参天製薬株式会社 2017 年度第 1 四半期連結業績概要常務執行役員チーフファイナンシャルオフィサー (CFO) 兼財務本部長越路和朗 2017 年 8 月 1 日 Copyright 2017 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. All rights rese

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参天製薬株式会社 27 年度第四半期連結業績概要常務執行役員チーフファイナンシャルオフィサー (CFO) 兼財務本部長越路和朗 27

2 参天製薬の基本理念目をはじめとする特定の専門分野に努力を傾注しこれによって参天ならではの知恵と組織的能力を培い患者さんと患者さんを愛する人たちを中心として社会への寄与を行う

3 世界で存在感のあるスペシャリティカンパニーの実現に向けてグローバルTOP5 海外売上比率6 海外売上比率3 国内の更なる基盤強化アジア欧州展開準備完了 22 グローバルTOP3以内海外売上比率4-5 アジア EMEAの成長と収益化米国その他への展開準備世界で存在感のあるスペシャリティカンパニー現中期経営計画方針実績持続的な成長を可能とするための製品創製への変革生産性向上実現積極的な事業開発投資の継続承認上市 Tapcom, Ikervis 開発 DE の進展新製品導入獲得 DE 事業展開アジア EMEAでの事業成長および新規市場参入によるプレゼンス向上国内医薬新製品比率向上 44 FY3) 7 FY6) 国内OTC新製品によるシェア拡大アジア各国自販化による基盤強化 EMEA販売国増加組織人材持続的な成長を実現するための人材育成と組織構築およびグローバルマネジメント体制の強化新人事制度導入次世代を担う人材への研修実施育成の推進製品創製 2

4 27 年度第四半期連結業績概要 3

5 27年度第四半期決算概要売上営業利益ともに２桁成長国内海外各事業において売上が好調に推移販管費研究開発費の増加を吸収し増収増益売上収益 559億円対前年比.9% 国内医療用医薬品事業 348億円対前年比 5.4% 一般用医薬品事業 4億円対前年比 35.3% アジア事業 73億円対前年比 2.4% EMEA事業 87億円対前年比 29.% 営業利益コアベース 37億円対前年比.9% フルベース 2億円対前年比.5% (億円 27年度 26年度対前期増減率第四半期第四半期 % 通期業績予想 2,8 売上原価 % % 売上総利益 %,37 25.% 6.8% % % %.9% 44 3.% 4.% % % 32.2% 2.7% % -.3% 2.5% % -2.5%.7% コアベース売上収益販管費研究開発費営業利益当期利益対業績予想比率 25.7% フルベース営業利益当期利益 USD EUR CNY 33.3% +:円高 - 円安 4

6 27年度第四半期売上収益の推移全事業が高い成長に貢献億円海外国内 5 26年度第四半期年度第四半期 2 27年度第四半期 USD JPY 8.83 JPY.33 EUR JPY JPY CNY JPY 6.63 JPY 医療用医薬品事業一般用医薬品事業サージカルアジア事業事業国内事業アジア事業為替影響 559 EMEA事業 EMEA事業為替影響 NPM その他 27年度第四半期海外事業医療用医薬品アイリーアアレジオンジクアスを中心とした新製品が順調に伸長 5.4% アジア事業中国韓国の順調な推移に加えてアセアン市場でも大幅成長 75.9% し全体で+2.4% 円建て一般用医薬品インバウンドに加え新製品販促企画による国内需要取込 +35.3% EMEA事業旧MSD製品ならびにIkervisの成長により +29.% 円建てサージカル事業医薬品事業と連携した営業活動に成果 +4.7% NPM MSD社からの権利移管がほぼ完了したことに伴い受領なし *NPM Net Profit Margin: 販売承認の移管が未完の製品で MSD社に販売を委託しているものについての収入) 5

7 27年度第四半期コア営業利益推移海外事業が高成長を牽引国内海外全社億円年度第四半期年度第四半期 USD JPY 8.83 JPY.33 EUR JPY JPY CNY JPY 6.63 JPY 年度医療用医一般用医第四半期薬品事業薬品事業サージカル事業アジア事業アジア事業為替影響 EMEA 事業国内事業 EMEA 事業為替影響 (US事業為替影響) NPM 本社販管費研究開発費その他 27年度第四半期海外事業前年同期の一過性要因による原価低減の反動を受け当第四半期においては減益アジア事業一般用医薬品売上成長に応じた利益の伸長 EMEA事業研究開発費パイプラインの進展 DE に加え MicroShunt開発により費用増加 US事業医療用医薬品 US事業売上成長と費用コントロールによる利益の伸長 US市場参入に向けた準備を中心として費用が増加 6

8 事業別実績推移 ( 国内 ) ( 億円 CAGR:%) 国内医療用医薬品事業一般用医薬品事業サージカル事業 +7% 売上収益 % % Q FY3 Q FY4 Q FY5 Q FY6 Q FY7 Q FY3 Q FY4 Q FY5 Q FY6 Q FY7 Q FY3 Q FY4 Q FY5 Q FY6 Q FY7 +6% R&D 費前営業利益 % % 2-2 アイリーア等新製品の伸長に伴い売上収益が順調に増加前年度の一過性要因を考慮すると 7 年度第四半期も実質増益アレジオンなどの高収益品により通期ベースでの利益の伸長にも注力 FX 類 ( インバウンドならびに販促企画 ) ボーティエ ( インバウンド ) に加えて昨秋の新製品も好調に推移 7

9 事業別実績推移 ( アジア事業 ) ( 億円 CAGR:%) 日本円建現地通貨ベース (FY7Q レートにて固定して換算 ) +25% % 売上収益 Q FY3 Q FY4 Q FY5 Q FY6 Q FY7 Q FY3 Q FY4 Q FY5 Q FY6 Q FY7 R&D 費前営業利益 5 +46% % 中国韓国ベトナムを中心としその他の市場においても順調に製品浸透が進む事業基盤構築も進んだことより今後は売上増加範囲内の投資にて継続した成長を図る 8

10 事業別実績推移 (EMEA 事業 ) 日本円建 ( 億円 CAGR:%) 現地通貨建 ( 百万 EUR CAGR:%) 87 +3% % 55 7 売上収益 Q FY23 Q FY24 Q FY25 Q FY26 Q FY27 Q FY23 Q FY24 Q FY25 Q FY26 Q FY27 R&D 費前営業利益 3 +67% % 自社ならびに MSD 社から承継した緑内障製品が引き続いて順調に浸透 ( 対前年比 : コソプト +7.7% タプロス +2.6% トルソプト +2.4%) Ikervis も対前年比 +9.9% と期初想定を上回って成長 9

11 27年度業績予想 5月日から変更なし (コアベース売上収益海外事業を中心として全ての事業において増収見込営業利益将来成長に係る費用が増加するもコントロールも強化し売上収益成長率内に抑制コア営業利益も増益見込パイプライン進展や製品価値向上のための研究開発費米国市場参入準備 (フルベース製品に係る償却費の大きな変化やその他の一過性の要素は見込まれずコアベースと合致した伸長億円コアベース売上収益売上原価販管費研究開発費営業利益当期利益 ROE フルベース営業利益当期利益 ROE USD EUR CNY 26年度実績 27年度対前期増減率業績予想, , % 8.%.3% 9.7%.9% 8.8%.2% 2.3%.pt % 23 9.% 268.6% 6.2%.6pt

12 27年度配当予想 5月日から変更なし株主還元基本方針年間配当 26年度通期 26円 27年度通期予想 26円安定的且つ持続的な株主還元策を実施研究開発アライアンス等将来成長のための資金を確保機動的に自己株式買付を検討配当性向は 4 を目途とする 67.2% 54.7% 42.9% 36.3% 55.8% 39.7% 2.4% 39.9% 25年配当性向は抗リウマチ薬事業譲渡に伴う一時収入を除くと約35% 5.8% 9.4% 46.3%39.3% 4.9% 5.% 37.8% 36.% 配当性向一株当たり年間配当額(円 4 年度予自己株式取得額億円 % 55.8% 62.8% 39.9% 42.9% 92.3% 67.2% 36.3% 36.% 5.8% 34.4% 4.9% 37.8% 9.4%.2% 39.3% 総還元性向 *25年4月日を効力発生日として普通株式株につき5株の割合で分割実施 24年度以前の配当額は当該株式分割の株数を基に算出 **23年度まではJ-GAAP 24年度以降はIFRSを基準に算出

13 参考資料 2

14 27年度第四半期 26年度第四半期単位億円 27年度第四半期対売上収益比率実績 5 売上収益純損益計算書の要約差異対売上収益比率実績 559.9% 国内医薬.8億円一般用医薬品 2.5億円 -38.6% 7.3% -26.9% 6.8% アジア事業 3.億円 EMEA事業.億円 US 事業 6.3億円 -.% 8.8% 全社間接部門.億円 -3.% 4.4%.% -24.8% -.% -.% 4.3% 8 2.6% 2 2.5%.5%.9% 5.6% -2.% 5-3.8% 金融費用 % -69.8% 税引前当期利益 3 2.5% % 9.% % -5.9% % -5.9% 2.4% % % 2.7% コア営業利益 % %.9% コア当期利益 % 7.9% 4.% 販売費及び一般管理費研究開発費製品に係る無形資産償却費その他の収益その他の費用営業利益(フルベース金融収益法人所得税費用負担税率当期利益フルベース 26年度第四半期 -36.8% 増減率売上原価対前期 -28.2% -.3% -3.2%.2% -.6pt 利益額の増加ならびに参天本社における研究開発費税額控除の拡大により負担税率低下 27年度第四半期 USD JPY 8.83 JPY.33 EUR JPY JPY CNY JPY 6.63 JPY

15 27年度第四半期末財政状態の推移 27年度第四半期末 26年度末入金タイミングによる営業債権の増加ならびに税金配当支払いに伴う現金及び同等物の減少億円 3,228 3,256 3,228 3,256 26年度末非流動資産非流動資産非流動資産,658 純資産 63 その他非流動資産,2,668 2,539 (79%) 649 2,66 (8%) 流動資産,57, 現金及び同等物流動負債流動資産,587, ,28, 流動資産,57,588 7 棚卸資産営業債権現金及び現金同等物 ,539 2,66 68 非流動負債長期借入金繰延税金負債その他流動負債営業債務金融負債未払法人所得税等その他その他純資産流動資産,668 増減額無形固定資産その他,28 第四半期末有形固定資産金融資産無形資産,658 27年度非流動負債 4

16 セグメント別売上 27年度第四半期売上セグメント別収益日本単位億円海外対前期売上収益増減率合計対前期売上収益増減率対前期売上収益増減率 % % % 医療用医薬品 % % 52.7% 眼科薬 % % 59.4% 2 6.2% -64.9% % % 54.% 4 34.% その他の事業 7.5% -76.3% 7-2.7% 医療機器 6 -.7% -3.4% 6 -.8% その他 22.% -86.8% -6.8% % % 559.9% 医薬品事業その他医薬品一般用医薬品合計売上比率 7.9% 29.% 5

17 設備投資額 / 減価償却費 ( 単位 : 億円 ) 設備投資額減価償却費及び償却費 * 製品に係る無形資産償却費 26 年度 27 年度第四半期通期第四半期通期実績実績実績対前期増減率予想 % % % 66 メルク無形資産償却費 % 56 Ikervis 無形資産償却費 % 7 * 製品に係る無形資産償却費および長期前払費用の償却費は除く 6

18 国内医療用眼科薬市場概況 26 年度第四半期 27 年度第四半期参天市場参天市場参天参天対前期対前期順位対前期対前期単位億円金額金額シェア金額金額シェア増減率増減率増減率増減率順位 Total % 866.2% 44.9% No % % 45.8% No. 抗緑内障剤 % % 32.3% No % 293.5% 3.4% No. 抗 VEGF 薬 % % 7.2% No % 2 4.% 7.5% No. 角膜疾患治療剤 7-2.6% 4 -.8% 62.8% No % 7 3.5% 62.5% No. 抗アレルギー剤 % % 4.8% No % % 46.4% No. 抗菌点眼剤 8-9.4% % 45.5% No. 5-3.% % 4.3% No. 参天対前期金額増減率 26 年 7 月日 ~27 年 6 月 3 日市場対前期金額増減率参天シェア順位 Total,598 3.% 3,493.2% 45.8% No. 抗緑内障剤 %,45.6% 3.9% No. 抗 VEGF 薬 % % 72.5% No. 角膜疾患治療剤 % % 62.6% No. 抗アレルギー剤 % % 44.% No. 抗菌点眼剤 % % 43.% No. 出典 :Copyright 27 QuintilesIMS. IMS-JPM 26-7 を基に参天分析無断転載禁止 7

19 27 年度第四半期研究開発の現状常務執行役員チーフサイエンティフィックオフィサー研究開発本部長ナヴィードシャムズ

20 主要 PJ の開発計画マイルストーン (27 年 8 月日現在 ) 開発状況 * 効能効果開発地域 : マイルストーン * DE-7 P2b/3 緑内障高眼圧症日本 :27 年度第 2-3 四半期申請 DE-26 P2b 緑内障高眼圧症米国日本 :28 年 -6 月 P2b 完了 DE-28 (MicroShunt) P2/3 緑内障高眼圧症米国 :28-29 年 P2/3 完了年上市 DE-9 ( シロリムス硝子体内注射剤 ) 申請受理 P3 ぶどう膜炎米国 : 審査終了目標日 **27 年 2 月 24 日 28 年 -6 月上市欧州 :27 年度下期欧州再申請 DE-22 P2a 滲出型加齢黄斑変性米国 :29 年 -6 月 P2a 完了 *** 27 年度 P/2 完了 Vekacia (Verkazia):27 年 7 月に欧州医薬品庁の医薬品評価委員会より承認勧告を取得 * 下線部は更新情報 **PDUFA date *** フィリピンで実施 9

21 参考資料 2

22 パイプライン及び製品の開発状況① 27年8月日現在緑内障高眼圧症 P P2 P3 承認審査上市現状または更新情報米国 DE-7 EP2受容体作動薬日本 P2b/3 アジア P3実施中 DE-26 米国 P2b FP/EP3受容体デュアル作動薬日本 P2b DE-28 InnFocus MicroShunt 米国 P2b/3実施中 27年7月 P2b開始 P2/3 欧州詳細は決算短信参照アジアは日本中国を除く P2/3実施中 CEマーク取得 2

23 パイプライン及び製品の開発状況② 27年8月日現在角結膜疾患 DE-89 ジクアス点眼液 DE-4A エピナスチン塩酸塩 (高用量) P P2 P3 承認審査上市現状または更新情報中国 22年月申請日本 27年5月 P3開始米国 Cyclokat Ikervis/シクロスポリン Vekacia Verkazia/シクロスポリンアジア 26年月以降順次承認その他 26年4月カナダで申請欧州 26年2月申請優先審査指定を取得 27年7月 CHMPより承認勧告を取得網膜ぶどう膜疾患 P P2 P3 米国 DE-9 シロリムス硝子体内注射剤 DE-22 抗エンドグリン抗体承認審査上市現状または更新情報 27年2月申請日本欧州再申請準備中アジア 25年4月申請米国 P2a 詳細は決算短信参照アジアは日本中国を除く 27年7月 P2a開始 22

24 将来見通しに関する注意事項本発表において提供される資料ならびに情報はいわゆる見通し情報 (forward looking statements) を含みますこれら見通しを実現できるかどうかは様々なリスクや不確実性などに左右されます従って実際の業績はこれらの見通しと大きく異なる結果となりうることをご承知おき下さい日本ならびにその他各国政府による医療保険制度や薬価等の医療行政に関する規制が変更された場合や金利為替の変動により業績や財政状態に影響を受ける可能性があります新薬の研究開発から承認発売まで非常に長期間を要し開発中止承認申請後の不許可など不確実性を多く含みます新製品に関わる見通しは他社との開発販売提携等を前提とするものが含まれておりこうした提携の成否は当社の業績や財務状況に影響を与える可能性があります現在発売している主要製品や将来発売が予定されている大型新薬が万が一特許失効製品の欠陥予期せぬ副作用などの要因により販売中止となったり売上が大幅に減少した場合業績や財政状態に大きな影響を及ぼしますまた当社が販売している製品の多くは他社から製造販売権ならびに販売権を供与されていますが契約期間満了後契約条件の変更や販売提携の解消などが起こった場合業績に影響を及ぼします原材料の中には供給を特定の取引先に依存しているものがありますが何らかの要因によりこうした原材料の供給が停止した場合やこれに起因して当社の製品の供給が滞った場合業績に悪影響を及ぼす可能性があります 23

参天製薬株式会社決算説明会 2015年度連結業績概要 2016年度連結業績予想 2016年5月12日代表取締役社長兼CEO 黒川明 Copyright 2016 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. All rights reserved.

参天製薬株式会社決算説明会 2015年度連結業績概要 2016年度連結業績予想 2016年5月12日代表取締役社長兼CEO 黒川明 Copyright 2016 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. All rights reserved. 参天製薬株式会社決算説明会 2015年度連結業績概要 2016年度連結業績予想 2016年5月12日代表取締役社長兼CEO 黒川明 Copyright 2016 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. All rights reserved. 参天製薬の基本理念目をはじめとする特定の専門分野に努力を傾注しそれによって参天ならではの知恵と組織的能力を培い患者さんと患者さんを愛する人たちを中心として

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参天製薬株式会社 2017 年度第 1 四半期連結業績概要常務執行役員チーフファイナンシャルオフィサー (CFO) 兼財務本部長越路和朗 2017 年 8 月 1 日 Copyright 2017 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. All rights rese