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やすもりひろき
5 years ago
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1 レイアウトの分析設計 SLP(Systematic Layout Planning) 早稲田大学創造理工学部経営システム工学科吉本一穂

2 作業設備レイアウトの改善 SLP (Systematic Layout Planning) by: Richerd Muther

3 計物流を含む企業構想設プセス敷地内の工場レイアウトロ工場計画の流れ工場倉庫などの立地問題敷地内の工場レイアウト工場建屋内の職場レイアウト時間

4 アクティビティとはアクティビティとはレイアウトする対象物の総称具体的には建屋内のレイアウト問題における職場職場内のレイアウト問題における機械設備工場敷地内のレイアウト問題における生産施設倉庫事務所等

5 SLPの手順物の流れ P-Q 分析アクティヒティ相互関係相互関係タイアクラム必要面積利用可能面積面積相互関係タイアクラム修正条件実際上の制限レイアウト代替案の作成評価

6 SLP の規約 (1) 工程図表に使う記号と働きアクティビティの記号, 地区, 設備の型色別白黒別加工作業または生産区域 ( 処理 or 製造 ) 作業または生産区域 ( 部分組立 or 組立 ) 緑赤運搬アクティビティに関係する輸送区域黄貯蔵貯蔵区域黄滞在一時保管区域黄検査検査, 試験, 照合青サービス区域 ( 保全, 動力, 福利 ) 事務所区域青茶

7 SLP の規約 (2) 評定記号重要度線の数近接性色 A 4 //// 絶対重要赤 E 3 /// 特に重要黄 I 2 // 重要緑 O 1 / 普通の近さ青 U 0 重要でないなし X -1 望ましくない茶 A : Absolutely E : Especially Important I : Important t O : Ordinary Closeness OK U : Unimportant X : Undesirable

8 II. SLP の手順適用例 PQ 分析物の流れアクティビティー相互関係相互関係ダイアグラム面積相互関係ダイアグラム修正条件実際上の制限レイアウト代替案の作成評価

9 P-Q 分析レイアウト問題の分析に必要な 5 つの入力情報 1. P: 何を生産するか? (Products) 2. Q: 生産量は? (Quantity) 3. R: どうやって生産するか? (Route) 4. S: 生産を支えるものは何か? (Service) 5. T: いつ生産するべきか? (Time) レイアウト計画は生産対象物の正確な把握から始まる PQ(Product Quantity) 分析

10 PQ 分析の目的レイアウトのタイプ判定製品別レイアウト Q( 量 ) セルレイアウト機種別レイアウト P( 製品 )

11 アクティビティ相互関係 1. 搬入口 2. 搬出口 3. 部品倉庫 4. 加工 5. 仕掛品倉庫 6. 組立 7. 検査 8. 製品倉庫 9. 事務所 A 1 U A 1 A 1 A 1 A 1 A 1 E 4 A 1 U O 3 I 3 U U O 4 近接性の評定記号記号近接性 A 絶対必要 U E 特に必要 U I 重要 U U O 通常の強さ U U U 重要ではない I O U X 望ましくない 3 U 3 A E X U 1 E 4 2 U E 4 U X 4 近接性の理由 U 2 記号理由 X 1 物の流れ 2 2 ホコリと悪臭 3 便利 4 管理の容易さ

12 職場特性と近接性評価物物の流れの流相要性れ互関係の物の流れ重関遂行すべき仕事の型の種類アクティヒティ相互関係 A 範囲 B 範囲 C 範囲 D 範囲 A 範囲 : 重量物の量産型 B 範囲 : 個別生産型 C 範囲 : 書類移動が多い事務所等 D 範囲 : 一般の事務所

13 相互関係ダイアグラム (1) ステップ 1: 近接性の最も強いアクティビティ同士 (A) を4 本線でつなぐ A: E : 2 5 I : O : U : なし X :

14 アクティビティ同士のつなぎ方悪いつなぎ方改善良いつなぎ方関係の強いアクティビティ同士を隣接して線の本数多いものの交差は避ける

15 相互関係ダイアグラム (2) ステップ 2: 2 番目に近接性の強いアクティビティ同士 (E) を3 本線でつなぐ A: E : I : O : U : なし X :

16 相互関係ダイアグラム (3) ステップ 3: 3 番目に近接性の強いアクティビティ同士 (I) を2 本線でつなぐ A: E : 2 5 I : 9 O : U : なし X :

17 相互関係ダイアグラム (4) ステップ 4: 4 番目に近接性の強いアクティビティ同士 (O) を1 本線でつなぐ A: E : I : O : U : なし X :

18 相互関係ダイアグラム (5) ステップ 5: Uの近接性を有すアクティビティ同士はそのまま A: E : I : O : U : なし X :

19 相互関係ダイアグラム (6) ステップ 6: Xの近接性を有すアクティビティ同士が離れているかチェックする A: E : I : O : U : なし X :

20 必要面積利用可能面積両者が一致している必要面積利用可能面積利用可能面積が不足している場合は工場を多層化する必要面積を再検討し削減する

21 面積相互関係ダイアグラム面積

22 修正条件修正条件 = レイアウト案の作成過程で考慮すべき条件例 1) 周辺環境への影響を考慮して騒音の激しい職場を建屋の中央に配置例 2) 事務所や製品の出荷バースは建屋の外部に配置一般には次のような条件が想定される (1) 物の運搬方法設備 (2) 貯蔵方法設備 (3) 敷地状態や周辺環境 (4) 人的要求本適用例ではアクティビティ 1( 搬入口 ) と 2( 搬出口 ) は, 配置領域の外側に面していなければならない ( 理由 : 資材搬入及び製品搬出の利便性より )

23 実際上の制限実際上の制限 = 予算や法的規制などレイアウト案作成過程において必ず守らなければならない事がら修正条件が努力目標であるのに対して実際上の制限は必ず満たさなければ実行可能とならない制約条件である

24 レイアウト代替案の作成レイアウト案レイアウト案

25 レイアウト案の評価レイアウト案 1 レイアウト案近接性の最も強いアクティビティ同士 (A) が, 隣接していないものがある (1-3),(4-5),(6-7) 近接が望ましくないものが隣接している (4-9),(6-9) 悪いレイアウト近接性の最も強いアクティビティ同士 (A) が, すべて隣接している近接が望ましくないものが離れて配置してある良いレイアウト

26 要素比較法要素比較法による評価生産品目 (P) 及び量 (Q) の変動に対する柔軟性を考慮工程間の搬送量が非常に多いのでコスト全体に与える影響が大きい評定記号評定の意味評定値 A ほとんど完全素晴らしい 4 E 特によい大変よい 3 I 優れているよい 2 O OK. ふつう可 1 U 優れていないまずい 0 X 不可 -1 評価要素ウエイト 1. レイアウトの融通性 8 2. 拡張の容易性 6 3. 流れ移動の効率監督の容易さ 6 5. 面積の有効利用 4 6. 運搬設備の有効利用 5 合計評定と荷重評定値レイアウト案 1 レイアウト案 2 O E U I O 8 18 E E A I O O I レイアウト案 1 と案 2 に対して要素比較法を用いて評価を行うと得点が高いレイアウト案 2 が良いレイアウト案といえる

27 異形状異面積のケース面積必要面積利用可能面積各アクティビティの合計面積

28 面積相互関係ダイアグラム面積

29 修正条件アクティビティの形状は矩形アクティビティの形状は矩形 ( 理由 : アクティビティ内に配置する機械の形状制約 )

30 レイアウト代替案の作成レイアウト案レイアウト案

31 レイアウト案 3 とレイアウト案 4 の評価レイアウト案 3 レイアウト案形状が矩形でないものが含まれている (4と6) 近接が望ましくないものが隣接している (4-9),(6-9) 形状がすべて矩形をしている近接が望ましくないものが離れて配置してある悪いレイアウト良いレイアウト

32 要素比較法要素比較法による評価評定記号ウエ評定と荷重評定値評価要素イト評定の値レイアウト案 3 レイアウト案 4 評定の意味評定値 1. レイアウトの融通性 6 O 6 I 12 A ほとんど完全素晴らしい 4 E 特によい大変よい 3 I 優れているよい 2 O OK. ふつう可 1 U 優れていないまずい 0 X 不可拡張の容易性 6 I 12 I 流れ移動の効率 8 I 16 E 監督の容易さ 4 O 4 O 4 5. 面積の有効利用 10 U 0 A 運搬設備の有効利用 5 合計 I E レイアウト案 3 と案 4 に対して要素比較法を用いて評価を行うと得点が高いレイアウト案 4 が良いレイアウト案といえる

33 本日の課題 1 個人の住宅の施設計画 ( レイアウト計画 ) を行え 2 作成したレイアウト案についての評価を行え

34 < 夫婦 + こども 2 人の家族 > 北配置対象アクティビティ 1 玄関 2 ダイニング 3 キッチン 4 主寝室 5 副寝室 6 子供部屋 1 7 子供部屋 2 8 書斎 9 応接間 10 風呂 11 トイレ 2 2 m 3 5 m 3 2 m 3 4 m 3 3 m 3 3 m 3 3 m 3 2 m 4 4 m 3 2 m 2 2 m 北側に道路土地 : 15 9 m この土地の中に左のアクティビティを配置した建物を建てたい残った土地は庭として使用したいがゆくゆく車庫 (2 4m) を確保したい但し廊下の面積は各々の面積に含む

35 アクティビティ間の近接性について奇数番号用玄関ダイニングキッチン主寝室副寝室子供部屋 1 子供部屋 2 書斎応接間風呂トイレ道路玄関 I U U U O O O E U A A ダイニング A A E E I E E I O U キッチン U U U U U I U E U 主寝室 O E E I I O I U 副寝室 E I I O O I U 子供部屋 1 A X X O E U 子供部屋 2 X X O E U 書斎 I U U X 応接間 O A O 風呂 E X トイレ U 偶数番号用玄関ダイニングキッチン主寝室副寝室子供部屋 1 子供部屋 2 書斎応接間風呂トイレ道路玄関 I O U U E I U E X E A ダイニング A I I O O U I U E U キッチン I I U U U E U O U 主寝室 E I I E U A E X 副寝室 I I I U E E X 子供部屋 1 A X X U O U 子供部屋 2 X X U O U 書斎 U U O X 応接間 U E O 風呂 I U トイレ U

平方・中野久木物流施設地区

平方・中野久木物流施設地区平方中野久木物流施設地区のまちづくり地区計画のルールブック地区整備計画の運用について流山市目次平方中野久木物流施設地区地区計画計画書平方中野久木物流施設地区地区計画計画図平方中野久木物流施設地区地区計画地区整備計画の内容の解説 1P 3P 4P (1) 建築物等の用途の制限 5P (2) 建築物の敷地面積の最低限度 6P (3) 建築物等の高さの最高限度 6P (4) 壁面の位置の制限