1. 調達の背景および目的愛媛大学附属高等学校, 教育学部附属小学校及び附属中学校 ( 以下, 附属学校 という ) では, 日々, 児童 生徒が教育用パソコンを使用することにより, 教員による指導方法の一つとしてだけでなく, 学習課題への興味 関心を高めたり, 児童生徒による情報の収集 選択, 文

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1 仕様書 附属学校教育用ソフトウェア 一式 平成 26 年 5 月国立大学法人愛媛大学

2 1. 調達の背景および目的愛媛大学附属高等学校, 教育学部附属小学校及び附属中学校 ( 以下, 附属学校 という ) では, 日々, 児童 生徒が教育用パソコンを使用することにより, 教員による指導方法の一つとしてだけでなく, 学習課題への興味 関心を高めたり, 児童生徒による情報の収集 選択, 文章 図 表へのまとめ, 更に, 繰り返し学習によって知識の定着や技能の習熟を図るなど, 教育上多大な効果を上げている この度, 平成 26 年 9 月に愛媛大学情報基盤システムが更新されることに伴い, 附属学校においても ICT を活用した教育を行うため, 教師が児童生徒用のパソコンを制御し, 効果的に授業を進めるための ICT 活用教育支援ソフトウェア及び児童生徒が教材として使用するアプリケーションソフトウェアを導入する 2. 調達物品名及び構成内訳 附属学校教育用ソフトウェア ( 構成内訳 ) 1. 学習 授業支援ソフトウェア 一式 1-1 統合ソフトウェア ( 附属小学校 ) 42 個 1-2 教材ソフトウェア ( 附属小学校 ) 42 個 2. 画像加工 表現ソフトウェア ( 附属中学校 ) 43 個 3.ICT 活用教育支援ソフトウェア 一式 1 授業支援ソフトウェア ( 附属小学校 ) 42 個 2 授業支援ソフトウェア ( 附属中学校 ) 43 個 3 授業支援ソフトウェア ( 附属高校 ) 43 個 2 教室 ( 搬入 設定を含む ) 3. 技術的要件の概要 1) 本件調達物品に係る性能 機能及び技術等 ( 以下 性能等 という ) の要求要件 ( 以下 技術的要件 という ) は, 別紙に示すとおりである 2) 技術的要件はすべて必須の要求要件である 3) 必須の要求要件は, 本学が必要とする最低限の要求要件を示しており, 入札物品の性能等がこれを満たしていないとの判定がなされた場合には, 不合格となり, 落札決定の対象から除外する 4) 入札物品の性能等が技術的要件を満たしているか否かの判定は, 本学技術審査職員において, 入札物品に係る技術仕様書その他の入札説明書で求める提出資料の内容を審査して行う - 1 -

3 別 紙 調達物品に備えるべき技術的要件 ( 性能 機能に関する要件 ) 1. 学習 授業支援ソフトウェア一式 1-1 統合ソフトウェア ( 附属小学校 ) 42 個 附属小学校が導入する統合ソフトウェア一式 ( 教師用 1 個, 児童用 41 個 ) は, 以下の要件を満たすこと 小学生向けワープロソフトウェアを有し, ジャストシステム社一太郎 及びマイクロソフト社 word と互換性があること 小学生を対象とした学年別日本語入力システムを有し, 起動した児童 の学年から該当の辞書を自動的に反映できる学年別辞書を搭載した日本 語変換システムを有すること また, 手書き文字認識機能を備え, 先生 用辞書においては入力の際に英単語への変換ができ, かつ手書き入力機 能を有すること 辞書引きソフトウェアを有すること デジタルカメラ写真及びスキャナの取り込み専用ソフトウェアを有す ること 小学生向けペイント & レタッチソフトウェアを有すること また, 小 学生向けワープロソフトウェア及び小学生向けプレゼンテーションソフ トウェアと連携がとれ, レイヤー機能を有すること 地図作成専用ソフトウェアを備え, 作成したデータを画像データで保 存できる機能を有すること 発表資料を簡単に作れる小学生向けプレゼンテーションソフトウェア を有し, かつ英語活動のコンテンツ作成ができる機能を有すること ま た, レタッチソフトウェアや地図作成ソフトウェアと連携ができ,Web カメラと連動して動画や画像が取り込める機能を有すること 表やグラフの入った文書を作成できる小学生用表計算ソフトウェアを 有し, マイクロソフト社 Excel と互換性があること 小学生向け作文作成ソフトウェアを有すること 音楽ソフトウェアを有し, 鼻歌入力や自動伴奏も行える機能を有する こと ラベルソフトウェアを有すること また, 市販の用紙メーカーの用紙 情報をダウンロードして利用できる機能を有すること タイピング練習及びマウス練習ソフトウェアを有すること データは子ども個人のデータと共有のデータを分けて保存できる機能 を有すること イラスト テンプレートの点数が 7,000 点以上搭載していること 教科書体フォントを搭載していること デジカメ及び Web カメラからの取り込みができ, 動画 画像 音楽フ - 2 -

4 ァイルの編集ができる機能を有すること 年以降の新しい教科書に対応した問題を収録していること 手書き入力にも対応し, ドリル形式とテスト形式が行え, クラス単位やレベルごとにランキングが表示できる機能を有すること ソフトウェアキーボードを有すること グループウェアは, 書き込みの際に言葉のチェック機能を備えたメール, 掲示板, アンケート機能, チャット機能を有すること これらの機能は, 情報モラル学習において, 疑似体験, 自動チャット荒らし機能, 振り返りなど一連の流れを通じて学習できる実践型テンプレートを有すること 導入時点で最新の製品であること 1-2 教材ソフトウェア ( 附属小学校 ) 42 個附属小学校が導入する教材ソフトウェア一式 ( 教師用 1 個, 児童用 41 個 ) は, 以下の要件を満たすこと 各学年に, 文部科学省学習指導要領に準拠した単元教材を具備していること ソフトウェア内でマウス キーボードの有り無しが選択でき, タブレット 向け, 又は パソコン 向けの選択ができる機能を有すること 同一のソフトウェアのメニュー画面より, デジタル教材及びプリント教材の両方が使える機能を有すること 小学校 1 ~ 6 年の国 算 英 理 社 (1 2 年は生活 ), 及び音楽 体育 図工(1 2 年のみ ) タイピング (3 ~ 6 年のみ ) を備えていること 算数及び理科は, メニュー画面が採択教科書に対応し, 教科書の流れに沿って学習ができる機能を有すること 国語は, 漢字の書き順や読み練習において採択教科書に対応し, 教科書の流れに沿って学習ができる機能を有すること また,4 ~ 6 年は, 漢字検定のトレーニングコーナーを備えていること すべての教科のコーナーにおいて, イラスト, 音声, アニメーション, 写真, 映像などを駆使し, 効果的に学習できる機能を有すること 以下の教科書に対応すること 1 算数 : 東京書籍 啓林館 教育出版 大日本図書 学校図書 日本文教出版 2 国語 :( 漢字 ): 東京書籍 光村図書 教育出版 三省堂 学校図書 3 理科 : 東京書籍 啓林館 教育出版 大日本図書 学校図書 信州教育出版社 導入時点で最新の製品であること 2. 画像加工 表現ソフトウェア ( 附属中学校 ) 43 個附属中学校が導入する画像加工 表現ソフトウェア 43 台 ( 教師用 1 個, 生徒用 42 個 ) は, 以下の要件を満たすこと 2-1 音楽を再生しながら編集できる機能を有すること 2-2 写真, 音楽, スタイル ( 写真の動きを決めるエフェクト ) タイト - 3 -

5 ル の選択により, 自動的にフォトシネマが作成できる機能を有すること 2-3 任意のスタイルをプルダウンから選択できる機能を有すること 2-4 デジカメの静止画像だけでなく,QuickTime ムービーやMPEGムービー (mov,mp4) の動画ファイルも 720 P( 解析度 ) 以上のハイビ ジョン画質で取り込めること 2-5 デジタル一眼で撮影した高品質な動画を取り込み, フォトシネマと動画を オーバーラップさせることができ, 動画の音声も乗せることができる機能を 有すること 2-6 動画は1 本あたり 30 秒以上, かつ3つ以上取り込めること 2-7 1つのフォトシネマに対し, 写真の取り込み枚数は 100 枚以上であること 2-8 作成したフォトシネマを映像編集ソフトで編集できる機能を有すること 2-9 DVDを作成する機能を有していること 2-10 導入時点で最新の製品であること 3.ICT 活用教育支援ソフトウェア一式附属小学校及, 附属中学校及び附属高校学校が導入するICT 活用教育支援ソフトウェア一式 (1 附属小学校教師用 1 個, 児童用 41 個 2 附属中学校教師用 1 個, 生徒用 42 個 3 附属高校学校教師用 1 個 生徒用 42 個 2 教室 ) は, 以下の要件を満たすこと 3-1 教員機から, 生徒機 1 個又は複数台の画面に, 電源オン / 電源オフ ログオン / ログオフ, 再起動が行なえる機能を有すること 3-2 教員機から, 生徒機 1 個もしくは複数台の画面に, 教員機の操作している画面を表示する機能を有すること 3-3 授業の形態に合わせるため, 生徒が 自分の名前を入力, 席が替わってもいいように教員が設定した リストから選ぶ, ログオン名で自動的, 先生が設定している名前で自動的 の 4 種類の方法が選べる出席機能を有すること 3-4 遠隔操作は複数台同時に行える機能, 及び基準機へ環境を統一させる機能 ( ウィンドウの最大化 センタリング 左上揃え等 ) を有すること 3-5 教員が用意した教材 ( ファイル フォルダ ) を, 学習機 1 台又は複数台に配付し, 配付後に対応したアプリケーションへの読み込ませ, 配付 回収 再配布できる機能を有すること 3-6 本システムに登録したユーザ グループは Active Directory に自動で作成される機能を有すること また,Windows ログオンと同時に本ソフトウェアの認証が行われること 3-7 児童生徒がコンピュータ上で仮想的に携帯電話を用いて, メールや Web( プロフ 占いサイト ) を携帯電話の画面の中だけの操作で体験できる機能を有すること 3-8 利用者のログオン状況, 使用アプリケーションと利用時間, プリンタ及び Web 閲覧 / 書き込みの状況, 不許可端末の接続状況について, 端末ごとのログとして記録できる機能を有すること 3-9 ユーザ グループの登録は,CSV ファイルからの一括取り込み, 及びマイクロソフト社 Excel のファイルをドラッグ & ドロップすることにより, 項目名やセル結合の有無を問うことなく自動的に必要な解析し,ID パスワードや氏 - 4 -

6 名の登録ができる機能を有すること 3-10 ユーザ, グループを登録した後, 自動的に個人用フォルダとグループ用フォルダの作成及びセキュリティ設定が行われること 3-11 複数の受講者の 個人フォルダ に保存されている, 研修で作成した作品や課題などのファイルを一人ひとりの個人フォルダにアクセスする必要せず, 閲覧できる機能を有すること 3-12 指導や評価の参考に向け, 受講者の操作画面を記録し, 制作過程を確認できる機能を有すること 3-13 導入時点で最新の製品であること ( 性能 機能以外に関する要件 ) 1. 納入条件等 1-1 設置 ( 納入 ) 条件 学習 支援ソフトウェア及び画像加工 表現ソフトウェアについては, 別紙 機器配置図 に指定する場所へ納品すること ICT 活用教育支援ソフトウェアについては, 各学校に配備される情報基盤システムの教育用 PC へのインストールが可能なインストール手順及び動作確認方法を明示し, 本学が実施するインストール作業に協力すること なお,ICT 活用教育支援ソフトウェアについては, 学校ごとにユーザ及びデータ管理が行えるよう愛媛大学総合情報メディアセンターの管理する情報基盤システムの仮想化サーバにて, 本学の指示に従い仮想サーバとして構築を行うこと ソフトウェア構築上, 必要となる運用環境の作業に関しては, 本学の教職員と打ち合わせにより実施すること その他, 疑義が生じた場合は, 本学の教職員と協議の上その指示に従うこと これらに要するライセンス等は本調達に含むこととする 1-2 搬入及び調整 搬入及び調整については, 本学の業務に支障をきさないようにし, 本学の教職員と協議の上その指示に従うこと 納入期限までに, 本学の教職員立会いのもと, 設置 調整された機器を含むシステム全体が本仕様書記載の条件に合致し, 完全に使用可能であることを確認し引き渡すこと 2. 保守 障害支援体制 2-1 保守期間等搬入検査確認後 1 年間は, 通常の使用により発生した故障については無償で修理すること 2-2 障害支援体制正常な使用状況において発生した故障 障害について, 愛媛大学から連絡 - 5 -

7 があった場合は, 速やかに作業員を派遣し, 本学の教職員と協議の上, 円滑かつ迅速に対応すること 3. その他 3-1 教育体制等導入時における担当教員 担当技術職員に対する導入時のシステム管理教育及び操作教育は, 本学が指定する日時, 場所で行うこと 3-2 説明書 マニュアル等説明書 マニュアル等 ( インストール手順書及び動作確認書 ) は, 各ソフトウェアについて日本語版を 3 部提供すること 3-3 その他提案された内容等について 問い合わせやヒアリングを行うことがある また, 提出資料等に関する照会先を明記すること - 6 -