中期経営計画

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たかとしみのしま
5 years ago
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1 株式会社ニコン中期経営計画 2014 年 6 月 17 日株式会社ニコン本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は現在における入手可能な情報に基づき当社が判断した内容であり潜在的リスク及び不確実性が含まれます従いまして様々な要因の変化によって実際の業績は記述されている内容と大きく乖離する結果となる可能性があることをご承知おきください

2 1 Agenda Ⅰ はじめにニコンブランドの拡がり現状の課題企業理念信頼と創造 Ⅱ 中期経営ビジョンニコンのめざす姿常に新たな価値を提供し成長し続けるニコングループとなるために 1 メディカル事業 2 精機事業 ( 半導体装置事業 ) 3 精機事業 (FPD 装置事業 ) 4 映像事業 5 インストルメンツ事業 ( マイクロスコープソリューション事業産業機器事業 ) 6 組織改革 7 Transformのための4つのプログラム Ⅲ 経営数値目標

3 Ⅰ はじめに企業理念信頼と創造常に新たな価値を提供し成長し続けるニコングループとなるためにニコンブランドの拡がり現状の課題 2

4 3 はじめに企業理念信頼と創造常に新たな価値を提供し成長し続けるニコングループとなるためにニコンブランドの拡がり新規事業の新規事業創出育成を加速既存事業のリーディング一体感とスピードのポジションをある組織の実現強化事業機能の強化とプロセス改革柔軟かつスピード感のある強靭な企業体質

5 4 ニコンブランドの拡がり社会や人の暮らしに対してニコンならではの技術アイデアソリューションで価値を提供し続ける企業でありたい楽しさ先進性信頼性高品質

6 5 現状の課題課題を解決し新たな 100 年の成長に備える 1. 成熟期を迎える主力事業の体質強化 2. メディカル事業の成長戦略の具体化 3. 事業ポートフォリオ再構築を可能にする組織体制構築

7 6 Ⅱ 中期経営ビジョン企業理念 Next 100 信頼と創造 Transform to Grow ニコンのめざす姿 1 メディカル事業常に新たな価値を提供し 2 精機事業 ( 半導体装置事業 ) 成長し続ける 3 精機事業 (FPD 装置事業 ) ニコングループとなるために 4 映像事業 5 インストルメンツ事業 ( マイクロスコープソリューション事業産業機器事業 ) 6 組織改革 7 Transformのための4つのプログラム

8 7 中期経営ビジョン創業 100 周年を迎えるにあたり 6 事業のポートフォリオで成長する企業に生まれ変わるメディカル事業半導体装置事業 FPD 装置事業映像事業マイクロスコープソリューション事業産業機器事業

9 8 中期経営ビジョン新規事業育成既存事業強化産業機器事業メディカル事業マイクロスコープソリューション事業映像事業 FPD 装置事業半導体装置事業

10 9 ニコンのめざす姿 6 事業のポートフォリオで成長を実現収益力事業基盤強化成長ドライバー FPD 装置収益性を維持半導体装置黒字の定常化映像収益性改善マイクロスコープソリューション産業機器メディカル新たな成長のドライバー成長力

11 1 メディカル事業 Precision to Medical ニコンのコアコンピタンスによってアンメットメディカルニーズ 1 に応える精機映像インストルメンツテクノロジー精密制御半導体リソグラフィー光画像処理高精度計測アライアンス M&A メディカル事業 CVC 2 戦略 1 アンメットメディカルニーズ : 未充足の医療ニーズ 2CVC:Corporate Venture Capital 10

12 11 1 メディカル事業これまでの主な取り組み 2010 年 5 月中期計画にて新事業育成強化方針の発表 2012 年 3 月健康医療分野への進出を決定 2012 年 11 月米国医療ベンチャーとの協業開始 ( 出資及び共同開発 ) 2013 年 8 月ヘリオス ( 旧日本網膜研究所 ) へ出資再生医療分野へ進出 2014 年 2 月日本電子との資本業務提携 2014 年 4 月 LSIメディエンスと協業基本契約締結 2014 年 6 月メディカル事業推進本部設立予定

13 1 メディカル事業メディカル事業参入の意義的確な診断治療患者の身体的負担影響緩和診断治療入院時間短縮医療費負担軽減光技術精密制御技術画像処理技術半導体リソグラフィー技術高精度計測技術 12

14 1 メディカル事業ニコンのコアコンピタンスの応用例創薬支援分野小型 POCT 機器 POCT: 診療所在宅病院の診察室やベッドサイドなど診療の現場で即時に行う検査バイオマイクロアレイ低侵襲病理診断支援病理マーカー探索血液診断 ( 低侵襲 ) 予防分野診断分野 ips のアッセイ測定予後管理分野治療分野低侵襲経過観察低侵襲手術支援手術ロボットの目再生医療分野 13

15 14 1 メディカル事業半導体リソグラフィー技術を利用してマイクロアレイを作成半導体露光装置半導体プロセス技術バイオマイクロアレイ集積度 : 数 μm/ スポット化学合成プロセスバイオマイクロアレイ合成

16 15 2 精機事業 ( 半導体装置事業 ) 黒字化現状認識戦略の方向性市場規模は横這いで推移厳しい競争環境が継続更なる微細化新技術必要開発資金多大構造改革による収益改善液浸シェア 30% 達成損益分岐点改善

17 2 精機事業 ( 半導体装置事業 ) 損益分岐点改善固定費削減人員シフト外作の推進業務効率化稼働率向上変動費削減調達コストの最適化開発項目取捨選択による研究開発費最適化 ArF 液浸スキャナー NSR-S630D 差別化技術新規顧客獲得液浸シェア 30% 達成新製品 NSR-S630D 早期市場投入重ね合わせ精度 SMO 1.7nm, MMO 2.5nm スループット 250wph アプリケーション開発によるプロセス全体のソリューション提供重ね合わせ精度 SMO:Single Machine Overlay( 同一号機間 ) MMO:Mix and Match Overlay( 同一機種間 ) 16

18 17 3 精機事業 (FPD 装置事業 ) 圧倒的ポジション維持現状認識戦略の方向性 FPD 産業の設備投資横這い高い技術力と収益力高精細かつハイコストパフォーマンスな革新的次世代製品の投入と新方式開発加速によって技術的優位を維持効率化徹底とコスト削減を推進フレキシブルな生産体制による需要変動対応

19 3 精機事業 (FPD 装置事業 ) 更なる製品競争力の強化 FX-86S ( 第 8 世代現行装置 ) FX-101S Advanced Body High Accuracy High Throughput High Resolution FX-67S ( 第 6 世代高精細装置 ) + 支援システム FX-Smart 第 8 世代高タクト高精細装置リリース第 6 世代更なる高精細装置の開発 18

20 19 4 映像事業イノベーティブな新製品の投入と新たなマーケティング戦略現状認識戦略の方向性成熟期迎えるデジタルカメラ市場基本機能支える技術の成熟化製品の評価軸が変化新興市場には成長の余地イノベーティブな製品の投入新たなマーケティング戦略の導入新興国市場の深耕開拓開発から販売まで一貫したコスト削減低コストの必要性増大

21 20 4 映像事業 CRM 強化過去 10 年間の累積販売台数約 2 億台 1 アジア : 2,600 中国 : 1,800 欧州 : 6,800 日本 : 1,800 米州 : 6,700 ( 万台 ) CRM 強化 CLM 2 実施既存顧客情報の多角的分析によりリテンションを図る新たな製品やサービスを提案新規ユーザーを獲得 1 累積販売台数約 2 億台 :D-SLR3,500 万台, 交換レンズ 5,200 万本,C-DSC11,000 万台 2 CLM =Customer Lifecycle Management

22 4 映像事業中国市場における 3 級都市の分布新興市場の深耕開拓人口構成 0.8 億人 2.5 億人 2.3 億人 2.2 億人 1 級都市 2 級都市 3 級都市 4 級都市都市数ニコンのカバー率 : 4 100% : 46 92% :193 42% :696 7% GDP 人口所得などをベースに都市を 1 級 ~4 級に分類 889 の 3-4 級都市のうち 3 級都市 193 都市を地図上にプロット 21

23 22 5 インストルメンツ事業 ( マイクロスコープソリューション事業 ) 主な製品の紹介超解像顕微鏡 N-SIM 共焦点レーザー顕微鏡システム A1 + / A1R + 超解像顕微鏡 N-STORM 細胞培養観察装置 BioStation CT

新領域幹細胞ビジネスは成長電子顕微鏡と光学顕微鏡の融合 M&A アライアンスによる事業領域拡大

24 5 インストルメンツ事業 ( マイクロスコープソリューション事業 ) インストルメンツ事業で売上高 1,000 億円規模に成長現状認識戦略の方向性既存領域超解像顕微鏡と解析ソフトの需要増加新領域幹細胞ビジネスは成長電子顕微鏡と光学顕微鏡の融合 M&A アライアンスによる事業領域拡大画像解析を核にトータルソリューション提供超解像顕微鏡システムの拡充重点地域研究分野での販売力強化 23

25 5 インストルメンツ事業 ( 産業機器事業 ) 主な製品の紹介 CNC 画像測定システム三次元座標測定機 X 線検査システム大規模空間非接触測定機 CT 検査システム 24

26 25 5 インストルメンツ事業 ( 産業機器事業 ) インストルメンツ事業で売上高 1,000 億円規模に成長現状認識戦略の方向性 X 線検査装置非接触三次元測定機市場拡大機器スペック競争から顧客向システム提案力競争への変化アプリケーションソフトの重要性増大 M&A アライアンスによる事業領域拡大 X 線検査装置非接触三次元測定機市場のリーディングポジション獲得アプリケーションソフト強化によるソリューション提案

27 26 6 組織改革 1. カンパニー制廃止経営戦略本部新設人事機能強化機動的な経営リソース配分の実行 2. 事業単位での管理体制精機カンパニーインストルメンツカンパニー半導体装置事業部 FPD 装置事業部マイクロスコープソリューション事業部産業機器事業部 3. メディカル事業推進本部新設メディカル事業の早期育成を推進

28 27 7 Transform のための 4 つのプログラム M&A プログラム M&A 資金 2,000 億円 300 億円規模のコーポレートベンチャーキャピタル R&D プログラム研究開発費 2,200 億円内 500 億円メディカル新事業領域投下部門を越えた人員の流動化エキスパートのキャリア採用人事プログラム設計製造過程コストダウン事業ポートフォリオ再構築生産体制抜本的見直しコスト削減プログラム

29 28 7 Transform のための 4 つのプログラム M&A プログラムメディカルインストルメンツ事業 M&A 資金 2,000 億円メディカル事業に 300 億円規模のコーポレートベンチャーキャピタル立ち上げオープンイノベーション追求

30 29 7 Transform のための 4 つのプログラム R&D プログラム研究開発費 2,200 億円内 500 億円メディカル新事業領域に投下コアテクノロジー本部がハブとなり技術のシナジーを生み出すベンチャー企業育成 2015 年 3 月期 ~2017 年 3 月期

31 30 7 Transform のための 4 つのプログラム人事プログラム部門を越えた人員の流動化エキスパートのキャリア採用全社員の意識改革次世代リーダーの育成

32 31 7 Transform のための 4 つのプログラムコスト削減プログラム設計製造過程に踏み込んだコストダウン本社各事業の間接費削減事業ポートフォリオ再構築に伴う生産体制の抜本的見直し

33 32 企業理念信頼と創造 Ⅲ 経営数値目標常に新たな価値を提供し成長し続けるニコングループとなるために

34 経営数値目標 ( 億円 ) 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期売上高 9,805 9,400 10,500 12,000 業績目標 ( 億円 ) 営業利益 ,100 営業利益率 6.4% 6.7% 8.6% 9.2% 為替前提 ( 円 ) USD EUR 研究開発費設備投資 2015 年 3 月期 ~2017 年 3 月期累計 2,200 億円内 500 億円をメディカル新事業領域に投下 2015 年 3 月期 ~2017 年 3 月期累計 1,100 億円 33

35 34 経営数値目標 ( 事業別 ) ( 億円 ) 14 年 3 月期 15 年 3 月期 16 年 3 月期 17 年 3 月期精機事業 2,054 2,100 2,300 2,300 映像事業 6,854 6,300 6,700 7,000 売上高インスト事業 ,000 メディカル & 新事業 ,300 その他精機事業営業利益映像事業インスト事業メディカル & 新事業その他

中期経営計画（2015年度版）

中期経営計画（2015年度版）株式会社ニコン中期経営計画 (2015 年度版 ) 2015 年 5 14 株式会社ニコン本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は現在における可能な情報に基づき当社が判断した内容であり潜在的リスク及び不確実性が含まれます従いまして様々な要因の変化によって実際の業績は記述されている内容ときく乖離する結果となる可能性があることをご承知おきください Agenda 1. 2014 年度の振り返り