●環境配慮調書(一覧表)H27新規地区

Size: px
Start display at page:

Download "●環境配慮調書(一覧表)H27新規地区"

Transcription

1 新潟県環境情報協議会 県営農業農村整備事業の環境配慮一覧表 ( 平成 27 年度新規採択希望地区 ) 地区番号 事業名 地区名 受益面積 (ha) 総事業費 ( 千円 ) 環境指標種 環境保全対象工種 ミティゲーション 5 原則 確認事項 生き物調査合意形成環境配慮対策経済性維持管理体制モニタリング体制 説明方式 1 経営体育成基盤整備事業 ( 一般型 ) うちこし打越 ,517,500 ドジョウ ギンブナ 排水路 修正 タモ網による採捕調査 環境配慮型水路 ( 魚環境配慮計画につい巣桝 ) て地元説明会を実施 5,040 千円 /70m 農家組合を中心に集落 土地改良区による維持管理 農家組合 集落 土地改良区によるモニタリング 現地 2 経営体育成基盤整備事業 ( 一般型 ) とみながよしえい富永 吉栄 ,934,750 ドジョウ ギンブナ ファームポンド 排水路 代償修正 タモ網による採捕調査 環境配慮計画につい保全池 環境配慮型て地元説明会を実施水路 ( 魚巣桝 ) 150 千円 / 箇所 ( 保全池 ) 332 千円 / 箇所 ( 魚巣桝 ) 地域住民 土地改良区による維持管理 地域住民を中心にモニタリング 簡易 3 経営体育成基盤整備事業 ( 面的集積型 ) たかだなんぶ高田南部 ホトケドジョウ ,332,450 マルタニシ コウホネ 排水路 最小化 踏査による個体数調査 タモ網による採捕調査 環境配慮計画につい現況柵渠の再利用 1,321 千円 /100m て地元説明会を実施 地域住民による維持管理 地域住民を中心に市 土地改良区によるモニタリング 詳細 4 経営体育成基盤整備事業 ( 面的集積型 ) きじま木島 ,766,000 アキアカネ ( ヤゴ ) カワニナ 排水路 最小化 タモ網による採捕調査 環境配慮計画につい石積み護岸 粗朶柵 9,500 千円 /96m て地元説明会を実施 地域住民による維持管理 地域住民を中心にモニタリング 詳細 5 経営体育成基盤整備事業 ( 一般型 ) はもち 羽茂 おき沖 ,000 トキ排水路修正 タモ網による任意採捕調査 環境配慮計画につい水田魚道て地元説明会を実施 6,000 千円 /6 箇所 集落の維持管理組合による維持管理 維持管理組合と土地改良区によるモニタリング 詳細 6 かんがい排水事業おおえ ( 一般型 ) 大江 ちゅうりゅうぶ中流部 427 2,341,000 トノサマガエル ヤリタナゴ メダカ 用水路 修正 目視 タモ網等による採捕調査 簡易スロープの設環境配慮計画について地元説明会を実施 置 小緩流ポケットの設置 240 千円 / 箇所 ( 簡易スロープ ) 0 千円 ( 小緩流ポケット ) 土地改良区による維持管理 地元農家 土地改良区によるモニタリング 詳細 7 かんがい排水事業うばしま ( 集積型 ) 姥島 ,800 カジカ ウグイ ヤマメ トノサマガエル 用水路軽減文献調査工事中の配慮 地域住民 土地改良区による維持管理 一括 8 かんがい排水事業あが ( 集積型 ) 阿賀 つがわ津川 ,000 ヤマセミ揚水機場軽減文献調査工事中の配慮 土地改良区による維持管理 一括 9 かんがい排水事業こしじ ( 集積型 ) 越路 はら原 ,000 ゲンゴロウ カワニナ 揚水機場軽減文献調査工事中の配慮 土地改良区による維持管理 一括 10 かんがい排水事業うしろやま ( 集積型 ) 後山 ,000 トノサマガエル排水路修正目視調査 環境配慮計画につい水路の蓋掛け 0 千円 ( 直営施工 ) て地元説明会を実施 地域住民による維持管理 地域住民 土地改良区によるモニタリング 簡易

2 新潟県環境情報協議会 県営農業農村整備事業の環境配慮一覧表 ( 平成 27 年度新規採択希望地区 ) 地区番号 事業名 地区名 受益面積 (ha) 総事業費 ( 千円 ) 環境指標種 環境保全対象工種 ミティゲーション 5 原則 確認事項 生き物調査合意形成環境配慮対策経済性維持管理体制モニタリング体制 説明方式 11 基幹水利施設ストックマネジメント あかがわ赤川 501 3,330,000 モツゴ排水路修正 目視 電気ショッ推進協議会と上越市環環境配慮計画についカー タモ網による採魚巣 10,000 千円 /2,660m 推進協議会による管理境センターによるモニタて地元説明会を実施捕調査リング 簡易 12 中山間地域総合整備事業 ( 一般型 ) あいかわ 相川 なんぶ南部 ,198,700 メダカ ドジョ用水路 排ウ ヤマアカガ水路エル 修正 目視 タモ網による採捕調査 環境配慮計画につい水田魚道 魚巣桝 て地元説明会を実施脱出桝 200 千円 / 箇所地元水利組合による維地元水利組合によるモ ( 水田魚道 魚巣桝 脱持管理ニタリング出桝 ) 簡易 13 中山間地域総合整備事業 ( 生産基盤型 ) かわも川茂 ,800 ドジョウ ツチガエル ( サドガエル ) 用水路 排水路 修正 目視 タモ網による採捕調査 環境配慮計画につい水田魚道 脱出桝て地元説明会を実施 1,080 千円 /6 箇所 ( 水田魚道 脱出桝 ) 2,860 千円 /107m ( ホタル水路 ) 地元水利組合による維持管理 地元水利組合によるモニタリング 詳細 たる 14 農地環境整備事業樽 た田 ,590 メダカため池 軽減代償 タモ網による採捕調査 環境配慮計画についビオトープ 生き物の 0 千円 ( 地元直営施工 ) て地元説明会を実施移動 地元農家 地域住民のよる維持管理 地元農家 地域住民のよるモニタリング 詳細 15 ため池等整備事業すぎさわ ( 震災対策 ) 杉沢 ,250 ミズバショウため池回避 目視 タモ網による採捕調査 環境配慮計画につい仮設計画の工夫て地元説明会を実施 土地改良区による維持管理 一括 16 ため池等整備事業 ( ため池整備 ) あぶさかだい鐙坂第 ,000 ニホンアカガエル アオイトトンボ ため池修正文献調査 環境配慮計画につい堤体法面の植生て地元説明会を実施 4,000 千円 /1670 m2 農地 水 保全対策組織による維持管理 農地 水 保全対策組織によるモニタリング 簡易 17 特定農業用管水路等特別対策事業 いかさわ 五十沢 なんぶ南部 ,000 - 用水路軽減工事中の配慮一括 18 中山間地域総合農地防災事業 かま 釜 さわ沢 ,017,450 バイカモ ハコネサンショウウオ 用水路 回避 目視 タモ網による採捕調査 環境配慮計画につい土水路を保全て地元説明会を実施 0 千円 農地 水 保全対策組織による維持管理 地元用水組合と小学校と連携したモニタリング 簡易

3 新潟県環境情報協議会 環境配慮地区概要表 基本情報 1 事業名 : 経営体育成基盤整備事業 4 受益面積 : 2 地区名 : 打越 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県新潟市西蒲区 燕市 6 施工年度 : 主な工事内容等 工 種 事業量 工 種 事業量 農業生産基盤整備 区画整理 A=192.2ha 暗渠排水 A=192.2ha 地区番号 : ha 3,517,500 千円平成 27 年 ~ 平成 35 年 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 地域の目標 : 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 環境指標種 1: ( 選定理由 ) 稲作中心エリアの歴史景観保全ゾ - ン及びやすらぎ散策ゾ - ン ( 中之口村農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 効率的な農業経営が行われる豊かな農業地域を目指すとともに 史跡を有する本地域の田園風景の保全を行い 安らぎを与える場づくりを進める地域を目指す 多様な水辺環境の創出や水域を確保し 本地区で昔ながらに生息する水生生物の生息環境を確保し 農村環境の保全を図ることを目標とする 平成 25 年 7 月 28 日 10:30~12:00 晴れ 気温 28 魚類 貝類 甲殻類 昆虫類等地区内の用排水路新潟県土地改良事業団体連合会タモ網による採捕調査魚類 ( ギンブナ オイカワ アブラハヤ ドジョウ タイリクバラタナゴ ) 貝類( タニシ カワニナ ) 甲殻類 ( アメリカザリガニ カワエビ ) 昆虫類( ゲンゴロウ アメンボ ) 爬虫類( シマヘビ ) 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 2: ( 選定理由 ) 魚類 : ドジョウかつては日本各地の水田や水路に多く見られ 食用としても用いられた身近な魚類の一つであった 近年の農業形態の変化に伴い数を減らしている 魚類 : ギンブナ現在も比較的広い範囲で生息しているが 生息域である河川中下流域やその細流 水田脇の用水路の改修に伴い生息適地が減少しつつある 保全対策 : 環境配慮型水路 ( 魚巣桝 ) を設置する ( 選定理由 ) 計画排水路の一部に 環境配慮型水路 ( 魚巣桝 ) を設置し 水路内の動植物の生息 繁殖空間を 確保する 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 排水路 : 工事費 5,040 千円 /70m( うち環境配慮係る事業費 2,014 千円 /70m) 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 農家組合を中心に集落 土地改良区で連携した維持管理 管理内容 : 定期的に水路の泥上げや草刈りを実施し いきものが生息しやすい環境を維持する モニタリング体制 : 農家組合 集落及び土地改良区が連携し 調査を実施 モニタリング内容 : 区域内における生き物の生息状況の確認

4 新潟県環境情報協議会 環境配慮地区概要表 基本情報 1 事業名 : 経営体育成基盤整備事業 4 受益面積 : 2 地区名 : 富永 吉栄地区 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県燕市 6 施工年度 : 主な工事内容等 工種 農業生産基盤整備区画整理暗渠排水 事業量 A= ha A= ha 工 種 地区番号 : ha 2,934,750 千円平成 27 年 ~ 平成 35 年事業量 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 地域の目標 : 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 環境指標種 1: 魚類 : ドジョウ ( 選定理由 ) ドジョウは かつては多く見られ 身近な魚類であったが 近年の農業形態の変化に伴い生息数が減少している 本種の生息は 水域のネットワークが確保されていることを指標すると考えたため 環境指標種として保全対策を行っていくこととした 環境指標種 2: 魚類 : ギンブナ ( 選定理由 ) 下流域の淀みや支流との合流地点に多く見られるため 水辺環境の指標すると考えたため 環境指標種として保全対策を行っていくこととした 保全対策 : ( 選定理由 ) 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 環境配慮水槽工 : 保全池 : 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : モニタリング体制 : モニタリング内容 : 田園環境保全ゾ - ン 農村文化ふれあいゾーン ( 燕市 ( 旧吉田町 ) 農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 田園地域では高生産農業の発展に注力しつつ 区域内に生息する生き物への配慮や 田園の持つ景観にも配慮したゾーンを形成し 隣接する市街地を中心とする人づくりまちづくりゾーンと連携した地域づくりを目指す 区域内に生息する生き物や生息環境に配慮し 水辺環境の創出や水域の確保により 多様な生息環境を確保する他 区域内にやすらぎの空間を設け 田園景観の維持を図る またこれらは地域住民が保全管理し 維持していく 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 平成 24 年 8 月 8 日晴れ 気温 29 魚類 貝類 昆虫類 甲殻類等事業計画区内及び周辺の水路及び水田新潟地域振興局 西蒲原土地改良区 子供 保護者 役員タモ網による採捕調査魚類 ( ドジョウ カダヤシ タイリクバラタナゴ ギンブナ ツチフキ アブラハヤ 貝類 ( タニシ カワニナ マルタニシ サカマキガイ ) 昆虫類( アメンボ ケラ シオカラトンボ ) 甲殻類( アメリカザリガニ ) 全 14 種類 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境配慮型水路 ( 魚巣桝 ) を設置し 動植物の生息 繁殖空間を確保ほ場整備に伴い 保全対象種の生息 生育環境である水路改修を行うため 生育 繁殖環境が変化することから代替施設として魚巣桝を設置し 生き物の隠れ場所 渇水時の退避場所を形成することとした 工事費 332 千円 / 箇所 4 個所 = 1,328 千円 ( うち環境配慮に係る事業費 685 千円 ) 工事費 150 千円 ( うち環境配慮に係る事業費 150 千円 ) 日常管理- 地域住民 調整役- 土地改良区 日常管理- 非農家 農家による維持管理 環境配慮施設を積極的に有効活用 地域住民を中心とし 実施保全対象種をモニタリングし 環境配慮施設の有効性 改善点を探るとともに 周辺環境への配慮が図られるよう啓蒙活動を行う

5 新潟県環境情報協議会 基本情報 1 事業名 : 経営体育成基盤整備事業 4 受益面積 : 2 地区名 : 高田南部 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県柏崎市 6 施工年度 : 主な工事内容等 工種 農業生産基盤整備区画整理 A=86.1ha 環境配慮地区概要表 事業量 暗渠排水 地区番号 : ha 1,332,450 千円平成 27 年 ~ 平成 32 年 工種事業量 A=85.5ha 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : のうち 利用活性化エリア 平地農業ゾーン ( 柏崎市農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 効率的な農業経営を行える農業生産基盤の整備を実施し 魅力ある農業 強い農家づくりを目指すと共に豊かな自然環境が共生する地域づくりを目指す 地域の目標 : 水辺環境の創出や水域の確保により 多くの生き物の生息環境を確保し 農村環境の維持を図る 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 環境指標種 : ( 選定理由 ) 環境指標種 : ( 選定理由 ) 環境指標種 : ( 選定理由 ) 平成 25 年 6 月 22 日曇りのち雨 気温 魚類 両生類 植物等地区内用排水路 ( 魚類 両生類 植物 ) 地区内水田周辺( 両生類 爬虫類 ) 委託業者 新潟県 土地改良区 地元住民 小学生 ( 魚類 両生類 ) 踏査による個体数調査 ( 両生類 植物 ) タモ網による採捕調査( 魚類 ) 魚類 : ドジョウ シマドジョウ ホトケドジョウ等両生類 : カエル幼生 アマガエル ツチガエル等貝類 : オオタニシ等甲殻類 : アメリカザリガニ等爬虫類 : シマヘビ昆虫類 : トンボの幼生他植物 : コウホネ等 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 魚類 : ホトケドジョウ全国的にも非常にランクの高い絶滅危惧種であり 比較的きれいな水に生息する 水温が低く流れがゆるやかな河川や湿地水田等で生息する 水路 ~ 水田のネットワークを代表する生物であり 事業における影響を予測するための指標として有効である 植物 : コウホネコウホネはスイレン科の植物で浅い池の流れや緩い小川 水路に自生している コウホネの繁殖と共に他の藻類が生育しそれをエサとする魚類等の生育できる環境が保持される 貝類 : マルタニシ国, 県の絶滅危惧種等に指定されていて 保護すべき種の位置づけがなされている種であり 水田や水路の泥底に生息し 生き物調査等によるモニタリングが容易である 保全対策 : ( 選定理由 ) 一部の現況柵渠水路を再利用し 従前と同じ場所に設置 既設軽量鋼矢板水路底の土を残すことにより 生物の生息環境を残す 現況と同様 排水路に泥が堆積する環境にすることにより 挺水植物や水草が生育し 魚類 貝類が生息できる環境を保持する 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 排水路 : 工事費 1,321 千円 /100m( うち環境配慮係る事業費 144 千円 /100m) 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 農家 非農家による維持管理 管理内容 : ゴミ拾いや草刈り等の管理 モニタリング体制 : モニタリング内容 : 地域住民を中心とし 柏崎市 土地改良区が一体となりモニタリングを実施 年数回のモニタリング調査を実施し 環境配慮施設の有効性 改善点を探るとともに 周辺環境への配慮が図られるよう啓蒙活動を行う

6 新潟県環境情報協議会 工種 農業生産基盤整備区画整理暗渠排水 環境配慮地区概要表 基本情報 1 事業名 : 経営体育成基盤整備事業 4 受益面積 : 2 地区名 : 木島 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県上越市 6 施工年度 : 主な工事内容等 A=95.9ha A=22.0ha 事業量 工種事業量 地区番号 : ha 1,766,000 千円平成 27 年 ~ 平成 32 年 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 高生産性農業エリア ( 上越市農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 地域の目標 : 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 安心でおいしい特別栽培米の生産地を地域の宝として次世代に残し 環境に配慮した農業と豊かな自然環境が共生する地域づくりを目指す 水辺環境を創出し 多くの生き物の生息場所を保全し 地域住民の憩いの場とすることで 農村環境の維持を目指す 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 1 平成 21 年 6 月 18 日 ~7 月 22 日 2 平成 24 年 6 月 3 日 ~9 月 4 日晴れ 気温 20 ( 平成 21 年 6 月 18 日 ) 曇り 気温 19 ( 平成 24 年 6 月 3 日 ) 1 昆虫類 2 貝類 両生類 魚類等 1 地区内水田周辺 ( 昆虫類 ) 2 地区内用排水路 水田周辺 ( 貝類 魚類 両生類 ) 有識者 土地改良区 地元住民 1 任意観察 聞き取り 踏査による個体数調査 ( 昆虫類 ) 2 踏査による個体数調査 ( 貝類 両生類 ) タモ網による採捕調査( 魚類 ) 1 昆虫類 : ヤゴ ( 抜け殻 ) 2 貝類 : タニシ カワニナ両生類 : アマガエル魚類 : ドジョウ等 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 1: 昆虫類 : ヤゴ ( アキアカネ ) ( 選定理由 ) 近年 赤とんぼが飛んでいる光景を目にする機会が減ってきており ほ場整備により生息 生育環境の縮小の恐れがあることから その幼虫であるヤゴを保全対象種として選定 環境指標種 2: 貝類 : カワニナ ( 選定理由 ) 地域ではほとんど見られなくなったホタルを再生するために その餌であるカワニナを保全対象種 として選定 保全対策 : ほ場整備区域内の水路 ( 約 96m) を石積みの土水路とする ( 選定理由 ) ほ場整備に伴い保全対象種の生息 生育環境である流速の緩い小川が消失するため 新たな水辺空間の設置を目的 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 用水路 : 工事費 9,500 千円 /96m( うち環境配慮係る事業費 8,300 千円 /96m) 排水路 : - 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : 地元住民と農家組合による維持管理年 2 回の草刈りを地元住民と農家組合が共同で実施する モニタリング体制 : モニタリング内容 : 地元住民と農家組合が連携し 必要に応じ有識者に意見を求めながら調査を実施する 調査場所は石積み土水路を基本とし 年 1 回以上 調査を実施する

7 新潟県環境情報協議会 環境配慮地区概要表 基本情報 1 事業名 : 経営体育成基盤整備事業 4 受益面積 : 2 地区名 : 羽茂沖 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県佐渡市 6 施工年度 : 主な工事内容等 工 種 事業量 農業生産基盤整備 農業用排水施設整備暗渠排水 A=114.1ha ファームポンド2 箇所 A=50ha 地区番号 : ha 850,000 千円平成 27 年 ~ 平成 32 年 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 1: ( 選定理由 ) 複合経営推進ゾーン ( 佐渡市農村環境計画 H19.3) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 地域の目標 : 保全指標種 トキ が餌場をもとめ飛来してくる本地区の生物多様な水辺環境と農村環境の創出を目指す トキのえさ場を作り出すために 排水路の一部に魚道を設け 生物が遡上可能な移動経路を保全し 質の高い農村環境を維持し続けることを目標とする 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 平成 26 年 7 月 29 日晴れ 30 水圏生物全般 地区内及び周辺の用水路 ナルサワコンサルタント小野 ( 一級ビオトープ管理技士 ) 他職員 2 名捕虫網による定性採集 目視魚類 : ドジョウ 両生類 : アマガエル 貝類 : カワニナ 甲殻類 : モクズガニ 昆虫類 : ハグロトンボ 鳥類 : トキ他 鳥類 : トキトキは警戒心が強く 安全 安心な環境が必要であり 加えて 鳥類の中では身体が大きいため豊富なえさ生物が必要となるため ほ場を含む周辺農村環境を整備する 保全対策 : 計画する排水路の一部に魚道を設け 生物の遡上が可能とする ( 選定理由 ) トキのえさ生物の増加を目的とした整備手法により 供給源 と 生息環境 が 移動経路 により 接続され ほ場全体を連結させた生態系ネットワークを創出できるため 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 排水路 : 工事費 6,000 千円 ( うち環境配慮係る事業費 6,000 千円 /6 箇所 ) 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : モニタリング体制 : 三集落で組織する維持管理組合 ( 仮称 ) が主導 従来実施している春の一斉清掃及び年 6 回の水路周辺の草刈りに加え ファームポンドの取水管理 頭首工取水管理を定期的に実施する 上記維持管理組合 ( 仮称 ) に加え 土地改良区と連携して調査を実施する モニタリング内容 : 調査は ファームポンド内 接続水路及び排水路について年 2 回 ( 春 秋 ) 行う

8 新潟県環境情報協議会 基本情報 1 事業名 : 県営かんがい排水事業 ( 一般型 ) 2 地区名 : 大江中流部 3 所在地 : 新潟県見附市 長岡市 主な工事内容等 環境配慮地区概要表 4 受益面積 : 5 総事業費 : 6 施工年度 : 427ha 2,341,000 千円平成 27 年 ~ 平成 32 年 地区番号 : 6 工種 農業生産基盤整備農業用排水施設整備 事業量 1 路線 L=3,332 m 工 種 事業量 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 地域の将来像 : 環境配慮区域 ( 見附市田園環境整備マスタープラン ) 多様な自然保全エリア 高生産性営農ゾーン ( 長岡市農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 見附市の主要河川である刈谷田川や稚児清水川を 母川 とする大江用水路の生態系を守り 丘陵地 水田 集落等が織りなす農村景観との調和を図りながら 持続可能な農業が展開できる生産基盤の整備を目指す 地域の目標 : 水路内にハビタットをつくる 水路と陸地の連続性を保つ等して カエルやメダカの生息を促し これらを普通に見掛けられるような親しみを持てる水環境づくりを目標とする 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 平成 25 年 8 月 16 日晴れ 気温 29 魚類 底生動物等地区内用水路 ( 魚類 底生動物等 ) 大原技術株式会社 ( 魚類 底生動物等 ) 目視及びタモ網による採捕調査 ( 魚類 底生動物等 ) 両生類 : トノサマガエル / 魚類 : ヤリタナゴ タモロコ シマドジョウ キタノメダカ / 底生動物 : スジエビ アメリカザリガニ 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 1: ( 選定理由 ) 環境指標種 2: ( 選定理由 ) トノサマガエル国のレッドリスト準絶滅危惧 レッドデータブックにいがたで絶滅危惧 Ⅱに指定されており 保護すべき種である 水回りを好み 田んぼを象徴するカエルである 直壁のフリューム等に落下すると這い上がれなくなる等生息に影響が及ぶ可能性がある ヤリタナゴ国のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されており 保護すべき種である 日本産タナゴ類では国内の分布が最も広く 馴染みが深い淡水魚の一つである 水路改修により緩流域や隠れ場所が消失すると生息が困難になる可能性がある 環境指標種 3: ( 選定理由 ) 保全対策 1: ( 選定理由 ) キタノメダカ国のレッドリスト絶滅危惧 Ⅱ レッドデータブックにいがたで準絶滅危惧に指定され また農村を象徴する生き物というイメージが定着しており 保護すべき種である 水路改修により緩流域や隠れ場所が消失すると生息が困難になる可能性がある 簡易スロープの設置現況の水路護岸部は急勾配だが 表面に苔が生える 目地から草が生える 上端から植生に覆われる等護岸が自然緑化されている箇所が多い これらは水路に落下したカエル等の這い上がりの一助になっており その機能を代替する必要がある 保全対策 2: 小緩流ポケットの創出 ( 選定理由 ) 護岸の階段工 ( 洗い場 ) や水面を覆う植生等により部分的に緩流域が創られている 洗い場を利用してポケット状の緩流空間を創ることで メダカ等の流れに弱い魚類への生息環境の保全につながる コストも少なく 比較的容易に創出が可能である 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 用水路 : 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : モニタリング体制 : 工事費 2,020,000 千円 /3,332m( うち環境配慮係る事業費 1240 千円 /30m( 角材スロープ設置工 ) 20 千円 /0m( 階段工に含まれる )) 福島江土地改良区による管理 点検 江ざらい 補修 施設管理者だけでなく 地元農家等にも参加を働きかける モニタリング内容 : 点検や江ざらい時に 水路周辺のカエルの生息状況を確認する

9 新潟県環境情報協議会 環境配慮地区概要表 基本情報 1 事業名 : かんがい排水事業 ( 集積型 ) 4 受益面積 : 2 地区名 : 後山地区 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県南魚沼市 6 施工年度 : 主な工事内容等 工種 農業生産基盤整備客土送水管ファームポンド A=27.5ha L=1850m N=1 箇所 事業量 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 地域の目標 : 機場工 位置付け : 里山環境保全エリア ( 南魚沼市農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 工種事業量 N=1 箇所 人びとと自然環境との関わりのあり方を再構築していくことを目標とする 地区番号 : ha 295,000 千円平成 27 年 ~ 平成 30 年 農業及び農村の有する多面的機能を十分に発揮し 絶滅が危惧される貴重な動植物の生息 生育環境を守っていくことを目標とする 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 1: ( 選定理由 ) 平成 26 年 6 月 10 日晴れ 23 C 両生類 昆虫類 鳥類 植物事業実施受益地周辺加藤稔 ( 新潟県土連 農村環境技術士 ) 目視 ( 両生類 昆虫類 鳥類 植物 ) 両生類 ( トノサマガエル ツチガエル等 ) 昆虫類 ( オゼイトトンホ シオヤトンボ ニホンカワトンボ等 ) 鳥類 ( ホオジロ ) 植物 ( アカソ スイバ ギボウシ等 ) 両生類 : トノサマガエルほ場整備により 垂直なコンクリート護岸壁となる排水路では 指に吸盤の無いカエルは落ちたら這い上がれなくなり個体数が減少していることから 保全対策 : ( 選定理由 ) 水路に蓋を設置する一度落ちると這い上がれないため 水路に蓋を設置することで落下を防止し ほ場内の生息 移動経路を確保する 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 排水路 : 地元住民の協力を得て 排水路に板をかけてもらう 費用はかけない 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : モニタリング体制 : モニタリング内容 : 地域住民 水路 道路 農用地の草刈りを実施定期的な水路の泥上げを実施日常生活における環境意識の向上を図るため 地域住民参加の下 定期的な環境調査を実施 地域住民により定期的に現在の生態系の維持 保全を調査する

10 新潟県環境情報協議会 基本情報 1 事業名 : 基幹水利施設ストックマネジメント事業 4 受益面積 : 2 地区名 : 赤川地区 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県上越市柿崎区馬正面他 6 施工年度 : 主な工事内容等 工種 農業生産基盤整備排水路整備 環境配慮地区概要表 事業量 2,660m 地区番号 : ha 3,330,000 千円平成 26 年 ~ 平成 32 年 工種事業量 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 柿崎区 緑住営農ゾーン 大潟区 農業生産エリア 吉川区 近代農業推進エリア 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 地域の目標 : 高生産性農業の推進と 多様な動植物の生息環境と共生する環境保全型農業を推進する地域を目指す 水路背面に生息空間を創出することにより 生息環境の確保と自然環境の保全を図る 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 環境指標種 1: ( 選定理由 ) 1 平成 23 年 7 月 22 日 2 平成 25 年 11 月 14 日 1 曇り 気温 25 2 晴れ 気温 20 昆虫類 両生類 魚類 鳥類水路周辺 ( 昆虫類 両生類 鳥類 ) 排水路内( 魚類 ) 赤川排水路保全事業推進協議会と上越環境科学センター網による採捕調査 ( 昆虫類 両生類 ) 電気ショッカー( 魚類 ) 目視( 鳥類 ) 昆虫類 : ハグロトンボ モノサシトンボ両生類 : トノサマガエル ニホンアマガエル魚類 : オイカワ タナゴ タモロコ モツゴ フナ類 ドジョウ モクズガニ鳥類 : サギ類 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 魚類 : モツゴ現在モツゴは 水路内の水草が豊富で流れの緩やかな浅底部で生息している このエリアは 他の多様な生物の生息環境としても適していることから 健全な空間を示すため設定する 保全対策 : 水路合流部付近に魚巣を設ける ( 選定理由 ) 水路内に魚巣を設けることにより 産卵場所や生育空間 隠れ場所を確保するため 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 排水路 : 工事費 3,330,000 千円 /2,660m( うち環境配慮係る事業費 10,000 千円 /2,660m) 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 赤川排水路保全事業推進協議会による管理 管理内容 : モツゴの産卵や生育に適した環境を維持するために 年 1 回状況調査を行う モニタリング体制 : モニタリング内容 : 赤川排水路保全事業推進協議会と上越環境科学センターが連携し 調査を実施する モニタリング調査は モツゴ等を赤川排水路保全事業推進協議会と上越環境科学センターが連携して実施する

11 新潟県環境情報協議会 基本情報 1 事業名 : 中山間地域総合整備事業 ( 一般型 ) 4 受益面積 : 2 地区名 : 相川南部 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県佐渡市 6 施工年度 : 主な工事内容等 工種 農業生産基盤整備区画整理農地防災整備暗渠排水 事業量 工 種 事業量 農村生活環境整備 A=6.5ha 農業集落排水施設整備 1 路線 L=69m ため池 15 箇所 防火水槽 N=2か所 A=4.8ha 位置付け : 国中ゾーン ( 佐渡市農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 地域の目標 : 地区番号 : ha 2,198,700 千円平成 27 年 ~ 平成 32 年 風光明媚な七浦海岸の段丘上に広がる農地や山林 ため池を保全し 環境に配慮した農業と豊かな自然環境が共生し 朱鷺が舞う地域づくりを目指す 山林 - ため池 - 水路 - 水田の連続性を確保することにより 多くの生き物の生息地 移動経路を保全し 質の高い農村環境をつくる 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 環境指標種 1: ( 選定理由 ) 環境配慮地区概要表 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 平成 13 年 8 月 28 日 ( 水 )10:30~ 平成 26 年 7 月 29 日 ( 火 )10:20~ 晴れ 26 晴れ 27 魚類 両生類 は虫類 鳥類 昆虫類 植物佐渡市橘 高瀬整備予定ため池周辺 ほ場整備予定箇所相互技術 ( 株 ) 目視 捕獲 聞き取りため池 : 魚類 ( キタノメダカ ドジョウ ヨシノボリ類 ) 両生類 ( ヤマアカガエル ) 昆虫類 ( シオカラトンボ コシアキトンボ ギンヤンマ ヤブキリ ) 等水田周辺 : 両生類 ( ツチガエル ) 魚類 ( ドジョウ ) 昆虫類 ( チョウトンボ ) 等 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 魚類 : キタノメダカ ドジョウ新潟県の準絶滅危惧種に指定されているメダカや朱鷺の餌であるドジョウは 水田と水路を移動して生活する種であるため その個体数は水域の良好なネットワークを指標することと トキの餌資源として地域の環境保全目標種となっているため 環境指標種 2: 両生類 : ヤマアカガエル ( 選定理由 ) ヤマアカガエルは樹林と水田水域を利用し 生息数が豊富なことは樹林と水田水域のネットワー クが健全でであることを示すため 保全対策 : ため池からの用水路及びほ場整備区域内の排水路に簡易魚道 魚巣枡 脱出枡等設置する ( 選定理由 ) 水田と水路を結ぶ簡易魚道 魚巣枡 脱出枡等を設置することにより両生類やその他 魚類等の移動経路や生息環境が形成が期待されるため 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 排水路 : 200 千円 /1 箇所 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 橘及び高瀬地域水利組合により管理を行う 管理内容 : 用排水路の江ざらいや草刈りを行い 生息環境にを維持する モニタリング体制 : モニタリング内容 : 橘及び高瀬地域水利組合によるモニタリングを実施 ため池のメダカ 水田及び排水路のドジョウの個体数調査を行う ため池周辺のヤマアカガエルの個体数調査を行う

12 新潟県環境情報協議会 環境配慮地区概要表 基本情報 1 事業名 : 中山間地域総合整備事業 ( 生産基盤型 ) 4 受益面積 : 2 地区名 : 川茂 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県佐渡市 6 施工年度 : 主な工事内容等 工種 農業生産基盤整備区画整理農業用排水施設整備 事業量 2 工区 A=14.7ha 2 工区 10 路線 L=4,196m 工種事業量 地区番号 : ha 814,800 千円平成 27 年 ~ 平成 32 年 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 小佐渡ゾーン ( 佐渡市農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 地域の目標 : 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 羽茂川沿い傾斜地及び徳和地域丘陵地に広がる農地や山林 ため池を保全し 環境に配慮した農業と豊かな自然環境が共生し 朱鷺が舞う地域づくりを目指す 山林 - ため池 - 水路 - 水田の連続性を確保することにより 多くの生き物の生息地 移動経路を保全し 質の高い農村環境をつくる 平成 25 年 6 月 25 日 ( 火 ) 午前 10:30~ 平成 26 年 7 月 30 日 ( 水 ) 午前 9:20~ 晴れ 24 晴れ 32 魚類 両生類 は虫類 鳥類 昆虫類 植物佐渡市上川茂 下川茂 徳和ほ場整備予定水田周辺相互技術株式会社捕獲及び目視 聞き取り捕獲 :: 両生類 ( ツチガエル ) 魚類 ( ドジョウ ) 昆虫類 ( シオカラトンボ モンシロチョウ トノサマバッタ ) 等聞き取り : 渓流水掛かりの用水路 ( ホタル ) 野田沖ほ場一部水田 ( サドガエル ) 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 1: 魚類 : ドジョウ ( 選定理由 ) 朱鷺の餌であるドジョウは 水田と水路を移動して生活する種であるため その個体数は水域の良好なネットワークを指標することと トキの餌資源として地域の環境保全目標種となっているため 環境指標種 2: 両生類 : ツチガエル ( サドガエル ) ( 選定理由 ) 水田を主な生息域とし 吸盤を持たないため整備された水路壁を登れず ほ場整備の影響を受けやすいため指標とする トキの餌資源として地域の環境保全目標種となる ( サドガエル ) 現地生き物調査では ツチガエルのみしか確認できなかったが 地元聞き取りでは生息の可能性がある ツチガエルに近い種であり 同様の生態と考えられる 保全対策 : ほ場整備区域内の排水路に簡易魚道 魚巣枡 脱出枡等設置する 渓流水掛かりの用排水路にホタル水路を設置する ( 選定理由 ) ほ場排水路と水田を結ぶ簡易魚道 脱出枡等を 渓流掛かり水路でホタル水路を設置することにより両生類や魚類等の移動経路や生息環境が形成が期待されるため 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 用水路 : 工事費 410,800 千円 /6,955m( うち環境配慮係る事業費 2,860 千円 /107m( ホタル水路 )) 排水路 : 工事費 63,600 千円 /2,481m( うち環境配慮係る事業費 1,080 千円 /6ヶ所( 水田魚道 脱出桝 ) ) 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : 下川茂及び徳和地域水利組合により管理を行う 用排水路の江ざらいや草刈りを行い 生息環境を維持する モニタリング体制 : モニタリング内容 : 下川茂及び徳和地域水利組合によるモニタリングを実施 水田及び排水路のドジョウ ツチガエル ( サドガエル ) の個体数調査を行う

13 新潟県環境情報協議会 環境配慮地区概要表 基本情報 1 事業名 : 農地環境整備事業 4 受益面積 : 2 地区名 : 樽田 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県上越市安塚区 6 施工年度 : 主な工事内容等 工種 農業生産基盤整備農業用排水施設整備農道整理区画整理 ファームホ ント 2 箇所 1.8ha 4 路線 757m 7.8ha 1 団地 7.3ha 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 地域の目標 : 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 地区番号 : 14 平成 25 年 6 月 30 日 ( 日 ) 13:30~16:00 晴れ 気温 26 昆虫類 両生類 魚類等地区内ため池周辺 1 級計画 施工ビオトープ管理士 地元住民 新潟県上越地域振興局 浦川原区総合事務所タモ網による採捕調査昆虫類 : ヤゴ ルリボシヤンマ イトトンボ アメンボ 魚類 : キタノメダカ 和金両生類 : クロサンショウウオ モリアオガエル ( オタマジャクシ ) 貝類 : カワニナ等 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 1: ( 選定理由 ) 保全対策 1: ( 選定理由 ) 保全対策 1: 手づくりビオトープの整備地区外のため池を活用したビオトープを整備 保全することで 生き物の生息 産卵場所を確保するため 工事前の生き物の移動 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) ため池 : 事業量 15.3 ha 348,590 千円平成 27 年 ~ 平成 32 年 工種事業量 農村生活環境整備農地保全 0.1ha 位置付け : 有機の里交流ゾーン ( 上越市安塚地区農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : ( 選定理由 ) 生き物の生育 生息環境に配慮された良好な水環境を守り メダカが当たり前にいる地域を目指す 周辺環境や水質保全を図ることにより 多くの生き物の生育 生息環境の保全 形成機能を確保し 生態系に配慮した農村づくりを実践する キタノメダカメダカは 安塚地区農村環境計画の環境評価でも注目すべき動物として挙げられている また 樽田地区内においても 身近に観察され 地域の人たちに親しまれている 工事前にビオトープや近隣ため池へ引っ越しを行うことで 生き物を保全する - 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : モニタリング体制 : モニタリング内容 : 農事組合法人 ながくら を中心としつつ 非農家の地域住民の参加も積極的に求めていく ため池周辺での農薬使用を控え水質保全に努める 定期的にため池周辺の草刈りを行い 二次的自然の保全に努める 農事組合法人 ながくら が主体となり 必要に応じ浦川原区総合事務所産業グループが協力す農事組合法人 ながくら 及び 必要に応じ浦川原区総合事務所産業グループが現地確認をし る 生息状況等を定期的 継続的に記録する

14 新潟県環境情報協議会 環境配慮地区概要表 基本情報 1 事業名 : ため池等整備事業 ( ため池整備 ) 4 受益面積 : 2 地区名 : 鐙坂第 1 5 総事業費 : 3 所在地 : 新潟県十日町市 6 施工年度 : 主な工事内容等 工種事業量工種事業量ため池改修 1.0 式 地区番号 : ha 263,000 千円平成 27 年 ~ 平成 30 年 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 地域の目標 : 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査方法 : 文献調査 ( 十日町市環境計画 ) 調査結果 : 植物 : 約 1200 種鳥類 :168 種昆虫類 :400 種は虫類 :9 種両生類 :16 種ほ乳類 :32 種 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 1: ( 選定理由 ) 環境指標種 2: ( 選定理由 ) 保全対策 : ( 選定理由 ) 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 植生工 : 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : モニタリング体制 : モニタリング内容 : 環境保全型農業推進ゾーン ( 十日町市農村環境計画 ) ため池の保全 整備等により良好な自然環境を活用し 自然と共存する農村地域を目指す ため池周辺の適切な管理や 環境維持活動への地域住民の幅広い参加を図り 質の高い農村環境を維持し続けることを目標とする 両生類 : ニホンアカガエル生息場所がため池だけでなく 樹林や草地で生活している種を対象とすることにより ため池と周辺環境との連続されている良質な自然環境を保全する 昆虫類 : アオイトトンボ生息場所がため池だけでなく 樹林や草地で生活している種を対象とすることにより ため池と周辺環境との連続されている良質な自然環境を保全する 堤体法面に植生工を施す 施工時に動植物の一時避難を行う 植生工はため池と周辺地とが分断しないように配慮し 池と周辺地とつなぐコリドー ( 緑の回廊 ) とするため 一時避難は 施工段階における生態系への影響を軽減するため 工事費 221,000 千円 ( うち環境配慮に係る事業費 4,000 千円 ) 南 北鐙坂保全会による管理年 2 回草刈りを行い トンボの生息環境やカエル類の生息環境に適した水辺環境を維持する 多面的機能支払活動組織 南 北鐙坂保全会 が調査を実施 調査は 両生類 トンボ類の調査を年 1 回実施 南 北鐙坂保全会 が調査に参加する

15 新潟県環境情報協議会 地区番号 : 18 基本情報 1 事業名 : 中山間地域総合農地防災事業 4 受益面積 : 81.0 ha 2 地区名 : 釜沢地区 5 総事業費 : 1,017,450 千円 3 所在地 : 新潟県糸魚川市 6 施工年度 : 平成 27 年 ~ 平成 32 年 主な工事内容等 工種 用排水施設等整備用排水施設整備ため池整備 環境配慮地区概要表 事業量 用水路 3 路線 L=6,393m 取水設備工 ( 底樋 ) 改修 1 箇所 工種事業量 農村環境計画 田園環境整備マスタープランにおける本地区の位置付け 位置付け : 里山環境保全エリア ( 糸魚川市農村環境計画 ) 目指す地域環境の姿 ( 環境配慮のイメージは別紙の通り ) 地域の将来像 : 地域の目標 : 農が奏でるハーモニー人と自然が共生できる農村地域の形成人と自然が共生できる農村地域の形成に向け 用排水路のハード面の整備だけでなく 環境保全型農業等のソフト面での取り組みや地域住民が一体となって環境保全に取り組む体制づくりを進め 豊かな自然環境や生態系の保全を図る 生き物調査 ( 調査内容と抽出された生物 ) 調査日時 : 天候 気温 : 調査対象 : 調査箇所 : 調査実施者 : 調査方法 : 調査結果 : 平成 25 年 7 月 22 日晴れ 気温 25 (7 月 22 日 ) 両生類 水性植物 水性昆虫類等地区内用水路 ( 水生植物 両生類 ) 地区内渓流( 両生類 水性昆虫類 ) 糸魚川市自然情報 C 代表野紫木洋氏等講師に地元住民 小学生 ( 両生類 水性植物 水性昆虫類目視 ) ( 水生植物 ) タモ網による採捕調査( 両生類 水生昆虫類 ) 水生植物 : 梅花藻 ( バイカモ ) 両生類 : ハコネサンショウウオ アズマヒキガエル トノサマガエル カジカガエルのオタマジャクシ水生昆虫類 : ヒメアメンボウ カワゲラの幼虫 ガガンボの幼虫 トンボの幼虫 指標種と保全対策 ( 地域との合意形成がなされているもの ) 環境指標種 1: 水生植物 : 梅花藻 ( バイカモ ) ( 選定理由 ) 湧水が流れ込む冷水の清流中の土水路に繁茂し そこにハコネサンショウウオ幼生やカエルなど多くの両生類や水性昆虫が生息している また 近隣の小学生が施設見学会や生き物調査等を通して 農業や農村環境について学ぶことが出来る機会を創出している 環境指標種 2: 両生類 : ハコネサンショウウオ幼生 ( 選定理由 ) 梅花藻 ( バイカモ ) が繁茂する清流中には 多くの両生類や水性昆虫等が生息しているが 共に冷 水を好み分布域が限られていることから選定した 保全対策 : 梅花藻 ( バイカモ ) 植生地の土水路を残し 脇に水路を設置する ( 選定理由 ) 土水路の脇にコンクリートフリューム水路を設置すると共に 土水路に直接湧水が流入する方法により 良好な植生 生息環境を現状維持する 経済性 ( 工事費のうち 環境配慮に係る事業費 ) 用水路 : 現況土水路の現況維持 : 工事費 - 千円 ( うち環境配慮係る事業費 - 千円 ) 維持管理体制とモニタリング体制 維持管理体制 : 管理内容 : モニタリング体制 : 多面的機能支払を活用して釜沢用水路管理組合による維持管理を実施する 年 2 回の溝畔草刈り及び年 1 回の水路泥上げを行い 梅花藻 ( バイカモ ) 生息する両生類や水性昆虫類の生息環境に適した土水路を維持する 釜沢用水管理組合と近隣の2 小学校 ( 西海小 大和川小 ) の教育現場と連携し調査を実施する モニタリング内容 : 調査は 梅花藻 ( バイカモ ) の生育観察と土水路や渓流の生き物調査に小学生と共に釜沢用水路管理組合が参加する

16 5 00 環境配慮テーマ 経営体育成基盤整備事業 打越地区 ~ やすらぎを与える田園環境の保全 ~ 目指す地域環境の姿 効率的な農業経営が行われる豊かな農業地域を目指すとともに 史跡を有する本地域の田園風景の保全を行い 安らぎを与える場づくりを進める地域を目指す 多様な水辺環境の創出や水域を確保し 本地域で昔ながらに生息する水生生物の生息環境を確保し 農村環境の保全を図ることを目標とする 打越地区 計画平面図 水辺環境の保全 環境指標種 農村地域の代表種 ドジョウ ギンブナ かつては日本各地の水田や水路に多く見られたが 近年の農業形態の変化に伴い数を減らしている 平面図 小口止め 魚巣 ( ベンチフリューム 500) 小口止め 農土協規格排水フリューム ( 浮上対策品 ) H1200xB1500 L =2.0m エ H 小口開口 赤 : 環境配慮水路 ( 魚巣枡 ) 位置 魚巣桝等を設けることにより 水の流れが緩やかであるために水草が生育し 魚類が生息できる環境が保持される また 捕獲によるモニタリングが可能である

17 B 花堂 富永 吉田 富永 富永 富永 富永 桜町 B 米納津 富永十兵衛新田 吉田 富永 富永 大保 大保 大保 富永 富永 大保 桜町 環境配慮テーマ 国道 289 号線 経営体育成基盤整備事業 富永 吉栄地区 ~ ゆたかな農業といきものとの共生を目指して ~ 目指す地域環境の姿 高生産農業の発展に注力しつつ 区域内に生息する生き物への配慮や田園の持つ景観に配慮したゾーンを形成し 隣接する市街地を中心とする人づくりまちづくりゾーンと連携した地域づくりを目指す 水辺環境の創出や水域の確保により 生き物の生息環境を確保し やすらぎのある農村環境の維持を図る 吉田法花堂 吉田法花堂 吉田吉栄 県道 420 号線 市道環境センター線 吉田法花堂 吉田吉栄 吉田吉栄 吉田曙町 吉田吉栄 吉田吉栄 吉田吉栄 富永 吉栄地区 計画平面図 吉田吉栄 JR 弥彦線 吉田吉栄 農免農道吉栄地区 吉田吉栄 一般農道富永地区 市道法花堂米納津線 富永 富永 3 号排水路 富永富永 富永 市道富永 31 号線 市道富永 33 号線 市道富永 34 号線 市道米納津 吉田排水路 18 号線 米納津 環境指標種 ドジョウ ギンブナ 米納津 富永 吉田吉栄 吉田吉栄 吉田法花堂 市道米納津 122 号線 米納津 吉田吉栄吉田法花堂桜町 環境配慮水路 小口止め 吉田吉栄 魚巣 ( ベンチフリューム ) 富永十兵衛新田 富永 2 号排水路 小口止め 富永 1 号排水路 米納津 米納津 二級河川大通 米納津 市道米納津 78 号線 米納津 : 環境配慮型水路 魚類等の隠れ場所の確保 : 保全池 植物 魚類の生育場所の確保 富永用水路 保全池 水路 川の中 下流で流れの穏やかな所や水田脇の水際植物が生えている所 ( ギンブナ ) や 水田 泥底の水路 ( ドジョウ ) に生息する 排水フリューム排水フリューム環境配慮型魚巣穴仕様排水フリューム B 排水フリューム 排水フリューム 地域の 吉栄地区地域活動組織 新保富永地域活動組織 による定期的な水路管理を実施します H 小口開口 栗石

18 環境配慮テーマ 経営体育成基盤整備事業 高田南部地区 ~ 魅力ある農業と自然環境との共生を目指して ~ 目指す地域環境の姿 効率的な農業経営を行える農業生産基盤の整備を実施し 魅力ある農業 強い農家づくりを目指すと共に豊かな自然環境が共生する地域づくりを目指す 水辺環境の創出や水域の確保により 多くの生き物の生息環境を確保し 農村環境の維持を図る 高田南部地区 計画平面図 環境配慮水路 軽量鋼矢板水路 B3.40 H1.65( 既設利用 ) 環境指標種 高田南部地区の生き物代表 ホトケドジョウ 魚類の生息環境を保持する植物代表 コウホネ マルタニシ 環境配慮水路 柵渠 B0.4 H0.6( 旧構利用 ) 水草等の繁茂によりそれらをエサとする魚類の生息が可能な環境とする 一部の現況柵渠水路を再利用し ホトケドジョウのいた 従前場所に設置することにより 生物の生息環境を残す ホトケドジョウは水温が低く流れが緩やかな河川や湿地水田等で生息する 卵は水草などに産みつけられる コウホネはスイレン科の植物で浅い池の流れや緩い小川 水路に自生している コウホネの繁殖と共に他の藻類が生息しそれをエサとする魚類等の生育できる環境が保持される マルタニシは水田や泥底に生息し 這いながら有機質を食べる 対象種ホトケドジョウ ( 魚類 ) コウホネ ( 植物 ) マルタニシ ( 貝類 ) 地域の 高田南部維持管理組合 による定期的な水路管理や地域の子供達と連携した環境教育も実施します

19 環境配慮テーマ 経営体育成基盤整備事業 木島地区 目指す地域環境の姿 木島地区 計画平面図 ~ 赤とんぼ舞う生き物たちが元気な田んぼ ~ 安心でおいしい特別栽培米 ( 無農薬 ) の生産地を 地域の宝として後世に残し 環境に配慮した農業と豊かな自然環境が共生する地域づくりを目指す 水辺環境を創出し 多くの生き物の生息場所を保全し 地域住民の憩いの場所とすることで 農村環境の維持を目指す 環境指標種 ヤゴ ( アキアカネ ) [ ヤゴ ] [ アキアカネ ] 環境配慮位置 アキアカネは俗に 赤とんぼ と呼ばれ 季節的な長距離移動を行う ヤゴの生育は平地や丘陵地にある田んぼや浅い池 河川敷の水たまり アキアカネの餌はハエ カ 稲の害虫のウンカ ヨコバイなど 黄金色に色づいた稲穂の海を群れ飛ぶ姿はまさに秋の風物詩 用排水路は開水路 アキアカネの存在は 質の高い農村環境が存在し多くの生き物が健全に生息していることの指標 保全対策 環境負荷の軽減 有機農業の推進 無農薬栽培の推奨 水生生物の生息環境を保全 ( 土水路 ) 水辺空間の創設 生育 生息地の確保

20 環境配慮テーマ 経営体育成基盤整備事業 羽茂沖地区 トキの舞う豊かな農村環境をめざして 目指す地域環境の姿 豊富で美しい水を利用し 環境に配慮した農法に取り組み 生物多様な水辺環境と農村環境を創出する トキのえさ場を作り出すため トキのえさ生物を増加させることを目的とした基盤整備を行う 羽茂沖地区 排水路整備 計画平面図 環境指標種 トキ 警戒心が強く 安全 安心 な環境が必要 鳥類の中では身体が大きい ため 豊富なえさ生物が必 要 環境の変化に弱いため 農 薬の使用制限が必要 トキがえさ場として利用する事は ほ場を含む周辺農村環境 が 自然豊かで多様な生物が生息する ことを指標 魚道構造 保全対策 環境に配慮した整備 排水路の一部に水田魚道を設け 生物が 遡上可能な施設を整備する トキのえさ生物の増加を目 的とした整備手法 魚道や 江の設置 により 供給 源 と 生息環境 が 移 動経路 により接続され ほ場全体を連結させた生態 系ネットワークを創出す る

21 環境配慮テーマ 県営かんがい排水事業 一般型 大江中流部 地域の生態系を守り 親しめる水辺をつくる 目指す地域環境の姿 見附市の主要河川である刈谷田川や稚児清水川を 母川 とする大江用水路の生態系を守り 丘陵地 水田 集落等が織りなす農村景観との調和を図りながら 持続可能な農業が展開できる生産基盤の整備を目指す 水路内にハビタットをつくる 水路と陸地の連続性を保つ等して カエルやメダカの生息を促し これらを普 通に見掛けられるような親しみの持てる水環境づくりを目標とする 大江中流部 計画平面図 環境指標種 トノサマガエル ヤリタナゴ キタノメダカ トノサマガエル ヤリタナゴ キタノメダカ 配慮のポイント 水域と陸域の連続性の確 保として カエル等が水路 から陸上へ這い上がれる 足掛かり をつくる ヤリタナゴやメダカのよ うな遊泳力の弱い魚のため の微環境として 緩流空間 を創出する 事業対象の水路延長(L=約3.3km)が長いため 維持管理やコスト面を 考慮して コンクリート三面張り整備を前提として環境配慮を行う 保全対策 小緩流ポケット 簡易スロープの設置 幅10 程度の 角材等を据え 付ける 予め水生植物を植 えた植木鉢を沈め るのも一考 スロープ傾斜 は45 以内に 抑える 断面図 側面図 スロープは左右岸交互に配置 断面図 基本的には全ての 洗い場 に設置 最下段は緩流空間 創出のため両サイ ドをはつる 平面図

22 環境配慮テーマかんがい排水事業 ( 集積型 ) 後山地区 ~ 絶滅が危惧される貴重な動植物が生息する空間づくり目指して~ 目指す地域環境の姿 農業及び農村の有する多面的機能を十分に発揮し 絶滅が危惧される貴重な動植物の生息 生育環境を守っていく 人びとと自然環境との関わりのあり方を再構築していく 後山地区 計画平面図 別紙 環境配慮施設 環境指標種 トノサマガエル 平野部から低山にかけての池 水田付近に生息する 春から秋まで活動し 冬は地中で冬眠する レッドリストの準絶滅危惧 (NT) の指定を受けている 保全対策 水路に蓋を設置し トノサマカエルが水路に落下するのを防ぎ 水田と雑木林などの連続性を確保することで産卵時期や上陸時期に効果を発揮 現況排水路

23 環境配慮テーマ 基幹水利施設ストックマネジメント事業 赤川地区 ~ 生きものと共生する農業を目指して ~ 目指す地域環境の姿 高生産性農業の推進と 多様な動植物の生息環境と共生する環境保全型農業を推進する地域を目指す 水路背面に生息空間を創出することにより 生息環境の確保と自然環境の保全を図る 赤川地区 計画一般図 環境指標種 モツゴ 保全対策 受益面積 501ha 軽量鋼矢板の腐食が著しく 全面的な改修が必要 (L=2660m) 壁の背面に魚類の生息空間を創出 田んぼ周辺の水路やため池など流れの穏やかなところに生息する 水草や底石などに産卵する 小型昆虫 動物性プランクトンや藻などを食べる 受益地内で確認しているサギなど鳥類の餌となり 食物連鎖の形成において重要である 改修計画 ( 案 ):L 型擁壁 + 底張 背面にヘ ンチフリュームを設置し 生息環境を確保 (1 カ所あたり 10m 程度 ) 移動ルートは壁面に穴をあけることで確保 整備イメージ

24 環境配慮テーマ 中山間地域総合整備事業 相川南部地区 ~ 朱鷺が舞う 橘 高瀬の郷 づくりを目指して ~ 目指す地域環境の姿 風光明媚な七浦海岸の段丘上に広がる農地や山林 ため池を保全し 環境に配慮した農業と豊かな自然環境が共生し 朱鷺が舞う地域づくりを目指す 山林 - ため池 - 水路 - 水田の連続性を確保することにより 多くの生き物の生息地 移動経路を保全し 質の高い農村環境をつくる 相川南部地区 計画平面図 15 箇所あるため池の水生生物は 工事施工中は移動を行い完了時点でため池に放流する 保全対策 水たまり魚巣枡及び簡易魚道の設置 簡易型水田魚道を設置することにより 水田と排水路を魚類などが行き来できるようになり トキの餌となるドジョウやカエルなどの生息環境が保全される 環境指標種 絶滅危惧種の キタノメダカ 及び ドジョウ 流れの緩い水路や自然護岸が保たれている池沼 水路および水田へ移動 ( 遡上 ) できる水環境 めだかの餌は動物プランクトン等でボウフラを好んで食す メダカは水田やため池の稀少な魚 ドジョウはトキの主な餌で 農村環境が健全である指標となる 水路内に水たまり魚巣枡を設置し ドジョウやメダカの隠れ家を確保 簡易型魚道 既存の水生生物の生息環境を保全 ( ため池整備 )

25 環境配慮テーマ 中山間地域総合整備事業 川茂地区 ~ 朱鷺が舞う 赤泊の郷 づくりを目指して ~ 目指す地域環境の姿 羽茂川沿い傾斜地及び徳和地域丘陵地に広がる農地や山林 ため池を保全し 環境に配慮した農業と豊かな自然環境が共生し 朱鷺が舞う地域づくりを目指す 山林 - ため池 - 水路 - 水田の連続性を確保することにより 多くの生き物の生息地 移動経路を保全し 質の高い農村環境をつくる 川茂地区 計画平面図 排水路に魚巣枡や脱出枡 簡易魚道等の設置 環境指標種 ツチガエル ( サドガエル ) 及び ドジョウ 江の設置または冬期湛水がおこなわれている水田 水路および水田へ移動 ( 遡上 ) できる水環境 サドガエルの食性や生活環境はおおむねツチガエルと同様と考えられている 保全対策 サドガエルが生息 簡易型水田魚道を設置することにより 水田と排水路を魚類などが行き来できるようになり トキの餌となるドジョウなどの生息環境が保全される 簡易型魚道 サドガエルは佐渡固有の稀少なカエル ドジョウはトキの主な餌で 農村環境が健全である指標となる 水路内に魚巣枡や脱出枡を設置し ドジョウやカエル等の生息環境を保全する サドガエルが生息する環境を保全 ( 野田沖工区ほ場 )

26 環境配慮テーマ 農地環境整備事業 樽田地区 ~ 当たり前にメダカがいる農村を後世へ受け継ぐ ~ 目指す地域環境の姿 生き物の生育 生息環境に配慮された良好な水環境 植生環境を守り メダカが当たり前にいる地域を目指す 周辺環境や水質保全を図ることにより 多くの生き物の生育 生息環境の保全 形成機能を確保し 生態系に配慮した農村づくりを実践する 樽田地区 計画平面図 W W W 環境配慮位置 環境指標種 キタノメダカ 藻や水草などの水生植物が繁殖した場所に生息 産卵する 農薬による水質悪化等が原因で全国的に個体数が減少している 地区内で身近に観察され 地域の人たちに親しまれている いつまでも当たり前にいてほしい 地区外ため池を活用した生息環境づくり 手作りビオトープ 工事前には手作りビオトープや近隣のため池へ生き物を引っ越しを行う 石や水草を設置しメダカの住みかや産卵場所を確保 既設ため池 地区外ため池

27 環境配慮テーマため池等整備事業 鐙坂第 1 地区 ~ 雪国に広がる自然と共生した農村環境を目指して~ 目指す地域環境の姿 ため池の保全 整備等により良好な自然環境を活用し 自然と共存する農村地域を目指す ため池周辺の適切な管理や 環境維持活動への地域住民の幅広い参加を図り 質の高い農村環境を維持し続けることを目標とする 鐙坂第 1 地区 平面図 施工時に既存動植物の一時避難を行い 動植物の供給源を残すことで環境回復の早期化を図る 法面植生法面緑化 環境指標種 ニホンアカガエル アオイトトンボ 池周辺の草むらや森林 平地等の地上で暮らす 産卵は池沼 水田等の止水箇所で行う 生息場所がため池だけでなく 樹林や草地で生活している種を対象とすることにより ため池と周辺環境との連続性が確保されている良質な自然環境を保全する 小坂ため池 カエル トンボの行動範囲 堤体法面緑化 堤体法面は植生とし ため池と周辺地をつなぐコリドー ( 緑の回廊 ) とする 波除護岸はブロック間の開口部に客土が可能な環境型ブロックを使用する 樹林湿地ため池草地 産卵場所である池沼 生活場所である草地 樹林を保全し ネットワークを確保

28 環境配慮テーマ 中山間地域総合農地防災事業 釜沢地区 ~ 農が奏でるハーモニー 目指す地域環境の姿 人と自然が共生できる農村地域の形成 ~ 人と自然が共生できる農村地域の形成を目指す 用水路のハード面の整備だけでなく 環境保全型農業等のソフト面での取り組みや地域住民が一体となって環境保全に取り組む体制づくりを進め 豊かな自然環境や生態系の保全を図る 釜沢地区 計画平面図 環境指標種 水生植物 梅花藻 ( バイカモ ) 両生類 ハコネサンショウウオ幼生 保全 モニタリンク 体制 梅花藻は湧水が流れ込む清流中に繁茂し 共に冷水を好み分布域が限られており 本水路中のここだけに分布が見られるため 環境配慮水路 湧水を管路で直接環境配慮水路へ流入落水期の水量確保泥水の流入防止 施設点検 : 既存蓋掛水路 ( 小動物等移動通路 ) 環境配慮水路 : 水生生物等の生息状況を観察調査 土水路梅花藻繁茂水路ハコネサンショウウオ幼生生息 BF 蓋掛け水路両生類山林地へ帰る通路確保

29 魅力ある農業と自然との共生を目指して経営体育成基盤整備事業高田南部地区 柏崎地域振興局 農業振興部

30 地区の概要 古町用水路 主要地方道鯨波宮川線 新道排水路 二級河川 鵜川 柏崎市南部に位置する高生産性営農を目指す平地農業地域 用水源 : 二級河川鵜川 古町頭首工 古町用水路 排水先 : 新道排水路 二級河川鵜川 現 況 昭和 30 年代に整備した 10a 区画 用排水路は整備済だが老朽化により 漏水 不等沈下等により維持管理に苦慮 農道幅員が狭く大型機械に対応できない 暗渠排水の老朽化による排水不良で転作田での畑作物への取り組みができない 事業計画 事業費 1,269,000 千円 工 期 H27~32 区画整理 A=86.1ha 暗渠排水 A=85.5ha

31 目指す地域の姿 農村環境計画における位置付け 農地 利用活性化エリア 平地農業ゾーン ( 柏崎市農村環境計画 ) 目指す地域の姿 地域の将来像効率的な農業経営を行える農業生産基盤の整備を実施し 魅力ある農業 強い農家づくりを目指すと共に豊かな自然環境が共生する地域づくりを目指す 環境配慮の進め方水辺環境の創出や水域の確保により 多くの生き物の生息環境を確保し 農村環境の維持を図る 地域の風景

32

33 配慮対象種 ホトケドジョウ ホトケドジョウの生態 水温が低く流れがゆるやかな河川や湿地水田等で生息する あまり底層には潜らず 単独で中層の水草の間を泳ぎ回ることが多い 食性は雑食で水生昆虫 藻類 水草 落下してきた昆虫類など何でも食べる 春から夏に産卵し 卵は水草などに産みつけられる 生態学的位置づけ 絶滅危惧種 かつては広範囲で見られたが近年急速に減少しつつある 生態的指標種 水路 ~ 水田の良好な水域ネットワーク保全の指標となる マルタニシの生態 マルタニシ 淡水に棲息しており 数 cm の黒っぽく見える殻を持つものが多い 水田などの浅い水域の泥底の藻類や動植物の分解物を削り取って食べる 水温 20~25 を好み 夏季水温が 36 以上になると泥にもぐる 冬季には深みの底にもぐって越冬する 生態学的位置づけ 絶滅危惧種 かつては広範囲で見られたが近年急速に減少しつつある 生態的指標種 生き物調査等によるモニタリングが容易である コウホネの生態 コウホネ スイレン科の一種 浅い池や流れが緩い小川 水路に自生している 根茎が骨のように見え コウホネ ( 河骨 川骨 ) の名の由来となっている 生態学的位置づけ 生態的指標種 コウホネの繁殖と共に他の藻類が生息し それをエサと する魚類等の生育できる環境が保持される

34 留意点 古町用水路 水草の生える場所 泥底の水路が必要 西側 用水 路 泥底水路が必要

35 環境配慮計画の概要 環境配慮計画 余水吐 環境配慮水路 排水路 用水路 道 新 排 路 水 環境配慮水路 柵渠再利用 ホトケドジョウ確認地点 平 面 図 対象種 ホトケドジョウ 魚類 旧 構利 用 H F 6 00 * 4 00 柵 渠 B0. 4 * H0.6 環境配慮水路 既設軽量鋼矢板水路 側 柵版 面 図 旧 構利 用 HF *4 00 水草等の繁茂によりそれらをエサとする魚類の生息可能な環境とする 断 面 図 0 1: : 一部の現況柵渠水路を再利用し ホトケド ジョウのいた 従前の場所に設置 既設軽 量鋼矢板水路底の土を残すことにより 生 物の生息場所 繁殖空間を確保

36 モニタリングおよび維持管理の体制 モニタリング体制 地域住民を中心とし 柏崎市 土地改良区が一体となり 地域の子供達を交え環境教育の一環としてモニタリング調査を実施する 維持管理体制 維持管理プラス 1 組織 高田南部維持管理組合 及び多面的機能支払取組み組織 新道地区資源保全会 南下資源保全会 で定期的な水路管理や泥上げ 草刈りを実施する

37 木島 1/8 経営体育成基盤整備事業木島地区 赤とんぼ舞う生き物たちが元気な田んぼ 上越地域振興局農林振興部

38 木島 2/8 地区概要 現況 区画は 6a と狭小 用排水路は土水路で管理に苦労している 農道は幅員が狭く大型機械の通行が困難である 計画 総事業費 :1,766,000 千円工期 :H27~H32 区画整理 :95.9ha 暗渠排水 :22.0ha( 内数 ) 標準区画 :1ha 用排水路 : 開水路 目標 : ほ場整備を契機とした 6 次化産業の推進

39 木島 3/8 目指す地域の姿 農村環境計画等における位置づけ 高生産農業エリア ( 上越市農村環境計画 ) ~ 農業の生産性を重要視しつつ 自然環境に配慮した整備を図る ~ 地域の将来像 安全でおいしい特別栽培米の生産地を地域の宝として次世代に残し 環境に配慮した農業と豊かな自然環境が共生する地域づくり 環境配慮の進め方 水辺環境を創出し 多くの生き物の生息場所を保全し 地域住民の憩いの場とする 農村環境の向上 維持を図る

40 木島 4/8 環境配慮の検討 環境調査 生き物調査 調査日平成 21 年 6~7 月 平成 24 年 6~9 月 参加者有識者 地域住民 土地改良区 結果水生昆虫 : アキアカネのヤゴ ( 殻 ) 貝類 : タニシ類 カワニナ両生類 : アマガエル魚類 : ドジョウ モロコ等 環境配慮の検討 集落役員による話し合い 子供を含む地域住民による話し合い 現地調査の必要性を確認 農地 水環境保全向上組織との連携が必要 目にする機会が減少しているアキアカネとホタルの保全 再生 幼虫や餌であるヤゴとカワニナを保全

41 木島 5/8 配慮対象種 ヤゴ( アキアカネ ) 水田 ため池や流れの緩い場所に生息する 羽化後は山地に移動し 秋に平地に戻ってくる 水田などの底泥で卵のまま越冬する カワニナ 小川や用水路などに生息する 泥内の有機物や石に付着した藻類などを食べる ホタルの餌になる

42 木島 6/8 留意点 石積みにより移動性の確保 底は土水路とし 生息環境に配慮

43 木島 7/8 環境配慮計画の概要 地区内の公園 整備のイメージ 環境配慮方針 : 石積み土水路地区内にある公園脇に整備することにより 一体的な保全空間を創出する

44 木島 8/8 モニタリングおよび維持管理の体制 地域住民と農家が連携し 生き物調査を継続する 環境配慮水路や公園は 地域住民と農家が管理する

45 トキの舞う豊かな農村環境を目指して 県営経営体育成基盤整備事業羽茂沖地区 佐渡地域振興局 農林水産振興部

46 地区概要 佐渡市の西南端に広がる羽茂川を挟む平野部 現況 用水路が破損し 維持管理に苦慮 排水路の土砂堆積等により 通水に支障 ほ場が粘土質の湿田であり 転作が困難 事業計画 総事業費 850,000 千円 工期 H27~32 生産区域 用排水施設整備 114.1ha ( ファームポンド 2 箇所 ) 暗渠排水 50.0ha

47 目指す地域の姿 農村環境計画等における位置付け 複合経営推進ゾーン ( 佐渡市農村環境計画 ) : 自然生態系への負荷を低減するための配慮 目指す地域の姿 地域の将来像 トキ が餌場を求め飛来してくる本地区の生物多様な水辺環境と農村環境の創出 環境配慮の進め方 トキの餌場を作り出すために排水路の一部に水田魚道を設け 生物の移動経路を確保 質の高い農村環境を維持する 水田で採餌するトキ

48 環境配慮の検討 調査個所 環境調査 生き物調査 調査日 26 年 7 月 29 日 参加者 1 級ビオトープ計画管理士 小野 充 氏 ( 株 ) ナルサワコンサルタント 結果 鳥類 トキ 採餌確認 ( 目視 ) 魚類 ドジョウ等 捕獲 両生類 アマガエル等捕獲 環境配慮の検討 トキの採餌としての利用状況を確認 トキの餌場となる水田の生物量を増加させるための整備手法を検討 羽茂川とほ場との生態系ネットワークを創出 計画する排水路の一部に水田魚道を設けて生物の遡上を可能にする

49 配慮対象種 生態 トキ カラスの 1.5 倍くらいの大きさ 翼の下面は薄いピンク色 ( 朱鷺色 ) かつては日本全国に生息 (RDB 野生絶滅 ) 警戒心が強く 安全な環境を必要とする 魚類や両生類 貝 昆虫などが主要な餌 身体が大きいため 豊富な餌量が必要 食物連鎖 生態学的位置づけ アンブレラ種 餌を確保するための広大な餌場が必要 生態的指標種 羽茂沖地区を餌場として生活する 生息環境の健全性の指標となる

50 生態系ネットワークの創出 トキの餌生物の増加を目的とした整備手法により 供給源との連結 ファームポンド 移動経路の確保 排水路 魚道 生息環境の確保 水田 ( 餌場 ) が整備され ほ場全体を連結した生態系ネットワークを創出

51 環境配慮計画の概要 排水路 : 魚道の設置 環境配慮方針青 : 魚道の設置赤 : 排水路整備 魚類の排水路と水田との生態系ネットワークの確保 貝などの隠れ場所確保

52 モニタリングおよび維持管理の体制 モニタリング ほ場全体の生態調査 主に魚類 両生類 貝 昆虫などのモニタリング調査を実施 トキの採餌行動のモニタリングを実施 維持管理 地元維持管理組合が清掃および水路周辺の草刈り ファームポンド 頭首工の取水管理を行う

53 地域の生態系を守り 親しめる水辺をつくる県営かんがい排水事業 ( 一般型 ) 大江中流部 長岡地域振興局農林振興部

54 大江用水路かんがい排水事業計画一般図

55 地区概要 事業計画 総事業費 工期 2,341,000 千円 H27~32 農業用排水施設整備 1 路線 L=3,332m 江戸慶安の時代から地域を潤す大江用水路 現況 427haの広大な水田を潤す幹線用水路の中流区間 施設築造から50 年以上が経過し 老朽化が進む 排水路も兼ね 山地等からの降雨排水量が築造時より大幅に増加し施設能力を超過 基本的に通年通水( 消防水 融雪水としても利用 ) している

56 目指す地域の姿 農村環境計画等における位置付け 環境配慮区域 ( 見附市田園環境整備マスタープラン ) ほ場整備における水路環境への配慮 多様な自然エリア 高生産性営農ゾーン ( 長岡市農村環境計画 ) 農村生態系の保全 回復 事業計画区間は見附市内だが受益地区の一部が長岡市に含まれるため長岡市農村環境計画も考慮することとした 目指す地域の姿 地域の将来像見附市の主要河川である刈谷田川や稚児清水川を 母川 とする大江用水路の生態系を守り 丘陵地 水田 集落等が織りなす農村景観との調和を図りながら 持続可能な農業のための生産基盤整備を目指す 環境配慮の進め方水路に生息する生物の中から配慮対象種を選定し それらの生息の一助となる環境を保全 創出する 生き物との共生とふれあい

57 環境配慮の検討 環境調査 生き物調査 調査日平成 25 年 8 月 16 日 実施者大原技術株式会社 結果両生類 : トノサマガエル魚類 : ヤリタナゴ タモロコ シマドジョウ メダカ底生動物 : スジエビ アメリカザリガニ等 環境配慮の検討 配慮対象種の選定 ( レッドリスト記載種 トノサマガエル ヤリタナゴ メダカ ) 配慮対象種の生態特性の整理 事業実施による影響の予測 生態特性に基づいた配慮のポイントの整理 県営かんがい排水事業 ( 一般型 ) 大江中流部計画平面図

58 配慮対象種 田んぼの害虫等を捕食 二枚貝とセットの生態 のどかな里地を象徴する魚 トノサマガエルヤリタナゴキタノメダカ 国レット リスト準絶滅危惧 レット テ ータフ ツクにいがた絶滅危惧 Ⅱ 生態 池沼や水田に生息 幼生は藻類や動物の遺骸等 成体は昆虫等小動物を食べる 春 ~ 初夏に水田等で産卵 影響予測 フリューム等の直壁護岸水路に落下すると這いあがれなくなる 配慮のポイント 陸域と水域の連続性の確保 国レット リスト準絶滅危惧 生態 水路や河川の緩流を好み 池沼にも生息 付着藻類や底生動物を食す 春 ~ 夏に 二枚貝 ( マツカサガイ等 ) に産卵する 影響予測 水路が急流化したり 隠れ場所 ( 草陰等 ) が消失したりすると生息困難になる 配慮のポイント 水路の急流化を回避 緩流域や隠れ場所の創出 国レット リスト絶滅危惧 Ⅱ レット テ ータフ ツクにいがた準絶滅危惧 生態 池沼や水田等の止水域 水路や河川の緩流に生息 動植物プランクトンや落下小昆虫等を食べる 春 ~ 初夏に水草等に産卵 影響予測 急流に弱く 緩流 止水域が消失すると生息困難になる 配慮のポイント 緩流や止水域の創出

59 留意点 現況環境に見られる自然代替機能 ( 環境配慮対策への参考 ) 護岸上から垂れる植生が魚の隠れ場所を創出している 魚類の寄付きも確認されている 僅かな傾斜と護岸面の凹凸がカエルの這いあがりを促している 階段工が小ワンド ( 緩流 止水域 ) の役割を果たしている メダカの寄付きも確認されている 計画水路延長が長いので 環境配慮のための設置コストや管理手間等を極力抑制し 配慮のポイントを絞りこんで具体策を講ずる 陸域と水域の連続性 緩流 止水域の創出 に絞る

60 環境配慮計画の概要 小緩流ポケット 簡易スロープ 緩傾斜と護岸凹凸面 の代償:護岸に脱出用スロープを設置 小緩流ポケット 緩流 止水域の代 償:階段工(洗い場)の最下段の両端をは つり 水の滞留空間を創出 簡易スロープ

61 モニタリングおよび維持管理の体制 福島江土地改良区 による施設点検時及び 地元農家等 による江ざらい実施時等に 配慮対象 3 種の生息状況を確認する なお 事前又は作業実施時に専門家から種の見分け方等アドバイスを受ける 簡易スロープについては 施工後の当面のメンテナンスは不要であるが 施設点検時に破損状況や老朽化等のチェックを行う 小緩流ポケットについては 江ざらい時等に 土砂で埋まるなどしていれば除去する なお 地域住民等に水生植物の鉢植えを提供してもらうよう呼び掛ける 大江用水路は開削や築造に古い歴史を持ち 県のホームページにも紹介されており 資源性を有する また水路沿いに地域資源 ( 大江神社 和田蔵跡地 明晶停留所跡地など ) も点在していることから 将来的に郷土保存会的なネットワークや団体を組織 育成し 大江用水路をはじめとする各資源の維持管理や町歩き 観察会の実施等の地域活動を担ってもらうことも検討していく

62 ~ 朱鷺が舞う 赤泊の郷 づくりを目指して ~ 中山間地域総合整備事業川茂地区 佐渡地域振興局農林水産振興部

63 地区概要 かわ も 川茂地区 現 況 未整備で区画が5 8aと狭小 水源が乏しく 用水確保に苦慮 用水路が土水路で漏水が多く 維持管理に苦慮 農道は狭小もしくは田に面して おらず大型機械導入が困難 計画一般図 縮尺 1 25 000 外山ダム 川茂工区 A-1 ①-1外山1 1号支線用水路 上川茂 ①-8 河内堰沖 川茂地区 外山幹線用水路 徳和工区 下川茂 旗鉾沖 ①-10 ①-6 ①-12 松山堰沖 ①-4 ②-3 北袋用水路 外山2-1号支線用水路 ②-2 外山3-1号支線用水路 ①-7 ①-9 垣内沖 外山3-2号支線用水路 A-7 A-5 A-4 ①-3 ①-5 ①-11 外山1 3号支線用水路 A-6 松葉沖 ①-2 赤泊5号支線用水路 外山1 2号支線用水路 外山2-2号支線用水路 赤泊3号支線用水路 野田沖 ②-1 A-5 A-6 FA1 総事業費 工期 776 000千円 H27 H32 ほ場整備工 7団地 A=14.7ha 用水路工 10路線 L=4,194m 赤泊5号支線揚水機場 P 赤泊幹線用水路 事業計画 ②-4 A-16 赤泊幹線揚水機場 A-17 ②-5 忠五郎沖 徳和 東光寺 凡 例 事業区域 工区境界 国道 主要地方道 国営外山幹線用水路 県営赤泊幹線用水路 団体営赤泊支線用水路 農業用用排水施設整備 用水路 ほ場整備 用水受益

64 環境保全の基本方針 持続可能な農業 を営むための生産環境の整備 農業基盤整備を行う場合は自然生態系への負荷を極力低減する 水路はつながりを持たせ 水性動物の活動範囲の拡大を図る 環境保全型農業の展開で安全 安心をブランド化し 農産物の高付加価値化を推進する トキと共生できる自然環境の改善や保全 朱鷺と暮らす郷づくり認証制度 ( 佐渡市 ) 生物多様性ブランドによる販売力の強化とトキの餌場づくり 1 生きものを育む農法 水田魚道の設置 ビオトープの整備 ふゆみずたんぼ 2 農薬 化学肥料の 5 割以上の削減 3 エコファーマーの認定 4 生きもの調査 ( 年 2 回 )

65 (H26 年 9 月佐渡市 HP) より

66 環境配慮の検討 かわ も 川茂地区 計画一般図 縮尺 1 25 000 外山ダム 川茂工区 A-1 ①-1外山1 1号支線用水路 上川茂 ①-8 河内堰沖 川茂地区 外山幹線用水路 徳和工区 下川茂 旗鉾沖 ①-10 ①-6 ①-12 松山堰沖 ①-4 ②-3 北袋用水路 外山2-1号支線用水路 ②-2 外山3-1号支線用水路 ①-7 ①-9 垣内沖 外山3-2号支線用水路 A-7 A-5 ①-2 A-4 ①-3 ①-5 ①-11 外山1 3号支線用水路 A-6 赤泊5号支線用水路 外山1 2号支線用水路 外山2-2号支線用水路 松葉沖 環境調査 生き物調査 調査日 25年6月25日 調査者 相互技術株式会社 結 果 鳥類 アオサギ カモメ等10種確認 魚類 メダカ ドジョウ シマドジョウ 両生類 ツチガエル モリアオガエル等5種確認 昆虫類 カマキリ ミズカマキリ アブ シオカラトンボ ヤマトシジミ等47種確認 貝類 モノアラガイ カワニナ等5種確認 爬虫類5種 甲殻類1種確認 ②-4 A-16 赤泊幹線揚水機場 赤泊3号支線用水路 野田沖 ②-1 赤泊5号支線揚水機場 P A-5 A-6 赤泊幹線用水路 FA1 ②-5 忠五郎沖 徳和 東光寺 A-17

67 環境指標種 1 ドジョウ水田と水路を移動して生活する種であるため その個体数は水域の良好なネットワークを指標する トキの餌資源として地域の環境保全目標種となる 2 ツチガエル水田を主な生息域とし 吸盤を持たないため整備された水路壁を登れず ほ場整備の影響を受けやすいため指標とする トキの餌資源として地域の環境保全目標種となる ( サドガエル ) 佐渡島固有種 2012 年 12 月に命名 発表された新種 ツチガエル近い種であり 似た生態と考えらていれる 本地域は 大学等研究機関によると ツチガエルの生息域となっており 生き物調査でもツチガエルのみ確認されているが 地元聞き取りで生息の可能性がある 1 ドジョウ 保全対策 2 ツチガエル 1 簡易水田魚道設置水田と水路を接続することにより ドジョウ カエルの移動できる水環境とする 2 脱出枡設置水路取付枡を脱出枡にすることにより 水路に落ちた生物の脱出経路を確保する

68 簡易水田魚道 脱出枡配置図

69 簡易水田魚道 脱出枡配置図

70 簡易水田魚道 脱出枡配置図

71 簡易水田魚道 脱出枡配置図 簡易水田魚道 脱出枡

72 簡易水田魚道 脱出枡配置図

73 簡易水田魚道 脱出枡配置図

74 環境配慮整備イメージ 水田魚道 脱出枡

75 維持管理とモニタリング体制 維持管理体制中山間直払集落協定 多面的機能支払組織を中心として 水路の江ざらい 農業用施設の草刈り等により生物の生息環境を維持する モニタリング体制中山間直払集落協定 多面的機能支払組織を中心として 水田及び排水路のツチガエル ドジョウの個体数調査 佐渡市 生きもの調査の日 6 月第 2 日曜日 8 月第 1 日曜日全島で実施

76 当たり前にメダカがいる農村を後世へ受け継ぐ 農地環境整備事業樽田地区 ( 上越市安塚区 ) 上越地域振興局農林振興部

77 地区概要 樽田はどんな地域? 標高 200~280m の棚田地域 過疎化 高齢化が進行高齢化率 37.8%(H21 安塚区 ) 冬期間は 3~4m の積雪 農地の状況は? 2~10a の未整備地 用排水路は 土水路 農道の幅員は 2m 程度 暗渠排水未整備のため地下水位高い 将来の営農は? 農地組合法人ながくら が担う

78 用水の確保に難渋! 用水源は 渓流水 + 天水 + ため池 渓流水をパイプで取水 既設の土水路は老朽化 パイプで用水をやりくり

79 事業概要 事業費 332,000 千円 工期 H27~32 受益 15.3ha 区画整理 7.3ha(7 工 ) ファームポンド 2ヶ所 農道整備 4 路線 757m 農地保全 0.1ha

80 地域の現状このままでは 事業後の展開 目指す地域の姿 耕作放棄地の増加 高齢化 過疎化法人による効率的な営農 農地環境事業 高齢化 過疎化 これまで形成してきた二次的自然の劣化 新たな自然環境の創造 樽田地区の永続 ( 当たり前にメダカがいる農村を後世に受け継ぐ )

81 環境との調和への配慮の検討 農村環境計画 上越市安塚区では 里山交流創造エリア の 有機の里交流ゾーン 生き物調査 調査日 H25 年 6 月 30 日 調査方法ため池周辺でたも網による採捕注目 結果 ぜ絶滅危惧種が当たり前にいる地域であることが判明 昆虫類ヤゴ ルリボシヤンマ イトトンボなど魚類キタノメダカ 和金両性類クロサンショウウオ モリアオガエル貝類カワニナ

82 ため池の位置 手作りビオトープ 池 池 池 池 池 Ki 既設のため池 Ki 休耕田を利用したため池

83 ため池での配慮 既設ため池 4 つ 5 つのため池 ( ゴムシート張 ) 環境配慮の取り組み 地区外ため池を活用した新たな生息環境づくり 手作りビオトープ 工事前には 手作りビオトプや近隣のため池へ 生き物たちのお引越し Ki 地区外ため池 手作りビオトープ 石や水草を設置しメダカの住みかや産卵場所を確保 造成したため池 手作りビオトープのモニタリング

84 安塚区では昭和 60 年から取り組んだ花いっぱい運動で 秋には 140 万本のヤナギバヒマワリが咲き誇ります 樽田地区の周りでも増やしていく予定です 樽田地区では 用水の確保に苦労し 雨や雪で田んぼが崩れるたびに補修を繰り返し 今の環境や景観を作ってきました 地元では 今回の農地環境整備事業で 農地が大きく生まれ変わることを 大変楽しみにしています 新しい環境を受け入れ改善しながら 次世代に引き継いていきたいと思っています ( 樽田集落 )

85 新潟県環境情報協議会 一括説明地区環境配慮内容 地区番号 受益面積総事業費事業名地区名工事内容生き物調査保全対象生物事業実施による環境影響環境配慮対策維持管理体制 (ha) ( 千円 ) 7 かんがい排水事業うばしま ( 集積型 ) 姥島 ,800 既設開水路を管水路に改修 文献調査 ( 魚野川 ( 旭橋 ) における魚介類調査結果 H14) トノサマガエル 改修する水路は現在急勾配の 2 次製品水路であるため 魚類等にとって厳しい環境であり 生物相は貧困と考えられることから 事業が与える影響は軽微であると予測される 工事は全区間を一斉に行わず 工区設定で分割実施するなど工事インパクトの低減に努めながら進める 地域住民 土地改良区による維持管理 8 かんがい排水事業あが ( 集積型 ) 阿賀 つがわ津川 ,000 揚水ポンプの更新 文献調査 ( 阿賀町農村環境計画 ) ヤマセミ 仮設道路の設置による木の伐採により 鳥類の繁殖場所や採餌場所に影響を及ぼす可能性がある また 動植物の生息 生育環境 ( 土壌 植生 ) に影響を及ぼす可能性がある 仮設による影響範囲を最小限とする 土地改良区による維持管理 9 かんがい排水事業こしじ ( 集積型 ) 越路 はら原 ,000 揚水ポンプの更新 文献調査 ( 長岡市農村環境計画 ) 現地調査 : ツチガエル ドジョウ ゲンゴロウ カワニナ等 ゲンゴロウ カワニナ 工事により発生した油脂類 廃棄物 油脂類の流出防止のため養生 等が隣接する河川へ流下した場合 マット等を使用する 河川に生息する生き物に影響を及ぼ 揚水機場を整備することで安定 す可能性がある 本揚水機場が機能停止した場合 的な用水供給が可能になり 従来と変わらない生態系を維持してい 土地改良区による維持 用水供給ができなくなり 耕作不能とく 管理 併せて受益地とその周辺の生態系 に影響を及ぼす可能性がある 15 ため池等整備事業すぎさわ ( 震災対策 ) 杉沢 ,250 ため池の改修 文献調査 ( 刈谷田川の観察ガイドブック ) 現地調査 : メダカ ハッチョウトンボ キイトトンボ アオイトトンボ ミズバショウ ミズバショウ 仮設道路によりミズバショウへの悪影響がある ミズバショウの移設等が難しいため 影響を与えないルートで仮設道路を計画している 土地改良区による維持管理 17 特定農業用管水路等特別対策事業 いかさわ 五十沢 なんぶ南部 ,000 石綿管を塩ビ管に改修 文献調査 ( 南魚沼市農村環境計画 ) 用水路形態に改変はないため 自然環境への影響はない 石綿粉塵の飛散による環境 健康被害を防ぐ

Microsoft PowerPoint - 3.山室_環境配慮計画説明資料 修正版H25.12

Microsoft PowerPoint - 3.山室_環境配慮計画説明資料 修正版H25.12 ゆたかな農業といきものとの共生を目指して 経営体育成基盤整備事業山室地区 柏崎地域振興局農業振興部 地区の概要 柏崎市の南東部に位置する中山間地域 用水源 二級河川鯖石川 普通河川戸口川及び渓流水 排水先 普通河川戸口川 二級河川鯖石川 普 通 川 河 戸 口 川 二 級 河 川 鯖 石 川 山 室 二級河川 鯖石川 普通河川 戸口川 現 況 昭和26年頃に整備した5 10a区画 用排水路ともに土水路が多く占め

More information

< B682AB95A B E786C73>

< B682AB95A B E786C73> 栃木県農地 水 環境保全向上対策推進協議会 生き物シート目次 魚類 -1 1 魚類 -2 2 両生類 爬虫類 -1 3 両生類 爬虫類 -2 4 植物 -1 5 植物 -2 6 水辺の植物 7 水路 水田にいる昆虫 -1 8 水路 水田にいる昆虫 -2 9 甲殻 貝類 10 トンボ 鳥類 11 参考資料 ヤゴ 12 この生き物シートは下野新聞社発行 田んぼまわりの生きもの 栃木県版 の使用許可を得て作成したものです

More information

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ 土地利用調整計画の様式例 記載要領 土地利用調整計画の様式例 第 1 土地利用調整区域 1. 所在 面積区域名 所在 地番 面積 市町村 大字 字 ( m2 ) 対象区域が分かるよう 所在を明らかにした図面を添付する 記載要領 それぞれの土地利用調整区域を区別するため 区域名を記載すること 土地利用調整区域毎に地番単位で記載すること 対象区域が分かるよう 10,000 分の1~25,000 分の 1の市町村地形図を用いて

More information

Taro-【済】85頁-91頁_07主要事業の概要(農地整備課)

Taro-【済】85頁-91頁_07主要事業の概要(農地整備課) 平成 3 0 年度 主要事業の概要 農地整備課 平成 30 年度当初予算 1 農業農村整備事業計画 農業農村整備事業の計画的な推進を図るため 新規地区の調査 計画策 調査費 定を効率的に進めるとともに スーパー大区画等の省力化技術に関する実 継続 証調査や露地野菜の生産拡大に向けた畑地整備の推進への支援を行う 予算額 286,841 (1) 土地改良事業計画調査費 国庫 ( 委託 ) 208,000

More information

1月

1月 ならやま ビオトープ池の生き物 (217 年 ) 奈良 人と自然の会 目的ならやまベースキャンプ地の荒れた湿地 ( 昔は水田 ) の泥を取り除いて改修したビオトープ池にどのような生き物が飛来し 繁殖するかを明らかにするとともに このビオトープ池がよりいっそう生き物豊かな池として維持保存し 子供達の環境教育にも活用する 場所 奈良市佐紀町 ビオトープ池 : 東西 1 m 南北 16 m 21 年 4

More information

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc) 第 3 編基本計画第 3 章安全で快適な暮らし環境の構築 現況と課題 [ 総合的な土地利用計画の確立 ] 本市は富士北麓の扇状に広がる傾斜地にあり 南部を富士山 北部を御坂山地 北東部を道志山地に囲まれ 広大な山林 原野を擁しています 地形は 富士山溶岩の上に火山灰が堆積したものであり 高冷の北面傾斜地であるため 農業生産性に優れた環境とは言い難く 農地利用は農業振興地域内の農用地を中心としたものに留まっています

More information

中井町緑の基本計画(概要版)

中井町緑の基本計画(概要版) 中井町緑の基本計画 ( 概要版 ) 平成 23 年 3 月 中井町 1 計画の概要 1. 緑の基本計画とは 都市緑地法第 4 条に基づき 緑の保全や公園整備 市街地の緑化など 町の緑全般のあるべき姿と実現に向けた様々な取り組みを示す計画で 住民や事業者と行政が一体となって緑地の保全及び緑化を計画的かつ効果的に推進していくための指針となるものです 2. 緑の基本計画の目的 緑の将来像を明らかにし 町民や事業者と行政が一体となって実現していきます

More information

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図 市街化調整区域まちづくり基本方針の目的や位置付け (1) 目的 市街化調整区域まちづくり基本方針 ( 以下 基本方針 という ) では 市街化調整区域のあり方及び今後の土地利用の方向性を明らかにし 施策の展開による計画的な土地利用の保全 規制 誘導を図ります (2) 位置付け 基本方針は 都市計画マスタープランの市街化調整区域編として位置付け 都市計画マスタープランをはじめ 県や本市の上位 関連計画に即して定めます

More information

アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 平成 27 年 4 月 21 日 文部科学省 農林水産省 環境省

アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 平成 27 年 4 月 21 日 文部科学省 農林水産省 環境省 アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 平成 27 年 4 月 21 日 文部科学省 農林水産省 環境省 アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 文部科学省 農林水産省 環境省 第 1 事業の目標 アマミノクロウサギは 奄美大島及び徳之島にのみ生息する 1 属 1 種の我が国固有の種である 本種は 主に原生的な森林内の斜面に巣穴を作り これに隣接した草本類等の餌が多い沢や二次林等を採食場所として利用している

More information

未来へつなぐ 心安らぐ 国際文化都市 International Cultural City with Peaceful Future 6 三沢に暮らすすべての人が 多様な文化を尊重し 心豊かで国際性に富んだまちをつくりましょう 未来 三沢が持つ素晴らしい伝統 文化 自然を活かして 穏やかな暮らしを守りましょう 三沢の子どもたちの未来をみんなで創り 希望あふれる明日へと贈りましょう 7 Present

More information

資料 2 東海管内における農業水利施設の防災 減災の取組 ( 農村地域防災減災事業 海岸事業 ) 平成 27 年 2 月東海農政局整備部防災課

資料 2 東海管内における農業水利施設の防災 減災の取組 ( 農村地域防災減災事業 海岸事業 ) 平成 27 年 2 月東海農政局整備部防災課 資料 2 東海管内における農業水利施設の防災 減災の取組 ( 農村地域防災減災事業 海岸事業 ) 平成 27 年 2 月東海農政局整備部防災課 1 防災 減災を支援する事業制度 ~ 農村地域防災減災事業の概要 ~ 地震 集中豪雨等による災害を防止し 農村地域の防災力の向上を図るための総合的な防災 減災対策を実施します 総合的な防災減災計画に基づき対策を実施し 効果的に農業生産の維持や農業経営の安定

More information

<4D F736F F F696E74202D B78EF596BD89BB82CC8EE888F882AB C8E86816A F4390B3205B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D B78EF596BD89BB82CC8EE888F882AB C8E86816A F4390B3205B8CDD8AB B83685D> 41 農道路肩 農道法面の補修 対象施設 : 農道施設の区分 : 農道本体対象活動 : 農道路肩 農道法面の補修 農道路肩 農道法面において 侵食 崩壊また ブロック積みや石積み等において 隙間 ひび割れ 欠損などがあり 施設の安全性が十分でない場合な 農道路肩 農道法面の侵食箇所等を補修します また ブロック積みや石積み等の補修又は積み直しをします このことにより 農道利用者の安全な通行が可能となる

More information

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環 7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環境を保全していくため 住宅と農地の混在抑制や景観形成に配慮 し 多様な商業環境と調和した 快適に暮らせるまちを目指します

More information

5. 防災 減災への取組強化 (2) 国土強靱化の理念の実現 既存施設の有効活用 ( 平常時と非常時における施設の効果的な活用 ) 既存の農地や農業用施設が有している防災機能を有効活用した防災 減災対策 ため池 空き容量の活用と低水位管理の推進 空き容量 洪水調整容量等 ため池廃止

5. 防災 減災への取組強化 (2) 国土強靱化の理念の実現 既存施設の有効活用 ( 平常時と非常時における施設の効果的な活用 ) 既存の農地や農業用施設が有している防災機能を有効活用した防災 減災対策 ため池 空き容量の活用と低水位管理の推進 空き容量 洪水調整容量等 ため池廃止 5. 防災 減災への取組強化 (2) 国土強靱化の理念の実現 -2 1 重点化 優先順位付けとハード ソフトの効果的な組合せ ため池の一斉点検の実施による効率的かつ重点的な防災 減災対策の推進 ため池一斉点検調査 目 的 近年頻発している集中豪雨や東日本大震災でのため池の決壊による被害の発生を踏まえ 施設の現状を把握するとともに 被災の可能性や被災した場合の影響を改めて確認し 今後の効率的かつ重点的なため池の防災

More information

国営農地再編整備事業 ニセコ地区 事業の概要あぶたぐん本事業は 北海道南西部に位置する虻田郡ニセコ町の畑地帯において 区画整理を行い 生産性の高い基盤の形成を通じて農業の振興と耕作放棄地の解消 発生防止を図るものである 事業の目的 必要性本地区の農地は 基盤整備が遅れているため 小区画や急傾斜であり

国営農地再編整備事業 ニセコ地区 事業の概要あぶたぐん本事業は 北海道南西部に位置する虻田郡ニセコ町の畑地帯において 区画整理を行い 生産性の高い基盤の形成を通じて農業の振興と耕作放棄地の解消 発生防止を図るものである 事業の目的 必要性本地区の農地は 基盤整備が遅れているため 小区画や急傾斜であり 国営農地再編整備事業 ニセコ地区 事業の概要あぶたぐん本事業は 北海道南西部に位置する虻田郡ニセコ町の畑地帯において 区画整理を行い 生産性の高い基盤の形成を通じて農業の振興と耕作放棄地の解消 発生防止を図るものである 事業の目的 必要性本地区の農地は 基盤整備が遅れているため 小区画や急傾斜であり 排水不良が生じ 効率的な農作業を行うための妨げとなっていること等から 今後 耕作放棄地が増加するおそれがある

More information

「環境用水の導入」事例集~魅力ある身近な水環境づくりにむけて~

「環境用水の導入」事例集~魅力ある身近な水環境づくりにむけて~ 象地域の概要195 41 宮城県加美町 宮崎東部地区集落農業排水路 水源導水方法導水箇所水環境上の問題 宮城県 地図中の破線枠は次ページの地図範囲 河川水新規水路既設水路自然流下河川 水路生態系悪影響対 地域の概要加美町は 宮城県北西部の町で平成 15 年 4 月 1 日 中新田町 小野田町 宮崎町が合併し 加美町 となりました 人口 :28,330 人 世帯数 7,783 世帯 面積 :460.82km

More information

資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所

資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所 資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所 現地説明資料 富士見橋 経年変化 富士見橋は 51.8k 付近に H7~H22 の河川水辺の国勢調査で早瀬が確認しており H5~ で近傍で最深河床高の低下したことで 平水流量時の水深が 0.2~0.4m の浅場 ( 瀬 ) が減少したと推定されるが その後も早瀬が確認されている

More information

Microsoft Word - 栃木県土地改良区運営強化推進計画(最終版)

Microsoft Word - 栃木県土地改良区運営強化推進計画(最終版) Ⅱ 土地改良区をめぐる情勢と課題 1 土地改良区の組織 (1) 土地改良区数 平成 6 年から土地改良 区の統合整備を積極的に 推進してきた結果 平成 7 年に最大 386 地区 ( 全国第 2 位 ) あった土 地改良区は この 2 年 間で 12 地区 ( 全国第 11 位 ) まで減少しました ( 地区 ) 386 4 土地改良区数 3 2 1 土地改良区数の推移 近年は合併や解散が進まず 土地改良区数は横ばいで推移しています

More information

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6 甲府市市街化調整区域における工業系の地区計画制度要綱平成 21 年 6 月 1 日都第 1 号 ( 目的 ) 第 1 この要綱は 本市の市街化調整区域における地区計画制度の運用及び地区計画の原案を作成するための案 ( 以下 地区計画の素案 という ) の作成に関し必要な事項を定めることにより 良好な工業用地環境の形成及び維持に寄与し 周辺環境と調和した本市にふさわしい市街化調整区域の土地利用を図ることを目的とする

More information

121022資料1さっぽろビジョン(素案)

121022資料1さっぽろビジョン(素案) 3 札 幌 市 おける 物 多 様 性 の 現 状 と 課 題 自 然 林 自 然 草 原 ( 湿 原 ) 二 次 林 26 はじめ 物多様性さっぽろビジョン 1 人工林 白旗山 トドマツ林 3 札幌市おける生物多様性の現状と課題 白旗山 カラマツ林 2 ビジョン策定あたって 明治以降の伐採後トドマツやカラマツなどが植林された場所です これらは樹種が単一 で 手入れをしないと生態系の構成種が単純なりますが

More information

P _2-8長井沼ゲンゴロウ

P _2-8長井沼ゲンゴロウ 長井市内沼における希少昆虫等調査報告 1. 対象地の概要及び調査の趣旨長井市の山中に1つの沼がある ( 写真 -1) A 沼と呼ばれるこの沼には 希少な水生昆虫のゲンゴロウ ( 県 VU 国-) メススジゲンゴロウ等の生息が 植物ではヒメミクリ ( 県 VU 国 VU) イヌタヌキモ( 県 NT 国 VU) の生育が確認され 生物多様性の維持の観点からもその保全が重要となっている しかし 近年 ヨシの繁茂や土砂流入等により沼の開放水面の減少

More information

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県 平塚市市街化調整区域の土地利用方針 1 方針策定に当たって (1) 背景と必要性 高度経済成長期における都市への急速な人口や産業の集中による市街地の無秩序な拡散 ( スプロール ) に対処するため 昭和 43 年に市街化区域及び市街化調整区域の区域区分制度 ( 線引き制度 ) 開発許可制度が制定された 本市においても 昭和 45 年に線引きを行い 市街化調整区域においては 市街化の抑制を基本とし 農地や山林等を保全する一方

More information

1 巡目調査 ( 平成 3~7 年度 ) 2 巡目調査 ( 平成 8~12 年度 ) ゲンジボタルの確認された調査地区 (1 巡目調査 2 巡目調査 ) 6-61

1 巡目調査 ( 平成 3~7 年度 ) 2 巡目調査 ( 平成 8~12 年度 ) ゲンジボタルの確認された調査地区 (1 巡目調査 2 巡目調査 ) 6-61 6.5 注目すべき種の分布状況ここでは私たちにとって馴染み深い昆虫類の確認状況や 水域と陸域との接点である水際域に特徴的な種の確認状況を整理しました なお 前回 前々回調査との比較は 調査の範囲や時期 回数などの条件が必ずしも同一ではありません また 移動性の高い種や 限られた季節にしかみられない種もあることから 比較結果は同一河川での消長を示すものではなく 全国的な傾向を示したものです ゲンジボタルとヘイケボタルの確認状況

More information

目 次 桂川本川 桂川 ( 上 ) 雑水川 七谷川 犬飼川 法貴谷川 千々川 東所川 園部川 天神川 陣田川

目 次 桂川本川 桂川 ( 上 ) 雑水川 七谷川 犬飼川 法貴谷川 千々川 東所川 園部川 天神川 陣田川 資料 -8 木津川 桂川 宇治川圏域河川整備計画検討委員会第 19 回資料 ( 代替案立案等の可能性の検討 ) 平成 29 年 11 月 13 日京都府 目 次 桂川本川 桂川 ( 上 ) 雑水川 七谷川 犬飼川 法貴谷川 千々川 東所川 園部川 天神川 陣田川 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 代替案立案等の可能性 ( 桂川本川 ) 河道改修 流出量すべてを河道で流下させる 他の案より安価であり現実性が高い

More information

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手 北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手台七丁目 東福井四丁目 彩都あさぎ一丁目 彩都あさぎ二丁目 彩都あさぎ三丁目 彩都あさぎ四丁目 彩都あさぎ五丁目

More information

<4D F736F F D2091E E8FDB C588ECE926E816A2E646F63>

<4D F736F F D2091E E8FDB C588ECE926E816A2E646F63> 第 13 地象 (1 傾斜地 ) 1 調査の手法 (1) 調査すべき情報ア土地利用の状況傾斜地の崩壊により影響を受ける地域の住宅等の分布状況 その他の土地利用の状況 ( 将来の土地利用も含む ) イ傾斜地の崩壊が危惧される土地の分布及び崩壊防止対策等の状況既に傾斜地の崩壊に係る危険性が認知 危惧されている土地の分布当該傾斜地の崩壊防止対策等の状況ウ降水量の状況当該地域の降雨特性の把握に必要な対象事業の実施区域等の降水量の状況エ地下水及び湧水の状況傾斜地の安定性に影響を与える地下水の水位及び湧水の分布

More information

コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23)

コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23) 5 個体 ライトトラップ BOX5 ライトトラップカーテン 0 糞トラップ 0 任意 - 獣糞内 -0

More information

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx 区域の整備 開発及び保全に関する方針立川都市計画地区計画の変更 ( 決定 ) 都市計画立川基地跡地昭島地区地区計画を次のように変更する 名称立川基地跡地昭島地区地区計画 位置 面積 地区計画の目標 土地利用の方針地区施設の整備の方針 及び上砂町一丁目各地内 約 9.5ha 本地区は 東側を国営昭和記念公園 北側を都営住宅及び住宅地に囲まれた昭島市に隣接する地区であり 多摩地域の核として発展している核都市

More information

<976C30315F C8EAE91E6312D338D86817A8A8893AE8C7689E68F E528C608CA794C5288A8893AE E815B CC8B4C8DDA97E129817A

<976C30315F C8EAE91E6312D338D86817A8A8893AE8C7689E68F E528C608CA794C5288A8893AE E815B CC8B4C8DDA97E129817A ( 様式第 1-3 号 ) 山形県版 多面的機能支払交付金に係る活動計画書 山形県農地 水 環境保全向上対策地域協議会会長若松正俊殿 申請年月日 平成 26 年 月 日 組織名称 松波地域保全会 代表者氏名代表山形一郎印 多面的機能支払交付金実施要綱 ( 平成 26 年 4 月 1 日付け 25 農振第 2254 号農林水産事務次官依命通知 ) 別紙 1 の第 7 の 3 の (1) 及び別紙 2

More information

(1) 生活排水について 地域の実状に応じ 下水道 浄化槽 農業集落排水施設 コミュニティ プラント等の生活排水処理施設の整備及び高度処理化 適正な施設維持管理等の対策を計画的に推進すること 加えて 合流式下水道の改善の取組を推進すること (2) 指定地域内事業場について これまで行われてきた汚濁負

(1) 生活排水について 地域の実状に応じ 下水道 浄化槽 農業集落排水施設 コミュニティ プラント等の生活排水処理施設の整備及び高度処理化 適正な施設維持管理等の対策を計画的に推進すること 加えて 合流式下水道の改善の取組を推進すること (2) 指定地域内事業場について これまで行われてきた汚濁負 総量削減基本方針 ( 瀬戸内海 ) 対照表 第 8 次総量削減基本方針第 7 次総量削減基本方針第 8 次水質総量削減の在り方答申第 7 次水質総量削減の在り方答申 1 削減の目標 1 削減の目標 2. 目標年度目標年度は平成 31 年度とする 2. 目標年度目標年度は平成 26 年度とする 3. 汚濁負荷量の削減の方途大阪湾においては 窒素及びりんの環境基準の達成状況を勘案しつつ 特に有機汚濁を解消することを目途として

More information

重点戦略事業土地改良事業補助事業 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助した 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助する 重点戦略事業基盤整備促進事業

重点戦略事業土地改良事業補助事業 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助した 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助する 重点戦略事業基盤整備促進事業 基本目標 1 安定した雇用を創出する 指標名基準値 目標値平成 27 年度実績数値備考担当課 数値目標市内事業所就業者数 23,614 人 (H26 年度 ) 24,800 人 (H31 年度 ) 未集計商工観光課 数値目標農業の新規担い手 5 年間で 10 人 3 人 (1) 農水産業の振興 新たに雇用を創出する農商工連携又は 6 次産業化を行う企業 団体数 1 件 (H26 年度 ) 4 件 (H31

More information

< C55F8E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E E FB906A2E786477>

< C55F8E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E E FB906A2E786477> 市街化調整区域における土地利用方針 平成 28 年 3 月 富津市 目 次 策定の目的と位置づけ 1. 策定の目的と位置づけ... 1 (1) 策定の目的 (2) 方針の位置づけ (3) 対象区域 市街化調整区域における土地利用方針 1. 基本的な考え方... 3 2. 現状の問題点と課題... 4 (1) 問題点 (2) 課題 3. 土地利用の方針... 5 (1) 対象区域全体における土地利用方針

More information

Microsoft PowerPoint - 基幹水利施設ストックマネジメント事業.ppt

Microsoft PowerPoint - 基幹水利施設ストックマネジメント事業.ppt 基幹水利施設ストックマネジメント事業 ( 富山県における取組み ) 目 次 (Ⅰ) 基幹水利施設ストックマネジメント事業の目的 1. 事業の目的 2. 富山県の取組み概要 (Ⅱ) 富山県の農業水利施設の概要 1. 実施地区位置 2. 富山県の 4 ヶ年における取組み状況 3. 実施地区の施設概要 4. 構造別の延長グラフ 5. 構造区分別の延長 6. 造成年別の割合 (Ⅲ) ストックマネジメントの実施概要

More information

<4D F736F F D D8292C38BE68A778D5A B837695F18D908F912E646F63>

<4D F736F F D D8292C38BE68A778D5A B837695F18D908F912E646F63> 高津区学校ビオトープ 報告書 2009( 平成 21) 年 3 月 エコシティたかつ 推進会議 ( 目次 ) 1 事業概要 1 1-1 実施目的 1-2 実施内容 2 整備方針 2-1 基本方針 2-2 久地小学校 水辺のビオトープ基本計画 2-3 西梶ヶ谷小学校 水辺のビオトープ基本計画 2-4 ビオトープに暮らすことが期待される生きもの 2 3 5 6 3 事業内容 3-1 久地小学校生きもの救出大作戦

More information

釧路湿原国立公園 釧路湿原生態系維持回復事業計画 平成 28 年 4 月 1 日

釧路湿原国立公園 釧路湿原生態系維持回復事業計画 平成 28 年 4 月 1 日 釧路湿原国立公園 釧路湿原生態系維持回復事業計画 平成 28 年 4 月 1 日 1. 生態系維持回復事業計画の名称 釧路湿原国立公園釧路湿原生態系維持回復事業計画 2. 生態系維持回復事業計画の策定者 環境省 3. 生態系維持回復事業計画の計画期間 平成 28 年 4 月 1 日から下記の目標が達成されるまでとする 4. 生態系維持回復事業の目標釧路湿原国立公園は 北海道の東部 釧路川に沿って展開する我が国最大の湿原

More information

ならやま ビオトープ池の生き物 (2012 年 ) 奈良 人と自然の会

ならやま ビオトープ池の生き物 (2012 年 ) 奈良 人と自然の会 ならやま ビオトープ池の生き物 (2012 年 ) 奈良 人と自然の会 目的ならやまベースキャンプ地の荒れた湿地 ( 昔は水田 ) の泥を取り除いて改修したビオトープ池にどのような生き物が飛来し 繁殖するかを明らかにするとともに このビオトープ池を今後どのように維持管理したらよいかを探るために第 3 年次の生き物調査を行った 場所奈良市佐紀町 ビオトープ池 : 東西 10 m 南北 16 m 2010

More information

: 調査地域 予測地域 図 現地調査による重要な動植物種と環境類型区分図との重ね合わせ結果 重要な種の保護の観点から 確認地点は表示しない 5-45

: 調査地域 予測地域 図 現地調査による重要な動植物種と環境類型区分図との重ね合わせ結果 重要な種の保護の観点から 確認地点は表示しない 5-45 5.3 生態系 5.3.1 現況調査 1) 調査項目敷地の存在 ( 土地の改変 ) 施設等の管理及び利用により 生態系の保全上重要であり まとまって存在する自然環境に対する影響について予測及び評価を行うため 調査を行った 生態系の保全上重要な自然環境 2) 調査方法 5.1 陸域植物 及び 5.2 陸域動物 の既存資料及び現地調査の結果から 事業実施想定区域内及びその周辺に生息 生育する動植物と生息

More information

資料 1 五智公園自然環境保全地域 の概要 ( 案 ) 1 自然環境保全地域の名称 五智公園自然環境保全地域 2 自然環境保全地域に含まれる土地の区域 五智公園一帯約 22 ヘクタール 3 自然環境保全地域の指定の理由 五智公園は 上越市街地の北西部に位置する日本海に近い里山を利用した公園である 公

資料 1 五智公園自然環境保全地域 の概要 ( 案 ) 1 自然環境保全地域の名称 五智公園自然環境保全地域 2 自然環境保全地域に含まれる土地の区域 五智公園一帯約 22 ヘクタール 3 自然環境保全地域の指定の理由 五智公園は 上越市街地の北西部に位置する日本海に近い里山を利用した公園である 公 資料 1 五智公園自然環境保全地域 の概要 ( 案 ) 1 自然環境保全地域の名称 五智公園自然環境保全地域 2 自然環境保全地域に含まれる土地の区域 五智公園一帯約 22 ヘクタール 3 自然環境保全地域の指定の理由 五智公園は 上越市街地の北西部に位置する日本海に近い里山を利用した公園である 公園内の丘陵地は主にコナラ ミズナラ林からなる雑木林や 乾燥した尾根筋のアカマツ林が広がり それらの中に池や

More information

はじめに

はじめに 40% 1,500km 6 12 3 5 1 1 22 18 2006 3 ...1 1 2 3 4...3 1 2 3 4...12 1 2 3 4 5 6 7...21 7...25...27 1 2 3 4 5 6 7...43 1 2 ...49 1 2...64 1 2...83 1 2 1 1 12 12 17 18 22 22 2 10 2 21 3 12 2000 22 2010 17

More information

< F2D91E6824F82558FCD2E6A7464>

< F2D91E6824F82558FCD2E6A7464> 第 6 章 災害復旧工法 第 1 節農地の復旧工法主な農地の被災として 畦畔法面の崩落 畦畔石積みの崩壊 洪水による農地への土砂流入による堆積等の被災が多く見られる 復旧を計画する場合は 原形復旧 ( フトン篭工 ブロック積工を用いる場合も農地の貯留機能 農地法面の安定度回復となることから原形復旧としている ) を基本に 概ね次の手順で復旧工法を検討していくことになる 1. 被災の状況確認最初に 対象農地が現に耕作している

More information

1. 土地利用マスタープラン策定の趣旨 鶴岡市土地利用マスタープランは 平成 17 年 10 月 1 日の市町村合併による市域の拡大に対応し 市土の総合的かつ計画的な土地利用を進める上での指針として策定した鶴岡市国土利用計画を基本としながら 長期的かつ総合的な観点から 将来の土地利用の方針を図示する

1. 土地利用マスタープラン策定の趣旨 鶴岡市土地利用マスタープランは 平成 17 年 10 月 1 日の市町村合併による市域の拡大に対応し 市土の総合的かつ計画的な土地利用を進める上での指針として策定した鶴岡市国土利用計画を基本としながら 長期的かつ総合的な観点から 将来の土地利用の方針を図示する 鶴岡市土地利用マスタープラン 平成 24 年 3 月 山形県鶴岡市 - 0 - 1. 土地利用マスタープラン策定の趣旨 鶴岡市土地利用マスタープランは 平成 17 年 10 月 1 日の市町村合併による市域の拡大に対応し 市土の総合的かつ計画的な土地利用を進める上での指針として策定した鶴岡市国土利用計画を基本としながら 長期的かつ総合的な観点から 将来の土地利用の方針を図示することにより 以下に掲げる役割を担うことを目的として検討を行ったものである

More information

<4D F736F F D AD6938C817A979889BA5FFBFC8CFB81698EA DB91E881458AC28BAB816A82562E646F63>

<4D F736F F D AD6938C817A979889BA5FFBFC8CFB81698EA DB91E881458AC28BAB816A82562E646F63> 利根川河口堰緩傾斜魚道の整備と効果について 髙口強 関東地方整備局利根川下流河川事務所調査課 ( 287-8510 千葉県香取市佐原イ 4149) 利根川河口堰に設置してある階段式魚道では, 遊泳力の弱い種は, 遡上ができないという問題があることから, 水産行政, 水産関係者, 学識者と検討を行い, 緩傾斜魚道を新たに設置した. 本稿では緩傾斜魚道整備後のモニタリング調査及び効果の検証を報告する.

More information

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地 唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等の利用の最適化の推進 が最も重要な必須業務として 明確に位置づけられました 唐津市においては 平坦地と中山間地域が混在しており

More information

1 県土の利用に関する基本構想 (1) 県土利用の現況 分散型の都市構造 豊かで恵まれた自然環境を有する一方 山陽沿岸部では臨界工業地帯を形成 森林面積の割合が大きく 平地が乏しい 都市と農山漁村が近接 中山間地域が県土面積の約 7 割を占める (2) 県土利用をめぐる基本的条件の変化 本格的な人口

1 県土の利用に関する基本構想 (1) 県土利用の現況 分散型の都市構造 豊かで恵まれた自然環境を有する一方 山陽沿岸部では臨界工業地帯を形成 森林面積の割合が大きく 平地が乏しい 都市と農山漁村が近接 中山間地域が県土面積の約 7 割を占める (2) 県土利用をめぐる基本的条件の変化 本格的な人口 山口県土地利用基本計画書の概要 計画の位置づけ等国土利用計画法第 9 条の規定に基づき 山口県の区域における国土 ( 県土 ) について 土地利用の総合的かつ基本的な方向付けを行うとともに 各種の土地利用に関する計画の総合調整を図る計画として 国土利用計画 ( 全国計画 ) を基本として策定 計画体系 国土利用計画 全国計画 ( 法第 5 条 ) 国策定 ( 義務 ) 都道府県計画 ( 法第 7 条

More information

+305_H1_4.ai

+305_H1_4.ai CONTENTS 01 02 03 04 05 06 07 08 09 農 農 業 基 盤 整 備 事 業に幅 広くご 利 用 いただけます 農 こんにちは 日本政策金融公庫 日本公庫 です 日本公庫でお取り扱いしている土地改良区向けの資金は 用排水路の新設や改良 ほ場の整備 農道 の整備 維持管理など 土地改良区の皆さまが実施している幅広い生産基盤の整備事業のほか 農業集 落排水など生産基盤整備と一体として行う生活基盤の改善にも

More information

6.houkokukai2018.xdw

6.houkokukai2018.xdw 環境 DNA 濃度による多摩川流域におけるアユの生息状況の把握 自然環境グループ研究員内藤太輔 所属 氏名は MSP ゴシック 32Pt 1. 背景と 的 2. 調査 分析 法 3. 結果 広域でのアユの 息状況の把握降下期 産卵期のアユの動態把握他河川とのアユの環境 DNA 濃度の 較 4. まとめ 5. 環境 DNA 技術の河川管理への活 について 1 1. 背景と 的 _ アユの経年変化傾向

More information

< F2D91E6824F82568FCD816989FC816A2E6A7464>

< F2D91E6824F82568FCD816989FC816A2E6A7464> 第 7 章 と採択事例 災害復旧事業は他の土地改良事業とその目的を異にするため 工法についても自ずと限界があることは今まで述べてきたとおりである 従って 災害復旧事業の申請にあたっては 暫定法等の事業制度をよく理解し それに基づいて復旧事業として取り得る工法の限界について理解しておく必要がある 災害復旧事業では 都道府県から提出された計画概要書に基づいて農林水産省の災害査定官 ( 調査官 ) と財務省の立会官が

More information

施策体系 2-1 農業 農業基盤の整備と優良農地の確保 農業経営の育成 確保 (1) 集落営農組織の育成 強化 (2) 中核農家の育成 (3) 農業後継者の育成 (4) 農地の流動化 生産 流通対策の推進 (1) 複合経営の展開 (2) 地産地消及び食育の推進 2

施策体系 2-1 農業 農業基盤の整備と優良農地の確保 農業経営の育成 確保 (1) 集落営農組織の育成 強化 (2) 中核農家の育成 (3) 農業後継者の育成 (4) 農地の流動化 生産 流通対策の推進 (1) 複合経営の展開 (2) 地産地消及び食育の推進 2 2. 豊かな暮らしを支える活力ある産業づくり 11 施策体系 2-1 農業 2-1-1 農業基盤の整備と優良農地の確保 2-1-2 農業経営の育成 確保 (1) 集落営農組織の育成 強化 (2) 中核農家の育成 (3) 農業後継者の育成 (4) 農地の流動化 2-1-3 生産 流通対策の推進 (1) 複合経営の展開 (2) 地産地消及び食育の推進 2-1-4 調和型農業の推進 (1) 自然との調和の推進

More information

untitled

untitled 県名 事業名 区分 地区名 所在地 総事業費 受益面積 ( 市町村名 ) ( 百万円 ) (ha) 新潟 中山間地域総合整備事業 ( 県営 ) 一般型 上川 東蒲原郡阿賀町 662 139.9 農業用用排水 L=3,331m 揚水機場 2 箇所農道 L=315m 農地防災 N=1 箇所暗渠排水 A=28.0ha 農業集落排水 L=450m 集落防災安全施設 N=4 箇所 新潟 中山間地域総合整備事業

More information

新規文書1

新規文書1 世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策 資源向上活動 ( 地域資源の質的向上を図る共同活動 ) 活動指針 活動指針この指針は 農用地 水路 農道などの地域資源が将来にわたり良好な状態で保全管理されるよう 標準的な地域ぐるみの共同活動を整理し 活動組織のみなさんが取り組む毎に その具体的な取り組みを内容を示すものです 活動組織のみなさんは この指針に基づき資源向上活動 ( 共同 ) に取り組んでいただきますようお願いします

More information

Microsoft Word - ★都市マス案(最終案) docx

Microsoft Word - ★都市マス案(最終案) docx 5.3 C 地域 ( 神指地区 町北地区 高野地区 ) (1) 地域の現状と課題 1 田園風景と調和した利便性の高い住環境の形成 C 地域は 磐梯山の麓 中心市街地の北西部に位置し 広大な農地と集落が調和した田園風景が広がる地域です 磐越自動車道会津若松 IC 周辺には 物流団地が整備され 農業と商業が調和した環境となっており 国道 49 号沿道には 沿道型の商業施設が立地するなど 新しい商業ゾーンが形成されています

More information

ため池等による洪水調整 発生土の利用方法には 1 曝気して農地客土等として利用 2 石灰系もしくはセメント系の材料と混合して固化処理し堤体の嵩上げ等があります 利用方法の決定については 発生土の需要 必要とする費用等を考慮して組織内で話し合った上で決定してください 2) 実施事前に立てた計画に従って

ため池等による洪水調整 発生土の利用方法には 1 曝気して農地客土等として利用 2 石灰系もしくはセメント系の材料と混合して固化処理し堤体の嵩上げ等があります 利用方法の決定については 発生土の需要 必要とする費用等を考慮して組織内で話し合った上で決定してください 2) 実施事前に立てた計画に従って ため池等による洪水調整 2. ため池利用による洪水調整 (1) ため池等の浚渫ため池に堆積した土砂を撤去して貯水容量 ( 洪水調節容量 ) を確保することにより 下流農地等の湛水被害を防止します 活動の対象となる状況 ため池や沈砂池に土砂等が堆積し 豪雨時に下流地域へ湛水被害や土砂流出被害が発生する恐れがある場合 活動の目的及び基準 ため池や沈砂池の浚渫により 下流域の農地等の洪水被害や土砂流出被害の軽減を図ります

More information

もがみがわかりゅう 事 業 名 国営かんがい排水事業 地 区 名 最上川下流 県名 山形県 さかたしさかたしやわたまちまつやままちひらたまちつるおかしふじしままち関係市町村酒田市 ( 旧酒田市 八幡町 松山町 平田町 ) 鶴岡市( 旧藤島町 ) ひがしたがわぐんしょうないまちたちかわまちあまるめまち

もがみがわかりゅう 事 業 名 国営かんがい排水事業 地 区 名 最上川下流 県名 山形県 さかたしさかたしやわたまちまつやままちひらたまちつるおかしふじしままち関係市町村酒田市 ( 旧酒田市 八幡町 松山町 平田町 ) 鶴岡市( 旧藤島町 ) ひがしたがわぐんしょうないまちたちかわまちあまるめまち 国営かんがい排水事業 もがみがわかりゅう最上川下流地区 結果 平成 20 年 8 月 東北農政局 もがみがわかりゅう 事 業 名 国営かんがい排水事業 地 区 名 最上川下流 県名 山形県 さかたしさかたしやわたまちまつやままちひらたまちつるおかしふじしままち関係市町村酒田市 ( 旧酒田市 八幡町 松山町 平田町 ) 鶴岡市( 旧藤島町 ) ひがしたがわぐんしょうないまちたちかわまちあまるめまち 東田川郡庄内町

More information

<4D F736F F D20819C8DC4955D89BF976C8EAE81698B9B8FC090EC90BC816A8F4390B E646F63>

<4D F736F F D20819C8DC4955D89BF976C8EAE81698B9B8FC090EC90BC816A8F4390B E646F63> 別紙 1 平成 2 3 年度公共事業再評価項目表 事業主体 新潟県 事業名 地域自主戦略交付金 ( 経営体育成基盤整備事業 ) 事業箇所 十日町市 地区名 魚沼川西地区 1 事業の概要 1 事業の目的 効果 必要性等本地区は 旧川西町 ( 現十日町市 ) の北部に位置し一級河川信濃川左岸に開かれた地域である 昭和 45 年 ~53 年に県営ほ場整備事業により整備された地域であるが着手後 33 年経過し

More information

事業に対する決議平成 25 年 2 月 19 日に関係市町及び土地改良区からなる大利根用水地区国営施設機能保全事業推進協議会において 平成 26 年度事業実施に向けた推進について了解を得たところであり 平成 25 年 3 月 14 日に千葉県大利根土地改良区総代会及び平成 25 年 3 月 29 日

事業に対する決議平成 25 年 2 月 19 日に関係市町及び土地改良区からなる大利根用水地区国営施設機能保全事業推進協議会において 平成 26 年度事業実施に向けた推進について了解を得たところであり 平成 25 年 3 月 14 日に千葉県大利根土地改良区総代会及び平成 25 年 3 月 29 日 国営かんがい排水事業 大利根用水地区 事業の概要本事業は 千葉県の北東部に位置し 旭市 匝瑳市 香取郡東庄町及び山武郡横芝光町にまたがる 8,832ha の農業地帯において 施設の維持管理の費用と労力の軽減及び農業用水の安定供給と湛水被害の防止を図るため 農業水利施設の機能を保全するための整備を行うものである 事業の目的 必要性本地区の営農は 水稲を中心に 水田の畑利用による小麦 ねぎ等の土地利用型作物のほか

More information

図 -3.1 試験湛水実績図 平成 28 年度に既設堤体と新設堤体が接合された抱土ゾーンにおいて調査ボーリングを実施し 接合面の調査を行った 図 -2.2に示すように 調査ボーリングのコア観察結果からは 新旧堤体接合面における 材料の分離 は認められなかった また 境界面を含む透水試験結果により得ら

図 -3.1 試験湛水実績図 平成 28 年度に既設堤体と新設堤体が接合された抱土ゾーンにおいて調査ボーリングを実施し 接合面の調査を行った 図 -2.2に示すように 調査ボーリングのコア観察結果からは 新旧堤体接合面における 材料の分離 は認められなかった また 境界面を含む透水試験結果により得ら 平成 29 年度 既設洪水吐撤去跡に築造した新設堤体の安全性について 当麻ダムの試験湛水結果報告 旭川開発建設部旭川農業事務所第 1 工事課 山王萌菊池裕貴今西智幸 1. はじめに 国営総合農地防災事業 とうま地区 では 流域内の開発等に起因する洪水流出形態の変化に対応するため 当麻ダムの洪水吐を移設 改修し洪水流下能力を増強した 改修にあたり 堤体に隣接する既設洪水吐を撤去し その跡に既設堤体と連続した新設堤体を築造した

More information

032_290324_事前評価修正_【新潟県】(防_整_変8)雪や災害に強く安全・安心に暮らせる地域づくり(防災・安全)

032_290324_事前評価修正_【新潟県】(防_整_変8)雪や災害に強く安全・安心に暮らせる地域づくり(防災・安全) 橅 73 2101 84 社会資本総合整備計画位置図 新潟県版 2102 5 32 雪や災害に強く安全 安心に暮らせる地域づくり 防災 安全 162 2401 3 177 2103 93 2193 1 2 2200 265 266 2409 326 1 83 292 231 4 2104 2197 2196 44 239 308 163 153 33 32 39 2 81 254

More information

4. 水田の評価法|鳥類に優しい水田がわかる生物多様性の調査・評価マニュアル

4. 水田の評価法|鳥類に優しい水田がわかる生物多様性の調査・評価マニュアル 4. 水田の評価法 (1) 指標生物の表各指標生物の調査法 (P.13~41) に従って調査を行い 得られた個体数または種数のデータに基づいて 以下の表を参照して指標生物ごとにを求める 個体数または種数は表に示した 単位 を基準として計算する なお 地域ごとに 3 種類の指標生物を調査する ここで 種類 と呼んでいるのは 生物学的な 種 (species) ではなく など 種 のグループである したがって

More information

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d) 市街化調整区域における地区計画の運用基準 千葉市 平成 27 年 1 月 260-0026 千葉市中央区千葉港 2 番 1 号千葉市都市局都市部都市計画課 TEL 043-245-5305 FAX 043 E-mail keikaku.uru@city.c 目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2

More information

<4D F736F F F696E74202D C835B B E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D C835B B E B8CDD8AB B83685D> 環境からみた都市における農業の必要性 ~ 農業の多面的機能による都市への環境貢献と都市と農業の連携について ~ 全国農業協同組合連合会 神奈川県本部 農業のもつ多面的機能とは? 食料生産安全かつ新鮮 多彩な農産物を安定的に供給 景観形成うるおいのある景観の形成 防災 保安災害時の避難場所 避難路 防災緑地 延焼の遮断 仮設住宅の建設地 気温上昇緩和水田や農作物からの多くの水分の蒸発と共に周囲の熱を奪う

More information

都市再生整備計画の目標及び計画期間 都道府県名 茨城県 市町村名 坂東市 ( 旧猿島町 ) 地区名 猿島地区 面積 800 ha 計画期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 交付期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 目標 地域資源を活用した交流人口の拡大と良好な居住環境を形成するまちづ

都市再生整備計画の目標及び計画期間 都道府県名 茨城県 市町村名 坂東市 ( 旧猿島町 ) 地区名 猿島地区 面積 800 ha 計画期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 交付期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 目標 地域資源を活用した交流人口の拡大と良好な居住環境を形成するまちづ だい都市再生整備計画 ( 第 さしま猿島地区 かい 3 回 へんこう変更 ) いばらきけん茨城県 ばんどうし坂東市 きゅうさしままち ) ( 旧猿島町 平成 20 年 3 月 都市再生整備計画の目標及び計画期間 都道府県名 茨城県 市町村名 坂東市 ( 旧猿島町 ) 地区名 猿島地区 面積 800 ha 計画期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 交付期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度

More information

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら 4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら 相乗効果により市全体の魅力へと高めていきます 菅平 美ヶ原などの雄大な高原や山々の緑 千曲川や依田川などの河川

More information

<30315F8E9197BF322D DC4955D89BF8E9197BF816A2E786477>

<30315F8E9197BF322D DC4955D89BF8E9197BF816A2E786477> 資料 2-1 おか事業名国営かんがい排水事業地区名岡 やま山 なん南 ぶ部 おかやましくらしきしそうじゃし都道府県名岡山県関係市町村名岡山市 倉敷市 総社市 事業概要評価項目 1. 事業の目的本地区は 岡山県の南部地域に位置し 一級河川高梁川 二級河川前川及び足守川沿いの岡山市外 2 市にまたがる受益面積 3,822ha の稲作を中心とした水田地域であり 旧来より高梁川 たたい かんばらいりょう を水源とする湛井十二ヶ郷用水路

More information

農業農村整備事業 ( 農業競争力強化対策 ) 課題 対策 農業競争力強化を図るためには 担い手への農地の集積 集約化に向け 農地中間管理機構とも連携した農地の大区画化 汎用化や 水管理の省力化等を実現する新たな農業水利システムの構築等を推進する必要 未整備水田は担い手への農地集積の障害 規模拡大を進

農業農村整備事業 ( 農業競争力強化対策 ) 課題 対策 農業競争力強化を図るためには 担い手への農地の集積 集約化に向け 農地中間管理機構とも連携した農地の大区画化 汎用化や 水管理の省力化等を実現する新たな農業水利システムの構築等を推進する必要 未整備水田は担い手への農地集積の障害 規模拡大を進 [ 平成 29 年度予算の概要 ] 農業農村整備事業 ( 公共 ) 308,404(296,226) 百万円 対策のポイント農業競争力強化のための農地の大区画化 汎用化 新たな農業水利システムの構築 国土強靱化のための農業水利施設の長寿命化 耐震化対策 ため池の管理体制の強化等を推進します < 背景 / 課題 > 農業競争力強化を図るためには 担い手への農地の集積 集約化に向け 農地中間管理機構とも連携した農地の大区画化

More information

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史 東京都市計画地区計画の決定 ( 素案 ) 都市計画赤坂二丁目地区地区計画を次のように決定する 資料 3 名称赤坂二丁目地区地区計画 位置港区赤坂一丁目及び赤坂二丁目各地内 面積約 2.0ha 地区計画の目標 本地区は 幹線街路放射第 1 号線 ( 六本木通り ) 沿道に位置し 幹線街路環状第 2 号線 ( 外堀通り ) や地下鉄溜池山王駅に近接する交通利便性の高い地区であり 地区周辺には永田町 霞ヶ関の官庁街や

More information

慶佐次川モニタリング計画 ( 案 ) 平成 29 年 2 月 ( 平成 30 年 2 月 ) 慶佐次川自然環再生協議会 2-59

慶佐次川モニタリング計画 ( 案 ) 平成 29 年 2 月 ( 平成 30 年 2 月 ) 慶佐次川自然環再生協議会 2-59 慶佐次川モニタリング計画 ( 案 ) 平成 29 年 2 月 ( 平成 30 年 2 月 ) 慶佐次川自然環再生協議会 2-59 - 目次 - 1. はじめに... 1 2. 目的... 1 3. 実施者... 2 4. モニタリングにおける調査項目... 2 1) 全国における既存事例の紹介... 2 2) 慶佐次川におけるモニタリング対象及び調査項目... 3 5. 調査方法... 3 1) 基礎調査

More information

国営事業の再評価

国営事業の再評価 おか事業名国営かんがい排水事業地区名岡 やま山 なん南 ぶ部 おかやましくらしきしそうじゃし都道府県名岡山県関係市町村名岡山市 倉敷市 総社市 事業概要評価項目 1. 事業の目的本地区は 岡山県の南部地域に位置し 一級河川高梁川 二級河川前川及び足守川沿いの岡山市外 2 市にまたがる受益面積 3,822haの稲作を中心とした水田地域であり 旧来より高梁川 たたい かんばらいりょう を水源とする湛井十二ヶ郷用水路

More information

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択 三鷹都市計画地区計画 大沢三丁目 環境緑地整備地区 地区計画 三鷹市 地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択してルールを定めることができます

More information

の洪水調節計画は 河川整備基本方針レベルの洪水から決められており ダムによる洪水調節効果を発揮する 遊水地案 は 遊水地の洪水調節計画は大戸川の河川整備計画レベルの洪水から決めることを想定しており 遊水地による洪水調節効果が完全には発揮されないことがある 瀬田川新堰案 は 瀬田川新堰の洪水調節計画は

の洪水調節計画は 河川整備基本方針レベルの洪水から決められており ダムによる洪水調節効果を発揮する 遊水地案 は 遊水地の洪水調節計画は大戸川の河川整備計画レベルの洪水から決めることを想定しており 遊水地による洪水調節効果が完全には発揮されないことがある 瀬田川新堰案 は 瀬田川新堰の洪水調節計画は 4.3 目的別の総合評価 4.3.1 目的別の総合評価 ( 洪水調節 ) 大戸川ダム案 河道の掘削案 放水路案 遊水地案 瀬田川新堰案 既存ダムのかさ上げ案 利水容量買い上案 流域を中心とした対策案 ( 水田等の保全あり ) 流域を中心とした対策案( 水田等の保全なし ) の 9 案について 検証要領細目に示されている 7つの評価軸 ( 安全度 コスト 実現性 持続性 柔軟性 地域社会への影響 環境への影響

More information

Microsoft PowerPoint - 取組事例①.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 取組事例①.ppt [互換モード] 1-1 生物の生息 生育環境を保全するもの 公園 緑地内に従来から生息 生育する生物種 ( 群 ) の保護を目的とし その生息 生育環境の保全に取り組んでいるもの 現状の環境維持を目指しているもの 公園整備後に園内の池や樹林地等で生息 生育が確認されたため 現在保全対策に取組んでいるもの 1-2 生物の生息 生育環境を創出するもの 特定の生物種 ( 群 ) を呼び込むことを目的とし その生息環境を人工的に創出しているもの

More information

<91E63295D2>

<91E63295D2> 第 5 章. 流出削減量の目標値設定 1. 目標値設定の策定方針 地区内の削減量目標値設定は 現時点では陸域からの赤土等流出による水域及び海域への具体的 ( 定量的 ) な削減目標設定手法が確立されていない このため 石垣島で赤土等流出の客観的な評価方法として 数種の評価指標を検討し 地域が一体となって継続的に実現可能な赤土等流出対策の削減量として 効率的かつ持続的な目標値を設定する 目標値は 赤土等の流出が顕著である畑地を対象とした営農対策と土木対策の具体的な対策目標並びに赤土等流出量の削減目標

More information

1 東駿河湾広域都市計画地区計画の変更 ( 沼津市決定 ) 都市計画町方町 大門町 通横町地区計画を次のように変更する 名称 町方町 大門町 通横町地区計画 位置 沼津市町方町 大門町 通横町 面積 約 2.1ha 区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区計画の目標 本地区は JR 沼津駅南口より南へ約 600mに位置し 近隣 8つの商店街の南端にある 昭和 29 年 日本で初めての防火建築 共同建築様式による商店街として誕生し発展してきたが

More information

( 注 )(1) 1 の 2 の施策を推進するために必要な 農地の確保の方針 は 市町村全体における農業の健全な発展に向けた農地の確保の取り組みについて記載する (2) 農地の利用の方針 は 農業 農村の復興マスタープラン及び復興関連施策の事業計画 工程表等を踏まえ 被災農地の復旧 復興による農地の

( 注 )(1) 1 の 2 の施策を推進するために必要な 農地の確保の方針 は 市町村全体における農業の健全な発展に向けた農地の確保の取り組みについて記載する (2) 農地の利用の方針 は 農業 農村の復興マスタープラン及び復興関連施策の事業計画 工程表等を踏まえ 被災農地の復旧 復興による農地の 様式第 8 法第 49 条第 1 項及び第 4 項第 4 号 第 5 号関係 ( 農地転用の許可 農用地区域内の開発行為の許可 ) 1 復興整備計画の区域における被災関連市町村の農業の健全な発展を図るための施策の推進に関する基本的な事項 1 被災市町村の農業の復興及び発展の基本的な方針 町の 96% が帰還困難区域には 924 の農地があり 4% の避難指示解除準備区域には 113 の農地が存在している

More information

農業用水質基準 農林水産技術会議昭和 46 年 10 月 4 日 項目 ph( 水素イオン濃度 ) COD( 化学的酸素要求量 ) SS( 浮遊物質 ) DO( 溶存酸素 ) T-N( 全窒素濃度 ) EC( 電気伝導度 ) As( ヒ素 ) Zn( 亜鉛 ) Cu( 銅 ) 基準値 6.0~7.5

農業用水質基準 農林水産技術会議昭和 46 年 10 月 4 日 項目 ph( 水素イオン濃度 ) COD( 化学的酸素要求量 ) SS( 浮遊物質 ) DO( 溶存酸素 ) T-N( 全窒素濃度 ) EC( 電気伝導度 ) As( ヒ素 ) Zn( 亜鉛 ) Cu( 銅 ) 基準値 6.0~7.5 農業用水質基準 農林水産技術会議昭和 46 年 10 月 4 日 項目 ph( 水素イオン濃度 ) COD( 化学的酸素要求量 ) SS( 浮遊物質 ) DO( 溶存酸素 ) T-N( 全窒素濃度 ) EC( 電気伝導度 ) As( ヒ素 ) Zn( 亜鉛 ) Cu( 銅 ) 基準値 6.0~7.5 6mg/L 以下 100mg/L 以下 5mg/L 以上 1mg/L 以下 0.3mS/cm 以下

More information

<4D F736F F D A6D92E894C A968795FB8E738E738A5889BB92B290AE8BE688E682CC926E8BE68C7689E682CC834B C98AD682B782E9895E97708AEE8F80>

<4D F736F F D A6D92E894C A968795FB8E738E738A5889BB92B290AE8BE688E682CC926E8BE68C7689E682CC834B C98AD682B782E9895E97708AEE8F80> 枚方市都市整備部都市計画課 枚方市市街化調整区域における地区計画のガイドラインに関する 運用基準 策定の目的等 この 枚方市市街化調整区域における地区計画のガイドラインに関する運用基準 ( 以下 運用基準 という ) は 枚方市市街化調整区域における地区計画のガイドライン ( 平成 25 年 4 月策定以下 ガイドライン という ) に基づき 本市が具体的に地区計画を策定するにあたって 地区計画に定める事項や地区整備計画の技術的基準等を定め

More information

(Microsoft Word \207A\201|\202Q\220V\222n\227l\216\256\202W.doc)

(Microsoft Word \207A\201|\202Q\220V\222n\227l\216\256\202W.doc) 様式第 8 法第 49 条第 1 項及び第 4 項第 4 号 第 5 号関係 ( 農地転用の許可 農用地区域内の開発行為の許可 ) 1 復興整備計画の区域における被災関連市町村の農業の健全な発展を図るための施策の推進に関する基本的な事項 1 被災市町村の農業の復興及び発展の基本的な方針 被災した農用地約 420ha について被災の程度の応じ 除塩 ヘドロ除去対策 農道 ため池 用排水路の基盤施設復旧対策

More information

1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま

1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま 環境問題に関する世論調査 の概要 平成 26 年 9 月内閣府政府広報室 調 査 対 象 全国 20 歳以上の者 3,000 人 有効回収数 1,834 人 ( 回収率 61.1%) 調査期間平成 26 年 7 月 24 日 ~8 月 3 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的環境問題に関する国民の意識を調査し 今後の施策の参考とする 調 査 項 目 1 自然に対する関心 2 エコツーリズム

More information

22年5月 目次 .indd

22年5月 目次 .indd 6 第 731 号 防 災 平 成 22 年 5 月 1 日 2 被災の状況 かり 被災延長は約60mで 崩壊予想面積は約900 平成19年 2 月17日 土 早朝 6 時に この国道108 法面の滑動も確認されたため 同日16時から緊急車 号 大崎市鳴子温泉字大畑地内で 崖崩れが発生し 両 路線バスを除き 全面通行止めを実施したもの ました です 崩れた土砂は約10 で少なかったこともあり 同 法面の観測以降

More information

環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例

環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例 環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例 ( 以下 法令 とい う ) による開発行為の許可基準を遵守するとともに, 旭川市緑地の回復に関する指導

More information

<4D F736F F D F926E935D977082CC8B9689C F E8BE688E693E082CC8A4A94AD8D7388D782CC8B9689C22E646F63>

<4D F736F F D F926E935D977082CC8B9689C F E8BE688E693E082CC8A4A94AD8D7388D782CC8B9689C22E646F63> 様式第 8 法第 49 条第 1 項及び第 4 項第 4 号 第 5 号関係 ( 農地転用の許可 農用地区域内の開発行為の許可 ) 1 復興整備計画の区域における被災関連市町村の農業の健全な発展を図るための施策の推進に関する基本的な事項 1 被災市町村の農業の復興及び発展の基本的な方針 被災した農用地約 420ha について被災の程度の応じ 除塩 ヘドロ除去対策 農道 ため池 用排水路の基盤施設復旧対策

More information

Microsoft Word - 03第3章(p37-45)

Microsoft Word - 03第3章(p37-45) 建築物 基本 目標 敷地 配置 外構 高さ 形態 材料 色彩 附属設備等 ( ) 屋敷 と 郷中 の景観 新しいまち並みの景観 ぶどう畑のある田園景観 根 と 狭間 の景観 岸辺の景観 歴史的な施設やまち並み等 現に良好な景観が形成されている環境 幹線道路沿道や駅前地区( 以下 商業地 という ) においては 大 農地 里山 河川 衣浦湾などで構成される風景との調和に配慮し に近接するため 良好な景観の保全及び形成に配慮す

More information

水田魚道で田んぼの産卵場を復元

水田魚道で田んぼの産卵場を復元 波付の丸型 と 波付の U 型 を利用した水田魚道 伊豆沼 内沼ドジョウ ナマズ研究会 三塚牧夫 1. はじめに近年, ほ場整備事業実施後の水田は, 水田周辺を生息域としていたドジョウ, メダカ, フナ, ナマズなどの魚類の減少が見られる これらの現象は, ほ場整備事業の用排水路分離により水田と排水路の連続性が分断されたことが要因の一つと言える そこで分断された水域ネットワークを再構築するための 水田魚道

More information

1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この

1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この 熊取町市街化調整区域における地区計画運用指針 平成 25 年 6 月 熊取町 1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この運用指針は 本町の市街化調整区域における地区計画制度の運用および当該地区計画の原案を作成するための案

More information

(Microsoft Word - \201\23203 \201y\216\221\227\2773\201z\217\360\225\266\221f\210\ doc)

(Microsoft Word - \201\23203 \201y\216\221\227\2773\201z\217\360\225\266\221f\210\ doc) 資料 3 大和川流域における総合治水に関する条例 ( 素案 ) 前文奈良県内の大和川流域は四方を山地で囲まれ 平地が窪地になっており また流域内の放射状に広がる 150 を超える支川は 集中して合流する大和川本川となり 唯一の出口である亀の瀬峡谷は狭窄部となっているため 地形的に雨水がたまりやすくなっている さらに 奈良盆地は京阪神地区に隣接し 交通の利便性の高いことから 昭和 30 年代後半から都市化が急速に進み

More information

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観 資料 1 都市再開発の方針 ( 西宮市素案 ) 別表 1 計画的な再開発が必要な市街地 ( 一号市街地 ) 計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-1 本庁 ( 約 213ha) 都市核としての機能強化と魅力的な都市空間及び都市景観の形成

More information

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整 市街化調整区域の土地利用方針 平成 29 年 6 月市川市 目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け... 1 2. 市街化調整区域の課題... 2 3. 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針... 4 4. 開発計画等の調整手法... 5 1. 市街化調整区域の土地利用方針について

More information

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等 加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等の利用の最適化の推進 が最も重要な必須業務として 明確に位置づけられた 本市における農村集落地域をおおまかにみると

More information

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策 市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策定される計画です 市町村の都市計画に関する基本的な方針 として位置付けられており 長期的なまちづくりの指針を示す計画となります

More information

平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中

平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中 平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中 小河川緊急治水対策プロジェクト として 今後概ね 3 年間 ( 平成 32 年度目途 ) で土砂 流木捕捉効果の高い透過型砂防堰堤等の整備

More information

<819A819A94928E E738C7689E F E6169>

<819A819A94928E E738C7689E F E6169> まち豊かな自然と共生する自立と循環の都市 ~ 土利用制度の見直しについて ~ 白山市では 豊かで活力ある都市を目指し 松任 美川 鶴来域を 白山都市計画区域 に統一するとともに 都市計画区域全域に 区域区分 ( 線引き ) 及び 用途域 を導入することについて 平成 24 年春を目標に進めています 平成 年 月 白山市 土利用制度見直しの背景 現在 白山市では 松任 美川 鶴来域にそれぞれの都市計画が定められ

More information

Microsoft Word - 0評_動物_0402(分布表記なし).docx

Microsoft Word - 0評_動物_0402(分布表記なし).docx e. 昆虫類 e-1 ベニイトトンボ 重要性種の保存法 :- 環境省 RDL: 準絶滅危惧 (NT) 福岡県 RDB:- ( 北九州市提供 ) 66) 67) 68) 生態 分布本種は 平地の抽水植物や浮葉植物の豊富な池沼 ため池 湿地に生息するが 生息地は局所的である 未熟個体は付近の林縁で見られ 幼虫は水中の沈水植物や浮葉植物の葉裏につかまっている 日本では 本州から九州に分布する 福岡県での成虫は

More information

スライド 1

スライド 1 まちづくり計画策定担い手支援事業 ( 参考資料 ) ( 参考 1-1) まちづくり計画策定担い手支援事業の活用イメージ < 例 1> 防災上問題のある市街地の場合 ~ 密集市街地 重点密集市街地 ~ 1. 住んでいる地区が密集市街地なので 耐震性 防火性を向上させたい そのためには 建物の建替えを促進することが必要 2. 地区内の道路が狭いため 現状の建築規制では 建替え後は今の建物より小さくなってしまい

More information

調査時点工事の終了後とする 調査期間調査地点調査手法5.2 生物の生育 生息基盤 5.2 生物の生育 生息基盤 (1) 東京 2020 大会の大会開催前 1) は 表 に示すとおりである 区分 予測条件の状況 表 ( 東京 2020 大会の開催前 ) 生物 生態系の賦存地の改

調査時点工事の終了後とする 調査期間調査地点調査手法5.2 生物の生育 生息基盤 5.2 生物の生育 生息基盤 (1) 東京 2020 大会の大会開催前 1) は 表 に示すとおりである 区分 予測条件の状況 表 ( 東京 2020 大会の開催前 ) 生物 生態系の賦存地の改 調査時点基礎工事 山留工事 掘削工事を行う時点とする 調査期間調査地点調査手法5.1 土壌 5. フォローアップ計画 2020 年東京オリンピック パラリンピック競技大会実施段階環境影響評価書 ( 選手村 ) ( 平成 27 年 12 月東京都 ) では 東京 2020 大会の開催前を対象に環境影響評価を実施している 一方 東京 2020 大会の開催中における大会の運営等については 現時点では具体的な計画が未定のため

More information

Microsoft PowerPoint - H30 まるごとパンフ(案)2018_3_20 最終.pptx

Microsoft PowerPoint - H30 まるごとパンフ(案)2018_3_20 最終.pptx 平成30年度版 平成30年3月 滋賀県 滋賀県世代をつなぐ農村まるごと保全推進協議会 はじめに / 交付金の構成 はじめに 農村地域には 私たちが生きていくために必要なお米や野菜が作られている田んぼや畑があります そして たくさんの生きものや美しい景観 豊作に感謝する伝統文化が育まれています しかし 今 農家の減少や高齢化などにより 豊かな農村の恵みを維持することが難しくなりつつあります そこで 県ではみんながいきいきと暮らし

More information

東部地域の農業 農地の復旧 復興スケジュール 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 市復興ビジョン 復旧 再生期 発展 創出期 仙台の復興 仮設ポンプ設置 基盤整備対策 がれき撤去 排水機能復旧 ( 排水ポンプ場 排水路の改修等 ) 堆積土砂の除去 除塩事

東部地域の農業 農地の復旧 復興スケジュール 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 市復興ビジョン 復旧 再生期 発展 創出期 仙台の復興 仮設ポンプ設置 基盤整備対策 がれき撤去 排水機能復旧 ( 排水ポンプ場 排水路の改修等 ) 堆積土砂の除去 除塩事 1 今後の作付予定について 農地としての土地利用について 今後の作付予定及び作付に向けた作業スケジュールについて 東部地域の被災した農地での営農再開に向けましては 左記の作業を進め 今後段階的に作付可能な農地を拡大していく予定です 今後の作付予定計画図 ( 案 ) 資料 3 2 作付に向けた作業スケジュールについて 1がれきの撤去が完了した農地については 順次 復興組合において農地の確認 草刈り ごみや礫の除去等を行ってください

More information

Microsoft PowerPoint - 制度移行説明会資料(260425)

Microsoft PowerPoint - 制度移行説明会資料(260425) 多面的機能支払交付金への移行について 平成 26 年度多面的機能支払交付金制度説明会 ( 群馬県水土里保全協議会 ) 平成 26 年度から多面的機能支払が始まります! 1. 多面的機能支払へ移行する!( 新規対象活動の追加のみ ) 地域資源の適切な保全管理ための推進活動 多面的機能の増進を図る活動のみ追加する場合 追加活動申請書を協議会 ( 市町村経由 ) へ提出し 承認を受けることで 新制度へ移行

More information

平成31年度予算概算決定額 森林整備事業 治山事業 林野公共事業 (平成30年度1次補正予算額5,199百万円 182, ,049 百万円 平成30年度第2次補正予算額 32,528百万円) 臨時 特別の措置 として31年度概算決定額44,128百万円を別途措置 対策のポイント 林業の成

平成31年度予算概算決定額 森林整備事業 治山事業 林野公共事業 (平成30年度1次補正予算額5,199百万円 182, ,049 百万円 平成30年度第2次補正予算額 32,528百万円) 臨時 特別の措置 として31年度概算決定額44,128百万円を別途措置 対策のポイント 林業の成 平成31年度予算概算決定額 森林整備事業 治山事業 林野公共事業 (平成30年度1次補正予算額5,199百万円 182,734 180,049 百万円 平成30年度第2次補正予算額 32,528百万円) 臨時 特別の措置 として31年度概算決定額44,128百万円を別途措置 対策のポイント 林業の成長産業化と森林資源の適切な管理を実現するため 新たな森林管理システムが導入される地域 を中心に 間伐や路網整備

More information

農山漁村地域整備交付金実施要領 平成 22 年 4 月 1 日 21 生畜第 2045 号 21 農振第 2454 号 21 林整計第 336 号 21 水港第 2724 号 ( 最終改正 ) 平成 30 年 3 月 30 日 29 生畜第 1501 号 29 農振第 2962 号 29 林整計第

農山漁村地域整備交付金実施要領 平成 22 年 4 月 1 日 21 生畜第 2045 号 21 農振第 2454 号 21 林整計第 336 号 21 水港第 2724 号 ( 最終改正 ) 平成 30 年 3 月 30 日 29 生畜第 1501 号 29 農振第 2962 号 29 林整計第 農山漁村地域整備交付金実施要領 平成 22 年 4 月 1 日 21 生畜第 2045 号 21 農振第 2454 号 21 林整計第 336 号 21 水港第 2724 号 ( 最終改正 ) 平成 30 年 3 月 30 日 29 生畜第 1501 号 29 農振第 2962 号 29 林整計第 579 号 29 水港第 3354 号 第 1 趣旨農山漁村地域整備交付金の実施については 農山漁村地域整備交付金実施要綱

More information

第3 復興整備計画 参考様式集

第3 復興整備計画 参考様式集 様式第 2 復興整備計画 ( 本体 ) 復興整備計画 ( 第 2 回変更 ) 新地町 福島県 平成 24 年 11 月 30 日 1 復興整備計画の区域 ( 計画区域 )( 法第 46 条第 2 項第 1 号関係 ) 新地町の全域 ( 別添の復興整備事業総括図のとおり ) 2 復興整備計画の目標 ( 法第 46 条第 2 項第 2 号関係 ) 1 命と暮らし最優先のまち 自然災害については 被害を最小化する

More information

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン 能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン 平成 25 年 8 月 大阪府豊能郡能勢町 目 次 1. ガイドラインの趣旨 1 2. 地域づくりの基本的な考え方 1 3. 地区計画の基本的な考え方 1 4. 地区計画策定にあたっての留意点 2 5. 対象外区域 2 6. 地区計画の内容 3 1) 地区計画において定める内容 3 (1) 地区計画の目標 3 (2) 区域の整備 開発及び保全に関する方針

More information