ハンマー投におけるターン速度向上が 44 ハンマーヘッド速度と動作に及ぼす影響表被験者の身体的特性およびシーズンベストと実験時の投てき記録の変化齢身長ｍ体重実験時の投てき記録ｍシーズンベストｍ PB 爪先を交互に中心にして回転し投てき方向へ方推進しているこのハンマー投げ種

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ゆりなふじした
5 years ago
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1 天理大学学報２４５研究ノートハンマー投におけるターン速度向上がハンマーヘッド速度と動作に及ぼす影響間の取り組みとその変化山本大輔野口安忠 Influence of Turn Speed on Hummer Head Velocity and Motion in Hummer Throw Yamamoto Daisuke1 Noguchi Yasutada2 Keywords hummers throw, hummer head, turn speed, duration time, height of center of mass ハンマー投ハンマーヘッドターン速度動作時間重心高 Absutract The purpose of this study was to investigate the changes in throwing motion after training for increasing turn speed in hummer throw. A subject was one male hummer thrower of the student in top-level. The duration time as turn speed and hammer head velocity and the height of center of mass of thrower (CM) during hummer throw were analyzed using three-dimensional-analysis method. As the Results, although turn speed and hummer head velocity at each instant were increased, release velocity and throwing distance were hardly changed due to insufficient acceleration of hummer head during final phase before release. It is thought that rise of the height of CM before final phase is that cause. These results suggested that it is necessary to control the height of CM during high speed turn, for achieving higher performance. 緒その距離を競う競技である現在の男子の世言界記録はハンマー投げとは直径ｍのハンマーサークルの中でスイングを行った後にらか回のターン動作を用いて一般男子用のハンマーヘッドを加速させ投げ出し天理大学体育学部福岡大学スポーツ科学部月日にユーリセディフロシア共和国旧ソビエト連邦が樹立したｍであり今日まで約間更新されていないハンマー投げの投動作は複雑で反時計回りで回転を行う場合には左足の踵と Faculty of Budo and Sport studies, Tenri University Faculty of Sport and Health Science, Fukuoka University

2 ハンマー投におけるターン速度向上が 44 ハンマーヘッド速度と動作に及ぼす影響表被験者の身体的特性およびシーズンベストと実験時の投てき記録の変化齢身長ｍ体重実験時の投てき記録ｍシーズンベストｍ PB 爪先を交互に中心にして回転し投てき方向へ方推進しているこのハンマー投げ種目におい法て飛距離を決定づける最も大きな要因はリリース時のハンマーヘッド速度であることが被験者は大学全国レベルの試合において入このことからより高賞経験を持つＴ大学陸上競技部でハンマー投報告されているい初速度を獲得するためにターン技術における研究がなされてきたターン動作中におけ被験者げを専門とする男子学生月および名とした月にそれぞれ実験条件下るハンマーヘッドには下肢体幹上肢のにて投てき動作の撮影を行った表順に回転運動が生じることで速度が伝達さ者の身体的特性およびシーズンベストと実験れ初速度の高い選手ほどこのハンマーヘ時の投てき記録の変化を示したに被験ッド速度はターン動作開始時からすでに高いことがわかっているハンマーヘッド速度を高めるためには身体のターン速度を高め被験者は間の取り組みからにかけてターる必要があるがターン速度が増加するとハン動作開始から回転リズムを高めていくことンマーヘッドにかかる遠心力も増加することに重点をおいて時期によっても異なるものになるターン速度の高い一流選手では体重の週の約倍もの遠心力がハンマーヘッドに加術練習についても取り組んだわっていることが報告されておりターン回の投てき練習に加えて以下の技回転の空ターン投てき物を保持し速度とハンマーヘッド速度を高めるためにはないで行うターン練習被験者は通常技術だけでなく高い体力的要素も必要とされ投法であるがより高い回転速度での安定しる種目であるこのハンマー投げについてた姿勢や足さばきを行うことを目的に世界一流選手の技術について報告はなされてを行っている回転回転きているものの同一の被験者を対象にタショートハンマーワイヤー長が半分ーン速度の向上を目的とした体力および技術程度のハンマーにのプレートを付けたトレーニングの効果を検証した実践研究はほショートハンマーを用いた投てき練習ワイとんどないそこで本研究では特に技術トヤー長が短く回転半径が小さいので回転速度レーニングを中心にターン速度向上を狙いとを高めやすく素早いリズムや動作の遂行能した取り組みからターン速度向上がハンマ力を高めるために行ったーヘッド速度や投てき動作にどのような影響をおよぼすのかについてまたにかけてのと間の取り組みで投てき動作がどのように変化したかについて明らかにすることを目的としたケトルベル投げの鉄球にハンマーグリップ装着したケトルベルをノーターンあるいはターンで投げる動作両手保持と左手保持でそれぞれ行ったロングハンマーワイヤーをつ連結したロングハンマーを用いたターン練習両足接地中のハンマーヘッドの加速に必要な

山本野口 45 実験設定と実験の様子体幹の捻り戻しや体重移動などの動作を確認も良い記録をメジャーで測定したするターン練習を行ったまた投てき動作とともにあらかじめ較正点また体力レベルを高めるためにハイクリ間の距離が分かっているキャリブレーションーンやフルスクワットやベンチプレスなどポールを様々なウエイトトレーニングを週た最も記録の良かった試技の映像を動画解回継

3 山本野口 45 実験設定と実験の様子体幹の捻り戻しや体重移動などの動作を確認も良い記録をメジャーで測定したするターン練習を行ったまた投てき動作とともにあらかじめ較正点また体力レベルを高めるためにハイクリ間の距離が分かっているキャリブレーションーンやフルスクワットやベンチプレスなどポールを様々なウエイトトレーニングを週た最も記録の良かった試技の映像を動画解回継カ所に垂直に立てて撮影しておい析システム DKH 製 Frame-DIAS IVを続的に行った用いて身体分析点点とハンマーヘッド測定方法およびをデジタイズしこれらのの実験はＴ大学陸上点次元座標値を DLT 方により算出したさらに得られた座競技西グランドの投てきサークルにて行った標値をもとに両肩と両腰の中点および身体重被験者には十分にウォーミングアップを行わ心を算出しこれらをバターワースデジタルせた後に全力での試技をフィルターによりてき動作を投行わせその投台のデジタルビデオカメラ Hz で平滑化して分析に利用したなお本研究では投てき方向をＹ Panasonic 製 HC-V 700 M コマ秒軸Ｙ軸に垂直な右方向をＸ軸鉛直方向をＺ軸となるように静止座標系を定義したデ秒を使用して撮影するとともに最ハンマー投げにおける動作時点と局面の定義

4 ハンマー投におけるターン速度向上が 46 ハンマーヘッド速度と動作に及ぼす影響ジタイズにおける各軸の実測値と平均値の誤差はそれぞれ結のＸ軸がｍＹ軸がｍＺ軸がｍでのＸ軸がｍＹ軸がｍＺ軸がｍであった果ウエイトトレーニングの RM 被験者は投てき技術に加えて体力レベルを高めるためにベンチプレスとフルスクワットとハイクリーンを中心にウエイトトレーニ分析項目と動作の時点定義ングを継続して行ったその結果動作の比較をおこなうにあたりハンマー投にかけてベンチプレスの拳上最大重量げの投てき動作時点を次のように定義したハンマーヘッドのＺ成分の変位が最も低い時ルスクワットとハイクリーンの点を Lo 高い時点を Hi と定義しこれらぞれ増加していたの時点について動作開始時から時系列にらの数字を付記したと RMには変化は見られなかったがフ RM はそれかまたハン表ウエイトトレーニングの RM マーグリップが手から離れた瞬間をリリースとしたまた本研究ではターン速度向上が動作やハンマーヘッド速度におよぼす影響についてベンチプレスフルスクワットハイクリーン明らかにするために以下の分析項目を算出しとの比較を行った動作時間 s 動作開始から各時点までにかかった経過時間を求めた動作時間ハンマー投げにおいてハンマーヘッド速度を高めるためにはターン速度を高めることハンマーヘッド速度 m/s 投てきが重要である回転のターン速度はそれに動作中の各時点のハンマーヘッド速度を算出かかった動作時間ととらえることもできるこしたとから身体重心高ｍ各時点の身体重心高を求めたとにおける動作時間について比較検討したその結果における動作時間はターン開始から徐々に短縮されリリースでは分析項目に比べて約

5 山本野口 47 秒早く投てき動作が完了していたこのこと作を適切に行うことが重要な技術での一つでからあるといえるそのためには身体重心高のコではターン速度が高まっていたことが確認されたントロールが重要でありターン中の身体重心高の大きな変化はスムーズな右足接地動作やそれに続くハンマーヘッドの加速に影響を及ぼすそこで身体重心高の変化について検討したその結果特に違いが認められたは Lo 以降で Hi から Lo にかけてｍと大きな増加はなく Lo からリリースでｍと大きく増加していたその一方で各時点における動作時間の変化では Hi から面でｍと大きく増加し Lo の局 Lo からリリースにかけてｍ増加していたハンマーヘッド速度における投てき動作中のハンマーヘッド速度はに比べて全ての時点において向上していたまた両ともターン開始から各 Lo のハンマーヘッド速度は Lo まで徐々に増加する共通した速度変化パターンを示していたがそれ以降の投げ出し局面ではは m/s 増加しているのに対しては m/s の減速すると各時点における身体重心高の変化いう違いがみられた投げ出し局面はリリースに向けてハンマーヘッドを加速させ初速度を決定づける重要な局面であるにも関わらずではハンマーヘッドを加速させることができていなかった考察ハンマー投げにおいてより良いパフォーマンスを発揮するためにはハンマーヘッド速度を高めることが重要であるそのハンマーヘッド速度を高めるためにはターン中の回転半径を大きくするかそもそも回転速度ターン速度を高める必要があるそのため本研究における被験者はターン速度を高めハンマーヘッド速度向上を狙いとするトレーニングを行ってきたハンマー投げでは各時点におけるハンマーヘッド速度の変化専門的トレーニングとして目的に合わせてワイヤー長や重量の異なるハンマーを用いた投てき練習を行う正規の規格とは異なるためあくまでトレーニングの補助的な役割を身体重心高果たしているがこれによりターン感覚の養ハンマーヘッドは両脚支持局面で加速させ成やスピード強化など技術の向上や修正に取るため両脚支持局面へ移行する右足接地動り組むことができると考えた坂東たちは

6 48 Lo Hi Lo Hi Lo Hi Lo Hi Lo Lo

7 山本野口 49 における被験者のウエイトトレーニングにお部分的にではあるものの獲得できていたこと RM の値をみると廣瀬たちの報告が示唆されたこのことからターン速度向上における類似した競技レベルを有する選手とに取り組みより高い初速度を発揮するため比較しても同程度であることから本被験者には特に時間的体力的技術的に複雑なにおいては特に技術的な改善が今後の主な課動作となる後半において的確な動作を遂行す題であると考えられるるという課題に対してあらかじめ必要となける本研究の結果からこのようにターン開始るであろう技術および体力的要素と競技者とから高いターン速度で動作を行おうとした場の関わり合いを鑑みながら指導およびトレー合ターンが進むにつれて動作時間の短縮おニング計画を進めていくことが重要であるとよび遠心力の増加それに伴う技術的な新た考えられるな課題が浮き彫りとなったターン速度向上 Ⅵ引用文献に取り組む際にはリズムだけでなく短い動作時間の中で増加する遠心力とそれに釣り坂東美和子田辺智伊藤章ハ合う求心力の発揮に必要な技術および体力的ンマー投げ記録とハンマーヘッド速度の要素との関わり合いを鑑みながら指導および関係体育学研究トレーニングを進めていくことが重要である廣瀬健一高梨雄太青木和浩金子今と考えられる残念ながらこれらの課題に朝秋対する改善方法は具体的に示すことはできなーマンスとコントロールテストの関連性かったが事例を蓄積しながら様々な選手のについてケトルベル投に着目して課題に応じた解決策を導いていくことが今後本研究ではハンマー投のバイオメカニクス的研究論から陸上競技研究室伏重信斉藤昌久湯浅景元の課題であると考えられる Ⅴ結ハンマー投競技者のパフォ投射時におけるハンマー頭部の初速度にかけて回転の空ターンやショートハンマーなどターン速度向上を狙いとする技術練習に取り組みハンマー投げにおけるターン速度がハンマーヘッド速度や動作に及ぼす影響について探ったその結果ターン速度の向上に伴いハン投射角投射高が飛距離に及ぼす影響中京体育学研究岡本敦ハンマー投げの牽引力に体重の与える影響環境経営研究所報田内健二藤井宏明ハンマー投マーヘッド速度増加し全ての時点においてげ回す力飛ばす力体育の科学ハンマーヘッド速度が上がっていた一方で Hi から Lo にかけて身体重心が鉛直梅垣浩二室伏広治藤井宏明桜井伸方向へ伸びあがる運動が早かったことにより二田内健二投げ出し局面ではリリースに向けて十分にハ阪大会の男女ハンマー投上位入賞者のンマーヘッドを加速しきれなかったそのたバイオメカニクス的特徴世界一競技者めのパフォーマンスと技術財団法人日本からにかけて初速度および投てき記録は向上していたもののその変化は大きいとはいえないものであったしかしながらターン動作開始時から Lo までは高陸上競技連盟第回世界陸上大湯浅景元奥山秀雄室伏重信斉藤昌久ハンマー投げのバイオメカニいハンマー速度で動作を遂行することができクス的特性体育の科学高いパフォーマンスを発揮するための技術が

Effects of running ability and baton pass factor on race time in mr Daisuke Yamamoto, Youhei Miyake Keywords track and field sprint baton pass g

Effects of running ability and baton pass factor on race time in 4100 mr Daisuke Yamamoto, Youhei Miyake Keywords track and field sprint baton pass gain time Abstracts The purpose of this study was to