巻 頭 言 告 機能解剖を考える上肢撮影 機能解剖を考える上肢撮影 手関節 1 機能解剖とは 1 機能解剖とは 1-1 はじめに 1-1 はじめに a b a b 2 橈骨と尺骨が重なる手関節画像 2 手関節撮影に必要な機能解剖 2 手関節撮影に必要な機能解剖 F 申 A 込 3 橈骨と尺骨の関節

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1 平成 28 年度 SART TART 地区合同勉強会 骨軟部撮影セミナー 初学者からベテランまで抑えておきたい四肢撮影技術 抄録集 平成 29 年 10 月掲載 ① 機能解剖を考える上肢撮影 上尾中央総合病院 ② 誰でも簡単スカイラインビューの実践 社会医療法人 堀ノ内病院 ③ 大腿骨頚部骨折の撮影 読影ポイント 画像から見た撮影ポイントと画像から診た読影ポイント 深谷赤十字病院 ④ 臨床に適した画像処理選択の基本 四肢撮影を中心に 済生会川口総合病院 平成 30 年 1 月掲載予定 ⑤ 上腕骨顆上骨折症例における再撮影の検討 済生会川口総合病院 ⑥ 外傷診療における救急撮影の基礎 さいたま赤十字病院 ⑦ みんなで創ろう 実践的救急撮影法 上尾中央総合病院 平成 30 年 5 月掲載予定 ⑧ THA 術前計画における股関節 30 度内旋位 PA 撮影の検討 さいたま赤十字病院 ⑨ ACS 患者を対象としたアキレス腱の撮影意義と撮影方法について 所沢ハートセンター ⑩ Dual Energy CT を用いた乾癬性関節炎の画像評価 東京慈恵会医科大学附属病院 ⑪ 日々の撮影に活かしたい骨軟部診断の知識 読影医の視点から 埼玉医科大学病院 28 ࡇ SARTȷTART ע ғӳӷѡ σ ᢿᚮ ऴ إ ᄂᆮ 㦵 ᙳ䝉䝭䝘䞊 ᙳ䝉䝭䝘䞊 Ꮫ 䛛䜙䝧䝔䝷䞁䜎䛷 ᢚ䛘䛶䛚䛝䛯䛔ᅄ ᙳᢏ 䝉䝑䝅䝵䞁1 10:00 䕪 11:30 ᖺ2 18 䠄ᅵ䠅 9:50 18:30 ཧຍ 2000 ሙ ᕝ 㝔 ㅮᇽ䠄B1) ₇㢟䠄 15ศ䠅 ᇸ ᕝ ᕷすᕝ ᗙ㛗 ᮾ Ꮫ 㝔 㒊 ᅜ 䞉 䝉䞁䝍䞊 㝔 㔚 ᇽ 䐟 䛂ᶵ ゎ๗䜢 䛘䜛 ᡭ㛵 䛃 䐠 䛂䠰䠤䠝 ๓ィ 䛻䛚䛡䜛 㛵 䠏䠌ᗘෆ᪕ 䠬䠝 ᙳ䛾 ウ䛃 䐡 䛂 㦵㢛 㦵ᢡ 䛻䛚䛡䜛 ᙳ䛾 ウ䛃 䐢 䛂ACSᝈ 䜢ᑐ 䛸䛧䛯䜰䜻䝺䝇 䛾 ᙳព 䛸 ᙳ᪉ἲ䛻䛴䛔䛶䛃 䐣 䛂ㄡ䛷䜒 ༢䝇䜹䜲䝷䜲䞁䝡䝳䞊䛾ᐇ㊶䛃 䐤䛂Dual Energy CT䜢 䛔䛯 ᛶ㛵 ⅖䛾 ホ౯䛃 䝉䝑䝅䝵䞁2 11:40 䕪 12:40 䝯䞊䜹䞊䝉䝑䝅䝵䞁 䛂䝷䞁䝏䝵䞁䝉䝭䝘䞊䠄 20ศ䠅䛃 ௰す ᑿ ኸ 㝔 Ἑཎ 䛥䛔䛯䜎 Ꮠ 㝔 す ᇸ ᕝ 㝔 ᰘ ᡤἑ䝝䞊䝖䝉䞁䝍䞊 ᑠụ ᇼ䝜ෆ 㝔 ᮾ ᜨ Ꮫ㝃ᒓ 㝔 ᐑᓮ ᗙ㛗 ᑿ ኸ 㝔 ౡ 㔛 ಇᖾ ṇ Ὀᚨ ᐩኈ䝣䜲䝹䝮䝯䝕䜱䜹䝹 ᘧ 䐟䡞 ᪂ ฎ 䛆䝎䜲䝘䝭䝑䜽ฎ 䛻䛴䛔䛶䛇䡟 ᐑ㔝 Ṋᬕ 䐠 䡞䝽䜲䝲䝺䝇䝣䝷䝑䝖䝟䝛䝹䜢 䛔䛯 ᘧ 䝣䜱䝸䝑䝥䝇䜶䝺䜽䝖䝻䝙䜽䝇䝆䝱䝟䞁 ᗣ ᅄ ᙳ䜈䛾᪂䛧䛔䜰䝥䝻䞊䝏䡟 䐡䡞䜻䝲䝜䞁䝕䝆䝍䝹䝷䝆䜸䜾䝷䝣䜱CXDI䝅䝸䞊䝈䛾 䡟 䜻䝲䝜䞁䝷䜲䝣䜿䜰䝋䝸䝳䞊䝅䝵䞁䝈 ᘧ ஓ ᢏᖌㅮ₇ 12:50 䕪 13:50 ᗙ㛗 ᇸ Ꮫ 㝔 㧗ᶫ ᚸ 䛂 ᙳ䛛䜙 䛘䜛 ( デ䜛 ) ᝈ 䚸 ᝈ䛛䜙 䛘䜛 ᙳ ( ㄞᙳ䜔 ᙳ䛾ᕤኵ䞉䝫䜲䞁䝖 ) 䛃 䐟 䛂 㦵㢕㒊㦵ᢡ䛾 ᙳ䞉ㄞᙳ䝫䜲䞁䝖䛃 䐠 䛂ᢏᖌ䛸䛧䛶ᡭ ᝈ䜢 䜛䠄デ䜛䠅䛃 䝉䝑䝅䝵䞁3 14:00 䕪 15:00 Ꮠ 㝔 ᶫᕷ 䝉䞁䝍䞊 䛂 䛛䜙ᐇ㊶䟿䡚ᩆᛴ ᙳ䛾ᇶ 䜢Ꮫ䜃䚸 ၥ䜢ゎᾘ䡚䛃 䐟 䛂እയデ 䛻䛚䛡䜛ᩆᛴ ᙳ䛾ᇶ 䛃 䛥䛔䛯䜎 Ꮠ 㝔 䐠 䛂䜏䜣䛺䛷 䜝䛖䚸ᐇ㊶ ᩆᛴ ᙳἲ䛃 ᑿ ኸ 㝔 䝉䝑䝅䝵䞁4 DR 15:10 䕪 16:10 DR䝉䝑䝅䝵䞁 Ώ㒊 ఙᶞ ෆ ᇶ ᗙ㛗 ᮾᾏ Ꮫ Ꮫ㒊 ᒓඵ Ꮚ 㝔 ᆅ Ⰻኴ 䐟 䛂 ᗋ䛻㐺䛧䛯 ฎ 㑅ᢥ䛾ᇶᮏ ᅄ ᙳ䜢 ᚰ䛻 䛃 䐠 䛂 㔞ᣦᶆ EI 䛾ᇶ ᙧእ 㡿ᇦ䛷䛾ά ἲ 䛃 ᩍ ㅮ₇ 1620䕪 17:20 ᇸ ᕝ 㝔 ஓ ༠ Ꮫ 㝔 㧗ᶫ ᗙ㛗 ᇸ Ꮫ 㝔 ᒸᮏ ᗣṇ 䐟 䛂㦵 㒊デ ሗ 䛷䛾 ウ 䛃 䐠 䛂 タ ᙳ㡿ᇦ 㔞ẚ 䛾 䜚 䜏䛃 ㅮ₇ 17:30 䕪 18:30 ᆏᮏ 㔛 ሯ ᗙ㛗 㝔 㔝 ᩆᛴ ᙳ䝉䝑䝅䝵䞁 䛂䠄 ㅮ₇䠅䛃 Ꮫṑ 㝔 㛵ᮾປ 㝔 ᶞ ⱝᯘ ᡂ ᗙ㛗 䠦䠮ᮾ 㝔 ᚋ ኴస 䛂 䚻䛾 䛻ά䛛䛧䛯䛔㦵 㒊デ 䛾 ㄞᙳ 䛾どⅬ䛛䜙 䛃 ᇸ Ꮫ 㝔 㥔 ๆ䛿䛤䛦䛔䜎䛫䜣䛾䛷 බඹ䛾 ᶵ㛵䜢䛤 䛟䛰䛥䛔 ➉ ඛ 䛚ၥ䛔 䜟䛫ඛ ᡤἑ䝝䞊䝖䝉䞁䝍䞊 ᨺᑕ す 䞉 ᰘ 䠄௦䠅 仲西 一真 小池 正行 坂本 里紗 森 一也 西田 衣里 渡部 伸樹 内田 瑛基 大河原侑司 柴 俊幸 宮崎 健吾 竹澤 佳由 先生

2 巻 頭 言 告 機能解剖を考える上肢撮影 機能解剖を考える上肢撮影 手関節 1 機能解剖とは 1 機能解剖とは 1-1 はじめに 1-1 はじめに a b a b 2 橈骨と尺骨が重なる手関節画像 2 手関節撮影に必要な機能解剖 2 手関節撮影に必要な機能解剖 F 申 A 込 3 橈骨と尺骨の関節 3 橈骨と尺骨の関節 3 橈骨と尺骨の関節 3 橈骨と尺骨の関節 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル X 書 1 単に手関節を置いたポジショニング 役 員 名 簿 下橈尺関節 単に手関節を置いたポジショニング 1 単に手関節を置いたポジショニング 1 単に手関節を置いたポジショニング 会員の動向 1 上橈尺関節 録 下橈尺関節 下橈尺関節 事 腕尺関節 議 が重なっている様子がわかる 2(b) 上橈尺関節 上橈尺関節 腕橈関節 求 人 コ ー ナ ー 影範囲外である近位側まで確認すると橈骨と尺骨 部 板 部分で下橈尺関節を形成し さらに上腕骨と腕尺 腕尺関節 腕橈関節 腕尺関節 腕橈関節 関節 腕橈関節を形成する( 3) 支 示 橈骨と尺骨は肘関節部分で上橈尺関節 手関節 掲 2 橈骨と尺骨が重なる手関節画像 前腕の回旋運動 前腕の回旋運動 2 手関節撮影に必要な機能解剖 手関節は橈骨と尺骨 前腕の回旋運動 8 つの手根骨で構成され 手関節は橈骨と尺骨 8 つの手根骨で構成され 2 手関節撮影に必要な機能解剖 掌屈 背屈 橈屈 尺屈の運動を行う手関節撮 手関節は橈骨と尺骨 8 つの手根骨で構成され 掌屈 背屈 橈屈 尺屈の運動を行う手関節撮 前腕の回旋運動 掌屈 背屈 橈屈 尺屈の運動を行う手関節撮 影ではこれらの運動に加えて前腕の回旋運動が重 影ではこれらの運動に加えて前腕の回旋運動が重 影ではこれらの運動に加えて前腕の回旋運動が重 手関節は橈骨と尺骨 8 つの手根骨で構成され 要であり 回旋運動は橈骨と尺骨によって行われ 要であり 回旋運動は橈骨と尺骨によって行われ 要であり 回旋運動は橈骨と尺骨によって行われ 掌屈 背屈 橈屈 尺屈の運動を行う手関節撮 る運動である る運動である る運動である 影ではこれらの運動に加えて前腕の回旋運動が重 橈骨と尺骨は肘関節部分で上橈尺関節 手関節 橈骨と尺骨は肘関節部分で上橈尺関節 手関節 橈骨と尺骨は肘関節部分で上橈尺関節 手関節 要であり 回旋運動は橈骨と尺骨によって行われ 部分で下橈尺関節を形成し さらに上腕骨と腕尺 部分で下橈尺関節を形成し さらに上腕骨と腕尺 部分で下橈尺関節を形成し さらに上腕骨と腕尺 関節 腕橈関節を形成する( 3) る運動である 関節 腕橈関節を形成する 3 関節 腕橈関節を形成する( 3) 支 部 勉 強 会 情 報 a a b b 2 橈骨と尺骨が重なる手関節画像 2 橈骨と尺骨が重なる手関節画像 本会の動き は撮影範囲外である近位側まで確認すると橈骨と が重なっている様子がわかる 2(b) と 2(a)のような画像が得られるこの画像は一 が重なっている様子がわかる 2(b) 尺骨が重なっている様子がわかる 2 b 見すると問題のない手関節の画像だが 通常は撮 連 載 企 画 仲西 一真 仲西 一真 上尾中央総合病院 上尾中央総合病院 仲西 一真 仲西 一真 手関節 多くの診療放射線技師にとって 一般撮影は最 多くの診療放射線技師にとって 一般撮影は最 1 機能解剖とは 1 機能解剖とは 初に習得する撮影技術ではないだろうか特に整 初に習得する撮影技術ではないだろうか特に整 はじめに はじめに 形領域の一般撮影を正確に撮影するためには 骨 形領域の一般撮影を正確に撮影するためには 骨 多くの診療放射線技師にとって 一般撮影は最 多くの診療放射線技師にとって 一般撮影は最 構造の位置関係を 3 次元的に理解することが必要 構造の位置関係を 3 次元的に理解することが必要 初に習得する撮影技術ではないだろうか特に整 初に習得する撮影技術ではないだろうか特に整 である 3 次元的に を考えていくと 屈曲や伸 である 3 次元的に を考えていくと 屈曲や伸 形領域の一般撮影を正確に撮影するためには 骨 形領域の一般撮影を正確に撮影するためには 骨 展 回旋 回転により骨構造の位置関係が変化す 展 回旋 回転により骨構造の位置関係が変化す 構造の位置関係を 3 次元的に理解することが必要 構造の位置関係を 3 次元的に理解することが必要 である 3 次元的に を考えていくと 屈曲や ることに気がつき 悩まされるしかしこの位置 ることに気がつき 悩まされるしかしこの位置 である 3 次元的に を考えていくと 屈曲や伸 伸展 回旋 回転により骨構造の位置関係が変化 関係の変化を理解することこそが一般撮影を正確 関係の変化を理解することこそが一般撮影を正確 展 回旋 回転により骨構造の位置関係が変化す することに気がつき 悩まされるしかし この に撮影するためのカギとなる に撮影するためのカギとなる ることに気がつき 悩まされるしかしこの位置 位置関係の変化を理解することこそが 一般撮影 1-2 一般撮影における機能解剖 1-2 一般撮影における機能解剖 を正確に撮影するためのカギとなる 関係の変化を理解することこそが一般撮影を正確 機能解剖という言葉の定義は不明確だが 一般 機能解剖という言葉の定義は不明確だが 一般 に撮影するためのカギとなる 撮影において機能解剖を考えるということは 正 撮影において機能解剖を考えるということは 正 1-2 一般撮影における機能解剖 1-2 一般撮影における機能解剖 確な解剖学的正面や側面を撮影するための最適な 機能解剖という言葉の定義は不明確だが 一般 確な解剖学的正面や側面を撮影するための最適な 機能解剖という言葉の定義は不明確だが 一般 ポジショニングを考えること 又は目的部位をよ 撮影において機能解剖を考えるということは 正 ポジショニングを考えること 又は目的部位をよ 撮影において機能解剖を考えるということは 正 確な解剖学的正面や側面を撮影するための最適な り観察しやすいポジショニングを考えるというこ り観察しやすいポジショニングを考えるというこ ポジショニングを考えること 又は目的部位をよ 確な解剖学的正面や側面を撮影するための最適な とになるだろう とになるだろう り観察しやすいポジショニングを考えるというこ ポジショニングを考えること 又は目的部位をよ 手関節撮影を行う際 1 のポジショニングの 手関節撮影を行う際 1 のポジショニングの とになるだろう り観察しやすいポジショニングを考えるというこ 様に単に に手関節を置いた状態で撮影する 様に単に に手関節を置いた状態で撮影する 手関節撮影を行う際 1 のポジショニングの とになるだろう と 2(a)のような画像が得られるこの画像は一 と 2(a)のような画像が得られるこの画像は一 様に単に に手関節を置いた状態で撮影する 見すると問題のない手関節の画像だが 通常は撮 手関節撮影を行う際 1 のポジショニングの と 2 a のような画像が得られるこの画像 見すると問題のない手関節の画像だが 通常は撮 影範囲外である近位側まで確認すると橈骨と尺骨 は一見すると問題のない手関節の画像だが 通常 様に単に に手関節を置いた状態で撮影する 影範囲外である近位側まで確認すると橈骨と尺骨 上尾中央総合病院 上尾中央総合病院 お 知 ら せ 手関節 手関節 機能解剖を考える上肢撮影 機能解剖を考える上肢撮影 会

3 腕尺関節は肘関節の屈曲 伸展を行う 1 軸性の 尺骨突き上げ症候群 蝶番関節であり 屈曲と伸展以外の方向への可動 外傷や加齢 先天性に尺骨長が長くなる疾患 手関節尺側部痛や TFCC 損傷が生じる 性はほぼない一方腕橈関節は球関節であり 腕 尺関節と上橈尺関節の動きに同期し広い可動範囲 を有する関節である 三角線維軟骨複合体(TFCC) つまり尺骨は上腕骨に固定されるような状態で 尺骨三角靭帯 尺骨月状骨靭帯 あるため 前腕の回旋運動は橈骨が尺骨の周囲を 腕尺関節は肘関節の屈曲 伸展を行う 1 軸性の ねじれるように回転することになる 腕尺関節は肘関節の屈曲 伸展を行う 1 軸性の 蝶番関節であり 屈曲と伸展以外の方向への可動 掌側橈尺靭帯 背側橈尺靭帯 尺骨突き上げ症候群 関節円盤 尺側側副靭帯 外傷や加齢 先天性に尺骨長が長くなる疾患 尺骨突き上げ症候群 蝶番関節であり 屈曲と伸展以外の方向への可動 手関節尺側部痛や 三角靭帯 外傷や加齢 先天性に尺骨長が長くなる疾患 性はほぼない一方腕橈関節は球関節であり 腕 TFCC 損傷が生じる 性はほぼない一方腕橈関節は球関節であり 腕 手関節尺側部痛や TFCC 損傷が生じる 尺関節と上橈尺関節の動きに同期し広い可動範囲 尺関節と上橈尺関節の動きに同期し広い可動範囲 尺骨突き上げ症候群 腕尺関節は肘関節の屈曲 伸展を行う 1 軸性の を有する関節である 三角線維軟骨複合体(TFCC) 掌屈 背屈と橈屈 尺屈 を有する関節である 三角線維軟骨複合体 TFCC 蝶番関節であり 屈曲と伸展以外の方向への可動 外傷や加齢 先天性に尺骨長が長くなる疾患 つまり尺骨は上腕骨に固定されるような状態で 尺骨三角靭帯 尺骨月状骨靭帯 手根骨は遠位手根列と近位手根列で構成され つまり尺骨は上腕骨に固定されるような状態で 尺骨三角靭帯 性はほぼない一方腕橈関節は球関節であり 腕 手関節尺側部痛や TFCC 損傷が生じる 尺骨月状骨靭帯 あるため 前腕の回旋運動は橈骨が尺骨の周囲を 掌側橈尺靭帯 背側橈尺靭帯 9 つの関節面 あるため 前腕の回旋運動は橈骨が尺骨の周囲を (表 1) 遠位手根列と近位手根列は 掌側橈尺靭帯 背側橈尺靭帯 尺関節と上橈尺関節の動きに同期し広い可動範囲 ねじれるように回転することになる 関節円盤 尺側側副靭帯 ねじれるように回転することになる 関節円盤 尺側側副靭帯 三角線維軟骨複合体(TFCC) からなり これらの関節を総称して手根中央関節 を有する関節である 三角靭帯 三角靭帯 尺骨三角靭帯 尺骨月状骨靭帯 つまり尺骨は上腕骨に固定されるような状態で a という b あるため 前腕の回旋運動は橈骨が尺骨の周囲を 掌側橈尺靭帯 背側橈尺靭帯 掌屈 背屈と橈屈 尺屈 関節円盤 尺側側副靭帯 掌屈 背屈と橈屈 尺屈 ねじれるように回転することになる 4 回旋運動の様子 手根骨は遠位手根列と近位手根列で構成され 三角靭帯 1)舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 手根骨は遠位手根列と近位手根列で構成され 4(a)は手背を につけた状態で その状 表 1 遠位手根列と近位手根列は 9 つの関節面 2)舟状骨 有頭骨関節 (表 1) 遠位手根列と近位手根列は 9 つの関節面 からなり これらの関節を総称して手根中央関節 掌屈 背屈と橈屈 尺屈 態から上腕を動かさずに内旋すると 4(b)になる2-2-1からなり これらの関節を総称して手根中央関節 3)有頭骨 小菱形骨関節 手根骨は遠位手根列と近位手根列で構成され という 尺骨は位置関係が変化しているものの 回転はし 4)有鈎骨 有頭骨関節 9 つの関節面 (表 という 1) 遠位手根列と近位手根列は 1 舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 a bb a ていない一方 橈骨は約 180 回転し尺骨の周 からなり これらの関節を総称して手根中央関節 5) 4 回旋運動の様子 2 舟状骨 有頭骨関節 4 回旋運動の様子 という 1)舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 囲を捩じれるように動いている様子がわかる 3 有頭骨 小菱形骨関節 6)月状骨 有頭骨関節 a b につけた状態で その状 4(a)は手背を 4 a は手背を につけた状態で その 2)舟状骨 有頭骨関節 4 有鈎骨 有頭骨関節 回旋運動による画像の変化 4 回旋運動の様子 7)月状骨 三角骨関節 態から上腕を動かさずに内旋すると 4(b)になる 状態から上腕を動かさずに内旋すると 4 b に1)舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 3)有頭骨 小菱形骨関節 5 4(a)は手背を につけた状態で その状 5 は回旋運動による手関節部での橈骨と尺骨 8)豆状骨 三角骨関節 なる尺骨は位置関係が変化しているものの 回2)舟状骨 有頭骨関節 尺骨は位置関係が変化しているものの 回転はし 6 月状骨 有頭骨関節 4)有鈎骨 有頭骨関節 態から上腕を動かさずに内旋すると 4(b)になる 3)有頭骨 小菱形骨関節 の画像変化を見比べたものである 5(a)は回旋 転はしていない一方 橈骨は約 180 回転し尺骨 9)三角骨 有鉱骨関節 ていない一方 橈骨は約 180 回転し尺骨の周 7 月状骨 三角骨関節 尺骨は位置関係が変化しているものの 回転はし 5) 4)有鈎骨 有頭骨関節 の周囲をねじれるように動いている様子がわかる 運動がないポジショニングで撮影した画像 8 豆状骨 三角骨関節 囲を捩じれるように動いている様子がわかる ていない一方 橈骨は約 180 回転し尺骨の周 5) 6)月状骨 有頭骨関節 9 三角骨 有鉱骨関節 囲を捩じれるように動いている様子がわかる 5(b)は のポジショニングで撮影した場合の画 6)月状骨 有頭骨関節 回旋運動による画像の変化 手根中央関節の回転や滑り運動により手関節は 7)月状骨 三角骨関節 回旋運動による画像の変化 回旋運動による画像の変化 5 は回旋運動による手関節部での橈骨と尺骨 像であるが 5(b)では尺骨長が僅かながら長く 7)月状骨 三角骨関節 8)豆状骨 三角骨関節 5 は回旋運動による手関節部での橈骨と尺骨 手根中央関節の回転や滑り運動により手関節は 掌屈背屈と橈屈尺屈を行うことができるが 例え 5 は回旋運動による手関節部での橈骨と尺骨 8)豆状骨 三角骨関節 の画像変化を見比べたものである 5(a)は回旋 描出されている様子が分かる この画像がもとに の画像変化を見比べたものである 5 a は 9)三角骨 有鉱骨関節 掌屈背屈と橈屈尺屈を行うことができるが 例え の画像変化を見比べたものである 5(a)は回旋 ば掌屈時には 9)三角骨 有鉱骨関節 運動がないポジショニングで撮影した画像 回旋運動がないポジショニングで撮影した画像 運動がないポジショニングで撮影した画像 尺骨突き上げ症候群と誤診を招く可能性も否定は 5(b)は 1 のポジショニングで撮影した場合の画 5 b は 1 のポジショニングで撮影した場 5(b)は 1 のポジショニングで撮影した場合の画 できないまた 5(b)のでは 尺骨茎状突起の 合の画像であるが 5 b では尺骨長が僅か 像であるが 5(b)では尺骨長が僅かながら長く 像であるが 5(b)では尺骨長が僅かながら長く 6 のように舟状骨が回転しなが ば掌屈時には 6 のように舟状骨が回転しなが ら後方へ滑り その他の手根骨が舟状骨とは逆回 ら後方へ滑り その他の手根骨が舟状骨とは逆回 手根中央関節の回転や滑り運動により手関節は 手根中央関節の回転や滑り運動により手関節は 転しながら前方に滑る 転しながら前方に滑る 掌屈背屈と橈屈尺屈を行うことができるが 例え 掌屈背屈と橈屈尺屈を行うことができるが 例え 描出も重なりが見られ 検査の再現性を担保する ながら長く描出されている様子が分かるこの画 掌屈時と背屈時では 主に動く関節面が変化す 掌屈時と背屈時では 主に動く関節面が変化す 描出されている様子が分かるこの画像がもとに 描出されている様子が分かるこの画像がもとに ば掌屈時には 6 のように舟状骨が回転しなが ば掌屈時には 6 のように舟状骨が回転しなが ことも難しい 像がもとに 尺骨突き上げ症候群と誤診を招く可 る 尺骨突き上げ症候群と誤診を招く可能性も否定は ら後方へ滑り その他の手根骨が舟状骨とは逆回 る 尺骨突き上げ症候群と誤診を招く可能性も否定は ら後方へ滑り その他の手根骨が舟状骨とは逆回 できないまた 5(b)のでは 尺骨茎状突起の 能性も否定はできないまた 5 b では できないまた 5(b)のでは 尺骨茎状突起の 転しながら前方に滑る 転しながら前方に滑る 描出も重なりが見られ 検査の再現性を担保する 尺骨茎状突起の描出も重なりが見られ 検査の再 掌屈時と背屈時では 主に動く関節面が変化す 描出も重なりが見られ 検査の再現性を担保する ことも難しい 現性を担保することも難しい る 掌屈時と背屈時では 主に動く関節面が変化す ことも難しい る a b aa b b 5 尺骨描出の変化 5 尺骨描出の変化 a 6 掌屈時の動き 6 掌屈時の動き 5 尺骨描出の変化 b 5 尺骨描出の変化 6 掌屈時の動き 掌屈時の動き

4 巻 頭 言 舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 橈骨 月状骨関節 橈骨 月状骨関節 橈骨 月状骨関節 橈骨 月状骨関節 背屈時の手根中央関節の動き 関節が複雑に動いている様子が見られ 尺屈位で 影した画像だが 手根骨を観察すると 手根中央 は舟状骨が広く描出できている 関節が複雑に動いている様子が見られ 尺屈位で は舟状骨が広く描出できている は舟状骨が広く描出できている 関節が複雑に動いている様子が見られ 尺屈位で は舟状骨が広く描出できている は舟状骨が広く描出できている 支 示 部 板 求 人 コ ー ナ ー 議 事 録 会員の動向 役 員 名 簿 F 申 A 込 X 書 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル しまうため合わせなおす必要がある第 掲 させる施設もある 支 部 勉 強 会 情 報 得られるが,実際には体位を変換する際にずれて 本会の動き 中手骨より末梢側も観察できるように手指を進展 背屈時の手根中央関節の動き 橈骨 舟状骨関節 背屈時の手根中央関節の動き 橈骨 舟状骨関節 背屈時の手根中央関節の動き 橈骨 舟状骨関節 背屈時の手根中央関節の動き 背屈時の手根中央関節の動き 背屈時の手根中央関節の動き 橈骨 舟状骨関節 月状骨 有頭骨関節 橈骨 舟状骨関節 橈骨 舟状骨関節 月状骨 有頭骨関節 橈骨 舟状骨関節 月状骨 有頭骨関節 橈屈位 尺屈位 三角骨 有鈎骨関節 橈屈位 尺屈位 三角骨 有鈎骨関節 橈屈位 尺屈位 三角骨 有鈎骨関節 7 橈屈尺屈角度 月状骨 有頭骨関節 月状骨 有頭骨関節 月状骨 有頭骨関節 7 橈屈尺屈角度 橈屈位 尺屈位 月状骨 有頭骨関節 7 橈屈尺屈角度 三角骨 有鈎骨関節 橈屈位 尺屈位 三角骨 有鈎骨関節 橈屈位 尺屈位 三角骨 有鈎骨関節 橈屈位 尺屈位 三角骨 有鈎骨関節 7 橈屈尺屈角度 3 手関節撮影の体位 橈屈時の手根中央関節の動き 7 橈屈尺屈角度 7 橈屈尺屈角度 3 手関節撮影の体位 橈屈時の手根中央関節の動き 7 橈屈尺屈角度 3 手関節撮影の体位 橈屈時の手根中央関節の動き 橈屈時の手根中央関節の動き 3-1 正面撮影 3-1 正面撮影 3 手関節撮影の体位 3-1 正面撮影 前項で手関節を含めた前腕部の機能解剖につい 遠位手根列は橈側に回転 3 手関節撮影の体位 橈屈時の手根中央関節の動き 前項で手関節を含めた前腕部の機能解剖につい 遠位手根列は橈側に回転 3 手関節撮影の体位 橈屈時の手根中央関節の動き 3-1 正面撮影 遠位手根列は橈側に回転 3 手関節撮影の体位 橈屈時の手根中央関節の動き 前項で手関節を含めた前腕部の機能解剖につい 遠位手根列は橈側に回転 て記述したが 2 のような橈骨と尺骨が重なる 近位手根列は尺側に回転 3-1 正面撮影 て記述したが 2 のような橈骨と尺骨が重なる 近位手根列は尺側に回転 3-1 正面撮影 前項で手関節を含めた前腕部の機能解剖につい 近位手根列は尺側に回転 3-1 正面撮影 て記述したが 2 のような橈骨と尺骨が重なる 近位手根列は尺側に回転 前項で手関節を含めた前腕部の機能解剖につい 遠位手根列は橈側に回転 1 2の体位を見れば明らかであり 手関節 原因は 1 原因は の体位を見れば明らかであり 手関節 て記述したが のような橈骨と尺骨が重な 前項で手関節を含めた前腕部の機能解剖につい 遠位手根列は橈側に回転 前項で手関節を含めた前腕部の機能解剖につい 遠位手根列は橈側に回転 原因は 1 の体位を見れば明らかであり 手関節 て記述したが 2 のような橈骨と尺骨が重なる 近位手根列は尺側に回転 部分は手掌が に向いた P-A の状態だが 肘 部分は手掌が に向いた P-A の状態だが 肘 る原因は 1 の体位を見れば明らかであり 手関 て記述したが 2 のような橈骨と尺骨が重なる 近位手根列は尺側に回転 部分は手掌が に向いた P-A の状態だが 肘 て記述したが 2 のような橈骨と尺骨が重なる 近位手根列は尺側に回転 原因は 1 の体位を見れば明らかであり 手関節 関節部分は肘頭が 面に向き A-P面に向き の状態であ 尺屈時の手根中央関節の動き 節部分は手掌が に向いた P-A の状態だが 尺屈時の手根中央関節の動き 関節部分は肘頭が A-P の状態であ 尺屈時の手根中央関節の動き 原因は 1 の体位を見れば明らかであり 手関節 関節部分は肘頭が 面に向き A-P の状態であ 尺屈時の手根中央関節の動き 原因は 1 の体位を見れば明らかであり 手関節 部分は手掌が に向いた P-A の状態だが 肘 肘関節部分は肘頭が 面に向き A-P の状態で り 前腕が回内していることになる解剖学的に り 前腕が回内していることになる解剖学的に 部分は手掌が に向いた P-Aの状態だが 肘 の状態だが 肘 り 前腕が回内していることになる解剖学的に 部分は手掌が に向いた P-A あり 前腕が回内していることになる解剖学的 遠位手根列は尺側に回転 関節部分は肘頭が 面に向き A-P の状態であ 尺屈時の手根中央関節の動き 正確な正面像を得るためには 8 のように上腕 遠位手根列は尺側に回転 正確な正面像を得るためには 8 のように上腕 遠位手根列は尺側に回転 関節部分は肘頭が 面に向き A-P の状態であ 尺屈時の手根中央関節の動き 正確な正面像を得るためには 8 のように上腕 遠位手根列は尺側に回転 に正確な正面像を得るためには のように上 近位手根列は橈側に回転 関節部分は肘頭が 面に向き A-P 8の状態であ 尺屈時の手根中央関節の動き り 前腕が回内していることになる解剖学的に 骨が水平になるように肩関節を 90 外転させ 肘 近位手根列は橈側に回転 骨が水平になるように肩関節を 90 外転させ 肘 近位手根列は橈側に回転 り 前腕が回内していることになる解剖学的に 骨が水平になるように肩関節を 90 外転させ 肘 近位手根列は橈側に回転 腕骨が水平になるように肩関節を 外転させ 正確な正面像を得るためには 8 90 のように上腕 遠位手根列は尺側に回転 り 前腕が回内していることになる解剖学的に 関節を 90 屈曲させた状態で手関節を中間位に 関節を 90 屈曲させた状態で手関節を中間位に 正確な正面像を得るためには 8 のように上腕 遠位手根列は尺側に回転 関節を 90 屈曲させた状態で手関節を中間位に 肘関節を 90 屈曲させた状態で手関節を中間位に 骨が水平になるように肩関節を 90 外転させ 肘 近位手根列は橈側に回転 することで回旋のない画像が撮影できる 正確な正面像を得るためには 8 のように上腕 遠位手根列は尺側に回転 することで回旋のない画像が撮影できる 骨が水平になるように肩関節を 90 外転させ 肘 近位手根列は橈側に回転 することで回旋のない画像が撮影できる することで回旋のない画像が撮影できる 関節を 90 屈曲させた状態で手関節を中間位に 表 1 手根骨 骨が水平になるように肩関節を 90 外転させ 肘 近位手根列は橈側に回転 表表 1 1 手根骨 手根骨 関節を 90 屈曲させた状態で手関節を中間位に 表 1 手根骨 することで回旋のない画像が撮影できる 遠位手根列 大菱形骨,小菱形骨,有頭骨.有鈎骨 関節を 90 屈曲させた状態で手関節を中間位に 遠位手根列 大菱形骨 小菱形骨 有頭骨 有鈎骨 することで回旋のない画像が撮影できる 遠位手根列 大菱形骨,小菱形骨,有頭骨.有鈎骨 遠位手根列 大菱形骨,小菱形骨,有頭骨.有鈎骨 表 1 手根骨 近位手根列 舟状骨,月状骨,三角骨,豆状骨 近位手根列 舟状骨 月状骨 三角骨 豆状骨 することで回旋のない画像が撮影できる 表 1 手根骨 近位手根列 舟状骨,月状骨,三角骨,豆状骨 近位手根列 舟状骨,月状骨,三角骨,豆状骨 遠位手根列 大菱形骨,小菱形骨,有頭骨.有鈎骨 遠位手根列 大菱形骨,小菱形骨,有頭骨.有鈎骨 表 1 手根骨 近位手根列 舟状骨,月状骨,三角骨,豆状骨 掌屈背屈と橈屈尺屈運動による画像の変化 掌屈背屈と橈屈尺屈運動による画像の変化 舟状骨,月状骨,三角骨,豆状骨 2-2-2近位手根列 掌屈背屈と橈屈尺屈運動による画像の変化 遠位手根列 大菱形骨,小菱形骨,有頭骨.有鈎骨 掌屈背屈と橈屈尺屈運動による画像の変化 8 正面撮影 手関節正面撮影時に 掌屈背屈の屈曲具合は手 手関節正面撮影時に 掌屈背屈の屈曲具合は手 8 正面撮影 手関節正面撮影時に 掌屈背屈の屈曲具合は手 8 正面撮影 近位手根列 舟状骨,月状骨,三角骨,豆状骨 手関節正面撮影時に 掌屈背屈の屈曲具合は手 掌屈背屈と橈屈尺屈運動による画像の変化 指を進展させ手掌面を 指を進展させ手掌面を に密着させたり 手 に密着させたり 手 掌屈背屈と橈屈尺屈運動による画像の変化 指を進展させ手掌面を に密着させたり 手 8 正面撮影 指を進展させ手掌面を に密着させたり 手 指を軽度屈曲したり 補助具を使用したりと 施 3-2 側面撮影 手関節正面撮影時に 掌屈背屈の屈曲具合は手 指を軽度屈曲したり 補助具を使用したと 施設 8 正面撮影 8 正面撮影 手関節正面撮影時に 掌屈背屈の屈曲具合は手 3-2 側面撮影 指を軽度屈曲したり 補助具を使用したと 施設 設ごとで統一することで再現性を担保することが 3-2 側面撮影 指を軽度屈曲したり 補助具を使用したと 施設 指を進展させ手掌面を に密着させたり 手 8 のポジショニングから肘関節と手関節を動 ごとで統一することで再現性を担保することが必 掌屈背屈と橈屈尺屈運動による画像の変化 8 のポジショニングから肘関節と手関節を動 指を進展させ手掌面を に密着させたり 手 3-2 ごとで統一することで再現性を担保することが必 側面撮影 必要である手指を軽度屈曲させることで手関節 3-2 側面撮影 8 のポジショニングから肘関節と手関節を動 かさない状態で肩関節 90 外転していたところ 指を軽度屈曲したり 補助具を使用したと 施設 ごとで統一することで再現性を担保することが必 要である手指を軽度屈曲させることで手関節を 8 正面撮影 手関節正面撮影時に 掌屈背屈の屈曲具合は手 3-2 側面撮影 かさない状態で肩関節 90 外転していたところ 指を軽度屈曲したり 補助具を使用したと 施設 要である手指を軽度屈曲させることで手関節を 8 のポジショニングから肘関節と手関節を動 をより に密着させる方法が一般的であるが 8 のポジショニングから肘関節と手関節を動 を外転 0 にすることができれば正確な側面像を ごとで統一することで再現性を担保することが必 かさない状態で肩関節 90 外転していたところ より に密着させる方法が一般的であるが 要である手指を軽度屈曲させることで手関節を 指を進展させ手掌面を に密着させたり 手 0 にすることができれば正確な側面像を 8 のポジショニングから肘関節と手関節を動 を外転 よりごとで統一することで再現性を担保することが必 に密着させる方法が一般的であるが かさない状態で肩関節 90 外転していたところを 中手骨より末梢側も観察できるように手指を進展 かさない状態で肩関節 90 外転していたところ 得られるが,実際には体位を変換する際にずれて 要である手指を軽度屈曲させることで手関節を 中手骨より末梢側も観察できるように手指を進展 を外転 0 にすることができれば正確な側面像を より に密着させる方法が一般的であるが 側面撮影 かさない状態で肩関節 90 外転していたところ 指を軽度屈曲したり 補助具を使用したと 施設 得られるが,実際には体位を変換する際にずれて 要である手指を軽度屈曲させることで手関節を3-2 中手骨より末梢側も観察できるように手指を進展 外転 0 にすることができれば正確な側面像を得 させる施設もある を外転得られるが,実際には体位を変換する際にずれて 0 にすることができれば正確な側面像を しまうため合わせなおす必要がある第 より に密着させる方法が一般的であるが させる施設もある 中手骨より末梢側も観察できるように手指を進展 を外転 0 にすることができれば正確な側面像を のポジショニングから肘関節と手関節を動 られるが 実際には体位を変換する際にずれてし 一方 橈屈尺屈の中間位となる目安は橈骨軸と より に密着させる方法が一般的であるが しまうため合わせなおす必要がある第 させる施設もある ごとで統一することで再現性を担保することが必 得られるが,実際には体位を変換する際にずれて 中手骨より末梢側も観察できるように手指を進展中手骨は手を握る動作に合わせて大きな可動性が 一方 橈屈尺屈の中間位となる目安は橈骨軸と しまうため合わせなおす必要がある第 させる施設もある まうため合わせなおす必要がある第 中1 4 5 第 3 中手骨軸が一致する角度である 得られるが,実際には体位を変換する際にずれて 中手骨は手を握る動作に合わせて大きな可動性が 中手骨より末梢側も観察できるように手指を進展 一方 橈屈尺屈の中間位となる目安は橈骨軸と かさない状態で肩関節 90 外転していたところ 要である手指を軽度屈曲させることで手関節を しまうため合わせなおす必要がある第 させる施設もある 中手骨は手を握る動作に合わせて大きな可動性が 一方 橈屈尺屈の中間位となる目安は橈骨軸と しまうため合わせなおす必要がある第 させる施設もある を外転 0 にすることができれば正確な側面像を より に密着させる方法が一般的であるが 中手骨は手を握る動作に合わせて大きな可動性が 一方 橈屈尺屈の中間位となる目安は橈骨軸と 中手骨は手を握る動作に合わせて大きな可動性が 一方 橈屈尺屈の中間位となる目安は橈骨軸と 連 載 企 画 橈骨 月状骨関節 7 は同一患者の橈屈尺屈角度を変化させて撮 第 3 中手骨軸が一致する角度である 中手骨軸が一致する角度である 第第33中手骨軸が一致する角度である 7 は同一患者の橈屈尺屈角度を変化させて撮 影した画像だが 手根骨を観察すると 手根中央 は同一患者の橈屈尺屈角度を変化させて撮 第 77は同一患者の橈屈尺屈角度を変化させて撮 3 中手骨軸が一致する角度である 影した画像だが 手根骨を観察すると 手根中央 関節が複雑に動いている様子が見られ 尺屈位で 第 影した画像だが 手根骨を観察すると 手根中央 37中手骨軸が一致する角度である は同一患者の橈屈尺屈角度を変化させて撮 影した画像だが 手根骨を観察すると 手根中央 7 は舟状骨が広く描出できている は同一患者の橈屈尺屈角度を変化させて撮 関節が複雑に動いている様子が見られ 尺屈位で 7 は同一患者の橈屈尺屈角度を変化させて撮 影した画像だが 手根骨を観察すると 手根中央 関節が複雑に動いている様子が見られ 尺屈位で 関節が複雑に動いている様子が見られ 尺屈位で 影した画像だが 手根骨を観察すると 手根中央 は舟状骨が広く描出できている お 知 ら せ 舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 掌屈時の手根中央関節の動き 掌屈時の手根中央関節の動き 掌屈時の手根中央関節の動き 舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 掌屈時の手根中央関節の動き 橈骨 月状骨関節 掌屈時の手根中央関節の動き 掌屈時の手根中央関節の動き 舟状骨 大菱形骨 小菱形骨関節 橈骨 月状骨関節 第 3 中手骨軸が一致する角度である 告 掌屈時の手根中央関節の動き 会

5 あるが 第 2 中手骨と第 3 中手骨は可動性が小さ いことから この部分を垂直な角度に揃えること 手骨は手を握る動作に合わせて大きな可動性があ で 体表面から見える指標として合わせることが 幸いである るが 第 2 中手骨と第 3 中手骨は可動性が小さい あるが 第 2 中手骨と第 3 中手骨は可動性が小さ できる ことから この部分を垂直な角度に揃えること いことから この部分を垂直な角度に揃えること しかしこの状態では が側腹部にぶつかる で 体表面から見える指標として合わせることが できる で 体表面から見える指標として合わせることが ため 9(a)のように肩関節の外転 0 が困難にな しかし この状態では が側腹部にぶつ できる ることが多いまた X 線管球が患者の顔面付近 かるため 9 a のように肩関節の外転 0 が困 しかしこの状態では が側腹部にぶつかる に位置するため 前腕部は体幹から外側に離す方 回外 45 難になることが多いまた X 線管球が患者の顔 回外 20 ため 9(a)のように肩関節の外転 0 が困難にな が良い 面付近に位置するため 前腕部は体幹から外側に ることが多いまた X 線管球が患者の顔面付近 前腕部を体幹部から外側に離す動きは 肩関節 離す方が良い 回外 回外45 45 前腕部を体幹部から外側に離す動きは 肩関節 に位置するため 前腕部は体幹から外側に離す方 の外旋運動による動きであるため 手関節や上橈 の外旋運動による動きであるため 手関節や上橈 が良い 回外 20 回外 20 尺関節 下橈尺関節を固定したままの状態であっ 尺関節 下橈尺関節を固定したままの状態であっ 前腕部を体幹部から外側に離す動きは 肩関節 ても可能である 9(b)のように肩関節を外旋さ ても可能である 9 b のように肩関節を外 の外旋運動による動きであるため 手関節や上橈 せることで X 線管球を顔面から離すことができる 旋させることで X 線管球を顔面から離すことが 尺関節 下橈尺関節を固定したままの状態であっ できる ても可能である 9(b)のように肩関節を外旋さ せることで X 線管球を顔面から離すことができる 回内 45 回内 手関節斜位の角度 回内 回内45 45 参考文献 回内 20 回内 手関節斜位の角度 10 手関節斜位の角度 1)厚生連医誌 第 20 巻 1 号 ルッセ撮影 手関節 aa 9 側面撮影 参考文献 bb 正面 側面二方向基本撮影の撮影法についての検 1 厚生連医誌 第 20 巻 1 号 ルッセ撮影 手関節 9 側面撮影 討参考文献 正面 側面二方向基本撮影の撮影法について 4 斜位撮影 一般的に手関節斜位撮影の角度は回外 a b 45 と回 4 斜位撮影 内 45 で撮影される橈骨尺骨部分の観察であれ 9 側面撮影 一般的に手関節斜位撮影の角度は回外 45 と ば斜位 45 で問題はないが 救急撮影などで手根 回内 45 で撮影される橈骨尺骨部分の観察であ 骨骨折やその中でも特に頻度の高い舟状骨骨折が 4 斜位撮影 れば斜位 45 で問題はないが 救急撮影などで手 疑われる場合は 斜位 45 より斜位 20 での撮影 の方が手根骨の重なりが少なく 骨折線の観察に 一般的に手関節斜位撮影の角度は回外 45 と 根骨骨折やその中でも特に頻度の高い舟状骨骨折 適する 10 回内 45 で撮影される 橈骨尺骨部分の観察であ が疑われる場合は 斜位 45 より斜位 20 での の検討 1)厚生連医誌 第 20 巻 1 号 ルッセ撮影 手関節 2)日本放射線技師会近畿部会雑誌 第 14 巻 3 号 2 日本放射線技師会近畿部会雑誌 第 14 巻 3 号 正面 側面二方向基本撮影の撮影法についての検 機能解剖から見た撮影 上肢編 機能解剖から見た撮影 上肢編 討 3)骨基準撮影法と骨折疑いの追加撮影 3 骨 基 準 撮 影 法 と 骨 折 疑 い の 追 加 撮 影 etrt. 2)日本放射線技師会近畿部会雑誌 第 14 巻 3 号 (etrt.sakura.ne.jp/10ymb.htm) sakura.ne.jp/10ymb.htm 機能解剖から見た撮影 上肢編 3)骨基準撮影法と骨折疑いの追加撮影 (etrt.sakura.ne.jp/10ymb.htm) れば斜位 45 で問題はないが 救急撮影などで手 撮影の方が手根骨の重なりが少なく 骨折線の観 5 さいごに 根骨骨折やその中でも特に頻度の高い舟状骨骨折 察に適する( 10) 整形領域の一般撮影は正確性と再現性が重要視 が疑われる場合は 斜位 45 より斜位 20 での され 施設で撮影方法を統一する必要がある 手関節の撮影方法は本稿で記載した方法だけで 撮影の方が手根骨の重なりが少なく 骨折線の観 5 さいごに はないが 撮影方法を統一する際の一助となれば 察に適する( 10) 整形領域の一般撮影は正確性と再現性が重要視 され 施設で撮影方法を統一する必要がある 5 さいごに 手関節の撮影方法は本稿で記載した方法だけで 整形領域の一般撮影は正確性と再現性が重要視 はないが 撮影方法を統一する際の一助となれば

6 巻 頭 言 会 告 お 知 ら せ 誰でも簡単スカイラインビューの実践 再撮影防止に向けて 誰でも簡単スカイラインビューの実践 堀ノ内病院 社会医療法人 小池 正行 堀ノ内病院 社会医療法人 堀ノ内病院 再撮影防止に向けて 4 方法 4 方法 1 はじめに 撮影法は 膝関節の屈曲角度に応じて変化する膝 膝蓋骨軸位撮影法の一つである Skyline-view 1 はじめに 4 方法 小池 正行 正行 この研究は 2012 年 88 月から 月から 年年5 5月の期 月の期 この研究は 2012 年 間に膝関節軸位像 人工関節を除く 患者 118 間に膝関節軸位像 人工関節を除く 患者 118 膝膝 この研究は 2012 年 8 月から 2013 年 5 月の期 撮影法は 膝関節の屈曲角度に応じて変化する膝 16 歳 86 歳 平均年齢男性 45.5 歳 女性 今回 Ahamad らによる膝蓋靱帯癒着による ため 再現性の高い画像が提供できていない今 像から膝蓋骨の傾きによる誤差 CO/CC 比 膝 画像から膝蓋骨の傾きによる誤差 CO/CC 比 膝 膝蓋骨と膝関節の機能報告に着目したこの報告 回 Ahamad(1)らによる膝蓋靱帯癒着による膝蓋 蓋骨誤差 2 を測定したなお 膝蓋骨誤 蓋骨誤差 ( 2)を測定した なお 膝蓋骨誤差は 蓋骨を観察しながら随時 X 線入射角度を決定する ため 再現性の高い画像が提供できていない今 7 歳 を対象とした従来法の画像と新撮影法の 画像から膝蓋骨の傾きによる誤差 CO/CC 比 膝 と大腿骨 C を結び 単位で測定し 膝蓋 射角度を決定して 再現性の高い新たな膝蓋骨軸 膝蓋靱帯部を基準線としたX線入射点 入射角度 C を結び 0.1mm 0.1mm 単位で測定し膝蓋骨誤差を とに視触知可能な脛骨粗面から膝蓋骨前縁までの O骨 に直行する膝蓋骨辺縁の上縁 C と下縁 O と大腿 位 Skyline-view を 決膝蓋靱帯部を基準線としたX線入射点 入射角度 定 し撮影法 新撮影法 を開発でき て 再 現 性 の 高 い 新 た な 膝 蓋 骨 軸 位 骨誤差を求める膝蓋骨に正確な正接軸位であれ 求める膝蓋骨に正確な正接軸位であれば CO は 骨 C を結び 0.1mm 単位で測定し膝蓋骨誤差を Skyline-view 撮影法 新撮影法 を開発できると 蓋骨誤差を新たな膝蓋骨軸位撮影の測定基準とす 限りなく 0 に近づくことになるこの膝蓋骨誤差 考えた を新たな膝蓋骨軸位撮影の測定基準とする また 新撮影法開発のため膝蓋骨前縁 脛骨粗面 関 2 目的 2 新撮影法開発のため膝蓋骨前縁 脛骨粗面 関 X 線入射角の基礎検討で 2015 年に小池 らが 節腔のなす角と屈曲角度との関係を明らかにした 同一患者による4回の撮影像から再現性の評価を 性の評価を行ったこの研究は防衛医科大学校倫 行った この研究は防衛医科大学校倫理委員会 行った 理委員会 2012 年 8 月に承認を得ている 2012 年 8 この研究は防衛医科大学校倫理委員会 月に承認を得ている 2012 年 8 月に承認を得ている 節腔のなす角と屈曲角度との関係を明らかにした 提案した撮影法を臨床的有用性についても明らか X線入射角の基礎検討で 2015 年に小池(2)らが提 X線入射角の基礎検討で 2015 年に小池(2)らが提 にする案した撮影法を臨床的有用性についても明らかに 議 案した撮影法を臨床的有用性についても明らかに する する 事 3 使用機器 録 X 線単純撮影装置は 3 使用機器 BENEO 富士フイルムメディ 3 使用機器 カル株式会社製 X 線高電圧装置 UD150B-40 X 線単純撮影装置は BENEO 富士フイルムメ UD150 XL2 富士フイルムメディカル株式会社製 撮 FC B-40 株式会社島津製作所製 画像読取装置 B-40 株式会社島津製作所製 画像読取装置 FC 影用カセ ッテ は FUJI IP CASSETTE type CC 撮 R-XL2 富士フイルムメディカル株式会社製 1 新スカイラインビュー撮影法 新スカイラインビュー撮影法 11 新スカイラインビュー撮影法 R-XL2 富士フイルムメディカル株式会社製 撮 役 員 名 簿 富士フイルムメディカル株式会社製 を使用し 影用カセッテは FUJI IP IP CASSETTE 影用カセッテは FUJI CASSETTEtype typecc CC た撮影した画像は DICOM ファイルで画像デー 富士フイルムメディカル株式会社製 を使用し 富士フイルムメディカル株式会社製 を使用し タサーバー Synapse 富士フイルムメディカル株 た撮影した画像は DICOM ファイルで画像デー た撮影した画像は DICOM ファイルで画像デー 式会社製 に蓄積する解析は画像解析装置 ZIO タサーバーSynapse 富士フイルムメディカル株 タサーバーSynapse 富士フイルムメディカル株 F 申 station 610 株式会社 AMIN に取り込み 内蔵 ZIO 式会社製 に蓄積する解析は画像解析装置 式会社製 に蓄積する解析は画像解析装置 ZIO されている解析ソフトを使用した画像表示装置 station (株式会社 AMIN)に取り込み内蔵 station (株式会社 AMIN)に取り込み内蔵 A 込 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル を用いた を用いた 22 膝蓋骨誤差 膝蓋骨誤差 膝蓋骨誤差CO/CC 比 CO/CC 比 CO/CC 比 X 書 は EIZOされている解析ソフトを使用した画像表示装置 Flexscan S2100 株式会社ナナオ社製 されている解析ソフトを使用した画像表示装置 を用いた は EIZO Flexscan S2100 株式会社ナナオ社製 は EIZO Flexscan S2100 株式会社ナナオ社製 会員の動向 X 線単純撮影装置は BENEO 富士フイルムメ 株式会社島津製作所製 画像読取装置 ディカル株式会社製 X 線高電圧装置FCRUD150 ディカル株式会社製 X 線高電圧装置 求 人 コ ー ナ ー 2 目的 節腔のなす角と屈曲角度との関係を明らかにした 新撮影法開発のため膝蓋骨前縁 脛骨粗面 関 るまた 同一患者による 4 回の撮影像から再現 を新たな膝蓋骨軸位撮影の測定基準とする また 同一患者による4回の撮影像から再現性の評価を 部 板 考えた 支 示 2 目的 掲 CO は限りなく 0 に近づくことになるこの膝 ると考えた を決定して 再 現 性 の 高 い 新 た な 膝 蓋 骨 軸 位 ば限りなく 求める膝蓋骨に正確な正接軸位であれば CO は Skyline-view 撮影法 新撮影法 を開発できると 0 に近づくことになるこの膝蓋骨誤差 支 部 勉 強 会 情 報 差 は 膝蓋骨 外 側 B と前 中央 A を 結の中点 ぶ 直線 をもとに視触知可能な脛骨粗面から膝蓋骨前縁ま 骨と膝関節の機能報告に着目したこの報告をも B と前縁中央 A縁 を結ぶ直線 BA 回 Ahamad(1)らによる膝蓋靱帯癒着による膝蓋 膝蓋骨外側 蓋骨誤差 ( 2)を測定した なお 膝蓋骨誤差は BA の中点に直行する膝蓋骨辺縁の上縁 Cと大腿 と下縁 での膝蓋靱帯部を基準線とした X 線入射点 入 とに視触知可能な脛骨粗面から膝蓋骨前縁までの に直行する膝蓋骨辺縁の上縁 C と下縁BA Oの中点 骨と膝関節の機能報告に着目したこの報告をも 膝蓋骨外側 B と前縁中央 A を結ぶ直線 本会の動き 16 歳 86 歳 平均年齢男性 45.5 歳 歳 女性 女性 蓋骨を観察しながら随時 X 線入射角度を決定す 16 歳 86 歳 平均年齢男性 45.5 撮影法は 膝関節の屈曲角度に応じて変化する膝 間に膝関節軸位像 人工関節を除く 患者 118 膝 膝蓋骨軸位撮影法の一つである Skyline-view るため 再現性の高い画像が提供できていない 7 歳 を対象とした従来法の画像と新撮影法の 蓋骨を観察しながら随時 X 線入射角度を決定する 歳 を対象とした従来法の画像と新撮影法の画 膝蓋骨軸位撮影法の一つである Skyline-view 1 はじめに 小池 連 載 企 画 社会医療法人 再撮影防止に向けて 誰でも簡単スカイラインビューの実践

7 5 結果 従来法と新撮影法とを比較するため 膝関節軸 5 結果 5 結果 従来法と新撮影法とを比較するため 膝関節軸 位像同一患者 118 膝の膝蓋骨誤差を測定した結果 従来法と新撮影法とを比較するため 膝関節軸 位像同一患者 118 膝の膝蓋骨誤差を測定した結果 膝蓋骨誤差は従来法 0.4 新撮影法 0.3 p<0.001 位像同一患者 118 膝の膝蓋骨誤差を測定した結果 膝蓋骨誤差は従来法 0.4 新撮影法 0.3 p と有意に減少した( 3)このことから 膝蓋骨に と有意に減少した このことから 膝蓋骨 膝蓋骨誤差は従来法 0.43 新撮影法 0.3 p<0.001 対してより軸位撮影の精度が高まったといえる に対してより軸位撮影の精度が高まったといえる と有意に減少した( 3)このことから 膝蓋骨に また術後経過観察する同一患者による4回撮影の また術後経過観察する同一患者による 4 回撮影の 対してより軸位撮影の精度が高まったといえる 4新撮影法による屈曲角との関係 再現性については従来法の膝蓋骨誤差 (SD 再現性については従来法の膝蓋骨誤差 SD また術後経過観察する同一患者による4回撮影の 0.11)に対して 0.06 (SD 0.01 の結果となり 臨 0.01)の結果となり 臨 0.11 に対して 0.06 SD 4 新撮影法による屈曲角との関係 4新撮影法による屈曲角との関係 再現性については従来法の膝蓋骨誤差 0.30 (SD 3 床研究の平均値を上回る結果が得られた小池 7 結論 床研究の平均値を上回る結果が得られた 小池(3) 0.11)に対して 0.06 (SD 0.01)の結果となり 臨 7 結論 ら は こ の 結 果 をJournal Journal of of Radiological 臨床研究から 従来法と比較して新撮影法は 視 らはこの結果を RadiologicalPhysics Physic 7 結論 床研究の平均値を上回る結果が得られた 小池(3) 臨床研究から 従来法と比較して新撮影法は and Technology に報告した 触診可能な指標 膝蓋骨前縁と脛骨粗面 を利用 s and Technology に報告した 視触診可能な指標 膝蓋骨前縁と脛骨粗面 を利 臨床研究から 従来法と比較して新撮影法は 視 らはこの結果を Journal of Radiological Physic して撮影することでより正確な軸位画像を提供し 用して撮影することでより正確な軸位画像を提供 触診可能な指標 膝蓋骨前縁と脛骨粗面 を利用 s and Technology に報告した ていることが確認できた していることが確認できた して撮影することでより正確な軸位画像を提供し X線撮影法の中で最も曖昧な撮影法の 1 つ Skyl X 線撮影法の中で最も曖昧な撮影法の 1 つ ていることが確認できた ine-view の標準化に目途がつくことは 多くの膝 Skyline-View の標準化に目途がつくことは 多 X線撮影法の中で最も曖昧な撮影法の 1 つ Skyl くの膝関節疾患を持った患者の X 線診断に大き 関節疾患を持った患者のX線診断に大きく貢献で ine-view の標準化に目途がつくことは 多くの膝 く貢献できるものと考えている きるものと考えている 関節疾患を持った患者のX線診断に大きく貢献で 3 膝蓋骨誤差の測定結果 n 118 参考文献 きるものと考えている 参考文献 1 C. S. Ahamad, et al: Effects of Patellar 1 C S Ahamad, et al: Effects of Patella Tendon Adhesion to the Anterior Tibia on 参考文献 r Tendon Adhesion to AnteriorJournal Tibia of on Knee Mechanics Thethe American 6 考察 1 C S Ahamad, et al: Effects of Patella 3 膝蓋骨誤差の測定結果(n=118) 6 考察 KneeSports Mechanics The American Journal of S Medicine, 1998, 26, 新撮影法は 臨床研究において膝蓋骨に対して r Tendon Adhesion to the Anterior Tibia on 2 Koike, H. Nose, S. Takagi, et al 軸位撮影の精度が高まったが 稀に脛骨粗面が膝 portsm.medicine,1998,26, 新撮影法は 臨床研究において膝蓋骨に対して 6 考察 Knee Mechanics The American of S Appropriate incidence angle forjournal fundamental 蓋大腿関節に重なることがあったこれは 大腿 2 M Koike, H Nose, S Takagi, et al 軸位撮影の精度が高まったが 稀に脛骨粗面が膝 ports research Medicine,1998,26, 新撮影法は 臨床研究において膝蓋骨に対して on new skyline radiography 四頭筋腱の加齢や筋力低下による牽引ストレスが 蓋大腿関節に重なることがあったこれは 大腿 Appropriate incidence angle for fundamental development,h Nose, Journal ofs Takagi, Radiological et Physics 膝蓋靱帯組織に影響を与える膝蓋骨低位の患者の 2 M Koike, al 軸位撮影の精度が高まったが 稀に脛骨粗面が膝 四頭筋腱の加齢や筋力低下による牽引ストレスが research on new skyline radiography develo and Technology, , 可能性が最も考えられるまた 再現性について 蓋大腿関節に重なることがあったこれは 大腿 Appropriate incidence angle13-17 for fundamental 膝蓋靱帯組織に影響を与える膝蓋骨低位の患者の pment, Journal of Radiological Physics and 3 M. Koike, H. Nose, S. Takagi, et al A は 術後経過観察する同一患者 1 例で評価した 四頭筋腱の加齢や筋力低下による牽引ストレスが research on new skyline radiography develo 可能性が最も考えられるまた 再現性について Technology,2015 8,13-17 skyline-view imaging technique for axialが 多数の症例を対象とした検討がさらに必要で 膝蓋靱帯組織に影響を与える膝蓋骨低位の患者の pment, Journal of Radiological Physics and は 術後経過観察する同一患者 1 例で評価したが 3 M Koike, et al projection of H Nose, the patella:s Takagi, a clinical study. ある最後に 屈曲角に依存しない新スカイライ 可能性が最も考えられるまた 再現性について Technology,2015 8,13-17 J o u r n a l o f imaging R a d i o l o gtechnique i c a l P h y sfor i c s axial-p and ンビュー撮影法としてボランティア撮影した像を 多数の症例を対象とした検討がさらに必要である A skyline-view は 術後経過観察する同一患者 1 例で評価したが 3 M Koike, H Nose, S Takagi, et al Technology, 4 に示す 最後に 屈曲角に依存しない新スカイラインビュ rojection of the2015 8, patella: a clinical study. Jou 多数の症例を対象とした検討がさらに必要である A skyline-view imaging technique for axial-p ー撮影法としてボランティア撮影した像を 4 rnal of Radiological Physics and Technology 最後に 屈曲角に依存しない新スカイラインビュ rojection of the patella: a clinical study. Jou に示す , ー撮影法としてボランティア撮影した像を 4 rnal of Radiological Physics and Technology 3 膝蓋骨誤差の測定結果(n=118) に示す ,

8 巻 頭 言 会 大腿骨頚部骨折の撮影 読影ポイント 告 画像から見た撮影ポイントと画像から診た読影ポイント 深谷赤十字病院 大腿骨頚部骨折の撮影 読影ポイント 画像から見た撮影ポイントと画像から診た読影ポイント 1 はじめに 坂本 里紗 大腿骨頚部骨折は高齢化や骨粗鬆症との関連が 深く 年々増加傾向にあるその為 日常の検査 正面像では下肢を内旋させることにより大腿骨 坂本 坂本 里紗 里紗 頚部 大転子は広く描出され 逆に小転子は狭く 支 示 部 板 求 人 コ ー ナ ー 議 事 録 会員の動向 役 員 名 簿 F 申 大腿骨頚部は外旋位時には転子部 頚部 骨頭 部が水平ではなく後傾していているので そのま 2-4 内旋時の大腿骨頚部の動き 部が水平ではなく後傾していているので そのま 大腿骨頚部は外旋位時には転子部 頚部 骨頭 まの状態では正面撮影時に頚部が狭く描出されて まの状態では正面撮影時に頚部が狭く描出されて の傾きをポジショニングで確認する画像では恥 部が水平ではなく後傾していているので そのま 正面像では左右対称性が重要になるので 骨盤 しまう そこで内旋位にさせることにより転子部 骨結節 上前腸骨棘 また股関節大転子 小転子 しまうそこで内旋位にさせることにより転子 骨結節 上前腸骨棘 また股関節大転子 小転子 まの状態では正面撮影時に頚部が狭く描出されて の傾きをポジショニングで確認する画像では恥 頚部 骨頭部が水平となり 正面撮影時に頚部を に着目し 左右対称性を確認する 部 頚部 骨頭部が水平となり 正面撮影時に頚 に着目し 左右対称性を確認する しまうそこで内旋位にさせることにより転子部 骨結節 上前腸骨棘 また股関節大転子 小転子 広く描出することが可能となる( 2) 2 両下肢の内旋位は内旋角 度が有用とさ 部を広く描出することが可能となる 両下肢の内旋位は内旋角 度が有用とさ 頚部 骨頭部が水平となり 正面撮影時に頚部を に着目し 左右対称性を確認する れており 両親指を付けるようにすることで 内 れており 両親指を付けるようにすることで 内 広く描出することが可能となる( 2) 両下肢の内旋位は内旋角 度が有用とさ 旋位の安定性が増す 旋位の安定性が増す れており 両親指を付けるようにすることで 内 骨折を疑う場合はむやみに内旋させず 骨盤を 骨折を疑う場合はむやみに内旋させず 骨盤を 旋位の安定性が増す 正面性のあるポジショニングにしてから左右の下 正面性のあるポジショニングにしてから左右の下 肢の長さを比較し 短縮や外旋 変形などはない 骨折を疑う場合はむやみに内旋させず 骨盤を 肢の長さを比較し 短縮や外旋 変形等はないか か患者観察を行ってからポジショニングを行うこ 正面性のあるポジショニングにしてから左右の下 患者観察を行ってからポジショニングを行うこと とも重要となる 肢の長さを比較し 短縮や外旋 変形等はないか も重要となる 患者観察を行ってからポジショニングを行うこと 2-2 正面撮影のポイント 正面像では左右対称性が重要になるので 骨盤 正面像では左右対称性が重要になるので 骨盤 2-2 正面撮影のポイント の傾きをポジショニングで確認する画像では恥 掲 2-4大腿骨頚部は外旋位時には転子部 頚部 骨頭 内旋時の大腿骨頚部の動き 支 部 勉 強 会 情 報 2-2 上方 正面撮影のポイント 3cm の点に入射する 本会の動き た場合 最も簡便で有用なスクリーニング検査は 2 大腿骨頚部XP撮影 2 大腿骨頚部 XP 撮影 XP撮影である 病歴や身体所見により大腿骨頚部骨折が疑われ 病歴や身体所見により大腿骨頚部骨折が疑われ 2-1 大腿骨頚部正面撮影 た場合 最も簡便で有用なスクリーニング検査は た場合 最も簡便で有用なスクリーニング検査は 体位 前後方向で撮影腰椎と骨盤の正面像を中 XP 撮影である XP撮影である 2-1 大腿骨頚部正面撮影 心に合わせ 左右の上前腸骨棘を結んだ線を水平 2-1 大腿骨頚部正面撮影 体位 前後方向で撮影腰椎と骨盤の正面像を中 1 正面像における外旋位と内旋位画像の比較 にする下肢は伸展位で内旋させる 体位 前後方向で撮影腰椎と骨盤の正面像を中 心に合わせ 左右の上前腸骨棘を結んだ線を水平 (左:外旋位 右:内旋位) 中心線 垂直な中心線で 正中線上の恥骨結合の 心に合わせ 左右の上前腸骨棘を結んだ線を水平 にする下肢は伸展位で内旋させる 1 正面像における外旋位と内旋位画像の比較 上方 にする下肢は伸展位で内旋させる 3cm の点に入射する 1 正面像における外旋位と内旋位画像の比較 中心線 垂直な中心線で 正中線上の恥骨結合の 左 : 外旋位 右 : 内旋位 2-4 内旋時の大腿骨頚部の動き (左:外旋位 右:内旋位) 中心線 垂直な中心線で 正中線上の恥骨結合の 上方 3cm の点に入射する 2-3 正面像の内旋位画像のポイント 1 はじめに 描出される 大腿骨頚部が広く描出されることで においても多く撮影している撮影部位のひとつで 2-3 正面像の内旋位画像のポイント 1 はじめに 正面像では下肢を内旋させることにより大腿骨 大腿骨頚部骨折は高齢化や骨粗鬆症との関連が 骨皮質や骨梁のわずかな断裂も認識しやすくなる もあると思われるそして大腿骨頚部骨折は骨折 正面像では下肢を内旋させることにより大腿骨 大腿骨頚部骨折は高齢化や骨粗鬆症との関連が 深く 年々増加傾向にあるその為 日常の検査 (頚部 大転子は広く描出され 逆に小転子は狭く 1) 部位 骨折によってそれぞれ治療法が異なる 頚部 大転子は広く描出され 逆に小転子は狭く 深く 年々増加傾向にあるその為 日常の検査 描出される 大腿骨頚部が広く描出されることで においても多く撮影している撮影部位のひとつで 為 画像診断は重要なツールとなる 描出される大腿骨頚部が広く描出されること においても多く撮影している撮影部位のひとつで 骨皮質や骨梁のわずかな断裂も認識しやすくなる もあると思われるそして大腿骨頚部骨折は骨折 で 骨皮質や骨梁のわずかな断裂も認識しやすく あると思われるそして大腿骨頚部骨折は骨折部 ( 1) 部位 骨折によってそれぞれ治療法が異なる なる 1 位 骨折によってそれぞれ治療法が異なる 2 大腿骨頚部XP撮影 為 画像診断は重要なツールとなる 為 画像診断は重要なツールとなる 病歴や身体所見により大腿骨頚部骨折が疑われ 連 載 企 画 画像から見た撮影ポイントと画像から診た読影ポイント 2-3 正面像の内旋位画像のポイント 深谷赤十字病院 深谷赤十字病院 お 知 ら せ 大腿骨頚部骨折の撮影 読影ポイント A 込 も重要となる 2 内旋時の大腿骨頚部の動き 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル X 書 2 内旋時の大腿骨頚部の動き 2 内旋時の大腿骨頚部の動き

9 2-5 大腿骨頚部軸位撮影 3 再現性の高い画像提供 軸位像は骨頭と頚部の前後面での傾きや転位 XP撮影は術後のフォローでも重要な検査とな 頚部後方の粉砕を正確に評価する為に有用となる るその際には画像の再現性も重要となり 再現 体位 水平方向で軸位撮影骨盤部を水平にし 性を保つための工夫も必要となる 非検側の股関節と膝関節を 90 以上屈曲する検 2-5 大腿骨頚部軸位撮影 内旋位と内旋位が不十分なときの画像比較や内 3 再現性の高い画像提供 側の下肢を伸展し内旋する 軸位像は骨頭と頚部の前後面での傾きや転位 旋位時の大腿骨頚部の動きを把握しながらしっか XP 撮影は術後のフォローでも重要な検査とな 頚部後方の粉砕を正確に評価する為に有用とな 中心線 水平な中心線で 大腿骨頭に入射する るその際には画像の再現性も重要となり 再現 りと撮影ポイントを理解し共有する る 体位 水平方向で軸位撮影骨盤部を水平にし 性を保つための工夫も必要となる 術後の患者の場合 撮影前に過去画像を参照し 内旋位と内旋位が不十分なときの画像比較や内 2-6 軸位撮影のポイント 固定具の形状でも再現性を確認することも可能で 検側大腿骨頭に非検側臀部が重ならないように 側の下肢を伸展し内旋する ある りと撮影ポイントを理解し共有する 中心線 水平な中心線で 大腿骨頭に入射する 非検側の股関節と膝関節を屈曲させる 術後の患者の場合 撮影前に過去画像を参照し 技師間の情報共有を行い 特殊な補助具の使用 臀部の下にタオルを入れることにより高さを設 固定具の形状でも再現性を確認することも可能で や技師の補助が必要であった場合は RIS に情報 ける痩形の患者の場合には大腿骨頚部や坐骨の を残すことで 次回の撮影時にスムーズな撮影が 画像欠損を防ぎ 非検側股関節を屈曲させた際の 非検側の股関節と膝関節を屈曲させる でき 再現性も増す や技師の補助が必要であった場合は RIS に情報 骨盤の傾き防止にも繋がる 臀部の下にタオルを入れることにより高さを設 を残すことで 次回の撮影時にスムーズな撮影が 非検側の股関節と膝関節を 90 以上屈曲する検 2-6 軸位撮影のポイント 検側大腿骨頭に非検側臀部が重ならないように ける痩形の患者の場合には大腿骨頚部や坐骨の 大腿骨頚部骨折術後の場合 患者の内旋位制限 画像欠損を防ぎ 非検側股関節を屈曲させた際の の可能性も考慮し撮影前に患者状態を把握するこ 骨盤の傾き防止にも繋がる とは重要となる 大腿骨頚部骨折術後の場合 患者の内旋位制限 痛みが強いなどで撮影困難な場合は医師と相談 の可能性も考慮し撮影前に患者状態を把握するこ 旋位時の大腿骨頚部の動きを把握しながらしっか ある 技師間の情報共有を行い 特殊な補助具の使用 でき 再現性も増す CT 検査 4 大腿骨頚部骨折の 4-1 CT 検査 4 大腿骨頚部骨折の CT 検査 XP 撮影で骨折が明らかに認められる症例であ 4-1 CT 検査 っても骨折判定の為に CT 撮影をすることがある XP 撮影で骨折が明らかに認められる症例で し 検側下肢を軽度屈曲させた状態で撮影するな とは重要となる CT 撮影することで 骨折の範囲や骨片と関節の あっても骨折判定の為に CT 撮影をすることがあ 痛みが強いなどで撮影困難な場合は医師と相談 どの工夫 また CT など他の撮影モダリティーで るCT 撮影することで 骨折の範囲や骨片と関 解剖学的位置関係を正確に把握することが可能で の撮影提案も必要となる あるまたMPRのみならず 3D 画像によって の撮影提案も必要となる も骨折型をすることもある為 複雑な骨折症 し 検側下肢を軽度屈曲させた状態で撮影するな どの工夫 また CT など他の撮影モダリティーで ても骨折型をすることもある為 複雑な骨折 内旋させることにより大腿骨頚部が水平に長く 2-7 軸位像の内旋位画像のポイント 内旋させることにより大腿骨頚部が水平に長く 描出され 小転子と大転子が重複する一方 内 描出され 小転子と大転子が重複する一方 内 旋が不十分な場合は 大転子が下方に下がり 坐 旋が不十分な場合は 大転子が下方に下がり 坐 骨に重複して描出される 3 能であるまた MPR のみならず 3D 画像によっ 例の骨折において特に CT 症例の骨折において特に CT撮影は重要となる 撮影は重要とな 2-7 軸位像の内旋位画像のポイント 骨に重複して描出される( 3) 節の解剖学的位置関係を正確に把握することが可 る 4-2 当院の大腿骨頚部骨折の CT 検査ルーチン 4-2 当院の大腿骨頚部骨折の CT 検査ルーチン 骨条件の MPR Ax Sag Cor) をスライス厚 骨条件の MPR Ax Sag Cor をスライス厚 2mm で作成Cor では下肢が内旋できなかった 2mm で作成Cor では下肢が内旋できなかった 場合に 頚部がなるべく広く見えるように大腿骨 場合に 頚部がなるべく広く見えるように大腿骨 頭から頚部が平行になるように作成している 頭から頚部が平行になるように作成している 画像は大腿骨頚部の骨片と関節の解剖学的 3D 3D 画像は大腿骨頚部の骨片と関節の解剖学的位 位置関係を把握し 骨盤骨折との鑑別を行う為 置関係を把握し 骨盤骨折との鑑別を行う為に に 骨盤 大腿骨頚部の 3D 画像と骨折範囲が分 骨盤+大腿骨頚部の 3D 画像と骨折範囲が分かり かりやすいように大腿骨頚部のみ 3D 画像を作成 やすいように大腿骨頚部のみ 3D 画像を作成して している 4 いる 4 3 軸位像における画像比較 3 軸位像における画像比較 左 : 内旋位 右 : 内旋位不十分 (左: 内旋位 右:内旋位不十分)

10 巻 頭 言 会 位を保持することが難しいのが現状であるCT 定する必要がある 位を保持することが難しいのが現状であるCT 位 を 保 持 す る こ と が 難 し い の が 現 状 で あ る 5 大腿骨頚部骨折の骨折 検査に於いても患者状態に応じて 体位を決 CT 検査においても患者状態に応じて 体 5-1骨頭側から骨頭下骨折 頚部骨折(中間部骨折) 大腿骨頚部骨折部位別 4 当院大腿骨頚部骨折 CT 検査ルーチン画像 4-3 検査 4 当院大腿骨頚部骨折 CT 検査ルーチン画像 とされる小転子下 5cm 範囲の転子下骨折 転子 ので 関節の安定性を増強させる組織として重要 寛骨臼蓋と大腿骨頚部に付着し大腿骨頭を包むも 包むもので 関節の安定性を増強させる組織とし 部骨折 転子部骨折の亜型の頚基部骨折(転子間骨 とされる小転子下 5cm 範囲の転子下骨折 転子 4-3 撮影は 検査 XP 撮影で骨折が明らかでない場合 て重要とされる小転子下 5cm 範囲の転子下骨 ので 関節の安定性を増強させる組織として重要 折)と分かれるこれらは関節包の外側の骨折なの 部骨折 転子部骨折の亜型の頚基部骨折(転子間骨 折 転子部骨折 転子部骨折の亜型の頚基部骨折 とされる小転子下 5cm 範囲の転子下骨折 転子 で 外側骨折と呼ばれる( 6) 折)と分かれる これらは関節包の外側の骨折なの 転子間骨折 と分かれるこれらは関節包の外 部骨折 転子部骨折の亜型の頚基部骨折(転子間骨 側の骨折なので 外側骨折と呼ばれる 6 で 外側骨折と呼ばれる( 6) 折)と分かれる これらは関節包の外側の骨折なの で 外側骨折と呼ばれる( 6) 掲 支 示 部 板 役 員 名 簿 F 申 A 込 X 書 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル 5-3 内側骨折 外側骨折の特徴 内側骨折は解剖学的特徴から骨癒合が得られに 内側骨折は解剖学的特徴から骨癒合が得られに くく 外側骨折は内側骨折に比べ血行動態も良好 4-55 当院大腿骨頚部骨折 CT 検査のポジショニング 検査ルーチン画像 検査ルーチン画像 当院大腿骨頚部骨折 5-3内側骨折 外側骨折の特徴 内側骨折 外側骨折の特徴 くく 外側骨折は内側骨折に比べ血行動態も良好 4-5XPCT 検査のポジショニング な為 比較的骨癒合しやすいという特徴がある 撮影同様に CT 撮影でも下肢の内旋 内側骨折は解剖学的特徴から骨癒合が得られに 内側骨折は解剖学的特徴から骨癒合が得られに な為 比較的骨癒合しやすいという特徴がある XP 撮影同様に CT 撮影でも下肢の内旋 解剖学的特徴とは関節包内は外骨膜がない為に骨 位が理想的ではあるが 特に 撮影の場合は くく 外側骨折は内側骨折に比べ血行動態も良好 4-5 CT 検査のポジショニング くく 外側骨折は内側骨折に比べ血行動態も良好 4-5撮影時間も長い為 すべての患者に対しては内旋 CT 検査のポジショニング 折時に滑液が骨折部に流入して骨癒合が障害され 解剖学的特徴とは関節包内は外骨膜がない為に骨 位が理想的ではあるが 特に 撮影の場合は な為 比較的骨癒合しやすいという特徴がある XP 撮影同様に CT 撮影でも下肢の内旋 な為 比較的骨癒合しやすいという特徴がある XP 撮影同様に CT 撮影でも下肢の内旋 折時に滑液が骨折部に流入して骨癒合が障害され 撮影時間も長い為 すべての患者に対しては内旋 解剖学的特徴とは関節包内は外骨膜がない為に骨 位が理想的ではあるが 特に 撮影の場合は 解剖学的特徴とは関節包内は外骨膜がない為に骨 位が理想的ではあるが 特に 撮影の場合は 折時に滑液が骨折部に流入して骨癒合が障害され 撮影時間も長い為 すべての患者に対しては内旋 折時に滑液が骨折部に流入して骨癒合が障害され 撮影時間も長い為 すべての患者に対しては内旋 会員の動向 折線は関節包外に確認できる 折線は関節包外に確認できる 5-3 内側骨折 外側骨折の特徴 録 当院大腿骨頚部骨折 検査ルーチン画像 事 5 議 6 大腿骨頚部骨折部位別 6 大腿骨頚部骨折部位別 6 大腿骨頚部骨折部位別 5-2 頚基部骨折と転子部骨折の 求 人 コ ー ナ ー 6 大腿骨頚部骨折部位別 5-2 頚基部骨折と転子部骨折の 頚基部骨折と転子部骨折は XP 画像での鑑別が 5-2 頚基部骨折と転子部骨折は 頚基部骨折と転子部骨折の XP 画像での鑑別が 5-2困難な場合には 頚基部骨折と転子部骨折の CT 画像にて鑑別が可能である 頚基部骨折と転子部骨折は 画像での鑑別が 困難な場合には CT 画像にて鑑別が可能である 頚基部骨折と転子部骨折は XP XP 画像での鑑別が 頚基部骨折は 3D 画像で骨折線が近位前方では関 頚基部骨折は 3D 画像で骨折線が近位前方では関 困難な場合には 画像にて鑑別が可能である 困難な場合には CTCT 画像にて鑑別が可能である 節包内に 遠位後方では関節包外にまたがるもの 節包内に 遠位後方では関節包外にまたがるもの 頚基部骨折は 画像で骨折線が近位前方では関 頚基部骨折は 3D3D 画像で骨折線が近位前方では関 を指す一方 転子部骨折は外側骨折なので 骨 を指す一方 転子部骨折は外側骨折なので 骨 節包内に 遠位後方では関節包外にまたがるもの 節包内に 遠位後方では関節包外にまたがるもの 折線は関節包外に確認できる 折線は関節包外に確認できる を指す一方 転子部骨折は外側骨折なので 骨 を指す一方 転子部骨折は外側骨折なので 骨 5 当院大腿骨頚部骨折 検査ルーチン画像 支 部 勉 強 会 情 報 に確定診断として撮影を行う骨髄内の血腫や髄 撮影は XP 撮影で骨折が明らかでない場合 検査 検査 内浮腫を感度よく描出でき 骨折評価では最も有 に確定診断として撮影を行う骨髄内の血腫や髄 撮影は 撮影はXP XP撮影で骨折が明らかでない場合 撮影で骨折が明らかでない場 用とされている 合に確定診断として撮影を行う骨髄内の血腫や 内浮腫を感度よく描出でき 骨折評価では最も有 に確定診断として撮影を行う骨髄内の血腫や髄 髄内浮腫を感度よく描出でき 骨折評価では最も 4-4 当院の大腿骨頚部骨折の 検査 用とされている 内浮腫を感度よく描出でき 骨折評価では最も有 有用とされている スライス厚 5mm スペーシングギャップ 1mm 4-4用とされている 当院の大腿骨頚部骨折の 検査 にて撮影撮影時間は 15 20min 撮影の スライス厚 5mm スペーシングギャップ 1mm 4-4 当院の大腿骨頚部骨折の 検査 検査 4-4 当院の大腿骨頚部骨折の 場合 骨折部位は T1 強調像で低信号 STIR 像 スライス厚 スペーシングギャップ 1mm にて撮影撮影時間は 15 20min 撮影の スライス厚 5mm 5mm スペーシングギャップ 1mm T2 強調像で高信号に描出される 撮影シーケンス にて撮影撮影時間は 15 20min 撮影の にて撮影撮影時間は 15 20min 撮影の 場合 骨折部位は T1 強調像で低信号 STIR 像 は以下のに示す通りである( 5) 尚 当院で 場合 骨折部位は T1 強調像で低信号 STIR 像 T1 強調像で低信号 STIR 像 T2場合 骨折部位は 強調像で高信号に描出される 撮影シーケンス T2強調像で高信号に描出される 強調像で高信号に描出される撮影シーケンス は基本的には休日 夜間の大腿骨頚部の 撮 T2 撮影シーケンス は以下のに示す通りである( 5) 尚 当院で は以下のに示す通りである 5 尚 当院で 影対応はせず 必要があれば CT 5) 撮影の施行とな は以下のに示す通りである( 尚 当院で は基本的には休日 夜間の大腿骨頚部の 撮影 撮 は基本的には休日 夜間の大腿骨頚部の は基本的には休日 夜間の大腿骨頚部の 撮 る 対応はせず 必要があれば CT 撮影の施行となる 影対応はせず 必要があれば CT 撮影の施行とな 影対応はせず 必要があれば CT 撮影の施行とな る る 本会の動き 4 当院大腿骨頚部骨折 CT 検査ルーチン画像 4 当院大腿骨頚部骨折 CT 検査ルーチン画像 5 大腿骨頚部骨折の骨折 5 大腿骨頚部骨折の骨折 に分かれる これらは関節包の内側の骨折なので 骨頭側から骨頭下骨折 頚部骨折(中間部骨折) 5-1 大腿骨頚部骨折部位別 5-1 大腿骨頚部骨折部位別 内側骨折と呼ばれる関節包とは線維性組織で に分かれる これらは関節包の内側の骨折なので 骨頭側から骨頭下骨折 頚部骨折 中間部骨 骨頭側から骨頭下骨折 頚部骨折(中間部骨折) 寛骨臼蓋と大腿骨頚部に付着し大腿骨頭を包むも 内側骨折と呼ばれる関節包とは線維性組織で 折 に分かれるこれらは関節包の内側の骨折な に分かれる これらは関節包の内側の骨折なので ので 関節の安定性を増強させる組織として重要 ので 内側骨折と呼ばれる関節包とは線維性組 寛骨臼蓋と大腿骨頚部に付着し大腿骨頭を包むも 内側骨折と呼ばれる関節包とは線維性組織で 織で 寛骨臼蓋と大腿骨頚部に付着し大腿骨頭を 連 載 企 画 定する必要がある 位を決定する必要がある 5-1 大腿骨頚部骨折部位別 5 大腿骨頚部骨折の骨折 お 知 ら せ 検査に於いても患者状態に応じて 体位を決 定する必要がある 告 位を保持することが難しいのが現状であるCT 検査に於いても患者状態に応じて 体位を決

11 ること 関節包内は栄養血管が少ないとされてお ること 関節包内は栄養血管が少ないとされてお り血管が損傷することで血行動態が悪くなり骨癒 ること 関節包内は栄養血管が少ないとされてお り血管が損傷することで血行動態が悪くなり骨癒 ること 関節包内は栄養血管が少ないとされてお 合の障害の原因にもなることがあげられる り血管が損傷することで血行動態が悪くなり骨癒 合の障害の原因にもなることがあげられる り血管が損傷することで血行動態が悪くなり骨癒 合の障害の原因にもなることがあげられる 合の障害の原因にもなることがあげられる 5-4 Garden 5-4 Garden Garden 7 5-4大腿骨頚部骨折のには Garden Garden 7 5-4大腿骨頚部骨折のには Garden を用いるのが一般的である 内側骨折の骨折程度 大腿骨頚部骨折のには Garden 7 を用いるのが一般的である 内側骨折の骨折程度 大腿骨頚部骨折のには Garden 7 転位程度によって 1 4 段階にされる を用いるのが一般的である内側骨折の骨折程 転位程度によって 1 4 段階にされる を用いるのが一般的である 内側骨折の骨折程度 ステージ 1 は不完全骨折で内側では骨性連続性が 度 転位程度によって 1 4 段階にされる ステージ 12 は不完全骨折で内側では骨性連続性が ステージ 1 は不完全骨折で内側では骨性連続性 転位程度によって 1 4 段階にされる 残存ステージ は完全骨折で軟部組織の骨性連 残存ステージ 2 は完全骨折で軟部組織の骨性連 が残存ステージ 2 は完全骨折で軟部組織の骨性 ステージ 1 は不完全骨折で内側では骨性連続性が 続が残存ステージ 3 は完全骨折で回転転位があ 8 Pauwels 8 Pauwels 連続が残存ステージ 3 は完全骨折で回転転位が 続が残存ステージ 3 は完全骨折で回転転位があ5-6 Evans 8 Pauwels 8 Pauwels 残存ステージ 2 は完全骨折で軟部組織の骨性連 り 頚部被膜の骨性連続が残存骨頭の一次圧迫 あり 頚部被膜の骨性連続が残存骨頭の一次圧 5-6 Evans り 頚部被膜の骨性連続が残存骨頭の一次圧迫 続が残存ステージ 3 は完全骨折で回転転位があ Evans ( 9) は外側骨折の内側骨皮質の 骨梁群が横へ傾き 縦の骨梁と一致しなくなる状 5-6Evans Evans ( 9) は外側骨折の内側骨皮質の 迫骨梁群が横へ傾き 縦の骨梁と一致しなくなる 骨梁群が横へ傾き 縦の骨梁と一致しなくなる状 5-6 Evans り 頚部被膜の骨性連続が残存骨頭の一次圧迫 損傷 整復 転位程度によってされる内側 態ステージ 4 は完全骨折で全ての軟部組織が断 Evans 9 は外側骨折の内側骨皮質の 状態ステージ 4 は完全骨折で全ての軟部組織が 損傷 整復 転位程度によってされる内側 態ステージ 4 は完全骨折で全ての軟部組織が断骨皮質は厚い緻密骨で固く 安定した骨支持性の Evans ( 9) は外側骨折の内側骨皮質の 骨梁群が横へ傾き 縦の骨梁と一致しなくなる状 裂しており骨頭は回転せず 一次圧迫骨梁群の横 損傷 整復 転位程度によってされる内側 断裂しており骨頭は回転せず 一次圧迫骨梁群の 骨皮質は厚い緻密骨で固く 安定した骨支持性の 裂しており骨頭は回転せず 一次圧迫骨梁群の横 損傷 整復 転位程度によってされる内側 態ステージ 4 は完全骨折で全ての軟部組織が断大きな役割がある連続性がどの程度保たれてい への傾きもなく 縦の骨梁の走行と比較してもほ 骨皮質は厚い緻密骨で固く 安定した骨支持性の 横への傾きもなく 縦の骨梁の走行と比較しても 大きな役割がある連続性がどの程度保たれてい への傾きもなく 縦の骨梁の走行と比較してもほ 骨皮質は厚い緻密骨で固く 安定した骨支持性の 裂しており骨頭は回転せず 一次圧迫骨梁群の横 るかが術後の荷重時の支持性に大きく影響する ぼ平行移動しただけの状態そして ステージ 1 大きな役割がある連続性がどの程度保たれてい ほぼ平行移動しただけの状態そして ステージ るかが術後の荷重時の支持性に大きく影響する ぼ平行移動しただけの状態そして ステージ 1 大きな役割がある連続性がどの程度保たれてい への傾きもなく 縦の骨梁の走行と比較してもほ 3 と34と を転位型として るかが術後の荷重時の支持性に大きく影響する 1とと2 2を非転移型 ステージ を非転位型 ステージ 4 を転位型とし 術後のリハビリでは安定型は疼痛の訴えも少なく 術後のリハビリでは安定型は疼痛の訴えも少なく と 2 を非転移型 ステージ 3 と 4 を転位型として るかが術後の荷重時の支持性に大きく影響する ぼ平行移動しただけの状態そして ステージ 1比較的スムーズに機能回復していく傾向にあるの 2 つにするのが 治療法選択と予後予測との 術後のリハビリでは安定型は疼痛の訴えも少なく て 2 つにするのが 治療法選択と予後予測と 比較的スムーズに機能回復していく傾向にあるの 2 比較的スムーズに機能回復していく傾向にあるの の面で間違えが少ないという考え方が主流である 術後のリハビリでは安定型は疼痛の訴えも少なく とつにするのが 治療法選択と予後予測との 2 を非転移型 ステージ 3 と 4 を転位型としてに対し 不安定型は疼痛が大きく 術後のリハビ 面で間違えが少ないという考え方が主流である に対し 不安定型は疼痛が大きく 術後のリハビ 面で間違えが少ないという考え方が主流である に対し 不安定型は疼痛が大きく 術後のリハビ 比較的スムーズに機能回復していく傾向にあるの 2 つにするのが 治療法選択と予後予測とのリに難渋する人が多い傾向にある 面で間違えが少ないという考え方が主流である リに難渋する人が多い傾向にある リに難渋する人が多い傾向にある に対し 不安定型は疼痛が大きく 術後のリハビ リに難渋する人が多い傾向にある 7 Garden 7 Garden 7 Garden 9 Evans 9 Evans 9 Evans Pauwels Pauwels 7 Garden Pauwels 8 は骨折線のなす角度で分 6 大腿骨頚部骨折の手術 5-5 Pauwels 9 Evans Pauwels ( 8) は骨折線のなす角度で分 6 大腿骨頚部骨折の手術 類され 剪断力という物体の表面が互いに逆方向 ( 8) は骨折線のなす角度で分6-1 6 大腿骨頚部骨折の手術 5-5Pauwels Pauwels 類され 剪断力という物体の表面が互いに逆方向 手術方針決定 6-1 手術方針決定 に平行移動する働きを生み出す力がポイントとな 類され 剪断力という物体の表面が互いに逆方向 6-1 手術方針決定 6 大腿骨頚部骨折の手術 Pauwels ( 8) は骨折線のなす角度で分 大腿骨頚部骨折の手術方針は年齢 日常生活レ に平行移動する働きを生み出す力がポイントとな 大腿骨頚部骨折の手術方針は年齢 日常生活レ る骨折線が水平に近いほど剪断力は小さく 骨 大腿骨頚部骨折の手術方針は年齢 日常生活レ 類され 剪断力という物体の表面が互いに逆方向 6-1 手術方針決定 る に平行移動する働きを生み出す力がポイントとな 骨折線が水平に近いほど剪断力は小さく 骨 ベル 骨折などにより決定される手術には ベル 骨折などにより決定される手術には 折部に作用する圧迫力で癒合が得られる一方 る 骨折線が水平に近いほど剪断力は小さく 骨 ベル 骨折などにより決定される手術には に平行移動する働きを生み出す力がポイントとな大きく骨接合術と人工骨頭置換術があり 若年者 大腿骨頚部骨折の手術方針は年齢 日常生活レ 折部に作用する圧迫力で癒合が得られる一方 大別して骨接合術と人工骨頭置換術があり 若年 骨折線が垂直に近いほど剪断力は大きく 適度な 折部に作用する圧迫力で癒合が得られる一方 大きく骨接合術と人工骨頭置換術があり 若年者 る 骨折線が水平に近いほど剪断力は小さく 骨に対しては人工骨頭の寿命を考慮し なるべく骨 ベル 骨折などにより決定される手術には 骨折線が垂直に近いほど剪断力は大きく 適度な 者に対しては人工骨頭の寿命を考慮し なるべく 圧迫刺激の障害となる 骨折線が垂直に近いほど剪断力は大きく 適度な に対しては人工骨頭の寿命を考慮し なるべく骨 折部に作用する圧迫力で癒合が得られる一方 接合術を選択し 自身の骨を温存することが選択 大きく骨接合術と人工骨頭置換術があり 若年者 圧迫刺激の障害となる 骨接合術を選択し 自身の骨を温存することが選 圧迫刺激の障害となる 接合術を選択し 自身の骨を温存することが選択 骨折線が垂直に近いほど剪断力は大きく 適度なされる一方 高齢者に対しては術後の早期臥位 に対しては人工骨頭の寿命を考慮し なるべく骨 択される一方 高齢者に対しては術後の早期臥 される一方 高齢者に対しては術後の早期臥位 圧迫刺激の障害となる 接合術を選択し 自身の骨を温存することが選択 される一方 高齢者に対しては術後の早期臥位

12 巻 頭 言 圧迫力がかかり骨癒合を促進することができる 為に人工骨頭置換術が選択される 安定タイプの外側骨折 Evans Group1 2 に対して検討される 圧迫力がかかり骨癒合を促進することができる プの外側骨折 EvansEvans Group1 2 に対して 安定タイプの外側骨折 Group1 2 議 事 録 会員の動向 11 XP画像 左 正面像 右 軸位像 画像 左 正面像 右 軸位像 11 XP 11 XP 画像 左 正面像 右 軸位像 7-2 症例 症例 X 書 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル 固定することで 強固に固定が可能で骨折部に 概往歴 なし A 込 外来受診 主訴 右股関節痛があり 内旋にて疼痛増強 概往歴 なし 主訴 右股関節痛があり 内旋にて疼痛増強 概往歴 なし F 申 52 歳 女性 症例 2 歳 女性 経過 自動車で交差点内に進入時衝突され 救急 52 歳 女性 経過 自動車で交差点内に進入時衝突され 救急 外来受診 経過 自動車で交差点内に進入時衝突され 救急 外来受診 主訴 右股関節痛があり 内旋にて疼痛増強 役 員 名 簿 CHS 固定法 CHS:Compression Hip Screw は 6-5 CHS 固定法 大腿骨頭にスクリューを挿入し これと結合した 6-5 CHS CHS固定法(CHS:Compression 固定法 Hip Screw プレートを大腿骨幹部の外側に取り付けて固定す CHS 固定法(CHS:Compression Hip Screw は大腿骨頭にスクリューを挿入し これと結合 ることで 強固に固定が可能で骨折部に圧迫力が は大腿骨頭にスクリューを挿入し これと結合 したプレートを大腿骨幹部の外側に取り付けて かかり骨癒合を促進することができる安定タイ したプレートを大腿骨幹部の外側に取り付けて 固定することで 強固に固定が可能で骨折部に 求 人 コ ー ナ ー 討される では ステージ 1 2 に対し検 骨折 Garden 6-5 CHS 固定法 討される 部 板 骨折 Garden では ステージ 1 2 に対し検 ることで安定が得られ 転位のない安定した内側 る 支 示 のか把握しておくことが必要となる CCS CCS固定法 固定法 CCS 固定法 CCS:Cannulated Cancellous Screw 固 定 法 (CCS:Cannulated Cancellous 6-4CCS CCS 固定法 はそれぞれのピンが皮質骨の 3 点に接することで Screw はそれぞれのピンが皮質骨の 3 点に接す CCS 固 定 法 (CCS:Cannulated Cancellous 安定が得られ 転位のない安定した内側骨折 ることで安定が得られ 転位のない安定した内側 Screw はそれぞれのピンが皮質骨の 3 点に接す Garden では ステージ 1 2 に対し検討され 掲 主訴 左下肢内旋不可 自動不可 他動で激痛 DM XP 所見 正面像で左右の大腿骨頚部を比較する XP 所見 正面像で左右の大腿骨頚部を比較する 10 大腿骨頚部骨折の主な術式 概往歴 狭心症 うっ血性心不全 ASO DM 10 大腿骨頚部骨折の主な術式 と左大腿骨頚部に明らかな短縮所見 完全骨折と 6-3 人工骨頭置換術 XP と左大腿骨頚部に明らかな短縮所見 完全骨折と 所見 正面像で左右の大腿骨頚部を比較する 人工骨頭置換術(BHA:Bipolar Hip Arthroplasty 骨連続性の断裂が認められる( 11) 骨連続性の断裂が認められる 人工骨頭置換術 と左大腿骨頚部に明らかな短縮所見 完全骨折と 6-3 人工骨頭置換術 診断 左大腿骨頚部骨折 Garden は大腿骨頭を切除し 金属あるいはセラミックで 診断 左大腿骨頚部骨折 Gardenステージ ステージ 4 4 人工骨頭置換術 BHA:Bipolar Hip Arthroplasty 人工骨頭置換術(BHA:Bipolar Hip Arthroplasty 骨連続性の断裂が認められる( 11) 術式 年齢はまだ若いが ASO DM の病歴があり できた骨頭で置換するものである術式は前方ア 術式 年齢はまだ若いが ASO DM の病歴があ は大腿骨頭を切除し 金属あるいはセラミックでで 診断 左大腿骨頚部骨折 Garden ステージ 4 は大腿骨頭を切除し 金属あるいはセラミックで り 長期臥位 安静による合併症リスクを考慮し きた骨頭で置換するものである術式は前方アプ 長期臥位 安静による合併症リスクを考慮し人工 プローチと後方アプローチがあるが 一般的には 術式 年齢はまだ若いが ASO DM の病歴があり できた骨頭で置換するものである術式は前方ア 人工骨頭置換術の適応となる ローチと後方アプローチがあるが 一般的には後 骨頭置換術の適応となる 後方アプローチの術式が多く 人工骨頭置換術後 長期臥位 安静による合併症リスクを考慮し人工 プローチと後方アプローチがあるが 一般的には 方アプローチの術式が多く 人工骨頭置換術後は は股関節の屈曲 内転 内旋にて脱臼肢位となる 骨頭置換術の適応となる 後方アプローチの術式が多く 人工骨頭置換術後 股関節の屈曲 内転 内旋にて脱臼肢位となるた ため XP 撮影時は事前にどのような手術をした め XP 撮影時は事前にどのような手術をしたのか は股関節の屈曲 内転 内旋にて脱臼肢位となる のか把握しておくことが必要となる 把握しておくことが必要となる ため XP 撮影時は事前にどのような手術をした 支 部 勉 強 会 情 報 10 大腿骨頚部骨折の主な術式 52 歳 男性 主訴 左下肢内旋不可 自動不可 他動で激痛 請主訴 左下肢内旋不可 自動不可 他動で激 経過 自宅の廊下で転倒 疼痛改善せず救急要請 痛 概 往 歴 狭 心 症 う っ 血 性 心 不 全 ASO 概往歴 狭心症 うっ血性心不全 ASO DM 本会の動き 討される 7 症例 7 症例 7-1 症例 症例 1 7 症例 52 歳 男性 52 歳 男性 7-1経過 症例 1 自宅の廊下で転倒 疼痛改善せず救急要請 経過 自宅の廊下で転倒疼痛改善せず救急要 して検討される 折 Evans group3 4 や Type2 に対して検 連 載 企 画 6-6 髄内固定法 検討される に対して検討される 髄内固定法(PFN:Proximal Femoral Nail)は骨 術である CCS 固定法が適用される外側骨折の 6-2 骨折部位による術式選択 6-6 髄内固定法 6-2 骨折部位による術式選択 場合は骨接合術である髄内固定法または CHS 固 6-6の中心部にある髄腔に骨端から金属製の長いロッ 髄内固定法 内側骨折の場合は人工骨頭置換術または骨接合 髄内固定法 PFN:Proximal Femoral Nail は 内側骨折の場合は人工骨頭置換術または骨接合 トを打ち込む方法である不安定タイプの外側骨 定法が適用される( 10) 髄内固定法(PFN:Proximal Femoral Nail)は骨 術である CCS 固定法が適用される外側骨折の 固定法が適用される外側骨折の 骨の中心部にある髄腔に骨端から金属製の長い 術である CCS 折 Evans group3 4 や Type2 に対して検 の中心部にある髄腔に骨端から金属製の長いロッ 場合は骨接合術である髄内固定法または CHS ロットを打ち込む方法である不安定タイプの外 場合は骨接合術である髄内固定法または CHS固 固 討される トを打ち込む方法である不安定タイプの外側骨 定法が適用される( 10 10) 側骨折 Evans Group3 4 や Type2 に対 定法が適用される 内側骨折の場合は人工骨頭置換術または骨接合 の為に人工骨頭置換術が選択される お 知 ら せ からの脱出(=寝たきりや床ずれ 肺炎の防止)の 6-2 骨折部位による術式選択 位からの脱出 寝たきりや床ずれ 肺炎の防止 為に人工骨頭置換術が選択される 告 からの脱出(=寝たきりや床ずれ 肺炎の防止)の 会

13 7-3 症例 XP 所見 右大腿骨頚部に骨折線を認める 所見 右大腿骨頚部に骨折線を認める ( 12) 症例 3 33 XP XP 所見 右大腿骨頚部に骨折線を認める ( ( 12)12) 症例 84 歳 男性 CT 所見 CT でも右大腿骨頚部に明らかな骨折所 84 歳 男性 CT 所見 CT でも右大腿骨頚部に明らかな骨折所 84 歳 男性 所見 CT でも右大腿骨頚部に明らかな骨折所 7-3 症例 3 XPCT 所見 右大腿骨頚部に骨折線を認める ( 12) 経過 転倒し 整形外来に受診 見を認める( 13) ( 14) 14) 7-3経過 転倒し 整形外来に受診 症例 XP 所見 右大腿骨頚部に骨折線を認める ( 12) 84 経過 転倒し 整形外来に受診 見を認める( 13) 13) ( ( 14) 歳 男性 CT 所見 CT でも右大腿骨頚部に明らかな骨折所 7-3 症例3 3 XP見を認める( 所見 右大腿骨頚部に骨折線を認める 主訴 右大腿基部痛 大転子に疼痛あるが自動運 診断 右大腿骨頚部骨折の Garden 1 2 経過 転倒し 整形外来に受診 84 歳 男性 CT 所見 CT でも右大腿骨頚部に明らかな骨折所 主訴 右大腿基部痛 大転子に疼痛あるが自動運 診断 右大腿骨頚部骨折の 1 2 主訴 右大腿基部痛 大転子に疼痛あるが自動運 診断 右大腿骨頚部骨折の Garden 歳 男性 12 見を認める( 13) ( 14) Garden 動可能概往歴 なし 術式 XP CT 所見より内側骨折と確定され 概 経過 転倒し 整形外来に受診 見を認める( 13) ( 14)Garden 1 2 主訴 右大腿基部痛 大転子に疼痛あるが自動運 動可能概往歴 なし 術式 XP CT 経過 転倒し 整形外来に受診 CT術式 XP CT 所見 CT 所見より内側骨折と確定され 概 でも右大腿骨頚部に明らかな骨折 動可能概往歴 なし 所見より内側骨折と確定され 概 診断 右大腿骨頚部骨折の 主訴 右大腿基部痛 大転子に疼痛あるが自動運 所見を認める XP 所見 骨折は認められず日勤時間帯であっ 往歴もない為 CCS 固定法での骨接合術が選択さ 主訴 右大腿基部痛 大転子に疼痛あるが自動運 診断 右大腿骨頚部骨折の Garden 1 2 動可能概往歴 なし XP 所見 骨折は認められず日勤時間帯であっ 往歴もない為 CCS 固定法での骨接合術が選択さ XP 所見 骨折は認められず日勤時間帯であっ 往歴もない為 CCS 固定法での骨接合術が選択さ 術式 XP CT 所見より内側骨折と確定され 概 動可能概往歴 なし 診断 右大腿骨頚部骨折の Garden 1 2 た為 緊急で 施行となる( 15) れる 動可能概往歴 なし 術式 XP CT 所見より内側骨折と確定され 概 た為 緊急で 施行となる( 15)15) れる た為 緊急で 施行となる( れる XP 所見 骨折は認められず日勤時間帯であっ 往歴もない為 CCS 固定法での骨接合術が選択さ XP 所見 骨折は認められず日勤時間帯であっ 術 式 XP CT 所 見 よ り 内 側 骨 折 と 確 定 さ れ 所見 右大腿骨転子部に T115) 強調像で低信号 XP 所見 骨折は認められず日勤時間帯であっ 往歴もない為 CCS 固定法での骨接合術が選択さ た為 緊急で 所見 右大腿骨転子部に T1 T1 強調像で低信号 所見 右大腿骨転子部に 強調像で低信号 施行となる( れる た為 緊急で 施行となる 15 概往歴もない為 CCS 固定法での骨接合術が選 STIR 像 T2 強調像で高信号の骨折所見が認めら た為 緊急で 施行となる( 15) れる STIR 像 T2 強調像で高信号の骨折所見が認めら STIR 像 T2 強調像で高信号の骨折所見が認めら 所見 右大腿骨転子部に T1 強調像で低信号 所見 右大腿骨転子部に T1 強調像で低信 択される れる( 16) ( 所見 右大腿骨転子部に T1 強調像で低信号 れる( 16) (( 17) 17) れる( 16) STIR 像 T2 強調像で高信号の骨折所見が認めら 号 STIR 像 T217) 強調像で高信号の骨折所見が 診断 右大腿骨転子部骨折 STIR 像 T2 強調像で高信号の骨折所見が認めら 診断 右大腿骨転子部骨折 れる( 16) ( 17) 16 診断 右大腿骨転子部骨折 認められる 17 術式 髄内固定法での骨接合術が選択される れる( 16) ( 17) 術式 髄内固定法での骨接合術が選択される 診断 右大腿骨転子部骨折 術式 髄内固定法での骨接合術が選択される 診断 右大腿骨転子部骨折 多くの大腿骨頚部骨折は XP 画像で診断できるが 術式 髄内固定法での骨接合術が選択される 診断 右大腿骨転子部骨折 術式 髄内固定法での骨接合術が選択される 多くの大腿骨頚部骨折は XPXP 画像で診断できるが 多くの大腿骨頚部骨折は 画像で診断できるが 多くの大腿骨頚部骨折は XP 画像で診断できる もし XP 画像で骨折線が認められなくても そこ 多くの大腿骨頚部骨折は XP 画像で診断できるが 術式 髄内固定法での骨接合術が選択される もし XPXP 画像で骨折線が認められなくても そこ もし 画像で骨折線が認められなくても そこ 12 XP 12 XP 画像 12 XP 画像 画像 12 XP 画像 12 XP 画像 12 XP 画像 が もし XP 画像で骨折線が認められなくても で骨折がないとは断定できないその場合には もし XP 画像で骨折線が認められなくても そこ 多くの大腿骨頚部骨折は XP 画像で診断できるが で骨折がないとは断定できないその場合には で骨折がないとは断定できないその場合には そこで骨折がないとは断定できないその場合に は非侵襲的に検査が可能で 診断精度が高く で骨折がないとは断定できないその場合には もし XPは非侵襲的に検査が可能で 画像で骨折線が認められなくても そこ は非侵襲的に検査が可能で 診断精度が高く 診断精度が高く は は非侵襲的に検査が可能で 診断精度が 有用な検査である は非侵襲的に検査が可能で 診断精度が高く で骨折がないとは断定できないその場合には 有用な検査である 有用な検査である 高く有用な検査である 有用な検査である は非侵襲的に検査が可能で 診断精度が高く 有用な検査である CT CT 画像 MPR 画像(MPR) 13 CT 画像(MPR) 13 CT 画像(MPR) 13 CT 画像(MPR) XP 画像 15 XP 15 XP 画像 画像 15 XP 画像 15 XP 画像 13 CT 画像(MPR) 15 XP 画像 CT CT 画像 3D 画像(3D) 14 CT 画像(3D) 14 CT 画像(3D) 14 CT 画像(3D) 画像 画像 画像 16 画像 16 画像 14 CT 画像(3D) 16 画像

14 巻 頭 言 会 告 お 知 ら せ 連 載 企 画 17 画像 17 画像 単純 X 線撮影法 金原出版 X 書 解 南江堂 A 込 第 第26 版日本整形外科学会 日本骨折治療学会監修 版 医学書院 骨 関節 X 線写真の撮りかたと見かた 医学書院 解 単純 X 線撮影法 金原出版 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル 第6版 F 申 第 2 版日本整形外科学会 日本骨折治療学会監修 9 参考文献 南江堂 大腿骨頚部/転子部骨折ガ診療ガイドライン改訂 骨 関節 X 線写真の撮りかたと見かた 役 員 名 簿 足を運び撮影技術 読影力を積み重ねることがス 9 参考文献 キルアップへの第一歩となる 大腿骨頚部 / 転子部骨折診療ガイドライン改訂 会員の動向 スキルアップへの第一歩となる 日頃から撮影や読影を意識し 勉強会や研究会に 録 れているという役割を自覚することが必要である に足を運び撮影技術 読影力を積み重ねることが 事 そして我々 診療放射線技師は読影補助を求めら 日頃から撮影や読影を意識し 勉強会や研究会 議 意識することで 読影しやすい画像を提供したい 要となる読影力の向上には骨折を理解する という撮影技術への向上心もさらに増してくる ことで画像の読影ポイントも理解できる読影を そして我々 診療放射線技師は読影補助を求めら 意識することで 読影しやすい画像を提供したい れているという役割を自覚することが必要であ という撮影技術への向上心もさらに増してくる る 求 人 コ ー ナ ー 要となる読影力の向上には骨折を理解する ションをることも大切であるまた画像の再現 ことで画像の読影ポイントも理解できる読影を 性を保つために組織でルール作りをすることも必 部 板 把握 撮影への協力を仰げるようにコミュニケー 性を保つために組織でルール作りをすることも必 支 示 するための撮影のポイントを理解し 患者の状態 ションをることも大切であるまた画像の再現 掲 とは重要で その上で診断に有用な画像提供が必 CT 撮影においてもその役割を理解するこ 要となる とは重要で その上で診断に有用な画像提供が必 撮影技術の向上には 診断に有用な画像を提供 要となる するための撮影のポイントを理解し 患者の状態 撮影技術の向上には 診断に有用な画像を提供 把握 撮影への協力を仰げるようにコミュニケー 支 部 勉 強 会 情 報 患者状態と共に術式選択の重要な因子となる 大きな役割であり 骨折部位や骨折は年齢や CT 撮影においてもその役割を理解するこ 患者状態と共に術式選択の重要な因子となる 本会の動き 8 さいごに 8 まとめ 大腿骨頚部骨折において XP 撮影は骨折評価の 大腿骨頚部骨折に於いて XP 撮影は骨折評価の 大きな役割であり 骨折部位や骨折は年齢や

15 臨床に適した画像処理選択の基本 臨床に適した画像処理選択の基本 臨床に適した画像処理選択の基本 四肢撮影を中心に 四肢撮影を中心に 四肢撮影を中心に 済生会川口総合病院 済生会川口総合病院 済生会川口総合病院 森 一也 森 一也 一也 森 1 DR と S/F 系の違い 1 DR と S/F 系の違い 1 はじめに 整形外科領域の骨疾患では 精細な画像が要求 整形外科領域の骨疾患では 精細な画像が要求 整形外科領域の骨疾患では 精細な画像が要求 されるため 画素サイズの小さいアナログ画像が されるため 画素サイズの小さいアナログ画像が されるため 画素サイズの小さいアナログ画像が 有用とされてきたしかし 近年ではデジタル画 有用とされてきたしかし 近年ではデジタル画 有用とされてきたしかし 近年ではデジタル画 像の急速な普及により 多くの施設でアナログか 像の急速な普及により 多くの施設でアナログか 像の急速な普及により 多くの施設でアナログか らデジタルへの移行が行われているデジタル画 らデジタルへの移行が行われているデジタル画 らデジタルへの移行が行われているデジタル画 像は アナログ画像に比べ解像度は劣るものの 像は アナログ画像に比べ解像度は劣るものの 像は アナログ画像に比べ解像度は劣るものの 広いダイナミックレンジをもち 多彩な画像処理 広いダイナミックレンジをもち 多彩な画像処理 広いダイナミックレンジをもち 多彩な画像処理 を行うことができるため アナログ画像では描出 を行うことができるため アナログ画像では描出 を行うことができるため アナログ画像では描出 困難な領域においても対応することが可能である 困難な領域においても対応することが可能である 困難な領域においても対応することが可能である これら画像処理の特性を使用者が理解していな これら画像処理の特性を使用者が理解していな ければ 診断に適した画像提供を行うことはでき これら画像処理の特性を使用者が理解していな ければ 診断に適した画像提供を行うことはでき 1 S/F 系の特性 11 S/F 系の特性 系の特性 ないそのため 疾患に関する知識だけではな ければ 診断に適した画像提供を行うことはでき ないそのため 診断に適した画像を提供するた く 画像を取得する検出器の知識も必要とされ ないそのため 診断に適した画像を提供するた めには 疾患に関する知識だけではなく 画像を る めには 疾患に関する知識だけではなく 画像を 取得する検出器の知識も必要とされる 本稿では 画像処理の基礎特性および 臨床 取得する検出器の知識も必要とされる 本稿では 画像処理の基礎特性及び 臨床に における画像処理方法について述べる 本稿では 画像処理の基礎特性及び 臨床に おける画像処理方法について述べる おける画像処理方法について述べる 2 DR と S/F 系の違い と S/F系系の違い 2-1.2 DR Screen-Film 2 DR と S/F 系の違い Screen-Film S/F 系とは 増感紙およびフィ 2-1 Screen-Film 系 ルム 主にハロゲン化銀 を用いたアナログ画像 2-1 Screen-Film 系 Screen-Film S/F 系とは 増感紙及びフィル のことである画像を取得するためには 露光し Screen-Film S/F 系とは 増感紙及びフィル ム 主にハロゲン化銀 を用いたアナログ画像の たフ ィ ル ム の 現 像 作 業 が 必 要 と な るDigital ム 主にハロゲン化銀 を用いたアナログ画像の ことである画像を取得するためには 露光した Radiography DR と比較した際の S/F 系の ことである画像を取得するためには 露光した フ ィ ル ム の 現 像 作 業 が 必 要 と な る Digital 特性を 1 に示す フ ィ ル ム の 現 像 作 業 が 必 要 と な る Digital Radiography DR と比較した際の S/F 系の特 Radiography DR と比較した際の S/F 系の特 性を 1 に示す 2-2. Digital Radiography 性を 2-2 Digital Radiography DR とは1Xに示す 線の信号 アナログ信号 を標本化 2-2 Digital Radiography DR とは X 線の信号 アナログ信号 を標本化 した後 量子化を行うことで デジタル信号として DR とは X 線の信号 アナログ信号 を標本化 描出するデジタル画像のことである A/D 変換 した後 量子化を行うことで デジタル信号とし 一般撮影領域では Flat Panel Detector した後 量子化を行うことで デジタル信号とし て描出するデジタル画像のことである A/D 変換 および Computed Radiography CR が用いら て描出するデジタル画像のことである A/D 変換 一般撮影領域では Flat Panel Detector れているS/F 系と比較した際の DR の特性を 一般撮影領域では Flat Panel Detector 及び Computed Radiography CR が用いられ 2 に示す 及び Computed Radiography CR が用いられ ているS/F 系と比較した際の DR の特性を 2 22 DR DR の特性 の特性 2 DR の特性 S/F 系と DR を比較すると DR は現像処理が S/F 系と DR を比較すると DR は現像処理が 不要になることによるワークフローの改善や 広 S/F 系と DR を比較すると DR は現像処理が 不要になることによるワークフローの改善や 広 いダイナミックレンジ 多彩な画像処理技術など 不要になることによるワークフローの改善や 広 いダイナミックレンジ 多彩な画像処理技術等の の多くの利点を有しているしかし 整形外科領 いダイナミックレンジ 多彩な画像処理技術等の 多くの利点を有しているしかし 整形外科領域 域においては 微小構造の変化を観察しているた 多くの利点を有しているしかし 整形外科領域 め 必ずしも DR の方が優れているとは言えな においては 微小構造の変化を観察しているため いDR の利点を活かすためには S/F 系では描 においては 必ずしも DR微小構造の変化を観察しているため の方が優れているとは言えない DR 出不可能であった領域において DR 特有の画像 必ずしも DR の方が優れているとは言えない DR の利点を活かすためには S/F 系では描出不可能 処理を最大限に活用し 診断能を向上させた画像 の利点を活かすためには S/F 系では描出不可能 であった領域において DR 特有の画像処理を最 の提供が必要である であった領域において DR 特有の画像処理を最 大限に活用し 診断能を向上させた画像の提供が ているS/F 系と比較した際の DR の特性を 2 大限に活用し 診断能を向上させた画像の提供が に示す 必要である に示す 必要である

16 巻 頭 言 本会の動き 支 部 勉 強 会 情 報 掲 における画像処理技術 DRDR における画像処理技術 33 3DR における画像処理技術 3-2 Look Table による階調処理 3-2 Look UpUp Table による階調処理 3-2. Look Up Table による階調処理 3-2 Look Up Table による階調処理 Look Table とは 入力信号に対す Look UpUp Table とは 入力信号に対す 3-2 Look Up Table による階調処理 Look Up Table とは 入力信号に対す Look Table とは 入力信号に対す る出力信号の割当テーブルを用いた階調処理のこ る出力信号の割当テーブルを用いた階調処理のこ Look UpUp Table とは 入力信号に対す る出力信号の割当テーブルを用いた階調処理のこ る出力信号の割当テーブルを用いた階調処理のこ とである画像コントラストの改善や 明るさの とである画像コントラストの改善や 明るさの る出力信号の割当テーブルを用いた階調処理のこ とである画像コントラストの改善や 明るさの とである画像コントラストの改善や 明るさの 変更に利用される線形変換や 非線形変換が用 変更に利用される線形変換や 非線形変換が用 とである画像コントラストの改善や 明るさの 変更に利用される線形変換や 非線形変換が用 変更に利用される線形変換や 非線形変換が用 いられ 撮影部位に適した が事前に設定 いられ 撮影部位に適した が事前に設定 いられ 撮影部位に適した が事前に設定 変更に利用される線形変換や 非線形変換が用 における画像処理技術 3 3DRDR における画像処理技術 連 載 企 画 3-3. ダイナミックレンジ圧縮処理 ダイナミックレンジ圧縮処理 Dynamic Range Compression Processing 処理 とは 特 Compression Processing 処理 とは 特 ダイナミックレンジ圧縮処理 Dynamic Range ダイナミックレンジ圧縮処理 Dynamic Range Compression Processing 処理 とは 特 定の濃度域に対して濃度変換を実施し その範囲 定の濃度域に対して濃度変換を実施し その範囲 Compression Processing 処理 とは 特 Compression Processing 処理 とは 特定 定の濃度域に対して濃度変換を実施し その範囲 外では画像濃度を維持する局所的な階調処理のこ 外では画像濃度を維持する局所的な階調処理のこ 定の濃度域に対して濃度変換を実施し その範囲 の濃度域に対して濃度変換を実施し その範囲外 外では画像濃度を維持する局所的な階調処理のこ とであるヒストグラム上では ピクセル値がコ とであるヒストグラム上では ピクセル値がコ 外では画像濃度を維持する局所的な階調処理のこ では画像濃度を維持する局所的な階調処理のこと とであるヒストグラム上では ピクセル値がコ ントラスト不良領域から主観察領域に圧縮される ントラスト不良領域から主観察領域に圧縮される とであるヒストグラム上では ピクセル値がコ であるヒストグラム上では ピクセル値がコン ントラスト不良領域から主観察領域に圧縮される 処理の原理及び 処理によるピクセル 処理の原理及び 処理によるピクセル ントラスト不良領域から主観察領域に圧縮される トラスト不良領域から主観察領域に圧縮される 1) 1) 処理の原理及び 処理によるピクセル 値の変化を 5 6 にそれぞれ示す 値の変化を 5 6 にそれぞれ示す 処理の原理及び 処理によるピクセル 処理の原理および 処理によるピクセ 1) 1 値の変化を 5 6 6にそれぞれ示す 1) ル値の変化を 5 にそれぞれ示す 値の変化を 5 6 にそれぞれ示す お 知 ら せ を用いることにより 症例に合わせて簡便 に階調変換を行うことが可能となるまた 数種 に階調変換を行うことが可能となるまた 数種 を用いることにより 症例に合わせて簡便 を用いることにより 症例に合わせて簡 に階調変換を行うことが可能となるまた 数種 類の を事前に設定しておくことにより 症 類の を事前に設定しておくことにより 症 に階調変換を行うことが可能となるまた 数種 便に階調変換を行うことが可能となるまた 数 類の を事前に設定しておくことにより 症 例に適した を即座に選択でき 短時間で再 例に適した を即座に選択でき 短時間で再 類の を事前に設定しておくことにより 症 種類の を事前に設定しておくことにより 例に適した を即座に選択でき 短時間で再 現性の良い画像描出が可能となるしかし 現性の良い画像描出が可能となるしかし 例に適した を即座に選択でき 短時間で再 症例に適した を即座に選択でき 短時間で 現性の良い画像描出が可能となるしかし の調整だけでは 局所的な画像コントラストの改 の調整だけでは 局所的な画像コントラストの改 現性の良い画像描出が可能となるしかし 再現性の良い画像描出が可能となるしかし の調整だけでは 局所的な画像コントラストの改 善に限界がある 善に限界がある の調整だけでは 局所的な画像コントラストの改 の調整だけでは 局所的な画像コントラス 善に限界がある により診断能の向上が期待できる本稿では 主 3-3 ダイナミックレンジ圧縮処理 に階調処理について述べる 3-3 ダイナミックレンジ圧縮処理 に階調処理について述べる トの改善に限界がある ことにより診断能の向上が期待できる本稿で 善に限界がある により診断能の向上が期待できる本稿では 主 3-3 ダイナミックレンジ圧縮処理 に階調処理について述べる ダイナミックレンジ圧縮処理 Dynamic Range ダイナミックレンジ圧縮処理 Dynamic Range は 主に階調処理について述べる 3-3 ダイナミックレンジ圧縮処理 に階調処理について述べる 3 DR の画像処理技術 3-1 DR で用いられる画像処理技術 3-1 DR で用いられる画像処理技術 3 DR の画像処理技術 3 DR の画像処理技術 3-1 DR で用いられる画像処理技術 DR で用いられている画像処理技術を 3 に示 DR で用いられている画像処理技術を 3 に示 3-1 DR で用いられる画像処理技術 3-1. DR で用いられる画像処理技術 DR で用いられている画像処理技術を 3 に示 すDR では様々な種類の画像処理技術が用いら すDR では様々な種類の画像処理技術が用いら DR で用いられている画像処理技術を 3 に示 DR で用いられている画像処理技術を 3 に示 すDR では様々な種類の画像処理技術が用いら れており 大別すると階調処理と周波数処理に分 れており 大別すると階調処理と周波数処理に分 すDR では様々な種類の画像処理技術が用いら すDR ではさまざまな種類の画像処理技術が用 れており 大別すると階調処理と周波数処理に分 けられるこれらの画像処理を適切に用いること けられるこれらの画像処理を適切に用いること れており 大別すると階調処理と周波数処理に分 いられており 大別すると階調処理と周波数処理 けられるこれらの画像処理を適切に用いること により診断能の向上が期待できる本稿では 主 により診断能の向上が期待できる本稿では 主 けられるこれらの画像処理を適切に用いること に分けられるこれらの画像処理を適切に用いる 告 を用いることにより 症例に合わせて簡便 を用いることにより 症例に合わせて簡便 3 DR の画像処理技術 3 DR の画像処理技術 会 支 示 部 板 求 人 コ ー ナ ー 処理の原理 5 5 処理の原理 議 5 処理の原理 処理の原理 5 5 処理の原理 事 いられ 撮影部位に適した が事前に設定 される臨床で用いられる の一例を 4に される臨床で用いられる の一例を 44 に される臨床で用いられる の一例を に いられ 撮影部位に適した が事前に設定 される臨床で用いられる の一例を 4に 示す 示す 示す される臨床で用いられる の一例を 4に 録 示す 示す 会員の動向 役 員 名 簿 F 申 処理による出力ピクセル値の変化 6 6 処理による出力ピクセル値の変化 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル 臨床で用いられる 4 4臨床で用いられる X 書 6 処理による出力ピクセル値の変化 処理による出力ピクセル値の変化 6 6 処理による出力ピクセル値の変化 A 込 臨床で用いられる 臨床で用いられる 44 4臨床で用いられる

17 による階調処理では描出が困難な領域にお による階調処理では描出が困難な領域にお いても 描出能の による階調処理では描出が困難な領域にお いても 処理を用いることにより 処理を用いることにより 描出能の とは 関節内の血腫等で関節包内 とは 関節内の血腫等で関節包内 改善が可能となるまた 中濃度領域の輝度を維 いても 処理を用いることにより 描出能の による階調処理では描出が困難な領域にお 改善が可能となるまた 中濃度領域の輝度を維 による階調処理では描出が困難な領域に 持したまま 低濃度領域及び高濃度領域の描出能 改善が可能となるまた 中濃度領域の輝度を維 いても 処理を用いることにより 描出能の 持したまま 低濃度領域及び高濃度領域の描出能 の内圧が上昇することにより 間接包内にある脂 とは 関節内の血腫等で関節包内 の内圧が上昇することにより 間接包内にある脂 肪が押し出されたことで生じる帆船のマスト様サ の内圧が上昇することにより 間接包内にある脂 とは 関節内の血腫等で関節包内 肪が押し出されたことで生じる帆船のマスト様サ おいても 処理を用いることにより 描出 を局所的に改善させることが可能である 持したまま 低濃度領域及び高濃度領域の描出能 改善が可能となるまた 中濃度領域の輝度を維 を局所的に改善させることが可能である 能の改善が可能となるまた中濃度領域の輝度を を局所的に改善させることが可能である 持したまま 低濃度領域及び高濃度領域の描出能 維持したまま 低濃度領域および高濃度領域の描 4 画像処理技術の臨床応用 を局所的に改善させることが可能である 4 画像処理技術の臨床応用 出能を局所的に改善させることが可能である 前述した階調処理 4 画像処理技術の臨床応用 前述した階調処理 の変更 の変更 処理 処理 の特性をふまえ 実際の臨床画像における階調処 前述した階調処理 の変更 処理 4 画像処理技術の臨床応用 4 画像処理技術の臨床応用 の特性をふまえ 実際の臨床画像における階調処 とは 関節内の血腫などで関節包 2) インのことである 肪が押し出されたことで生じる帆船のマスト様サ の内圧が上昇することにより 間接包内にある脂 インのことである 2)後方脂肪層の出現及び 前 後方脂肪層の出現及び 前 内の内圧が上昇することにより 間接包内にある 方脂肪層の変異が認められ 関節内骨折及び 関 2)後方脂肪層の出現及び 前 インのことである 肪が押し出されたことで生じる帆船のマスト様サ 方脂肪層の変異が認められ 関節内骨折及び 関 脂肪が押し出されたことで生じる帆船のマスト様 節内血腫 水腫 の診断に有用とされる後方関 2) 2 方脂肪層の変異が認められ 関節内骨折及び 関 インのことである 節内血腫 水腫 の診断に有用とされる後方関 サインのことである後方脂肪層の出現及び 前 後方脂肪層の出現および 節包の拡大が小さい場合は 前方 節内血腫 水腫 の診断に有用とされる後方関 方脂肪層の変異が認められ 関節内骨折及び 関 節包の拡大が小さい場合は 前方 の の 前方脂肪層の変異が認められ 関節内骨折およ みが認められることもある 9 節包の拡大が小さい場合は 前方9 節内血腫 水腫 の診断に有用とされる後方関 び 関節内血腫 水腫 の診断に有用とされる みが認められることもある の 理の適切な利用方法について述べる 前述した階調処理 の変更 の変更 処理 処理 の特性をふまえ 実際の臨床画像における階調処 前述した階調処理 理の適切な利用方法について述べる の特性をふまえ 実際の臨床画像における階調処 4-1 肘関節側面撮影 理の適切な利用方法について述べる の特性をふまえ 実際の臨床画像における階調処 4-1 肘関節側面撮影 後方関節包の拡大が小さい場合は 前方 みが認められることもある 9 節包の拡大が小さい場合は 前方 の のみが認められることもある みが認められることもある 9 9 理の適切な利用方法について述べる 転倒により上肢打撲の患者に対して肘関節 4-1 肘関節側面撮影 理の適切な利用方法について述べる 転倒により上肢打撲の患者に対して肘関節22方 方 4-1. 肘関節側面撮影 向撮影を行い 肘関節側面画像を得た 7 転倒により上肢打撲の患者に対して肘関節 2方 4-1 肘関節側面撮影 向撮影を行い 肘関節側面画像を得た 7 転倒により上肢打撲の患者に対して肘関節 2 方 肘関節 2 方向撮影では明らかな骨折は認められな 向撮影を行い 肘関節側面画像を得た 7 転倒により上肢打撲の患者に対して肘関節 2方 肘関節 2 方向撮影では明らかな骨折は認められな 向撮影を行い 肘関節側面画像を得た 7 かった 肘関節 2 方向撮影では明らかな骨折は認められな 向撮影を行い 肘関節側面画像を得た 7 かった 肘関節 2 方向撮影では明らかな骨折は認められ かった 肘関節 2 方向撮影では明らかな骨折は認められな なかった 適性 の選択方法 9の選択方法 適性 かった を考慮した肘関節の撮影では 肘 適性 の選択方法 を考慮した肘関節の撮影では 肘 適性 の選択方法 関節の描出に加え 筋層 脂肪層の描出が必要と を考慮した肘関節の撮影では 肘 適性 の選択方法 関節の描出に加え 筋層 脂肪層の描出が必要と を考慮した肘関節の撮影では 肘 なる最適な の選択は 取得画像のヒスト 関節の描出に加え 筋層 脂肪層の描出が必要と を考慮した肘関節の撮影では 肘 なる最適な の選択は 取得画像のヒスト 関節の描出に加え 筋層 脂肪層の描出が必要と グラムより検討することが可能である なる最適な 関節の描出に加え 筋層 脂肪層の描出が必要と グラムより検討することが可能である なる最適な の選択は 取得画像のヒスト の選択は 取得画像のヒスト 陽性の肘関節側面画像において グラムより検討することが可能である なる最適な の選択は 取得画像のヒスト グラムより検討することが可能である 陽性の肘関節側面画像において 関節部 筋層 脂肪層を示したヒストグラムを 陽性の肘関節側面画像において 陽性の肘関節側面画像において グラムより検討することが可能である 関節部 筋層 脂肪層を示したヒストグラムを 77 肘関節側面画像 骨用 肘関節側面画像 骨用 関節部 筋層 脂肪層を示したヒストグラムを 10 に示す関節部 筋層 脂肪層において適 関節部 筋層 脂肪層を示したヒストグラムを 陽性の肘関節側面画像において 10 に示す関節部 筋層 脂肪層において適 10 に示す関節部 筋層 脂肪層において適 切なコントラストを得るためには 組織間にお 10 に示す関節部 筋層 脂肪層において適 関節部 筋層 脂肪層を示したヒストグラムを 切なコントラストを得るためには 組織間にお 切なコントラストを得るためには 組織間にお いて十分な 以上より 切なコントラストを得るためには 組織間にお 10 に示す関節部 筋層 脂肪層において適 いて十分な の傾きが必要となる の傾きが必要となる 以上より いて十分な の傾きが必要となる以上より 11 に示す の形状が を考慮 いて十分な の傾きが必要となる 以上より 切なコントラストを得るためには 組織間にお の形状が を考慮 に示す に示す の形状が を考慮し した肘関節側面画像に適していると考えられる 11 に示す の形状が を考慮 いて十分な の傾きが必要となる 以上より した肘関節側面画像に適していると考えられる た肘関節側面画像に適していると考えられる 肘関節側面画像 骨用 7 7 肘関節側面画像 骨用 撮影された画像は骨梁が鮮明に描出されており 7 肘関節側面画像 骨用 撮影された画像は骨梁が鮮明に描出されており 撮影された画像は骨梁が鮮明に描出されてお 一見診断に適した画像に見えるしかし 軟部組 撮影された画像は骨梁が鮮明に描出されており 一見診断に適した画像に見えるしかし 軟部組 り 一見診断に適した画像に見えるしかし 軟 織用の に変更し 再度確認すると 一見診断に適した画像に見えるしかし 軟部組 撮影された画像は骨梁が鮮明に描出されており 織用の に変更し 再度確認すると 部組織用の に変更し 再度確認すると の描出が確認された 8 織用の に変更し 再度確認すると 一見診断に適した画像に見えるしかし 軟部組 の描出が確認された 8 の描出が確認された 8 した肘関節側面画像に適していると考えられる 11 に示す の形状が を考慮 の描出が確認された 8 織用の に変更し 再度確認すると した肘関節側面画像に適していると考えられる の描出が確認された 8 8 肘関節側面画像 軟部組織用 88 肘関節側面画像 軟部組織用 肘関節側面画像 軟部組織用 10 肘関節側面画像のヒストグラム 肘関節側面画像のヒストグラム 肘関節側面画像のヒストグラム 8 肘関節側面画像 軟部組織用 10 肘関節側面画像のヒストグラム 8 肘関節側面画像 軟部組織用 肘関節側面画像のヒストグラム

18 巻 頭 言 会 告 お 知 ら せ 連 載 企 画 支 部 勉 強 会 情 報 適性 の決定 適性 の決定 適性 の決定 適性 適性 の決定 の決定 前述した方法で選択された が 実際に有 前述した方法で選択された が 実際に有 前述した方法で選択された が 実際に有 前述した方法で選択された 前述した方法で選択された が 実際に有 が 実際に有 用であるかを検証する必要があるそこで 当院 用であるかを検証する必要があるそこで 当院 用であるかを検証する必要があるそこで 当院 用であるかを検証する必要があるそこで 当院 用であるかを検証する必要があるそこで 当院 で用いられている 33種類の骨用 で用いられている 3種類の骨用 種類の骨用 で用いられている で用いられている で用いられている 3 種類の骨用 3 種類の骨用 standard sharp を用いて 視覚評価を行った standard sharp を用いて 視覚評価を行った standard sharp を用いて 視覚評価を行った standard standard sharp sharp を用いて を用いて 視覚評価を行った 視覚評価を行った 当院で用いられている骨用 を 12 当院で用いられている骨用 を 12に示す に示す 当院で用いられている骨用 を 12 に示す 本会の動き における関節部の視覚評価 における関節部の視覚評価 13 における関節部の視覚評価 における関節部の視覚評価 における関節部の視覚評価 を考慮した適性 の形状 を考慮した適性 の形状 11 を考慮した適性 の形状 を考慮した適性 を考慮した適性 の形状 の形状 掲 当院で用いられている骨用 当院で用いられている骨用 を を に示す に示す 支 示 部 板 A 込 X 書 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル があることに注意しなければならない 階調の中で行われる処理であるため 黒つぶれや 階調の中で行われる処理であるため 黒つぶれや 白とびが強い画像においては 描出困難な場合が 白とびが強い画像においては 描出困難な場合が 白とびが強い画像においては 描出困難な場合が 白とびが強い画像においては 描出困難な場合が あることに注意しなければならない あることに注意しなければならない あることに注意しなければならない あることに注意しなければならない F 申 る視覚評価の結果を る視覚評価の結果を にそれぞれ示す にそれぞれ示す 役 員 名 簿 を設定しておくことにより 即座に診断に最適な を設定しておくことにより 即座に診断に最適な た階調の中で行われる処理であるため 黒つぶれ 画像提供が可能であるしかし は限られた 画像提供が可能であるしかし は限られた 画像提供が可能であるしかし 画像提供が可能であるしかし は限られた は限られた や白とびが強い画像においては 描出困難な場合 階調の中で行われる処理であるため 黒つぶれや 階調の中で行われる処理であるため 黒つぶれや 会員の動向 軟部組織について視覚評価を行った関節部にお 軟部組織について視覚評価を行った関節部にお る視覚評価の結果を 1413 にそれぞれ示す ける視覚評価の結果を に 軟部組織におけ ける視覚評価の結果を 13 に 軟部組織におけ ける視覚評価の結果を ける視覚評価の結果を に 軟部組織におけ に 軟部組織におけ る視覚評価の結果を にそれぞれ示す る視覚評価の結果を にそれぞれ示す 録 適していると考えられるまた 関節部を中心に と同等であることから と同等であることから を考慮した を考慮した 肘関節側面画像では の が適してい 肘関節側面画像では の が適してい 診断する場合は sharp の が適していると考 肘関節側面画像では 肘関節側面画像では のの が適してい が適してい ると考えられるまた 関節部を中心に診断する ると考えられるまた 関節部を中心に診断する えられる ると考えられるまた 関節部を中心に診断する ると考えられるまた 関節部を中心に診断する 場合は sharp の が適していると考えられる 場合は sharp の が適していると考えられる このように 症例に合わせて を変更する 場合は 場合は sharp sharp の の が適していると考えられる が適していると考えられる このように 症例に合わせて を変更する このように 症例に合わせて を変更する ことにより 容易に診断能の高い画像描出が可能 このように 症例に合わせて このように 症例に合わせて を変更する を変更する ことにより 容易に診断能の高い画像描出が可能 ことにより 容易に診断能の高い画像描出が可能 となる特に救急領域においては 事前に ことにより 容易に診断能の高い画像描出が可能 ことにより 容易に診断能の高い画像描出が可能 となる特に救急領域においては 事前に となる特に救急領域においては 事前に を設定しておくことにより 即座に診断に最適な となる特に救急領域においては 事前に となる特に救急領域においては 事前に を設定しておくことにより 即座に診断に最適な 画像提供が可能であるしかし は限られ を設定しておくことにより 即座に診断に最適な 事 1212当院で用いられている骨用 当院で用いられている骨用 12 当院で用いられている骨用 12 12当院で用いられている骨用 当院で用いられている骨用 当院で用いられている 3 種類の骨用 の中 当院で用いられている 3 種類の骨用 の中 当院で用いられている 3 種類の骨用 の中 で ヒストグラムより求めた を考 当院で用いられている 当院で用いられている 3 種類の骨用 3 種類の骨用 の中 の中 で ヒストグラムより求めた を考 で ヒストグラムより求めた を考 慮した適性 の形状に最も近いものは で ヒストグラムより求めた で ヒストグラムより求めた を考 を考 慮した適性 の形状に最も近いものは 慮した適性 の形状に最も近いものは の であった 慮した適性 慮した適性 の形状に最も近いものは の形状に最も近いものは の であった の これら 3 であった 種類の において 関節部および のこれら の であった 3 であった 種類の において 関節部及び これら 3 種類の において 関節部及び 軟部組織について視覚評価を行った関節部にお これら これら 3 種類の 3 種類の において 関節部及び において 関節部及び 軟部組織について視覚評価を行った関節部にお ける視覚評価の結果を 13 に 軟部組織におけ 軟部組織について視覚評価を行った関節部にお 議 部においては 部においては sharp sharp に比べ有意な視認性の低下が に比べ有意な視認性の低下が standard と同等であることから を 認められた しかし 関節部の視認性は standard 認められた しかし 関節部の視認性は standard 認められた 認められた しかし しかし 関節部の視認性は 関節部の視認性は standard standard 考慮した肘関節側面画像では の が と同等であることから を考慮した と同等であることから を考慮した 求 人 コ ー ナ ー 14 における軟部組織の視覚評価 1414 における軟部組織の視覚評価 における軟部組織の視覚評価 における軟部組織の視覚評価 における軟部組織の視覚評価 視 覚 評 価 の 結 果 よ り 軟 部 組 織 の 描 出 能 は 視覚評価の結果より 軟部組織の描出能は 視覚評価の結果より 軟部組織の描出能は を使用することにより向上したが 関節 視覚評価の結果より 軟部組織の描出能は 視覚評価の結果より 軟部組織の描出能は を使用することにより向上したが 関節 を使用することにより向上したが 関節 部においては sharp に比べ有意な視認性の低下 を使用することにより向上したが 関節 を使用することにより向上したが 関節 が 認められ た しに比べ有意な視認性の低下が か し 関 節 部 の 視 認 性 は 部においては sharp に比べ有意な視認性の低下が 部においては sharp

19 4-2 股関節側面撮影 4-2 股関節側面撮影 4-2 股関節側面撮影 全人工股関節置換術 Total Hip Arthroplasty 4-2.全人工股関節置換術 股関節側面撮影 Total Hip Arthroplasty 全人工股関節置換術 Total Hip Arthroplasty 全人工股関節置換術 Total Hip Arthroplasty THA 後の患者に対して Lauenstein (Ⅰ)法によ THA 後の患者に対して Lauenstein (Ⅰ)法によ THA 後の患者に対して Lauenstein Ⅰ 法によ THA 後の患者に対して Lauenstein (Ⅰ)法によ る撮影を行い 股関節側面画像を得た 15 る撮影を行い 股関節側面画像を得た 15 る撮影を行い 股関節側面画像を得た 15 る撮影を行い 股関節側面画像を得た 15 描出された画像では 大腿骨頭部 カップ が 描出された画像では 大腿骨頭部 カップ が 描出された画像では 大腿骨頭部 カップ が 描出された画像では 大腿骨頭部 カップ が 描出不良の白とび画像であったため 画像の輝度 描出不良の白とび画像であったため 画像の輝度 描出不良の白とび画像であったため 画像の輝度 描出不良の白とび画像であったため 画像の輝度 変更を行ったしかし 単純な輝度変更による濃 変更を行ったしかし 単純な輝度変更による濃 変更を行ったしかし 単純な輝度変更による濃 変更を行ったしかし 単純な輝度変更による濃 度調整では 大腿骨体部 ステム が描出不良の 度調整では 大腿骨体部 ステム が描出不良の 度調整では 大腿骨体部 ステム が描出不良の 度調整では 大腿骨体部 ステム が描出不良の 黒つぶれ画像となった 16 黒つぶれ画像となった 16 黒つぶれ画像となった 16 黒つぶれ画像となった 処理の特性 17 処理の特性 処理の特性 処理の特性 15 白とび画像 白とび画像 白とび画像 15 白とび画像 16 黒つぶれ画像 黒つぶれ画像 黒つぶれ画像 16 黒つぶれ画像 適性 処理の選択方法 適性 処理の選択方法 適性 処理の選択方法 股関節側面画像のように 体厚差が大きい部位 適性 処理の選択方法 股関節側面画像のように 体厚差が大きい部位 股関節側面画像のように 体厚差が大きい部位 では黒つぶれや白とびによる描出不良が問題とな 18 処理強度と 処理強度と CNR 股関節側面画像のように 体厚差が大きい部位 18 CNRの関係 の関係 では黒つぶれや白とびによる描出不良が問題とな 18 処理強度と CNR の関係 では黒つぶれや白とびによる描出不良が問題とな る体厚差が大きい部位において 単純な階調の 18 処理強度と CNR の関係 では黒つぶれや白とびによる描出不良が問題とな る体厚差が大きい部位では 単純な階調の調整 る体厚差が大きい部位では 単純な階調の調整 適性 処理の決定 調整や の変更だけでは 全ての領域の視認 る体厚差が大きい部位では 単純な階調の調整 適性 処理の決定 や の変更では 全ての領域の視認性を向上 適性 処理の決定 や の変更では 全ての領域の視認性を向上 Lauenstein Ⅰ 法による股関節側面画像の適 性を向上させることは困難である広いダイナ 適性 処理の決定 や の変更では 全ての領域の視認性を向上 Lauenstein させることは困難である広いダイナミックレン (Ⅰ)法による股関節側面画像の適正 正処理方法について検討した 処理なし画 ミックレンジを必要とする撮影画像では Lauenstein (Ⅰ)法による股関節側面画像の適正 させることは困難である広いダイナミックレン Lauenstein (Ⅰ)法による股関節側面画像の適正 させることは困難である広いダイナミックレン ジを必要とする撮影画像では 処理が非常に 処理方法について検討した 処理なし画像及 像および 低濃度領域圧縮処理画像 高濃度領域 処理が非常に有用となる ジを必要とする撮影画像では 処理が非常に 処理方法について検討した 処理なし画像及 ジを必要とする撮影画像では 処理が非常に 処理方法について検討した 処理なし画像及 有用となる び 低濃度領域圧縮処理画像 高濃度領域圧縮処 圧縮処理画像の 3 種類の画像を用いて視覚評価を 処理の基礎特性を 17 に示す 処理 有用となる び 低濃度領域圧縮処理画像 高濃度領域圧縮処 有用となる び 低濃度領域圧縮処理画像 高濃度領域圧縮処 処理の基礎特性を 17 に示す 処 理画像の 3 種類の画像を用いて視覚評価を行った 行ったその際 輝度調整および 処理の処 の処理方法の違いにより 得られる画像コントラ 処理の基礎特性を 17 に示す 処 理画像の 3 種類の画像を用いて視覚評価を行った 処理の基礎特性を 17 に示す 処 理画像の 3 種類の画像を用いて視覚評価を行った 理の処理方法の違いにより 得られる画像コント その際 輝度調整及び 処理の処理強度は評 理強度は評価者で自由に変更可能とした視覚評 ストは異なっていることが分かるまた 処 理の処理方法の違いにより 得られる画像コント その際 輝度調整及び 処理の処理強度は評 価の結果を 19 に示す 理の処理強度と 正規化した CNR Contrast to 理の処理方法の違いにより 得られる画像コント その際 輝度調整及び 処理の処理強度は評 ラストは異なっていることがわかるまた 価者で自由に変更可能とした視覚評価の結果を ラストは異なっていることがわかるまた 価者で自由に変更可能とした視覚評価の結果を 視覚評価の結果より 高濃度領域圧縮処理画 Noise Ratio 変化率の関係性を 18 に示す過 ラストは異なっていることがわかるまた 価者で自由に変更可能とした視覚評価の結果を 処理の処理強度と 正規化した CNR Contrast to 19 に示す 処理の処理強度と 正規化した CNR Contrast to 像 低濃度領域圧縮処理画像 19 に示す 処理なし画 度な 処理は 画像コントラストを低下させ 処理の処理強度と 正規化した CNR Contrast to 視覚評価の結果より 19 に示す Noise Ratio 変化率の関係性を 18 に示す過 高濃度領域圧縮処理画像 Noise Ratio 変化率の関係性を に示す過 視覚評価の結果より 高濃度領域圧縮処理画像 像の順で高い視認性を得たこれは 低濃度領域 ていることが分かる上記の 18 処理の特性を Noise Ratio 変化率の関係性を 18 に示す過 視覚評価の結果より 高濃度領域圧縮処理画像 度な 処理は 画像コントラストを低下させ 低濃度領域圧縮処理画像 処理なし画像の順 圧縮処理では主に線量不足の領域 白とび を圧 考慮し 処理方法および 処理強度を選択しなけ 度な 処理は 画像コントラストを低下させ 低濃度領域圧縮処理画像 処理なし画像の順 度な 処理は 画像コントラストを低下させ 低濃度領域圧縮処理画像 処理なし画像の順 ていることがわかる上記の 処理の特性を で高い視認性を得たこれは 低濃度領域圧縮処 縮するため 圧縮された領域のノイズが視覚的に ればならない適切な 処理について検討す ていることがわかる上記の 処理の特性を で高い視認性を得たこれは 低濃度領域圧縮処 ていることがわかる上記の 処理の特性を で高い視認性を得たこれは 低濃度領域圧縮処 考慮し 処理方法及び 処理強度を選択しなけれ 理では主に線量不足の領域 白とび を圧縮する 捉えやすくなったためであると考えられるま る際は 物理的な特性評価の結果を踏まえた上で 考慮し 処理方法及び 処理強度を選択しなけれ 理では主に線量不足の領域 白とび を圧縮する 考慮し 処理方法及び 処理強度を選択しなけれ 理では主に線量不足の領域 白とび を圧縮する ばならない適切な 処理について検討する ため 圧縮された領域のノイズが視覚的に捉えや た 視覚を含む人間の心理的な感覚量は 対数に 撮影部位における視覚評価の結果により求める ばならない適切な 処理について検討する ため 圧縮された領域のノイズが視覚的に捉えや ばならない適切な 処理について検討する ため 圧縮された領域のノイズが視覚的に捉えや 際は 物理的な特性評価の結果を踏まえた上で すくなったためであると考えられるまた 視覚 比例して知覚されることも 視覚評価の結果に差 ことが可能である 際は 物理的な特性評価の結果を踏まえた上で すくなったためであると考えられるまた 視覚 際は 物理的な特性評価の結果を踏まえた上で すくなったためであると考えられるまた 視覚 撮影部位における視覚評価の結果により求める を含む人間の心理的な感覚量は 対数に比例して が生じた要因の一つとして考えられる Weber撮影部位における視覚評価の結果により求める を含む人間の心理的な感覚量は 対数に比例して 撮影部位における視覚評価の結果により求める を含む人間の心理的な感覚量は 対数に比例して ことが可能である 知覚されることも 視覚評価の結果に差が生じた ことが可能である 知覚されることも 視覚評価の結果に差が生じた ことが可能である 知覚されることも 視覚評価の結果に差が生じた

20 巻 頭 言 告 お 知 ら せ 連 載 企 画 20 軟線撮影画像 21 足関節側面画像 20 軟線撮影画像 21 足関節側面画像 支 部 勉 強 会 情 報 掲 支 示 部 板 求 人 コ ー ナ ー 議 事 録 会員の動向 役 員 名 簿 F 申 A 込 X 書 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル アキレス腱計測撮影の患者で 打撲により足関 がある 4-3 アキレス腱撮影 4-3 アキレス腱撮影 節周囲に疼痛の訴え主治医より可能であれば アキレス腱計測撮影の患者で 打撲により足関 一枚の画像でアキレス腱と足関節の描出も行って アキレス腱計測撮影の患者で 打撲により足関 4-3 アキレス腱撮影 節周囲に疼痛の訴え主治医より可能であれば ほしいとの依頼 節周囲に疼痛の訴え主治医より可能であれば アキレス腱計測撮影の患者で 打撲により足関 22 異なる撮影条件におけるアキレス腱画像 一枚の画像でアキレス腱と足関節の描出も行って 異なる撮影条件におけるアキレス腱画像 軟 X 線を使用したアキレス腱撮影では 足関 一枚の画像でアキレス腱と足関節の描出も行って 2222 異なる撮影条件におけるアキレス腱画像 節周囲に疼痛の訴え主治医より可能であれば ほしいとの依頼 節が白とびした画像となる 20 一方で 足 ほしいとの依頼 一枚の画像でアキレス腱と足関節の描出も行って 異なる撮影条件におけるアキレス腱画像 軟 X 線を使用したアキレス腱撮影では 足関節 軟軟 X22 線撮影によるアキレス腱画像と 画像処理 関節側面撮影では アキレス腱が黒つぶれした画 X 線撮影によるアキレス腱画像と 画像処 軟 X 線を使用したアキレス腱撮影では 足関節 軟 X 線撮影によるアキレス腱画像と 画像処理 ほしいとの依頼 が白とびした画像となる 20 一方で 足関 を用いた足関節側面画像の双方において アキレ 像となる 21 理を用いた足関節側面画像の双方において アキ が白とびした画像となる 20 一方で 足関 を用いた足関節側面画像の双方において アキレ 軟 X 線を使用したアキレス腱撮影では 足関節 ス腱が鮮明に描出されているまた 画像処理を 軟 X 線撮影によるアキレス腱画像と 画像処理 レス腱が鮮明に描出されているまた画像処理を 節側面撮影では アキレス腱が黒つぶれした画像 節側面撮影では アキレス腱が黒つぶれした画像 ス腱が鮮明に描出されているまた 画像処理を 用いた足関節側面画像では 軟部領域に加え骨領 が白とびした画像となる 20 一方で 足関 用いた足関節側面画像では 軟部領域に加え骨領 を用いた足関節側面画像の双方において アキレ となる 21 となる 21 用いた足関節側面画像では 軟部領域に加え骨領 節側面撮影では アキレス腱が黒つぶれした画像 ス腱が鮮明に描出されているまた 画像処理を となる 21 用いた足関節側面画像では 軟部領域に加え骨領 本会の動き 軟線撮影画像 足関節側面画像 足関節側面画像 軟線撮影画像 階調処理を用いた軟部領域の描出 階調処理を用いた軟部領域の描出 アキレス腱計測撮影は 主に家族性高コレステ アキレス腱計測撮影は 主に家族性高コレステ 階調処理を用いた軟部領域の描出 階調処理を用いた軟部領域の描出 ロール血症の診断に用いられる動脈硬化性疾患 アキレス腱計測撮影は 主に家族性高コレステ ロール血症の診断に用いられる動脈硬化性疾患 アキレス腱計測撮影は 主に家族性高コレステ 予防ガイドラインでは 軟 X 線撮影によるアキレ ロール血症の診断に用いられる動脈硬化性疾患 予防ガイドラインでは 軟 X 線撮影によるアキレ ロール血症の診断に用いられる動脈硬化性疾患 ス腱肥厚が 9 mm 以上であることが診断基準の一 予防ガイドラインでは 軟 X 線撮影によるアキ ス腱肥厚が 9 mm 以上であることが診断基準の一 予防ガイドラインでは 軟 4) X 線撮影によるアキレ つとして明記されている レス腱肥厚が 9 mm 以上であることが診断基準 4) つとして明記されている ス腱肥厚が 9 mm 以上であることが診断基準の一 アキレス腱計測撮影のような軟部領域の撮影で の一つとして明記されている 4 アキレス腱計測撮影のような軟部領域の撮影で 4) つとして明記されている は 低管電圧撮影による軟 X 線撮影が用いられる アキレス腱計測撮影のような軟部領域の撮影で は 低管電圧撮影による軟 X 線撮影が用いられる アキレス腱計測撮影のような軟部領域の撮影で は 低管電圧撮影による軟 X 線撮影が用いられ しかし 画像処理技術の進歩により従来に比べ しかし 画像処理技術の進歩により従来に比べ 19 股関節側面画像における視覚評価 股関節側面画像における視覚評価 は 低管電圧撮影による軟 X 線撮影が用いられる るしかし 画像処理技術の進歩により従来に比 19 高い管電圧による撮影においても 十分に軟部領 19 股関節側面画像における視覚評価 高い管電圧による撮影においても 十分に軟部領 べ 高い管電圧による撮影においても 十分に軟 しかし 画像処理技術の進歩により従来に比べ 域の描出が可能となった軟線によるアキレス腱 域の描出が可能となった軟線によるアキレス腱 最適な 処理の運用にむけて 部領域の描出が可能となった軟線によるアキレ 19 股関節側面画像における視覚評価 高い管電圧による撮影においても 十分に軟部領 最適な 処理の運用にむけて 計測撮影画像と の変更及び 処理を 計測撮影画像と の変更及び 処理を 最適な 処理の運用にむけて 処理は容易に描出域を改善するが 過度 ス腱計測撮影画像と の変更および 域の描出が可能となった軟線によるアキレス腱 処理は容易に描出域を改善するが 過度な 用いた足関節側面画像を 22 に示す な画像処理は視認性を低下させるそのため 画 処理を用いた足関節側面画像を 22 に示す 用いた足関節側面画像を 22 に示す 処理は容易に描出域を改善するが 計測撮影画像と の変更及び 処理を 最適な 処理の運用にむけて 過度な 画像処理は視認性を低下させるそのため 画像 像を出力するオペレーターの技術に大きく依存す 画像処理は視認性を低下させるそのため 画像 処理は容易に描出域を改善するが 過度な 用いた足関節側面画像を 22 に示す を出力するオペレーターの技術に大きく依存する る処理であることに 留意しなければならない を出力するオペレーターの技術に大きく依存する 画像処理は視認性を低下させるそのため 画像 処理であることに 留意しなければならない症 症例に適した再現性のある画像出力を行うために 処理であることに 留意しなければならない症 を出力するオペレーターの技術に大きく依存する 例に適した再現性のある画像出力を行うためには は 施設内で画像処理技術の運用方法を確立する 例に適した再現性のある画像出力を行うためには 処理であることに 留意しなければならない症 必要がある 施設内で画像処理技術の運用方法を確立する必要 施設内で画像処理技術の運用方法を確立する必要 例に適した再現性のある画像出力を行うためには がある 4-3.がある アキレス腱撮影 施設内で画像処理技術の運用方法を確立する必要 部位ごとに運用方法を決定する必要がある 要因の一つとして考えられる Weber-Fechner の 要因の一つとして考えられる Weber-Fechner の 法則 3) 3) 3 法則 Fechner の法則 要因の一つとして考えられる Weber-Fechner の 以上より 当院では体厚差が大きい部位の撮影 以上より 当院では体厚差が大きい部位の撮影 以上より 当院では体厚差が大きい部位の撮影 法則 3) において 高濃度領域圧縮処理を主に使用し 描 において 高濃度領域圧縮処理を主に使用し 描 において 高濃度領域圧縮処理を主に使用し 描 以上より 当院では体厚差が大きい部位の撮影 出されない領域が生じた場合 追加で低濃度領域 出されない領域が生じた場合 追加で低濃度領域 出されない領域が生じた場合 追加で低濃度領域 において 高濃度領域圧縮処理を主に使用し 描 圧縮処理を用いるよう処理方法を運用している 圧縮処理を用いるよう処理方法を運用している 圧縮処理を用いるよう処理方法を運用している 出されない領域が生じた場合 追加で低濃度領域 上記方法を用いることにより 過度な圧縮による 上記方法を用いることにより 過度な圧縮による 上記方法を用いることにより 過度な圧縮による 圧縮処理を用いるよう処理方法を運用している 視認性の低下を防ぐことが可能であるしかし 視認性の低下を防ぐことが可能であるしかし 視認性の低下を防ぐことが可能であるしかし 上記方法を用いることにより 過度な圧縮による 全ての撮影部位において適応可能ではないため 全ての撮影部位において適応可能ではないため 全ての撮影部位において適応可能ではないため 視認性の低下を防ぐことが可能であるしかし 部位ごとに運用方法を決定する必要がある 部位ごとに運用方法を決定する必要がある 部位ごとに運用方法を決定する必要がある 全ての撮影部位において適応可能ではないため 会

21 域も鮮明に描出されていることがわかるこのよ うに 適切な画像処理技術を用いることで 通常 4-4 階調処理の特性まとめ の骨領域に使用される管電圧撮影においても 軟 が可能であり 簡便に診断能及び再現性の高い画 部領域の描出が可能である但し 画像処理を行 像の取得が可能となるしかし 取得画像の条件 域も鮮明に描出されていることが分かるこのよ う際は アキレス腱の黒つぶれや白とびによる計 4-4. 階調処理の特性まとめ によって の変更のみでは描出困難な領域が 測値の過大評価及び 過小評価に十分に留意し 生じる うに 適切な画像処理技術を用いることで 通常 の骨領域に使用される管電圧撮影においても 軟 適切な処理方法を選択する必要がある 部領域の描出が可能であるただし 画像処理を 行う際は アキレス腱の黒つぶれや白とびによる 四肢軟部領域における階調処理の役割 計測値の過大評価および 過小評価に十分に留意 し 適切な処理方法を選択する必要がある 四肢における軟部領域の撮影を大別すると 2 種 は撮影部位ごとに事前に設定しておくこと は撮影部位ごとに事前に設定しておくこ とが可能であり 簡便に診断能および再現性の高 処理は黒つぶれや 白とびを容易に改善す い画像の取得が可能となるしかし 取得画像の ることが可能であるしかし 過度な圧縮により 条件によって の変更のみでは描出困難な 視認性の低下が生じる危険性を有しており 出力 領域が生じる 処理は黒つぶれや 白とびを容易に改善 される画像はオペレーターの技術に依存する 類にすることができる一つは することが可能であるしかし 過度な圧縮によ 整形外科領域では 再現性の高い画像が要求さ のような血種や水腫に伴う脂肪層の変化や 血種 れるそのため 画像処理の特性を十分に考慮 や水腫そのものを描出するための撮影であるも し 自施設における画像処理方法の統一化を検討 う一つは アキレス腱計測撮影のような 軟部組 のような血種や水腫に伴う脂肪層の変化や 血種 する必要がある るそのため 画像処理の特性を十分に考慮 織の変化を計測することを目的とした撮影である や水腫そのものを描出するための撮影であるも し 自施設における画像処理方法の統一化を検討 四肢軟部領域における階調処理の役割 四肢における軟部領域の撮影を大別すると 2 種 類にすることができる一つは う一つは アキレス腱計測撮影のような 軟部組 のような血種等を伴った疾患は 織の変化を計測することを目的とした撮影である 救急撮影で多く遭遇することとなるそのため のような血腫などを伴った疾患は り視認性の低下が生じる危険性を有しており 出 力される画像はオペレーターの技術に依存する 整形外科領域では 再現性の高い画像が要求され する必要がある 5 さいごに 階調処理の基礎特性及び 臨床における画像処 5 さいごに 時間の制約があり 迅速かつ適切な画像処理を求 理法について述べた本稿で示したように 症例 められる 救急の現場で迅速に対応するためには 時間の制約があり 迅速かつ適切な画像処理を求 に適した画像処理を行うためには 疾患に関する 処理法について述べた本稿で示したように 症 疾患に関する知識の修得だけでなく 普段から画 められる救急の現場で迅速に対応するためには 知識だけでなく 検出器の特性や画像処理技術の 例に適した画像処理を行うためには 疾患に関す 疾患に関する知識の修得だけでなく 普段から画 像処理に十分に慣れておくことが大切である る知識だけでなく 検出器の特性や画像処理技術 特性についても理解したうえで 画像処理方法を 救急撮影で多く遭遇することとなるそのため 像処理に十分に慣れておくことが大切である アキレス腱計測撮影等の計測撮影は 撮影頻度 アキレス腱計測撮影などの計測撮影は 撮影頻 が少ないため馴染みのないものが多いアキレス 度が少ないため馴染みのないものが多いアキレ 階調処理の基礎特性および 臨床における画像 の特性についても理解したうえで 画像処理方法 選択することが重要である を選択することが重要である 腱計測撮影の他に代表的なものとして Heal Pad 参考文献 計測撮影が挙げられる Pad 計 測 撮 影 が 挙 げ先端巨大症 ら れ る Acromegaly 先端巨大症 の診断に利用され 踵骨足底部の軟部組織肥厚が Acromegaly の診断に利用され 踵骨足底部の 1 石田隆行 編 標準ディジタル 1 市川勝弘 市川勝弘 石田隆行 編 標準ディジタルXX線 画像計測 オーム社 2010 線画像計測 オーム社 mm 以上であることが診断基準 22軟部組織肥厚が mm 以上であることが診断基準の一つとされて 2 上谷 2 上谷 雅孝 雅孝 編 骨軟部診断の画像診断 秀潤 編 骨軟部診断の画像診断 秀潤 ス腱計測撮影の他に代表的なものとして Heal 5 の一つとされている 23 このように計測撮 いる 23 5) このように計測撮影では 計測 影では 計測値により診断や その後の治療方法 値により診断や その後の治療方法が決定される が決定されるそのため 画像処理による計測誤 参考文献 社 2010 社 Kallio - Pulkkinen Effect of display type 3 Kallio - Pulkkinen Effect of display type and room illuminance in viewing digital and room illuminance in viewing digital そのため 画像処理による計測誤差が生じないよ 差が生じないよう十分に考慮し 画像処理を行う う十分に考慮し 画像処理を行う必要がある 必要がある dental radiography. Oulun yliopisto, 2015 dental radiography Oulun yliopisto 日本動脈硬化学会 編 動脈硬化性疾患予防ガ 4 イドライン 杏林舎 2012 日本動脈硬化学会 編 動脈硬化性疾患予防ガ 5 厚生労働省 間脳下垂体障害に関する調査研 イドライン 杏林舎 2012 究班 先端巨大症診断の手引き 厚生労働省 間脳下垂体障害に関する調査研 究班 先端巨大症診断の手引き 2013 Heal Pad 2323 Heal Pad計測撮影 計測撮影

大腿骨頚部骨折

大腿骨頚部骨折 大腿骨頚部骨折 指扂病院石川直哉 大腿骨頚部骨折とは? 交通事故や骨粗鬆症による骨強度低下した高齢者などに多く大腿骨の頚部がなんらかの理由で骨折した状態をいいます 骨折の部位によって大腿骨頚部骨折と転子部 / 転子下骨折に分けられ それぞれ治療法が異なります 大腿骨頚部の撮影 体位仰臥位 両下肢は伸展させ 膝蓋骨が上を向くように内旋させる 股関節正面 中心線正中矢状面上で 恥骨結合上縁から頭側約 3

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