Symantec NetBackup™ 共有ストレージガイド: UNIX、Windows および Linux

Size: px
Start display at page:

Download "Symantec NetBackup™ 共有ストレージガイド: UNIX、Windows および Linux"

Transcription

1 Symantec NetBackup 共有ストレージガイド UNIX Windows および Linux リリース 7.1

2 Symantec NetBackup 共有ストレージガイド このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます マニュアルバージョン : 法的通知と登録商標 Copyright 2010 Symantec Corporation. All rights reserved. Symantec Symantec ロゴ Veritas NetBackup は Symantec Corporation または同社の米国およびその他の国における関連会社の商標または登録商標です その他の会社名 製品名は各社の商標または登録商標です このシマンテック製品には サードパーティ ( サードパーティプログラム ) の所有物であることを示す必要があるサードパーティソフトウェアが含まれている場合があります サードパーティプログラムの一部は オープンソースまたはフリーソフトウェアライセンスで提供されます 本ソフトウェアに含まれる本使用許諾契約は オープンソースまたはフリーソフトウェアライセンスでお客様が有する権利または義務を変更しないものとします サードパーティプログラムについて詳しくは この文書のサードパーティの商標登録の付属資料 またはこのシマンテック製品に含まれる TRIP ReadMe File を参照してください 本書に記載する製品は 使用 コピー 頒布 逆コンパイルおよびリバースエンジニアリングを制限するライセンスに基づいて頒布されています Symantec Corporation からの書面による許可なく本書を複製することはできません Symantec Corporation が提供する技術文書は Symantec Corporation の著作物であり Symantec Corporation が保有するものです 保証の免責 : 技術文書は現状有姿のままで提供され Symantec Corporation はその正確性や使用について何ら保証いたしません 技術文書またはこれに記載される情報はお客様の責任にてご使用ください 本書には 技術的な誤りやその他不正確な点を含んでいる可能性があります Symantec は事前の通知なく本書を変更する権利を留保します ライセンス対象ソフトウェアおよび資料は FAR の規定によって商業用コンピュータソフトウェアとみなされ 場合に応じて FAR Commercial Computer Licensed Software - Restricted Rights DFARS Rights in Commercial Computer Licensed Software or Commercial Computer Licensed Software Documentation その後継規制の規定により制限された権利の対象となります 弊社製品に関して 当資料で明示的に禁止 あるいは否定されていない利用形態およびシステム構成などについて これを包括的かつ暗黙的に保証するものではありません また 弊社製品が稼動するシステムの整合性や処理性能に関しても これを暗黙的に保証するものではありません これらの保証がない状況で 弊社製品の導入 稼動 展開した結果として直接的 あるいは間接的に発生した損害等についてこれが補償されることはありません 製品の導入 稼動 展開にあたっては お客様の利用目的に合致することを事前に十分に検証および確認いただく前提で 計画および準備をお願いします

3 Symantec Corporation 350 Ellis Street Mountain View, CA

4

5 目次 第 1 章共有ストレージの概要 このマニュアルについて NetBackup SAN クライアントおよびファイバートランスポートについて 第 1 部 AdvancedDisk オプション 第 2 章 AdvancedDisk の概要 AdvancedDisk オプションについて 第 3 章 AdvancedDisk のライセンス AdvancedDisk のライセンスキーについて AdvancedDisk のライセンス 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk オプションの構成 AdvancedDisk のファイルシステムの要件について AdvancedDisk ストレージサーバーについて AdvancedDisk のデータムーバーについて AdvancedDisk の共有ストレージへのアクセスについて AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 AdvancedDisk ストレージサーバーオプション AdvancedDisk ディスクプールについて AdvancedDisk ディスクプールの構成 AdvancedDisk ディスクプールのプロパティ AdvancedDisk ストレージユニットの構成 AdvancedDisk ストレージユニットのプロパティ AdvancedDisk ストレージユニットの推奨事項について 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ストレージサーバーの管理 AdvancedDisk ストレージサーバーの削除 AdvancedDisk ストレージサーバーの状態の判断... 38

6 6 目次 AdvancedDisk ストレージサーバーの属性の削除 ディスクプールへのアクセスからの AdvancedDisk ストレージサーバーの削除 AdvancedDisk ストレージサーバーの表示 AdvancedDisk ストレージサーバーの属性の表示 AdvancedDisk ディスクプールの管理 AdvancedDisk ディスクプールへのボリュームの追加 AdvancedDisk ディスクプールのプロパティの変更 AdvancedDisk ディスクプールの状態の変更 AdvancedDisk ディスクボリュームの状態の変更 AdvancedDisk ディスクプールの削除 AdvancedDisk ディスクプールの状態の判断 AdvancedDisk ディスクボリュームの状態の判断 AdvancedDisk ディスクプールの結合 AdvancedDisk ディスクプールからのボリュームの削除 AdvancedDisk ディスクプールの表示 AdvancedDisk ストレージの容量と使用状況の監視 NetBackup で使用するディスクの監視 ディスクレポートの表示 第 6 章 AdvancedDisk のトラブルシューティング AdvancedDisk のトラブルシューティング 不適切なストレージ形式の問題の解決 第 2 部 OpenStorage Option 第 7 章 OpenStorage の概要 NetBackup OpenStorage Option について ストレージの制御について 第 8 章配置の計画 OpenStorage の配置計画 OpenStorage の要件と制限事項について OpenStorage ストレージサーバーについて OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて OpenStorage のデータムーバーについて OpenStorage プラグインについて OpenStorage ディスクプールについて OpenStorage ディスクプールでのスパンボリュームについて OpenStorage の最適化複製の方式について 同じドメイン内での最適化複製について... 64

7 目次 7 リモート NetBackup マスターサーバーへのイメージの複製について OpenStorage の最適化された合成バックアップについて OpenStorage ダイレクトテープについて OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件について OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの推奨事項について OpenStorage ダイレクトテープの制限事項について OpenStorage ダイレクトテープの処理について Nirvanix クラウドストレージについて Nirvanix ストレージプールについて Nirvanix 子アカウントについて Nirvanix クラウドでのバックアップイメージの表示について クラウドストレージのデータ暗号化について Nirvanix ストレージの要件と制限事項について 第 9 章ストレージのプロビジョニング ディスクストレージ装置のプロビジョニングについて ディスク装置のプラグインのインストールについて Nirvanix ストレージ領域のプロビジョニングについて 第 10 章 OpenStorage のライセンス OpenStorage のライセンスキーについて OpenStorage のライセンス 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ディスク装置のストレージの構成 OpenStorage Nirvanix クラウドストレージの構成 NetBackup のログファイルディレクトリの作成 OpenStorage ストレージサーバーの構成 Nirvanix ストレージサーバーのプロパティの設定 Nirvanix ストレージサーバーのプロパティ Nirvanix データムーバーの設定の構成 OpenStorage ディスクプールの構成 OpenStorage ディスクプールのプロパティ OpenStorage ストレージユニットの構成 OpenStorage ストレージユニットのプロパティ OpenStorage ストレージユニットの推奨事項について OpenStorage の最適化された複製の動作の構成... 97

8 8 目次 同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製の構成について OpenStorage ダイレクトテープの構成 OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成 既存の環境への OpenStorage 機能の追加 bpsetconfig の使用による NetBackup 構成オプションの設定 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage ストレージサーバーの管理 OpenStorage ストレージサーバーのプロパティの変更 OpenStorage ストレージサーバーの削除 OpenStorage ストレージサーバーの状態の判断 OpenStorage ストレージサーバーの属性の設定 OpenStorage ストレージサーバーの属性の削除 OpenStorage ストレージサーバーの更新 OpenStorage ストレージサーバーの表示 OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理 OpenStorage サーバークレデンシャルの追加 OpenStorage サーバーのクレデンシャルの変更 データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルの削除 OpenStorage サーバーのクレデンシャルがあるかどうかの確認 OpenStorage のデータムーバーの管理 OpenStorage のデータムーバーの追加 OpenStorage のデータムーバー機能の解除 OpenStorage ディスクプールの管理 OpenStorage ディスクプールへのボリュームの追加 OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更 OpenStorage ディスクプールの状態の変更 OpenStorage ディスクボリュームの状態の変更 OpenStorage ディスクプールの削除 OpenStorage ディスクプールの状態の判断 OpenStorage ディスクボリュームの状態の判断 OpenStorage ディスクプールの結合 OpenStorage ディスクプールからのボリュームの削除 OpenStorage ディスクプールの更新 OpenStorage ディスクプールの表示 OpenStorage ストレージの容量と使用状況の監視 OpenStorage ディスクレポートの表示 OpenStorage デバイスへのカタログバックアップについて バックアップコピーからのリストアについて

9 目次 9 第 13 章 OpenStorage のトラブルシューティング OpenStorage のログファイルについて OpenStorage のクレデンシャル作成のトラブルシューティング Nirvanix のストレージプール作成のトラブルシューティング 暗号化プラグインのトラブルシューティング Nirvanix のバックアップとリストアのトラブルシューティング 第 3 部 SharedDisk オプション 第 14 章 SharedDisk の概要 NetBackup 7.0 以上での SharedDisk サポートについて 第 4 部 Shared Storage Option 第 15 章 Shared Storage Option の概要 Shared Storage Option について Shared Storage Option のコンポーネントについて SAN メディアサーバーについて SSO および NetBackup EMM サーバーについて スキャンホストについて デバイス割り当てホストについて 共有デバイスの予約または解放について Shared Storage Option を使用しないでロボットライブラリを共有する方法 Shared Storage Option の用語および概念 第 16 章 Shared Storage Option のライセンス Shared Storage Option ライセンスキーについて Shared Storage Option のライセンス 第 17 章 Shared Storage Option の構成 Shared Storage Option の前提条件について ハードウェアの設定ガイドラインについて ドライバのインストールと構成について 接続の検証 NetBackup での Shared Storage Option の構成について NetBackup での SSO の構成について NetBackup での Shared Storage Option デバイスの構成 Shared Storage Option 構成オプションの追加について

10 10 目次 NetBackup のストレージユニットおよびバックアップポリシーの構成について Shared Storage Option 構成の検証 第 18 章 Shared Storage Option の使用 デバイスモニターと Shared Storage Option SSO の概略レポートの表示 Shared Storage Option の概略レポート SSO 構成オプションの追加について 第 19 章 Shared Storage Option のトラブルシューティング オペレーティングシステムの補足情報 Shared Storage Option の構成での一般的な問題 Shared Storage Option についてよくある質問事項 索引

11 1 共有ストレージの概要 この章では以下の項目について説明しています このマニュアルについて NetBackup SAN クライアントおよびファイバートランスポートについて このマニュアルについて このマニュアルでは NetBackup を使用して 共有ストレージをインストール 構成 および使用する方法を説明します NetBackup では 複数の NetBackup メディアサーバー間でストレージの共有を可能にする 次のような複数のオプションが提供されます AdvancedDisk オプションを使用すると 1 つの NetBackup メディアサーバーに接続されたディスクストレージを複数の NetBackup メディアサーバーで共有できます ( 接続とは ストレージのファイルシステムでのマウントを意味します ) p.15 の AdvancedDisk オプションについて を参照してください OpenStorage Option を使用すると 複数の NetBackup メディアサーバーでインテリジェントディスク装置のストレージまたはクラウドベースのストレージを共有できます p.57 の NetBackup OpenStorage Option について を参照してください SharedDisk オプションを使用すると 複数の NetBackup メディアサーバーでディスクアレイストレージを共有できます p.133 の NetBackup 7.0 以上での SharedDisk サポートについて を参照してください Shared Storage Option を使用すると 複数の NetBackup メディアサーバーで個々のテープドライブ ( スタンドアロンドライブまたはロボットライブラリ内のドライブ ) を共有できます p.137 の Shared Storage Option について を参照してください

12 12 第 1 章共有ストレージの概要 NetBackup SAN クライアントおよびファイバートランスポートについて NetBackup SAN クライアントおよびファイバートランスポートについて また NetBackup では 高速なデータ転送用に別ライセンスのオプションが提供されます NetBackup SAN クライアントとファイバートランスポートでは データの転送にストレージエリアネットワーク (SAN) を使用することで NetBackup クライアントシステムの高パフォーマンスの I/O バックアップ速度を実現できます Symantec NetBackup SAN クライアントおよびファイバートランスポートガイド UNIX Windows および Linux を参照してください

13 1 AdvancedDisk オプション 第 2 章 AdvancedDisk の概要 第 3 章 AdvancedDisk のライセンス 第 4 章 AdvancedDisk の構成 第 5 章 AdvancedDisk の管理 第 6 章 AdvancedDisk のトラブルシューティング

14 14

15 2 AdvancedDisk の概要 この章では以下の項目について説明しています AdvancedDisk オプションについて AdvancedDisk オプションについて NetBackup の AdvancedDisk ストレージオプションによって NetBackup メディアサーバーに接続されたディスクストレージを使用できます ( 接続とは ストレージのファイルシステムでのマウントを意味します ) NetBackup では バックアップに使用できるストレージのプールにディスクが集約されます ストレージは 論理的なエンティティ ( ディスクプール ) として管理されます 図 2-1 は メディアサーバーおよび接続されたディスクを示します 図 2-1 AdvancedDisk ストレージコンポーネント AdvDiskPool_Gold AdvDiskPool_Silver ディスクボリューム ネットワークファイルシステムのマウント NetBackup メディアサーバーは ストレージサーバーおよびデータムーバーの両方として機能します NetBackup AdvancedDisk ストレージオプションには 次の利点があります

16 16 第 2 章 AdvancedDisk の概要 AdvancedDisk オプションについて 配備および使用が簡単です NetBackup によってストレージが検出され そのストレージを使用するために通常の NetBackup ストレージユニットおよびバックアップポリシーが使用されます 複数のファイルシステムを単一のストレージユニットで使用できます ユーザーはディスクの追加によってストレージユニットの容量を増加できます 必要な容量のみを追加して NetBackup のディスクプールを更新します ストレージの論理ユニットは物理的な境界をまたがるため 新しい NetBackup ストレージユニットを作成したりバックアップポリシーを変更したりする必要はありません 管理者の負担を軽減できます 容量不足によってジョブが失敗しないように 自動ポリシーによってジョブの負荷を分散し 合理的に容量を管理します

17 3 AdvancedDisk のライセンス この章では以下の項目について説明しています AdvancedDisk のライセンスキーについて AdvancedDisk のライセンス AdvancedDisk のライセンスキーについて AdvancedDisk は基本の NetBackup とは別ライセンスの機能です Flexible Disk Option ライセンスキーは AdvancedDisk を有効にします NetBackup と Flexible Disk Option の両方を有効にする単一のライセンスキーを保持することができます または NetBackup を有効にする 1 つのライセンスキーと Flexible Disk Option を有効にする別のキーを保持することができます p.17 の AdvancedDisk のライセンス を参照してください Flexible Disk Option ライセンスキーを削除した場合またはライセンスキーが期限切れになった場合 次の制限が発生します ディスクプール または AdvancedDisk ディスクプールを参照するストレージユニットを作成できません NetBackup ジョブで ディスクプールまたはディスクプールに基づくストレージユニットの使用を試みると失敗します この機能のライセンスが取得されていないことを示すエラーが表示されます ディスクプールまたはディスクプールを参照するストレージユニットは NetBackup によっては削除されません 有効なライセンスキーを入力すると それらを再度使用できます AdvancedDisk のライセンス NetBackup の AdvancedDisk コンポーネントに 特別なインストールは必要ありません ただし ライセンスキーを入力する必要があります NetBackup をインストールするか ま

18 18 第 3 章 AdvancedDisk のライセンス AdvancedDisk のライセンス たはアップグレードしたときにライセンスキーをインストールしたら この手順を実行する必要はありません NetBackup マスターサーバー上でライセンスキーを入力します 次の手順は NetBackup 管理コンソールを使ってライセンスキーを入力する方法を記述します AdvancedDisk にライセンスを付与する方法 1 ライセンスを特定のサーバーに追加するには [ ファイル (File)]>[ サーバーの変更 (Change Server)] を選択し 次にサーバーを選択します 2 [NetBackup のライセンスキー (NetBackup License Keys)] ダイアログボックスでは [ 新規 (New)] をクリックしてください 3 [ 新しいライセンスキーの追加 (Add a New License Key)] ダイアログボックスで ライセンスキーを入力し [ 追加 (Add)] か [OK] をクリックします 4 [ 閉じる (Close)] をクリックします 5 NetBackup のすべてのサービスとデーモンを再起動してください

19 4 AdvancedDisk の構成 この章では以下の項目について説明しています AdvancedDisk オプションの構成 AdvancedDisk のファイルシステムの要件について AdvancedDisk ストレージサーバーについて AdvancedDisk のデータムーバーについて AdvancedDisk の共有ストレージへのアクセスについて AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 AdvancedDisk ディスクプールについて AdvancedDisk ディスクプールの構成 AdvancedDisk ストレージユニットの構成 AdvancedDisk オプションの構成 この項は NetBackup AdvancedDisk オプションを構成する方法の概要を提供します 表 4-1 は構成作業を記述します 基本の NetBackup 環境を構成するには 次のマニュアルを参照してください NetBackup 管理者ガイド Windows Vol. 1 NetBackup 管理者ガイド UNIX および Linux Vol. 1

20 20 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk のファイルシステムの要件について 表 4-1 手順 作業 AdvancedDisk の構成作業 項 手順 1 手順 2 ファイルシステムの要件についての理解 ストレージサーバーとデータムーバーについての理解 p.20 の AdvancedDisk のファイルシステムの要件について を参照してください p.21 の AdvancedDisk ストレージサーバーについて を参照してください p.21 の AdvancedDisk のデータムーバーについて を参照してください 手順 3 ストレージサーバーの構成方法に影響を与える可能性がある要因についての理解 p.22 の AdvancedDisk の共有ストレージへのアクセスについて を参照してください p.23 の AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて を参照してください 手順 4 手順 5 手順 6 手順 7 手順 8 ストレージサーバーの構成 ディスクプールについての理解 ディスクプールの構成 ストレージユニットの構成 AdvancedDisk ストレージユニットを使うポリシーの構成 p.25 の AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 を参照してください p.27 の AdvancedDisk ディスクプールについて を参照してください p.28 の AdvancedDisk ディスクプールの構成 を参照してください p.30 の AdvancedDisk ストレージユニットの構成 を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux を参照してください AdvancedDisk のファイルシステムの要件について AdvancedDisk は NetBackup がサポートする非共有ファイルシステムの読み込みと書き込みを行うことができます ただし AdvancedDisk はオペレーティングシステムまたはファイルシステムの要件または制限事項に従います 以降の項では 既知の要件および制限について説明します 他のファイルシステムの要件と制限事項が存在することがあります サポート対象のファイルシステムについては 次のシマンテック社のサポート Web サイトで NetBackup のオペレーティングシステム互換性リストを参照してください

21 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージサーバーについて 21 ディスクプール構成が ファイルシステムの構成方法に影響を与える場合もあります p.28 の AdvancedDisk ディスクプールの構成 を参照してください 追加の要件および制限事項は 次のとおりです NFS ファイルシステムの要件 手動によるマウントポイントを使う必要があります 自動のマウントまたはマウント解除によってマウントポイントが変更されると ディスクリソースは利用不能になることがあります マウントポイントをエクスポートする NFS サーバーは root でファイルシステムへのアクセスを許可されている必要があります メモ : バックアップイメージが AdvancedDisk ディスクプール内の複数の NFS ボリュームをまたがらないようにすることをお勧めします ファイルシステムに空きがない状態を適切に検出できません したがって NFS ボリュームに基づくディスクプールは 1 つのボリュームのみで構成される必要があります Windows CIFS の非サポート Windows ではネットワークでマッピングされたデバイスを Windows サービスから認識できないため AdvancedDisk は Common Internet File System ディスクボリュームを検出できません このため AdvancedDisk は Common Internet File System をサポートしていません AdvancedDisk ストレージサーバーについて ストレージサーバーは ディスクストレージをマウントし ディスクストレージに対してデータの書き込みおよび読み込みを行う NetBackup メディアサーバーです AdvancedDisk では NetBackup メディアサーバーは ストレージサーバーおよびデータムーバーの両方として機能します p.21 の AdvancedDisk のデータムーバーについて を参照してください 複数のストレージサーバーを使用することができます ストレージサーバーはストレージを均等に共有します AdvancedDisk のデータムーバーについて データムーバーは バックアップ時にプライマリストレージ (NetBackup クライアント ) からセカンダリストレージにデータを転送します また リストア時にプライマリストレージにデータを移動し 複製時にセカンダリストレージから三次ストレージにデータを移動することもできます

22 22 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk の共有ストレージへのアクセスについて データムーバーは個別に構成しません AdvancedDisk では NetBackup メディアサーバーは ストレージサーバーおよびデータムーバーの両方として機能します データムーバーはストレージサーバーの構成時に構成されます AdvancedDisk の共有ストレージへのアクセスについて AdvancedDisk オプションを使用すると ファイルシステムのストレージへの複数のメディアサーバーによるアクセスを構成することができます これを行う場合は 次の点に注意してください 各メディアサーバーは ディスクプール内のすべてのディスクボリュームのファイルシステムをマウントする必要があります マウントポイントは 各メディアサーバーで同一である必要があります NetBackup はマウントポイントを検証しません そのため 各メディアサーバーのマウントポイントが同一であることを確認する必要があります また マウントポイントが有効であることも確認する必要があります ディスクボリュームの統合されたリストを入手するために NetBackup はすべてのメディアサーバーに問い合わせます サーバーが多い場合 問い合わせはパフォーマンスに影響する場合があります ディスクボリュームの状態は 単一のメディアサーバーで監視されます どのサーバーが状態を監視するかは変更される場合があります したがって 1 つのメディアサーバーでのディスクボリュームの可用性の変更は NetBackup によるディスクボリュームの状態レポートに反映されないことがあります AdvancedDisk の共有ストレージへの複数のメディアサーバーによるアクセスを有効にするには NetBackup マスターサーバーと EMM サーバーを NetBackup 以上にアップグレードします ( 通常は マスターサーバーと EMM サーバーは同じコンピュータにあります ) 6.5 のメディアサーバーをアップグレードする必要はありません NetBackup 6.5 以降のコマンドは 複数の AdvancedDisk メディアサーバーによるストレージへのアクセスをサポートします マスターサーバーの NetBackup 管理コンソールまたは NetBackup コマンドを使ってディスクプールを構成できます 共有アクセスを構成するには 複数のメディアサーバーをストレージサーバーとして構成します p.25 の AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 を参照してください

23 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて 23 AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて ストレージサーバーを構成するとき リストアジョブで優先または必須となるように指定できます また 複製ジョブの読み込み側でサーバーを必須とするかどうかも指定できます これらの属性はリストアと複製のデータトラフィックの管理に役立ちます 表 4-2 サーバーの属性 PrefRestore 優先または必須の読み込みサーバーの説明 説明 このサーバーはリストア操作の読み込み側で優先されます 複数のサーバーがリストアで優先されるように構成できます リストアで優先されるように構成し 必須として構成しない場合 NetBackup は優先されるストレージサーバーを最初にジョブの対象とします どれも利用可能でなければ NetBackup は構成された任意のストレージサーバーを対象とします NetBackup の通常の負荷分散は PrefRestore とマーク付けされたすべてのストレージサーバーで行われます ReqRestore このサーバーはリストア操作の読み込み側で必須です 複数のサーバーがリストアで必須となるように構成できます リストアで必須かつ優先でないサーバーを構成する場合 ジョブは必須のサーバーがジョブを実行できるようになるまでキューに投入されます 他のサーバーはリストアジョブの対象になりません ジョブの再試行には NetBackup の通常のルールが適用されます 優先と必須の両方のストレージサーバーを構成する場合 必須のサーバーが利用可能でなければ NetBackup は優先されるサーバーをジョブの対象とします どれも利用可能でなければ 必須または優先のサーバーが利用可能になるまでジョブはキューに投入されます 他のサーバーはリストアジョブの対象になりません NetBackup の通常の負荷分散は すべての必須のサーバーで行われます 負荷分散は必須のサーバーと優先のサーバーの間では行われません ReqDuplicate このサーバーは複製操作の読み込み側で必須です 複数のサーバーが複製で必須となるように構成できます 複製で必須のサーバーを構成すると NetBackup は 複製で必須のサーバーのみをジョブの対象とします 必須のサーバーが利用不能な場合 ジョブは必須のサーバーがジョブを実行できるまでキューに投入されます ジョブの再試行には NetBackup の通常のルールが適用されます 複製での必須設定は 合成バックアップ操作でのストレージサーバーの割り当てにも適用されます

24 24 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて ストレージユニットに構成されたメディアサーバーのみがジョブの対象となります したがって ストレージユニット内のディスクプールのメディアサーバーのサブセットを構成すると NetBackup はそれらのサーバーからのみ選択します ストレージサーバーのリストアまたは複製の属性に優先か必須を指定した場合に 次のような現象が発生することがあります リストア操作は PrefRestore か ReqRestore 属性がないストレージサーバーを使います 理由は次のとおりです 宛先のディスクプールにリストアまたは複製の属性を持つストレージサーバーが含まれません 優先か必須のストレージサーバーが利用不能であるため 使うことができません (NetBackup は停止していると見なします ) リストア操作または複製操作はキューに投入されます 原因として 優先か必須のストレージサーバーが利用不能であるため 使うことができない可能性があります (NetBackup は停止していると見なします ) 優先か必須のリストアサーバーを構成しなければ NetBackup は通常の基準を使って リストアまたは複製のためのメディアサーバーを選択します ( 複数のストレージサーバーを構成した場合 ) NetBackup でストレージユニットとメディアサーバーの負荷を分散させる方法に関する情報が利用可能です 次のマニュアルの最大並列実行ジョブに関する説明を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows [ メディアホストの上書き (Media host override)] ホストプロパティではなく推奨か必須のリストアサーバーを使うことができます [ メディアホストの上書き (Media host override)] プロパティについての情報が利用可能です 次のマニュアルを参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows リストアまたは複製で優先か必須のサーバーを有効にするには 次を実行します NetBackup マスターサーバーと NetBackup EMM サーバーを NetBackup 以上にアップグレードします ( 通常は マスターサーバーと EMM サーバーは同じコンピュータにあります )

25 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 25 必要に応じて メディアサーバーでコマンドラインのサポートを有効にするために AdvancedDisk 操作のために使われるメディアサーバーを NetBackup 以上にアップグレードします メディアサーバーのアップグレードは必須ではありません マスターサーバーでコマンドを起動することによって リストアと複製のストレージサーバーを構成し 管理できます AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 ここで言う構成とは ストレージをマウントできる NetBackup メディアサーバーをストレージサーバーとして構成することを意味します ストレージサーバーを構成するには ストレージサーバーの構成ウィザードを使用します ただし 優先または必須の属性を構成する場合は nbdevconfig コマンドを使用します 複数のストレージサーバーを構成できます その場合 構成する各ストレージサーバーのウィザードを実行する必要があります ストレージへの読み込みおよび書き込みアクセス権がある NetBackup メディアサーバーをストレージサーバーとして構成する必要があります p.21 の AdvancedDisk ストレージサーバーについて を参照してください ストレージサーバーを構成すると そのストレージサーバーはデータムーバーとしても構成されます p.21 の AdvancedDisk のデータムーバーについて を参照してください p.23 の AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて を参照してください ウィザードを使用して AdvancedDisk ストレージサーバーを構成する方法 1 ストレージサーバーがすでに構成されているかどうかを判断します p.40 の AdvancedDisk ストレージサーバーの表示 を参照してください 2 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ ディスクストレージサーバーの構成 (Configure Disk Storage Servers)] を展開します 3 ウィザードの画面に従って ストレージサーバーを構成します 属性で AdvancedDisk ストレージサーバーを構成する方法 1 ストレージサーバーがすでに構成されているかどうかを判断します p.40 の AdvancedDisk ストレージサーバーの表示 を参照してください 2 NetBackup マスターサーバーまたはメディアサーバーで 次のコマンドを実行します

26 26 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 nbdevconfig -creatests -storage_server hostname -stype AdvancedDisk [-st storage_type] -media_server hostname [-setattribute attribute] nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd p.26 の AdvancedDisk ストレージサーバーオプション を参照してください AdvancedDisk ストレージサーバーオプション ストレージサーバーを構成するのに使われる nbdevconfig コマンドのオプションは次のとおりです 表 4-3 オプション AdvancedDisk ストレージサーバーを構成するためのオプション 説明 -storage_server storage_server -stype hostname -st storage_type ストレージのファイルシステムにマウントされる NetBackup メディアサーバーの名前です AdvancedDisk を使用してください ストレージサーバーのプロパティを指定する数値です AdvancedDisk の場合 デフォルトは 5 です ( ダイレクト接続 フォーマット済みディスク ) デフォルト以外の値を使用する場合にのみ指定する必要があります この値は 次のプロパティの数値を合計して決定します 1 - フォーマットされたディスク ディスクは ベンダー固有の準備作業の一部としてフォーマットされています NetBackup ではディスクをフォーマットしません 2 - raw ディスク ディスクはフォーマットされていません NetBackup でフォーマットします 4 - ダイレクト接続 ダイレクト接続では ストレージサーバーとメディアサーバーに同じ NetBackup ホストが使用されます 8 - ネットワーク接続 ネットワーク接続では ストレージサーバーは NetBackup メディアサーバーと物理的に異なります この接続は LAN を介したデータ移動を意味するものではありません ファイバーチャネルは データ移動のトランスポートとして除外されません ディスクのフォーマットの状態を示す数値とディスクの接続方法を示す数値をそれぞれから 1 つ選択し これらの数値を組み合わせて値を指定します -media_server hostname ストレージサーバーと同じ名前を使用してください

27 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ディスクプールについて 27 オプション -setattribute attribute 説明 リストア操作または複製操作の読み込み側でストレージサーバーに適用される属性です 属性は次のとおりです PrefRestore ストレージサーバーはリストア操作の読み込み側で優先されます 複数のストレージサーバーに PrefRestore 属性を含めることができます ReqRestore ストレージサーバーはリストア操作の読み込み側で必須です ReqRestore 属性は複数のストレージサーバーに設定できます ReqDuplicate ストレージサーバーは複製操作の読み込み側で必須です 複数のストレージサーバーに ReqDuplicate 属性を含めることができます p.23 の AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて を参照してください AdvancedDisk ディスクプールについて ディスクプールは 基礎となるディスクストレージ上のディスクボリュームを表します NetBackup では バックアップに使用できるストレージのプールにディスクボリュームが集約されます ディスクプールは NetBackup ストレージユニットの宛先ストレージです AdvancedDisk の場合 NetBackup は ディスクプールを構成するディスクリソースの所有権は排他的であると想定します これらのリソースを他のユーザーと共有した場合 NetBackup ではディスクプールの容量またはストレージのライフサイクルポリシーを正しく管理できません NetBackup でディスクプールにバックアップデータが送信される場合 利用可能な容量と予測されるバックアップのサイズに基づいて ディスクボリュームが選択されます NetBackup は 単一のボリュームへのバックアップデータの書き込みを試行します 必要に応じて バックアップイメージは ディスクプール内のディスクボリュームをまたがります バックアップイメージが 複数のディスクプールをまたがることはありません メモ : バックアップイメージが AdvancedDisk ディスクプール内の複数の NFS ボリュームをまたがらないようにすることをお勧めします ファイルシステムに空きがない状態を適切に検出できません したがって NFS ボリュームに基づくディスクプールは 1 つのボリュームのみで構成される必要があります p.28 の AdvancedDisk ディスクプールの構成 を参照してください

28 28 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ディスクプールの構成 AdvancedDisk ディスクプールの構成 AdvancedDisk ディスクプールを作成するときに 次を指定します ストレージを共有する NetBackup メディアサーバー メディアサーバーはストレージサーバーとして構成する必要があります メディアサーバーは データムーバーとしても機能します ストレージサーバーを指定するときに それらをディスクプールと関連付けます それらのストレージサーバーのみがディスクプールにアクセスできます p.21 の AdvancedDisk ストレージサーバーについて を参照してください プールに含めるディスクボリューム ディスクプールのプロパティ p.28 の AdvancedDisk ディスクプールのプロパティ を参照してください ディスクボリュームとディスクプールの名前は 企業全体にわたって一意にすることをお勧めします 最初にストレージサーバーを構成する必要があります p.25 の AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 を参照してください ストレージサーバーを構成したら ディスクプールの作成に進みます AdvancedDisk ディスクプールを構成する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)] を選択します 2 右ペインのウィザードのリストで [ ディスクプールの構成 (Configure Disk Pool)] をクリックして ウィザードの指示に従います NetBackup は / と /usr のようなファイルシステムの共通のマウントポイントを除外しません したがって ディスクプールに含めるボリュームは慎重に選択してください 詳しくは ウィザードのヘルプを参照してください AdvancedDisk ディスクプールのプロパティ 表 4-4 では ディスクプールのプロパティについて説明します 表 4-4 プロパティ 名前 (Name) ストレージサーバー (Storage Server) AdvancedDisk ディスクプールのプロパティ 説明 ディスクプールの名前 ストレージサーバーの名前 ストレージサーバーは ストレージが接続されている NetBackup メディアサーバーと同じです

29 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ディスクプールの構成 29 プロパティ ディスクボリューム (Disk volumes) 合計サイズ (Total size) 合計最大物理容量 (Total raw size) コメント (Comment) 高水準点 (High Water Mark) 説明 ディスクプールを構成するディスクボリューム ディスクプールで使用できる空き領域の合計 ディスクプールのストレージの raw ( 未フォーマット ) サイズの合計 ディスクプールに関連付けられているコメント [ 高水準点 (High water mark)] 設定は 次の処理をトリガするしきい値です ディスクプールの個々のボリュームが [ 高水準点 (High water mark)] に達すると NetBackup はボリュームに空きがないと見なします NetBackup は バックアップイメージを書き込むためにディスクプール内の異なるボリュームを選択します ディスクプールのすべてのボリュームが [ 高水準点 (High water mark)] に達すると ディスクプールは空きがないと見なされます NetBackup は ディスクプールに空きがないストレージユニットに割り当てられているバックアップジョブに失敗します NetBackup では ディスクプールの空きがないと見なされたストレージユニットには 新しいジョブは割り当てられません NetBackup は ボリュームが [ 高水準点 (High water mark)] に達するとイメージのクリーンアップを始めます イメージのクリーンアップは もはや有効ではないイメージを期限切れにします 空きがないディスクプールの場合 NetBackup は イメージのクリーンアップによってディスクボリュームの容量が [ 高水準点 (High water mark)] より少なくなると 再びジョブをストレージユニットに割り当てます ディスクプールのストレージユニットが容量管理対象ストレージライフサイクルポリシーにあれば 他の要因がイメージのクリーンアップに影響します NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください デフォルトは 98% です 低水準点 (Low Water Mark) [ 低水準点 (Low water mark)] は NetBackup がイメージのクリーンアップを停止するしきい値です [ 低水準点 (Low water mark)] 設定は [ 高水準点 (High water mark)] 設定以上にすることはできません デフォルトは 80% です

30 30 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージユニットの構成 プロパティ I/O ストリーム数を制限 (Limit I/O streams) 説明 ディスクプールの各ボリュームの読み書きストリーム ( つまり ジョブ ) の数を制限する場合にこのオプションを選択します ジョブはバックアップイメージを読み書きすることがあります デフォルトでは 制限はありません 制限に達すると NetBackup は別のボリュームを ( 利用可能であれば ) 選択します ボリュームが利用不能な場合 利用可能になるまで NetBackup はジョブをキューに登録します データを読み書きするジョブが多すぎるとディスクスラッシングのためにディスクパフォーマンスが低下することがあります ( ディスクスラッシングは競合ジョブのデータを検索するときに読み書きヘッドがシリンダ間で過度に移動するときに発生します ) ストリームを少なくするとスループットを改善でき 一定の期間に完了するジョブ数を増やすことができます ボリュームごと (per volume) ボリュームあたりの許可する読み書きストリームの数を選択または入力します 多くの要因が最適なストリーム数に影響します 要因はディスク速度 CPU の速度 メモリ容量などです AdvancedDisk ストレージユニットの構成 ディスクプールを参照するストレージユニットを 1 つ以上作成します ディスクプールの構成ウィザードでは ストレージユニットを作成することができます したがって ディスクプールを作成するときに ストレージユニットも作成できます ディスクプールにストレージユニットが存在するかを判断するには NetBackup 管理コンソールの [NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[ ストレージ (Storage)]>[ ストレージユニット (Storage Units)] ウィンドウを参照します p.33 の AdvancedDisk ストレージユニットの推奨事項について を参照してください ストレージユニットについて詳しくは次を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux を参照してください

31 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージユニットの構成 31 [ 処理 (Actions)] メニューを使用してストレージユニットを構成する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[ ストレージ (Storage)]>[ ストレージユニット (Storage Units)] を選択します 2 [ 処理 (Actions)]>[ 新規 (New)]>[ ストレージユニット (Storage Unit)] を選択します 3 [ 新しいストレージユニット (New Storage Unit)] ダイアログボックスのフィールドに入力し オプションを設定します p.31 の AdvancedDisk ストレージユニットのプロパティ を参照してください 4 [OK] をクリックします AdvancedDisk ストレージユニットのプロパティ ディスクプールのストレージユニットの構成オプションは次のとおりです

32 32 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージユニットの構成 表 4-5 プロパティ ストレージユニット名 (Storage unit name) ストレージユニット形式 (Storage unit type) ディスク形式 (Disk type) ディスクプール (Disk Pool) AdvancedDisk ストレージユニットのプロパティ 説明 新しいストレージユニットの一意の名前を入力します 名前でストレージ形式を示すことができます ストレージユニット名は ポリシーおよびスケジュールでストレージユニットを指定する際に使用される名前です ストレージユニット名は 作成後に変更できません ストレージユニット形式として [ ディスク (Disk)] を選択します ディスク形式には [AdvancedDisk] を選択します このストレージユニットのストレージが含まれているディスクプールを選択します 指定された [ ディスク形式 (Disk type)] のすべてのディスクプールが [ ディスクプール (Disk Pool)] リストに表示されます ディスクプールが構成されていない場合 ディスクプールはリストに表示されません メディアサーバー (Media server) このストレージユニットのディスクプールとデータの送受信を行うことができる NetBackup メディアサーバーを指定します ストレージサーバーとして構成されたメディアサーバーのみが メディアサーバーのリストに表示されます 次のようにメディアサーバーを指定します メディアサーバーのリストにある任意のサーバーがディスクストレージへアクセスできるようにするには ( デフォルト ) [ 任意のメディアサーバーを使用 (Use any available media server)] を選択します ディスクストレージにアクセスできるメディアサーバーを制限するには [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] を選択します その後 許可するメディアサーバーを選択します 選択リストには ディスクプールのストレージサーバーとして構成されたメディアサーバーのみが含まれます ポリシーの実行時に 使用するメディアサーバーが NetBackup によって選択されます

33 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージユニットの構成 33 プロパティ 最大フラグメントサイズ (Maximum fragment size) 説明 NetBackup がバックアップを保存するために作成できる最大フラグメントサイズを指定します ディスクストレージユニットのデフォルトの最大フラグメントサイズは 524,288 MB です デフォルト以外の最大フラグメントサイズを指定する場合 20 MB から 524,288 MB までの値を入力します ディスクへのバックアップは バックアップがファイルシステムの最大使用可能サイズを上回ることがないようにするために 通常はフラグメント化されます バックアップでエラーが発生すると バックアップ全体が破棄されます バックアップは エラーが発生したフラグメントからではなく 先頭から再度実行されます ( チェックポイントと再開の機能が有効になっているバックアップについては例外です その場合 最後のチェックポイント以前のフラグメントは保持されますが 最後のチェックポイントより後のフラグメントは破棄されます ) 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs) NetBackup でディスクストレージユニットへ一度に送信可能な最大ジョブ数を指定します ( デフォルトは 1 つのジョブです ジョブ数は 0 から 256 の範囲で指定できます ) この設定は Media Manager ストレージユニットの [ 最大並列書き込みドライブ数 (Maximum concurrent write drives)] 設定に対応します ジョブは ストレージユニットが利用可能になるまでキューに投入されます 3 つのバックアップジョブがスケジュールされている場合 [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] が 2 に設定されていると NetBackup は最初の 2 つのジョブを開始し 3 つ目のジョブをキューに投入します ジョブに複数のコピーが含まれる場合 各コピーが [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] の数にカウントされます [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] は バックアップジョブと複製ジョブの通信を制御しますが リストアジョブの通信は制御しません カウントは サーバーごとにではなく ストレージユニットのすべてのサーバーに適用されます ストレージユニットの複数のメディアサーバーを選択し [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] で 1 を選択すると 一度に 1 つのジョブのみが実行されます ここで設定する数は 利用可能なディスク領域 および複数のバックアップ処理を実行するサーバーの性能によって異なります 警告 : [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] 設定に 0 ( ゼロ ) を指定すると ストレージユニットは使用できなくなります AdvancedDisk ストレージユニットの推奨事項について ストレージユニットのプロパティを使って NetBackup がバックアップデータと複製データを移動する方法を制御できます

34 34 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージユニットの構成 たとえば ストレージユニットの [ メディアサーバー (Media Sever)] 設定を使って 重要なクライアントに適したクライアントとサーバーの比率を構成できます p.34 の クライアントとサーバーの適切な比率の構成について を参照してください また ストレージユニットの [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] 設定を使って メディアサーバーに送信されるバックアップまたは複製の通信を制御することもできます p.35 の メディアサーバーへの通信のスロットル調整について を参照してください クライアントとサーバーの適切な比率の構成について クライアントとサーバーの比率を最適にするには 1 つのディスクプールを使って 複数のストレージユニットでバックアップ通信を分割するように構成できます すべてのストレージユニットが同じディスクプールを使うので ストレージをパーティション化する必要はありません たとえば 100 個の重要なクライアント 500 個の通常のクライアント 4 つのメディアサーバーが存在すると想定します 最も重要なクライアントをバックアップするために 2 つのメディアサーバーを使って 通常のクライアントをバックアップするのに 2 つのメディアサーバーを使うことができます 次の例では クライアントとサーバーの比率を最適に構成する方法について記述します AdvancedDisk のメディアサーバーを構成し ストレージを構成します ディスクプールを構成します 最も重要なクライアントのストレージユニット (STU-GOLD など ) を構成します ディスクプールを選択します [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] を選択します 重要なバックアップに使うメディアサーバーを 2 つ選択します 100 個の重要なクライアント用のバックアップポリシーを作成し STU-GOLD ストレージユニットを選択します ストレージユニットで指定したメディアサーバーは クライアントデータをストレージサーバーに移動します 別のストレージユニット (STU-SILVER など ) を構成します 同じディスクプールを選択します [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] を選択します 他の 2 つのメディアサーバーを選択します 500 個の通常のクライアント用にバックアップポリシーを構成し STU-SILVER ストレージユニットを選択します ストレージユニットで指定したメディアサーバーは クライアントデータをストレージサーバーに移動します バックアップ通信は ストレージユニット設定によって目的のデータムーバーにルーティングされます

35 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージユニットの構成 35 メモ : NetBackup は 書き込み動作 ( バックアップと複製 ) でのメディアサーバーの選択に対してのみストレージユニットを使います リストアの場合 NetBackup はディスクプールにアクセスできるすべてのメディアサーバーから選択します メディアサーバーへの通信のスロットル調整について ディスクプールのストレージユニットの [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] 設定を使って メディアサーバーへの通信をスロットルで調整することができます また 同じディスクプールで複数のストレージユニットを使う場合 この設定によって より高い負荷には特定のメディアサーバーが効率的に指定されます 並列実行ジョブの数が多いほど 数が少ない場合に比べて ディスクはビジー状態になりやすくなります たとえば 2 つのストレージユニットが同じセットのメディアサーバーを使用しているとします 一方のストレージユニット (STU-GOLD) の [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] に もう一方 (STU-SILVER) よりも大きい値が設定されています [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] に大きい値が設定されているストレージユニットでは より多くのクライアントバックアップを実行できます

36 36 第 4 章 AdvancedDisk の構成 AdvancedDisk ストレージユニットの構成

37 5 AdvancedDisk の管理 この章では以下の項目について説明しています AdvancedDisk ストレージサーバーの管理 AdvancedDisk ディスクプールの管理 AdvancedDisk ストレージの容量と使用状況の監視 NetBackup で使用するディスクの監視 ディスクレポートの表示 AdvancedDisk ストレージサーバーの管理 AdvancedDisk を構成した後 ストレージサーバーを管理する各種作業を実行できます p.37 の AdvancedDisk ストレージサーバーの削除 を参照してください p.38 の AdvancedDisk ストレージサーバーの状態の判断 を参照してください p.39 の ディスクプールへのアクセスからの AdvancedDisk ストレージサーバーの削除 を参照してください p.38 の AdvancedDisk ストレージサーバーの属性の削除 を参照してください p.40 の AdvancedDisk ストレージサーバーの表示 を参照してください p.40 の AdvancedDisk ストレージサーバーの属性の表示 を参照してください AdvancedDisk ストレージサーバーの削除 nbdevconfig コマンドを使ってストレージサーバーを削除します ストレージサーバーを削除すると NetBackup によってそのストレージサーバーが構成から削除されます

38 38 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ストレージサーバーの管理 メディアサーバーは構成から削除されません メディアサーバーを削除するには NetBackup の nbemmcmd コマンドを使用します ストレージサーバーが管理しているディスクボリュームからディスクプールが構成されている場合 そのストレージサーバーは削除できません 警告 : ストレージに期限が切れていない NetBackup のイメージが含まれている場合はストレージサーバーを削除しないでください 削除すると データが損失することがあります AdvancedDisk ストレージサーバーを削除する方法 1 NetBackup 管理コンソールで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します 2 [ 編集 (Edit)] メニューで [ 削除 (Delete)] を選択します 3 確認のダイアログボックスで [ はい (Yes)] をクリックします AdvancedDisk ストレージサーバーの状態の判断 AdvancedDisk ストレージサーバーの状態を判断するには NetBackup の nbdevquery コマンドを使います AdvancedDisk ストレージサーバーの状態を判断する方法 次のコマンドを実行します nbdevquery -liststs -stype AdvancedDisk -storage_server server_name -U nbdevquery コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd State フィールドに UP または DOWN が表示されます AdvancedDisk ストレージサーバーの属性の削除 ストレージサーバーの次の属性を削除するには nbdevconfig コマンドを使います 優先されるリストアサーバー (PrefRestore) 必須のリストアサーバー (ReqRestore) 必須の複製サーバー (ReqDuplicate)

39 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ストレージサーバーの管理 39 p.23 の AdvancedDisk の優先または必須の読み込みサーバーについて を参照してください 属性はストレージサーバーを構成する nbdevconfig コマンドを使うときに追加されます p.25 の AdvancedDisk ストレージサーバーの構成 を参照してください AdvancedDisk ストレージサーバーの属性を削除する方法 NetBackup マスターサーバーまたはストレージサーバーで 次のコマンドを実行します nbdevconfig -changests -storage_server storage_server -stype AdvancedDisk -clearattribute attribute nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd ディスクプールへのアクセスからの AdvancedDisk ストレージサーバーの削除 ストレージサーバーを削除してディスクプールにアクセスできないようにするには nbdevconfig コマンドを使います ただし そのストレージサーバーを使用している NetBackup ジョブが存在している場合は削除できません 警告 : ストレージサーバーが 1 つしかない場合にそのストレージサーバーを削除すると データが失われる可能性があります NetBackup は ディスクプールやそのディスクプール上のバックアップイメージにアクセスできません ディスクプールへのアクセスから AdvancedDisk ストレージサーバーを削除する方法 1 [ 選択したメディアサーバーのみ使用する (Use one of the following media servers)] でストレージサーバー ( メディアサーバー ) が指定されている各ストレージユニットで メディアサーバーを指定するチェックボックスを外します 利用可能な任意のメディアサーバーを使用するようにストレージユニットが設定されている場合 この手順は必要ありません 2 ストレージサーバーが 1 つしかない場合は アレイ上のすべてのディスクプールの状態を停止に変更します これを行うには 次のコマンドを使用します nbdevconfig -changestate -stype AdvancedDisk -dp disk_pool_name -state DOWN nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd

40 40 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ストレージサーバーの管理 Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd 3 ストレージサーバーを削除します コマンドの構文は次のとおりです nbdevconfig -changedp -stype AdvancedDisk -dp disk_pool_name -del_storage_servers storage_server AdvancedDisk ストレージサーバーの表示 すでに構成したストレージサーバーのリストを表示するには NetBackup 管理コンソールを使います AdvancedDisk ストレージサーバーを表示する方法 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します [ すべてのストレージサーバー (All Storage Servers)] というラベルの右ペインには 構成されたすべてのストレージサーバーが表示されます AdvancedDisk ストレージサーバーでは [ ディスク形式 (Disk Type)] 列に AdvancedDisk が表示されます AdvancedDisk ストレージサーバーの属性の表示 ストレージサーバーの属性を表示するには NetBackup の nbdevquery コマンドを使います AdvancedDisk ストレージサーバーの属性を表示する方法 NetBackup マスターサーバーまたはストレージサーバーで 次のコマンドを実行します nbdevquery -liststs -storage_server storage_server -stype AdvancedDisk -U nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd 次に出力例を示します Storage Server : advdsk_server.symantecs.com Storage Server Type : AdvancedDisk Storage Type : Formatted Disk, Direct Attached State : UP Flag : PrefRestore

41 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ディスクプールの管理 41 この出力例は短縮されています 実際の出力にはこれより多くのフラグが表示されることがあります AdvancedDisk ディスクプールの管理 AdvancedDisk を構成した後 AdvancedDisk ディスクプールを管理する各種作業を実行できます p.41 の AdvancedDisk ディスクプールへのボリュームの追加 を参照してください p.42 の AdvancedDisk ディスクプールのプロパティの変更 を参照してください p.43 の AdvancedDisk ディスクプールの状態の変更 を参照してください p.44 の AdvancedDisk ディスクボリュームの状態の変更 を参照してください p.44 の AdvancedDisk ディスクプールの削除 を参照してください p.45 の AdvancedDisk ディスクプールの状態の判断 を参照してください p.45 の AdvancedDisk ディスクボリュームの状態の判断 を参照してください p.46 の AdvancedDisk ディスクプールの結合 を参照してください p.46 の AdvancedDisk ディスクプールからのボリュームの削除 を参照してください p.47 の AdvancedDisk ディスクプールの表示 を参照してください AdvancedDisk ディスクプールへのボリュームの追加 ディスクプールにディスクボリュームを追加することで ディスクプールの容量を拡張できます 新しいボリュームの名前は 現在のディスクプール内のボリュームの名前と異なっている必要があります ディスクプールを使用する NetBackup ストレージユニットでは 追加したストレージ容量が自動的に使用されます ストレージユニットを変更する必要はありません ( デフォルトで 基礎となるディスクボリュームの容量が増加した場合は NetBackup のディスクプールの容量が自動的に増加します 同様に 基礎となるディスクボリュームの容量が減少した場合は NetBackup のディスクプールの容量が減少します ) 表 5-1 作業 AdvancedDisk ディスクプールのボリュームを追加する処理 手順 ストレージサーバーで 新しいディスクボリュームからディスクプールを作成します p.28 の AdvancedDisk ディスクプールの構成 を参照してください

42 42 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ディスクプールの管理 作業 ディスクプールを結合します 手順 ディスクプールを結合するとき プライマリディスクプールとして元のディスクプールを指定します NetBackup によって 結合後にセカンダリディスクプールが削除されます p.46 の AdvancedDisk ディスクプールの結合 を参照してください AdvancedDisk ディスクプールのプロパティの変更 ディスクプールのプロパティを変更できます ディスクプールにボリュームを追加する場合は 別の手順を使う必要があります p.41 の AdvancedDisk ディスクプールへのボリュームの追加 を参照してください ディスクプールのプロパティを変更する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイス (Devices )]>[ ディスクプール (Disk Pools)] を展開します 2 右ペインで 変更するディスクプールを選択します

43 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ディスクプールの管理 43 3 [ 編集 (Edit)]>[ 変更 (Change)] をクリックします 4 [ ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)] ダイアログボックスで プロパティを変更します p.28 の AdvancedDisk ディスクプールのプロパティ を参照してください 5 [OK] をクリックします AdvancedDisk ディスクプールの状態の変更 ディスクプールの状態は 起動または停止です 停止状態への変更は ディスクプールがビジー状態でないときに行う必要があります バックアップジョブがディスクプールに割り当てられている場合 状態の変更は失敗します バックアップジョブを取り消すか ジョブが完了するまで待機します AdvancedDisk ディスクプールの状態を変更する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイスモニター (Device Monitor)] を選択します 2 [ ディスクプール (Disk Pools)] タブを選択します

44 44 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ディスクプールの管理 3 ディスクプールを選択します 4 [ 処理 (Actions)]>[ 起動 (Up)] または [ 処理 (Actions)]>[ 停止 (Down)] を選択します AdvancedDisk ディスクボリュームの状態の変更 NetBackup の nbdevconfig コマンドを使用してディスクボリュームの状態を変更します 状態は 起動または停止です 停止状態への変更は ボリュームが存在するディスクプールがビジー状態でないときに行う必要があります ディスクプールにバックアップジョブが割り当てられている場合 状態の変更は失敗します バックアップジョブを取り消すか ジョブが完了するまで待機します NetBackup ジョブでは 停止したボリュームがあるディスクプールに対しても読み取りおよび書き込みが行われますが 停止したボリュームを使用することはできません AdvancedDisk ディスクボリュームの状態を変更する方法 1 ディスクボリュームの名前を確認します 次のコマンドによって 指定したディスクプール内のすべてのボリュームが表示されます nbdevquery -listdv -stype AdvancedDisk -dp disk_pool_name nbdevquery コマンドは 次のディレクトリに存在します UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path netbackup bin admincmd すべてのディスクプールのディスクボリュームを表示するには -dp オプションを省略します 2 ディスクボリュームの状態を変更します コマンドの構文は次のとおりです nbdevconfig -changestate -stype AdvancedDisk -dp disk_pool_name -dv vol_name -state state nbdevconfig コマンドは 次のディレクトリに存在します UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path netbackup bin admincmd state には UP または DOWN のいずれかを指定します AdvancedDisk ディスクプールの削除 ディスクプールを削除すると NetBackup によってそのディスクプールが構成から削除されます

45 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ディスクプールの管理 45 ディスクプールがストレージユニットの宛先ストレージである場合は 最初にストレージユニットを削除する必要があります 警告 : 期限が切れていない NetBackup イメージが含まれるディスクプールは削除しないでください 削除すると データが消失する場合があります AdvancedDisk ディスクプールを削除する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイス (Devices )]>[ ディスクプール (Disk Pools)] を選択します 2 ディスクプールを選択します 3 [ 編集 (Edit)]>[ 削除 (Delete)] をクリックします 4 [ ディスクプールの削除 (Delete Disk Pool)] ダイアログボックスで 削除対象のディスクプールが選択されていることを確認し [OK] をクリックします AdvancedDisk ディスクプールの状態の判断 ディスクプールの状態は 起動または停止です AdvancedDisk ディスクプールの状態を判断する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイスモニター (Device Monitor)] を選択します 2 [ ディスクプール (Disk Pools)] タブを選択します 3 状態は [ 状態 (Status)] 列に表示されます AdvancedDisk ディスクボリュームの状態の判断 NetBackup の nbdevquery コマンドを使って AdvancedDisk ディスクプールのボリュームの状態を判断します AdvancedDisk ディスクボリュームの状態を判断する方法 1 ディスクボリュームの名前を確認します 次のコマンドによって 指定したディスクプール内のボリュームが表示されます nbdevquery -listdv -stype AdvancedDisk -dp disk_pool_name nbdevquery コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd

46 46 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ディスクプールの管理 すべての AdvancedDisk ディスクプールのディスクボリュームを表示するには -dp オプションを省略します 2 次のコマンドを使ってボリュームの状態を表示します nbdevquery -listdv -dv disk_volume -stype AdvancedDisk state には UP または DOWN のいずれかを指定します AdvancedDisk ディスクプールの結合 NetBackup の nbdevconfig コマンドを使用して既存のディスクプールを結合します NetBackup では これらのディスクプールにあるバックアップイメージの場所を正しく示すために カタログレコードが更新されます セカンダリディスクプールがストレージユニットによって参照される場合は 最初にそれらのストレージユニットを削除する必要があります AdvancedDisk ディスクプールを結合する方法 1 各ディスクプールの状態を停止に変更します p.43 の AdvancedDisk ディスクプールの状態の変更 を参照してください バックアップジョブがディスクプールに割り当てられている場合 状態の変更は失敗します バックアップジョブを取り消すか ジョブが完了するまで待機します 2 ディスクプールを結合します コマンドの構文は次のとおりです プライマリディスクプールは 保持対象のディスクプールです nbdevconfig によって 結合後にセカンダリディスクプールが削除されます nbdevconfig -mergedps -stype AdvancedDisk -primarydp disk_pool_name -secondarydp disk_pool_name nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path netbackup bin admincmd 3 プライマリディスクプールの状態を起動に変更します p.43 の AdvancedDisk ディスクプールの状態の変更 を参照してください AdvancedDisk ディスクプールからのボリュームの削除 nbdevconfig コマンドを使って ディスクプールからボリュームを削除します 前提条件は次のとおりです NetBackup のイメージフラグメントはディスクボリュームに存在できません NetBackup のジョブはディスクボリュームでアクティブにできません

47 第 5 章 AdvancedDisk の管理 AdvancedDisk ストレージの容量と使用状況の監視 47 デフォルトでは ディスクボリュームを削除すると NetBackup は自動的にディスクプールの容量を減らします nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd AdvancedDisk ディスクプールからボリュームを削除する方法 1 ディスクボリュームの状態を停止に変更します p.44 の AdvancedDisk ディスクボリュームの状態の変更 を参照してください 2 ディスクプールの状態を停止に変更します p.43 の AdvancedDisk ディスクプールの状態の変更 を参照してください 3 nbdevconfig コマンドを使ってボリュームを削除します コマンドの構文は次のとおりです nbdevconfig -deletedv -stype AdvancedDisk -dp disk_pool_name -dv vol_name 4 ディスクプールの状態を起動に変更します p.43 の AdvancedDisk ディスクプールの状態の変更 を参照してください AdvancedDisk ディスクプールの表示 構成したディスクプールを表示するのに NetBackup 管理コンソールを使います ディスクプールを表示する方法 NetBackup 管理コンソールツリーの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイス (Devices )]>[ ディスクプール (Disk Pools)] を選択します リストが右ペインに表示されます AdvancedDisk ストレージの容量と使用状況の監視 ストレージの容量と使用状況を監視するには 次のものを参照します

48 48 第 5 章 AdvancedDisk の管理 NetBackup で使用するディスクの監視 NetBackup 管理コンソールの [ ディスクプール (Disk Pools)] ウィンドウ [ ディスクプール (Disk Pools)] ウィンドウには NetBackup がディスクプールをポーリングしたときに保存された値が表示されます この値は [ ストレージサーバー (Storage Server)] ウィンドウに表示される最新値よりも古い場合があります ウィンドウを表示するには [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイス (Devices)]>[ ディスクプール (Disk Pools)] を選択します NetBackup ディスクプールの状態レポート p.49 の ディスクレポートの表示 を参照してください NetBackup 管理コンソールの [ ストレージサーバー (Storage Server)] ウィンドウ [NetBackup のライセンスキー (NetBackup License Keys)] ダイアログボックス [ ストレージサーバー (Storage Server)] ビューには リアルタイムの値が表示されます ウィンドウを表示するには [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]> [ ストレージサーバー (Storage Server)] を選択します [NetBackup のライセンスキー (NetBackup License Keys)] ダイアログボックスの [ 容量ベースの有効なライセンスを保有している機能の概略 (Summary of active capacity-based licensed features)] 概略には ライセンスを取得しているストレージ容量と 使用中のストレージ容量が表示されます 物理的なストレージ領域の量は表示されません このダイアログボックスを開くには NetBackup 管理コンソールで [ ヘルプ (Help)]>[ ライセンスキー (License Keys)] を選択します NetBackup OpsCenter でも ストレージの容量と使用状況についての情報が提供されます Symantec NetBackup OpsCenter 管理者ガイド Windows および Unix を参照してください NetBackup で使用するディスクの監視 NetBackup のログファイルを表示して NetBackup で使用するディスクを監視できます NetBackup の一部のコマンドまたは処理では メッセージがそれぞれ固有のログファイルに書き込まれます 他の処理では Veritas Unified Log (VxUL) ファイルが使用されます VxUL のログファイルには 標準化された名前およびファイル形式が使用されます オリジネータ ID (OID) で ログメッセージを書き込む処理が識別されます 表 5-2 はディスクに関連する動作の NetBackup ログを示します sts_ で始まるメッセージは ストレージベンダーのソフトウェアプラグインとの通信に関連します ほとんどの通信は NetBackup メディアサーバー上で発生します

49 第 5 章 AdvancedDisk の管理ディスクレポートの表示 49 表 5-2 NetBackup のログ 動作 バックアップおよびリストア バックアップおよびリストア デバイスの構成 デバイスの構成 デバイスの構成 デバイスの構成 VxUL OID なし ID を使用する処理 次の処理のメッセージがログファイルに表示されます bpbrm (Backup Restore Manager) bpdbm (Database Manager) bpdm (Disk Manager) bptm (Tape Manager) の I/O 処理 nbjm (Job Manager) nbemm の処理 Enterprise Media Manager (EMM) プロセスで実行される Disk Service Manager プロセス Remote Manager and Monitor Service で動作するストレージサーバーインターフェースの処理 RMMS はメディアサーバー上で動作します Remote Manager and Monitor Service で動作する Remote Disk Service Manager (RDSM) インターフェース RMMS はメディアサーバー上で動作します VxUL のログファイルを表示および管理するには NetBackup のログコマンドを使用する必要があります NetBackup サーバーでのログの使用方法と管理方法についての情報が利用可能です Symantec NetBackup トラブルシューティングガイド UNIX Windows および Linux を参照してください ディスクレポートの表示 NetBackup のディスクレポートには ディスクプール ディスクストレージユニット ディスクのログ ディスクメディアに格納されているイメージ およびストレージ容量についての情報が含まれています 表 5-3 では 利用可能なディスクレポートについて説明します

50 50 第 5 章 AdvancedDisk の管理ディスクレポートの表示 表 5-3 レポート ディスク上のイメージ (Images on Disk) ディスクレポート 説明 [ ディスク上のイメージ (Images on Disk)] レポートでは メディアサーバーに接続されているディスクストレージユニットに存在するイメージリストが生成されます このレポートは [ メディア上のイメージ (Images on Media)] レポートの一部であり ディスク固有の列のみが示されます このレポートは ストレージユニットの内容の概略を示します ディスクに問題が発生した場合 またはメディアサーバーがクラッシュした場合にこのレポートを使用すると 消失したデータを把握できます ディスクのログ (Disk Logs) ディスクストレージユニットの状態 (Disk Storage Unit Status) [ ディスクのログ (Disk Logs)] レポートには NetBackup のエラーカタログに記録されているメディアのエラーメッセージまたは情報メッセージが表示されます このレポートは [ メディアのログ (Media Logs)] レポートの一部であり ディスク固有の列のみが示されます [ ディスクストレージユニットの状態 (Disk Storage Unit Status)] レポートには NetBackup の現在の構成におけるディスクストレージユニットの状態が表示されます ディスクプールの容量を確認するには [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイス (Devices)]>[ ディスクプール (Disk Pools)] を選択して 表示されるウィンドウを参照してください 複数のストレージユニットが同じディスクプールを指している場合があります レポートの問い合わせがストレージユニットごとに行われる場合 レポートでは ディスクプールストレージの容量が複数回カウントされます ディスクプールの状態 (Disk Pool Status) [ ディスクプールの状態 (Disk Pool Status)] レポートには ディスクプールのストレージユニットの状態が表示されます このレポートは Enterprise Disk Option ライセンスがインストールされている場合にのみ表示されます ディスクレポートを表示する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[ レポート (Reports)]>[ ディスクのレポート (Disk Reports)] を展開します 2 ディスクレポートの名前を選択します 3 右ペインで レポートの設定を選択します 4 [ レポートの実行 (Run Report)] をクリックします

51 6 AdvancedDisk のトラブルシューティング この章では以下の項目について説明しています AdvancedDisk のトラブルシューティング 不適切なストレージ形式の問題の解決 AdvancedDisk のトラブルシューティング AdvancedDisk のトラブルシューティングでは 次の項の情報が役に立つ場合があります 表 6-1 問題 AdvancedDisk のトラブルシューティング 解決方法 ストレージにアクセスできない NetBackup がストレージにアクセスできない場合 原因の 1 つとして ストレージサーバーが不適切な nbdevconfig ストレージ形式の値 (-st) で作成されたことが考えられます AdvancedDisk ストレージサーバーの -st 値は 5 ( フォーマット済みディスク 直接接続 ) です 5 以外は不適切な値です この問題を解決する手順についての詳細情報が利用可能です p.52 の 不適切なストレージ形式の問題の解決 を参照してください Windows の複数のストレージサーバー AdvancedDisk は Common Internet File System (CIFS) をサポートしません 複数のストレージサーバーを構成しようとすると NetBackup は次のメッセージを戻します DSM does not support to use multiple Windows Storage server type: AdvancedDisk.

52 52 第 6 章 AdvancedDisk のトラブルシューティング不適切なストレージ形式の問題の解決 問題 ボリュームのマウントが解除されるとボリュームが停止状態になる 解決方法 ボリュームのマウントが解除されると NetBackup によってボリュームが停止状態に変更されます そのボリュームを必要とする NetBackup ジョブは失敗します ボリュームを起動状態に変更するためには ファイルシステムをマウントします AdvancedDisk のディスク障害 障害が発生したディスクがリカバリ機構によって保護されない場合 そのディスク上のバックアップイメージは失われます そのディスクを示すボリュームで オペレーティングシステムの読み込みおよび書き込みエラーが発生する場合があります エラーによって NetBackup はそのボリュームを使用できなくなるため NetBackup ジョブが失敗することがあります NetBackup でディスクに対して読み込みまたは書き込みが行われないようにするには NetBackup のボリュームの状態を停止に変更する必要があります そのボリュームがまだ機能している他のディスクを示している場合 ボリュームの状態が停止であるためそれらのディスクを利用できません ボリュームを手動でマウントすることによって そのボリュームから読み込むことができる場合があります その場合 障害が発生していないディスクからイメージフラグメントをリカバリできる場合があります 障害が発生したディスクを交換すれば 交換したディスクで同じマウントポイントを使用できます ボリュームの状態を起動に変更すると NetBackup でそのボリュームが再度使用されます そのボリューム上にある有効なバックアップイメージは リストアに利用できます 不適切なストレージ形式の問題の解決 最初に ストレージサーバーが不適切な nbdevconfig ストレージ形式の値で作成されたことを確認するためにストレージサーバーの値を特定します それから 必要に応じて問題の解決に取りかかります ストレージサーバーの値を判断する方法 ストレージサーバーとして機能するマスターサーバーまたはメディアサーバーで次のコマンドを起動します 次の出力は AdvancedDisk の不適切な値を示しています Storage Server : halo Storage Server Type : AdvancedDisk Storage Type : Formatted Disk, Network Attached

53 第 6 章 AdvancedDisk のトラブルシューティング不適切なストレージ形式の問題の解決 53 不適切なストレージ形式の問題を解決する方法 1 ストレージサーバーを使用するすべてのディスクプールを削除します 2 ストレージサーバーを削除します 3 ストレージサーバーを再構成します 4 ディスクプールを再作成します 5 必要に応じて ストレージユニットで新しいディスクプールを指定します 削除したディスクプールと同じ名前でディスクプールを再作成した場合 この手順は必要ありません p.51 の AdvancedDisk のトラブルシューティング を参照してください

54 54 第 6 章 AdvancedDisk のトラブルシューティング不適切なストレージ形式の問題の解決

55 2 OpenStorage Option 第 7 章 OpenStorage の概要 第 8 章配置の計画 第 9 章ストレージのプロビジョニング 第 10 章 OpenStorage のライセンス 第 11 章 OpenStorage の構成 第 12 章 OpenStorage の管理 第 13 章 OpenStorage のトラブルシューティング

56 56

57 7 OpenStorage の概要 この章では以下の項目について説明しています NetBackup OpenStorage Option について ストレージの制御について NetBackup OpenStorage Option について OpenStorage は Symantec API に準拠するストレージの実装との NetBackup の通信を可能にする API です ストレージには次のものがあります ホストコンピュータとストレージを含んでいるディスク装置 Nirvanix のクラウドベースのストレージ ストレージベンダーは Symantec OpenStorage パートナープログラムに参加します シマンテック社は OpenStorage API 用の各社のストレージソリューションを認定しています ストレージの実装に応じて OpenStorage は次の機能を提供することがあります 共有ディスク 複数の異機種のメディアサーバーが同じディスクボリュームへ同時にアクセスできます 負荷およびパフォーマンスの分散 NetBackup では メディアサーバーとディスクプール間でバックアップジョブとストレージの使用率が分散されます バックアップジョブごとに 最も空きの多いディスクボリュームと最もビジー状態でないメディアサーバーが NetBackup によって選択されます ディスク装置の機能 ( 最適化されたオフホストの複製や重複排除された記憶域の機能など ) の使用 ストレージの高速プロビジョニング ほとんど無制限のストレージ オフサイトの Vault 処理の代わり

58 58 第 7 章 OpenStorage の概要ストレージの制御について 簡略化されたディザスタリカバリ インターネット上のすべての場所からのデータへのアクセス 図 7-1 はディスク装置を使う OpenStorage の構成を示しています 図 7-1 OpenStorage 装置の構成 負荷分散された NetBackup メディアサーバーがデータムーバーになっています ベンダーのプラグインがインストールされています ネットワーク 任意の接続 ( 直接接続 SAN LAN) ディスク装置がストレージサーバーになっています ストレージの制御について ストレージ形式と ストレージ上のイメージの場所はベンダーのストレージの実装によって制御されます データ転送の方式はベンダーによって制御されます したがって パフォーマンスとストレージの利用率は高度に最適化されています NetBackup ではバックアップイメージの格納方法は判断されません また シマンテック社では OpenStorage API を介してどの機能が使用されるかを管理しません 同様に シマンテック社および NetBackup は ベンダーのプラグインとストレージサーバー間の通信を管理しません プラグインとストレージサーバー間で使用する API またはプロトコルは ベンダーによって決定されます バックアップイメージの作成 コピーまたは削除が行われるタイミングは NetBackup によって判断されます NetBackup API を介して装置への命令が行われないかぎり イメージの移動 期限切れまたは削除は実行されません

59 8 配置の計画 この章では以下の項目について説明しています OpenStorage の配置計画 OpenStorage の要件と制限事項について OpenStorage ストレージサーバーについて OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて OpenStorage のデータムーバーについて OpenStorage プラグインについて OpenStorage ディスクプールについて OpenStorage の最適化複製の方式について OpenStorage の最適化された合成バックアップについて OpenStorage ダイレクトテープについて Nirvanix クラウドストレージについて OpenStorage の配置計画 表 8-1 は NetBackup OpenStorage の概要を示します この概要と参照先トピックは配置を計画するのに役立つことがあります 表 8-1 OpenStorage の配置 手順 手順 1 作業 要件と制限事項についての確認 手順の詳細 p.60 の OpenStorage の要件と制限事項について を参照してください

60 60 第 8 章配置の計画 OpenStorage の要件と制限事項について 手順手順 2 手順 3 手順 4 手順 5 手順 6 手順 7 手順 8 手順 9 作業 ストレージサーバー データムーバー およびクレデンシャルについての理解 ディスクプールについての理解 最適化複製についての理解 最適化された合成バックアップについての理解 テープへのコピーについての理解 Nirvanix クラウドストレージについての理解 ストレージのプロビジョニングについての理解 構成の概要に関するトピックの参照 手順の詳細 p.61 の OpenStorage ストレージサーバーについて を参照してください p.62 の OpenStorage のデータムーバーについて を参照してください p.61 の OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて を参照してください p.63 の OpenStorage ディスクプールについて を参照してください p.63 の OpenStorage ディスクプールでのスパンボリュームについて を参照してください p.64 の OpenStorage の最適化複製の方式について を参照してください p.66 の OpenStorage の最適化された合成バックアップについて を参照してください p.67 の OpenStorage ダイレクトテープについて を参照してください p.72 の Nirvanix クラウドストレージについて を参照してください p.77 の ディスクストレージ装置のプロビジョニングについて を参照してください p.78 の ディスク装置のプラグインのインストールについて を参照してください p.81 の OpenStorage ディスク装置のストレージの構成 を参照してください p.83 の OpenStorage Nirvanix クラウドストレージの構成 を参照してください OpenStorage の要件と制限事項について 次に OpenStorage Option を使う場合の要件を示します NetBackup OpenStorage Option のライセンスキー Symantec OpenStorage API に準拠するソフトウェアプラグインを通して NetBackup に開示されるストレージ OpenStorage は次をサポートしていません ストレージユニットグループ サポート対象のシステムについての情報が利用可能です NetBackup リリースノート を参照してください

61 第 8 章配置の計画 OpenStorage ストレージサーバーについて 61 OpenStorage ストレージサーバーについて ストレージサーバーは ストレージに対してデータの書き込みと読み込みを実行するエンティティです ストレージサーバーは ストレージへの排他的なアクセス権を所有しています ストレージサーバーとして機能するエンティティは ストレージの実装によって次のように異なります ディスク装置を使う OpenStorage ソリューションでは ディスク装置のホストがストレージサーバーとなります Nirvanix Storage Delivery Network のクラウドベースのストレージでは nirvanix.com がストレージサーバーとなります 各 OpenStorage 環境には ストレージサーバーが 1 つだけ存在します ストレージサーバーを構成するとき ストレージサーバーのホスト名を入力します また ストレージサーバー形式を次にように入力する必要があります ディスク装置のストレージの場合 ストレージのベンダーがストレージ形式の名前を提供します Nirvanix クラウドストレージの場合は 次のいずれかを入力します nirvanix ( 暗号化されていないデータの場合 ) nirvanix_e ( クラウドに送るデータに暗号化を使う場合 ) p.62 の OpenStorage のデータムーバーについて を参照してください OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて ストレージホストはログオンクレデンシャルを必要とすることがあります データムーバーとして機能する NetBackup メディアサーバーでは ストレージにアクセスするためのクレデンシャルが必要です ストレージサーバーの構成ウィザードでストレージサーバーを構成する場合は そのクレデンシャルを構成します NetBackup によって 次の処理が実行されます メディアサーバーがストレージサーバーにログインできるように クレデンシャルが保存されます ストレージサーバーがダイレクトテープ操作での NDMP FSE ホストでもある場合は それら両方が同じログオンクレデンシャルを持たなければなりません p.67 の OpenStorage ダイレクトテープについて を参照してください 選択された各メディアサーバーをデータムーバーとして構成します NetBackup は データムーバーとストレージサーバー間の接続を監視しません ただし クレデンシャルを構成すると NetBackup はメディアサーバーとストレージサーバー間にアクセスパスを構成し 保持します

62 62 第 8 章配置の計画 OpenStorage のデータムーバーについて p.62 の OpenStorage のデータムーバーについて を参照してください ストレージサーバーでログオンクレデンシャルが不要な場合は NetBackup でメディアサーバーがデータムーバーとして構成されるように仮のクレデンシャルを入力する必要があります OpenStorage のデータムーバーについて データムーバーは クライアントをバックアップしてストレージサーバーにデータを転送する NetBackup メディアサーバーです その後 データはストレージサーバーからストレージに書き込まれます また データムーバーはリストア時にプライマリストレージ ( クライアント ) にデータを移動し 複製時にセカンダリストレージから三次ストレージにデータを移動することもできます データムーバーは ストレージの実装との通信に使用するソフトウェアプラグインをホストします ストレージサーバーを構成するとき OpenStorage のプラグインをホストするメディアサーバーも選択します それらのメディアサーバーのデータムーバーには ストレージサーバーのクレデンシャルが割り当てられます これらのクレデンシャルによって データムーバーはストレージサーバーと通信できます 次に NetBackup はこれらのメディアサーバーをデータムーバーとして構成します NetBackup ストレージユニットを構成するときどのデータムーバーがバックアップと複製のために使われるか制御できます p.61 の OpenStorage ストレージサーバーについて を参照してください OpenStorage プラグインについて ソフトウェアプラグインはすべてのデータムーバーに存在する必要があります プラグインは Symantec OpenStorage API の仕様に準拠する必要があります ベンダーはプラグインを通して NetBackup にストレージ機能を公開します プラグインはストレージの実装によって 次の通り異なります 装置ストレージの場合 装置のベンダーがプラグインを提供します ベンダーはプラグインをインストールする方法についての情報を提供する必要があります ディスク装置の機能を判断するため NetBackup はプラグインを使用してストレージ装置への問い合わせを行います 機能には 重複排除された記憶域 最適化されたオフホストの複製などが含まれます p.78 の ディスク装置のプラグインのインストールについて を参照してください Nirvanix クラウドストレージの場合 プラグインは NetBackup とともにインストールされます 個別のインストールは必要ありません p.62 の OpenStorage のデータムーバーについて を参照してください

63 第 8 章配置の計画 OpenStorage ディスクプールについて 63 OpenStorage ディスクプールについて OpenStorage ディスクプールは OpenStorage API を経由して NetBackup に開示されるディスクストレージを表します ストレージの開示方法はストレージベンダーが次のように決定します ディスク装置のストレージについては ベンダーはストレージの 1 つ以上のユニット ( つまり ディスクボリューム ) としてストレージを開示します Nirvanix クラウドストレージについては 子アカウントが単一ボリュームとして開示されます Nirvanix アプリケーション ( つまり ストレージプール ) に複数の子アカウントがあれば それぞれが 1 つのボリュームとして開示されます p.73 の Nirvanix 子アカウントについて を参照してください 1 つのディスクプールで 1 つ以上のボリュームを表すことができます 1 つのディスクプールが複数のボリュームを表している場合 NetBackup では 利用可能な容量と予測されるバックアップのサイズに基づいて バックアップ用のボリュームを選択します NetBackup は 単一のボリュームへのバックアップデータの書き込みを試行します ストレージの実装でボリュームのスパンがサポートされている場合 必要に応じて バックアップイメージは ディスクプール内のディスクボリュームをまたがります バックアップイメージが 複数のディスクプールをまたがることはありません ディスクプールは NetBackup ストレージユニットの宛先ストレージです 図 8-1 はディスク装置のディスクプール構成を示します 図 8-1 OpenStorage ディスク装置のディスクプール ディスク装置 DP_Gold_OpenStorage DP_Silver_OpenStorage p.89 の OpenStorage ディスクプールの構成 を参照してください OpenStorage ディスクプールでのスパンボリュームについて ベンダーが公開することがある機能の 1 つに イメージがディスクプール内の複数のボリュームにまたがるようにする機能があります NetBackup は この機能を使用して ディスクストレージを最も効率的に使用します 完全イメージが使用可能な領域に収まらない場合 NetBackup は イメージをフラグメントに分割して フラグメントを格納します

64 64 第 8 章配置の計画 OpenStorage の最適化複製の方式について NetBackup では SpanImages 属性が バックアップイメージがディスクプール内の複数のボリュームをまたがることができることを指定します SpanImages 属性は ストレージサーバーとディスクプールの両方に適用されます 次のように 2 つの理由からボリュームのスパン機能を使うには NetBackup を更新する必要がある場合があります OpenStorage ベンダーのプラグインがボリュームのスパン機能をサポートしています ボリュームのスパン機能は ベンダーのプラグインによって表示されません そのため 明示的にこれを使用するようにストレージサーバーを構成する必要があります OpenStorage ボリュームのスパンをサポートしない NetBackup リリースからサポートするリリースにアップグレードします NetBackup 以降は OpenStorage ボリュームのスパンをサポートしています ベンダーのプラグインがスパンをサポートしている場合 6.5 から のリリースを 7.0 にアップグレードすると ボリュームのスパンを使うように NetBackup を構成できます いずれの場合も ストレージサーバーとディスクプールの両方で SpanImages 属性を設定します p.107 の OpenStorage ストレージサーバーの属性の設定 を参照してください p.119 の OpenStorage ディスクプールの更新 を参照してください OpenStorage の最適化複製の方式について ある装置のデータを同じ形式の別の装置へコピーする機能が OpenStorage ディスク装置にある場合 NetBackup はその機能を使用できます 次の表はその機能を使うことができる NetBackup の複製方式をリストしたものです 表 8-2 NetBackup OpenStorage の最適化複製の方式 最適化複製の方式 同じ NetBackup ドメイン内 リモートの NetBackup ドメインへ 説明 p.64 の 同じドメイン内での最適化複製について を参照してください p.65 の リモート NetBackup マスターサーバーへのイメージの複製について を参照してください 同じドメイン内での最適化複製について 同じドメイン内での別のディスク装置への複製によって ディスク装置は重複排除を管理します 他の場所のストレージに ( 多くの場合 地理的に様々なサイトに渡って ) バックアップを複製する機能は ディザスタリカバリを容易にするのに役立ちます 最適化されたオフホストの複製には 次のような利点があります

65 第 8 章配置の計画 OpenStorage の最適化複製の方式について 65 NetBackup メディアサーバーの作業負荷が軽減されます さらに多くのバックアップを実行できます 複製が高速になります 進行中のバックアップジョブと並行して バックグラウンドで複製を実行できます 帯域幅が削減されます 装置が重複排除をサポートしている場合 コピー処理では変更されたブロックのみが送信されます 同じドメインでの 最適化された複製の要件と制限事項は次の通りです 最適化された複製の要件 最適化された複製の制限事項 オフホストのデータ移動の機能がベンダーのプラグインで使用できるようになっている必要があります コピー元のディスクプールとコピー先のディスクプールは 同じ OpenStorage ベンダーの形式である必要があります 1 つ以上の NetBackup メディアサーバーを コピー元の装置とコピー先の装置に接続する必要があります 最適化された複製が失敗すれば ジョブは再試行されません 最適化されたジョブが失敗した場合に通常の複製が実行されるように NetBackup を構成するには NetBackup マスターサーバーの bp.conf ファイルに次のエントリを追加します RESUME_ORIG_DUP_ON_OPT_DUP_FAIL = TRUE コピー操作では コピー先ストレージユニットの設定ではなく コピー元ストレージユニットの最大フラグメントサイズが使用されます 最適化された複製では イメージフラグメントがそのままコピーされます 効率の向上を図るため 複製によってコピー先ストレージユニット上でイメージのサイズが変更されたり イメージが別のフラグメントセットに移動されることはありません イメージのコピーを確認するには メディアサーバーとコピー先の装置が接続されている必要があります ストレージユニットグループは最適化された複製の宛先にはできません 宛先は コピー元の装置と同じ形式の OpenStorage 装置を表すストレージユニットである必要があります p.99 の 同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製の構成について を参照してください リモート NetBackup マスターサーバーへのイメージの複製について リモートマスターサーバーへの複製は NetBackup 7.1 の新しい機能です この機能を使うと 異なるマスターサーバードメインにバックアップイメージを複製できます 様々な地理

66 66 第 8 章配置の計画 OpenStorage の最適化された合成バックアップについて 的なサイトにまたがる場合が多い 他の NetBackup ドメインのストレージにバックアップを複製する機能は ディザスタリカバリを容易にするのに役立ちます どちらのドメインにも OpenStorage が設定されており それぞれのドメインで動作している必要があります OpenStorage 装置はレプリケーションをサポートする必要があります 別の NetBackup ドメインにバックアップイメージをコピーするには ストレージライフサイクルポリシーを使用する必要があります リモートマスターサーバーへの複製の設定方法については Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください リモートマスターサーバーへの OpenStorage の複製の場合 複製元の NetBackup ドメインはリモートドメインについても ストレージサーバーについても認識していません 複製元とターゲットドメイン間の関係はディスク装置のベンダーのツールを使って構成されます 装置が正しく構成されると 複製元のディスク装置の NetBackup イメージはターゲットのディスク装置に自動的にレプリケートされます そのディスク装置は OpenStorage API を使って レプリケーションイベントが起きたことを NetBackup に通知します その後 NetBackup はそれらのイメージをインポートします 注意 : 同じドメイン内で最適化複製も使う場合 正しい構成が重要です リモートマスターサーバーへの複製では ターゲットストレージサーバーを同時にソースドメインのストレージサーバーにしないでください 従って ターゲットストレージサーバーは慎重に選択してください 次はリモート NetBackup ドメインへの最適化複製の要件です オフホストのデータ移動の機能がベンダーのプラグインで使用できるようになっている必要があります コピー元のディスクプールとコピー先のディスクプールは 同じ OpenStorage ベンダーの形式である必要があります p.64 の OpenStorage の最適化複製の方式について を参照してください OpenStorage の最適化された合成バックアップについて ベンダーが公開する可能性がある機能の 1 つに 合成バックアップイメージを作成するディスク装置があります メディアサーバーは 合成バックアップを作成するときにどの完全バックアップイメージと増分バックアップイメージを使うのかをメッセージを使ってストレージサーバーに指示します ストレージサーバーは ディスクストレージで直接 バックアップイメージを作成 ( または合成 ) します NetBackup では このように作成されるバックアップは最適化された合成バックアップと呼ばれます OpenStorage の最適化された合成バックアップ方式には 次の利点があります 合成バックアップより高速です

67 第 8 章配置の計画 OpenStorage ダイレクトテープについて 67 通常の合成バックアップはメディアサーバー上に作成されます それらは ストレージサーバーからメディアサーバーへネットワークを介して移動され 1 つのイメージに合成されます その後 合成イメージがストレージサーバーに戻されます ネットワークを介したデータの移動が必要ありません 通常の合成バックアップはネットワークトラフィックを使います ベンダーの実装によっては 使われるディスクリソースが少なくなります ストレージベンダーがストレージの実装を決定します ディスク装置でデータ重複排除が実行されると 重複したデータは作成 保存されません NetBackup では Optimizedlmage 属性が最適化された合成バックアップを有効にします これは ストレージサーバーとディスクプールの両方に適用されます 元のベンダーのプラグインによって 最適化された合成バックアップ機能が使用できるようにされていた場合 ストレージサーバーとディスクプールはその機能を継承します ただし OpenStorage ベンダーが 最適化された合成バックアップ機能を追加するためにプラグインを更新した場合は NetBackup を更新する必要があります p.103 の 既存の環境への OpenStorage 機能の追加 を参照してください 最適化された合成バックアップの要件は次のとおりです マスターサーバーとメディアサーバーが NetBackup バージョン 以上である Enterprise Disk ライセンスキーが NetBackup マスターサーバーにインストールされている ディスク装置のベンダーからのプラグインで OpenStorage の [OptimizedImage] 属性がサポートされている ベンダーのプラグインがストレージ装置に接続する各メディアサーバーにインストールされている ターゲットストレージユニットのディスクプールが ソースイメージが存在するのと同じディスクプールである OpenStorage ダイレクトテープについて OpenStorage ダイレクトテープによって NetBackup のバックアップイメージをディスク装置からテープに直接コピーすることができます このコピー操作は NetBackup メディアサーバーの I/O を使いません NetBackup は ユーザーによって定義された保持期間に基づいてコピーされたイメージを管理します ダイレクトテープでは ネットワークデータ管理プロトコル (NDMP) を使ってコピー操作を行います ダイレクトテープでは NDMP の特定の機能とリリースレベルが必要です

68 68 第 8 章配置の計画 OpenStorage ダイレクトテープについて p.68 の OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について を参照してください NetBackup メディアサーバーが操作を管理します メディアサーバーでは NetBackup for NDMP ソフトウェアと特定の NetBackup リリースレベルが必要です p.70 の OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件について を参照してください OpenStorage ダイレクトテープを構成する方法は他の場所に説明されています p.100 の OpenStorage ダイレクトテープの構成 を参照してください OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について NDMP の要件が満たされない場合でも イメージは複製されます ただし このコピー操作では NetBackup メディアサーバーを通してイメージを読み込み テープに書き込みを行う従来の複製方式を使います 表 8-3 OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件 NDMP の機能 NDMP File Service Extension 説明 OpenStorage のディスク装置には OpenStorage ダイレクトテープの仕様をサポートする NDMP サーバーが必要です Symantec OpenStorage パートナープログラムが仕様を公開しています ダイレクトテープ機能では NDMP File Service Extension (FSE) コマンドのサブセットを使います NDMP FSE 機能を提供するホストは 次のいずれかのエンティティです ディスク装置のストレージサーバー p.61 の OpenStorage ストレージサーバーについて を参照してください ストレージサーバーの代替名 ( インターフェース ) ディスク装置と相互作用する別のホスト ホストは ディスク装置に直接接続されている必要があります NDMP テープサーバー ダイレクトテープでは 宛先のテープライブラリに NDMP テープサーバーが必要です NDMP テープサーバーは NDMP v4 以上をサポートする必要があります NDMP テープサーバー機能を提供するホストは 次のいずれかのエンティティです NDMP FSE 機能を提供するのと同じホスト 1 つのホストで NDMP FSE 機能と NDMP テープサーバー機能が提供される場合 テープライブラリはそのホストに直接接続されている必要があります データはネットワーク経由で移動しません p.69 の図 8-2 を参照してください テープライブラリに組み込まれたホスト データはネットワーク経由で移動します p.69 の図 8-3 を参照してください テープサーバーが直接接続された別のホスト データはネットワーク経由で移動します p.70 の図 8-4 を参照してください

69 第 8 章配置の計画 OpenStorage ダイレクトテープについて 69 NDMP の機能 クレデンシャル (Credentials) 説明 NDMP FSE サーバーは OpenStorage ストレージサーバーと同じクレデンシャルを使う必要があります NDMP FSE サーバーを他の目的のために使う場合は その目的のためにクレデンシャルを異なる方法で構成しないでください たとえば NetBackup で NDMP FSE サーバーを VTL として使う場合は NetBackup でそれを構成するときに同じクレデンシャルを使ってください 図 8-2 すべての NDMP 機能を提供する OpenStorage サーバー ネットワーク ディスク装置は NDMP FSE 機能と NDMP テープサーバー機能の両方を提供します OpenStorage サーバーに直接接続されているテープライブラリ 図 8-3 組み込みの NDMP テープサーバーホストが付属するテープライブラリ ネットワーク ディスク装置は NDMP FSE 機能を提供します 組み込みの NDMP テープサーバーホストが付属するテープライブラリ

70 70 第 8 章配置の計画 OpenStorage ダイレクトテープについて 図 8-4 NDMP テープサーバー機能を提供する別のホスト ディスク装置は NDMP FSE 機能を提供します ネットワーク NDMP テープサーバーホスト NDMP ホストに直接接続されているテープライブラリ OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件について I/O は NetBackup メディアサーバーで提供されませんが 操作の管理に使われます 表 8-4 OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件 メディアサーバーの機能 読み込み側のメディアサーバー 説明 この場合 読み込み側のメディアサーバーはバックアップイメージの読み込みまたは移動を行いません NDMP のコピー操作の読み込み側を管理します 読み込み側のメディアサーバーでは 次のものが必要です NetBackup 以上 NetBackup for NDMP ソフトウェア ディスク装置のストレージサーバーと NDMP FSE ホストのログオンクレデンシャル NDMP FSE ホストの名前とストレージサーバーホストの名前が同じである場合 NetBackup は NDMP ホストにログオンするのにストレージサーバーのクレデンシャルを使います したがって NetBackup で NDMP クレデンシャルを構成する必要はありません この NetBackup の動作は ディスク装置のストレージサーバーと NDMP FSE ホストに作成するクレデンシャルは同じである必要があることを意味します NDMP FSE のホスト名がストレージサーバーのホスト名と異なる場合 NetBackup でその NDMP ホストのログオンクレデンシャルを構成する必要があります 書き込み側のメディアサーバー この場合 書き込み側のメディアサーバーはバックアップイメージの移動または書き込みを行いません NDMP のコピー操作の書き込み側を管理します 書き込み側のメディアサーバーでは 次のものが必要です NetBackup 6.5 以上 NetBackup for NDMP ソフトウェア NDMP テープサーバーホストのログオンクレデンシャル

71 第 8 章配置の計画 OpenStorage ダイレクトテープについて 71 1 つのホストで NDMP FSE 機能と NDMP テープサーバー機能の両方が提供される場合 1 つのメディアサーバーが読み込みサーバーと書き込みサーバーの両方として機能します OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの推奨事項について OpenStorage の構成と管理を簡単にするには すべての OpenStorage のアクティビティに 1 つのメディアサーバーセットを使うことをお勧めします メディアサーバーは この場合 ダイレクトテープ操作で読み込み側または書き込み側のいずれかのサーバーとして機能することができます また その他の OpenStorage 操作ではデータムーバーとしても機能することができます セット内の各メディアサーバーで 次の作業を行います OpenStorage ストレージサーバーへのログオンクレデンシャルを構成します NetBackup for NDMP ソフトウェアをインストールします 必要に応じて NDMP FSE ホストのログオンクレデンシャルを構成します NDMP テープサーバーホストのログオンクレデンシャルを構成します p.62 の OpenStorage のデータムーバーについて を参照してください OpenStorage ダイレクトテープの制限事項について 制限事項は次のとおりです 宛先ストレージユニットは NDMP である必要があります ストレージユニットグループは使うことができません 1 回のコピー操作で複数のコピーを作成することはできません バックアップイメージは テープへの書き込み時に多重化されません OpenStorage ダイレクトテープの処理について テープへのダイレクトコピー処理の概要は次のとおりです NetBackup は 複製するイメージが OpenStorage デバイスに存在することを確認します NetBackup は ディスク装置の NDMP ホストが OpenStorage ダイレクトテープの仕様をサポートすることを確認します NetBackup は書き込み側のメディアサーバー 宛先のテープドライブ テープボリュームを選択します

72 72 第 8 章配置の計画 Nirvanix クラウドストレージについて NetBackup は NDMP テープサーバーホストのクレデンシャルを備えているメディアサーバーを選択します NetBackup が対象とするメディアサーバーは 宛先ストレージユニットに表示されます 書き込み側のメディアサーバーでは次の処理が行われます NDMP テープサーバーとの NDMP セッションを確立し NDMP v4 プロトコルがサポートされることを確認します テープをマウントして開き 位置を設定してから NDMP を使ってテープにヘッダーを書き込みます NDMP テープサーバーで NDMP のムーバーのインターフェースを設定します また NDMP 通知を待機して書き込み操作の進捗状況を監視します NetBackup は読み込み側のメディアサーバーを選択します 書き込みの側のメディアサーバーに NDMP FSE ホストのクレデンシャルがある場合 NetBackup は読み込み側のサーバーとしてそのメディアサーバーを選択します クレデンシャルがない場合 NetBackup は NDMP FSE ホストへのクレデンシャルを備えたメディアサーバーを選択します 読み込み側のメディアサーバーでは次の処理が行われます NDMP FSE ホストとの NDMP セッションを確立します コピーするファイルを開きます NDMP FSE ホストで NDMP のムーバーのインターフェースを設定します また NDMP 通知を待機して読み込み操作の進捗状況を監視します NDMP プロトコルによって ディスク装置のバックアップイメージはテープストレージにコピーされます イメージがコピーされた後 読み込みと書き込みのメディアサーバーは それぞれの NDMP ホストへの接続を終了します NetBackup はイメージのコピーの有効性を確認します 有効な場合 NetBackup は状態 0 ( 成功 ) で複製ジョブを終了します Nirvanix クラウドストレージについて NetBackup Cloud Storage for Nirvanix の OpenStorage プラグインを使用すると Symantec NetBackup は Nirvanix Storage Delivery Network (SDN) にデータをバックアップし Nirvanix Storage Delivery Network (SDN) からデータをリストアできます Nirvanix Storage Delivery Network は完全に管理された 非常に安全なクラウドストレージサービスです SDN は米国 ヨーロッパ アジアに存在する Nirvanix ストレージノードへの標準ベースのアクセスで構成されています SDN は企業に最適な場所でストレージの要求を格納 配信 処理します

73 第 8 章配置の計画 Nirvanix クラウドストレージについて 73 p.78 の Nirvanix ストレージ領域のプロビジョニングについて を参照してください p.83 の OpenStorage Nirvanix クラウドストレージの構成 を参照してください Nirvanix ストレージプールについて NetBackup バックアップドメインごとに 1 つの Nirvanix ストレージプールのみを使います ストレージプールの名前は Nirvanix Storage Delivery Network のすべてのユーザー間で一意である必要があります NetBackup バックアップ用の Nirvanix ストレージプールを作成するには NetBackup を使ってください NetBackup が作成するストレージプールは必要な Symantec パートナーキーを含んでいます ストレージプールを作成するために Nirvanix Management Portal を使った場合 そのストレージプールはパートナーキーを含んでいません その結果 そのストレージプールは NetBackup からのデータを受け入れることができません ストレージサーバーを作成し 次にそのプロパティを設定すると NetBackup はストレージプールと最初の子アカウントを作成します 注意 : NetBackup で Nirvanix ストレージを構成した後は Nirvanix ストレージプールの名前を変更しないでください メモ : Nirvanix 社はマニュアルでアプリケーションとストレージプールという用語をほとんど同じ意味で使っています Nirvanix 子アカウントについて Nirvanix 子アカウントは Nirvanix Storage Delivery Network のストレージを表します Nirvanix SDN では 子アカウントはストレージプールに従属しています NetBackup で Nirvanix ストレージを構成すると NetBackup が子アカウントを作成します 追加の子アカウントをストレージプールに作成できます 各子アカウントには一意の名前が付けられている必要があります メモ : 作成する各子アカウントのパスワードはその名前と同じである必要があります NetBackup が作成した子アカウントの場合 NetBackup は子アカウントの名前をパスワードに使用します 子アカウントは OpenStorage API によって単一のボリュームとして NetBackup に開示されます Nirvanix ストレージプールに複数の子アカウントがある場合 それぞれがボリュームとして開示されます NetBackup のディスクプールにボリュームを追加します p.63 の OpenStorage ディスクプールについて を参照してください

74 74 第 8 章配置の計画 Nirvanix クラウドストレージについて 暗号化を使う場合 NetBackup ストレージ用に使う各 Nirvanix 子アカウントはキーグループとキーレコードを必要とします p.73 の Nirvanix ストレージプールについて を参照してください p.74 の Nirvanix の複数の子アカウントについて を参照してください Nirvanix の複数の子アカウントについて ストレージプールの子アカウントを追加作成できます そうするためには Nirvanix Management Portal を使います Nirvanix の複数の子アカウントを使う 1 つの理由は NetBackup 通信を分けるためです 各子アカウントをディスクプールのストレージとして使うことができます この場合 各ディスクプールを異なるストレージユニットに対して使います ( たとえば 5 つの子アカウントと 5 つのストレージユニット ) 各ストレージユニットで メディアサーバーのサブセットをデータムーバーとして選択できます この方式では 異なる形式のデータに各ディスクプールを使い メディアサーバー間のバックアップ負荷を分散できます また 1 つのディスクプールを構成し そのディスクプールを複数のストレージユニットのストレージの宛先として使うことができます その後 メディアサーバー間のバックアップ負荷を分散するためにストレージユニットを使います 複数の子アカウントがある場合 1 つのディスクプールがすべての子アカウントを使うことがあります 複数の子アカウントを使う場合は ディスクプールを作成する前にそれらを作成します それらを後で作成すれば ディスクへそれらを追加することはより困難です また バックアップ通信を優先度付けするために複数のストレージユニットを使うこともできます p.94 の OpenStorage ストレージユニットの推奨事項について を参照してください Nirvanix クラウドでのバックアップイメージの表示について Nirvanix Management Portal は Nirvanix Web クライアントに NetBackup バックアップイメージを次の通り表示します バックアップイメージは [Storage Pool/Child Account] ビューの下にフォルダとして表示されます 新しいイメージの書き込み操作を行うたびに バックアップイメージフォルダの下にフォルダが作成されます フォルダ名には ブロックイメージのシーケンス番号が使われます たとえば 等です 各バックアップイメージのフォルダは block_map ファイルを含んでいます このファイルはブロックイメージを個々のファイルにマップします バックアップイメージのプロパティはメタデータとしてフォルダに追加されます

75 第 8 章配置の計画 Nirvanix クラウドストレージについて 75 クラウドストレージのデータ暗号化について データをクラウドに送信する前にそのデータを暗号化できます NetBackup はクラウドストレージのデータ暗号化に NetBackup キーマネージメントサービス (KMS) を使います 暗号化を使うためには 最初にキーマネージメントサービスを構成する必要があります KMS をサポートする NetBackup のホスト形式で KMS を有効にします KMS サポート対象のシステムについての情報が利用可能です NetBackup リリースノート を参照してください KMS を構成する方法に関する情報を参照できます NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド を参照してください KMS をインストールするには このマニュアルの手順を実行します 次の点に注意してください KMS は キーマネージメントデータベースを作成するときにホストマスターキーのパスフレーズと ID を必要とします キーマネージメントサービスはランダムなパスフレーズを作成できます KMS はキーマネージメントデータベースを作成するときにキーの保護キーのパスフレーズと ID を必要とします キーマネージメントサービスはランダムなパスフレーズを作成できます NetBackup ストレージ用に使う各 Nirvanix 子アカウントはキーグループを必要とします KMS は各キーグループに名前を必要とします キーグループ名には次の形式を使います nirvanix.com:child_account_name 最初の子アカウントの名前は ストレージサーバーのプロパティを設定するときにその子アカウントに使った名前と同じです p.86 の Nirvanix ストレージサーバーのプロパティ を参照してください 他のストレージ形式とは違って キーグループ名は ENCR_ という接頭辞を必要としません 作成する各キーグループはキーレコードを必要とします KMS はキーレコードを作成するときにパスフレーズを必要とします キーレコード名は省略可能です キーレコード名を使う場合 キーレコード名には任意の名前を使うことができます シマンテック社は説明的な名前を使うことを推奨します Nirvanix ストレージの要件と制限事項について 次に Nirvanix クラウドストレージの要件を示します NetBackup OpenStorage Option のライセンスキー Nirvanix Storage Delivery Network マスターアカウントユーザーの名前とパスワード

76 76 第 8 章配置の計画 Nirvanix クラウドストレージについて Nirvanix アカウントのデフォルトのノードレプリケーションポリシーの設定 新しいストレージプールはデフォルトのポリシーを継承しますが 業務要件に合うようにストレージプールごとにそれらを調整できます 詳細について またはアカウントの設定が適切であることを確認するには Nirvanix Management Portal を使って Nirvanix Customer Support に連絡してください NetBackup バックアップ用に使われる Nirvanix ストレージプールを作成するには NetBackup を使います NetBackup が作成するストレージプールは必要な Symantec パートナーキーを含んでいます ストレージプールを作成するために Nirvanix Management Portal を使った場合 そのストレージプールはパートナーキーを含んでいません その結果 そのストレージプールは NetBackup からのデータを受け入れることができません 一意のストレージプール名 ストレージプールの名前は Nirvanix Storage Delivery Network のすべてのユーザー間で一意である必要があります 次の OpenStorage 機能は Nirvanix ストレージではサポートされていません 最適化された複製 最適化された合成 ダイレクトテープ (NDMP による ) バックアップイメージのディスクボリュームのスパン サポート対象のシステムについての情報が利用可能です NetBackup リリースノート を参照してください

77 9 ストレージのプロビジョニング この章では以下の項目について説明しています ディスクストレージ装置のプロビジョニングについて ディスク装置のプラグインのインストールについて Nirvanix ストレージ領域のプロビジョニングについて ディスクストレージ装置のプロビジョニングについて ストレージがディスク装置によって提供される場合は バックアップ環境にディスクストレージ装置をインストールして構成してください 装置をバックアップに使用するには 動作可能な状態にしておく必要があります 具体的には 次の作業を行います 装置を環境に追加します 装置に接続するすべての NetBackup メディアサーバーに ベンダーのソフトウェアパッケージをインストールします p.78 の ディスク装置のプラグインのインストールについて を参照してください 装置を構成するためのベンダー固有の手順を実行します ベンダーの処理および手順に従って 使用する環境で動作するように装置を構成します ストレージの構成では 次の処理が必要な場合があります 装置に名前を割り当てます NetBackup はこの名前を使用して装置を識別します 装置の領域を 1 つ以上の論理ユニットに分割します NetBackup では これらの論理ユニットをディスクボリュームと呼びます NetBackup では ディスクボリュームがディスクプールに統合されます

78 78 第 9 章ストレージのプロビジョニングディスク装置のプラグインのインストールについて 装置の設置および構成方法の説明は NetBackup のマニュアルの対象外となります 手順については ベンダーのマニュアルを参照してください ディスク装置のプラグインのインストールについて ストレージがディスク装置の場合 ストレージベンダーのリリースパッケージには ストレージサーバーに接続する NetBackup メディアサーバーにインストールするプラグインが含まれています NetBackup メディアサーバーでは このプラグインを使用してディスク装置との通信が行われます 装置に接続するすべての NetBackup メディアサーバーにプラグインをインストールします プラグインをインストールする場合は ベンダーのインストール手順に従います ベンダーのプラグインのインストール処理によって ストレージサーバーが構成される場合もあります p.85 の OpenStorage ストレージサーバーの構成 を参照してください プラグインの初期インストール後 ストレージサーバーとディスクプールは ベンダーがプラグインで公開するすべての機能を継承します ただし 新しい機能を追加するためにベンダーがプラグインを更新した場合 その新しい機能を使うには NetBackup の既存のストレージサーバーとディスクプールを更新する必要があります p.103 の 既存の環境への OpenStorage 機能の追加 を参照してください Nirvanix ストレージ領域のプロビジョニングについて Nirvanix クラウドストレージを構成するには Nirvanix のマスターアカウントとストレージ領域を使用できるように割り当てなければなりません デフォルトのノードレプリケーションポリシーの設定に対して Nirvanix マスターアカウントを有効にする必要があります 新しいストレージプールはデフォルトのポリシーを継承しますが 業務要件に合うようにストレージプールごとにそれらを調整できます 詳細について またはアカウントの設定が適切であることを確認するには Nirvanix Management Portal を使って Nirvanix Customer Support に連絡してください Nirvanix ストレージの場合 NetBackup はアプリケーション ( つまり ストレージプール ) と子アカウントを作成する必要があります NetBackup が作成するストレージプールは必要な Symantec パートナーキーを含んでいます ストレージプールを作成するために Nirvanix Management Portal を使った場合 そのストレージプールはパートナーキーを含んでいません その結果 そのストレージプールは NetBackup からのデータを受け入れることができません p.73 の Nirvanix ストレージプールについて を参照してください p.73 の Nirvanix 子アカウントについて を参照してください

79 10 OpenStorage のライセンス この章では以下の項目について説明しています OpenStorage のライセンスキーについて OpenStorage のライセンス OpenStorage のライセンスキーについて OpenStorage は基本の NetBackup とは別ライセンスの機能です NetBackup OpenStorage Disk Option のライセンスは OpenStorage を有効にします マスターサーバー上 およびディスク装置に接続する各メディアサーバー上でライセンスキーを入力します ダイレクトテープ機能を使う場合 ダイレクトテープで使う各 NetBackup メディアサーバー上でもライセンスキーを入力します また それらのメディアサーバーには NetBackup for NDMP ソフトウェアがインストールされている必要もあります OpenStorage を有効にするライセンスキーによって メディアサーバーの NDMP ソフトウェアも有効になります NetBackup と OpenStorage Disk Option の両方を有効にする単一のライセンスキーを保持することができます または NetBackup を有効にする 1 つのライセンスキーと OpenStorage Disk Option を有効にする別のキーを保持することができます p.80 の OpenStorage のライセンス を参照してください ライセンスキーは NetBackup の OpenStorage 機能を有効にするためだけに使用されます ストレージベンダーの製品を購入して ストレージベンダーの NetBackup プラグインをインストールする必要があります OpenStorage Disk Option のライセンスキーを削除するか またはライセンスキーが期限切れになれば 次の制限が適用されます ディスクプールまたはディスクプールを使用するストレージユニットを作成できません

80 80 第 10 章 OpenStorage のライセンス OpenStorage のライセンス NetBackup ジョブで ディスクプールまたはディスクプールに基づくストレージユニットの使用を試みると失敗します この機能のライセンスが取得されていないことを示すエラーが表示されます ディスクプールまたはディスクプールに基づくストレージユニットは NetBackup によっては削除されません 有効なライセンスキーを入力すると それらを再度使用できます OpenStorage のライセンス NetBackup の OpenStorage コンポーネントに 特別なインストールは必要ありません ただし ライセンスキーを入力する必要があります 次の手順は NetBackup 管理コンソールを使ってライセンスキーを入力する方法を記述します メモ : NetBackup マスターサーバー上 およびディスク装置に接続する各メディアサーバー上でライセンスキーを入力します ダイレクトテープ機能を使う場合 ダイレクトテープで使う各 NetBackup メディアサーバー上でもライセンスキーを入力します また それらのメディアサーバーには NetBackup for NDMP ソフトウェアがインストールされている必要もあります OpenStorage を有効にするライセンスキーによって メディアサーバーの NDMP ソフトウェアも有効になります p.67 の OpenStorage ダイレクトテープについて を参照してください OpenStorage にライセンスを付与する方法 1 ライセンスを特定のサーバーに追加するには [ ファイル (File)]>[ サーバーの変更 (Change Server)] を選択し 次にサーバーを選択します 2 [NetBackup のライセンスキー (NetBackup License Keys)] ダイアログボックスでは [ 新規 (New)] をクリックしてください 3 [ 新しいライセンスキーの追加 (Add a New License Key)] ダイアログボックスで ライセンスキーを入力し [ 追加 (Add)] か [OK] をクリックします 4 [ 閉じる (Close)] をクリックします 5 NetBackup のすべてのサービスとデーモンを再起動してください

81 11 OpenStorage の構成 この章では以下の項目について説明しています OpenStorage ディスク装置のストレージの構成 OpenStorage Nirvanix クラウドストレージの構成 NetBackup のログファイルディレクトリの作成 OpenStorage ストレージサーバーの構成 Nirvanix ストレージサーバーのプロパティの設定 Nirvanix データムーバーの設定の構成 OpenStorage ディスクプールの構成 OpenStorage ストレージユニットの構成 OpenStorage の最適化された複製の動作の構成 同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製の構成について OpenStorage ダイレクトテープの構成 OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成 既存の環境への OpenStorage 機能の追加 bpsetconfig の使用による NetBackup 構成オプションの設定 OpenStorage ディスク装置のストレージの構成 表 11-1 は Symantec OpenStorage API に準拠するサードパーティベンダーのディスク装置を使うように NetBackup を構成するための作業について説明しています Nirvanix クラウドストレージの構成作業については別の項を参照してください

82 82 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ディスク装置のストレージの構成 p.83 の OpenStorage Nirvanix クラウドストレージの構成 を参照してください Symantec NetBackup 管理者ガイド は基本の NetBackup 環境を構成する方法を記述します NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux を参照してください 表 11-1 OpenStorage ディスク装置の構成作業 手順手順 1 手順 2 手順 3 手順 4 手順 5 手順 6 手順 7 手順 8 手順 9 手順 10 作業 配置の計画についての理解 レガシーログの有効化 ストレージのプロビジョニングとプラグインのインストール ストレージサーバーの構成 ディスクプールの構成 ストレージユニットの構成 最適化された複製の構成 テープへのコピーの構成 最適化された合成バックアップの構成 OpenStorage ストレージユニットを使うポリシーの構成 手順の詳細 p.59 の OpenStorage の配置計画 を参照してください p.84 の NetBackup のログファイルディレクトリの作成 を参照してください p.77 の ディスクストレージ装置のプロビジョニングについて を参照してください p.78 の ディスク装置のプラグインのインストールについて を参照してください p.85 の OpenStorage ストレージサーバーの構成 を参照してください p.89 の OpenStorage ディスクプールの構成 を参照してください p.91 の OpenStorage ストレージユニットの構成 を参照してください 最適化複製は 必要に応じて行います p.99 の 同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製の構成について を参照してください p.97 の OpenStorage の最適化された複製の動作の構成 を参照してください テープへのコピーは 必要に応じて行います p.67 の OpenStorage ダイレクトテープについて を参照してください p.100 の OpenStorage ダイレクトテープの構成 を参照してください 最適化された合成バックアップは 必要に応じて行います p.102 の OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成 を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux を参照してください

83 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage Nirvanix クラウドストレージの構成 83 OpenStorage Nirvanix クラウドストレージの構成 この項は Nirvanix クラウドストレージを使うように NetBackup を構成する方法の概要を提供します ディスク装置のストレージの構成作業については別の項を参照してください p.81 の OpenStorage ディスク装置のストレージの構成 を参照してください 表 11-2 Nirvanix の初期構成作業 手順手順 1 手順 2 手順 3 手順 4 手順 5 作業配置の計画についての理解レガシーログの有効化ストレージのプロビジョニング暗号化の構成 ( 任意 ) ストレージサーバーの構成 手順の詳細 p.59 の OpenStorage の配置計画 を参照してください p.84 の NetBackup のログファイルディレクトリの作成 を参照してください p.78 の Nirvanix ストレージ領域のプロビジョニングについて を参照してください NetBackup キーマネージメントサービスはバックアップでの格納データの暗号化を可能にします p.75 の クラウドストレージのデータ暗号化について を参照してください [ ストレージサーバー形式 (Storage server type)] はデータに暗号化を使うかどうかを次の通り判断します 暗号化されていないデータには nirvanix を使います クラウドに送るデータに暗号化を使うには nirvanix_e を使います 暗号化 は 必要に応じて行います p.75 の クラウドストレージのデータ暗号化について を参照してください ストレージサーバーの名前に nirvanix.com を使います Nirvanix アカウントに services.nirvanix.com 以外の名前が使われている場合は Nirvanix で提供された完全修飾ドメイン名を入力します たとえば サーバー名は services.storage.nirvanix.com のようになります 注意 : ストレージサーバーを構成した後に ディスクプールの構成ウィザードを続行しないでください ディスクプールを構成する前に ストレージサーバーのプロパティを設定してください 手順 6 手順 7 ストレージサーバーのプロパティの設定 データムーバー設定の構成 p.85 の OpenStorage ストレージサーバーの構成 を参照してください p.85 の Nirvanix ストレージサーバーのプロパティの設定 を参照してください p.86 の Nirvanix ストレージサーバーのプロパティ を参照してください p.89 の Nirvanix データムーバーの設定の構成 を参照してください

84 84 第 11 章 OpenStorage の構成 NetBackup のログファイルディレクトリの作成 手順手順 8 手順 9 手順 10 手順 11 作業 追加の子アカウントの構成 ( 任意 ) ディスクプールの構成 ストレージユニットの構成 構成したストレージユニットを使うポリシーの構成 手順の詳細 作成する最初のディスクプールに子アカウントを追加する場合には 構成のこの時点でそれらを追加することを推奨します NetBackup はディスクプールの構成ウィザードを実行するとき子アカウントを作成します 従って その子アカウントは追加の子アカウントを構成するときには Management Portal にリストされていません それはディスクプールを作成した後リストされます p.74 の Nirvanix の複数の子アカウントについて を参照してください 子アカウントをいつでも追加できます 新しいディスクプールでそれらを使うことも 既存のディスクプールに結合することもできます p.118 の OpenStorage ディスクプールの結合 を参照してください p.89 の OpenStorage ディスクプールの構成 を参照してください p.91 の OpenStorage ストレージユニットの構成 を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux を参照してください NetBackup のログファイルディレクトリの作成 OpenStorage を構成する前に NetBackup のコマンドがログファイルを書き込むディレクトリを作成します マスターサーバーと OpenStorage で使う各メディアサーバーにディレクトリを作成します NetBackup のログについて詳細情報を利用できます Symantec NetBackup トラブルシューティングガイド UNIX Windows および Linux を参照してください p.125 の OpenStorage のログファイルについて を参照してください NetBackup のコマンドのログディレクトリを作成する方法 オペレーティングシステムに応じて 次のスクリプトの 1 つを実行します UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/logs/mklogdir Windows の場合 : install_path NetBackup logs mklogdir.bat

85 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ストレージサーバーの構成 85 tpconfig コマンドのログディレクトリを作成する方法 オペレーティングシステムに応じて debug ディレクトリと tpcommand ディレクトリを作成します ( デフォルトでは debug ディレクトリと tpcommand ディレクトリは存在しません ) ディレクトリを作成した後のパス名は次の通りです UNIX の場合 :/usr/openv/volmgr/debug/tpcommand Windows の場合 :install_path Volmgr debug tpcommand OpenStorage ストレージサーバーの構成 ここで言う構成とは ストレージホストをストレージサーバーとして NetBackup に追加することを意味します ストレージサーバーを構成するとき データムーバーとして機能するメディアサーバーも構成します ストレージホストでログオンクレデンシャルが不要な場合は NetBackup でメディアサーバーがデータムーバーとして構成されるように仮のクレデンシャルを入力する必要があります NetBackup で OpenStorage ストレージサーバーを構成する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)] をクリックします 2 右ペインで [ ディスクストレージサーバーの構成 (Configure Disk Storage Servers)] を選択します 3 ウィザードの画面に従って ストレージサーバーを構成します Nirvanix ストレージサーバーのプロパティの設定 Nirvanix ストレージでは 構成時にストレージサーバーのプロパティを設定するために次の手順を実行する必要があります ストレージサーバーを構成した後にプロパティを設定します p.86 の Nirvanix ストレージサーバーのプロパティ を参照してください ストレージサーバーのプロパティを変更する方法 1 NetBackup 管理コンソールで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します 2 ストレージサーバーを選択します 3 [ 編集 (Edit)] メニューで [ 変更 (Change)] を選択します

86 86 第 11 章 OpenStorage の構成 Nirvanix ストレージサーバーのプロパティの設定 4 [ ストレージサーバーの変更 (Change Storage Server)] ダイアログボックスで [ プロパティ (Properties)] タブを選択します 5 値を変更するには [ 値 (Value)] 列を選択し 次に値を変更します 6 値の変更が完了したら [OK] をクリックします NetBackup は Nirvanix アプリケーション ( つまり ストレージプール ) を作成します ディスクプールを構成すると NetBackup は子アカウントを作成します Nirvanix ストレージサーバーのプロパティ Nirvanix のストレージサーバーを作成した後 Nirvanix ストレージのプロパティを入力する必要があります Nirvanix は一部のプロパティに対して値を提供することがあります 構成によっては 一部のプロパティが表示されないことがあります プロパティは次のとおりです

87 第 11 章 OpenStorage の構成 Nirvanix ストレージサーバーのプロパティの設定 87 STORAGE_POOL_NAME Nirvanix ストレージプールの名前 Nirvanix ストレージサーバーのプロパティを設定する場合は ストレージプールに使用する名前を入力します NetBackup は Nirvanix クラウドにストレージプールを作成するときにこの名前を使います ストレージプールの名前を決定します ストレージプールの名前は Nirvanix Storage Delivery Network の組織のストレージ内だけではなく Nirvanix SDN のすべてのユーザー間で一意である必要があります シマンテック社は認識可能な命名規則を使用することを推奨します ストレージプール名は 50 文字以下である必要があります 次はストレージプール nbu_name の無効な文字です " /:? * "<>[] "; 注意 : NetBackup で Nirvanix ストレージを構成した後は Nirvanix ストレージプールの名前を変更しないでください p.73 の Nirvanix ストレージプールについて を参照してください CHILD_ACCOUNT_NAME 子アカウントの Nirvanix の名前 Nirvanix ストレージサーバーのプロパティを設定する場合は ストレージプールの子アカウントに使用する名前を入力します NetBackup は子アカウントを作成するときにこの名前を使います 子アカウントの名前を決定します 認識可能な命名規則を使用することを推奨します NetBackup はアカウントのパスワードに子アカウント名を使います 子アカウント名は 100 文字以下である必要があります 次は子アカウント名の無効な文字です " /:? * "<>[]~`'!@%^&()+={};' " p.73 の Nirvanix 子アカウントについて を参照してください CHILD_ACCOUNT_SIZE 子アカウントのストレージの容量 サイズは MB GB または TB で入力できます たとえば 50 TB と入力します 0 ( ゼロ ) は Nirvanix が使用できるストレージ量のみに制限されることを意味します USE_SSL USE_SSL_RW BUFFER_SIZE API 制御に Secure Sockets Layer の暗号化を使うかどうか デフォルトは YES で SSL を使用します Nirvanix ストレージに対する読み書き操作に Secure Sockets Layer の暗号化を使うかどうか デフォルトは YES で SSL を使用します 書き込み操作のために使うバッファのサイズ デフォルトは 10 MB です バッファの使用を無効にするためには この値を 0 ( ゼロ ) に設定します BUFFER_NUM 書き込み操作のために使うバッファの数 デフォルトは 1 ( 固定 ) です

88 88 第 11 章 OpenStorage の構成 Nirvanix ストレージサーバーのプロパティの設定 LOG_CURL curl のアクティビティをログに記録するかどうか デフォルトは 0 で アクティビティをログに記録しません CURL_CONNECT_TIMEOUT NetBackup は Nirvanix クラウドへのデータ転送を管理するために curl ライブラリを使います メディアサーバーが Nirvanix ストレージサーバーへの接続を試みる最大秒数 これはセッション時間ではなく接続フェーズのみを制限します デフォルトは 300 秒 (5 分 ) です メディアサーバーは 3 回まで接続を試みます このタイムアウトを無効にするには 値を 0 ( ゼロ ) に設定します NetBackup は Nirvanix クラウドへのデータ転送を管理するために curl ライブラリを使います CURL_TIMEOUT データの操作を完了するまでの最大秒数 操作が指定した時間内に完了しなければ 操作は失敗します デフォルトは 900 秒 (15 分 ) です メディアサーバーは 3 回まで操作を試みます このタイムアウトを無効にするには 値を 0 ( ゼロ ) に設定します NetBackup は Nirvanix クラウドへのデータ転送を管理するために curl ライブラリを使います RESTRICT_IP 複数のホストが同じアップロード / ダウンロードトークンを使ってアップロードおよびダウンロードできるかどうかを次のように指定します RESTRICT_IP を YES に設定すると 1 台のホストのみがアップロード / ダウンロードトー クンを使うことができます デフォルトでは RESTRICT_IP は YES に設定されます この設定によって 他の任意のホストによるセッションへの侵入を防ぎます RESTRICT_IP を NO に設定すると 同じトークンを使って複数のホストアドレスがアップロードおよびダウンロードできます ホストの IP アドレスが変更された場合 この設定によって ホストはセッションを続行できます ホストの IP アドレスは Network Address Translation (NAT) またはプロキシが原因で変更される場合があります したがって このような環境では RESTRICT_IP を NO に設定します PROXY_TYPE PROXY_IP PROXY_PORT ファイアウォールによってポート 80 (HTTP) または 443 (HTTPS) で nirvanix.com ドメインにアクセスできない場合 プロキシサーバーを使うことができます 有効な値は HTTP または SOCKS です プロキシサーバーを使わない場合は このフィールドを空白のままにします プロキシサーバーの IP アドレス プロキシサーバーを使わない場合は このフィールドを空白のままにします プロキシサーバーに接続するために使うポート番号 ( プロキシサーバーを使う場合 ) プロキシサーバーを使わない場合は このフィールドを空白のままにします

89 第 11 章 OpenStorage の構成 Nirvanix データムーバーの設定の構成 89 KMS_SERVER KMS サービスをホストする NetBackup サーバー Nirvanix のストレージサーバーのプロパティを設定する場合は KMS のサーバーホストの名前を入力します デフォルトでは このフィールドは NetBackup のマスターサーバー名を含んでいます KMS_VERSION CRYPT_VERSION CRYPT_LOG_VERBOSE NetBackup キーマネージメントサービスのバージョン 暗号化バージョン 暗号化アクティビティのログレベルを設定するスイッチ この値は ログを記録する場合は YES ログを記録しない場合は NO となります Nirvanix データムーバーの設定の構成 Nirvanix クラウドストレージのストレージサーバーを構成すると NetBackup はストレージサーバーに問い合わせるメディアサーバーに次のファイルを作成します libstspinirvanix.conf libstspinirvanix.pref libstspiencrypt.conf ( ストレージサーバー形式が nirvanix_e の場合のみ ) データムーバーとして構成した任意の追加のメディアサーバーにこれらのファイルをコピーする必要があります Nirvanix データムーバーの設定を構成する方法 各データムーバーメディアサーバーについて 次のディレクトリ ( オペレーティングシステムによって異なる ) に前述のファイルをコピーします UNIX の場合 :/usr/openv/lib/ost-plugins Windows の場合 :install_path/netbackup/bin/ost-plugins OpenStorage ディスクプールの構成 ディスクプールの作成時に 次の項目を指定します ストレージサーバー OpenStorage では ディスク装置がストレージサーバーとなります プールに含めるディスクボリューム ディスクプールのプロパティ p.90 の OpenStorage ディスクプールのプロパティ を参照してください ディスクボリュームとディスクプールの名前は 企業全体にわたって一意にすることをお勧めします

90 90 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ディスクプールの構成 p.85 の OpenStorage ストレージサーバーの構成 を参照してください OpenStorage ディスクプールを構成する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)] を選択します 2 右ペインのウィザードのリストで [ ディスクプールの構成 (Configure Disk Pool)] をクリックして ウィザードの指示に従います OpenStorage ディスクプールのプロパティ OpenStorage ディスクプールのプロパティは次のとおりです 表 11-3 OpenStorage ディスクプールのプロパティ プロパティ 名前 (Name) ストレージサーバー (Storage server) ディスクボリューム (Disk volumes) 合計サイズ (Total size) 合計最大物理容量 (Total raw size) コメント (Comment) 説明 ディスクプールの名前 ストレージサーバーの名前 ディスク装置のストレージの場合 ストレージサーバーはディスク装置のホストです Nirvanix クラウドストレージの場合 ストレージサーバーは nirvanix.com です ディスク装置のストレージの場合 ディスクプールを構成するディスクボリューム ディスクプールで使用できる空き領域の合計 ディスクプールのストレージの raw ( 未フォーマット ) サイズの合計 ストレージのホストはストレージの最大物理容量を表示する場合としない場合があります ディスクプールに関連付けられているコメント

91 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ストレージユニットの構成 91 プロパティ 高水準点 (High Water Mark) 説明 [ 高水準点 (High water mark)] 設定は 次の処理をトリガするしきい値です ディスクプールの個々のボリュームが [ 高水準点 (High water mark)] に達すると NetBackup はボリュームに空きがないと見なします NetBackup は バックアップイメージを書き込むためにディスクプール内の異なるボリュームを選択します ディスクプールのすべてのボリュームが [ 高水準点 (High water mark)] に達すると ディスクプールは空きがないと見なされます NetBackup は ディスクプールに空きがないストレージユニットに割り当てられているバックアップジョブに失敗します また NetBackup は ディスクプールに空きがないストレージユニットに新しいジョブを割り当てません NetBackup は ボリュームが [ 高水準点 (High water mark)] に達するとイメージのクリーンアップを始めます イメージのクリーンアップは もはや有効ではないイメージを期限切れにします 空きがないディスクプールの場合 NetBackup は イメージのクリーンアップによってディスクボリュームの容量が [ 高水準点 (High water mark)] より少なくなると 再びジョブをストレージユニットに割り当てます デフォルトは 98% です 低水準点 (Low Water Mark) [ 低水準点 (Low water mark)] は NetBackup がイメージのクリーンアップを停止するしきい値です [ 低水準点 (Low water mark)] 設定は [ 高水準点 (High water mark)] 設定以上にすることはできません デフォルトは 80% です I/O ストリーム数を制限 (Limit I/O streams) ディスクプールの各ボリュームの読み書きストリーム ( つまり ジョブ ) の数を制限するために選択します ジョブはバックアップイメージを読み書きすることがあります デフォルトでは 制限はありません 制限に達すると NetBackup は書き込み操作に別のボリュームを ( 利用可能であれば ) 選択します ボリュームが利用不能な場合 利用可能になるまで NetBackup はジョブをキューに登録します ストリームが多すぎると ディスクスラッシングのためにパフォーマンスが低下することがあります ディスクスラッシングとは RAM とハードディスクドライブ間でデータが過度にスワップすることです ストリームを少なくするとスループットを改善でき 一定の期間に完了するジョブ数を増やすことができます ボリュームごと (per volume) ボリュームあたりの許可する読み書きストリームの数を選択または入力します 多くの要因が最適なストリーム数に影響します 要因はディスク速度 CPU の速度 メモリ容量などです OpenStorage ストレージユニットの構成 ディスクプールを参照するストレージユニットを 1 つ以上作成します

92 92 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ストレージユニットの構成 ディスクプールの構成ウィザードでは ストレージユニットを作成することができます したがって ディスクプールを作成するときに ストレージユニットも作成できます ディスクプールにストレージユニットが存在するかを判断するには NetBackup 管理コンソールの [NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[ ストレージ (Storage)]>[ ストレージユニット (Storage Units)] ウィンドウを参照します p.94 の OpenStorage ストレージユニットの推奨事項について を参照してください [ 処理 (Actions)] メニューを使用してストレージユニットを作成する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[ ストレージ (Storage)]>[ ストレージユニット (Storage Units)] を選択します 2 [ 処理 (Actions)]>[ 新規 (New)]>[ ストレージユニット (Storage Unit)] を選択します 3 [ 新しいストレージユニット (New Storage Unit)] ダイアログボックスのフィールドに入力します 4 [OK] をクリックします

93 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ストレージユニットの構成 93 OpenStorage ストレージユニットのプロパティ OpenStorage ディスクプールのストレージユニットの構成オプションは次の通りです 表 11-4 OpenStorage ストレージユニットのプロパティ プロパティ ストレージユニット名 (Storage unit name) ストレージユニット形式 (Storage unit type) ディスク形式 (Disk type) ディスクプール (Disk Pool) メディアサーバー (Media server) 説明 新しいストレージユニットの一意の名前を入力します 名前でストレージ形式を示すことができます ストレージユニット名は ポリシーおよびスケジュールでストレージユニットを指定する際に使用される名前です ストレージユニット名は 作成後に変更できません ストレージユニット形式として [ ディスク (Disk)] を選択します ディスク形式には [OpenStorage (VendorName)] を選択します VendorName は ストレージベンダーによって提供される文字列で ベンダーまたはストレージを識別します このストレージユニットのストレージが含まれているディスクプールを選択します 指定された [ ディスク形式 (Disk type)] のすべてのディスクプールが [ ディスクプール (Disk Pool)] リストに表示されます ディスクプールが構成されていない場合 ディスクプールはリストに表示されません このストレージユニットのストレージサーバーにデータを送信できる NetBackup メディアサーバーを指定します (OpenStorage の場合 NetBackup メディアサーバーはデータムーバーとして機能します ) OpenStorage に実装するデータムーバーとして構成されたメディアサーバーのみが メディアサーバーのリストに表示されます メディアサーバーがリストに表示されない場合は ソフトウェアプラグインがインストールされていて ログオンクレデンシャルが作成されていることを検証します 次のようにメディアサーバーを指定します メディアサーバーリストの任意のメディアサーバーがストレージサーバーにデータを送信できるようにするには [ 任意のメディアサーバーを使用 (Use any available media server)] にチェックマークを付けます より多くのメディアサーバーのデータムーバーを将来構成する場合は ストレージユニットを更新する必要がありません プラグインをインストールし クレデンシャルを構成すると NetBackup はストレージユニットに送信されるバックアップで自動的にそのメディアサーバーを使います ストレージサーバーにデータを送信できるメディアサーバーを制限するには [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] にチェックマークを付けます 次に データを送信できるメディアサーバーを選択します リストのどのメディアサーバーもストレージサーバーからデータを受信できます 選択する必要がありません メディアサーバーはリストアジョブとストレージの監視を目的としてデータを受信します ポリシーの実行時に 使用するメディアサーバーが NetBackup によって選択されます

94 94 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ストレージユニットの構成 プロパティ 最大フラグメントサイズ (Maximum fragment size) 説明 NetBackup がバックアップを保存するために作成できる最大フラグメントサイズを指定します ディスクストレージユニットのデフォルトの最大フラグメントサイズは 524,288 MB です デフォルト以外の最大フラグメントサイズを指定する場合 20 MB から 524,288 MB までの値を入力します ディスクへのバックアップは バックアップがファイルシステムの最大使用可能サイズを上回ることがないようにするために 通常はフラグメント化されます バックアップでエラーが発生すると バックアップ全体が破棄されます バックアップは エラーが発生したフラグメントからではなく 先頭から再度実行されます ( チェックポイントと再開の機能が有効になっているバックアップについては例外です その場合 最後のチェックポイント以前のフラグメントは保持されますが 最後のチェックポイントより後のフラグメントは破棄されます ) 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs) NetBackup でディスクストレージユニットへ一度に送信可能な最大ジョブ数を指定します ( デフォルトは 1 つのジョブです ジョブ数は 0 から 256 の範囲で指定できます ) ジョブは ストレージユニットが利用可能になるまでキューに投入されます ストレージユニットに 3 つのバックアップジョブを送信する準備ができている場合 [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] が 2 に設定されていると NetBackup によって最初の 2 つのジョブが開始され 3 つ目のジョブはキューに投入されます ジョブに複数のコピーが含まれる場合 各コピーが [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] の数にカウントされます [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] は バックアップジョブと複製ジョブの通信を制御しますが リストアジョブの通信は制御しません カウントは サーバーごとにではなく ストレージユニットのすべてのサーバーに適用されます ストレージユニットの複数のメディアサーバーを選択し [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] で 1 を選択すると 一度に 1 つのジョブのみが実行されます ここで設定する数は 利用可能なディスク領域 および複数のバックアップ処理を実行するサーバーの性能によって異なります 警告 : [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] 設定に 0 ( ゼロ ) を指定すると ストレージユニットは使用できなくなります OpenStorage ストレージユニットの推奨事項について ストレージユニットのプロパティを使って NetBackup がバックアップデータと複製データを移動する方法を制御できます たとえば ストレージユニットの [ メディアサーバー (Media Server)] の設定の使用によって次の目的を達成できます : 重要なクライアントに適したクライアントとサーバーの比率を構成します p.95 の OpenStorage でのクライアントとサーバーの適切な比率の構成について を参照してください 他の通信から SAN クライアントの通信を分割します p.96 の OpenStorage SAN クライアントの通信の分割について を参照してください

95 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ストレージユニットの構成 95 また ストレージユニットの [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] 設定を使って メディアサーバーに送信されるバックアップまたは複製の通信を制御することもできます p.97 の メディアサーバーへの OpenStorage 通信のスロットル調整について を参照してください OpenStorage でのクライアントとサーバーの適切な比率の構成について クライアントとサーバーの比率を最適にするには 1 つのディスクプールを使って 複数のストレージユニットでバックアップ通信を分割するように構成できます すべてのストレージユニットが同じディスクプールを使うので ストレージをパーティション化する必要はありません たとえば 100 個の重要なクライアント 500 個の通常のクライアント 4 つのメディアサーバーが存在すると想定します 最も重要なクライアントをバックアップするために 2 つのメディアサーバーを使って 通常のクライアントをバックアップするのに 2 つのメディアサーバーを使うことができます 次の例では クライアントとサーバーの比率を最適に構成する方法について記述します OpenStorage のメディアサーバーを構成し ストレージを構成します ディスクプールを構成します 最も重要なクライアントのストレージユニット (STU-GOLD など ) を構成します ディスクプールを選択します [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] を選択します 重要なバックアップに使うメディアサーバーを 2 つ選択します 100 個の重要なクライアント用のバックアップポリシーを構成し STU-GOLD ストレージユニットを選択します ストレージユニットで指定したメディアサーバーは クライアントデータをストレージサーバーに移動します 別のストレージユニット (STU-SILVER など ) を構成します 同じディスクプールを選択します [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] を選択します 他の 2 つのメディアサーバーを選択します 500 個の通常のクライアント用にバックアップポリシーを構成し STU-SILVER ストレージユニットを選択します ストレージユニットで指定したメディアサーバーは クライアントデータをストレージサーバーに移動します バックアップ通信は ストレージユニット設定によって目的のデータムーバーにルーティングされます

96 96 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ストレージユニットの構成 メモ : NetBackup は 書き込み動作 ( バックアップと複製 ) でのメディアサーバーの選択に対してのみストレージユニットを使います リストアの場合 NetBackup はストレージサーバーに対するログオンクレデンシャルを備えているすべてのメディアサーバーから選びます OpenStorage SAN クライアントの通信の分割について NetBackup ファイバートランスポートオプションを使えば バックアップ通信を管理するのに 1 つのディスクプールと複数のストレージユニットを使うことができます 通常の NetBackup クライアントの通信と NetBackup SAN クライアントの通信を分割できます すべてのストレージユニットが同じディスクプールを使うので ストレージをパーティション化する必要はありません 次の例は SAN クライアントの通信を分割する方法について記述します FT メディアサーバーそして OpenStorage のための通常のメディアサーバーを構成し ストレージを構成します ディスクプールを構成します ストレージユニットを定義します (STU-FT など ) ディスクプールを選択します [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] を選択します SAN クライアントに接続する FT メディアサーバーを選択します SAN クライアント用のバックアップポリシーを作成し STU-FT ストレージユニットを選択します 別のストレージユニットを定義します (STU-LAN など ) 同じディスクプールを選択します [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] を選択します 通常のクライアントに LAN 接続しているメディアサーバーを選択します 通常のクライアント用のバックアップポリシーを作成し STU-LAN ストレージユニットを選択します バックアップ通信は ストレージユニット設定によって目的のデータムーバーにルーティングされます この例では SAN クライアントが基本クライアントの一部であることを想定しています また 通常のクライアントに LAN 接続しているメディアサーバーが ストレージに SAN 接続していると想定しています メモ : NetBackup は 書き込み動作 ( バックアップと複製 ) でのメディアサーバーの選択に対してのみストレージユニットを使います リストアの場合 NetBackup はストレージサーバーに対するログオンクレデンシャルを備えているすべてのメディアサーバーから選びます

97 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage の最適化された複製の動作の構成 97 メディアサーバーへの OpenStorage 通信のスロットル調整について ディスクプールのストレージユニットの [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] 設定を使って メディアサーバーへの通信をスロットルで調整することができます また 同じディスクプールで複数のストレージユニットを使う場合 この設定によって より高い負荷には特定のメディアサーバーが効率的に指定されます 並列実行ジョブの数が多いほど 数が少ない場合に比べて ディスクはビジー状態になりやすくなります たとえば 2 つのストレージユニットが同じセットのメディアサーバーを使用しているとします 一方のストレージユニット (STU-GOLD) の [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] に もう一方 (STU-SILVER) よりも大きい値が設定されています [ 最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] に大きい値が設定されているストレージユニットでは より多くのクライアントバックアップを実行できます OpenStorage の最適化された複製の動作の構成 最適化複製の次の動作を構成できます 最適化複製のフェールオーバー 最適化複製の試行回数 ストレージライフサイクルポリシーの再試行待機時間 NetBackup のデフォルトの動作では 最適化された複製をサポートするソースとターゲットストレージシステム間で最適化された複製が使われます 最適化複製ジョブが失敗した場合 NetBackup はジョブを再実行しません 最適化複製が失敗した場合 通常の複製を使うために NetBackup を構成できます デフォルトは 3 回です ジョブの失敗前に NetBackup で最適化重複排除ジョブを再試行する回数を指定できます 最適化重複排除ジョブがストレージライフサイクルポリシーで構成されている場合にジョブが失敗すると NetBackup はそのジョブを 3 回再試行します 3 回試行した後ジョブが正常に完了しなければ NetBackup は 2 時間待ち ジョブを再試行します 待機時間を変更できます 注意 : この設定はすべての最適化複製ジョブに影響します メディアサーバー重複排除プールまたは PureDisk 重複排除プールへの最適化複製に制限されません 次のように 複数の最適化された複製コピーの動作を構成できます 最適化複製のフェールオーバー デフォルトでは 最適化された複製ジョブが失敗した場合 NetBackup はジョブを再実行しません 最適化複製の試行回数

98 98 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage の最適化された複製の動作の構成 ジョブに失敗する前に NetBackup が最適化された複製ジョブを再試行する回数を指定できます ストレージライフサイクルポリシーによる再試行 最適化された複製ジョブがストレージライフサイクルポリシーで構成されている場合 NetBackup はジョブを 3 回再試行します 注意 : これらの設定は OpenStorage の最適化された複製ジョブだけではなく すべての最適化された複製ジョブに影響します 最適化複製のフェールオーバーを構成する方法 マスターサーバーで 次の設定オプションを追加します RESUME_ORIG_DUP_ON_OPT_DUP_FAIL = TRUE p.103 の bpsetconfig の使用による NetBackup 構成オプションの設定 を参照してください また UNIX システムでは NetBackup マスターサーバーの bp.conf ファイルにエントリを追加します 複製の試行回数を構成する方法 マスターサーバーで NetBackup でジョブが失敗する前にジョブを再試行する回数を指定する整数を含む OPT_DUP_BUSY_RETRY_LIMIT という名前のファイルを作成します このファイルは ( オペレーティングシステムに応じて ) 次のディレクトリに存在する必要があります UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/db/config Windows の場合 :install_path NetBackup db config ストレージライフサイクルポリシーの待機時間を設定する方法 NetBackup LIFECYCLE_PARAMETERS ファイルへ IMAGE_EXTENDED_RETRY_PERIOD_IN_HOURS エントリを追加することによって再試行の待機時間を変更します この値のデフォルトは 2 時間です たとえば 次のエントリは NetBackup がジョブを再び試す前に 4 時間待つように NetBackup を構成します IMAGE_EXTENDED_RETRY_PERIOD_IN_HOURS 4 LIFECYCLE_PARAMETERS ファイルは次のディレクトリに存在します UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/db/config Windows の場合 :install_path NetBackup db config

99 第 11 章 OpenStorage の構成同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製の構成について 99 同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製の構成について あるディスク装置から別のディスク装置への最適化された複製を構成できます NetBackup メディアサーバーは 装置間の複製を開始および管理します 複製が完了した後 イメージのコピーを確認するために メディアサーバーは複製先の装置に接続します NetBackup では イメージのコピーとそれらが保存されている場所のレコードが NetBackup カタログに保持されます p.64 の 同じドメイン内での最適化複製について を参照してください 最適化された複製を構成する方法 1 すべての要件が満たされていることを確認します p.64 の 同じドメイン内での最適化複製について を参照してください 2 最適化複製の動作を構成します p.97 の OpenStorage の最適化された複製の動作の構成 を参照してください p.97 の メディアサーバーへの OpenStorage 通信のスロットル調整について を参照してください 3 共通のメディアサーバーを選択します 宛先ディスクプールのストレージユニットで [ 次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)] を選択します 次に ソースストレージサーバーと宛先ストレージサーバーの両方に共通のメディアサーバーを選択します 複数選択すると NetBackup はそれらの間で 最適化されたコピージョブの負荷を分散します 4 次のいずれかの方式を使用して バックアップイメージを複製します ストレージライフサイクルポリシー ストレージライフサイクルポリシーはバックアップジョブと複製ジョブを両方管理します ストレージライフサイクルポリシーを構成するとき 以下を行います バックアップ先に バックアップのターゲットであるストレージユニットを選択します ストレージユニットのディスク装置はプライマリバックアップコピーを含んでいます それらは複製操作のソースイメージです 複製先には 別の装置のディスクプールのストレージユニットを選択します Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください Vault ポリシー Vault のために Vault プロファイルと Vault ポリシーを構成してください

100 100 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ダイレクトテープの構成 Vault の [ プロファイル (Profile)] ダイアログボックスの [ バックアップの選択 (Choose Backups)] タブで ソースディスクプールのバックアップイメージを選択します Vault の [ プロファイル (Profile)] ダイアログボックスの [ 複製 (Duplication)] タブで [ 宛先ストレージユニット (Destination Storage Unit)] フィールドで宛先ストレージユニットを選択します 複製ジョブをスケジュールするために Vault ポリシーを構成します Vault ポリシーは Vault ジョブを実行するために構成される NetBackup ポリシーです OpenStorage の複製ジョブのために作成したプロファイルを選択します Symantec NetBackup Vault 管理者ガイド UNIX Windows および Linux を参照してください bpduplicate コマンド イメージを手動でコピーする NetBackup の bpduplicate コマンドを使います ソースストレージから宛先ストレージへ複製します NetBackup コマンドリファレンスガイド を参照してください 各コピーに個別の保持期間を適用できます たとえば ソースイメージを 3 週間保持して 複製先のコピーをそれより長い期間保持することができます ソースイメージが削除されても コピーは削除されません OpenStorage ダイレクトテープの構成 OpenStorage ダイレクトテープを構成するには 複数のコンピュータで複数の手順を実行する必要があります これらの手順はディスク装置と OpenStorage をインストールし 構成する手順に加えて行います p.67 の OpenStorage ダイレクトテープについて を参照してください 表 11-5 OpenStorage ダイレクトテープの構成の概要 手順 操作 説明 手順 1 NDMP テープサーバーホストとストレージデバイスをインストールし 構成してください Symantec NetBackup for NDMP 管理者ガイド UNIX Windows および Linux を参照してください 手順 2 ストレージサーバーを再構成します Symantec OpenStorage テープへのコピーの仕様をサポートするようにディスク装置をアップグレードしたら NetBackup のストレージサーバーを再構成する必要があります p.85 の OpenStorage ストレージサーバーの構成 を参照してください

101 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage ダイレクトテープの構成 101 手順手順 3 手順 4 手順 5 操作 NetBackup for NDMP ソフトウェアをインストールします NDMP ホストクレデンシャルを構成してください NetBackup ストレージユニットを構成してください 説明 ダイレクトテープに使う各メディアサーバーに NetBackup for NDMP ソフトウェアをインストールします p.70 の OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件について を参照してください p.71 の OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの推奨事項について を参照してください Symantec NetBackup for NDMP 管理者ガイド UNIX Windows および Linux を参照してください それらのメディアサーバーで NDMP を有効にするライセンスキーを入れなければなりません OpenStorage を有効にするライセンスキーは NetBackup for NDMP も有効にします NDMP ホストのためのログオンクレデンシャルを NetBackup に構成してください p.68 の OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について を参照してください Symantec NetBackup for NDMP 管理者ガイド UNIX Windows および Linux を参照してください ストレージユニットは NDMP ストレージユニットとして構成されなければならず NDMP テープストレージを宛先として使わなければなりません ストレージユニットに書き込み側のメディアサーバーを明示的に含める必要はありません [ 任意 (Any Available)] を設定すれば ジョブの実行時に NetBackup は NDMP テープサーバーのためのログオンクレデンシャルを備えているメディアサーバーを選択します Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux または Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください

102 102 第 11 章 OpenStorage の構成 OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成 手順 手順 6 操作 テープへのコピー処理を構成します 説明 最初に すべての要件が満たされていることを確認します p.68 の OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について を参照してください 次に ダイレクトテープに次のいずれかの方式を使用します 自動的にバックアップの作成とバックアップイメージの複製を行うストレージライフサイクルポリシーを作成します バックアップ先の [ ストレージユニット (Storage unit)] には ある装置のディスクプールのストレージユニットを選択します 複製先の [ ストレージユニット (Storage unit)] には NDMP ストレージユニットを選択します Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux または Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください イメージを自動的にコピーする Vault ポリシーを作成します [ プロファイル (Profile)] ダイアログボックスの [ バックアップの選択 (Choose Backups)] タブで ある装置のソースディスクプール内のバックアップイメージを選択します [ 複製 (Duplication)] タブの [ 宛先ストレージユニット (Destination Storage Unit)] には NDMP ストレージユニットを選択します Symantec NetBackup Vault 管理者ガイド UNIX Windows および Linux を参照してください NetBackup 管理コンソールの [ カタログ (Catalog)] ノードの [ 複製 (Duplicate)] オプションを使います 複製先として NDMP ストレージユニットを選択します [ 複製変数の設定 (Setup Duplication Variables)] ダイアログボックスの [ ストレージユニット (Storage unit)] フィールドを使います Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux または Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 Windows を参照してください NDMP ストレージユニットにディスク装置のイメージを複製するために NetBackup の bpduplicate コマンドを使います NetBackup コマンドリファレンスガイド を参照してください OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成 次の手順を使用して 最適化された合成バックアップを構成します NetBackup は 最適化された合成バックアップを生成できない場合 よりデータの移動に特化した合成バックアップを作成します p.66 の OpenStorage の最適化された合成バックアップについて を参照してください

103 第 11 章 OpenStorage の構成既存の環境への OpenStorage 機能の追加 103 最適化された合成バックアップを構成する方法 1 [ 標準 (Standard)] または [MS-Windows] バックアップポリシーを構成します 2 [ スケジュールの属性 (Schedule Attributes)] タブで [ 合成バックアップ (Synthetic Backup)] 属性を選択します 既存の環境への OpenStorage 機能の追加 OpenStorage ベンダーは ディスク装置でより多くの機能を使用できるようにプラグインを更新することがあります たとえば ベンダーは 最適化された合成バックアップをサポートするようにプラグインを更新することがあります ベンダーによって更新済プラグインが提供された場合は 次の手順を実行し NetBackup に新しい機能を統合する必要があります 表 11-6 作業 OpenStorage 機能を追加する方法の概要 手順 更新済プラグインのインストール ストレージサーバーの更新 p.78 の ディスク装置のプラグインのインストールについて を参照してください NetBackup が新しい機能を使うことができるように ストレージサーバーを更新する必要があります p.108 の OpenStorage ストレージサーバーの更新 を参照してください 既存のディスクプールの更新 また 既存のディスクプールで新しい機能が認識されるように それらのディスクプールも更新する必要があります p.119 の OpenStorage ディスクプールの更新 を参照してください ベンダーのプラグインとストレージサーバーの更新後に作成するディスクプールは 新しい機能を継承します bpsetconfig の使用による NetBackup 構成オプションの設定 シマンテック社は NetBackup 管理コンソールの [ ホストプロパティ (Host Properties)] を使って NetBackup を設定することを推奨します ただし 構成オプションによっては管理コンソールを使用して設定できない場合があります bpsetconfig コマンドの使用によってそれらの構成オプションを設定できます また UNIX システムでは bp.conf ファイルで構成オプションを設定できます

104 104 第 11 章 OpenStorage の構成 bpsetconfig の使用による NetBackup 構成オプションの設定 NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 UNIX および Linux を参照してください bpsetconfig コマンドの使用によって構成オプションを設定する方法 1 構成オプションを設定するホストで次のコマンドを実行することによってファイルに現在の構成を書き込みます UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpgetconfig -h hostname > file.txt Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd bpgetconfig -h hostname > file.txt 2 ファイルを編集し 保存します ファイルにあるオプションの値を変更できます オプションと値のペアを追加できます 追加する任意の新しいオプションの許可される値と形式を理解していることを確認してください 3 次のコマンドを実行して構成をアップロードします UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig -h hostname file.txt Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd bpsetconfig -h hostname file.txt

105 12 OpenStorage の管理 この章では以下の項目について説明しています OpenStorage ストレージサーバーの管理 OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理 OpenStorage のデータムーバーの管理 OpenStorage ディスクプールの管理 OpenStorage ストレージの容量と使用状況の監視 OpenStorage ディスクレポートの表示 OpenStorage デバイスへのカタログバックアップについて バックアップコピーからのリストアについて OpenStorage ストレージサーバーの管理 OpenStorage を構成した後 ストレージサーバーを管理する各種作業を実行できます p.106 の OpenStorage ストレージサーバーのプロパティの変更 を参照してください p.106 の OpenStorage ストレージサーバーの削除 を参照してください p.107 の OpenStorage ストレージサーバーの状態の判断 を参照してください p.108 の OpenStorage ストレージサーバーの属性の削除 を参照してください p.107 の OpenStorage ストレージサーバーの属性の設定 を参照してください p.108 の OpenStorage ストレージサーバーの更新 を参照してください p.109 の OpenStorage ストレージサーバーの表示 を参照してください

106 106 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage ストレージサーバーの管理 OpenStorage ストレージサーバーのプロパティの変更 OpenStorage ストレージサーバーのプロパティを変更できます ストレージベンダーが公開するプロパティは変更できます p.61 の OpenStorage ストレージサーバーについて を参照してください 重複排除ストレージサーバーのプロパティを変更する方法 1 NetBackup 管理コンソールで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します 2 ストレージサーバーを選択します 3 [ 編集 (Edit)] メニューで [ 変更 (Change)] を選択します 4 [ ストレージサーバーの変更 (Change Storage Server)] ダイアログボックスで [ プロパティ (Properties)] タブを選択します 5 値を変更するには [ 値 (Value)] 列を選択し 次に値を変更します 6 値の変更が完了したら [OK] をクリックします 7 [OK] をクリックします OpenStorage ストレージサーバーの削除 ストレージサーバーを削除すると NetBackup によってそのストレージサーバーが構成から削除されます ストレージサーバーが管理しているディスクボリュームからディスクプールが構成されている場合 そのストレージサーバーは削除できません 警告 : 期限が切れていない NetBackup イメージがストレージに含まれているストレージサーバーは削除しないでください 削除すると データが消失する場合があります OpenStorage ストレージサーバーを削除する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージ (Storage)] を展開します 2 [ 編集 (Edit)] メニューで [ 削除 (Delete)] を選択します 3 確認のダイアログボックスで [ はい (Yes)] をクリックします

107 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage ストレージサーバーの管理 107 OpenStorage ストレージサーバーの状態の判断 OpenStorage ストレージサーバーの状態を判断するには NetBackup の nbdevquery コマンドを使います OpenStorage ストレージサーバーの状態を判断する方法 次のコマンドを実行します nbdevquery -liststs -stype server_type -storage_server server_name -U nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd server_type には ストレージベンダーからサーバー形式を識別する文字列が提供されます State フィールドに UP または DOWN が表示されます OpenStorage ストレージサーバーの属性の設定 ストレージサーバー上で属性の設定または消去が必要になる場合があります 通常は 機能を追加するか削除するために属性を設定します ストレージサーバーで属性を設定する場合は 既存のディスクプールでも同じ属性を設定する必要があります ストレージサーバーで属性を設定した後に作成したディスクプールは新しい機能を継承します OpenStorage ストレージサーバーの属性を設定する方法 NetBackup マスターサーバーまたはストレージサーバーで 次のコマンドを実行します nbdevconfig -changests -storage_server hostname -stype server_type -setattribute attribute hostname には ディスク装置のホストの名前を使用します server_type には OpenStorage ベンダーからストレージ形式を識別する文字列が提供されます attribute には 設定する属性の名前を使用します nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd

108 108 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage ストレージサーバーの管理 OpenStorage ストレージサーバーの属性の削除 ストレージサーバーから属性を削除することが必要になる場合があります 通常は 機能を変更するか削除するために属性を削除します ストレージサーバーで属性を削除する場合は 既存のディスクプールでも同じ属性を削除する必要があります ストレージサーバーを更新した後に作成したディスクプールはストレージサーバーの機能を継承します OpenStorage ストレージサーバーの属性を削除する方法 NetBackup マスターサーバーまたはストレージサーバーで 次のコマンドを実行します nbdevconfig -changests -storage_server hostname -stype server_type -clearattribute attribute hostname には ディスク装置のホストの名前を使用します server_type には OpenStorage ベンダーからストレージ形式を識別する文字列が提供されます attribute には 削除する属性の名前を使用します nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd OpenStorage ストレージサーバーの更新 ストレージサーバーを更新することが必要になる場合があります たとえば ベンダーが更新済みのプラグインを提供する場合は ストレージサーバーを更新して NetBackup で装置の機能を読み込めるようにする必要があります ベンダーは機能を追加するか または変更するために 更新済みのプラグインを提供することがあります ストレージサーバーを更新する場合は 既存のディスクプールも更新して新しい機能を使えるようにする必要があります ストレージサーバーを更新した後に作成したディスクプールは新しい機能を継承します p.119 の OpenStorage ディスクプールの更新 を参照してください NetBackup で OpenStorage ストレージサーバーを更新する方法 マスターサーバーまたはメディアサーバーの 1 つで 次のコマンドを実行します nbdevconfig -updatests -storage_server storage_server -stype server_type -media_server media_server nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです UNIX の場合 :/usr/openv/netbackup/bin/admincmd Windows の場合 :install_path NetBackup bin admincmd

109 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理 109 引数を必要とするオプションの次の説明を参照してください -storage_server storage_server -stype server_type -media_server media_server ディスク装置の名前 ストレージベンダーからサーバー形式を識別する文字列が提供されます ストレージサーバーに接続する NetBackup メディアサーバー メディアサーバーは ストレージサーバーにその機能について問い合わせます ベンダーのプラグインはメディアサーバーにインストールする必要があります プラグインが複数のメディアサーバーに存在する場合 任意の 1 台のメディアサーバーを指定できます OpenStorage ストレージサーバーの表示 すでに構成したストレージサーバーのリストを表示するには NetBackup 管理コンソールを使います OpenStorage ストレージサーバーを表示する方法 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します 右側の [ すべてのストレージサーバー (All Storage Servers)] ペインには 構成されたすべてのストレージサーバーが表示されます OpenStorage ストレージサーバーでは [ ディスク形式 (Disk Type)] 列に ストレージ形式を識別するベンダーの文字列が表示されます OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理 NetBackup で既存のクレデンシャルを管理する各種のタスクを実行できます p.110 の OpenStorage サーバークレデンシャルの追加 を参照してください p.110 の OpenStorage サーバーのクレデンシャルの変更 を参照してください p.111 の データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルの削除 を参照してください p.111 の OpenStorage サーバーのクレデンシャルがあるかどうかの確認 を参照してください

110 110 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理 OpenStorage サーバークレデンシャルの追加 OpenStorage 構成にデータムーバーとしてメディアサーバーを追加できます その場合は そのメディアサーバーにストレージサーバーのクレデンシャルを追加する必要があります p.112 の OpenStorage のデータムーバーの追加 を参照してください p.61 の OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて を参照してください OpenStorage サーバーのクレデンシャルを追加する方法 1 NetBackup 管理コンソールで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します 2 ストレージサーバーを選択してから [ 編集 (Edit)]>[ 変更 (Change)] を選択します 3 [ メディアサーバー (Media Servers)] タブを選択します 4 追加するメディアサーバーを選択します また すでにデータムーバーとして構成されているメディアサーバーも選択します 5 クレデンシャルを入力します 6 [ 設定 (Set)] をクリックして [OK] をクリックします OpenStorage サーバーのクレデンシャルの変更 データムーバーとして機能するメディアサーバーが使用するクレデンシャルを変更できます クレデンシャルはストレージサーバー用です p.61 の OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて を参照してください OpenStorage サーバーのクレデンシャルを変更する方法 1 NetBackup 管理コンソールで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します 2 ストレージサーバーを選択してから [ 編集 (Edit)]>[ 変更 (Change)] を選択します 3 [ メディアサーバー (Media Servers)] タブを選択します 4 データムーバーとして機能するメディアサーバーを選択します 5 クレデンシャルを変更します 6 [ 設定 (Set)] をクリックして [OK] をクリックします

111 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage のデータムーバーの管理 111 データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルの削除 データムーバーとしてメディアサーバーを削除する場合は メディアサーバーのストレージサーバークレデンシャルを削除する必要があります ホストに障害が発生して利用不能になった場合は メニューモードで tpconfig デバイス構成ユーティリティを使用して クレデンシャルを削除することができます ただし UNIX または Linux の NetBackup サーバーで tpconfig ユーティリティを実行する必要があります 手順については Symantec NetBackup 管理者ガイド UNIX および Linux Vol. 2 を参照してください データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルを削除する方法 1 NetBackup 管理コンソールで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します 2 ストレージサーバーを選択してから [ 編集 (Edit)]>[ 変更 (Change)] を選択します 3 [ メディアサーバー (Media Servers)] タブを選択します 4 クレデンシャルを削除するメディアサーバーを選択します 5 [ 削除 (Remove)] をクリックし 次に [OK] をクリックします OpenStorage サーバーのクレデンシャルがあるかどうかの確認 どのメディアサーバーにストレージサーバー用に構成されているクレデンシャルがあるかを確認できます ストレージサーバーのクレデンシャルがすでに構成されているかどうかを確認する方法 1 NetBackup 管理コンソールで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ クレデンシャル (Credentials)]>[ ストレージサーバー (Storage Server)] を展開します 2 ストレージサーバーを選択してから [ 編集 (Edit)]>[ 変更 (Change)] を選択します 3 [ メディアサーバー (Media Servers)] タブを選択します クレデンシャルが構成されるメディアサーバーは [ メディアサーバーの状態 (Media Servers Status)] 列で識別されます OpenStorage のデータムーバーの管理 OpenStorage では NetBackup メディアサーバーはデータムーバーとして機能します データムーバーは プライマリストレージ (NetBackup クライアント ) とストレージサーバーの間でデータを移動するエンティティです

112 112 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage のデータムーバーの管理 NetBackup の既存の OpenStorage 環境では 次の操作を実行できます メディアサーバーをデータムーバーとして追加する p.112 の OpenStorage のデータムーバーの追加 を参照してください OpenStorage のデータムーバーを追加するには この項で後述する手順を参照してください メディアサーバーのデータムーバー機能を解除する p.113 の OpenStorage のデータムーバー機能の解除 を参照してください p.62 の OpenStorage のデータムーバーについて を参照してください OpenStorage のデータムーバーの追加 OpenStorage のデータムーバーを追加するには次の処理を行います 表 12-1 OpenStorage のデータムーバーを追加する処理 手順 手順 1 作業 NetBackup メディアサーバーのソフトウェアをインストールして構成します 説明 Symantec NetBackup インストールガイド UNIX および Linux または Symantec NetBackup インストールガイド Windows を参照してください 手順 2 ディスク装置のストレージの場合 メディアサーバーに OpenStorage ベンダーソフトウェアのプラグインをインストールします p.78 の ディスク装置のプラグインのインストールについて を参照してください 手順 3 手順 4 ディスク装置のストレージの場合 OpenStorage 装置に NetBackup メディアサーバーを接続します メディアサーバーにストレージサーバーのログオンクレデンシャルを追加します NetBackup マニュアルの対象外です p.110 の OpenStorage サーバークレデンシャルの追加 を参照してください 手順 5 ストレージサーバーのディスクプールを指す各ストレージユニットに 新しいメディアサーバーが表示されていることを確認します ストレージユニットのダイアログボックスにメディアサーバーのリストが表示されます NetBackup 管理コンソールの左ペインで [NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[ ストレージ (Storage)]>[ ストレージユニット (Storage Units)] を選択します 利用可能なメディアサーバーを使用するように構成された各ストレージユニットでは 新しいデータムーバーが ストレージサーバーに自動的にアクセスできるようになります

113 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage ディスクプールの管理 113 手順 作業 説明 手順 6 [ 選択したメディアサーバーのみ使用する (Use one of the following media servers)] が指定されている各ストレージユニットで 適切なデータムーバーを使用するようにストレージユニットを更新します NetBackup 管理コンソールの左ペインで [NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[ ストレージ (Storage)]>[ ストレージユニット (Storage Units)] を選択します 利用可能な任意のメディアサーバーを使用するようにストレージユニットが設定されている場合 この手順は必要ありません OpenStorage のデータムーバー機能の解除 OpenStorage のデータムーバー機能を解除するには次の処理を行います 表 12-2 内容 OpenStorage のデータムーバー機能を解除する処理 手順の詳細 そのデータムーバー ( つまりメディアサーバー ) を指定するすべての NetBackup ストレージユニットに対して メディアサーバーを指定するチェックボックスを外します Symantec NetBackup インストールガイド UNIX および Linux または Symantec NetBackup インストールガイド Windows を参照してください 利用可能な任意のメディアサーバーを使用するようにストレージユニットが設定されている場合 この手順は必要ありません 機能を解除するメディアサーバーで ストレージサーバーのクレデンシャルを削除します p.111 の データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルの削除 を参照してください OpenStorage ディスクプールの管理 OpenStorage を構成した後 OpenStorage ディスクプールを管理する各種作業を実行できます p.114 の OpenStorage ディスクプールへのボリュームの追加 を参照してください p.114 の OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更 を参照してください p.115 の OpenStorage ディスクプールの状態の変更 を参照してください p.116 の OpenStorage ディスクボリュームの状態の変更 を参照してください p.117 の OpenStorage ディスクプールの削除 を参照してください p.117 の OpenStorage ディスクプールの状態の判断 を参照してください p.117 の OpenStorage ディスクボリュームの状態の判断 を参照してください

114 114 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage ディスクプールの管理 p.118 の OpenStorage ディスクプールの結合 を参照してください p.119 の OpenStorage ディスクプールからのボリュームの削除 を参照してください p.119 の OpenStorage ディスクプールの更新 を参照してください p.120 の OpenStorage ディスクプールの表示 を参照してください OpenStorage ディスクプールへのボリュームの追加 ストレージ装置にディスクボリュームを追加しても NetBackup ではそれらのボリュームが OpenStorage ディスクプールに自動的に追加されることはありません 既存のディスクプールで追加のディスクボリュームを使用するには ディスクプールにそれらのボリュームを追加する必要があります ( デフォルトで 基礎となるディスクボリュームの容量が増加した場合は NetBackup のディスクプールの容量が自動的に増加します 同様に 基礎となるディスクボリュームの容量が減少した場合は NetBackup のディスクプールの容量が減少します ) ディスクプールを使用する NetBackup ストレージユニットでは 追加したストレージ容量が自動的に使用されます ストレージユニットを変更する必要はありません 表 12-3 作業 OpenStorage ディスクプールのボリュームを追加する処理 手順 ストレージサーバーで 新しいディスクボリュームからディスクプールを構成します p.89 の OpenStorage ディスクプールの構成 を参照してください ディスクプールを結合します ディスクプールを結合するとき プライマリディスクプールとして元のディスクプールを指定します NetBackup によって 結合後にセカンダリディスクプールが削除されます p.118 の OpenStorage ディスクプールの結合 を参照してください OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更 ディスクプールのプロパティを変更できます ディスクプールにボリュームを追加する場合は 別の手順を使う必要があります p.114 の OpenStorage ディスクプールへのボリュームの追加 を参照してください OpenStorage ディスクプールのプロパティを変更する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイス (Devices )]>[ ディスクプール (Disk Pools)] を展開します 2 右ペインで 変更するディスクプールを選択します

115 第 12 章 OpenStorage の管理 OpenStorage ディスクプールの管理 [ 編集 (Edit)]>[ 変更 (Change)] をクリックします 4 [ ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)] ダイアログボックスで プロパティを変更します p.90 の OpenStorage ディスクプールのプロパティ を参照してください 5 [OK] をクリックします OpenStorage ディスクプールの状態の変更 ディスクプールの状態は 起動または停止です 停止状態への変更は ディスクプールがビジー状態でないときに行う必要があります バックアップジョブがディスクプールに割り当てられている場合 状態の変更は失敗します バックアップジョブを取り消すか ジョブが完了するまで待機します OpenStorage ディスクプールの状態を変更する方法 1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで [ メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]>[ デバイスモニター (Device Monitor)] を選択します 2 右ペインの下部で [ ディスクプール (Disk Pools)] タブを選択します

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme この README について Veritas System Recovery 16 のソフトウェア配信ポリシーのシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management Solution のシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management

More information

(Veritas\231 System Recovery 16 Monitor Readme)

(Veritas\231 System Recovery 16 Monitor Readme) Veritas System Recovery 16 Monitor Readme この README について Veritas System Recovery 16 Monitor でサポートされなくなった機能 Veritas System Recovery 16 Monitor について システムの必要条件 ホストコンピュータの前提条件 クライアントコンピュータの前提条件 Veritas System

More information

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme この README について Veritas System Recovery 16 のソフトウェア配信ポリシーのシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management Solution のシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management

More information

Symantec NetBackup™ 重複排除ガイド

Symantec NetBackup™ 重複排除ガイド Symantec NetBackup 重複排除ガイド リリース 7.0 Symantec NetBackup 重複排除ガイド このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます Documentation version 7.0 法定通知 Copyright 2009 Symantec Corporation.All rights

More information

Symantec Backup Exec TM 2010 の管理スタディガイド Symantec Backup Exec 2010 テクニカルアセスメント資格試験の目的と 参考となる Symantec Backup Exec 2010 コースの内容を下記の表で確認できます Symantec Back

Symantec Backup Exec TM 2010 の管理スタディガイド Symantec Backup Exec 2010 テクニカルアセスメント資格試験の目的と 参考となる Symantec Backup Exec 2010 コースの内容を下記の表で確認できます Symantec Back Symantec Backup Exec TM 2010 の管理スタディガイド Symantec Backup Exec 2010 テクニカルアセスメント資格と 参考となる Symantec Backup Exec 2010 コースの内容を下記の表で確認できます Symantec Backup Exec 2010 Administration(Install and Configure と Manage

More information

Symantec NetBackup™ 重複排除ガイド

Symantec NetBackup™ 重複排除ガイド Symantec NetBackup 重複排除ガイド リリース 7.0.1 Symantec NetBackup 重複排除ガイド このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます マニュアルバージョン : 7.0.1 法的通知と登録商標 Copyright 2010 Symantec Corporation. All rights

More information

VNX ファイル ストレージの管理

VNX ファイル ストレージの管理 VNX ファイル ストレージの管理 この章は 次の内容で構成されています VNX ファイル ストレージの管理, 1 ページ 手順の概要, 2 ページ CIFS の使用, 3 ページ NFS エクスポートの使用, 8 ページ VNX ファイル ストレージの管理 VNX ファイル および VNX Unified アカウントでは Common Internet File System CIFS また は

More information

VNX ファイル ストレージの管理

VNX ファイル ストレージの管理 VNX ファイル ストレージの管理 この章は 次の項で構成されています VNX ファイル ストレージ管理について, 1 ページ 手順の概要, 2 ページ CIFS の使用, 3 ページ NFS エクスポートの使用, 8 ページ VNX ファイル ストレージ管理について VNX ファイル および VNX Unified アカウントでは Common Internet File System CIFS

More information

Acronis® Backup & Recovery ™ 10 Advanced Editions

Acronis® Backup & Recovery ™ 10 Advanced Editions Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Editions クイックスタートガイド このドキュメントでは Acronis Backup & Recovery 10 の以下のエディションをインストールして使用を開始する方法について説明します Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Server Acronis Backup & Recovery

More information

Symantec™ ApplicationHA スタートガイド : Windows

Symantec™ ApplicationHA スタートガイド : Windows Symantec ApplicationHA スタートガイド Windows 5.1 Service Pack 1 Symantec ApplicationHA スタートガイド このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます 製品バージョンョン品バージョン : 5.1 SP1 マニュアルバージョン : 5.1SP1.0 法的通知と登録商標

More information

Symantec NetBackup™ バックアップ、アーカイブおよびリストア スタートガイド UNIX、Windows および Linux

Symantec NetBackup™ バックアップ、アーカイブおよびリストア スタートガイド UNIX、Windows および Linux Symantec NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド UNIX Windows および Linux リリース 7.0 このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます Documentation version: 7.0 法定通知と商標登録 Copyright 2009 Symantec

More information

まえがき 2011 年 11 月 1 日 ver1.0 [ 初版 ] 本手順書では vcenter サーバが管理する仮想コンピュータを Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for ESX(i)( バーチャルアプライアンス ) を用いてバックアップする手順をご紹介し

まえがき 2011 年 11 月 1 日 ver1.0 [ 初版 ] 本手順書では vcenter サーバが管理する仮想コンピュータを Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for ESX(i)( バーチャルアプライアンス ) を用いてバックアップする手順をご紹介し VMware vcenter 統合とエージェント for ESX(i) の配置 目次 1. VMWare vcenter 統合... 3 1.1. VMWare vcenter 統合の有効化... 3 1.2. エージェント for ESX(i) の配置... 6 1.3. vsphere Client からのエージェント for ESX(i) 配置... 9 2. ESX サーバ単体の管理...

More information

ActiveImage Protector 2016 R2 for Express5800 / ftサーバ

ActiveImage Protector 2016 R2 for Express5800 / ftサーバ ActiveImage Protector 2016 R2 for Express5800/ft サーバ クイックスタートガイド 第 1 版 - 2016 年 9 月 20 日 Copyright 2016 NetJapan, Inc. 無断複写 転載を禁止します 本ソフトウェアと付属ドキュメントは株式会社ネットジャパンに所有権および著作権があります ActiveImage Protector ActiveImage

More information

VERITAS Backup Exec for Windows Servers Management Pack for Microsoft Operations Manager ガイド

VERITAS Backup Exec for Windows Servers Management Pack for Microsoft Operations Manager ガイド WHITE PAPER VERITAS TM Servers Microsoft Operations Manager 管理パックガイド VERITAS Servers Microsoft Operations Manager 管理パックガイド 目次 はじめに...3 Windows Servers - MOM 管理パックの展開...4 セットアップと環境構成...4 テクニカルリファレンス...4

More information

音声認識サーバのインストールと設定

音声認識サーバのインストールと設定 APPENDIX C 次のタスクリストを使用して 音声認識ソフトウェアを別の音声認識サーバにインストールし 設定します このタスクは Cisco Unity インストレーションガイド に記載されている詳細な手順を参照します ドキュメントに従って 正しくインストールを完了してください この付録の内容は Cisco Unity ライセンスに音声認識が含まれていること および新しい Cisco Unity

More information

Ontrack PowerControls バックアップ・復旧ガイド

Ontrack PowerControls バックアップ・復旧ガイド 1 版 2015 年 10 月 05 日 改定履歴 版改定日改定ページ改定内容 1 版 1 版 1 目次 改定履歴... 1 はじめに... 3 1. 概略... 4 1.1 操作概要... 5 2. Exchange サーバーのバックアップ... 6 3. バックアップイメージのマウント... 8 4. OPC による操作... 10 4.1 ソース ターゲットの設定... 10 4.2 事前準備...

More information

JP1/VERITAS かんたんバックアップ

JP1/VERITAS かんたんバックアップ JP1 JP1/VERITAS かんたんバックアップ Backup Exec 再設定編 Contents 1 JP1/VERITAS Backup Exec 2010 の設定確認 6 2 JP1/VERITAS Backup Exec 2012 で設定してみよう 11 この資料では,JP1/VERITAS Backup Exec の旧バージョンからの再設定方法について説明します 対象製品 JP1/VERITAS

More information

Backup Exec 15: クイックインストールガイド

Backup Exec 15: クイックインストールガイド Backup Exec 15 クイックインストールガイド 21344987 マニュアルバージョン : 15 PN: 21323749 法的通知と登録商標 Copyright 2015 Symantec Corporation. All rights reserved. Symantec Symantec ロゴ チェックマークロゴは Symantec Corporation または同社の米国およびその他の国における関連会社の商標または登録商標です

More information

Stepguide15_shisa_guard.indd

Stepguide15_shisa_guard.indd シーサーガード +BACKUP ファーストステップガイド クラウド型オンラインバックアップ 管理者向け プランバックアップ対象容量初期費 ( 税別 ) 月額費 ( 税別 ) お試し版 ( 本パッケージ ) 10GB ーー 30 日 保存プラン 365 日 保存プラン SOX 法対策 2,555 日 (7 年 ) 保存プラン 本マニュアルは シーサーガード +BACKUP をご利用いただくにあたり 初期設定及び操作方法についてのご説明を行っております

More information

GettingStarted.fm

GettingStarted.fm 始めましょう クイックスタート 1 このガイドでは次の項目について説明します 他の詳しい情報源 Ghost の概念と機能 ユーザーの一般的な事例 他の詳しい情報源 Ghostには補足の印刷マニュアルとオンラインマニュアルが用意されています CD 上では PDF 形式の次の文書が利用できます Ghost 実装ガイド ブートパーティションのインストール メモほとんどの場合 ブートパーティションをインストールする必要はありません

More information

Microsoft Word - ESX_Setup_R15.docx

Microsoft Word - ESX_Setup_R15.docx 解決!! 画面でわかる簡単ガイド : 仮想環境データ保護 (VMWARE ESX) ~ 仮想マシン 丸ごと バックアップ環境の設定手順 ~ 解決!! 画面でわかる簡単ガイド CA ARCserve Backup r15 仮想環境データ保護 (VMware ESX) ~ 仮想マシン 丸ごと データ保護環境の設定手順 ~ 2011 年 4 月 CA Technologies 1 目次 はじめに... 3

More information

QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1

QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1 QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 2012. QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1 注意 : 提示する情報は 通知なく変更することがあります 商標 QNAP および QNAP ロゴは QNAP Systems, Inc. の商標です 引用されるすべてのブランド名および製品名は各所有者の商標です

More information

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい 京セラ製スマートフォン用 USB ドライバインストールマニュアル 本書内で使用されている表示画面は説明用に作成されたものです OS のバージョンやお使いのパソコンの環境 セキュリティ設定によっては表示画面の有無 詳細内容 名称が異なる場合があります 本書は お客様が Windows の基本操作に習熟していることを前提にしています パソコンの操作については お使いのパソコンの取扱説明書をご覧ください

More information

Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供

Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供 Microsoft iscsi Software Target を使用したクラスタへの共有ディスク リソースの提供 はじめに... 2 クラスタ ホスト エントリの作成... 3 イニシエータの設定... 7 クラスタ ノード 1 のイニシエータ... 7 クラスタ ノード 2 のイニシエータ... 7 iscsi 仮想ディスクのエクスポート... 8 iscsi デバイスの初期化... 11 Microsoft

More information

Veritas NetBackup™ Vault™ 操作ガイド: UNIX、Windows および Linux

Veritas NetBackup™ Vault™ 操作ガイド: UNIX、Windows および Linux Veritas NetBackup Vault 操作ガイド UNIX Windows および Linux リリース 8.1 Veritas NetBackup Vault 操作ガイド マニュアルバージョン : 8.1 法的通知と登録商標 Copyright 2016 Veritas Technologies LLC. All rights reserved. Veritas Veritas ロゴは

More information

新OS使用時の留意事項

新OS使用時の留意事項 2014 年 3 月富士通株式会社 新 OS 使用時の留意事項 Fujitsu Software Interstage Print Manager( 以降 Interstage Print Manager) の動作オペレーティングシステムに以下をサポートします Windows 8 Windows 8.1 2012 2012 R2 この動作環境においても従来と同等の機能をご利用になれますが ご利用に関しての留意事項について説明します

More information

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしていただく必要があります USB ドライバをインストールする 3 パソコンに接続する 4 接続状態を確認する

More information

Symantec NetBackup™ スタートガイド UNIX、Windows および Linux

Symantec NetBackup™ スタートガイド UNIX、Windows および Linux Symantec NetBackup スタートガイド UNIX Windows および Linux リリース 7.0 目次 Symantec NetBackup スタートガイド... 5 NetBackup について... 5 NetBackup システムの動作... 6 NetBackup システムを環境に合わせて動作させる方法... 6 NetBackup 7.0 の入手について... 7 NetBackup

More information

Symantec AntiVirus の設定

Symantec AntiVirus の設定 CHAPTER 29 Symantec AntiVirus エージェントを MARS でレポートデバイスとしてイネーブルにするためには Symantec System Center コンソールをレポートデバイスとして指定する必要があります Symantec System Center コンソールはモニタ対象の AV エージェントからアラートを受信し このアラートを SNMP 通知として MARS に転送します

More information

Office 365監査ログ連携機能アクティブ化手順書

Office 365監査ログ連携機能アクティブ化手順書 Discoveries InSite IntelliReport Office 365 監査ログ連携機能アクティブ化手順書 第四版 2018 年 6 月 26 日 Copyright 2018 Discoveries Inc. All Rights Reserved 目次 1 はじめに... 1 本書の目的... 1 作業対象者... 1 2 作業手順... 2 Office 365 監査機能のアクティブ化...

More information

NortonAntiVirus for MicrosoftExchange

NortonAntiVirus for MicrosoftExchange NortonAntiVirus for MicrosoftExchange インストール手順書 このドキュメントは NortonAntiVirus 2.5 for MicrosoftExchange のインストール手順を示します 2001 年 7 月 1 1.. Norton AntiVirus for Microsoft Exchange のアンインストール まず 以前のバージョンの NortonAntiVirus

More information

Veritas NetBackup Vault 6.5 操作ガイド UNIX、Windows および Linux

Veritas NetBackup Vault 6.5 操作ガイド UNIX、Windows および Linux Veritas NetBackup Vault 操作ガイド UNIX Windows および Linux リリース 6.5 Veritas NetBackup Vault 操作ガイド Copyright 2001-2007 Symantec Corporation. All rights reserved. NetBackup 6.5 Symantec Symantec ロゴ NetBackup は

More information

Symantec NetBackup™ Replication Director ソリューションガイド: UNIX、Windows および Linux

Symantec NetBackup™ Replication Director ソリューションガイド: UNIX、Windows および Linux Symantec NetBackup Replication Director ソリューションガイド UNIX Windows および Linux リリース 7.7 Symantec NetBackup Replication Director ソリューションガイド マニュアルバージョン : 7.7 法的通知と登録商標 Copyright 2015 Symantec Corporation. All

More information

データ移行ツール ユーザーガイド Data Migration Tool User Guide SK kynix Inc Rev 1.01

データ移行ツール ユーザーガイド Data Migration Tool User Guide SK kynix Inc Rev 1.01 データ移行ツール ユーザーガイド Data Migration Tool User Guide SK kynix Inc. 2014 Rev 1.01 1 免責事項 SK hynix INC は 同社の製品 情報および仕様を予告なしに変更できる権利を有しています 本資料で提示する製品および仕様は参考情報として提供しています 本資料の情報は 現状のまま 提供されるものであり 如何なる保証も行いません

More information

Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド

Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド Copyright 2007 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります

More information

Symantec Enterprise Vault 10.0 for Exchange の管理練習問題 例題 1. 最適化された単一インスタンスストレージ (OSIS) の主要な機能は次のどれですか (2 つ選択 ) a. Exchange SharePoint FSA アーカイブの間での共有 b.

Symantec Enterprise Vault 10.0 for Exchange の管理練習問題 例題 1. 最適化された単一インスタンスストレージ (OSIS) の主要な機能は次のどれですか (2 つ選択 ) a. Exchange SharePoint FSA アーカイブの間での共有 b. Symantec Enterprise Vault 10.0 for Exchange の管理練習問題 例題 1. 最適化された単一インスタンスストレージ (OSIS) の主要な機能は次のどれですか (2 つ選択 ) a. Exchange SharePoint FSA アーカイブの間での共有 b. WORM ストレージを使った SIS c. ブロックレベルの重複排除 d. Enterprise Vault

More information

Microsoft Word - ESX_Restore_R15.docx

Microsoft Word - ESX_Restore_R15.docx 解決!! 画面でわかる簡単ガイド : 仮想環境データ保護 (VMWARE ESX)~ 仮想マシン 丸ごと 復旧手順 ~ 解決!! 画面でわかる簡単ガイド CA ARCserve Backup r15 仮想環境データ保護 (VMware ESX) ~ 仮想マシン 丸ごと 復旧手順 ~ 2011 年 4 月 CA Technologies 1 目次 はじめに... 3 仮想マシンの復旧... 5 まとめ...

More information

Polycom RealConnect for Microsoft Office 365

Polycom RealConnect for Microsoft Office 365 ユーザガイド Polycom RealConnect for Microsoft Office 365 1.0 4 月 2017 年 3725-06676-005 A Copyright 2017, Polycom, Inc. All rights reserved. 本書のいかなる部分も Polycom, Inc. の明示的な許可なしに いかなる目的でも 電子的または機械的などいかなる手段でも 複製

More information

使用する前に

使用する前に この章では Cisco Secure ACS リリース 5.5 以降から Cisco ISE リリース 2.4 システムへのデー タ移行に使用される Cisco Secure ACS to Cisco ISE Migration Tool について説明します 移行の概要 1 ページ Cisco Secure ACS から データ移行 1 ページ Cisco Secure ACS to Cisco ISE

More information

Microsoft Word - asbu_r15_wp_hyper-v_backup.docx

Microsoft Word - asbu_r15_wp_hyper-v_backup.docx 解決!! 画面でわかる簡単ガイド : 仮想環境データ保護 (HYPER-V)~ 仮想マシン 丸ごと バックアップ手順 ~ 解決!! 画面でわかる簡単ガイド CA ARCserve Backup r15 仮想環境データ保護 (Hyper-V) ~ 仮想マシン 丸ごと バックアップ手順 ~ 2011 年 4 月 CA Technologies 1 目次 はじめに... 3 バックアップ前の準備... 4

More information

改版履歴 Ver. 日付履歴初版 2014/7/10 - 目次 1. はじめに クラスター構築の流れ Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 OS のセットアップ時の注意... -

改版履歴 Ver. 日付履歴初版 2014/7/10 - 目次 1. はじめに クラスター構築の流れ Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 OS のセットアップ時の注意... - NX7700x シリーズ Windows Server 2012 R2 Windows Server Failover Cluster インストール手順書 Microsoft Windows Windows Server は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です その他 記載されている会社名 製品名は 各社の登録商標または商標です 免責条項

More information

Symantec NetBackup™ Vault™ 管理者ガイド: UNIX、Windows および Linux

Symantec NetBackup™ Vault™ 管理者ガイド: UNIX、Windows および Linux Symantec NetBackup Vault 管理者ガイド UNIX Windows および Linux リリース 7.0 Symantec NetBackup Vault 管理者ガイド このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます Documentation version: 法定通知と商標登録 Copyright

More information

Veritas NetBackup 6.5 バックアップ、アーカイブおよびリストア スタートガイド UNIX、Windows および Linux

Veritas NetBackup 6.5 バックアップ、アーカイブおよびリストア スタートガイド UNIX、Windows および Linux Veritas NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド UNIX Windows および Linux リリース 6.5 Veritas NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド Copyright 1993 2007 Symantec Corporation. All rights reserved. NetBackup 6.5 Symantec

More information

新製品 Arcserve Backup r17.5 のご紹介 (SP1 対応版 ) Arcserve Japan Rev. 1.4

新製品 Arcserve Backup r17.5 のご紹介 (SP1 対応版 ) Arcserve Japan Rev. 1.4 新製品 Arcserve Backup r17.5 のご紹介 ( 対応版 ) Arcserve Japan Rev. 1.4 クラウドストレージへの直接バックアップ バックアップ クラウドストレージ * クラウドサーバ 一時領域 バックアップ 一時領域 一時領域 HDD 不要 災害対策コストの削減 オンプレミスサーバ * 利用可能なクラウドストレージは動作要件をご確認ください https://support.arcserve.com/s/article/218380243?language=ja

More information

        ALTIRIS Client Management Suite Upgrade Guide                                 Rev 年6月30日  

        ALTIRIS Client Management Suite  Upgrade Guide                                 Rev 年6月30日   ALTIRIS Client Management Suite 7 Server Management Suite 7 Quick Startup Guide Rev. 1.1 2009 年 7 月 7 日 目次 1. はじめに----------------------------------------------------------------------------------------------3

More information

ご注意 1) 本書の内容 およびプログラムの一部 または全部を当社に無断で転載 複製することは禁止されております 2) 本書 およびプログラムに関して将来予告なしに変更することがあります 3) プログラムの機能向上のため 本書の内容と実際の画面 操作が異なってしまう可能性があります この場合には 実

ご注意 1) 本書の内容 およびプログラムの一部 または全部を当社に無断で転載 複製することは禁止されております 2) 本書 およびプログラムに関して将来予告なしに変更することがあります 3) プログラムの機能向上のため 本書の内容と実際の画面 操作が異なってしまう可能性があります この場合には 実 周辺機器ツールセットアップガイド ( 第 1.1 版 ) ご注意 1) 本書の内容 およびプログラムの一部 または全部を当社に無断で転載 複製することは禁止されております 2) 本書 およびプログラムに関して将来予告なしに変更することがあります 3) プログラムの機能向上のため 本書の内容と実際の画面 操作が異なってしまう可能性があります この場合には 実際の画面 操作を優先させていただきます 4)

More information

Windows Server 2012 および Windows Server 2008 のインストール

Windows Server 2012 および Windows Server 2008 のインストール Windows Server 2012 および Windows Server 2008 のインストール この章は 次の内容で構成されています 内部ドライブへの Windows Server 2012 または Windows Server 2008 のインストール, 1 ペー ジ ブート可能 SAN LUN への Windows Server 2012 または Windows Server 2008

More information

Symantec™ Client Firewall ポリシー移行ガイド

Symantec™ Client Firewall ポリシー移行ガイド Symantec Client Firewall ポリシー移行ガイド Symantec Client Firewall ポリシー移行ガイド 本書で説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます Documentation version 11.00.03.00.00 商標登録 Copyright 2008 Symantec Corporation.All

More information

Oracle Data Pumpのパラレル機能

Oracle Data Pumpのパラレル機能 Oracle Data Pump のパラレル機能 Carol Palmer オラクル社 Principal Product Manager はじめに Oracle Database 10g 上の Oracle Data Pump により 異なるデータベース間のデータとメタデータを高速で移動できます Data Pump の最も便利な機能の 1 つは エクスポート ジョブとインポート ジョブをパラレルに実行しパフォーマンスを高める機能です

More information

Linux のインストール

Linux のインストール この章は 次の項で構成されています 内部ドライブへの, 1 ページ ブート可能 SAN LUN への, 3 ページ PXE ネットワーク環境を使用した, 4 ページ 内部ドライブへの この手順では CIMC GUI と KVM コンソールを使用して Red Hat Enterprise Linux RHEL また は SUSE Linux Enterprise Server SLES を 内蔵ドライブにインストールする方法について説明

More information

file://\\Nc31\nabedata\website-internal\manual\netvault.html

file://\\Nc31\nabedata\website-internal\manual\netvault.html Netvault Netvault について Netvault は バックアップを行うためのソフトウェアです このマニュアルでは Netvault を用いたテープドライブの使用方法について概要を説明します 細かい設定や操作方法は Netvault 付属のマニュアルをご覧下さい 注意 テープドライブを扱う際 Netvault と mt や tar 等 linux のコマンドを併用しないでください mt

More information

Microsoft Word - nvsi_080188jp_r1_netvault_oracle_rac_backup_complemental_guide_j_174x217.doc

Microsoft Word - nvsi_080188jp_r1_netvault_oracle_rac_backup_complemental_guide_j_174x217.doc Oracle RAC 環境における NetVault Backup バックアップ & リストア補足資料 バックボーン ソフトウエア株式会社 Doc# NVSI-080188JP Copyrights 著作権 2009 BakBone Software Oracle RAC 環境における NetVault Backup バックアップ & リストア補足資料 Version 1.1 本ガイドは Oracle

More information

Sophos Enterprise Console

Sophos Enterprise Console スタートアップガイド 製品バージョン : 5.5 次 このガイドについて...1 システム要件... 2 Linux コンピュータの保護... 3 動による Sophos Anti-Virus の新規インストール... 3 インストールパッケージの作成...3 インストールパッケージを使 した Sophos Anti-Virus のインストール...5 UNIX コンピュータの保護... 6 動による

More information

Filr 2.0 Desktopアプリケーションリリースノート

Filr 2.0 Desktopアプリケーションリリースノート Filr 2.0 Desktop アプリケーションリリースノート 2016 年 2 月 Filr 2.0 Desktop アプリケーションは ファイルのオンデマンド機能が導入されており Filr サーバとワークステーション上のすべてのファイルの統合ビューや仮想ビューを提供します ファイルのオンデマンド機能により サーバからワークステーションにすべてのファイルをダウンロードする必要がなくなります ファイルにアクセスして

More information

CLUSTERPRO MC StorageSaver 2.2 for Linux リリースメモ 2017(Apr) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル 補足事項 注意事項

CLUSTERPRO MC StorageSaver 2.2 for Linux リリースメモ 2017(Apr) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル 補足事項 注意事項 リリースメモ 2017(Apr) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル 補足事項 注意事項 はしがき 本書は ( 以後 StorageSaver と記載します ) の 動作に必要な手順について説明します (1) 商標および登録商標 Red Hat は 米国およびその他の国における Red Hat,Inc. の商標または登録商標です Oracle

More information

Symantec NetBackup™ クラウド管理者ガイド: UNIX、Windows および Linux

Symantec NetBackup™ クラウド管理者ガイド: UNIX、Windows および Linux Symantec NetBackup クラウド管理者ガイド UNIX Windows および Linux リリース 7.7 Symantec NetBackup クラウド管理者ガイド マニュアルバージョン : 7.7 法的通知と登録商標 Copyright 2015 Symantec Corporation. All rights reserved. Symantec Symantec ロゴ チェックマークロゴ

More information

Microsoft Word - nvsi_090203_r1_sanboot_vaultdr.doc

Microsoft Word - nvsi_090203_r1_sanboot_vaultdr.doc Article ID: NVSI-090203JP_R1 Created: 2009/11/26 Revised: 2010/07/09 IBM BladeCenter H/HS22 と IBM DS4300 の SAN Boot 構成での VaultDR Offline 動作検証 1. 概要 NetVault Backup(NVB) の VaultDR Offline オプションは OS のバックアップを実現します

More information

Symantec NetBackup™ クラウド管理者ガイド: UNIX、Windows および Linux

Symantec NetBackup™ クラウド管理者ガイド: UNIX、Windows および Linux Symantec NetBackup クラウド管理者ガイド UNIX Windows および Linux リリース 7.6 Symantec NetBackup クラウド管理者ガイド このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます マニュアルバージョン : 7.6 法的通知と登録商標 Copyright 2013 Symantec

More information

C1Live

C1Live C1Live 2014.01.30 更新 グレープシティ株式会社 Copyright GrapeCity, Inc. All rights reserved. C1Live 目次 i 目次 ComponentOne Studio Live 更新ユーティリティの概要 1 Studio Live について 2 Studio Live 製品グリッド... 3 Studio Live メニュー... 4 Studio

More information

目次 1. Azure Storage をインストールする Azure Storage のインストール Azure Storage のアンインストール Azure Storage を使う ストレージアカウントの登録... 7

目次 1. Azure Storage をインストールする Azure Storage のインストール Azure Storage のアンインストール Azure Storage を使う ストレージアカウントの登録... 7 QNAP Azure Storage ユーザーガイド 発行 : 株式会社フォースメディア 2014/6/2 Rev. 1.00 2014 Force Media, Inc. 目次 1. Azure Storage をインストールする... 3 1.1. Azure Storage のインストール... 3 1.2. Azure Storage のアンインストール... 5 2. Azure Storage

More information

目次 移行前の作業 3 ステップ1: 移行元サービス メールソフトの設定変更 3 ステップ2: アルファメール2 メールソフトの設定追加 6 ステップ3: アルファメール2 サーバへの接続テスト 11 ステップ4: 管理者へ完了報告 11 移行完了後の作業 14 作業の流れ 14 ステップ1: メー

目次 移行前の作業 3 ステップ1: 移行元サービス メールソフトの設定変更 3 ステップ2: アルファメール2 メールソフトの設定追加 6 ステップ3: アルファメール2 サーバへの接続テスト 11 ステップ4: 管理者へ完了報告 11 移行完了後の作業 14 作業の流れ 14 ステップ1: メー アルファメール 2 アルファメール 2 コンパクトに移行されるお客様へ アルファメール 2 アルファメール 2 コンパクト メールソフトの移行設定 Outlook 2016 (POP 版 ) https://www.alpha-mail.jp/ 必ずお読みください 本資料はアルファメール 2 アルファメール 2 コンパクトに移行されるお客様の利用されているメールソフトの移行設定用の資料です 手順にそった操作

More information

Windows Server バックアップとRDXを使用したHPE StoreEasyストレージ システムのバックアップおよび復元

Windows Server バックアップとRDXを使用したHPE StoreEasyストレージ システムのバックアップおよび復元 Windows Server バックアップと RDX を使用した HPE StoreEasy ストレージシステムのバックアップおよび復元 システム全体 ( システム復旧とデータボリューム ) の復旧に 1 つの RDX メディアを使用 Windows Server バックアップを使用して RDX メディアに HPE StoreEasy ストレージシステムのバックアップアップを作成すると Windows

More information

アルファメール 移行設定の手引き Outlook2016

アルファメール 移行設定の手引き Outlook2016 アルファメールに移行されるお客様へ アルファメール メールソフトの移行設定 Outlook 2016 (POP 版 ) http://www.alpha-mail.jp/ 必ずお読みください 本資料はアルファメールに移行されるお客様の利用されているメールソフトの移行設定用の資料です 手順にそった操作 お手続きが行われない場合 正常に移行が完了できない可能性がございます 必ず本資料をご参照いただけますようお願いいたします

More information

目次 USBドライバダウンロードの手順...2 USBドライバインストールの手順...3 インストール結果を確認する...19 USBドライバアンインストール / 再インストールの手順...21 USB ドライバダウンロードの手順 1. SHL21 のダウンロードページからダウンロードしてください

目次 USBドライバダウンロードの手順...2 USBドライバインストールの手順...3 インストール結果を確認する...19 USBドライバアンインストール / 再インストールの手順...21 USB ドライバダウンロードの手順 1. SHL21 のダウンロードページからダウンロードしてください AQUOS PHONE SERIE SHL21 USB ドライバインストールマニュアル 本製品の環境は以下のとおりです USB 1.1 以上に準拠している USB 搭載のパソコンで Microsoft Windows XP(32bit)/Windows Vista /Windows 7/ Windows 8 がプリインストールされている DOS/V 互換機 (OS のアップグレードを行った環境では

More information

Symantec NetBackup for NDMP 管理者ガイド: UNIX、Windows および Linux

Symantec NetBackup for NDMP 管理者ガイド: UNIX、Windows および Linux Symantec NetBackup for NDMP 管理者ガイド UNIX Windows および Linux リリース 7.0 Symantec NetBackup for NDMP このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます Documentation version 6.5.4. 法定通知と商標登録 Copyright

More information

Symantec NetBackup™ バックアップ、アーカイブおよびリストア スタートガイド

Symantec NetBackup™ バックアップ、アーカイブおよびリストア スタートガイド Symantec NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド リリース 7.1 Symantec NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます 製品バージョン : 7.1 マニュアルバージョン : 7.1 法的通知と登録商標

More information

Microsoft Word - BEF doc

Microsoft Word - BEF doc FAQ Symantec Backup Exec 10d for Windows Servers ライセンスに関する FAQ( よくある質問 ) 目次 10d の変更点... 3 アップグレード... 3 Backup Exec 10d for Windows Servers/Windows Small Business Servers... 4 Windows リモートエージェント (CAL)...

More information

Microsoft Word - BE _J_wp_bews_10_caso_v2_final_.doc

Microsoft Word - BE _J_wp_bews_10_caso_v2_final_.doc WHITE PAPER Backup Exec for Windows Servers の集中管理 VERITAS Backup Exec 10 for Windows Servers Central Admin Server オプション 目次 概要...3 製品の特長...4 CASO のしくみ...5 コンセプト...5 管理...5 障害回復力...5 稼動状況の把握...5 アーキテクチャ...5

More information

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 改版履歴 版数 改版 内容 1.0 2012.9 新規作成 2.0 2013.3 FAQ 集 はじめての RootDiskMonitor テスト手順書

More information

目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメデ

目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメデ Windows MultiPoint Server 2011 OEM 版インストールガイド 2012.06 目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメディアを使う場合の起動方法

More information

LB メディアロック3 クイックガイド

LB メディアロック3 クイックガイド クイックガイド このクイックガイドでは LB メディアロック 3 の簡単な使用方法について説明します 1. LB メディアロック 3 のインストール 3. 他の PC 上で秘密領域を使用する 2. 秘密領域の作成と使用方法 4. ファイルとフォルダーの暗号化 1. LB メディアロック 3 のインストール 1CD-ROM を PC にセットするとインストールメニューが起動します 3 インストールウィザードが起動します

More information

(2) [ バックアップツール ] が表示されます [1] [2] [3] [4] [5] [6] Windows Storage Server 2012 バックアップ手順 (V_01) < 画面の説明 > [1] バックアップ項目リスト登録されているバックアップセットの一覧です [2] 新規 ボタ

(2) [ バックアップツール ] が表示されます [1] [2] [3] [4] [5] [6] Windows Storage Server 2012 バックアップ手順 (V_01) < 画面の説明 > [1] バックアップ項目リスト登録されているバックアップセットの一覧です [2] 新規 ボタ バックアップ手順 (Windows Storage Server 2012) V_01 1 バックアップツール を用いた定期バックアップ バックアップツール は Windows Storage Server 2012 標準の Windows Server バックアップ の制限事項を解消するためのオリジナルのツールです バックアップツール はバックアップ設定を複数作成出来るものになります < バックアップツール

More information

目次 専用アプリケーションをインストールする 1 アカウントを設定する 5 Windows クライアントから利用できる機能の紹介 7 1ファイル フォルダのアップロードとダウンロード 8 2ファイル更新履歴の管理 10 3 操作履歴の確認 12 4アクセスチケットの生成 ( フォルダ / ファイルの

目次 専用アプリケーションをインストールする 1 アカウントを設定する 5 Windows クライアントから利用できる機能の紹介 7 1ファイル フォルダのアップロードとダウンロード 8 2ファイル更新履歴の管理 10 3 操作履歴の確認 12 4アクセスチケットの生成 ( フォルダ / ファイルの ServersMan@Disk Windows 版専用アプリケーション操作マニュアル 目次 専用アプリケーションをインストールする 1 アカウントを設定する 5 Windows クライアントから利用できる機能の紹介 7 1ファイル フォルダのアップロードとダウンロード 8 2ファイル更新履歴の管理 10 3 操作履歴の確認 12 4アクセスチケットの生成 ( フォルダ / ファイルの公開 ) 13

More information

プリンタドライバのインストール. Windows で使用する場合 Windows プリンタドライバのインストール方法は 接続方法や使用するプリンタドライバによって異なります また コンピュータの OS によってインストール方法が異なります お使いのコンピュータの OS に合わせて 以下の参照ページを

プリンタドライバのインストール. Windows で使用する場合 Windows プリンタドライバのインストール方法は 接続方法や使用するプリンタドライバによって異なります また コンピュータの OS によってインストール方法が異なります お使いのコンピュータの OS に合わせて 以下の参照ページを プリンタドライバのインストール.1 プリンタドライバの種類と対応 OS 本プリンティングシステムを使用するためには プリンタドライバのインストールが必要です プリンタドライバとは 出力するデータの処理などを制御するプログラムで 使用する前に付属の CD からコンピュータにインストールします 付属の CD に含まれるプリンタドライバと 対応しているコンピュータの OS は以下のとおりです 必要なプリンタドライバをインストールしてください

More information

RDX へのバックアップ 3 ベアメタル復旧手順書 2014 年 11 月

RDX へのバックアップ 3 ベアメタル復旧手順書 2014 年 11 月 RDX へのバックアップ 3 ベアメタル復旧手順書 2014 年 11 月 目次 1. はじめに... 2 2. ベアメタル復旧の準備... 2 3. ベアメタル復旧... 10 < 本書の構成について > Arcserve D2D r16.5 for Windows による RDX へのバックアップについての資料を 以下の 3 部構成で用意しています 本書は 3 ベアメタル復旧手順書 です その他の手順については別資料を参照してください

More information

Symantec Backup Exec 2012 SP2 管理者ガイドの補足情報

Symantec Backup Exec 2012 SP2 管理者ガイドの補足情報 Symantec Backup Exec 2012 SP2 管理者ガイドの補足情報 本書で説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます マニュアルバージョン :2012 SP2 最終更新日 : 2013 年 5 月 法的通知と登録商標 Copyright 2013 Symantec Corporation. All rights reserved.

More information

HP USB Port Managerご紹介資料 -シンクライアント

HP USB Port Managerご紹介資料 -シンクライアント HP USB Port Manager ご紹介資料 株式会社日本 HP パーソナルシステムズ事業本部クライアントソリューション本部 2015 年 11 月 ソリューションビジネス部 HP USB Port Manager とは これまで HP シンクライアント用に提供していたツールでは 書き込み 読み込み 無効化の設定はすべての USB ストレージデバイスが対象でした 新しくリリースした HP USB

More information

Silk Central Connect 15.5 リリースノート

Silk Central Connect 15.5 リリースノート Silk Central Connect 15.5 リリースノート Micro Focus 575 Anton Blvd., Suite 510 Costa Mesa, CA 92626 Copyright Micro Focus 2014. All rights reserved. Silk Central Connect は Borland Software Corporation に由来する成果物を含んでいます,

More information

RICOH Device Manager Pro バックアップ/バージョンアップ作業手順書

RICOH Device Manager Pro バックアップ/バージョンアップ作業手順書 RICOH Device Manager Pro バックアップ / バージョンアップ作業手順書 1. 概要 本手順書は DeviceManagerPro 機器アドレス帳データ確認用ツール操作手順書.pdf での作業を実施する前に実施する RICOH Device Manager Pro( 以降 DMPro と表現 ) のバージョンアップとそれに伴うバックアップの作業手順を記載した手順書です page

More information

ファクス送信用変換ソフト 操作説明書_UA

ファクス送信用変換ソフト 操作説明書_UA ファクス送信用変換ソフト操作説明書 ファクス送信用変換ソフトのインストールから操作までを説明します 本書では ファクス送信用変換ソフトを 本ソフト と表記している場合があります ファクス送信用変換ソフトについて...2 ファクス送信用変換ソフトをインストールする...3 ファクス送信用変換ソフトを再インストールする...5 ファクス送信用変換ソフトをアンインストールする...5 Windows 10

More information

Microsoft Word - Manage_Add-ons

Microsoft Word - Manage_Add-ons アドオンの管理 : Windows Internet Explorer 8 Beta 1 for Developers Web 作業の操作性を向上 2008 年 3 月 詳細の問い合わせ先 ( 報道関係者専用 ) : Rapid Response Team Waggener Edstrom Worldwide (503) 443 7070 rrt@waggeneredstrom.com このドキュメントに記載されている情報は

More information

Quarantine: 管理者ガイド

Quarantine: 管理者ガイド Email Quarantine 管理者ガイド Email Quarantine 管理者ガイド マニュアルバージョン : フェーズ 0 法的通知と登録商標 Copyright 2016 Symantec Corporation. All rights reserved. Symantec Symantec ロゴ Checkmark ロゴは Symantec Corporation または同社の米国およびその他の国における関連会社の商標または登録商標です

More information

目次 はじめに StorageCraft Recovery Environment Builder をインストールする 必要なソフトウェアを確認する ダウンロードする インストールを実行する Window

目次 はじめに StorageCraft Recovery Environment Builder をインストールする 必要なソフトウェアを確認する ダウンロードする インストールを実行する Window クイックスタートガイド StorageCraft Recovery Environment for Windows (uefi 環境版 ) 2015 年 2 月 13 日 ストレージクラフトテクノロジー合同会社 目次 はじめに... 3 1. StorageCraft Recovery Environment Builder をインストールする... 4 1.1. 必要なソフトウェアを確認する...

More information

Crucial Client SSDでのファームウェアアップデート手順

Crucial Client SSDでのファームウェアアップデート手順 Crucial Client SSD でのファームウェアアップデート手順 概要このガイドを使うことにより パーソナルコンピューティング環境に ( 以下本文書ではホストシステムという ) インストールされた Crucial SSD でファームウェアアップデートを実行することがきます このガイドでは 2 つのアップデート方法を説明します 方法 1:Crucial Storage Executive ソフトウェアを介したオンラインアップデート

More information

まえがき 2011 年 11 月 1 日 ver1.0 [ 初版 ] 運用中の ESX(i) ホストの負荷が高く 仮想アプライアンスの実行が望ましくない場合 ESX インフラストラクチャ外部にある物理コンピュータへのエージェント for ESX(i) (Windows) のインストールを検討してくだ

まえがき 2011 年 11 月 1 日 ver1.0 [ 初版 ] 運用中の ESX(i) ホストの負荷が高く 仮想アプライアンスの実行が望ましくない場合 ESX インフラストラクチャ外部にある物理コンピュータへのエージェント for ESX(i) (Windows) のインストールを検討してくだ Acronis Backup & Recovery 11 Virtual Edition エージェント for ESX(i)(Windows) インストール手順書 目次 1. 管理サーバのインストール... 3 1.1 インストールウィザード... 3 2. エージェント for ESX(i) (Windows) のインストール... 6 2.1 インストールウィザード... 6 3. 仮想コンピュータをバックアップする計画の作成...

More information

Symantec Endpoint Protection 12.1 の管理練習問題 例題 1. 管理外検出でネットワーク上のシステムを識別するとき 次のどのプロトコルが使用されますか a. ICMP b. TCP c. ARP a. UDP 2. ある管理者が Symantec Endpoint P

Symantec Endpoint Protection 12.1 の管理練習問題 例題 1. 管理外検出でネットワーク上のシステムを識別するとき 次のどのプロトコルが使用されますか a. ICMP b. TCP c. ARP a. UDP 2. ある管理者が Symantec Endpoint P Symantec Endpoint Protection 12.1 の管理練習問題 例題 1. 管理外検出でネットワーク上のシステムを識別するとき 次のどのプロトコルが使用されますか a. ICMP b. TCP c. ARP a. UDP 2. ある管理者が Symantec Endpoint Protection Manager を正常にインストールしました この時点でサーバーに配備されるコンポーネントは

More information

FormPat 環境設定ガイド

FormPat 環境設定ガイド FormPat 5 環境設定ガイド ( 補足 ) Windows Server 2012 R2 および 2012 2017/05/12 Copyright(C) 2017 Digital Assist Corporation. All rights reserved. 1 / 21 目次 目次... 2 はじめに... 3 IIS のインストール... 4 FormPat 承認期限監視サービスオプションのインストール...

More information

動作環境 対応 LAN DISK ( 設定復元に対応 ) HDL-H シリーズ HDL-X シリーズ HDL-AA シリーズ HDL-XV シリーズ (HDL-XVLP シリーズを含む ) HDL-XV/2D シリーズ HDL-XR シリーズ HDL-XR/2D シリーズ HDL-XR2U シリーズ

動作環境 対応 LAN DISK ( 設定復元に対応 ) HDL-H シリーズ HDL-X シリーズ HDL-AA シリーズ HDL-XV シリーズ (HDL-XVLP シリーズを含む ) HDL-XV/2D シリーズ HDL-XR シリーズ HDL-XR/2D シリーズ HDL-XR2U シリーズ 複数台導入時の初期設定を省力化 設定復元ツール LAN DISK Restore LAN DISK Restore は 対応機器の各種設定情報を設定ファイルとして保存し 保存した設定ファイルから LAN DISK シリーズに対して設定の移行をおこなうことができます 複数の LAN DISK シリーズ導入時や大容量モデルへの移行の際の初期設定を簡単にします LAN DISK Restore インストール時に

More information

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2 第 1 版 改版履歴 版数 改版日付 改版内容 1 2013/03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2 目次 1. 使用しているデータベース (DPMDBI インスタンス ) を SQL Server

More information

クライアント証明書導入マニュアル

クライアント証明書導入マニュアル クライアント証明書導入マニュアル Windows10 用 第 1.1 版 2018 年 12 月 13 日 改訂履歴 版改訂日区分改訂箇所改訂内容 1.0 2016/01/08 新規 新規作成 1.1 2018/12/13 修正 画面デザイン変更に伴う修正 2 目次 1. はじめに... 4 2. Internet Explorer のセキュリティ設定について... 5 3. Internet Explorer

More information

フォーマット/メンテナンスガイド

フォーマット/メンテナンスガイド 35020248-02 2015.10 フォーマット ( 初期化 ) について フォーマットとは ハードディスクや SSD USB メモリーをお使いのパソコンで使用できるようにする作業で す 本製品をフォーマットする場合は 本書の記載を参照して行ってください フォーマットの形式 フォーマットにはいくつかの形式があり お使いの OS によって認識できる形式が異なります 本製品を フォーマットするときは

More information

Symantec NetBackup™ バックアップ、アーカイブおよびリストアスタートガイド

Symantec NetBackup™ バックアップ、アーカイブおよびリストアスタートガイド Symantec NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド リリース 7.6 Symantec NetBackup バックアップ アーカイブおよびリストアスタートガイド このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます マニュアルバージョン : 7.6 法的通知と登録商標 Copyright 2013

More information

McAfee SaaS Protection 統合ガイド Microsoft Office 365 と Exchange Online の保護

McAfee SaaS  Protection 統合ガイド Microsoft Office 365 と Exchange Online の保護 統合ガイド改訂 G McAfee SaaS Email Protection Microsoft Office 365 と Exchange Online の保護 Microsoft Office 365 の設定 このガイドの説明に従って McAfee SaaS Email Protection を使用するように Microsoft Office 365 と Microsoft Exchange Online

More information

改訂履歴 2012/11 初版リリース (Rev: 1.0) 2013/04 r16.5 情報追加 (Rev: 1.1) すべての製品名 サービス名 会社名およびロゴは 各社の商標 または登録商標です 本ガイドは情報提供のみを目的としています CA は本情報の正確性または完全性に対して一切の責任を負

改訂履歴 2012/11 初版リリース (Rev: 1.0) 2013/04 r16.5 情報追加 (Rev: 1.1) すべての製品名 サービス名 会社名およびロゴは 各社の商標 または登録商標です 本ガイドは情報提供のみを目的としています CA は本情報の正確性または完全性に対して一切の責任を負 TECHNICAL GUIDE: CA ARCSERVE BACKUP CA ARCserve Backup NDMP NAS Option 設定ガイド Rev: 1.1 2013 年 4 月 改訂履歴 2012/11 初版リリース (Rev: 1.0) 2013/04 r16.5 情報追加 (Rev: 1.1) すべての製品名 サービス名 会社名およびロゴは 各社の商標 または登録商標です 本ガイドは情報提供のみを目的としています

More information

システム必要条件 - SAS Add-In 7.1 for Microsoft Office

システム必要条件 -  SAS Add-In 7.1 for Microsoft Office 94E196 システム必要条件 SAS Add-In 7.1 for Microsoft Office 標準インストール プラットフォーム 必要なインストール容量 推奨する最小限のRAM Microsoft Windows 400 MB 2 GB Microsoft Windows x64 400 MB 2 GB サポートしているオペレーティングシステム SAS Add-In for Microsoft

More information

MULTICAM

MULTICAM USER MANUAL Issue 2.04.A - July 2015 1 2 免責事項 本マニュアルは オリジナルマニュアル XTract_userman_2_04.pdf の理解の補助用に作成されています 本マニュアルの内容は 予告なく変更することがあります 本マニュアルは 正確 / 最新 / 信頼できるように注意を払い作成しておりますが 株式会社フォトロンは本マニュアルの内容 / 品質については如何なる保証も行っておらず

More information

ユーザーズガイド Brother Meter Read Tool JPN Version 0

ユーザーズガイド Brother Meter Read Tool JPN Version 0 ユーザーズガイド Brother Meter Read Tool JPN Version 0 著作権 Copyright 2017 Brother Industries, Ltd. All rights reserved. 本書の情報は予告なく変更されることがあります 本書に記載されているソフトウェアは 使用許諾契約書に基づいて提供されます 本ソフトウェアは 使用許諾契約書に従う場合に限り 使用または複製することができます

More information

Enterprise Vault™ Outlook ユーザー用ガイド (すべての機能)

Enterprise Vault™ Outlook ユーザー用ガイド (すべての機能) Enterprise Vault Outlook ユーザー用ガイド ( すべての機能 ) 12.3 Enterprise Vault : Outlook ユーザー用マニュアル 最終更新日 : 2018-03-28 法的通知と登録商標 Copyright 2018 Veritas Technologies LLC. All rights reserved. Veritas Veritas ロゴ Enterprise

More information

AcronisUniversalRestore_userguide_en-US

AcronisUniversalRestore_userguide_en-US Acronis Universal Restore ユーザーガイド 目次 1 Acronis Universal Restore について...3 2 Acronis Universal Restore のインストール...3 3 ブータブルメディアの作成...3 4 Acronis Universal Restore の使用...4 4.1 Windows における Universal Restore...

More information

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 目次 0 はじめに 本文中の記号について Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 Windows Server Failover

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 目次 0 はじめに 本文中の記号について Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 Windows Server Failover NX7700x シリーズ Windows Server 2008 R2 Enterprise/ Windows Server 2008 R2 Datacenter Windows Server Failover Cluster インストール手順書 1.0 版 2014/5/30 Microsoft Windows Windows Server は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です

More information