生活行為アセスメント ( 訪問 通所共通 ) 1. 目的 各生活行為を細分化した作業に質問することで 一つの生活行為でも 具体的に何ができない のか どの行為に支援が必要かを明らかにします 2. 評価尺度 0: できる 1: 少しできる 2: 困難 ( できない ) 3. 考え方その行為を している

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1 生活行為アセスメント (P2) 運動機能向上 ( 通所用 訪問用 P3-7) 栄養 食支援 ( 通所 訪問共用 P8-10) 口腔機能向上 ( 通所 訪問共用 P11-14) 介護予防サービス計画 総合評価 (P15-16) 参考資料 (P17) 平成 26 年 10 月版桑名市 - 1 -

2 生活行為アセスメント ( 訪問 通所共通 ) 1. 目的 各生活行為を細分化した作業に質問することで 一つの生活行為でも 具体的に何ができない のか どの行為に支援が必要かを明らかにします 2. 評価尺度 0: できる 1: 少しできる 2: 困難 ( できない ) 3. 考え方その行為を しているか ではなく できるか を問う質問となります 例えば もともと家事の習慣が無い方や家族がしていて行っていない方については 能力を勘案して判断してください その場合 備考欄にその状況を記入してください 1: 少しできる 2: 困難 ( できない ) を選択した場合 何が原因でできないのか聞き取り 洞 察することで 生活機能向上に向け 何を改善 工夫していけばよいかのヒントになります 計画書作成に役立ててください 4. その他 訪問 通所の 2 種類のサービスを導入する場合 いずれかの事業所で聞き取りをし 互いに情 報共有してください - 2 -

3 運動機能向上アセスメントマニュアル ( 通所用 ) 1. 床から物が拾えますか --- 柔軟性バランス能力筋力身体の柔軟性やバランス機能 床からの立ち上がり能力 下肢の筋力低下をみる項目 < 実施方法 > 1 被験者の足元に拾う対象物を置く ( スリッパ程度の大きさ 重さのもの ) 2 足元にある対象物を拾ってもらうよう指示評価基準 : 何かにつかまることなく 対象物を拾い上げることができれば はい 拾い上げることができなければ いいえ ( 対象物に触れることができても 拾い上げることができなければ いいえ を選択 ) それ以外は 少し 時々 腰痛 膝痛等の発生に十分注意する 2. 握力 --- 筋力 ( 上肢 ) 利き手あるいは他方の手で計 2 回測定し 良い方の記録を入力する ( 両手ともに実施した場合は右手 左手それぞれの欄に入力してよい ) < 測定方法 > 1 両足を開いて安定した基本的立位姿勢をとる (a) 2 握りは人差し指の第 2 関節がほぼ垂直になるように握り幅を調節する 3 握力計の指針を外側にして 体に触れないようにして 力いっぱい握らせる (b) 4 測定の際は 反対の手で押さえたり 手を振ったりしないように注意する 5 利き手あるいは強い方の手を2 回測定する 6 教示は フーッと息を吐きながら 身体に腕をつけないように ジワッと手を握ってください に統一する ( 良い例 ) ( 悪い例 ) < 準備するもの > 握力計 3.30 秒椅子からの立ち上がり --- 下肢筋力 < 測定方法 > 1 踵の低い靴か素足で行う 椅子の中央より少し前部に座り 背部 ( 背中 ) を伸ばす 2 両足の間隔を肩幅程度とし 両膝の間を握りこぶし一つ分くらいに開ける 3 膝関節は 90 よりわずかに屈曲させ 足裏を床につける 4 両手を胸の前で組む - 3 -

4 5 背筋を伸ばし 両膝が完全に伸びるように立ち上がり 素早く腕を組んだまま開始時の座位姿勢に戻る 30 秒間で椅子から立ち上がった回数を記録 ( 立ち上がり途中で 30 秒に達した場合は1 回にカウントする ) 決して無理をしないよう被測定者に声かけをするなどして 注意する 途中で実施不可能となった場合は 中止時の回数及び秒数を記録する 腰痛 膝痛等の発生に十分注意してください ( 参考値 ) 男性 女性 年齢区分優れているやや優れているふつうやや劣っている劣っている 40~49 36 以上 35~30 29~25 24~20 19 以下 50~59 32 以上 31~28 27~22 21~18 17 以下 60~64 32 以上 31~26 25~20 19~14 13 以下 65~69 26 以上 25~22 21~18 17~14 13 以下 70~74 25 以上 24~21 20~16 15~12 11 以下 75~79 22 以上 21~18 17~15 14~11 10 以下 80 歳以上 20 以上 19~17 16~14 13~10 9 以下 40~49 34 以上 33~28 27~23 22~17 16 以下 50~59 30 以上 29~25 24~20 19~16 15 以下 60~64 29 以上 28~24 23~19 18~14 13 以下 65~69 27 以上 26~22 21~17 16~12 11 以下 70~74 24 以上 23~20 19~15 14~10 9 以下 75~79 22 以上 21~18 17~13 12~9 8 以下 80 歳以上 20 以上 19~17 16~13 12~9 8 以下 30 秒椅子立ち上がりテスト (CS-30 テスト ) 成績の加齢変化と標準値の作成 臨床スポーツ医学 20(3): ,2003 日本人高齢者の下肢筋力を簡便に評価する 30 秒椅子立ち上がりテストの妥当性. 体育学研究 47(5): , 開眼片足立ち --- バランス能力測定は2 回行い 良い方の記録を入力する < 測定方法 > 1 裸足で行う ( 滑りや履物による差の解消のため ) 2 両手を腰に当て どちらの脚が立ちやすいのかを確かめるため 片脚立ちを左右について行う 3 支持脚が決まったら 両手を腰に当て 片足を挙げて の合図で片足立ちの姿勢をとる ( 片足を前方に挙げる ) - 4 -

5 4 片足立ちの持続時間を計測する 最長 60 秒で打ち切る 5 記録は秒単位 秒未満は切り捨て 6 2 回実施して良い方の記録を採用する 但し 1 回目で 60 秒の場合は 2 回目は実施しない 支持脚が左右どちらであったかを記録 < 準備するもの> ストップウォッチ < 測定時の留意点 > 1) 滑らない床で行う 2) 被測定者の周りには 物を置かない 段差や傾斜がある場所も避ける 3) 実施前に 被測定者に以下の事項を伝える 片足で出来るだけ長く立つテストであること 片足立ちの姿勢は 支持脚の膝を伸ばし もう一方の足を前方に挙げ 挙げた足は支持脚に触れない姿勢であること テスト終了の条件は (a) 挙げた足が支持脚や床に触れた場合 (b) 支持脚の位置がずれた場合 (c) 腰に当てた両手もしくは片手が腰から離れた場合 4) 始め という合図をすると それだけでバランスを崩す人がいるので 片足を挙げて の合図をし 片足立ちになった時から計測をする方がよい 5) 測定者は 被測定者がバランスを崩したときに 即座に支えられるような準備をしておく 6) 被測定者に練習していただいてから行うとよい 7) いかなる状況であっても 対象者の安全確保を最優先とする 8) 本人が やりたくない できない という場合は行わない 決して強要しない 5. 5m 最大歩行速度 --- 歩行能力それぞれの歩行時間を測定し 入力する < 測定方法 > 予備路 3mずつ 測定区間 5mの歩行路を教示に従い歩いてもらう 前方の足部が測定区間始まりのテープ(3m 地点 ) を越えた時点から 測定区間終わりのテープ (8m 地点 ) を越えるまでの所要時間をストップウォッチにて計測する 教示は 最大歩行時間の場合は 前方の に向かってできるだけ速く歩いて下さい に統一する < 準備するもの > ストップウォッチ - 5 -

6 6.Timed Up&Go --- 複合動作能力測定は2 回行い 良い方の記録を入力する < 測定方法 > 椅子から立ち上がり3m 先の目印を折り返し 再び椅子に座るまでの時間を計測する スタート肢位は椅子の背もたれに背中をつけた姿勢とする 測定者の掛け声に従い 対象者にとって快適かつ安全な速さで一連の動作を行わせる 回り方は被験者の自由とする 測定者は 対象者の背中が離れたときから 立ち上がって再び座るまでの時間( 小数点第 2 位まで ) をストップウォッチにて測定する 体格が小さく 背もたれに背中が届かない場合は 動作の開始から測定する 1 回の練習ののち2 回測定を行う 教示は できるだけ速く回ってください に統一する 小走りも可であるが 転倒に十分気をつける 体力測定評価表 ( 参考値 ) 男性 女性 対象者 対象者 要支援者 要支援者 二次予防事業 二次予防事業 レベル握力開眼片足立ち時間 TUG 5m 歩行時間 ( 最大 ) 1 <= 20.9 <= 2.6 >=13.0 >= >=33.1 >=23.8 <= 7.4 <= <= 17.9 <= 1.9 >=23.0 >= >=30.1 >=14.0 <=10.1 <= <= 14.9 <= 3.0 >=12.8 >= >=22.5 >=25.0 <= 7.5 <= <= 10.9 <= 1.4 >=23.2 >= >=18.5 >=11.1 <= 10.8 <= 4.6 介護予防継続的評価分析等事業の体力測定が実施された対象者からの判断基準である 介護予防マニュアル改訂版 平成 24 年 3 月 介護予防マニュアル改訂委員会編より抜粋 - 6 -

7 運動機能向上アセスメントマニュアル ( 訪問用 ) 1. 床から物が拾えますか --- 柔軟性バランス能力筋力 マニュアル ( 通所用 ) 1. 床から物が拾えますか と同様 2. 床上仰向けからの立ち上がり時間 状況 --- 柔軟性バランス能力筋力 < 測定方法 > 1 評価は介助がない立ち上がりであることを十分に説明し できるか否かを確認して実施する 2 これから 床に仰向けに寝ている状態から立ち上がり 気をつけ の姿勢をしてもらいます まず 一度練習をします と説明を行い 一度練習をする 練習時に明らかに難しいと思われた場合は中止する 3 練習後 それでは 計ります と合図し では はい の合図で いつものように立ち上がって 気をつけ の姿勢になってください と告げ 計測を開始 直立の姿勢で静止したところまでの時間を測定 少数点第 2 位までを記録 立ち上がりの状況を 状況欄の 1 ~4から選択し入力する 4 測定時に途中で転びそうになったりして補助が必要になった場合には再度測定する 5 2 回測定する 2 回続けて補助が必要になった場合は中止する < 測定時の留意点 > 1 いかなる状況であっても 対象者の安全確保を最優先とする 2 ふらついたらすぐに支えられるような位置に測定者は立っていること 3 テストは裸足 ( 滑りや履物による差の解消のため ) 4 本人が やりたくない できない という場合は行わない 強要はしない 5 周囲に転倒した際にぶつかるようなものを置かない ( 立ち上がり時に使用する物はこの限りではない ) ガラスの間際では行わない < 準備するもの > ストップウォッチ 3. 開眼片足立ち --- バランス能力 マニュアル ( 通所用 ) 5. 開眼片足立ち --- バランス能力 と同様 - 7 -

8 栄養 食支援アセスメントマニュアル ( 通所 訪問共用 ) 1. 現在自分は健康だと思いますか 主観的健康感についての問いである 2.6か月前とくらべ体重がどれくらい変化しましたか減少した場合は -. 増加した場合は. と入力 例 )2.5kg 減 kg 増 4.0 備考欄に事前 事後の体重を入力する 原則 アセスメント時に体重を測定する 体重はエネルギーやたんぱく質の代謝低下を示す重要な指標である 体重減少は エネルギーやたんぱく質の負のバランスを意味する 6か月前の体重と比べ変化が見られなければこの数値を平常時体重とみなし マイナスの変化がなければ低栄養のリスクは低いと考えられる 体重に変化 ( 増減にかかわらず ) がある場合は 何かの原因により生活機能に影響が出ていないかを考える 3. 食事の支度で困難はありますか食事の支度内容のどこに困難があるか その困難の程度や困難な動作を問う 又困難の主原因が身体機能の低下でなく 経験がないためや する必要がないためであるかを見極めてプランを検討する必要がある 本人が行っていない場合は 備考欄に支度を誰が行っているのか記入する 4. 食欲はありますか食欲はさまざまな要因に影響される 特に 2ややない 3ないと答えた場合は 原因を考え 改善にはどんな援助が必要か考える 例 ) 一人暮らしで 買ってきた食材料を何日も続けて食べなくてはならないため食欲がわかない場合など 同じ食材から異なる料理ができるアドバイスやホームフリージングの方法等を説明する 5. ふだん食事は 1 日何回ですか 高齢者は予備力が少ないため欠食は量的 質的に栄養不足になりやすい 欠食の理由を きき 飲酒や間食の影響も考慮し 改善方法を考える 6. 酒類を飲みますか酒類を多量に飲んで食事量が少ない また朝が起きられず朝食抜きなど食生活のリズムが崩れるなど不健康につながる 保健 心理など他職種との連携を検討すべきこともある 備考欄にアルコールの種類と量を記入する - 8 -

9 7. 間食は毎日食べていますか一回量が少なくなった高齢者にとって 補食の意味で間食は重要である しかし 食事内容がたんぱく質 脂肪が少なくて空腹感から間食量が増え 次の食事に差しつかえるという悪循環になる場合もある BMIも検討して助言が必要である 8.6 か月前と比べ主食量の減少はありますか 9.6 か月前と比べ主菜量の減少はありますか 10.6か月前と比べ副菜量の減少はありますか 6か月前に比べて主食 ( ごはん パン 麺類 ) 主菜 ( 魚 肉 卵 大豆製品 ) 副菜 ( 野菜 海草 きのこ ) それぞれについて 量が減っている場合は理由を調べ 体重を減らすことを勧められ実行している場合は減少率 ( ) や食事内容をチェックするなど 無理なダイエットで急激な体重減少で体力 気力が低下していないかを確認する その他の理由で落ちている場合は備考欄に入力する 他職種との連携も検討する ( ) 体重減少率 =( 平常時体重 - 現在の体重 ) 平常時体重 か月で 5% 以上 3 か月で 7.5% 以上 6 か月で 10% 以上で異常な体重減少と判断する 11.1 日の水分摂取量 ( mlで記入 ) 加齢のために口渇感が乏しくなる 習慣的に水分摂取が少ない 夜間の頻尿のため睡眠不足を避けるため夕食後の水分制限をしているなどの場合がある 脱水の危険を考えて見守りを検討する 水分摂取量は実際に計量カップにて 普段使用しているコップ 1 杯が何 ml かを計量し また何杯飲んでいるかを記入 1 日の飲水量を記入する 飲水量にはみそ汁 スープ アルコールは含めないが 水 ( 薬を飲む水も含む ) お茶 コーヒー 紅茶 ジュース 牛乳 豆乳を含める 12. よく便秘になりますか便秘がつづくことで落ち着きを失う 便秘を恐れて便秘薬に頼り下痢との悪循環の高齢者もある 便秘薬の種類や使用頻度から食支援での改善を検討する 備考欄に排便の頻度を記入し 便秘薬を使用している場合も記入する 13. 食べ物や飲み物でむせますかむせる頻度や状態によりとろみのつけ方や食形態の検討が大切である しかし誤嚥は命にかかわる場合があるという認識が必要である 刻み食にすれば食べやすい といった誤った対応をしてはならない 頻度や状態により即時に専門職への連絡をとる必要がある - 9 -

10 14. 歯や入れ歯の関係で柔らかいものしか噛めませんか適切な食形態や調理方法を検討する しかし粥や軟食の主食を続けると満腹ではあるが低栄養になることに注意が必要である 噛むことの重要性を理解した上で 栄養素の確保を検討すべきである 口腔の状態によって歯科医や歯科衛生士との連携をとる 15. 右記の健康管理上の食事指導について 指導がありますか 治療の必要がある場合もない場合も食生活の注意を医師より受けたことがある場合 介 護予防の観点からの食支援を検討する 16. 食べることが楽しいですか 4 の場合 原因が問 1~15 以外のこと ( 精神心理面 孤食 食環境 経済面など ) でもあ るか検討する 調査時の前 24 時間の食事内容アセスメント調査当日と前日の食事内容を聞き取る 例 ) 午前中アセスメントした場合 当日の朝食 前日の昼食 夕食 間食を思い出してもらう 食パン 6 枚切 1 枚 マーガリン 牛乳コップ 1 杯 (200ml) 等できるだけ具体的に入力する

11 口腔機能向上アセスメントマニュアル ( 通所 訪問共用 ) 1. 入れ歯の使用状況入れ歯のある人に行う 該当が 4 以外の場合は歯科医師 歯科衛生士との連携をとり対応する 適合状況が悪い場合が 考えられるため 作り直しが必要となる場合がある 状況例 食べ物を噛みにくい ( 痛みがある ) ので 美容上入れている 持っていても 全く使用していない 口腔内の状況が変化し 使用しようとした時には 合わない場合が多い 2. 自分の歯又は入れ歯で左右の奥歯をしっかり噛みしめられますか 両手の指をそろえて顔の耳の下 奥歯 ( 咬筋 ) のあたりに当て 歯を噛みしめてもらい強弱 を確認する 手に咬筋の動きか伝われば できる 動きが弱い場合は できない とする 3. 口の渇きにより食事や会話に支障がありますか口腔の乾燥により食事や会話に支障が生じているか否かの評価 口の渇きが気になるか否かの評価ではない 利用者に聞き取り調査を行い 3 段階の評価による回答を求める 口の渇きにより食べ物が飲み込みにくい等の支障が食事に生じているか 口の渇きにより舌が引っかかる等の支障が会話に生じているかを評価する ぱさぱさした食物が食べにくい 飲み込みにくさがある場合は 唾液の分泌低下が疑われる 4. 頬のふくらまし ( 空ぶくぶくうがい ) 対象者に頬のふくらましを指示し その状態を評価する 指示が入らない場合は 日常 ( 施設などでの ) 口腔清掃後のうがい等の状況を参考に評価することも可能 予測される状況 口唇の閉鎖機能の低下 ( 口輪筋の低下 ) 軟口蓋や舌後方の動きの悪化 1 できる : 口唇が閉鎖し 何度も膨らませることができる 2 不十分 : 口唇の閉鎖が弱く 頬のふくらみが小さいか 1~2 回しか膨らまない 3 できない : 口唇の閉鎖が弱く 頬が膨らまない 5.30 秒間の反復唾液嚥下テスト (RSST) の回数 参考資料あり 反復唾液嚥下テスト (RSST) は 嚥下機能をみるテストである 測定方法 対象者の のどぼとけ のところに 調査者が片手の指を 3 本揃えて軽く当て 片手にストップウォッチを準備する つばをごっくんと何回も続けて飲みこんでください と指示してストップウォッチを押し 30 秒間にのどぼとけが 1 回上って下りた回数を数える ピクピクと動いているだけの状態を 1 回と評価しない 3 回未満は嚥下能力の低下 唾液分泌量の低下が疑われる

12 6. 食物残渣 < 参考資料あり > 口腔内を観察し 食物残渣の口腔内全体の量について なし 多少ある あるで評価を行う 観察は 食後に行うことが望ましい 義歯を使用している対象者は装着した状態で評価する 状況から予測される事 ADL 認知力の低下により 介護度の高い対象者は多く残りやすい 口腔に麻痺がある場合は 麻痺側に多く残る 舌の動きが悪い 1 なし : よくみても汚れが分からない 2 多少ある : よく見ると汚れが分かる程度 多量の写真より少ない汚れがある 3 ある : すぐに汚れが分かる程度 多量の写真と同程度あるいはそれ以上 7. 舌苔 ( ぜったい ) 参考資料あり 対象者に声かけをし 舌を前方に出してもらい 舌苔 ( ぜったい ) 量について評価する 全身状態とも関係している場合があるので 口臭予防と称して頻繁に舌ブラシなどでこすらないようにする 状況から予測される事 口腔乾燥 唾液の分泌低下 服薬 口腔清掃の不良 味覚障害 舌の動きが悪い 8. 義歯あるいは歯の汚れ 参考資料あり 日常的な口腔清掃等の際における口腔内の観察により 対象者の口腔内の清掃状態を歯 入れ歯等を中心に評価する 対象者への直接評価が困難な際は 家族など対象者の状況を把握した者からの聞き取り調査を行う 1 なし : よくみても汚れが分からない 2 多少ある : よく見ると汚れが分かる程度 多量の写真より少ない汚れがある 3 ある : すぐに汚れが分かる程度 多量の写真と同程度あるいはそれ以上 9. 口臭介護職員等が 日頃介護している際に対象者の 口臭 について他覚臭により評価する 可能な場合は 聞き取り調査を行う際に, 普通に会話をおこなっている状態で (30cm ぐらいの距離 ) 評価を行う 対象者への直接評価が困難な際は 家族など対象者の状況を把握した者から 日頃の会話 食事介助 口腔清掃介助などの際 口臭の程度の聞き取り調査を行う 1 ない : 口臭を全くまたはほとんど感じない 2 弱い : 口臭はあるが 弱くがまんできる程度 会話に差し支えない程度の弱い口臭 3 強い : 近づかなくても口臭を感じる 強い口臭があり 会話しにくい 思わず息を止めたくなる 顔を背けたくなる等

13 口臭の評価は 対象者に対してデリケートな面があるため 実地に当たって十分に配慮を する 10. 入れ歯を外して歯や入れ歯の清掃入れ歯の着脱をしているか否か 食後の口腔清掃の習慣があるかなどを評価する 一日の内に 一度も外して清掃していない場合やほとんど清掃していない状況は 3その他 に評価する 基本は対象者本人に対しての評価となる 家族が口腔清掃を行って習慣化しているなどの場合は 家族により実施 など備考欄に記入する 本人が行える能力があるにもかかわらず 実施できていない場合は 3その他 とし 自立できるように促す事が目標となる 自立が難しい対象者で 家族に口腔清掃習慣があり 実施できていれば 1 2 で評価する 11. 口腔衛生習慣のための声かけの必要性対象者の口腔清掃を観察し 口腔衛生習慣 と 自発性 について 3 段階の評価を行う 日常の一連の口腔清掃行為の観察 ( 家族などからの情報も可 ) から 口腔清掃の指導の受け入れの状態をもとに 必要がない 必要有り 不可の 3 段階で評価する それぞれの判定の内容例は以下の通り 1 必要がない : 声かけをしなくても毎日自発的に歯や入れ歯を磨いている 2 必要あり : 歯みがきの習慣がない 時々しか歯みがきしない 声かけをしないと 歯磨きをやらない 3 不 可 : 声かけに応じられない 高齢者 要介護高齢者の多くは 身体に何らかの障害や生活行為の低下があり 歯みがき行動などが自分でできない場合や自立性 習慣性が低下している場合が多い これらのことから 本評価は 口腔清掃自立支援 習慣化を効率的に促すために プログラム作成時に重要な情報となる 声かけの必要性が認められた場合 その背景を明確に把握することが重要で 単なる生活習慣が原因の場合は対象者の口腔清掃を中心とした行動変容を促す 認知症 脳血管障害などの原因により 自立支援が難しい場合はその対応は異なってくる 家族により口腔衛生習慣がある場合は 備考欄にその旨を記入する 評価を行う際 特定日のみの状況だけでなく 対象者の日常の状況を出来るだけ正確に反映させる必要がある 12. 食事をおいしく食べていますか対象者本人の主観に基づき 5 段階の評価による回答を求める 対象者からの聞き取り調査が困難な際は 家族など対象者の状況を把握した者からの聞き取り調査を行う 口腔機能向上プログラムの主目的は 食 のQOLの維持 向上である したがって 食

14 のQOLを最も反映する場面の一つである食事の状況を通し 食 に対する意欲 満足度 日常性などを把握することは 本プログラムの目標設定には不可欠である また 利用者の口腔状態の主観的な健康感 ( 満足感 ) は 今回の機能向上の教育や動議づけを実施する上での重要な情報である 要介護高齢者の日常生活における楽しみの第一位は介護の軽度 重度にかかわらず 食事 であるとの報告がある つまり 要介護高齢者の食事への関心事が極めて高いということから 食事への支援は高齢者の自立支援に最も必要な事項であり かつ 高齢者の QOL を支える上で重要な援助であるといえる 食事が楽しく, おいしく食べられることは, 要介護高齢者の QOL の向上ばかりでなく, 低栄養の予防に寄与する 対象者の正確な状況を把握するために 聞き取り調査を行う際は回答を誘導しない配慮が必要である 13. 食事中の食べこぼし対象者の 食事中の食べこぼし について 3 段階の評価を行う 介護職員等が 日頃より観察した対象者の状態を評価する 一度 口腔内に入れたものがこぼれるのか 入れるまでに ( 体の不自由などで ) こぼれるのかをチェックする 口からこぼれる場合でも 一口量が多い スプーンが大きいなど食事環境を整えることで改善できる場合がある この場合は 口唇の筋力が衰えての食べこぼしと判断する 口唇閉鎖が十分でないと咀嚼中に食べこぼしがみられる 嚥下の際に口唇閉鎖ができないと口腔内圧が適性に保たれずに飲みこみづらくなる 食べこぼし の出現は口唇閉鎖機能の低下さらには嚥下時の口腔陽圧形成不全のスクリーニングとして重要である 評価を行う際 特定日での状況でなく 対象者の日常の状況を出来るだけ正確に反映させる必要がある 14. 食事中や食後のタン ( 痰 ) のからみ対象者の 食事中や食後のタン ( 痰 ) のからみ について 3 段階の評価を行う 介護職員等が 日頃より観察した対象者の状態を評価する 食事中や食後の タンからみ音 ( ごろごろ音 ) 嗄声 ( 声かすれ ) の出現の頻度を評価する タンのからみ の出現は 上気道感染の一つのサインであるとともに 食事中での特異的な出現は嚥下機能低下のスクリーニングとして重要である 評価を行う際 特定日での状況でなく 対象者の日常の状況を出来るだけ正確に反映させる必要がある 好ましい変化 ( 総合評価 ) 最終に聞き取りもしくは観察 口腔機能向上を実施した場合の事後アセスメント時に行なう 実施のための利用者の情報 医師 歯科医師等の指示または連携口腔機能に関して 医師や歯科医師等からの指示がある場合は入力する 特記事項口腔機能に関して特に配慮すべき項目がある場合入力する

15 介護予防サービス計画 総合評価 1. 目標 3 ヶ月で達成させたい目標を設定 目標達成により利用者の生活行為が改善して生活機能向 上ができるような目標にする 2. 援助内容 3 ヶ月の期間を月別に具体的に行う内容を記載する たとえば コンディショニング期 筋力向上期 機能的運動器 と分けて設定し この内容に沿ってさらに詳しいトレーニング内容 ( 何のマシンを何回 何クール等 ) を設定する 3. 支援に際しての留意点 プラン作成者から実際に介入する介助者に対しての留意点を記入 リスクがある場合は リスク内容を記入しておく 特に医師からの指示や指導がある場合は 必ず記載

16 4. 評価 目標達成状況 (1 カ月 ) 月別の援助内容に対して 計画どおりに実行できたか できなかった場合にはなぜできなかったのか記入する 目標達成状況を で表記 ( : 計画どおり実行できた : できなかったことがあった : 全くできなかった ) 5. 総合評価 目標達成状況 (3 ヶ月 ) 3 か月間の総合的な評価をします はじめに立てた区分別の目標に対して 達成できたかどうかを評価します 評価には 1 カ月ごとの評価をもとに判断します 判断基準は次のとおりです 1 カ月毎の評価から 3 ヶ月の総合評価をします プログラム 1 カ月ごとの評価 ( 達 成 ) = 3 点 ( 一部達成 ) = 2 点 ( 未達成 ) = 1 点 月ごとを合計します プログラムごとの評価 8~9 点 = 5~7 点 = 4 点以下 = プログラムごとの評価を一番右の欄 評価欄に記入します

17 ~ 参考資料 ~ 5.30 秒間の反復唾液嚥下テスト (RSST) の回数 6. 食物残渣 ⅰ ⅱ 多量 と判断する 介護度のかなり高い場合は ⅲ の場合が存在する ⅰ ⅱ ⅲ 7. 舌苔 ( ぜったい ) 多少ある ある 8. 義歯あるいは歯の汚れ 多少ある 多量

目次 1. 生活行為できるシート ( 様式 ) 2 2. 生活行為できるシートマニュアル 3 3. 介護予防メニューアセスメント ( 様式 ) 6 4. 運動機能向上アセスメントマニュアル 8 5. 口腔機能向上アセスメントマニュアル 栄養 食支援アセスメントマニュアル 20 1

目次 1. 生活行為できるシート ( 様式 ) 2 2. 生活行為できるシートマニュアル 3 3. 介護予防メニューアセスメント ( 様式 ) 6 4. 運動機能向上アセスメントマニュアル 8 5. 口腔機能向上アセスメントマニュアル 栄養 食支援アセスメントマニュアル 20 1 桑名市地域生活応援会議 WG 平成 29 年 3 月改訂版 目次 1. 生活行為できるシート ( 様式 ) 2 2. 生活行為できるシートマニュアル 3 3. 介護予防メニューアセスメント ( 様式 ) 6 4. 運動機能向上アセスメントマニュアル 8 5. 口腔機能向上アセスメントマニュアル 14 6. 栄養 食支援アセスメントマニュアル 20 1 生活行為できるシート ( 訪問 通所共通 ) 事業者

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