Agenda 1. 本コースで学習したこと 2. 挑戦 3. テスト対象アプリケーションソフト 4. テスト分析 - マインドマップ 5. テスト実施内容 1. 同値分割境界地分析 2. All-Pair 法 3. 状態遷移 4. CFD 法 5. シナリオテスト 6. まとめ 2

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あゆみふじつぐ
5 years ago
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1 ソフトウェアテスト演習コース Ⅱ Member 主査 : 堀田文明 ( 有 ) デバッグ工学研究所副主査 : 小池利和ヤマハ ( 株 ) 構成員 : 秋山友秀キヤノンソフトウェア ( 株 ) 阿部祐輔株式会社インテック小野寺秀利ソニー ( 株 ) 発表者佐藤光紀 ( 株 ) 日本オープンシステムズ清水剛史株式会社ユニケソフトウェアリサーチ高塚大作株式会社 NTTデータ三洋システム富山潤一矢崎総業株式会社

2 Agenda 1. 本コースで学習したこと 2. 挑戦 3. テスト対象アプリケーションソフト 4. テスト分析 - マインドマップ 5. テスト実施内容 1. 同値分割境界地分析 2. All-Pair 法 3. 状態遷移 4. CFD 法 5. シナリオテスト 6. まとめ 2

3 1. 本コースで学習したこと Specification (documents) A... B.... 第 3 回マインドマップ第 8 回第 6 回 FV 表 FL 表など同値分割 CFD シナリオテスト ( ユースケーステスト ) 第 1 回第 5 回マトリックス第 7 回第 2 回状態遷移図 / 表デシジョンテーブル第 6 回直交表 All-Pair HAYST 法 3

4 2. 挑戦ねぇ結局これらの技法って業務にどやって使うの? 秋 4

5 メイン画面ツールの詳細は非公開とします 3. テスト対象アプリケーションソフト体重体重体重体重体脂肪率体脂肪率体脂肪率体脂肪率管理管理管理管理ツールツールツールツール目標設定目標設定体重体脂肪率の管理体重体脂肪率の管理報告報告ログインログイン外部出力外部出力外部出力外部出力グラフ設定グラフ設定ログインログインログインログイン初回初回初回初回クラフラフラフラフ設定設定設定設定 OK キャンセルキャンセルキャンセルキャンセル目標設定目標設定目標設定目標設定クリッククリッククリッククリック更新更新更新更新 CSV 印刷印刷印刷印刷 5 単純な演習課題だけでは技法を習得したとは言えない実務に応用するための実践的な知識がほしい秋

6 1. ( 再掲 ) まずはテスト分析から Specification (documents) A... B.... 第 3 回マインドマップ第 8 回第 6 回 FV 表 FL 表など同値分割 CFD シナリオテスト ( ユースケーステスト ) 第 1 回第 5 回マトリックス第 7 回第 2 回状態遷移表 / 図デシジョンテーブル第 6 回直交表 All-Pair HAYST 法 6

7 4. テスト分析 - マインドマップ取扱説明書や Readme より仕様分析のマインドマップを作成仕様分析を基にテスト分析のマインドマップまで作成夏 2010 偉大なる講師陣より直伝 7

8 1. ( 再掲 ) テスト実装 ~ テストまで Specification (documents) A... B.... 第 3 回マインドマップ第 8 回第 6 回 FV 表 FL 表など同値分割 CFD シナリオテスト ( ユースケーステスト ) 第 1 回第 5 回マトリックス第 7 回第 2 回状態遷移表 / 図デシジョンテーブル第 6 回直交表 All-Pair HAYST 法 8

9 5. テスト実施内容学習したテスト設計技法の応用を目的に評価を実施各技法の説明と応用にあたっての気づき ( ) を載せたテスト技法テスト対象テストケース数バグ数担当者 5-1. 同値分割境界値分析メイン画面主機能 & 判定グラフ表示ちょい悪おやじ 5-2. All-Pair 法グラフ設定機能のっぽさん 5-3. 状態遷移メイン画面 24 5 海老蔵 5-4. CFD 法目標設定から報告 22 6 秋山さん 5-5. シナリオテスト全般 24 6 ちょい悪小池 9

10 5. テスト実施内容 5-1. 同値分割境界値分析処理が同一となる原因データ ( 同値 ) を同一グループに分類テストではこのグループ間の境界値部分を選択するデータフローを捉えたうえで同値分割データ境界値でのテストを実施 BMI 同値分割境界値分析無効同値有効同値無効同値結果系の同値分割が落とし穴だった! 代表値マイナス値記号代表値身長 :0.0~300.0 体重 :0.0~200.0 代表値最大値超文字列データフローを考えることで無効なテスト組み合わせを回避できる Test case Bug

11 5. テスト実施内容 5-2. All-Pair 法テストする機能を因子水準の表 (FL 表 ) にし PICT を用いて All- Pair 表を生成因子間の組合せの網羅度を高める方法グラフ設定機能を FL(Factor Level) 表へ割り付けグラフ設定画面ツールの詳細は非公開とします PictMaster を利用して FL 表から All Pair 表を作成各列の組み合わせが 1 つのテストケースとなる因子名水準 1 水準 2 水準 3 水準 4 水準 5 水準 6 水準 7 水準 8 表示項目体重体脂肪率体脂肪量体重 & 体脂肪率体脂肪量 & 体脂肪率判定体重に体脂肪率を追加する追加しない赤緑青背景色 2 赤緑青体線の種類実線破線一点破線二点破線点線 - 重線の太さと線の色赤緑青 - 体脂マーカーの種類 + なし - 肪マーカーの太さ量マーカーの色赤緑青 - 線の種類実線破線一点破線二点破線点線 - 体線の太さ脂線の色赤緑青 - 肪マーカーの種類 + なし - 率マーカーの太さマーカーの色赤緑青 - マーカーの種類 + なし - 判マーカーの太さ定マーカーの色赤緑青 - 背景色 1 因子水準 No. 事前状態表示項目体重に体脂肪率を背景色 1 背景色 2 体重と体脂肪量線の種類線の太さ線の色マーカーの種類マーカーの太さマーカーの色線の種類線の太さ線の色 1 体重追加しない青青破線 5 青なし 1 緑体重追加しない青赤点線 1 青 1 青体重追加しない青緑実線 3 青なし 2 赤体重追加しない青緑破線 2 緑 4 赤体重追加しない青緑二点破線 4 青 1 緑体重追加しない青青点線 5 緑 5 赤体重追加しない青緑破線 5 緑 2 赤体重追加しない赤緑一点破線 4 緑なし 5 青体重追加しない赤青実線 4 青 4 青体重追加しない赤緑実線 5 青 4 緑体重追加しない赤赤点線 1 緑 4 赤体重追加しない赤赤二点破線 1 赤なし 4 赤体重追加しない赤青実線 3 青 5 赤体重追加しない緑赤二点破線 5 赤なし 3 赤体重追加しない緑青点線 5 緑 + 2 赤体重追加しない緑青二点破線 4 青 2 緑体重追加しない緑赤二点破線 2 赤 4 緑体重追加しない緑赤点線 3 赤 2 青体重追加する青緑破線 3 赤 + 3 青体重追加する青赤実線 4 赤 5 赤体重追加する青赤二点破線 3 緑 5 緑体重追加する青赤一点破線 4 緑 3 青体重追加する青赤点線 2 緑なし 1 緑体重追加する青緑破線 4 青 3 緑体重追加する青青点線 4 青 3 緑体重追加する青緑二点破線 4 赤 + 2 青体重追加する赤赤二点破線 2 赤 2 青体重追加する赤青点線 2 青 + 5 緑背景色や線の色など水準の数が多数になるものはある程度判断で限定させる禁則を有効に使うことによってテストケースを減らすことができる Test case Bug

12 5. テスト実施内容 5-3. 状態遷移 [ プログラムの状態イベント遷移 ] をモデル化し状態とイベントの組合せを網羅してチェックする全ての < 状態 > と < 遷移 > を図で描き全体像を把握するメイン画面身長のみ入力済体重身長と体重体重が入力済 1 判定ツールの詳細は非公開とします体重のみ入力済イベント身長身長と体重体重が入力済 2 イベント判定状態状態状態とイベントのマトリクスで遷移に漏れがないか確認ここの状態に気づくか? 遷移 No. 入力表示 ( 有効なもの ) [ 身長 ] 入力 [ 体重 ] 入力 [ 体脂肪 ] 入力判定ボタン 1 身長標準体重身長 & 体重標準体重 &BMI 身長 & 体重標準体重 &BMI& 肥満度身長 & 体脂肪標準体重体脂肪量身長 & 体重 & 標準体重 &BMI& 体脂肪身長 & 体重 & 標準体重 &BMI& 体脂肪体脂肪量 & 肥満度 & 判定同じイベントであっても挙動が変わってしまう初期状態は全て別状態である Test case 12 Bug 24 5

13 5. テスト実施内容 5-4. CFD (Case Flow Diagram) 仕様の因果関係を流れ図にしその図を基にデシジョンテーブルを作る CFD を作成原因結果 CFD を基にデシジョンテーブルを作成原因と結果の流れは結果から考えるとわかりやすい Test case Bug

14 5. テスト実施内容 5-5. シナリオテストテスト対象を使用するアクターを想定しその環境や目的期待結果などを組み合わせたシナリオに沿ってテストするアクターからユースケース表を作成秋体重管理ツール目標を設定するアクターテスト技法を駆使するだけでは発見できない評価観点に気づく体重を記録する Test case Bug 達成状況を確認する

15 6. まとめ一年間の演習を通して最前線のソフトウェアテスト設計技法を学ぶことができたまた頭では理解している技法を実際のアプリケーションソフトに応用した場合の壁というものを体験したテスト設計を知ることはソフトウェア開発側の人間にとっても非常に有意義であることがわかった秋最終品質を高めるのはテスト行為です原点に帰りテストを見直しましょう 15

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<4D F736F F F696E74202D DD8D8782ED82B98B5A8F7082F B582BD835C F E707074> プロセス改善ベストプラクティス ( テスト ) ワークショップ組み合わせ技術利用したテストケース生成ツールと適用事例の紹介 2009 年 3 月 27 日東芝ソフトウェア技術センター小笠原秀人中野隆司 Copyright 2009, Toshiba Corporation. すべてをテストすることはできない論理的な問題組み合わせが膨大バグがこれで最後と証明することができないコスト時間の問題

Agenda 1. 本コースで学習したこと 2. 挑戦 3. テスト対象アプリケーションソフト 4. テスト分析 - マインドマップ 5. テスト実施内容 1. 同値分割 境界地分析 2. All-Pair 法 3. 状態遷移 4. CFD 法 5. シナリオテスト 6. まとめ 2

Agenda 1. 本コースで学習したこと 2. 挑戦 3. テスト対象アプリケーションソフト 4. テスト分析 - マインドマップ 5. テスト実施内容 1. 同値分割境界地分析 2. All-Pair 法 3. 状態遷移 4. CFD 法 5. シナリオテスト 6. まとめ 2