PAC1934 User's Guide.book

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1 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います PAC1934 評価用ボードユーザガイド 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP

2 Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して次の点にご注意ください Microchip 社製品は 該当する Microchip 社データシートに記載の仕様を満たしています Microchip 社では 通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合 Microchip 社製品のセキュリティレベルは 現在市場に流通している同種製品の中でも最も高度であると考えています しかし コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です 弊社の理解ではこうした手法は Microchip 社データシートにある動作仕様書以外の方法で Microchip 社製品を使用する事になります このような行為は知的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます Microchip 社は コードの保全性に懸念を抱くお客様と連携し 対応策に取り組んでいきます Microchip 社を含む全ての半導体メーカーで 自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません コード保護機能とは Microchip 社が製品を 解読不能 として保証するものではありません コード保護機能は常に進歩しています Microchip 社では 常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます Microchip 社のコード保護機能の侵害は デジタルミレニアム著作権法に違反します そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著 本書に記載されているデバイスアプリケーション等に関する情報は ユーザの便宜のためにのみ提供されているものであり 更新によって無効とされる事があります お客様のアプリケーションが仕様を満たす事を保証する責任は お客様にあります Microchip 社は 明示的 暗黙的 書面 口頭 法定のいずれであるかを問わず 本書に記載されている情報に関して 状態 品質 性能 商品性 特定目的への適合性をはじめとする いかなる類の表明も保証も行いません Microchip 社は 本書の情報およびその使用に起因する一切の責任を否認します Microchip 社の明示的な書面による承認なしに 生命維持装置あるいは生命安全用途に Microchip 社の製品を使用する事は全て購入者のリスクとし また購入者はこれによって発生したあらゆる損害 クレーム 訴訟 費用に関して Microchip 社は擁護され 免責され 損害をうけない事に同意するものとします 暗黙的あるいは明示的を問わず Microchip 社が知的財産権を保有しているライセンスは一切譲渡されません 商標 Microchip 社の名称と Microchip ロゴ dspic FlashFlex KEELOQ KEELOQ ロゴ MPLAB PIC PICmicro PICSTART PIC 32 ロゴ rfpic SST SST ロゴ SuperFlash UNI/O は 米国およびその他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です FilterLab Hampshire HI-TECH C Linear Active Thermistor MTP SEEVAL Embedded Control Solutions Company は 米国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です Silicon Storage Technology は その他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です Analog-for-the-Digital Age Application Maestro BodyCom chipkit chipkit ロゴ CodeGuard dspicdem dspicdem.net dspicworks dsspeak ECAN ECONOMONITOR FanSense HI-TIDE In-Circuit Serial Programming ICSP Mindi MiWi MPASM MPF MPLAB 認証ロゴ MPLIB MPLINK mtouch Omniscient Code Generation PICC PICC-18 PICDEM PICDEM.net PICkit PICtail REAL ICE rflab Select Mode SQI Serial Quad I/O Total Endurance TSHARC UniWinDriver WiperLock ZENA Z-Scale は 米国およびその他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です SQTP は 米国における Microchip Technology Incorporated のサービスマークです GestICとULPPは その他の国におけるMicrochip Technology Germany II GmbH & Co. & KG (Microchip Technology Incorporated の子会社 ) の登録商標です その他 本書に記載されている商標は各社に帰属します 2013, Microchip Technology Incorporated, Printed in the U.S.A., All Rights Reserved. ISBN: QUALITY MANAGEMENT SYSTEM CERTIFIED BY DNV == ISO/TS == Microchip 社では Chandler および Tempe ( アリゾナ州 ) Gresham ( オレゴン州 ) の本部 設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-16949:2009 認証を取得しています Microchip 社の品質システムプロセスおよび手順は PIC MCU および dspic DSC KEELOQ コードホッピングデバイス シリアル EEPROM マイクロペリフェラル 不揮発性メモリ アナログ製品に採用されています さらに 開発システムの設計と製造に関する Microchip 社の品質システムは ISO 9001:2000 認証を取得しています DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

3 宣言の対象 : ADM00805 評価用ボード 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 3

4 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド NOTE: DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

5 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 目次 序章... 7 はじめに... 7 本書の構成... 7 本書の表記規則... 8 推奨参考資料... 9 Microchip 社ウェブサイト... 9 顧客変更通知サービス... 9 カスタマサポート... 9 改訂履歴... 9 第 1 章製品概要 1.1 はじめに PAC1934/6 の特長 PAC1934 向け ADM00805 評価用ボードの概要 ハードウェアの概要 ソフトウェアとシステム制御の概要 評価用ボードキットの内容 第 2 章準備と使い方 2.1 準備手順 システム要件 ソフトウェアのダウンロードとインストール 第 3 章ソフトウェア GUI の説明 3.1 初回起動 トップメニュー [PAC Settings] セクション アラートの設定 サンプリングレートと表示の制御 データの表示 グラフの表示 シングルプロットモード マルチプロットモード 第 4 章ハードウェアの説明 4.1 はじめに チャンネル入力の既定値接続 (DEMO モード ) 外部電源を使う SYSTEM モード向けの V BUS と V SENSE の接続 ボード上のその他のハードウェア Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 5

6 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 4.5 USB を介する I 2 C/SMBus 通信および外部 I 2 C 接続のためのハードウェア DEMO モードにおける信号の説明 PAC1934 を使った PAC1934 電流の計測 その他のハードウェアの詳細 外部 I 2 C の直接接続 J ジャンパ接続 - 既定値設定の一覧...31 補遺 A. 回路図とレイアウト図 A.1 はじめに A.2 ADM00805 評価用ボード - 回路図 A.3 ADM00805 評価用ボード - 回路図 A.4 ADM00805 評価用ボード - 回路図 A.5 基板 - 上面シルク A.6 基板 - 上面銅箔層とシルク A.7 基板 - 上面銅箔層 A.8 基板 - 下面層 A.9 基板 - 下面銅箔層とシルク A.10 基板 - 下面シルク 補遺 B. 部品表 (BOM)...33 各国の営業所とサービス...44 DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

7 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 序章 注意 どのような文書でも内容は時間が経つにつれ古くなります 本書も例外ではありません お客様のニーズを満たすため Microchip 社の製品は常に改良を重ねており 実際のダイアログやツールが本書の内容とは異なる場合があります 最新文書は Microchip 社のウェブサイト ( をご覧ください 文書は DS 番号によって識別します この識別番号は各ページのフッタのページ番号の前に表記しています DS 番号 DSXXXXXXXXA の XXXXXXXX は文書番号 A は文書のリビジョンレベルを表します 開発ツールの最新情報は MPLAB X IDE のオンラインヘルプでご覧になれます [Help] メニューから [Topics] を選択すると オンラインヘルプファイルのリストが表示されます はじめに 本書の構成 序章には ADM00805 を使い始める前に知っておくと便利な一般情報を記載しています 主な内容は以下の通りです 本書の構成 本書の表記規則 推奨参考資料 Microchip 社のウェブサイト カスタマサポート 改訂履歴 本書には ADM00805 評価用ボードの概要と 準備および使用の方法を記載してます 本書の構成は以下の通りです 第 1 章 製品概要 - ADM00805 評価用ボードに関する重要情報 第 2 章 準備と使用方法 - PAC193X デモアプリケーションをインストールして使い始める方法 第 3 章 ソフトウェア GUI の説明 - GUI の詳細 第 4 章 ハードウェアの説明 - PAC1934 および ADM00805 評価用ボードハードウェアの詳細 補遺 A 回路図とレイアウト - ADM00805 評価用ボードの回路図と基板レイアウト図 補遺 B 部品表 (BOM) - ADM00805 評価用ボードで使われている部品の一覧 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 7

8 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 本書の表記規則 本書では以下の表記規則を適用します 本書の表記規則 概要適用例 Arial MS ゴシックフォント 二重かぎカッコ : 参考資料 MPLAB IDE ユーザガイド 太字テキストの強調... は唯一のコンパイラです... 角カッコ : [ ] ウィンドウ名 [Output] ウィンドウ かぎカッコ : 右山カッコ (>) で区切った斜体の下線付きテキスト ダイアログ名 メニューの選択肢 ウィンドウまたはダイアログのフィールド名 メニュー項目の選択 [Settings] ダイアログ [Enable Programmer] を選択 Save project before build File>Save 太字ダイアログのボタン [OK] をクリックする N Rnnnn 山カッコ (< >) で囲んだテキスト Courier New フォント タブ Verilog 形式の数値 (N は総桁数 R は基数 n は各桁の値 ) キーボードのキー [Power] タブをクリックする 4 b0010, 2 hf1 <Enter> <F1> を押す 標準書体の Courier New サンプルソースコード #define START ファイル名 autoexec.bat ファイルパス c:\mcc18\h キーワード _asm, _endasm, static コマンドラインオプション -Opa+, -Opa- ビット値 0 1 定数 0xFF, A 斜体 Courier New 変数の引数 file.o (file は有効な任意のファイル名 ) 角カッコ : [ ] オプションの引数 mcc18 [options] file [options] 中カッコとパイプ文字 : { } どちらかの引数を選択する場合 (OR 選択 ) errorlevel {0 1} 省略記号 :... 繰り返されるテキスト var_name [, var_name...] ユーザが定義するコード void main (void) {... } DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

9 序章 推奨参考資料 本書には ADM00805 の使い方を記載しています 参考資料として Microchip 社が提供する以下の文書を推奨します PAC1934 データシート - DC Power/Energy Monitor with Accumulator (DS A) Microchip 社のウェブサイト 顧客変更通知サービス カスタマサポート 改訂履歴 Microchip 社はウェブサイト ( でオンラインサポートを提供しています 当ウェブサイトでは お客様に役立つ情報やファイルを簡単に見つけ出せます インターネットブラウザから以下の内容がご覧になれます 製品サポート - データシートとエラッタ アプリケーションノートとサンプルプログラム 設計リソース ユーザガイドとハードウェアサポート文書 最新のソフトウェアと過去のソフトウェア 一般的技術サポート よく寄せられる質問 (FAQ) 技術サポートのご依頼 オンラインディスカッショングループ Microchip 社のコンサルタントプログラムメンバーの一覧 Microchip 社の事業 プロダクトセレクタガイドとご注文案内 プレスリリース セミナーとイベントの一覧 営業所の一覧 Microchip 社のお客様向け変更通知サービスは お客様に Microchip 社製品の最新情報をお届けするサービスです ご興味のある製品ファミリまたは開発ツールに関する変更 更新 リビジョン エラッタ情報をいち早くメールにてお知らせします Microchip 社のウェブサイト ( にアクセスし [Customer Change Notification] からご登録ください Microchip 社製品をお使いのお客様は 以下のチャンネルからサポートをご利用になれます 代理店または販売担当者 各地の営業所 フィールドアプリケーションエンジニア (FAE) 技術サポート サポートは販売代理店までお問い合わせください 各地の営業所もご利用になれます 本書の最後のページには各国の営業所の一覧を記載しています 技術サポートは以下のウェブページからもご利用になれます リビジョン A (2017 年 9 月 ) 本書は初版です 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 9

10 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド NOTE: DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

11 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 第 1 章 製品概要 1.1 はじめに 1.2 PAC1934 の特長 PAC1934 向け ADM00805 評価用ボードは PAC1934 の評価と機能のデモを実行するための柔軟なプラットフォームを提供します 本ボードはウェハレベルチップスケールパッケージ (WLCSP) の PAC1934 を実装しています ADM00805 は デバイスとコンピュータ間の通信用に USB コネクタを備えています PAC1934 には USB コネクタから V BUS を給電するか 外部接続の V DD により給電できます ボード上の MCP2221 USB to I 2 C ブリッジを使う事で USB を介する I 2 C 通信が可能です また PC のマザーボードまたは Linux システム等の外部ソースに直接 I 2 C 接続するためのヘッダ (V DD_IO グランド SDA SCL の接続ピン ) も備えています 直接 I 2 C 接続の詳細は 4.9 外部 I2C の直接接続 を参照してください ボード上のジャンパとスイッチを設定する事で ボードの内部電流源を使ってデバイス機能の簡単なデモを容易に実行できる他 プロトタイピングシステム等の外部ソースを使ったより詳細な機能 / 性能の評価が可能です PAC1934 は アキュムレータを備えた 4 チャンネル DC 電力モニタです 本デバイスは 電源レール電圧を監視するために 16 ビット ADC を内蔵しています この ADC はマルチプレクサを介して各チャンネルの非反転 (+) 入力ピンに接続されます ADC の結果値は V BUS と呼びます 加えて 電流検出抵抗の両端電圧を計測するために もう 1 つの 16 ビット ADC を内蔵しています この ADC は 別のマルチプレクサを介して各チャンネルの非反転 (+) および反転 (-) 入力ピンに接続されます この ADC の結果値は V SENSE と呼びます マルチプレクサにより 4 つのチャンネルを順番にスキャンし 最大 1024 サンプル / 秒 (sps) のレートでデータをサンプリングします 本デバイスは V BUS と V SENSE を乗算する事で V POWER を計算し その結果をアキュムレータで積算します 非常に高精度 / 低ノイズの電圧および電流計測値を提供するため 本デバイスは V BUS と V SENSE の 8 回平均結果もレジスタで保持します これらの全ての結果値はレジスタに保存されます 各結果レジスタ内の値は REFRESH または REFRESH_V コマンドが送信された時にのみ更新されます データをグラフ化 表示 記録するためのソフトウェアアプリケーションが用意されています これらのアプリケーションは 積算電力と積算時間に基づいて電力量も計算します 1.3 PAC1934 向け ADM00805 評価用ボード ハードウェアの概要 ADM00805 評価用ボードにより ボード上の PAC1934 の全てのデバイスピンを直接制御できると共に ボード内部または外部の電圧と電流を容易に計測できます I 2 C アドレスは既定値により 0x20 に設定されます このアドレスは ジャンパプラグを取り外す事で 0x22 に変更できます さらに R22 を値の異なる抵抗に交換する事で その他のアドレスに設定する事もできます 既定値 ( ジャンパ (J23) にプラグを装着して SLOW ピンをグランドに接続 ) によるサンプリングレートは 1024 sps です J23 のプラグを取り外すと サンプリングレートは低速 (8 sps) に設定されます 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 11

12 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 本ボードが内蔵する電流源は 機能試験およびデモ向けに 0.5 Hz の矩形波電流信号を提供します 本ボードは電流検出抵抗を内蔵しています また 外部信号源 / 負荷の接続と USB 制御および直接 I 2 C 接続のためのコネクタ / ヘッダを備えています 詳細は第 4 章 ハードウェアの説明 を参照してください ソフトウェアとシステム制御の概要 PAC193X デモアプリケーション ( 詳細は第 2 章 準備と使い方 に記載 ) を使うと ADM00805 評価用ボード上の PAC193X を USB 経由で制御できます このアプリケーションにより ADM00805 評価用ボード上の PAC1934 に対するレジスタの設定と結果の読み出しが容易に行えます ADM00805 評価用ボードでこのソフトウェアアプリケーションを使うには ソフトウェアをコンピュータにダウンロードしてアプリケーションを起動する必要があります 次に 同梱の USB ケーブルをコンピュータに接続します この際 USB/I2C スイッチは ON に設定しておく必要があります 第 2 章 準備と使い方 では 評価用ボードを使い始めるための準備手順について説明します 1.4 評価用ボードキットの内容 PAC1934 評価用ボードキットの内容 ADM00805 評価用ボード (EVB) USB ケーブル 重要な注意事項 (Important Information) シート DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

13 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 第 2 章 準備と使い方 2.1 準備手順 2.2 システム要件 以下では ADM00805 評価用ボードに電源を投入して通信するための手順について説明します 第 2 章の内容は以下の通りです システム要件 ソフトウェアのダウンロードとインストール ADM00805 評価用ボードは Microsoft Windows (Windows 7 以降のバージョン ) が動作するパーソナルコンピュータ (PC) に接続して使うよう設計されています USB 接続のために PC には少なくとも 1 つの標準 Type-A USB 2.0 ポートが必要です 2.3 ソフトウェアのダウンロードとインストール Microchip 社のウェブサイト ( で PAC1934 の製品ページ ( を開きます [Documents] タブ内で PAC193X デモアプリケーションを選択し ダブルクリックして実行可能プログラムの ZIP ファイルをダウンロードします ZIP ファイルを展開します ファイルが展開されたら アプリケーションファイルをダブルクリックしてソフトウェアのインストールを開始します 画面の指示に従ってインストールを進めます 1. 図 2-1 に インストーラウィンドウを示します [Run] ボタンをクリックします 2. アンチウィルスソフトウェアが警告を表示する場合 このファイルの実行を許可 してインストールを進めます 図 2-1: インストーラウィンドウ 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 13

14 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 3. 図 2-2 に [Application Install] ダイアログを示します [Next] ボタンをクリックします 図 2-2: セットアップウィザード - [Application Install] ダイアログ 4. ライセンス契約の内容を確認して [Next] をクリックします 図 2-3: [License Agreement] ダイアログ DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

15 準備と使い方 5. インストール先のディレクトリを選択してから [Next] をクリックします 図 2-4: [Installation Directory] ダイアログ 6. 図 2-5 に [Ready to Install] ダイアログを示します [Next] をクリックしてインストールを進めます 図 2-5: [Ready to Install] ダイアログ 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 15

16 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 7. セットアップウィザードがソフトウェアのインストールを完了すると [Install Complete] ダイアログが表示されます [Finish] ボタンをクリックし アプリケーションの使用を開始します 図 2-6: [Install Complete] ダイアログ 図 2-7 に インストーラが作成したデスクトップアイコンを示します このアイコンの上にマウスカーソルを重ねると タイトル PAC193X Demo Application が表示されます 図 2-7: デスクトップアイコン DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

17 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 第 3 章 ソフトウェア GUI の説明 3.1 初回起動 インストール後に デスクトップアイコンをダブルクリックして PAC193X デモアプリケーションを起動します 同梱の USB ケーブルを使って評価用ボードをコンピュータに接続します USB_I2C スイッチ (SW1) は ON 位置である事が必要です SW1 はボードの右上隅にあります ボードが接続されると ボード上の各 LED は以下を表示します LD1: USB ブリッジからの I 2 C アクティビティを表示 LD2: USB コネクタからの +5V USB 電源の状態を表示 LD3: ボード内部の電流源が生成する矩形波によって点滅 図 3-1 に PAC193X デモアプリケーションの GUI を示します 1. デバイス ID 2. [Start Acquisition] ボタン [Start Acquisition] ボタンをクリックして既定値設定による波形の生成を開始します 10 秒後に このボタンを再度クリックしてアクイジションを停止します ( 表示波形の更新も停止します ) 図 3-2 に 既定値の DEMO モードでの波形を示します 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 17

18 DS A_JP - p Microchip Technology Inc. 図 3-1: GUI ウィンドウ - 初回起動 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド

19 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 19 図 3-2: GUI ウィンドウ - 既定値設定による波形 ソフトウェア GUI の説明

20 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 3.2 トップメニュー 図 3-1 内の [Device:] フィールド 1 にはボード上のデバイスの名称とその I 2 C アドレスが表示され デバイスによってはシリアル番号も表示されます [Settings] ボタン 3 をクリックすると ドロップダウンメニューに 2 つのオプション Set Constants と Slow Register が表示されます ( 図 3-3 参照 ) Slow Register を選択するには アクイジション処理を停止する必要があります Set Constants を選択して値を変更する場合 その前にアクイジション処理を停止しておく事を推奨します これらの値を変更した後 次にアクイジションを開始するまで変更の効果は得られません 図 3-3: [Settings] ドロップダウンメニュー Set Constants オプションを選択すると [Sense Resistor Values] ダイアログボックス ( 図 3-4) が開きます そこには DEMO モードにおける検出抵抗の既定値が表示されます SYSTEM/SHUNT モードを使う場合 または既定値とは異なる検出抵抗を使う場合 新しい抵抗値 ( 単位は Ω) を入力します (3.3 [PAC Settings] セクション 参照 ) 図 3-4: [Sense Resistor Values] ダイアログボックス Slow Register オプションを選択すると [Refresh Commands] ダイアログボックス ( 図 3-5) が開きます ここでは SLOW ピンの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジに割り当てるリフレッシュコマンドを選択できます GUI ソフトウェアは 選択さ DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

21 ソフトウェア GUI の説明 れたコマンドに応じて PAC1934 内の低速レジスタ (0x20) を適切に設定します (PAC1934 のデータシート参照 ) SLOW ピンを使う場合 このレジスタは重要です SLOW ピンを制御してサンプリングレートを設定レートから 8 サンプル / 秒へ切り換える事で 非常に高精度の電力量計算結果が得られます SLOW ピンを使わない場合 これらの設定は無視して構いません 図 3-5: [Refresh Commands] ダイアログボックス [Start Acquisition] ボタン ( 図 3-1 内の 2 ) をクリックするとボタン名は [Stop Acquisition] に変わり REFRESH コマンドが PAC1934 へ送信されます これにより PAC1934 はアキュムレータでの変換データの積算を開始します GUI は PAC1934 への REFRESH_V コマンドの送信と 全ての結果レジスタからのデータの読み出しを開始します これらのデータはグラフにプロットされると共に ファイルへロギングされます ( ログ機能が有効な場合 ) [Refresh] ボタン ( 図 3-1 内の 4 ) をクリックするとコマンドが PAC1934 へ送信されて制御レジスタが更新され ADC とアキュムレータからの全ての結果が結果レジスタへ転送されます リフレッシュコマンドは アキュムレータ内の値とアキュムレータカウントもリセットします [Log to File] ボタン ( 図 3-1 内の 5 ) をクリックするとファイルへのロギングが始まり もう一度クリックするとロギングは停止します ( クリックするたびにデータロギングの開始と停止をトグル ) データのロギングは アクイジション中にのみ可能です データファイルは CSV 形式で生成され GUI のインストール先ディレクトリに保存されます このボタンの右横にある [Open Last Log] リンクをクリックすると 最新のログが開きます ログファイルを開く前に データのアクイジションを停止する必要があります このログには 全ての結果データがキャプチャされて表示されます データテーブルのヘッダ行には 各列のデータ名と単位が表示されます 図 3-6 にログファイルの一部を示します 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 21

22 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 図 3-6: [Recent Log File] ウィンドウ 3.3 [PAC Settings] セクション 既定値により PAC1934 は V BUS で単極性 / 単方向電圧を計測し V SENSE で単方向電流を計測するよう内部で設定されます しかし GUI では 4 つのチャンネルの全てが既定値により双方向電流向けに設定されます この双方向設定は 負の値のクリッピングを防ぎます 双方向電流計測の場合 V SENSE の結果値は 16 ビットの 2 の補数形式で表現されます ドロップダウンメニューを使って各チャンネルの設定を変更でき OFF を選択する事でそのチャンネルを無効にできます ( 図 3-7 内の 1 参照 ) このように GUI を使う事で チャンネルごとに適切なレジスタを設定できます 図 3-7: [PAC Settings] セクション アラートの設定 Alert 枠内のチェックボックスにより アラート機能を有効にしてアラートをトリガする条件 ([Conversion Complete] または [Accumulator Overflow]) を選択できます これらのチェックボックスの下にアラートのステータスも表示されます ( 図 3-7 内の 2 参照 ) GUI は ALERT 信号 ( パルス幅は 5 μs) による変換をキャプチャできるほど高速ではありません この機能を使うには 5 μs 幅の ALERT 信号を検出できる高速な回路を使って SLOW/ALERT ピンを監視する必要があります DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

23 ソフトウェア GUI の説明 3.4 サンプリングレートと表示の制御 図 3-8 に [Alert] セクションの右側にある [Sample Rate] セクションを示します 図 3-8: [Sample Rate] セクション [Rate (Samples/s)] オプション ( 1 ) の値をクリックすると ドロップダウンメニュー ( 図 3-9) が開き PAC1934 向けに選択可能なサンプリングレートと 2 つのモード ( One Shot Sleep ) が表示されます One Shot を選択した場合 すぐ上にある [Refresh] ボタンによってリフレッシュコマンドが送信された時に 新しいラウンドの結果が収集されます 図 3-9: [Sample Rate] ウィンドウ - ドロップダウンメニュー 図 3-8 内の [Refresh period] ( 2 ) と [Time to show] ( 3 ) には 既定値と異なる値を入力する事もできます [Refresh period] の値は GUI が PAC1934 から結果を読み出す周期を指定します ADM00805 評価用ボードハードウェアにより この値は 50 ms 以下に制限されます (PAC1934 による制限ではありません ) GUI は REFESH_V コマンドを PAC1934 へ送信した後に 全ての結果レジスタを読み出します [Time to show] は グラフの X 軸に表示する時間の長さを指定します [Refresh period] または [Time to show] の値を変更した後に [Set] ボタンをクリックすると 新しい値が適用されます 新しい値を入力した時点では 値は赤で表示されます [Set] ボタンをクリックすると 値の色は黒に変わります このセクションの最下段にある 2 つのラジオボタン ( 4 ) は [Raw Data] セクション ( 図 3-1 内の 6 ) とログファイルに表示するデータのフォーマットを制御します 以下の 2 つのオプションのどちらかを選択できます Calculated Values: 検出抵抗とフルスケールレンジ値に基づいて計算した電流 電圧 電力値を表示します Register Values: レジスタ内の実際の値を 10 進値に変換して表示します 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 23

24 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 3.5 データの表示 3.6 グラフの表示 [Raw Data] セクション ( 図 3-1 内の 6 ) は 4 つのチャンネルからの全ての結果値を表示します 3.4 サンプリングレートと表示の制御 で説明した通り ここには計算値または生のレジスタ値を表示できます [Count] 値は 4 つのチャンネルの全てに表示されますが カウント値レジスタは 1 つしか存在しないため この値は全てのチャンネルで同じです リフレッシュコマンドの発行周期 検出抵抗の値 電圧および電流のフルスケール値に基づいて計算された電力量 ([Energy (mwh)]) も表示されます 電力および電力量の計算に関する詳細は PAC1934 のデータシートを参照してください GUI は 4 つのグラフを表示します 最上部にあるラジオボタンにより 各グラフに 1 つのチャンネルの値だけを表示するシングルプロット (Single Plot) モードと 各グラフに全てのチャンネルの値を重ねてプロットするマルチプロット (Multi Plots) モードが選択できます シングルプロットモード グラフに表示するチャンネルは 各グラフの上の左側にあるチャンネル選択ドロップダウンメニューで選択します グラフに表示する結果データは その右側にある結果選択ドロップダウンメニューで選択します チャンネルと結果データは グラフごとに選択できます これらの選択を図 3-10 と図 3-11 に示します ドロップダウンメニューからオプションを選択する際は マウスのスクロールボタンを使うのではなく マウスカーソルを選択するオプションの上に移動してクリックするのが最善の方法です 図 3-10: チャンネル選択ドロップダウンメニュー DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

25 ソフトウェア GUI の説明 図 3-11: 結果選択ドロップダウンメニュー 図 3-12 では 各グラフに異なるチャンネルを表示しています 表示している結果データはチャンネルごとに異なります 4 つのグラフには 同じチャンネルの 4 つの異なる結果ータを表示する事も 4 つの異なるチャンネルの同じ結果データを表示する事もできます 図 3-12: グラフセクション 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 25

26 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド マルチプロットモード マルチプロットモードの場合 各グラフには全てのチャンネルからの同じ結果レジスタの値が常に重ねてプロットされます 各グラフの上にあるドロップダウンメニューにより そのグラフに表示する結果データを選択します ( 図 3-13 参照 ) マルチプロットの一例を図 3-14 に示します 図 3-13: マルチプロットモードの結果選択ドロップダウンメニュー 図 3-14: マルチプロットモードのグラフセクション DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

27 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 第 4 章 ハードウェアの説明 4.1 はじめに ウェハレベルチップスケールパッケージ (WLCSP) の PAC1934 (U1) は基板の中央に実装されています その周囲には ピン名のラベルが付いたテストポイントが配置されています 各入力ピンペアに入力フィルタを追加するためのランドパターンが基板 に設けられています ( フィルタは未実装です ) 基板上のその他のハードウェアについて以下で説明します 図 4-1: ADM00805 評価用ボード 4.2 チャンネル入力の既定値接続 (DEMO モード ) 図 4-1 では USB コネクタが上側に位置します 黄色の四角は ジャンパプラグの既定値 ( 出荷時 ) 装着位置を示しています SW1 も四角の枠で囲んでいます USB 通信を正しく動作させるには SW1 を ON 位置にする必要があります この既定値コンフィグレーションでは 各チャンネルの入力は 1Ω 検出抵抗 (R5 ~ R8) の両端に接 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 27

28 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 続されます これは DEMO モードコンフィグレーションと呼びます これらの接続は 基板の左端に並んだジャンパ (J6 ~ J13) を使って設定します 各ジャンパのプラグは DEMO 側 ( 抵抗 R5 ~ R8 に近い側 ) に装着されています これらの抵抗は全て直列にボードの内蔵電流源へ接続されます 電流はこれら全ての直列抵抗と 基板の上の方にあるジャンパ J5 ( プラグ装着により V DD へ接続 ) を通して流れます J5 上のプラグを取り外す事で内部電流源を無効にして ゼロ入力時のデバイスのノイズ性能を評価できます この電流源は 0.5 Hz の矩形波電流を生成します その振幅は約 12.5 ma (J28 がオープンの場合 ) または 25 ma (J28 が短絡 ( 既定値 ) の場合 ) です J28 は基板の最下部にあります 第 3 章 ソフトウェア GUI の説明 で示した全てのグラフは 既定値接続による DEMO モードでの結果です 4.3 外部電源を使う SYSTEM モード向けの V BUS と V SENSE の接続 V BUS 用に外部電源と外部負荷を使うには ジャンパ J6~J13 のプラグを左側 (SHUNT 位置 ) に移動させます このコンフィグレーションでは V BUS 電源をネジ式コネクタ J1 ~ J4 の端子 1( 一番上側の端子 ) に接続し 負荷を端子 3( 一番下側の端子 ) に接続します 各コネクタの中央の端子は 負荷のリターン接続用にグランドに接続します 以上により PAC1934 の各チャンネルの非反転 (+) 入力と反転 (-) 入力の間には 4 mω の内臓電流検出抵抗が接続され 25 A のフルスケール電流が得られます (V SENSE の FSR は 100 mv で固定 ) 既定値の 1 Ω とは異なる R SENSE を使う場合 I SENSE と電力が正しく計算できるよう GUI 内の [Settings] メニューを使って正しい検出抵抗値を入力する必要があります (3.2 トップメニュー 参照 ) 4 mω 抵抗 (R1 ~ R4) は はんだ付けをやり直す事で 値の異なる抵抗に交換できます 4 mω 抵抗の端子は 非常に面積の大きなパッドへのはんだ付けによってコネクタブロックの端子 1 と端子 3 に接続されており きれいに取り外すのは容易ではありません これらの抵抗を取り外すと 検出抵抗の端子を容易にはんだ付け可能な大きなパッドと 各端子を PAC1934 の入力へ接続するためのケルビン接続が現れます 新しい検出抵抗は コネクタブロックへの大きなパッドとケルビン接続の両方にはんだ付けする必要があります 4.4 ボード上のその他のハードウェア 左から 2 列目のジャンパ (J14 ~ J17) のプラグは 既定値により DEMO モード /SYSTEM(SHUNT) モード向けの位置に装着されています これにより V DD ピンに流れる電流と V DD_IO ピンに流れる電流の計測が可能になります これについては 4.7 PAC1934 を使った PAC1934 電流の計測 で説明します ボードの右下方にあるジャンパ J23 と J25 には既定値によりプラグが装着され それぞれ SLOW ピンと ADDRSELECT ピンをグランドに接続します SLOW ピンがグランドに接続されている場合 PAC1934 は GUI によって設定されたサンプリングレートで動作します ( 既定値は 1024 サンプル / 秒 ) J23 のプラグを取り外した場合 SLOW ピンを HIGH にしてサンプリングレートを 8 サンプル / 秒に変更する事ができます ADDRSELECT ピンがグランドに接続されている場合 SMBus/I 2 C アドレスは 20h に設定されます J25 のプラグを取り外すと アドレスは 22h に設定されます プラグを取り外した場合 R22 の値を変更する事により他のアドレスを選択する事もできます ( 抵抗値については PAC1934 のデータシート参照 ) 必要に応じ J23 のすぐ上にあるジャンパ J24 にプラグを装着する事で ( 既定値では未装着 ) PWRDWN をグランドに接続できます DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

29 ハードウェアの説明 4.5 USB を介する I 2 C/SMBus 通信および外部 I 2 C 接続のためのハードウェア J22 のすぐ上に MCP2221 USB-2 to I 2 C ブリッジデバイス (U2) が実装されています このデバイスは PAC1934 の設定とステータスおよび結果データのキャプチャを実行するために USB 通信を I 2 C 読み書きコマンドに変換します U2 の右側にレベルシフタ (U3) が実装されています このデバイスは MCP2221 からの I 2 C 信号を V IO 電圧 ( ユーザが PAC1934 の V DD_IO 向けに使っている電圧 ) に適合させます ボードの右上部にはスイッチ SW1 とコネクタ J27 が実装されています これらはどちらも USB 接続を使わずに外部 I 2 C を直接ボードに接続する場合に使います J27 により外部 V IO SCA SCL 信号を直接 PAC1934 に接続できます SW1 を OFF にすると USB ブリッジとレベルシフタが無効になり SCA および SCL ピンのプルアップ抵抗が外部 V IO 電圧に接続されます 4.6 DEMO モードにおける信号の説明 DEMO モードでは 4 つのチャンネルの全てが同じ I SENSE を計測します V SENSE のマッチングは 抵抗マッチングによって制限されます 4 つのチャンネルは全て同様の V BUS レベルを計測します V SENSE 信号は 電流源値に 1Ω (25/50 mv) を乗算した値と等価です チャンネル 1 の V BUS 信号は +5V USB です 他のチャンネルの V SENSE 入力電圧は 各検出抵抗の電圧降下によって +5V USB から低下します 従って それらの電圧は互いに異なります また +5V USB は低インピーダンス電源ではない (PC 上の USB コネクタから供給される ) ため I SENSE 電流と +5V USB の出力インピーダンスの相互作用により 各 V BUS 信号に微弱な矩形波が生じます 前記の GUI の説明で使った全てのグラフは 既定値の DEMO モードコンフィグレーションによる結果です 4.7 PAC1934 を使った PAC1934 電流の計測 ADM00805 評価用ボードを使って PAC1934 の V DD および V IO 電流を計測できます これらを計測するには I SENSE および電力計測を正しくスケーリングするために チャンネル 1(V IO 用 ) とチャンネル 4(V DD 用 ) の検出抵抗の値を 10 Ω に変更する必要があります V DD_IO ピンの電流を計測するには J14 と J15 のプラグを VIO 側へ移動する必要があります ( 図 4-1 参照 ) これによりチャンネル 1 の入力は V DD_IO と V IO の間に接続された R24 の両端に接続されます R24 は PAC1934 の V DD_IO ピンに流れる電流を計測可能な 10Ω の検出抵抗です この電流は非常に小さいため V SENSE の平均値を使う事で正確な V SENSE /I SENSE 計測が可能になります V SENSE の値は 4 回の計測ごとに更新されます これは V SENSE /I SENSE を平均化して計測する回路機能によって生じます ( 積算電力量も同様 ) この機能により ほぼ 0 のオフセットが得られます 図 4-2 に V BUS (V DD_IO ) 電圧と V DD_IO に流れる電流のグラフを示します 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 29

30 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 図 4-2: チャンネル 1 による V IO ピンの電圧 / 電流計測 GUI は PAC1934 が出力可能なデータレートと同じ速度でデータをキャプチャする事はできません このため 1024 サンプル / 秒でサンプリングする場合 GUI は最速でも約 250 サンプルごとに 1 つのデータをキャプチャしてプロットする事しかできません 従って 平均化していない計測値の本当の周期的変動をこの GUI で正確に表示する事はできず それらはノイズのように見えます 同様のオプションは DEMO モード中に PAC1934 が要求する V DD 電流を計測するために使えます I DD 電流は R19 (10Ω) に流れます J16 のプラグを VDD 位置へ移動する事でチャンネル 4 の入力を R19 の両端に接続します GUI では I DD をチャンネル 4 の I SENSE として表示できます 図 4-3 では V DD がチャンネル 4 の V BUS として表示され I DD がチャンネル 4 の電流として表示されています 図 4-3: チャンネル 4 による V DD ピンの電圧 / 電流計測 4.8 その他のハードウェアの詳細 ボード上の PAC1934 のすぐ上とすぐ下に ジャンパ J22 (VIO と表記 ) および J29 (VDD と表記 ) があります これらのジャンパピンは プラグによって短絡されています これらのプラグを取り外して電流計を挿入する事で V DD_IO ピンと V DD ピンの電流を計測できます DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

31 ハードウェアの説明 USB を使わない場合 J30 を使う事で V BUS から供給される +5V USB 電源の代わりに外部電源から給電できます J30 の 5V と表記されたピンには 5.5 ~ 2.7 V の外部電圧を印加できます USB を接続せずに外部 I 2 C 信号を使う場合 外部電源が必要です J25 ( プラグ装着時 ) は I 2 C/SMBus アドレスを 20h に設定します プラグを取り外すと アドレスは 22h に変更されます R22 を異なる値の抵抗に交換する事で その他のアドレスを選択できます (PAC1934 のデータシート参照 ) J23( プラグ装着時 ) は SLOW ピンをグランドにプルダウンします その場合 デバイスは設定されたサンプリングレートで動作します このプラグを取り外すと 低消費電力動作向けの 8 Hz サンプリングレートが選択できます PAC1934 は このピンの状態を追跡してレジスタビットで示します この機能により GUI は SLOW ピンが HIGH に遷移した時に サンプリングレートの表示を 8 Hz に変更できます この機能は実用的なアプリケーションでも便利に使えます 例えば ユーザは デバイスを SLOW サンプリングレートへ移行させ SLOW ピンの状態遷移が発生する前後の電力使用量をキャプチャできます このようなアプリケーションでは SLOW レジスタの設定で説明した機能 (SLOW ピンの状態遷移によって自動的にデバイスをリフレッシュする機能 ) も利用できます 4.9 外部 I 2 C の直接接続 ADM00805 は Windows または Linux が動作する PC ( あるいはその他のコントローラ ) から直接 I 2 C を使って制御できます 外部 I 2 C を使う場合 USB 制御向けの既定値設定とは異なる V DD_IO 電圧が必要になる場合があります これは SW1 を ON/5V 位置 (USB 制御向け ) から OFF/EXT 位置 ( 外部 I 2 C 制御向け ) に切り換える事で簡単に実装できます 外部 SCA および SCL 信号と これらの I 2 C 信号向けに使う電源 (V IO ) およびグランドを J27 に接続します 一般的に PAC193x デモアプリケーションは直接 I 2 C 接続で使う事はできません Windows 10 システムの場合 監視 / 計測対象の電源レールと直列に検出抵抗を組み込み I 2 C で直接 ADM00805 に接続し Windows 10 ドライバを使って電力計測機能と OS を連携させる事ができます 4.10 ジャンパ接続 - 既定値設定の一覧 表 4-1: ジャンパの既定値接続 表 4-1 に 本ボード上のジャンパの既定値設定を示します 1.1 はじめに で説明した機能には これらの既定値設定を使います この表と回路図を参照する事で 既定値設定をよく理解できます 表 4-1 の DEMO モード 列と SYSTEM/SHUNT モード 列では はジャンパピンが実装されていないか 表示すべき情報が存在しない事を表します 12 はジャンパのピン 1 とピン 2 の間にプラグを装着する事を意味し 23 はピン 2 とピン 3 の間にプラグを装着する事を意味します ジャンパ番号 DEMO モード SYSTEM/SHUNT モードオプションの接続オプション / 情報 1 外部ソース チャンネル 1 の非反転 (+) 入力 GND 反転 (-) 入力 2 外部ソース チャンネル 2 の非反転 (+) 入力 GND 反転 (-) 入力 3 外部ソース チャンネル 3 の非反転 (+) 入力 GND 反転 (-) 入力 4 外部ソース チャンネル 4 の非反転 (+) 入力 GND 反転 (-) 入力 5 12 プラグ未装着時に I SOURCE は無効 抵抗ストリングを介して電流源を +5V に接続 チャンネル 1 非反転 (+) 入 力の接続 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 31

32 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 表 4-1: ジャンパの既定値接続 ジャンパ番号 チャンネル 1 反転 (-) 入力の接続 チャンネル 2 非反転 (+) 入力の接続 チャンネル 2 反転 (-) 入力の接続 チャンネル 3 非反転 (+) 入力の接続 チャンネル 3 反転 (-) 入力の接続 チャンネル 4 非反転 (+) 入力の接続 チャンネル 4 反転 (-) 入力の接続 V DD_IO をチャンネル 1 非反転 (+) 入力に接続 I VDD_IO をチャンネル 1 反転 (-) 入力に接続 V DD をチャンネル 1 非反転 (+) 入力に接続 I VDD をチャンネル 1 反転 (-) 入力に接続 プラグを取り外す事で電流計を挿入可能 プラグを取り外す事で SLOW モードに移行可能 24 オープン オープン ピン 1 とピン 2 の短絡によりパワーダウンステートに移行 プラグを取り外す事でアドレスを 22h に設定 27 オープン オープン 外部 V IO SCA SCL GND の接続 プラグを取り外す事で電流の振幅を 12.5 ma に設定 プラグを取り外す事で電流計を挿入可能 30 オープン オープン +5 USB の計測または外部 5 V の接続 Note: DEMO モード SYSTEM/SHUNT モードオプションの接続オプション / 情報 スイッチ SW1 は ON 位置で出荷されます このスイッチは ボードの接続時に 容易に切り換わってしまう可能性があります このスイッチは ON (USB 接続向け ) または OFF ( 外部 I 2 C 接続向け ) に正しく設定する必要があります DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

33 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 補遺 A. 回路図とレイアウト図 A.1 はじめに 補遺 A には ADM00805 評価用ボードに関する以下の回路図とレイアウト図を記載しています ADM00805 評価用ボード - 回路図 ADM00805 評価用ボード - 回路図 2 ADM00805 評価用ボード - 回路図 3 基板 - 上面シルク 基板 - 上面銅箔層とシルク 基板 - 上面銅箔層 基板 - 下面銅箔層 基板 - 下面銅箔層とシルク 基板 - 下面シルク 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 33

34 DS A_JP - p Microchip Technology Inc. A.2 ADM00805 評価用ボード - 回路図 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド

35 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 35 A.3 ADM00805 評価用ボード - 回路図 2 回路図とレイアウト図

36 DS A_JP - p Microchip Technology Inc. A.4 ADM00805 評価用ボード - 回路図 3 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド

37 回路図とレイアウト図 A.5 基板 - 上面シルク A.6 基板 - 上面銅箔層とシルク 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 37

38 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド A.7 基板 - 上面銅箔層 A.8 基板 - 下面銅箔層 DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

39 回路図とレイアウト図 A.9 基板 - 下面銅箔層とシルク A.10 基板 - 下面シルク 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 39

40 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド NOTE: DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

41 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 補遺 B. 部品表 (BOM) 表 B-1: ADM00805 評価用ボード - 部品表 (BOM) 数量記号概要メーカー製品番号 2 C10, C12 Capacitor Ceramic, 0.1 μf, 16V, 10% X7R, SMD, C13, C14, C16, C18, C19, C20, C21 Capacitor Ceramic, 0.1 μf, 16V, 10% X7R, SMD, C15 Capacitor Ceramic, 0.47 μf, 6.3V, 10% X5R, SMD, C17 Capacitor Ceramic, 4.7 μf, 10V, 10% X5R, SMD, C22 Capacitor Ceramic, 2.2 μf, 16V, 10% X7R, SMD, C9, C11 Capacitor Ceramic, 2.2 μf, 10V, 10% X7S, SMD, CBL1 Mechanical HW Cable USB, Male-A to Male Micro-B, Clear 4 Murata Electronics North America, Inc. GRM155R71C104KA88D Wurth Elektronik Murata Electronics North America, Inc. Panasonic - ECG Panasonic - ECG TDK Corporation DongGuan ZhanXin 1 FB1 Ferrite, 2A, 220R, SMD, 0805 Murata Electronics North America, Inc. 4 J1, J2, J3, J4 Connector Terminal, 5 mm, 1x3 Female, AWG, 16A, TH R/A 1 J26 Connector USB 2.0, Micro-B Female, SMD, R/A 1 J27 Connector HDR-2.54, Male 1x6, Gold 5.84 MH, TH VERT 8 J5, J22, J23, J24, J25, J28, J29, J30 12 J6, J7, J8, J9, J10, J11, J12, J13, J14, J15, J16, J17 Note 1: Connector HDR-2.54, Male 1x2, Gold 5.84 MH, TH VERT Connector HDR-2.54, Male 1x3, Gold 5.84 MH, TH VERT GRM188R60J474KA01D ECJ-GVB1A475M ECJ-3YB1C225K C1005X7S1A225K050B C A006ZX027 BLM21PG221SN1D Wurth Elektronik FCI FCI FCI FCI LF HLF LF HLF この BOM には本評価用ボードのプリント基板を構成する部品を記載しています これらは全て RoHS 準拠品です 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 41

42 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド 表 B-1: ADM00805 評価用ボード - 部品表 (BOM) ( 続き ) 数量記号概要メーカー製品番号 18 JP1, JP2, JP3, JP4, JP5, JP6, JP7, JP8, JP9, JP10, JP11, JP12, JP13, JP14, JP15, JP16, JP17, JP18 3 LD1, LD2, LD3 4 PAD1, PAD2, PAD3, PAD4 Mechanical HW Jumper, 2.54 mm, 1x2 Handle, Gold Diode LED, Green, 3.2V, 20 ma, 430 mcd, Clear, SMD, 0603 Mechanical HW Rubber PAD, Cylindrical, D7.9, H5.3, Black 1 PCB1 Printed Circuit Board - ADM00805 評価用ボード 1 Q1 Transistor FET N-CH ZXMN2A01F 20V 1.9A 625 mw SOT R1, R2, R3, R4 5 R17, R18, R27, R28, R39 Resistor Shunt, MF, 0.004R, 1%, 2W, 2512 TE Connectivity, Ltd. Wurth Electronik 3M Microchip Technology Inc. Diodes Incorporated Stackpole Electronics, Inc GS75000 SJ61A R2 ZXMN2A01FTA CSNL2512FT4L00 Resistor TKF, 4.7k, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF4701V 2 R19 R24 Resistor TKF, 10R, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF10R0V 3 R20, R23, R38 Resistor TKF, 10k, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF1002V 1 R22 Resistor TKF, 499R, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF4990V 3 R25, R26, R34 Resistor TKF, 8.2k, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF8201V 1 R29 Resistor TKF, 24.9R, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Vishay/Dale CRCW060324R9FKEA 1 R30 Resistor TKF, 100R, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF1000V 1 R31 Resistor TKF, 1k, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF1001V 1 R32 Resistor TKF, 3k, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF3001V 1 R33 Resistor TKF, 1.5k, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF1501V 1 R35 Resistor TKF, 12.1k, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF1212V 1 R36 Resistor TKF, 1M, 5%, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3GEYJ105V 1 R37 Resistor TKF, 5.6k, 1%, 1/10W, SMD, 0603 Yageo Corporation RC0603FR-075K6L 4 R5, R6, R7, R8 8 R9, R10, R11, R12, R13, R14, R15, R16 Resistor TKF, 1R, 1%, 1/4W, SMD, 1206 Panasonic - ECG ERJ-8RQF1R0V Resistor TKF, 0R, 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3GSY0R00V 1 SW1 Switch Slide DPDT, 6V, 300 ma, JS202011SCQN, SMD 1 U1 MCHP Analog Power Current Sense Monitor PAC1934-I/J6CX WLCSP-16 1 U2 MCHP Interface USB, I 2 C, UART MCP2221A-I/ST TSSOP-14 C&K Components Microchip Technology Inc. Microchip Technology Inc. JS202011SCQN PAC1934-I/J6CX MCP2221A-I/ST Note 1: この BOM には本評価用ボードのプリント基板を構成する部品を記載しています これらは全て RoHS 準拠品です DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

43 部品表 (BOM) 表 B-1: ADM00805 評価用ボード - 部品表 (BOM) ( 続き ) 数量記号概要メーカー製品番号 1 U3 IC Interface, FXMA2102L8X, 2-Bit Voltage, Translator/Buffer Micropak-8 1 U4 MCHP Analog OPAMP, 2-Ch, 1.2 MHz, MCP6072-E/SN SOIC-8 Note 1: Fairchild Semiconductor Microchip Technology Inc. FXMA2102L8X MCP6072-E/SN この BOM には本評価用ボードのプリント基板を構成する部品を記載しています これらは全て RoHS 準拠品です 表 B-2: 未実装部品 数量記号概要メーカー製品番号 0 C1, C2, C3, C4, C5, C6, C7, C8 Capacitor Ceramic, pf, 50V, 20% X7R, SMD, 0603 AVX Corporation 06035C103KAT2A 0 R21 Resistor TKF, 10k 1% 1/10W, SMD, 0603 Panasonic - ECG ERJ-3EKF1002V 0 TP10 Misc, Test Point, Multi-purpose, Mini, Red Keystone Electronics Corp. 0 TP11 Misc, Test Point, Multi-purpose, Mini, Black Keystone Electronics Corp. 0 TP12 Misc, Test Point, Multi-purpose, Mini, White Keystone Electronics Corp. 0 J18, J19, J20, J21 Note 1: CON HDR-2.54 Female 1x4 Gold TH VERT Samtec, Inc. SSW G-S この BOM には本評価用ボードのプリント基板を構成する部品を記載しています これらは全て RoHS 準拠品です 2018 Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 43

44 PAC1934 評価用ボード (ADM00805) ユーザガイド NOTE: DS A_JP - p Microchip Technology Inc.

45 各国の営業所とサービス 北米本社 2355 West Chandler Blvd. Chandler, AZ Tel: Fax: 技術サポート : support URL: アトランタ Duluth, GA Tel: Fax: オースティン (TX) Tel: ボストン Westborough, MA Tel: Fax: シカゴ Itasca, IL Tel: Fax: クリーブランド Independence, OH Tel: Fax: ダラス Addison, TX Tel: Fax: デトロイト Novi, MI Tel: ヒューストン (TX) Tel: インディアナポリス Noblesville, IN Tel: Fax: ロサンゼルス Mission Viejo, CA Tel: Fax: ニューヨーク (NY) Tel: サンノゼ (CA) Tel: カナダ - トロント Tel: Fax: アジア / 太平洋アジア太平洋支社 Suites , 37th Floor Tower 6, The Gateway Harbour City, Kowloon Hong Kong Tel: Fax: オーストラリア - シドニー Tel: Fax: 中国 - 北京 Tel: Fax: 中国 - 成都 Tel: Fax: 中国 - 重慶 Tel: Fax: 中国 - 東莞 Tel: 中国 - 杭州 Tel: Fax: 中国 - 香港 SAR Tel: Fax: 中国 - 南京 Tel: Fax: 中国 - 青島 Tel: Fax: 中国 - 上海 Tel: Fax: 中国 - 瀋陽 Tel: Fax: 中国 - 深圳 Tel: Fax: 中国 - 武漢 Tel: Fax: 中国 - 西安 Tel: Fax: アジア / 太平洋中国 - 厦門 Tel: Fax: 中国 - 珠海 Tel: Fax: インド - バンガロール Tel: Fax: インド - ニューデリー Tel: Fax: インド - プネ Tel: 日本 - 大阪 Tel: Fax: 日本 - 東京 Tel: Fax: 韓国 - 大邱 Tel: Fax: 韓国 - ソウル Tel: Fax: または マレーシア - クアラルンプール Tel: Fax: マレーシア - ペナン Tel: Fax: フィリピン - マニラ Tel: Fax: シンガポール Tel: Fax: 台湾 - 新竹 Tel: Fax: 台湾 - 高雄 Tel: 台湾 - 台北 Tel: Fax: タイ - バンコク Tel: Fax: ヨーロッパオーストリア - ヴェルス Tel: Fax: デンマーク - コペンハーゲン Tel: Fax: フランス - パリ Tel: Fax: ドイツ - デュッセルドルフ Tel: ドイツ - ミュンヘン Tel: Fax: ドイツ - プフォルツハイム Tel: イタリア - ミラノ Tel: Fax: イタリア - ベニス Tel: オランダ - ドリューネン Tel: Fax: ポーランド - ワルシャワ Tel: スペイン - マドリッド Tel: Fax: スウェーデン - ストックホルム Tel: イギリス - ウォーキンガム Tel: Fax: /27/ Microchip Technology Inc. DS A_JP - p. 45