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さなえなみこし
5 years ago
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3 食品に関係する過去の主な事案時期概要関係法令 H12 年 6 月乳業メーカーの黄色ブドウ球菌食中毒事故食品衛生法 H13 年 9 月国内で BSE 感染牛を確認 H19 年 1 月消費期限切れ原料 ( 牛乳 ) を使用してシュークリームを製造細菌数基準を超えた製品を出荷食品衛生法 6 月食肉加工製品の虚偽表示の他他商品での意図的な異種製品の混入賞味期限の改ざん等不正競売防止法他上記の行為を不正と認識した上で社長もしくは幹部社員の指示により常態的に実施 8 月菓子製品の賞味期限改ざん自主検査で製品から大腸菌群等が検出されたが公表せず回収 11 月製品の消費期限等の改ざん食肉原材料の原産地の偽装調理食品の再利用 JAS 法他不正競争防止法他 12 月中国で製造輸入された餃子から殺虫剤等を検出 Copyright (C) 2017 MAFF All Rights Reserved. 3

4 食品に関係する過去の主な事案時期概要関係法令 H20 年 6 月 ~ H25 年 10 月産地偽装や不正表示の事案が相次ぐ中国から輸入した筍水煮に国産を混ぜて袋詰めし熊本県産鹿児島県産に偽装台湾から輸入したマンゴーを沖縄県産として販売基準に満たない等級の牛肉をブランド和牛の飛騨牛と不正に表示して販売鰻蒲焼の産地偽装偽装するため製造や販売実績のない架空会社を経由し販売 ( 事実と異なる不適正な表示がされたものを認識していながら販売 ) 輸入原材料を使用したリンゴ果汁製品を青森県内産として販売食品添加物の表示違反中国産を原料に使った塩蔵ワカメを鳴門産と偽って販売台湾産中国産のうなぎを国産と偽って表示して販売一部のメニュー表示の内容と異なる原料を使用メニュー表示してある原料を不使用ホテルや百貨店のレストラン等でメニュー表示と異なる食材を使用して客に料理を提供不正競争防止法 JAS 法景表法他 Copyright (C) 2017 MAFF All Rights Reserved. 4

5 食品に関係する過去の主な事案時期概要関係法令 H25 年 7 月コンビニエンスストアの従業員がアイスケースに入った写真を Web 上に掲載し炎上 H25 年 12 月工場の従業員が工場製造の冷凍食品に農薬のマラチオンを混入食品衛生法 H26 年 7 月中国メディアが上海の食肉加工事業者が自社の製造過程で使用期限切れなどの原材料を不正に使用していたと報道 H26 年 12 月冷凍パスタにゴキブリと見られる虫が混入との申出を受け自主回収を開始 H26 年 12 月カップ焼きそばにゴキブリが混入しているとして購入者がツイッターに写真を掲載製造過程での虫の混入の可能性が否定できないとして商品の回収生産停止を公表 ( 食品衛生法 ) ( 食品衛生法 ) H27 年 1 月メディアが外食でナゲット等の異物混入があったと報道事業者は 4 件の報道内容を発表 ( ナゲット ( ビニル片 ) シェイク ( プラスチック片 ) ポテト ( 歯 ) など ) H28 年 1 月産業廃棄物処理業者が廃棄を委託された食品を転売し複数の販売店において食品として販売していたことが発覚 ( 廃棄物処理法 ) ( 食衛法 ) ( 食リ法 ) Copyright (C) 2017 MAFF All Rights Reserved. 5

6 日本の人口推計〇今後我が国の人口は減少する一方で老齢人口 (65 歳以上 ) 割合は大きく増加し今後国内の食市場の大きな拡大は見込めない 14,000 実績値推計値 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2, ~14 歳 15~64 歳 65~74 歳 75 歳以上資料 :2010 年までは総務省国勢調査 2014 年は総務省人口推計 ( 平成 26 年 10 月 1 日現在 ) 2015 年以降は国立社会保障人口問題研究所日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) の出生中位死亡中位仮定による推計結果 Copyright (C) 2017 MAFF All Rights Reserved. 6

9 h t t p : / / w w w. f o o d - c o m m u n i c a t i o n - p r o j e c t. j p / 世界の食料需要量の変化 2050年 2000年 45億トン 1.6倍 69億トン資料農林水産省 2050年における世界の食料需給見通しベースライン予測結果 Copyright (C) 2017MAFF All Rights Reserved. 9

消費者の３人に１人が持続可能性に配慮した商品を選んでいる今後選びたいを合わせると全体の半数の消費者が持続可能性を購買要因と考えている出所ユニリーバＨＰより

12 h t t p : / / w w w. f o o d - c o m m u n i c a t i o n - p r o j e c t. j p / 消費者の購買要因になりつつある持続可能性持続可能性に配慮した商品を選んでいる 33% その他 46% 現在は買ってないが今後選びたい 21% 消費者の３人に１人が持続可能性に配慮した商品を選んでいる今後選びたいを合わせると全体の半数の消費者が持続可能性を購買要因と考えている出所ユニリーバＨＰより Copyright (C) 2017 MAFF All Rights Reserved. 12

13 持続可能性が参入障壁に ( ビジネスルールの変化 ) 英国現代奴隷法英国現代奴隷法 (UK Modern Slavery Act 2015) は英国で事業活動を行う営利団体企業のうち年間の売上高が一定規模を超えるものに対して奴隷労働と人身取引がないことを担保するために実施した取組みについて年次でステートメント (Slavery and Human Trafficking Statement) を作成公開することを求める法律すでに適用が始まっており適用対象となる英国で事業を有する日本企業は早急に対応を進めることが求められる米国ドッドフランク法 2010 年 7 月に成立した米国金融規制改革法 (Dodd-Frank 法 ) の中でコンゴ民主共和国 (DRC) 及び周辺国から産出した鉱物資源 ( 金すずタンタルタングステン ) を使用した製品を製造する企業に証券取引委員会 (SEC) への報告 WEB 開示を義務付け (2013 年 1 月施行 ) 鉱物資源 ( 金すずタンタルタングステン ) の不法開発によって得られた利益が DRC や周辺国の紛争を長引かせたと考えられており OECD 諸国で不法採掘鉱物の取引を禁止する動きが広まっている Copyright (C) 2017 MAFF All Rights Reserved. 13

14 なぜ食品安全や持続可能性が重要視されつつあるのか? 近年の世界における食をめぐる状況フードチェーンのグローバル化複雑化世界的な人口の増加で食糧が不足奴隷制度児童労働情報伝達手段の発達で様々な問題の情報伝達が迅速化流通過程の不透明化環境破壊の進行社会問題世界個別の問題が消費者に見える化消費者の不信不安が拡大 Copyright (C) 2017MAFF All Rights Reserved. 14

17 講演本日の進め方 (1) 新たな外国人技能実習制度について厚生労働省菊地政幸室長補佐 (2) 実例から見えてきた異文化コミュニケーションのコツ日本ハム株式会社黄文誼様 (3) 日本の少子高齢化の現状と将来人口推計国立社会保障人口問題研究所石井太様グループディスカッションの論点外部環境変化の中での食品安全信頼向上における新たなリスクと取組 Copyright (C) 2017 MAFF All Rights Reserved. 17

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<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63> 信頼性向上のための 5 つの基本原則基本原則 1 消費者基点の明確化 1. 取組方針精糖工業会の加盟会社は消費者を基点として消費者に対して安全で信頼される砂糖製品 ( 以下製品 ) を提供することを基本方針とします 1 消費者を基点とした経営を行い消費者に対して安全で信頼される製品を提供することを明確にします 2フードチェーン ( 食品の一連の流れ ) の一翼を担っているという自覚を持って