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1 第 22 回 2017 年春季セミナー ( 日本会場編 ) 事例報告 1 ( 非居住者への費用支払に関わる税務事項 PE 課税等 ) 2017 年 5 月講演 : 華鐘コンサルタントグループ東京事務所所長高倉洋一資料原案作成 : 華鐘コンサルタントグループ常務副総経理顧中鈺 (HP: セミナー講師紹介 高倉洋一華鐘コンサルタントグループ東京事務所所長 ( 略歴 ) 京都 広島育ち 1984 年大阪外国語大学中国語学科卒 住友銀行入行 1989 年 5 月北京赴任 以降香港 瀋陽 2004 年自動車メーカーへ業務出向 中国統括会社設立に従事 統括会社 HR 部長 ( 上海 ) 2007 年 華鐘コンサルティンク 入社 ( 上海 広州 ) 2014 年 11 月東京 ホ ランティア中国語カ イト 資料原案作成 : 華鐘コンサルタントグループ常務副総経理顧中鈺高級会計師 企業管理 会計業務歴 26 年のヘ テランコンサルタント 株式会社華鐘コンサルティング東京事務所住所 : 東京都中央区日本橋兜町 9-5リオ SOHO 兜町 1007 号連絡先 :TEL: FAX: takakura@shcs.co.jp 2 1

2 本日のテーマ 現地法人が関わる非居住者企業との様々な取引 1. 技術使用 2. 商標使用 3. 技術サービス 指導 4. 借入利息の支払い 5. 配当送金 6. 親会社の費用分担 ( 例 : 共用管理システム ) 7. 設備輸入後のコンサルティング料の支払い 8. 出資権譲渡 etc. 関連会社間では 移転価格リスクにも要注意 3 本日のテーマ ( 事例 1~3) 第三条二項 PE に適用 PE 企業所得税法 国家税務総局 2009 年 19 号令 (1) 建築請負 据付 組立等 (2) 役務活動 非 PE 第三条三項非 PE に適用 国税発 [2009]3 号令 配当金 賃借料収入特許権使用料所得財産譲渡所得ほか 事例 2 事例 1 事例 3 国税発 [2010]19 号 課税所得査定 役務収入査定 利益率査定 企業所得税 25% 租税条約適用の場合届出同意後 免税 租税条約不適用の場合 税率 10% 適用 租税条約適用の場合届出同意後 低税率適用又は免税 4 2

3 中華 共和国企業所得税法 第 3 条 居住者企業はその中国国内 国外源泉の所得について企業所得税を納付しなければならない 非居住者企業は中国国内に機構 場所を設 している場合 その機構 場所において取得した中国国内源泉の所得 および中国国外で発生し その機構 場所と実質的に関連する所得について企業所得税を納付しなければならない 非居住者企業が中国国内に機構 場所を設 していない場合 或いは機構 場所を設 しているが 取得した所得がその機構 場所と実質的に関連しない場合 その中国国内に源泉のある所得について企業所得税を納付しなければならない 事例 1: 技術サービス 技術指導 概要 日本本社と中国現地法人 : 技術サービス契約 32 百万円を締結 本社より日本人 SV 2 名を同時期に派遣 ( 延べ滞在日数 200 日 ) SV 2 名の給与は本社が全額支給 負担 中国の税務局は以下の納税を要求 源泉税 外国籍 SV の個人所得税 増値税等 Point 1: 中国現法が支払うこの費用は何か 特許権使用料か? 国税函 [2009]507 号 税収協定の特許権使用料条項執行における関連問題に関する通達 四 サービス契約において サービス特許権使用費条項実施提供者がサービス提供過程で専門知識と技術を使用したが これらの技術を譲渡又は許可しない場合 この種のサービスは特許権使用費の範囲には入らない 本契約に技術譲渡 使用許可は含まず 特許権使用料には当たらない 6 3

4 事例 1: 技術サービス 技術指導 Point 2: 役務活動として 恒久的施設 (PE) を構成するか否か 国税発 [2015]75 号 中国 シンガポール租税条約の解釈通達 第五条恒久的施設三 ( 役務提供の状況下の PE 判定基準 ) 一方の締結側企業がその社員又は雇用するその他の人員を締結相手側に派遣して役務を提供し 何れかの 12 ヶ月内に これらの人員が役務活動に従事して相手側での滞在が連続又は累計で 183 日を超える場合 PE を構成する ( 但し ) 同一時期内の同一グループの人員の業務は分けて計算しない 例えば シンガポール企業が 10 名の従業員を派遣し 某プロジェクトのために中国国内で 3 日間働かせた場合 これらの従業員の中国での業務期間は 3 日であり 各人ごとに 3 日として 合計 30 日と計算しない 本事例では 2 名の SV を同時期に派遣 合計滞在日数は 100 日 (200 日 /2) と計算し 183 日を超えない 従って PE を構成しないと判断される 7 事例 1: 技術サービス 技術指導 Point 3: 個人所得税納税の要否 (1) 収入の源泉は中国か 中国外か 2011 年国務院令第 600 号 個人所得税法実施条例 第五条 以下の所得は 支払い場所が中国国内であるか否かによらず 全て中国国内を源泉とする所得とする ( 一 ) 就職 雇用 契約の履行等により 中国国内で役務を提供して取得する所得 SV はサービス契約の履行により 中国国内で役務を提供 従って SV の給与は本社が支給 負担していても 中国を源泉とする所得とされる (2) 非課税扱いの有無 同上第七条 中国国内に住所を有せず 一納税年度中に中国国内での居住が連続して 或いは累計して 90 日を超えない個人には 中国国内を源泉とする所得の 国外の雇用主が支払い 且つ当該雇用主の中国国内における機構や場所が負担するものではない部分について 個人所得税の納付を免除する 上記規定の 90 日 租税条約締結国は 183 日 本事例では中国源泉所得ながら 中国での申告は不要 4 8

5 事例 1: 技術サービス 技術指導 Point 4: 増値税等 ( 増値税および付加税 費用 ) (1) 増値税 6% 技術サービス契約の売上高に課税 (2) 付加税 費用 中国の流通税 ( 増値税 消費税 ) の支払実額に対し 付加税 費用を徴収地方で異なり 12%~13% 現地法人所在地が上海市内の場合: 都市維持建設税 7% 教育付加 3% 地方教育付加 2% 河道管理費 1% ( 計 13%) 税額計算 { 32 百万円 (100/106) 増値税 6% } ( ) = 2,047 千円相当 9 事例 1: 技術サービス 技術指導 まとめ : 1. 特許権使用料に対する源泉税申告は不要 2. PE を構成していない 3. 個人所得税の申告も不要 4. 増値税および付加税 費用の納付は必要 但し 非居住者 ( 日本本社 ) に日中租税条約のPE 条項や非独立個人役務 ( 被雇用所得 ) 条項の待遇を享受しようとする場合 源泉徴収義務者 ( 中国現地法人 ) は主管税務機関に規定の関連報告表 資料を提出する必要あり ( 国家税務総局公告 2015 年第 60 号 非居住者納税者の税収協定待遇享受管理弁法 ) 10 5

6 概要 日本企業 A 社と中国企業 B 公司は設備売買契約を締結 (A 社の輸出 ) < 契約条件 > 数量は 10 台 契約金額 50 億円 設備据付 試運転 操作研修等 の価格は設備代金と区分せず 設備検収後に残金 30% 支払い 設備輸出後 A 社は人員を派遣 据付 試運転 操作研修を実施した 据付開始から 2 年 1 ヶ月を要して 検収完了 B 公司が残金を送金する時点で 地元税務局より源泉税を納付するよう通知を受領した 11 Point 1: 税務局が知るきっかけと判断根拠 国家税務総局 2009 年 19 号令 非居住者の工事請負及び役務提供の税収管理暫定弁法 非居住者が行う工事等に関して 税務登記を義務化 工事請負 中国国内で請負う建築 据付 組立 修繕 装飾 地質調査 その他工事作業 役務提供 中国国内での加工 修理組立 交通輸送 倉庫保管リース コンサルティンク 仲介 設計 文化スホ ーツ 技術サーヒ ス 教育研修 観光 娯楽 その他役務活動 税務局は 日本企業 A 社は中国国内で設備据付工事に従事したと判断 その収入の源泉は中国にあるため 源泉税納税を要求 12 6

7 Point 2: 恒久的施設 (PE) を構成するか否か 国税発 [2015]75 号 中国 シンガポール租税条約の解釈通達 第五条恒久的施設三 ( 工事請負の状況下の PE 判定基準 ) 締結国の一方の企業の 締結の相手方における建築工事現場 建築 組立或いは据付工事 或いはそれに関連する監督管理活動について この種の工事現場 工事或いは活動の継続時間が 6 ヶ月以上である場合にのみ PE を構成する 上述活動開始 終了期日の確定は 締結した契約に基づき 契約実施 ( 一切の準備活動を含む ) の開始日から 作業 ( 試運転作業を含む ) の全てが終了し 使用に引き渡した日までと計算することができる 上述の活動時間が 6 ヶ月超継続する場合 ( 年度を跨る場合は連続して計算 ) は 当該企業が活動の所在国にて PE を構成する 本事例では 工事或いは活動の継続時間が 6 ヶ月超であるため PE を構成すると判断される 13 Point 2: 恒久的施設 (PE) を構成するか否か 反論できないか 特例の有無 ( 参考までの考察 1) 日中租税条約 議定書 1( コンサルティング役務が PE を構成することに関して ) 機械設備の販売又は賃貸に関連するコンサルティング役務は 6 ヶ月を超えても恒久的施設を構成しない旨約定 但し 国税函 (1997)429 号 中日税収協定及びその議定書の関連条文の解釈に関する通達 設備貿易において外国側がプロジェクト全体の指揮権を有するか又は全面的技術責任を負う場合 監督管理活動と見做さなければならず 連続 6 ヶ月以上を超える場合は PE を構成する < 監督管理活動と見做す特徴は次の通り > プラント設備である 土木設計から 工事設計及び機器設備の据付 調整試運転からテスト生産までプロジェクト全体を指揮し 当該プロジェクト工事と機器設備の検収合格を保証する 14 7

8 Point 2: 恒久的施設 (PE) を構成するか否か 反論できないか 特例の有無 ( 参考までの考察 2) 国税発 [2015]75 号 中国 シンガポール租税条約の解釈通達 工事を複数に分けて期間計算することに関して解釈 中国における 1 工事用地又は同一工事で連続して 2 件以上の作業項目 < > を請け負う場合 1 つ目の作業開始から最後に完了した作業項目迄を その中国での工事の連続日数と計算し 各作業項目別に計算しない ビジネスの関係や地理的に同じ一つの全体プロジェクトの中のいくつかのプロジェクトを指す 当該企業が請け負う ( 過去に請け負った ) 当該工事現場又はプロジェクトと無関係なものは含まない 本事例では 税務局は期間を分けて計算することは不可と判断理由 :10 台の設備は同一工場で稼働しており ビジネスの関係 地理的にも同じ一つの全体プロジェクトの中の複数の据付工事であるため 15 Point 3:PE を構成すると判定された場合の企業所得税 国税発 [2010]19 号 非居住者企業所得税査定徴収管理弁法 原則的な納税方法 1 帳簿を設け 2 合法 有効な証憑に基づいて記帳 計算 3その企業の実際の機能と 負うリスクがバランスがとれているという原則に則って 正確に課税所得額を計算し 企業所得税を申告納付 上記方法による納税が難しい場合 税務機関は課税所得額を査定 (1) 収入総額 からの査定収入を正確に計算できるが 原価費用を正確に計算できない場合 課税所得額 = 収入総額 税務機関の査定した利益率 (2) 原価費用総額 からの査定原価費用を正確に計算できるが 収入を正確に計算できない場合 課税所得額 = 原価費用総額 /(1- 税務機関の査定を経た利益率 ) 税務機関の査定した利益率 16 8

9 役務収入比率の査定非居住者企業が中国居住者企業と機械設備又は貨物の販売契約を締結し 同時に 設備の据付 組立 技術研修 指導 監督サーヒ ス等役務を提供し その契約に上記役務サーヒ スの徴収金額が明示されない 又は価格計算が不合理な場合 主管税務機関は役務収入を査定するか 売買契約総額の10% を下回らないことを原則に 非居住者企業の役務収入を確定する 利益率の査定 工事作業請負 設計 コンサルティング役務利益率を15%~30% とする 管理サービス利益率を30%~50% とする その他役務 役務以外の経営活動利益率は15% を下回らないこと ( 次頁 : 某地方の国家税務局の指針 ) 17 ( 為参考 : 某地方の国家税務局の査定利益率 ) 利益率 請負工事据付 組立 修繕 建築 調整試運転 観測 検査 15% 設計デザイン工事建築 景観 室内 概念 ホテル 計画 15% コンサルティング設計コンサルティング 広告コンサルティング 15% 広告コンサルティング 20% 企業管理コンサルティング 30% 管理サービス企業管理 ホテル管理 (3 つ星及びそれ以下 ) 30% ホテル管理 (4 つ星以上 ) ゴルフヨットクラブ管理 40% 技術サービス顧問 サービス 指導 研修 40% その他役務船舶検査 設備据付調整試運転 設備製品検査 修理部品交換 15% 海運費 5% 18 9

10 Point 4: 個人所得税 (1)PE を構成すると認定されない場合 派遣人員の 1 年度内の中国国内勤務が 183 日を超えない個人で 給与全額が海外企業の支給の場合 中国での納税申告不要 (2)PE を構成すると認定される場合 1 年度内の中国国内滞在が 183 日を超えない場合 : 中国滞在日数に基づき納税申告 1 年度内での中国国内滞在が 183 日を超えた場合 : 全額を中国にて納税申告 19 Point 5: 増値税等 ( 増値税および付加税 費用 ) (1) 増値税 11% 財税 号 営業税を増値税に改める試行の全面的展開に関する通知 設備据付サービスは建築サービスに該当 (2) 付加税 費用中国の流通税 ( 増値税 消費税 ) の支払実額に対し 付加税 費用を徴収地方で異なり 12%~13% 現地法人所在地が上海市内の場合 : 都市維持建設税 7% 教育付加 3% 地方教育付加 2% 河道管理費 1% ( 計 13%) 税額計算 :( 役務費は設備総額の 10% と査定 ) (1) 増値税 = 役務費 /(1+ 税率 ) 税率 (50 億円 %)/(1+11%) 11%=3,072 千元 (2) 付加税 費用 3,072 千元 13%=399 千元 中国企業 B 公司が源泉徴収 20 10

11 全ての税額の計算 契約金額 :50 億円 0.062=310,000 千元 査定役務金額 :310,000 千元 10%=31,000 千元 査定利益率 :15% 査定利益 :31,000 千元 15%=4,650 千元 人員の給与 :5 人 25 ヶ月 月平均給与 50 万円 (31,000 元 ) 企業所得税 4,650 千元 25%=1,162.5 千元 個人所得税 (31,000-4,800) 25%-1,005=5,545 元 (1 人 毎月 ) 計 :5,545 5 人 25 ヶ月 =693,125 元 増値税 11% 3,072 3,072 付加税 13% 所得税 25% 1,162.5 個人所得税 25% 試算値 合計 3,471 5,326.6 ( 千元 ) 21 日本企業の日本での税務処理 二重課税の排除の可否 (1) 企業所得税 外国税額控除制度により 中国での納税額の全額又は一部は控除可能 (2) 増値税 損金処理 中国企業は納税証憑を以って 仕入増値税額控除に利用できる ( 増値税の負担につき 日本企業と中国企業が協議するゆえん ) (3) 付加税 費用 損金処理 (4) 個人所得税 社員は日本で所得税確定申告を行い 外税控除を申請 22 11

12 まとめ :( 税務リスク回避のために ) PE に認定されるか否か 税務通達の解釈権は税務機関にあり 中国各地方の税務局の関心 理解度は異なり 契約締結時から対策が必要 ( 例 ) 1. PE 認定後の二重課税回避のため 輸出契約中の設備代金と据付等役務提供金額は分ける 本事例がPEに認定されるか否かに拘らず 役務提供金額に対する増値税と付加税 費用の納付は必要 役務提供金額を分けていない場合 税務局は10% を下回らない基準で確定 通関時に全額に対し輸入段階増値税 17% が徴収され さらに役務提供金額 ( 上述 ) に対し増値税 11% も課税される 2. 可能であれば 発生するかもしれない税金の負担者を契約中に約定 3. 役務発生期間 人員派遣期間は可能な限り6ヶ月以内にコントロールし PE 認定リスクを回避 23 事例 3: 出資権譲渡 概要 2008 年 香港企業 A 社と日本企業 B 社が中国現地法人を設立 (A 社 200 千 US$ B 社 800 千 US$ 出資 ) 2016 年 A 社 B 社は出資権全て日本企業 C 社 (B 社関連会社 ) へ譲渡 譲渡契約金額 : 各 250 千 US$ 1,000 千 US$ 現金払い 譲渡時の中国現地法人純資産 :13,600 千元 譲渡手続き完了後 中国の税務局は契約届出と源泉税申告を要求 ( スキーム次頁 ) Point 1: 出資権譲渡における収益の有無 国税函 [2009]698 号 非居住者企業出資権譲渡所得の企業所得税管理強化に関する通達 三 出資権譲渡所得 = 出資権譲渡価格ー出資権原価価格 本事例の出資権譲渡所得 : 1,250 千 US$ ー 1,000 千 US$ = 250 千 US$ 24 12

13 事例 3: 出資権譲渡 スキーム 2008 年当初出資 2016 年出資権譲渡 香港企業 A 社出資 200 千 US$ 日本企業 B 社 * 出資 800 千 US$ 譲渡額 250 千 US$ 譲渡額 1,000 千 US$ 日本企業 C 社 * 出資 1,250 千 US$ * 注 :B と C は関連会社 中国現地法人資本金 :1,000 千 US$ 譲渡時の純資産 :13,600 千元 25 事例 3: 出資権譲渡 Point 2: 収益がある場合の非課税規定 (1) 香港企業 A 社 本来は中国にて10% の源泉税を納税する必要あり 国税函 [2007]403 号 中国 香港租税条約の解釈通達 七 ( 二 ) 会社の出資権譲渡収益について( 中略) 即ち 香港居住者が過去に内地の会社の25% 以上の出資権を保有し 当該出資権の全部又は一部譲渡して収益を得た場合 内地に課税権がある 香港企業 A 社は 香港での申告を選択することが可能 (2) 日本企業 B 社 特殊性税務処理 ( 繰り延べ納税 ) は可能か主に以下の 2 条件を満たす必要あり 財税 [2009]59 号 企業再編業務の企業所得税処理の若干問題に関する通知 五 六 ( 二 ) 財税 [2014]109 号 企業再編促進に関わる所得税処理問題に関する通知 a. 買収する出資権が 被買収企業全出資権の50% を下回らない b. 買収企業の出資権購入時に発生する出資権支払金額は その取引支払 総額の85% を下回らない 日本企業 B 社は a. は満たすが b. は満たさない ( 本事例では現金を支払い ) 従って 10% の源泉税を納税する必要有り ((1, ) 10% = 20 千 US$) 13 26

14 事例 3: 出資権譲渡 Point 3: 注意すべき規定 国税函 [2009]698 号 ( 前出 ) 七 非居住者企業がその関連者に対し中国居住者企業の出資権を譲渡し その譲渡価格が独立取引原則に符合せず 課税所得額を減少させている場合 税務機関は合理的方法に照らして調整を行う権利を有する 日本企業 B 社とC 社は関連会社 中国現地法人の譲渡時点の純資産 ( 公正価値とされ 一般には資産評価額 ) は13,600 千元 (2,000 千 US$ 1US$/6.8 元で換算 ) 出資比率 80% であるため 相当する公正な譲渡価格は1,600 千 US$ となるこれは 実際の譲渡価格 1,000 千 US$ を上回る 日本企業 B 社が公正価格で申告する場合 出資権譲渡所得は 1,600 千 US$ ー 800 千 US$ = 800 千 US$ となり 10% の源泉税を納税する税額 :800 千 US$ 10% = 80 千 US$ 27 移転価格に関する最新文書 国家税務総局公告 [2017]6 号 特別納税調査調整及び相互協議手続管理弁法に関する公告 (2017 年 5 月 1 日施行 ) 主な内容 : 1. 税務局は企業の関連関係申告 同期資料 利益水準モニタリング等に基づき 移転価格行為を発見した場合 企業に 税務事項通知書 を送達して税務リスクを指摘し 企業自ら税額を調整して追納する 2. 企業の税額調整追納後も税務局は調整をすることが出来る 3. 税務局は以下のリスク特徴のある企業を重点的に注意し 調査する (1) 関連取引の金額が大きいか 類似取引が多い企業 (2) 長期的に赤字 長期的に薄利 急激に黒字化した企業 (3) 同業界の利益水準を下回っている企業 28 14

15 移転価格に関する最新文書 (4) 利益水準とその分担する機能 リスクがマッチングしていない企業 配分された収益と分担するコストがマッチングしていない企業 (5) 低税率国 地域の関連会社と取引がある企業 (6) 規定に基づく関連関係申告をしていない 又は同期資料を準備していない企業 (7) その関連会社から受けた債権権益性投資の比率が規定基準を超える企業 (8) 実効税率が 12.5% を下回る国に設立された企業のうち 合理的経営ニーズによらず利益を配当しないか少なく配当している企業 (9) その他の合理的商業目的を伴わないタックスプランニングやアレンジメントを実施する企業 29 移転価格に関する最新文書 4. 明確化された要求 手順 (1) 税務機関と企業の双方が準備する資料一式 現場調査方法 (2) 比較性分析 移転価格算定方法 (3) 独立取引原則 業務モデルの違い 企業が海外関連会社のために従事する単一生産業務 ( 来料加工 進料加工等 ) 代理販売 契約による研究開発業務は 原則として合理的利益水準を維持すること 隠匿取引 相殺取引の調整方法等 (4) 無形資産と関連者間役務取引に対する要求 (5) 調整手順 行政再審 追納税額と利息 登記変更等の問題 以上 30 15

16 事例報告 1 ( 非居住者への費用支払に関わる税務事項 PE 課税等 ) ご清聴 ありがとうございました! 16

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