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1 社会科における資料活用能力の育成を目指した指導の工夫 - 統計資料を比較 関連 総合する学習を通して - さぬき市立志度小学校教諭西山雅道研究の概要本研究は, 統計資料の効果的 効率的な活用を通して, 児童がふるさとに関心をもち, 調べたことや考えたことを適切に表現する学習活動について提案する そのために, 教科書 副読本で扱われる統計資料の現状と課題を明らかにし, 多様な統計資料から情報を読み取り, 情報を比較 関連 総合する学習の有効性について分析を行った 授業実践 1では, 効果的に統計資料を活用する場を位置付けた学習指導計画の作成, 有効な統計資料の開発 活用方法の工夫, 必要な情報を読み取るための支援教具を考案した 授業実践 2では, 児童の問題意識を高め, 社会的事象の考察を深めるための指導方法の工夫, 児童が主体的に統計資料を活用するための支援教具を考案した 児童の記述を分析すると, 上記の手立てにより, 効果的に統計資料を使って情報を正しく読み取る力や社会的事象の特色や相互の関連などについて考えたことを表現する力に向上がみられた <キーワード> 統計資料学習指導計画比較 関連 総合支援教具 Ⅰ 主題設定の理由 これまでのPISA 調査の結果から, 読解力や記述式問題に課題があることや, 成績分布において中位層から下位層へのシフト傾向が指摘されている また, 平成 19 年に実施された特定の課題に関する調査では, 問題解決的な学習において多様な資料の中から, 学習問題を発見 把握する力, 課題の解決策を表現し, その理由を説明する力が不十分であるという結果が出ている 平成 2 年の中教審答申では, 社会的事象に関心をもって多面的 多角的に考察し, 公正に判断する能力と態度を養い, 社会的な見方や考え方を成長させることを一層重視する とある また, 新学習指導要領の社会科の目標には, 考えたことを表現する力 が追加された 現在, 社会科では, 観察や体験, 調査などを取り入れた多様な 調べ学習 が行われている しかし, 本校では児童から, 校外学習や作品作りは楽しいが, 資料が多くて難しい まとめることが多くて大変 という声がある 教師からは, 社会科は, 資料の種類が多くて取り扱いが難しい という声を聞くことがある これは, 調べる活動自体が目的になっていたり, 調べたことを単に整理しまとめる作業で終わっていたりして, 調べたことから社会的事象のもつ意味や働きを考える活動が十分でないためではないか すなわち, 知識や技能を活用し, 思考 判断したことを表現する活動が意識されないままに調べ学習が実践されることが多いと考えられる そのため, 結果として調べたことが生かされず, 社会科に対する 関心 意欲 態度 や 思考力 判断力 表現力等 が十分に育成されていない現状がある 中学年の社会科は, 環境, 産業, 伝統文化などを学ぶ地域学習が中心であり, 自分たちの生活基盤である身近な暮らしから問題を発見し, 観察や調査を行い, 問題を解決していくため, 体験的な活動の充実が必要になる しかし, 児童が地域学習への興味 関心を示しても, 地図等の具体的資料の読解や活用が十分でなければ, 調べたことを生かして思考力 判断力 表現力等を育成することは難しい 資料を読み取り関係付ける活動を通して, 児童に 関心 意欲 態度 をもたせる指 -1-

2 導の工夫, 調べた事実をもとに考え表現する学習場面の充実が重要である そこで, 効果的な資料活用能力の高め方を考察することにした 平成 15 年度教育課程実施状況調査によると, 統計資料を確実に読み取ったり, 複数の資料を相互に関連付けて活用したりする力に課題が見られる とある 統計資料から, 必要な情報を正しく読み取り, 現状を適切に把握し表現することは, 現代の情報社会を生きる児童にとって必要不可欠といえる このことから, 多様な統計資料から情報を取り出して, 様々な情報を比較 関連 総合させながら, 自分の考えを構築し, 表現する活動に重点を置いた学習の在り方を探りたいと考えた そこで, 細かなステップを積み重ねて, 記録, 要約, 説明といった多様な言語活動を通じて継続的に指導をしていくことが, 自分を取り巻く地域社会の社会的事象の特色, 相互の関連等について考える力, 表現する力を培うことにつながるものと考え, 本研究主題を設定した Ⅱ 研究方法 先行研究 文献資料から, 統計資料の活用能力の育成のための理論や方法を調査 分析する 社会科における統計資料の現状と課題を分析し, 効果的な指導方法を探る 授業実践後, 児童の学習への取組や意識の変化について, 調査の結果を分析し統計資料の活用能力の育成についての効果を考察する Ⅲ 研究内容 1 統計資料の現状と課題 (1) 教科書にみる統計資料の推移 香川県下の全小学校で使用されている第 3 4 学年の社会科教科書 ( 下 ) について, 掲載している資料の推移を分析した 学習指導要領が改訂される毎に, 指導内容が一部新たに追加されたり, 他学年へ移行したりしているが, 各学年の目標に示された資料活用の趣旨には根本的な変更がないことから, おおまかな変遷をとらえることは可能であろうと考えた 社会科教科書写真地図統計地図図表イラスト文書グラフその他合計 昭和 43 年度版 昭和 52 年度版 平成元年度版 平成 1 年度版 平成 17 年度版 平成 2 年度版 135 (43.1) 12 (38.5) 34 (45.2) 316 (46.7) 273 (46.5) 335 (42.1) 74 (23.6) 5 (18.9) 64 (9.5) 6 (8.9) 52 (8.9) 61 (7.7) 18 (5.8) (.) (.) (.) 1 (.2) (.) 6 (1.9) 23 (8.7) 26 (3.9) 19 (2.8) 23 (3.9) 33 (4.1) 46 (14.7) 29 (1.9) 7 (1.4) 82 (12.1) 75 (12.8) 114 (14.3) (.) 6 (2.3) 38 (5.7) 39 (5.8) 24 (4.1) 35 (4.4) 33 (1.5) 28 (1.6) 1 (.3) 27 (1.2) 表 1 教科書にみる資料掲載の推移 実数 (%) ( 注 統計地図 統計データを含む地図 ) 表 1から, 資料掲載の傾向としてグラフなどの統計資料が減り, その他 ( 学習のヒントや解説 ) が増え, 写真やイラストを多用した視覚に訴える資料が中心になっていることが分かる この変化が, 児童の統計資料の活用能力の低下に, 大きく影響しているのではないかと考えられる (2) 統計資料の活用能力について学習指導要領解説社会編の能力に関する目標において, 第 3 学年及び第 4 学年では 地域における社会的事象を観察, 調査するとともに, 地図や各種の具体的資料を効果的に利用し, 地域社会の 57 (8.5) 46 (6.8) 12 (2.) 15 (1.9) 113 (16.8) 115 (17.) 127 (21.6) 23 (25.5)

3 社会的事象の特色や相互の関連などについて考える力, 調べたことや考えたことを表現する力を育てるようにする, 第 5 学年では 社会的事象を具体的に調査するとともに, 地図や地球儀, 統計などの各種の基礎的資料を効果的に活用し, 社会的事象の意味について考える力, 調べたことや考えたことを表現する力を育てるようにする, 第 6 学年では 社会的事象を具体的に調査するとともに, 地図や地球儀, 年表などの各種の基礎的資料を効果的に活用し, 社会的事象の意味をより広い視野から考える力, 調べたことや考えたことを表現する力を育てるようにする とある すなわち, 考える力 とともに中学年では具体的資料を効果的に利用し, 高学年では基礎的資料を効果的に活用する力が求められている このことから, 課題解決に向けての統計資料の活用は, 主に高学年で取り扱われるといえる しかし, 中学年の教科書から統計資料が掲載されており, 高学年での効果的な活用を図るためには, 中学年から活用方法を身に付ける必要性があると考える 第 3 学年では, 調査結果の処理にグラフを活用し, 必要な情報を読み取っていく活動, 第 4 学年では, 数量的なデータから変化の様子をとらえたり相互に関連付けたりすることで, 地域の社会的事象の特色を理解する活動が考えられる 統計資料の導入段階として, 中学年で資料のよさや必要性を感じさせ, 課題解決に役立つことを実感させることが, 高学年の学習に効果的につながるものと考える (3) 社会科と算数科における統計資料の関連性 統計資料の活用を考察する際, 算数科との関連性を明確にする必要がある 全国統計教育研究協議会が示すデータリテラシーによると, グラフを読み取る手順として以下の段階を設定している 一層読み ( 基本読み, 形式読み) 1 表題 2 調べた年月日 3 横軸 4 縦軸 5 縦軸の単位 二層読み ( 内容読み ) 三層読み ( 背景読み ) 6 横軸の項目 7 目盛りを正しく読み取る 最大 最小, 順位, 倍関係や差, 変化の増減, 最大と全体 の関係, 部分と部分の比較, 数値から全体的傾向を読む 生活や既習経験と結び付けて, 背景にあることを考える 学習のねらいとの関連で背景を考える 見学, 観察, 他の資料を手がかりに背景を考える 図 1 グラフを読み取る手順 図 1から分かるように, 社会科との関連性が大きいのは, 二層読み 三層読み といえる それは, グラフから読み取った情報を比較し関連付けることで社会的事象の特色をとらえ, 他の資料や既習経験など多様な情報と結び付けることで, その背景や原因などから社会的事象に対する考えを深めることができるからである すなわち, 算数科で学習した内容を基礎として, 社会科で十分な統計資料の活用が図られるのではと考えた しかし現状では, 算数科で未習のグラフが, 社会科の教科書に掲載されている 例えば第 3 学年では, 棒グラフが未習の時期に調査活動で得た情報をグラフ化する活動があったり, 第 4 学年では第 5 学年で学習する帯グラフが掲載されていたりする また, 算数科と社会科で取り扱う時期が違うために, 既習事項を忘れてしまい十分に活用できない場合もある このように, 社会科と算数科の系統性において, 学習内容のズレが見られる そのため, 児童はグラフの読み取りに戸惑い, 必要な情報を十分得られないことが多い したがって, これらのグラフを取り扱う際には, 児童が必要な情報を正しく読み取り, 課題解決に効果的に活用できるような支援の工夫が必要である (4) 置籍校の児童の実態調査第 4 学年では, 教科書, 副読本に複数のグラフが提示され, そこから正しく情報を読み取り, 社会的事象の特色を考える学習が必要とされている 二つのグラフの活用能力を把握するために, 事前に評価 -3-

4 テストを実施した 二つのグラフを提示し, そこから分かったことや考えたことを記述する 既習事項の棒グラフ以外にも, 未習事項の折れ線グラフが掲載されているため, 置籍校と相談し, 事前に算数科で折れ線グラフの学習を行った 図 2, 図 3から分かるように, 二つのグラフうち, 一方だけから情報を読み取っている児童が半数で, 双方を比べている児童はほとんどいなかった また, グラフから考えたことを記述する設問では, 二つに着目していない児童が約 8 % であった これは, グラフを見る際に具体的な視点が定まっていないために, 十分に必要な情報を読み取ることができず, 読み取った情報をもとに思考し表現することが不十分であると考察される (%) 図 2 統計資料の読み取り 図 3 統計資料の考察 2 統計資料の活用能力を高める学習指導の工夫 (1) 効果的に統計資料を活用する学習指導計画 児童が, 統計資料に対してよさや必要感をもつには, 問題解決に統計資料を効果的に活用することが重要になる そのために, 児童が学習問題や調査活動の意味を理解して取り組み, 問題解決への意欲が向上するような学習活動の展開を工夫する必要がある そこで, つかむ さぐる まとめる の学習過程の中に, 効果的に統計資料を活用する場を位置付け, 児童の資料活用能力を高めていきたいと考えた 以上のことから, 第 4 学年における統計資料を活用する学習指導計画を工夫することにした< 図 4> ( 児童の実態 ) 統計資料から必要な情報を読み取り, 調べたことや考えをまとめて表現する力が不十分 ( 指導の実態 ) 知識 理解を重視した指導が行われ, 統計資料を活用して問題解決を図る指導や学び方を学ぶ指導が十分ではない つかむ ( 事実を読み取る ) 効果的な統計資料の活用 統計資料の読み取りを通して, 学習問題を設定する 調べる方法や手順を予想する 統計資料の活用の仕方 ( 中学年 ) 直接調べる活動と具体的資料を通して, 地域の社会的事象の特色について考える さぐる ( 資料をもとに考える ) 複数の統計資料や他の資料と比較 関連 総合して, 社会的事象の特色を考える 必要な情報や資料を収集し選択する 統計資料のよさ, 見方を知り, 問題解決のために活用する 算数科との関連 学習内容を整理して振り返 ( 第 3 学年 ) ったり, 話し合いを通して確 棒グラフ まとめる かめたりする ( 第 4 学年 ) ( 自分の考えをもつ ) 自分なりの社会的な見方や 折れ線グラフ 考え方をもつ ( 第 5 学年 ) 帯グラフ 百分率 資料活用能力が向上した児童の姿 統計資料のよさが分かり, 必要な情報を正しく読み取ることができる 統計資料の情報をもとに, 社会的事象の特色を考え, 自分の意見をまとめることができる 図 4 第 4 学年社会科における統計資料の活用を位置付けた学習指導計画 -4-

5 (2) 統計資料の活用能力を高めるための教材開発 1 児童の問題意識を高める統計資料 ( 工夫 ⅰ) 児童の問題意識を向上させ, 意欲的に学習に取り組む問題解決的な学習を実施するためには, 効果的な統計資料の活用が必要である そのために, 教科書や副読本で取り扱う統計資料を分析し, 有効な統計資料の開発が重要であると考えた 以下に, 統計資料の開発のポイントをまとめた 児童にとって, 必要感があり問題意識が高まるような統計資料 重要な社会的事象の特色や相互の関連について, 考えが深まるような統計資料 次に, 統計資料を効果的に活用するための方法を考察した まず, 一つの統計資料から必要な情報を正しく読み取る活動が大切である 統計資料の視点を明確にし, 丁寧に情報を読み取り整理することで, 統計資料の特徴がとらえられるのではと考えた そして, 読み取った情報をもとに社会的事象の特色を考えるために, 複数の統計資料や他の資料を比較 関連 総合する活動が重要である 多様な情報を比較 関連 総合することで, 疑問を見つけて問題意識を高めたり, 共通点や相違点が分かり考察を深めたりすることにつながるのではと考えた また, 社会的事象の特色についての考察を深めるために, 統計資料と他の資料を関連付ける活動が必要であると考えた 統計資料の活用のポイントを以下にまとめた 必要な情報を正確に得るために, 一つの統計資料を丁寧に読み取ること 社会的事象の特色を考えるために, 複数の統計資料や他の資料を比較 関連 総合すること 2 児童の理解を助ける支援教具 ( 工夫 ⅱ) 置籍校の第 4 学年では, 統計資料の読み取りや考察が十分でない児童が多い これは, 算数科で学習した内容を忘れていたり, 社会科で有効な活用をした学習経験が乏しかったりする現状が伺える そこで, 効果的に活用して学習するために児童の理解を助ける支援教具が必要であると考えた まず児童が, 統計資料から情報を読み取るための支援教具である 読み取りが不十分な原因として, 統計資料の視点が明確になっていないことが考えられる 統計資料の視点を整理し, 明確になる支援教具があれば, 必要な情報を正確に読み取ることができると考える データリテラシーの 一層読み 二層読み の段階で使用し, 効果的な活用につなげたい 次に, 統計資料から社会的事象の特色を考えるための支援教具である それは, 統計資料から読み取った情報をもとに, その特徴や理由を考える児童が少なかったからである これは, 多様な統計資料の情報を比べて活用する学習経験が乏しいことが考えられる 社会的事象の特色を理解するためには, 読み取った情報を問題解決的に活用する必要がある 多様な情報を相互に関連付けて活用することで, 問題を見いだしたり, その特色をとらえて理解を深めたりすることにつながる そのために, 重要な思考方法が比較 関連 総合する学習であると考え, 効果的な支援教具を開発した また, 児童の主体的な活用につながるよう, 多様な資料の理解を助ける内容や単元を通して学び方を学習する内容を取り入れ, 支援教具の種類や用い方を工夫した データリテラシーの 三層読み の段階で使用し, 効果的な活用につなげたい そして, 学習内容をまとめる際に, 自分なりの見方や考え方がもてるように付箋紙の活用が効果的であると考えた 分かったことや考えたことを付箋紙に書き出したのは,KJ 法的手法で整理することで, 知識だけをまとめるのではなく, 調べたことをもとに思考する活動につながるからである さらには, 友達と意見交換したり, 共同作業したりする体験的な学習を通して, 主体的に考えを広げたり深めたりすることができると考えた -5-

6 3 授業の実践 (1) 実践 1 第 4 学年 ごみのしょ理と利用 1 目標 本単元では, 家庭や地域などから出されるごみの量や種類, 処理方法等について調べたり考えたりする際に, 統計資料を中心とした多様な資料の活用ができるようにする 資料から読み取った様々な情報を比較 関連 総合することで, ごみの処理と利用についての現状や問題点をとらえ, その対策や人々の働きについて考え表現することをねらいとしている 2 単元構成 この単元は, 地域の実情に合った学習を進めるために, 教科書よりも副読本を重視して取り扱われている 棒グラフ, 折れ線グラフといった多様な統計資料が掲載されており, 十分な活用が必要不可欠といえる 前述した学習指導計画に基づき, 効果的な統計資料の活用を位置付けて, 単元構成を工夫した 工夫 ⅰ ( 前ページ参照 ) 工夫 ⅱ 段階 時 学習活動 評価内容と方法 資料活用に関する教師の支援 1 1 週間の家庭のごみ調べか 自分や友だちの調べから, 全体の ごみ調べの表から, 種類や量の ら, 気付いたことを話し合う 傾向を見つけている ( 発言 ) 多さに気付くようにする つ 2 さぬき市のごみの量と人口 さぬき市のグラフから情報を読み 変化の様子がとらえやすいよう の移り変わりから, 読み取っ 取り, 比較 関連 総合しながら考 に, 副読本のグラフに最新データを加えたものを提示する かたことを話し合う えている ( シート ) む さ 3 香川県のごみの量と処理費用 香川県のグラフから情報を読み取 香川県のごみの量と処理費用の の移り変わりから, 読み取った り, 比較 関連 総合して考えるこ グラフを比べることで, ごみ増加 ことを話し合い, 学習問題を作 とで, 問題を見つけている ( 発言, の問題に気付き, 問題意識が高ま る シート ) るようにする 4 金属ごみとペットボトルごみ, ごみの種類別グラフと, 買い物の様 5 買い物の移り変わりから, ごみ子の変化とを関連付けて考え, 生活様 金属ごみとペットボトルごみのグラフを比べ, 量の変化の理増加の傾向と原因を話し合う 式の変化に気付くことができる ( 発由を買い物の様子の変化と合わ 6 ごみ収集車について調べ, 仕 言, シート ) せて考えることで, 生活様式の変化に気付くようにする 事の様子や仕組みについてまと 写真,VTR 等から, ごみ収集車の める 特徴や働く人の願いを理解することが 地域のごみ収集車について, 取材 7 クリーンセンターで処理され できる ( 発言, シート ) 編集したVTRを使用して関心が ぐ 8 るごみを一つ選び, 処理方法を クリーンセンターの処理方法につい 高まるようにする 調べる て, 調べたことや考えたことをまとめ 仕組み図や働く人の話を提示し る 9 クリーンセンターの処理方法 ている ( シート ) て, 仕事の工夫や苦労, 願いに気付 1 について, 調べたことを紙芝居 グループで相談しながら, 仕組みが くようにする にまとめる 分かりやすい紙芝居にしている ( 紙 紙芝居の作品例を提示する 11 グループごとに紙芝居を発表 芝居, 発言 ) し合い, クリーンセンターの仕 学んだことを共通点や相違点で整理 組みについてまとめる し, まとめている ( シート ) 付箋紙を活用し, 共通点や相違点で整理することで処理方法の理解が深まるようにする ま 12 生活を見直し, ごみを減らす 環境保全の取り組みや願いを理解し, 市役所やスーパーの人の話から, と ためにできることを話し合う 自分のできることを考えている 全校 地域環境を守る取り組みや願いに気 め 13 学習のまとめをし, 全校生に 生に向けて, 呼びかけができる ( 発 付き, 参加することへの意欲が高ま る 向けて紙芝居等を発表する 言, シート ) るようにする 工夫 ⅰ 工夫 ⅱ 3 工夫及び児童の反応 ア児童の問題意識を高める統計資料 ( 工夫 ⅰ) 副読本に掲載されている ごみの量 と 人口 の変化の統計資料を再構成した この統計資料は, それぞれの棒グラフの形が似通っている構成であり, データが過去の内容であるため, ごみの -6-

7 現状をとらえるのが難しいと考えた そこで, 縦軸の目盛りを考慮して, ごみの量 と 人口 の変化の違いが分かりやすい構成にし, 数値を読み取ることで量感をイメージできるよう, 単位を 省略せずに表示することにした また, 最新のデータを取り入れることで, より現状に近いものに なるようにした 棒グラフの視点を確認しながら読み取ったことで, 児童は必要な情報を多く読み ( トン ) 2 56 取ることができた そして, 二つの統計資変化の違いに着目する棒グラフの構成 料を比べることにより, 変化の様子から人 口の減少にともなってごみの量も減少して いることを理解できた また, ごみの量が 減少する割合よりも, 人口の減少する割合目盛りと単位の構成の工夫 平成 17 年 平成 18 年 平成 19 年 平成 17 年 平成 18 年 平成 19 年 さぬき市のごみの量の移り変わり ( 平成 2 年度 ) さぬき市の人口の移り変わり ( 平成 2 年度 ) が大きいことから, 一人当たりのごみの量 は増加していることに気付いた< 図 5> 児童の問題意識を高め, ごみ増加の原因 図 5 統計資料の再構成統計資料の比較 関連 総合 を探るために, 身近な種類のごみである 金 属類 ( 空き缶 ) ごみ と ペットボトルご み の増減データを調査し, 折れ線グラフ と棒グラフで表した これは, 副読本にも 掲載されているが, 異なる種類のグラフの 理解を深めるためである 二つのグラフを 比較 関連 総合して考えることで, 原因 他の資料との関連付け として空き缶の不便さとペットボトルの便 利さに気付くことができた ごみ増加の社会的な背景に迫るために, 買い物の変化のイラスト資料と関連付けて 学習した その結果, 児童は考えが深まり, 生活環境の変化に伴ってごみの量や種類が 変わってきている現状や問題点に気付くこ とができた< 図 6> 図 6 統計資料と他の資料を関連させた活用 イ 児童の理解を助ける支援教具 ( 工夫 ⅱ) 児童が, 統計資料から正確に情報を読み取り, それをもとに資料の特徴を考えるための支援として, 統計資料の視点が明確になる教具を作成した 一つ目は, データリテラシーの 一層読み (1~7), 二層読み 三層読み の視点に着目できるようにポイントを掲示したり, 読み取った情報が整理できるようなワークシートの構成を工夫したりした 児童は, 視点を確認しながら読み取ることで, 必要な情報を多く得ることができた 二つ目は, 折れ線グラフと棒グラフといった, 異なる 棒グラフを重ねて提示する ( 香川県 ) ( 平成 18 年度版 ) 種類のグラフの読み取りができるように, 折れ線グラフ 図 7 折れ線グラフの支援教具 を棒グラフに置き換える支援教具を作成した 棒グラフとして見ることで, 縦軸の単位や目もりと 横軸の項目を関係付けることができ, 正確に数値を読み取りやすくなった< 図 7> -7-

8 クリーンセンターの仕組みについて, ごみの種類別グループで調べたことを紙芝居で表現し互いに発表し合った これは, 総合的にごみ処理の仕組みを理解するためである 友達の発表を聞きく際に, 自分の調べたことと比較 関連 総合できるように付箋紙を活用した 付箋紙に, 分かったことや考えたことを記述し, 共通点と相違点で類別する活動を通して, クリーンセンターの仕 写真 1 付箋紙の活用組みについて理解を深めることができた また, 付箋紙を操作することに興味をもった児童が多く, 積極的に意見を記述したり, 類別したりして特徴を見付けようとする児童が多かった 友達と意見交流しながら取り組むことで, 自分の考えをまとめたり表現したりする活動への意欲付けにつながった< 写真 1> 4 考察 図 8 統計資料の読み取り 図 9 統計資料の考察 授業実践後, 事前に行った評価テストと同様のものを行い, 成果と課題を分析した まず, 図 8 から分かるように, 当初一つの統計資料を漠然と見ていた児童が多かったが, 二つの統計資料から多くの情報を読み取る児童が増えた これは, 統計資料の視点を整理したり, 読み取りを助ける支援教具を活用したりしたことで, 視点が明確になり得られる情報が増えたことが考えられる 視点がはっきりしたことにより, 二つの統計資料を比べて新たな事実に気付くなど, 多角的な統計資料の見方をする児童が多くなった また, 図 9から分かるように, 読み取った情報について考えことや, 二つの統計資料を比べて考えたことを記述する児童が増えた これは, 児童の問題意識を高める統計資料を開発し, 学習過程の中に有効な活用の場を位置付けたことにより, 統計資料から読み取った情報をもとに考察しようとする学習意欲が高まってきたことが考えられる また, 読み取った情報を比較 関連 総合する操作を行って, 社会的事象の特色を考える活動を通して, 複数の情報を効果的に活用する学習方法が身に付いてきたのではと考えられる しかし, 統計資料から読み取った情報をもとに, その背景にある社会的事象の特色について考察を深めることは不十分であった これは, 統計資料の効果的な活用方法に課題があるのではと考えられる さらに児童にとって, 必要感があり問題解決に有効に機能するような統計資料を開発し, 資料を提示する場面や方法を工夫していくことが大切である 児童の生活と結び付けることにより, 身近な社会的事象として問題意識を高めたり, 考察を深めたりしていくことが必要である その際, 児童が学習内容を整理して自分の考えを導き出せるよう, 学習の積み重ねや思考の足跡が分かるノートの有効な活用方法を工夫したい また, 児童が主体的に統計資料や他の資料を活用できるよう, 支援教具を工夫することで学習活動の充実を図っていきたいと考える -8-

9 (2) 実践 2 第 4 学年 土地のとく色を生かした伝とう工業 1 目標 本単元の目標は, 地域に残る伝統工業である 桐下駄 を取り扱う 桐下駄について関心をもち, 調べたり考えたりする際に, 統計資料を中心とした写真, 文章等多様な資料の活用ができるようにする 資料から読み取った様々な情報を比較 関連 総合することで, 桐下駄に対する関心を高め, かかわる人々の願いや思いに触れることで, 生産や販売の工夫や努力について考察を深め, 適切に表現することをねらいとしてる 2 単元構成教科書や副読本のこの単元には, 写真やイラスト資料が掲載されているが, 統計資料は使用されていない しかし, 桐下駄 の現状を考え, 児童が関心をもち, 問題解決に向けて意識を高めるために統計資料の活用が効果的であると考えた そこで, 学習指導計画に有効な統計資料を活用する場面を位置付けて, 単元構成を作成した 段階 工夫 ⅱ 時 学習活動 評価内容と方法 資料活用に関する教師の支援 1 志度町の自慢できるものを 地域の自慢に関心をもち, 意欲 自慢を整理することで, 地域 つ 発表し合う 的に発表している ( 発言 ) の特色に気付くようにする か 2 志度の桐下駄について, 学 桐下駄のグラフを比較 関連 桐下駄の売り上げと工場数の む 習問題を作る 調べる方法を 総合して考え, 問題を見つけてい グラフを比べることで, 疑問を見つけて問題意識が高まるよう 考えて, 学習の見通しをもつ る ( 発言, ノート ) にする 3 桐下駄工場を見学し, 自分 積極的に見学をし, 自分の学習 見学した内容が整理できるよ 4 の学習問題について調べる 問題に合わせた調べや質問をして うに, ノートの構成を工夫する 5 インターネットや図書資料 いる ( 発言, シート ) 関係のあるホームページや資 を使って, 桐下駄について調 インターネットや図書資料を活 料を提示し, 桐下駄の製作や販 さ べる 用して, 意欲的に学習問題に合っ 売に適した立地や気候に気付く た調べができている ( ノート ) ようにする ぐ 6 桐下駄のグラフとかかわる 桐下駄のグラフを比較 関連 人々の願いから, 桐下駄の現 総合して考え, 疑問を見つけて考 る 状や問題点について考える えている ( 発言, ノート ) 生産者と使用者の願いと関連付けて, 桐下駄の現状や問題点を考えている ( 発言, ノート ) ま 7 調べたことを発表し, 話し 友達から学んだことを, 共通点 と 合う や相違点で整理し, 桐下駄の学習 め 8 学習を振り返ってまとめ について考えがまとめられてい る る る ( 発言, ノート ) 桐下駄の工場数と産地のグラフを比べ, 疑問を見つけることによって問題意識が高まるようにする 生産者と使用者の願いと関連付けることで, 桐下駄の現状や問題点の考えが深まるようにする 友達の調べと比べる時, 共通点や相違点で整理しやすいように付箋紙を活用する 桐下駄について, 自分なりの考えがまとまるようなノートの構成を工夫する 工夫 ⅰ 工夫 ⅰ 工夫 ⅱ 3 工夫及び児童の反応ア児童の問題意識を高める統計資料 ( 工夫 ⅰ) 事前のアンケートでは, 下駄について知っている児童は約 9 割と高かったが, 用途は祭事がほとんどで, 普段はサンダルが使いやすいという結果であった 志度桐下駄 については, 全体の約 4 割が知っていたが, 詳しい情報をもっている児童はほとんどいなかった そこで, 桐下駄につい -9-

10 (%) ( けん ) きりげたの工場の数 ( 平成 21 年度 ) 1955 年 1975 年 1991 年 29 年 ( けん ) (%) 1% 9% 8% 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% % 使っているきりの産地 ( 平成 21 年度 ) その他 福島県 中国 アメリカ 新がた県 1% 9% 14 5% 8 2 % ての関心を高めるために, 日本一の売り上げ という事実を統計資料にして提示することが効果 的であると考えた 視覚的に, 全体の割合がとらえやすい帯グラフを使用した 事前に, 割合の学 習をしたことで, 児童はスムーズに全国の 5 % を占める事実を読み取ることができた また, 一 つ目の資料から丁寧に情報を読み取ってから, 桐下駄の工場数 の統計資料を提示した 他県と の比較がしやすい統計資料として, 棒グラフを使用した これは, 二つの統計資料を比べることに より, なぜ, 日本一の桐下駄の工場が2 社なのか という疑問が生じるからである この疑問を もとに, 桐下駄に対する問題意識の向上を図ることができると考えた 児童が, 効果的に統計資料を比較 関連 総合できるよ 児童の問題意識を高める統計資料 予想の分類から, 問題意識を深める うに, 社会科ノートの構成を 桐下駄の売り上げきりげたの売り上げ ( 平成 21 年度 ) 桐下駄の工場数 16 きりげたの工場の数 ( 平成 21 年度 ) 工夫した 学習問題を設定し 8% 7% 6% 12 1 た後, 自分の予想を付箋紙に 4% 3% 2% 1% 6 4 書き出し, 分類することで使 その他とち木県いばらぎ県志度町 志度町いばらぎ県とち木県その他 用者と生産者の立場に気付か せたいと考えた 両方の立場 付箋紙の活用 から, 学習問題について調べ る方法を考えることで, 児童 の問題意識が向上し意欲化に つながった< 図 1 > 学習問題の設定 図 1 問題意識を高めるためのノートの構成図 11 から, 二つの統計資料から問題文を作っている児童と, 一つの統計資料から問題文を作っている児童を合わせると, 73 % が学習問題を見いだすことができている これは導入の段階で, 児童の実態に応じた統計資料を用いることで桐下駄に対する関心をもち, 二つの統計資料を用いることで問題意識を高めることができたと考える しかし, 情報に触れていなかったり, 問題文になっていなかったりする児童も 27 % いた これは, 統計資料の情報をもとに社会的事象の特色について考えを深めること, 問題文作りの経験が不十分であったのではと考える 図 11 学習問題の記述事項次に, 桐下駄の現状や問題点について学習する場面で, 統計資料を活用することが効果的であると考えた 工場数の減少 と 材料の産地 のデータを収集し統計資料として提示した 生産者と使用者の願いから理解を深める二つの情報を比べることで, 児童は なぜ, 需要が減っているのに, 日本一の桐材を使うのか という疑問をもち, 問題意識を高めることができた また, 桐社会的事象の特色をまとめる下駄の現状や問題点について考 図 12 統計資料の考察を深めるためのノートの構成 -1-

11 えを深めるために, 生産者と使用者の願いについての学習を行った 二つの統計資料と他の資料から必要な情報を読み取ることにより, 桐下駄の現状や問題点について, より具体的に身近なものとしてとらえられるのではと考えた< 図 12 > 図 13 から分かるように, 社会的事象の特色について考えた内容が増えた これは, 二つの統計資料と他の資料を関連付けることにより, 桐下駄についての考えが深まったのではと考える 自分もはいてみたい 他の地域の人に紹介したい といった, 主体的にかかわろうとする内容も多かった ただ, 自分の考えをまとめて, 相手に分かりやすく記述することに課題がみられた 図 13 社会的事象の記述事項イ児童の理解を助ける支援教具 ( 工夫 ⅱ) 児童が, 効果的に統計資料の活用ができるよう, 二種類のカードを支援教具として作成した 一つ目は, 一層読み 二層読み 用として, 多様な統計資料から情報を読み取る視点や社会的事象の特色を考えるヒントを掲載した 二つ目は, 三層読み 用として, 異なる二つの種類のグラフを比べる視点や考え方のヒントを載せた 必要に応じて主体的に活用できるよう, カードの構成を工夫し, 学習時に携帯できる形にした< 図 14 > 図 14 統計資料の活用のための支援カードまた社会科では, 学習内容によって多様な資料を複合的に活用するため, 学び方も変わってくる 三つ目として, 単元を通して使用する 資料活用にかかわる学び方 の支援カードを作成した 桐下駄の調べを発表する場面では, カードのヒントを参考にして, 意欲的に意見交流し, 自分の考えをまとめることができた 写真 2 支援カードの活用また, 付箋紙を活用したことで, 共通点と相違点で比較しやすくなり, 桐下駄の 図 15 学び方の支援カード理解が深まった< 図 15, 写真 2> 図 16 から分かるように, 児童は支援カードを積極的に活用していた 単元を通じて, 繰り返し使用できることから, 資料活用への意欲化が図られ, 多くの情報を読み取ることができたと考える また, 二つの統計資料を比較 関連 総合する視点やヒントにより, 資料の特色やその背景にある理 図 16 支援カードの活用状況由をとらえて考える児童が多くなった -11-

12 4 考察 図 17, 図 18 から分かるように, 前半の授業実践に比べて統計資料から情報を読み取り, それをもとに考察したりする児童が増えた 児童のノート記述を分析すると, 特に統計資料の背景にある社会的事象の特色に迫る内容が多くなった これは, 児童の関心を高め, 考えを深める手立てが効果的であったのではと考える 具体的には, 学習指導計画の中に有効な統計資料の活用場面を位置付けたことである 学習問題を設定する 場面では, 桐下駄に対する関心を高め, 問題意識がもてるような統計資料を開発した そして, 見比べることで疑問が見つかる二つの統計資料を提示することで, 意欲的に比較 関連 総合して考え問題解決につなげることができた また, 桐下駄の理解を深める 場面では, 二つの統計資料と他の資料 人々の願い を関連付けて学習することにより, 桐下駄の現状と問題点 についての考えを深めることができた これによって, 桐下駄という伝統工業を身近な存在としてとらえ, これから積極的にかかわっていきたいという考えをもつ児童が増えた また, 社会科ノートの構成や支援教具の工夫により, 統計資料を効果的に比較 関連 総合して考えを深め, 主体的に資料活用する学習意欲を高めることにつながったと思われる Ⅳ 1 成果 図 17 統計資料の読み取り 成果と課題 図 18 統計資料の考察 単元の学習内容や児童の実態を分析し, 必要感があり問題意識が高められる統計資料の開発を行った そして, 学習指導計画の中に効果的に統計資料を活用する場を位置付けたことにより, 児童の関心を高め, 問題解決へ向けて意識をつなぐことができた また, 二つの統計資料を比較 関連 総合したり, 統計資料と他の資料を関連付けたりすることで, 多様な統計資料の活用が図られ, 社会的事象の特色についての考えを深めることに有効であったと考える さらに, 児童の理解を助ける支援教具を工夫したことにより, 主体的に資料活用する意欲付けにつながった 2 課題ワークシートやノートの構成を工夫することで, 効果的に統計資料を比較 関連 総合することはできたが, 情報を読み取ったり考えたことを記述したりする活動に時間を要した また, 児童の考えの記述は増えたが, 自分の考えを整理して短くまとめることには課題が残った 今後, 継続的な指導を通して時間短縮を図り, 情報を整理し要約するための有効な支援方法を考察したい また, 第 5 学年の学習へ効果的につなぐために, 今後も中学年での統計資料の活用方法を工夫し, 学習状況に応じた支援教具の開発をしていきたいと考える < 参考文献 > 有馬恭彦: 社会科における児童の主体的な学びを支える観察 資料活用能力の育成, 熊本県立教育センター資料, 27 北俊夫: 小学校社会科の 資料活用能力 の実態に関する研究, 岐阜大学研究報告,25 佐々木修: 小学校社会科における資料活用の力を高める学習指導に関する研究, 岩手県教育研究発表会,25 香川県小学校社会科教育研究会: 社会科ノート による思考力の育成, 東洋館出版社,28-12-

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gggggggggggggggggggggggggggggggggggggkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk 平成 28 年度全国学力 学習状況調査松戸市の学力状況 小学校 国語 算数 正答数と 4 つの学力の分布 2 1 0~8 問 9~11 問 12~13 問 14~15 問 0~4 問 5~6 問 7 問 8~10 問 松戸市 21.4 % 27.1 % 26.7 % 24.7 % 松戸市 29.2 % 27.1 % 14.7 % 29.1 % 全国 ( 国公私 ) 21.0 % 28.3 % 26.8

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