Ⅱ 枝物類

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1 Ⅱ 枝物類

2 1 コデマリ Spiraea cantoniensis Lour. バラ科 品 種 早生種 在来種で丈が低く 1m 前後 葉は小型で細く 立枯れ性病害に弱い 自然もの 促成ものどちらにも適する ミズホコデマリ早生種 ドイツコデマリの交配種 促成には向かない 自然もの 紅葉ものに適する 中生で枝は直立性 立枯れ性病害に弱い 新 フランスコデマリ 早生コデマリの交配種 枝が横に張る 耐病性 耐寒性に優れる 晩生種 高性で 1.5m 以上に伸び 枝が太く 樹勢も強い 立枯れ性病害 に強い 土壌改良 施肥 N P 2 O 5 K 2 O 元肥 (3 月下旬 ~4 月中旬 ) 備考 2.8 追肥は適宜行う 2.8 施用例 ) 寒肥 : 堆肥等 2.8 春 夏肥 : 配合肥料 硫安等 112

3 2 サンゴミズキ Cornus alba ミズキ科ミズキ属 収量目標 3,000 本 /a 品種在来種, コーラルビューティー, 黄金ミズキ施肥元肥に N,P2O5,K2O を 0.5 kg /a を施用する 定植後 ( 秋定植では 3 月 ), 鶏ふん等を 30 kg /a, さらに 6 月に普通化成 5kg/a を畦間に施す 若木のうちは窒素過多になると枝が徒長して品質が低下するので注意する 秋まで肥効が持続すると茎が緑味を帯び, 赤味 ( または黄味 ) が冴えないので, ほ場条件を十分考慮し追肥を行う 114

4 3 センリョウ Chloranthus glabar Makino センリョウ科 収量目標収穫初年目 500 本 /a 2 年目 1,500 本 /a 3 年目 2,000 本 /a 以後収量は低下する 品種赤実種 黄実種は種床準備土壌消毒を行い 1a 当たり堆肥 300kg P 2 O 5 3kg を施しておく 移植床準備土壌消毒後 1a 当たり堆肥 200~300kg 緩効性化学肥料を主体に N,K2O 各 1kg P 2 O 5 3kg を施す 移植床は 定植面積 10a 当たり 2a を要する 定植準備遮光施設を作り 土壌消毒を行う 好適土壌は ph5.0~6.0 程度なので必要に応じて土壌改良を行う 1a 当たり堆肥 700kg 緩効性肥料などで N K2O 各 2kg P 2 O 5 5kg を元肥として施す 栽培管理 < 追肥 > 毎年 3 月に畦間に施用し 中耕を行う 施肥量は 枝数や葉色等を見ながら加減し 1a 当たり N K2O P 2 O 5 を各 1~2kg 施す 115

5 4 ハナモモ Prunus persica Sieb. バラ科 品種矢口系 新矢口系定植準備平地でも傾斜地でも栽培できるが 日当たりが良く 風通しの良いほ場は生育が盛んで花芽の着生も良い 土壌的には 保水力があって排水良好で 耕土が深いところの方が良い 地力に応じて定植前に土壌改良資材や堆肥を施用し 十分耕起しておく 傾斜地では 植え穴を深く掘り 堆肥等を施用する 苗の準備は 接ぎ木 1 年生の苗を購入するか さし木 とり木で自家生産をする 土壌改良 施肥 成分追肥 (1 株あたり ) 備考 N P 2 O 5 K 2 O 20g 20g 20g 1 株ごと株元に散布 オール 8 で 200~300g 緩効性化学肥料主体 樹齢 生育に応じて 施肥量は調整する 117

6 5 ヒペリカム Hypericum androsaemum L. オトギリソウ科ヒペリカム属収量目標収穫初年目 2,000 本 /a,2 年目以降 4,000 本 /a 品種 ピンキーフレアー ( オレンジ色 ) エクセレントフレアー ( 茶褐色 ) グリーンコンドル ( 緑色 ) 等定植準備土壌消毒を行う 好適土壌 phは 5.5~6.0 なので必要に応じて土壌改良を行う a 当たり堆肥 300kg 緩効性の肥料などで N,P 2 O 5,K2O をそれぞれ 2,3,4kg を元肥として施す 葉やけや花房の乱れ防止のため 多肥 特に N 過多には注意し K2O を多めに施す 119

7 6 ボケ Choennomeles sp. バラ科 品 種 秋咲き性舞妓紅司むさし舞姫春咲き性緋の御旗東洋錦あかね 土壌改良 施肥 N P 2 O 5 K 2 O 追肥 (3 月 ) 追肥 (9 月 ) 備考 適宜生育をみて 定植時 (9 月 ) に10aあたり堆肥 1~2t 化成肥料 施用する を 30~40 kg程度施用しておく 121

8 7 ヤナギ類 Salix spp. ヤナギ科 収量目標アカメヤナギ :1,200 本 /a, ウンリュウヤナギ :2,000 本 /a, ドラゴンヤナギ :1,200 本 /a, セッカヤナギ :500~1,000 本 /a, コウリヤナギ :2,500 本 /a, アズキヤナギ :1,500 本 /a 等施肥ほ場の地力にもよるが, 植付け初年目は各成分とも 1~1.5kg/a を 3 月下旬,7 月上旬の 2 回に分施,2 年目以後は春先のみとする アカメ, ウンリュウはやや少なく, セッカは施用量が少ないと石化率が劣るといわれる なお 7 月中旬以後花芽分化期にあり, 栄養条件が良過ぎると花芽の着生が悪くなり, また窒素過多でカリ成分が少ない条件では, さび病が発生しやすいので注意する 123

9 8 ユーカリ Eucalyptus cinerea, gunni, perrinana, pulverulenta フトモモ科ユーカリ属 品 施肥 種ギンマルバユーカリ グニーユーカリ ツキヌキユーカリ コマルバユーカリ 銀世界 シルバードロップ 浅根性なので定植 2 ヶ月前に有機質を主体に元肥を施用し深耕しておく 肥料切れしないようにするが 夏の施肥の遅れや過剰施肥には注意する グニーユーカリの施肥例(aあたり) 施肥 時期 施肥量 定植前の元肥 1~2 月 牛ふんたい肥 400kg N0.8kg P0.7kg K0.8kg 追肥 1 3 月下旬 N0.5kg P0.4kg K0.5kg 追肥 2 5 月中旬 N0.8kg P0.7kg K0.8kg 追肥 3 7 月中旬 N0.8kg P0.7kg K0.8kg

10 9 ユキヤナギ Spiraea thunbergii バラ科シモツケ属 収量目標 3,000 本 /a 品種オタフク ( 切り枝促成専用 ) 早生高性 (1~3 月株入れ促成用 ) 施肥さし木苗株 促成株とも 堆肥 200kg/a を投入する 肥料の遅効きは枝先の充実を欠き 低温害で枝枯れを起こしやすいので基本的に追肥は行わないが 株の様子を見て足りないようなら追肥する 126

11 8 ワカマツ ( クロマツ ) Pinus thunbergii マツ科マツ属 収量目標 5,000 本 /a は種床準備土壌消毒を行う 1a あたり堆肥 200kg 有機質肥料中心に N0.4~0.5kg 過燐酸石灰 5 kg を施用しておく 定植準備土壌消毒を行う 施肥量は ほ場によるが砂土では有機質肥料を中心に 1a 当たり N K2O を 0.8~1.0kg 過燐酸石灰 5.0kg を施用 肥沃地ではリン酸分だけとする 127

12 11-1 ノバラ ( ノイバラ ) Rosa multiflora バラ科バラ属 品種園芸種パンプキン野生種 栽培管理定植準備 :10 月に 挿し穂を十分水あげした後挿し木をし 1 年間株を養成する 成分元肥追肥備考 N P 2 O 5 K 2 O 緩効性化学肥料主体 追肥は毎年秋に行う 樹齢 生育に応じて 施肥量は調整する 128

13 11-2 カナリヤナス Solanum mammosum ナス科ナス属 品種無し ( とげなしつのなすとされる場合も ) 施肥管理元肥は N 成分で 500g/a 秋まで肥料が多く残ると実がつきにくくなる 129

14 11-3 サクラ 品種ヒガンザクラケイオウザクラ Prunus spp. バラ科サクラ属 栽培管理ほ場準備 : 堆肥 土壌改良資材を投入し 深耕する 10a あたり 3 要素を各 15 kg程度施用しておく 栽培管理 : 施肥は 早春に行い (N12 kg :P16 kg :K12 kg程度 ) やせ地では有機物を投入する 整枝は休眠期に主幹周囲の不必要な下枝や折れ枝を整理する 130

15 11-4 ハナウメ Prunus mume バラ科サクラ属 品種冬至梅 ( 白一重 ) 八重冬至野梅寒紅梅 ( 紅一重 ) 栽培管理定植準備 : 堆肥を投入し ph は 6.0 程度に調整しておく 施肥 : 定植時に株の周りの表土に化成肥料をオール 10 で 200g/ 本程度施用する 栽培管理 :12 月に堆肥を 10a あたり 200 kg程度 表土に混和する 5 月には化成肥料をオール 10 で 10a あたり 50 kg程度株の周りの表土にする 131

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