Microsoft PowerPoint 【講義7】 相談支援従事者指導者養成研修(田中桜)

Size: px
Start display at page:

Download "Microsoft PowerPoint 【講義7】 相談支援従事者指導者養成研修(田中桜)"

Transcription

1 難病対策の改革および障害総合支援法における障害福祉サービスについて 厚生労働省健康局疾病対策課社会援護局障害保健福祉部企画課 田中桜 平成 26 年度相談支援従事指導養成研修プログラム (2014 年 5 月 22 日 ) 国立障害リハビリテーションセンター 目次 1. 難病対策の改革について 2. 障害総合支援法における 障害福祉サービスについて 1

2 1. 難病対策の改革について 難病対策の背景 難病対策の経緯 国が難病対策を進めることとなった発端の一つは スモンの発生 昭和 39 年以降 全国各地で集団発生を思わせる多数の患発生があったために社会問題化 この原因不明の疾患に対しては 昭和 39 年度から研究が進められ 昭和 44 年にはスモン調査研究協議会が組織され 以後大型研究班によるプロジェクト方式の調査研究が進められた 昭和 45 年 この研究班からスモンと整腸剤キノホルムとの関係について示唆があり 同年 厚生省 ( 当時 ) は キノホルム剤の販売等を中止 それ以降新患発生は激減 厚生省はスモンの入院患に対して 昭和 46 年度から月額 1 万円を治療研究費の枠から支出することとした 昭和 47 年にはスモン調査研究協議会の総括的見解として スモンと診断された患の大多数は キノホルム剤の服用によって神経障害を起こしたものと判断される と発表された 厚生省は 難病対策の考え方 対策項目などについて検討を加えるため 昭和 47 年に難病プロジェクトチームを設置し その検討結果を 難病対策要綱 として発表 難病対策要綱 ( 昭和 47 年厚生省 ) < 疾病の範囲 > 取り上げるべき疾病の範囲について整理 (1) 原因不明 治療方法未確立であり かつ 後遺症を残すおそれが少なくない疾病 (2) 経過が慢性にわたり 単に経済的な問題のみならず介護等に著しく人手を要するために家庭の負担が重く また 精神的にも負担の大きい疾病 < 対策の進め方 > 1) 調査研究の推進 2) 医療施設の整備 3) 医療費の自己負担の解消 難病対策 昭和 47 年に下記疾患から対策をスタート ( 下線のある疾患は 医療費助成の対象 ) スモン ベーチェット病 重症筋無力症 全身性エリテマトーデス サルコイドーシス 再生不良性貧血 多発性硬化症 難治性肝炎 昭和 49 年の受給数 ( 対象 10 疾患 ) は 人

3 特定疾患治療研究事業の対象疾患受給証所持数一覧 疾患番号 疾患名 実施年月日 受給証所持数 1 ベーチェット病 昭和 47 年 4 月 18,451 2 多発性硬化症 昭和 48 年 4 月 16,140 3 重症筋無力症 昭和 47 年 4 月 19,009 4 全身性エリテマトーデス 59,553 5 スモン 1,608 6 再生不良性貧血 昭和 48 年 4 月 10,148 7 サルコイドーシス 昭和 49 年 10 月 22,161 8 筋萎縮性側索硬化症 8,992 9 強皮症 皮膚筋炎及び多発性筋炎 45, 特発性血小板減少性紫斑病 23, 結節性動脈周囲炎 昭和 50 年 10 月 8, 潰瘍性大腸炎 133, 大動脈炎症候群 5, ビュルガー病 7, 天疱瘡 5, 脊髄小脳変性症 昭和 51 年 10 月 25, クローン病 34, 難治性肝炎のうち劇症肝炎 悪性関節リウマチ 昭和 52 年 10 月 6, パーキンソン病関連疾患 116,536 1 進行性核上性麻痺 平成 15 年 10 月 2 大脳皮質基底核変性症 平成 15 年 10 月 3パーキンソン病 昭和 53 年 10 月 21 アミロイドーシス 昭和 54 年 10 月 1, 後縦靭帯骨化症 昭和 55 年 12 月 32, ハンチントン病 昭和 56 年 10 月 モヤモヤ病 ( ウイリス動脈輪閉塞症 ) 昭和 57 年 10 月 14, ウェゲナー肉芽腫症 昭和 59 年 1 月 1, 特発性拡張型 ( うっ血型 ) 心筋症 昭和 60 年 1 月 24, 多系統萎縮症 11,797 1 線条体黒質変性症 平成 15 年 10 月 2オリーブ橋小脳萎縮症 昭和 51 年 10 月 3シャイ ドレーガー症候群 昭和 61 年 1 月 28 表皮水疱症 ( 接合部型及び栄養障害型 ) 昭和 62 年 1 月 膿疱性乾癬 昭和 63 年 1 月 1, 広範脊柱管狭窄症 昭和 64 年 1 月 4,741 疾患番号 疾患名 実施年月日 受給証所持数 31 原発性胆汁性肝硬変 平成 2 年 1 月 19, 重症急性膵炎 平成 3 年 1 月 1, 特発性大腿骨頭壊死症 平成 4 年 1 月 14, 混合性結合組織病 平成 5 年 1 月 9, 原発性免疫不全症候群 平成 6 年 1 月 1, 特発性間質性肺炎 平成 7 年 1 月 7, 網膜色素変性症 平成 8 年 1 月 26, プリオン病 平成 14 年 6 月統合 506 1クロイツフェルト ヤコブ病 平成 9 年 1 月 2ゲルストマン ストロイスラー シャインカー病 平成 14 年 6 月 3 致死性家族性不眠症 平成 14 年 6 月 39 肺動脈性肺高血圧症 平成 10 年 1 月 1, 神経線維腫症 平成 10 年 5 月 3, 亜急性硬化性全脳炎 平成 10 年 12 月 バッド キアリ (Budd-Chiari) 症候群 慢性血栓塞栓性肺高血圧症 1, ライソゾーム病 平成 14 年 6 月統合 868 1ファブリー病 平成 11 年 4 月 2ライソゾーム病 平成 13 年 5 月 45 副腎白質ジストロフィー 平成 12 年 4 月 家族性高コレステロール血症 ( ホモ接合体 ) 平成 21 年 10 月 脊髄性筋萎縮症 平成 21 年 10 月 球脊髄性筋萎縮症 平成 21 年 10 月 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 平成 21 年 10 月 2, 肥大型心筋症 平成 21 年 10 月 2, 拘束型心筋症 平成 21 年 10 月 ミトコンドリア病 平成 21 年 10 月 リンパ脈管筋腫症 (LAM) 平成 21 年 10 月 重症多形滲出性紅斑 ( 急性期 ) 平成 21 年 10 月 黄色靱帯骨化症 平成 21 年 10 月 1,632 間脳下垂体機能障害 (PRL 分泌異常症 ゴナ 56 ドトロピン分泌異常症 ADH 分泌異常症 下垂平成 21 年 10 月体性 TSH 分泌異常症 クッシング病 先端巨 15,017 大症 下垂体機能低下症 ) 合計 778,178 平成 23 年度末現在 出典 : 衛生行政報告例 対象疾患は平成 23 年 4 月 1 日現在における対象疾患である 着色された疾患は 重症度分類等を勘案して対象患を認定している疾患 4 受給件数の推移 件数 160, , , ,000 80,000 60,000 潰瘍性大腸炎 パーキンソン病 全身性エリテマトーデス 強皮症 皮膚筋炎及び多発性筋炎 特発性血小板減少性紫斑病 クローン病 網膜色素変性症 後縦靱帯骨化症 サルコイドーシス 脊髄小脳変性症 ベーチェット病 特発性拡張型 ( うっ血型 ) 心筋症 重症筋無力症 原発性胆汁性肝硬変 特発性大腿骨頭壊死症 モヤモヤ病 ( ウィリス動脈輪閉塞症 ) 多発性硬化症 再生不良性貧血 多系統萎縮症症候群 ビュルガー病 混合性結合組織病 筋萎縮性側索硬化症 大動脈炎症候群 悪性関節リウマチ 結節性動脈周囲炎 特発性間質性肺炎 天疱瘡 広範脊柱管狭窄症 スモン 神経線維腫症 膿疱性乾癬 重症急性膵炎 ウェゲナー肉芽腫症 原発性免疫不全症候群 アミロイドーシス 肺動脈性肺高血圧症 ハンチントン病 特発性慢性肺血栓塞栓症 ( 肺高血圧型 ) ライソゾーム病 ( ファブリー Fabry 病を含む) 表皮水疱症 ( 接合部型及び栄養障害型 ) プリオン病 難治性の肝炎のうち劇症肝炎 バッド キアリ (Budd-Chiari) 症候群 副腎白質ジストロフィー 亜急性硬化性全脳炎 家族性高コレステロール血症 ( ホモ接合体 ) 脊髄性筋萎縮症 球脊髄性筋萎縮症 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 肥大型心筋症 拘束型心筋症 ミトコンドリア病 リンパ脈管筋腫症 (LAM) 重症多形滲出性紅斑 ( 急性期 ) 黄色靱帯骨化症 間脳下垂体機能障害 合計約 78 万人 ( 平成 23 年度末時点 ) 潰瘍性大腸炎 パーキンソン病 全身性エリテマトーデス 40,000 20,000 0 S49 S50 S51 S52 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H 元 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 年度 5

4 特定疾患治療研究事業の予算額と都道府県への交付率の推移 1600 ( 億円 ) % % % 62.4% % 59.9% 60.0% % 59.0% % 1, % % % 350 1, % % 90.0% 80.0% 70.0% 60.0% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0 0.0% 事業費国庫補助都道府県への交付率 6 持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律 ( 平成 25 年第 185 回国会成立 ) 第二章講ずべき社会保障制度改革の措置等 ( 医療制度 ) 第四条政府は 高齢化の進展 高度な医療の普及等による医療費の増大が見込まれる中で 医療保険各法 ( 高齢の医療の確保に関する法律 ( 昭和五十七年法律第八十号 以下 高齢医療確保法 という ) 第七条第一項に規定する医療保険各法をいう 第七項第二号ニにおいて同じ ) による医療保険制度及び高齢医療確保法による後期高齢医療制度 ( 同項において 医療保険制度等 という ) に原則として全ての国民が加入する仕組みを維持することを旨として 医療制度について この条に定めるところにより 必要な改革を行うものとする 2~9 ( 略 ) 10 政府は この法律の施行の際現に実施されている難病及び小児慢性特定疾患 ( 児童福祉法第二十一条の五に規定する医療の給付の対象となる疾患をいう 以下この項において同じ ) に係る医療費助成について 難病対策に係る都道府県の超過負担の解消を図るとともに 難病及び小児慢性特定疾患に係る新たな公平かつ安定的な医療費助成の制度 ( 以下この項において 新制度 という ) を確立するため 新制度の確立に当たって 次に掲げる事項その他必要な事項について検討を加え その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする 一新制度を制度として確立された医療の社会保障給付とすること 二新制度の対象となる疾患の拡大三新制度の対象となる患の認定基準の見直し四新制度の自己負担の新制度以外の医療費に係る患の負担の軽減を図る制度との均衡を考慮した見直し 11 政府は 前項の措置を平成二十六年度を目途に講ずるものとし このために必要な法律案を平成二十六年に開会される国会の常会に提出することを目指すものとする 7

5 難病の患に対する医療等に関する法律の概要法案提出の趣旨 持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律に基づく措置として 難病の患に対する医療費助成 ( 注 ) に関して 法定化によりその費用に消費税の収入を充てることができるようにするなど 公平かつ安定的な制度を確立するほか 基本方針の策定 調査及び研究の推進 療養生活環境整備事業の実施等の措置を講ずる ( 注 ) 現在は法律に基づかない予算事業 ( 特定疾患治療研究事業 ) として実施している 法律案の概要 (1) 基本方針の策定 厚生労働大臣は 難病に係る医療その他難病に関する施策の総合的な推進のための基本的な方針を策定 (2) 難病に係る新たな公平かつ安定的な医療費助成の制度の確立 都道府県知事は 申請に基づき 医療費助成の対象難病 ( 指定難病 ) の患に対して 医療費を支給 指定難病に係る医療を実施する医療機関を 都道府県知事が指定 支給認定の申請に添付する診断書は 指定医が作成 都道府県は 申請があった場合に支給認定をしないときは 指定難病審査会に審査を求めなければならない 医療費の支給に要する費用は都道府県の支弁とし 国は その 2 分の 1 を負担 (3) 難病の医療に関する調査及び研究の推進 国は 難病の発病の機構 診断及び治療方法に関する調査及び研究を推進 (4) 療養生活環境整備事業の実施 都道府県は 難病相談支援センターの設置や訪問看護の拡充実施等 療養生活環境整備事業を実施できる 施行期日 平成 27 年 1 月 1 日 児童福祉法の一部を改正する法律案 ( 小児慢性特定疾病の患児に対する医療費助成の法定化 ) と同日 難病及び小児慢性特定疾病の新たな医療費助成制度について 医療費助成の対象疾患の拡大 対象疾患 ( 指定難病の要件に該当する疾患は対象とする ) 難病 :56 疾患 約 300 疾患 ( 現時点で想定される疾患数 ) 小慢 :514 疾患 約 600 疾患 ( 現時点で想定される疾患数 ) 受給数 難病 + 小慢 : 約 89 万人 ( 平成 23 年度 ) 約 165 万人 ( 平成 27 年度 )( 試算 ) 難病 : 約 78 万人 ( 平成 23 年度 ) 約 150 万人 ( 平成 27 年度 )( 試算 ) 小慢 : 約 11 万人 ( 平成 23 年度 ) 約 14.8 万人 ( 平成 27 年度 )( 試算 ) 委員会報告書の考え方に基づく医療費助成の事業規模 ( 試算 ) 年 度 平成 23 年度 ( 実績 ) 平成 25 年度 ( 見込 ) 平成 27 年度 ( 試算 ) 総事業費 約 1,440 億円 約 1,600 億円 約 2,140 億円 難病 事業費 ( 国費 ) 約 1,190 億円 ( 約 280 億円 ) 約 1,340 億円 ( 約 440 億円 ) 約 1,820 億円 ( 約 910 億円 ) 小慢 事業費 ( 国費 ) 約 250 億円 ( 約 125 億円 ) 約 260 億円 ( 約 130 億円 ) 約 320 億円 ( 約 160 億円 )

6 難病の定義 難病 発病の機構が明らかでなく 治療方法が確立していない 希少な疾病であって 長期の療養を必要とするもの 患数等による限定は行わず 他の施策体系が樹立されていない疾病を幅広く対象とし 調査研究 患支援を推進 指定難病 医療費助成の対象難病のうち 以下の要件の全てを満たすものを 患の置かれている状況からみて良質かつ適切な医療の確保を図る必要性が高いものとして 厚生科学審議会 ( 第三的な委員会 ) の意見を聴いて厚生労働大臣が指定 患数が本邦において一定の人数 ( 注 ) に達しないこと 客観的な診断基準 ( 又はそれに準ずるもの ) が確立していること ( 注 ) 人口の 0.1% 程度以下であることを厚生労働省令において規定する予定 難病対策の改革に向けた取組について ( 概要 ) 難病対策の基本理念及び基本的事項 平成 25 年 12 月 13 日厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会 難病 ( ) の治療研究を進め 疾患の克服を目指すとともに 難病患の社会参加を支援し 難病にかかっても地域で尊厳を持って生きられる共生社会の実現を目指す 原因不明で 治療方法が未確立であり 生活面で長期にわたり支障が生じる疾病のうち がん 生活習慣病等別個の対策の体系がないもの 国による基本方針の策定難病対策に係る基本方針を定め 医療や研究開発の推進を図るとともに 福祉や雇用などの他の施策との連携を図る 第 1. 効果的な治療方法の開発と医療の質の向上 1. 治療方法の開発に向けた難病研究の推進 診断基準の作成を行う研究や診療ガイドラインの作成の推進 病態解明を行い 新規治療薬等の開発等を推進 2. 難病患データベースの構築 患全員が登録可能 データを登録した患に難病患登録証明書 ( 仮称 ) を発行 難病指定医 ( 仮称 ) が正確に診断し 患データの登録を実施 3. 医療提供体制の確保 新 難病医療拠点病院 ( 総合型 )( 仮称 ) や指定医療機関 ( 仮称 ) の指定 かかりつけ医等による日常診療 難病医療支援ネットワーク ( 仮称 ) 等により 正しい診断ができる体制を整備 第 2. 公平 安定的な医療費助成の仕組みの構築 1. 医療費助成の基本的な考え方 新たな医療費助成は 治療研究を推進する目的に加え 福祉的な目的を併せ持つ 2. 医療費助成の対象疾患及び対象患 対象疾患は 患数が人口の 0.1% 程度以下等であり 客観的な指標に基づく一定の診断基準が確立しているもの 対象患は 症状の程度が重症度分類等で一定程度以上の もしくは高額な医療を継続することが必要な 3. 患負担の在り方について 負担割合を 3 割から 2 割に軽減し 所得に応じて負担限度額等を設定 人工呼吸器等装着の更なる負担の軽減 現行の事業の対象であったについては 3 年間の経過措置 4 医療受給証 ( 仮称 ) の交付 都道府県が対象患に交付 第 3. 国民の理解の促進と社会参加のための施策の充実 1. 難病に関する普及啓発 難病情報センターにおける情報の充実 2. 難病患の社会参加のための支援 難病相談 支援センターの機能強化 症状の程度等に応じた取組の推進 3. 福祉サービスの充実 医療費助成の対象疾患の拡大に伴う障害福祉サービスの対象疾患の拡大 4. 就労支援の充実 ハローワークと難病相談 支援センターの連携強化等 5. 難病対策地域協議会 ( 仮称 ) 保健所を中心とした難病対策地域協議会 ( 仮称 ) の活用等による適切な支援 11

7 効果的な治療方法の開発と医療の質の向上 難治性疾患政策研究事業及び難治性疾患実用化研究事業がお互いに連携しながら 治療方法の開発に向けた難病研究の推進に取り組む 症例が比較的少ない難病について 一定の症例数を確保し 研究の推進や医療の質の向上に結びつける 難病研究で得られた成果は 難病情報センター等を通して 広く国民にわかりやすく最新情報を提供する 難治性疾患政策研究事業 難治性疾患実用化研究事業 総額 104 億円 診断基準の作成 診療ガイドラインの作成 改訂 普及 疫学研究 難病患 QOL 調査 等 情報提供連携 病態解明 遺伝子解析や新規治療薬 医療機器等の開発につなげる研究等 小児重症拡張型心筋症への骨格筋芽細胞シートを用いた再生治療等 例示 先天性ミオパチーの疾患責任遺伝子 KLHL40 の発見 例示 ALS 等四肢麻痺患向けの意思伝達装置 HAL スイッチの開発 例示 ALS 等神経 筋難病疾患に対する下肢装着型補助ロボット (HAL- HN01) 例示 多系統萎縮症の原因遺伝子 COQ2 の発見 例示 データの登録等 新たな治療法開発等を通じた研究成果の還元 難病情報センターを通じて疾患に関する最新情報を提供 難病患 治験等への参加等 難病の未承認薬 適応外薬の承認に向けた取組 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬について 欧米等では使用が認められているが 国内では承認されていない医薬品や適応 ( 以下 未承認薬 適応外薬 ) については これまでに計 2 回の開発要望を募集しており その結果について 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議 において 医療上の必要性を評価するとともに 承認申請のために実施が必要な試験の妥当性や公知申請への該当性を確認すること等により 製薬企業による未承認薬 適応外薬の開発を促している 学会 患団体 個人等 未承認薬 適応外薬に係る要望 重篤な疾患で他に治療法がない等医療上の必要性が高い未承認 適応外薬 * 欧米等 6 カ国で承認 標準療法で使用 第 Ⅰ 回要望は 374 件平成 21 年 6~8 月 第 Ⅱ 回要望は 290 件平成 23 年 8~9 月 厚生労働省 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議 医療上の必要性を評価第 Ⅰ 回要望のうち開発要請は 165 件開発企業公募は 20 件 第 Ⅱ 回要望のうち ( 作業継続中 ) 開発要請は 81 件開発企業公募は 17 件 ( 平成 25 年 6 月 30 日現在 ) 製薬企業 要請後 1 年以内に治験開始又は半年以内に公知申請 治験等を実施せず 海外データ等のエビデンスに基づき申請 第 Ⅰ 回要望のうち 107 品目承認第 Ⅱ 回要望のうち 21 品目承認 ( 平成 25 年 6 月 30 日現在 ) 難病関係での開発要請例 ミグルスタット (Niemann-Pick 病 C 型 ) 承認済みトレプロスチニル ( 肺高血圧症 ) アザチオプリン ( ステロイド抵抗性全身性 SLE) 承認済み人免疫グロブリン ( 原発性免疫不全症候群 ) 承認済み等 新薬創出 適応外薬解消等促進加算 ( 薬価の加算 H22.4 より試行継続中 ) 革新的な新薬の創出や適応外薬の開発等を目的に 後発品のない新薬で値引率の小さいものに一定率までの加算を行う 加算の条件として 厚生労働省が開発要請する適応外薬の開発等を実行する

8 対象数 医療上の必要性 開発の可能性 希少疾病用医薬品 医療機器 ( オーファンドラッグ デバイス ) の指定制度について 制度の目的 医療上の必要性が高いにも関わらず 患数が少なく 研究開発が進まない医薬品 医療機器の開発を支援する オーファンドラッグ デバイスの指定要件 対象数が国内において 5 万人に達しないこと 代替する適切な医薬品 医療機器又は治療方法がないこと 又は既存の医薬品と比較して著しく高い有効性又は安全性が期待されること 対象疾病に対して 当該医薬品 医療機器を使用する根拠があり 開発計画が妥当であること 支援等の内容について 優先的な治験相談及び優先審査の実施 < 総合機構 > 総審査期間の中央値 新医薬品 ( 優先品目 )9ヵ月( 通常品目は12ヵ月 ) ( 平成 25 年度 PMDA 目標 ) 新医療機器 ( 優先品目 ) は10ヵ月 ( 通常品目は14ヵ月 ) 申請手数料の減額 試験研究費への助成金交付 < 医薬基盤研究所 > 指定から承認申請までに必要な試験研究に要する直接経費の2 分の1に相当する額を上限 税制措置上の優遇措置 < 医薬基盤研究所による認定 > 助成金を除くオーファンドラッグ等の試験研究費総額の12% が税控除の対象 研究開発に関する指導 助言 < 医薬基盤研究所 > これらの条件を満たす医薬品 医療機器を指定 ( 薬事法第 77 条の 2) 効果的な治療方法の開発と医療の質の向上 ( 患の診療の流れとその支援の体制 ) 正しい診断や 適切な治療が行える医療提供体制の構築 新 難病医療拠点病院 ( 総合型 )( 仮称 ) を三次医療圏ごとに原則 1 か所以上 新 難病医療拠点病院 ( 領域型 )( 仮称 ) を適切な数を指定 難病医療地域基幹病院 ( 仮称 ) を二次医療圏に 1 か所程度指定する 国立高度専門医療研究センター 難病研究班 それぞれの分野の学会等が連携して 難病医療支援ネットワーク ( 仮称 ) を形成し 全国規模で正しい診断ができる体制を整備 二次医療圏 患 難病医療地域基幹病院 ( 仮称 ) 診断 受診 紹介 治療 紹介 難病指定医 ( 仮称 ) かかりつけ医等 全国的な取組 難病医療支援ネットワーク ( 仮称 ) 難病研究班 国立高度専門医療研究センター 各分野の学会 三次医療圏 紹介 新 難病医療拠点病院 ( 総合型 )( 仮称 ) 県内において診断可能な疾患を増やす 新 難病医療拠点病院 ( 領域型 )( 仮称 ) 総合型と連携して特定の領域で専門的な診断を行う いずれにおいても最初の診断と治療方針の決定は指定医が行うことで 正確な診断と適切な治療を確保する 診断の補助や治療に関する情報提供等 極めて希少な疾患に関する問い合わせ 特定の機関でのみ検査可能な疾患の検体送付 特定の機関でのみ診断可能な患を紹介

9 公平 安定的な医療費助成の仕組みの構築 ( 難病に係る新たな医療費助成の制度 1) < 自己負担割合 > 自己負担割合について 現行の 3 割から 2 割に引下げ < 自己負担限度額 > 所得の階層区分や負担限度額については 医療保険の高額療養費制度や障害の自立支援医療 ( 更生医療 ) を参考に設定 症状が変動し入退院を繰り返す等の難病の特性に配慮し 外来 入院の区別を設定しない 受診した複数の医療機関等の自己負担 ( ) をすべて合算した上で負担限度額を適用する 薬局での保険調剤及び医療保険における訪問看護ステーションが行う訪問看護を含む < 所得把握の単位等 > 所得を把握する単位は 医療保険における世帯 所得を把握する基準は 市町村民税 ( 所得割 ) の課税額 同一世帯内に複数の対象患がいる場合 負担が増えないよう 世帯内の対象患の人数で負担限度額を按分する < 入院時の食費等 > 入院時の標準的な食事療養及び生活療養に係る負担について 患負担とする < 高額な医療が長期的に継続する患の特例 > 高額な医療が長期的に継続する患 ( ) については 自立支援医療の 重度かつ継続 と同水準の負担限度額を設定 高額な医療が長期的に継続する患 ( 高額かつ長期 ) とは 月ごとの医療費総額が 5 万円を超える月が年間 6 回以上ある ( 例えば医療保険の 2 割負担の場合 医療費の自己負担が 1 万円を超える月が年間 6 回以上 ) とする 人工呼吸器等装着の負担限度額については 所得区分に関わらず月額 1,000 円とする < 高額な医療を継続することが必要な軽症の特例 > 助成の対象は症状の程度が一定以上のであるが 軽症であっても高額な医療 ( ) を継続することが必要なについては 医療費助成の対象とする 高額な医療を継続すること とは 月ごとの医療費総額が 33,330 円を超える月が年間 3 回以上ある場合 ( 例えば医療保険の 3 割負担の場合 医療費の自己負担が 1 万円以上の月が年間 3 回以上 ) とする < 経過措置 (3 年間 )> 既認定の負担限度額は 上記の 高額かつ長期 の負担限度額と同様とする 既認定のうち現行の重症患の負担限度額は 一般患よりさらに負担を軽減 既認定については 入院時の食費負担の 1/2 は公費負担とする 公平 安定的な医療費助成の仕組みの構築 ( 難病に係る新たな医療費助成の制度 2) 新たな医療費助成における自己負担限度額 ( 月額 ) ( 単位 : 円 ) 階層区分 階層区分の基準 (( ) 内の数字は 夫婦 2 人世帯の場合における年収の目安 ) 一般 患負担割合 :2 割 自己負担限度額 ( 外来 + 入院 ) 原則既認定 ( 経過措置 3 年間 ) 高額かつ長期 ( ) 人工呼吸器等装着 高額かつ長期 とは 月ごとの医療費総額が 5 万円を超える月が年間 6 回以上ある ( 例えば医療保険の 2 割負担の場合 医療費の自己負担が 1 万円を超える月が年間 6 回以上 ) 一般 現行の重症患 生活保護 低所得 Ⅰ 低所得 Ⅱ 一般所得 Ⅰ 一般所得 Ⅱ 上位所得 市町村民税非課税 ( 世帯 ) 本人年収 ~80 万円 本人年収 80 万円超 ~ 市町村民税課税以上約 7.1 万円未満 ( 約 160 万円 ~ 約 370 万円 ) 市町村民税約 7.1 万円以上約 25.1 万円未満 ( 約 370 万円 ~ 約 810 万円 ) 市町村民税約 25.1 万円以上 ( 約 810 万円 ~) 2,500 2,500 2,500 5,000 5,000 5,000 10,000 5,000 5,000 1,000 20,000 10,000 10,000 30,000 20,000 20,000 2,500 5,000 入院時の食費全額自己負担 1/2 自己負担 人工呼吸器等装着 1,000

10 既認定患における難病の新たな自己負担について 現行経過措置 (3 年間 ) 原則 ( 1) ( 単位 : 円 ) ( 単位 : 円 ) ( 単位 : 円 ) 参考 障害医療 ( 更生医療 ) 自己負担割合 :3 割自己負担割合 :2 割自己負担割合 :2 割自己負担割合 :1 割 ( 単位 : 円 ) 重症患 (81,418 人 10.4%) 3 A 階層 (186,421 人 23.8%) 市町村民税非課税 外来入院外来 + 入院外来 + 入院外来 + 入院軽症も助成対象 0 0 一般 0 0 低所得 Ⅰ 市町村民税非課税 ~ 本人年収 80 万 低所得 Ⅱ 市町村民税非課税本人年収 80 万超 ~ 2,500 5,000 現行の重症患 2,500 人工呼吸器等装着 軽症 ( 2) は助成対象外 低所得 Ⅰ 市町村民税非課税 ~ 本人年収 80 万 低所得 Ⅱ 市町村民税非課税本人年収 80 万超 ~ 一般 高額かつ長期 2,500 2,500 5,000 5,000 人工呼吸器等装着 低所得 Ⅰ 市町村民税非課税 ~ 本人年収 80 万 低所得 Ⅱ 市町村民税非課税本人年収 80 万 1~ 一般 重度かつ継続 2,500 2,500 5,000 5,000 B 階層 (~ 年収 165 万 ) (115,504 人 14.7%) C 階層 (~ 年収 180 万 ) (19,236 人 2.5%) D 階層 (~ 年収 220 万 ) (36,399 人 4.6%) E 階層 (~ 年収 300 万 ) (88,076 人 11.2%) F 階層 (~ 年収 400 万 ) (75,059 人 9.6%) 2,250 4,500 3,450 6,900 4,250 8,500 5,500 11,000 9,350 18,700 一般所得 Ⅰ 市町村民税課税以上約 7.1 万未満 ( 年収約 160~ 約 370 万 ) 5,000 5,000 1,000 一般所得 Ⅰ 市町村民税課税以上約 7.1 万未満 ( 年収約 160~ 約 370 万 ) 10,000 5,000 1,000 中間所得 Ⅰ 市町村民税課税以上 3 万 3 千円未満 中間所得 Ⅱ 市町村民税 3 万 3 千円以上 23 万 5 千円未満 医療保険における高額療養費の自己負担限度額 高額療養費適用の場合例 :44,400 ( 多数回該当 ) 5,000 10,000 G 階層 ( 年収 400 万 ~) (181,762 人 23.2%) 11,550 23,100 一般所得 Ⅱ 市町村民税約 7.1 万以上約 25.1 万未満 ( 年収約 370~ 約 810 万 ) 上位所得市町村民税約 25.1 万以上 ( 年収約 810 万 ~) 10,000 20,000 一般所得 Ⅱ 市町村民税約 7.1 万以上約 25.1 万未満 ( 年収約 370~ 約 810 万 ) 上位所得市町村民税約 25.1 万以上 ( 年収約 810 万 ~) 20,000 10,000 30,000 20,000 一定所得市町村民税 23 万 5 千円以上 自立支援医療の対象外 ( 医療保険による給付 ) 例 :83,400 ( 多数回該当 ) 20,000 食費 : 負担限度額内で自己負担食費 :1/2 を自己負担食費 : 全額自己負担 食費 : 全額自己負担 ( 参考 ) 健康保険における入院時の食費 一般世帯 :260 円 / 食 ( この他 所得等に応じ 210 円 160 円 100 円 ) 1 新規認定患については 原則の負担限度額が当初から適用される 2 症状の程度が重症度分類等で一定以上に該当しない ( 経過措置期間中は医療費助成の対象となるが 経過措置終了後は高額な医療費が継続して必要な患を除き 医療費助成の対象外 ) 3 ( ) 内の数値は 平成 23 年度における受給数及び全受給 (783,875 人 ) に対する構成割合 新制度導入による難病の医療費の自己負担額について ( 試算 ) 新制度導入による 1 月当たり自己負担額の変化 現行制度平均自己負担額約 4,800 円 新制度 ( 平成 27 年度 ) 平均自己負担額約 3,200 円 既認定新規認定 約 1,300 円約 11,900 円 既認定新規認定 約 2,900 円約 3,800 円 * 試算の前提条件 平成 23 年 10 月から平成 24 年 9 月診療分のレセプト情報 特定健診等情報データベース (NDB) を用いて 現行制度から新制度に移行した場合を仮定し 患一人当たりの自己負担増減額を試算 参考 他制度における 1 月当たりの平均自己負担額〇障害医療 ( 更生医療 ) 約 3,200 円 後期高齢医療 (75 歳以上の高齢 ) 約 6,300 円 障害医療 ( 更生医療 ) における平均自己負担額については 肢体不自由の人工関節置換術など一時的な手術等の治療のみを受けるを除くため 福祉行政報告例により平均受診月数が 6 ヶ月以上と推計される障害のあるについて算出 ( 出典 ) 厚生労働省健康局疾病対策課調べ

11 国民の理解の促進と社会参加のための施策の充実 ( 新たな難病患を支える仕組み ) 難病に関する普及啓発を推進 充実させる 難病に関する相談体制の充実 難病相談 支援センターなどの機能強化を図る 障害福祉サービス等の対象疾患を拡大する 難病患就職サポーター や 発達障害 難治性疾患患雇用開発助成金 等の施策により就労支援を充実させる 難病対策地域協議会 ( 仮称 ) を設置するなどして 総合的かつ適切な支援を図る 難病患就職サポーター の活用や 発達障害 難治性疾患患雇用開発助成金 等の施策による就労支援の充実 企業に対して 難病患の雇用管理等に関する情報を提供 難病医療地域基幹病院 ( 仮称 ) 二次医療圏 都道府県 ハローワーク 働きたい 適切な医療を受けたい 調剤薬局 難病相談 支援センター 人的体制の充実 全国の取組内容等を共有するなど 全国のセンター同士のネットワークを構築し 質を底上げ 患会 家族会 患の相互支援の推進 ピアサポートの充実 不安 患 快適に生活したい 指定難病医療機関 ( 仮称 )( かかりつけ医 ) 在宅療養したい 保健所 訪問看護ステーション 都道府県 難病情報センター 福祉サービス 対象となる難病等を現在の 130 疾患から拡大 保健所を中心に 難病対策地域協議会 ( 仮称 ) を設置するなど 地域の医療 介護 福祉従事 患会等が連携して難病患を支援 新 難病医療拠点病院 ( 仮称 ) 2013 年度 ( 平成 25 年度 ) 難病対策に係る法律の施行について ( 案 ) 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 2 月予通常国会法案提出(予算関連)算案閣議決定(自己負担の軽減措置を含む)一新次法実成施立 制度の運用を 1 月 の既決定患 新規疾患すべてについて 平成 27 年度の夏から医療費助成を実施 が対 政省令等による医象療費助成支給の準備期間手続等の決定 前倒し実施 第三的な委員 会において対象疾 患の選定や重症 度分類等の策定を完全行う 準備期間実施 制度の大枠が決定 制度の詳細 運用を決定 平成 27 年 1 月 ~: 既存疾患と新規疾患 ( 先行分 ) について 新たな医療費助成を実施 新規疾患の指定には十分な準備期間が必要であり 平成 27 年夏から新たな制度の実施が想定されるが できるだけ早い時期からの実施が望まれること から 既存疾患と新規疾患の一部については 平成 27 年 1 月から前倒しで医療費助成を実施 平成 27 年夏 ~: 新規疾患すべてについて 新たな医療費助成を実施 存疾患+新規疾患(先行分)新規疾患の一部を前倒しで 実施新が夏第対象規疾患(先行分以外第二次実施)の患

12 障害自立支援法施2. 障害福祉施策について 障害福祉施策の歴史 障害基本法 ( 心身障害対策基本法として昭和 45 年制定 ) 身体障害福祉法 ( 昭和 24 年制定 ) 知的障害福祉法 ( 精神薄弱福祉法として昭和 35 年制定 ) 精神保健福祉法 ( 精神衛生法として昭和 25 年制定 ) S56 国際障害年 完全参加と平等 S62 H5 から精神保健法へ ノーマライゼーション ( ) 理念の浸透 障害などが地域で普通の生活を営むことを当然とする福祉の基本的考え 心身障害対策基本法から障害基本法へ 利用がサービスを選択できる仕組み H10 精神薄弱福祉法から知的障害福祉法へ H7 精神保健法から精神保健福祉法へ H15 支援費制度の施行精神衛生法 3 障害共通の制度 地域生活を支援 H23 共生社会の実現 障害基本法の一部改正 地域社会における共生の H18 障実現行難病等を対象に H25 害総合支援法施行

13 1. 趣旨 ( 平成 24 年 6 月 20 日成立 同年 6 月 27 日公布 ) 障がい制度改革推進本部等における検討を踏まえて 地域社会における共生の実現に向けて 障害福祉サービスの充実等障害の日常生活及び社会生活を総合的に支援するため 新たな障害保健福祉施策を講ずるものとする 2. 概要 1. 題名 障害自立支援法 を 障害の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 障害総合支援法 ) とする 2. 基本理念法に基づく日常生活 社会生活の支援が 共生社会を実現するため 社会参加の機会の確保及び地域社会における共生 社会的障壁の除去に資するよう 総合的かつ計画的に行われることを法律の基本理念として新たに掲げる 3. 障害の範囲 ( 障害児の範囲も同様に対応 ) 制度の谷間 を埋めるべく 障害の範囲に難病等を加える 4. 障害支援区分の創設 障害程度区分 について 障害の多様な特性その他の心身の状態に応じて必要とされる標準的な支援の度合いを総合的に示す 障害支援区分 に改める 障害支援区分の認定が知的障害 精神障害の特性に応じて行われるよう 区分の制定に当たっては適切な配慮等を行う 3. 施行期日 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の概要 平成 25 年 4 月 1 日 ( ただし 4. 及び 5.1~3 については 平成 26 年 4 月 1 日 ) 5. 障害に対する支援 1 重度訪問介護の対象拡大 ( 重度の肢体不自由等であって常時介護を要する障害として厚生労働省令で定めるものとする ) 2 共同生活介護 ( ケアホーム ) の共同生活援助 ( グループホーム ) への一元化 3 地域移行支援の対象拡大 ( 地域における生活に移行するため重点的な支援を必要とするであって厚生労働省令で定めるものを加える ) 4 地域生活支援事業の追加 ( 障害に対する理解を深めるための研修や啓発を行う事業 意思疎通支援を行うを養成する事業等 ) 6. サービス基盤の計画的整備 1 障害福祉サービス等の提供体制の確保に係る目標に関する事項及び地域生活支援事業の実施に関する事項についての障害福祉計画の策定 2 基本指針 障害福祉計画に関する定期的な検証と見直しを法定化 3 市町村は障害福祉計画を作成するに当たって 障害等のニーズ把握等を行うことを努力義務化 4 自立支援協議会の名称について 地域の実情に応じて定められるよう弾力化するとともに 当事や家族の参画を明確化 4. 検討規定 ( 障害施策を段階的に講じるため 法の施行後 3 年を目途として 以下について検討 ) 1 常時介護を要する障害等に対する支援 障害等の移動の支援 障害の就労の支援その他の障害福祉サービスの在り方 2 障害支援区分の認定を含めた支給決定の在り方 3 障害の意思決定支援の在り方 障害福祉サービスの利用の観点からの成年後見制度の利用促進の在り方 4 手話通訳等を行うの派遣その他の聴覚 言語機能 音声機能その他の障害のため意思疎通を図ることに支障がある障害等に対する支援の在り方 5 精神障害及び高齢の障害に対する支援の在り方 上記の検討に当たっては 障害やその家族その他の関係の意見を反映させる措置を講ずる 障害の範囲の見直し 制度の谷間のない支援を提供する観点から 障害の定義に新たに難病等 ( 治療方法が確立していない疾病その他の特殊の疾病であって政令で定めるものによる障害の程度が厚生労働大臣が定める程度である ) を追加し 障害福祉サービス等の対象とする 平成 25 年 4 月 1 日施行 障害総合支援法における難病等の範囲は 当面の措置として 難病患等居宅生活支援事業 の対象疾病と同じ範囲 (130 疾患を政令で規定 ) として平成 25 年 4 月から制度を施行した上で 新たな難病対策における医療費助成の対象疾患の範囲等に係る検討を踏まえ 見直しを行うものとする ( 参考 : 難病患等居宅生活支援事業 ( ホームヘルプサービス 短期入所 日常生活用具給付 )) 事業を実施する市町村に対し 国が費用の一部を補助 ( 平成 24 年度予算 :2 億円 健康局予算事業 ) 難治性疾患克服研究事業の対象である 130 疾患と関節リウマチの患を対象 平成 24 年度まで実施 難病患等で 症状の変動などにより 身体障害手帳の取得ができないが一定の障害がある方々に対して 障害福祉サービスを提供できるようになる これまで補助金事業として一部の市町村での実施であったが 全市町村において提供可能になる 受けられるサービスが ホームヘルプサービス 短期入所 日常生活用具給付だけでなく 新法に定める障害福祉サービスに広がる

14 障害総合支援法の対象疾患一覧 (130 疾患 ) 1 IgA 腎症 34 原発性側索硬化症 67 成人スチル病 99 膿疱性乾癬 2 亜急性硬化性全脳炎 35 原発性胆汁性肝硬変 68 脊髄空洞症 100 嚢胞性線維症 3 アジソン病 36 原発性免疫不全症候群 69 脊髄小脳変性症 101 パーキンソン病 4 アミロイド症 37 硬化性萎縮性苔癬 70 脊髄性筋萎縮症 102 バージャー病 5 アレルギー性肉芽腫性血管炎 38 好酸球性筋膜炎 71 全身性エリテマトーデス 103 肺動脈性肺高血圧症 6 ウェゲナー肉芽腫症 39 後縦靭帯骨化症 72 先端巨大症 104 肺胞低換気症候群 7 HTLV-1 関連脊髄症 40 拘束型心筋症 73 先天性 QT 延長症候群 105 バッド キアリ症候群 8 ADH 不適合分泌症候群 41 広範脊柱管狭窄症 74 先天性魚鱗癬様紅皮症 106 ハンチントン病 9 黄色靭帯骨化症 42 高プロラクチン血症 75 先天性副腎皮質酵素欠損症 107 汎発性特発性骨増殖症 10 潰瘍性大腸炎 43 抗リン脂質抗体症候群 76 側頭動脈炎 108 肥大型心筋症 11 下垂体前葉機能低下症 44 骨髄異形成症候群 77 大動脈炎症候群 109 ビタミンD 依存症二型 12 加齢性黄斑変性症 45 骨髄線維症 78 大脳皮質基底核変性症 110 皮膚筋炎 13 肝外門脈閉塞症 46 ゴナドトロピン分泌過剰症 79 多系統萎縮症 111 びまん性汎細気管支炎 14 関節リウマチ 47 混合性結合組織病 80 多巣性運動ニューロパチー 112 肥満低換気症候群 15 肝内結石症 48 再生不良性貧血 81 多発筋炎 113 表皮水疱症 16 偽性低アルドステロン症 49 サルコイドーシス 82 多発性硬化症 114 フィッシャー症候群 17 偽性副甲状腺機能低下症 50 シェーグレン症候群 83 多発性嚢胞腎 115 プリオン病 18 球脊髄性筋萎縮症 51 色素性乾皮症 84 遅発性内リンパ水腫 116 ベーチェット病 19 急速進行性糸球体腎炎 52 自己免疫性肝炎 85 中枢性尿崩症 117 ペルオキシソーム病 20 強皮症 53 自己免疫性溶血性貧血 86 中毒性表皮壊死症 118 発作性夜間ヘモグロビン尿症 21 ギラン バレ症候群 54 視神経症 87 TSH 産生下垂体腺腫 119 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 22 筋萎縮性側索硬化症 55 若年性肺気腫 88 TSH 受容体異常症 120 慢性血栓塞栓性肺高血圧症 23 クッシング病 56 重症急性膵炎 89 天疱瘡 121 慢性膵炎 24 グルココルチコイド抵抗症 57 重症筋無力症 90 特発性拡張型心筋症 122 ミトコンドリア病 25 クロウ 深瀬症候群 58 神経性過食症 91 特発性間質性肺炎 123 メニエール病 26 クローン病 59 神経性食欲不振症 92 特発性血小板減少性紫斑病 124 網膜色素変性症 27 劇症肝炎 60 神経線維腫症 93 特発性血栓症 125 もやもや病 28 結節性硬化症 61 進行性核上性麻痺 94 特発性大腿骨頭壊死 126 有棘赤血球舞踏病 29 結節性動脈周囲炎 62 進行性骨化性線維形成異常症 95 特発性門脈圧亢進症 127 ランゲルハンス細胞組織球症 30 血栓性血小板減少性紫斑病 63 進行性多巣性白質脳症 96 特発性両側性感音難聴 128 リソソーム病 31 原発性アルドステロン症 64 スティーヴンス ジョンソン症候群 97 突発性難聴 129 リンパ管筋腫症 32 原発性硬化性胆管炎 65 スモン 98 難治性ネフローゼ症候群 130 レフェトフ症候群 33 原発性高脂血症 66 正常圧水頭症 介護給付 居宅介護 重度訪問介護 同行援護 行動援護 療養介護 生活介護 短期入所 重度障害等包括支援 共同生活介護 施設入所支援 障害総合支援法の給付 事業 第 28 条第 1 項 市町村 自立支援給付 障害 児 第 6 条 原則として国が 1/2 負担 訓練等給付 自立訓練( 機能訓練 生活訓練 ) 就労移行支援 就労継続支援 共同生活援助 更生医療 育成医療 精神通院医療 自立支援医療 補装具 第 28 条第 2 項 第 5 条第 19 項 第 5 条第 20 項 地域生活支援事業 国が 1/2 以内で補助 相談支援 移動支援 福祉ホーム コミュニケーション支援 日常生活用具 地域活動支援センター等 第 77 条第 1 項 支援 広域支援 人材育成等 都道府県 第 78 条 自立支援医療のうち育成医療と 精神通院医療の実施主体は都道府県等

15 訪問系日中活動系施設系系住居訓練系 就労系等給付障害福祉サービス等の体系 サービス名 居宅介護 ( ホームヘルプ ) 児 自宅で 入浴 排せつ 食事の介護等を行う 重度訪問介護 重度の肢体不自由で常に介護を必要とする人に 自宅で 入浴 排せつ 食事の介護 外出時における移動支援などを総合的に行う 同行援護 児 重度の視覚障害のある人が外出する時 必要な情報提供や介護を行う 行動援護 児 自己判断能力が制限されている人が行動するときに 危険を回避するために必要な支援 外出支援を行う 重度障害等包括支援 児 介護の必要性がとても高い人に 居宅介護等複数のサービスを包括的に行う 短期入所 ( ショートステイ ) 療養介護 生活介護 児 自宅で介護する人が病気の場合などに 短期間 夜間も含め施設で 入浴 排せつ 食事の介護等を行う医療と常時介護を必要とする人に 医療機関で機能訓練 療養上の管理 看護 介護及び日常生活の世話を行う常に介護を必要とする人に 昼間 入浴 排せつ 食事の介護等を行うとともに 創作的活動又は生産活動の機会を提供する 施設入所支援 施設に入所する人に 夜間や休日 入浴 排せつ 食事の介護等を行う 共同生活援助 ( グループホーム ) 夜間や休日 共同生活を行う住居で 相談 入浴 排せつ 食事の介護や日常生活上の援助を行う 自立訓練 ( 機能訓練 ) 自立した日常生活又は社会生活ができるよう 一定期間 身体機能の維持 向上のために必要な訓練を行う 自立訓練 ( 生活訓練 ) 自立した日常生活又は社会生活ができるよう 一定期間 生活能力の維持 向上のために必要な支援 訓練を行う 就労移行支援 一般企業等への就労を希望する人に 一定期間 就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う 就労継続支援 (A 型 = 雇用型 ) 一般企業等での就労が困難な人に 雇用して就労する機会を提供するとともに 能力等の向上のために必要な訓練を行う 就労継続支援 (B 型 ) 一般企業等での就労が困難な人に 就労する機会を提供するとともに 能力等の向上のために必要な訓練を行う ( 注 )1. 表中の は 障害 児 は 障害児 であり 利用できるサービスにマークを付している 介護給付訓練障害福祉サービスにおける障害支援区分について ( 平成 26 年 4 月より ) 訪問系サービス 居宅系サービス 日中活動系サービス 入所系サーヒ ス 入所系サーヒ ス 介護の必要度 低 高 非該当 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 区分 5 区分 6 居宅介護 重度訪問介護 行動援護 行動関連項目 10 点以上 同行援護 ( 身体介護有り ) グループホーム 短期入所療養介護生活介護 ALS 患等の場合は区分 6 筋ジス 重心の場合は区分 5 50 歳以上の場合は 区分 2 以上 施設入所支援 50 歳以上の場合は 区分 3 以上 生活介護 + 施設入所支援 50 歳以上の場合は 区分 3 未満 ケアマネジメントで必要性が認められる場合に限る 非該当の場合 地域生活支援事業における 日中一時支援事業 により対応可能 新体系サービスに移行する以前から利用していたは程度区分に関わらず 引き続き利用可能 同行援護 ( 身体介護無し ) については 支援区分を利用要件としていないが 別途アセスメント票により利用対象の要件を定めている グループホームの 受託居宅介護サービス を利用する場合 区分 2 以上の利用要件あり 訓練等給付 のサービス ( 自立訓練 ( 機能訓練 生活訓練 ) 就労移行支援 就労継続支援 (A 型 B 型 )) は 支援区分の利用要件なし 平成 24 年 3 月 31 日に障害児施設等に入所していたが 障害福祉サービスを利用する場合は障害支援区分の判定は省略

16 担額サービス量負障害福祉サービス等の利用負担に対する配慮 ( 居宅 通所サービスの場合 障害 障害児 ) 平成 18 年 4 月からの障害自立支援法の施行により 定率負担を原則として 所得に応じて 1 月当たりの負担上限月額を設定 ( 介護保険並び ) 平成 22 年 4 月から 実質的な応能負担として 低所得 ( 市町村民税非課税 ) の利用負担を無料化 平成 24 年 4 月から 法律上も応能負担を原則とすることが明確化 ( 平成 22 年 12 月の議員立法による障害自立支援法等の一部改正法により措置 ) ( サービス量に応じ ) 負担上限月額 ( 所得に応じ ( ) 法施行時の負担上限月額 一般 37,200 円 低所得 2 24,600 円 低所得 1 15,000 円 生活保護 0 円 現行の負担上限月額 一般 2 37,200 円 一般 1( 所得割 16 万円未満 ) 9,300 円 ( 注 ) 低所得 0 円 生活保護 0 円 (1 割 ) を原則担額定率負担所得負応能負担を原則 負担上限月額 ( 所得に応じ ) 市町村民税非課税 生活保護世帯 ( 注 ) 障害児の場合 世帯の所得割が 28 万円未満の場合は 4,600 円 サービス量の 1 割 < 負担上限月額の場合には サービス量の 1 割を負担 市町村民税課税世帯 所得割 16 万円未満 所得割 16 万円以上 (1) 一般 : 市町村民税課税世帯 (2) 低所得 2: 市町村民税非課税世帯 ((3) を除く ) (3) 低所得 1: 市町村民税非課税世帯であって 利用本人 ( 障害児の場合はその保護 ) の年収が80 万円以下の方 (4) 生活保護 : 生活保護世帯 30 平成 20 年 7 月から障害の負担上限月額については 世帯全体ではなく 本人及び配偶 のみの所得で判断

参考資料

参考資料 難病の患者に対する医療等に関する法律案の概要法案提出の趣旨 持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律に基づく措置として 難病の患者に対する医療費助成 ( 注 ) に関して 法定化によりその費用に消費税の収入を充てることができるようにするなど 公平かつ安定的な制度を確立するほか 基本方針の策定 調査及び研究の推進 療養生活環境整備事業の実施等の措置を講ずる ( 注 ) 現在は法律に基づかない予算事業

More information

Microsoft Word - 手当と年金.doc

Microsoft Word - 手当と年金.doc 手当と年金 笠間市在宅心身障害児福祉手当 笠間市に居住する 20 歳未満の心身に重度の障害のある児童と同居 養育している方に 対して支給します 手当額 月額 3,000 円 ( 身体障害者手帳 1 級 2 級 療育手帳 A A 精神保健福祉手帳 1 級 ) 月額 1,500 円 ( 身体障害者手帳 3 級 療育手帳 B) 特別児童扶養手当受給資格に準ずる 支給方法 年 2 回 (9 月 3 月 )

More information

疾患番号 疾患名 81 Budd-Chiari 症候群 82 肝内結石症 83 肝内胆管障害 84 膵嚢胞線維症 85 重症急性膵炎 86 慢性膵炎 87 アミロイドーシス 88 ベーチェット病 89 全身性エリテマトーデス 90 多発性筋炎 皮膚筋炎 91 シェーグレン症候群 92 成人スティル病

疾患番号 疾患名 81 Budd-Chiari 症候群 82 肝内結石症 83 肝内胆管障害 84 膵嚢胞線維症 85 重症急性膵炎 86 慢性膵炎 87 アミロイドーシス 88 ベーチェット病 89 全身性エリテマトーデス 90 多発性筋炎 皮膚筋炎 91 シェーグレン症候群 92 成人スティル病 資料 難治性疾患克服研究事業対象疾患 (123 疾患 ) 疾患番号 疾患名 疾患番号 疾患名 1 脊髄小脳変性症 41 ゴナドトロピン分泌異常症 2 シャイ ドレーガー症候群 42 ADH 分泌異常症 3 モヤモヤ病 ( ウィリス動脈輪閉塞症 ) 43 中枢性摂食異常症 4 正常圧水頭症 44 原発性アルドステロン症 5 多発性硬化症 45 偽性低アルドステロン症 6 重症筋無力症 46 グルココルチコイド抵抗症

More information

制度による助成 1 身体障害者手帳の取得者助成の対象となるのは 呼吸器機能障害 3 級以上又は同程度の身体障害であって必要と認められる者 となっています 窓口申請窓口はお住まいの市役所で 紀の川市は障害福祉課 ( 各支所でも可 ) 岩出市は福祉課です 申請にあたって申請までに事前に準備が必要となる場

制度による助成 1 身体障害者手帳の取得者助成の対象となるのは 呼吸器機能障害 3 級以上又は同程度の身体障害であって必要と認められる者 となっています 窓口申請窓口はお住まいの市役所で 紀の川市は障害福祉課 ( 各支所でも可 ) 岩出市は福祉課です 申請にあたって申請までに事前に準備が必要となる場 別冊 在宅吸引パンフレット 第 1 版 モノクロ / カラー印刷はどちらでも可 在宅療養のための 吸引器の取得 - 医師向け別冊 - 1 身体障害者手帳の取得者 2 難病 の患者さん 吸引器の購入にあたり上記の方々は 制度による助成 ( 日常生活用具の電気式たん吸引器 に該当 ) を受けられる場合があります そのためには市役所へ申請が必要となります 市の審査 支給の可否の決定まで1 週間程度を要することが多いので

More information

障害者総合支援法の対象範に加える難病等の範囲について(案)

障害者総合支援法の対象範に加える難病等の範囲について(案) 障害者総合支援法の対象となる難病等の範囲について ( 案 ) 参考資料 2 現在の状況 平成 25 年 4 月から 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 以下 障害者総合支援法 という ) に定める障害児 者の対象 ( 1) に 難病等 ( 2) が加わり 障害福祉サービス 相談支援等 ( 3) の対象となる この施行に際し 難病患者等が障害程度区分の認定や支給認定等の手続を経て

More information

対象疾病一覧 50 音順 疾病番号 障害者総合支援法 難病患者等居宅生活支援事業 疾患群 41 広範脊柱管狭窄症 広範脊柱管狭窄症 骨 関節系 42 高プロラクチン血症 PRL 分泌異常症 内分泌系 43 抗リン脂質抗体症候群 抗リン脂質抗体症候群 免疫系 44 骨髄異形成症候群 不応性貧血 ( 骨

対象疾病一覧 50 音順 疾病番号 障害者総合支援法 難病患者等居宅生活支援事業 疾患群 41 広範脊柱管狭窄症 広範脊柱管狭窄症 骨 関節系 42 高プロラクチン血症 PRL 分泌異常症 内分泌系 43 抗リン脂質抗体症候群 抗リン脂質抗体症候群 免疫系 44 骨髄異形成症候群 不応性貧血 ( 骨 対象疾病一覧 50 音順 疾病番号障害者総合支援法難病患者等居宅生活支援事業疾患群 1 IgA 腎症 IgA 腎症 腎 泌尿器系 2 亜急性硬化性全脳炎 亜急性硬化性全脳炎 (SSPE) 3 アジソン病 副腎低形成 ( アジソン病 ) 内分泌系 4 アミロイド症 アミロイドーシス 代謝系 5 アレルギー性肉芽腫性血管炎 アレルギー性肉芽腫性血管炎 免疫系 6 ウェゲナー肉芽腫症 ウェゲナー肉芽腫症

More information

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6, 訪問看護料金表 ( 医療保険 ) 健康保険 国民健康保険 後期高齢者医療保険等の加入保険の負担金割合 (1~3 割 ) により算定します 介護保険から医療保険への適用保険変更介護保険の要支援 要介護認定を受けた方でも 次の場合は 自動的に適用保険が介護保険から医療保険へ変更になります 1 厚生労働大臣が定める疾病等の場合 1 多発性硬化症 2 重症筋無力症 3スモン 4 筋萎縮性側索硬化症 5 脊髄小脳変性症

More information

平成 27 年 1 月 1 日からの月額自己負担上限額表 階層区分 階層区分の基準 ( 単位 : 円 ) 患者負担割合 :2 割自己負担上限額 ( 外来 + 入院 + 薬代 ) 原則既認定者 ( 経過措置 3 年間 ) 一般 高額かつ長期 人工呼吸器等装着者 一般 現行の重症患者 人工呼吸器等装着者

平成 27 年 1 月 1 日からの月額自己負担上限額表 階層区分 階層区分の基準 ( 単位 : 円 ) 患者負担割合 :2 割自己負担上限額 ( 外来 + 入院 + 薬代 ) 原則既認定者 ( 経過措置 3 年間 ) 一般 高額かつ長期 人工呼吸器等装着者 一般 現行の重症患者 人工呼吸器等装着者 平成 27 年 1 月 1 日から新たな難病の医療費助成制度が始まります! ( 医療機関等用 ) 難病制度の改正について 難病の患者に対する医療等に関する法律 が施行され 平成 27 年 1 月 1 日から 特定疾患の制度が変わります 大きく変わる点は 次のとおりです 1 月額自己負担上限額の金額 算定方法の変更 2 指定医療機関 指定医制度 3 対象疾患の拡大 4 特定医療費 ( 新たな難病の医療費助成

More information

< F2D959489EF8CE392F990B F8C668DDA94C F>

< F2D959489EF8CE392F990B F8C668DDA94C F> 期待される成果と 研究分野の長期的な成果 ( 目標 ) とを別々に示すこと 2 13. 申請者の研究歴等 につき より詳細に把握するため 以下のア及びイの項目に該当する論文 ( 全文 ) の写し3 編を添付した研究計画書を1 組として20 部提出すること 欧文のものについては日本語要旨も添付すること ア. 申請する課題に係る分野に特に関連するもの イ. 申請者が第一著者 若しくは主となる役割を担ったもの

More information

Microsoft PowerPoint - 第30回資料3

Microsoft PowerPoint - 第30回資料3 第 30 回 (9/3) 難病対策委員会資料 資料 3 今後の難病対策の改革を 進める上での論点について 難病対策の改革についての基本的な考え方 改革の基本理念 難病の治療研究を進め 疾患の克服を目指すとともに 難病患者の社会参加を支援し 難病にかかっても地域で尊厳を持って生きられる共生社会の実現を目指すことを難病対策の改革の基本理念とする 改革の原則 この基本理念に基づいた施策を 広く国民の理解を得ながら行っていくため

More information

H26年みゃーくの障がい者のてびき第6版【P18~24 障害者総合支援法の事業・県と市の事業・就労支援】

H26年みゃーくの障がい者のてびき第6版【P18~24 障害者総合支援法の事業・県と市の事業・就労支援】 6 地域での生活の支援障害者総合支援法の事業 1 障害者総合支援法お問い合わせ先 : 障がい福祉課 73-1975 障害者総合支援法とは? 障害者総合支援法は 従来の障害者自立支援法の一部を改正し 平成 25 年 4 月 1 日に施行 された法律です この法律は 制度の谷間 を埋めるという観点から 障害福祉サービス等の対象となる障害者の範囲に 1 難病患者等が加わりました 今後は 障害福祉サービスのあり方や支給決定のあり方等幅広い内容について

More information

平成 27 年 1 月から難病医療費助成制度が変わりました! (H26 年 12 月末までに旧制度の医療費助成を受けている人は 3 年間の経過措置 を受けられます ) 分かり難い場合は協会又は自治体の窓口へお問い合わせください H27 年 1 月からの新制度 1. 難病医療費助成の対象は ALS 重

平成 27 年 1 月から難病医療費助成制度が変わりました! (H26 年 12 月末までに旧制度の医療費助成を受けている人は 3 年間の経過措置 を受けられます ) 分かり難い場合は協会又は自治体の窓口へお問い合わせください H27 年 1 月からの新制度 1. 難病医療費助成の対象は ALS 重 平成 27 年 1 月から難病医療費助成制度が変わりました! (H26 年 12 月末までに旧制度の医療費助成を受けている人は 3 年間の経過措置 を受けられます ) 分かり難い場合は協会又は自治体の窓口へお問い合わせください H27 年 1 月からの新制度 1. 難病医療費助成の対象は ALS 重症度分類の 2 以上平成 27 年 1 月以降は 難病医療費助成の対象は ALS 重症度分類 (1~5

More information

難病対策に関する検討の経緯 1

難病対策に関する検討の経緯 1 難病の新たな医療費助成制度に係る説明資料 内容については 今後変更があり得る 難病対策に関する検討の経緯 1 法律の概要及び今後のスケジュール 4 指定難病の検討 16 都道府県における新制度実施体制の整備 29 ( 参考 ) 難病対策の現状 既認定者の自己負担に関するモデルケース 42 平成 26 年 8 月 30 日 厚生労働省 健康局疾病対策課 難病対策に関する検討の経緯 1 難病対策に関する検討の経緯

More information

難病の新たな医療費助成制度に係る説明資料 内容については 今後変更があり得る 難病対策に関する検討の経緯 1 法律の概要及び今後のスケジュール 4 指定難病の検討 16 都道府県における新制度実施体制の整備 29 ( 参考 ) 難病対策の現状 既認定者の自己負担に関するモデルケース 42 平成 26

難病の新たな医療費助成制度に係る説明資料 内容については 今後変更があり得る 難病対策に関する検討の経緯 1 法律の概要及び今後のスケジュール 4 指定難病の検討 16 都道府県における新制度実施体制の整備 29 ( 参考 ) 難病対策の現状 既認定者の自己負担に関するモデルケース 42 平成 26 難病の新たな医療費助成制度に係る説明資料 内容については 今後変更があり得る 難病対策に関する検討の経緯 1 法律の概要及び今後のスケジュール 4 指定難病の検討 16 都道府県における新制度実施体制の整備 29 ( 参考 ) 難病対策の現状 既認定者の自己負担に関するモデルケース 42 平成 26 年 9 月 13 日 厚生労働省 健康局疾病対策課 難病対策に関する検討の経緯 1 難病対策に関する検討の経緯

More information

2015年1月改定対応(難病・小児慢性対応)

2015年1月改定対応(難病・小児慢性対応) 日医標準レセプトソフト 平成 27 年 1 月診療報酬改定対応 ( 難病 小児慢性対応 ) 2014 年 12 月 18 日 公益社団法人日本医師会 難病及び小児慢性の新たな医療費助成制度について < 改定の概要 > 平成 26 年 5 月 23 日 難病の患者に対する医療等に関する法律及び児童福祉法の一部を改正する法律が成立し 既存疾病と新規疾病 ( 先行分 ) については 平成 27 年 1 月

More information

(Microsoft Word - \203p\203\223\203t\203\214\203b\203g.doc)

(Microsoft Word - \203p\203\223\203t\203\214\203b\203g.doc) 難病患者さんのための各種サービス 十日町保健所管内 ( 十日町市 津南町 ) 難病のことについて相談したい 1 難病に関する相談窓口...2 2 難病に関する情報提供窓口...3 3 介護保険 障害福祉に関する相談窓口...3 特定疾患とは? 4 特定疾患治療研究事業...4 5 特定疾患の各種手続き...5 自宅で専門的な指導や看護をしてほしい 6 保健所の保健師による訪問 相談...7 7 専門スタッフによる訪問

More information

<4D F736F F F696E74202D DB92B789EF8B638E9197BF C CA8F8A8E7B90DD81458DDD91EE B ED2816A817989DB92B789EF8B638CE38A6D92E894C5817A2E707074>

<4D F736F F F696E74202D DB92B789EF8B638E9197BF C CA8F8A8E7B90DD81458DDD91EE B ED2816A817989DB92B789EF8B638CE38A6D92E894C5817A2E707074> 利用者負担の更なる軽減 通所施設 在宅サービス利用者 通所施設 在宅サービス利用者の負担軽減措置の拡充について 通所施設 在宅サービス利用者に対する負担軽減措置について 在宅の方の場合 稼得能力のある家族と同居していることが多く 軽減の適用が少ないといった課題や 授産施設など工賃収入のある通所者について 工賃より利用料が大きい との指摘があることを踏まえ 次の措置を講じる 平成 19 年度実施 1

More information

重症患者認定基準表

重症患者認定基準表 別紙 重症患者認定基準表 下記の症状が長期間継続するものと認められるもの対象部位病状の状態 1 眼の機能に著しい障害を有する眼もの 肢体 聴器 上肢 下肢 体幹 脊柱 肢体の機能神経系 呼吸器 心臓 腎臓 肝臓 血液 造血器 その他 2 聴覚機能に著しい障害を有するもの 3 両上肢の機能に著しい障害を有するもの 4 両上肢の全ての指の機能に著しい障害を有するもの 5 一上肢の機能に著しい障害を有するもの

More information

<4D F736F F D B8FE38E7382CC8A548BB582C982C282A282C45F8F4390B38CE35F>

<4D F736F F D B8FE38E7382CC8A548BB582C982C282A282C45F8F4390B38CE35F> 1 北上市の総人口と障がい者 ( 児 ) 数 北上市の総人口は順調に増加しており それに伴って障がい者数も増加傾向にあります 総人口に対する 障がい者比率は 5% 前後を推移しています 総人口と障がい者数の推移 各年度末現在 年度 ( 平成 ) 総人口 ( 人 ) 障がい者数 ( 人 ) 身体 ( 人 ) 比率 (%) 知的 ( 人 ) 比率 (%) 精神 ( 人 ) 比率 (%) 計 ( 人 )

More information

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ リハビリテーションに関わる 医療 福祉の仕組み NTT 東日本関東病院 総合相談室 ソーシャルワーカー井手宏人 リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように

More information

緊急に措置すべき事項

緊急に措置すべき事項 -15- 障害者自立支援法の抜本的な見直し に向けた緊急措置 2008 年 1 月 障害者自立支援法の抜本的な見直しに向けた緊急措置 障害者自立支援法は 施行後 1 年半が経過 平成 18 年 改革に伴う軋みに丁寧に対応するため 国費 1,200 億円の 特別対策 ( 平成 20 年度まで ) を決定し 利用者負担の更なる軽減や事業者に対する激変緩和措置などを実施 今回 障害者自立支援法の抜本的な見直し

More information

難病の医療費助成制度 制度の概要 難病患者の医療費の助成制度です 保険診療では治療費の自己負担分は通常 3 割相当ですが その自己負担分の一部を国と都道府県が公費負担として助成しています 現在は 56 疾患が対象となっています 認定審査 疾患毎に認定基準が設けられています 主治医の診断に基づき都道府

難病の医療費助成制度 制度の概要 難病患者の医療費の助成制度です 保険診療では治療費の自己負担分は通常 3 割相当ですが その自己負担分の一部を国と都道府県が公費負担として助成しています 現在は 56 疾患が対象となっています 認定審査 疾患毎に認定基準が設けられています 主治医の診断に基づき都道府 難病の新たな医療費助成制度について 山梨県福祉保健部健康増進課 難病の医療費助成制度 制度の概要 難病患者の医療費の助成制度です 保険診療では治療費の自己負担分は通常 3 割相当ですが その自己負担分の一部を国と都道府県が公費負担として助成しています 現在は 56 疾患が対象となっています 認定審査 疾患毎に認定基準が設けられています 主治医の診断に基づき都道府県に申請し 審査会を経て認定されると

More information

< F2D835A E2D313895F18D908F912E816988F38DFC A>

< F2D835A E2D313895F18D908F912E816988F38DFC A> 平成 18 年度 群馬県難病相談支援センター事業 群馬県神経難病医療ネットワーク推進事業 活動報告書 群馬県難病相談支援センター 目次群馬県難病相談支援センター 第 1 群馬県難病相談支援センター事業の概要 1. 実施要綱 1 2. 実施体制 1 3. 対象疾患 2 4. 難病相談支援センター運営協議会 3 5. 難病相談支援員 3 6. 設置場所 3 第 2 運営協議会の開催 4 第 3 難病相談支援員の活動

More information

Microsoft Word - 反映版【改正中】管理票記載方法(小慢) (4)

Microsoft Word - 反映版【改正中】管理票記載方法(小慢) (4) 事務連絡 平成 30 年 3 月 9 日 都道府県 各指定都市小児慢性特定疾病対策担当課御中 中核市 厚生労働省健康局難病対策課 小児慢性特定疾病医療費に係る自己負担上限額管理票等の記載方法等について 小児慢性特定疾病対策の推進につきましては かねてより格段の御配慮を賜り 深く感謝申し上げます 平成 7 年 月から新たな小児慢性特定疾病対策が施行されているところですが 平成 9 年 月 3 日付けで経過的特例の措置が終了したことに伴い

More information

新制度移行に伴う請求に係る主な変更点について 1 難病医療費助成 現行制度 ( 平成 26 年 12 月診療分まで ) 制度名 法別番号 公費負担者番号 請求方法 都内 / 都外契約医療機関 難病医療費助成 ( 国 都 ) ( 自己負担あり ) ( 自己負担

新制度移行に伴う請求に係る主な変更点について 1 難病医療費助成 現行制度 ( 平成 26 年 12 月診療分まで ) 制度名 法別番号 公費負担者番号 請求方法 都内 / 都外契約医療機関 難病医療費助成 ( 国 都 ) ( 自己負担あり ) ( 自己負担 医療助成費の請求方法 略称 法制 負担者番号 名 称 難病 54 54136015 難病医療 ( 国疾病 )( 本則 ) 54135017 難病医療 ( 国疾病 )( 経過措置 ) 小慢 52 52138013 小児慢性疾患 ( 本則 ) 52137015 小児慢性疾患 ( 経過措置 ) 51136026 難病医療 ( スモン 劇症肝炎 重症急性膵炎 ) 51 51136018 難病医療 ( スモン

More information

①改正臨床調査個人票記入にあたっての留意事項_

①改正臨床調査個人票記入にあたっての留意事項_ 改正臨床調査個人票記入にあたっての留意事項 Ver.1 用語の定義 改正臨床調査個人票 : 指定難病に係る臨床調査個人票について の改正について ( 平成 29 年 3 月 31 日付け健難発 0331 第 1 号厚生労働省健康局難病対策課長通知 以下 課長通知 という ) により改正され 平成 29 年 4 月 1 日から適用された臨床調査個人票のことを示す 旧臨床調査個人票 : 課長通知による改正前の臨床調査個人票のことを示す

More information

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上 今後の社会保障改革の実施について 平成 28 年 12 月 22 日 社会保障制度改革推進本部決定 医療保険制度改革骨子 ( 平成 27 年 1 月 13 日社会保障制度改革推進本部決定 以下 改革骨子 という ) における制度改革の実施については 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 85 号

More information

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条 アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条 第十五条 ) 第二節アレルギー疾患医療の均てん化の促進等 ( 第十六条 第十七条 ) 第三節アレルギー疾患を有する者の生活の質の維持向上

More information

資料2医療費助成の見直し

資料2医療費助成の見直し 資料 2 医療費助成の仕組みについて 1 医療費助成の仕組みの構築の考え方 1 2 医療費助成の仕組みの案の全体概要 2 3 対象疾患の拡大 3 4 入院時の標準的な食事療養に係る費用の取扱いの見直し ( 案 ) 4 5 自己負担限度額の見直し ( 案 ) 7 1 医療費助成の仕組みの構築の考え方 小慢専門委員会 中間報告 (25 年 1 月 ) 慢性疾患を抱える子どもとその家族への支援の在り方 (

More information

Q1 訪問看護の導入時期は どのように判断すればよいでしょうか? A 医療処置や医療機器の管理などが必要な場合は比較的早期に訪問看護の依頼がありますが ADLの維持 向上などの予防的ケアや病気の悪化予防の目的での訪問看護についても できるだけ早期の導入が理想的です また ターミナル時期の利用者の場合

Q1 訪問看護の導入時期は どのように判断すればよいでしょうか? A 医療処置や医療機器の管理などが必要な場合は比較的早期に訪問看護の依頼がありますが ADLの維持 向上などの予防的ケアや病気の悪化予防の目的での訪問看護についても できるだけ早期の導入が理想的です また ターミナル時期の利用者の場合 6. 訪問看護を利用するにあたっての連携上のポイント Q&A ケアマネジャーが訪問看護ステーションと連携していく上で 迷うことや質問されることをQ&Aとしてまとめました ケアマネジャーと訪問看護師がより良い連携をはかり チームの一員として 利用者の生活を支えていきたいと考えています P20 Q1 訪問看護の導入時期は? Q2 医療機関から在宅へ移行する利用者に訪問看護を導入するための連絡方法は? Q3

More information

社会資源の利用と自立支援

社会資源の利用と自立支援 社会資源の利用と自立支援 独立行政法人国立病院機構仙台西多賀病院 医療社会事業専門職 相沢祐一 平成 29 年 11 月 26 日 先ずは患者さん方にして欲しい事 早期リハビリテーションが必要 歩行障害 関節拘縮 背骨の変形 筋力低下 呼吸不全の進行 在宅でリハビりを受けるには訪問看護の利用が最適 筋力はあるが関節が拘縮して足がまっすぐにならない 膝がまがったままでは立てない よって歩くことが出来ない

More information

公的医療保険が対象とならない治療 投薬などの費用 ( 例 : 病院や診療所以外でのカウンセリング ) 精神疾患 精神障害と関係のない疾患の医療費 医療費の自己負担ア ) 世帯 ( 1) における家計の負担能力 障害の状態その他の事情をしん酌した額 ( しん酌した額が自立支援医療にかかった費用の 10

公的医療保険が対象とならない治療 投薬などの費用 ( 例 : 病院や診療所以外でのカウンセリング ) 精神疾患 精神障害と関係のない疾患の医療費 医療費の自己負担ア ) 世帯 ( 1) における家計の負担能力 障害の状態その他の事情をしん酌した額 ( しん酌した額が自立支援医療にかかった費用の 10 自立支援医療 ( 精神通院医療 ) について 自立支援医療 ( 精神通院医療 ) は 精神疾患 ( てんかんを含みます ) で 通院による精神医療を続ける必要がある病状の方に 通院のための医療費の自己負担を軽減するものです 対象となる方 医療費の軽減が受けられる医療の範囲 医療の自己負担 手続き 受給者証の有効期間 本制度で医療を受けられる医療機関や薬局について 対象となる方何らかの精神疾患 ( てんかんを含みます

More information

参考資料1・小慢の位置づけ・医療費の増加状況等

参考資料1・小慢の位置づけ・医療費の増加状況等 参考資料 1 小児慢性特定疾患対策関係資料 小児慢性特定疾患治療研究事業の概要 1 頁 小児慢性特定疾患治療研究事業の児童福祉法上の位置付け 小児慢性特定疾患の対象者数と医療費 ( 総額 ) の推移について 小児慢性特定疾患治療研究事業の予算額年度推移 小児慢性特定疾患の年齢別割合 小児慢性特定疾患児と障害児 難病患児との関係 入院時食事療養 生活療養費 高額療養費制度との比較 モデルケース 2 頁

More information

< F2D835A E313995F18D908F91282E91E58A77816A6A74642E>

< F2D835A E313995F18D908F91282E91E58A77816A6A74642E> 平成 19 年度 群馬県難病相談支援センター事業 活動報告書 群馬県保健 福祉 食品局保健予防課 目次群馬県難病相談支援センター 第 1 群馬県難病相談支援センター事業の概要 1. 実施要綱 1 2. 実施体制 1 3. 対象疾患 2 4. 難病相談支援センター運営協議会 3 5. 難病相談支援員 3 6. 設置場所 3 第 2 運営協議会の開催 4 第 3 難病相談支援員の活動 1. 難病相談事業

More information

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を 資料 3-1 介護予防 日常生活支援総合事業の実施について 1 介護予防 日常生活支援総合事業の概要団塊の世代が75 歳以上となる2025 年に向けて 単身高齢者世帯や高齢者夫婦のみ世帯 認知症高齢者の増加が予想される中で 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるようにするため 介護だけではなく 医療や予防 生活支援 住まいを包括的に提供する地域包括ケアシステムの構築が求められております

More information

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」 社会の理解 5 地方自治法に基づく法的な権利のうち, 市町村の区域内に住所があれば日 本国民でなくても有する権利として, 適切なものを 1つ選びなさい 1 市町村からサービスを受ける権利 2 市町村の選挙に参加する権利 3 市町村の条例の制定を請求する権利 4 市町村の事務の監査を請求する権利 5 市町村議会の解散を請求する権利 6 日本の人口に関する次の記述のうち, 適切なものを 1 つ選びなさい

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 経過措置適用者の皆様への重要なお知らせ ~ 来年 ( 平成 29 年度 ) の更新申請手続きに向けて~ < 制度内容 > 沖縄県薬務疾病対策課 経過措置適用者とは 経過措置対象者とは 平成 26 年 12 月 31 日時点において 国が指定していた 特定疾患 に係る受給者証の交付を受けていた方をいいます 特定疾患医療受給者証 1 皆様に適用されている経過措置期間は 平成 29 年 12 月 31 日をもって終了

More information

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱 第一総則 子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱 一目的 けいりこの法律は 子宮頸がんの罹患が女性の生活の質に多大な影響を与えるものであり 近年の子宮頸が んの罹患の若年化の進行が当該影響を一層深刻なものとしている状況及びその罹患による死亡率が高い 状況にあること並びに大部分の子宮頸がんにヒトパピローマウイルスが関与しており 予防ワクチンの 接種及び子宮頸部の前がん病変 ( 子宮頸がんに係る子宮頸部の異形成その他の子宮頸がんの発症前にお

More information

●アレルギー疾患対策基本法案

●アレルギー疾患対策基本法案 第一七七回衆第三二号アレルギー疾患対策基本法案目次第一章総則 ( 第一条 - 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策推進基本計画等 ( 第十一条 - 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条 第十五条 ) 第二節アレルギー疾患医療の均てん化の促進等 ( 第十六条 第十七条 ) 第三節アレルギー疾患を有する者の生活の質の維持向上 ( 第十八条 ) 第四節研究の推進等

More information

障害者自立支援法等の一部を改正する法律案の概要

障害者自立支援法等の一部を改正する法律案の概要 1 平成 25 年 6 月 4 日 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部障害福祉課課長辺見聡 目 次 Ⅰ 障害福祉施策のこれまでの経緯について 3 Ⅱ 障害者総合支援法について 11 Ⅲ 障害者自立支援法等の改正について 28 Ⅳ 障害者虐待防止対策等について 47 Ⅴ 障害者の就労支援について 51 Ⅵ 障害者優先調達推進法について 67 Ⅶ 平成 25 年度障害福祉関係予算案について 70 2

More information

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が 選択式 対策編 平成 28 年厚生労働白書 問 1 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している 1 国民医療費とは 医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用を推計したものであり 具体的には 医療保険制度等による給付 後期高齢者医療制度や公費負担医療制度による給付 これに伴う患者の一部負担などによって支払われた医療費を合算したものである

More information

くらしのおてつだいH30 本文.indd

くらしのおてつだいH30 本文.indd 年金と手当 障害基礎年金 年金加入中や20 歳前に起きた病気やケガによって一定の障がいの状態になったときに受けられます 年金額 ( 平成 30 年度 ) 障害基礎年金 1 級 年額 974,125 円 障害基礎年金 2 級 年額 779,300 円 受給資格のある方 ( 次の1~3すべてのまたは4の要件に該当する方です ) 1 病気やケガの初診日において国民年金の被保険者であること または 国民年金の被保険者であった60

More information

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

< F2D816994D48D FA957493FC816A > -1- 厚生労働省 告示第二号農林水産省カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律(平成二十四年法律第八十二号)第八条第一項の規定に基づき カネミ油症患者に関する施策の推進に関する基本的な指針を次のように策定したので 同条第四項の規定により告示する 平成二十四年十一月三十日厚生労働大臣三井辨雄農林水産大臣郡司彰カネミ油症患者に関する施策の推進に関する基本的な指針カネミ油症(カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律(平成二十四年法律第八十二号

More information

SKMBT_C552D

SKMBT_C552D 2. 指定難病に係る診断基準及び重症度分類等について の改正 新規指定難病に係る診断基準 重症度分類等の追加 既存の指定難病( 一部 ) に係る診断基準 重症度分類等の改正 概要は厚生労働省通知 (H30.3.19 健発 0319 第 1 号 ) の別紙 2を参照 3. 指定難病に係る臨床調査個人票について の改正 新規指定難病に係る臨床調査個人票の追加 既存指定難病に係り臨床調査個人票の改正 変更点は厚生労働省通知

More information

< E9197BF88EA8EAE817995F18D D9195DB8E5A92E895FB8EAE8CA992BC82B5816A817A2E786264>

< E9197BF88EA8EAE817995F18D D9195DB8E5A92E895FB8EAE8CA992BC82B5816A817A2E786264> 資料 1 国民健康保険料の 算定方式等について 国民健康保険料の構成について 1 医療分保険料川崎市の国保加入者の医療費等に充てる ( 加入者全員が負担 ) 2 後期高齢者支援金等分保険料全国の後期高齢者医療制度の医療費等に充てる ( 加入者全員が負担 ) 3 介護分保険料全国の介護保険給付費に充てる ( 介護保険第 2 号被保険者 (40 歳 ~64 歳 ) が負担 ) 1 国民健康保険料の算定方法

More information

医療

医療 医療 1 障害者自立支援医療費 ( 更生医療 ) の支給 対象者 18 歳以上の身体障害者手帳が交付されている人 内 容 障害の状態の軽減を図り 自立した日常生活上または社会生活を営むために必要な医療 ( 角膜手術 関節形成手術 外耳形成手術 心臓手術 血液透析療法 腎移植術 肝臓移植など ) を 指定医療機関 ( 都道府県等で指定 ) で受ける際の医療費について負担が軽減されます 利用者負担は 原則としてかかる費用の1

More information

61 完全大血管転位症 62 眼皮膚白皮症 63 偽性副甲状腺機能低下症 偽性副甲状腺機能低下症 64 ギャロウェイ モワト症候群 65 急性壊死性脳症 66 急性網膜壊死 67 球脊髄性筋萎縮症 球脊髄性筋萎縮症 68 急速進行性糸球体腎炎 急速進行性糸球体腎炎 69 強直性脊椎炎 70 強皮症

61 完全大血管転位症 62 眼皮膚白皮症 63 偽性副甲状腺機能低下症 偽性副甲状腺機能低下症 64 ギャロウェイ モワト症候群 65 急性壊死性脳症 66 急性網膜壊死 67 球脊髄性筋萎縮症 球脊髄性筋萎縮症 68 急速進行性糸球体腎炎 急速進行性糸球体腎炎 69 強直性脊椎炎 70 強皮症 新 ( 平成 27 年 7 月 1 日以降 ) 旧 ( 現行 ) 1 アイカルディ症候群 2 アイザックス症候群 3 IgA 腎症 IgA 腎症 4 IgG4 関連疾患 5 亜急性硬化性全脳炎 亜急性硬化性全脳炎 (SSPE) 6 アジソン病 副腎低形成 ( アジソン病 ) 7 アッシャー症候群 8 アトピー性脊髄炎 9 アペール症候群 10 アミロイドーシス アミロイドーシス 11 アラジール症候群

More information

障害厚生年金 厚生年金に加入している間に初診日 ( 障害のもととなった病気やけがで初めて医者にかかった日 ) がある病気やけがによって 65 歳になるまでの間に 厚生年金保険法で定める障害の状態になったときに 受給要件を満たしていれば支給される年金です なお 障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害

障害厚生年金 厚生年金に加入している間に初診日 ( 障害のもととなった病気やけがで初めて医者にかかった日 ) がある病気やけがによって 65 歳になるまでの間に 厚生年金保険法で定める障害の状態になったときに 受給要件を満たしていれば支給される年金です なお 障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害 6 年金 手当 障害基礎年金 国民年金に加入している間に初診日 ( 障害のもととなった病気やけがで初めて医者にかかった日 ) がある病気やけがによって 65 歳になるまでの間に国民年金法で定める障害の状態になったときに 受給要件を満たしていれば支給される年金です 初診日が 20 歳以前にある方は 20 歳になったときに申請ができます 受給要件次の 1~3 の条件のすべてに該当する方が受給できます 1

More information

イ自立支援医療 ( 育成医療 ) 18 歳未満の児童で 身体上の障がいを有するか 現存する疾患を放置すると将来において障がいを残すと認められるかたが 生活の能力を得るために必要な医療を指定医療機関で受けられます 対象となる障害区分 肢体不自由 視覚障害 聴覚 平衡機能障害 音声 言語 そしゃく機能障

イ自立支援医療 ( 育成医療 ) 18 歳未満の児童で 身体上の障がいを有するか 現存する疾患を放置すると将来において障がいを残すと認められるかたが 生活の能力を得るために必要な医療を指定医療機関で受けられます 対象となる障害区分 肢体不自由 視覚障害 聴覚 平衡機能障害 音声 言語 そしゃく機能障 5 医療費等の助成 1 医療を受ける (1) 自立支援医療 ( 公費負担医療制度 ) 自立支援医療には障がいの種別ごとに 更生医療 育成医療 精神通院と三つの医療制度があり 対象となる疾患や年齢 指定医療機関等が異なります 医療機関や各申請窓口に相談をし 障がいにあった医療制度を選択してください また 自立支援医療の利用にあたっては 事前に申請のうえ 医療の必要性について認定を受けていただく必要があります

More information

Microsoft Word - センターニュース33号_PDF用カラー).docx

Microsoft Word - センターニュース33号_PDF用カラー).docx NO.33 所在地 = 514-8567 津市桜橋 3 丁目 446-34 TEL=059-223-5035 FAX=059-223-5064 E-mail:mie-nanbyo@comet.ocn.ne.jp 平成 27(2015) 年 3 月発行 ホームページ : http://www.mie-nanbyo.server-shared.com/ 編集 発行 = 三重県難病相談支援センター 昨年

More information

17.介護保険(身体障害者版)

17.介護保険(身体障害者版) 7 章障がい者総合支援制度 以下 障害者総合支援法に基づく制度のことを 障がい者総合支援制度 としています (1) 障害者総合支援法について 身 知 精 難 内容 障がい保健福祉施策は 平成 15 年 4 月から支援費制度による利用契約制度が導入され 利用者が自ら事業者を選択して サービスを利用するという仕組みが始まり 障がい者のサービス利用が飛躍的に拡大しました その一方で 障がい種別ごとに縦割りでサービスが提供され

More information

別紙2

別紙2 介護保険制度の改正事項に関する考え方 別紙 2 1 一定以上の所得のある利用者の自己負担の引上げ なぜ 一定以上の所得のある方の利用者負担を 2 割とするのか 保険料の上昇を可能な限り抑えつつ 現役世代の過度な負担を避けるとともに 高齢者世代内で負担の公平化を図っていくためには 65 歳以上の被保険者のうち 一定以上の所得のある方に 2 割の利用者負担をしていただくことが必要 介護保険制度の創設以来

More information

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 ( 要望された効能 効果について記載する ) ( 要望されたについて記載する

More information

Microsoft Word - ㆹã‡fiã‡−帳㕕02サーノ゙ス丕覧.doc

Microsoft Word - ㆹã‡fiã‡−帳㕕02サーノ゙ス丕覧.doc 障がい区分 等級 程度 別制度サービス一覧表 注 障がい区分ごとに 次の手帳が必要です ただし 制度によっては 手帳が必要ない場合もあります 障がい区分身体障がい知的障がい精神障がい 必要な手帳身体障がい者手帳療育手帳精神障がい者保健福祉手帳 備考 原則 次回再判定年月日を経過していないものに限る 原則 有効期限内のものに限る 年に 回の更新手続きが必要です 注 この一覧表はあくまでも個別の等級 程度

More information

国保 70 歳未満 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 した住所職業上の理由 男 女 明 大 3 昭 4 平 生 区ア 職務上 下船後 3 月以内 3 通勤災害 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 男 女 明 大 3

国保 70 歳未満 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 した住所職業上の理由 男 女 明 大 3 昭 4 平 生 区ア 職務上 下船後 3 月以内 3 通勤災害 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 男 女 明 大 3 Ⅰ 高額療養費制度に関するレセプトの記載について 一部負担金額欄については 限度額認定証を提示し高額療養費が現物された (= 自己負担限度額を超えた ) 場合に記載することとなっておりますが 以下のとおり平成 7 年 月から自己負担限度額が変更になったことから記載事例を掲載しますので レセプトを作成する際は再度確認の上 提出願います なお 国保 70 歳以上 と 後期高齢者 について変更はありませんが

More information

Microsoft Word - 01_01概要(1自立ヘルプ).doc

Microsoft Word - 01_01概要(1自立ヘルプ).doc 1 横浜市高齢者ホームヘルプ事業について 1-1 自立支援ホームヘルプ事業 (1) 目的介護保険の給付対象とならない高齢者のうち 日常生活に支障のあるひとり暮らしの人などを対象として 家事援助を中心としたホームヘルプサービスを提供します (2) 対象者 次の 1から 4の要件を全て満たす人 1 おおむね 65 歳以上の者で 要介護認定の結果 要支援 1,2 又は要介護 1~5に認定されていない者 2

More information

参考資料

参考資料 医療費の一部負担 ( 自己負担 ) 割合について それぞれの年齢層における一部負担 ( 自己負担 ) 割合は 以下のとおり 75 歳以上の者は 1 割 ( 現役並み所得者は 3 割 ) 歳から 74 歳までの者は 2 割 ( 現役並み所得者は 3 割 ) 歳未満の者は 3 割 6 歳 ( 義務教育就学前 ) 未満の者は 2 割 平成 26 年 4 月以降 歳となる者が対象 これまで 予算措置により

More information

出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障

出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障 指定居宅介護等の提供に当たる者として厚生労働大臣が定めるもの ( 平成十八年九月二十九日 ) ( 厚生労働省告示第五百三十八号 ) 障害者自立支援法に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員 設備及び運営に関する基準 ( 平成十八年厚生労働省令第百七十一号 ) 第五条第一項 ( 同令第七条において準用する場合を含む ) 及び第四十四条第一項 ( 同令第四十八条第二項において準用する場合を含む ) の規定に基づき

More information

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7) 事務連絡 平成 29 年 4 月 7 日 関係団体御中 厚生労働省保険局保険課 入院時生活療養費の見直し内容について ( その 2) 健康保険制度の円滑な実施について 平素より格段の御協力 御尽力を賜り厚く御礼申し上げます 入院時生活療養費の見直しにつきましては 入院時生活療養費の見直し内容について ( 平成 28 年 12 月 22 日付け厚生労働省保険局保険課事務連絡 ) においてその概要をお知らせしたところですが

More information

(頭紙)公布通知

(頭紙)公布通知 各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局介護保険計画課 振興課 老人保健課 介護保険最新情報 今回の内容 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備等及び経過措置に関する政令等の公布について 計 47 枚 ( 本紙を除く ) Vol.440 平成 27 年

More information

目 次 1. 制度の概要について 1 2. 指定医療機関窓口での自己負担徴収等に係る取扱い 3 3. 生活保護受給者等の取扱について 5 4. 診療報酬請求について 5 (1) 診療の給付 欄について (2) 食事療養 欄について 5. 管理票の記載について 参考資料別紙 1( 指定難病

目 次 1. 制度の概要について 1 2. 指定医療機関窓口での自己負担徴収等に係る取扱い 3 3. 生活保護受給者等の取扱について 5 4. 診療報酬請求について 5 (1) 診療の給付 欄について (2) 食事療養 欄について 5. 管理票の記載について 参考資料別紙 1( 指定難病 特定医療費に係る自己負担上限額管理票等の 記載方法について ( 指定医療機関用 ) 平成 26 年 12 月 厚生労働省健康局疾病対策課 目 次 1. 制度の概要について 1 2. 指定医療機関窓口での自己負担徴収等に係る取扱い 3 3. 生活保護受給者等の取扱について 5 4. 診療報酬請求について 5 (1) 診療の給付 欄について (2) 食事療養 欄について 5. 管理票の記載について 10

More information

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予防ケアマネジメント 総合相談 支援 権利擁護 虐待早期発見 防止 地域の介護支援専門員などの支援 被保険者 65 歳以上の人 ( 第

More information

 

  障害児支援について - 1 - 平成 24 年 11 月 26 日 厚生労働省 1. 障害児支援の強化 平成 24 年 4 月に改正児童福祉法等が施行され 障害のある児童が身近な地域で適切な支援が受けられるよう障害児施設の一元化や 障害児通所支援の実施主体の市町村への移行等を図ったところ 主なポイントは次の 4 点 (1) 障害児施設の一元化従来の障害種別で分かれていた障害児施設を 通所による支援は

More information

計画の策定にあたって 今回策定する あま市障がい者計画及び障がい福祉計画 は 現行の 障害者基本法 に定める 障害者計画 と 現行の 障害者自立支援法 に定める 障害福祉計画 を一体のものとしてとらえ 今後の制度改正を踏まえた あま市総合計画 を上位計画とする障がいのある人に対する支援活動や障がい者

計画の策定にあたって 今回策定する あま市障がい者計画及び障がい福祉計画 は 現行の 障害者基本法 に定める 障害者計画 と 現行の 障害者自立支援法 に定める 障害福祉計画 を一体のものとしてとらえ 今後の制度改正を踏まえた あま市総合計画 を上位計画とする障がいのある人に対する支援活動や障がい者 あま市 障がい者計画及び障がい福祉計画 ( 案 ) 概要版 平成年月 あま市 計画の策定にあたって 今回策定する あま市障がい者計画及び障がい福祉計画 は 現行の 障害者基本法 に定める 障害者計画 と 現行の 障害者自立支援法 に定める 障害福祉計画 を一体のものとしてとらえ 今後の制度改正を踏まえた あま市総合計画 を上位計画とする障がいのある人に対する支援活動や障がい者福祉施策の推進に関するガイドラインです

More information

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長) 平成 2 6 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 厚生労働省 保険局総務課医療費適正化対策推進室 健康局がん対策 健康増進課結核感染症課 ) 制 度 名 特定健診 保健指導等における医療費控除の対象の拡大 税 目 所得税 要 望 の 高齢者の医療の確保に関する法律に基づき医療保険者が実施する特定健診 保健指導について 医療費控除の範囲を拡大し 現在 対象とされていない特定健診や特定保健指導の動機付け支援等の自己負担額について

More information

図表 1 1,000 万円以上高額レセプト上位 100 位 ( 平成 28 年度 ) 注 : 主傷病名欄の ( ) は調剤レセプト ( 単位 : 円 ) 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 1 106,941,690 フォンウィルブ

図表 1 1,000 万円以上高額レセプト上位 100 位 ( 平成 28 年度 ) 注 : 主傷病名欄の ( ) は調剤レセプト ( 単位 : 円 ) 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 1 106,941,690 フォンウィルブ 平成 28 年度高額レセプト上位の概要 健保連が行う平成 28 年度の 高額医療交付金交付事業 に申請された医療費のうち 1ヵ月の医療費が1,000 万円以上の件数は 前年度より123 件増加 ( 対前年度比 34.1% 増 ) の484 件で過去最多となり 初めて400 件を超えた なお 28 年度分から 月額医療費 主傷病名 疾患別の傾向等詳細なとりまとめについては上位 100 件までとした 1

More information

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区 ( 保 15) 平成 29 年 4 月 11 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 入院時生活療養費の見直しについて ( 情報提供 ) 現在 65 歳以上の者が保険医療機関の療養病床に入院したときに必要となるとの一部について 入院時生活療養費が支給されており 光熱水費相当額を負担することとされています そのうち ( 光熱水費相当額 ) につきましては 65 歳以上の医療療養病床に入院している医療区分

More information

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな 7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいになると予想される 医療ニーズに応じて適切に医療資源を投入することが 効果的 効率的な入院医療の提供にとって重要

More information

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱 熊取町地域生活支援事業に係る事業者の登録取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 平成 17 年法律第 123 号 以下 法 という ) に基づく 移動支援事業及び日中一時支援事業 ( 以下 事業 という ) を行う事業者 ( 以下 事業者 という ) の登録に関し必要な事項を定めるものとする ( 事業者の登録 ) 第 2 条事業者の登録は

More information

医療的ケア児について

医療的ケア児について 医療的ケア児について 平成 28 年 3 月 16 日厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部障害福祉課障害児 発達障害者支援室 23 24 25 26 27 28 29 21 211 NICU 長期入院児等の推移 212 3 25 2 15 1 5 NICU 長期入院児の年間発生数は 21 年以降再び増加傾向 特別支援学校等における医療的ケア児も増加傾向 ( 例 ) 長期入院児数の推移 162 212

More information

<4D F736F F D F955C8E CC093788A7A934B F A7A8CB88A7A944692E88FD8816A>

<4D F736F F D F955C8E CC093788A7A934B F A7A8CB88A7A944692E88FD8816A> 資料 7 限度額適用 標準負担額減額認定証 に係る被保険者からの申請不要 道民アイデア整理表 1 後期高齢者医療制度の 限度額適用 標準負担額減額認定証 について 2 北海道後期高齢者医療広域連合ホームページ資料 ( 抜すい ) 3~4 限度額適用 標準負担額減額認定証に係る被保険者からの申請不要 関係法令 5~8 道民アイデア整理表 1518J アイデア名限度額適用 標準負担額減額認定証に係る被保険者からの申請不要

More information

○国民健康保険税について

○国民健康保険税について 国民健康保険の給付について お医者さんにかかったときの給付医療費の一部を負担することで 次のような医療が受けられます 診察 治療 薬や注射などの処置 入院および看護 ( 入院時の食事代は別途負担 ) かかりつけ医の訪問診療および看護 訪問看護 ( 医師の指示による ) 医療機関で支払う医療費の自己負担割合 義務教育就学前 義務教育就学後 ~69 歳 2 割 3 割 70 ~ 74 歳昭和 19 年

More information

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進 京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進 ( 第 16 条 - 第 18 条 ) 第 4 章 雑則 ( 第 19 条 第 20 条 ) 附則 第

More information

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案 第一七四回 参第一二号 目次 子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案 第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章子宮頸がん予防方針等 ( 第三条 - 第六条 ) 第三章子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する具体的な施策 附則 第一節子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及等 ( 第七条 第 八条 ) 第二節子宮頸がん予防ワクチン接種の実施の推進 ( 第九条 - 第十四条 ) 第三節子宮頸がん予防検診の実施の推進

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 日医工 MPI 行政情報 http://www.nichiiko.co.jp/stu-ge/ 高額療養費制度 (70 歳以上の負担上限改訂 ) 日医工株式会社学術部作成 :( 公社 ) 日本医業経営コンサルタント協会認定登録番号第 6345 寺坂裕美日医工医業経営研究所 ( 日医工 MPI) 監修 :( 公社 ) 日本医業経営コンサルタント協会認定登録番号第 4463 菊地祐男 資料 No.20170825-459

More information

( ) 要介護1 5の人が利用できるサービスです 自宅でリハビリを受けたい 訪問リハビリテーション 介護保険で利用できるサービス 介護サービス 在宅サービス 理学療法士や作業療法士 言語聴覚士が居宅を 訪問し リハビリテーションを行います 在宅サービスには 居宅を訪問してもらう訪問系サービスや施設に通って受ける通所系サー ビスなどがあります サービスは組み合わせて利用することができます 変わりました

More information

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4 10001 P1-089 ポスタービューイング 1 関節リウマチの治療 :DMARDs NSAIDs 4 月 26 日 ( 木 ) 13:20-14:40 - ポスター 展示会場ホール E B2 階 ホール E 10002 P2-041 ポスタービューイング 2 関節リウマチの治療評価と予測 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:40-14:00 - ポスター 展示会場ホール E B2 階 ホール

More information

Microsoft Word - 15 所得制限.doc

Microsoft Word - 15 所得制限.doc 障がい基礎年金 1 手当 年金等の所得制限 手当 年金等制度については 受給資格者やその扶養義務者などの所得が多いときは 手当 年金等を受給することができない場合があります ( 前年中の所得が限度を超える場合は 当該年の 8 月 ~ 翌年 7 月まで が受給できません ) ➀ 及び2は 平成 30 年 8 月 ~ 平成 31 年 10 月まで それ以降は 当該年の 11 月 ~ 翌年 10 月までが受給できません

More information

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課 各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省介護保険計画課 介護保険最新情報 今回の内容 高額障害福祉サービス等給付費等の支給事務の調整に ついて 計 6 枚 ( 本紙を除く ) Vol.615 平成 30 年 1 月 10 日 厚生労働省老健局介護保険計画課 貴関係諸団体に速やかに送信いただきますようよろしくお願いいたします 連絡先

More information

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ 佐倉市重度心身障害者医療費の助成に関する条例施行規則 平成 27 年 7 月 31 日規則第 38 号 改正 平成 27 年 12 月 25 日規則第 45 号佐倉市重度心身障害者医療費の助成に関する条例施行規則佐倉市重度心身障害者の医療費助成に関する条例施行規則 ( 昭和 58 年佐倉市規則第 2 号 ) の全部を改正する ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 佐倉市重度心身障害者の医療費助成に関する条例

More information

平成10年度高額レセプト上位の概要

平成10年度高額レセプト上位の概要 平成 29 年度高額レセプト上位の概要 健保連では 高額な医療費の発生が個々の健康保険組合財政に及ぼす影響を全組合拠出の財源により緩和するため 健 康保険法附則第 2 条に基づき 高額医療交付金交付事業 を実施している 平成 29 年度 (29 年 1 月 16 日から30 年 1 月 15 日 ) に申請された医療費のうち 1ヵ月の医療費が1,000 万円以上の件数は 前年度より48 件増加 (

More information

千葉県特定疾患治療研究費をお受けになる方へ

千葉県特定疾患治療研究費をお受けになる方へ 指定難病医療費助成制度をお受けになる方へ H30.7.1~ 1. 指定難病医療費助成制度とは 平成 27 年 1 月 難病 ( 発病の機構が明らかでなく かつ 治療方法が確立していない希少な疾病であって長期にわたり療養を必要とすることとなるもの ) の患者に対する良質かつ適切な医療の確保及び療養生活の質の維持向上を図り もって国民保険の向上を図ることを目的に 難病の患者に対する医療等に関する法律 が施行されました

More information

都道府県単位での肝炎対策を推進するための計画を策定するなど 地域の実情に応じた肝炎対策を推進することが明記された さらに 近年の状況等を踏まえ 平成 28 年 6 月に基本指針の改正を行い 肝炎対策の全体的な施策目標を設定すること等が追記された 都は 肝炎をめぐる都内の状況や基本指針の改正を踏まえ

都道府県単位での肝炎対策を推進するための計画を策定するなど 地域の実情に応じた肝炎対策を推進することが明記された さらに 近年の状況等を踏まえ 平成 28 年 6 月に基本指針の改正を行い 肝炎対策の全体的な施策目標を設定すること等が追記された 都は 肝炎をめぐる都内の状況や基本指針の改正を踏まえ 東京都肝炎対策指針 平成 24 年 12 月 19 日策定 平成 29 年 3 月 31 日改定 目次 1 指針改定の経緯 2 指針の目的 3 肝炎対策の目標 4 予防 5 肝炎に関する普及啓発 6 肝炎ウイルス検査の実施体制の整備 7 肝炎医療の提供体制及び人材育成 8 肝炎患者等に対する支援や情報提供の充実 9 東京都肝炎対策指針に基づく事業計画と指針の見直し 1 指針改定の経緯東京都では 東京都ウイルス肝炎対策有識者会議報告書

More information

Microsoft PowerPoint - 7.【資料3】国民健康保険料(税)の賦課(課税)限度額について

Microsoft PowerPoint - 7.【資料3】国民健康保険料(税)の賦課(課税)限度額について 平成 30 年 11 月 14 日第 11 回社会保障審議会医療保険部会資料 3 国民健康保険の保険料 ( 税 ) の 賦課 ( 課税 ) について 平成 30 年 11 月 14 日厚生労働省 社会保障制度改革国民会議報告書 ( 平成 年 8 月 6 日 )( 抄 ) 第 部社会保障 4 分野の改革 Ⅱ 医療 介護分野の改革 3 医療保険制度改革 (1) 財政基盤の安定化 保険料に係る国民の負担に関する公平の確保医療保険制度における保険料の負担についても

More information

Microsoft Word - (修正後)◆1-1_記載要領通知(肝がん・肝硬変)通知.rtf

Microsoft Word - (修正後)◆1-1_記載要領通知(肝がん・肝硬変)通知.rtf 保医発 1126 第 4 号 平成 30 年 11 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省保険局歯科医療管理官 ( 公印省略 ) 診療報酬請求書等の記載要領等について の一部改正について 療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令第一条第一項第十号の規定に基づき厚生労働大臣の定める医療の給付の一部を改正する件

More information

34106 難病患者等の支援 ( 主担当 : 保健衛生室地域保健課 ) 主な取組内容 1 原子爆弾被爆者の健康管理や各種手当の支給等を実施します 2 難病患者およびその家族のQOL( 生活の質 ) の向上をはかります 1 原子爆弾被爆者対策事業原子爆弾被爆者の援護に関する法律により 被爆者健康手帳所

34106 難病患者等の支援 ( 主担当 : 保健衛生室地域保健課 ) 主な取組内容 1 原子爆弾被爆者の健康管理や各種手当の支給等を実施します 2 難病患者およびその家族のQOL( 生活の質 ) の向上をはかります 1 原子爆弾被爆者対策事業原子爆弾被爆者の援護に関する法律により 被爆者健康手帳所 34105 骨髄バンク 臓器移植等の推進 ( 主担当 : 保健衛生室衛生指導課 ) 主な取組内容 1. 愛の血液助け合い運動 をはじめとするキャンペーンに取り組み 献血思想の普及啓発等による献血の推進をはかり県内で必要な血液を確保します 2. 休日ドナー登録をはじめとする骨髄バンク普及啓発およびドナー登録の推進をはかり 新規ドナー登録者の確保に努めます 3. 県民に臓器移植に対する理解と協力を求めるため

More information

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63> 浜松市障害者入院時コミュニケーション支援事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条 この要綱は 意思疎通を図ることが困難な障害者が医療機関に入院したとき 当該障害者が当該医療機関に派遣されるコミュニケーション支援員を介して 医療従事者との意思疎通を図り 円滑な医療行為を受けることができるよう支援することを目的として実施する浜松市障害者 入院時コミュニケーション支援事業 ( 以下 本事業 という ) について

More information

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である 平成 30 年 9 月 18 日 事業主 様 兵庫県建築健康保険組合 健康保険における外来療養に係る年間の高額療養費の支給等の取扱いについて 平成 29 年 8 月 1 日より 健康保険法施行令等の一部を改正する政令 ( 平成 29 年政令第 213 号 ) 及び健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 29 年厚生労働省令第 86 号 ) が施行され 外来療養に係る年間の高額療養費 (

More information

終身生命共済事業細則

終身生命共済事業細則 1)共済金請求10)介護共済金診断書終身生命共済事業細則 ( 総則 ) 第 1 条教職員共済生活協同組合 ( 以下 この組合 という ) は終身生命共済事業規約 ( 以下 規約 という ) 第 113 条 ( 細則 ) にもとづきこの細則を定める ( 共済掛金の払込免除の請求書類 ) 第 2 条規約第 21 条 ( 共済掛金の払込免除の請求手続き ) の規定により共済掛金の払込免除を請求するときの必要書類は

More information

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について 薬生薬審発 1128 第 1 号平成 30 年 1 1 月 28 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬品審査管理課長 ( 公印省略 ) ニボルマブ ( 遺伝子組換え ) 製剤の最適使用推進ガイドライン ( 非小細胞肺癌 悪性黒色腫 頭頸部癌 腎細胞癌 古典的ホ ジキンリンパ腫 胃癌及び悪性胸膜中皮腫 ) の一部改正について 経済財政運営と改革の基本方針

More information

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又 2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又は栄養士による栄養管理及 び言語聴覚士又は看護職員による支援が行われた場合 1 日につき算定 栄養マネジメント加算を算定していない場合は算定しない

More information

ご自宅で充分なリハビリをしていると感じていますか? デイケア 訪問リハビリのご案内 しっかりとリハビリをすればもっと良くなります してもらうリハビリ から 自ら動くリハビリ へ 退院はゴールではありません!! 3 時間デイケア 軽度 :1 階のご利用 : 要支援 1 2 概ね要介護 1 までの方 サ

ご自宅で充分なリハビリをしていると感じていますか? デイケア 訪問リハビリのご案内 しっかりとリハビリをすればもっと良くなります してもらうリハビリ から 自ら動くリハビリ へ 退院はゴールではありません!! 3 時間デイケア 軽度 :1 階のご利用 : 要支援 1 2 概ね要介護 1 までの方 サ ご自宅で充分なリハビリをしていると感じていますか? デイケア 訪問リハビリのご案内 しっかりとリハビリをすればもっと良くなります してもらうリハビリ から 自ら動くリハビリ へ 退院はゴールではありません!! 3 時間デイケア 軽度 :1 階のご利用 : 要支援 1 2 概ね要介護 1 までの方 サーキットトレーニングや運動量が必要な方 中等度 :2 階のご利用 : 概ね要介護 2 以上の方生活に必要な立ち上がり

More information

【事務連絡】「高額療養費制度の見直しに関するQ&A」の送付について

【事務連絡】「高額療養費制度の見直しに関するQ&A」の送付について 事務連絡 平成 29 年 3 月 31 日 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療広域連合事務局 御中 厚生労働省保険局国民健康保険課 厚生労働省保険局高齢者医療課 高額療養費制度の見直しに関する Q&A の送付について 医療保険制度の円滑な運営につきましては 平素より格段の御協力 御尽力を賜り厚く御礼申し上げます さて 高額療養費制度の見直しにつきましては

More information

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度 2 2.1 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 2.4.1 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度 介護保険制度とは 介護を必要とする方の増加などの問題へ対応するために平成 12 年 (2000 年 ) に施行された制度です

More information

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

07体制届留意事項(就労継続支援A型) 体制届 ( 一覧表及び別表等 ) の作成に係る留意事項について ( 就労継続支援 A 型 ) 1 概要 ( 主なもの ) 区分 届出 加算等 主なポイント 新設 平均労働時間区分 専ら通常の事業所に雇用されることが困難であって 適切な支援により雇用契約に基づく就労が困難であって 適切な支援により雇用契約に基づく就労が可能である者のうち65 歳未満のもの若しくは65 歳以上のもの (65 歳に達する前

More information

6 平成 30 年度 ( 平成 29 年所得分 ) 市町村民税課税証明書 ( 全項目証明 ) 受診者 ( 患者 ) の加入保険 市町村国保後期高齢者医療保険 社会保険等の被用者保険 ( 健康保険組合 協会けんぽ等 ) 書類を提出していただく対象者 同一医療保険に加入している全員 ( 中学生以下は不要

6 平成 30 年度 ( 平成 29 年所得分 ) 市町村民税課税証明書 ( 全項目証明 ) 受診者 ( 患者 ) の加入保険 市町村国保後期高齢者医療保険 社会保険等の被用者保険 ( 健康保険組合 協会けんぽ等 ) 書類を提出していただく対象者 同一医療保険に加入している全員 ( 中学生以下は不要 提出書類 ( 新規申請用 ) について 特定医療費 ( 指定難病 ) の支給認定を申請される方は 次の書類が必要です に 点チェックをするなど確認しながら 提出書類を準備 作成いただきますようお願いします 申請者全員が共通で必要となる書類 ( 以下 1~7) 1 特定医療費 ( 指定難病 ) 支給認定申請書 (1) 受診者ご自身で記載してください ( 代筆でも結構です ) (2) 臨床調査個人票 (

More information

<4D F736F F F696E74202D E9197BF F4390B394C5816A ED CC8C798CB8915B927582C982C282A282C42E707074>

<4D F736F F F696E74202D E9197BF F4390B394C5816A ED CC8C798CB8915B927582C982C282A282C42E707074> 利用者負担の軽減措置について 平成 20 年 5 月 22 日厚生労働省障害保健福祉部障害福祉課 1. 利用者負担の軽減措置 ( 概要 ) 1 利用者負担の軽減措置について ( 概要 1) 1. 障害者に係る利用者負担の軽減 低所得 1 及び2( 非課税世帯 ) の障害者の居宅 通所サービスに係る負担上限月額を1,500 円 ( 低所得 2で居宅サービスを利用する場合は3,000 円 ) まで軽減

More information

はじめに この冊子では タルグレチンによる皮膚 T 細胞性リンパ腫の治療を受ける方に対して 高額療養費制度を活用した時の医療費 ( 自己負担限度額 ) がどのくらいかかるかを紹介しています 高額療養費制度では 年齢や所得によって自己負担限度額が異なります 自己負担限度額の計算例も示していますので ご

はじめに この冊子では タルグレチンによる皮膚 T 細胞性リンパ腫の治療を受ける方に対して 高額療養費制度を活用した時の医療費 ( 自己負担限度額 ) がどのくらいかかるかを紹介しています 高額療養費制度では 年齢や所得によって自己負担限度額が異なります 自己負担限度額の計算例も示していますので ご タルグレチン を服用される方へ 高額療養費制度について 2018 年 7 月改訂版 はじめに この冊子では タルグレチンによる皮膚 T 細胞性リンパ腫の治療を受ける方に対して 高額療養費制度を活用した時の医療費 ( 自己負担限度額 ) がどのくらいかかるかを紹介しています 高額療養費制度では 年齢や所得によって自己負担限度額が異なります 自己負担限度額の計算例も示していますので ご参照ください もくじ

More information

小児慢性特定疾病の医療費助成制度について 厚生労働省が既に指定している小児慢性特定疾病 597 疾病に 同省が平成 27 年 1 月 1 日より新たに指定する 107 疾病を加えた 704 疾患に罹患している児童等であって 当該疾病の程度が一定程度以上である者の保護者に対し 医療費助成を行います (

小児慢性特定疾病の医療費助成制度について 厚生労働省が既に指定している小児慢性特定疾病 597 疾病に 同省が平成 27 年 1 月 1 日より新たに指定する 107 疾病を加えた 704 疾患に罹患している児童等であって 当該疾病の程度が一定程度以上である者の保護者に対し 医療費助成を行います ( 小児慢性特定疾病医療費助成制度について 平成 27 年 1 月 1 日から 児童福祉法の一部を改正する法律 の施行により 小児慢性特定疾病の新制度が始まります 従来の対象疾病に加え新たに 107 疾病を助成の対象とし 対象が 704 疾病に拡大されます 新たに対象となる疾病について 平成 26 年 12 月 16 日より新規申請を受け付けます 対象となる方は この 小児慢性特定疾病医療費助成制度について

More information

高額療養費制度とは 高額療養費の支給を受けるには 健康保険限度額適用認定証 記号 交付 番号 氏名 生 適用対象者 入院時の食事負担や差額ベッド代等は含みません 1 氏名 生 住所 発効 有効期限 適用区分 保 険 者 健 康 保 険 証 に記載されています に交付申請し 事前に 認 定 証 1 を

高額療養費制度とは 高額療養費の支給を受けるには 健康保険限度額適用認定証 記号 交付 番号 氏名 生 適用対象者 入院時の食事負担や差額ベッド代等は含みません 1 氏名 生 住所 発効 有効期限 適用区分 保 険 者 健 康 保 険 証 に記載されています に交付申請し 事前に 認 定 証 1 を 医療費負担が軽減されるその他の制度 付加給付制度 一部の健康保険組合や共済組合による独自の制度で 1ヵ間にかかった 医療費のを決めておき 限度額を超えた金額を付加給付 として支給される制度です 高額療養費制度のを超えない場合でも支給されることも あります キイトルーダ による治療を受けている患者さんへ 高額療養費制度 について 20178改訂版 各組合が独自に 任意で定める制度のため 制度の有無や給付額や手続きの方法などは様々で

More information