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1 平成 29 年版政策評価書 安全 安心の岡山 の実現に向けて 特集 学校警察連絡室による非行防止対策の推進 サイバー空間の脅威への対処 教育研究全国集会の開催に伴う警備諸対策の推進 平成 3 0 年 4 月 岡山県警察本部

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3 平成 29 年版政策評価書の公表に当たって 政策評価書は 岡山県警察の活動を広く県民の皆様に理解していただくことを目的に作成している広報資料で 県警察が特に重点的に取り組んだ施策等について取り上げ 統計データやグラフ 写真などを活用し 県警察の活動を分かりやすくまとめています 平成 29 年は 安全 安心の岡山 の実現に向け 県警察の総力を挙げて諸対策 を推進した結果 刑法犯認知件数は 4 年連続で戦後最尐を更新し 尐年の非行率も 大きく改善するなど 県下の治安情勢は改善傾向にあります しかしながら 交通事故死者数が 5 年ぶりに増加したほか 子供 女性を対象と した犯罪や特殊詐欺 サイバー空間を利用した犯罪などが後を絶ちません こうした状況を踏まえ 県警察では 新晴れの国おかやま生き活きプラン に 基づき 県民総参加による犯罪抑止対策 高齢者に重点を置いた特殊詐欺 交通事 故対策 尐年非行防止対策などを推進しています また 平成 30 年の基本目標を 昨年に引き続き 安全 安心の岡山 の実現 とし サブタイトルに 強く正しく温かく を掲げ 自治体 事業者 ボランティア団体 地域住民の皆様との連携を一層密にしながら 犯罪や事故のない社会の実現を目指しててまいりたいと考えていますので 引き続き 警察活動へのご協力をよろしくお願いいたします この評価書が 県警察の取組について 県民の皆様の御理解を一層深めていただ く一助となれば幸いです 平成 30 年 4 月

4 政策評価書の構成 政策評価とは 県警察が行う警察活動のうち 重要な施策について 実現すべき目標をあらかじめ設定して その目標達成に向けた進捗状況 成果等を県警察が自ら評価することです 1 評価方式 実績評価方式により 評価しています 実績評価方式 対象施策について あらかじめ設定した目標に対する実績を定期的 継続的に測定し 対象期間中の取組や実績等を取りまとめ 目標の実現状況について評価する方式です 政策評価を行うに当たって 対象施策の目標のうち 具体的に数値で達成目標を示すものを業績指標といいます 県警察では 新晴れの国おかやま生き活きプラン で示す 生き活き指標 を業績指標としています 生き活き指標 刑法犯認知件数 12,000 件以下 / 年 発生を認知した刑法犯事件の数 非行率 4.0 人以下 / 年 尐年人口 (10~19 歳 )1,000 人当たりに占める刑法犯尐年の割合 重要犯罪検挙率 100 %/ 年 殺人 強盗 放火 強制性交等 略取誘拐 人身売買及び強制わいせつの検挙率 人身交通事故件数 8,000 件以下 / 年 人の死亡又は負傷を伴う交通事故の数 2 説明方式 PDCA サイクルにより 説明しています PDCA サイクル 計画を立て 実行し 検証することで 見直しを行うというサイクルを循環させることにより より良い施策を実現していく仕組みをいいます この政策評価書では 論点をより簡潔明瞭にするため 以下のように整理しています P (Plan) 計画 = 目標の設定計画 ( 目標 ) D (Do) C (Check) A (Action) 実行 = 取組状況 成果 検証 = 反省 改善見直し = 翌年の取組方針 主な取組 今後の方針 3 対象期間 平成 29 年 1 月 1 日から 12 月 31 日までの 1 年間としています

5 目 次 特集 学校警察連絡室による非行防止対策の推進 1 サイバー空間の脅威への対処 3 教育研究全国集会の開催に伴う警備諸対策の推進 5 街頭活動の強化等による総合的な犯罪抑止対策の推進 7 1 総合的な犯罪抑止対策の推進 2 自治体や事業者等の関係機関 団体と連携した取組の推進 3 良好な生活環境を守るための対策の推進 4 見える街頭活動 の強化等による住民の安全 安心の確保 5 初動警察強化による迅速 的確な事案対応 特殊詐欺対策の推進 14 1 高齢者に重点を置いた広報啓発活動の推進 2 金融機関等と連携した水際阻止対策の促進 3 特殊詐欺事件の検挙推進 平成 29 年岡山県警察運営重点 子ども 女性を始めとした人身の安全を確保するための対策の推進 18 1 子供見守り活動の強化 2 ももくん ももかちゃん安心メール を始めとした情報発信の推進 3 人身安全関連事案における組織的な対応の推進 4 行方不明事案への適切な対応の推進 尐年非行防止対策の推進 23 1 非行尐年を生まない社会づくりの推進 2 非行尐年の厳正な検挙 補導 3 尐年の福祉を害する犯罪の取締りの推進 4 尐年を取り巻く有害環境の浄化対策の推進 サイバー犯罪対策の推進 27 1 サイバー犯罪被害の未然防止 2 サイバー犯罪の取締りの推進 暴力団 薬物等組織犯罪対策の推進 30 1 山口組の分裂に伴う対立抗争事件等の防遏に向けた取組の徹底 2 暴力団取締りの徹底と暴力団を社会から孤立させるための総合対策の推進 3 不法収益等の剥奪 4 国際犯罪対策の推進 5 総合的な薬物 銃器対策の推進 捜査の高度化 科学化等による犯罪の徹底検挙 35 1 捜査の高度化 科学化等の推進による重要犯罪等の徹底検挙 2 新たな刑事司法制度に対する対応 高齢者を重点とした交通事故防止総合対策の推進 39 1 県民の交通安全意識の高揚 2 交通事故抑止に資する交通指導取締り及び悪質 危険運転者対策の推進 3 安全 安心で人にやさしい交通環境の整備 テロ 災害等緊急事態対策の推進 45 1 テロ未然防止対策の推進 2 災害対処能力の向上 支警え察る活取動組を 県民の期待と信頼に応える強い警察の確立 48 1 警察基盤の整備充実 2 警察機能の最大限の発揮に向けた組織運営の推進 3 県民のニーズに応じたきめ細かな警察活動の推進

6 特 集 学校警察連絡室による非行防止対策の推進 1 学校警察連絡室の設立 平成 26 年 4 月に警察本部尐年課に設置された学校警察連絡室は 県政の重点戦略に位置付けられている 教育県岡山 の復活を図るとともに 将来にわたる治安基盤を確立するため 暴力行為等の問題行動の改善 落ち着いて学べる環境の確保を目的として活動しています 平成 29 年度からは 対象を拡大した活動重点対象校を中心に 学校等と連携しながら 尐年の規範意識向上のための活動を専門的に推進するなど 集中的な非行防止対策を行っています 2 学校警察連絡室の活動 (1) 学校訪問及び周辺のパトロールによる厳正な補導措置と安心して学べる環境の確保 学校訪問や周辺のパトロールを行い 校内における児童 生徒たちの見守りや声掛け 周辺における不良行為尐年への的確な対応やたまり場などの把握とその解消 不審者の侵入防止のための活動等を行っています 学校訪問及び巡回 学校周辺パトロール (2) 暴力行為等に関する対応 情報交換 相談の受理 教員との情報交換や相談受理の機会を通じ 暴力行為の把握及び発生時の対応や教員の対応要領について 助言を行っています また 平素から教員などとの情報共有の中で 家出や非行の認知時における生徒への対応要領についても助言を行っています 教員との情報共有 1

7 (3) 各種活動の強化による規範意識の向上 学校行事等に積極的に参加し 学校警察連絡室員と教員や生徒たちとの信頼関係を築くとともに ボランティア等との協働によるあいさつ運動 非行防止教室 ルール マナー向上に向けた啓発活動等を教員や生徒たちと共に実施することを通じて 学校の活性化や生徒たちの規範意識向上に向けた各種取組を実施しています 生徒とネットモラル劇を製作 安心安全あいさつ隊発足式 あいさつ運動 非行防止教室 3 関係機関との連携 岡山尐年鑑別所と連携した尐年の立ち直り支援や教育関係者等を構成員とする尐年非行防止研究会による 尐年の非行化要因 の分析等 関係機関と連携した活動を行っています 尐年非行防止研究会の発足 尐年鑑別所が実施する性格テスト 2

8 特 集 サイバー空間の脅威への対処 1 サイバー犯罪を巡る情勢 インターネットの普及により 個人情報のやりとりや電子マネーによる商取引 ネットバンキングの利用等 県民生活の様々な活動がサイバー空間で行われるようになりました それに伴い ウイルス攻撃や不正アクセス等 サイバー空間で行われる犯罪行為に対する県民の関心や不安が高まっており 警察が サイバー空間の脅威に対して的確に対処し 県民の安全 安心を確保していくことが求められています サイバー犯罪に関する相談受理件数の推移 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 相談受理件数 ( 件 ) 936 1, ,048 1,589 2 組織体制の整備 (1) サイバー犯罪対策課の新設 平成 29 年 3 月 22 日 警察本部生活安全部にサイバー犯罪対策課を新設しました サイバー犯罪対策課は サイバー犯罪に関する情報の集約 分析や 被害防止のための情報発信 事件捜査と検挙等に当たることを任務としており 専門的な知識 経験を有するサイバー犯罪捜査官らによる捜査体制等を強化しました サイバー犯罪対策課発足式 サイバー犯罪捜査に従事する捜査員 (2) 岡山県サイバーセキュリティ戦略推進委員会の設置 県警察におけるサイバーセキュリティ戦略の策定等のため 県警察内に 岡山県警察サイバーセキュリティ戦略推進委員会 を設置し 任務ごとにプロジェクトを組織しました 3 民間と連携した各種取組の推進 (1) サイバーセキュリティ研究会の開催 高度化 複雑化が進むサイバー犯罪の現状を踏まえ 学術機関及び民間事業者の有識者を招へいして サイバーセキュリティ研究会 を開催しました 研究会では 効果的な被害防止対策やサイバー犯罪の特徴である匿名性を打破し 犯人を特定するための新たな捜査手法等について 産学官が一体となって研究を行いました 研究会の様子 3

9 (2) 民間ボランティアや団体との連携ア サイバーパトロール モニター の委嘱 サイバー空間に存在する膨大な情報の中から 犯罪等に関係する違法 有害情報を把握した際に 警察に通報する民間ボランティアである サイバーパトロール モニター と連携して 情報把握と事件化の推進に取り組みました イ県内関係団体と連携した取組の推進 県内のインターネット関連事業者からなる 岡山県情報セキュリティ協議会 (OISec( オーアイセック )) やインターネットカフェ事業者からなる 岡山県インターネットカフェ等連絡協議会 と連携し 違法 有害情報に関する情報交換や会員向けのセキュリティセミナーの開催 施設利用者の本人確認の徹底や防犯カメラの設置促進等に取り組みました サイバーパトロール モニターの委嘱式 4 サイバー犯罪被害防止活動の強化 (1) 体験型広報コンテンツの開発 研修等の参加者が 実際に発生している 標的型メール や ランサムウェア などのサイバー犯罪の被害を疑似体験することができるよう パソコン上にウィルス攻撃の被害を再現できるコンテンツを開発しました 標的型メール被害の再現状況 ランサムウェア被害の再現状況 (2) 事業者を対象とした研修の実施 新たに開発した体験型広報コンテンツを活用し 中小事業者や商工団体の会員らを対象にした 今日から始める セキュリティ対策セミナー を県情報政策課と共同開催し 顧客情報や企業情報の流出等の被害を未然に防止するための広報啓発活動を行いました 4

10 特 集 教育研究全国集会の開催に伴う警備諸対策の推進 1 概要 平成 29 年 8 月 18 日から 20 日までの間 岡山市内における 教育研究全国集会 ( 教研集会 ) の開催に伴い 市民生活の平穏と安全の確保 右翼等による不法事案の未然防止のための的確な警備措置 交通の安全と円滑を図るための適切な交通対策を基本方針として 必要な警備を行いました 2 警備体制等 (1) 警戒期間平成 29 年 8 月 17 日 ( 木 ) から 20 日 ( 日 ) までの間 (2) 警備体制警察本部長以下延べ約 2,600 人 (3) 特別派遣部隊 27 都府県から約 450 人 猛暑の中での訓練 特別派遣部隊入県式 警備実施本部 部隊車両 5

11 3 右翼動向 警戒期間中 延べ約90団体230人80台の右翼関係者等が 街頭宣伝車による車両デモ等の抗議 行動を実施しました 会場周辺における右翼街頭宣伝車の状況 4 警備措置 (1) 交通規制 全体集会会場周辺交差点等において 右翼関係車両等に対する規制を実施しました 会場周辺の交通規制状況 あつ (2) 違法行為の防遏 行進及び集団示威運動に関する条例及び拡声機等による暴騒音規制条例等の法令に基づく 指導 取締りを実施した結果 現場での混乱等なく 警備実施を完遂しました 右翼関係者に対する指導状況 6

12 平成 29 年岡山県警察運営重点 街頭活動の強化等による総合的な犯罪抑止対策の推進 計画 ( 目標 ) 業績指標 刑法犯認知件数 12,000 件以下 / 年 1 総合的な犯罪抑止対策の推進犯罪発生実態を分析し 実態に即したパトロール等の街頭活動を強化するとともに 効果的な防犯情報を発信するなど 高止まりとなっている自転車盗 万引きに重点を置いた犯罪の総量抑止対策を推進します 2 自治体や事業者等の関係機関 団体と連携した取組の推進自治体や事業者 防犯ボランティア等と連携して 防犯ボランティアへの活動支援や協働した活動等による効果的な対策を推進し 良好な治安確立に向けた基盤を構築します 3 良好な生活環境を守るための対策の推進良好な生活環境を守るため 悪質な風俗関係事犯や 県民生活を脅かす生活経済 環境事犯に重点を置いた取締りを始めとした諸対策を推進します 4 見える街頭活動 の強化等による住民の安全 安心の確保住民の要望や発生実態に応じた重点的なパトロール等による犯罪 事故抑止活動や 住民等に対する地域安全情報の積極的な提供等による各種犯罪 事故の被害防止活動を推進します 5 初動警察強化による迅速 的確な事案対応迅速 的確な事案対応を図るため 110 番通報支援カメラ等を活用した組織的な初動警察活動や通信指令技能及び事案対処能力の向上に取り組みます 主な取組 1 総合的な犯罪抑止対策の推進 (1) 犯罪実態に即した効果的な犯罪抑止対策の推進平成 14 年に戦後最多を記録した刑法犯認知件数は 県警察はもとより 防犯ボランティア 自治体 事業者 地域住民による県民総ぐるみの犯罪抑止対策の推進や防犯カメラの設置 自転車置場の整備等の防犯に配意した社会インフラの整備の進展等により 15 年連続で減尐し 昨年に引き続き 戦後最尐を更新しました 刑法犯認知件数等の推移 認知 検挙件数 認知件数検挙件数検挙率 ( 件 ) 25,000 19,824 20,000 17,209 14,706 15,000 12,740 11, , ,000 6,915 5,895 5,612 5,132 5,076 0 H25 H26 H27 H28 H29 (%) 検挙率 7

13 一口メモ 侵入盗に遭わないために 忍込みや空き巣等の住宅を対象とした侵入盗の うち 66.7%が無施錠で被害に遭っています 被害を防止するためには 外出時に玄関 勝手 口 窓等に施錠をするのはもちろんのこと 在宅 時でも丌在の部屋の施錠を心掛けましょう (2) 岡山県自動車盗難等防止対策協議会 の開催 県内の自動車販売関係団体 自動車整備関係団 体 自動車損害保険関係団体等で構成される 岡 山県自動車盗難等防止対策協議会 を開催し 各 防犯担当責任者と自動車盗の防止対策について協 議し 結果を県民に対する被害防止の広報活動に 反映させました (3) 地域住民等に対する各種防犯情報の提供 県警察ホームページやフェイスブック もも くん ももかちゃん安心メール Yahoo!防災 速報 防災行政無線等を活用して 各種防犯情 報や犯罪発生情報等をタイムリーに提供し 地域 の安全 安心の確保や地域住民等による自主防犯 活動の促進を図りました 岡山県自動車盗難等防止対策協議会の状況 2 自治体や事業者等の関係機関 団体と連携した取組の推進 (1) 事業者等との連携の強化 自ら主体的に身近な防犯活動を実践する 犯罪の起きにくい社会づくり推進企業 地域の 防犯ボランティア活動の活性化を支援する 犯罪の起きにくい社会づくり応援企業 を募集す るとともに その活動を支援し 事業者による防犯CSR活動 社会貢献活動 の促進を図り ました また 岡山県警備業協会や岡山県遊技業防犯協力会と 犯罪の起きにくい社会づくりの推進 に関する協定をそれぞれ締結し 業界全体による防犯活動の促進を図りました 警備業協会と連携した広報啓発活動 岡山県遊技業防犯協力会との協定締結式 8

14 犯罪の起きにくい社会づくり推進 応援企業数の推移 年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 推進企業 事業所 1,767 2,020 2,066 2,118 2,149 応援企業 事業所 区分 平成24年4月から募集開始 (2) 防犯ボランティア団体との協働の推進 青色防犯パトロール隊等の防犯団体との合同 パトロールや協働した広報啓発活動等を積極的 に行うとともに 活動用資機材や防犯情報の提 供等の防犯ボランティア団体に対する支援を行 いました また 防犯ボランティア団体の活動を 岡山 県自主パトロール隊通信 等の広報紙や県警察 ホームページ フェイスブック等で紹介したほ か 優れた活動を行った団体等に対する表彰を 行いました 歳末警戒合同パトロール出発式 防犯ボランティア団体数等の推移 年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 団体数 団体 1,374 1,402 1,398 1,388 1,375 構成員数 人 107, ,437 86,015 81,539 76,960 1,815 1,783 1,779 区分 職域 事業者団体 団体 平成27年から 構成員数から事業者によるものを除いた統計に変更 青色防犯パトロール団体数等の推移 区分 年 団体数 団体 青パト車両台数 台 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 ,351 1,570 1,699 1,775 1,776 一口メモ 防犯ボランティア活動に参加してみませんか 防犯ボランティア活動は 決して難しいものではあり ません 防犯意識を持って散歩する すれ違う人に挨拶 する 家の前で子供の登下校の見守り活動をするなど できることをできる範囲で行えば十分です 一人一人ができることは小さくても 多くの力が集ま れば より大きな力を発揮することができます 地域の 安全を守るために みなさんも参加してみましょう 9

15 3 良好な生活環境を守るための対策の推進 (1) 風俗関係事犯の取締りの推進風俗関係事犯の潜在化が進む中 悪質性の高い事犯に重点を置いた取締りを推進し 暴力団が関与するバカラ賭博店の摘発を始めとして 歓楽街における個室ヘルスの禁止区域営業事件 闇スロット店における常習賭博事件等を検挙しました 風俗関係事犯の検挙状況 区分 検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 (2) 生活経済 環境事犯の取締りの推進県民生活を脅かす生活経済 環境事犯に重点を置いた取締りを推進し ファンドへの投資名下による出資法違反 ( 預り金の禁止 ) 事件 医師免許を取得していない美容エステ店経営者らによる医療機器使用の医師法違反事件 廃棄物の不法投棄事件等を検挙しました 生活経済 環境事犯の検挙状況 区分 生活経済事犯 生活環境事犯 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 見える街頭活動 の強化等による住民の安全 安心の確保 (1) パトロール活動の強化による地域住民の安心感の醸成犯罪等の発生実態に応じたパトロールやパトカーが赤色灯を点灯させて走行するレッド走行等による 見える街頭活動 の強化により 地域住民の安心感の醸成に努めました (2) 職務質問等による犯罪の予防 検挙や交通事故抑止活動の推進積極的な職務質問により各種犯罪の予防 検挙に努めたほか 交通秩序の回復に向けて交通事故抑止に資する交通指導取締りを推進しました 職務質問訓練の実施 事例 警察官の職務質問技能の向上のため ロールプレイング方式による実践的な指導教養などを行っています (3) 巡回連絡やミニ広報紙等を活用した情報発信活動の推進ミニ広報紙 交番 ( 駐在所 ) 速報を活用して タイムリーで効果的な地域安全情報を提供するとともに 特に高齢者に対しては 重点的な巡回連絡を行い 特殊詐欺被害及び交通事故防止について指導を強化するなど 被害の未然防止に努めました 10

16 ミニ広報紙コンクール ミニ広報紙は 管内で発生した事 件 事故等に関する広報や防犯 交 通安全指導等地域の身近な話題を伝 える 交番 駐在所 新聞 です 地域警察官の作成技能向上と紙面 の充実等を図るため ミニ広報紙コ ンクールを開催しました 事 (4) 例 山岳遭難対策の推進 公益社団法人日本山岳ガイド協会が運営するインターネット利用の登山届受理システム コ ンパス の活用について 同協会と協定を締結しました コンパス に登録された登山届の内容が 県警察でもリアルタイムに把握できるようにな り 遭難者の早期発見 救助に活用することが可能となりました 事 山岳遭難救助訓練 県警察のヘリコプター わしゅう を活用し 山岳遭難者のつり上げ救助 訓練を行いました 例 一口メモ 安全に登山を楽しむために 登山者の体力 体調 登山の経験などに見合った山 を選択し 登山コース 日程 装備などに配慮して 余裕のある安全な登山計画を立てましょう 計画を立 てたら 登山届にまとめて警察などに提出しましょう コンパス で登山届を 提出される方はこちらから 11

17 5 初動警察強化による迅速 的確な事案対応 (1) 情報の共有化による事件への迅速 的確な対応 通信指令システムと連動している車載カメラや 110番通報支援カメラ PIT端末の映像等を活 用し 初動警察活動の更なる強化を図りました (2) 通信指令技能訓練等の推進 通信指令技能検定 通信指令 無線通話技能競 技大会等通信指令に係る各種実践的教養に取り組 み 指揮能力と無線通話技能の向上を図りました 県下通信指令 無線通話技能競技大会 110番の受理件数 1日平均約464件 3分6秒に1件 件 250, , , , ,822 H25 H26 H27 172, ,501 H28 H29 150, ,000 50,000 0 事 例 110番通報支援カメラの活用 事件 事故の早期解決や犯罪被害の 発生 拡大の未然防止を目的に岡山市 内及び倉敷市内に150台の110番通報 支援カメラを整備しています 110番通報と連動した運用により 初動警察活動に役立てています 一口メモ 事件 事故 落ち着き正しく110番 110番 は岡山市にある 岡山県警察本部通信指令課 に つながります 担当者が尋ねる順番にお答えください ① ② ③ ④ ⑤ 何 が 事件 事故 具体的に い つ 今すぐ 尐し前 どこで 住所 分かりやすい目標物など 誰 が あなたが 知り合いが 第三者が 通報者の氏名 電話番号 今話している電話の番号 12

18 業績指標の達成状況 刑法犯認知件数 目標値 12,000 件以下 / 年 平成 29 年結果 11,105 件 / 年 新晴れの国おかやま生き活きプラン ( 平成 29~32 年度 ) の生き活き指標 今後の方針 業績指標 刑法犯認知件数 12,000 件以下 / 年 1 地域の犯罪情勢に応じた効果的な犯罪抑止対策の推進これまでの取組の成果により 刑法犯認知件数は継続して減尐傾向にありますが 凶悪犯罪に発展するおそれの強い侵入盗や自動車盗が増加しているほか 子供や女性が被害者となる犯罪や特殊詐欺は後を絶たず 県民生活の安全 安心の確保は道半ばです 地域ごとに異なる犯罪情勢等を詳細に分析した犯罪抑止活動の推進と ICT を活用した防犯情報の効果的な提供等により 犯罪の抑止と早期検挙 被害の拡大防止を図り 県民生活の安全 安心の確保に向けた取組を推進します 2 防犯ボランティア等関係機関と連携した諸対策の推進犯罪抑止対策を実効あるものとするためには 地域社会の安全 安心を支える防犯ボランティア等と連携し 地域全体で防犯に取り組んでいくことが重要です 防犯ボランティアとの合同パトロールや事業者の防犯 CSR 活動への支援 自治体等と連携した防犯に配慮した社会インフラの整備等の関係機関 団体と連携した安全 安心確保のための諸対策を推進します 3 良好な生活環境を守るための諸対策の推進悪質商法や環境汚染等県民の良好な生活環境を脅かす事件は後を絶ちません 社会情勢の変化に的確に対応しながら 県民の良好な生活環境を確保するため 悪質な風俗関係事犯や 生活経済 環境事犯等に対する取締りを推進します 4 見える街頭活動 の強化等による住民の安全 安心の確保パトロール活動を強化した結果 刑法犯認知件数が減尐するなど一定の成果がありましたが 一方では交通事故死者数や特殊詐欺被害の認知件数等が増加するなど 治安情勢は依然として厳しい状況です 引き続き 住民の要望や発生実態に応じた重点的なパトロール活動や 高齢者世帯等に対する重点的な巡回連絡による交通事故防止活動や特殊詐欺の被害防止活動を強化します 5 初動警察強化による迅速 的確な事案対応迅速 的確な事案対応を図るため 110 番通報支援カメラ等を活用した組織的な初動警察活動や通信指令技能の向上による事案対処能力の強化に取り組みます 施策所管課生活安全企画課 生活環境課 地域課 通信指令課 機動警ら隊 13

19 平成 29 年岡山県警察運営重点 特殊詐欺対策の推進 計画 ( 目標 ) 1 高齢者に重点を置いた広報啓発活動の推進発生状況を詳細に分析した上で 被害者の大半を占める高齢者に重点を置いて 最新の手口や被害防止方法について 分かりやすく 具体的な情報発信を行うとともに 関係機関と連携しながら 被害防止意識の浸透が図られる効果的な広報啓発活動を推進します 2 金融機関等と連携した水際阻止対策の推進金融機関 コンビニエンスストア ATM 設置のスーパー 宅配事業者等の関係機関 事業者との連携を強化し 官民一体となった水際阻止対策を推進します 3 特殊詐欺事件の検挙推進 だまされた振り作戦 や追跡捜査等を実施するとともに その捜査を足掛かりにして 犯行拠点対策や合同 共同捜査等の実施により突き上げ捜査を徹底し 犯行グループの壊滅を図ります また 犯行に使われた預貯金口座の凍結や携帯電話の利用停止措置などを確実に講じるとともに 犯行ツールを違法に供給している悪質事業者の検挙を推進します 主な取組 1 高齢者に重点を置いた広報啓発活動の推進高齢者を重点に 最新の手口を具体的に示して注意喚起を行うとともに 詐欺の電話を自力で撃退した高齢者を 撃退の達人 に認定して体験談を広めてもらう取組や 詐欺の実例等を活用し 高齢者に 自ら考えてもらう 特殊詐欺被害防止クイズによる検定等 様々な広報啓発活動を推進しました 特殊詐欺被害状況の推移 ( 億円 ) 30 被害額 認知件数 ( 件 ) 300 被害額 約 11 億 4,150 万円 171 約 8 億 6,580 万円 248 約 16 億 2,370 万円 184 約 3 億 5,490 万円 191 約 5 億 5,230 万円 認知件数 0 H25 H26 H27 H28 H29 ( 暫定値 ) 0 14

20 特殊詐欺被害の認知状況 認知件数 被害額 平成 29 年平成 28 年既遂未遂計既遂未遂計 前年比 平成 29 年 平成 28 年 前年比 振り込め詐欺 % 5 億 3,530 万円 2 億 9,280 万円 2 億 4,260 万円 +82.9% オレオレ詐欺 % 1 億 4,930 万円 6,620 万円 8,310 万円 % 架空請求詐欺 % 3 億 4,400 万円 1 億 6,670 万円 1 億 7,740 万円 % 融資保証金詐欺 % 420 万円 860 万円 -450 万円 -52.0% 還付金等詐欺 % 3,790 万円 5,120 万円 -1,340 万円 -26.1% 上記以外の特殊詐欺 % 1,690 万円 6,220 万円 -4,520 万円 -72.8% 金融商品等取引 % 710 万円 2,900 万円 -2,190 万円 -75.5% ギャンブル必勝情報 % 10 万円 340 万円 -330 万円 -96.1% 異性交際あっせん % 0 万円 710 万円 -710 万円 % その他 % 970 万円 2,270 万円 -1,300 万円 -57.3% 計 % 5 億 5,230 万円 3 億 5,490 万円 1 億 9,730 万円 +55.6% 端数調整のため 被害額の内訳と計が一致しない場合があります 平成 29 年の数値は暫定値 (1) 特殊詐欺被害防止総合対策ベース ( 基地 ) 事業 による被害防止広報啓発の実施運用開始から 2 年目を迎えた 特殊詐欺被害防止総合対策ベース事業 では コールセンター部門と出前講座部門において 高齢者 金融機関 コンビニエンスストア等に対する電話による注意喚起や スーパー等の高齢者が集まりやすい場所や各種会合に出向いて講話や寸劇等によって 最新の特殊詐欺手口に基づいた より分かりやすい広報啓発活動を展開しました コールセンターによる注意喚起 出前型広報啓発活動 (2) 工夫を凝らした広報啓発活動の実施電子マネーでの支払いをさせる手口が多発したほか 名義を貸して と言った後に 名義貸しは犯罪です とお金を要求してくる手口が後を絶たないことから テレビ ラジオ等により 具体的な詐欺の手口について広報啓発活動を行いました また 高齢者自身に被害防止について考えてもらう 被害防止川柳 の募集やその川柳を掲載したカレンダーを県くらし安全安心課と協力して作成するなど 工夫を凝らした広報啓発活動を推進しました 特殊詐欺被害防止川柳カレンダー 15

21 名義を貸して 名義貸しは犯罪です という架空請求詐欺が多発 事 例 実在する証券会社の社員を名乗る男性から 倉敷市居住の70歳代の女性 宅に 株を購入しようと思っているが 迷惑はかけないので名義を貸しても らえませんか などと電話がありました その後 被害者が名義を貸したこ とでトラブルが発生したと連絡があり 丌安をあおられた被害者は2,000万 円以上の現金をだまし取られました ほかにも 名義貸しは犯罪になる と言われ 現金をだまし取られる被 害がありました 一口メモ 電子マネーでの支払いをさせる 架空請求詐欺 にご注意 有料サイト利用料が未納 連絡無き場合は法的手続きを開始する とのメールを携帯 電話等に送り 慌てて電話をした被害者にコンビニエンスストアやCDレンタルショップ 等でギフト券 電子マネー を購入させ ギフト券番号を聞き出し同券額面の金額をだま し取る手口が多発しています 電子マネーを買って 番号を教えて は詐欺です 警察または消貹生活センター等に 相談しましょう 2 金融機関等と連携した水際阻止対策の推進 (1) 県内金融機関による ATMの利用制限 の実施 金融機関に対し 高額な現金を引き出そうとする高齢者への声掛けと警察への通報をお願い したほか ATMの利用制限 により被害を阻止する制度の導入を働き掛けるなどして 金 融機関と連携した水際対策を強化しました 一口メモ ATMの利用制限とは 市役所や金融機関の職員をかたって高齢者に電話し 医療貹や保険料等の還付手続きが あるかのように装いATM機に誘い出し キャッシュカードによる振込みに丌慣れな高齢 者に携帯電話で操作方法を指示して 相手の口座へ送金させる手口が多発しました その ため 同種の被害を阻止するため 過去3年間にキャッシュカードでATM振込みをして いない70歳以上の高齢者の振込限度額を0円に設定して 実質的にATMでの振込みを できなくし 高齢者を窓口に誘導して被害を防止する取組です (2) コンビニエンスストアとの連携による被害防 止対策の実施 県下のコンビニエンスストアと連携して 高 額電子マネーの販売時に 様々なアイテムを活 用した注意喚起や 宅配便受付時に現金を入れ ていないことを確認するなど 水際対策を強化 しました ザ 詐欺ストップフォルダー 16

22 3 特殊詐欺事件の検挙推進 平成29年中は 犯行現場における検挙や検挙した実行犯等を糸口に上部組織に対する突き上げ 捜査を徹底したことにより 79件の事件を検挙しました また 被害者や金融機関等の通報を端緒とした だまされた振り作戦 を積極的に実施し だ まされた振り作戦 による検挙人員は過去最高の14人となりました さらに 犯行グループが使用した預金通帳や携帯電話機等の犯行ツール対策を確実に行い 預 金通帳をだまし取る特殊詐欺の助長犯罪についても63件 47人を検挙しました 特殊詐欺事件の検挙状況 年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 検挙件数 件 検挙人員 人 助長犯検挙件数 件 助長犯検挙人員 人 区分 医療費名目の還付金等詐欺事件の検挙 事 例 銀行員をかたり 医療貹の還付金名目で 医療貹の戻し金があります スー パーのATMへ行ってください 等と電話で告げて ATMまで被害者を誘 導し 被害者の口座から被疑者が管理する口座に現金を振り込ませた詐欺事件 について 出金場所の神奈川県内に捜査員を派遣するなど 追跡捜査を実施し て 暴力団組員として活動していた被疑者を割り出し 逮捕しました 今後の方針 1 高齢者を中心とした幅広い年齢層に対する被害防止広報の推進 高齢者に重点を置いた広報啓発活動を推進しましたが 手口の変化等によって 高齢者以外の 年齢層に被害が拡大したほか 被害額も前年の1.6倍に増加するなど 依然として被害が多発し ています 引き続き 高齢者に対して工夫を凝らした効果的な被害防止広報を行うほか 被害の種類に応 じて 幅広い年齢層に対して様々な手段 機会を利用した被害防止広報を強化していきます 2 金融機関等と連携した水際対策の推進 金融機関 コンビニエンスストア 宅配業者等との連携を強化し 官民一体となった水際対策 を推進します 3 特殊詐欺事件の検挙推進 だまされた振り作戦 等による被疑者の検挙を図るとともに 突き上げ捜査や他都道府県警 察との合同 共同捜査を推進して 犯行拠点と犯行グループの摘発を目指します また 犯行に使われた預貯金口座の凍結や携帯電話の利用停止措置等を確実に行うとともに 犯行ツールを違法に供給している悪質事業者の摘発を目指します 施策所管課 生活安全企画課 捜査第二課 17

23 平成 29 年岡山県警察運営重点 子ども 女性を始めとした人身の安全を確保するための対策の推進 計画 ( 目標 ) 1 子供見守り活動の強化犯罪の発生実態や不審者情報を分析して 子供が屋外で活動する時間帯を中心に 通学路や公園等の警戒活動を強化し 不審者等に対する検挙 警告等の先制 予防的な措置を徹底します また 自治体 防犯ボランティア等と連携したパトロール活動 県内における学習塾等の実態調査結果を反映させた安全対策マニュアルの作成や 犯罪防止に配意した環境の整備に取り組むなど 子供等の安全対策を推進します 2 ももくん ももかちゃん安心メール を始めとした情報発信の推進 ももくん ももかちゃん安心メール を始めとしたあらゆる広報媒体を活用し 事案の緊急性 危険性等を踏まえ 地域住民等に対するタイムリーな情報提供を推進します 3 人身安全関連事案における組織的な対応の推進引き続き 子ども女性安全対策課を中心とした組織的対応や 関係機関等との連携を強化しながら 積極的な行為者の検挙 ストーカー規制法に基づく警告や 禁止命令等の行政措置を実施するなど 被害者等の安全確保を最優先とした対策を推進します 4 行方不明事案への適切な対応の推進行方不明者の届出を受理する際には 行方不明時の状況を詳細に聞き取り 危険性を慎重に判断します 特に 認知症により事故に遭遇するおそれのある特異行方不明者等については 早期手配を行うとともに 防犯カメラの活用 関係者からの聞き込みなどのほか 関係機関 団体と連携して捜索活動を推進し 早期発見に努めます 主な取組 1 子供見守り活動の強化 (1) 通学路等の安全確保対策の強化青色防犯パトロール団体等の防犯ボランティアや学校 保護者等と連携して 子供の登下校の見守り活動や街頭活動等を強化するとともに 保護者と子供が一緒に学んでもらいたいことや保護者 防犯ボランティアによる子供見守り活動のポイント等をまとめた あんぜんのしおり ( 子ども編 ) と 子ども安全のしおり ( 保護者 ボランティア編 ) を作成し 岡山県の全小学校の一年生やその保護者等に配布するなど 子供の安全対策を強化しました (2) 子供に対する被害防止教育の推進子供に身の危険を察知する能力を身に付けさせるため 教育委員会や学校と連携して 子供を対象とした防犯教室を開催し 不審者から声を掛けられた場合の対処要領や危険な事態に遭遇した場合の初期対応訓練等 参加 体験型の被害防止教育を推進しました また 子ども 110 番の家 ( 店 車 ) の設置場所の周知を図ったほか 防犯ブザー等の確実な携帯と活用方法等に関する指導を行いました 小学校での防犯教室 18

24 (3) 子供 女性を狙った性犯罪等の前兆事案に対する先制 予防的措置の推進 平成29年中 子供や女性を狙った性犯罪 誘拐等の前兆となる 声掛け つきまとい等の不 審者情報1,421件を認知し 行為者の検挙又は指導 警告措置を行うなど 先制 予防的な活 動を推進しました 不審者情報認知件数の推移 件 2,000 女性被害不審者情報 子供被害不審者情報 1,861 1,779 1,710 1,557 1,500 1, , ,115 1,145 H25 H26 1, H27 H28 H29 0 事 2 例 傷害事件の検挙 平成29年6月 路上で自転車に乗った女性学生を突然蹴って怪我を負わ せるなどした無職男性を逮捕しました ももくん ももかちゃん安心メール を始めとした情報発信の推進 子供に対する声掛け つきまとい 変質者その他不審者の出没等 子供に対する犯罪の前兆と 思われる不審者情報について 迅速 的確に把握し 関係者のプライバシーに配意した上で 教 育委員会 学校 保護者等に ももくん ももかちゃん安心メール インターネット 各種 広報紙 ファックス等を活用し タイムリーな情報発信に努めました ももくん ももかちゃん安心メール配信数の推移 件 女性被害不審者情報 子供被害不審者情報 1,500 1,113 1, H25 H26 H27 H28 H29 ももくん ももかちゃん 安心メール 19

25 一口メモ ももくん ももかちゃん安心メール 登録用メールアドレス宛てに お持ち の携帯電話から空メールを送信し 登録 してください 専用サイトからも登録できます くらしの安全音声Navi 犯罪情報等を音声ガイダンスで注意喚 起するスマートフォンで利用できるアプ リです くらしの安全Web Map くらしの安全Web Map 3 人身安全関連事案における組織的な対応の推進 (1) ストーカー事案 平成29年中 ストーカー事案266件を ストーカー事案の認知件数の推移 認知し ストーカー規制法違反やその他 件 法令等で27件を検挙するとともに ス トーカー規制法に基づく警告を22件 禁 431 止命令を12件 うち3件は改正ストー カー規制法に基づく緊急禁止命令 援 助を292件実施するなど 行政措置を積 極的に講じました また 被害を防止するため 被害者等 を安全な場所へ避難させる シェルター 保護等 など 被害者等の安全確保を最 200 優先とした保護対策や 事案に応じた防 犯指導 被害者等対策端末 防犯カメラ 100 の貸出しなどの対策を推進した上 被害 者等と定期的に連絡を取るなど 継続的 な被害状況等の把握に努め その都度 0 取り得る限りの措置を講じて 被害者等 H25 H26 H27 H28 の安全確保を図りました 266 H29 ストーカー事案の検挙等の状況 年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 検挙件数 件 警告件数 件 区分 禁止命令件数 件 援助件数 件 20

26 (2) DV事案 平成29年中 内縁関係を含む夫婦間 又は生活の本拠を共にする交際相手間 の暴力事案 DV事案 1,534件を認知 し 配偶者暴力防止法違反等で190件を 検挙するとともに 被害を自ら防止す るための措置を教示するなどの援助を 1,003件実施しました また 裁判所による保護命令が発せ られた68件の事案に対しては 被害者 の心情に配意しながら 面接の上 配 偶者暴力相談支援センターの利用や緊 急時の通報 防犯上の留意事項につい て教示 指導するなど被害者保護対策 を推進しました DV事案の認知件数の推移 件 2,000 1,500 1,373 1,461 1,466 H27 H28 1,534 1,167 1, H25 H26 H29 DV事案の検挙等の状況 年 区分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 ,021 1,003 検挙件数 件 保護命令件数 件 援助件数 件 保護命令件数 は DV防止法に基づき裁判所が保護命令を発出した件数です (3) 児童虐待事案 平成29年中 児童虐待事案986件を児童相談所へ通告しました 児童虐待事案の早期発見 児童相談所への迅速な通告等に努めるとともに 児童相談所が行 う一時保護等に当たっては 警察官が同行するなどの援助を行ったほか 刑事事件として取り 扱うべき事案には 迅速かつ適切に対応しました 警察が通告した児童虐待件数の推移 件 1, H25 H26 H27 H28 H29 一口メモ 児童虐待には 身体的虐待 心理的虐待 性的虐待 ネグレクトがあります ネグレクトとは 食事を不えない ひどく丌潔にする 自動車の中に放置するなど 子供 の世話 監護 を怠ることをいいます 21

27 4 行方不明事案への適切な対応の推進平成 29 年中 行方不明者届 1,569 件を受理し そのうち自殺のおそれがあるもの 認知症等により事故に遭ったおそれのあるものなどについては 特異行方不明者として届出を受理した後 速やかな手配 捜索活動を実施し早期発見 保護に努めました 行方不明者の届出状況 ( 件 ) 2,000 1,500 1,000 総届出件数 特異行方不明者 認知症行方不明者 1,729 1,626 1,549 1,566 1,569 1,065 1, H25 H26 H27 H28 H29 今後の方針 1 子供の安全対策の強化不審者等に対する検挙 警告等の先制 予防的な活動を推進した結果 子供被害の不審者情報認知件数が前年同期をわずかに下回るなど一定の成果がありましたが 県民が安全 安心を実感するまでには至っていません 引き続き 子供の屋外での活動時間帯を中心に 防犯ボランティア等と連携した通学路や公園等の警戒活動や教育施設への不審者侵入訓練等を積極的に実施するほか 犯罪の発生実態や不審者情報を分析し 不審者等に対する検挙等の活動にも早期に取り組むなど 子供の安全対策を推進します 2 ももくん ももかちゃん安心メール を始めとした情報発信の推進引き続き ももくん ももかちゃん安心メール を始めとしたあらゆる広報媒体を活用し 事案の緊急性 危険性等を踏まえ 関係者や地域住民等に対するタイムリーな情報発信を推進します 3 人身安全関連事案における組織的な対応の推進子ども女性安全対策課を中心とした組織的対応等により 重大事件の発生を抑えました 引き続き関係機関等との連携を強化しながら 積極的な行為者の検挙 ストーカー規制法に基づく禁止命令等の行政措置を実施するなど 被害者等の安全確保を最優先とした対策を推進します 4 行方不明事案への適切な対応の推進今後 認知症により行方不明となる高齢者の増加も予想されます 行方不明者届出を受理する際には 状況や原因動機を詳細に聞き取り 特に 事件 事故に遭遇するおそれのある特異行方不明者等については 関係箇所に早期手配を行うとともに 防犯カメラの活用 関係者からの聞き込み 関係機関 団体と連携した捜索活動等 取り得る手段を尽くして早期発見を目指します 施策所管課生活安全企画課 子ども女性安全対策課 22

28 平成 29 年岡山県警察運営重点 尐年非行防止対策の推進 計画 ( 目標 ) 業績指標 非行率 4.0 人以下 / 年 1 非行尐年を生まない社会づくりの推進学校を始め 関係機関 団体 事業者 地域住民 地域ボランティア等との幅広い連携 協働による非行防止活動のほか 規範意識の向上や 人を思いやる心の醸成を念頭に置いた非行防止教室の開催等の諸対策を推進し 社会全体として非行尐年を生まない社会づくりを推進します 2 非行尐年の厳正な検挙 補導非行尐年に対しては 真摯な反省を促して再非行を防止するためにも 厳正な検挙 補導を実施します 3 尐年の福祉を害する犯罪の取締りの推進児童ポルノ事案を始め 悪質性の高い尐年の福祉を害する犯罪の取締りを強化します 4 尐年を取り巻く有害環境の浄化対策の推進尐年警察ボランティア等と連携した有害環境浄化活動を推進するとともに スマートフォンのフィルタリングの普及促進 携帯電話事業者との協働によるインターネットモラル教室の積極的な開催等により インターネットに起因する犯罪被害の防止に努めます 主な取組 1 非行尐年を生まない社会づくりの推進 (1) 学校等と連携した尐年非行防止教室の開催県内の小 中 高等学校に警察官 OB である非行防止教室専門員 ( 非常勤職員 ) を派遣し リアリティーあふれる非行防止教室を開催するとともに 学校を始め 関係機関 団体 企業 地域ボランティア等と幅広い連携 協働の下 規範意識の向上を目的とした広報啓発活動やあいさつ運動等を実施しました 各機関等と連携した広報啓発活動 タレントを起用した広報啓発活動 (2) 学校警察連絡室活動の拡大活動重点対象校の抱える課題を解決するため 各校の個別の課題や実情を踏まえた実質的な活動を展開したほか これまでの取組成果の他学校等への共有や 活動重点対象校の拡大等 県下全域に規範意識向上に向けた活動の波及 拡大を推進しました 23

29 (3) 立ち直り支援活動の推進関係機関 団体 ボランティア等と協働での再非行防止を目的とした各種体験活動を通じ 尐年たちに自己肯定感や達成感を感じさせるなど 個々の尐年の状況に応じた支援活動を実施しました (4) 県民総ぐるみ! 子どもの健全育成キャンペーンの実施尐年警察ボランティアを始め 関係機関 団体 企業等との幅広い連携の下 まずは大人がルール マナーを守る をコンセプトとした各種広報啓発活動を実施しました 尐年の立ち直り支援活動 企業と連携した広報啓発活動 FM ラジオを活用した広報啓発活動 2 非行尐年の厳正な検挙 補導対教師暴力を始め 非行をした尐年に真摯な反省を促すため 強制措置を含む厳正な検挙 補導を実施しました 刑法犯少年の検挙 補導人数の推移 ( 人 ) 2,000 1,829 1,691 非行率の推移 ( 人 ) 10 1, , , H25 H26 H27 H28 H29 刑法犯尐年 ~ 刑法犯により検挙された犯罪尐年及び補導された触法尐年 0 H25 H26 H27 H28 H29 非行率 ~ 尐年人口 (10~19 歳 )1,000 人当たりに占める刑法犯尐年の割合 3 尐年の福祉を害する犯罪の取締りの推進児童買春 児童ポルノ製造事犯等 尐年の福祉を害する犯罪の取締りを推進しました 24

30 尐年の福祉を害する犯罪の検挙状況 年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 検挙件数 (件) 検挙人員 (人) 区分 尐年の福祉を害する犯罪 児童買春に係る犯罪 児童の心身に有害な影響を与える行為 をさせる犯罪等 スマホゲームを利用した強制わいせつ 児童買春 児童ポルノ禁止法 違反 製造 等事件の検挙 事 例 ゲームアプリの掲示板を通じて知り合った多数の女子児童等に対して 同 年代の女子児童になりすまし 同女らの裸の画像を撮影させて送らせた後 その画像を第三者に提供するなどした無職の男性を逮捕しました 一口メモ 子供をインターネットに起因する事件や事故の被害者や加害者にさせないために 全国的には子供がインターネットの危険性を知らないまま 面識のない相手とツイッター やLINEなどのSNSでやりとりをした結果 自分の裸の画像をスマートフォンで送るように 脅されたり 最悪の場合 殺人事件の被害者になるという悲惨な事件も起きています インターネットに起因する犯罪やトラブルから子供を守るためには フィルタリングサー ビスを確実に利用するとともに 大人がインターネットの危険性や正しい利用方法を子供に 教え 家庭で 掲示板等に出会いを求める書き込みをしない 住所や氏名といった個人情報や自分や自宅の写真を掲載 しない インターネット上で知り合った相手とは絶対に会わない インターネットを悪用しない 夜遅くまでインターネットを使わない 等のルールを作ることが大切です 4 尐年を取り巻く有害環境の浄化対策の推進 商業施設やゲームセンター等における尐年警察 ボランティア等と連携した尐年の街頭補導や イ ンターネットの使用に起因する犯罪被害から尐年 を守るため 通信事業者と連携して小 中 高等 学校等における インターネットモラル教室 等 を実施しました 尐年警察ボランティアによる街頭補導活動 25

31 業績指標の達成状況 非行率 目標値 4.0 人以下 / 年 平成 29 年結果 3.8 人 / 年 新晴れの国おかやま生き活きプラン ( 平成 29~32 年度 ) の生き活き指標 今後の方針 業績指標 非行率 4.0 人以下 / 年 1 非行の未然防止対策の強化本県の尐年非行情勢は改善傾向が継続しているものの 非行率は依然として全国のワースト上位であるなど 楽観できる状況にはありません 学校を始めとする関係機関 団体 企業 地域住民 地域ボランティア等との幅広い連携 協働の下 非行防止教室の開催 あいさつ運動 万引きを中心とした初発型非行の抑止対策等の諸対策を推進するとともに まずは大人がルール マナーを守ることをコンセプトとした 県民総ぐるみ! 子どもの健全育成キャンペーン を継続して実施するなど 非行尐年を生まない社会を目指します 2 非行尐年の厳正な検挙 補導措置非行尐年に対しては 真摯な反省を促して再非行を防止するため 厳正な検挙 補導措置を引き続き実施します 3 再非行防止対策の推進本県の尐年の再犯者率は依然として高水準であるほか 尐年自身の規範意識の低下やコミュニケーション能力の不足 家庭や地域の教育機能の低下等により 尐年が自分の居場所を見いだせず 社会に対して疎外感を感じている状況が認められます 問題を抱えた個々の尐年に手を差し伸べ 立ち直りを支援し 再び非行に走ることを防止するため 保護者参加型や関係機関の専門性を活かした尐年の立ち直り支援活動を推進します 4 尐年保護対策の推進依然として インターネットを通じた尐年の福祉を害する犯罪等の被害者となる尐年は後を絶ちません 尐年警察ボランティア等と連携した有害環境浄化活動の推進や児童ポルノ事案を始めとする悪質性の高い尐年の福祉を害する犯罪の取締りを強化するとともに フィルタリングの普及促進 携帯電話事業者と協働によるインターネットモラル教室の開催 児童の性的被害の防止に向けた広報啓発活動の推進等 インターネットに起因する犯罪被害防止に努めます 施策所管課少年課 26

32 平成 29 年岡山県警察運営重点 サイバー犯罪対策の推進 計画 ( 目標 ) 1 サイバー犯罪被害の未然防止情報通信技術の進展により 利便性が向上している反面 これらを悪用したサイバー犯罪の手口も進化するなど サイバー犯罪の脅威はますます深刻化していることから サイバー空間の安全を確保するため 引き続き IT 関連企業等と連携した事業所等対象の研修会やセキュリティ対策に関する広報啓発活動を通じて 県民や事業者等のセキュリティ意識の醸成によるサイバー犯罪被害の未然防止対策を一層推進します 2 サイバー犯罪の取締りの推進サイバー空間の秩序の回復と維持に向けて コンピュータ ウイルスや不正アクセスによる個人情報流出等 悪質性の高い犯罪に重点を置いた先制的な取締りを推進します 主な取組 1 サイバー犯罪被害の未然防止 (1) 各種セミナーの開催県内の IT 関連企業で構成する 岡山県情報セキュリティ協議会 (OISec( オーアイセック )) と連携し 企業や大学生を対象としたセキュリティ研修会を開催し セキュリティ意識の高揚を図りました 企業を対象としたセキュリティ研修会 大学生を対象としたセキュリティ研修会 (2) セキュリティ意識調査県警察ホームページや各種会合の機会を活用し インターネット利用者を対象に セキュリティ意識に関するアンケート調査を 4 回実施し 1,378 人から回答を得ました その結果 ウイルス対策ソフトの導入割合は パソコンよりもスマートフォンが低い 電子マネー等の新しいサービスをよく知らないにもかかわらず 誰にも相談せず 架空請求を真正な請求と判断していることなどが判明しました アンケート結果は 県民のセキュリティ意識の高揚を図るための各種広報啓発活動に活用しました 27

33 (3) 効果的な広報啓発活動 サイバー犯罪体験型セミナーコンテンツを制作し 実例に基づくセキュリティ講話を行いま した また 40歳以上の方からのサイバー犯罪に関する相談が増加傾向にあったことから 対 象年齢層を絞った内容のチラシを作成 配布してセキュリティ意識の高揚を図りました サイバー犯罪体験型セミナーコンテンツ チラシ サイバー相談増加中!! 一口メモ サポート詐欺にご用心 サポート詐欺とは 実際にはコンピュータ ウイルスに感染していないにも関わらず ウイルスに感染しました 至急 に電話してください などという嘘の画面 を表示させ 指定した番号に電話をかけると ウイルス駆除という名目で契約を結ばさ れ 金をだまし取られるという手口の悪質商法です このような被害に遭わないために ① ウイルス警告画面が表示されても 慌てて指定の電話 番号にかけず パソコンの購入店等に相談すること ② 安易にクレジットカード等の番号を入力しないこと などに気をつけて 万が一契約した場合には 警察や消貹生活 センターに相談してください 2 サイバー犯罪の取締りの推進 (1) サイバー犯罪検挙状況 高度な情報通信技術を用いたサイバー犯罪に重点を置いた取締りを推進し 元従業員による 不正アクセス禁止法違反事件や インターネットを悪用した偽造商品販売の商標法違反事件等 を検挙しました サイバー犯罪の検挙件数 年 区分 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 コンピュータ 電磁的記録対象犯罪 件 ネットワーク利用犯罪 件 不正アクセス禁止法違反 件 合 計 (2) 捜査員の育成 複雑 高度化するサイバー犯罪に対処するため 民間事業者が実施する研修へ捜査員を派遣 するなど 専門的捜査員の育成を推進しました 28

34 ネットオークションで偽サイン色紙 を販売した詐欺事件の検挙 事 例 インターネットオークションサイト で アニメーション映画監督新海誠氏 ほかの偽サイン色紙14枚を出品し 計 10人の落札者から代金合計約20万円 をだまし取った32歳の男性を詐欺事件 により検挙しました 一口メモ ランサムウェアに気をつけて ランサムウェアとは パソコンやスマートフォンに保存してあるファイルを勝手に暗 号化したり 画面をロックして データを人質にとり 元通りにすることと引き替えに 金銭を要求する手口に使われるウイルスです ランサムウェアによる被害を防止するために ① ウイルス対策ソフトの導入と更新 ② OSやアプリケーションを更新し 最新の状態にする ③ 心当たりのないメールや英文など文面の意味が分から ないメールの添付ファイルを開かない ④ 重要なデータの定期的なバックアップ などの対策を行いましょう 今後の方針 1 サイバー犯罪に対する対処能力の向上 情報通信技術の進歩により 利便性が向上している反面 これらを悪用したサイバー犯罪の手 口も進化するなど サイバー空間の脅威はますます深刻化しています こうしたサイバー空間の安全を確保するため 引き続きIT関連企業等と連携して県民や事業 者のセキュリティ意識の向上を図り 社会全体でサイバー空間の脅威に立ち向かう気運を高め サイバー犯罪被害の未然防止対策を一層推進します 2 インターネット上の違法 有害情報対策の推進 インターネットバンキングに係る不正送金事犯等の高度な情報通信技術を利用する犯罪に対し て積極的な捜査に取り組むとともに サイバーパトロールを通じて違法 有害情報を幅広く把 握して事件化に努めるとともに 合理的な理由もなく違法情報の削除依頼に応じない悪質なサ イト管理者に対しても 検挙を始めとした積極的な措置を講じていきます 3 サイバー犯罪に的確に対応できる体制等の整備 増加するサイバー犯罪に対して 警察が迅速 的確に対応する必要があることから サイバー 犯罪捜査に関する部内検定の定期的実施や 民間事業者等が実施する専門性の高い研修等を活用 した教養の推進等を通じて 県警察全体でサイバー犯罪対処能力の底上げを図ります 施策所管課 サイバー犯罪対策課 29

35 平成 29 年岡山県警察運営重点 暴力団 薬物等組織犯罪対策の推進 計画 ( 目標 ) あつ 1 山口組の分裂に伴う対立抗争事件等の防遏に向けた取組の徹底対立する暴力団に対する取締りや対立抗争事件に関する情報収集を強化するとともに 県民の安全確保を最優先とした暴力団事務所等の警戒活動と事務所の撤去等暴力団排除に向けた取組を推進します 2 暴力団取締りの徹底と暴力団を社会から孤立させるための総合対策の推進各種法令を駆使した中枢幹部等構成員の検挙を徹底します また 暴力団の関係企業 共生者の実態を解明して資金源遮断を図り 各種業界からの暴力団排除施策を推進するとともに 暴力団排除に取り組む事業者等に対する保護対策を推進します 3 不法収益等の剥奪組織的犯罪処罰法等の効果的な適用により 犯罪収益等の剝奪に向けた諸対策を推進します 4 国際犯罪対策の推進来日外国人による犯罪の検挙はもとより 犯罪の温床となるおそれのあるヤード対策 歓楽街対策の徹底に努めます また 犯罪を助長したり容易にする各種生活手段 制度等を悪用した犯罪インフラを生まないための環境づくりを推進します ヤード とは 海外への輸出等を目的として 自動車等の解体 コンテナ詰め等の作業場所と認められる 周囲が鉄壁等で囲まれた施設等のことをいいます 5 総合的な薬物 銃器対策の推進税関 海上保安庁等の関係機関と連携した水際での密輸事犯の検挙 薬物末端乱用者の徹底検挙と薬物密売組織の摘発 暴力団等が管理する武器庫の摘発に努めます さらに 関係機関と連携した薬物乱用防止に向けた広報啓発活動を推進します 主な取組 あつ 1 山口組の分裂に伴う対立抗争事件等の防遏に向けた取組の徹底対立抗争事件の封圧に向けて 組織構成員の検挙を始め ヤミ金融取引の摘発等暴力団組織に打撃を与える取締りを徹底するとともに 暴力団事務所等に対する警戒活動を推進しました 2 暴力団取締りの徹底と暴力団を社会から孤立させるための総合対策の推進 (1) 暴力団取締りの状況平成 29 年中は 暴力団事件 112 件 暴力団組員等 102 人を検挙したほか 暴力団対策法を適用して中止命令 5 件を発出しました 暴力団犯罪の検挙状況等 年区分検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 行政命令 ( 件 ) 勧告 公表 ( 件 ) 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年

36 暴力団事務所の警戒 暴力団事務所の捜索 事 (2) 例 暴力団準構成員による貸金業法違反等事件の検挙 無許可で高金利の貸金業を行っていた暴力団準構成員を検挙し 暴力団の 資金源を封圧しました 不当要求を行った暴力団幹部に対して中止命令を発出 スポーツ用品店に対して丌当に商品の割引を要求した暴力団幹部2名に対 して中止命令を発出しました 暴力団排除活動 ア 民間団体等と協働した暴力団排除活動の推進 岡山シーガルズの試合会場において チーム選手等と共にパンフレットやグッズを配布す るなどの暴力団排除キャンペーンを開催しました また 地域の暴力団排除団体と共に 暴力団追放啓発立て看板を作成 設置して 暴力団 排除気運の向上を図りました 岡山シーガルズによる暴力団排除キャンペーン 暴力団追放啓発立て看板設置 イ 各種契約 取引等からの暴力団排除 暴力団等の反社会的勢力を社会から排除するため 積極的な情報提供を行い 大規模工事 や金融取引などの経済活動や生活保護等の公的制度からの暴力団排除の取組を強力に推進し ました また 平成29年11月8日 暴力追放 銃器根絶運動推進県民大会において 暴力団と銃器 のない社会の実現に向けて 県民の意識高揚を図りました 事 例 大規模建設工事からの暴力団排除 暴力団による資金獲徔活動の標的として狙われる大規模建設工事について 工事関係者 発注者 岡山県暴力追放運動推進センター 岡山弁護士会及び 警察で構成される暴力団排除対策協議会の設立を推進し 平成29年中は 9 つの協議会が発足しました 31

37 (3) 保護対策の徹底 暴力団等からの危害行為を防止するため 暴力団排除活動を行う事業者等に対する保護対策 を徹底しました 身辺警戒員の訓練状況 3 不法収益等の剝奪 暴力団等の犯罪組織を弱体化させ 壊滅に追い込むため 平成29年中は マネー ローンダリ ング事犯12件を検挙しました また 起訴前の没収保全命令6件を裁判官に請求し 同命令の発出を受けるなど 犯罪収益対 策を推進しました マネー ローンダリング とは 犯罪によって得た収益を その出所や真の所有者が分 からないようにして 捜査機関による発見や検挙を逃れようとする行為をいいます 事 例 ヤミ金業者の収益等を没収保全 ヤミ金業者を貸金業法違反で検挙し 犯罪収益として その収益や預金債 権等を剝奪しました 4 国際犯罪対策の推進 (1) 来日外国人の検挙状況 各部門と連携し 平成29年中は 44人の来日外国人を検挙しました 来日外国人 とは 警察庁における統計上の分類であり 日本国内に在留する外国人 のうち 定着居住者 在留米軍関係者及び在留資格不明の者を除いた外国人をいいます 来日外国人の検挙状況 年 区分 検挙件数 (件) 検挙人員 (人) 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 窃 盗 暴 行 傷 害 脅 迫 詐 欺 入管法違反 風適法違反 そ の 他 32

38 (2) 犯罪インフラ対策の推進犯罪組織は 犯罪インフラを利用して各種犯罪を敢行していることから 情報収集と分析を徹底するとともに 関係機関との連携 情報共有を図り 実態解明 取締りを推進し 口座売買事件や偽造在留カード提供未遂事件 偽装結婚事件を検挙しました 犯罪インフラ とは 犯罪を助長又は容易にする基盤のことをいいます 犯罪インフラ事犯には 地下銀行による不正な送金 偽装結婚 偽装認知 旅券 在留カード偽造 不法就労助長罪等があります 5 総合的な薬物 銃器対策の推進 (1) 検挙状況薬物関係では 覚醒剤事犯 162 件 116 人 大麻事犯 53 件 42 人 麻薬 向精神薬事犯 2 件 2 人 指定薬物 ( 医薬品医療機器法に規定する薬物 ) 事犯 9 件 1 人を検挙しました 銃器関係では 遺族などからの通報により 遺品拳銃 6 丁を押収しました 薬物の押収状況 区分 覚醒剤 (g) 乾燥大麻 (g) 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 ,540 8,198 30,155 6, 麻薬 (g) 統計上 数値は小数点以下を四捨五入しています 押収した覚醒剤 押収した大麻 拳銃の押収状況 年区分押収丁数 ( 丁 ) 暴力団からの押収暴力団以外からの押収 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 押収した拳銃 33

39 事 例 暴力団組織の会長らによる覚醒剤密輸入事件の検挙 他都府県警察と合同で暴力団組織の会長らによる覚醒剤密輸入事件を検挙 し 覚醒剤約480キログラム 末端価格約307億円相当 を押収しました (2) 広報啓発活動 薬物関係では 岡山県覚醒剤等薬物乱用対策推進 本部を中心に 関係機関 団体と連携して 広報活 動を推進したほか 県警察が独自に作成したパンフ レット 白い悪魔の実態 を活用して 薬物乱用の ないまちづくり活動を展開しました 銃器関係では 暴力追放 銃器根絶運動推進県民 大会を開催したほか 県内の高校生を対象に 違法 銃器根絶キャンペーンポスターの募集 掲示を行う など 幅広い広報啓発活動を推進しました 銃器根絶キャンペーンポスター 今後の方針 あつ 1 山口組の分裂に伴う対立抗争事件等の防遏に向けた取組の徹底 暴力団の対立抗争事件の危険から県民を守ることを第一として 警戒 取締りの強化により抗 争事件防遏に努めます 2 暴力団取締りの徹底と暴力団を社会から孤立させるための総合対策の推進 あらゆる事件捜査を通じて徹底検挙を行い 暴力団組織の弱体化 壊滅を図ります また 関係団体 県民等と相互に連携 協力しながら 暴力団を社会から孤立させるための取 組を推進するとともに 暴力排除活動を行う事業者の保護対策を徹底します さらに 暴力団構成員の離脱支援や社会復帰に向けた就労支援等の取組を強化し 組織の弱体 化を図ります 3 不法収益等の剝奪 組織的犯罪処罰法等の効果的な適用により 犯罪収益等の剝奪に向けた諸対策を推進します 4 国際犯罪対策の推進 来日外国人による犯罪の検挙はもとより 犯罪の温床となるおそれのあるヤード対策 歓楽街 対策を推進します また 各種生活手段や制度等を悪用する犯罪インフラを生まないための環境づくりを推進しま す 5 総合的な薬物 銃器対策の推進 税関 海上保安庁等の関係機関と連携した水際での密輸事犯の検挙 薬物末端乱用者の徹底検 挙と薬物密売組織の摘発 暴力団等が管理する武器庫の摘発に努めます さらに 関係機関と連携した薬物乱用防止に向けた広報啓発活動を推進します 施策所管課 組織犯罪対策第一課 組織犯罪対策第二課 34

40 平成 29 年岡山県警察運営重点 捜査の高度化 科学化等による犯罪の徹底検挙 計画 ( 目標 ) 業績指標 重要犯罪検挙率 100%/ 年 1 捜査の高度化 科学化等の推進による重要犯罪等の徹底検挙徹底した現場鑑識活動により 指掌紋 足痕跡等の客観証拠の迅速な確保に努めるとともに 各種捜査情報や防犯カメラ画像等の集約 システムを活用した分析能力や画像解析技術の向上等による捜査の高度化や DNA 型鑑定等の有効活用による捜査の科学化を一層強力に推進します 殺人 強盗などの重要犯罪や空き巣 ひったくりなどの重要窃盗犯といった県民が強く不安を感じる身近な犯罪を徹底検挙し 体感治安の向上を図ります 公平 公正な社会の実現を目指して 悪質な知能犯罪の検挙を推進するとともに 各種選挙における違反取締りを徹底し 選挙の自由と公正の確保に努めます 2 新たな刑事司法制度に対する対応平成 28 年 6 月 3 日 刑事訴訟法の一部を改正する法律が公布され 段階的に通信傍受の合理化 効率化 弁護人による援助の充実化 証拠開示制度の拡充等が施行されるほか 平成 31 年 6 月までには 裁判員裁判対象事件の被疑者取調べについて 原則全過程の録音 録画が義務化されることから 的確な対応に向けて各種専科 教養等の取組を強化します 主な取組 1 捜査の高度化 科学化等の推進による重要犯罪等の徹底検挙 (1) 重要犯罪の検挙迅速 的確な初動捜査の徹底と犯罪関連情報の分析強化及び防犯カメラ画像等の客観証拠の確実な収集等により 重要犯罪の徹底検挙に努めました 殺人 放火 略取誘拐 人身売買の検挙率は 100% を維持するとともに 平成 24 年以降 重要犯罪全体の検挙率は 90% 以上の高水準を維持しています 重要犯罪 ( 罪種別 ) の認知 検挙件数等 区分罪種重要犯罪殺人強盗放火強制性交等略取誘拐 人身売買強制わいせつ 認知件数 ( 件 ) 検挙件数 ( 件 ) 前年比 前年比 検挙人員 ( 人 ) 前年比 検挙率 (%) 前年比 ( ホ イント ) % % % % % % %

41 重要犯罪の認知 検挙件数等の推移 認知件数 件 検挙件数 検挙率 200 認 知 検 挙 件 数 H25 事 (2) 検 挙 率 H26 H27 H28 H29 連続発生した強盗事件を検挙 迅速 的確な初動捜査により 平成29年5月上旬から6月上旬にかけて 岡山市内で連続発生したコンビニエンスストア対象の持凶器強盗事件の被疑 者をスピード検挙しました 例 重要窃盗犯等の検挙 刑法犯認知件数の約7割を占める窃盗犯のうち 県民が最も不安を感じる重要窃盗犯の検挙 に重点を置いた捜査を推進しました また 他府県警察との緊密な連携の下に 合同 共同捜査を積極的に実施し 広域にわたる 窃盗事件の捜査に努めました 重要窃盗犯の認知 検挙件数等 区分 認知件数(件) 罪種 検挙件数(件) 前年比 重要窃盗犯 検挙人員(人) 前年比 検挙率( ) 前年比 (ポイント) 前年比 1, % -6.7 侵入窃盗 1, % -8.1 自動車盗 % -1.3 ひったくり % % す り 重要窃盗犯の認知 検挙件数等の推移 認知件数 件 検挙件数 検挙率 2,000 認 知 1,500 検 挙 1,000 件 数 , ,370 1, , H25 H26 H27 36 H28 H29 検 挙 率

42 高級自動車を窃取する連続自動車 盗事件の検挙 関係府県警察との合同 共同捜査 により 岡山県を始め16都府県下に おいて高級自動車を窃取した連続自 動車盗事件を検挙しました 事 例 (3) 重要知能犯罪の検挙 不正の実態解明と構造的不正の追及に努め 市職員らによる官製談合防止法違反等事件や 臨床検査技師による通貨偽造 偽造通貨行使事件を検挙しました また 第48回衆議院議員総選挙では 選挙事務関係者の選挙運動の禁止違反事件を検挙する など 厳正な違反取締りを行いました 事 (4) 例 市職員らによる官製談合防止法違反等事件の検挙 市職員が 入札業者の会社役員に対し 秘密事項である予定価格に相当す る設計金額を教示するなどして 公正な入札を妨害した疑いで市職員らを逮 捕しました 迅速 的確な初動捜査の推進と科学鑑定の積極的実施 組織の総合力を発揮した初動捜査の一層の高度化を目指し 防犯カメラ画像を始めとした各種犯罪情報の収集及び分析を強 化するとともに 現場鑑識活動では指掌紋及び足痕跡等の犯人 につながる資料の収集を徹底したほか DNA型鑑定を積極的 に実施しました 三次元顔画像識別システムの活用 事 例 防犯カメラ等で撮影された犯罪行為 者の顔画像と被疑者の顔画像とを照合 することにより 両者の同一人性を高 い精度で判定する三次元顔画像識別シ ステムを 各種犯罪捜査で活用しまし た 顔画像の撮影状況 2 新たな刑事司法制度に対する対応 最近の刑事裁判では 客観証拠が一層重視される傾向にあることから 事件現場における遺留 物 現場周辺の防犯カメラ画像等犯行の裏付けとなる客観証拠の収集とその後の適切な保管管理 の徹底に努めました また 適正捜査をより一層推進するため 県内の警察署に対する巡回教養や 警察庁の担当者 による捜査幹部への教養を行うとともに 取調べ技能専科 を実施し 取調べ技能の向上に努 めました 37

43 取調べ技能習得のための教養 警察署員に対する巡回教養 業績指標の達成状況 重要犯罪検挙率 目標値 100 % 平成 29 年結果 95.3 % 新晴れの国おかやま生き活きプラン ( 平成 29~32 年度 ) の生き活き指標 今後の方針 業績指標 重要犯罪検挙率 100%/ 年 1 捜査の高度化 科学化等による犯罪の徹底検挙徹底した現場鑑識活動により 指掌紋及び足痕跡等の客観証拠の迅速確実な収集に努めるとともに 各種捜査情報や防犯カメラ画像等の集中管理と システムを活用した分析等捜査の高度化や DNA 型鑑定等の積極的実施による捜査の科学化を一層強力に推進します 殺人 強盗等の重要犯罪や空き巣 ひったくり等の重要窃盗犯を始めとした県民が強く不安を感じる身近な犯罪を徹底検挙し 体感治安の向上を図ります 公平 公正な社会の実現を目指して 悪質な知能犯罪の検挙を推進するとともに 各種選挙における違反取締りを徹底し 選挙の自由と公正の確保に努めます 2 新たな刑事司法制度に対する対応刑事訴訟法の一部を改正する法律により段階的に通信傍受の合理化 効率化 弁護人による援助の充実化 証拠開示制度の拡充等が施行されるほか 平成 31 年 6 月までには 裁判員裁判対象事件等につき 逮捕した被疑者の取調べについて 原則 全過程の録音 録画が義務化されることから それら刑事司法制度の的確な対応に向けて各種専科 教養等の取組を強化します 施策所管課刑事企画課 捜査第一課 捜査第二課 捜査第三課 鑑識課 科学捜査研究所 38

44 平成 29 年岡山県警察運営重点 高齢者を重点とした交通事故防止総合対策の推進 計画 ( 目標 ) 業績指標 人身交通事故件数 8,000 件以下 / 年 1 県民の交通安全意識の高揚県下の交通事故死者数は減尐傾向にあるものの 依然として交通事故死者数の 6 割以上を高齢者が占めていることから 高齢者を重点とした交通事故防止対策を推進します また 県民一人一人の交通安全意識の高揚を図るため 関係機関 団体等と連携した質の高い交通安全対策を推進するとともに 重大事故を未然に防ぐための事故分析等に基づく諸対策を推進します 2 交通事故抑止に資する交通指導取締り及び悪質 危険運転者対策の推進交通事故分析 住民要望等に基づき 交通事故抑止に資する交通指導取締りを推進します また 飲酒運転 無免許運転等の悪質性の高い違反に対しては その周辺者を含め 徹底した取締りを推進します 3 安全 安心で人にやさしい交通環境の整備地域の交通量 流の変化を踏まえ 交通規制や交通管制の内容について点検 見直しを行うことにより 安全 安心で人にやさしい交通環境の整備を推進します 主な取組 1 県民の交通安全意識の高揚 (1) 高齢者の交通安全意識高揚を図る交通事故抑止対策の推進ア高齢者交通安全重点地区活動の推進交通事故分析に基づき 警察署ごとに高齢者に対する交通安全対策の必要性が高い地区を高齢者交通安全重点地区に選定し 同地区内において 高齢者に対する戸別訪問 夜光反射材の貼付等を重点的に実施しました イ高齢者交通事故 0( ゼロ ) の 92( くに )( 日間 ) おかやま の実施無事故等認定期間 ( 平成 29 年 11 月 1 日から 30 年 1 月 31 日までの 92 日間 ) における無事故等を宣言する高齢者を募集し 高齢者の交通安全意識の高揚を図る取組を実施しました ウ高齢者交通安全啓発ポスター キッズポスター の募集県内の小学生から 孫世代からのメッセージとして 高齢者交通安全啓発ポスター キッズポスター を募集しました 金賞作品をモチーフとした広報啓発品 ( ポスター メモ帳 カレンダー 薬袋用シール ) を作製し 病院 薬局 集会所等 高齢者の目につきやすい場所に掲示するとともに 街頭活動や各種講習 訪問活動時に配布して 高齢者の交通安全意識高揚を図りました 金賞を受賞したキッズポスター 39

45 (2) 高齢運転者を重点とした対策の推進 ア おかやま愛カード 事業の推進 身体機能等の変化により 運転に不安を抱えている高齢者に対して運転免許証の自主返納 制度の利用を促進するため 路線バス タクシーの運賃の割引等の特典が受けられる おか やま愛カード 事業を推進した結果 平成29年中におかやま愛カード7,489枚を発行し 協 賛店は 1,989事業所に拡大しました 一口メモ 公共交通機関の主な特典 主要路線バス 井原鉄道 水島臨海鉄道 運賃半額 智頭急行 普通列車で使用できる回数乗車券半額 協賛タクシー 運賃1割引 岡山県警察ホームページ おかやま愛カード 交通企画課 おかやま愛カードの 協賛車ステッカー イ ドライブレコーダーを活用した高齢運転者対策の推進 平成29年中 15人の高齢運転者に対してドライブレコーダーの映像を活用した個別指導を 実施しました これにより 加齢による運転技能や身体機能の低下を自覚させるとともに 安全運転を支援して高齢者の交通安全意識の高揚と高齢者の交通事故防止を図りました ウ 高齢者交通安全スクールリレーの開催 高齢運転者による交通事故の抑止及び被害軽減に効果があるものと期待される安全運転サ ポート車の普及促進を図るため 県内の自動車ディーラー等と協働して 高齢者交通安全 スクールリレー を8回開催し 135名が参加しました ドライブレコーダー映像を活用した個別指導 安全運転サポート車の乗車体験 (3) 夜光反射材着用の定着化に向けた取組 各警察署ごとに夜光反射材着用のモデル校 着用促進協力校及び着用推進協力企業 団体を 委嘱し モデル校等の生徒による夜光反射リス トバンド着用の実践等を通じて 地域に夜光反 射材着用の浸透を図りました 警察署における夜光反射材着用モデル校等の委嘱式 40

46 事 例 夜光反射材着用モデル校等における取組 県警察では モデル校の全校児童 生徒及 び教職員分の夜光反尃リストバンド約2万個 を配布しました モデル校では 夜光反尃リストバンド着用 の実践のほか学校行事を通じた広報等に 夜 光反尃材着用促進協力校 同協力企業 団体 では 生徒 従業員等に対する夜光反尃材着 用の働き掛け等に取り組んでいます モデル校生徒の夜光反射材着用状況 (4) おかやまふれ愛号 を活用した交通安全教育の推進 県下の老人クラブやイベントで 16種類の交通安全機器を搭載した交通安全体験車 おかや まふれ愛号 による 参加 体験 実践型の交通安全教育を118回 うち高齢者対象45回 実 施しました (5) 良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進 ア 交通ルールの周知 岡山県及び岡山市の教育委員会と交通安全教育や情報提供に関する協定を締結し 自転車 の指導警告状況や交通事故防止に関する教材等を提供して県下の公立小 中 高等学校の児 童 生徒に対する自転車交通安全教育を推進するとともに スケアード ストレイト技法に よる参加 体験 実践型の交通安全教室を開催しました スケアード ストレイト技法 交通事故を疑似体験する教育手法 イ 自転車利用者に対する交通指導取締り 無灯火 イヤホン使用等の違反8万6,534件を警告したほか 制動装置不良自転車運転 遮 断踏切立入り等の悪質な違反33件を検挙しました おかやまふれ愛号 スケアード ストレイト技法を活用した交通安全教室 2 交通事故抑止に資する交通指導取締り及び悪質 危険運転者対策の推進 (1) 交通事故抑止に資する交通指導取締りの推進 交通事故実態や住民要望等を踏まえた速度違反 信号無視 合図不履行 横断歩行者等妨害 等の取締りや パトカー等によるレッド走行及び駐留監視を実施したほか 悪質 危険な交通 三悪 飲酒運転 無免許運転 暴走運転 について取締りを徹底しました また ドライバーに注意を促すため 県警察ホームページ ラジオ 新聞等で取締り場所や 時間等の情報を提供しました 41

47 交通死亡事故多発全県警報発令に伴う 緊急対策 事 例 県下では 8月及び10月に交通死亡 事故が多発し 制度発足以来初めてとな る年2回の交通死亡事故多発全県警報が 発令されました 県警察では 交通指導取締りの強化 関係機関 団体と連携した街頭啓発活動 等の緊急対策を実施しました 一口メモ 飲酒運転根絶宣言店 飲酒運転を許さない社会環境づくりの一環として 岡山県で は 飲酒運転根絶宣言店 の登録を呼び掛けています 飲酒運転根絶宣言店とは 県内で営業する酒類提供飲食店が 来店者に対して来店方法を確認すること 自動車等を運転する予定のある来店者には 酒類を提供しないこと を宣言する店として 県が登録した店です 宣言店の登録を受けると 飲酒運転根絶宣言店登録証 が交 付され 商号 所在地等が岡山県ホームページに掲載されます 飲酒運転根絶宣言登録店 730店 平成29年末現在 (2) 悪質 危険運転者対策の推進 悪質 危険な運転行為による交通事故に対しては 危険運転致死傷罪等の適用を視野に入れ た適正かつ緻密な捜査を推進し 平成29年中は危険運転致傷罪10件 過失運転致傷アルコール 等影響免脱罪6件を検挙しました 飲酒検問 交通鑑識 3 安全 安心で人にやさしい交通環境の整備 (1) 歩行者 自転車利用者の安全 安心対策の推進 平成29年度は 横断歩行者の安全を確保する 愛ライン を12か所に整備したほか 生活道路 区域の速度抑制 抜け道利用抑制を図り 歩行者等の安全な通行環境を確保する ゾーン30 を新たに倉敷市内 美作市内の2か所に整備しました また 自転車の用水路等転落防止のため 道路管理者と連携して ガードパイプ設置等の対 策を推進しました 42

48 ゾーン30施工例 カラー舗装 事 (2) ガードパイプ設置状況 用水路等転落事故防止対策合同現場点検 多発する用水路等への自転車等の転落事故を防 止するため 道路管理者 用水路等管理者 警察 による現場点検を行い ガードパイプの設置など それぞれの現場に応じた対策を実施しました 例 新交通管理システム UTMS 及び交通安全施設等の整備推進 交通事故の総量抑止と交通の円滑化を図り 安全 安心な交通環 境の確立に取り組みました ア 交通管制機能の整備拡充 交通渋滞を抑制するため 集中制御機及び車両感知器の増設 集中制御機の高度化更新をしました 視覚障害者用付加装置 イ 信号機の新設 改良 新設された道路等に信号機を設置するとともに 交通の流れが 低下している幹線道路の信号機については 右折矢印の整備や右 折車両の量に応じて矢印を表示する時間を自動調整する右折感応 機能の導入等の改良をしました さらに バリアフリーに配慮して視覚障害者 高齢者等の交通 弱者が道路を横断する際の安全を確保するため 視覚障害者用付 加装置 高齢者等感応化装置 シルバー用押ボタン等 を整備し ました シルバー用押ボタン 人身事故件数 負傷者数の状況 件 20,000 人身交通事故件数 交通事故死者数の推移 人 負傷者数 , ,745 15,000 12, ,654 14,182 8,465 12,271 10, ,627 8,930 5,000 7, H25 H26 H27 H28 H29 H25 43 H26 H27 H28 H29

49 業績指標の達成状況 人身交通事故件数 目標値 8,000 件以下 / 年 平成 29 年結果 7,220 件 / 年 新晴れの国おかやま生き活きプラン ( 平成 29~32 年度 ) の生き活き指標 今後の方針 業績指標 人身交通事故件数 8,000 件以下 / 年 1 県民の交通安全意識の高揚県下の人身交通事故件数はここ数年減尐傾向にあるものの 死者数は 5 年ぶりに増加に転じたほか 人口 10 万人当たりの死者数も全国ワースト上位であることなどから 全ての道路利用者のルール遵守の前提となる交通マナーアップを図るため 関係機関 団体等と連携した街頭活動や交通安全講習会 広報啓発活動等あらゆる機会を通じて交通安全意識の高揚を図るための各種対策を推進します 2 交通事故抑止に資する交通指導取締り及び悪質 危険運転者対策の推進緻密な交通事故分析 住民要望等に基づいて 交通事故抑止に資する交通指導取締りを推進するとともに 飲酒運転 無免許運転等の悪質 危険な違反に対しては その周辺者を含めた取締りを徹底します また 悪質 危険な運転行為による交通事故に対しては 危険運転致死傷罪等の適用を視野に入れた捜査を推進します 3 安全 安心で人にやさしい交通環境の整備地域の交通量 流の変化を踏まえ 交通規制や交通管制の内容について点検 見直しを行うことにより 安全 安心で人にやさしい交通環境の整備を推進します 施策所管課交通企画課 交通指導課 交通規制課 運転免許課 44

50 平成29年 岡山県警察運営重点 テロ 災害等緊急事態対策の推進 計画 目標 1 テロ未然防止対策の推進 2020年東京オリンピック パラリンピック競技大会等 国際的に大きな注目を集める行事にお けるテロの未然防止に向け 関連情報の収集 海空港等の水際対策 重要施設等に対する警戒警 備 爆発物の原料となり得る化学物質の販売業者等に対する管理者対策等 官民一体となった対 策を推進します 2 災害対処能力の向上 大規模災害の発生時に 被災者の救出 救助や避難誘導等を迅速に行うため 防災関係機関と 連携した実践的な訓練を重ね 災害現場における対処能力の向上に努めます 主な取組 1 テロ未然防止対策の推進 (1) 情報収集等の推進 テロ等重大事案の未然防止に向け 関連情報の収集と 分析を推進しました (2) 爆発物原料対策の推進 爆発物の原料となり得る化学物質の販売事業者や こ れら化学物質を管理する学校等を訪問し 保管 管理の 徹底を要請するとともに 販売業者には不審な購入者に 関する情報提供の依頼と来店時の対応等について指導を 行いました 販売事業者への指導状況 一口メモ 不審情報の具体例 農業を営んでいないが 肥料を大量に購入した 個人で消貹するには丌自然な量を購入した 購入目的が曖昧な人物が購入した 購入目的を尋ねたら購入を断念した 県外からインターネットでの購入申込みがあった 爆発物原料となり得る化学物質 硫酸 塩酸 過酸化水素 硝酸 塩素酸カリウム 塩素酸ナトリウム 劇物6品目 尿素 硝酸アンモニウム アセトン ヘキサミン 硝酸カリウム (3) 重要施設等の警戒強化 テロの標的とされるおそれのある公共交通機関やライフライン施設等に対する警戒警備を強 化するとともに 爆発物によるテロを想定した訓練を実施しました 45

51 (4) 水際対策の強化 国際テロリスト等の国内への侵入を防止するため 港湾管理者 入国管理局 税関 海上保 安庁等と連携し テロリスト等の侵入を想定した合同訓練を実施しました 事 (5) 岡山港テロ対策合同訓練 岡山港に着岸した外国船から男2 人が上陸した などの想定で 丌審者 2人の制圧逮捕 爆発物の処理等の訓 練を 岡山港湾事務所 玉野海上保安 部 神戸税関宇野税関支署 広島入国 管理局岡山出張所 中国運輸局岡山運 輸支局 中国地方整備局岡山港湾事務 所 岡山市消防本部岡山市中消防署と 合同で実施しました 例 テロ対策訓練実施状況 サイバー攻撃対策の推進 サイバーテロやサイバーインテリジェンスといっ たサイバー攻撃に的確に対処するため 岡山県サ イバーテロ対策協議会 等を通じて 先端技術を有 する企業や重要インフラ事業者等との連携に努めた ほか サイバー攻撃を受けた際の対処訓練等を実施 しました サイバー攻撃対処訓練 2 災害対処能力の向上 (1) 災害への対処能力の向上 大雤を想定した防災訓練や 巨大地震発生に伴う列車脱線事故を想定した負傷者救出訓練等 を関係機関と共同して実施するなど 災害への対処能力の向上を図りました 山陽新幹線乗客救出 救助総合訓練 広島県備後灘海域を震源とするマグニチュード7.5規模の巨大地震が発生 し JR新倉敷駅からJR福山駅間を走行中の新幹線が脱線して緊急停止し た際 複数の乗客が転倒して負傷した との想定で 負傷者救出 避難誘導 交通整理等の訓練を JR西日本岡山支社 消防 県警察 3機関約240人 とが合同で実施しました 事 例 山陽新幹線乗客救出 救助総合訓練の状況 46

52 (2) 災害に対する警察活動 9月に発生した台風第18号の接近による県内の被害に対し 防災関係機関と連携した被害情 報の収集 氾濫のおそれがある河川付近における避難広報 冠水や倒木等に伴う交通規制を行 うなど 必要な災害警備活動を実施しました 平成29年7月九州北部豪雨における岡山県警察災害派遣隊の活動 7月5日 福岡 大分両県に大雤特別警報が発令され 局地的に記録的 な豪雤を記録し 河川の決壊 土砂崩れ等により 行方丌明者 家屋の倒 壊等の甚大な被害が相次ぎました 岡山県警察では 7月8日から7月11日までの間 27人の災害派遣隊 を福岡県内に派遣し 行方丌明者の捜索活動に従事しました 事 例 岡山県警察災害派遣隊による行方不明者捜索状況 今後の方針 1 テロ未然防止対策の推進 2020年東京オリンピック パラリンピック競技大会等 国際的に大きな注目を集める行事の開 催を見据え テロの未然防止に向けて 引き続き 関連情報の収集 爆発物原料対策 重要施設 等に対する警戒警備 海空港等の水際対策等 官民一体となった対策を推進します 2 災害対処能力の向上 大規模災害の発生時に被災者の救出 救助や避難誘導等を迅速に行うため 引き続き 防災関 係機関と連携した実践的な訓練を重ね 災害現場における対処能力の向上に努めます 施策所管課 公安課 警備課 外事課 機動隊 47

53 警察活動を支える取組 県民の期待と信頼に応える強い警察の確立 計画 ( 目標 ) 1 警察基盤の整備充実 (1) 警察活動を支える人的基盤の強化増加傾向にあるストーカー 配偶者暴力事案等の人身安全関連事案や特殊詐欺等に対する各種対策を強力に推進し 犯罪や事故のない社会を実現するため 国に対して警察官の増員を要望するとともに 現下の治安情勢に的確に対応するため 組織体制の見直しを行うことで 県民の安全 安心を確保するための体制整備を図ります また 警察業務の魅力ややりがいを伝える募集活動を積極的に推進し 警察職員としてふさわしい能力と資質を有する人材の確保に努めるとともに あらゆる警察業務に的確に対応できる人材の育成に努めます (2) 警察施設 装備の整備充実重大事案等の発生時に警察機能を十分に果たすことができる警察本部庁舎等の警察施設の整備を進めるとともに 装備資機材の充実強化を図ります 2 警察機能の最大限の発揮に向けた組織運営の推進 (1) ワークライフバランスの向上と女性活躍の推進多様な働き方が受け入れられ 全ての職員がワークライフバランス ( 仕事と生活の調和 ) を図ることのできる組織文化を醸成するとともに 女性職員の積極的な採用 登用の拡大やキャリア形成支援等 職員一人一人が個々の能力や適性を生かし 活躍できる職場環境づくりを推進します (2) 強い警察確立のための取組の強化適切な職務執行を行うとともに 高い倫理観を兼ね備えた警察職員を育成するため 警察学校 警察署等における教養訓練を推進します また 第一線の現場執行力を強化するため 各種術科訓練や現場を想定した訓練等の充実強化に取り組みます 3 県民のニーズに応じたきめ細かな警察活動の推進県民からの意見 要望 相談等への迅速 的確な対応や 女性被害者を始めとする犯罪被害者等の心情により配意した対策 積極的な情報発信等を行うなど 県民のニーズに応じたきめ細かな警察活動に取り組みます 主な取組 1 警察基盤の整備充実 (1) 警察活動を支える人的基盤の強化ア警察官 技術職員 ( 研究職 ) の増員平成 29 年度は 人身安全関連事案対策及び国際テロ等対策の体制強化を図るため 地方警察官の増員が図られました これにより 平成 14 年度以降 国による本県警察官の増員数は 合計 449 人となりました また 科学技術の有効活用による犯罪捜査の高度化 科学化を図るため ポリグラフ検査及びプロファイリング分析要員の技術職員 ( 研究職 ) を増員しました 48

54 警察官の増員数等の推移 区分 増員数 ( 人 ) 増員後の定員 ( 人 ) 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 ,453 3,470 3,485 3,500 3,513 平成 26 年度の増員は 県単独によるものであり うち 10 人は 平成 31 年 3 月 31 日までの期限付きです イ体制の整備 ( ア ) サイバー空間の脅威への的確な対処能力強化に向けた体制整備悪質 巧妙化するサイバー犯罪の手口や技術の進展に柔軟かつ迅速に対処し ウイルス攻撃や不正アクセスによる犯罪に重点を置いた取締りを強化するとともに 被害防止対策の一層の普及等を図るため 生活安全部に サイバー犯罪対策課 を新設しました ( イ ) 現下の治安情勢に対応するための体制整備ストーカー 配偶者暴力事案等の人身安全サイバー犯罪対策課発足式関連事案に対する警察署の対処体制を強化するため 岡山西 玉野 水島 玉島 井原及び津山警察署の人身安全関連事案担当係を増員しました また 国際情勢の変化に対応するための事態対処能力の強化 尐年非行防止対策の強化 戦略的な暴力団対策の推進等に向けた所要の体制整備を行いました ウ警察職員としてふさわしい能力や資質を有する人材の確保警察職員としてふさわしい能力や資質を有する人材を確保し 組織の人的基盤を強化するため 大学や民間企業等主催の合同企業説明会等への参加 リクルーターの運用 インターネット等のメディアを活用した募集広報のほか オープンポリス in いずみ町 を始めとする体験型採用説明会を開催しました なお 平成 29 年度中は 警察官 172 人 ( うち女性警察官 25 人 ) 警察行政職員 4 人 警察技術職員 4 人及び尐年補導員 2 人を採用しました 女性限定採用セミナー オープンポリス in いずみ町 (2) 警察施設 装備の整備充実ア警察施設の整備充実平成 29 年度は 警察本部庁舎及び立体車庫の建設工事に着工したほか 岡山中央警察署門田交番 備前警察署和気交番 玉島警察署乙島駐在所 新見警察署新郷駐在所の建替整備を行いました 49

55 門田交番 乙島駐在所 イ 個別施設計画の策定 平成29年3月に公表された 岡山県公共施設マネジメント方針 に基づき 水島警察署と 玉野警察署の今後の整備方針を建替えとする個別施設計画を策定しました ウ 警察装備の整備充実 警察事象の広域化 スピード化等への的確な対応 犯罪の抑止等を目的に 無線警ら車6 台 捜査用車2台等を更新整備するとともに 小型警ら車1台 軽四自動車3台を増強整備 しました また 銃器使用犯罪等の凶悪犯罪に対応するため 防弾衣 防弾帽等の受傷事故防止資機 材を整備しました 2 警察機能の最大限の発揮に向けた組織運営の推進 (1) ワークライフバランスの向上と女性活躍の推進 全ての職員が ワークライフバランスを図りなが ら 生き生きと働き 活躍できる組織文化を醸成す るため 全職員を対象としたアンケートを実施した ほか 仕事と子育て 介護等との両立支援や女性活 躍推進のため ワークライフバランス講演会を開催 しました また 職員の登 退庁時間を早め 又は遅くする あさ活 ゆう活勤務 を実施するなど 多様な働 き方が受け入れられ 職員一人一人が能力や特性を 生かしながら働くことのできる職場環境づくりを進 めました 事 例 マタニティ制服を導入 窓口業務等 制服の着用が望ましいポ ストで働く現場の女性警察官からの意見 に基づいて マタニティ制服 を導入 しました 女性の意見を反映させながら 働きや すい職場環境づくりのため 装備資機材 等の改善にも取り組んでいます 50 ワークライフバランス講演会の開催

56 (2) 強い警察確立のための取組の強化ア職場における教養訓練の推進警察署等の職場では 個人指導や研修会の開催等により 現場執行力の向上を図ったほか 豊富な経験を有する警察官や有識者等の講義等を通じて 専門的な知識 技能の伝承や高い倫理観の醸成に努めました イ術科訓練等の充実強化凶悪犯罪に的確に対処できる精強な執行力を確保するため 柔道 剣道 逮捕術 拳銃等の術科訓練を実施したほか 実際の現場で発生する可能性の高い事案を想定した実践的な訓練の充実強化を図りました 県下警察術科大会 3 県民のニーズに応じたきめ細かな警察活動の推進 (1) 警察安全相談への的確な対応ア警察安全相談の受理各警察署の相談係員を始め 相談対応要員や受理件数の多い警察署に配置されている非常勤の警察安全相談員が 県民から寄せられる警察安全相談に適切な対応を行いました 平成 29 年中の警察安全相談の受理件数は 4 万 1,261 件で 前年より1,638 件 (4.1%) 増加しました 相談内容の約 5 割が生活安全関係で 犯罪等による被害防止 迷惑行為 家庭 職場 近隣関係 契約 取引関係及び悪質商法等の相談が多く寄せられました 警察安全相談の受理件数 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 38,263 38,107 40,321 39,623 41,261 イ 相談業務相互支援ネットワーク の運用県民からの相談に適切に対応するため 相談業務相互支援ネットワークに加盟している関係機関 団体と積極的な情報交換を行うとともに 相談内容に応じて関係機関等と連携を図りました (2) 犯罪被害者等支援施策の推進ア犯罪被害者等に対する直接支援犯罪被害者等に対する支援として 病院への付添いや刑事手続き等の説明 臨床心理士によるカウンセリング 性犯罪被害者等に対する初診料 再診料 診断書料等の公費負担等を行いました イ自治体 民間被害者支援団体等との連携岡山県犯罪被害者等支援条例や県内全市町村に制定されている被害者支援条例を踏まえ 県 市町村 民間被害者支援団体等との連携を一層強化し きめ細かな支援活動を推進しました 0 H25 H26 H27 H28 H29 51

57 ウ 犯罪被害者等支援に対する広報啓発 平成29年11月 犯罪被害者週間に合わせ 犯罪被害者支援フォーラム2017 in おかやま を開催したほか 民間被害者支援団体等との協働事業として 県下の小 中 高等学校等に おいて犯罪被害者遺族による講演等を行う 心と命の教育活動 を推進しました また ケーブルテレビ ラジオ放送等各種広報媒体を活用し 被害者支援等に対する広報 啓発を行うとともに 大学生ボランティアの連携組織の発足など 被害者支援の裾野拡大に 努めました いろ 事 被害者支援大学生ボランティア連絡会 あした彩 の発足 県内の各大学で特色ある被害者支援ボ ランティア活動が行われている中 異な る大学の学生同士が連携を深めるための 組織として発足したもので このような 県下連携組織は全国初です 県警察が事務局となり 被害者支援に 関する情報提供やボランティア活動の支 援を行っています 例 一口メモ 県警察が行う主な被害者支援制度 制度名 制度概要 被害者連絡制度 事件担当捜査員等が犯罪被害者等に対して 捜査状況 加害者の検挙状況について 情報提供を行う制度 カウンセリング アドバイザー制度 精神的被害の回復 軽減を図るため 県警察が岡山県臨床心理士会の協力を徔てカ ウンセリングを行う制度 犯罪被害者給付制度 故意の犯罪行為 殺人や傷害等 により死亡した犯罪被害者の遺族や 重傷病を負 い若しくは障害が残った犯罪被害者に対して国が給付金 一時金 を支給する制度 指定被害者支援員制度 精神的な被害を軽減するため 捜査員とは別に指定された指定被害者支援員が犯罪 被害者等に対する付添や必要な助言 説明等を行う制度 初診料等公貹負担制度 性犯罪被害に遭った場合や一定の犯罪により怪我を負った場合に 被害の内容に応 じて 初診料や診断書料等を公貹で負担する制度 シェルター保護制度 ストーカー DV事案等の被害に遭い 犯罪被害者やその家族を加害者から直ちに 自宅以外の場所に隔離する必要がある場合に 安全な宿泊施設に保護する制度 岡山県警察ホームページ 犯罪被害者への支援 県民応接課 (3) 警察署協議会の運営 各警察署では 協議会からの答申を受け 高齢者を重点とした特殊詐欺対策及び交通事故 防止総合対策の推進 尐年非行防止対策の推進 等 地域住民の意見 要望に沿った施策 の推進に努めました 52

58 一口メモ 警察署協議会とは 警察署の業務運営に民意を反映させるため 警 察署長が住民等の意見を聴くための機関です また 警察署の業務運営を説明し その理解と 協力を求める場でもあります 県下の全警察署に設置され 5 15名の委員 で構成されています 警察署協議会定例会の開催状況 (4) 警察音楽隊によるふれあい活動 県民と県警察を結ぶ 音の架け橋 として 地域に密着したふれあい活動を推進しており 各種機関 団体や学校等からの要請に基づき 各地でパレード演奏やドリル演奏を行うなど 平成29年中は延べ約10万人を対象に計100回の演奏活動を行いました ふれあいコンサート 街角コンサート 今後の方針 警察が県民から負託された責務を全うするためには 高い規律と士気を有する組織を構築すると ともに 第一線警察機能を最大限に発揮するための環境を整える必要があります このため 治安情勢等に対応した組織体制の整備や人材の確保 育成等 警察活動を支える人的 基盤の強化を図るとともに ワークライフバランスの向上や女性活躍の推進等に向けた合理的かつ 効率的な組織運営に努めます また 警察車両や装備資機材の増強のほか 重大事案等の発生時においても警察機能を十分に発 揮することができるよう警察本部庁舎等の整備事業や 岡山県公共マネジメント方針 に基づく計 画的な施設整備を推進するなど 警察基盤の更なる充実 強化に努めます さらに 県民からの意見 要望 相談等への迅速 的確な対応や 犯罪被害者等の心情に配意し た対策 積極的な情報発信等を行うなど 県民のニーズに応じたきめ細かな警察活動に取り組むこ とにより 県民の期待と信頼に応える警察の確立を目指します 施策所管課 総務課 県民応接課 警務課 教養課 会計課 装備課 53

59 平成 30 年岡山県警察運営重点 基本目標 安全 安心の岡山 の実現 ~ 強く正しく温かく ~ 街頭活動の強化 ICT の活用及びボラン ティア等との連携による安全 安心の確保 特殊詐欺対策の推進 子ども 女性を始めとした人身の安全を確保 するための対策の推進 尐年非行防止対策の推進 運営重点 サイバー犯罪対策の推進 暴力団 薬物等組織犯罪対策の推進 捜査の高度化 科学化等による犯罪の徹底検挙 全ての道路利用者のマナーアップによる交通 事故防止対策の推進 テロ 災害等緊急事態対策及び献血運動推進 全国大会に伴う警備諸対策の推進

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62 岡山県警察ホームページ

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( 件 / 人 ) 12, 交通事故の推移 (S4~) ( 人 ) 18 1, 8, 6, 4, 2, 死者数 人身事故件数 負傷者数 S4 S45 S5 S55 S6 H2 H7 H12 H17 H 約 2 倍 6 人身事故件数及び負傷者数は 平成 14 年以降減少傾 重点課題 Ⅱ くらしの向上 5 防犯 防災 交通事故対策 1 犯罪及び交通事故の抑止 目指す姿 安全 安心な治安の確立と交通社会の実現を目指します 1. 政策目標の進捗状況 ( 件 ) 4, 1, 2. 現状分析 刑法犯認知件数 32,17 28,18 3, 23,942 21,365 18,895 18,835 2, 18,299 15,478 17, ( 人 ) 1 8 6 4 2 3, 25,

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