0722_01表紙、目次、1章、2章(頁付)

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1 平成 29 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書 平成 28 年 7 月 平成 29 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会

2 目 次 第 1 はじめに 1 第 2 平成 28 年度東京都立高等学校入学者選抜状況 2 第 3 平成 28 年度東京都立高等学校入学者選抜の検証 検討 4 1 推薦に基づく選抜の改善 4 (1) 推薦に基づく選抜全般 4 (2) 集団討論 個人面接 6 (3) 小論文 作文 8 (4) 実技検査 9 (5) 文化 スポーツ等特別推薦 10 (6) 平成 29 年度入学者選抜以降の基本的な考え方 12 2 学力検査に基づく選抜の改善 12 (1) 学力検査の教科数及び学力検査の得点と調査書点の比率等の変更 13 (2) 制度変更による応募状況等への影響 14 (3) 分割募集 20 (4) 男女別定員制の緩和 22 (5) 一般の学力検査における外国籍の者の受検についての措置 23 3 その他の制度 26 (1) 学力検査問題のグループ作成 26 (2) 学力検査等得点の本人への開示 32 (3) 答案の本人への開示 35 (4) 都立高等学校入学者選抜における不登校 中途退学対策の在り方 37 第 4 おわりに 41 参考資料 1 平成 28 年度東京都立高等学校入学者選抜状況 42 2 平成 29 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会設置要綱 43 3 平成 29 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会委員名簿 44 4 平成 29 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会特別部会委員名簿 45 5 平成 29 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会審議経過 46 本文中のグラフは 小数第 2 位の四捨五入の処理により合計が必ずしも 100.0% にならない

3 第 1 はじめに 平成 29 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会 ( 以下 本委員会 という ) は 平成 28 年度入学者選抜の検証を行う中で これまでに導入してきた様々な入学者選抜方法の成果と課題を明らかにするとともに 平成 29 年度入学者選抜以降の改善策等を検討することを目的として設置したものである 平成 28 年 5 月 9 日に本委員会第 1 回を開催し 計 5 回にわたって慎重に審議を行った結果 以下のとおり報告をまとめた また 本委員会第 1 回については 平成 28 年度入学者選抜において実施した マークシート方式による学力検査に基づく選抜の効果検証 改善点について各委員から意見聴取をする機会とした なお 平成 28 年度入学者選抜において改善を行った 一般の学力検査における外国籍の者の受検についての措置 については 受検人員や合格人員の状況だけでなく 入学後の生徒の学習や生活の実態等も踏まえて詳細に検証 検討を行うため 本委員会に特別部会を設置することとした 今後 特別部会を4 回にわたって開催して 外国籍の者の受検についての措置の在り方等についての方向性を明らかにし その内容を平成 29 年 1 月 ( 予定 ) に改めて開催する本委員会第 6 回において 報告することを確認した - 1 -

4 第 2 平成 28 年度東京都立高等学校入学者選抜状況 平成 28 年度入学者選抜は 全日制高等学校 173 校 定時制高等学校 55 校 通信制高等学校 3 校で実施した 推薦に基づく選抜 第一次募集 分割前期募集 分割後期募集 第二次募集の概況及び総括は 以下のとおりである 1 推薦に基づく選抜平成 28 年度入学者選抜における推薦に基づく選抜は 全日制高等学校 173 校中 167 校 ( 島しょの6 校は実施せず ) 定時制高等学校 1 校において実施した 昨年度に比べ 全日制高等学校の推薦に基づく選抜の募集人員は55 人増加し 受検人員は 582 人減少した 受検倍率は3.03 倍となり 昨年度に比べ0.08ポイント下降した 入学者選抜年度 全日制受検倍率 入学者選抜年度 全日制受検倍率 第一次募集 分割前期募集全日制高等学校の最終応募倍率は1.51 倍で 昨年度に比べ0.01ポイント上昇した 受検倍率は1.43 倍であり 昨年度に比べ0.02ポイント上昇した 学区制度を廃止した平成 15 年度入学者選抜以降 最終応募倍率は4 番目に 受検倍率は3 番目に高い値であった また 不受検率は 5.3% となり 単独選抜が導入された平成 6 年度入学者選抜以降 最も低い値となった なお 合格者の入学手続辞退率は0.49% となり 昨年度に比べ0.02ポイント上昇した 入学者選抜年度 最終応募倍率 入学者選抜年度 最終応募倍率

5 入学者選抜年度 全日制受検倍率 入学者選抜年度 全日制受検倍率 入学者選抜年度 不受検率 (%) 入学手続辞退率 (%) 入学者選抜年度 不受検率 (%) 入学手続辞退率 (%) 分割後期募集 第二次募集 全日制高等学校の募集人員 1,228 人 ( 分割後期募集 846 人を含む ) に対し 1, 4 25 人 が受検した 受検倍率は 1.16 倍であり 昨年度に比べ 0.02 ポイント下降した 入学者選抜年度 全日制受検倍率 入学者選抜年度 全日制受検倍率 以上 平成 28 年度東京都立高等学校入学者選抜状況を総括すると 最終応募倍率及び受検倍率 は高水準を保っていること 不受検率及び入学手続辞退率も引き続き低水準で推移していることか ら 受検者や都民の都立高等学校に対する期待は依然として高いと言える - 3 -

6 第 3 平成 28 年度東京都立高等学校入学者選抜の検証 検討 本委員会では 平成 28 年度入学者選抜において実施した入学者選抜方法について検証し 平成 29 年度入学 者選抜以降における改善策等について検討した 1 推薦に基づく選抜の改善 (1) 推薦に基づく選抜全般平成 28 年度入学者選抜においては 全日制課程の高等学校の 167 校 定時制課程では新宿山吹高等学校の1 校 合計 168 校が推薦に基づく選抜を実施した 推薦に基づく選抜の審議を行うに当たり 平成 25 年度入学者選抜から改善を図った選抜方法の趣旨の徹底が図られているかなど 推薦に基づく選抜全般について検証を行った < 推薦に基づく選抜の目的 > 1 一般推薦基礎的な学力を前提に 思考力 判断力 表現力等の課題を解決するための力や 自分の考えを相手に的確に伝えるとともに 相手の考えを的確に捉え人間関係を構築するためのコミュニケーション能力など これからの社会にあって生徒たちに必要となる力を評価し 選抜する 2 文化 スポーツ等特別推薦各都立高等学校の個性化 特色化を推進するため 卓越した能力をもつ生徒の力を評価し 選抜する ア高等学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 168) ( ア ) 入学者選抜において 推薦に基づく選抜の目的を達成することができたと思うか 平成 26 年度 平成 27 年度 37.7% 34.9% 50.9% 56.6% 10.2% 5.4% 1.2% 3.0% 平成 28 年度 47.3% 44.9% 6.6% 1.2% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ( イ ) ( ア ) に関する高等学校長の主な意見 集団討論 個人面接 作文を通して 受検者の自分の考えを相手に的確に伝える力やコミュニケーション能力などを総合的に評価し 選抜することができた 毎年 様々な工夫 改善を積み重ねることで 受検者の学習経験に基づいたコミュニケーション能力や 思考力 判断力 表現力を評価する検査になってきている 集団討論 個人面接の評価方法をより適切なものとし さらに評価する側の評価基準が一定となるよう 校内での研修会等を通じて徹底していくことが大切と考える 現在 総合成績に占める調査書点の割合の上限は 50% に抑えられている 一般推薦の目的にあるように 基礎的な学力を前提に 思考力や判断力等を評価するのであるからこそ 集団討論や小論文などのテーマを一層工夫しないと 真に実力のある生徒の確保につながらないと考える - 4 -

7 ( ウ ) 推薦に基づく選抜で入学した生徒の様子に関する高等学校長の主な意見 学校生活に意欲的であり クラスの雰囲気を盛り上げている また 次世代リーダー育成道場等 学校外の教育活動にも興味 関心をもつ者が多い 学習活動だけでなく 部活動をはじめとした特別活動においても 推薦に基づく選抜の合格者の方が 意識が高い傾向がある 推薦に基づく選抜で入学した生徒は 成績上位者と下位者の二層に分かれることが多い 学力の面で不安がある生徒の場合 進級や卒業が危ぶまれることもある 推薦に基づく選抜で入学した生徒の中には 学力検査に基づく選抜で入学した生徒と比べて学習への取組に対する熱心さに欠ける生徒もおり 学習の進度についてこられないことがある イ中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53) ( ア ) 一般推薦の改善と これに伴う自校における指導の工夫により 生徒に変化はあったか 平成 26 年度 4.0% 18.0% 50.0% 28.0% 平成 27 年度 9.6% 44.0% 38.5% 7.7% 平成 28 年度 17.3% 40.4% 36.5% 5.8% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ( イ ) ( ア ) に関する中学校長の主な意見 集団討論等 新しい選抜方法の定着により 普段の学習活動の中でも 自分の考えを積極的に伝えようとする生徒の意欲を高めることにつながっている 日頃の学習指導の中でも 集団討論等の実践的な指導を計画的に行うことで 生徒がどのようにすれば自分の考えや意見 良さなどが相手に伝わるかを考え 実践できるようになった アクティブ ラーニングが本格的に導入される中 生徒同士が互いに自身の考えをぶつけ合いながら課題解決能力を高めていく活動を取り入れることが求められており 実践を始めている その成果が都立高等学校の入学者選抜で評価されるのは良いことだと考える 集団討論や作文など 準備しなければならないことが増えることから 学力検査に基づく選抜の準備に支障があると考えて 推薦に基づく選抜の受検を避ける生徒が増える傾向にある 集団討論 個人面接がどのように評価されているのか 観点だけでは分かりにくい部分があり 不安な面がある ( ウ ) 推薦に基づく選抜の目的を踏まえて 今後 進路指導や学習指導等において工夫する点に関する中学校長の主な意見 生徒の思考力等を高めるために アクティブ ラーニングを取り入れた授業の実践を推進し 自分の考えや意見を正しく相手に伝える表現活動を充実させる キャリア教育の視点から 自己理解 自己管理能力 キャリアプランニング能力 を身に付けさせる指導を積み重ねる 自分の意見を論理的に述べ 意見の異なる相手との話し合いの進め方の指導を継続する - 5 -

8 審議の過程で 保護者からは 推薦に基づく選抜は 趣旨に沿った選抜へと改善が進んでいると考える 大学入試においても 推薦に基づく選抜で評価しているコミュニケーション能力や表現力等を重視してきている 実施に当たり 様々な課題はあると思うが 継続してほしい という意見があった 外部有識者からは 推薦に基づく選抜で入学した生徒の入学後の状況について十分に検証できていない 入学後の成績や卒業後の進路等の分析を行い 現行の推薦に基づく選抜が機能しているかを検証する必要がある という意見があった その他 推薦に基づく選抜は受検者の意欲や表現力等をきめ細かく評価することはできている 一方 ここ数年 入学者選抜方法を分かりやすくする方向で改善が進んだことから 入学者選抜において学校の個性や特色を出しにくいという状況が生じている そのため 都教育委員会の施策として特色ある取組を行っている学校については 推薦に基づく選抜における募集人員の上限を例外的に増やすことを検討してもよいのではないか という意見があった 本委員会では 推薦に基づく選抜の成果と課題を検証 検討するため 以下の各検査項目について 更に検証した (2) 集団討論 個人面接平成 28 年度推薦に基づく選抜において集団討論を実施した高等学校は 163 校 個人面接を実施した高等学校は 168 校であった 集団討論については 昨年度開催された平成 28 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会において 分かりやすく簡単に結論を導くことができるテーマや抽象的で考えを出しにくいテーマでは活発な討論にはならないだけでなく 論理的思考力など集団討論の中で評価すべき力を適切にみることはできない そのため 受検者の実態を踏まえつつ 一層工夫する必要がある と報告されており 本年度はその点について検証を行った ア集団討論の実施状況 ( ア ) 集団討論のテーマ設定について 昨年度の実態を踏まえ工夫したか 35.3% 64.7% 工夫した 工夫していない ( イ ) 集団討論はどのような状況だったか 平成 27 年度 38.9% 60.5% 0.6% 平成 28 年度 41.5% 57.9% 0.6% どのグループも活発に活動できた 活発に討論できたグループとそうでないグループがあった どのグループも活発に活動できなかった - 6 -

9 イ集団討論のテーマ推薦に基づく選抜における集団討論の目的は 次のように規定されている < 集団討論の目的 > 与えられたテーマについて自分の考えを明確に述べることができるか 受検者が協力して一つのテーマに関して論理的に討論を行い妥当な結論を導くことができるか等を確認することを通して 個人面接では把握しにくい 受検者のコミュニケーション能力 思考力 判断力 表現力 積極性及び協調性 バランス感覚や傾聴力などを評価する アンケートの結果 64.7% の高等学校が集団討論のテーマ設定の工夫をしていると回答したにもかかわらず 活発に討論ができたグループの割合は昨年度と比べてあまり増えていないことが分かった これを受けて本委員会では 昨年度と同様 高等学校長が捉えている集団討論の状況とテーマとの関連について着目して検討した 具体的には 高等学校長が 全体として活発で より掘り下げた討論が行われ 受検者の力を十分に評価できた と回答した学校のテーマと 掘り下げた討論まで発展しなかったことから 今後 テーマの設定に改善が必要である と回答した学校のテーマを比較した 前者の例としては 次のようなテーマが設定された 皆さんは 本校第 1 学年の同じクラスの生徒です 今度 アメリカから一人の高校生が このクラスで 1 週間の体験留学をすることになりました そこで ホームルームでどのような歓迎会をするか 皆さんで考えて決めてください また 後者の例としては 次のようなテーマが設定された あなたは 伝統文化についてどう考えますか 美化意識をもつためにはどのようなことが必要だと考えますか ウ高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 集団討論及び小論文については 毎年 テーマについて様々な工夫 改善を積み重ねることで 受検者の学習経験に基づいたコミュニケーション能力や 思考力 判断力 表現力を評価する検査になってきている 集団討論では グループによって討論が活発にならなかったことに加え 質的にも差が生じてしまった点が課題であると考える 真面目で学習意欲も高いが 集団討論の中で自身の考えを表現することが得意でない受検者もいる 内に秘めた考えを個人面接の中で評価できるよう 評価方法の更なる改善を図るとともに 教員の力量を向上させていくことが大切である - 7 -

10 エ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 集団討論のテーマは 各高等学校において相当工夫する必要がある 受検者にとって具体的なテーマであれば 意見が言いやすく 議論も深まりやすい 漠然としたテーマでは 議論が深まりにくくなるのは当然である 受検者一人一人のコミュニケーション能力等をしっかりと評価することができるよう どのような姿が見られたら良いのかなど 高等学校の教員同士で研さんを積んでほしい 集団討論を主導する面接担当者が 受検者一人一人に質問して順番に答えさせるだけで終わってしまうなど 集団面接と変わらない状況になっている学校がいまだにある 審議の過程で 高等学校からは 集団討論を通して 受検者の思考力 判断力 表現力を評価することについては 各高等学校で改善を重ねて精度を高めている 集団討論の実施に当たっては 提示した資料について自身の考えをもたせ データを踏まえた上で自分の意見を発言させるという形式としたことにより 受検者の思考力 コミュニケーション能力等を評価することができた 推薦に基づく選抜の目的にある 基礎的な学力を前提に という部分の共通認識が十分でないことが課題である という意見があった 一方で テーマを工夫しても 受検者の実態によっては集団討論を成立させること自体が困難な学校もある 工夫を重ねても受検者の意見が出にくい学校では 面接担当者が討論を主導する形式とし 受検者を指名して発言を促すことになる それが 受検者に 集団面接のようだった という印象を与えているのではないか という意見もあった 中学校からは 中学校では学習指導要領に基づき どの教科でも言語活動の充実に取り組んでいる これが集団討論にもつながっていると考える という意見や 集団討論のテーマは 受検者にとって具体的なものであると意見が言いやすく 議論も深まりやすい スマートフォン等による SNS( ソーシャル ネットワーキング サービス ) の利用をテーマにしている学校があった スマートフォンを持っていることが前提とされており 持っていない生徒は明らかに不利である 受検者の状況によって有利不利が生じるようなテーマは避けるべきである という意見があった (3) 小論文 作文ア小論文 作文実施校平成 28 年度推薦に基づく選抜において小論文を実施した高等学校は 30 校 作文を実施した高等学校は124 校であった イ高等学校長対象アンケート調査結果 ( ア ) 小論文のテーマについて 昨年度の実績を踏まえ 工夫したか ( イ ) 作文のテーマについて 昨年度の実績を踏まえ 工夫したか 30.6% 69.4% 53.3% 46.7% 工夫した 工夫していない 工夫した 工夫していない - 8 -

11 ( ウ ) 小論文のテーマ設定の工夫 本校の特色を理解し 高等学校生活を具体的に考えているかどうかを問うテーマ設定となるよう工夫した 自分の体験を記入して終わるだけでなく 何を書くことを求められているかが分かるよう 問題の中で段階を追って明示する形に変更した ( エ ) 作文のテーマ設定の工夫 題意を的確に把握する力と 文章の構成力を評価できるよう工夫した 受検者の論理性や表現力を適切に評価できるよう 抽象的なテーマから具体的なテーマに変更した ( オ ) 次年度以降に改善を要する点 受検者にとって身近な問題であることに加えて 社会的事象に対する関心についても評価できるよう テーマ設定を工夫する 入学後の高等学校での生活につながるテーマとなるよう工夫し 受検者が入学してからもテーマを意識して生活をすることができるよう 現在の受検者の考えをしっかりと表現させたい ウ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 特定の知識や経験がなければ書けないテーマ等 受検者の生活環境や興味 関心に依存したテーマではなく 全ての受検者が書けるようなテーマを設定してほしい 各高等学校のホームページに掲載された得点の分布状況を見ると 得点が偏っていて きめ細かな評価となっていないと感じるものがある テーマの設定とともに 受検者の評価についても一層の工夫をお願いしたい 審議の過程で 中学校からは 学力的に十分とは言えない受検者が推薦に基づく選抜で合格してしまうことがあるという声がある そうならないようにするためにも 小論文 作文を通して思考力等を評価することが大切だと考える 小論文 作文のテーマを見ると 工夫をしている高等学校とそうでない高等学校とで大きな差があると感じる 各学校において どのような生徒を選抜したいのかという観点からテーマを検討したり 設定したテーマが適切であるかについて シミュレーションをして判断したりするなどの工夫が必要である という意見があった (4) 実技検査 ア実技検査実施校 平成 28 年度推薦に基づく選抜において実技検査を実施した高等学校は 19 校であった イ実技検査のテーマ ( 例 ) 平成 28 年度推薦に基づく選抜では 次のような実技検査のテーマが設定された 専門学科で学習を行っていく上での適性や基礎的な力をみる課題を設定する 円周上に頂点がある正多角形を描き 頂点を線で結ぶ 指示書や参考図を基にして 工作用紙に展開図を作図し 切り取って立体模型を作製する - 9 -

12 美術科は鉛筆による素描 舞台表現科は基本姿勢 ( 立つ 歩く ) 言葉と身体による表現 台本による表現など 科ごとに必要な能力をみる検査を実施する 中学校の授業や課外活動又は日常の生活などにおいて興味 関心をもったことについて タイトルを付けたプレゼンテーションシートを作成する ウ実技検査を実施した高等学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 19) おける主な意見 実技検査を通して 本校の学習で必要となる基本的な知識や技能の程度を評価し 選抜することができる また 入学後の指導にも役立てることができる 実技検査により完成した作品そのものだけでなく 取り組んでいる中で ものづくりに対する姿勢や意欲をみることができる また カッター 定規 テープ等の使い方をみることで 工業高等学校で専門的な学習を進めていく上での適性も評価することができた プレゼンテーション能力を含め 受検者の力を総合的に評価することができる 4 年目の実施となり どのような内容で検査を行うのがふさわしいかが精査されてきた また 複数の科があるが 共通の内容の課題を設定することで 各科の受検者の状況を把握することもできるようになった エ中学校長対象アンケート調査結果おける主な意見 自分の将来を具体的に考えている受検者にとって 本人のもつ能力や適性を生かした進路選択につながるため 特に専門学科の高等学校については 今後も実技検査は継続してほしい 生徒一人一人の個性や能力は様々であり 集団討論 個人面接ではみることができない受検者の能力を評価することができる検査として実技検査は必要だと考える 審議の結果 実技検査については 入学後の専門的な学習に必要な力を 適切に評価することができるよう各学校が適切に検査内容を設定し 実施していくことを確認した (5) 文化 スポーツ等特別推薦平成 16 年度入学者選抜から 文化 スポーツ等に卓越した能力をもつ生徒の個性を一層伸長させ 併せて各高等学校の個性化 特色化を推進することを目的として導入した 平成 28 年度入学者選抜においては 推薦に基づく選抜の実施校 168 校中 92 校で実施し 実施種目数は41 であった 募集人員 943 人に対し 2,109 人が受検した 応募倍率は 2.24 倍であり 昨年度より 0.02 ポイント上昇した ア高等学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 92) ( ア ) 特別推薦は 学校の個性化 特色化につながるか 91.9% 8.1% つながる つながらない

13 ( イ ) 特別推薦は 卓越した能力等をもつ生徒を選抜する制度として必要か 89.5% 10.5% 必要である 必要ではない イ中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53) 特別推薦は 卓越した能力をもつ受検者の力を評価し選抜する制度として必要か 34.0% 43.4% 13.2% 9.4% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ウ高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 特別推薦の合格者はチームの中心人物として活躍しており 部活動の活性化に寄与している また 体育委員や体育祭実行委員として行事に深く関わり 成果を上げている 特別推薦で合格しなかった受検者も一般推薦との併願や 学力検査に基づく選抜で合格し 部活動に積極的に参加しており 学校の教育活動を充実させる上で不可欠な制度であると感じる 特別推薦の合格者には 部活動のみならず学業をはじめ学校生活の全てで中心となることを求めている これを特別推薦の合格者が実践することで 学校全体に良い影響を与えている 実技検査で高得点を取る受検者の中には 学力に課題がある生徒もいる 入学後 特別推薦の合格者の学力向上に対して 学校全体で取り組むことが必要である 部活動のレベルや入学後の学習内容を理解しないまま受検し 入学後の部活動についていけず 苦しむ生徒がいる 特別推薦の基準をしっかりと周知する必要もあるが 中学校においても体験入部や学校説明会への参加を一層促してほしい エ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 特定の能力に秀でた生徒には活躍できる場を与え 積極的にその力を評価して伸ばすことは必要だと思う 学力検査では測ることができない能力を評価し 進路に生かしていく機会は必要だと考える スポーツなど 特定の場面で活躍できる人材を育成していくことも教育として大切であり その一端を都立高等学校も担っていると思う 卓越した能力をもつ受検者の力を評価する点は良いが 入学後の学校生活に十分につなげられているかどうかが心配である 入学後 部活動だけでなく学習との両立が大切なことから 十分な学力が身に付いていない生徒については 学習面での支援をお願いしたい 特別推薦の受検希望者にとっては 志願する高等学校の体験入部などへの参加を促している しかし 体験入部に当たり ケガや事故があったときの保険について 事前に十分な説明や手続がなされていないことがあり とても不安であった 特別推薦を実施する全ての高等学校において 志願者への周知や対応を徹底してほしい

14 審議の過程で 中学校からは 運動部の体験入部の際に 保険の加入をしていない高等学校がいまだにある という意見があった 高等学校からは 体験入部への参加申込の方法 掛け捨て型保険への 1 日加入について改善し 徹底をしていく という意見があった 審議の結果 次の点について本委員会において確認した 文化 スポーツ等特別推薦は 各高等学校の個性化 特色化に大きく寄与し 教育活動を活性化させるために効果的であり 生徒の優れた能力や意欲等を評価する制度であることから 引き続き実施する また 入学後の生徒の状況について 各実施校は今後も追跡調査を行うとともに検査得点の配点や検査内容について検証し 自校に合った受検者を選抜できる方法を検討する必要がある さらに 部活動体験等においては 特に運動部での活動における保険の扱いについて 全ての高等学校で徹底するとともに 中学生や保護者への事前の周知などの改善を行う (6) 平成 29 年度入学者選抜以降の基本的な考え方 平成 25 年度入学者選抜に改善を行った推薦に基づく選抜は 平成 28 年度入学者選抜において 4 回目の実施となり 趣旨の徹底が図られ 中学校において学習指導要領の目標を実現する教育活動を一層推進することにつながっていることが改めて確認できた また 平成 28 年度入学者選抜では 学力検査に基づく選抜についても大幅な改善が図られ 二つの改善した選抜が初めて同時に実施された年となった 平成 29 年度入学者選抜については これらの選抜方法を継続し その成果と課題を検証 検討することで更なる改善を図っていく 推薦に基づく選抜における評価方法や評価基準の設定の仕方を検証するとともに 校内研修等の実施を通して 教員一人一人の評価能力の一層の向上を図る また 受検者にとってより明確で十分に説明責任を果たせる選抜方法になるよう一層の工夫を行う 受検者の多様な能力を評価し これからの社会に求められる力を有した受検者や 自校の特色に合致した受検者をより適切に選抜できるよう 各検査のテーマ設定や内容について一層の工夫と改善を図る 2 学力検査に基づく選抜の改善学力検査に基づく選抜については 平成 26 年 1 月に公表された 東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書 において 平成 28 年度入学者選抜以降における改善の方向性が 次のとおり示された 高等学校入学時に求められる中学校で身に付けるべき 基礎的 基本的な知識 技能 や 課題を解決するために必要な思考力 判断力 表現力等 を的確にみることができる選抜となるように選抜方法 選抜尺度の改善を図る 選抜の目的が明確に伝わるように これまで各学校に委ねていた具体的な選抜方法について 課程や学科等に基づき共通化 簡素化を図るとともに 中学生にとって分かりやすい制度にする 学校の設置目的に応じて 適切な選抜方法 選抜尺度となるよう改善を図る この方向性に基づき 平成 28 年度入学者選抜から次のように変更した

15 (1) 学力検査の教科数及び学力検査の得点と調査書点の比率等の変更 ア学力検査の教科 学力検査の得点と調査書点の比率 ( ア ) 全日制課程 全日制課程の第一次募集 分割前期募集において 原則として 5 教科の学力検査を実施すること 学力検査の得点と調査書点の比率は 7:3 とすることとした また 分割後期募集 第二次募集におい ては 原則 全ての高等学校で 3 教科の学力検査を実施すること 学力検査の得点と調査書点の比率は 6:4 とすることとした ( イ ) 定時制課程 定時制課程の第一次募集 分割前期募集において 原則として 5 教科の中から 3 教科を下らない範 囲での学力検査を実施すること 学力検査の得点と調査書点の比率は 7:3 又は 6:4 から学校が選択 することとした また 分割後期募集 第二次募集においては 原則 3 教科を実施すること 学力検 査の得点と調査書点の比率は 6:4 又は 5:5 から学校が選択することとした なお 定時制課程については 第一次募集 分割前期募集 分割後期募集 第二次募集のどちらにお いても 面接を必ず実施することとした 全日制課程 定時制課程昼夜間定時制課程 課程 募集の別 第一次募集 分割前期募集 分割後期募集 第二次募集 第一次募集 分割前期募集 学力検査の教科 学力検査の得点と調査書点の比率 5 教科 ( 国 数 英 社 理 ) 7:3 3 教科 ( 国 数 英 ) 6:4 5 教科 ( 国 数 英 社 理 ) の中から 3 教科以上 備考 7:3 又は 6:4 面接を必ず実施 分割後期募集 3 教科 ( 国 数 英 ) 6:4 又は 5:5 面接を必ず実施 第二次募集 5 教科 ( 国 数 英 社 理 ) の中から 3 教科以上 6:4 又は 5:5 面接を必ず実施 学校によっては 学力検査に加え 面接 小論文又は作文 実技検査を実施する場合がある イ調査書点の算出方法 調査書点は 学力検査を実施する教科の評定は 1 倍 学力検査を実施しない教科の評定は2 倍して点数 化することとした 学力検査の教科 1 倍 2 倍 評定の満点 5 教科 ( 国 数 英 社 理 ) 国 数 英 社 理 音 美 保体 技家 65 点 3 教科 ( 国 数 英 ) 国 数 英 社 理 音 美 保体 技家 75 点 ウ特別選考平成 26 年 1 月に公表された 東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書 において 中学校で身に付けるべき力を学力検査の得点と調査書点によりみることとする 今回の学力検査に基づく選抜の改善の趣旨とは異なるため 廃止することが望ましいとされていた特別選考は 廃止することとした 学力検査の教科数及び学力検査の得点と調査書点の比率の変更の検証については 変更前の平成 27 年度入学 者選抜の実施状況との比較や平成 28 年度入学者選抜で行ったアンケート調査結果を基に行うこととした

16 (2) 制度変更による応募状況等への影響 平成 27 年度の中学 3 年生を対象に実施した都立高校全日制等志望予定 ( 第 1 志望 ) 調査 東京都中学校 長会進路対策委員会 の結果 普通科について 男子の志望倍率が 1.37 倍 女子の志望倍率が 1.47 倍 となり 学区制度を廃止した平成 15 年度入学者選抜以降 最も高い結果となった 特に普通科女子につい ては 昨年度に比べ 0.05 ポイント上昇した 一方 工業科は 0.97 倍と平成 15 年度以降 最も低く 商業科は 0.93 倍と 2 番目に低い結果となった 志望予定調査の結果 顕著な変化がみられた普通科女子 工業科 商業科を中心に 選抜方法の改善の影 響という観点から 検証 検討を行った ア全日制普通科及び全日制各専門学科 ( 工業科 商業科 ) の応募倍率及び受検倍率等の推移 ( ア ) 普通科 ( 男女別 ) 志望予定調査受付 1 日目受付 2 日目最終応募倍率受検倍率 普通科 ( 男子 ) 27 普通科 ( 男子 ) 28 普通科 ( 女子 ) 27 普通科 ( 女子 ) 平成 27 年度入学者選抜における学力検査実施教科数等 学力検査実施教科数 5 教科 3 教科 学力検査を実施学力検査の得点としない教科の調査書点の比率評定の扱い 学校数 面接実施校数 7:3 1.3 倍 63-6:4 1.3 倍 31 2(2) 5:5 1.3 倍 8 2(2) 7: :4 1.2 倍 2 2(0) 5:5 1.2 倍 4 4(2) ( ) の数値は 平成 28 年度入学者選抜における面接実施校数 < 平成 15 年度入学者選抜以降の志望予定調査の結果 > 平成 15 年度入学者選抜以降 志望倍率は 男子よりも女子の方が高い状況が続いている 女子の志 望倍率は平成 23 年度入学者選抜の 1.45 倍以降 低下傾向にあったが 平成 28 年度入学者選抜で上 昇した < 平成 27 年度入学者選抜との比較 > 平成 27 年度入学者選抜における学力検査実施教科数ごとに分析すると 5 教科 7:3 の学校では 大きな変化は見られない 3 教科 6:4 の学校 2 校のうち 1 校は男女共に受検倍率が上昇し 1 校は下 降している また 3 教科 5:5 の学校 4 校のうち 3 校の受検倍率は 男子は上昇し 女子は下降して いる 残りの 1 校は男女共に下降している ( イ ) 工業科 志望予定調査受付 1 日目受付 2 日目最終応募倍率受検倍率 28 工業科 27 工業科 平成 27 年度入学者選抜における学力検査実施教科数等 学力検査実施教科数 5 教科 3 教科 学力検査を実施学力検査の得点としない教科の調査書点の比率評定の扱い 学校数 面接実施校数 7: :4 1.3 倍 5-5:5 1.3 倍 1-7: :4 1.2 倍 1 1(0) 5:5 1.2 倍 7 7(1) ( ) の数値は 平成 28 年度入学者選抜における面接実施校数 < 平成 15 年度入学者選抜以降の志望予定調査の結果 > 平成 15 年度入学者選抜以降 志望倍率は上昇 下降を繰り返していたが 平成 24 年度入学者選抜

17 の1.17 倍を境に下降傾向にあり 平成 28 年度入学者選抜では 0.97 倍となった < 平成 27 年度入学者選抜との比較 > 平成 27 年度入学者選抜における学力検査実施教科数ごとに分析すると 3 教科の学校 8 校のうち応募倍率や受検倍率が下がったのは 2 校で 5 教科 5:5 の学校は 平成 27 年度入学者選抜まで応募倍率及び受検倍率が 1.4 倍程度であったが 平成 28 年度入学者選抜では 1 倍程度に下がっている 5 教科 6:4 の学校は 大きな変化はなかった ( ウ ) 商業科 志望予定調査 受付 1 日目 受付 2 日目 最終応募倍率 受検倍率 28 商業科 27 商業科 < 平成 15 年度入学者選抜以降の志望予定調査の結果 > 平成 27 年度入学者選抜における学力検査実施教科数等 学力検査実施教科数 5 教科 3 教科 学力検査を実施学力検査の得点としない教科の調査書点の比率評定の扱い 学校数 面接実施校数 7: :4 1.3 倍 3-5:5 1.3 倍 4-7: : :5 1.2 倍 3 3(0) ( ) の数値は 平成 28 年度入学者選抜における面接実施校数 平成 16 年度入学者選抜 平成 17 年度入学者選抜では 1.1 倍を超える志望倍率となっていたが その後は 1 倍辺りで上昇 下降を繰り返し 平成 28 年度入学者選抜で 0.93 倍となった < 平成 27 年度入学者選抜との比較 > 平成 27 年度入学者選抜における学力検査実施教科数等ごとに分析すると 5 教科の学校 7 校の応募倍率及び受検倍率は上昇又は同倍率である 3 教科 5:5の学校 3 校のうち2 校は応募倍率及び受検倍率が下降している 志望予定調査の結果 応募倍率及び受検倍率等の推移から 全日制課程については 原則として 5 教科の学力検査の実施及び学力検査の得点と調査書点の比率を 7:3 としたことで 受検者は検査教科数等に左右されず 自身が行きたいと考える学科や高等学校を選択したと考える 商業科については このことが特に顕著に表れ 志望予定調査の結果は0.93 倍と低かったが 入学願書の取下げ 再提出後の最終応募倍率では 1.21 倍まで急上昇するという変化につながった 審議の過程でも 外部有識者から 学力検査の得点と調査書点の比率が 原則 7:3 に統一されて 受検者が行きたい学校を選ぶ傾向が強まっている 女子については 普通科を第一志望としていたが 応募倍率を見て より応募倍率の低い商業科に志願変更している傾向がみられる といった意見があった イ高等学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数全日制 168 定時制 50) ( ア ) 今回の制度変更により 実際の受検者について これまでの選抜と変化があったと思うか 11.6% 20.8% 31.9% 35.7% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない

18 < そう思う どちらかと言えばそう思う と回答した高等学校の状況 > 学校説明会に参加する受検者や保護者が増えるとともに 昨年度と異なり 選抜方法が統一された影響なのか 例年以上に説明会の話を真剣に聞いている様子が見られた 例年 学校説明会の全体の部だけに参加する受検者や保護者が多かったが 今年度は個別相談にも引き続き参加する受検者や保護者が増えた 個別相談で 調査書点の換算方法など変更された点について確認する受検者や保護者が多くいた 選抜方法等が変更になり 進路先をどのように決めようかと迷っている様子が見られた ( イ ) 一般選抜により 求める生徒を選抜することができたと思うか 1 エンカレッジスクール及びチャレンジスクールを除いた都立高等学校全体 22.2% 59.4% 15.5% 2.9% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない この 一般選抜により 求める生徒を選抜することができたと思うか という質問に対し 都立高等学校全体の 81.6% の学校が肯定的な回答をしている 本質問について さらに 平成 27 年度入学者選抜における学力検査実施教科数等ごとに 回答の状況を分析した 2 平成 27 年度入学者選抜における学力検査実施教科数及び学力検査の得点と調査書点の比率別の比較 新宿山吹高等学校 ( 学力検査と調査書の比率 20:3) を除く < 学力検査を 5 教科で実施していた学校 >( 全日制 148 校 定時制 1 校 ) 比率が 7:3 だった学校 34.7% 58.3% 4.2% 2.8% 比率が 6:4 だった学校 24.5% 63.3% 12.2% 0.0% 比率が 5:5 だった学校 6.3% 68.8% 18.8% 6.3% < 学力検査を 3 教科で実施していた学校 >( 全日制 20 校 定時制 41 校 ) 比率が 7:3 だった学校 25.0% 50.0% 25.0% 0.0% 比率が 6:4 だった学校 9.5% 57.1% 33.3% 0.0% 比率が 5:5 だった学校 11.8% 58.8% 23.5% 5.9% < 学力検査の代わりに面接 作文による検査を実施していた学校 >( 定時制 7 校 ) 学力検査の代わりに面接 作文による検査を実施した学校 16.7% 0.0% 66.7% 16.7% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない

19 3 どちらかと言えばそう思わない そう思わない と回答した学校の選抜内容について (39 校 ) 12.8% 5.1% 15.4% 30.8% 12.8% 2.6% 5 教科 7:3 5 教科 6:4 5 教科 5:5 3 教科 7:3 3 教科 6:4 3 教科 5:5 面接 作文による検査 20.5% 4 どちらかと言えばそう思わない そう思わない と回答した高等学校長の主な意見 募集人員と受検者数に違いがなかったため ほぼ全員の受検者を合格させることになった 受検者数が増えるよう 中学生や保護者 中学校に対する広報活動を充実させる必要がある 教育活動や特別活動など 学校の特色を十分に理解した受検者を選抜できていないと感じる そのため 中学生や保護者に対し 一層周知していきたい また 求める生徒を選抜するため 第一次募集でも面接の実施を検討したいが 採点 点検にかかる時間を考えると難しい状況がある 応募倍率が低いため 専門学科の高等学校に入学して頑張っていきたいという強い思いをもっている生徒を選抜できていない状況がある 選抜方法が学科や学校にかかわらず共通になったことから より一層募集対策に力を入れ 将来に生かすことができる専門学科の特徴を十分に理解した生徒の受検を促し 応募倍率を上げていく必要がある 学ぶ意欲を評価するという目的から これまで定時制課程では学力検査に代えて作文と面接により選抜を行うことができた 実態に応じて学力検査を行わない仕組みも必要ではないかと考える ウ高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 学力検査を行う 5 教科は 総合成績に占める割合がどうしても高くなる そのため 実技教科の学習に一生懸命に取り組んで成果を上げている中学生にとって 調査書点の中での割合を高めた今回の変更は良いものと言える 入学した生徒の今後の状況を これまでの入学者と比較していきたい 実技教科の評定の扱いが変わったことで 実技教科を得意とする受検者の入学者選抜に対するモチベーションが高まったと考える 学校説明会において 中学校での学習の成果である調査書と学力検査の得点とを バランス良くみることについて 丁寧に説明をしてきた そのため 受検者や保護者が不安なく学校選択できたと考える 5 教科の学力検査に加えて個人面接を実施したため 受検者の負担は大きかったと考える 今後も 本校の特色である面接について 3 教科実施から 5 教科実施に変わっても継続する理由を志願者や保護者に対して説明し 理解を求めていきたい さらに 学力検査日に実施できていた面接が翌日となることで 採点 点検業務を並行して進めなければならないため 教員の負担が増えた

20 エ中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53) ( ア ) 学力検査の教科数を全日制では原則 5 教科にすると変更したことにより 進路指導に影響はあったか 7.8% 13.7% 27.5% 51.0% 影響があった どちらかと言えば影響があった どちらかと言えば影響はなかった 影響はなかった ( イ ) 学力検査の得点と調査書点の比率を変更したことにより 進路指導に影響はあったか 9.8% 27.5% 23.5% 39.2% 影響があった どちらかと言えば影響があった どちらかと言えば影響はなかった 影響はなかった ( ウ ) 調査書点を算出する際 学力検査を実施しない教科の評定を 2 倍すると変更したことにより 進路指導に影響はあったか 3.8% 28.3% 26.4% 41.5% 影響があった どちらかと言えば影響があった どちらかと言えば影響はなかった 影響はなかった ( エ ) 学力検査を実施しない教科の評定を 2 倍すると変更したことにより 日常の学習活動や評価に影響はあったか 5.8% 32.7% 25.0% 36.5% 影響があった どちらかと言えば影響があった どちらかと言えば影響はなかった 影響はなかった オ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 選抜制度の変更については 中学 1 年生の段階で明らかになっていたことから十分な周知期間があり 生徒や保護者に対して早い時期から説明会等で話をしてきた また 今回の変更で全ての高等学校が原則 5 教科の学力検査を実施することになり 社会 理科の授業に対する生徒や保護者の関心が高まった 学力検査を実施しない教科について 評定を 1.3 倍から 2 倍にして調査書点を計算することになり 算出も簡単で生徒や保護者にとっても分かりやすくなった 5 教科の学力検査を実施する場合には 調査書点を算出する際に実技教科の評定が 2 倍となる これにより 実技教科の授業だけでなく 実技教科の評定に対する生徒や保護者の関心が高くなった 学校として生徒の評価 評定に対する説明責任が より一層重くなったと感じた 良い意味で 教員の評価に対する意識も向上すると思える 学力検査の得点と調査書点の比率が 7:3 となったことで 昨年度よりも学力検査の得点が取れないと志望する高等学校に入れないのではと不安になった生徒や保護者がいた また 5 教科の学習に自信のない生徒が 都立高等学校を諦め 第一志望を 3 教科で受験できる私立高等学校に変更するというケースがあった

21 カ高等学校一年生対象アンケート調査結果 :387 名抽出 (10 校各 1 クラス ) ( ア ) 今回の入試から原則 5 教科で学力検査を実施したり 学力検査の得点と調査書点の比率を 7:3 に したりするなど 入試制度を変更したが 高等学校の選択に影響はあったか 29.3% 70.4% 影響があった 影響はなかった ( イ ) 影響があった人は どのような影響があったか ( 複数回答可 ) ( ア ) で 影響があった と回答した生徒対象 教科の得点と調査書点の割合などが共通化されたことで 学校を選択しやすくなった 実技教科 ( 音楽 美術 技術家庭 体育 ) の授業を 以前よりも真剣に取り組むようになった ( 取り組む人が増えた ) 教科の得点と調査書点の割合などが共通化されたことで 学校を選択しづらくなった その他 2.7% 23.1% 27.2% 46.9% 審議の過程で 学力検査を原則 5 教科としたことに対し 保護者からは 社会 理科を得意とする受検者 にとってはよかったが 教科数が増えたことにより受検の準備について負担が増した面もある という意 見が 高等学校からは 都立高等学校を目指す子供たちに対するメッセージとなっている 学力検査に基づ く選抜であるからこそ 学力検査でしっかりと学習の成果をみるのは良いことである 全校で学力検査を実 施しているのではなく 都にはエンカレッジスクールやチャレンジスクールのような学力検査を課さない学 校などもあり 生徒の様々な状況に対応することができていることからも 原則 5 教科の学力検査を課すこ とは適切である という意見があった 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% < その他の具体的な内容 > 志望した学校では 学力検査の得点の割合が高くなったので 調査書点が低くても 当日の学力検査で良い得点が取れれば合格できると思った 調査書点の割合が減ったため 第 1 希望の高等学校を変更することになった 調査書点の算出の際 実技教科の評定を 2 倍することについて 外部有識者からは 実技教科の評定を 2 倍にして扱うことについて 中学校には周知されているが 小学校の先生は知らない 受検教科でなくても しっかり学習することは 小学校の段階でも大切であり 周知することも必要である 実技教科は非常 勤講師が担当していることが多く 評価に関する研修を充実させていく必要がある また 相対評価からい わゆる絶対評価に変更になった頃は 区市教育委員会等により評価についての研修が盛んに実施されていた が 最近はあまり行われていないことが心配である という意見があった また 全日制課程の高等学校における都外からの受検に関する応募資格について 外部有識者から 実施要 綱では 保護者と共に入学日までに都内に転入することが確実な者 としているが 一家転住を基本とする応 募資格は課題があるのではないか 近年 家庭の在り方も多様になっている 様々な理由で両親と共に都内に

22 転居することが難しい家庭もあるだろう 他道府県からの転居の場合を含め 全日制課程の高等学校への応募 資格について検討する必要があるのではないか という意見があった キ今後の取組の方向性学力検査に基づく選抜の改善について アンケート調査結果や委員からの意見を基に 以下のように今後の取組の方向性をまとめた これまで具体的な選抜方法を各学校に委ねていたことにより 複雑化していた選抜制度が 中学生にとっても保護者にとっても 分かりやすいものとなった また 選抜方法の改善により 生徒の実技教科の学習に取り組む姿勢や 教員の意識にも変化が表れた 新たな選抜方法での 1 年目の実施であることから 中学生や保護者に対し 引き続き改善の趣旨について周知を進め より一層定着を図る必要がある 受検者全体の応募状況については 大きな影響はみられなかったが 商業科など 中学生のニーズが志望倍率に表れている学科もある 今後 選抜制度の共通化に伴い どの高等学校においても学校の特色化を進め より一層学校の特色を受検者や保護者に周知していく必要がある 各高等学校の求める生徒を選抜する上で 改善した選抜方法はおおむね適切と考えられるが 希望する高等学校が面接や作文等の検査を実施できるだけの時間を確保できるよう 採点についても一層の効率化を進める必要がある (3) 分割募集学力検査に基づく選抜の募集人員をあらかじめ分割し 分割前期募集と分割後期募集の 2 回に分けて選抜を実施することにより 受検者に複数の受検機会を確保し 異なる方法や尺度による入学者選抜を推進するため 平成 10 年度入学者選抜から導入した 平成 28 年度入学者選抜においては 全日制高等学校 22 校 ( 分割後期募集の募集人員は 846 人 ) 定時制単位制高等学校 5 校 ( 分割後期募集の募集人員は 606 人 ) 合計 27 校 ( 分割後期募集の募集人員は1,452 人 ) で実施した ア分割募集実施校における高等学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 27) ( ア ) 分割募集は受検機会の複数化に寄与しているか 51.9% 40.7% 3.7% 3.7% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ( イ ) 分割募集を実施することで 自校の期待する生徒を選抜することができたか 29.6% 44.4% 18.5% 7.4% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない

23 イ中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53) 募集人員をあらかじめ前期 後期に分割して検査を行う分割募集は 受検機会の複数化に寄与しているか 47.2% 34.0% 9.4% 9.4% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ウ高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 分割後期募集で合格した生徒は 学習意欲の高い者が多い また 家庭の経済的な理由から都立高等学校以外の高等学校への進学が難しい受検者にとって 必要な制度だと感じる 分割後期募集では 学力が高く学習面で他の生徒に良い影響を与えるだけでなく 生徒会活動にも積極的に参加するなど 中核として活躍する生徒を選抜することができている 本校の特徴を十分に理解しないまま 単なる 残された受検機会 として受検し入学する生徒がいる 説明会など事前の広報活動を十分に実施するとともに 教育活動の質を高めることが課題である エ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 家庭の事情などにより都立高等学校しか受検できない生徒や インフルエンザや風邪などで第一次募集を受検できなかった生徒にとって 複数回の受検の機会があることはとても重要であり なくてはならない制度である 分割募集実施校が更に増えると 進路選択の幅が一層広がると考える 第一次募集において上位校にチャレンジしたい生徒はもちろん 自分の実力に合った学校を受検したが 思うような結果が出なかった生徒にとっても 分割募集は受検機会を確保する上で必要である 分割募集実施校は地域的に偏りがある 居住する地域によって受検機会に偏りが出ないよう 少しでも多くの学校に分割募集を検討してもらいたい 審議の過程で 高等学校からは 分割募集により受検の機会が増えることは良いことであるが 分割後期募集を受検するに当たり 受検者が十分吟味せずに学校を選択することがあるので 中学校側で志望動機等を確認するなど十分に指導する必要があると考える 第一次募集 分割前期募集の発表後 初めて説明会に参加し 翌日に出願するという状況の生徒もいるため 学校の特徴を理解しての志願とは思えない という意見があった また 中学校からは 経済的な理由で私立高等学校を受検できず 都立高等学校しか受検できない生徒がいる状況から考えても必要である という意見があった 外部有識者からは 全日制課程や昼夜間定時制課程の高等学校が分割募集を実施することで 定時制高等学校に進学し 中途退学するかもしれない生徒を救うことができると考える という意見のほか 分割募集実施校の中には 前期募集の定員を減らし 学力検査等の結果で上位の生徒を選抜できるというメリットがあって始めたところもある 異なる尺度や方法により 多様な生徒を選抜できるという目的は理解できるが 受検者が真に希望する学校を選択しているかという点で課題がある また 分割前期募集で不合格となった者が どれだけ分割後期募集を受検しているのかという点からも検証し 必要に応じて定員の割合を変更することも必要である いずれにしても受検者側に立って見直す必要がある という意見があった

24 オ今後の取組の方向性これらの意見を踏まえて検討した結果 分割募集について 以下のように今後の取組の方向性を確認した 受検機会の複数化の観点から平成 29 年度入学者選抜以降も継続して実施するが 受検者への進路指導の在り方や前期と後期の募集人員の割合などについては 今後検討する必要がある (4) 男女別定員制の緩和男女別に募集人員を定めている高等学校において 男女間の合格最低点における著しい格差を是正するため 募集人員の 9 割に相当する人員を男女別の総合成績により合格候補者として決定した後 募集人員の 1 割に相当する人員を男女合同の総合成績の順に合格候補者として決定する制度として 平成 10 年度入学者選抜から導入した 平成 28 年度入学者選抜では 31 校で実施した ア男女別定員制の緩和実施校における高等学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 31) 男女別定員制の緩和は 受検者の男女間の合格最低点における著しい格差を是正できたか 56.3% 40.6% 3.1% 0.0% 十分是正できた どちらかといえば是正できた どちらかといえば是正できなかった 是正できなかった イ中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53) 男女別定員制の緩和の制度は必要か 17.0% 49.1% 18.9% 15.1% 必要だと思う どちらかといえば必要だと思う どちらかといえば必要だと思わない 必要だと思わない ウ高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 総合成績の差を是正することで 学力が高く 面接においても良好な生徒を男女関係なく選抜することができている 男女間の合格最低点の差という不平等感を解消することができていると考える 学力差を是正できたことで 学力や学習意欲の高い生徒を選抜でき 授業や学校行事への取組にも良い影響が出ている 男女緩和枠を拡大すれば学力差を効果的に是正できるが 男女間の人数のアンバランスが生じ 学級編成等に配慮が必要になることも考えられる エ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 男女の合格最低点の差から生じている不公平感を解消することで 意欲や学力の高い生徒が男女の区別なく都立高等学校に入学するようになっていると感じる 男女別定員制の緩和実施校では 女子の合格者数が増加し 男子の合格者数が減少することが多い あまりに多くの学校で実施されると 男子の進学先の確保が課題となる

25 性別によって入学者選抜に不公平が生じるのは問題であるが 緩和枠を拡大しすぎると生徒の男女比が偏ってしまい 高等学校の教育活動や施設面で悪影響がでる 発達段階の差もあるが 緩和枠を拡大することにより 男子で潜在能力の高い生徒が進学しにくくなることもあると考える 緩和の実施は真に必要な学校に限定して実施することが必要と考える 審議の過程で 中学校からは 本来 男女別に定員を設定している学校では 募集人員どおりに選抜することが基本であると考える そのため 男女別定員制の緩和は効果の高い学校に限定して実施すべきである という意見があった 高等学校からは 必要とする学校が実施を希望することになっているが 年度により受検者の状況も多少異なるため 3 4 年分のデータを基にして実施の必要性を判断する必要がある 男女別に選抜を行うことで 男子の合格者よりも総合成績が 20 点も高いのに不合格になっている女子がいるという実態がある 入学者選抜として 性別による不平等感をなくし 公正 中立であるために必要である という意見があった オ今後の取組の方向性これらの意見を踏まえて検討した結果 男女別定員制の緩和について 以下のように今後の取組の方向性を確認した 男女別定員制の緩和については 現行どおり 真に必要と認められる高等学校のみを対象とする なお 男女別定員制から男女合同定員制への移行の可能性については 今後も 男女別定員制の緩和を実施してきた成果や近年における受検者の動向などの資料を基に現状を分析するなどして 引き続き検討することが望ましい (5) 一般の学力検査における外国籍の者の受検についての措置学習意欲がありながら日本語に十分習熟していない外国籍の者の進路実現を図るため 学力検査に基づく選抜の学力検査問題 ( 第一次募集 分割前期募集及び全日制の分割後期募集 第二次募集における学力検査問題の共通問題 ) 及び在京外国人生徒対象の入学者選抜で使用する問題にひらがなのルビを振る措置を平成 20 年度入学者選抜から導入した 平成 26 年 1 月に公表された 東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書 において 平成 28 年度入学者選抜から 第一次募集 分割前期募集における学力検査が原則として 5 教科となることで 日本語に十分習熟していない外国籍の者については 全日制課程の高等学校への進学が困難になることが想定されるせっさたくまため 日本人と切磋琢磨し 積極的に学ぼうとする外国籍の者に対して何らかの特別措置を検討していくことが望ましいとされていた そのため 平成 28 年度入学者選抜では 一般の学力検査における外国籍の者の受検に対する措置内容を 次のように変更して実施した 外国籍を有し 入国後の在日期間が入学日現在原則として 3 年以内の者で 外国籍の受検者に対する特別措置を希望する者は 在京外国人生徒の都立高等学校受検に対する学力検査等実施上の措置申請書により 入学願書提出時に志願する都立高等学校長へ申請する 措置申請者には共通問題にひらがなのルビを振る措置に加えて 辞書の持込み ( 電子辞書を除く ) を一部認めることとする ただし 国語の学力検査については辞書の持込みを認めない また 辞書の持込みに伴う検査時間の延長については 各教科で 10 分とする ( 国語を除く )

26 持ち込める辞書は 希望する外国語について 日本語に対する当該外国語の訳が記載されている辞書 1 冊 当該外国語に対する日本語の訳が記載されている辞書 1 冊の合計 2 冊を原則とする ( 例 : 日中辞典と中日辞典 ) ただし 辞書に書込みがある場合など 志願先の都立高等学校長の判断により 提出した辞書が使用できないことがある ア課程別の受検状況等 全日制課程 最終応募人員受検人員合格人員入学手続人員男女計男女計男女計男女計 ルビのみ ルビ及び辞書持込み 計 定時制課程 最終応募人員受検人員合格人員入学手続人員男女計男女計男女計男女計 ルビのみ ルビ及び辞書持込み 計 定時制課程単位制 最終応募人員受検人員合格人員入学手続人員男女計男女計男女計男女計 ルビのみ ルビ及び辞書持込み 計 イルビ ( 辞書持込み含む ) 申請者数別の学校数 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人 7 人 8 人 9 人 10 人 計 全日制課程 定時制課程 定時制課程単位制 定時制課程単位制は 一橋 新宿山吹 浅草 荻窪 砂川の 5 校 ウ高等学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 231) 平成 28 年度入学者選抜において 新たに導入した 辞書の持込み 及び 辞書の持込みに伴う時間延 長 の措置は 措置を希望する外国籍の受検者にとって 効果があったか 13.2% 59.8% 12.7% 14.3% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない

27 エ高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 辞書の持込みは 日本語での会話がある程度できても 読み書きに不安のある受検者にとっては意味があった 入学後も 辞書を用いて学習を進めることができる力があれば問題はないという考えの下での措置と考えれば 必要なものと判断できる 辞書の持込みによる検査時間の延長を申請した受検者が 他の受検者と同じ時間にリスニングテストを受けるためには休憩時間を短縮せざるを得ない このことが 受検者には負担となった 志願者の中には ルビ振り等の措置について知らない者がいた そのため 受検者が申請可能な措置について一層周知する必要がある 本校では 来年度 入学願書を取りに来た生徒に措置申請の全書類を渡すことを検討している オ中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53) ( ア ) 平成 28 年度入学者選抜において 新たに導入した 辞書の持込み 及び 辞書の持込みに伴う時間延長 の措置は 措置を希望する外国籍の生徒にとって 効果があったか 23.9% 58.7% 4.3% 13.0% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ( イ ) 日本語に十分習熟していない外国籍の生徒がいるか 35.8% 64.2% いる いない ( ウ ) 当該生徒に対して 授業や定期テスト等において特別な対応をしているか 78.9% 21.1% 特別な対応をしている 特別な対応をしていない カ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 辞書を持ち込むことによって 言語運用能力のハンディを一定程度カバーできることから 外国籍の生徒の受検に対する不安が少しでも解消したと考える ルビ振りや辞書持込みは日本語の習得が十分でない生徒にとって大きな効果があると考える 今後も日本語指導が必要な外国人生徒の受検は増えると考える 本措置を外国籍の生徒に限定していることに課題があると考える 日本国籍を取得して間もないなど 日本語を十分に習得していない受検者もいるため 申請の条件に関して更なる改善が必要である これまでのルビ振りのみの措置に加えて ルビ振りと辞書持込みの措置も可能となったが 導入 1 年目でもあることから この方法を継続しつつ 外国籍生徒に対する配慮として適切なのかどうかについて 今後も検討する必要がある

28 審議の過程で 中学校からは 日本語の習得が十分でないにもかかわらず 日本国籍をもっているために 特別措置を受けることができない点で 現行の制度には課題があると考える という意見があった 平成 28 年度入学者選抜において新たに導入した辞書の持込み 学力検査時間の延長の措置については 平成 29 年度入学者選抜においても 同様の方法で継続して実施する また 本措置における成果と課題に ついては 入学後の生徒の学習や生活の状況等を確認するとともに 公平性や専門的な見地から検証 検討 する必要があるため 本委員会に特別部会を設置し 平成 30 年度入学者選抜に向けて引き続き検討するこ ととした なお 特別部会は以下のとおり 4 回の予定で開催し 検討結果については 平成 29 年 1 月に開催予定の 本委員会第 6 回にて報告することとした 特別部会の開催予定及び検討内容 回 開催予定 検討内容 1 8 月 現在の外国人生徒の状況 一般入試の特別措置 都立高等学校入学者選抜における現行の在京外国人生徒に対する特別措置の制度について 学力検査に基づく選抜における在京外国人生徒の受検状況 ( 措置申請受検者 ) 在京外国人生徒対象の入試 在京外国人生徒対象の受検状況 2 9 月 一般入試の特別措置 在京外国人生徒対象の入試 受検資格について 入学した生徒の状況 都立高等学校に在籍する外国籍の生徒に対するアンケート調査 3 10 月 一般入試の特別措置 在京外国人生徒対象の入試 都立高等学校に在籍する外国籍の生徒に対するアンケート調査結果 学習実態 学習方法の課題からの検討 追跡調査の方向性について 4 12 月 特別部会のまとめ 一般入試の特別措置 今後の外国人生徒への措置の在り方について 在京外国人生徒対象の入試 今後の選抜方法及び措置の在り方について ( 学力検査の実施等 ) 第 6 回入学者選抜検討委員会における報告 開催予定 1 月 入学者選抜検討委員会への報告 検討内容 3 その他の制度 (1) 学力検査問題のグループ作成学力検査問題の自校作成は 中学校学習指導要領に示されている基本的な内容について 知識 理解だけでなく 特に思考力 判断力 応用力 表現力をみることに重点を置いた問題を作成することや 学力検査問題の作成を通して 求める生徒の能力 適性を示し 特色ある学校としての校風や伝統を広く都民にメッセージを送ること を目的に 平成 13 年度入学者選抜から導入した その後 自校作成は平成 22 年度入学者選抜までに 15 校まで拡大した 平成 26 年度入学者選抜から グループでの共同作成を行うことで 学力検査問題の質の向上 結果分析の精度向上 教員の専門力の向上 中学生の志望校の選択幅拡大 が期待されるとし これら 15 校を三つのグループに分けることとなった

29 実施校 作成教科 ねらい 3 グループ (15 校 ) < 進学指導重点校グループ > 7 校 : 日比谷 戸山 青山 西 八王子東 立川 国立 < 進学重視型単位制高校グループ > 3 校 : 新宿 墨田川 国分寺 < 併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) グループ > 5 校 : 白鷗 両国 富士 大泉 武蔵 各グループで国語 数学 英語の問題を作成する 学校ごとに 一部 学校独自の問題と差し替えるなど弾力化を認める 社会 理科については 都の共通問題を使用する 1 各校で選ばれた問題作成に関して高い能力をもつ教員が集まって共同作成することにより 学力検査問題の質の向上が期待できる 2 各校における結果分析に関するノウハウを持ち寄り 分析の手法を改善することで結果分析の精度が向上し 入学時の生徒の学力を一層的確に把握することが期待できる 3 作問及び教科指導に関する優れた実践等の情報の共有化を通して教員の教科専門力の向上を図るとともに その情報を所属校に還元することにより 国語 数学 英語の教科指導の充実が期待できる 4 グループ共通の問題にすることにより 中学生が各グループ内の高等学校を選択しやすくなる 導入後 3 年が経過した学力検査問題のグループ作成について審議を行うに当たり 導入の趣旨やねらいが 達成されているかなどについて 調査結果を踏まえ 検証することとした ア各学校の選抜における検査問題の実際及び学力検査問題の差し替え状況 ( : 大問 1 題の差し替え : 大問 1 題の差し替え + 小問一部の差し替え : 小問一部の差し替え ) < 進学指導重点校グループ及び進学重視型単位制高校グループ > 問題の一部差し替えを最大限行っている状況同一グループであっても受検者の学力の実態は異なるため グループで作成した共通問題では 受検者の学力をきめ細かく評価することが十分にできず 1 教科につき大問 1 題は学校独自の問題へ差し替えが可能というルールを 多くの学校が活用している < 進学指導重点校グループの差し替え状況 > 平成 28 年度 入学者選抜 平成 27 年度 入学者選抜 平成 26 年度 入学者選抜 日比谷西戸山八王子東青山立川国立国数英国数英国数英国数英国数英国数英国数英 全教科の全大問において A 問題 B 問題の 2 種類を作成 各学校が大問ごとに A 問題又は B 問題を選択 < 進学重視型単位制高校グループの差し替え状況 > 平成 28 年度入学者選抜平成 27 年度入学者選抜平成 26 年度入学者選抜 新宿国分寺墨田川国数英国数英国数英

30 < 併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) グループ > 差し替えを行うことなく 5 校全てが同一の問題で選抜を実施併設型高校は 中高一貫教育校という共通性をもつことなどから 差し替えを行っている学校はない そのため 中高一貫教育校で学びたいと考える中学生にとっては 選択という面でメリットがある また 附属中学校の適性検査問題の作成業務があることからも効率化につながっている < 併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) グループの差し替え状況 > 白鷗両国武蔵富士大泉 国数英国数英国数英国数英国数英 平成 28 年度入学者選抜平成 27 年度入学者選抜平成 26 年度入学者選抜 イ入学願書再提出における同一グループ内からの再提出人員の状況 ( 平成 25 年度入学者選抜 ~ 平成 28 年度入学者選抜 ) 進学指導重点校グループ進学重視型単位制高校グループ併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) グループグループ全体 平成 28 年度入学者選抜平成 27 年度入学者選抜平成 26 年度入学者選抜平成 25 年度入学者選抜 ( 参考 ) 同一ク ルーフ 再提出同一ク ルーフ 再提出同一ク ルーフ 再提出同一ク ルーフ 再提出再提出人員内からの人員に再提出対する人員内からの人員に再提出対する人員内からの人員に再提出対する人員内からの人員に対する再提出人員割合再提出人員割合再提出人員割合再提出人員割合 % % % % % % % % % % % % % % % % ウグループ作成実施校の高等学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 15) ( ア ) 平成 26 年度入学者選抜からグループ作成を導入して以降 願書再提出の際 同一のグループ内からの再提出が増加するなどの変化はあったか 16.7% 33.3% 50.0% 0.0% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ( イ ) 問題作成の経験豊富な教員とそうでない教員が作業を通して 作問への資質の向上を図るとともに 問題の素材を多様化させるだけでなく 各学校での指導方法等の工夫を共有することで 学力検査問題の質の向上につながったと思うか 46.2% 30.8% 23.1% 0.0% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない

31 ( ウ ) 作成委員として参加した教員にとっては 他校の教員との協働により 教科の専門性や作問能力の向 上につながったと思うか 38.5% 46.2% 15.4% 0.0% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ( エ ) 各グループがほぼ同一の問題により選抜を行うことで 各校に入学する生徒の実態や違いが明らかとなり 結果分析の精度が向上したことから 共同作業の際 問題の難易度設定等の様々な工夫に生かすことができたと思うか 15.4% 15.4% 61.5% 7.7% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ( オ ) 一部の学校で問題を差し替えているが 共通問題の導入によって受検準備がしやすくなったなど 受検者の負担軽減につながったと思うか 7.7% 23.1% 46.2% 23.1% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない エグループ作成実施校の高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 グループ作成による問題作成を通じて学んだことは多く 授業の内容にも少しずつ変化が現れた教員もいる 学力検査問題を作成できる教員の育成という観点では意味があったと考える 自校作成の形で行っていたときは 問題検討のために校内の担当者が時間の都合をつけて打合せを設定することができたが 他校との共同作成では 簡単に集まることもできず 問題について全体での検討不足を感じている グループの作成委員として問題作成に関わった教員の資質は向上しているが 毎年どうしても経験豊富な教員に限定して委員を委嘱することになる そのため 校内で差し替え問題を担当する教員の問題作成技術の向上にはつながっていない グループ内の学校で 問題の難易度をどのように合わせるかが最も大きな課題となり 問題の質的向上にはあまりつながらなかった 求める生徒を獲得するとともに 学校の特色を発揮するために A B 問題の選択や学校独自の問題の差し替えを行わざるを得ない状況である そのため 一概に共同作業を問題作成の様々な工夫に生かすことができたとは言えない 受検者の志望する学校は グループ内の学校で一貫しているわけではない それは グループ作成を導入する前と比べて 同一グループ内で志願変更をする受検者数にほとんど変化はないことからも明らかである また 多くの学校で問題の差し替えを行っていることから 同一の問題による選抜とは言えず 同一グループ内で志願変更をしても 受検者には新たな準備が必要になる

32 オ中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53) ( ア ) グループで共通問題を作成することで 受検者の負担軽減につながったと思うか 17.3% 40.4% 30.8% 11.5% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない ( イ ) グループ作成の導入により 同一グループ内の別の学校へ進路変更する生徒が増えたと思うか 5.9% 13.7% 33.3% 47.1% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない カ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 問題の一部について差し替えを行う学校はあるが グループ共通の問題が基本になっている そのため 希望進学先をグループ内で変更する受検者にとって 多少ではあるが 負担軽減にはなっていると考える 併設型の高等学校については 中高一貫教育校という共通性がある そのような環境の中で 高等学校生活 3 年間を送りたいという生徒にとって この5 校のグループ化には意味があり 選択する上でメリットはあると考える 問題の差し替えが多いということは グループ共通の問題では受検者の学力をきめ細かくみることができないことを表していると考える 受検者の負担軽減ということではなく 受検者の学力を各学校がしっかりと評価できる方がよい 生徒は行きたい学校だから受検するのであって グループ共通の問題であるということが進路選択の要因になるとは思わない 中学校では 生徒の 入りたい高等学校はどこなのか どうしてなのか を大切にして進路指導をしている 審議の過程で 中学校からは グループ共通の問題にすることにより 中学生が各グループ内の高等学校を選択しやすくなったということはない また 中学生は学校の特色等を調べた上で志望校を決めるため グループ共通の問題であるという理由から グループ内で学校の選択を変えることもない 併設型中高一貫教育校は 中高一貫教育校という共通性から グループで学力検査問題を作成する意義はあると考える しかしながら 進学指導重点校や進学重視型単位制高校は 差し替え問題の多さから 自校作成方式に戻した方が効果的である という意見があった また 外部有識者からは グループ共通の問題にすることで 中学生が各グループ内の高等学校を選択しやすくなるということはない 実際には差し替え問題が多く 受検者の負担軽減にはなっていない また 自校作成方式に戻すに当たっても グループ作成を導入した際の背景や自校作成とグループ作成それぞれのメリット デメリットを考えなければならない さらに 社会と理科においても自校による作成を取り入れることを認めるといった 各学校の課題やニーズに応じた自校作成体制を作る必要もあると考える という意見があった

33 キ今後の方向性学力検査問題のグループ作成を導入して 3 年が経過したが 当初のねらいについて一定の成果はあるものの課題も生じている 検証の結果 ねらいの一つである 教員の教科専門力の向上 については進路指導研修会等の機会で十分に対応できること また 併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) のような共通性をもったグループの学校以外の多くの学校で 学校の特色や求める生徒に合わせて問題の差し替えを行わざるを得ない状況になっており 共同作成の効果が十分に発揮できていないことが明らかとなった さらに 何よりもグループ共通の問題にすることにより 期待された 中学生の志望校の選択幅拡大 かいりについては 中学校における進路指導との乖離が生じていることなどを踏まえ 今後の方向性を次のように整理した 進学指導重点校グループ及び進学重視型単位制高校グループ従来の自校作成の形に戻し 学校の特色や求める生徒を選抜できる検査問題を作成していく 併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) グループグループ作成による効果やメリットを生かし 今後も継続していく なお 中学生等に対する周知期間を確保するため 実施形態の変更は平成 30 年度入学者選抜からとする また 東京都教育委員会においては 平成 30 年度入学者選抜からの変更がスムーズにできるよう 関係する学校と共に準備を進める あわせて 安定的かつ継続的に問題作成が可能となるよう 問題作成にかかる十分な時間の確保及び必要な予算措置などの対応も行っていく必要がある 今回 学力検査問題のグループ作成の検討 検証と併せて 東京都中学校長会進路対策委員会の志望予定調 査の時点で 併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) グループの各学校の志望倍率が低い状況になっていることについ て検討した < 併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) グループの状況 > 平成 28 年度入学者選抜における都立高等学校全日制志望予定 ( 第 1 志望 ) 調査では 併設型高校 ( 中高一貫教育校 ) グループの学校 5 校のうち 3 校において男女共に志望倍率が 1 倍を割る結果となった また 他の2 校についても女子の志望倍率が 1 倍を割る結果となった そして 実際の選抜においても 推薦に基づく選抜では 1 校で男子の受検倍率が 1 倍を割り 学力検査に基づく選抜では 1 校で男女共に受検倍率が1 倍を割り 第二次募集を実施するという結果となった < 中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53)> 1 都立高等学校全日制等志望予定 ( 第 1 志望 ) 調査結果では 併設型中高一貫教育校の志望倍率が他の高等学校に比べて低い傾向があるが これは 受検者が中高一貫教育校に対して魅力や期待をあまり抱いていないためと考えられるか 28.8% 25.0% 26.9% 19.2% そう思う どちらかと言えばそう思う どちらかと言えばそう思わない そう思わない

34 2 中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 附属中学校から進学してきた生徒に対し 高等学校段階から入った生徒が引け目を感じる点はあると思う また 中学生は 高等学校を新たな環境でのスタートと考えており 一緒に学ぶこととなる同級生と高等学校から同一のスタートを切りたいと考えている 中高一貫教育校の魅力は 高等学校の学習内容を前倒しで実施できる6 年間の教育課程であって 途中からの入学では そのメリットを受けることができないと考えている生徒 保護者が多い 高等学校から受検すると外部からの途中入学になってしまうため 3 年間 先に学習していた生徒についていけないのではとか 人間関係ができあがっているため うまく学校になじめないのではとか 中学生にとって不安があると考える 附属中学校から進学してくる生徒の方が人数が多いため 受検する生徒にとっては 高等学校に 編入 するような疎外感を味わってしまう部分がある 審議の過程で 中学校からは 併設型中高一貫教育校は 募集人数が少ないことや 既に形成されている人間関係に入ることへの不安から 志望する生徒が少ない傾向にある という意見があった また 外部有識者からは 併設型中高一貫教育校については 高等学校から入学することは 中学生にとってかなり抵抗があると考える というような意見があった (2) 学力検査等得点の本人への開示入学者選抜における透明性を担保するとともに 公平性 公正性を確保するために 学力検査の得点だけでなく 自己 PRカード点 小論文 作文点 面接点及び実技検査点についても 平成 16 年度入学者選抜から開示することとした また 平成 21 年度入学者選抜から 中学校卒業者に対して 中学校で調査書を発行する際に調査書の各教科の評価及び評定を記載した調査書記載成績通知書を発行するとともに 学力検査を実施した後 学力検査等得点表を送付することにより 入学者選抜に使用した各教科の評定を受検者に周知することとした さらに 平成 22 年度入学者選抜から 学力検査を実施した後 入学者選抜に使用した各教科の評定を加えた学力検査等得点表を中学校に送付することにより受検者に周知することとした ア中学校長対象アンケート調査結果 学力検査等得点表の開示は 入学者選抜の透明性を担保し 公正性の観点から有効か 84.9% 13.2% 0.0% 1.9% 有効だと思う どちらかといえば有効だと思う どちらかといえば有効だと思わない 有効だと思わない イ高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 学力検査等得点表について 送付した中学校から交付されることを知らない受検者や保護者が依然としている 受検者の利便性の観点から 積極的に周知してほしい 学力検査等の得点は個人情報であることから 中学校へ送付するに当たっても 慎重に扱わなくてはならない 送付先を間違えないよう注意を払っているが 心配な業務である

35 ウ中学校長対象アンケート調査結果における主な意見 学力検査等得点表が届くのが卒業式の直前となってしまっている 請求のあった生徒に対する開示を考えると 中学校への送付をできるだけ早くしてほしい 得点表を取りまとめる中学校への送付が期限を過ぎている高等学校が一部にあった 中学校での学力検査等得点表の開示に支障が出るので 期限を守るようにしてほしい 細い短冊状の学力検査等得点表は扱いにくい 受検者一人の得点表のサイズを変更してほしい 審議の前に 学力検査等得点の本人への開示 と 答案の本人への開示 について 導入の経緯や開示の仕組み等の確認を行った 学力検査等得点の本人への開示 は 都立高等学校入学者選抜の透明性の確保と利便性の観点から 中学校を介して受検者に学力検査等の得点を返す仕組みとして早くから取り入れられ これまで継続して実施してきた その間に 東京都個人情報の保護に関する条例等の整備が進むとともに 採点誤りに関する再発防止 改善策を受け セーフティネットとしての 答案の本人への開示 が平成 27 年度入学者選抜から取り入れられた 本委員会においては 学力検査等の得点が個人情報に当たること また 高等学校が請求者に対して直接開示している 答案の本人への開示 とは異なる開示の仕組みとなっていることから 両者の開示の方法について整理することとした 学力検査等得点の本人への開示答案の本人への開示 学力検査等得点表 答案 高校中学受検者等 高校 受検者等 過年度の受検者等 過年度の受検者全てに対して 学力検査等得点表を通知 様式を用いて高等学校に直接 開示を請求する 審議の過程で 都民から 不合格だったので 子供は学力検査などの得点を知りたいと思っていなかったが 中学校の先生は受検した生徒全員に得点表を配布した どういうことか 学力検査などの得点を中学校に送付して受検者に開示する方法に問題はないのか という問合せがあったことが報告された 中学校からは これまで学力検査等得点表は 受検者本人に結果を開示することに加えて 高等学校が選考に使用した各教科の評定に誤りがないかを確認することに利用してきた さらには 進路指導の重要な資料として活用している実態もあった 個人情報保護の観点から整理することは大切なことであると考えるが 法に沿った形で受検者の学力検査等の得点を把握できるようにしないと 進路指導に影響が出る という意見があった また 高等学校からは 東京都個人情報の保護に関する条例では 本人の同意があれば個人情報を第三者へ提供することができる 学力検査等の得点の中学校への情報提供について 出願時に同意の可否を確認する方法ではどうか という意見があった 一方 外部有識者からは 中学校が生徒や保護者に対して学力検査等得点表を積極的に渡すことは 中学校で開示できるのに それを知らず高等学校へ請求してくる生徒がいるので十分に周知してほしい という高等学校からの強い要望などがあってのことである しかしながら 請求をしていない受検者に対しても学力検査等得点表を渡すことが適切なのかどうかは疑問である 学力検査等の得点に関する情報は中

36 学校の進路指導において重要であり これを活用できなくなると外部業者への依存度が高まってしまう 東京都個人情報の保護に関する条例等の法令を遵守しつつ 中学校が学力検査等の得点を進路指導に活用できる仕組みを作るべきである 在籍者数の少ない学校では 受検者の情報が限られる 情報を何年間か蓄積する方法もあるが 効果的な進路指導のためには 例えば 域内の中学校の中で 個人情報に配慮した形で情報を共有することも考えられる という意見があった また 保護者からは 保護者の多くは 得点表により中学校へ学力検査等の得点が送付されているということを知らないのではないか 中学校での進路指導が適切に行われるためにも 法令に則した仕組みが必要である という意見があった エ今後の取組の方向性 ( ア ) 本人得点の開示の方向性について学力検査等の得点については 実施機関である高等学校が受検者又は保護者から直接的に請求を受け 開示することが基本である 中学校は得点を開示する実施機関ではないことから 東京都個人情報の保護に関する条例に照らして 開示の方法を 答案の本人への開示 と同様 受検者又は保護者からの請求により 実施機関である高等学校が個別に直接開示する仕組みに変更する また これまで過年度の受検者全てに対し 実施していた学力検査等得点表の送付を取りやめ 全ての受検者等が 直接高等学校へ請求する仕組みに一本化する ( イ ) 高等学校から中学校への調査書記載内容の確認資料の送付について 学力検査等得点表 を中学校に送付することは 開示を簡便にするだけでなく 高等学校が調査書点を算出する際に使用する各教科の評定を間違えたり 他の受検者の評定と取り違えたりするようなことがないかを 調査書を発行した中学校において確認できるという役割もあった 入学者選抜における公正性の担保のためにも 中学校によるチェック機能を維持する必要がある そのため 選考に使用した各教科の評定等を確認できる資料を 区市町村別送付先の中学校長宛に簡易書留郵便で送付し 送付先の中学校長から関係の中学校長に発送する仕組みは残す ( ウ ) 進路指導資料のために受検者の学力検査等の得点を中学校へ送付することについて中学校の進路指導において 受検者の学力検査等の得点を活用する意義は大きいが 個人情報の保護の点から適切に行われなくてはならない そのため 本人から同意を得ることができれば 中学校に保有個人情報である学力検査等の得点を提供することが可能であることから 東京都個人情報の保護に関する条例 に則し 次のように整理した 1 学力検査等の得点の中学校への提供に関する受検者等の同意に基づき 同意した受検者の得点等を 都立高等学校長から中学校長に提供する 2 提供する学力検査等の得点については 高等学校から区市町村別送付先の中学校長宛てに親展扱いの簡易書留郵便で送付し 送付先の中学校長から各区市町村の中学校長に配布する 3 提供する情報は 受検番号 氏名 中学校名 調査書の評定 学力検査の得点 集団討論 個人面接等の得点 小論文 作文点 実技検査点 学校設定検査の得点及び志願申告書の得点とする 4 提供する学力検査等得点の利用の範囲を明確に示す また 学力検査等得点の本人への開示制度の変更に伴い 受検者等からの同意書の提出状況 中学校における学力検査等の得点の活用の状況や情報管理についての調査を行う必要がある

37 進路指導のために学力検査等得点の提供を必要とする中学校は 進路説明会等で 受検者と保護者に 使用目的の説明と提供の依頼をする 受検者等 同意書 の様式を定め 受検者 等が何に同意をしたかについて 明確に確認できるようにする 中学校 送付先中学校 3 学力検査等の得点 の提供 高等学校 (3) 答案の本人への開示採点誤りに関する再発防止 改善策の一環として 平成 27 年度入学者選抜から 受検者又は保護者から請求があった場合には 身分証明書等で受検者又は保護者であることを確認して答案を開示することとした 答案の保存期間については 東京都教育委員会文書管理規則を改正し 全日制課程については 3 年 定時制課程及び通信制課程については 4 年とした 請求期間は 合格発表日から答案保存期間終了日までとし 答案開示を受けた受検者から採点について疑義の申出があれば 当該高等学校で再点検を行うこととした また 平成 28 年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会において 答案の開示請求については初めての取組のため 開示請求の状況等 今後の推移を注視する必要があるという意見があったことから 1 年間の開示請求件数の状況を調査することとした ア平成 27 年度入学者選抜における答案の開示請求の月別件数について 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 合格者 247 件 221 件 119 件 48 件 5 件 9 件 4 件 不合格者 126 件 18 件 4 件 2 件 0 件 0 件 0 件 計 373 件 239 件 123 件 50 件 5 件 9 件 4 件 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 総計 合格者 0 件 3 件 0 件 3 件 3 件 662 件 不合格者 3 件 0 件 3 件 5 件 1 件 162 件 計 3 件 3 件 3 件 8 件 4 件 824 件 イ合格者 不合格者別の開示請求状況 ( 各年度末時点 ) 平成 28 年度入学者選抜 平成 27 年度入学者選抜 合格者 165 件 247 件 不合格者 103 件 126 件 計 268 件 373 件 3 月末までの開示請求件数は 平成 28 年度入学者選抜では合格者と不合格者を合わせて 268 件 平成 27 年度入学者選抜では 373 件であった 合格者からの開示請求は両年度共に 60% を超えており 不合 格者に対するセーフティネットという本来の目的とは異なる請求が多いことが明らかとなった

38 ウ平成 28 年度入学者選抜における答案の開示請求の開示請求件数別学校数 ( 平成 28 年 3 月 22 日まで ) 件数 1 件 2 件 3 件 4 件 5 件 6 件 校数 15 校 9 校 8 校 10 校 5 校 3 校 計 15 件 18 件 24 件 40 件 25 件 18 件 9 件 10 件 11 件 13 件 15 件 19 件 総計 3 校 1 校 4 校 1 校 1 校 1 校 61 校 27 件 10 件 44 件 13 件 15 件 19 件 268 件 エ中学校長対象アンケート調査結果 ( 回答数 53) 答案の開示について 生徒に周知を図ったか 17.0% 9.0% 74.0% 生徒全員に周知した 答案の開示を求めた生徒にのみ周知した 答案の開示を求める生徒がいなかったため 周知していない オ答案の開示についての高等学校一年生対象アンケート結果 :387 名抽出 (10 校各 1 クラス ) ( ア ) 答案の開示制度を知っていたか ( 複数回答可 ) ( イ ) 答案の開示を請求するか 29.8% 30.5% 42.6% 54.8% 20.6% 7.0% 中学校の先生から教えてもらって知っていた 保護者から教えてもらって知っていた 学習塾の先生などから教えてもらって知っていた 答案の開示制度を知らなかった 14.6% 既に答案の開示を請求している これから答案の開示を請求する予定である 答案の開示を請求しない ( ウ ) なぜ答案の開示を請求したのか ( 請求する予定なのか ) 18.5% 8.9% 6.5% 答案に自分で書いた内容が気になったから 学校がどのように採点しているか知りたかったから 自己採点と中学校の先生などから開示された得点の結果に違いがあったから その他 66.1% その他の理由 学習塾の先生に教える必要があったから

39 カ高等学校長対象アンケート調査結果における主な意見 答案開示については デジタル採点の導入により マークシートの答案用紙の画像と併せて簡単に出力できるようになり 請求に対してすぐに対応でき 内容も分かりやすいものになった 高等学校同士の相互点検が終了していない段階で開示請求を受けることは不安があるが 採点誤りに伴う合否の入れ替りを防ぐため 高等学校だけでなく 受検者も自身の答案や採点結果を確認できるのは良いと思う 万が一 採点誤りによる合否の入れ替りが生じたとしても 入学前までに対応できるという点から 3 月中は不合格者からの請求が優先されるべきであると考える 中学校においても その趣旨について 生徒や保護者に対して一層周知してほしい 審議の過程で 高等学校からは 答案の開示請求は 受検者本人や保護者が採点の状況を確認したいというよりも 学習塾が受検者に対して依頼をしているというのが現状である という意見があった 外部有識者からは 情報収集の目的は 進学指導重点校等のグループ作成問題の部分点の基準を把握するためと思われる また 答案の本人への開示請求は 平成 27 年度の状況から分かるように 学習塾とのつながりがある5 月までに行われることが多い 経営企画室の業務にも支障が出ているため 合格者の答案の開示請求については 7 月以降に遅らせる等の対応ができないか という意見があった また 中学校からは 生徒や保護者が真に希望をしての開示請求だけではないのであれば 開示の必要性や開示方法の在り方について 改めて検討する必要があると考える という意見があった 一方で 都民からの 答案は開示してくれたのだが 高等学校から採点結果についての質問には一切答えることができないと言われてしまった 採点誤りへの対応として答案開示が始まったのだから 採点結果について責任をもった説明をしてほしい という意見があったことが報告された キ今後の取組の方向性答案の本人への開示について アンケート調査結果や委員からの意見を基に 今後の取組の方向性を以下のようにまとめた 答案開示の様式をデジタル採点システムに組み込んだことにより 高等学校の負担軽減に寄与した また 答案の本人への開示については 入学者選抜の透明性の担保からも また 採点の誤りがあった場合のセーフティネットという役割からも必要であることから 現行の制度を継続していく 答案の開示だけでは入学者選抜の透明性の担保やセーフティネットの役割を果たしたとは言えず 受検者から採点結果について疑義の申出があった場合 高等学校には受検者等に対して採点基準に基づき 十分に説明する責任がある (4) 都立高等学校入学者選抜における不登校 中途退学対策の在り方東京都教育委員会は 都内公立学校における今後の不登校 中途退学対策の在り方を検討するため 平成 27 年 5 月に 不登校 中途退学対策検討委員会 を設置した 平成 28 年 2 月 小 中学校及び高等学校における不登校の未然防止 不登校の児童 生徒に対する支援等の在り方や高等学校における中途退学の未然防止 生徒の中途退学後の就労や就学に向けた支援等の在り方などについての検討結果が報告された 本報告の中の具体的な方策の方向性に 再チャレンジのための教育機会の充実として 都立高校への転編

40 入学制度等の改善 が示されていることなどから 現行の制度は十分に対応しているかを検討することとした ア不登校 中途退学の現状 不登校 中途退学対策検討委員会報告書 ( 平成 28 年 2 月 ) より 都内公立中学校の不登校児童 生徒 は 7,514 人 ( 平成 26 年度 ) で 平成 25 年度から増加傾向にある不登 校生徒の割合は中学校 3.17% で 1 校当たりの平均不登校者数は 小学 校 2.0 人 中学校は 11.9 人である イチャレンジスクールの開設状況 なじ東京都では 主に小 中学校で学校に馴染めず不登校の経験があったり 高等学校で長期欠席等が原因 で中途退学を経験したりした生徒を対象としたチャレンジスクールを設置している 桐ヶ丘高等学校 世田谷泉高等学校 大江戸高等学校 六本木高等学校 稔ヶ丘高等学校 八王子拓真高等学校 ( チャレンジ枠 ) 小学校 中学校 6,978 6, , 小学校率 7,514 7, ,936 2,015 1,912 2,366 2, 中学校率 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査 ( 文部科学省 ) の都内公立学校分 ウチャレンジスクールにおける選抜方法チャレンジスクールでは 学力検査や中学校からの調査書によらず 生徒の学習意欲を重視した入試を行っている ( ア ) 検査内容 面接及び作文を実施する ( イ ) 選考 第 1 学年相当志願申告書 面接及び作文を総合した審査結果 入学願書による志願及び都立高等学校長が必要とする資料により行う 第 2 学年相当以上高等学校単位修得証明書 成績証明書 審査結果 入学願書による志望及び都立高等学校長が必要とする資料により行う エチャレンジスクール全体の応募倍率等の推移 選抜 中学校長会進路対策委員会による志望予定調査 最終応募倍率 第一次募集 受検倍率 平成 25 年度入学者選抜 平成 26 年度入学者選抜 平成 27 年度入学者選抜 平成 28 年度入学者選抜

41 オ中途退学者数及び中途退学者の推移 ( 都立高等学校 ) 不登校 中途退学対策検討委員会報告書 ( 平成 28 年 2 月 ) より 全日制 1 学年 54.3% 2 学年 34.8% 3 学年 10.9% 平成 26 年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査 ( 文部科学省 ) の都立高校分 カ中途退学の理由 不登校 中途退学対策検討委員会報告書 ( 平成 28 年 2 月 ) より 病気 けが 死亡 3.9% 家庭の事情 2.4% 問題行動等 2.4% 経済的理由 0.3% 全日制 学校生活 学業不適応 35.6% 進路変更 33.0% 学業不振 19.4% その他 2.9% 定時制 学校生活 学業不適応 45.1% 進路変更 32.6% 学業不振 9.8% 病気 けが 死亡 3.3% 家庭の事情 3.3% ( 注 ) 学校生活 学業不適応 : もともと高校生活に熱意がない 授業に興味が湧かない 人間関係がうまく保てない 学校の雰囲気が合わない 交友関係やアルバイト等による生活の乱れ等 進路変更 : 在籍している高校以外の進路を積極的に希望 ( 別の高校への入学を希望 専修 各種学校への入学を希望 就職を希望 高卒認定試験受験を希望 結婚等 ) 学業不振 : 高校入学後 学力不足のために授業の進度についていけない その他 1.6% 経済的理由 1.4% 問題行動等 2.8% 平成 26 年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査 ( 文部科学省 ) の都立高校分 キ中途退学者が退学した高等学校を志望していた状況 不登校 中途退学対策検討委員会報告書 ( 平成 28 年 2 月 ) より ( ア ) 中途退学者 ( イ ) 都立高校在校生 未回答等 0.6% 無回答 2.6% まったく志望していなかった 19.3% とても志望していた 23.6% 第一志望ではなかった 26.5% あまり志望していなかった 21.4% まあまあ志望していた 35.1% 第一志望だった 71.0% 都立高校中途退学者等追跡調査 ( 東京都教育庁 )( 平成 24 年 ) ( 注 ) 都立高校在校生 (2 学年の生徒 ) へ調査 都立高校生意識調査 ( 東京都教育庁 )( 平成 23 年 )

42 審議の過程で 不登校対策について 高等学校からは 保護者の中には エンカレッジスクールとチャレンジスクールの特色を混同している現状がある また外部有識者からは 不登校生徒の数が多いことから 対応できる学校数がもう少し増えるとよい という意見があった 中途退学対策について 中学校からは 中学校でも 東京都立高等学校に入学を希望する皆さんへ を活用して 進路説明会などで 補欠募集の仕組みについて周知するようになってきた 高等学校に進学した後 辞めたけれどどうしよう と相談にくる生徒がいる 高等学校においても 転学や編入学について より一層周知する必要がある という意見があった 高等学校からは 今年度始まった取組のため まだ成果は出ていないものの 中途退学の防止のために関係者の会議を定期的に開催している また 都でも自立支援の事業として スクールソーシャルワーカーを派遣している 義務教育課程での転学とは異なり 高等学校の転学 編入学には検査がある 学力が十分に身に付いていない状況で補欠募集を受検すると 厳しい結果が出てしまう という意見があった また 外部有識者からは 補欠募集の合否の現状について 非常に厳しい状況がある また 必履修科目等の単位修得の問題もあり ある学校では 情報 を 1 学年で履修するため 当該教科を履修していないのであれば 2 学年相当の補欠募集に出願できないと対応されたという話を聞いたことがある この補欠募集については 受検者や保護者に対して少しでも多くの情報を提供できるようにするなど より丁寧な対応をお願いしたい 生徒の修得単位の状況によっては 2 学年相当である生徒であっても 1 学年の授業を受けるなど 柔軟に対応していくことが大切と考える また 補欠募集を改善するけんいんには 高等学校に任せるだけでなく 都教育委員会が牽引する必要がある という意見があった ク今後の取組の方向性不登校や中途退学対策に対する現在の状況について検討を行い 今後の取組の方向性について以下のことを確認した チャレンジスクール全体の受検倍率は年々下がっているが 依然高い傾向にある 中学校においては チャレンジスクールの特色等を受検者や保護者にしっかりと伝え 設置目的に合った生徒が受検できるようにすることが大切である 中途退学率は年々低下している状況はあるものの 平成 26 年度の都立高等学校の中途退学者は 2,754 人となっており 中途退学の理由には 学校生活 学業不適応 等だけでなく 進路変更 のような積極的なものもある 高等学校だけでなく中学校においても 高等学校入学後の中途退学を防止できるよう 進路指導の一層の充実を図るとともに 転学 編入学を希望する生徒にとって補欠募集制度を活用しやすい仕組みとすること 高等学校に在籍する生徒に対しても 補欠募集制度を周知する機会を設けることが大切である

43 第 4 おわりに 東京都教育委員会は これまで 各高等学校の個性化 特色化の推進に資する入学者選抜を行うため 学力検査を実施する教科数 学力検査の得点と調査書点の比率など 選抜方法の多様化 選抜尺度の多元化を図ってきた しかしながら その一方で 選抜方法が複雑化したため 受検者 保護者及び中学校にとって分かりにくいという課題も生じた そのような中 平成 25 年度に設置された 東京都立高等学校入学者選抜検討委員会 において 中学校で身に付けるべき力を評価し選抜するという 入学者選抜の基本的な考え方に基づき 具体的な選抜方法について共通化 簡素化を図り 受検者にとって分かりやすい制度とするという方向性が示され 平成 28 年度入学者選抜から学力検査に基づく選抜を改善した 本委員会においては 平成 29 年度入学者選抜の実施に当たり 改善後 4 年を経過した推薦に基づく選抜 平成 28 年度入学者選抜から全面実施となったマークシート方式の効果や 学力検査の得点と調査書点の比率の改善の影響について検証 検討を重ねてきた また 導入後 3 年を経過した学力検査問題のグループ作成 学力検査の得点開示と答案の開示方法についても 更なる改善に向けて検討を行った 平成 28 年度入学者選抜は 推薦に基づく選抜 学力検査に基づく選抜の双方が改善後 初めて同時に実施された年である そのため 平成 29 年度入学者選抜以降 この形を継続する中で 入学した生徒の実態を把握しつつ 改善を重ねていくことが大切である 先行して改善した推薦に基づく選抜については 一般推薦の改善により 中学校における各教科の言語活動の一層の充実等 授業改善につながっていることが明らかとなっている また 中学校における授業改善に伴い 自分の考えを積極的に伝えようとしたり 相手に合わせて効果的に話したりするなど 生徒の様子にも年々変化が表れてきている このことは入学者選抜の改善がもたらした成果であり 高等学校においても 中学校における学習の連続性を踏まえた系統的な取組が望まれるところである 今後 各高等学校においては 入学後の教育活動の中で 中学校で身に付けた思考力 判断力 表現力等の課題を解決するための力やコミュニケーション能力などを一層伸長させる取組が必要であり そのために各教科において グループ ディスカッションやディベート グループ ワーク等の生徒の主体的な学習に取り組み 積極的な授業改善を進める必要がある 以上 本委員会の検証 検討結果に基づき 平成 29 年度入学者選抜以降も厳正かつ公平 公正な入学者選抜が実施されるとともに 今後も継続的に課題の把握や検証を行っていくことで 一層改善の趣旨に沿った入学者選抜となることを期待する

44 学科等 (A) 男女計男女計 (C/A) 男女計男女計 普通科 6,306 9,347 11,605 20,952 9,330 11,595 20, ,072 3,234 6,306 3,072 3,234 6,306 ( 6,263 ) ( 9,395 ) ( 11,625 ) ( 21,020 ) ( 9,379 ) ( 11,614 ) ( 20,993 ) ( 3.35 ) ( 3,053 ) ( 3,210 ) ( 6,263 ) ( 3,053 ) ( 3,210 ) ( 6,263 ) 専門教育を 2,067 2,311 2,397 4,708 2,307 2,397 4, ,055 1,012 2,067 1,055 1,012 2,067 推薦主とする学科 ( 2,067 ) ( 2,413 ) ( 2,644 ) ( 5,057 ) ( 2,410 ) ( 2,643 ) ( 5,053 ) ( 2.44 ) ( 997 ) ( 1,067 ) ( 2,064 ) ( 997 ) ( 1,067 ) ( 2,064 ) 総合学科 ,344 1, ,344 1, ( 720 ) ( 660 ) ( 1,461 ) ( 2,121 ) ( 659 ) ( 1,461 ) ( 2,120 ) ( 2.94 ) ( 138 ) ( 582 ) ( 720 ) ( 138 ) ( 582 ) ( 720 ) 小計 9,105 12,268 15,346 27,614 12,245 15,336 27, ,282 4,823 9,105 4,282 4,823 9,105 ( 9,050 ) ( 12,468 ) ( 15,730 ) ( 28,198 ) ( 12,448 ) ( 15,718 ) ( 28,166 ) ( 3.11 ) ( 4,188 ) ( 4,859 ) ( 9,047 ) ( 4,188 ) ( 4,859 ) ( 9,047 ) 普通科 24,940 19,635 19,375 39,010 18,174 18,632 36, ,493 12,603 25,096 12,419 12,559 24,978 第一次募集 ( 24,745 ) ( 19,452 ) ( 18,807 ) ( 38,259 ) ( 17,928 ) ( 18,130 ) ( 36,058 ) ( 1.46 ) ( 12,303 ) ( 12,582 ) ( 24,885 ) ( 12,214 ) ( 12,541 ) ( 24,755 ) 専門教育を 5,493 4,140 3,009 7,149 3,939 2,898 6, ,249 2,236 5,485 3,219 2,225 5,444 及び主とする学科 ( 5,496 ) ( 4,093 ) ( 3,107 ) ( 7,200 ) ( 3,840 ) ( 2,954 ) ( 6,794 ) ( 1.24 ) ( 3,193 ) ( 2,301 ) ( 5,494 ) ( 3,180 ) ( 2,294 ) ( 5,474 ) 総合学科 1, ,355 2, ,331 2, ,009 1, ,007 1,687 分割前期募集 ( 1,640 ) ( 960 ) ( 1,394 ) ( 2,354 ) ( 916 ) ( 1,368 ) ( 2,284 ) ( 1.39 ) ( 662 ) ( 997 ) ( 1,659 ) ( 659 ) ( 996 ) ( 1,655 ) (1) 募集人員は転勤者生徒特別枠 転入学者特別枠 在京外国人生徒対象並びに海外帰国生徒対象 ( 現地校出身者 ) の9 月募集及び国際バカロレアコースの9 月募集を除いた数である (2) 募集人員の総計欄は平成 27 年 10 月に決定された募集人員であるため 推薦 第一次募集 分割前期募集 分割後期募集 第二次募集の募集人員の合計とは一致しない 充足率 (E/A 100) % (3) 第一次募集の数は 普通科は 島しょ コース制 単位制の高校 連携型入学者選抜 在京外国人生徒対象及び海外帰国生徒対象 ( 帰国及び引揚 ) 専門教育を主とする学科は ( % ) 連携型入学者選抜 在京外国人生徒対象 海外帰国生徒対象 ( 帰国 ) 及び国際バカロレアコースを含んだ数である 4 月募集は含まない (4) ( ) の数は 前年度の数である 平成 2 8 年度東京都立高等学校入学者選抜状況 ( 参考資料 1) < 全日制課程 > 区分募集人員最終応募人員 (B) 受検人員 (C) 受検倍率合格人員 (D) 入学手続人員 (E) 小計 32,101 24,715 23,739 48,454 23,016 22,861 45, ,424 15,848 32,272 16,318 15,791 32,109 ( 31,881 ) ( 24,505 ) ( 23,308 ) ( 47,813 ) ( 22,684 ) ( 22,452 ) ( 45,136 ) ( 1.42 ) ( 16,158 ) ( 15,880 ) ( 32,038 ) ( 16,053 ) ( 15,831 ) ( 31,884 ) 普通科 1, , , 分割後期募集 ( 1,035 ) ( 757 ) ( 602 ) ( 1,359 ) ( 723 ) ( 581 ) ( 1,304 ) ( 1.26 ) ( 435 ) ( 426 ) ( 861 ) ( 426 ) ( 424 ) ( 850 ) 専門教育を 及び主とする学科 ( 183 ) ( 127 ) ( 19 ) ( 146 ) ( 121 ) ( 18 ) ( 139 ) ( 0.76 ) ( 84 ) ( 15 ) ( 99 ) ( 84 ) ( 15 ) ( 99 ) 第二次募集総合学科 第三次募集 ( 1 ) ( 3 ) ( 1 ) ( 4 ) ( 3 ) ( 1 ) ( 4 ) ( 4.00 ) ( 1 ) ( 1 ) ( 2 ) ( 1 ) ( 1 ) ( 2 ) 小計 1, , , ( 1,219 ) ( 887 ) ( 622 ) ( 1,509 ) ( 847 ) ( 600 ) ( 1,447 ) ( 1.19 ) ( 520 ) ( 442 ) ( 962 ) ( 511 ) ( 440 ) ( 951 ) 推薦 第一次募集 分割前期 42,050 37,811 39,706 77,517 36,074 38,811 74, ,205 21,148 42,353 21,097 21,090 42,187 募集 分割後期募集 第二次募集 第三次募集計 ( 41,776 ) ( 37,860 ) ( 39,660 ) ( 77,520 ) ( 35,979 ) ( 38,770 ) ( 74,749 ) ( 1.79 ) ( 20,866 ) ( 21,181 ) ( 42,047 ) ( 20,752 ) ( 21,130 ) ( 41,882 ) 普通科 ( 148 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 5 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 5 ) ( 0.03 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 5 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 5 ) 専門教育を 月募集主とする学科 ( 41 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0.00 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 1 ) ( 1 ) ( 2 ) 総計 総合学科 ( 20 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0.00 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) ( 0 ) 小計 ( 209 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 5 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 5 ) ( 0.02 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 5 ) ( 3 ) ( 4 ) ( 7 ) 42,259 37,816 39,713 77,529 36,079 38,818 74, ,210 21,155 42,365 21,102 21,097 42,199 ( 41,985 ) ( 37,862 ) ( 39,663 ) ( 77,525 ) ( 35,981 ) ( 38,773 ) ( 74,754 ) ( 1.78 ) ( 20,868 ) ( 21,184 ) ( 42,052 ) ( 20,755 ) ( 21,134 ) ( 41,889 )

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