapCenter プラグインパッケージのアップグレード 利用可能なアップデートを確認するための SnapCenter の設定 サポートされる MySQL のアップグレードシナリオ SnapCenter のアップグレードの制限事項 SnapCenter のアップグレード プラグインパッケージのアップグレード VSC ホストの移行 VSC ホストを移行するための前提条件 SnapCenter GUI を使用した VSC ホストの移行 vcenter GUI を使用した VSC ホストの移行 VSC ホスト移行後のタスク vsphere Web Client Service の再起動 Windows での vsphere Web Client Service の再起動 Linux での vsphere Web Client Service の再起動 SnapCenter プラグインおよびプラグインパッケージのアンインストール SnapCenter GUI を使用したホストからのプラグインのアンインストール SnapCenter Server ホストのコマンドラインインターフェイスを使用した Windows プラグインのアンインストール ホストでのプラグインのローカルなアンインストール コマンドラインインターフェイスを使用した SnapCenter Plug-ins Package for Linux のアンインストール SnapCenter Server からのホストの削除 ホストを削除する場合の前提条件 ホストの削除 SnapCenter のアンインストール

6 6 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド プラグインの個別インストール SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows の個別インストール SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows のインストール準備 コマンドラインからの SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows の サイレントインストール SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server の個別インストール SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server のインストール準備 コマンドラインからの SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server のサイレントインストール SnapCenter Plug-in for Oracle Database の個別インストール SnapCenter Plug-in for Oracle Database のインストール準備 SnapCenter Plug-in for Oracle Database の対話型インストール コマンドラインインターフェイスを使用した SnapCenter Plug-in for Oracle Database のインストール SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の個別インストール Windows ホストへの SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の個別 インストール vcenter での SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のインストール トラブルシューティング SnapCenter のインストール時に Invalid username/password, please try again というエラーで DB の作成に失敗する AutoSupport E メール通知の有効化 SSL または TLS のセキュアチャネルを作成できない SQL データベースが VMDK 上にあるホストで SnapCenter Plug-in Package for Microsoft Windows または SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server のアップグレードが失敗することがある HTTP error 503. The service is unavailable ローカルホストで SnapCenter Web ログインページを表示できない Java のバージョンが正しくないために SnapCenter Plug-ins Package for Linux のインストールが失敗する 不適切なアンインストールにより SnapCenter Plug-ins Package for Linux の インストールが失敗する SnapCenter Plug-ins Package for Linux のインストールが失敗する SnapCenter のインストールまたはアップグレード時にカタログサーバへ の SnapCenter Plug-in for NAS File Services のインストールが失敗する SnapCenter Plug-ins for Linux を再インストールしても spl.properties ファイ ルが新しい値に更新されない SnapCenter Server がホストと通信できない SnapCenter Plug-in Loader がエラーで失敗する ホストの再起動時に SnapCenter Plug-in Loader が自動で起動しない vcenter の詳細登録タスクで警告が表示される ネットワーク外からクラスタ IP アドレスにアクセスできない MySQL Server と通信できないため SnapCenter 3.0 にアップグレードでき ない

7 目次 7 SnapCenter Server のアップグレード後にストレージシステムを追加でき ない SnapCenter Server をアンインストールできない アンインストールしたプラグインが vcenter から削除されない 付録 security login コマンドを使用した ONTAP RBAC ロールの追加 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere で推奨される最小 RBAC ロール 必要な最小 ONTAP 権限 SVM のロールを作成するための ONTAP CLI コマンド インストール中に Windows ホストで有効になる機能 著作権に関する情報 商標に関する情報 マニュアルの更新について 索引

8 8 このマニュアルの対象者 このマニュアルでは SnapCenter Server のインストール方法と 既存の SnapCenter ソフトウェアをアップグレードする方法について説明します また SnapCenter 環境の設定やプラグインのインストール Windows ホストでのストレージのプロビジョニングのほか SnapMirror および SnapVault のレプリケーション用ストレージの準備についても説明します このマニュアルは SnapCenter を使用して次の作業を実行するユーザを対象としています SnapCenter Server およびプラグインの最新リリースのダウンロードとインストール 既存の SnapCenter ソフトウェアのアップグレード ロールベースアクセス制御 (RBAC) SVM 接続 および Run As アカウントの設定 仮想化されたリソースの保護の設定 仮想化されたリソースを保護するための Virtual Storage Console for VMware vsphere (VSC) バックアップの SnapCenter Plug-in for VMware vsphere への移行 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング SnapMirror レプリケーションと SnapVault レプリケーションのためのストレージの準備 SnapCenter Server または個々のプラグインのアンインストール インストールを開始する前に SnapCenter Software 3.0 のリリースノートを読み このインストールガイドで以下の情報を確認しておく必要があります サポートされるストレージタイプ ストレージシステム アプリケーション およびブラウザ ホストの要件 接続とポートの要件 およびライセンス要件 仮想化されていないリソース 仮想化されたリソース および仮想マシンをサポートするために使用する SnapCenter プラグイン SnapCenter インストールワークシート クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションの導入の一環として SnapCenter を使用する場合は クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションの情報を確認しておく必要があります クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションと SnapCenter を使用した NAS ファイルサービスのデータ保護 SnapCenter のその他の機能やリリース固有の情報については ネットアップサポートサイト (mysupport.netapp.com) の SnapCenter ソフトウェア関連リソースのページにある該当するドキュメントを参照してください NetApp SnapCenter ソフトウェア関連リソース

9 9 SnapCenter の概要 SnapCenter は アプリケーションと整合性のあるデータ保護を実現する拡張性に優れたユニファイドプラットフォームです SnapCenter では一元的な管理と監視が可能ですが 一方で アプリケーション固有のバックアップ リストア クローニングのジョブの管理を各ユーザに委譲することができます SnapCenter を使用すれば データベース管理者やストレージ管理者は さまざまなアプリケーションやデータベースのバックアップ リストア クローニングを 1 つのツールで管理できます SnapCenter では NetApp データファブリック内のあらゆるエンドポイントのデータを管理できます SnapCenter を使用して オンプレミス環境間 オンプレミス環境とクラウドの間 およびプライベート ハイブリッド パブリックの各クラウド間でデータをレプリケートすることができます SnapCenter の機能 SnapCenter を使用すると アプリケーションと整合性のある Snapshot コピーを作成し Snapshot コピーベースのバックアップ クローニング リストア バックアップ検証などのデータ保護処理を実行できます SnapCenter では一元化された管理環境が実現しますが 一方で ロールベースアクセス制御 (RBAC) を使用して SnapCenter Server と Windows ホストまたは Linux ホストの個々のアプリケーションユーザにデータ保護機能や管理機能を委譲することができます SnapCenter の主要な機能には 次のものがあります アプリケーション データベース環境 仮想および物理ストレージに対応した SnapCenter Server を基盤とする拡張性に優れたユニファイドプラットフォーム ロールベースアクセス制御 (RBAC) によるセキュリティの実装と一元的なロール委譲 アプリケーションと整合性のある Snapshot コピーの管理 リストア クローニング バックアップ検証をプライマリとセカンダリの両方のデスティネーションでサポート (SnapMirror と SnapVault) SnapCenter グラフィカルユーザインターフェイスを使用したリモートでのパッケージインストール リモートでの無停止アップグレード データの高速な取得を可能にする SnapCenter の専用リポジトリ Microsoft Windows の Network Load Balancing(NLB) および Application Request Routing (ARR) を使用した負荷分散の実装とスケールアウトのサポート バックアップとクローニングの処理に対応したスケジュールとポリシーの一元管理 レポート 監視 およびダッシュボードビューの一元化 SnapCenter のコンポーネント SnapCenter は SnapCenter Server SnapCenter Plug-ins Package for Windows および SnapCenter Plug-ins Package for Linux で構成されます 各パッケージに SnapCenter のプラグインが含まれ

10 10 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド ています SnapCenter Custom Plug-ins を使用すると 同じ SnapCenter インターフェイスを使用してデータを保護する独自のカスタムプラグインを作成できます 仮想環境をサポートし VM とデータストアを保護するために SnapCenter は SnapCenter Plugin for VMware vsphere とも連携します SnapCenter には次のコンポーネントが含まれています SnapCenter Server SnapCenter Server には Web サーバ 一元化された HTML5 ベースのユーザインターフェイス PowerShell コマンドレット API および SnapCenter リポジトリが含まれています SnapCenter を使用すると 単一のユーザインターフェイスで複数の SnapCenter Server 間の負荷分散 高可用性 スケールアウトを実現できます SnapCenter で高可用性を実現するには Network Load Balancing(NLB) と Application Request Routing(ARR) を使用します 数千台ものホストで構成される大規模な環境においては SnapCenter Server を複数追加して負荷を分散すると便利です SnapCenter プラットフォームは 一元化された管理サーバ (SnapCenter Server) と SnapCenter ホストエージェント (SMCore) を含む多層型のアーキテクチャに基づいています SnapCenter Plug-ins Package for Windows を使用している場合 SnapCenter Server と Windows プラグインホストで SMCore エージェントが実行されます

11 SnapCenter の概要 11 SnapCenter Server は SMCore エージェントを通じて Windows プラグインと通信します SnapCenter Plug-ins Package for Linux を使用する場合は次のようになります SnapCenter Plug-in for Oracle Database の場合 SnapCenter Server ホストで実行されている SMCore エージェントが Linux ホストで実行されている SnapCenter Plug-in Loader (SPL) と通信して各種のデータ保護処理を実行します SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database および SnapCenter Custom Plug-ins の場合 サーバはホストで実行されている SMCore エージェントを通じてプラグインと通信します SnapCenter Server およびプラグインと SMCore エージェントとの通信には HTTPS が使用されます SnapCenter では リソースグループとポリシー管理 ( スケジュールや保持の設定など ) を通じて アプリケーションリソースの管理を一元化し データ保護ジョブを簡単に実行できます SnapCenter は ダッシュボード 各種レポートオプション ジョブ監視 ログおよびイベントのビューアにより 統合されたレポート環境を提供します SnapCenter の処理に関する情報は SnapCenter リポジトリに格納されます SnapCenter Plug-ins Package for Windows このインストールパッケージには 次のプラグインが含まれています SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server Plug-in for SQL Server は Microsoft SQL Server データベースに対応したバックアップ管理を提供する ネットアップストレージソリューションのホスト側コンポーネントです このプラグインを SQL Server ホストにインストールすると SnapCenter での Microsoft SQL Server データベースのバックアップ リストア およびクローニングの処理が自動化されます Plug-in for Windows は Plug-in for SQL Server のワークフローに必須のコンポーネントです VMDK または RDM を使用する仮想化された SQL Server に対するデータ保護処理を SnapCenter で実行する場合は SnapCenter Plug-in for VMware vsphere も使用する必要があります サポートされるのは SMB 共有のプロビジョニングのみです SnapCenter を使用して SQL Server データベースを SMB 共有にバックアップすることはできません SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows Plug-in for Windows は 他のプラグインのアプリケーション対応データ保護を可能にする ネットアップストレージソリューションのホスト側コンポーネントです Plug-in for Windows を使用すると Windows ホストのストレージのプロビジョニング 整合性のある Snapshot コピーの作成 およびスペースの再生を実行できます また Microsoft ファイルシステムに対応したデータ保護も可能になります このプラグインを Windows ホストにインストールすると ディスクの作成とサイズ変更 iscsi セッションの開始 igroup の管理 SMB 共有の管理 Windows ファイルシステム (Windows ホストにマウントされた NetApp LUN など ) のバックアップ リストア およびクローニングの処理を SnapCenter で実行できるようになります サポートされるのは SMB 共有および Windows ファイルシステムの物理 RDM LUN でのプロビジョニングです SnapCenter を使用して Windows ファイルシステムを SMB 共有にバックアップすることはできません

12 12 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド SnapCenter Plug-in for VMware vsphere SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は VM とデータストアのサポートに加え 仮想化されたデータベースと Windows ファイルシステムのサポートを提供する ネットアップストレージソリューションのホスト側コンポーネントです 仮想化されたデータベースと Windows ファイルシステムのサポート SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は SnapCenter の GUI を使用してバックアップ リカバリ およびクローニングの処理を実行する際に 仮想アプリケーションをサポートします SnapCenter では 仮想マシンディスク (VMDK) raw デバイスマッピング (RDM) および NFS データストアでの SQL Oracle Windows ファイルシステムに対するすべてのデータ保護処理に SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を標準で使用することで 仮想アプリケーションの複雑な保護処理の負担を軽減します VM とデータストアのサポート SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は vcenter の vsphere Web Client にも対応しています SnapCenter に登録されている VM とデータストアのバックアップ処理やリストア処理を vcenter から SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の GUI を使用して実行することができます リストアワークフローでは VMware Storage vmotion 機能を利用します Storage vmotion は vsphere Standard ライセンスに含まれていますが vsphere Essentials または Essentials Plus ライセンスでは使用できません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は Windows ホストにインストールされます SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database は SAP HANA データベースに対応したデータ保護管理を提供する NetApp SnapCenter ソフトウェアのホスト側コンポーネントです Plug-in for SAP HANA Database は SnapCenter 環境での SAP HANA データベースのバックアップ リストア およびクローニングを自動化します Plug-in for SAP HANA Database は HDBSQL クライアントホストにインストールされます このホストは Windows システムでも Linux システムでもかまいません SnapCenter Plug-ins Package for Linux このインストールパッケージには 次のプラグインが含まれています SnapCenter Plug-in for Oracle Database Plug-in for Oracle Database は Oracle データベースに対応したバックアップ管理を提供する ネットアップ統合ストレージソリューションのホスト側コンポーネントです Plug-in for Oracle Database を Oracle ホストにインストールすると SnapCenter でのバックアップ リストア リカバリ 検証 マウント アンマウント およびクローニングの処理が自動化されます 注 :Plug-in for Oracle Database は SAP 用の Oracle データベースの管理にも使用できます ただし SAP BR*Tools との統合はサポートされません SnapCenter Plug-in for UNIX Plug-in for UNIX は 基盤となるホストのストレージスタックを処理するプラグインです Plug-in for Oracle Database と連携して Linux ホストで実行されている Oracle データベースのバックアップ リストア クローニング マウント およびアンマウントの処理を実行できます Plug-in for UNIX は ONTAP を実行しているストレージシステムで Network File System(NFS) プロトコルおよび Storage Area Network(SAN; ストレージエリアネットワーク ) プロトコルをサポートします SnapCenter Plug-in for VMware vsphere も使用すると VMDK および RDM LUN で Oracle データベースがサポートされます

13 SnapCenter の概要 13 SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database は SAP HANA データベースに対応したデータ保護管理を提供する NetApp SnapCenter ソフトウェアのホスト側コンポーネントです Plug-in for SAP HANA Database は SnapCenter 環境での SAP HANA データベースのバックアップ リストア およびクローニングを自動化します Plug-in for SAP HANA Database は HDBSQL クライアントホストにインストールされます このホストは Windows システムでも Linux システムでもかまいません SnapCenter Plug-in for NAS File Services とクラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションの使用 クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションを使用すると ストレージ管理者と IT ジェネラリストは パブリックまたはプライベートクラウドのオブジェクトストアとの間で ファイル共有に対して Snapshot コピーベースのデータ保護処理を実行できます このソリューションには NetApp ONTAP SnapCenter データ管理ソフトウェア および AltaVault クラウド統合ストレージソフトウェアが含まれており 高速な Snapshot コピーと効率的なアレイベースのレプリケーションによって高いサービスレベルを実現します クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションの導入の一環として SnapCenter Plug-in for NAS File Services を使用する場合は クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションの情報を確認しておく必要があります SnapCenter Custom Plug-ins カスタムプラグインを作成し SnapCenter Custom Plug-ins 機能を使用して任意のアプリケーションを管理することができます SnapCenter Custom Plug-ins 機能はカスタマイズされたプラグインをサポートし アプリケーションに対応したリソースのデータ保護と管理を可能にします カスタムプラグインは SnapCenter でサポートされていないアプリケーションに対応するために SnapCenter ユーザが作成するもので SnapCenter のインストールには含まれていません カスタムプラグインをインストールすると SnapCenter と NetApp SnapMirror テクノロジを使用して別のボリュームのバックアップセットのミラーコピーを作成し NetApp SnapVault テクノロジを使用してディスクツーディスクのバックアップレプリケーションを実行できます Custom Plug-ins は Windows と Linux のどちらの環境でも使用できます Windows 環境では カスタムプラグインに SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows を組み合わせて使用することで ファイルシステムの整合性のあるバックアップを作成することができます ネットアップではカスタムプラグインの作成と使用をサポートしていますが 作成したカスタムプラグインはネットアップによるサポートの対象外です ネットアップでは SnapCenter ソフトウェアを使用した MySQL と DB2 のカスタムプラグインのサンプルを提供しています これらのプラグインは NetApp Tool Chest からダウンロードできます 注 :MySQL および DB2 のカスタムプラグインについては ネットアップのコミュニティによるサポートのみとなります 独自のカスタムプラグインの作成については カスタムプラグインを作成する開発者向けのガイドを参照してください 関連概念 インストールの準備 (21 ページ )

14 14 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 関連資料 ホストの要件 (24 ページ ) 関連情報 SnapCenter Software 3.0 Developer's Guide for Creating Custom Plug-ins SnapCenter を使用したカスタムアプリケーションの保護クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションと SnapCenter を使用した NAS ファイルサービスのデータ保護 SnapCenter のセキュリティ機能 SnapCenter では データの安全を確保するために厳格なセキュリティおよび認証機能を採用しています SnapCenter のセキュリティ機能を次に示します SnapCenter への通信には いずれも HTTP over SSL(HTTPS) が使用されます SnapCenter では すべてのクレデンシャルが Advanced Encryption Standard(AES) 暗号化を使用して保護されます SnapCenter で使用しているセキュリティアルゴリズムは Federal Information Processing Standard(FIPS) に準拠しています SnapCenter では Transport Layer Security(TLS)1.2 を使用した ONTAP との通信がサポートされています クライアントとサーバの間の通信にも TLS 1.2 を使用できます SnapCenter は 会社のファイアウォールの内側にインストールされます これにより SnapCenter Server へのアクセス および SnapCenter Server とプラグインの間の通信が可能になります SnapCenter の API や処理へのアクセスには トークンが使用されます トークンの有効期限は 24 時間です トークンも AES で暗号化されます SnapCenter のログインは Windows Active Directory と統合されています また アクセス権限を制御するロールベースアクセス制御 (RBAC) も統合されています SnapCenter の PowerShell コマンドレットセッションはセキュリティで保護されます デフォルトでは 操作を行わないまま 15 分が経過すると 5 分後に SnapCenter からログアウトすることを示す警告が表示されます 最後に操作を行ってから 20 分が経過した時点で SnapCenter からログアウトされ 再ログインが必要になります デフォルトのログアウト期間の変更に関する情報を参照してください ログインに 5 回以上失敗すると一時的にログインできなくなります 関連タスク SnapCenter のデフォルトの GUI セッションタイムアウトの変更 (48 ページ ) SnapCenter GUI のセッションタイムアウト時間を デフォルトのタイムアウト時間である 20 分から変更できます

15 SnapCenter の概要 15 データ保護でのリソース リソースグループ ポリシーの使用 SnapCenter を使用する前に 実行するバックアップ クローニング リストアの各処理に関連する基本的な概念を理解しておくと役立ちます ここでは これらの処理で扱うリソース リソースグループ およびポリシーについて説明します リソースとは SnapCenter でバックアップやクローンを作成するデータベース Windows ファイルシステム VM またはファイル共有などです ただし 環境によっては データベースインスタンス Microsoft SQL Server の可用性グループ Oracle データベース Oracle RAC データベース Windows ファイルシステムのほか カスタムのアプリケーション VM またはデータストアのグループもリソースに該当します SnapCenter リソースグループは ホストまたはクラスタ上のリソースの集まりです リソースグループに対して処理を実行すると リソースグループに指定したスケジュールに従って リソースグループに定義されているリソースに対して処理が実行されます 単一のリソースまたはリソースグループをオンデマンドでバックアップすることができます また スケジュールされたバックアップを単一リソースおよびリソースグループに対して実行することもできます データベースのバックアップにはデータベースのプラグイン Windows ファイルシステムのバックアップには Plug-in for Windows VM とデータストアのバックアップには Plug-in for VMware vsphere を使用します 注 :Plug-in for VMware vsphere では 単一のリソースはリソースグループに含まれている場合にのみバックアップされます リソースグループは ネットアップソフトウェアで以前はデータセットと呼ばれていたものです SnapCenter では VMware vcenter のバックアップジョブのことをリソースグループと呼んでいます ポリシーは バックアップ頻度 コピーの保持 レプリケーション スクリプトといった データ保護処理の特性を指定するものです リソースグループを作成するときに そのグループに対して 1 つ以上のポリシーを選択します 単一リソースに対してオンデマンドでバックアップを実行するときにもポリシーを選択できます リソースグループでは 保護する対象と保護するタイミング ( 日時 ) を定義できます ポリシーでは 保護する方法を定義できます たとえば すべてのデータベースまたはホストのすべてのファイルシステムをバックアップする場合 すべてのデータベースまたはホストのすべてのファイルシステムを含むリソースグループを作成します このリソースグループに 日次ポリシーと毎時ポリシーの 2 つのポリシーを適用します リソースグループを作成してポリシーを適用する際に フルバックアップを 1 日 1 回実行するようにリソースグループを設定し 別のスケジュールでログバックアップを 1 時間おきに実行するように設定します 次の図は データベースのリソース リソースグループ ポリシーの関係を示しています

16 16 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 次の図は Windows ファイルシステムのリソース リソースグループ およびポリシーの関係を示しています

17 17 新規ユーザ向けのインストールワークフロー SnapCenter を初めて導入し NetApp SnapManager 製品を使用していない場合 バックアップを作成する前に サーバとパッケージをインストールして設定し ストレージをプロビジョニングし レプリケーション関係を設定する必要があります NAS ファイルサービス環境の一部として SnapCenter を使用している場合は クラウドバックアップ向けネットアップデータファブリックソリューションの関連リソースを参照してください 一部の機能は 特定のオペレーティングシステムでのみ使用できます ホスト要件の情報を参照してください 関連資料 ホストの要件 (24 ページ )

18 18 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 関連情報 SnapCenter を使用したカスタムアプリケーションの保護

19 19 SnapManager ユーザ向けのインストールワークフロー NetApp SnapManager から SnapCenter に移行する場合は ストレージレイアウトの設定 レプリケーション関係の定義 バックアップの設定がすでに完了しています SnapCenter をインストールして設定したあとに SnapCenter のインポート機能を使用して SnapManager 環境から SnapCenter に移行できます SnapManager や SnapDrive をアンインストールする必要はありません SnapCenter にデータをインポートするためには SnapManager と SnapDrive がインストールされている必要があります 注 :SnapCenter では ONTAP 7-Mode はサポートされていません 7-Mode を実行するシステムに格納されたデータと構成を clustered Data ONTAP システムに移行する場合は 7- Mode Transition Tool を使用してください 詳細については ネットアップのドキュメント :7-Mode Transition Tool を参照してください

20 20 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 一部の機能は 特定のオペレーティングシステムでのみ使用できます ホスト要件の情報を参照してください 関連資料 ホストの要件 (24 ページ ) 関連情報 SnapManager から SnapCenter へのデータのインポートネットアップのドキュメント :7-Mode Transition Tool

21 21 インストールの準備 SnapCenter をインストールする前に いくつかの要件と前提条件について理解しておく必要があります サポートされるストレージタイプ ホストの要件 サポートされるストレージシステムとアプリケーション サポートされるブラウザ 仮想アプリケーションと仮想マシンでサポートされるプラグイン 接続とポートの要件 SnapCenter ライセンス Microsoft Network Load Balancing と Application Request Routing の機能の使用 SnapCenter インストールワークシートを使用することを推奨します 要件に関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool 関連概念 仮想アプリケーションと仮想マシンのサポート (29 ページ ) SnapCenter リポジトリ (36 ページ ) Network Load Balancing と Application Request Routing のオプション (37 ページ ) SnapCenter の RDM の処理に必要な最小限の vcenter 権限 (117 ページ ) 関連資料 ホストの要件 (24 ページ ) サポートされるストレージシステムとアプリケーション (27 ページ ) 接続とポートの要件 (31 ページ ) SnapCenter のライセンス要件 (33 ページ ) SnapCenter インストールワークシート (40 ページ ) SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows および SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server でサポートされるストレージタイプ SnapCenter は 物理マシンと仮想マシンの両方でさまざまなストレージタイプをサポートしています ホストに対応したパッケージをインストールする前に ストレージタイプがサポートされているかどうかを確認する必要があります Windows Server では SnapCenter によるプロビジョニングとデータ保護がサポートされます サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool

22 22 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド マシン ストレージタイプ プロビジョニング方 法 サポートのメモ 物理サーバ FC 接続 LUN SnapCenterのグラフィカルユーザインターフェイス (GUI) または PowerShellコマンドレット VMware VM iscsi 接続 LUN Storage Virtual Machine(SVM) 上の SMB3(CIFS) 共有 FC または iscsi HBA で接続された RDM LUN iscsi イニシエータによってゲストシステムに直接接続された iscsi LUN VMFS または NFS データストア上の Virtual Machine File System(VMFS) SVM 上の SMB3 共有に接続されたゲストシステム SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット PowerShell コマンドレット SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット VMware vsphere または VSC のクローニングユーティリティ SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット プロビジョニングのみがサポートされます SMB プロトコルを使用するデータや共有は SnapCenter ではバックアップできません プロビジョニングのみがサポートされます SMB プロトコルを使用するデータや共有は SnapCenter ではバックアップできません

23 インストールの準備 23 マシン ストレージタイプ プロビジョニング方 法 サポートのメモ Hyper-V VM 仮想ファイバチャネルスイッチで接続された仮想 FC(vFC) LUN iscsi イニシエータによってゲストシステムに直接接続された iscsi LUN SVM 上の SMB3 共有に接続されたゲストシステム SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット 仮想ファイバチャネルスイッチで接続された仮想 FC(vFC)LUN のプロビジョニングには Hyper-V Manager を使用する必要があります プロビジョニングのみがサポートされます SMB プロトコルを使用するデータや共有は SnapCenter ではバックアップできません 注 :Hyper-V のパススルーディスク およびネットアップストレージでプロビジョニングされた VHD(VHDX) でのデータベースのバックアップはサポートされません SnapCenter Plug-in for Oracle Database でサポートされるストレージタイプ SnapCenter は 物理マシンと仮想マシンの両方でさまざまなストレージタイプをサポートしています SnapCenter Plug-ins Package for Linux をインストールする前に ストレージタイプがサポートされているかどうかを確認する必要があります SnapCenter を使用したストレージのプロビジョニングは SnapCenter Plug-ins Package for Linux ではサポートされません マシンストレージタイプサポートのメモ 物理サーバ VMware ESX FC 接続 LUN iscsi 接続 LUN NFS 接続ボリューム FC または iscsi HBA で接続された RDM LUN iscsi イニシエータによってゲストシステムに直接接続された iscsi LUN VMFS または NFS データストア上の VMDK ゲストシステムに直接接続された NFS ボリューム 次のストレージ構成は SnapCenter Plug-in for Oracle Database でサポートされません

24 24 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド VMDK 上のASM RDM LUN 上のASM VMDK 上のRAC RDM LUN 上のRAC SnapCenter Plug-in for VMware vsphere でサポートされるストレージタイプ SnapCenter Plug-in for VMware vsphere では VMware の仮想マシンとデータストアがサポートされます ホストに対応したパッケージをインストールする前に ストレージタイプがサポートされているかどうかを確認する必要があります サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool マシン ストレージタイプ プロビジョニング方 法 サポートのメモ VMware VM FC または iscsi HBA で接続された RDM LUN iscsi イニシエータでゲストシステムに直接接続された iscsi LUN VMFS または NFS データストア上の Virtual Machine File System(VMFS) SVM 上の SMB3 共有に接続されたゲストシステム SnapCenter PowerShell コマンドレット SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット VMware vsphere または VSC のクローニングユーティリティ SnapCenter の GUI または PowerShell コマンドレット プロビジョニングのみがサポートされます SMB プロトコルを使用するデータや共有は SnapCenter ではバックアップできません ホストの要件 SnapCenter のインストールを開始する前に インストールパッケージのスペース要件と ホストシステムの基本的な要件を十分に理解しておく必要があります ドメインの要件 SnapCenter のインストールを開始する前に ドメインの要件を確認しておく必要があります SnapCenter Server は プラグインのホストと同じドメイン内のサーバまたは信頼されたドメイン内のサーバにインストールする必要があります 注 :SnapCenter を使用してデータを保護するには SnapCenter Server ドメインとプラグインドメインの間に双方向の信頼関係が必要です SnapCenter Server ドメインとプラグイン

25 インストールの準備 25 ドメインの間には Microsoft の Active Directory ドメインと信頼関係スナップインを使用した信頼関係が必要です ドメイントラスト マルチドメインフォレスト およびクロスドメイントラストはサポートされていますが クロスフォレストドメインはサポートされません 注 :SnapCenter Server をインストールしたあとに SnapCenter ホストが配置されているドメインを変更しないでください SnapCenter Server をインストールした時点のドメインから SnapCenter Server を削除して その後 SnapCenter Server をアンインストールしようとすると アンインストール処理は失敗します Active Directory ドメインと信頼関係に関する Microsoft のドキュメント ( technet.microsoft.com/en-us/library/cc aspx) を参照してください インストールには ローカル管理者のクレデンシャルを持つドメインユーザの権限が必要です スペースとサイジングの要件 SnapCenter のインストールを開始する前に 基本的なホストシステムのスペース要件とサイジング要件を十分に理解しておく必要があります インストールのスペース要件 SnapCenter の各コンポーネントでインストールに必要なスペースは次のとおりです コンポーネント SnapCenter Server SnapCenter Plug-ins Package for Windows SnapCenter Plug-ins Package for Linux SnapCenterリポジトリ 必要なスペース 10GB 5GB 1GB 20GB SnapCenter Serverのホストシステムのサイジング要件 SnapCenterホストには以下が必要です 最小 RAM:32GB 最小 CPU:CPU 4 プラグインホストシステムのサイジング要件 プラグインホストには 4GB 以上の RAM が必要です ただし 8GB の RAM を推奨します SnapCenter Plug-ins Package for Linux をインストールする場合 Linux ホストには ログを格納するために少なくとも 5GB のスペースが必要です サポートされるオペレーティングシステム SnapCenter のインストールを開始する前に NetApp Interoperability Matrix を参照して 使用しているオペレーティングシステムのサポート状況を確認しておく必要があります サポートされるオペレーティングシステム SnapCenter Server をインストールする前に 使用可能なすべてのシステムおよびセキュリティのアップデートを適用することを推奨します SnapCenter Server は特定のバージョンの Windows Server をサポートします

26 26 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド SnapCenter Plug-ins Package for Windows は特定のバージョンの Windows Server をサポートします 注 :CSV タイプのディスクを作成する場合は Windows Server 2008 R2 SP1 でクラスタ共有ボリューム (CSV) 機能を有効にする必要があります SnapCenter Plug-ins Package for Linux は 以下のオペレーティングシステムの特定のバージョンをサポートします Red Hat Enterprise Linux Oracle Linux 注 :Oracle Linux または RHEL 6.6 または 7.0 オペレーティングシステムの LVM で Oracle データベースを使用している場合は 最新バージョンの論理ボリュームマネージャ (LVM) をインストールする必要があります SUSE Linux Enterprise Server(SLES) サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool SnapCenter Server が管理するホストの追加要件 Windows Server 2008 R2 SP1 ホストおよび Windows Server 2012 ホストの場合は SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows のインストールで必要なコンポーネントの一部がインストールされません 以下のソフトウェアがすべてのホストにインストールされていることを確認し インストールされていない場合は手動でインストールする必要があります Microsoft.NET Framework 以降 WMF 4.0 PowerShell 4.0 SAN ホストの要件 SnapCenter ホストが FC / iscsi 環境に配置されている場合 ONTAP ストレージへのアクセスを有効にするために 追加のソフトウェアをシステムにインストールする必要があることがあります SnapCenter ホストが SAN 環境に配置されている場合は 次のソフトウェアのインストールが必要になることがあります Host Utilities Host Utilities は FC および iscsi をサポートします Windows サーバ上で MPIO を使用するために必要です ONTAP DSM for Windows MPIO Windows MPIO ドライバと連携して ネットアップと Windows のホストコンピュータ間の複数のパスを管理します 詳細については Host Utilities および ONTAP DSM for Windows MPIO の製品ドキュメントと ネットアップサポートサイトの Interoperability Matrix Tool を参照してください ネットアップのマニュアル NetApp Interoperability Matrix Tool

27 インストールの準備 27 サポートされるストレージシステムとアプリケーション 相互運用性に関するすべての最新情報については ネットアップサポートサイトの Interoperability Matrix を確認してください インストールを開始する前に ストレージシステムおよびアプリケーションの基本的なサポートについて理解しておくと役に立ちます 要件に関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool ONTAP の要件 SnapCenter で必要な ONTAP のバージョンは 保護が必要なデータに応じて異なります 要件に関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください データ保護のニーズ クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューション (SnapCenter Plug-in for NAS File Services と AltaVault クラウド保護を使用 ) NAS ファイルサービスのセカンダリストレージでの保護 (AltaVault を使用しない ) 必要な ONTAP のバージョン ONTAP 9.1 ONTAP 8.3 その他の SnapCenter プラグイン ONTAP SnapCenter Server リポジトリとしての MySQL のサポート SnapCenter 3.0 のインストール中 MySQL Server が SnapCenter Server ホストにインストールされます SnapCenter 3.0 以降では Microsoft SQL Server および MySQL Server の他のバージョンの新規インストールはサポートされていません 注 : 以前のバージョンの SnapCenter で MySQL Server を使用していて MySQL のバージョンをアップグレードする必要がある場合は 5.8 より前のバージョンにアップグレードできます 以前のバージョンの SnapCenter で Microsoft SQL Server データベースを使用していた場合 SnapCenter 3.0 へのアップグレード中に Microsoft SQL Server が MySQL Server にアップグレードされ すべてのリポジトリデータが MySQL リポジトリデータベースに移行されます 注 : すべてのリポジトリデータの移行にかかる時間は リポジトリのサイズによって異なります Plug-in for SQL Server に対する SQL Server のサポート サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください Oracle データベースのサポート サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください 仮想アプリケーション環境のサポート SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は SnapCenter でサポートされるすべての仮想アプリケーションをサポートしています

28 28 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 注 : 次のシナリオでは SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をインストールする必要はありません SQL Server 環境でゲスト内 iscsi イニシエータが使用されている Oracle 環境で NFS またはゲスト内 iscsi イニシエータが使用されている VM とデータストアのサポート Microsoft ホスト上の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は VMware vcenter 上の VM とデータストアをサポートしています サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください SAP HANA データベースのサポート SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database は 次の SAP HANA データベースタイプの特定のバージョンをサポートしています SAP HANA Single Container データベース SAP HANA Multitenant Database Containers(MDC) サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください カスタムプラグインのサポート SnapCenter Custom Plug-ins は 以下のデータベースの特定のバージョンをサポートしています MySQL DB2 Mongo DB サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください 関連情報 NetApp Interoperability Matrix Tool ネットアップのマニュアル :Virtual Storage Console for VMware vsphere サポートされるブラウザ インストールを開始する前に ブラウザの基本的なサポートについて理解しておくと役に立ちます サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool Chrome Internet Explorer

29 インストールの準備 29 デフォルトレベルのセキュリティのみがサポートされます Internet Explorer のセキュリティ設定に変更を加えると ブラウザの表示に重大な問題が発生します Internet Explorer の互換表示は無効にする必要があります Microsoft Edge SnapCenter Plug-in for VMware vsphere でサポートされるブラウザは VMware vsphere vcenter と同じです 仮想アプリケーションと仮想マシンのサポート SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は 仮想アプリケーション ( 仮想化されたデータベースおよび Windows ファイルシステム ) のネイティブなバックアップ リカバリ クローニング機能を提供します VMware vcenter に Web クライアントとしてもインストールされている場合 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は ネットアップストレージシステムを使用する VMware 環境内の仮想マシンのバックアップとリストアを提供します Plug-in for VMware vsphere は SnapCenter Plug-ins Package for Windows に含まれています SnapCenter は このプラグインを標準で使用して vcenter と通信し ユーザの操作なしに仮想アプリケーションのデータを保護します これにより 仮想アプリケーションをより簡単に保護できます vcenter GUI を使用していて SnapCenter を使用して VM を保護するためには Plug-in for VMware vsphere を vcenter プラグインとしてインストールします vcenter のプラグイン GUI は VM のバックアップおよびリストア処理に使用し SnapCenter GUI は 仮想化されたデータベースやアプリケーションのデータ保護を含む 他のすべてのデータ保護処理に使用します その他のデータ保護または VM 管理処理を実行するには vcenter の他のツールを使用する必要があります Plug-in for VMware vsphere のインストールを計画する際は 次の要件を考慮する必要があります Plug-in for VMware vsphere をインストールおよび管理するためには SnapCenter 管理者権限が必要です 専用の Windows ホスト ( 仮想または物理 ) にプラグインをインストールする必要があります Plug-in for VMware vsphere ホストには 他のプラグインをインストールしないでください SnapCenter Server にはプラグインをインストールしないでください Plug-in for VMware vsphere では IPV6 はサポートされていません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere と vcenter Server リンクモードの使用 vcenter のリンクモードまたは拡張リンクモードを使用して複数の vcenter Server がリンクされている環境で SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を使用している場合は SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のインスタンスを各 vcenter Server に 1 つずつ登録して SnapCenter Plug-in for VMware vsphere と vcenter Server を 1:1 のペアにする必要があります こうすることで vcenter 6.0.x またはその他のサポートされるバージョンを実行しているすべてのサー

30 30 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド バで リンクモードの 1 つの SnapCenter Plug-in for VMware vsphere Web クライアントからバックアップおよびリストア処理を実行できます 注 : リンクモードではない vcenter Server がある場合でも SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のインスタンスを各 vcenter Server に登録する必要があります この図では vcenter A または vcenter B のいずれかにログオンでき この 2 つの vcenter はリンクモードであるため 両方の VM でのバックアップおよびリストア処理を 1 つの SnapCenter Plug-in for VMware vsphere Web クライアントから実行できます ただし vcenter C はリンクモードではないため vcenter A と vcenter B のどちらも vcenter C でのバックアップおよびリストア処理は実行できません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere Web クライアントを使用してリンクモードの複数の vcenter Server にまたがってバックアップおよびリストア処理を実行するには 以下の条件を満たす必要があります 各 vcenter Server に SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のインスタンスがインストールされている必要があります SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のインストール後に ユーザを作成して適切な RBAC ロールに割り当てる必要があります プラグインの RBAC ロールは vcenter の RBAC ロールとは別のもので リンクモード構成内で調整されます vcenter Server の指定が必要な処理を実行する場合は ドロップダウンリストから vcenter Server を選択します デフォルトの vcenter Server は 常にドロップダウンリストの先頭のサーバです サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool 関連概念 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に組み込みの事前定義のロール (60 ページ )

31 インストールの準備 31 接続とポートの要件 SnapCenter をインストールするには 接続とポートが最小要件を満たしている必要があります 1 つのポートを複数のアプリケーションで共有できないポートはすべて適切なアプリケーション専用にする必要があります カスタマイズ可能なポートデフォルトのポートを使用しない場合は インストール時にカスタムポートを選択できます カスタマイズ可能なポート番号をインストール後に変更することはできません インストール後にポート番号を変更する場合は SnapCenter をアンインストールして再度インストールする必要があります 固定ポート固定ポートの場合は デフォルトのポート番号を受け入れる必要があります ファイアウォール ファイアウォール プロキシ またはその他のネットワークデバイスによって接続が妨げられないように注意してください インストール時にカスタムポートを指定した場合は プラグインホストに SnapCenter Plug-in Loader(SPL) 用にそのポートのファイアウォールルールを追加する必要があります 注 : これは SnapCenter Plug-in for VMware vsphere には該当しません プラグインのインストール時に SnapCenter Plug-in for VMware vsphere ホストにファイアウォールルールが追加されます SnapCenter で使用されるデフォルトのポートは次のとおりです ポートのタイプ SnapCenter のポート SnapCenter SMCore の通信ポート MySQL のポート Windows プラグインホスト デフォルトポート 8146(HTTPS) 双方向 固定 URL: SnapCenter クライアント (SnapCenter ユーザ ) と SnapCenter Server の間の通信に使用されます また プラグインのホストから SnapCenter Server への通信にも使用されます 8145(HTTPS) 双方向 カスタマイズ可能 SnapCenter Server と SnapCenter プラグインがインストールされているホストの間の通信に使用されます 3306(HTTPS) 双方向 カスタマイズ可能 SnapCenter と MySQL リポジトリデータベースの間の通信に使用されます 注 :NAS ファイルサービスのデータの保護を有効にしている場合 MySQL のポートを変更することはできません 135 および 445(TCP) 135 と 445 が使用できない場合 SnapCenter は ポート 1024~1034 で開いているポートを探します プラグインパッケージのバイナリをプラグインホストにプッシュするために Windows Management Instrumentation(WMI) サービスで使用されます これらのポートはプラグインホスト上でのみ開いておく必要があり インストール後は閉じることができます

32 32 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド ポートのタイプ Linux プラグインホスト SnapCenter Plug-ins Package for Windows SnapCenter Plug-ins Package for Linux Linux サーバの SnapCenter ファイルカタログのポート SnapCenter 用のカスタムプラグイン SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のポート VMware vsphere vcenter のポート Virtual Storage Console for VMware vsphere デフォルトポート 21 および 22(SSH) プラグインパッケージのバイナリを Linux プラグインホストにコピーするために SnapCenter で使用されます これらのポートを開いておくか ファイアウォールまたは iptables から除外しておく必要があります 8145(HTTPS) 双方向 カスタマイズ可能 SMCore と SnapCenter プラグインがインストールされているホストの間の通信に使用されます 通信パスは SVM 管理 LIF プラグインホスト SnapCenter Server の間で開いている必要があります 8145(HTTPS) 双方向 カスタマイズ可能 SMCore と SnapCenter プラグインがインストールされているホストの間の通信に使用されます 通信パスは SVM 管理 LIF と SnapCenter Server の間で開いている必要があります 8145 双方向 カスタマイズ可能 固定ポートであるポート および 8983 も必要です SnapCenter Server とインデックスサーバの間の通信とインデックスサーバ間の通信に使用されます 9090(HTTPS) 固定 カスタムプラグインホストでのみ使用される内部ポートです ファイアウォールの例外は不要です SnapCenter Server とカスタムプラグインの間の通信はポート 8145 を介してルーティングされます 8144(HTTPS) 双方向 カスタマイズ可能 SnapCenter と VMware vsphere の間の通信に使用されます 通信パスは SVM 管理 LIF と SnapCenter Server の間で開いている必要があります 443(HTTPS) 双方向 カスタマイズ可能 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI と vcenter 間の通信に使用されます 8143(HTTPS) 双方向 固定 SnapCenter と VSC の間の通信に使用されます 注 :VSC ホストが SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行されたあとは VSC でこのポートは使用されません SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database のポート 3<instance_number>13 または 3<instance_number>15 HTTP または HTTPS 双方向 カスタマイズ可能 マルチテナントデータベースコンテナ (MDC) のシングルテナントの場合は ポート番号は 13 で終わり MDC 以外の場合はポート番号は 15 で終わります たとえば はインスタンス 20 のポート番号で はインスタンス 10 のポート番号です

33 インストールの準備 33 クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションのポート情報 SnapCenter のデフォルトポートのほかにクラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションで使用されるデフォルトポートは次のとおりです これらのポートはインストールプロセスで設定できます ポートのタイプ Linux サーバの SnapCenter ファイルカタログのポート SnapCenter Service Level Manager のポート AltaVault SnapMirror AltaVault GUI AltaVault REST API のポート デフォルトポート 8145 双方向 カスタマイズ可能 固定ポートであるポート または 8983 も必要です SnapCenter Server とインデックスサーバの間の通信とインデックスサーバ間の通信に使用されます 58443(HTTPS) SnapCenter Server と SnapCenter Service Level Manager アプリケーションサーバの間の通信に使用されます 5010(TCP) ONTAP から AltaVault への通信に使用されます AltaVault で開いておく必要があります 少なくとも 1 つのクラスタ間 LIF が必要です 443(HTTPS) 双方向 固定 クライアントと AltaVault GUI の間の通信に使用されます HTTPS のみがサポートされます 8443(HTTPS) 双方向 固定 SnapCenter と AltaVault の間の REST API の通信に使用されます 関連情報 クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションと SnapCenter を使用した NAS ファイルサービスのデータ保護 SnapCenter のライセンス要件 SnapCenter でデータ保護処理を可能にするには いくつかのライセンスが必要です ライセンス説明インストール先 ONTAP ONTAP には次のいずれかのライセンスが必要です SnapMirror ライセンス ( 個別選択または Premium Bundle に付属 ) SnapVault ライセンス ( 個別選択または Premium Bundle に付属 ) プラットフォームによっては SnapMirror または SnapVault のライセンスが別途提供されていないものがあり それらのプラットフォームでは Premium Bundle が必要になります Premium Bundle は従来のシステムでも新しいプラットフォームでも利用できます

34 34 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド ライセンス説明インストール先 SnapMirror SnapVault SnapRestore バックアップセットをデスティネーションストレージシステムにミラーリングするためのライセンスです このソリューションでは必須です 既存の SnapMirror ライセンスを使用できます デスティネーションストレージシステムへのディスクツーディスクのバックアップレプリケーションを実行するためのオプションのライセンスです SnapCenter でバックアップセットのリストアや検証を実行する場合に必要になるライセンスです ソースとデスティネーションのストレージシステム 通常 FAS から FAS へのレプリケーションでは ソースとデスティネーションの両方のシステムに SnapMirror が必要になります ソースとデスティネーションのストレージシステム プライマリストレージシステム リモート検証に加えてバックアップからのリストアを実行するには SnapVault デスティネーションシステムにも必要です リモート検証を実行する場合は SnapMirror デスティネーションシステムにも必要です

35 インストールの準備 35 ライセンス説明インストール先 SnapCenter 要件や必要な機能に応じて Standard ライセンスまたは Standard ライセンスと Advanced ライセンスの両方を使用できます Standard SnapCenter インスタンスに SVM を追加して ONTAP ストレージのバックアップとリカバリ クローンライフサイクル管理 基本的なレポート作成 タスクの自動化 ホストファイルシステム (Windows Linux UNIX) カスタムのアプリケーションやデータベース SnapMirror および SnapVault セカンダリデスティネーションへの Snapshot コピーの更新 VMware による仮想化 エンタープライズアプリケーション (Microsoft SQL Server Oracle) のサポートが可能です SnapCenter Server (FAS および All Flash FAS の Premium Bundle に含まれている標準的なコントローラベースのライセンスを使用している場合を除く ) Advanced FAS と All Flash FAS: SnapCenter Server ではなくプライマリストレージコントローラにインストールされた Premium Bundle に含まれます ONTAP Select と ONTAP Cloud: 個別選択のライセンスで SnapCenter で管理するストレージの使用容量に基づいて料金が発生します AltaVault を使用したクラウドへの NAS 共有のバックアップ ファイルカタログ およびサービスレベル目標 (SLO) のデータ保護をサポートするライセンスです Advanced ライセンスの前提条件として Standard ライセンスが必要です FAS All Flash FAS ONTAP Select ONTAP Cloud: 個別選択のライセンスで SnapCenter で管理するストレージの使用容量に基づいて料金が発生します 注 :ONTAP Select または ONTAP Cloud を使用している場合は SnapCenter Standard ライセンスと SnapCenter Advanced 容量ライセンスが必要です 注 :SnapCenter の各容量ライセンスについて 90 日間の試用版ライセンスが提供されています

36 36 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド ライセンス説明インストール先 プロトコル VMware vsphere 次のライセンスが必要です LUN の場合は iscsi または FC ライセンス SMB 共有の場合は CIFS ライセンス NFS タイプの VMDK の場合は NFS ライセンス VMFS タイプの VMDK の場合は iscsi または FC ライセンス リストア処理では Storage vmotion を使用するため SnapCenter Plug-in for VMware vsphere でリストア処理を実行するには vsphere Standard ライセンスが必要です vsphere Essentials または Essentials Plus ライセンスには Storage vmotion は含まれません ソースストレージシステム ソースボリュームを利用できない場合に SnapMirror デスティネーションシステムからデータを提供するには SnapMirror デスティネーションシステムに必要です VMware ホスト 関連タスク SnapCenter 容量ライセンスの追加 (64 ページ ) 関連情報 クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションと SnapCenter を使用した NAS ファイルサービスのデータ保護 SnapCenter リポジトリ SnapCenter リポジトリ (NSM データベースと呼ばれることもある ) には SnapCenter のあらゆる要素についての情報とメタデータが保存されます SnapCenter 3.0 をインストールすると リポジトリデータベースとして MySQL Server が SnapCenter Server ホストにインストールされます 注 : 特定のバージョンの MySQL Server に依存する既存のアプリケーションがある場合は SnapCenter をインストールする前に解決しておく必要があります 以前のバージョンの SnapCenter で Microsoft SQL Server データベースを使用していた場合 SnapCenter 3.0 へのアップグレード中に Microsoft SQL Server が MySQL Server にアップグレードされ すべてのリポジトリデータが MySQL リポジトリデータベースに移行されます 注 : すべてのリポジトリデータの移行にかかる時間は リポジトリのサイズによって異なります SnapCenter リポジトリには 以下に関する情報とメタデータが保存されます バックアップ クローン リストア 検証のメタデータ レポート作成 ジョブ イベントの情報 ホストおよびプラグインの情報

37 インストールの準備 37 ロール ユーザ アクセス許可の詳細 ストレージシステムの接続情報 SnapCenter は リポジトリ管理機能を使用して自身のリポジトリをバックアップします Network Load Balancing と Application Request Routing のオプション Network Load Balancing(NLB) と Application Request Routing(ARR) は Microsoft の機能です 組み合わせて使用することで 高可用性とロードバランシングが実現します SnapCenter のインストール時に NLB および ARR を設定することができます インストール前にこれらのオプションを理解しておく必要があります SnapCenter で NLB と ARR を使用するには インストール中に該当するオプションを選択する必要があります あとから手動で設定することはできません SnapCenter を本番環境で使用していて 複数の SnapCenter Server ホストを対象としたユーザインターフェイスを導入する予定の場合は ARR と NLB の両方を SnapCenter に設定する必要があります SnapCenter では 他のタイプのロードバランシングはサポートされていません NLB の高可用性機能についての詳細は Microsoft の次のドキュメントを参照してください Network Load Balancing ARR についての詳細は Microsoft の次のドキュメントを参照してください Application Request Routing Version 2 Overview Application Request Routing download Deployment Recommendations for Application Request Routing MySQL NSM リポジトリデータベースは SnapCenter ホストに自動的にインストールされます NLB のセットアップでは 2 つ目のノードに SnapCenter をインストールする際 1 つ目のノードの NLB に参加します これにより 2 つ目のノードに NSM データベースのコピーが作成されます NLB を SnapCenter 環境に実装する場合は ネットワークアダプタと NLB クラスタの IP 設定を同じにする必要があり ネットワークアダプタで動的ホスト構成プロトコル (DHCP) が無効になっている必要があります NLB を設定するには すべての NLB ノードから公開される専用の IP アドレス ( 仮想 IP) が必要です たとえば IPv4 の仮想 IP を選択した場合 NLB の対象となるすべてのノード上のすべてのアダプタで IPv4 形式がサポートされている必要があります IPv6 の場合も同様で すべてのアダプタおよびクラスタ IP で IPv6 がサポートされている必要があります また NLB 構成に SVM を追加する場合は NLB 構成内の各ノードが同じ名前または FQDN に解決される必要があります Microsoft 分散トランザクションコーディネーター (MS DTC) サービスを使用するクラスタに SnapCenter がインストールされている場合は ファイアウォールにこのサービスを例外として追加する必要があります NLB クラスタノードで MS DTC のファイアウォールの例外が追加されていない場合 リソースグループの作成とホストの削除が失敗します SnapCenter での NLB と ARR のステータスの表示についての詳細は SnapCenter の管理マニュアルを参照してください 関連情報 SnapCenter を使用した管理タスクの実行

38 38 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド Application Request Routing の要件 Application Request Routing(ARR) を使用するには IIS の特定の機能と設定が必要です ARR の基本的な仕組みと SnapCenter で使用する場合のセットアップ方法について理解しておく必要があります SnapCenter をインストールする前に ARR と必要な ARR モジュールをインストールし SnapCenter のインストール時に ARR を自動で設定することを推奨します SnapCenter で ARR を使用する場合 各プラグインホストが Network Load Balancing(NLB) の IP アドレスを使用して SnapCenter と通信できる必要があります Internet Explorer(IE) で IP Address:8146 にアクセスしても SnapCenter の UI が表示されない場合は 各プラグインホストで IE の信頼済みサイトに NLB の IP アドレスを追加するか あるいは各プラグインホストで IE のセキュリティ強化オプションを無効にする必要があります ネットアップの技術情報アーティクル : SnapCenter in an HA configuration with Application Request Routing enabled ARR には 次の IIS 機能が追加で必要です URL Rewrite モジュール External Cache モジュール さらに 次の要件を満たしている必要があります.NET 3.5 と.NET の両方 ワイルドカードベースの自己署名証明書を作成済みですべてのサーバで使用している 要求転送でのループを回避するルールが Web サーバに設定されている サーバの Ready for load balancing のメッセージは無視してかまいません このメッセージは アプリケーションが IIS で Web Farm Network を使用してプロビジョニングされている場合にのみ Yes になります 以下は ARR で必要なコンポーネントの一覧です 各コンポーネントを記載された順序でインストールする必要があります これらのコンポーネントは SnapCenter のインストーラが Web ファームを適切にセットアップし 適切なルーティングルールを追加するためにも必要です 1. IIS 2. Web Platform Installer Web Deploy Web Farm Framework 2.0(IIS および Web Platform Installer 3.0 が必要 ) 5. Web Platform Installer 5(3.0 からアップグレード ) 6. Web Deploy 3.5(2.0 からアップグレード ) 7. Application Request Routing URL Rewrite Module 2.0(ARR 3.0 でインストール ) Windows の [ プログラムの追加と削除 ] で リストにこのモジュールが表示されることを確認してください 9. External Disk Cache(ARR 3.0 でインストール )

39 インストールの準備 39 Windows の [ プログラムの追加と削除 ] で リストにこのモジュールが表示されることを確認してください ARR の詳細については Microsoft の次のドキュメントを参照してください Application Request Routing Version 2 Overview Application Request Routing download Deployment Recommendations for Application Request Routing 高可用性実現のための MySQL レプリケーションのサポート MySQL Server の機能である MySQL レプリケーションを使用すると MySQL データベースサーバ ( マスター ) から別の MySQL データベースサーバ ( スレーブ ) へ データをレプリケートできます SnapCenter 3.0 では Network Load Balancing(NLB) が有効な 2 つのノード間でのみ 高可用性実現のために MySQL レプリケーションをサポートしています SnapCenter は マスターリポジトリに対して読み取りまたは書き込みの処理を実行し マスターリポジトリで障害が発生した場合はスレーブリポジトリへ接続をルーティングします この場合 スレーブリポジトリがマスターリポジトリになります SnapCenter では逆方向のレプリケーションもサポートされており これはフェイルオーバー時にのみ有効になります MySQL の高可用性 (HA) 機能を使用する場合は SnapCenter のインストール中に Application Request Routing(ARR) を有効にして 1 つ目のノードで Network Load Balancing(NLB) を設定する必要があります MySQL リポジトリは インストール中にこのノードにインストールされます 2 つ目のノードに SnapCenter をインストールするときは 1 つ目のノードの NLB に追加する必要があります これにより 2 つ目のノードに MySQL リポジトリのコピーが作成されます SnapCenter には MySQL レプリケーションを管理するための PowerShell コマンドレットとして Get-SmRepositoryConfig と Set-SmRepositoryConfig が用意されています MySQL HA 機能に関連する次の制限事項を理解しておく必要があります NLB と MySQL HA がサポートされるのは 2 つのノードまでです SnapCenter スタンドアロンインストールから NLB インストールまたはその逆の切り替えや MySQL スタンドアロンセットアップから MySQL HA への切り替えはサポートされていません スレーブリポジトリのデータがマスターリポジトリのデータと同期されていない場合 自動フェイルオーバーはサポートされません Set-SmRepositoryConfig コマンドレットを使用すると 強制的にフェイルオーバーを開始できます フェイルオーバーが開始されると 実行中のジョブが失敗する場合があります MySQL Server または SnapCenter Server がダウンしたためにフェイルオーバーが発生した場合 実行中のすべてのジョブが失敗する可能性があります 2 つ目のノードへのフェイルオーバー後 後続のすべてのジョブは正常に実行されます 関連情報 SnapCenter Software 3.0 Windows Cmdlet Reference Guide

40 40 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド SnapCenter インストールワークシート SnapCenter のインストールを準備する際に必要な情報を事前に収集しておくと インストールプロセスを簡易化できます 必要な情報 Application Request Routing (ARR) Network Load Balancing (NLB) 収集 / 決定する情報 ARR を有効にしてインストールするかどうかを決定する必要があります ARR は SnapCenter をインストールする前にインストールして設定しておく必要があります NLB を有効にする場合は NLB クラスタを作成するか 既存のクラスタに参加するかを決めておく必要があります NLB クラスタを作成する場合は 次の情報を取得する必要があります NLB クラスタ名 : NLB クラスタのプライマリ IP: インターフェイス名 : 既存の NLB クラスタに参加する場合は 次の情報を取得する必要があります 1 つ目の NLB ノード IP: インターフェイス名 : NLB は SnapCenter のインストール前に事前に設定するか インストール中に設定できます クレデンシャル SnapCenter に管理者としてログインする際に使用するクレデンシャルを把握しておく必要があります ローカル管理者のアクセス許可を持つドメインユーザが必要です アカウント (Domain\User): パスワード : インストール先 SnapCenter Server と SnapCenter リポジトリのインストール先のパスを参照して指定できます SnapCenter Server の Web コンポーネントと SMCore は デフォルトでは C:\Program Files\NetApp\SnapCenter WebApp の該当するフォルダにインストールされます リポジトリコンポーネントは デフォルトでは C: \ProgramData\NetApp\SnapCenter\MySQL Data にインストールされます プラグインパッケージは デフォルトでは C: \ProgramData\NetApp\SnapCenter\Package Repository にあります

41 インストールの準備 41 必要な情報 SnapCenter ポート設定 NAS ファイルサービス設定のファイルカタログ 収集 / 決定する情報 必ず正しいポート番号を指定してください ポート番号を変更するには SnapCenter を再インストールする必要があります SnapCenter のインストール時にカスタムポートを指定した場合は プラグインホストに SnapCenter Plug-in Loader (SPL) 用にそのポートのファイアウォールルールを追加する必要があります 詳細については 接続とポートの要件を参照してください SnapCenter を使用して NAS ファイルサービスの保護を管理し 1 つ以上のファイルカタログサーバ上で索引付けを設定する場合は 次の項目を設定する必要があります IPアドレスまたはホスト名 : ポート : OSユーザ名 : パスワード : MySQL データベース接続 MySQL を SnapCenter のデータベースリポジトリとして使用している場合は 次の項目を設定する必要があります ポート : デフォルトポートを使用するか カスタムポートを指定できます 注 :NAS ファイルサービスのデータの保護を有効にしている場合 MySQL のポートを変更することはできません パスワード : SnapCenter 3.0 をインストールする場合 : ファイルのカタログ化を有効にしていない場合 パスワードにはスペース カンマ [ ] を使用できません ファイルのカタログ化を有効にしている場合 パスワードにはスペース カンマ \ [\] "" ' ` % & <> ^ \ / () ; = を使用できません 以前のバージョンの SnapCenter からアップグレードする場合 : ファイルのカタログ化を有効にしていない場合 パスワードにはスペース カンマ [ ] を使用できません ファイルのカタログ化を有効にしている場合 パスワードにはスペース カンマ \ [\] "" ' ` % & <> ^ \ / () ; = を使用できません 詳細については 接続とポートの要件を参照してください

42 42 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 関連資料 接続とポートの要件 (31 ページ )

43 43 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール SnapCenter とプラグインパッケージをインストールする場合は SnapCenter のインストール ログイン 設定の実行 ホストの追加とプラグインパッケージの導入 の順序で進める必要があります 必要に応じて PowerShell コマンドレットを使用して複数のインストール手順や設定手順を実行することもできます 詳細については SnapCenter コマンドレットのヘルプを使用するか コマンドレットのリファレンス情報を参照してください 手順 1. SnapCenter Server のインストール (44 ページ ) インストールの前提条件を満たし SnapCenter インストールワークシートに記入したら InstallShield ウィザードを使用して SnapCenter Server をインストールできます 2. SnapCenter へのログイン (46 ページ ) SnapCenter では ロールベースアクセス制御を通じてユーザまたはグループにロールとリソースが割り当てられます ユーザは Active Directory アカウントで SnapCenter のグラフィカルユーザインターフェイスにログインします 3. SnapCenter のデフォルトの GUI セッションタイムアウトの変更 (48 ページ ) SnapCenter GUI のセッションタイムアウト時間を デフォルトのタイムアウト時間である 20 分から変更できます 4. SnapCenter ユーザのためのロールベースアクセス制御の設定 (48 ページ ) SnapCenter のロールベースアクセス制御を使用すると SnapCenter リソースの制御を別のユーザまたはユーザのグループに委譲できます ロールの作成と変更 ユーザへのリソースアクセスの追加はいつでもできますが SnapCenter を初めて設定するときは 少なくとも Active Directory ユーザまたはグループをロールに追加してから そのユーザまたはグループにリソースアクセスを追加する必要があります 5. vcenter RBAC と ONTAP RBAC を使用した認証およびユーザ管理 (57 ページ ) SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を使用している場合 vcenter Server によってさらに細かく RBAC を実装できます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は vcenter Server RBAC と Data ONTAP RBAC の両方をサポートしています 6. SnapCenter 容量ライセンスの追加 (62 ページ ) SnapCenter にストレージシステムを追加する前に 1 つ以上の SnapCenter ライセンスをインストールする必要があります 7. ストレージシステム接続のセットアップ (65 ページ ) SnapCenter でバックアップ リストア クローニング プロビジョニングの処理を実行する前に ストレージシステム接続をセットアップして SnapCenter から ONTAP ストレージにアクセスできるように設定する必要があります これには AutoSupport 機能および Event Management System(EMS; イベント管理システム ) 機能の設定も含まれます 8. Run As クレデンシャルのセットアップ (69 ページ ) 特定のデータベースインスタンスに対してジョブを実行するには 正しい認証方式で Run As クレデンシャルを設定する必要があります Run As アカウントのクレデンシャルは Windows のスケジュールと Linux のアカウントアクセスを含む SnapCenter の処理を実行できるようにユーザを認証します 9. プラグインパッケージのインストール (73 ページ ) SnapCenter のグラフィカルユーザインターフェイス (GUI) または PowerShell コマンドレットを使用して ホストを SnapCenter に登録し 管理対象ホストにプラグインパッケージをインストールする必要があります

44 44 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 関連情報 SnapCenter Software 3.0 Windows Cmdlet Reference Guide SnapCenter Software 3.0 Linux Command Reference Guide SnapCenter Server のインストール インストールの前提条件を満たし SnapCenter インストールワークシートに記入したら InstallShield ウィザードを使用して SnapCenter Server をインストールできます 開始する前に インストールワークシートの記入が完了している必要があります SnapCenter ホストシステムに Windows の最新の更新プログラムが適用されていて システムの再起動が完了している必要があります Windows インストーラのデバッグを有効にしておく必要があります Windows インストーラのログの有効化については Microsoft の Web サイトを参照してください ドメインに属するサーバに SnapCenter Server をインストールする必要があります 注 :SnapCenter Server をドメインコントローラにインストールすることはできません Microsoft の Active Directory ドメインと信頼関係スナップインを使用して SnapCenter Server のドメインとプラグインのドメインの間で双方向の信頼関係が確立されている必要があります ドメイントラスト マルチドメインフォレスト およびクロスドメイントラストはサポートされていますが クロスフォレストドメインはサポートされません Active Directory ドメインと信頼関係に関する Microsoft のドキュメントを参照してください Microsoft Application Request Routing(ARR) を使用して複数の SnapCenter Server にまたがるロードバランシングを単一の UI で実行する予定の場合は SnapCenter をインストールする前に ARR および Microsoft Web Farm Framework(WFF) をインストールする必要があります ネットアップナレッジベース 手順 1. SnapCenter Server のインストールパッケージをネットアップサポートサイト (mysupport.netapp.com) からダウンロードします 2. 次のいずれかの方法で SnapCenter Server をインストールします ダウンロードした.exe ファイルをダブルクリックして SnapCenter Server インストーラを起動します ローカルホストの Windows コマンドプロンプトで インストーラをダウンロードしたディレクトリに移動し.exe ファイルを実行します 次のコマンドを使用してデバッグモードでインストールできます SnapCenterversion.exe/debuglog dir_path\log_name.log 3. [Network Load Balancing] 画面で NLB を有効にして設定する場合は [Enable and configure NLB on the host] を選択します

45 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 45 a. [Create new NLB cluster] を選択して 1 つ目のノードの詳細を入力します b. 1 つ目のノードで NLB クラスタを作成後 2 つ目のノードでインストーラを実行する際には [Join existing NLB cluster] を選択して詳細を入力します NLB クラスタ内の 2 つのノードに SnapCenter をインストールする場合は クラスタの 2 つ目のノードで SnapCenter インストーラを実行する前に NLB クラスタ名と IP アドレスを DNS サーバに登録する必要があります 注 :NLB と ARR が有効な設定ではロードバランシングがサポートされますが NLB クラスタノードのフェイルオーバーは SnapCenter Plug-in for NAS File Services でサポートされません 注 :NLB セットアップの 2 つ目のノードで SnapCenter Server インストールパッケージを実行するには 1 つ目のノードで SnapCenter Server のインストールを完了しておく必要があります 両方のノードに SnapCenter を同時にインストールしないでください 4. [Application Request Routing] 画面で [Configure ARR farm for SnapCenter] を選択して ARR を設定します この画面は ARR がインストールされている場合にのみ表示されます 5. [Credentials] 画面で SnapCenter に管理者としてログインする際に使用するクレデンシャルを入力します ローカル管理者のアクセス許可を持つドメインユーザが必要です 注 :SnapCenter のインストール後 SnapCenter にログインし RBAC をセットアップして他のユーザやグループのアクセスを設定する必要があります 6. [Installation Folder] 画面で SnapCenter Server と SnapCenter リポジトリのインストール先のパスを参照して指定できます SnapCenter Server の Web コンポーネントと SMCore は デフォルトでは C:\Program Files\NetApp の該当するフォルダにインストールされます リポジトリコンポーネントは デフォルトでは C:\ProgramData\NetApp \SnapCenter にインストールされます 注 :NLB の 2 つ目のノードのセットアップでは 1 つ目のノードで使用したインストールパスが自動的に入力され 別のパスを設定することはできません 7. [SnapCenter Ports Configuration] 画面で ポートの詳細を入力します デフォルトのポートが自動的に入力されますが カスタムポートを指定することもできます NLB の 2 つ目のノードのセットアップでは 1 つ目のノードへのインストールで使用した SnapCenter ポートが自動的に入力され 別のポートを設定することはできません 8. SnapCenter を使用して NAS ファイルサービスの保護を管理し 1 つ以上のファイルカタログサーバで索引付けを設定する場合は 詳細を入力します 重要 : ファイルカタログサーバは SnapCenter のインストール時にのみ設定できます インストール後にファイルカタログサーバを追加することはできません 詳細を入力したら [Add index server] をクリックしてプラグインインストールのリストにカタログサーバを追加します 解凍済みのインストーラパッケージが見つからない場合は 解凍済みのパッケージをインストールしてからインストールを続行する必要があります SnapCenter Plug-ins Package for Linux がホストにインストールされている場合は アンインストールしてからインストールを続行する必要があります 9. [MySQL Database Connection] 画面で ポートとパスワードの詳細を入力します

46 46 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド ファイルのカタログ化を有効にしていない場合 パスワードにはスペース カンマ [ ] を使用できません ファイルのカタログ化を有効にしている場合 パスワードにはスペース カンマ \ [\] "" ' ` % & <> ^ \ / () ; = を使用できません デフォルトのポートが自動的に入力されますが カスタムポートを指定することもできます NLB の 2 つ目のノードのセットアップでは 1 つ目のノードへのインストールで使用した MySQL ポートが自動的に入力され 別のポートを設定することはできません 注 :NAS ファイルサービスの保護を有効にしている場合 MySQL のポートを変更することはできません 1 つ目のノードへの SnapCenter のインストール時に MySQL NSM データベースがインストールされます 2 つ目のノードに SnapCenter をインストールする際には 1 つ目のノードの NLB に参加する必要があります これにより 2 つ目のノードに NSM データベースのコピーが作成され MySQL のレプリケーションが設定されて高可用性が実現します 注 :SnapCenter をアンインストールしても MySQL NSM データベースはアンインストールされません したがって SnapCenter を再インストールする際には 以前のインストールで指定した同じポートを入力する必要があります タスクの結果 ログファイルが %temp% フォルダに古いものから順番に表示されます 関連資料 SnapCenter インストールワークシート (40 ページ ) 関連情報 クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションと SnapCenter を使用した NAS ファイルサービスのデータ保護 SnapCenter へのログイン SnapCenter では ロールベースアクセス制御を通じてユーザまたはグループにロールとリソースが割り当てられます ユーザは Active Directory アカウントで SnapCenter のグラフィカルユーザインターフェイスにログインします タスク概要 SnapCenter Server をインストールすると SnapCenter のインストール先のデスクトップにショートカットが作成されます また インストールが終了すると インストールウィザードに インストール中に指定した情報に基づいて SnapCenter の URL が表示されます リモートシステムからログインする場合は この URL をコピーして使用できます 注意 :Web ブラウザで複数のタブを開いている場合 SnapCenter のタブだけを閉じても SnapCenter からはログオフされません SnapCenter との接続を終了するには [Sign out] ボタンをクリックするか Web ブラウザ全体をシャットダウンして SnapCenter からログオフする必要があります 注意 : セキュリティ上の理由から SnapCenter のパスワードをブラウザに保存しないことを推奨します GUI のデフォルトの URL は SnapCenter Server がインストールされたサーバのデフォルトのポート 8146 へのセキュアな接続 ( になります SnapCenter のインストール時に別のサーバポートを指定した場合は そのポートが代わりに使用されます

47 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 47 Network Load Balancing(NLB) を導入した環境では NLB クラスタの IP( NLB_Cluster_IP:8146) を使用して SnapCenter にアクセスする必要があります Internet Explorer(IE) で にアクセスしても SnapCenter の UI が表示されない場合は 各プラグインホストで IE の信頼済みサイトに NLB の IP アドレスを追加するか あるいは各プラグインホストで IE のセキュリティ強化オプションを無効にする必要があります ネットアップの技術情報アーティクル : SnapCenter in an HA configuration with Application Request Routing enabled SnapCenter の GUI に加え 次のインターフェイスを使用できます PowerShell コマンドレット (Windows ホスト ) SQL データベースの場合 PowerShell コマンドレットを使用して 設定 バックアップ リストア 検証 クローニングの各処理を実行するスクリプトを記述できます Windows ファイルシステムと NAS ファイルサービスのデータの場合 PowerShell コマンドレットを使用してデータ保護処理のスクリプトを記述できます SnapCenter のコマンドラインインターフェイス (CLI) である sccli(linux ホスト ) CLI を使用して データ保護処理を実行するスクリプトを記述できます 注 : 一部のコマンドレットは SnapCenter 3.0 で変更されています 以前のバージョンの SnapCenter スクリプトでコマンドレットを使用している場合 スクリプトの更新が必要になることがあります 詳細については SnapCenter コマンドレットまたは SnapCenter CLI のドキュメントを参照してください 手順 1. ローカルホストのデスクトップに表示されたショートカット インストールの終了時に表示された URL または SnapCenter 管理者から受け取った URL を使用して SnapCenter を起動します 2. ユーザクレデンシャルを入力します Domain\UserName 注 :SnapCenter への初回ログイン時は インストールプロセスで指定したクレデンシャルを使用してログインする必要があります 3. 複数のロールが割り当てられている場合は このログインセッションで使用するロールを [Role] ボックスから選択します ログインすると SnapCenter の右上に現在のユーザとそのロールが表示されます タスクの結果 SnapCenter を初めて使用する場合は [Storage Systems] ページが表示され [Get Started] ペインが展開されます 関連情報 SnapCenter Software 3.0 Windows Cmdlet Reference Guide SnapCenter Software 3.0 Linux Command Reference Guide

48 48 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド SnapCenter のデフォルトの GUI セッションタイムアウトの変更 SnapCenter GUI のセッションタイムアウト時間を デフォルトのタイムアウト時間である 20 分から変更できます タスク概要 セキュリティ機能として デフォルトでは 操作を行わないまま 15 分が経過すると 5 分後に SnapCenter の Web UI からログアウトすることを示す警告が表示されます 操作を行わないまま 20 分が経過すると SnapCenter の Web UI からログアウトされ 再度ログインが必要になります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Settings] > [Global Settings] をクリックします 2. [Global Settings] ページで [Configuration Settings] をクリックします 3. [Session Timeout] フィールドで 新しいセッションタイムアウトを分単位で入力し [Save] をクリックします SnapCenter ユーザのためのロールベースアクセス制御の設定 SnapCenter のロールベースアクセス制御を使用すると SnapCenter リソースの制御を別のユーザまたはユーザのグループに委譲できます ロールの作成と変更 ユーザへのリソースアクセスの追加はいつでもできますが SnapCenter を初めて設定するときは 少なくとも Active Directory ユーザまたはグループをロールに追加してから そのユーザまたはグループにリソースアクセスを追加する必要があります ユーザまたはグループのアカウントは SnapCenter を使用して作成するのではなく オペレーティングシステムまたはデータベースの Active Directory に作成します SnapCenter で使用するロールベースアクセス制御の種類 SnapCenter のロールベースアクセス制御 (RBAC) を使用して SnapCenter 管理者はロールを作成してアクセス権限を設定できます この方法でアクセスを一元管理することで アプリケーション管理者がそれぞれの委譲された環境で安全に作業することができます SnapCenter の RBAC を設定するプロセスは難しいものではありませんが 選択したすべてのユーザが SnapCenter にアクセスできるように RBAC の各要素について理解して正しく設定することが重要です SnapCenter では 次の種類のロールベースアクセス制御を使用します SnapCenter の RBAC SnapCenter プラグインの RBAC( 一部のプラグイン ) アプリケーションレベルの RBAC ONTAP の権限 SnapCenter の RBAC ロールと権限 SnapCenter には 権限を割り当て済みの事前定義されたロールがいくつか用意されています これら既存のロールにユーザまたはユーザグループを割り当てること

49 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 49 認証 ができます また 新しいロールを作成して権限とユーザを管理することもできます ユーザまたはグループへの権限の割り当てユーザまたはグループに権限を割り当てるには [Settings] > [User Assets] をクリックします この画面で ホスト ストレージ接続 リソースグループなど SnapCenter のオブジェクトにアクセスする権限を割り当てます SnapCenterAdmin ロールの権限は変更できません RBAC の権限は 同じフォレスト内のユーザとグループ および別のフォレストに属しているユーザに割り当てることができます フォレストにまたがってネストされたグループに属するユーザには RBAC の権限を割り当てることはできません ロールへのユーザまたはグループの割り当てロールにユーザまたはグループを割り当てるには [Settings] > [Roles] をクリックします 注 : カスタムロールを作成する場合は SnapCenterAdmin ロールのすべての権限を含める必要があります Host add や Host remove など 一部の権限しかコピーしなかった場合 それらの処理を実行することはできません ユーザは グラフィカルユーザインターフェイス (GUI) または PowerShell コマンドレットを使用して ログインする際に認証情報を指定する必要があります ユーザが複数のロールに割り当てられている場合は ログインクレデンシャルの入力後に 使用するロールを指定するように求められます また API を実行する際にも認証が必要になります SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の RBAC SnapCenter Plug-in for VMware vsphere には 事前定義された vcenter のロールが付属しています vcenter の GUI で SnapCenter の処理を実行するには それらのロールを vcenter の Active Directory ユーザに追加する必要があります SnapCenterAdmin ロールの権限は変更できません アプリケーションレベルの RBAC SnapCenter では Run As クレデンシャルを使用して 権限のある SnapCenter ユーザにアプリケーションレベルの権限も必ず付与されるようにします たとえば SQL Server 環境で Snapshot コピーやデータ保護の処理を実行する場合は Run As クレデンシャルに Windows または SQL の適切なクレデンシャルを設定する必要があります SnapCenter Server は どちらの方法で設定されたクレデンシャルも認証します Windows ファイルシステム環境で ONTAP ストレージに対して Snapshot コピーやデータ保護の処理を実行する場合は SnapCenter の管理者ロールに Windows ホストに対する管理者権限を割り当てる必要があります 同様に Oracle データベースに対してデータ保護処理を実行する場合 データベースホストでオペレーティングシステム (OS) 認証が無効なときは Run As クレデンシャルに Oracle データベースまたは Oracle ASM のクレデンシャルを設定する必要があります SnapCenter Server は 実行される処理に応じて いずれかの方法で設定されたクレデンシャルを認証します ONTAP の権限 ストレージシステムにアクセスするには vsadmin アカウントの権限が必要です

50 50 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 関連概念 必要な最小 ONTAP 権限 (168 ページ ) 関連タスク security login コマンドを使用した ONTAP RBAC ロールの追加 (166 ページ ) 関連資料 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere で推奨される最小 RBAC ロール (167 ページ ) SVM のロールを作成するための ONTAP CLI コマンド (172 ページ ) ロールベースアクセス制御の権限とロール SnapCenter のロールベースアクセス制御 (RBAC) では ロールを作成して権限を追加してから そのロールにユーザやそのグループを割り当てることができます これにより SnapCenter 管理者が環境を一元的に管理しながら アプリケーション管理者にデータ保護ジョブの管理を委譲することができます SnapCenter には 事前定義されたロールと権限がいくつか用意されています SnapCenter のロール SnapCenter には次のロールがあらかじめ定義されています これらのロールにユーザやグループを割り当てて使用できるほか 新しいロールを作成することもできます ユーザにロールを割り当てると SnapCenter Admin ロールを割り当てた場合を除き そのユーザに関連するジョブのみが [Jobs] ページに表示されるようになります App Backup and Clone Admin Backup and Clone Viewer Infrastructure Admin SnapCenter Admin SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のロール SnapCenter Plug-in for VMware vsphere で事前定義されている VMware vsphere の vcenter のロールを次に示します これらのロールにユーザやグループを割り当てて使用できるほか 新しいロールを作成することもできます SCV Administrator SCV Backup SCV Restore SCV View SnapCenter の権限 SnapCenter の権限を次に示します Resource Group Policy Backup Host Storage Connection Clone Provision(Microsoft SQL データベースのみ ) Dashboard Reports

51 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 51 Restore Full Volume Restore(Custom Plug-ins のみ ) Resource 管理者以外のユーザがリソース検出処理を実行する場合 管理者からプラグインの権限が求められます Plug-in Install / Uninstall 注 :Plug-in Install 権限を有効にした場合は Host 権限も変更して読み取りと更新を有効にする必要があります Migration Mount(Oracle データベースのみ ) Unmount(Oracle データベースのみ ) Catalog(NAS ファイルサービスのみ ) 関連資料 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere で推奨される最小 RBAC ロール (167 ページ ) 事前定義された SnapCenter のロールと権限 SnapCenter には 事前定義されたロールが用意されており それぞれ一連の権限がすでに有効になっています ロールベースアクセス制御 (RBAC) をセットアップして管理するときは これらの事前定義されたロールを使用するか 新しいロールを作成できます 事前定義されたロールにユーザを追加する前に どの権限が有効になっていてどの権限が有効になっていないかを理解しておくと役立ちます SnapCenter では 次のロールが事前定義されています SnapCenter Admin ロール Backup and Clone Viewer ロール App Backup and Clone Admin ロール Infrastructure Admin ロール ロールにユーザを追加するときは Storage Connection 権限を割り当てて Storage Virtual Machine(SVM) の通信を有効にするか SVM をユーザに割り当ててその SVM を使用する権限を有効にする必要があります Storage Connection 権限を割り当てられたユーザは SVM 接続を作成できます たとえば SnapCenter Admin ロールのユーザは SVM 接続を作成し App Backup and Clone Admin ロールのユーザに割り当てることができます App Backup and Clone Admin ロールには デフォルトでは SVM 接続を作成または編集する権限は付与されていません SVM 接続が割り当てられていないユーザは バックアップ クローニング リストアの処理を実行できません SnapCenter Admin ロール SnapCenter Admin ロールでは すべての権限が有効になっています このロールの権限を変更することはできません ロールに対しては ユーザやグループを追加または削除できます App Backup and Clone Admin ロール App Backup and Clone Admin ロールには アプリケーションバックアップとクローン関連のタスクに対して管理操作を実行するために必要な権限が付与されています ホスト管理 プ

52 52 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド ロビジョニング ストレージ接続管理 リモートインストールに必要な権限は含まれていません 権限有効作成読み取り更新削除 Resource Group 該当なし Policy 該当なし Backup 該当なし Host 該当なし Storage Connection 該当なし Clone 該当なし Provision 該当なし Dashboard 該当なし該当なし該当なし該当なし Reports 該当なし該当なし該当なし該当なし Restore 該当なし該当なし該当なし該当なし Resource Plug-in Installation 該当なし該当なし該当なし Migration 該当なし該当なし該当なし該当なし Mount 該当なし該当なし該当なし Unmount 該当なし該当なし該当なし Full Volume Restore 該当なし該当なし該当なし Backup and Clone Viewer ロール Backup and Clone Viewer ロールには すべての権限の読み取り専用権限が付与されています また 検出 レポート およびダッシュボードへのアクセスに必要な権限も有効になっています 権限有効作成読み取り更新削除 Resource Group 該当なし Policy 該当なし Backup 該当なし Host 該当なし Storage Connection 該当なし Clone 該当なし Provision 該当なし Dashboard 該当なし該当なし該当なし該当なし Reports 該当なし該当なし該当なし該当なし Restore 該当なし該当なし該当なし Resource Plug-in Installation 該当なし該当なし該当なし該当なし Migration 該当なし該当なし該当なし該当なし

53 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 53 権限 有効 作成 読み取り 更新 削除 Mount 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし Unmount 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし Full Volume Restore 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし Infrastructure Admin ロール Infrastructure Admin ロールでは ホストの管理 ストレージの管理 プロビジョニング リソースグループ リモートインストールのレポート およびダッシュボードへのアクセスに必要な権限が有効になっています また NAS ファイルサービスの管理用に リソースグループ バックアップ リストア およびカタログ化の権限も付与されています 権限有効作成読み取り更新削除 Resource Group 該当なし Policy 該当なし Backup 該当なし Host 該当なし Storage Connection 該当なし Clone 該当なし Provision 該当なし Dashboard 該当なし該当なし該当なし該当なし Reports 該当なし該当なし該当なし該当なし Restore 該当なし該当なし該当なし該当なし Resource Plug-in Installation 該当なし該当なし該当なし該当なし Migration 該当なし該当なし該当なし該当なし Mount 該当なし該当なし該当なし該当なし Unmount 該当なし該当なし該当なし該当なし Full Volume Restore 該当なし該当なし該当なし 事前定義された SCV のロールとアクセス許可 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere には 事前定義された SCV ロールが用意されており それぞれ一連のアクセス許可がすでに有効になっています 事前定義されたロールにユーザを追加する前に どのアクセス許可が有効になっていてどのアクセス許可が有効になっていないかを理解しておくと役立ちます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere には 次の事前定義されたロールが含まれています SCV Administrator SCV Backup SCV Restore SCV View

54 54 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド vcenter の権限 vcenter の権限 データストア : 事前定義された SCV ロール SCV Administr ator SCV Backu p Allocate space x x Browse datastore x x Low level file operations Move datastore x x Remove datastore x x Rename datastore x x SCV Restore x SCV View ホスト : 設定 : Advanced settings x x Change settings x x Storage partition configuration x x System resources x x ホスト : ローカルの処理 : Create virtual machine x x Delete virtual machine x x Reconfigure virtual machine x x ネットワーク : Assign network x x リソース : Apply recommendation x x Assign virtual machine to resource pool x x Migrate powered off virtual machine x x Query vmotion x x タスク : x x x Create task x x x Update task 仮想マシン : 設定 : Add existing disk x x Add new disk x x Advanced x x

55 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 55 vcenter の権限 事前定義された SCV ロール SCV Administr ator SCV Backu p Change resource x x Reload from path x x Remove disk x x SCV Restore SCV View 仮想マシン : 操作 : Power off x x Power on x x 仮想マシン : インベントリ Create from existing x x Create new x x Move x x Register x x Remove x x Unregister x x 仮想マシン : スナップショット管理 : Create snapshot x x x Remove snapshot x x x Revert to snapshot x x x SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の権限 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の権限 privilege.netappscv.label: 事前定義された SCV ロール SCV Administr ator privilege.netappscv.backup.label x x privilege.netappscv.backup.backupnow.label x x privilege.netappscv.backup.backupscheduled.label x x privilege.netappscv.backup.deletebackupjob.label x x SCV Backu p SCV Restore SCV View privilege.netappscv.configure.label privilege.netappscv.configure.configuresnapcente rserver.label privilege.netappscv.configure.configurestoragesys tems.label x x x x x

56 56 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の権限 privilege.netappscv.configure.configurestoragesys tems.addupdate.label privilege.netappscv.configure.configurestoragesys tems.delete.label 事前定義された SCV ロール SCV Administr ator SCV Backu p x x x x SCV Restore SCV View privilege.netappscv.recovery.label x x privilege.netappscv.recovery.mountunmount.label x x privilege.netappscv.recovery.recovervm.label x x privilege.netappscv.view.label x x x x ロールへのユーザの追加 SnapCenter ユーザのロールベースアクセス制御を設定するには ロールにユーザまたはグループを追加します ロールに基づいて SnapCenter ユーザがアクセスできるオプションが決まります 開始する前に SnapCenterAdmin ロールでログインする必要があります タスク概要 SnapCenter には 事前定義されたロールが複数あります それらのロールにユーザを追加するか 新しいロールを作成できます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Settings] をクリックします 2. [Settings] ページで [Roles] をクリックします 3. [Roles] ページで ユーザを追加するロールを選択します 4. [Modify] をクリックします 5. [Next] をクリックして ウィザードの [Users/Groups] ページまで進みます 6. [Users/Groups] ページで ユーザが属しているドメインを指定します 7. [user or group name] フィールドにユーザまたはグループの名前を入力し [Add] をクリックします 同じ手順を繰り返して 選択したロールに必要なユーザまたはグループを追加します 8. [Next] をクリックして概要を確認し [Finish] をクリックします 関連タスク security login コマンドを使用した ONTAP RBAC ロールの追加 (166 ページ )

57 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 57 アセットへのアクセスのユーザへの割り当て ユーザにロールベースアクセス制御 (RBAC) を設定するには まず適切な権限を含むロールにユーザまたはグループを追加してから SnapCenter の資産 ( ホストやストレージ接続など ) へのアクセスをそのユーザに割り当てる必要があります これにより ユーザは 自身に割り当てられた資産に対して 権限のある処理を実行できるようになります タスク概要 ロールに追加していないユーザにもアクセスを割り当てることができます この方法でユーザを追加することは可能ですが ロールベースアクセス制御を使用して効率的に管理するには いずれかの時点でそのユーザをロールに追加する必要があります ユーザに Run As クレデンシャルを割り当てることもできます ミラーまたはバックアップとして Snapshot コピーをレプリケートする場合は 処理を実行するユーザにソースとデスティネーションの両方のボリュームに対するストレージ接続を割り当てる必要があります ユーザにアクセスを割り当てる前に資産を追加しておいてください Plug-in for VMware vsphere への権限の割り当ては Admin ロールを使用して行う必要があります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Settings] をクリックします 2. [Settings] ページで [User Access] をクリックします 3. [User Access] ページで 割り当てる資産のタイプを [Asset] ドロップダウンリストから選択します 4. [Asset] テーブルで 資産を選択し [Assign] をクリックします 5. ユーザまたはグループが属しているドメインの名前を指定します 6. ユーザとグループのどちらにアクセスを割り当てるかを選択します 7. ユーザまたはグループの名前を入力し [Add] をクリックします 正確な名前がわからない場合は 高度な検索を使用します [Search users or group] の見出しをクリックし 名前の一部を入力して [Search] をクリックします 8. 同じ手順を繰り返して 各ユーザまたはグループに必要なすべてのアセットへのアクセスを割り当てます 9. [OK] をクリックして 変更を保存します 関連タスク SnapCenter Custom Plug-ins へのリソースの追加 (91 ページ ) vcenter RBAC と ONTAP RBAC を使用した認証およびユーザ管理 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を使用している場合 vcenter Server によってさらに細かく RBAC を実装できます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は vcenter Server RBAC と Data ONTAP RBAC の両方をサポートしています vcenter Server RBAC

58 58 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 仮想マシンやデータストアなどの vsphere オブジェクトに対して SnapCenter Plug-in for VMware vsphere タスクを実行する vsphere ユーザの権限を制限します SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をインストールすると SnapCenter 処理用の 4 つのロール (SCV Administrator SCV Backup SCV Restore SCV View) が vcenter 上に作成されます vsphere 管理者は 次の手順で vcenter Server RBAC を設定します vcenter Server アクセス許可をルートオブジェクト ( ルートフォルダ ) に対して設定します その後 アクセス許可が不要な子エンティティのアクセスを禁止することでセキュリティを強化できます Active Directory ユーザに SCV ロールを割り当てます 注 : 最低限 すべてのユーザが vcenter オブジェクトを表示できる必要があります この権限がないユーザは SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI にアクセスできません ONTAP RBAC 特定のストレージシステムに対して SnapCenter から データストアのストレージをバックアップするなどの特定のストレージ処理を実行する権限を制限します ONTAP と SnapCenter RBAC は 次のワークフローで設定します 1. ストレージ管理者が 必要な権限を持つロールを SVM 上で作成します 2. 次に ストレージ管理者がそのロールをストレージユーザに割り当てます 3. SnapCenter 管理者が そのストレージユーザ名を使用して SVM を SnapCenter Server に追加します 4. 次に SnapCenter 管理者が SnapCenter ユーザにロールを割り当てます 次の図に RBAC 権限 (vcenter と ONTAP の両方 ) の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere 検証ワークフローの概要を示します

59 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 59 vcenter Server アクセス許可の構成要素 vcenter Server で認識されるのはアクセス許可で 権限ではありません 各 vcenter Server アクセス許可は 実行可能な権限を定義するロール 誰がタスクを実行できるかを定義するユーザまたはグループ タスクのターゲットである vsphere オブジェクト の 3 つの要素で構成されます SnapCenter のタスクを実行できるかどうかは アクセス許可を割り当てた対象 およびアクセス許可の変更後にユーザが実行した操作によって決まります 子エンティティに割り当てたアクセス許可は 親エンティティから継承されたアクセス許可を上書きします vsphere オブジェクト アクセス許可は vsphere オブジェクトに関連付けられます vcenter Server ESXi ホスト 仮想マシン データストアなど 任意の vsphere オブジェクトにアクセス許可を割り当てることができます vsphere オブジェクトに割り当てられたアクセス許可に基づいて vcenter Server 管理者は そのオブジェクトに対してどのユーザがどのタスクを実行できるかを決定します SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の GUI にアクセスするには 製品レベルの SnapCenter 固有の View 権限が 適切な vsphere オブジェクトレベルでユーザに割り当てられている必要があります この権限のないユーザがログインすると SnapCenter Plug-in for VMware vsphere にエラーメッセージが表示され SnapCenter Plug-in for VMware vsphere にアクセスできません 割り当てレベルによって表示できる UI の領域が決定します ルートオブジェクト ( フォルダ ) で View 権限が割り当てられている場合 NetApp アイコンをクリックして SnapCenter Plugin for VMware vsphere にアクセスできます 他の vsphere オブジェクトレベルで View 権限を割り当てることもできますが その場合は表示および使用できる SnapCenter Plug-in for VMware vsphere メニューが制限されます

60 60 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド View 権限を含むアクセス許可は ルートオブジェクトに割り当てることを推奨します ユーザとグループ ロールは Active Directory( またはローカルの vcenter Server マシン ) のユーザおよびユーザのグループに割り当てることができます ユーザまたはグループに割り当てることができるロールは 1 つだけです SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に組み込みの事前定義のロール vcenter Server RBAC との連携を簡単にするため SnapCenter Plug-in for VMware vsphere には ユーザに SnapCenter タスクの実行を許可する一連の事前定義された SnapCenter ロールが用意されています また タスクの実行は許可せず SnapCenter 情報の表示のみを許可する読み取り専用ロールもあります 事前定義された SnapCenter Plug-in for VMware vsphere ロールには タスクを確実に完了するために必要な SnapCenter 固有の権限と vcenter Server 標準の権限の両方が含まれています また サポートされるすべてのバージョンの vcenter Server で必要な権限が付与されています 管理者は これらのロールを適切なユーザに割り当てることができます 注 : これらのロールは 管理者が vcenter Web Client Service の再起動やインストールの変更を行うたびに SnapCenter Plug-in for VMware vsphere によってデフォルト値 ( 初期の権限セット ) に戻されます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をアップグレードした場合 事前定義されたロールは 新しいバージョンのプラグインに合わせて自動的にアップグレードされます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の事前定義されたロールを vcenter GUI で確認するに は > [Administration] > [Roles] をクリックします ロール SCV Administrator SCV View SCV Backup SCV Restore 説明 すべての SnapCenter Plug-in for VMware vsphere タスクを実行するために必要な vcenter Server 標準の権限と SnapCenter 固有の権限がすべて含まれています すべての SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に対する読み取り専用アクセスが許可されます vsphere オブジェクト ( 仮想マシンおよびデータストア ) のバックアップに必要な vcenter Server 標準の権限と SnapCenter 固有の権限がすべて含まれています さらに 設定にアクセスする権限も含まれています バックアップからのリストアはできません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を使用してバックアップした vsphere オブジェクトのリストアに必要な vcenter Server 標準の権限と SnapCenter 固有の権限がすべて含まれています さらに 設定にアクセスする権限も含まれています vsphere オブジェクトはバックアップできません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere で必要な製品レベルの権限 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の GUI にアクセスするには 製品レベルの SnapCenter 固有の View 権限が 適切な vsphere オブジェクトレベルでユーザに割り当てられている必要があります この権限なしでログインすると NetApp アイコンをクリックしたときに

61 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 61 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere にエラーメッセージが表示され SnapCenter Plug-in for VMware vsphere にアクセスできません 次の情報は SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の製品レベルの View 権限に関する説明です 権限説明割り当てレベル View SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI にアクセスできます SnapCenter 内でタスクを実行することはできません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のタスクを実行するには タスクで必要とされる適切な SCV 固有の権限と vcenter Server の標準権限が必要です 割り当てレベルによって表示できる UI の領域が決定します ルートオブジェクト ( フォルダ ) で View 権限が割り当てられている場合 NetApp アイコンをクリックして SnapCenter Plug-in for VMware vsphere にアクセスできます 他の vsphere オブジェクトレベルで View 権限を割り当てることもできますが その場合は表示および使用できる SnapCenter Plug-in for VMware vsphere メニューが制限されます View 権限を含むアクセス許可は ルートオブジェクトに割り当てることを推奨します SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の ONTAP RBAC 機能 Data ONTAP のロールベースアクセス制御 (RBAC) を使用すると 特定のストレージシステムへのアクセスとそれらのストレージシステムで実行できる操作を制御できます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は vcenter Server RBAC SnapCenter RBAC および ONTAP RBAC と連携して 特定のストレージシステム上の特定のオブジェクトに対してユーザが実行できる SnapCenter タスクを決定します SnapCenter は ユーザが設定したクレデンシャル ( ユーザ名とパスワード ) を使用して各ストレージシステムを認証し そのストレージシステムで実行できる操作を決定します SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は ストレージシステムごとに 1 組のクレデンシャルを使用します このクレデンシャルに基づいてそのストレージシステムで実行できるすべてのタスクが決まります つまり このクレデンシャルは SnapCenter のクレデンシャルであり 個々の SnapCenter ユーザのクレデンシャルではありません ONTAP RBAC は ストレージシステムへのアクセスとストレージ関連の SnapCenter タスク (VM のバックアップなど ) の実行にのみ適用されます あるストレージシステムに対する適切な ONTAP RBAC 権限がユーザにないと そのストレージシステムでホストされている vsphere オブジェクトに対してタスクを実行することはできません 各ストレージシステムには 一連の ONTAP 権限が関連付けられます ONTAP RBAC と vcenter Server RBAC の両方を使用すると 次のような利点があります セキュリティどのユーザがどのタスクを実行できるかを vcenter Server オブジェクトレベルおよびストレージシステムレベルで制御できます

62 62 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 監査情報多くの場合 SnapCenter はストレージシステムについての監査証跡を提供し ストレージに対して変更を行った vcenter ユーザまでさかのぼってイベントを追跡できます 使いやすさコントローラのクレデンシャルを一元管理できます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere 用に ONTAP RBAC を設定する方法 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere で ONTAP RBAC を使用する場合は ストレージシステムに ONTAP RBAC を設定する必要があります ONTAP で次のタスクを実行する必要があります ロールを作成します RBAC ロールの作成方法については ONTAP のアドミニストレーションガイドを参照してください ONTAP 9 Administrator Authentication and RBAC Power Guide ONTAP で ロールに対してユーザ名とパスワード ( ストレージシステムクレデンシャル ) を作成します 作成したストレージシステムクレデンシャルは SnapCenter Plug-in for VMware vsphere 用にストレージシステムを設定するのに必要で SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に入力します これらのクレデンシャルを使用してストレージシステムにログインすると クレデンシャルの作成時に ONTAP で設定した SnapCenter の機能が表示されます 管理者ログインまたは root ログインを使用すれば SnapCenter のすべてのタスクにアクセスできますが ONTAP の RBAC 機能を使用して 権限を制限したカスタムアカウントをいくつか作成することを推奨します SnapCenter 容量ライセンスの追加 SnapCenter にストレージシステムを追加する前に 1 つ以上の SnapCenter ライセンスをインストールする必要があります SnapCenter ライセンスのタイプ 現在の環境に必要なライセンスを特定できるように SnapCenter のライセンスのタイプおよびそれぞれの目的を理解しておく必要があります インストールする SnapCenter ライセンスのタイプは ストレージ環境および使用する機能によって異なります SnapCenter の Standard 容量ライセンスまたは Standard コントローラライセンス SnapCenter の Standard 容量ライセンスまたは Standard コントローラライセンスでは SnapCenter インスタンスに SVM を追加して ONTAP ストレージのバックアップとリカバリ クローンライフサイクル管理 基本的なレポート作成 タスクの自動化 ホストファイルシステム (Windows Linux UNIX) カスタムのアプリケーションやデータベースのサポート SnapMirror および SnapVault セカンダリデスティネーションへの Snapshot コピーの更新 VMware による仮想化 エンタープライズアプリケーション (Microsoft SQL Server Oracle) のサポートが可能です Standard 容量ライセンスを SnapCenter Server にインストールするか コントローラライセンスを ONTAP ストレージシステムにインストールする必要があります インストールする Standard ライセンスのタイプは ストレージプラットフォームによって異なります

63 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 63 FAS と All Flash FAS ライセンスは Premium Bundle に含まれており OnCommand System Manager またはストレージシステムのコマンドラインを使用してプライマリストレージシステムにインストールします このライセンスでは ストレージを無制限に使用できます ONTAP Select と ONTAP Cloud ライセンスは個別のライセンスとして選択でき SnapCenter Server にインストールします SnapCenter で管理するストレージの使用容量に基づいて料金が発生します SnapCenter Standard 容量ライセンスには 100TB の容量が使用可能な 90 日間の試用版ライセンスが用意されています SnapCenter Advanced 容量ライセンス SnapCenter Advanced 容量ライセンスは AltaVault を使用したクラウドへの NAS 共有のバックアップ ファイルカタログ およびサービスレベル目標 (SLO) のデータ保護をサポートするライセンスです SnapCenter のオプションのクラウドバックアップ向けデータファブリックソリューション機能および Plug-in for NAS File Services には Standard 容量ライセンスまたはコントローラライセンスに加えて Advanced ライセンスが必要です FAS All Flash FAS ONTAP Select ONTAP Cloud: 個別選択のライセンスで SnapCenter で管理するストレージの使用容量に基づいて料金が発生します 注 :ONTAP Select または ONTAP Cloud を使用している場合は SnapCenter Standard 容量ライセンスまたはストレージシステムライセンスと SnapCenter Advanced 容量ライセンスが必要です SnapCenter Advanced 容量ライセンスには 100TB の容量が使用可能な 90 日間の試用版ライセンスが用意されています SnapCenter での使用容量の計算方法 SnapCenter は 管理対象のストレージ上で 1 日に 1 回 午前 0 時に使用容量を自動的に計算します SnapCenter での容量の計算方法について理解しておく必要があります ONTAP Cloud または ONTAP Select をストレージプラットフォームとして使用している場合は SnapCenter Standard 容量ライセンスがインストールされ バックアップやリストアなどの SnapCenter の機能が有効になっている必要があります Standard 容量ライセンスを使用している場合 SnapCenter では ライセンスで許可された合計容量から すべてのボリュームの使用済み容量を差し引くことによって 未使用の容量を計算します 使用容量がライセンスで許可された容量を超えた場合 SnapCenter ダッシュボードに警告が表示されます SnapCenter で容量のしきい値と通知を設定している場合は 使用容量が指定したしきい値に達すると E メールが送信されます FAS または All Flash FAS をストレージプラットフォームとして使用している場合は SnapCenter コントローラのライセンスがインストールされ バックアップやリストアなどの SnapCenter の機能が有効になっている必要があります コントローラベースのライセンスを使用している場合 バックアップやリストアなどの SnapCenter の機能で使用されている容量は SnapCenter で計算されません SnapCenter でオプションのクラウドバックアップ向けデータファブリックソリューション機能または Plug-in for NAS File Services を使用する場合は Standard 容量ライセンスまたはコントローラベースのライセンスに加えて Advanced 容量ライセンスが必要です SnapCenter Standard 容量ライセンスと SnapCenter Advanced 容量ライセンスがインストールされている場合 SnapCenter は 容量が少ない方のライセンスから使用容量を差し引いて未使用の容量を算出します たとえば Standard 容量ライセンスの容量が 15TB Advanced 容量ライセンスの容量が 20TB で 使用容量の合計が 18TB の場合 ダッシュボードには容量が 3TB

64 64 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 超過して使用されていると表示されます ただし Standard ライセンスと Advanced ライセンスの容量が同じ場合は 使用容量は Advanced 容量ライセンスから差し引かれます たとえば Standard 容量ライセンスの容量が 20TB Advanced 容量ライセンスの容量が 20TB で 使用容量の合計が 18TB の場合 ダッシュボードには使用可能な容量が 2TB と表示されます SnapCenter 容量ライセンスの追加 要件や必要な機能に応じて 1 つ以上の SnapCenter ライセンスを購入してインストールする必要があります 開始する前に SnapCenterAdmin ユーザとしてログインする必要があります SnapCenter からネットアップサポートサイトにログインしてライセンスを入手する場合は ライセンスのシリアル番号が必要です ライセンスファイルを使用してライセンスを追加する場合は ライセンスファイルの場所を確認しておく必要があります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Settings] をクリックします 2. [Settings] ページで [Software] をクリックします 3. [Software] ページの [License] セクションで [Add]( ) をクリックしてライセンスを追加します 4. [Add SnapCenter License] ウィザードで 次のいずれかの方法で追加するライセンスを入手します フィールド NetApp Support Site (NSS) 操作 a. NSS のユーザ名を入力します b. パスワードを入力します c. SnapCenter ライセンスのシリアル番号を入力します 注 : ストレージコントローラのシリアル番号ではありません NetApp License File a. ライセンスファイルの場所を参照します b. ライセンスファイルを選択します c. [Open] をクリックします 5. [Add SnapCenter License] ウィザードの [Notifications] ページで SnapCenter から E メール EMS および AutoSupport の通知を送信する容量しきい値を入力します デフォルトのしきい値は 90% です 6. E メール通知に使用する SMTP サーバを設定するには [Settings] > [Global Settings] > [Notification Server Settings] をクリックし 次の情報を入力します

65 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 65 フィールド preference Provide settings 操作 [Always] または [Never] のいずれかを選択します [Always] を選択した場合 次の情報を指定します 送信元の E メールアドレス 受信者の E メールアドレス オプション : 通知の件名を編集デフォルトの件名は SnapCenter License Capacity Notification です 7. 処理に失敗した場合に Event Management System(EMS; イベント管理システム ) メッセージをストレージシステムの syslog に送信 または AutoSupport メッセージをストレージシステムに送信するには 該当するチェックボックスを選択します AutoSupport は 問題が発生した場合のトラブルシューティングに役立つため有効にすることを推奨します 8. [Next] をクリックします 9. 概要を確認し [Finish] をクリックします ストレージシステム接続のセットアップ SnapCenter でバックアップ リストア クローニング プロビジョニングの処理を実行する前に ストレージシステム接続をセットアップして SnapCenter から ONTAP ストレージにアクセスできるように設定する必要があります これには AutoSupport 機能および Event Management System(EMS; イベント管理システム ) 機能の設定も含まれます 開始する前に ストレージ接続を作成するには Infrastructure Admin ロールの権限が必要です SQL Server ホストに SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows をインストールする場合は ストレージシステム接続を追加する前にインストールを完了しておく必要があります ストレージシステムの名前は一意である必要があります SnapCenter では 別々のクラスタに属している場合でも 複数のストレージシステムに同じ名前を付けることはサポートされません SnapCenter でサポートするストレージシステムには すべて一意の名前を付ける必要があります タスク概要 vcenter での Storage Virtual Machine(SVM) の追加 SnapCenter の GUI を使用して追加した SVM は vcenter の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の GUI にも表示されます vcenter で SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の GUI を使用して追加した SVM は SnapCenter の GUI にも表示されます AutoSupport および EMS ストレージシステムを設定する際 AutoSupport 機能と EMS 機能もセットアップできます AutoSupport ツールは システムの健常性に関するデータを収集し そのデータをシステムのトラブルシューティング用にネットアップテクニカルサポートに自動的に送信します これらの機能を有効にすると リソースが保護されたとき リストア処理が完了したとき または処理が失敗したときに SnapCenter からストレージシステムに AutoSupport 情報が ストレージシステムの syslog に EMS メッセージが送信されます こ

66 66 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド れらの 2 つの機能は ストレージタイプとして ONTAP クラスタまたは ONTAP SVM を選択した場合にのみ使用できます クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションクラウドバックアップ向けデータファブリックソリューション用の接続を設定する場合は 各 AltaVault システム および ONTAP クラスタへの接続を作成する必要があります NAS ファイルサービス NAS ファイルサービス用の接続を設定する場合は 各 ONTAP クラスタへの接続を作成する必要があります SnapMirror または SnapVault デスティネーション SnapMirror または SnapVault デスティネーションに Snapshot コピーをレプリケートする場合は デスティネーション Storage Virtual Machine(SVM) とソース SVM へのストレージシステム接続をセットアップする必要があります SnapMirror または SnapVault デスティネーションに Snapshot コピーをレプリケートする場合は デスティネーション SVM とソース SVM へのストレージシステム接続をセットアップする必要があります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Storage Systems] をクリックします 2. [Storage Systems] ページで [New] をクリックします

67 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール [New Storage Connection] ウィザードで 次の情報を指定します

68 68 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド フィールド Storage Type 操作 [ONTAP SVM] [ONTAP Cluster] または [AltaVault] を選択します SnapCenter アプリケーションプラグイン用の接続を設定する場合は ストレージタイプとして [ONTAP SVM] を選択します NAS ファイルサービスのデータ用の接続を設定する場合は 各 AltaVault システム および ONTAP クラスタへの接続を追加する必要があります 各 AltaVault システムにはストレージタイプとして [AltaVault] を選択し 2 つ目のストレージタイプとして [ONTAP Cluster] を選択します 注 : クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューション用の ONTAP クラスタがすでに追加された環境で 新しく ONTAP SVM 接続を追加する場合は SVM を追加したあとに すでに追加されている ONTAP クラスタで [Modify Storage Connection] ウィザードを実行します 次のように更新されたことを確認してください SVM が NSM データベースに含まれている SVM で CIFS サーバの検出が有効になっている SnapCenter のキャッシュに新しい SVM に関する情報が反映されている Platform Storage System [FAS] または [All Flash FAS] か [ONTAP Cloud] または [ONTAP Select] を選択します [Secondary] をチェックした場合 SnapCenter によるライセンスのチェックはすぐには実行されません ストレージシステムの名前または IP アドレスを入力します 注 : ストレージシステム名 ( ドメイン名は含めない ) は 15 文字以下にする必要があります 15 文字を超える名前のストレージシステム接続を作成する場合は Add- SmStorageConnection PowerShell コマンドレットを使用します SnapCenter は 同じ名前の複数の SVM が別々のクラスタに存在する状況に対応できません SnapCenter でサポートされる SVM のそれぞれに 一意の名前を付ける必要があります User name / Password 次のいずれかを指定します ONTAP: ストレージシステムへのアクセスに使用するクレデンシャル ( 通常は vsadmin) を入力します SVM を追加するときは vsadmin クラスタを追加するときは admin を使用します AltaVault:AltaVault で入力したロールベースアクセス制御のクレデンシャルを入力します Site ストレージタイプとして [ONTAP Cluster] または [AltaVault] を選択した場合にのみ指定します 物理サイトの名前 ( データセンターがある都市など ) を入力します 入力したサイトは SnapCenter のインターフェイスに表示されます

69 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 69 フィールド Protocol 操作 SVM のセットアップ時に設定した SVM への接続に使用するプロトコル ( 通常は HTTPS) を選択します Port ストレージシステムが受け入れるポートを入力します 通常はデフォルトのままでかまいません AltaVault の接続を設定する場合は AltaVault のポートを入力します Timeout ストレージタイプとして [ONTAP Cluster] [ONTAP SVM] または [AltaVault] を選択した場合にのみ指定します 接続を試行する時間 ( 秒 ) を入力します デフォルト値は 60 秒です これらの値について不明な点がある場合は ストレージ管理者に問い合わせてください 4. オプション :SVM に管理インターフェイスが複数ある場合は [Preferred IP address] チェックボックスをオンにし SVM 接続に優先的に使用する IP アドレスを入力します 注 : ホストに接続された各 SVM に複数の iscsi セッションまたは FC セッションが設定されている場合は 標準デバイスではなくホストデバイスを使用してマルチパスを構成します リストア クローニング マウント またはバックアップの検証処理の実行時 ストレージシステムとホストに iscsi と FC の両方が設定されている場合 FC が優先されます ONTAP 9 OnCommand System Manager を使用したクラスタ管理 5. AutoSupport および EMS: ストレージタイプとして [ONTAP Cluster] または [ONTAP SVM] を選択した場合にのみ指定します 保護が適用されたとき リストア処理が完了したとき または処理が失敗した場合に Event Management System(EMS; イベント管理システム ) メッセージをストレージシステムの syslog に送信 または AutoSupport メッセージをストレージシステムに送信するには 該当するチェックボックスを選択します AutoSupport 通知を有効にするには EMS メッセージが必要であるため AutoSupport のチェックボックスを選択すると EMS メッセージのチェックボックスもオンになります 6. [OK] をクリックします Run As クレデンシャルのセットアップ 特定のデータベースインスタンスに対してジョブを実行するには 正しい認証方式で Run As クレデンシャルを設定する必要があります Run As アカウントのクレデンシャルは Windows のスケジュールと Linux のアカウントアクセスを含む SnapCenter の処理を実行できるようにユーザを認証します Run As クレデンシャルの認証方式 Run As クレデンシャルでは アプリケーションや環境に応じて異なる認証方式を使用します Run As クレデンシャルで認証されたユーザは SnapCenter の処理を実行できます プラグインのインストール用とデータ保護処理用に Run As クレデンシャルを 1 組ずつ作成してください Windows 認証 Windows 認証方式は Active Directory に照らして認証します Windows 認証に使用する Active Directory は SnapCenter の外部でセットアップされます SnapCenter の認証に追加の設定は必

70 70 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 要ありません Windows の Run As クレデンシャルは ホストの追加 プラグインパッケージのインストール ジョブのスケジュール設定などのタスクを実行する際に必要になります SQL Server 認証 SQL 認証方式は SQL Server インスタンスに照らして認証します したがって SQL Server インスタンスが SnapCenter で検出されなければなりません そのため SQL の Run As クレデンシャルを追加する前に ホストの追加とプラグインパッケージのインストールを完了し リソースを更新しておく必要があります SQL Server 認証は SQL Server でのスケジュールの設定やリソースの検出などの処理を実行する際に必要になります Linux 認証 Linux 認証方式は Linux ホストに照らして認証します Linux 認証は SnapCenter の GUI からリモートで Linux ホストを追加して SnapCenter Plug-ins Package for Linux をインストールする最初のステップで必要になります Oracle データベース認証 Oracle データベース認証方式は Oracle データベースに照らして認証します Oracle データベース認証は Oracle データベースに対する処理を実行する際 データベースホストでオペレーティングシステム (OS) 認証が無効になっている場合に必要になります そのため Oracle データベースの Run As クレデンシャルを追加する前に Oracle データベースで sysdba 権限を持つ Oracle ユーザを作成しておく必要があります Oracle ASM 認証 Oracle ASM 認証方式は Oracle Automatic Storage Management(ASM) インスタンスに照らして認証します Oracle ASM 認証は Oracle ASM インスタンスにアクセスする際 データベースホストでオペレーティングシステム (OS) 認証が無効になっている場合に必要になります そのため Oracle ASM の Run As クレデンシャルを追加する前に ASM インスタンスで Oracle ユーザを作成しておく必要があります RMAN カタログ認証 RMAN カタログ認証方式は Oracle Recovery Manager(RMAN) カタログデータベースに照らして認証します 外部のカタログメカニズムを設定し データベースをカタログデータベースに登録している場合は RMAN カタログ認証を追加する必要があります 関連タスク Run As クレデンシャルのセットアップ (70 ページ ) Run As クレデンシャルのセットアップ SnapCenter では SnapCenter の処理を実行するユーザを Run As を使用して認証します SnapCenter プラグインのインストールに使用する Run As クレデンシャルと データベースや Windows ファイルシステムでのデータ保護処理に使用する Run As クレデンシャルをそれぞれ作成する必要があります 開始する前に NAS ファイルサービスを CIFS 共有のみに使用する (NFS には使用しない ) 場合は Run As クレデンシャルを作成し ONTAP クラスタ用に CIFS サーバを設定する必要があります タスク概要 Linux ホスト

71 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 71 Linux ホストにプラグインをインストールするには Run As クレデンシャルをセットアップする必要があります Linux の Run As クレデンシャルは ホストを導入してプラグインをインストールしたあとに作成することも可能ですが SVM を追加したあと ホストの導入とプラグインのインストールを開始する前に作成することを推奨します この Run As クレデンシャルは root ユーザ またはプラグインをインストールしてプロセスを起動する sudo 権限がある root 以外のユーザに対して設定します Windows ホストプラグインのインストール前に Windows Run As クレデンシャルをセットアップする必要があります この Run As クレデンシャルは 管理者権限 ( リモートホストに対する管理者権限を含む ) を持つユーザに対して設定します Windows ホストでの SQL 認証プラグインのインストール後に SQL Run As クレデンシャルをセットアップする必要があります SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server を導入する場合は プラグインのインストール後に SQL Run As クレデンシャルをセットアップする必要があります この Run As クレデンシャルは SQL Server の sysadmin 権限を持つユーザに対して設定します SQL 認証方式は SQL Server インスタンスに照らして認証します したがって SQL Server インスタンスが SnapCenter で検出されなければなりません そのため SQL の Run As クレデンシャルを追加する前に ホストの追加とプラグインパッケージのインストールを完了し リソースを更新しておく必要があります SQL Server 認証は スケジュール設定やリソース検出などの処理を実行する際に必要になります Custom Plug-ins アプリケーションカスタムプラグインでは リソースの追加時に作成または選択された Run As クレデンシャルを使用します リソースのデータ保護処理に Run As クレデンシャルが必要ない場合は Run As クレデンシャルを [None] に設定できます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Settings] をクリックします 2. [Settings] ページで [Run As Credentials] をクリックします 3. [New] をクリックします

72 72 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 4. [Run As Credentials] ページで次の処理を実行します フィールド Run As name User name / Password Authentication Mode Use sudo privileges 操作 Run As クレデンシャルの名前を入力します 認証に使用するユーザ名とパスワードを入力します ユーザ名のプレフィックスとしてドメイン名を追加する必要があります 使用する認証モードを選択します SQL 認証モードを選択した場合は SQL Server インスタンスとその SQL インスタンスのホストも指定する必要があります クラウドバックアップ向けデータファブリックソリューションを CIFS 共有のみに使用する場合は Windows 認証モードを選択します Linux ユーザのみに該当します root 以外のユーザに対して Run As クレデンシャルを作成する場合は [Use sudo privileges] チェックボックスを選択します 5. [OK] をクリックします 次のタスク Run As クレデンシャルのセットアップが完了したら 必要に応じて [My SnapCenter Assets] ページでユーザやユーザグループに Run As クレデンシャルを割り当てることができます

73 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 73 関連概念 Run As クレデンシャルの認証方式 (69 ページ ) 関連タスク root 以外のユーザに対する sudo 権限の設定 (75 ページ ) プラグインパッケージのインストール SnapCenter のグラフィカルユーザインターフェイス (GUI) または PowerShell コマンドレットを使用して ホストを SnapCenter に登録し 管理対象ホストにプラグインパッケージをインストールする必要があります SnapCenter を主に VM のバックアップおよびリストアに使用する予定の場合は vcenter から SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をインストールできます ホストを追加してプラグインパッケージをインストールするための前提条件 ホストを追加してプラグインパッケージをインストールする前に すべての要件を満たしておく必要があります 全般 iscsi を使用している場合は iscsi サービスが実行されている必要があります Windows ホスト ローカル管理者権限があり リモートホストに対してローカルログインのアクセス許可を持つドメインユーザが必要です SnapCenter でクラスタノードを管理する場合は クラスタ内のすべてのノードに対する管理者権限を持つユーザが必要です SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server をインストールする場合は SQL Server に対して sysadmin 権限を持つユーザが必要です SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server は Microsoft VDI Framework を使用しますが これには sysadmin アクセスが必要です Microsoft のサポート記事 : SQL Server VDI backup and restore operations require Sysadmin privileges SnapManager for Microsoft SQL Server がインストールされている場合は サービスとスケジュールを停止または無効にしておく必要があります バックアップジョブまたはクローンジョブを SnapCenter にインポートする予定の場合は SnapManager for Microsoft SQL Server をアンインストールしないでください SnapCenter を使用してデータを保護するには Microsoft の Active Directory ドメインおよび信頼関係スナップインを使用しているプラグインドメインと SnapCenter Server ドメインの間に双方向の信頼関係が必要です ドメイントラスト マルチドメインフォレスト およびクロスドメイントラストはサポートされていますが クロスフォレストドメインはサポートされません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を SnapCenter GUI からインストールする場合は ホストに Microsoft.Net Framework 以降がインストールされている必要があります 要件に関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool

74 74 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド Linux ホスト root ユーザまたは root 以外のユーザに対してパスワードベースの SSH 接続を有効にしておく必要があります SnapCenter 2.0 以降では root 以外のユーザが SnapCenter Plug-in for Oracle Database をインストールできます ただし プラグインプロセスをインストールして開始できるよう root 以外のユーザに sudo 権限を設定する必要があります Java 1.7 または 1.8(64 ビット ) を Linux ホストにインストールしておく必要があります SnapCenter Server ホストとして Windows Server 2016 を使用している場合は Java 1.8(64 ビット ) をインストールする必要があります 要件に関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください すべてのオペレーティングシステム用の Java のダウンロード NetApp Interoperability Matrix Tool Linux ホストで Oracle データベースを実行している場合は SnapCenter Plug-in for Oracle Database と SnapCenter Plug-in for UNIX の両方をインストールする必要があります 注 :Plug-in for Oracle Database は SAP 用の Oracle データベースの管理にも使用できます ただし SAP BR*Tools との統合はサポートされません Oracle データベース 以降を使用している場合は Oracle パッチをインストールする必要があります vsphere ホスト 仮想データベースと仮想 Windows ファイルシステム vsphere ホストを追加すると SnapCenter Plug-in for VMware vsphere が自動的にインストールされます このプラグインを使用すると 仮想マシンディスクファイル (VMDK) または raw デバイスマッピング (RDM) 構成上に存在する仮想データベースおよび仮想 Windows ファイルシステムのデータを簡単に保護できます VMware vsphere 上の VM とデータストア VSC と SnapCenter 2.0 を使用して VM とデータストアを保護していた場合は VSC ホストを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行する必要があります 移行中に SnapCenter Plug-in for VMware vsphere がインストールされ SnapCenter Plug-in for VMware vsphere Web クライアントが vcenter に追加されます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をホストに手動でインストールして vcenter 上の Web クライアントを使用して VM とデータストアを保護することもできます SnapCenter 管理者の権限が必要です vcenter に SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を登録する際に vcenter 管理者を vcenter ユーザとして指定する必要があります Custom Plug-ins Custom Plug-ins Developer s Guide を参照して アプリケーション用のカスタムプラグインを作成しておく必要があります MySQL または DB2 アプリケーションを管理する場合は ネットアップが提供している MySQL および DB2 の Custom Plug-ins をダウンロードする必要があります Java 1.7 または 1.8(64 ビット ) を Linux ホストまたは Windows ホストにインストールしておく必要があります Custom Plug-ins が ホストの追加処理を実行するクライアントホストにインストールされている必要があります

75 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 75 SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database Java 1.7 または Java 1.8(64 ビット ) を Linux ホストまたは Windows ホストにインストールしておく必要があります SAP HANA データベースの対話型端末 (HSBSQL クライアント ) をホストにインストールしておく必要があります Windows の場合は SYSTEM Windows ユーザを使用して HDBSQL クライアントが実行されている必要があります Windows の場合は LocalSystem Windows ユーザを使用してプラグインの Creator Service が実行されている必要があります これは Plug-in for SAP HANA がドメイン管理者としてインストールされている場合のデフォルトの動作です Windows の場合は ユーザストアキーを SYSTEM ユーザとして作成する必要があります たとえば hdbuserstore -u SYSTEM -i set を実行します Linux ホストの場合は ユーザストアキーは OS データベースユーザとしてアクセスされます SnapCenter Server が Plug-in for SAP HANA ホストの 8145 ポートまたはカスタムポートにアクセスできる必要があります 関連タスク root 以外のユーザに対する sudo 権限の設定 (75 ページ ) root 以外のユーザに対する sudo 権限の設定 SnapCenter 2.0 以降では root 以外のユーザが Plug-in for Oracle Database をインストールしてプラグインプロセスを開始できます ただし いくつかのパスにアクセスできるように root 以外のユーザに sudo 権限を設定する必要があります ファイルカタログは Linux サーバを使用するため NAS ファイルサービスのデータをバックアップする場合も root 以外のユーザに sudo 権限を設定できます タスク概要次のパスにアクセスできるようにroot 以外のユーザにsudo 権限を設定する必要があります /tmp/sc-plugin-installer/snapcenter_linux_host_plugin.bin /custom_location/netapp/snapcenter/spl/installation/plugins/uninstall /custom_location/netapp/snapcenter/spl/bin/spl 手順 1. 次のコマンドを実行して キーを作成します dgst -binary -sha224 /tmp/sc-plugin-installer/ snapcenter_linux_host_plugin.bin openssl base64 2. visudo コマンドを実行して /etc/sudoers ファイルを開きます Sudo 以降を使用する必要があります 3. ファイルを編集して root 以外のユーザ名を追加します a. Cmnd_Alias SCCMD = sha224:generated_key /tmp/sc-plugin-installer/ snapcenter_linux_host_plugin.bin, /custom_location/netapp/ snapcenter/spl/installation/plugins/uninstall, /custom_location/netapp/ snapcenter/spl/bin/spl

76 76 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド b. Defaults:username/groupname!requiretty c. username/groupname ALL=(ALL) NOPASSWD:SETENV: SCCMD 例 たとえば root 以外のユーザ名が oracle である場合は 各行を次のように変更します Defaults:oracle!requiretty oracle ALL=(ALL) NOPASSWD:SETENV: SCCMD root 以外のユーザの Run As クレデンシャルを作成する際に [Use sudo privileges] チェックボックスを選択する必要があります 注 :[Use sudo privileges] チェックボックスは root 以外のユーザにはデフォルトで選択されています SnapCenter プラグインの導入チェックリスト SnapCenter プラグインパッケージを導入して設定するには いくつかの手順が必要です これらの作業の詳細な手順とは別に 簡単なチェックリストを使用すると役に立つ場合があります ホストの追加前に実行する操作 (76 ページ ) ホストの追加中に実行する操作 (77 ページ ) 新しく追加したホストのバックアップを設定するために実行する操作 (79 ページ ) 1 人のユーザがプラグインパッケージを導入してすべての手順を実行する場合 これらすべての操作を実行するには そのユーザを SnapCenter Admin ロールに割り当てる必要があります ただし 他のユーザが個々の手順を実行できるようにするには それらのユーザにロールを割り当てる必要があります SnapCenter を初めてセットアップする場合は ユーザをロールに追加し それらのユーザにリソースアクセスを追加する必要があります 詳細については ロールベースアクセス制御 (RBAC) の設定に関する情報を参照してください ホストの追加前に実行する操作 操作手順注 Storage Virtual Machine の追加 Run As クレデンシャルの追加 1. [Storage Systems] を選択します 2. [New] をクリックして SVM を追加します 1. [Settings] > [Run As Credentials] を選択します 2. [New] をクリックして Run As クレデンシャルを追加します ホストのストレージをバックアップする接続を SVM ごとに追加します SQL 認証を使用する予定の場合は この手順は今すぐ実行せず ホストを追加してリソースを検出したあとに実行してください Plug-in for SQL Server を導入しようとしていて Windows 認証を使用してインストールしている場合 ユーザには SQL Server の sysadmin 権限が必要です

77 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 77 ホストの追加中に実行する操作 このチェックリストの操作を実行する前に ホスト追加前の操作を完了する必要があります

78 78 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 操作手順注 ホストの追加とプラグインパッケージの導入 1. [Hosts] > [Managed Hosts] > [Add] を選択します 2. ウィザードの手順に従ってプラグインパッケージの導入を完了します ホスト または複数のノードを含むクラスタを追加し プラグインパッケージをホストごとに導入します PowerShell コマンドレットを使用して複数のホストを導入する場合は 複数のホストのインストールに関する情報を参照してください クラスタの追加クラスタ (Windows Server フェイルオーバークラスタリング [WSFC] Oracle Real Application Clusters[RAC]) または SQL Always On 可用性グループを追加すると SnapCenter はすべてのクラスタノードでリモートインストールを実行します 仮想データベースまたはファイルシステムを含むホストの追加仮想化されたリソース (SQL Server Oracle Windows のファイルシステム ) を保護するためには vsphere タイプのホストを追加する必要があります その場合 SnapCenter は Plug-in for VMware vsphere をインストールします vcenter ホストの追加 VM とデータストアを保護するためには vsphere ホストタイプを追加して vcenter 情報を提供する必要があります その場合 SnapCenter は Plug-in for VMware vsphere をインストールし VMware vsphere vcenter 上の Web クライアントとして登録します Plug-in for VMware vsphere を vcenter ホストと同じホストにインストールしない場合は ウィザードの [Host] ページで SnapCenter ホスト情報を指定し ウィザードの [Plug-ins to install] ページで vcenter ホスト情報を指定します

79 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 79 操作手順注 プラグインパッケージのインストールステータスの監視 1. [Monitor] > [Jobs] を選択します 2. プラグインパッケージのインストールジョブが完了するまで待ちます これには数分かかる場合があります このプロセスが終了すると プラグインパッケージがリモートホストにインストールされます リソースの追加 (Custom Plug-ins を使用している場合のみ ) 1. [Resources] > [Add Resources] を選択します 2. ウィザードの手順に従って Custom Plug-ins にリソースを追加します このプロセスが終了すると データ保護処理にリソースを使用できるようになります 注 :VM を保護する場合は vcenter の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI からリソースを追加する必要があります プラグインログディレクトリおよび検証サーバの設定 (Plug-in for SQL Server を使用している場合のみ ) 1. [Hosts] > [Managed Hosts] を選択します 2. ホストを選択して [Configure Plug-in] をクリックします 3. ウィザードの手順を実行します ログディレクトリにはネットアップ LUN のみが表示されます 新しく追加したホストのバックアップを設定するために実行する操作 VM とデータストアのバックアップを設定するには vcenter の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI を使用する必要があります 操作手順注 バックアップポリシーの作成 バックアップリソースグループの作成 1. [Settings] > [Policies] をクリックします 2. プラグインを選択し [New] をクリックしてウィザードの手順を実行します 1. [Resources] をクリックします 2. プラグインを選択して [New Resource Group] をクリックします 3. 新しく追加したホストからリソースを選択してウィザードの手順を実行します 既存のポリシーをコピーできます

80 80 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 操作手順注 今すぐバックアップ 1. [Resources] をクリックしてプラグインを選択し [View] をクリックしてリストから [Resource Group] を選択します 2. 新しく追加したリソースグループを選択し [Backup Now] をクリックします 3. ドロップダウンリストからポリシーを選択して [Backup] をクリックします バックアップの進捗状況の監視 1. [Monitor] > [Jobs] を選択します 2. バックアップジョブが完了したかどうかを監視します 関連タスク コマンドレットを使用した複数のリモートホストへのプラグインのインストール (86 ページ ) ホストの追加とリモートホストへのプラグインパッケージのインストール [Add Host] ウィザードを使用してホストを追加してからプラグインパッケージをインストールする必要があります プラグインは 自動的にリモートホストにインストールされます ホストの追加とプラグインパッケージのインストールは ホストごとまたはクラスタごとに実行できます 開始する前に この処理は SnapCenter Admin など プラグインのインストールとアンインストールの権限のあるロールが割り当てられているユーザが実行する必要があります タスク概要 クラスタへのプラグインのインストール クラスタ (WSFC Oracle RAC または SQL Always On 可用性グループ ) にプラグインをインストールすると クラスタのすべてのノードにインストールされます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をクラスタにインストールすることはできません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のインストール タイプが vsphere のホストを追加すると SnapCenter は SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をインストールします 次の要件を考慮する必要があります 専用の Windows ホスト ( 仮想または物理 ) にプラグインをインストールします

81 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 81 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere ホストには 他のプラグインをインストールしないでください SnapCenter Server ホストにはプラグインをインストールしないでください 次のシナリオでは SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をインストールする必要はありません SQL Server 環境でゲスト内 iscsi イニシエータが使用されている Oracle 環境で NFS またはゲスト内 iscsi イニシエータが使用されている 次の 3 種類のインストール設定が可能です vcenter と Plug-in for VMware vsphere を同じ Windows ホストにインストールする vcenter と Plug-in for VMware vsphere を別々の Windows ホストにインストールする vcenter を Linux ホストに Plug-in for VMware vsphere を Windows ホストにインストールする 注 :SnapCenter を VM のバックアップおよびリストアのみに使用する予定の場合は vcenter から SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のスタンドアロンインストールを実行するほうが簡単です 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. 上部の [Managed Hosts] が選択されていることを確認します 3. [Add] をクリックします 4. [Hosts] ページで 次の操作を実行します

82 82 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド フィールド Host OS 操作 ホストのタイプを選択します Windows SnapCenter Server がホストを追加し Plug-in for Windows をホストにインストールします ( まだインストールされていない場合 ) [Plug-ins] ページで Microsoft SQL Server オプションも選択した場合 SnapCenter Server は Plug-in for SQL Server もインストールします Linux SnapCenter Server がホストを追加し Plug-in for Oracle Database と Plug-in for UNIX をホストにインストールします ( まだインストールされていない場合 ) vsphere Windows オペレーティングシステムを使用しているホストを指定する必要があります SnapCenter Server がホストを追加し SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をホストにインストールします ( まだインストールされていない場合 ) これにより 仮想化されたアプリケーションと VM のデータを簡単に保護できます SnapCenter Server は [Plug-ins] ページで指定した vcenter 情報を使用して vcenter との通信を確立します Host name ホストの完全修飾ドメイン名 (FQDN) または IP アドレスを入力します SnapCenter が機能するためには DNS が適切に設定されている必要があります したがって ベストプラクティスは FQDN を入力することです 次のいずれかを入力できます スタンドアロンホストの IP アドレスまたは FQDN Windows Server フェイルオーバークラスタリング (WSFC) の IP アドレスまたは FQDN Oracle Real Application Clusters(RAC) 環境内の任意のノードの IP アドレスまたは FQDN ノード VIP や SCAN IP はサポートされていません SQL 可用性グループの IP アドレスまたは FQDN SnapCenter を使用してホストを追加する際 ホストがサブドメインの一部である場合は FQDN を指定する必要があります SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database の場合は 通信ホスト名を入力します HDBSQL クライアントと HDBUserStore をこのホスト上に設定する必要があります

83 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 83 フィールド Run As name 操作 作成した Run As 名を選択するか 新しい Run As クレデンシャルを作成します このクレデンシャルには リモートホストに対する管理者権限が必要です 詳細については Run As クレデンシャルの作成に関する情報を参照してください ユーザ名 ドメイン およびホストタイプを含む Run As クレデンシャルの詳細は 指定した Run As クレデンシャル名の上にカーソルを配置すると表示されます 注 :Run As クレデンシャルの認証モードは [Add Host] ウィザードで指定するホストタイプによって決まります Port デフォルトのポート番号をそのまま使用するか ポート番号を入力します デフォルトのポート番号は 8145 です 注 : カスタムポートを指定してプラグインを手動でインストールした場合は 同じポートを指定しないと 操作が失敗します Add all hosts in the cluster Skip prechecks Oracle RAC WSFC または SQL 可用性グループのすべてのクラスタノードを追加するには このオプションを選択します プラグインを手動でインストール済みで プラグインをインストールするための要件をホストが満たしているかどうかを検証しない場合は このチェックボックスを選択します 5. [Installed plug-ins] ページで ホストにインストールされているプラグインパッケージを確認します 新規導入の場合 プラグインパッケージは表示されません 6. [Plug-ins to install] ページで 次の操作を実行します

84 84 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド プラグインパッケージ SnapCenter Plug-ins Package for Windows Microsoft Windows Microsoft SQL Server SAP HANA SnapCenter Plug-ins Package for Linux Oracle SAP HANA SnapCenter Plug-in for VMware vsphere SnapCenter Custom Plugins 操作 [Plug-ins] ページで プラグインパッケージを選択し プラグインポートとインストールパスを入力します SnapCenter Plug-ins Package for Windows SnapCenter Plug-ins Package for Windows の場合 デフォルトパスは C:\Program Files\NetApp\SnapCenter です ただし 必要に応じて デフォルトパスはカスタマイズできます SnapCenter Plug-ins Package for Linux SnapCenter Plug-ins Package for Linux の場合 デフォルトパスは /opt/netapp/snapcenter です ただし 必要に応じて デフォルトパスはカスタマイズできます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere vcenter がインストールされているホストを指定します SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の場合 デフォルトパスは C:\Program Files\NetApp\SnapCenter です ただし 必要に応じて デフォルトパスはカスタマイズできます SnapCenter Plug-in for VMware vsphere が VMDK 検出を完了できるように 必要な vcenter 情報を入力します a. [Custom Plug-ins] セクションで [Browse] をクリックして zip 形式のカスタムプラグインフォルダを選択します zip 形式のフォルダには カスタムプラグインコードと XML 記述ファイルが含まれています b. [Upload] をクリックします パッケージをアップロードする前に zip 形式のカスタムプラグインフォルダ内の XML 記述ファイルが検証されます MySQL または DB2 アプリケーションを管理する場合は ネットアップが提供している MySQL および DB2 のカスタムプラグインを使用できます MySQL と DB2 のカスタムプラグインは ネットアップのサイトで入手できます 7. [Next] をクリックします [Skip prechecks] チェックボックスを選択していない場合 プラグインをインストールするための要件を満たしているかどうかを確認するために ホストが検証されます ディスクスペース RAM PowerShell のバージョン.NET のバージョン 場所 (Windows プラグインの場合 ) および Java のバージョン (Linux プラグインの場合 ) が 最小要件に照らして検証されます 最小要件を満たしていない場合 対応するエラーまたは警告メッセージが表示されます 問題を修正したあとに [Validate] をクリックして要件を再検証します エラーがディスクスペースまたは RAM に関連している場合は web.config(c: \Program Files\NetApp\SnapCenter WebApp) または PowerShell 構成ファイル (C: \Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\Modules\SnapCenter\) を更新してデフォルト値を変更できます エラーがそれ以外のパラメータに関連している場合は 問題を修正してから要件を再度検証する必要があります 注 :NLB セットアップで web.config を更新する場合は 両方のノードで更新する必要があります

85 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 概要を確認し [Finish] をクリックします 次のタスク 完了後は インストールの進行状況を監視する必要があります 数分後に [Hosts] ページを更新して 新しく追加したホストを確認します vsphere ホストがインストールされると SnapCenter が SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を vcenter に自動的に登録し SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を Web クライアントとして vcenter にインストールします 注 : インストール手順では ホストを追加する前に指定した vcenter 情報は検証されません vcenter 情報が正しくない場合 ホストの追加操作は完了しますが Registering vcenter details with SnapCenter Plug-in for VMware vsphere タスクに対して警告が表示されます 該当するホストの vcenter 情報は [Hosts] ページから更新できます SnapCenter Plug-ins Package for Linux をインストールしている場合は インストールに固有のログファイルが /custom_location/snapcenter/logs に保存されます 注 :Linux ホストでファイアウォールが有効になっている場合 SnapCenter Plug-ins Package for Linux はインストールされますが [Managed Hosts] ページではホストのステータスはダウン 全体のステータスは停止と表示されます 関連概念 SnapCenter ユーザのためのロールベースアクセス制御の設定 (48 ページ ) SnapCenter のロールベースアクセス制御を使用すると SnapCenter リソースの制御を別のユーザまたはユーザのグループに委譲できます ロールの作成と変更 ユーザへのリソースアクセスの追加はいつでもできますが SnapCenter を初めて設定するときは 少なくとも Active Directory ユーザまたはグループをロールに追加してから そのユーザまたはグループにリソースアクセスを追加する必要があります 関連タスク Run As クレデンシャルのセットアップ (70 ページ ) 関連資料 SnapCenter のライセンス要件 (33 ページ ) vcenter の詳細登録タスクで警告が表示される (162 ページ ) プラグインポートの変更 プラグインのインストール後に 必要に応じてプラグインポートを変更できます 変更できるのはプラグインポートのみで SnapCenter Server ポートは変更できません タスク概要 プラグインポートを変更できるのは プラグインのインストール後です 以前のバージョンの SnapCenter Server および SnapCenter プラグインを使用している場合は SnapCenter Server と SnapCenter プラグインの両方をバージョン 3.0 にアップグレードするまでプラグインポートは変更できません アップグレード処理の実行中は プラグインポートを変更できません 注 :vsphere ホスト用のプラグインポートは変更できません プラグインポートを変更する際には 次のポートのロールバックシナリオに注意する必要があります

86 86 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド スタンドアロンセットアップでは SnapCenter がいずれかのコンポーネントのポート変更に失敗した場合 処理は失敗し すべてのコンポーネントで古いポートが保持されます すべてのコンポーネントに関してポートが変更されたものの いずれかのコンポーネントが新しいポートでの起動に失敗した場合 すべてのコンポーネントで古いポートが保持されます たとえば スタンドアロンホスト上の 2 つのプラグインのポートを変更しようとして SnapCenter がどちらかのプラグインに新しいポートを適用できなかった場合 処理は失敗し ( 該当するエラーメッセージが表示される ) 両方のプラグインで古いポートが保持されます クラスタセットアップでは SnapCenter がいずれかのノードにインストールされているプラグインのポート変更に失敗した場合 処理は失敗し すべてのノードで古いポートが保持されます たとえば クラスタセットアップの 4 つのノードにプラグインがインストールされていて いずれか 1 つのノードでポートが変更されなかった場合 すべてのノードで古いポートが保持されます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. 上部の [Managed Hosts] が選択されていることを確認します 3. プラグインポートを変更するホストを選択し [Modify] をクリックします 4. [Modify] ページで [Modify plug-ins port] を選択し 新しいポート番号を入力します 5. 概要を確認し [Finish] をクリックします コマンドレットを使用した複数のリモートホストへのプラグインのインストール SnapCenter のプラグインパッケージを複数のホストに一度にインストールする場合は PowerShell コマンドレット Install-SmHostPackage を使用できます 開始する前に プラグインをインストールする各ホストで ローカル管理者の権限を持つドメインユーザとして SnapCenter にログインしている必要があります 手順 1. PowerShell を起動します 2. SnapCenter Server のコマンドプロンプトで 以下を入力してクレデンシャルを入力します Open-SMConnection 3. コマンドプロンプトで 次のコマンドを入力します Install-SmHostPackage -skipprecheck 例 または Install-SmHostPackage コマンドとオプションを入力することもできます 次に例を示します

87 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 87 Install-SmHostPackage -ApplicationCode SCO -FilesystemCode SCU -RunAsName SmoPlugin - Skipprecheck プラグインを手動でインストール済みで プラグインをインストールするための要件をホストが満たしているかどうかを検証しない場合は -skipprecheck オプションを使用します 次のプロンプトが表示されます hostnames 使用可能なプラグインをインストールするホストを指定します SnapCenter は DNS が正しく設定されていることを必要とするため できるだけ完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用します ホスト名を複数指定する場合は カンマで区切る必要があります 引用符を使用することを推奨します ApplicationCode パッケージ内の インストールするプラグインのコードを 1 つ以上指定します 有効な値は次のとおりです SCSQL SCO SCV HANA カスタムプラグインの名前 例 : HRPlug-in FilesystemCode インストールするプラグインパッケージのコードを 1 つ以上指定します 有効な値は次のとおりです SCW SCU 4. リモートインストールの Run As クレデンシャルを入力します プラグインのリモートインストールプロセスのタイムアウトの延長 Set-SmConfigSettings コマンドレットを使用して プラグインのリモートインストールのタイムアウトをデフォルトの 10 分から延ばすことができます この処理は プラグインパッケージのインストール アップグレードまたはアンインストールが Process timed out and was killed on server: hostname というメッセージで失敗する場合などに実行します 手順 1. PowerShell を起動します 2. SnapCenter Server のコマンドプロンプトで 次のコマンドを入力してクレデンシャルを入力します Open-SMConnection 3. 次のコマンドを入力して リモートインストールプロセスの現在のタイムアウトを表示します Get-SmConfigSettings -Server -Key WindowsRemoteInstallProcessTimeout

88 88 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 4. Set-SmConfigSettings コマンドを入力して リモートインストールプロセスのタイムアウトを延長します Set-SmConfigSettings -Server リモートインストールプロセスのタイムアウトが 15 分に延長されます SnapCenter プラグインパッケージのインストールステータスの監視 [Jobs] ページを使用して SnapCenter プラグインパッケージのインストールの進捗状況を監視できます インストールの進捗状況をチェックして インストールが完了するタイミングや問題が発生していないかどうかを確認できます タスク概要 [Jobs] ページには 処理の状態を示す次のアイコンが表示されます 実行中 正常に完了 失敗 警告が発生 ( 警告のために開始できなかった場合も含む ) キューに格納 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Monitor] をクリックします 2. [Monitor] ページで [Jobs] をクリックします 3. [Jobs] ページで次の手順を実行し プラグインのインストール処理のみが表示されるようにリストをフィルタリングします a. [Filter] をクリックします b. オプション : 開始日と終了日を指定します c. [Type] ドロップダウンメニューから [Plug-in installation] を選択します d. [Status] ドロップダウンメニューから インストールのステータスを選択します e. [Apply] をクリックします 4. インストールジョブを選択し [Details] をクリックしてジョブの詳細を表示します 5. [Job Details] ページで [View logs] をクリックします SQL Server 用のホストログディレクトリと検証サーバの設定 SnapCenter プラグインパッケージをインストールしたら 最初のバックアップまたはクローンジョブを実行する前に ホストログディレクトリを設定する必要があります ホストロ

89 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 89 グディレクトリは 最新の状態へのリストア処理を実行可能にするトランザクションログバックアップファイル (.trb ファイル ) の保存先です 開始する前に [Configure Plug-in] ウィザードを使用して ホストログディレクトリと検証サーバの場所を指定できます SnapCenter は ログディレクトリをホスト可能な NetApp ボリュームを検出します ホスト 1 台につき 1 つのログディレクトリを設定できます インスタンスごとに設定することはできません 環境に Windows クラスタが含まれている場合は ホストごとにホストログを設定する必要があります SQL クラスタの場合は フェイルオーバークラスタインスタンス (FCI) 用にホストログを設定する必要があります リモート検証サーバを使用している場合は そのホストに関して iscsi 接続または FC 接続がすでに存在している必要があります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Managed Hosts] をクリックします 3. [Managed Hosts] ページから SQL ホストを選択し [Configure Plug-in] をクリックして [Configure Plug-in] ウィザードを開きます 4. [Configure host log directory] ページで [Browse] をクリックして 以下の手順を完了します NetAppLUN( ドライブ ) のみが選択肢として表示されます SnapCenter は バックアップ処理の一環として ホストログディレクトリをバックアップしてレプリケートします a. ホストログの格納先とするホスト上のドライブレターまたはマウントポイントを選択します b. 必要に応じてサブディレクトリを選択します c. [Next] をクリックします

90 90 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 5. 検証サーバを設定する場合は [Verification Server] ページで [Setup a SQL Server instance] チェックボックスを選択し 次の手順を実行します a. 検証に使用する SQL ホストおよびインスタンスを選択します b. 処理を実行するための [Run As] クレデンシャルを選択します c. 最大ジョブ数およびマウントポイントのオプションを選択します 指定可能な最大ジョブ数は 5 です d. [Apply] をクリックし [Next] をクリックします 6. 設定内容を確認し [Finish] をクリックします 関連タスク 使用可能なリソースの特定 (90 ページ ) 使用可能なリソースの特定リソースとは インストールしたプラグインで管理されるデータベースなどのコンポーネントのことです リソースをリソースグループに追加するとデータ保護ジョブを実行できますが その前に使用可能なリソースを特定しておく必要があります 使用可能なリソースを特定することで プラグインのインストールが正常に完了したことの確認にもなります タスク概要 SnapCenter Custom Plug-ins では リソースの更新はできません 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Resources] をクリックし ドロップダウンリストから適切なプラグインを選択します 2. ドロップダウンリストから 管理対象のアプリケーション (Oracle データベース SQL Server または Windows ファイルシステム ) を選択します

91 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール リソースをフィルタリングするには [Host] ドロップダウンメニューからホストを選択します SnapCenter Plug-ins Package for Windows をインストールしている場合は データベース インスタンス 可用性グループなどのリソースタイプに基づいてリソースをフィルタリングすることもできます 4. [Refresh Resources] をクリックします SnapCenter インベントリに追加された新しいリソースが表示されます SnapCenter Custom Plug-ins へのリソースの追加 バックアップまたはクローンを作成するリソースを追加する必要があります 環境によっては バックアップまたはクローンを作成するデータベースインスタンスやそのコレクションもリソースに含まれます 開始する前に SnapCenter Server のインストール ホストの追加 ストレージシステム接続の作成 Run As クレデンシャルの追加などのタスクを完了しておく必要があります カスタムプラグインを作成しておく必要があります 詳細については Developer Guide for Creating Custom Plug-ins を参照してください SnapCenter Server にプラグインをアップロードしておく必要があります タスク概要 MySQL や DB2 のアプリケーション用のリソースも追加できます これらのプラグインは NetApp Tool Chest からダウンロードできます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Resources] をクリックし ドロップダウンリストから適切なプラグインを選択します 2. [Resources] ページで [Add Resource] をクリックします 3. [Provide Resource Details] ページで 次の操作を実行します フィールド Name Host name Type Run As name Mount Points 操作 リソースの名前を入力します ホストを選択します タイプを選択します タイプは プラグイン定義ファイルにあるユーザ定義のタイプです たとえば データベースやインスタンスなどになります 選択したタイプに親がある場合は 親の詳細を入力します たとえば タイプがデータベースでその親がインスタンスの場合 インスタンスの詳細を入力します ( オプション )Run As アカウントを選択するか 新しい Run As アカウントを作成します リソースのマウント先のマウントパスを入力します これは Windows ホストにのみ適用されます

92 92 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 4. [Provide Storage Footprint] ページで ストレージシステムを選択し 1 つ以上のボリューム LUN および qtree を選択して [Save] をクリックします ( オプション ) 他のストレージシステムからボリューム LUN および qtree を追加する には をクリックします 注 :SnapCenter Custom Plug-ins では リソースの自動検出がサポートされておらず 物理環境と仮想環境のストレージの詳細は取得されません リソースの作成時に 物理環境と仮想環境のストレージの情報を指定する必要があります 5. [Resource Settings] ページで リソースのカスタムのキーと値のペアを指定します カスタムのキーと値のペアは リソース固有の情報を渡す場合に使用します たとえば MySQL プラグインを使用する場合 MASTER_SLAVE = YES または MASTER_SLAVE = NO としてマスター / スレーブ構成を指定できます ( 名前が MASTER_SLAVE で 値が YES または NO )

93 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 概要を確認し [Finish] をクリックします タスクの結果 リソースは タイプ ホストまたはクラスタ名 関連するリソースグループとポリシー 全体的なステータスなどの情報とともに表示されます 次のタスク アセットへのアクセスを他のユーザに許可する場合は SnapCenter 管理者が対象のユーザにアセットを割り当てる必要があります これにより ユーザは 自身に割り当てられたアセットに対して 権限のある処理を実行できるようになります 関連タスク SnapCenter Server のインストール (44 ページ ) インストールの前提条件を満たし SnapCenter インストールワークシートに記入したら InstallShield ウィザードを使用して SnapCenter Server をインストールできます Run As クレデンシャルのセットアップ (70 ページ ) アセットへのアクセスのユーザへの割り当て (57 ページ ) SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database へのデータベースの追加 バックアップまたはクローンを作成するデータベースを追加する必要があります 開始する前に SnapCenter Server のインストール ホストの追加 ストレージシステム接続の作成 Run As クレデンシャルの追加などのタスクを完了しておく必要があります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで ドロップダウンリストから適切なプラグインを選択し [Resources] をクリックします 2. [Resources] ページで [Add SAP HANA Database] をクリックします 3. [Provide Resource Details] ページで 次の操作を実行します フィールド Resource Type HANA System Name 操作 リソースタイプを入力します リソースタイプは [Single Container] と [Multitenant Database Containers (MDC) Single Tenant] です SAP HANA システムのわかりやすい名前を入力します

94 94 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド フィールド SID Tenant Database HDBSQL Client Host HDB Secure User Store Keys HDBSQL OS User 操作 システム ID(SID) を入力します インストールされた SAP HANA システムは単一の SID で識別されます SAP HANA データベースのテナントデータベースの名前を入力します このオプションは リソースタイプで [Multitenant Database Containers (MDC) Single Tenant] を選択した場合にのみ使用できます 通信ホストを選択します SAP HANA システムに接続するためのキーを入力します このキーには データベースに接続するためのログイン情報が含まれます [HDB Secure User Store Keys] でキーを設定するユーザの名前を入力します Windows の場合 [HDBSQL OS User] には必ず SYSTEM ユーザを指定します そのため [HDB Secure User Store Keys] で SYSTEM ユーザのキーを設定する必要があります 4. [Provide Storage Footprint] ページで ストレージシステムを選択し 1 つ以上のボリューム LUN および qtree を選択して [Save] をクリックします オプション : 他のストレージシステムからボリューム LUN および qtree を追加するに は をクリックします 注 :SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database では リソースの自動検出がサポートされておらず 物理環境と仮想環境のストレージの詳細は取得されません データベースの追加時に 物理環境と仮想環境のストレージの情報を指定する必要があります 5. [Resource Settings] ページで 次の操作を実行します

95 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 95 フィールド Prefix Location 操作 ファイルベースのバックアップの名前に付けるプレフィックスを入力します プレフィックスを指定しない場合 デフォルト値が使用されます ファイルベースのバックアップを保存する SAP HANA ノード上のパスを入力します パスを指定しない場合 システムで設定されているデフォルトのパス ( 例 :<HANA shared path>/<sid>/hdb<instance_id>/ backup/data) が使用されます 6. 概要を確認し [Finish] をクリックします データベースは SID MDC のテナントデータベース 通信ホスト 関連するリソースグループとポリシー 全体的なステータスなどの情報とともに表示されます 次のタスク リソースへのアクセスをユーザに許可する場合は ユーザにリソースを割り当てる必要があります これにより ユーザは 自身に割り当てられたアセットに対して 権限のある処理を実行できるようになります 関連タスク アセットへのアクセスのユーザへの割り当て (57 ページ ) Linux 向け SnapCenter Plug-in Loader サービスの管理 SnapCenter Plug-in Loader(SPL) サービスは SnapCenter Server と連動するために Linux 用のプラグインパッケージをロードします SPL サービスは SnapCenter Plug-ins Package for Linux のインストール時にインストールされます タスク概要 SnapCenter Plug-ins Package for Linux をインストールすると SnapCenter Plug-in Loader サービスが自動的に開始されます ただし サービスの開始 停止 ステータスの確認は 手動で行うこともできます Linux ホストを再起動すると SPL サービスが自動的に開始されます spl.properties(/custom_location/netapp/snapcenter/spl/etc/) には次のパラメータが保存されており デフォルト値が割り当てられています パラメータ名 LOG_LEVEL SPL_PROTOCOL 説明 サポートされるログレベルを表示します 指定可能な値は INFO DEBUG TRACE ERROR FATAL WARN です SPL でサポートされるプロトコルを表示します HTTPS プロトコルのみがサポートされています デフォルト値がない場合は 値を追加できます

96 96 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド パラメータ名 SNAPCENTER_SERVER_PROTOCOL SPL_KEYSTORE_PASS SPL_PORT 説明 SnapCenter Server でサポートされるプロトコルを表示します HTTPS プロトコルのみがサポートされています デフォルト値がない場合は 値を追加できます キーストアファイルのパスワードを表示します この値は パスワードを変更する場合や新しいキーストアファイルを作成する場合にのみ変更できます SnapCenter Plug-in Loader(SPL) サービスが実行されているポート番号を表示します デフォルト値がない場合は 値を追加できます 注 :Linux 用のプラグインをインストールしたあとは 値を変更しないでください SNAPCENTER_SERVER_HOST SPL_KEYSTORE_PATH SNAPCENTER_SERVER_PORT SPL_LOGS_MAX_COUNT SnapCenter Server の IP アドレスまたはホスト名を表示します キーストアファイルの絶対パスを表示します SnapCenter Server が実行されているポート番号を表示します /custom_location/snapcenter/spl/ logs フォルダに保持されている SPL ログファイルの数を表示します デフォルト値は 5000 に設定されています この数が指定した値より大きい場合は 最近変更された 5000 個のファイルが保持されます ファイル数のチェックは SPL が開始された時点から 24 時間ごとに自動的に行われます 注 :spl.properties ファイルを手動で削除した場合は 保持されるファイル数は 9999 個です デフォルト値が割り当てられていないパラメータに値を割り当てる場合 または値を変更する必要がある場合は spl.properties ファイルで変更できます パラメータに割り当てられている値に関連する問題をトラブルシューティングするために spl.properties ファイルを検証および編集することもできます spl.properties ファイルを変更したら SPL サービスを再起動する必要があります 手順 1. 次のいずれかを実行します 次のコマンドを入力して SPL サービスを開始します /custom_location/netapp/snapcenter/spl/bin/spl start このサービスは常に root ユーザとして開始する必要があります

97 SnapCenter とプラグインパッケージのインストール 97 次のコマンドを入力して SPL サービスを停止します /custom_location/netapp/snapcenter/spl/bin/spl stop 注 :stop コマンドに -force オプションを指定すると SPL サービスを強制終了できます SPL サービスを強制的に停止すると既存の処理も強制終了されるため SPL の強制終了は慎重に実行する必要があります 次のコマンドを入力して SPL サービスのステータスを確認します /custom_location/netapp/snapcenter/spl/bin/spl status

98 98 SnapMirror レプリケーションと SnapVault レプリケーションのためのストレージシステムの準備 SnapCenter プラグインと一緒に ONTAP SnapMirror テクノロジを使用すると バックアップセットのミラーコピーを別のボリュームに作成できます また ONTAP SnapVault を使用すれば 標準への準拠やその他のガバナンスを目的としたディスクツーディスクのバックアップレプリケーションを実行できます これらのタスクを実行する前に ソースボリュームとデスティネーションボリュームの間にデータ保護関係を設定し その関係を初期化する必要があります 注 :NetApp SnapManager 製品から SnapCenter に移行した場合 データ保護関係が適切に設定されていれば このセクションは省略してかまいません データ保護関係では プライマリストレージ ( ソースボリューム ) 上のデータがセカンダリストレージ ( デスティネーションボリューム ) にレプリケートされます この関係を初期化すると ソースボリュームで参照されるデータブロックがデスティネーションボリュームに転送されます 注 :SnapCenter は SnapMirror ボリュームと SnapVault ボリュームのカスケード関係をサポートしていません ( プライマリ > Mirror > Vault) ファンアウト関係のみを使用してください ( プライマリ > Mirror プライマリ > Vault) SnapCenter は バージョンに依存しない SnapMirror 関係の管理をサポートしています バージョンに依存しない SnapMirror 関係の詳細およびその設定方法については ONTAP のドキュメントを参照してください ONTAP 9 SnapMirror と SnapVault を使用したデータ保護 SnapMirror と SnapVault の違い SnapMirror は 地理的に離れたサイトのプライマリストレージからセカンダリストレージへのフェイルオーバー用に設計されたディザスタリカバリテクノロジです 一方 SnapVault は 各種標準への準拠およびその他のガバナンス関連の用途向けに設計された ディスクツーディスクのバックアップレプリケーションテクノロジです このような目的の違いにより 各テクノロジがバックアップの有効期間とバックアップの保持の目標を両立させる際にも違いが生じます SnapMirror は プライマリストレージにある Snapshot コピーのみを格納します これは 災害が発生した際に 適切な状態の最新バージョンのプライマリデータをフェイルオーバーできる必要があるためです たとえば 組織では 10 日間にわたって本番データのコピーを 1 時間ごとにミラーリングしなければならない場合があります フェイルオーバーの事例で示すように ミラーリングされたストレージからデータを効率的に提供するには セカンダリシステム上の機器がプライマリシステム上の機器と同じであるか ほぼ同じである必要があります これに対し SnapVault は Snapshot コピーがプライマリストレージにあるかどうかに関係なく Snapshot コピーを格納します これは 監査の際に 履歴データへのアクセスが現在のデータへのアクセスと同様に重要になる可能性があるためです たとえば ビジネスに関する政府会計規則に準拠するために 20 年の期間にわたってデータの Snapshot コピーを毎月 1 回保持しなければならない場合があります セカンダリストレージからデータを提供するための要件は存在しないため SnapVault システムでは低速かつ低コストのディスクを使用できます

99 SnapMirror レプリケーションと SnapVault レプリケーションのためのストレージシステムの準備 99 Snapshot コピーの数がボリュームごとに 255 個に制限されていることで 結果として SnapMirror と SnapVault がバックアップの有効期間とバックアップの保持に置く重みに違いが生じます SnapMirror が最新のコピーを保持する一方で SnapVault は最長期間にわたって作成されたコピーを保持します SnapMirror レプリケーションのためのストレージシステムの準備 SnapCenter プラグインを使用して Snapshot コピーをミラーリングするには ソースボリュームとデスティネーションボリューム間のデータ保護関係を設定して初期化する必要があります 初期化の際に SnapMirror はソースボリュームの Snapshot コピーを作成して そのコピーおよびコピーが参照するすべてのデータブロックをデスティネーションボリュームに転送します また ソースボリューム上の最新ではない Snapshot コピーもすべてデスティネーションボリュームに転送します 開始する前に ピア Storage Virtual Machine(SVM) を含むピアクラスタにソースボリュームとデスティネーションボリュームを作成する必要があります ONTAP 9 Cluster Peering Express Guide クラスタ管理者である必要があります デスティネーションボリュームで Snapshot コピーを検証する場合は ソースとデスティネーションの Storage Virtual Machine(SVM) に管理 LIF とデータ LIF が必要です 管理 LIF の DNS 名は SVM と同じにする必要があります 管理 LIF のロールを data プロトコルを none ファイアウォールポリシーを mgmt に設定してください タスク概要 SnapMirror 関係は ONTAP コマンドラインインターフェイス (CLI) または OnCommand System Manager を使用して作成できます 以下の手順では CLI を使用する場合について説明します 重要 : データベースファイルとトランザクションログを別々のボリュームに保存する場合は データベースファイルのソースボリュームとデスティネーションボリュームの間 およびトランザクションログのソースボリュームとデスティネーションボリュームの間に関係を作成する必要があります 次の図は SnapMirror 関係を初期化する手順を示しています

100 100 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 手順 1. デスティネーションクラスタを特定します 2. デスティネーションクラスタで volume create コマンド (-type DP オプションを指定 ) を使用して ソースボリュームと同じサイズ以上の SnapMirror デスティネーションボリュームを作成します 重要 : デスティネーションボリュームの言語設定とソースボリュームの言語設定が一致している必要があります 例 次のコマンドでは アグリゲート node01_aggr の SVM2 に dstvolb という名前の 2GB のデスティネーションボリュームを作成します cluster2::> volume create -vserver SVM2 -volume dstvolb -aggregate node01_aggr -type DP -size 2GB 3. デスティネーション SVM で snapmirror create コマンド (-type DP パラメータを指定 ) を使用して SnapMirror 関係を作成します DP タイプは SnapMirror 関係として関係を定義します 例 次のコマンドでは SVM1 のソースボリューム srcvola と SVM2 のデスティネーションボリューム dstvolb との SnapMirror 関係を作成し デフォルトの SnapMirror ポリシー DPDefault を割り当てます SVM2::> snapmirror create -source-path SVM1:srcvolA -destination-path SVM2:dstvolB -type DP 注 :SnapMirror 関係用のミラースケジュールを定義しないでください これらについては バックアップスケジュールの作成時に SnapCenter プラグインによって自動的に定義されます デフォルトの SnapMirror ポリシーを使用しない場合は snapmirror policy create コマンドを呼び出して SnapMirror ポリシーを定義できます 4. snapmirror initialize コマンドを使用して 関係を初期化します 初期化プロセスでは デスティネーションボリュームへのベースライン転送が実行されます SnapMirror はソースボリュームの Snapshot コピーを作成して そのコピーおよびコピーが参照するすべてのデータブロックをデスティネーションボリュームに転送します また ソースボリューム上の他のすべての Snapshot コピーもデスティネーションボリュームに転送します 例 次のコマンドでは SVM1 のソースボリューム srcvola と SVM2 のデスティネーションボリューム dstvolb との関係を初期化します SVM2::> snapmirror initialize -destination-path SVM2:dstvolB

101 SnapMirror レプリケーションと SnapVault レプリケーションのためのストレージシステムの準備 101 SnapVault レプリケーションのためのストレージシステムの準備 SnapCenter プラグインを使用してディスクツーディスクのバックアップレプリケーションを実行するには ソースボリュームとデスティネーションボリューム間のデータ保護関係を設定して初期化する必要があります 初期化の際に SnapVault はソースボリュームの Snapshot コピーを作成して そのコピーおよびコピーが参照するすべてのデータブロックをデスティネーションボリュームに転送します 開始する前に ピア Storage Virtual Machine(SVM) を含むピアクラスタにソースボリュームとデスティネーションボリュームを作成する必要があります ONTAP 9 Cluster Peering Express Guide クラスタ管理者である必要があります タスク概要 SnapVault 関係は ONTAP コマンドラインインターフェイス (CLI) または OnCommand System Manager を使用して作成できます 以下の手順では CLI を使用する場合について説明します 重要 : データベースファイルとトランザクションログを別々のボリュームに保存する場合は データベースファイルのソースボリュームとデスティネーションボリュームの間 およびトランザクションログのソースボリュームとデスティネーションボリュームの間に関係を作成する必要があります 次の図は SnapVault 関係を初期化する手順を示しています 手順 1. デスティネーションクラスタを特定します

102 102 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 2. デスティネーションクラスタで volume create コマンド (-type DP オプションを指定 ) を使用して ソースボリュームと同じサイズ以上の SnapVault デスティネーションボリュームを作成します 重要 : デスティネーションボリュームの言語設定とソースボリュームの言語設定が一致している必要があります 例 次のコマンドでは アグリゲート node01_aggr の SVM2 に dstvolb という名前の 2GB のデスティネーションボリュームを作成します cluster2::> volume create -vserver SVM2 -volume dstvolb -aggregate node01_aggr -type DP -size 2GB 3. デスティネーション SVM で snapmirror policy create コマンドを使用して SnapVault ポリシーを作成します 例 次のコマンドでは SVM 全体のポリシー SVM1-vault を作成します SVM2::> snapmirror policy create -vserver SVM2 -policy SVM1-vault 注 :SnapVault 関係用の cron スケジュールまたは Snapshot コピーポリシーを定義しないでください これらについては バックアップスケジュールの作成時に SnapCenter プラグインによって自動的に定義されます 4. snapmirror policy add-rule コマンドを使用して 次の Snapshot コピーラベルと各ラベルの保持ポリシーを定義するルールをポリシーに追加します One Time Hourly Daily Weekly Monthly 重要 : ラベルでは大文字と小文字が区別されます これらは バックアップ実行時に表示されるオプションの固定ラベルです バックアップをアーカイブする際に いずれかのオプションを選択します 追加するルールごとにこのコマンドを実行する必要があります 例 次のコマンドでは Daily ラベルを定義し ラベルに一致する Snapshot コピーを 30 個バックアップに保持するように指定するルールを SVM1-vault ポリシーに追加します SVM2::> snapmirror policy add-rule -vserver SVM2 -policy SVM1-vault -snapmirror-label Daily -keep snapmirror create コマンド (-type XDP パラメータと -policy パラメータを指定 ) を使用して SnapVault 関係を作成し バックアップポリシーを割り当てます XDP タイプは SnapVault 関係として関係を定義します 例 次のコマンドでは SVM1 のソースボリューム srcvola と SVM2 のデスティネーションボリューム dstvolb との SnapVault 関係を作成し SVM1-vault ポリシーを割り当てます

103 SnapMirror レプリケーションと SnapVault レプリケーションのためのストレージシステムの準備 103 SVM2::> snapmirror create -source-path SVM1:srcvolA -destination-path SVM2:dstvolB -type XDP -policy SVM1-vault 6. snapmirror initialize コマンドを使用して 関係を初期化します 初期化プロセスでは デスティネーションボリュームへのベースライン転送が実行されます SnapMirror はソースボリュームの Snapshot コピーを作成して そのコピーおよびコピーが参照するすべてのデータブロックをデスティネーションボリュームに転送します 例 次のコマンドでは SVM1 のソースボリューム srcvola と SVM2 のデスティネーションボリューム dstvolb との関係を初期化します SVM2::> snapmirror initialize -destination-path SVM2:dstvolB

104 104 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング SnapCenter を使用して サポートされる Windows Server ホストにネットアップストレージを割り当てることができます SnapCenter で Windows ホストをプロビジョニングすると 作成するバックアップでアプリケーションとの整合性が確保されます SnapCenter Plug-ins Package for Windows をインストールして設定しておく必要があります NetApp SnapManager 製品から SnapCenter に移行した場合 すでにホストが適切にプロビジョニングされていれば ここに記載されたプロビジョニングに関する手順は省略してかまいません サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool LUN ストレージの設定 SnapCenter を使用して FC 接続 LUN または iscsi 接続 LUN を設定することができます また SnapCenter を使用して既存の LUN を Windows ホストに接続することもできます LUN は SAN 構成におけるストレージの基本単位です Windows ホストは システム上の LUN を仮想ディスクとして認識します 詳細については ONTAP 9 SAN Configuration Guide を参照してください iscsi セッションの確立 iscsi を使用して LUN に接続する場合は LUN を作成して通信を有効にする前に iscsi セッションを確立する必要があります 開始する前に ストレージシステムのノードを iscsi ターゲットとして定義しておく必要があります ストレージシステムで iscsi サービスを開始しておく必要があります ONTAP 9 SAN アドミニストレーションガイド タスク概要 iscsi セッションは 同じバージョンの IP 間 (IPv6 と IPv6 または IPv4 と IPv4) でのみ確立できます リンクローカル IPv6 アドレスは iscsi セッションの管理や ホストとターゲットの間の通信 ( ホストとターゲットが両方とも同じサブネット内に存在する場合 ) に使用できます iscsi イニシエータの名前を変更すると iscsi ターゲットへのアクセスに影響します 名前を変更した場合 新しい名前が認識されるように イニシエータがアクセスするターゲットの再設定が必要になることがあります iscsi イニシエータの名前を変更した場合 ホストを必ず再起動してください 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [iscsi Session] をクリックします 3. [Storage Virtual Machine] ドロップダウンリストから iscsi ターゲットの Storage Virtual Machine(SVM) を選択します

105 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング [Host] ドロップダウンリストから セッションのホストを選択します 5. [Establish Session] をクリックします [Establish Session] ウィザードが表示されます 6. [Establish Session] ウィザードで ターゲットの情報を指定します フィールド Target node name Target portal address Target portal port Initiator portal address 入力する内容 iscsi ターゲットのノード名 既存のターゲットノードがある場合 表示されるノード名は変更できません ターゲットネットワークポータルの IP アドレス ターゲットネットワークポータルの TCP ポート イニシエータネットワークポータルの IP アドレス 7. 入力した内容を確認し [Connect] をクリックします SnapCenter によって iscsi セッションが確立されます 8. 同じ手順を繰り返して各ターゲットのセッションを確立します iscsi セッションの切断 複数の iscsi セッションを実行中のターゲットから特定のセッションだけを切断したい場合があります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [iscsi Session] をクリックします 3. [Storage Virtual Machine] ドロップダウンリストから iscsi ターゲットの Storage Virtual Machine(SVM) を選択します 4. [Host] ドロップダウンリストから セッションのホストを選択します 5. iscsi セッションのリストから 切断するセッションを選択し [Disconnect Session] をクリックします 6. [Disconnect Session] ダイアログボックスで [OK] をクリックします SnapCenter によって iscsi セッションが切断されます igroup の作成と管理 イニシエータグループ (igroup) を作成して ストレージシステム上の特定の LUN にアクセスできるホストを指定することができます SnapCenter を使用して Windows ホストの igroup の作成 名前変更 変更 削除が可能です igroup の作成 SnapCenter を使用して Windows ホストで igroup を作成できます 作成した igroup は [Create Disk] ウィザードまたは [Connect Disk] ウィザードで LUN にマッピングできます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします

106 106 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 2. [Hosts] ページで [Igroup] をクリックします 3. [Initiator Groups] ページで [New] をクリックします 4. [Create Igroup] ダイアログボックスで igroup を定義します フィールド Storage System Host Igroup Name Initiators Type 操作 igroup にマッピングする LUN の SVM を選択します igroup を作成するホストを選択します igroup の名前を入力します イニシエータを選択します イニシエータタイプとして iscsi FCP または混在 (FCP と iscsi) のいずれかを選択します 5. 入力した内容を確認し [OK] をクリックします SnapCenterにより ストレージシステムにigroupが作成されます igroupの名前変更 SnapCenterを使用して 既存のigroupの名前を変更できます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Igroup] をクリックします 3. [Initiator Groups] ページで [Storage Virtual Machine] フィールドをクリックして使用可能な SVM のリストを表示し 名前を変更する igroup の SVM を選択します 4. SVM の igroup のリストから 名前を変更する igroup を選択し [Rename] をクリックします 5. [Rename igroup] ダイアログボックスで igroup の新しい名前を指定して [Rename] をクリックします igroup の変更 SnapCenter を使用して 既存の igroup にイニシエータを追加できます igroup の作成時に追加できるホストは 1 つだけです クラスタに対して igroup を作成するには 既存の igroup を変更して他のノードを追加します 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Igroup] をクリックします 3. [Initiator Groups] ページで [Storage Virtual Machine] フィールドをクリックして使用可能な SVM のドロップダウンリストを表示し igroup を変更する SVM を選択します 4. igroup のリストから igroup を選択し [Add Initiator to igroup] をクリックします 5. ホストを選択します 6. イニシエータを選択し [OK] をクリックします

107 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング 107 igroup の削除 SnapCenter を使用して 不要になった igroup を削除できます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Igroup] をクリックします 3. [Initiator Groups] ページで [Storage Virtual Machine] フィールドをクリックして使用可能な SVM のドロップダウンリストを表示し igroup を削除する SVM を選択します 4. SVM の igroup のリストから 削除する igroup を選択し [Delete] をクリックします 5. [Delete igroup] ダイアログボックスで [OK] をクリックします SnapCenter によって igroup が削除されます ディスクの作成と管理 Windows ホストは ストレージシステム上の LUN を仮想ディスクとして認識します SnapCenter を使用して FC 接続 LUN または iscsi 接続 LUN を作成および設定できます タスク概要 SnapCenter では ディスクについて次のタスクを実行できます ホスト上のディスクリストの表示 ディスクの作成 ディスクのサイズ変更 ディスクの接続 ディスクからの切断 ディスクの削除 注 :SnapCenter では ディスクの名前を変更することはできません SnapCenter で管理しているディスクの名前が変更された場合 SnapCenter の処理は正常に実行されません ホスト上のディスクの表示 SnapCenter で管理している各 Windows ホスト上のディスクを表示できます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Disks] をクリックします 3. [Host] ドロップダウンリストからホストを選択します ディスクのリストが表示されます

108 108 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド FC 接続または iscsi 接続の LUN またはディスクの作成 Windows ホストは ストレージシステム上の LUN を仮想ディスクとして認識します SnapCenter を使用して FC 接続 LUN または iscsi 接続 LUN を作成および設定できます 開始する前に ストレージシステム上に LUN 用のボリュームを作成しておく必要があります このボリュームには SnapCenter で作成した LUN のみを格納します ONTAP 9 Logical Storage Management Guide 注 :SnapCenter で作成したクローンボリュームには クローンがすでにスプリットされている場合を除き LUN を作成することはできません ストレージシステムで FC サービスまたは iscsi サービスを開始しておく必要があります ONTAP 9 SAN アドミニストレーションガイド iscsi を使用している場合は ストレージシステムとの iscsi セッションを確立しておく必要があります iscsi セッションの確立 (104 ページ ) タスク概要 Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで共有する場合を除き LUN を複数のホストに接続することはできません Cluster Shared Volume(CSV; クラスタ共有ボリューム ) を使用した Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有する場合 クラスタグループを所有するホストにディスクを作成する必要があります SnapCenter Plug-ins Package for Windows をインストールする必要があるのは ディスクを作成するホストだけです 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Disks] をクリックします 3. [Host] ドロップダウンリストからホストを選択します 4. [New] をクリックします [Create Disk] ウィザードが開きます 5. [LUN Name] ページで LUNの情報を指定します フィールド Storage System LUN path LUN name Cluster size LUN label 操作 LUN の SVM を選択します [Browse] をクリックし LUN を含むフォルダの完全パスを選択します LUN の名前を入力します クラスタの LUN のブロック割り当てサイズを選択します クラスタのサイズは オペレーティングシステムおよびアプリケーションによって異なります 必要に応じて LUN の説明を入力します 6. [Disk Type] ページで ディスクタイプを選択します

109 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング 109 選択するオプション Dedicated disk Shared disk Cluster Shared Volume (CSV) 状況 LUN にアクセスできるホストは 1 つだけです [Resource Group] フィールドは無視します Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有します [Resource Group] フィールドに クラスタリソースグループの名前を入力します ディスクはフェイルオーバークラスタ内の 1 つのホストだけに作成します CSV を使用する Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有します [Resource Group] フィールドに クラスタリソースグループの名前を入力します ディスクはクラスタグループを所有するホストに作成する必要があります 7. [Drive Properties] ページで ドライブのプロパティを指定します プロパティ Auto assign mount point Assign drive letter Use volume mount point Do not assign drive letter or volume mount point LUN size Use thin provisioning for the volume hosting this LUN Choose partition type 説明 システムドライブに基づいて SnapCenter で自動的にボリュームマウントポイントを割り当てます たとえば システムドライブが C: であれば C: ドライブにボリュームマウントポイント (C: \scmnpt\) が作成されます 自動割り当ては共有ディスクではサポートされません ドロップダウンリストで選択したドライブにディスクをマウントします フィールドで指定したドライブパスにディスクをマウントします ボリュームマウントポイントのルートは ディスクを作成するホストが所有している必要があります ディスクを Windows で手動でマウントする場合に選択します LUN サイズ (150MB 以上 ) を指定します ドロップダウンリストで単位 (MB GB または TB) を選択します LUN をシンプロビジョニングします シンプロビジョニングでは ストレージスペースが必要なときに必要な分だけ割り当てられるため LUN は使用可能な最大容量まで効率的に拡張されます 必要になるすべての LUN ストレージに対応できるだけの十分なスペースがボリュームにあることを確認してください GUID パーティションテーブルの場合は GPT パーティション マスターブートレコードの場合は MBR パーティションを選択します MBR パーティションを Windows Server フェイルオーバークラスタで使用した場合 ミスアライメントが発生することがあります 8. [Map LUN] ページで ホストの iscsi イニシエータまたは FC イニシエータを選択します

110 110 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド フィールド Host Choose host initiator 操作 クラスタグループ名をダブルクリックし ドロップダウンリストに表示されたクラスタに属するホストの中から イニシエータに指定するホストを選択します このフィールドは Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有する場合にのみ表示されます [Fibre Channel] または [iscsi] を選択し ホスト上のイニシエータを選択します FC で Multipath I/O(MPIO; マルチパス I/O) を使用する場合は FC イニシエータを複数選択できます 9. [Group Type] ページで 既存の igroup を LUN にマッピングするか新しい igroup を作成するかを指定します 選択するオプション Create new igroup for selected initiators Choose an existing igroup or specify a new igroup for selected initiators 状況 選択したイニシエータ用に新しい igroup を作成します 選択したイニシエータ用に既存の igroup を指定するか 指定した名前で新しい igroup を作成します [igroup name] フィールドに igroup 名を入力します 既存の igroup 名の最初の数文字を入力すると 残りの文字が自動的に入力されます 10. [Summary] ページで 選択内容を確認して [Finish] をクリックします SnapCenter により LUN が作成され ホスト上の指定したドライブまたはドライブパスに接続されます 関連タスク ホスト上のディスクの表示 (107 ページ ) ディスクのサイズ変更 ストレージシステムのニーズの変化に応じて ディスクのサイズを拡張または縮小することができます タスク概要 LUN の拡張は元のサイズの 10 倍まで 縮小は半分までしかできません MBR パーティション方式を使用した LUN の場合 最大サイズは 2TB です GPT パーティション方式を使用した LUN の場合 ストレージシステムの最大サイズは 16TB です LUN のサイズを変更する前に Snapshot コピーを作成しておくことを推奨します LUN のサイズの変更前に作成された Snapshot コピーから LUN をリストアすると SnapCenter によって LUN のサイズが Snapshot コピーのサイズに自動的に変更されます リストア処理のあと サイズ変更後に LUN に追加されたデータを サイズ変更後に作成された Snapshot コピーからリストアする必要があります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Disks] をクリックします 3. [Host] ドロップダウンリストからホストを選択します ディスクのリストが表示されます

111 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング サイズを変更するディスクを選択し [Resize] をクリックします 5. [Resize Disk] ダイアログボックスで スライダツールを使用してディスクの新しいサイズを指定するか [Size] フィールドに新しいサイズを入力します 注 : サイズを手動で入力した場合は 入力後に [Size] フィールド以外の部分をクリックすると [Shrink] ボタンまたは [Expand] ボタンが有効になります また [MB] [GB] または [TB] のいずれかをクリックして単位を指定する必要があります 6. 入力した内容を確認し [Shrink] または [Expand] をクリックします SnapCenter によって ディスクのサイズが変更されます 関連タスク ディスクの接続 ホスト上のディスクの表示 (107 ページ ) [Connect Disk] ウィザードを使用して 既存の LUN をホストに接続したり 切断された LUN を再接続したりできます 開始する前に ストレージシステムで FC サービスまたは iscsi サービスを開始しておく必要があります iscsi を使用している場合は ストレージシステムとの iscsi セッションを確立しておく必要があります タスク概要 Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで共有する場合を除き LUN を複数のホストに接続することはできません Cluster Shared Volume(CSV; クラスタ共有ボリューム ) を使用する Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有する場合 クラスタグループを所有するホストにディスクを接続する必要があります Plug-in for Windows をインストールする必要があるのは ディスクを接続するホストだけです 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Disks] をクリックします 3. [Host] ドロップダウンリストからホストを選択します 4. [Connect] をクリックします [Connect Disk] ウィザードが開きます 5. [LUN Name] ページで 接続するLUNの情報を指定します フィールド Storage System LUN path LUN name 操作 LUN の SVM を選択します [Browse] をクリックし LUN を含むボリュームの完全パスを選択します LUN の名前を入力します

112 112 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド フィールド Cluster size LUN label 操作 Windows クラスタ内のホストで LUN を共有する場合 クラスタのサイズを選択します 必要に応じて LUN の説明を入力します 6. [Disk Type] ページで ディスクタイプを選択します 選択するオプション Dedicated disk Shared disk Cluster Shared Volume (CSV) 状況 LUN にアクセスできるホストは 1 つだけです Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有します ディスクはフェイルオーバークラスタ内の 1 つのホストだけに接続します CSV を使用する Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有します ディスクはクラスタグループを所有するホストに接続する必要があります 7. [Drive Properties] ページで ドライブのプロパティを指定します プロパティ Auto assign Assign drive letter Use volume mount point Do not assign drive letter or volume mount point 説明 システムドライブに基づいて SnapCenter で自動的にボリュームマウントポイントを割り当てます たとえば システムドライブが C: であれば C: ドライブにボリュームマウントポイント (C: \scmnpt\) が作成されます 自動割り当ては共有ディスクではサポートされません ドロップダウンリストで選択したドライブにディスクをマウントします フィールドで指定したドライブパスにディスクをマウントします ボリュームマウントポイントのルートは ディスクを作成するホストが所有している必要があります ディスクを Windows で手動でマウントする場合に選択します 8. [Map LUN] ページで ホストの iscsi イニシエータまたは FC イニシエータを選択します フィールド Host Choose host initiator 操作 クラスタグループ名をダブルクリックし ドロップダウンリストに表示されたクラスタに属するホストの中から イニシエータに指定するホストを選択します このフィールドは Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有する場合にのみ表示されます [Fibre Channel] または [iscsi] を選択し ホスト上のイニシエータを選択します FC で MPIO を使用している場合は FC イニシエータを複数選択できます 9. [Group Type] ページで 既存の igroup を LUN にマッピングするか新しい igroup を作成するかを指定します

113 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング 113 選択するオプション Create new igroup for selected initiators Choose an existing igroup or specify a new igroup for selected initiators 状況 選択したイニシエータ用に新しい igroup を作成します 選択したイニシエータ用に既存の igroup を指定するか 指定した名前で新しい igroup を作成します [igroup name] フィールドに igroup 名を入力します 既存の igroup 名の最初の数文字を入力すると 残りの文字が自動的に入力されます 10. [Summary] ページで 選択内容を確認して [Finish] をクリックします SnapCenter により ホスト上の指定したドライブまたはドライブパスに LUN が接続されます 関連タスク ホスト上のディスクの表示 (107 ページ ) ディスクの切断 LUN は内容を残したままホストから切断することができます ただし スプリットせずにクローンを切断した場合 クローンの内容は失われます 開始する前に LUN を使用しているアプリケーションがないことを確認します LUN が監視ソフトウェアで監視されていないことを確認します LUN が共有されている場合は LUN からクラスタリソースの依存関係を解除し クラスタ内のすべてのノードの電源がオンで正常に動作しており SnapCenter からアクセスできることを確認します タスク概要 SnapCenter で作成した FlexClone ボリュームの LUN を切断した場合 そのボリュームに他の LUN が接続されていなければ SnapCenter はボリュームも削除します この場合 LUN が切断される前に FlexClone ボリュームが削除される可能性があることを警告するメッセージが SnapCenter に表示されます FlexClone ボリュームが自動で削除されないようにするには 最後の LUN を切断する前にボリュームの名前を変更します ボリュームの名前を変更する際は 最後の 1 文字だけでなく複数の文字を変更してください 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Disks] をクリックします 3. [Host] ドロップダウンリストからホストを選択します ディスクのリストが表示されます 4. 切断するディスクを選択し [Disconnect] をクリックします 5. [Disconnect Disk] ダイアログボックスで [OK] をクリックします SnapCenterによってディスクが切断されます 関連タスク ホスト上のディスクの表示 (107 ページ )

114 114 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド ディスクの削除 不要になったディスクは削除できます 削除したディスクは復元できません 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Disks] をクリックします 3. [Host] ドロップダウンリストからホストを選択します ディスクのリストが表示されます 4. 削除するディスクを選択し [Delete] をクリックします 5. [Delete Disk] ダイアログボックスで [OK] をクリックします SnapCenterによってディスクが削除されます 関連タスク ホスト上のディスクの表示 (107 ページ ) SMB 共有の作成と管理 Storage Virtual Machine(SVM) 上に SMB3 共有を設定するには SnapCenter ユーザインターフェイスまたは PowerShell コマンドレットを使用できます コマンドレットでは SnapCenter に付属のテンプレートを利用して共有の設定を自動化できるため コマンドレットを使用することを推奨します テンプレートには ボリュームおよび共有の設定に関するベストプラクティスが組み込まれています テンプレートは SnapCenter Plug-ins Package for Windows のインストールフォルダの Templates フォルダにあります ヒント : 必要に応じて 提供されるモデルに従って独自のテンプレートを作成することもできます カスタムテンプレートを作成する場合は コマンドレットのドキュメントでパラメータを確認してください SMB 共有の作成 SnapCenter の [Shares] ページを使用して Storage Virtual Machine(SVM) に SMB3 共有を作成できます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Shares] をクリックします 3. [Storage Virtual Machine] ドロップダウンリストからSVMを選択します 4. [New] をクリックします [New Share] ダイアログが開きます 5. [New Share] ダイアログで 共有を定義します フィールド Description 操作 共有の説明を入力します

115 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング 115 フィールド Share name 操作 共有の名前を入力します ( 例 :test_share) ここで入力した共有の名前はボリューム名としても使用されます 共有名には次のルールが適用されます UTF-8 文字列である必要があります 0x00 から 0x1F までの制御文字 0x22( 二重引用符 ) および特殊文字の \ / [ ] : < > + = ;,? は使用できません Share path フィールドをクリックし 新しいファイルシステムパスを入力します ( 例 :/) フィールドをダブルクリックし 既存のファイルシステムパスのリストから選択します 6. 入力した内容を確認し [OK] をクリックします SnapCenterにより SVMにSMB 共有が作成されます SMB 共有の削除不要になったSMB 共有は削除できます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. [Hosts] ページで [Shares] をクリックします 3. [Shares] ページで [Storage Virtual Machine] フィールドをクリックして使用可能な Storage Virtual Machine(SVM) のドロップダウンリストを表示し 共有を削除する SVM を選択します 4. SVM の共有のリストから 削除する共有を選択し [Delete] をクリックします 5. [Delete Share] ダイアログボックスで [OK] をクリックします SnapCenter によって SVM から SMB 共有が削除されます ストレージシステムでのスペースの再生 ファイルが削除または変更された場合 NTFS は LUN 上の使用可能なスペースを追跡しますが この情報はストレージシステムには報告されません 新たに解放されたブロックがストレージで空きスペースとしてマークされるようにするには Plug-in for Windows ホストでスペース再生用の PowerShell コマンドレットを実行します 開始する前に リモートのプラグインホストでコマンドレットを実行する場合は SnapCenter の Open- SMConnection コマンドレットを実行して SnapCenter Server への接続を確立する必要があります タスク概要 リストア処理を実行する前に必ずスペース再生プロセスを完了しておく必要があります Windows Server フェイルオーバークラスタ内のホストで LUN を共有している場合は クラスタグループを所有するホストでスペース再生を実行する必要があります

116 116 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド ストレージのパフォーマンスを最適化するには できるだけ頻繁にスペース再生を実行します NTFS ファイルシステム全体がスキャンされたことを確認してください スペース再生には時間がかかり CPU を大量に消費するため 通常はストレージシステムと Windows ホストがあまり使用されていない時間帯に実行することを推奨します 使用可能なほぼすべてのスペースが再生されますが 100% ではありません スペース再生の実行中にディスクのデフラグは実行しないでください 再生プロセスの実行速度が低下する可能性があります 手順 1. アプリケーションサーバの PowerShell コマンドプロンプトで 次のコマンドを入力します Invoke-SdHostVolumeSpaceReclaim -Path drive_path drive_path は LUN にマッピングされているドライブのパスです 関連情報 SnapCenter Software 3.0 Windows Cmdlet Reference Guide VMware 環境での SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows の使用 SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows は VMware 環境での LUN の作成と管理や Snapshot バックアップコピーの管理に使用できます 注 :VMware ストレージのサポートの詳細については サポートされているストレージタイプ および Data Protection Guide for VMs using the SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を参照してください 関連資料 SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows および SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server でサポートされるストレージタイプ (21 ページ ) サポートされる VMware ゲスト OS プラットフォーム Plug-in for Windows は サポート対象バージョンの VMware ESXi で実行されている x64 ゲストオペレーティングシステムで LUN のプロビジョニングや Snapshot コピーの管理に使用できます Plug-in for Windows では 次の構成の VMware ゲスト OS をサポートしています サポート対象バージョンの Windows Server Microsoft クラスタ構成 VMware 上でサポートされるノードは Microsoft iscsi Software Initiator を使用する場合は最大 16 FC を使用する場合は最大 2 つです RDM LUN 通常の RDMS では 最大 56 の RDM LUN と 4 つの LSI Logic SCSI コントローラがサポートされます VMware VM MSCS のボックスツーボックスの Plug-in for Windows 構成では 最大 42 の RDM LUN と 3 つの LSI Logic SCSI コントローラがサポートされます サポートされているバージョンに関する最新の情報については NetApp Interoperability Matrix を参照してください

117 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング 117 NetApp Interoperability Matrix Tool VMware ESX サーバ関連の制限事項 SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows は VMware Windows ゲストでサポートされます Plug-in for Windows を使用してプロビジョニングや Snapshot コピーの管理操作を実行する前に いくつかの制限事項について確認しておく必要があります 仮想マシンで構成された Microsoft クラスタに Plug-in for Windows をインストールする場合 ESX クレデンシャルは使用できません クラスタ化された仮想マシンに Plug-in for Windows をインストールする場合 vcenter のクレデンシャルを使用する必要があります クラスタ化されたすべてのノードで 同じクラスタディスクには同じ ( 仮想 SCSI アダプタ上の ) ターゲット ID を使用する必要があります Plug-in for Windows を使用せずに RDM LUN を作成した場合 プラグインサービスを再起動し 作成したディスクを認識させる必要があります VMware ゲスト OS で iscsi イニシエータと FC イニシエータを同時に使用することはできません SnapCenter の RDM の処理に必要な最小限の vcenter 権限 ゲスト OS で RDM の処理を実行するには 最小限の vcenter 権限が必要です 最低でも次の権限がホストに設定されている必要があります データストア :Remove File ホスト :Configuration > Storage Partition Configuration 仮想マシン :Configuration これらの権限を 仮想センターサーバレベルのロールに割り当てる必要があります これらの権限を割り当てたロールを root 権限を持たないユーザに割り当てることはできません これらの権限を割り当てたら ゲスト OS に Plug-in for Windows をインストールできます Microsoft クラスタでの FC RDM LUN の使用 Plug-in for Windows を使用して FC RDM LUN を使用する Microsoft クラスタを管理することができます そのためには プラグインの外部で共有 RDM クォーラムと共有ストレージを作成し クラスタ内の仮想マシンにディスクを追加しておく必要があります ESXi 5.5 以降 ESX の iscsi ハードウェアや FCoE ハードウェアを使用した Microsoft クラスタの管理も可能となりました Plug-in for Windows では 設定作業なしで Microsoft クラスタがサポートされます Microsoft クラスタで FC RDM LUN を使用するための要件 Plug-in for Windows では 一定の構成要件を満たしていれば 2 つの異なる ESX サーバに属する 2 台の仮想マシンで構成された Microsoft クラスタで FC RDM LUN の使用がサポートされます この構成は クラスタアクセスボックスとも呼ばれます Microsoft クラスタ内の仮想マシンで FC RDM LUN を使用するには 次の構成要件を満たしている必要があります 両方の VM で同じバージョンの Windows Server を実行している必要があります それぞれの VMware 親ホストで ESX サーバのバージョンが同じである必要があります 各親ホストに少なくとも 2 つのネットワークアダプタが必要です

118 118 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 2 台の ESX サーバ間で VMFS データストアを少なくとも 1 つ共有している必要があります VMware では 共有データストアを FC SAN で作成することを推奨しています 共有データストアは 必要に応じて iscsi で作成することもできます 共有 RDM LUN が物理互換モードである必要があります 共有 RDM LUN は Plug-in for Windows の外部で手動で作成する必要があります 共有ストレージに仮想ディスクを使用することはできません クラスタ内の各仮想マシンに SCSI コントローラが物理互換モードで構成されている必要があります Windows Server 2008 R2 の場合 各仮想マシンに LSI Logic SAS SCSI コントローラを構成する必要があります LSI Logic SAS タイプのコントローラが 1 台しかなく すでに C: ドライブに接続されている場合 そのコントローラを共有 LUN で使用することはできません 準仮想化タイプの SCSI コントローラは VMware Microsoft クラスタではサポートされていません 注 :SCSI コントローラを仮想マシン上の共有 LUN に物理互換モードで追加する場合は VMware Infrastructure Client で [Create a new disk] オプションではなく [Raw Device Mappings] オプションを選択する必要があります Microsoft 仮想マシンクラスタを VMware クラスタに含めることはできません Microsoft クラスタに追加する仮想マシンに Plug-in for Windows をインストールする場合は ESX ではなく vcenter のクレデンシャルを使用する必要があります Plug-in for Windows では 複数のホストのイニシエータを含む igroup を作成することはできません 共有クラスタディスクとして使用する RDM LUN を作成する前に すべての ESXi ホストのイニシエータを含む igroup をストレージコントローラ上に作成しておく必要があります ESXi 5.0 では FC イニシエータを使用して RDM LUN を作成できます RDM LUN を作成すると ALUA でイニシエータグループが作成されます Microsoft クラスタでの FC RDM LUN の使用に関する制限事項 Plug-in for Windows では 異なる ESX サーバに属する異なる仮想マシン上の FC RDM LUN を使用する Microsoft クラスタがサポートされます 注 : この機能は ESX 5.5i よりも前のリリースではサポートされていません Plug-in for Windows では ESX iscsi および NFS データストア上のクラスタはサポートされません Plug-in for Windows では クラスタ環境でのイニシエータの混在はサポートされません イニシエータは FC と Microsoft iscsi のどちらか一方にする必要があります ESX iscsi イニシエータと HBA は Microsoft クラスタ内の共有ディスクではサポートされません Plug-in for Windows では Microsoft クラスタに属する仮想マシンの vmotion による移行はサポートされません Plug-in for Windows では Microsoft クラスタ内の仮想マシンでの MPIO はサポートされません

119 Windows ホストでのストレージのプロビジョニング 119 共有 FC RDM LUN の作成 FC RDM LUN を使用して Microsoft クラスタ内のノード間でストレージを共有する場合 事前に共有クォーラムディスクと共有ストレージディスクを作成し それらをクラスタ内の両方の仮想マシンに追加しておく必要があります タスク概要 共有ディスクの作成に Plug-in for Windows は使用しません 手順 1. VMware のドキュメント Setup for Failover Clustering and Microsoft Cluster Service の手順に従って 共有 LUN を作成し クラスタ内の各仮想マシンに追加します 物理ホスト間で仮想マシンをクラスタ化する方法について説明したセクションを参照してください RDM LUN 作成のトラブルシューティング RDM LUN の作成でエラーが発生する場合は いくつかの一般的なエラーとその回避策について確認する必要があります エラーメッセージ Failed to create disk in virtual machine, Failed to Map virtual disk: File [datastore] path_name was not found. 問題 このエラーは ESX ソフトウェアイニシエータを使用して RDM LUN を作成する際に 作成先の VM の名前が 33 文字を超えていると発生することがあります この問題はいくつかの方法で回避できます 回避策 1 データストア内に手動で同じディレクトリを作成します 回避策 2 データストアの選択で [Store with Virtual machine] オプションは選択せずに RDM LUN を作成するデータストアを選択します RDM LUN を作成するときに その選択したデータストアを使用します 回避策 3 Plug-in for Windows の [VirtualCenter or ESX Server login settings] で VirtualCenter のクレデンシャルを設定します

120 120 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows のコマンドレット SnapCenter Plug-in for Microsoft Windows には ホストのプロビジョニングとスペース再生のジョブをサポートする PowerShell コマンドレットが用意されています コマンドレットは直接使用できるほか スクリプトに追加することもできます リモートのプラグインホストでコマンドレットを実行する場合は SnapCenter の Open- SMConnection コマンドレットを実行して SnapCenter Server への接続を確立する必要があります Open-SmConnection SMSbaseUrl RoleName ROLE_NAME 各値の意味は次のとおりです SNAPCENTER_SERVER_NAME は SnapCenter がインストールされているマシンのサーバ名または IP アドレスです DOMAIN_NAME は ドメインです ( 例 :nextgen) 8146 は SnapCenter のデフォルトの HTTPS ポートです このポートは SnapCenter のインストールプロセスで設定できます ポートを変更する場合は SnapCenter を再インストールし 新規のインストールプロセスで新しいポート番号を指定する必要があります ROLE_NAME は Admin ロールが割り当てられたユーザのロール名です ( 例 : Snap Admin ) ロール名は ユーザが複数のロールのメンバーである場合にのみ必要です 通常は指定する必要はありません SnapCenter GUI へのログインに使用したクレデンシャルを指定します 注 : ローカル管理者の権限を持つドメインユーザの場合は Windows フェイルオーバークラスタで Plug-in for Windows のコマンドレットを実行する前に Grant-ClusterAccess PowerShell コマンドレットを実行する必要があります Plug-in for Windows のコマンドレットの構文や例については SnapCenter Software Cmdlet Reference を参照してください SnapCenter Software 3.0 Windows Cmdlet Reference Guide

121 121 仮想化されたリソースの保護の設定 SnapCenter のインストール後 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere 用に vcenter または SnapCenter の設定情報の更新が必要になる場合があります SnapCenter では 仮想化されたリソース内のデータを保護する方法として 次の 2 つがサポートされています 仮想化されたデータベースおよびアプリケーション SnapCenter GUI では 仮想化されたデータベースおよびアプリケーションに対するすべてのデータ保護処理に SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を標準で使用します SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をインストールしたらそれ以上の作業は必要はありません vcenter とのやり取りはすべてこのプラグインが処理します 仮想マシン (VM) とデータストア vcenter の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI を使用して VM のバックアップとリストア およびデータストアのバックアップを行います ハイパーバイザー設定の更新 SnapCenter と SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を使用して仮想化されたデータベースを保護している場合 SnapCenter のホストステータス領域に configure hypervisor メッセージが表示されなくなるように ハイパーバイザーの設定を更新できます 開始する前に SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server を使用している場合は SQL Server 環境で NFS または iscsi イニシエータを使用している必要があります SnapCenter Plug-in for Oracle Database を使用している場合は Oracle 環境で NFS または iscsi イニシエータを使用している必要があります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Settings] をクリックします 2. [Settings] ページで [Global Settings] をクリックします 3. [Hypervisor settings] 領域で [VMs have iscsi direct attached disks or NFS for all the hosts] を選択して [Update] をクリックします VM のホストのステータスが configure hypervisor から Running に変わります SnapCenter Plug-in for VMware vsphere での vcenter または SnapCenter 情報の更新 SnapCenter Plug-in for VMware vsphere が vcenter との通信に使用する vcenter または SnapCenter のホスト情報について 更新が必要になることがあります たとえば vcenter でホストのパスワードが変更された場合は更新が必要になります 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします

122 122 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 2. [Hosts] ページで vsphere タイプのホストを選択します 3. [Add/Update vcenter details] ボタンをクリックします 4. ダイアログボックスで 更新する情報のタイプを選択します Add/Update vcenter Details Add/Update SnapCenter Details 5. ダイアログボックスで 更新する必要がある情報のみを入力します 空白にしたフィールドは変更されません 6. [OK] をクリックします

123 123 SnapCenter および SnapCenter プラグインパッケージのアップグレード SnapCenter の各リリースには 更新された SnapCenter Server およびプラグインパッケージのアップデートが含まれています プラグインパッケージのアップデートは SnapCenter インストーラで配布されます 利用可能なアップデートを確認するように SnapCenter を設定できます その後 インストールが必要になります SnapCenter をバージョン 2.0 からバージョン 3.0 にアップグレードできます 関連概念 インストールの準備 (21 ページ ) 利用可能なアップデートを確認するための SnapCenter の設定 SnapCenter は ネットアップサポートサイトと定期的に通信し 利用可能なソフトウェアアップデートがあればユーザに通知します スケジュールを作成し 利用可能なアップデートに関する情報の受信間隔を指定することもできます 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Settings] をクリックします 2. [Settings] ページで [Software] をクリックします [Available Software] ページには 利用可能なプラグインパッケージ 利用可能なバージョン およびインストールのステータスが表示されます 3. [Check for updates] をクリックして 新しいバージョンのプラグインパッケージが利用可能かどうかを確認します 4. [Schedule Updates] をクリックして 利用可能なアップデートに関する情報の受信間隔を指定するスケジュールを作成します a. [Check for updates] で間隔を選択します b. Windows の Run As クレデンシャルを選択して [OK] をクリックします

124 124 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド サポートされる MySQL のアップグレードシナリオ SnapCenter 3.0 では リポジトリ (NSM) データベースとして MySQL Server のみがサポートされています 以前のバージョンの SnapCenter で Microsoft SQL Server をリポジトリデータベースとして使用している場合は SnapCenter 3.0 へのアップグレード中にリポジトリデータベースが MySQL Server にアップグレードされます SnapCenter 3.0 にアップグレードする前に サポートされる MySQL のアップグレードシナリオを確認しておく必要があります サポートされるアップグレードシナリオ SnapCenter 1.1 スタンドアロンインストールから SnapCenter 3.0 スタンドアロンインストール (NAS ファイル保護あり / なし ) SnapCenter 1.1 NLB インストールから SnapCenter 3.0 NLB インストール (NAS ファイル保護あり / なし ) SnapCenter 2.0 スタンドアロンインストールから SnapCenter 3.0 インストール (NAS ファイル保護あり / なし ) SnapCenter 2.0 スタンドアロンインストール (NAS ファイル保護あり ) から SnapCenter 3.0 NLB インストール (NAS ファイル保護あり ) SnapCenter 3.0 NLB インストールでは MySQL 高可用性がサポートされています SnapCenter 2.0 NLB インストールから SnapCenter 3.0 NLB インストール (NAS ファイル保護あり / なし ) SnapCenter 2.0 NLB インストール (NAS ファイル保護あり ) から SnapCenter 3.0 NLB インストール (NAS ファイル保護あり ) 関連情報 SnapCenter を使用した管理タスクの実行 SnapCenter のアップグレードの制限事項 SnapCenter 3.0 にアップグレードする前に 一定の制限事項を理解しておく必要があります SnapCenter 1.0 から SnapCenter 3.0 へのアップグレードはサポートされていません まず SnapCenter 1.0 から SnapCenter 1.1 にアップグレードし それから SnapCenter 3.0 にアップグレードする必要があります Microsoft SQL Server から MySQL Server へのリポジトリデータベースのアップグレードは SnapCenter Server のバージョン 3.0 へのアップグレード中にのみ実行できます リポジトリデータベースのアップグレード後に Microsoft SQL Server にリバートすることはサポートされていません リポジトリデータベースのアップグレード後 リポジトリデータベースの保護は無効になり リポジトリの処理に関連するスケジュールはすべて削除されます リポジトリデータベースを保護し 新しいスケジュールを作成するには Protect- SmRepository コマンドを実行する必要があります 次のアップグレードパスに関しては リポジトリデータベースの保護を再実行する必要はありません : SnapCenter 2.0 と MySQL Server(NAS ファイル保護なし ) から SnapCenter 3.0(NAS ファイル保護なし )

125 SnapCenter および SnapCenter プラグインパッケージのアップグレード 125 SnapCenter 2.0 と MySQL Server(NAS ファイル保護あり ) から SnapCenter 3.0(NAS ファイル保護あり ) SnapCenter のアップグレード SnapCenter Server ホストをアップグレードするには SnapCenter がインストールされているサーバ上に SnapCenter Server インストールパッケージが必要です インストールパッケージは ネットアップサポートサイトから直接ダウンロードできます SnapCenter がインストールされているサーバがセキュリティで保護された環境にある場合は 保護されていない環境でインストールパッケージをダウンロードしてから 保護された環境内のサーバにコピーすることができます 開始する前に Network Load Balancing(NLB) を使用していない場合は アップグレード前にリソースグループかホスト またはその両方をメンテナンスモードにして スケジュールされたバックアップが発生しないようにし バックアップの失敗を回避する必要があります NLB を使用している場合は リソースグループまたはホストをメンテナンスモードにする必要はありません NLB を使用している場合は すべての NLB ノードで SnapCenter のバージョンを同じにする必要があります SnapCenter リポジトリ (NSM データベース ) をバックアップしておく必要があります SnapCenter ソフトウェアアドミニストレーションガイド を参照してください SnapCenter 1.1 をそれ以降のバージョンの SnapCenter にアップグレードする場合は すべての Windows ホスト上に.NET 以降がインストールされている必要があります 1.1 以前の SnapCenter をそれ以降のバージョンの SnapCenter にアップグレードする場合は リリースノートを確認して ポリシー リソースグループ およびスケジュールに関連するワークフローの変更を把握しておく必要があります SnapCenter Software 3.0 Release Notes SnapCenter リポジトリ (NSM) データベースが配置されているディスクに十分なスペースがあることを確認しておく必要があります SnapCenter 2.0 からアップグレードし SnapCenter Plug-in for NAS File Services 機能を有効にする場合は C:\Program Files\NetApp\SnapCenter WebApp\ にある Web.config ファイルおよび C:\Program Files\NetApp\SMCore\ にある SMCoreServiceHost.exe.config ファイル内の <add key="apiserveruserid" value="admin" /> キーに admin オプションが設定されていることを確認しておく必要があります admin オプションが設定されていない場合は 追加しておく必要があります 手順 1. SnapCenter アップグレードパッケージをネットアップサポートサイト (mysupport.netapp.com) からダウンロードします 2. プラグインがインストールされているすべてのホストをメンテナンスモードにします a. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] を選択し [Managed Hosts] リストからアップグレードするホストを選択します b. [Information] ペインでホストとそのプラグインを選択し [Suspend Schedule] をクリックします c. ホストごとに同じ手順を繰り返します

126 126 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 注意 : このタスクを実行する前に 各ホストをメンテナンスモードにする必要があります 3. ダウンロードした.exe ファイルを実行して SnapCenter アップグレードウィザードを起動し 次の操作を実行します a. 新しい NLB クラスタを作成するか 既存の NLB クラスタに参加し ホスト上で Network Load Balancing(NLB) を有効にして設定します 注 :SnapCenter スタンドアロンインストールから SnapCenter NLB インストールへのアップグレードはサポートされていません NLB セットアップの 2 つ目のノードで SnapCenter Server アップグレードパッケージを実行するのは 1 つ目のノードで SnapCenterServer のアップグレードを完了したあとにする必要があります 絶対に両方のノードで SnapCenter を同時にアップグレードしないでください 注 :1 つ目のノードのアップグレード中は 2 つ目のノードから SnapCenter UI にアクセスできません 1 つ目のノードでアップグレードが失敗した場合 2 つ目のノードからは引き続き SnapCenter UI にアクセスできません アップグレードの問題を修正して両方のノードで SnapCenter のアップグレードを完了したら SnapCenter UI へのアクセスを開始できます b. SnapCenter 用の Application Request Routing(ARR) を手動でインストールして有効にします c. SnapCenter に管理者としてログインする際に使用するクレデンシャルを入力します d. アップグレードして MySQL Server に移行するために 既存の SQL Server リポジトリデータベースの詳細を入力します 既存の SQL Server リポジトリデータベースがリモートホスト上にある場合は MySQL Server ホストに対して読み取りと書き込みの権限を持つリモートホストの共有の場所を指定する必要があります 注 : すべてのリポジトリデータの移行にかかる時間は リポジトリのサイズによって異なります MySQL Server を使用していて SnapCenter のアップグレード中にファイルのカタログ化を有効にしてしまった場合 MySQL データベースのパスワードにスペース カンマ \ [\] "" ' ` % & <> ^ \ / () ; = がいる場合はパスワードを変更する必要があります e. SnapCenter を使用して NAS ファイルサービスの保護を管理する場合は サーバのインデックスを有効にします 4. アップグレードが成功したら SnapCenter にログオンし 左側のナビゲーションペインで [Hosts] > [Activate Schedule] をクリックしてホストのメンテナンスモードを終了し 処理を再開できるようにします 次のタスク SnapCenter 2.0 プラグインを使用していた場合は SnapCenter 3.0 でも引き続き使用できます ただし SnapCenter 1.1 以前のプラグインを使用していた場合は SnapCenter 3.0 プラグインにアップグレードする必要があります 必要なプラグインホストがアップグレードされていない場合 プラグインのステータスは Plug-ins are incompatible になります ホスト上のリソースの新規検出を実行する必要があります

127 SnapCenter および SnapCenter プラグインパッケージのアップグレード 127 SnapCenter 1.1 からアップグレードした場合は [Dashboard] に異なるクローンの数が表示されます これは 1 つ以上のポリシーに関連付けられている 1.1 のクローンデータセットがそれぞれ個別のクローンジョブとして変換されるためです たとえば 1.1 で 1 つのクローンデータセットが 2 つのポリシーに関連付けられていた場合 アップグレード後は 2 つのクローンジョブに変換されます SnapCenter 1.1 からアップグレードした場合 セカンダリストレージ ( ミラーまたはバックアップ ) 上のクローンは [Topology] ページのミラーコピーまたはバックアップコピーの下に表示されません SnapCenter 3.0 では SnapCenter 1.1 で作成されたすべてのクローンがローカルコピーの下に表示されます リポジトリデータベースを MySQL Server にアップグレードおよび移行したあと スペースが不足している場合は古いデータベースを手動で削除できます データを移行しても古いデータベースは自動的には削除されません SnapCenter ホストに古いリポジトリデータベースがあった場合は SnapCenter ホストに古いリポジトリとアップグレード後のリポジトリの両方が存在するため ディスクスペースの問題が発生する可能性があります アップグレードが失敗した場合は NSM データベースを以前の状態にリストアすれば データを失うことなく以前のバージョンの SnapCenter を引き続き使用できます SnapCenter Server ホストをアップグレードしたら ストレージシステムを追加する前にプラグインもアップグレードする必要があります SnapCenter 2.0 からアップグレードし SnapCenter Plug-in for NAS File Services 機能を有効にした場合は C:\Program Files\NetApp\SnapCenter WebApp\ にある Web.config ファイルおよび C:\Program Files\NetApp\SMCore\ にある SMCoreServiceHost.exe.config ファイル内の <add key="apiserveruserid" value="admin" /> キーに admin オプションが設定されていることを確認しておく必要があります admin オプションが指定されていない場合は追加し SnapCenter SMCore サービスを再起動して変更を更新する必要があります 関連概念 Network Load Balancing と Application Request Routing のオプション (37 ページ ) 関連資料 サポートされる MySQL のアップグレードシナリオ (124 ページ ) 関連情報 SnapCenter を使用した管理タスクの実行 プラグインパッケージのアップグレード プラグインパッケージは SnapCenter アップグレードの一環として配布されます 開始する前に プラグインホストをアップグレードできるのは SnapCenter Server 3.0 を実行している場合のみです タスク概要 一度にアップグレードできるホストは 1 つです

128 128 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 注 : ホストが Microsoft クラスタにある場合は クラスタ内のすべてのホストの SQL と Windows プラグインを一度にアップグレードできます メンテナンスモードアップグレード中は Windows または Linux ホストはメンテナンスモードになり ホストでスケジュールされたジョブを実行できなくなります 注 :vsphere ホストはメンテナンスモードにはなりません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のアップグレード SnapCenter 2.0 を使用して仮想化されたデータベースおよびアプリケーションを保護している場合 それらのホストには SnapCenter Plug-in for VMware vsphere もインストールされています データベースまたはファイルシステムのプラグインのアップグレードに加えて 仮想化されたデータが格納されている各ホスト上の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere もアップグレードする必要があります VSC ホストの移行 VSC を使用して VM とデータストアをバックアップおよびリストアしている場合 SnapCenter 3.0 では VSC を使用できません 代わりに 各 VSC ホストを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere 3.0 に移行する必要があります 移行処理を実行すると SnapCenter Plug-in for VMware vsphere が VSC ホストに Web クライアントが vcenter に自動的にインストールされ VSC のバックアップ ポリシー リソースグループが移行されます 注 : 移行できるのは SnapCenter を使用して実行された VSC バックアップのみです SnapCenter 3.0 では VSC 6.2x がサポートされません SnapCenter 3.0 へのアップグレード後に VSC 6.2x がインストールおよび登録されている場合 VSC ホストを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行するまでの間 SnapCenter GUI ではすべての vsphere ホストが Plug-in incompatible というステータスで表示されます バックアップとリストア以外の VM 管理タスクを実行する場合は VSC ホストを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行したあとに VSC 7.0 仮想アプライアンスにアップグレードする必要があります 詳細は VSC のドキュメントを参照してください 手順 1. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. 上部の [Managed Hosts] が選択されていることを確認します 3. プラグインパッケージをアップグレードするホストを選択します 4. [Information] セクションで [Suspend Schedule] をクリックし このプラグインのホストをメンテナンスモードにします 注 :vsphere ホストをメンテナンスモードにする必要はありません 5. ツールバーで [Modify] をクリックします 6. [Modify] ページで [Upgrade plug-ins] を選択します 注 : パッケージ内のすべてのプラグインが選択されますが 以前のバージョンの SnapCenter でインストールされたプラグインのみがアップグレードされ 残りのプラグインはインストールされません 新しいプラグインをインストールするには [Add plug-ins] オプションを使用する必要があります 注 :SnapCenter 1.1 ホスト (Windows ホスト ) に Windows プラグイン 1.1 パッケージがインストールされている場合は プラグインを 3.0 にアップグレードするときに [Add plugins] オプションがデフォルトで選択され [Upgrade plug-ins] オプションは無効になります [Add plug-ins] オプションを選択してプラグインをアップグレードできます

129 SnapCenter および SnapCenter プラグインパッケージのアップグレード 129 SnapCenter Plug-in for Oracle Database を以前のバージョンから 3.0 にアップグレードする場合 カスタムの場所は選択できません SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をアップグレードする場合 [Modify Port] オプションはアクティブになりません 7. プラグインをアップグレードする要件をホストが満たしているかどうかを検証しない場合は [Skip prechecks] を選択します SnapCenter Plug-in for VMware vsphere 2.0 をカスタムのインストールパスにインストールしていて プラグインをバージョン 3.0 にアップグレードする場合は [Skip prechecks] チェックボックスをオンにする必要があります 8. アップグレードするプラグインパッケージを選択し [OK] をクリックします 注 :SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server をアップグレードしたら リソースを更新して可用性グループタイプを表示する必要があります また 月次スケジュールの [Repeat every] オプションの値は保持されないため [Repeat every] オプションに新しい値を指定する必要があります 9. [Next] をクリックします [Skip prechecks] チェックボックスを選択していない場合 プラグインをインストールするための要件を満たしているかどうかを確認するために ホストが検証されます ディスクスペース RAM PowerShell のバージョン.NET のバージョン 場所 (Windows プラグインの場合 ) および Java のバージョン (Linux プラグインの場合 ) が 最小要件に照らして検証されます 最小要件を満たしていない場合 対応するエラーまたは警告メッセージが表示されます 問題を修正したあとに [Validate] をクリックして要件を再検証します 注 : エラーがディスクスペースまたは RAM に関連している場合は web.config(c: \Program Files\NetApp\SnapCenter WebApp) または PowerShell 構成ファイル (C: \Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\Modules\SnapCenter\) を更新してデフォルト値を変更できます エラーがそれ以外のパラメータに関連している場合は 問題を修正してから要件を再度検証する必要があります 10. 概要を確認し [Finish] をクリックします vsphere ホストをアップグレードまたは移行すると アップグレード処理では SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の vcenter への登録も行われます 次のタスク プラグインパッケージがアップグレードされたら [Activate Schedule] をクリックしてメンテナンスモードを終了します 注 :vsphere ホストをアクティブ化する必要はありません ホストの SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のアップグレードが完了したら 次の手順を実行します vcenter の新しい Web クライアントを確認する vcenter にログオンして SnapCenter Plug-in for VMware vsphere が Web クライアントとして追加されていることを確認します プラグインが vcenter に表示されない場合は vcenter Web Client Service を再起動する必要があります VSC ホストを移行する SnapCenter と一緒に VSC を使用していた場合 vcenter の新しい Web クライアントを使用してバックアップおよびリストアの処理を実行するためには VSC ホストを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行する必要があります

130 130 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド NLB / ARR 構成内のホストの SnapCenter Plug-in for VMware vsphere をアップグレードした場合は 次の手順を実行してクラスタ IP を更新し 正しい IP で SnapCenter を設定します 1. SnapCenter GUI の左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします 2. SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のホストを選択し 右側のプラグイン情報テーブルで [Add/update vcenter Details] をクリックします 3. [Update SnapCenter Details] チェックボックスをオンにします 関連概念 VSC ホストの移行 (131 ページ )

131 131 VSC ホストの移行 Virtual Storage Console for VMware vsphere(vsc) と SnapCenter 2.x を同時に使用していた場合は SnapCenter 3.0 にアップグレードしたあと VM およびデータストアでバックアップおよびリストアの処理を実行するために VSC ホストを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行する必要があります VM ポリシー リソースグループ およびバックアップを VSC から移行するには 次の 2 つの方法があります SnapCenter GUI を使用して移行する vcenter をほとんど使用しない SnapCenter 管理者の方に適しています vcenter の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI を使用して移行する SnapCenter GUI をほとんど使用しない vcenter 管理者の方に適しています 一度に移行できるホストは 1 つです vcenter がリンクモードまたは拡張リンクモードの場合は 各ホストを個別に移行する必要があります 注意 :SnapCenter のデータ保護処理を開始する前に リンクモードまたは拡張リンクモードのすべてのホストを移行する必要があります リンクモードで SnapCenter Plug-in for VMware vsphere と VSC の両方を実行することはできません 移行手順では SnapCenter Plug-in for VMware vsphere がインストールされ VSC のバックアップポリシー バックアップ およびバックアップジョブ (SnapCenter ではリソースグループと呼ばれる ) が移行されて vcenter の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI で使用可能になります 注 : 移行できるのは SnapCenter を使用して実行された VSC バックアップのみです VSC ホストを移行するための前提条件 VSC ホスト ( バックアップ ポリシー リソースグループを含む ) を SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行する前に 移行の要件を満たす必要があります 移行の要件は 次の順序で実行する必要があります 1. VSC を SnapCenter 2.0 に登録する必要があります アップグレード前に SnapCenter に登録されていない VSC を使用していた場合 アップグレード後に VSC ホストを SnapCenter プラグインに移行できません

132 132 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド 2. SnapCenter を VSC に登録したときに 移行する VM のバックアップを VSC を使用して実行しておく必要があります 注 : スタンドアロンの VSC ホストは移行できません 3. SnapCenter ホストのアップグレードを完了し 次のソフトウェアバージョンを実行している必要があります SnapCenter 3.0 Virtual Storage Console for VMware vsphere 以降 注 :VSC ホストを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行するまでは VSC 7.0 にアップグレードしないでください VMware vcenter Server 6.0 アップデート 3 以降 vcenter GUI を使用して移行する場合は VSC ホストに登録されている vcenter を使用する必要があります SnapCenter GUI を使用した VSC ホストの移行 SnapCenter 3.0 へのアップグレード後 vcenter で作成した VSC のバックアップを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行する必要があります vcenter をほとんど使用しない SnapCenter 管理者には SnapCenter GUI から VSC ホストの移行を実行することを推奨します 開始する前に 移行の前提条件を確認しておく必要があります タスク概要 一度に移行できる VSC ホストは 1 つ環境内にある SnapCenter Server が 2 つ以上の VSC ホストに登録されている場合は 各 VSC ホストを個別に移行する必要があります vcenter がリンクモードまたは拡張リンクモードの場合は 各ホストを個別に移行する必要があります アップグレード後に VSC ホストを移行 SnapCenter Server を 2.x から 3.0 にアップグレードしたあと VSC ホストを SnapCenter Plugin for VMware vsphere に移行するまでの間は SnapCenter GUI にはすべての vsphere ホストが Plug-in incompatible というステータスで表示されます 移行後に vcenter の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI を使用して VM およびデータストアのバックアップとリストアの処理を実行すると SnapCenter の機能を使用できるようになります 注意 : インストールやアップグレードとは異なり 移行処理では前提条件の検証チェックがすべて実行されるわけではありません そのため 移行が失敗した場合は 移行ウィザードで指定した SnapCenter Server VSC ホスト vcenter の情報を確認してください 移行ウィザードの各ページのフィールドのほとんどはわかりやすいもので 説明を必要としません 以下の手順では 説明が必要な一部のフィールドを取り上げます 手順 1. SnapCenter に VSC 用に登録されているユーザ名で SnapCenter にログオンします 2. 左側のナビゲーションペインで [Hosts] をクリックします SnapCenter Server ホストを 3.0 にアップグレードしたあと VSC を移行するまでの間は すべての vsphere ホストが Plug-in incompatible と表示されます

133 VSC ホストの移行 vsphere ホストを選択して ツールバーで [Migrate] をクリックします 4. ウィザードの [Host] ページで 次の操作を実行します フィールド VSC host Install VMware Plugin on VSC host および VMware Plug-in host 操作 このフィールドには 選択した vsphere ホストが自動的に入力されます Plug-in for VMware vsphere のインストール先のホストを指定します Install VMware Plug-in on VSC host 同じホストに移行する場合はこのチェックボックスをオンにします VSC ホスト名が自動的に入力されます VMware Plug-in host 別のホストに移行する場合はこのチェックボックスをオフにして 移行先のホストの名前を入力します Windows ホストを指定する必要があります Type Run As name このフィールドは自動的に入力されます vcenter 管理者を指定します 現在の Run As 名が自動的に入力されます Run As クレデンシャルを変更するには 次のいずれかを実行します ドロップダウンリストから別の Run As 名を選択します をクリックして ダイアログボックスに新しい Run As アカウント情報を入力します Port このフィールドは自動的に入力されます 5. [Discover plug-ins] ページに [Host] ページで指定したホスト上で実行されているプラグインの一覧が表示されます 6. [Plug-ins] ページで Plug-in for VMware vsphere ホストの情報を指定します vcenter は VSC が使用している vcenter である必要があります 7. [Plug-ins] ページの Plug-in for VMware vsphere の各設定フィールドは [Host] ページで入力した情報に基づいて自動的に入力されます どのフィールドも変更可能です 8. 概要を確認し [Finish] をクリックします 次の移行処理が実行されます a. vcenter のクレデンシャルと IP アドレスが検証されます b. vcenter ユーザの RBAC クレデンシャルが検証されます c. VSC が vcenter から登録解除され vcenter GUI から削除されます 注 :VSC はホストからアンインストールされません 注 :SnapCenter Plug-in for VMware vsphere が VSC ホストと同じホストにインストールされている場合は 再起動時に VSC が vcenter に再登録されないように VSC サービスのスタートアップタイプが手動に設定されます

134 134 SnapCenter ソフトウェアインストールおよびセットアップガイド d. Plug-in for VMware vsphere がインストールされます VSC から Plug-in for VMware vsphere への移行が成功した場合 VSC のポリシー バックアップ およびバックアップジョブ (SnapCenter ではリソースグループと呼ばれる ) が vcenter の Plug-in for VMware vsphere GUI で認識されて操作可能になります 移行に失敗した場合 すべての処理が取り消されます エラーメッセージに示されている問題を修正したら 移行をもう一度最初から開始できます 9. オプション :[Monitor] > [Jobs] をクリックして処理の進捗状況を監視します 10. オプション : 移行が完了したら vcenter にログオンして SnapCenter Plug-in for VMware vsphereが左側のナビゲーションペインとす メニューに表示されていることを確認しま SnapCenter Plug-in for VMware vsphere が vcenter に表示されない場合は vcenter Web Client Service を再起動する必要があります VSC ホストには引き続き VSC と SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の両方がインストールされていますが VSC は SnapCenter には登録されていません SnapCenter GUI には VSC ホストが vsphere として表示されます 次のタスク 移行後の手順を完了して vcenter Web Client Service を再起動すると データ保護の処理を実行できるようになります VSC ホストを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行したあとにバックアップとリストア以外の VM 管理タスクを実行するには VSC 7.0 にアップグレードする必要があります 詳細は VSC のドキュメントを参照してください 関連タスク VSC ホスト移行後のタスク (137 ページ ) 関連資料 VSC ホストを移行するための前提条件 (131 ページ ) vcenter GUI を使用した VSC ホストの移行 SnapCenter 3.0 へのアップグレード後 vcenter で作成した VSC のバックアップを SnapCenter Plug-in for VMware vsphere に移行する必要があります SnapCenter GUI をほとんど使用しない vcenter 管理者には vcenter のユーザインターフェイスから VSC ホストの移行を実行することを推奨します 開始する前に 移行の前提条件を確認しておく必要があります タスク概要 一度に移行できる VSC ホストは 1 つ環境内にある SnapCenter Server が 2 つ以上の VSC ホストに登録されている場合は 各 VSC ホストを個別に移行する必要があります vcenter がリンクモードまたは拡張リンクモードの場合は 各ホストを個別に移行する必要があります アップグレード後に VSC ホストを移行

135 VSC ホストの移行 135 SnapCenter Server を 2.x から 3.0 にアップグレードしたあと VSC ホストを SnapCenter Plugin for VMware vsphere に移行するまでの間は SnapCenter GUI にはすべての vsphere ホストが Plug-in incompatible というステータスで表示されます 移行後に vcenter の SnapCenter Plug-in for VMware vsphere GUI を使用して VM およびデータストアのバックアップとリストアの処理を実行すると SnapCenter の機能を使用できるようになります 注意 : インストールやアップグレードとは異なり 移行処理では前提条件の検証チェックがすべて実行されるわけではありません そのため 移行が失敗した場合は 移行ウィザードで指定した SnapCenter Server VSC ホスト vcenter の情報を確認してください 手順 1. SnapCenter ホストで SnapCenter Windows ホストのプラグインパッケージ (snapcenter_windows_host_plugin) を探し SnapCenter Plug-in for VMware vsphere のインストール先の VSC ホストにコピーします SnapCenter Plug-in for VMware vsphere は VSC ホストと同じホストにインストールできますが Windows ホストである必要があります 2. SnapCenter に VSC 用に登録されているユーザ名でホストにログオンします 3. ホストで Windows ホストプラグインパッケージ内の.exe ファイルを実行します SnapCenter Plug-in for VMware vsphere がホストにインストールされます この時点で VSC ホストには VSC と SnapCenter Plug-in for VMware vsphere の両方がインストールされています SnapCenter GUI には VSC ホストが引き続き Plug-in incompatible と表示されます インストールが完了すると SnapCenter Plug-in for VMware vsphere を vcenter に登録するためのウィンドウが開きます

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