年会セッション概要報告

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1 2015 年 12 月 1 日 ( 火 )~2 日 ( 水 ) 開催会場 : タワーホール船堀 2015/10/22 日本 PDA 製薬学会第 22 回年会委員会セッション委員会セッション1 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )12:50~14:10 第 1 会場 : 大ホール (5F) 12 月 2 日 ( 水 )10:00~11:20 第 2 会場 : 瑞雲 (2F) 委員会名 : QAQC 委員会 セッション 医薬品品質システムの実践に向けて 製薬業界内では 企業の医薬品品質システム (PQS) に関する取り組みが進展する一方で いまだに十分浸透していない面や課題も見受けられる これまで QAQC 委員会では 最新のレギュレーション動向の研究を進めるとともに PQS に関わる課題について分科会に分かれ検討を進めてきた 今回は PQS を有効に運用するための重要な土台となる品質リスクマネジメントおよびクオリティーカルチャーについて 2 演題発表する Quality Culture の意義とその醸成 近年 製薬業界内では Quality Culture の重要性に関し 多くの議論がなされている 医薬品の品質を確保するには マネジメントシステム (PQS) の設置 / 整備に加え システム運用の土台となる Quality Culture の醸成が必須であると考えられる しかしながら Quality Culture をどう捉え どう取り組むかについては 様々な見解が存在するのも事実である 本発表では Quality Culture に関わる状況を整理した上で Quality Culture の望ましい姿をまとめ その醸成のための取り組みのヒントとなる情報を提供したい 試験検査室における品質リスクマネジメントの事例検討 ~リスクレビューによる継続的改善 ~ QAQC 委員会 QRM 事例検討チームでは 試験検査室における品質管理に品質リスクマネジメントを活用して ラボエラーを低減させる事例検討を進めている 第 19 回年会 (2012 年 12 月 ) では FMEA 法によるリスクアセスメント及びリスクコントロールの事例を紹介し ラボエラー低減に有用であることを報告すると共に 2014 年にはその有用性を体験するワークショップを開催した 今回は リスクコントロールをしているにも関わらず OOS が発生した状況を想定し OOS 調査において根本原因の特定に有効な調査方法と リスクレビューによる試験検査システムの堅牢性を高めるアプローチについて報告する

2 委員会セッション 2 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )12:50~14:10 第 2 会場 : 瑞雲 (2F) 12 月 2 日 ( 水 )10:00~11:20 第 3 会場 : 平安 (2F) 委員会名 : バイオウイルス委員会 再生医療等製品の承認の現状とシングルユースシステムの技術課題と再生 バイオウイルス委員会は委員の中で関心の高い次の2テーマを取上げて解説する 1 国内外における再生医療等製品の承認の現状審査報告書から見た再生医療等の品質 安全性 有効性の確保 2 シングルユースシステムの技術的 課題と対策案 国内外における再生医療等製品の承認の現状 療等製品の品質 安全性 有効性の確保 ~ ~ 審査報告書から見た再生医 昨年は我が国における再生医療の歴史を振り返りつつ 再生医療の実用化を促進する制度的枠組み 法令 ガイドラインの現状などを整理し 関連する品質管理や安全性を確保する上での要点や評価指標 規制動向について報告した 本年会では国内外において承認された再生医療等製品の審査報告書について品質 安全性 有効性確保の観点より 調査 分析した結果を報告する あわせて 最新の規制 開発状況についても紹介する シングルユースシステム - その技術 課題と対応策 - シングルユースシステムは そのメリットからユーザーの製造ラインへの新規導入 サプライヤーでの製品開発 改良が活発化している また 近年では 国内外の関係団体から この技術に関するガイドや提言が発出されつつある バイオウイルス委員会は 2009 年の年会にてシングルユースシステムに関する発表を行っているが 前述の通り それ以降にもこの技術を取り巻く環境は変化しているため シングルユースシステムに関する分科会を本年 2 月に立ち上げ サプライヤー ユーザー両方の視点から議論を行ってきた 本セッションでは この技術の特徴 利点を挙げ バイオ医薬品及びワクチン等の原薬製造工程に導入されるシングルユースシステムを議論した際に 認識された課題とその対応策を紹介する

3 委員会セッション 3 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )12:50~14:10 第 3 会場 : 平安 (2F) 12 月 2 日 ( 水 )10:00~11:20 第 4 会場 : 福寿 (2F) 委員会名 : ER ES 委員会 さらなる電子化による効率化と規制対応 情報技術の進歩は著しく これまでも規制対応企業における業務プロセスの電子化は進んできており 規制当局が要求する提出資料も電子化が不可欠となりつつある そこで ERES 委員会では情報技術の現状と 急速に情報技術の基盤として浸透しつつあるクラウドを検討テーマとして取り上げた 電子化の規制対応について 各 GxP 領域における電子化の現状を報告し クラウドでの CSV 実践から得た経験とベストプラクティスを共有する クラウドを利用した GxP 業務システムの CSV 実践 - 経験とベストプラクティスの共有 - クラウドを利用した GxP 業務システムの CSV に関し 厚生労働省からガイドラインが発出されていないこともあり 具体的な CSV 実施方法について我々が提言を行うことは 意義があると考えられる 本講演では SaaS 型 GxP 業務用文書管理システムの一例を採り上げ 我々のグループが経験した開発業務 検証業務 供給者監査を紹介し GxP 業務用クラウドシステムの CSV におけるベストプラクティスの共有を試みる 併せて 昨年の年会において提言した GxP 業務用クラウドシステムの CSV におけるライフサイクルマネジメントの実現性を考察する 電子化の現状国内においても 電磁的記録 電子署名利用のための指針 が発出されてから 10 年が経ち 各 GxP においても電子化の動きも一段落してきたように思える ところが 近年 ectd の義務化 電子伝送 GCP 領域において治験データの CDISC による提出等電子化が進んできている また GLP においてもデジカメの利用許可等データの電子化の動きが着実に進んでいる このため 各 GxP 領域における電子化の現状を報告し 各企業でも電子化の一助になれば幸いです

4 委員会セッション 4 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )12:50~14:10 第 4 会場 : 福寿 (2F) 12 月 2 日 ( 水 )13:50~15:10 第 1 会場 : 大ホール (5F) 委員会名 : 関西勉強会 転換期を迎えた GMP 教育訓練 医薬品品質保証システムの健全性の向上には 良好な品質文化とともに その客観的指標である品質指標の確立が必要である 良好な品質文化は 品質を志向する企業文化に基礎を置いており その構築には 管理者層の品質コミットメントと GMP に関する高い能力をもった従業員の参画が必須である 一方で 高い能力をもった従業員を育成 維持する GMP 教育の環境が 企業の合併や医薬品製造所の統廃合 更に日本の社会構造の変化によって 急速に変化している GMP 教育訓練の現在の問題点と その対応を議論する GMP 教育訓練における現在の問題点と対応への提言医薬品の品質保証システムの健全性の向上には 優れた GMP システムの存在と高い質の従業員の貢献が必要である 一方 日本では 医薬品市場のグローバル化と政府のジェネリック促進政策で 製薬企業ならびに医薬品製造所の統廃合が急速に進んでいる それに加えて 日本の社会構造の変化により 非正規従業員の比率の増大 従業員の高齢化 海外労働者の雇用など 労働市場の流動化も生じている これらの環境変化は 製薬企業における GMP 教育訓練にも大きな影響を与えており 時間をかけて人を育てる ことを基本とした従来の GMP 教育訓練方式の転換を迫るものとなっている GMP 教育訓練の現在の問題点と その対応を議論する

5 委員会セッション 5 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )12:50~14:10 第 5 会場 : 研修室 (4F) 12 月 2 日 ( 水 )13:50~15:10 第 2 会場 : 瑞雲 (2F) 委員会名 : メディカルデバイス委員会 医療製品の健康経営コンビネーション製品 (CP) 規制の方向性 陸海空輸送の輸送現状報告と EU 原薬 GDP 解説我々は 2010 年に CP 規制について報告した その後 日本では 昨年 CP の取り扱い通知を発出し その安全性の確保に乗り出した 米国では 今年 1 月 CP の GMP ドラフトを出し 品質確保の手法を提示している 今年はその内容について解説するとともに CP のリスク事例について考察し 報告する 当委員会では 医療製品の輸送品質確保について継続的に研鑽を行っている 本年は 3 月に発出された欧州の原薬 (API) に対する GDP 規制について解説する 一方で 昨年の航空貨物の輸送の現状報告に引き続き 今年は 海運貨物の輸送の現状について 低温物流製品に着目して調査した結果を報告する コンビネーション製品の各国の規制動向と患者様へのリスクコンビネーション製品は 新たな技術革新 効果的治療 低侵襲治療 在宅における自己診断 自己治療 バイオ医薬品の拡大 医療従事者の作業の省力化等を背景に 急速に成長している コンビネーション製品とは 医薬品 医療機器 再生医療等に該当する薬物 機械器具 加工細胞等を組み合わせて1つの医薬品 医療機器または再生医療製品として製造販売する製品である その特徴から 2 つ以上の異なる規制 複数の製造業者等をまたがって製造されることも多い その中で 複雑化する製品について事例を取り上げ 患者様へのリスクをどの様に低減するか考察する GDP のグローバルな進展 : 原薬工場から患者様まで 2015 年 3 月 EU は原薬 GDP 規制 (EN) を発出した 日本に於いても医薬品輸送規制の対象範囲を原薬出荷から進めることを前提に議論が開始されている 当報告では この新たに追加された EN の原薬 GDP 規制を解説するとともに 当委員会で調査した海上輸送に着目し GDP 輸送時におけるリスクについて報告する

6 委員会セッション 6 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )15:50~17:10 第会 1 場 : 大ホール (5F) 12 月 2 日 ( 水 )13:50~15:10 第 3 会場 : 平安 (2F) 委員会名 : 開発 QA 委員会 製品ライフサイクルアプローチ市販製造を見据えた CMC 開発開発 QA 委員会では 製品実現と製品安定供給の達成に寄与するための 開発段階における品質保証について検討しており 現在は CMC 開発および技術移転における課題について議論している 画期的な新薬をより早く患者に提供することを目的に 日本でも昨年の医薬品医療機器法制定に伴い早期に承認できる制度が導入され 大幅な開発期間の短縮が期待される 一方で 品質確保や安定供給に関して これまでとは異なる課題が出てくることが想定される 今回 品質設計と製品実現に焦点をあてた検討結果を報告する また より安定した品質の製品の安定供給を達成する製品品質と品質システムの継続的改善には 開発 技術移転 生産のライフサイクルを通じて知識管理が有用であり 開発段階の知識を適切に市販製造部門に伝え 更なる知識の獲得と利用が欠かせない 技術移転におけるトラブル事例を取り上げ 効果的な知識管理に関する考察について報告する 早期承認に向けた先駆け審査制度等における CMC や GMP の課題と提言画期的な新薬を早期に臨床現場に提供することを目指し 各国において 早期承認制度が模索されている これにより 大幅な開発期間の短縮が期待されるものの 薬事規制への対応 市販製品の品質確保や安定供給等をどのように進めるかが課題になっている 本講演では 開発期間の短縮に伴う CMC や GMP における役割や課題を明確にし その解決方法について論じたい 製剤開発事例から学ぶ知識管理のあり方 知識管理 は 品質リスクマネジメント とともに 医薬品品質システム(ICH Q10) における製品実現の鍵といえる 品質評価に利用するデータ 情報などの開発段階の知識を リスクマネジメントのプロセスを通じ より価値のある知識に変換させ 一層のリスク低減につながる継続的改善に活かすことが重要である このサイクルを繰り返すことで 製品ライフサイクルを通じた製品品質の確保 向上を図ることができる 本報告では 製剤開発段階における技術移転時のトラブル事例を取り上げ 業務プロセスの改善にもつながる効果的な知識管理のあり方を考察する 単なる原因究明とトラブル対応に終始するだけでなく その背景の振り返り等から得られた情報や経験を製造段階や次の製品の開発などに活用しうる知識に変換する体系的な取り組みの一例を示す

7 委員会セッション 7 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )15:50~17:10 第 3 会場 : 平安 (2F) 12 月 2 日 ( 水 )10:00~11:20 第 1 会場 : 大ホール (5F) 委員会名 : 無菌製品 GMP 委員会 PIC/S Anx 1 の研究および無菌保証の新しい考え方提言 PIC/S GMP Anx.1 の研究と 社会に貢献する無菌医薬品の製造 品質管理 の在り方 の研究成果報告 PIC/S Anx 1 ( 無菌製品 GMP) の課題抽出と対応事例 セッション A PIC/S Guideline Annex1 には無菌医薬品 GMP に関する様々な要件が記されているが それらの中には記載内容が少なく解釈は実施者に任されていると思われる要件や 記載の通りには実現が難しいと考えられる要件 記載された要件以外にも合理的 科学的な別の方法が存在すると考えられるものがある 今回以下の 2 つをハイライトしてご参加者と共通の課題に関して管理手法例を提示する 1. パスボックスの管理と非無菌外部からグレードAまでの材料の搬入方法 2. 洗浄バリデーションでのダーティーホルドタイム クリーンホールドタイムの設定方法例 PIC/S Anx 1 ( 無菌製品 GMP) の課題抽出と対応事例 および 社会に貢献する無菌医薬品の製造 品質管理の在り方 の研究成果報告セッション B PIC/S Guideline Annex1 には様々な要件が記されているが それらの中には記載内容が少なく解釈は実施者に任されていると思われる要件や 記載の通りには実現が難しいと考えられる要件 記載された要件以外にも合理的 科学的な別の方法が存在すると考えられるものがある 今回 無菌製品の製造関係者が 現行の PIC/S Guideline Annex1 においてどの点を GAP 課題として着目しているのかを抽出すると共に それらの中から 8 種の研究テーマをピックアップした それらGAP 課題に関する解釈の整理及び理論構築 合理的又は科学的な妥当性をもつ対応案の提案を目的に討議 検討を進めた結果について中間報告する

8 委員会セッション 8 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )15:50~17:10 第 4 会場 : 福寿 (2F) 12 月 2 日 ( 水 )13:50~15:10 第 4 会場 : 福寿 (2F) 委員会名 : 技術教育委員会 医薬品製造工程パラメーター設計 管理と試験評価設計 管理の融合 医薬品の生産は徹底的な製品設計 規格試験などの基準および GMP による管理の3つの柱に支えられている ICHQ10 で定義されている 管理戦略 は一般の戦略とは異なり誤解が一部にあるため 厚生労働科学研究班からの 管理戦略 とそのライフサイクルについての解説講演を本セッションで行う GMP 下で必要な知識を分類し 分類毎の必要事項を明確にする事は重要である 今回 人 物 施設に大きく分類し その内容を検討したのでその結果を報告す る 明確化された知識を適切に移管し その知識を適切にマネジメントし 且つ監視 / 解析しなければならない さらに 解析結果を評価し 必要に応じてその知識を容易に変更できるような環境の構築が必須である QbD の概念が浸透してきた中で規格が果たすべき役割を今一度議論し 理想的な規格のあり方を提案することは非常に重要である 必要な規格全般 ( 製品規格 In-Process Control 規格 RTRT 規格 原料規格など ) の役割を明確化するとともに QTPP/CQA/ 規格など用語の概念的理解や医薬品開発期間を通した理想的な規格設定についての考察を述べる ICH ガイドラインにおける管理戦略の概説 ICH の品質に関するガイドラインでは ICH Q8 以降 管理戦略 という用語が出現するようになり 製品品質を保証するためには製造行為に対して戦略的な思考が必要と認識されるようになった しかしながら ICHQ10 で定義されている 管理戦略 は一般の戦略とは異なっている 本厚労科学研究では ICH Q8 以降新たに出現した用語の中から 管理戦略 という用語が, 医薬品のライフサイクルを通じた品質確保と改善 を実現する上で特に重要な keyword と考え 用語の定義の解釈を中心に医薬品ライフサイクルにおける 管理戦略 の役割について検討を行ってきた 検討内容の解説を本セッションで行う 知識管理 (Knowledge Management) 適切な品質を有する医薬品の患者様へ安定的に供給するため 医薬品メーカーは 対象医薬品の技術移管及び実生産を製造所にて実施しなければならない また 実生産結果のトレンド解析から 医薬品を安定的に供給し続けていくために当局への一変申請あるいは軽微変更届が必要となってくる これらの達成において 医薬品製造に必要となる知識 (Knowledge) の設定が必須となり 今回 人 (Human) 物 (Materials) 及び施設(Facility) 設備(Equipment) 及び部品 (Parts) を医薬品製造における知識として設定したので報告する

9 委員会セッション 8 講演 3 医薬品の品質管理における規格の役割 QbD の概念が浸透してきた中で規格が果たすべき役割を今一度議論し 理想的な規格のあり方を提案することは 適切な品質の医薬品を恒常的に世の中に提供する上で非常に重要である 本技術教育委員会 規格設定分科会の活動として (1)QTPP/CQA/ 規格など用語の概念的理解 (2) 製品品質保証を行ううえで必要な規格全般 ここでは製品規格 In-Process Control 規格 RTRT 規格 原料規格などの役割の明確化 (3) 医薬品開発期間を通した理想的な規格設定についての提案を目指している 本発表では主に (1) に関する分科会での理解について報告する

年会セッション概要報告

年会セッション概要報告 2015 年 12 月 1 日 ( 火 )~2 日 ( 水 ) 開催会場 : タワーホール船堀 2015/9/7 日本 PDA 製薬学会第 22 回年会委員会セッション委員会セッション1 発表日時 :12 月 1 日 ( 火 )12:50~14:10 第 1 会場 : 大ホール (5F) 12 月 2 日 ( 水 )10:00~11:20 第 2 会場 : 瑞雲 (2F) 委員会名 : QAQC 委員会

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