量割当て優先で容間接オークションの概要 間接オークション は 原則として全ての連系線利用を エネルギー市場の取引 (JEPX のスポット取引等 ) を介して行うこととする仕組み ( ) であり 2018 年度から導入予定 1 現行ルールでは 先着優先 で連系線の容量を割り当てている 現状において J

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1 資料 3 間接送電権について 2017 年 10 月 30 日 資源エネルギー庁

2 量割当て優先で容間接オークションの概要 間接オークション は 原則として全ての連系線利用を エネルギー市場の取引 (JEPX のスポット取引等 ) を介して行うこととする仕組み ( ) であり 2018 年度から導入予定 1 現行ルールでは 先着優先 で連系線の容量を割り当てている 現状において JEPX のスポット取引は 前日 10 時の段階でなお空容量となっている連系線を活用して全国取引を行っている 間接オークション導入後は 先着優先の制度を廃止し 原則としてすべて JEPX のスポット取引等を用いて連系線を利用することになる 2 間接オークション 導入後も 緊急時のエリア間融通など 系統の供給安定性を向上させるために必要な空容量 ( マージン ) 等は引き続き確保する また 運用時には 緊急融通や優先給電ルール等のために 間接オークション の結果に関わらず連系線が用いられることがあることにも留意が必要 3 既に連系線利用計画として平成 28 年度策定時に登録を行っているもの ( 最長のもので ~H37 年度 ) には経過措置が適用される 現行の仕組み ( いわば 先着優先と間接オークションのハイブリッド ) 間接オークション 先着前日 10:00の空容量の範囲内でのみ前日スポット市場に活用 売 売 買 買 買 売 売 買 売 売 買 原則 全ての連系線容量を前日スポット市場に活用 買 買 売 買 売 1

3 市場分断とエリア間値差について 日本卸電力取引所 (JEPX) の前日スポット市場は全国市場であり 全国の参加者が売り買いの入札をし 最も価格の安い売り入札と価格の高い買い入札からマッチングされ約定計算が行われる こうした約定計算を行う際 連系線をまたぐ取引の量が計算され 全て空容量の範囲内で取引を行うことができれば 全国一律の価格 ( システムプライス ) に決定される 連系線の空容量の範囲内では取引できない場合 連系線の空容量を勘案して 改めて約定計算が行われる 連系線混雑を考慮し約定計算をした結果 各エリアごとに計算されるスポット価格 ( エリア価格 ) が異なる場合がある これを 市場分断 が発生している状態と称し エリア価格の差異を エリア間値差 と称する < システムプライスに決定 > A エリア需要 300 供給 が流れる 連系線 150 B エリア需要 100 供給 200 < 市場分断が発生 > A エリア需要 300 供給 しか流せない 連系線 50 Aエリアの価格がBエリアの価格より高いときに Bエリア Aエリアの流れが発生する B エリア需要 100 供給 200 A エリア B エリア全体で需要 400( ) と供給 400( ) をマッチング システムプライス 需要 300 と供給 250 (200+ 連系線 50) をマッチング A エリアのエリアプライス 需要 100と供給 150 (200- 連系線 50) をマッチング Bエリアのエリアプライス 2

4 エリア間値差と混雑収入 連系線混雑が発生し エリア間値差が生じた場合 通常 JEPX において混雑収入が発生する この際に発生する混雑収入は 連系線を介した約定量にエリア間値差を乗じたものになると考えられる 現在 JEPX において発生する混雑収入については JEPX において区分経理 (JEPX の資産から実質的に区別して管理 ) した上で 経済産業省の事前了承がなければ使用できないことになっている < エリア間値差と混雑収入の関係 ( イメージ )> 売り手 1 売り手 3 JEPX 買い手 2 買い手 4 価格低 ( 売り手 ) A エリア B エリア 価格高 ( 買い手 ) 買い手 1 売り手 4 連系線 ( 混雑 ) 売り手 2 買い手 3 混雑収入連系線に流れる容量エリア間値差 3

5 間接オークション等の導入時期について 2017 年 7 月基本政策小委員会第 9 回制度検討作業部会事務局提出資料 4 から作成 : 導入目標 : 導入目安 各制度等 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 ~ ベースロード電源市場 連系線利用ルール 取引開始少なくとも間接オークションの導入同時期 ( 同時に経過措置を付与 ) 間接送電権の導入 受渡開始 ベースロード電源市場が先行 容量市場 取引開始 容量契約発効 非化石価値取引市場 その他市場 取引開始 (FIT 電源のみ ) グロス ビディング開始 取引開始 ( 全非化石電源 ) リアルタイム ( 需給調整 ) 市場創設 * 先物市場についても 可能な限り早期に立ち上げることを目指し 引き続き検討 4

6 エリア間値差リスクを軽減する仕組みの導入 2017 年 3 月基本政策小委員会第 1 回制度検討作業部会事務局提出資料 5 から作成 連系線混雑によって市場分断が起きると 分断されたエリア内で売買を成立させる処理がなされるため 分断されたエリア間で値差が発生する 先着優先から間接オークションへの移行やベースロード電源市場等の卸電力市場活性化策の実施に伴い エリア間値差がより多くの事業者に影響を及ぼしうるため こうしたリスクを軽減する仕組みが必要との議論が行われてきたところ 前日スポット市場で分断が生じた場合の処理例 例 : エリア A 価格 :8 円 /kwh エリア B 価格 :12 円 /kwh 特定契約の特定価格 :10 円 /kwh 市場価格 : エリア B 価格 エリア A エリア B 資金の流れ 電気の流れ 実質販売価格 6 円 /kwh エリア間値差リスクに基づく収益減 発電事業者 特定契約 8 円 /kwh 受取 12 円 /kwh 支払 日本卸電力取引所 (JEPX) 2 円 /kwh 支払 ( 市場価格ー特定価格 ) 小売事業者 *4 円 /kwh は JEPX の値差収益として蓄積 実質購入価格 10 円 /kwh 従前は先着優先に基づき連系線利用登録を行った事業者はエリア間値差の影響を受けなかったが 今後は取引所取引のために連系線が利用されることになるため 別途値差リスクを軽減する仕組みを用意する必要 5

7 ( 参考 ) 広域機関における議論 2017 年 3 月広域機関地域間連系線利用ルール等に関する検討会平成 28 年度 (2016 年度 ) 中間取りまとめ抜粋 6

8 ( 参考 ) 諸外国における間接送電権の例 米国の PJM エリアにおいては 地点別の限界価格 (LMP) が設定されており 頻繁に値差が発生する このため 事業者がエリア間値差の負担リスクを減少させられるよう 間接送電権の仕組みが整備されている 米国においては 金融的送電権 (FTR: Financial Transmission Rights) と呼称している 金融的送電権は 地点間の値差に基づき計算される金額を受け取ることができる権利であり 電気事業者以外も取引可能となっている ( 転売も可能 ) < 米国 PJM の金融的送電権 > 金融的送電権とは : PJM の対象エリア : 金融的送電権 (FTR) を保有することで 取引参加者は供給地点から受電地点へ電力を供給することにより発生する価格リスクに関連した潜在的損失を解消させることができる つまり FTR は保有者に 系統制約の発生などにより生じる前日市場の混雑収入 ( 費用 ) を受取る ( 支払う ) 権利の付与された金融契約である FTR は米国 PJM の地点別限界価格 (LMP) に関連した送電混雑料金を介した仕組みであり 保有者は電力を供給する際の価格の確実性を高めることができる ( 出所 :PJM Learning Center から資源エネルギー庁作成 ) ( 出所 :PJM State & Member Training Dept. PJM 101:The Basics ) 7

9 間接送電権の検討の視点 間接送電権の詳細設計の検討にあたっては 以下の視点が重要ではないか ベースロード電源市場を含む先渡市場や 前日スポット市場 相対取引等における エリアをまたぐ広域的取引の環境の整備 1) 取引参加者にとっての利便性 2) ベースロード電源市場を含む先渡市場の活性化 連系線の効率的な利用 間接送電権の取引の透明性の確保 広域機関の地域間連系線の利用ルール等に関する検討会において 詳細検討中であることから 間接的送電権等としていたが 今後は間接送電権と呼称する 間接送電権は 連系線等に物理的に電気を流す権利 ( 物理的送電権 ) ではない 参考 : 電力システム改革貫徹のための政策小委員会中間とりまとめ より抜粋 連系線利用ルールの見直しの中で 間接オークションの導入及び市場分断時のエリア間値差をヘッジするための商品の検討が進められている ヘッジを行う商品がないことが 先渡市場の活性化に向けたボトルネックの一つとして挙げられていたところである そのため こうした商品はベースロード電源市場を含む先渡市場の活性化にも資するよう 開発することとする 8

10 論点の内容 論点 1 市場開設者と間接送電権の位置づけ 2 商品の形態 3 約定の仕組み 4 決済方法 5 オークション収入の取扱い 概要 間接送電権の市場開設者と位置づけはどのように設定することが適切と考えられるか また 取引主体 転売の可否についてどのように考えるか 値差の決済スキーム 取引商品 取引対象をどのようにすることが適切と考えられるか 間接送電権の約定方法はどのようにすることが適切と考えられるか 間接送電権の決済方法をどのようにすることが適切と考えられるか JEPX が受け取る間接送電権のオークション収入の取扱いをどのようにすることが適切と考えられるか 9

11 論点 1: 市場開設者と間接送電権の位置づけ ( 市場開設者 ) 間接送電権は 事業者が卸電力市場のエリア間値差の負担リスクを軽減できるようにするものであり 諸外国においても 卸電力市場開設者が混雑収入 ( エリア間値差の発生に伴う収入 ) を原資として間接送電権 ( 金融的送電権 ) を発行している例が多い 我が国においては 1JEPX が卸電力市場を開設しており混雑収入も JEPX において発生すること 2 間接オークション開始後は原則として全ての連系線利用が JEPX の取引を通じて行われること 3JEPX は前日スポット市場の取引にあたり 広域機関との間で前日段階での連系線空容量情報について連携を行っていることから JEPX において 間接送電権を発行し 取引を行うこととしてはどうか なお 市場開設時期については 2019 年を基本として 詳細検討することとしてはどうか < 諸外国の金融的送電権の整理 > 米国 PJM スペイン-ポルトガル間米国 TEXAS-ERCOT 連系線 卸電力市場運営者 PJM ERCOT 取引所 金融的送電権発行者 PJM ERCOT 取引所 金融的送電権市場運営者 PJM ERCOT 取引所 ( 出所 : 各種資料から資源エネルギー庁作成 ) 10

12 論点 1: 市場開設者と間接送電権の位置づけ ( 取引主体 ) 間接送電権は 事業者にとってのエリア間値差の負担リスクを減少させるものであるが 諸外国においては 卸電力市場に電気事業者以外の事業者も参加可能となっていることから 間接送電権についても電気事業者以外の取引を可能としている 我が国において 卸電力市場への参加は電気の実物を売買できる事業者に限定されているところ このため 今後も実物売買を前提としている限り 間接送電権の取引主体についても 当該事業者に限ることが適当ではないか なお この考え方は 間接送電権の導入の趣旨として 間接オークションの導入や ベースロード電源市場等の卸電力市場活性化策の実施に伴い エリア間値差がより多くの事業者に影響を及ぼしうることから間接送電権を導入するとしていることとも整合的 11

13 論点 1: 市場開設者と間接送電権の位置づけ ( 転売の可否 ) 間接送電権の位置づけとしては JEPX の卸電力取引 ( 現物取引 ) における値差精算処理に対する対価と考えられる 間接送電権は 連系線等に物理的に電気を流す権利 ( 物理的送電権 ) ではない これに関し 間接送電権について 電力取引を行わない場合には 値差精算を受けられないため 間接送電権を転売することを認めるかどうかが論点となる しかし 電力取引と切り離して間接送電権のみを単独で転売できることとすれば 間接送電権発行量に上限がある中で 一部の事業者によって電気の実物取引以上に購入することによって 間接送電権を必要とする事業者に渡らない可能性が高まるとともに 電気の実物取引以外に収益 損失が発生することとなり そうしたリスクに備えるための準備が事業者に過度な負担となる可能性がある こうした状況や間接送電権の性質を踏まえれば 今回の市場の開設に当たっては転売を認めないこととしてはどうか なお 不要になった間接送電権の返納 及び JEPX の再発行も考えられるが 間接送電権の約定価格に与える影響を慎重に見極めることとし 当初は行わないこととし 市場開設後の状況によっては検討してはどうか 12

14 論点 2: 商品の形態 1( 取引対象 ) 間接送電権は エリア間値差のリスクを減少させるものであるが 対象とするエリア間値差については 以下の 2 案が考えられる (1) 隣接するエリア間の値差 (= 各地域間連系線が発生させる値差 ) (2) 隣接しないエリアも含むエリア間の値差 間接送電権は 連系線の混雑収入を原資とするため 連系線の空容量を勘案して発行量の上限を設定することが想定される 上記 (2) とすると 各商品における発行量の上限を設定することが難しい ( ) 一定の条件を仮定し発行量を決めることは可能であるが 発行上限量の設定に恣意性が発生し 価格の指標性も低下するおそれがある このため 隣接するエリア間の値差を基準に商品を設計することを基本とし その詳細については 事業者ニーズも踏まえて 更に検討を行うこととしてはどうか < 取引対象のイメージ > (2) 隣接しないエリア含む (1) 隣接するエリア ( 連系線 ) 間接送電権 AB A B C 間接送電権 AC 13

15 ( 参考 ) 我が国の送配電網 2017 年 3 月基本政策小委員会第 1 回制度検討作業部会事務局提出資料 5 抜粋 これまで 東京電力など 10 社のエリア ( 供給区域 ) ごとに送配電網が整備されてきた このような歴史的経緯から エリア間を結ぶ 地域間連系線 や 東日本と西日本とを繋ぐ周波数変換設備 (FC) の容量が小さい の中の数値は 2013 年 8 月の最大需要電力 ( 全国合計では 1 億 5,906 万 kw) 赤字の数値は地域間連系線の送電容量 沖縄 152 万 kw ( 実際の運用容量は送電容量とは異なる点には留意が必要 ) 557 万 kw 九州 1,634 万 kw 中国 1,112 万 kw 557 万 kw 1666 万 kw 関西 2,816 万 kw 240 万 kw 四国 549 万 kw 北陸 526 万 kw 30 万 kw 557 万 kw 中部 140 万 kw 2,623 万 kw 周波数変換設備 120 万 kw 60Hz 50Hz 交直変換設備 北海道 450 万 kw 60 万 kw 東北 1,322 万 kw 東京 5,093 万 kw 2020 年度を目標に 210 万 kw まで増強 2020 年代後半を目途に なるべく早期に 300 万 kw まで増強 既に決定されている 90 万 kw までの増強を 2019 年 3 月までに実施予定 1262 万 kw 14

16 論点 2: 商品の形態 2( 値差の決済スキーム ) 諸外国の金融的送電権の商品例を参考にすると オブリゲーション型と オプション型の 2 つがある オブリゲーション型は エリア間値差がプラスの場合は保有者の収入となり エリア間値差がマイナスの場合は保有者の支出となる仕組み オプション型は エリア間値差がプラスの場合は保有者の収入となるが エリア間値差がマイナスの場合については 保有者の支出にはならない仕組み 例 )B エリアの小売事業者が B エリア -A エリア価格 の間接送電権を有している場合 こうした間接送電権を購入する動機としては B エリアの小売事業者が A エリアの発電事業者と固定価格 ( 例 :8 円 /kwh) での相対契約 ( 特定契約 ) を結んでおり 当該契約においては A エリアのエリア価格を基準に固定価格との差分を清算する契約を結んでいるケースなどが想定される また 間接送電権を購入するための費用が別途必要 < オブリゲーション型 > 1A エリア 8 円 /kwh B エリア 10 円 /kwh の場合 8 円 /kwh (10 円 -(10 円 -8 円 )=8 円 ) 2A エリア 8 円 /kwh B エリア 8 円 /kwh の場合 8 円 /kwh (8 円 -(8 円 -8 円 )=8 円 ) 3A エリア 8 円 /kwh B エリア 6 円 /kwh の場合 8 円 /kwh (6 円 -(6 円 -8 円 )=8 円 ) < オプション型 > 1A エリア 8 円 /kwh B エリア 10 円 /kwh の場合 8 円 /kwh (10 円 -(10 円 -8 円 )=8 円 ) 2A エリア 8 円 /kwh B エリア 8 円 /kwh の場合 8 円 /kwh (8 円 -(8 円 -8 円 )=8 円 ) 3A エリア 8 円 /kwh B エリア 6 円 /kwh の場合 6 円 /kwh (A エリア >B エリア ) 15

17 論点 2: 商品の形態 3( 値差の決済スキーム ) 間接送電権として発行する商品を 隣接エリア間の値差 ( 各連系線が発生させる値差 ) を基準とする商品のみとした場合 隣接しないエリア間の値差の負担リスクを軽減させるためには 隣接エリア間の値差 ( 各連系線が発生させる値差 ) を基準とする商品を組み合わせて利用することが考えられる この場合に オブリゲーション型であれば 隣接しないエリア間値差を適切に反映できると考えられる ( また 間接オークションの経過措置も オブリゲーション型である ) このため 値差の決済スキームとしては オブリゲーション型とすることを基本とすべきではないか ただし 市場開設後の状況によっては オプション型に変更することも含めて検討することとしてはどうか 16

18 論点 2: 商品の形態 4( 値差の決済スキーム ) 間接送電権を JEPX の値差精算処理に対する対価と考えた場合 電力取引を行わなければ 間接送電権による値差精算を行わないこととすることが適当 具体的には 間接送電権の保有量が JEPX の売り約定量 買い約定量の合計値を上回る場合には 当該上回る部分については間接送電権による精算を行わないことが適当 複数種類の間接送電権を保有している場合は 按分して適用することとしてはどうか また オブリゲーション型を保有していてエリア間値差がマイナスの場合であっても 電力取引を行っていないのであれば 間接送電権に基づく価格調整が行われないこととすべきではないか 海外においては こうしたエリア間値差がマイナスの場合 仮に電力取引を行っていない場合であっても 市場開設者が間接送電権の保有者 ( オブリゲーション型の保有者 ) に対して料金の精算を求めている例がある 売り約定量 間接送電権 2 間接送電権 2 買い約定量間接送電権 1 間接送電権 1 売り 買い約定量 按分適用される間接送電権 保有している間接送電権 17

19 論点 2: 商品の形態 5( 取引商品 ) 間接送電権について 電力取引を行わない場合には 値差精算を受けられないため 保有する間接送電権が無駄になると考えられる このため 間接送電権の商品については 一定程度 商品の対象となる期間等を細分化することが適当ではないか また 間接送電権の発行上限量については 間接オークションに利用する連系線の空容量を勘案する必要がある 間接オークションで利用できる連系線の空容量については 作業停止等により 変動することがある このため 間接送電権の商品設計については 事業者ニーズ及び市場分断状況を踏まえて検討することとしてはどうか 18

20 ( 参考 ) 各連系線の運用容量 マージン 隣接エリア間の平均値差 (2016 年度 ( 実績 )) 北海道東北間東北東京間東京中部間中部北陸間北陸関西間中部関西間関西中国間関西四国間中国四国間中国九州間 1 運用容量 (kw) 2 実需給断面マージン (kw) 3 市場分断率 4 市場分断時の平均エリア間値差 ( 円 /kwh) 北海道 東北 0~60 万 0~28 万 0.1% 7.8 東北 北海道 0~60 万 0~53 万 71.0% 3.7 東北 東京 230 万 ~538 万 45 万 1.0% 0.7 東京 東北 52 万 ~84 万 0 0.0% 市場分断無し 東京 中部 60 万 ~120 万 0~60 万 5.8% 1.7 中部 東京 70 万 ~120 万 60 万 51.0% 2.2 中部 北陸 0~30 万 0 0.1% 0.7 北陸 中部 0~30 万 0 0.5% 2.2 北陸 関西 100 万 ~162 万 0 0.3% 2.8 関西 北陸 33 万 ~130 万 % 1.3 中部 関西 21 万 ~201 万 0 0.1% 0.2 関西 中部 8 万 ~250 万 0 0.1% 0.7 関西 中国 278 万 0 0.0% 市場分断無し 中国 関西 278 万 ~390 万 0 0.1% 0.7 関西 四国 70 万 ~140 万 0 0.0% 市場分断無し 四国 関西 70 万 ~140 万 0 0.1% 0.7 中国 四国 21 万 ~120 万 0~93 万 0.01% 1.2 四国 中国 120 万 0 0.0% 市場分断無し 中国 九州 36 万 ~53 万 0 0.0% 0.7 九州 中国 76 万 ~241 万 0 6.9% 年度エリア間値差実績 (2016 年 4 月 ~2017 年 3 月 ) 市場分断時に ( プラス / マイナス ) のみを抽出した母集団の平均値のこと ( 出所 : 運用容量とマージンは広域機関 市場分断率と平均値差は JEPX スポット市場取引結果 (2016 年度 ) から資源エネルギー庁作成 ) 19

21 ( 参考 ) 各連系線の運用容量 マージン ( 将来 ) 北海道東北間 東北東京間 東京中部間 中部北陸間 北陸関西間 中部関西間 関西中国間 関西四国間 中国四国間 中国九州間 年度の運用容量 (kw) 0 2 実需給断面マージン (kw) 年度の運用容量 (kw) 0 北海道 東北 90 万 11 万 ~50 万 1 90 万 東北 北海道 90 万 41 万 ~55 万 1 90 万 東北 東京 380 万 ~553 万 0~79 万 万 ~623 万 東京 東北 51 万 ~61 万 0~39 万 2 51 万 ~64 万 東京 中部 120 万 60 万 ~75 万 万 中部 東京 120 万 60 万 ~79 万 万 中部 北陸 30 万 0~70 万 3 30 万 北陸 中部 30 万 0 30 万 北陸 関西 171 万 0~7 万 万 関西 北陸 60 万 ~130 万 0~70 万 3 60 万 ~130 万 中部 関西 113 万 ~178 万 0~35 万 万 ~178 万 関西 中部 200 万 ~250 万 0~37 万 200 万 ~250 万 関西 中国 278 万 0~32 万 278 万 中国 関西 405 万 0~35 万 万 関西 四国 140 万 万 四国 関西 140 万 万 中国 四国 120 万 0~93 万 120 万 四国 中国 120 万 万 中国 九州 36 万 ~52 万 0 36 万 ~52 万 九州 中国 171 万 ~278 万 万 ~278 万 0 運用容量 マージンは広域機関 2017 年 3 月 1 日公表資料より記載 想定需要の見直し等により変更となる可能性がある 1 東京中部間連系設備の増強分 (90 万 kw) と北海道本州間連系設備の増強分 (30 万 kw) については 運用容量が増加する見込みを反映しているが 増強後にマージンが変更される可能性は考慮していない 2 東北東京間連系線の短工期対策および東北地内の電源増設により運用容量が増加する見込み (50 万 +70 万 kw) を反映しているが 対策 増設後にマージンが変更される可能性は考慮していない また 特定負担者の連系線利用枠については上記に記載していないため 追加で考慮する必要がある 3 北陸関西間連系線 ( 関西 北陸 ) 中部北陸間連系線 ( 中部 北陸 ) で合わせて確保する 4 中部関西間連系線 ( 中部 関西 ) 北陸関西間連系線 ( 北陸 関西 ) 関西中国間連系線 ( 中国 関西 ) で合わせて確保する ( 出所 : 広域機関 ) 20

22 論点 3: 約定の仕組み 1( 発行可能量 ) 間接送電権は 連系線の混雑収入を原資にエリア間値差リスクを軽減させるものであり JEPX が過度なリスクを負わないためにも その発行量は連系線の空容量 ( ただし 経過措置計画分を除いた量 ) を上限とすることが必要ではないか このため JEPX は間接送電権の発行前に広域機関に連系線空容量など必要な情報を確認する等の行為を行うことにより 各商品の発行量を決定することが適当ではないか ( 参考 )2017 年 5 月 ~6 月における FC の運用容量 空容量実績 21

23 論点 3: 約定の仕組み 2( 約定価格の決定方法 ) 間接送電権の発行上限量よりも 間接送電権の購入を希望する事業者が多くなる可能性があることから JEPX は間接送電権を市場原理の働くオークションにて売却することとしてはどうか その際 オークション形式については 価格発見機能が高いと考えられるシングルプライスオークションを基本としつつ 詳細を検討することとしてはどうか また 売買手数料等についても システム開発等に要する実費や 約定見込み量を基にしつつ 円滑な取引の支障にならない観点などを踏まえて更に詳細を検討することとしてはどうか < 約定価格の仕組みイメージ > 4 円 3 円 事業者の買い入札 JEPX の売り入札 2 円 連系線の空容量 :100 万 kwh 約定価格は 2 円 /kwh 22

24 論点 3: 約定の仕組み 3( 買い入札の上限量 ) 間接送電権は 関係事業者におけるエリア間値差リスクを軽減し ベースロード電源市場を含む先渡市場を活性化させ エリアをまたぐ広域的取引環境を整備するためのもの こうした観点からは 例えば 自らの電力取引と無関係に間接送電権の買い入札を認め 間接送電権の買い占めを許容することは適切ではないのではないか このため 物理的に送電できないほどの量の買い入札を認めることは適当ではなく 物理的な送電可能量を踏まえて買い入札の上限量を設定することとしてはどうか < 買い入札上限量のイメージ > 1 間接送電権 AB 2 間接送電権 BC A B C A B 60 万 kw B C 120 万 kw 上のケースにおいて A C は 最大 60 万 kw しか送電できないことから A エリアの事業者は間接送電権 BC について 60 万 kw までの買い入札を認めることとしてはどうか 23

25 論点 4: 決済方法 1( 基本的考え方 ) 間接送電権を JEPX の値差精算処理に対する対価として取得するものと考え 電力取引を行わなければ 間接送電権による値差精算を行わない と整理したことを踏まえれば 間接送電権の保有者は (1) 間接送電権を保有する量の合計の範囲内において かつ (2)JEPX の前日スポット市場で電力取引を約定すれば その売り 買い合計の約定量の範囲内 ( ) において JEPX との間でエリア間値差を反映した電力代金の値差精算を受けられることとしてはどうか 間接送電権の保有者は 遠隔地のエリア間での値差リスクの低減のため 複数の間接送電権を組み合わせて利用することが考えられる この観点からは 間接送電権を保有する合計量が 前日スポット市場の約定量を上回っていたとしても 間接送電権の使用状況として不自然ではないとの考え方もあり得る 他方で 電力取引に付随して適切に間接送電権を使用しているか否かを確認するため 個々の電力取引と間接送電権との紐付けを行う場合 取引スキームが煩雑となる また 制度開始後の当初は 間接送電権の種類も限定的となることが想定され 個々の事業者にとって 間接送電権の保有量が JEPX の前日スポット市場の売り 買い約定量の合計を上回るという状況に陥ることは 限定的であると考えられる このため 取引開始後の当面の間 前日スポット市場の売り 買い合計の約定量の範囲内で間接送電権の精算を行うことで ( 加えて 間接送電権の買い入札は物理的に送電できる範囲で認めることで ) 電力取引に付随して間接送電権の精算が行われることを担保することとし 間接送電権の商品数や取引量が増加した場合には 改めて対応を検討することとしてはどうか 24

26 論点 4: 決済方法 2( 決済額に対する抑制 ) 間接送電権の取引後 前日スポット市場の約定日 10 時以前までに 計画外の作業停止等により連系線の運用容量が削減した場合には 間接オークションの対象となる連系線の空容量が減少し 間接送電権の精算の原資となる混雑収入が減少する その際には 連系線の空容量が減少し 実質的にキャンセルとなった間接送電権の買い約定分の代金を精算の原資に充当することとし 不足がある場合 決済額に対する抑制を行うことを基本として検討することとしてはどうか 詳細については 更に検討することとしてはどうか 25

27 論点 5: 間接送電権のオークション収入の取扱い方 間接送電権は JEPX の前日スポット市場の混雑収入を原資として エリア間値差の精算を行う仕組みとなっている 間接送電権の買い約定代金は 理論的には 精算の原資となる混雑収入とほぼ同程度となる 間接送電権の買い約定分の代金の扱いについては JEPX の前日スポット市場の混雑収入と同じ勘定の扱い ( 市場間値差積立金に繰り入れ ) にすることとしてはどうか JEPX の前日スポット市場の混雑収入 ( 市場間値差積立金 ) については その使途は経済産業省の事前了承にかからしめているところ 間接送電権の買い約定分の代金も 同様の扱いとすることとしてはどうか また 間接オークションに関し 電力システム改革貫徹のための政策小委員会中間とりまとめ (2 017 年 2 月 ) にて 事業者が一定の費用負担を受け入れて ( 特定負担 ) 建設する連系線の場合 その他の事業者と同様に扱うことは不公平であるため このようなケースの扱いについて検討を進めていく としていたところ 新たな地域間連系線の増強は エリア間値差を縮小させる効果を有するところ 特定負担者について どのような特別な取扱いを行うかについては 引き続き検討することとしてはどうか 26

28 今後の検討の進め方 本作業部会における検討を踏まえ 事業者ニーズ等を踏まえ JEPX 等を中心に更に詳細検討を進めた上で 改めて国の審議会等に検討結果を報告することとしてはどうか その際 JEPX 等における検討の結果 技術的な視点から 本作業部会における検討を修正する必要がある場合には 修正の上 検討結果を報告することとしてはどうか 間接送電権の在り方 ( 電力取引を行わない場合には値差精算を行わず 転売も行わないこととする等 ) について 市場開設後の状況によっては 事業者の利便性等も踏まえ 改めて検討することとしてはどうか なお 本作業部会における検討を踏まえ 会計上の取り扱いについて 今後事務局において整理を行う予定 27

29 ( 参考 ) 海外の金融的送電権の特性 米国 PJM 米国 TEXAS-ERCOT スペイン - ポルトガル間連系線フランス - ベルギー間連系線 オプションの有無オブリゲーション or オプション オブリゲーション及びオプション 長期オークションはオブリゲーションのみ オブリゲーション及びオプションオプションのみオプションのみ 取引方法及び取引時期 商品の有効期間 送電容量割当ルール ( 計算方法 ) 対象値差 月間オークション: 毎月シングルラウンドで一括オーク 長期オークション: 年 2 回ション 月間オークション: 前月に1 回 年間オークション: 年間 FTRの有効期間開始前の2 か月以内に4 回のマルチラウンドで各々一括オークション 長期オークション: 年 3 回のマルチラウンドで各々一括オークション (1 回目は有効期間開始の約 11ヶ月前 2 回目はその3ヶ月後 3 回目はその3ヶ月後 ) 月間オークション:1か月 3か月 年間オークション:1 年 長期オークション:3 年 ネットワークモデルを用いた ATC を評価 双方向の商品のオフセットを考慮した上で 同時実行テスト (SFT) を実施して 販売可能量を算定 下記の任意の組み合わせの値差 - 発電側 Bus(2060 箇所 ) hub(12 カ所 ) Zone(20 カ所 ) Aggregate(224 カ所 ) Interface bus (17 カ所 ) hub 等の平均価格算定には需要側 Bus も含む計 11,500 箇所の Bus 価格が用いられる 月間オークション :1 か月 長期オークション :6 ヶ月 (4 ラウンドで計 2 年先までヘッジ可能 ) ネットワークモデルを用いたATCを評価 双方向の商品のオフセットを考慮した上で 同時実行テスト (SFT) を実施して 販売可能量を算定 月間オークションは最大販売可能量の90% までとして支払い超過リスクを軽減 年間オークション : 年 1 回 四半期オークション : 年 1 回 月間オークション : 毎月 3 カ月先まで 季間オークション :3 ヶ月 年間オークション :1 年 連系線混雑が少なく FTR の需要が限定的であることから 実績として連系線容量の 20% 程度の FTR オプションのみ割当 下記の任意の組み合わせの値差 スペイン ポルトガルの2 国間の値差 - Resource Node( 約 500カ所 ) hub(6つ ) Load Zone(7つ ) hubは発電側の概念 スペイン ポルトガルはそれぞれ 1 国で一つのビッディングゾーン 年間物 : 前年 12 月初旬に一括オークション ( 年 1 回 ) 月間物 : 前月初旬に一括オークション ( 年 12 回 ) 年間オークション :1 年 月間オークション :1 か月 フランス ベルギーの 2 国間の値差 フランス ベルギーはそれぞれ 1 国で一つのビッディングゾーン 取引参加者 2015 年実績 公表データ無し 当業者( 小売事業者 発電事業者等 ):33.4% 非当業者( 金融機関等 ):66.6% 上表の略称の一覧 FTR: Financial Transmission Rights ATC: Available Transfer Capacity JAO: Joint Allocation Office OMIP:Operador do Mercado Ibérico de Energia 公表データ無し統計データ無し 各オークションで10 社前後の約定 JAO 掲載データによれば2016 年間物 なお FTRオークション参加者はOMIPの登 2016 年 3 月の月間物の落札者は計 27 社録メンバーに限られる OMIPの参加者は ( 内訳 ) 電気事業者 9 社大手電気事業者 小規模小売事業者 トレーダー 15 社 ( 内電力会社系 6 石油 ガス会社系エネルギー会社 金融機社 石油 ガス会社系 4 社 ) 関 トレーダーに分類される 不明 3 社 ( 出所 : 広域機関 ) 28

前回の御議論 2 1) 第 6 回連系線利用検討会において 下記のような御意見があった 経過措置の転売を禁止することで効率性を低下させているため 転売を可能とすることについても 改めて検討すべき 経過措置が 10 年という長期であるにもかかわらず 経過措置を転売不可とすると 非効率性が増す側面もある

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