入浴施設におけるレジオネラ症発生防止のための衛生管理の手引き レジオネラ症発生防止対策の 3 原則 菌を増やさない生物膜をつけないエアロゾルを吸い込ませない 下関市立下関保健所生活衛生課

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1 入浴施設におけるレジオネラ症発生防止のための衛生管理の手引き レジオネラ症発生防止対策の 3 原則 菌を増やさない生物膜をつけないエアロゾルを吸い込ませない 下関市立下関保健所生活衛生課

2 1 はじめに P1 2 レジオネラ症について P2 (1) レジオネラ症とは P2 (2) レジオネラ属菌とは P2 (3) 入浴施設におけるレジオネラ症の感染経路 P2 (4) 入浴施設でレジオネラ属菌が繁殖しやすい理由 P4 (5) レジオネラ症の発生状況 P4 3 入浴施設の各設備の管理方法 P6 (1) レジオネラ症発生防止のための考え方 P6 (2) 浴槽 P8 (3) 浴槽水 P8 (4) 集毛器 ( ヘアキャッチャー ) P10 (5) ろ過器 配管等 P11 (6) 水位調整槽 調整箱 P13 (7) 貯湯槽 貯水槽 P13 (8) 浴槽付属設備 ( 気泡風呂 ジェットバス 超音波風呂等 ) P14 (9) シャワー 打たせ湯 ミストサウナ P15 (10) 還水槽 ( バランスタンク オーバーフロー水槽 ) P16 4 消毒 P17 (1) 浴槽水の消毒 P17 (2) 設備の消毒 P18 (3) 配管などの生物膜の除去 P21 (4) 塩素系消毒剤の注入時の注意点 P23 (5) 塩素系消毒剤の投入量の計算方法 P24 (6) 塩素系消毒剤の取り扱い P26 5 水質検査 P27 6 水質検査で異常があったとき P28 7 管理体制の構築 P29 8 下関市レジオネラ指導要綱について P30 9 資料 P32 (1)( 作成例 ) 入浴施設の衛生管理マニュアル (2) 下関市レジオネラ指導要綱

3 1 はじめに 私たちにとってお風呂は身体を清潔に保つだけではなく 日々の疲れを癒し 心身をリフレッシュできる なくてはならない施設です 毎日の生活に密着した銭湯 日帰り入浴施設 観光地の入浴施設などを 多くの方が健康づくりや癒しを求めて利用しています ところが 最近 入浴施設においてレジオネラ属菌による感染被害が相次いで発生しています レジオネラ症は レジオネラ属菌に汚染された目に見えない細かい水滴 ( エアロゾル ) を吸い込むことにより発病します 平成 29 年 3 月に発生した広島県内の日帰り入浴施設におけるレジオネラ症の集団感染事例では 入浴客の中から約 58 名の患者が発生し 1 名が死亡するという大きな事件となりました この事件までにも多くの感染事例が発生しており 特定の入浴施設だけの問題ではなく 全ての入浴施設において起こり得る共通の問題であると考えられます 本書は 設備の維持管理のポイントと具体的な管理方法を詳しくまとめ レジオネラ属菌が検出されない管理を実施するうえでの一助となることを目的に作成しました 本書を参考に 各施設において 日常の維持管理を徹底するための管理体制を構築し 適正管理によりレジオネラ症発生防止に努めていただければ幸いです 本編で使用している根拠法令等の略語について 公衆浴場 条例 : 下関市公衆浴場の設置場所の配置及び衛生等に必要な措置の基準に関する条例 ( 平成 24 年 6 月 29 日条例第 45 号 ) 細則 : 下関市公衆浴場法施行細則 ( 平成 17 年 2 月 13 日規則第 157 号 ) 旅館業 条例 : 下関市旅館業に係る営業施設の設置基準等に関する条例 ( 平成 24 年 6 月 29 日条例第 44 号 ) 細則 : 下関市旅館業法施行細則 ( 平成 17 年 2 月 13 日規則第 156 号 ) 1

4 2 レジオネラ症について (1) レジオネラ症とはレジオネラ症は レジオネラ属菌という細菌によって起こる感染症で 国内では主に入浴施設等を発生源とした感染事例が多数報告されており 死亡者も発生しています 特に 公衆浴場 旅館業の入浴施設や加温プール等の施設は レジオネラ属菌が繁殖しやすい条件を備えていることから 施設利用者のレジオネラ症発生を防止するため レジオネラ属菌の性質を理解したうえで 対策を実施する必要があります レジオネラ症は重症化傾向のある レジオネラ肺炎 と肺炎にならない自然治癒型の ポンティアック熱 に分けられます レジオネラ症は感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 以下 感染症法 という ) の中で第 4 類感染症に指定され 診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届出ることが義務付けられています レジオネラ肺炎 ポンティアック熱 潜伏期間は 2~10 日 高熱 寒気 筋肉痛 吐き気 意識障害などを主な症状とする肺炎で 適切な治療を受けなかった場合 死に至ることもあります 死亡率は 16~30% と報告されています 潜伏期間は 1~2 日 発熱 全身倦怠感 頭痛などを主症状としたインフルエンザに似た熱性疾患です 一般に数日で軽快します 集団発生での発病率は 80~9 0% といわれています (2) レジオネラ属菌とはレジオネラ属菌は河川 池 温泉 土壌などに広く分布し 特に環境中ではアメーバなどの原虫や藻類内で繁殖し 共生関係を形成している細菌です 現在 50を超える菌種が発見されており ヒトに対する病原性が強い菌種は36 前後が繁殖に適した温度とされています (3) 入浴施設におけるレジオネラ症の感染経路自然界の土壌や淡水にレジオネラ属菌は広く生息していますが 人工環境のなかではより生育に適した環境になっています 体内にレジオネラ属菌を取り込む要因としては次ページの3つがありますが レジオネラ属菌が肺に達すると 肺の中のマクロファージという細胞がレジオネラ属菌の寄生先となり レジオネラ症の発症につながってきます 2

5 エアロゾル感染 レジオネラ症の感染は レジオネラ属菌に汚染された浴槽水やプール水などから発生したエアロゾル ( 目に見えないような細かい水滴 ) を肺に吸い込むことで起こります 肺胞に達するエアロゾル粒子の直径は 1~5μm であり 浴場等にあるジャグジーやシャワー 給湯などからの放水では直径が 1 ~8μm のエアロゾルが発生することが確認されています 1μm は 1cm の 1 万分の 1 吸引 誤嚥 ( ごえん ) エアロゾル感染以外に レジオネラ属菌に汚染された水の吸引 誤嚥によるレジオネラ感染事例が報告されています その中には温泉や公衆浴場の中で溺れて肺に水が入り その後にレジオネラ肺炎を発症した例もあります 粉じん吸入感染 ガーデニング ( 園芸など ) に使用される腐葉土からレジオネラ属菌を含む粉じん ( 土ぼこり ) を吸い込んでレジオネラ症を発症する事例も報告されています 腐葉土内の温度がレジオネラ属菌の発育に適していることやアメーバなどが共存している環境で 作業自体も粉じんが発生しやすいことが要因となっています レジオネラ症の感染源となりえる人工環境等 循環式浴槽 冷却塔 ( クーリングタワー ) 温泉 プール施設 噴水や人工滝など水景用水 シャワーヘッド スプリンクラー 水まき器 ミスト発生器 腐葉土 加湿器 ( 噴射式 超音波式 ) 3

6 (4) 入浴施設でレジオネラ属菌が繁殖しやすい理由ろ過器等を設けて浴槽水や温水を循環させている施設では 消毒や清掃が不十分な場合 生物膜 ( ぬめり バイオフィルム ) がろ過器や配管等に形成し レジオネラ属菌が寄生するアメーバなどの原生動物が繁殖します 浴場やプールでは ろ過器や配管等にレジオネラ属菌の温床となる生物膜をつくらせない管理が必要です 生物膜ができやすい環境 レジオネラ属菌は 36 前後がもっとも増殖に適した温度といわれており 浴槽や温水プールなどは レジオネラ属菌の生息に適した環境となっています 浴槽水やプール水の消毒や清掃が不十分な場合 浴槽やプールの壁面や配管などに ぬめり がつくことがあります このぬめりを 生物膜 や バイオフィルム といい 槽内に付着した微生物が作り出した粘液性の物質で形成されています 浴槽や温水プールの水は温かく 入浴者のアカなどの有機物 ( 栄養分 ) が豊富なことから 浴槽や温水プールの壁面やろ過器の内部 配管等に微生物が繁殖し 生物膜が容易に形成されます レジオネラ属菌が繁殖する場所は 生物膜内 生物膜の内部は栄養分が豊富であるとともに 消毒薬剤や紫外線等による殺菌作用が効きにくくなっています また レジオネラ属菌は アメーバなどの原生動物に捕食されても消化 死滅しにくく それらの中に寄生し 増殖できる性質を備えています アメーバ内で増殖したレジオネラ属菌は やがて寄生しているアメーバなどの細胞を破壊し 浴槽水やプール水中に出てきます 従って レジオネラ属菌の発生を防止するためには レジオネラ属菌の増殖の場となる生物膜を除去し 生成を抑制する対策を行う必要があります (5) レジオネラ症の発生状況全国では公衆浴場など多数の人が利用する入浴施設等において 度々レジオネラ症の発生が報告されています 県内では 大きな集団感染事例は報告されていませんが レジオネラ症の患者発生は毎年報告されており 入浴施設においても衛生管理の徹底が求められています 4

7 レジオネラ症の発症事例 近年 入浴施設で発生したレジオネラ症の発症事例は次のとおりです 平成 20 年 1 月 神戸市の入浴施設 2 名感染 平成 20 年 7 月 岡山県の老人福祉施設 2 名感染 平成 21 年 10 月 岐阜県のホテルの入浴施設 8 名感染 平成 23 年 9 月 横浜市のスポーツクラブの入浴施設 9 名感染 平成 24 年 11 月 山形県の旅館の入浴施設 3 名感染 平成 24 年 11 月 埼玉県の日帰り温泉施設 9 名感染 平成 27 年 5 月 岩手県の日帰り入浴施設 13 名感染 平成 29 年 3 月 広島県の日帰り入浴施設 58 名感染 感染症法に基づくレジオネラ症の患者発生届出の状況 山口県感染症情報センター HPより 国内における大規模集団感染の事例 平成 14 年 7 月 宮崎県でオープンしたばかりの温泉入浴施設を利用した多数の人が 肺炎のような病気を発症していることが分かり レジオネラ肺炎と診断されました その後の調査で この温泉入浴施設の浴槽水から 患者から検出されたレジオネラ属菌と同一の菌が検出され この施設が感染源であることが判明しました 最終的に 患者 ( 感染の疑いを含む ) は 295 人に達し 死者 7 人を出す惨事となり 国内最大のレジオネラ症集団感染事故となりました この事例では 3 人の感染疑い患者が判明した翌日に 施設に対する保健所の立入検査が実施され 営業自粛要請が行われました その後 患者の喀痰と浴槽水から検出されたレジオネラ属菌の遺伝子型が一致し レジオネラ集団発生の原因施設と判断されたことを受けて 施設に対する営業停止命令が出され その後 計 4 回処分が延長されています 県は対策本部を設置し 汚染原因調査や疫学調査 衛生面での改善指導等の対策を行い すべての衛生管理体制が整ったことが確認された後に 営業が再開されましたが 営業停止が解除されるまでの期間は 450 日と長期間に及びました 5

8 3 入浴施設の各設備の管理方法 (1) レジオネラ症発生防止のための考え方 ~レジオネラ症発生防止対策 3 原則 ~ レジオネラ症の発生を防止するためには レジオネラ属菌 の生息環境である入浴施設やプールの日常の衛生管理を計画的かつ確実に行う必要があります 次の 3 原則を基に管理を行ってください レジオネラ症発生防止対策の 3 原則 菌を増やさない 消毒や栄養源の除去により増殖させない 浴槽水やプール水に入り込んだレジオネラ属菌を増殖させないためには 浴槽水の換水及び消毒を徹底することです 換水によりレジオネラ属菌の増殖の原因となる栄養源を除去し 消毒により菌を死滅させることが重要です 生物膜 ( ぬめり ) をつけない 生物膜等を浴槽 循環系統 ( 配管 ろ過器等 ) に付着させない レジオネラ属菌が浴場やプールの配管 ろ過器等の循環設備内に入り込み レジオネラ属菌の繁殖の温床となる生物膜で増殖しないようにするためには まず 浴槽やプールの配管 ろ過器の計画的な洗浄及び消毒を徹底し 生物膜の発生を防ぎ 除去することが重要です エアロゾルを 吸い込ませない エアロゾルの発生を防ぎ 入浴者へ吸い込ませない レジオネラ属菌を含むエアロゾル ( 目に見えないような細かい水滴 ) を利用者に吸い込ませないために レジオネラ属菌が生息する可能性のある循環させた浴槽水をシャワーに利用することは禁止されています また 打たせ湯もエアロゾルが発生しやすい設備であるため 浴槽水を使用することは避けてください また 気泡発生装置を使用しないことも感染症防止に有効です 6

9 入浴設備概要図 浴槽の管理 P8へ浴槽水の管理 P8へ集毛器の管理 P10へろ過器 配管等の管理 P11へ貯湯槽 貯水槽の管理 P13へ浴槽付属設備 ( 気泡風呂 超音波風呂 ) の管理 P14へシャワー 打たせ湯 ミストサウナ P15へ 7

10 (2) 浴槽レジオネラ属菌は 入浴者の身体に付着して持ち込まれたり 土ぼこりと共に侵入したりします また 換水や清掃など日頃の管理を怠ると 微生物の繁殖しやすい温度や環境で長時間にわたり浴槽水が滞留し レジオネラ属菌の温床になってしまいます 公衆浴場や旅館等の営業施設では それぞれ条例等で管理方法が定められていますので 条例等にしたがって下記のとおり管理を行ってください 浴槽水は 常に 満水を維持する 浴槽水を 1 日 1 回以上換水する 浴槽を毎日清掃する 浴槽水を満水に保ち 水があふれることによって 水面に浮いた汚れやゴミを洗い流すことができます 換水とは 浴槽の水を完全に排水し 新しい湯水に入れ替えることをいいます 浴槽水が浴槽や配管に長時間滞留すると レジオネラ属菌の増殖する場となる生物膜が形成されます 完全に浴槽から湯水を抜き浴槽を清掃し 浴槽水を入れ替える換水を 1 日 1 回以上行うことにより 生物膜の形成を防ぐとともに汚れを除去できます また 循環ろ過式浴槽などで毎日行うことが難しい場合は 1 週間に 1 回以上行うようにしてください 浴槽は原則毎日清掃する必要があります 浴槽の材質や形状にあわせて 注意深く清掃や消毒を行う必要があります また 浴槽内にある温度計等及び吐出口付近についても十分清掃や消毒をしてください 浴槽の清掃は循環ろ過式浴槽などで毎日行うことが難しい場合は 1 週間に 1 回以上行うようにしてください (3) 浴槽水 浴槽水は約 40 に水温が保たれており レジオネラ属菌の増殖に適しています 公衆浴場や旅館等の営業施設では ろ過器等 を使用して浴槽水を循環させる場合 それぞれ条例等で管理方法が定められていますので 下記のとおり管理を行ってください 浴槽水は塩素系薬剤による消毒を行い 0.2~0.4mg/L かつ最大 1.0mg/L を超えない遊離残留塩素濃度を保持する ( なお 濃度を 0.2~0.4mg/L の範囲に収めることは 頻繁な遊離残留塩素濃度測定や薬剤注入量の調整などの手間がかかるため 0.4~1.0mg/L の範囲で濃度管理することが望ましいです ) 確認のため遊離残留塩素濃度の測定を行う レジオネラ属菌については 細則により定められた回数を検査し 基準に適合しているかの確認を行う 維持管理や水質検査等の実施状況を記録し 3 年間保存する ろ過器等とは ろ過器を使用している場合以外に ろ過器を使用せず 加温装置を使用して浴槽水を循環させている場合や 湯水を循環させて水流を発生させる装置を使用している場合も含まれます 8

11 遊離残留塩素濃度について 遊離残留塩素濃度は浴槽水内の汚れ等によって消費され 時間とともに減少します 遊離残留塩素濃度を測定し 濃度を保持していることを確認することで浴槽水が消毒されている状態かどうか把握することができます 測定は数時間 (2~3 時間 ) おきに測定し 少なくとも使用の開始時 中間時 終了前は測定してください ( 測定頻度に合わせて 遊離残留塩素濃度測定記録表 ( 別紙 4) の遊離残留塩素濃度の記入欄を設けてください ) 遊離残留塩素濃度の詳しい調整方法は24ページを参照の上 遊離残留塩素濃度を保持するように管理してください 水質基準について水質基準については 次の表のとおりです この基準により難く かつ 公衆衛生上支障がないと認めるときは 印のある基準の一部又は全部を適用しないことができます 入浴用の湯水 ( 浴槽水以外 ) 大腸菌群過マンガン酸カリウム消費量 水素イオン濃度 色度 濁度 レジオネラ属菌 基準値 50ml 中に検出されないこと 10mg/L 以下 5.8~8.6 5 度以下 2 度以下検出されないこと (10cfu/100ml 未満 ) 浴槽水大腸菌群数過マンガン酸カリウム消費量 濁度 レジオネラ属菌 水質基準 1 個 /ml 以下 25mg/L 以下 5 度以下検出されないこと (10cfu/100ml 未満 ) 飲用の湯水一般細菌大腸菌群硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素塩素イオン 水質基準 100cfu/ml 以下 50ml 中に検出されないこと 10mg/L 以下 200mg/L 以下 9

12 過マンガン酸カリウム消費量水素イオン濃度味臭気色度濁度 10mg/L 以下 5.8~8.6 異常でないこと異常でないこと 5 度以下 2 度以下 (4) 集毛器 ( ヘアキャッチャー ) 集毛器 ( ヘアキャッチャー ) とは 浴槽内に持ち込まれた繊維や髪の毛などの粗いゴミを取り除く装置です これらのゴミ等がろ過器に入ると機能が低下するため ろ過器の前に設置されています ステンレス製の網かごが収納されており 取り出して洗浄できるようになっています ゴミをためる装置のため有機物が堆積しやすく 多数の微生物が繁殖して生物膜 ( ぬめり ) が発生しやすい場所です このため 管理を怠ると レジオネラ属菌の定着につながりますので次のような管理が必要になります 網かごは毎日清掃を行い 内部の毛髪 あか ぬめり等を除去する 網かごと併せて 集毛器本体の内壁についても清掃を行う 清掃方法等について集毛器は内部の毛髪 あか ぬめり等を除去します 網かごだけでなく 本体の内壁についてもブラシでこするなど 物理的にぬめりが除去されるまで清掃をし 消毒を行ってください また 集毛器が清掃しにくい場所にあったり 蓋が取り外しにくい形状で 管理が十分にできない場合があります 設備更新の際には集毛器の設置場所を変更したり 取り外しやすい構造にするなど 管理のしやすい設備構造にすることも重要です 網かごについて集毛器に設置してある網かごは 予備のものがあると 清掃時におけるろ過器自体の停止時間が短くなり便利です 10

13 (5) ろ過器 配管等 ろ過器は 入浴者等の持ち込む汚れ等によって有機物がたまり 多数の微生物が繁殖して 生物膜 ( ぬめり ) が発生しやすい場所です レジオネラ属菌の定着を防止するためには 次のような管理が必要です ろ過器は 1 週間に 1 回以上逆洗浄して 汚れを排出する ( 砂ろ過式などの逆洗浄が可能な場合 ) 逆洗浄が出来ない場合は ろ材を交換する ろ過器 ( 循環系の配管を含む ) は 1 週間に 1 回以上消毒を行う ろ過器の点検ろ過器に汚れが溜まってくると 水の流れが阻害されて流量が低下し ろ過圧が上昇することから 使用前には圧力計や流量計を確認しましょう また ろ過器内部に空気が溜まると ろ過器圧力が不安定になり ろ過流量が低下するので 定期的なエアー抜き操作が必要です ろ過器の逆洗浄の実施洗浄時間は ろ過器の形式や能力により異なります 各ろ過器メーカーの取扱説明書にしたがって洗浄を行いましょう また 洗浄後のすすぎは洗浄排水が清浄になるまで十分に時間をかけて行います 逆洗浄できないろ過方式の場合は 必要に応じてろ材の交換が必要です ろ過器と配管の消毒ろ過器 循環配管の消毒にあたっては 浴槽と浴槽を繋ぐ連通管や気泡発生装置用の循環配管などについても 消毒を行う必要がありますので これらの設備を運転した状態で行います また レベル計及びレベル計の配管についても消毒できるよう通水をさせましょう 以下に消毒方法を挙げていますが 配管消毒する際の浴槽の水位は 循環が可能な範囲であれば水位を下げて行っても構いません 配管の消毒方法 高濃度塩素消毒 高温消毒 浴槽内に塩素系消毒薬を投入し ろ過器を運転させながら 遊離残留塩素濃度 5~10mg/L 程度に調整し 数時間循環させて行う消毒方法です 循環配管の材質によっては 腐食のおそれがあります 60 以上に加熱した高温水を 循環系統に数時間循環させる消毒方法です 循環配管の材質によって 高温により変形するおそれがあるような場合は 別の消毒方法を選択する必要があります 11

14 ろ材の種類と洗浄方法 砂式ろ過器 砂式は 水質の変動に強く操作が容易で比較的安定した水質が得られるため 一般に多く使われています ろ過タンク内に 粒子径や比重の異なる天然砂などを積層して湯をろ過するもので 20~50μm 程度までの汚濁を捕捉します なお レジオネラ属菌や他の雑菌は 大きさが 0.5 ないし 2μm で 砂ろ過では除去はできません ろ材が目詰まりしたら 湯を逆に流して ( 逆洗 ) 汚濁を清掃 排除しますが 適切な洗浄を行わなかったり 多少の汚濁が残ったりすることで砂が固まり 微生物の繁殖を招きます 確実に汚濁を排除し 消毒することが重要です 珪藻土式ろ過器 ろ布 ( 合成繊維膜 ) に微細なけいそう土粉末を 2~6mm 程度の厚さで積層させて ろ過膜を作りろ過するもので 5μm 程度までの汚濁を捕捉できるなど ここに示した 3 方式のうちで最も除去性能に優れています けいそう土に細かい物を使用すれば細菌でも補足出来ますが 配管等でも微生物が増殖するので ろ過器のみで細菌を抑えることはできません ろ材が詰まったらけいそう土を洗い落として 新しいけいそう土を付着させてろ過膜を作り直しますので 汚濁をろ過器から排出できます このろ過器は 公衆浴場などで使われている例が多いようです カートリッジ式ろ過器 合成繊維の糸を筒形に巻いたカートリッジと ポリエステル不織布のプリーツ形カートリッジをろ材にしたものがあり ろ過水量に応じた本数を使用し 10~15μm 程度までの汚濁を捕捉できます 糸巻き式のカートリッジは 逆洗機能が付いていないので 一般には消耗品として破棄します また プリーツ形はタンクから取り出して洗浄できますが 操作が容易ではありません 現在では 比較的入浴者が少なく小規模な浴槽に使われていますが 捕捉した汚濁物質を定期的に除去できないため 浴槽用のろ過器としては好ましくありません 12

15 生物浄化式のろ過器についてろ材に多孔質の自然石や人造石 ( セラミックボール等 ) あるいは活性炭等を用い ろ材の表面や内部に微生物を増殖させることで 水中に溶け込んだ有機物等を分解し浄化能力が得られるようになります 塩素系薬剤等による消毒を行うと 生物浄化によるこれらの装置のろ過能力が低下するため レジオネラ対策が必要な浴槽等の設備で使用する場合には望ましい方式ではありません また 微細な孔 ( 穴 ) が多数あり この孔に細菌が入り込むと 塩素系薬剤などの効果が孔内部に及ばないために 生物膜が形成され レジオネラ属菌の温床になりますので 使用している施設では 改修時や設備更新の際に 生物浄化式以外の方式に変更してください (6) 水位調整槽 調整箱 レベル計 水位を調整するための水位調整槽 レベル計や洗い場の湯栓 ( カラン ) やシャワーへ送る湯の温度を調節するために調整箱を設置している場合があります どの設備も内部の温度は レジオネラ属菌の増殖に適した温度に保たれている場合が多いので レジオネラ属菌を増殖させないような管理が大切です 定期的に水位調整槽 調整箱やレベル計の清掃を行い 常に清浄な状態を保つ 管理方法等について水位調整槽やレベル計及び付属する配管等は 浴槽を換水したときでも完全に排水されない場合があります 清掃方法としては配管と同様 生物膜 ( ぬめり ) を除去するような物理的な清掃や消毒を行いましょう また 洗い場の湯栓やシャワーに湯を送る調整箱についても 汚れ等の状況について随時点検し 定期的に清掃を行ってください また レジオネラ属菌の繁殖を抑えるため 塩素消毒を行い 遊離残留塩素濃度を保持することが望まれます (7) 貯湯槽 貯水槽 貯湯槽は 適切な温度管理もしくは消毒がなされていないと レジオネラ属菌が増殖するリスクが高まるため 適切に管理しなければなりません 貯湯槽及び貯水槽については 以下の管理を行ってください 外部からの汚れや汚水などの流入の恐れがないか 定期に設備点検を行う 常に 貯湯温度を 60 以上に保持 ( 又は遊離残留塩素濃度を保持 ) し 最大使用時でも 55 以上を保持する ( 貯湯槽のみ ) 必要に応じて 貯湯槽底部の滞留水を抜く ( 貯湯槽のみ ) 年に 1 回以上 清掃と消毒を行う 13

16 設備点検貯湯槽の湯が外気と接している開放式の貯湯槽では レジオネラ属菌が侵入する恐れが高いことから 特に注意が必要です 貯水槽及び貯湯槽について密閉状況 破損箇所の有無及び生物膜の形成などによる内部の汚れの状況等を確認するため 定期的に点検を実施します 貯湯温度貯湯温度が低い (60 未満 ) 場合は レジオネラ属菌が繁殖可能となり 湯水が滞留すると生物膜が生成されやすくなります レジオネラ症感染リスクを低減化するために 貯湯槽内全体で湯の温度を60 以上に保持できる加温装置を設けます 60 を保てない場合は消毒設備を設け 塩素系薬剤により遊離残留塩素濃度が0.2mg/L 以上となるよう管理を行いましょう 井戸水又は温泉水の貯水槽貯水槽内にためている井戸水又は温泉水は 消毒されていない水であり 水道水と比べてレジオネラ属菌が繁殖するリスクが高いため なるべく貯水槽内に塩素系消毒剤を投入し 消毒した湯水が供給されるように管理します 貯湯槽の排水貯湯槽の底部は汚れが堆積しやすく また 低温になりやすいために60 の湯温を保持できていない可能性もあります 必要に応じて貯湯槽底部の滞留水を排水します 貯湯槽の清掃 1 年に 1 回以上は 貯湯槽内の清掃と消毒を実施します (8) 浴槽付属設備 ( 気泡風呂 ジェットバス 超音波風呂等 ) 気泡風呂 ジェットバス及び超音波風呂等は エアロゾルが発生しやすく レジオネラ属菌が飛散するおそれがあり レジオネラ症感染リスクが非常に高い設備です したがって これらの設備を設置している場合は 通常よりさらに確実な管理を行い レジオネラ症対策を十分に実施する必要があります 遊離残留塩素濃度 0.2~0.4mg/L かつ最大 1.0mg/L を超えない遊離残留塩素濃度 (0.4mg/L 以上が望ましい ) を保持できるよう 濃度は高めに設定し 濃度測定をこまめに実施する 常に 十分な量の湯水を補給する 定期的に 空気取入口周辺及び付帯設備の点検 清掃を行う 14

17 遊離残留塩素濃度の保持エアロゾルが発生する浴槽は 0.2~0.4mg/L 以上かつ最大 1.0mg/Lを超えない濃度 (0.4mg/L 以上が望ましい ) を常に保持するために 遊離残留塩素濃度を高めに設定する必要があります 循環配管上に設置した自動測定器の濃度と 実際の浴槽水の測定濃度が異なることがあります 浴槽水の正確な濃度を把握し 基準値である0.2mg/Lを下回ることがないように 浴槽水の遊離残留塩素濃度の測定はこまめに実施してください 湯水の補給 ジェットバスや気泡浴槽でも 清浄で十分な量の湯水を常に補給し 満杯の状態を保持する必 要があります 空気取入口気泡発生装置などの空気取入口から 土ぼこりとともに レジオネラ属菌が侵入する恐れがあります 土ぼこりが侵入しないように 空気取入口とその周辺の状況を定期的に点検し 清掃をしてください 点検 清掃にあわせて網やフィルターも常に清潔な状態を保ってください (9) シャワー 打たせ湯 ミストサウナ シャワー 打たせ湯及びミストサウナはエアロゾルが発生します レジオネラ属菌が飛散するおそれがあり レジオネラ症感染リスクの高い設備です 利用者が汚染されている浴槽水のエアロゾルを吸い込むことがないように 管理者は細心の注意を払い 設備を管理する必要があります 循環している浴槽水ではなく 新しい湯水を給湯する シャワーヘッドやシャワーホースは 定期的に点検と清掃を行う ミストサウナは 使用後の装置内に水が溜まらないように管理を行う 設備への給湯水循環している浴槽水を 打たせ湯には再利用してはいけません 循環している浴槽水ではなく新しい湯水を使用してください シャワーやミストサウナも同様に浴槽水を使用することは避けてください シャワーヘッド及びシャワーホースの消毒シャワーには新しい湯を供給しますが 使用に伴い跳ね返りの水などでシャワーヘッドに水あかや汚れが付着してきます そのため シャワーヘッドは定期的に点検し 60 以上の高温水を定期的に通水するか 部品を分解清掃し 薄めた塩素系薬剤に浸けて清掃消毒してください 内部のぬめりの中にレジオネラ属菌が増殖する可能性があります ミストサウナの管理 ミストサウナの設備を分解して点検と清掃を行うことは難しいですが 可能な限り 使用後には 装置内に溜まった水 ( ドレン水 ) の水抜きや ノズルの清掃などを実施することが望ましいです 15

18 (10) 入浴設備の還水槽 ( バランスタンク オーバーフロー水槽 ) の管理 入浴設備の還水槽は 循環系統内で浴槽水を一時的に貯留し 水位調整や水の補給等の役割を担う水槽です 還水槽内の残留塩素が消失すると 内壁に生物膜が形成され レジオネラ属菌の温床となる恐れがありますので 適正な管理が必要です また オーバフロー水の再利用は避け やむを得ず再利用する場合は 再利用する湯水を消毒し 衛生上支障がないように細心の注意を払ってください 常に 残留塩素濃度を保持する 週に 1 回以上 数時間 ( 一晩程度 ) 高濃度塩素による循環消毒を行う 月 1 回程度 内壁の汚れの点検を行う 年 1 回定期的に 汚れや生物膜 ( ぬめり ) の除去作業を実施する 遊離残留塩素濃度の保持 生物膜の形成を抑えるため 還水槽の遊離残留塩素濃度は常に保持します 停滞しやすい還水槽 は 随時固形塩素系薬剤の投入などにより消毒します 高濃度塩素消毒 還水槽の消毒は 浴槽やろ過器の消毒と併せて実施します 1 週間に 1 回以上 高濃度塩素によっ て数時間 ( 一晩程度 ) 循環消毒します 内壁の汚れの点検 高濃度塩素消毒を実施するときに 内壁が汚れていないか点検します また 点検口から内部の壁 面の着色やぬめり 槽底部の堆積物など 汚れの状況を定期的 ( 月 1 回程度 ) に目視点検します 汚れや生物膜 ( ぬめり ) の除去作業点検の結果 汚れていた場合には 生物膜が発生している可能性が高いため 必要に応じ槽内壁の清掃を行い その後に消毒を行います 点検の結果に関わらず 年 1 回は定期的に行います 貯湯槽 ろ過器 循環配管などと併せて実施すると効果的です 16

19 4 消毒 (1) 浴槽水の消毒 浴槽を汚染する微生物は 入浴者の体の表面に付着したり 土ぼこりなどから入ってきます 浴槽水を清浄に保つためには 塩素系消毒剤などによる消毒が必要です 浴槽水は 塩素系消毒剤による消毒を行い 以下のとおり管理を行います 0.2~0.4mg/L かつ最大 1.0mg/L を超えない遊離残留塩素濃度を保持する (0.4mg/L 以上が望ましい )( これにより難い場合は 塩素系消毒剤と他の消毒方法を併用します ) 測定は数時間 (2~3 時間 ) おきに測定し 少なくとも使用の開始時 中間時 終了前は測定してください ( 測定頻度に合わせて 遊離残留塩素濃度測定記録表 ( 別紙 4) の遊離残留塩素濃度の記入欄を設けてください ) 塩素系消毒剤と他の消毒方法の併用温泉の泉質などのため 塩素系消毒剤の効果が減弱する場合は オゾン殺菌 紫外線殺菌 銀イオン 光触媒などの消毒方法を併用することも可能です ただし これらの消毒方法はいずれも残留性がないため 必ず塩素系薬剤による消毒と併用してください ( ア ) オゾン殺菌で使用する高濃度オゾンは人体に有害ですので 活性炭などで廃オゾンの処理を行ってください ( イ ) 紫外線殺菌は ランプのガラス管の汚れやランプの寿命により消毒効果が低下するので ガラス管の交換や清掃などの適切な維持管理が必要です また 温泉水は一般の水に比べ含まれる成分がランプのガラス管に付着しやすいので 定期的な点検や清掃が必要です phと遊離残留塩素の殺菌力遊離残留塩素には 殺菌力の強い殺菌力の強い次亜塩素酸 (HClO) と殺菌力がその1/100 程度に過ぎない次亜塩素酸イオン (ClO - ) があり 浴槽水中での両者の比率はpHにより異なります phが高い ( アルカリ性 ) 場合は 次亜塩素酸イオンの比率が高くなり 殺菌力は弱くなります また phが低い ( 酸性 ) 場合は 次亜塩素酸の比率が高くなるため 殺菌力は強くなります 従って 温泉水などのpHがアルカリ性になると 殺菌効果を示す指標であるCT 値 ( 濃度 mg/l 時間 min 数値が小さいほど殺菌効果が高い ) が大きくなり 殺菌するために必要な時間が長くなります ph9.5 でも塩素系消毒剤の効力がないわけではありませんが アルカリ性の温泉水などでは 遊離残留塩素濃度を保持して 接触時間を長くするか 又はレジオネラ属菌の検査により殺菌効果を検証して 遊離残留塩素濃度をやや高くすることで対応する必要があります 一方 温泉水などのpHが低いと塩素ガスが発生することがあります 入浴剤の成分によっては 遊離残留塩素を消費するものもありますので 浴槽水の遊離残留塩素濃度を定期的 ( 少なくとも2~3 時間ごと ) に測定する必要があります 17

20 % ph 99.9% 殺菌時の CT 値 (0.5mg/L のとき ) HClO(%) CT 値 ph と HCIO の殺菌効果の関係 (2) 設備の消毒 ろ過器 配管などの汚れ 浴槽水に用いられる通常の濃度の塩素消毒のみでは ろ過器や配管にできる生物膜内のレジオネラ属菌の消毒や生物膜の形成を防ぐには不十分です 日常的に生物膜の定着を抑制するとともに 必要に応じて生物膜を除去することが重要です ろ過器 ( 循環系などの配管を含む ) の消毒は 週 1 回以上行う 塩素系消毒剤は危険なので 取り扱う際にはマスクやビニール手袋 ゴーグルなどの保護具を使用する 入浴施設では 入浴者に由来する有機物質が供給されているので これらを栄養源として増殖する微生物が侵入すると ろ材の表面やろ過器の内壁 浴槽や循環配管の内壁 配管の継ぎ手などに定着し 生物膜を作ります 生物膜の内部は栄養が豊富であるとともに 消毒剤や紫外線などによる殺菌作用からも保護されています レジオネラ属菌は この生物膜の内部にいるアメーバなどに寄生をして増殖します レジオネラ属菌が寄生するアメーバの中には 消毒剤の負荷により栄養体形から消毒に強いシストを形成して 抵抗性を示すようになるものもあります そのため 塩素系消毒剤などによる浴槽水の消毒だけではなく 生物膜の発生の防止や除去が必要となります 生物膜は 循環系統のほかに 貯湯槽などにも発生することがあります 浴槽利用時における浴槽水の消毒のための塩素系消毒剤濃度では 生物膜内のレジオネラ属菌の殺菌には 不十分です 常に生物膜がろ過器や配管などに定着することを抑制し 頻繁に生物膜を除去することが レジオネラ属菌を発生させないための重要なポイントとなります 18

21 消毒方法消毒方法は 循環配管 浴槽の材質 腐食状況及び生物膜の状況などを考慮して 適切な方法を選択してください ( ア ) 高濃度塩素消毒浴槽内に塩素系消毒薬を投入し ろ過器を運転させながら 遊離残留塩素濃度 5~10mg/L 程度に調整し 数時間循環させて行う消毒方法です 循環配管の材質によっては 腐食のおそれがあります ( イ ) 高温消毒 60 以上に加熱した高温水を 循環系統に数時間循環させる消毒方法です 循環配管の材質によって 高温により変形するおそれがあるような場合は 別の消毒方法を選択する必要があります 消毒における注意点ろ過器は 有機物質 ( 汚れ ) がたまっていると 消毒のための薬剤を消費してしまいます 各ろ過器メーカーの仕様書に従って逆洗浄などを行い ろ過器の汚れを排出してから消毒してください ( 先にろ過器 配管の消毒を実施し その後に 汚れを排出するためにろ過器の逆洗浄を行う方法もあります 汚れの状態などを考慮し 施設の状況に合わせて行ってください ) 特に 直径 10~20m m 以上の大きな石をろ材として使用しているろ過器は 逆洗浄が不十分となり隙間に生物膜が発生しやすいので 徹底した逆洗浄と消毒が必要となります 逆洗浄ができないろ過器は 定期的にろ材の交換などを行い 生物膜の形成及び蓄積防止に努めてください 集毛器は 汚れがたまりやすいところです 毎日 集毛器と網カゴを清掃するとともに 集毛器の内壁と網カゴを消毒すると効果的です 洗い場の湯栓やシャワーに湯を送る調整箱は レジオネラ属菌の繁殖に適していますので 定期的に清掃 消毒を行い 常に清浄な状態にしてください 浴槽壁等に凹凸がある材料を使用している場所は 凹凸の部分に汚れが溜まり 生物膜を形成しやすくなりますので 凹凸の細部まで 清掃や生物膜の除去を行ってください 浴槽水に温泉水を利用している施設で高濃度塩素消毒をするときは 温泉水を捨てて 浴槽に水道水を入れてから行うことが望ましいです 設備の消毒を実施しても レジオネラ属菌が頻繁に検出される場合は 次のような点を確認してください 1 清掃や消毒の頻度が施設の負荷に見合った内容か確認する 2 清掃や消毒時に 循環系統のすべての設備 ( 気泡発生装置など ) を稼働しているか確認する 3 停滞水が発生しやすい部分はないか確認する 4 不要な配管などがないか確認する 停滞水が発生しやすい場所や不要な配管などがある場合には 消毒剤が行きわたらないことがありますので 早急に改修を行う必要があります 19

22 ろ過器 配管等の清掃 消毒の手順 ( 例 ) 集毛器 ( ヘアキャッチャー ) の髪の毛 ごみを取り除き 内面をこすって清掃します 必要に応じて塩素系消毒剤などで内部を消毒します ろ過器を逆洗浄して汚れを排出します ( ろ材の種類によって逆洗浄ができないものもあります ) 必要に応じてろ材を交換します 浴槽水に塩素系消毒剤 ( 次亜塩素酸ナトリウム液 ) を加え 5~10mg/L 程度の濃度でろ過器を運転します 5~10mg/L 程度の濃度を維持し 浴槽水を数時間循環させます ( 一晩放置することが望ましい ) 必要に応じて中和処理を行い 排水します 洗剤を使ってブラシなどで浴槽の壁 底面を洗い 水で洗い流します ( 汚れの程度に応じて何回か繰り返す ) 再度 水を入れてろ過器を運転し 通常の運転状態に戻します 入浴前に浴槽水の消毒を行い 遊離残留塩素濃度が0.2mg/L 以上あることを確認します ( ) 浴槽水を消毒したときすぐに遊離残留塩素が検出されない場合は 汚れが浴槽や配管内に残っている可能性があります 再度 消毒や洗浄 すすぎ洗いなどを行い 遊離残留塩素が検出されることを確認してから使用を始めてください ろ過器 配管等を消毒する際の注意点など 1 高濃度塩素消毒の実施後 ろ過器の逆洗浄を行う方法もあります ( 汚れが少ない場合など ) 2 ろ過器 配管などの消毒方法は 循環配管及び浴槽の材質 腐食状況 生物膜の状況などを考慮して 適切な方法を選択して実施する必要があります 消毒方法については 機器のメーカーや保守業者などへ必ず確認を行ってください 20

23 (3) 配管などの生物膜の除去 生物膜の除去方法水質や薬品 設備などに関する専門的な知識が必要な除去方法については 専門の業者などに依頼して実施してください ( ア ) 高濃度塩素処理は 配管などに定着した生物膜を除去する場合や レジオネラ属菌が検出された場合に行われる高濃度塩素による方法です 通常の定期的な消毒よりも高い40~50mg/L 程度に遊離残留塩素濃度を維持して5~8 時間程度循環させる方法が用いられます ( イ ) 過酸化水素処理は 3% 程度の濃度で数時間循環させる方法です 過酸化水素は 有機物と反応して発泡し 物理的に生物膜を剥離 除去します また 同時に強い殺菌作用があります 過酸化水素は 毒物及び劇物取締法 で指定された劇物であり 取り扱いには危険が伴い さらに処理薬品が多量に必要であること 洗浄廃液の過マンガン酸カリウム消費量 (COD) が高いことなども含め 専門業者などによる洗浄が必要であり その費用も高価なものとなります ( ウ ) 化学洗浄の他 高圧洗浄などの物理的な方法などを使って生物膜を除去する方法もあります 高濃度塩素による生物膜除去の手順 ( 例 ) 集毛器 ( ヘアキャッチャー ) の髪の毛 ごみを取り除き 内面をこすって清掃しま す 必要に応じて塩素系消毒剤などで内部を消毒します 洗剤を使ってブラシなどで浴槽の壁や底面を洗い 水で洗い流します ろ過器を逆洗浄して汚れを排出します ( ろ材の種類によって逆洗浄ができな いものもあります ) 必要に応じてろ材を交換します 浴槽水に塩素系消毒剤 ( 次亜塩素酸ナトリウム液 ) を加え 40~50mg /L 程度の濃度でろ過器を運転します 40~50mg/L 程度の濃度を維持し 浴槽水を 5~8 時間程度循環させます 中和処理を行い 排水します 再び浴槽に水をいれ ろ過器などを運転して残ってい る汚れや薬剤などを排水します ( すすぎ ) すすぎは数回繰り返します 再度 水を入れてろ過器を運転し 通常の運転状態に戻します 入浴前に浴槽水の消毒を行い 遊離残留塩素濃度が 0.2mg/L 以上ある ことを確認します ( ) 21

24 浴槽水を消毒したときすぐに遊離残留塩素が検出されない場合は まだ汚れが浴槽や配管内に残 っている可能性があります 再度 消毒や洗浄 すすぎ洗いなどを行い遊離残留塩素が検出される ことを確認してから使用を始めてください ろ過器 配管等を消毒する際の注意点など 1ろ過器 配管などの消毒方法は 循環配管及び浴槽の材質 腐食状況 生物膜の状況等を考慮して 適切な方法を選択して実施する必要があります 消毒方法については 機器のメーカーや保守業者などへ必ず確認を行ってください 過酸化水素による生物膜除去の手順 ( 例 ) 集毛器 ( ヘアキャッチャー ) の髪の毛 ごみを取り除き 内面をこすって清掃します ろ過器を逆洗浄して汚れを排出します ( ろ材の種類によって逆洗浄ができないものもあります ) 必要に応じてろ材を交換します 浴槽水に過酸化水素を加え 3% 程度の濃度でろ過器を運転します 3% 程度の濃度を維持し 浴槽水を数時間循環させます 中和処理を行い 排水します 再び浴槽に水をいれ ろ過器などを運転して残っている汚れや薬剤などを排水します ( すすぎ ) すすぎは数回繰り返します 洗剤を使ってブラシなどで浴槽の壁や底面を洗い 水で洗い流します 再度 水を入れてろ過器を運転し 通常の運転状態に戻します 入浴前に浴槽水の消毒を行い 遊離残留塩素濃度が 0.2mg/L 以上ある ことを確認します ( ) 22

25 浴槽水を消毒したときすぐに遊離残留塩素が検出されない場合は まだ汚れが浴槽や配管内に残 っている可能性があります 再度 消毒や洗浄 すすぎ洗いなどを行い遊離残留塩素が検出される ことを確認してから使用を始めてください ろ過器 配管等を消毒する際の注意点など 1 ろ過器や配管などに有機物が残っていると発泡するので 過酸化水素は少しずつ加えます 発泡により ろ過器や配管などに気体がたまった場合は 必要に応じて気体を抜きます 2 ろ過器 配管などの洗浄は 循環配管及び浴槽の材質 腐食状況 生物膜の状況などを考慮して 適切な方法を選択して実施する必要があります 消毒方法については 機器メーカーや保守業者 専門業者などへ必ず確認を行ってください (4) 塩素系消毒剤の注入時の注意点 ろ過器などを使用して浴槽水を循環させるときは 塩素系消毒剤の自動注入装置又は 投げ込みによる消毒を行います 設備の点検など適切な管理を怠ると 塩素系消毒剤が注入されないことがあります 自動注入方式は 定期的に液送ホースや注入ノズルなどの点検をする 投げ込み方式は 薬剤の使用方法にそった用量及び使用方法で投入する 浴槽水の遊離残留塩素濃度を測定し 適正な濃度管理を行う 自動注入方式遊離残留塩素濃度を測定して 設定値以下になると薬剤を注入する場合も 薬液タンクに薬剤が入っていなければ注入することができません 適宜 薬液タンクの残量を確認し 必要量を補給してください 液送ホースや薬注ポンプ内に気体が滞留すると 薬注ポンプの故障や送液不良などの原因となりますので 毎日点検を行い 正常に作動していることを確認しましょう 薬剤注入に用いる注入ノズルは 薬剤の成分が結晶となり目詰まりすることが多いので 定期的に取り外して清掃してください 投げ込み方式投げ込み方式は 自動注入方式と比べると遊離残留塩素濃度の管理が難しいことから 基本的に塩素の注入は自動注入方式が望ましいです 投げ込み方式は 固形薬剤を集毛器の網カゴに入れて自然に溶解させる方法が一般的です 毎日薬剤の入れ忘れに注意し 定期的に残留塩素濃度の測定をして浴槽水の消毒状況を確認しましょう 遊離残留塩素濃度の測定遊離残留塩素濃度は数時間 (2~3 時間ごとが望ましい ) ごとに測定しましょう 遊離残留塩素濃度を自動測定装置により記録している場合は定期的に直接浴槽から採水して 自動測定の結果とかい離がないか確認してください 23

26 (5) 塩素系消毒剤の投入量の計算方法 日常の消毒や定期の消毒では 適切な遊離残留塩素濃度を維持することが重要です 下記のの計算式や表を参考に 適切な管理を行ってください 塩素系消毒剤の投入量日常の維持管理やろ過器及び配管の消毒では 適切な遊離残留塩素濃度を保つことが重要です 塩素系消毒剤の投入量は 浴槽や配管などの水量を合計 ( 浴槽等の水量 ) し 下記の式や表を参考に決めてください なお 浴槽水の汚れなどにより塩素が消費されるので 塩素系消毒剤を投入したら 必ず遊離残留塩素濃度の測定をしましょう 水道水を浴槽水として使用する場合 水道水にはもともと塩素が含まれているので 遊離残留塩素濃度が計算よりも高くなることがあります 塩素系消毒剤の投入量 (ml)= 浴槽水の遊離残留塩素濃度 (mg/l) 浴槽などの水量 (m 3 ) 塩素系消毒剤の濃度 (%) 100 ( 例 )6% の塩素系消毒剤で 2m 3 の浴槽の遊離残留塩素濃度を0.7mg/Lにするには 0.7(mg/L) 2(m 3 ) 塩素系消毒剤の投入量 (ml)= (mL) 6(%) 注意 : 浴槽を使用中に遊離残留塩素濃度が低下して塩素系消毒剤を追加する場合は 式中の浴槽水 の遊離残留塩素濃度から塩素系消毒剤を追加する前の浴槽水の遊離残留塩素濃度を差し引いてくだ さい 塩素系消毒剤の投入量 (ml)=100 ( 浴槽水の遊離残留塩素濃度 追加前の浴槽水の遊離残留塩素濃度 ) 浴槽などの水量 (m 3 ) 塩素系消毒剤の濃度 (%) 24

27 6% の塩素系消毒剤を使用したときの投入量 (ml) 浴槽水の遊離残留塩素濃度 0.4mg/L 0.6mg/L 0.8mg/L 1.0mg/L 1m 浴槽等 の水量 2m m m m 塩素系消毒剤を注入 ( 投入 ) するにあたり ろ過器のろ材などに微生物が繁殖している場合には 浴槽水の濁りや発泡が生じたり 塩素系消毒剤の消費が激しく 必要な遊離残留塩素濃度を確保することができなくなることが想定されます このような事例では 消毒を行う前に逆洗浄などの徹底した前処理が必要となります また 普段から浴槽水中の遊離残留塩素濃度を適切に維持し 生物膜の繁殖を抑制することによって高濃度の塩素系消毒剤を投入した場合にも発泡などが起きにくくなります なお 過剰な量の塩素系消毒剤を注入すると 浴槽水中の遊離残留塩素濃度が高くなり 塩素臭が生じたり 配管などの設備が腐食する恐れがあるため 注意して行う必要があります 高濃度遊離残留塩素濃度の測定方法 日常の消毒や設備の消毒のために塩素系消毒剤を投入しても 適切な遊離残留塩素濃度が保たれ ていないと 消毒効果が期待できません 目的とする遊離残留塩素濃度を測定できる機器を使用す るか 機器の測定範囲より濃度が高い場合は ミネラルウォーターや蒸留水などの遊離残留塩素が なく 清浄な水で浴槽水を希釈して測定してください 遊離残留塩素がある水 ( 水道水など ) で浴槽 水を希釈する場合は その濃度を差し引いてください 測定方法は 以下を参照してください 浴槽水を遊離残留塩素がある水 ( 希釈水 : 水道水など ) で 10 倍に希釈して測定する場合 1 希釈水の遊離残留塩素濃度を測定します 2 浴槽水 10mL と希釈水 90mL を混ぜます ( 激しく混ぜると 遊離残留塩素が飛んでしまうので注意しましょう ) 3 2 の遊離残留塩素濃度を測定します 4 3 で測定した値から 1 で測定した値に 0.9 をかけた値を引きます 5 4 の値に 10 をかけます ( 例 ) 1 測定結果が0.2mg/L 2 測定結果が約 0.7mg/L 3 0.7mg/L-0.2mg/L 0.9= 約 0.5mg/L 6 0.5mg/L 10=5.0mg/L( 浴槽水の遊離残留塩素濃度 ) 浴槽水の遊離残留塩素濃度は5.0mg/Lでした 25

28 (6) 塩素系消毒剤の取り扱い 塩素系消毒剤は 管理や使用方法を誤ると有毒な塩素ガスの発生 発熱や発火の原因となることがありますので 以下の点に注意してください 他の物品や薬品と接触や混合しないように保管する 高温多湿を避け 光を遮った場所で保管する 取り扱う際には マスクやビニール手袋 ゴーグル等の保護具を使う 塩素系消毒剤の種類と危険性 塩素系消毒剤には 下表の種類があり 性状やその使用方法が異なります 塩素系消毒剤の使用に 当たっては 取り扱い及び保管に関する注意事項を必ず確認しましょう 塩素系消毒剤の種類 ( 例 ) 種 類 性 状 有効塩素濃度 次亜塩素酸ナトリウム 液体 ( アルカリ性 ) 5~12% 次亜塩素酸カルシウム さらし粉 高度さらし粉 固体 ( アルカリ性 ) 固体 ( 中性 ) 30% 70% 塩素化イソシアヌル酸 トリクロロイソシアヌル酸 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム ジクロロイソシアヌル酸カリウム 固体 ( 酸性 ) 固体 ( 酸性 ) 固体 ( 酸性 ) 85~90% 60% 60% 次亜塩素酸ナトリウムは 強アルカリ性のため 直接皮膚に接触しないようにしてください 次亜塩素酸ナトリウムなどのアルカリ性溶液とプールでよく使用されている酸性溶液の凝集剤 ( ポリ塩化アルミニウム通称 PAC) を誤って混合すると 化学反応を起こし塩素ガスなどの有害ガスを発生します 固体の次亜塩素酸カルシウムである高度さらし粉は中性ですが 塩素化イソシアヌル酸ナトリウムや凝集剤 ( ポリ塩化アルミニウム通称 PAC) などの酸性物質と混合すると 塩素ガスなどの有毒ガスの発生 発熱や火災の原因となることがあります 混合事故の防止対策と事故発生時の対応薬剤の誤混合などによって発生した塩素ガスなどによる中毒事故が プールや入浴施設などで多く発生しています 混合事故などの防止のため 薬剤ごとに分かりやすく名称を表示するとともに 色分けを行うなど 明確に識別できるようにしましょう 化学反応により塩素ガスが発生しはじめると 反応を止めることは容易ではありません 速やかに作業を中止し 機械室などを閉鎖して退避します また すべての使用者を風上に退避させ 直ちに消防署に通報するとともに 速やかに管轄の保健所に連絡してください 26

29 塩素系消毒剤による事故発生時の応急措置 皮膚に付着した場合は 流水で十分に洗い流します 目に入った場合は 流水で十分に洗眼します 塩素ガスを吸入した場合は 新鮮な空気の場所へ移動させます いずれの場合も 速やかに医師の診断を受けてください 5 水質検査 (1) レジオネラ属菌の自主検査の実施と記録の保存 公衆浴場及び旅館を営業している施設は それぞれの条例により レジオネラ属菌の水質検査が義務付けられています 定期的に検査を実施し 結果を確認した後 記録を 3 年間保存してください 検査実施の内容水質検査回数について以下の表に記載する回数を行ってください 水道水を使用して かつ 循環させていない浴槽水は水質検査を省略することができます 水質検査項目について井戸水 温泉等を使用する場合 以下の項目の検査が必要です ただし 温泉又は井戸水を使用する場合で 以下の基準を適用することが困難であり かつ 公衆衛生上支障がないと認められる場合は 印のある基準の全部又は一部を適用しないことができます 種類 入浴又は飲用に供する湯水 ( 浴槽水以外 ) 毎日換水する浴槽水 水質検査回数 1 年に 1 回以上 1 年に 2 回以上 毎日換水しない浴槽水 ( 塩素系薬剤を使用しない場合 ) 1 年に 4 回以上 入浴用の湯水 ( 浴槽水以外 ) 大腸菌群有機物等 ( 過マンガン酸カリウム消費量 ) 水素イオン濃度 色度 濁度 レジオネラ属菌 水質基準 50ml 中に検出されないこと 10mg/L 以下 5.8~8.6 5 度以下 2 度以下検出されないこと (10cfu/100ml 未満 ) 27

30 浴槽水 レジオネラ属菌 水質基準 検出されないこと (10cfu/100ml 未満 ) 飲用に供する湯水 ( 公衆浴場のみの基準 ) 一般細菌大腸菌群硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素塩素イオン有機物等 ( 過マンガン酸カリウム消費量 ) 水素イオン濃度味臭気色度濁度 水質基準 100cfu/ml 以下 50ml 中に検出されないこと 10mg/L 以下 200mg/L 以下 10mg/L 以下 5.8~8.6 異常でないこと異常でないこと 5 度以下 2 度以下 レジオネラ属菌の検査にあたっての留意事項 水質検査の年間計画を作成し 検査機関を選定します 水質検査は 浴槽ごとの検査が望ましいですが 最低限 ろ過器等の循環系統ごとに実施します ( 循環系統ごとに実施する場合は 実施回ごとに浴槽を変えて採水するなどの工夫をしてください ) 検査機関と検査の方法 結果の連絡( 検査機関が出張し採水するのか 施設側が採水するのか 検体の運搬方法 菌が検出した場合の緊急連絡等 ) を確認します 専用の採水容器に採水します ( 滅菌処理済みで塩素中和剤 ( チオ硫酸ナトリウム等 ) が入っているねじ栓付ポリプロピレン等の容器 ) 採水は 清掃 消毒の直後を避け 営業時間帯に採水します 採水時は 採水時間 浴槽水の残留塩素濃度を測定し記録しておきます 採水後は 冷蔵庫や保冷材等をいれたクーラーバッグ等の容器で保冷し 検査機関に速やかに搬入します 検査機関が採水する場合は 現場に立会います 検査結果については 3 年間保存します 水質検査結果の掲示は 水質の管理状況を利用者に知ってもらうことができる重要な資料となります 6 水質検査で異常があったとき 水質検査で基準値を超える値が検出された場合は 速やかに保健所へ報告を行い 指示に従って ください 特にレジオネラ属菌が検出された場合 検出系統は使用停止することが望ましいです 28

31 なお 下関市では施設からレジオネラ属菌が検出された場合及び発症前 10 日以内に当該施設の 利用歴のあるレジオネラ症患者が発生した場合 下関市レジオネラ指導要綱 ( 平成 27 年 4 月 1 日 施行 ) に基づき指導を行います ( 指導要綱は 37 ページ参照 ) 7 管理体制の構築 浴槽水のろ過 循環設備は 常にレジオネラ属菌繁殖のリスクをかかえています このため 営業者は日頃から危機意識をもって維持管理にあたる必要があります 施設からレジオネラ症患者を発生させないため 営業者は適正な管理を行うことができる体制を構築しておく必要があります 各施設で適切な維持管理を行うにあたり 次の視点から見直してみましょう 管理責任 権限の明確化大型の施設で多数の従業員が管理に携わっている場合や管理会社等に管理委託を行っている場合などに 責任の所在が明確になっていない例が多く見受けられます 役割分担と責任の所在を明確化し 緊急時にも確実に業務を遂行できる体制を営業者は構築する必要があります 管理計画の作成と作業手順の明確化管理責任者は 年間 月間及び日常の管理ごとに必要な管理計画を作成し 作業の進行を管理します また 作業手順書などを文書化し 誰もが確認できるようにすることで緊急時の対応ができるようにしておくことが必要です 管理記録の整備と保存浴槽水等の水質検査結果書や遊離残留塩素濃度の記録 ろ過器のろ材の交換状況や機器の整備状況などを分かりやすく記録し 保管します レジオネラ症患者の発生時等においては これらの管理記録が 施設の状況を示す重要なものとなりますので 確実に記録し保管しておくことが必要です 連絡体制の整備水質検査でレジオネラ属菌が検出された場合 消毒装置が故障した場合 施設内で事故が発生した場合などを想定し 緊急時の連絡体制を整えておく必要があります 研修等の実施複数の従事者が管理に携わる場合には レジオネラ属菌が検出されない管理のための知識と分担された役割を確実に実施する体制づくりが必要です そのために 管理に必要な研修を実施し 施設の維持管理の共通の理解を深めておく必要があります 29

32 8 下関市レジオネラ指導要綱について 下関市では公衆浴場等におけるレジオネラ症患者の発生防止及び発生時の被害拡大防止のために 平成 27 年 4 月 1 日より下関市レジオネラ指導要綱に基づき対応を行っています レジオネラ属菌検出時の対応フロー レジオネラ属菌が検出されたことを保健所に遅滞なく報告する 保健所が施設に立入し 調査を実施 維持管理状況 健康被害等の苦情の有無 汚染原因の究明 検出状況に応じ 指導を行う 10cfu/100m L 以上 100cfu/ 100mL 未満 100cfu/100m L 以上 1,000cfu/ 100mL 未満 1,000cfu/100 ml 以上 指導書による指導 気泡発生装置等の停止 残留塩素濃度 1.0mg/L 程度に保持 2 時間おきに残留塩素濃度測定 記録 保健所に毎日報告 必要な改善措置の実施 指導書による指導 検出された系統の浴槽の使用停止 必要な改善措置の実施 調査状況によっては 公表 指導書による指導 すべての浴槽の使用停止 必要な改善措置の実施 調査状況によっては 公表 改善措置 水質検査 ( 自主検査 ) 指導に従わない場合 行政処分 公表 不検出 検出 通常営業 公表していた場合 再公表 改善報告書提出 ( 自主検査結果添付 ) 30

33 レジオネラ症患者発生時の対応フロー 保健所が患者発生を探知 施設に立入し 調査を実施 施設管理状況 健康被害等の苦情の有無 水質検査 行政検査結果が判明するまで エアロゾル発生装置の停止 残留塩素濃度 1.0mg/L 程度に保持 2 時間おきに残塩濃度測定 記録 水質検査 ( 行政検査 ) 不検出 通常営業 検出 公表 指導書による指導 すべての浴槽の使用停止 必要な改善措置の実施 指導に従わない場合 行政処分 公表 改善措置 水質検査 ( 行政検査 ) 不検出 検出 通常営業 公表 改善報告書提出 31

34 9 資料 (1)( 作成例 ) 入浴施設の衛生管理マニュアル 浴場 ( 旅館 ) 入浴施設の衛生管理マニュアル 制定 : 平成年月日 修正 : 平成年月日 第 1 施設の概要 1 浴場 ( 旅館 ) の入浴施設の概要は 次のとおりである 許可種別 1 旅館 業 ( 旅館 ホテル 簡易宿所 下宿) 2 公衆浴場 ( 一般 その他 ) 許可番号 施設の名称 施設の所在地 営業者 ( 法人にあって は名称及び代表者名 ) 入浴設備の衛生管理に関する責任者の氏名 ( 職名 ) ( 氏名 ) ( 年 月就任 ) 施設の概要 浴槽種類 浴槽用水 利用方法 換水 浴槽清掃頻度 大浴場 ( 男 )( 女 ) 水道 温泉水 井戸水 かけ流し 循環式 1 回 / 日 2 施設の次の事項を変更したとき又は営業の全部又は一部を停止若しくは廃止したときは 10 日以内に保健所へその旨を届け出る (1) 施設の名称又は所在地 (2) 営業者の氏名又は住所 ( 法人にあっては名称 事務所所在地又は代表者の氏名 ) (3) 施設の構造設備 (4) 入浴施設の衛生管理に関する責任者の氏名 32

35 第 2 管理体制 1 営業者の責務 (1) 施設の管理上の全ての責任を有する (2) 入浴設備の衛生管理に関する責任者が作成した施設の管理作業手順 管理点検表及び従業員等を対象にした入浴施設の管理に関する研修計画を承認し これらに基づき管理者に当該業務を遂行させる (3) 管理者から管理状況又は点検結果等の報告を受け 改善が必要な場合には 所要の措置を講ずる 2 入浴施設の衛生管理に関する責任者の業務 (1) 施設の管理作業手順 管理点検表及び従業員等を対象にした入浴施設の管理に関する研修計画を作成し 営業者の承認を受ける (2) 施設の管理方法に基づき施設を適切に管理する (3) 施設の点検を定期的に行う (4) 従業員等を対象にした施設の管理に関する研修を研修計画に基づき定期的に行う (5) 施設の管理状況 点検結果 研修の実施状況等に関する記録を作成し 営業者に報告し 記録を3 年間保存する 第 3 管理方法 1 管理計画 (1) 施設の年間衛生管理計画 ( 別紙 1) は 事業年度開始前に作成する また 施設の清掃点検等の状況については衛生管理実施記録 ( 別紙 2 及び3) に記録する (2) 施設の衛生管理を委託する場合は 委託先と管理委託契約書を締結する なお 管理委託契約書には 委託内容 委託期間 管理方法 管理の記録及び保存方法 管理結果の報告方法 管理の結果改善が必要な場合の措置方法 緊急連絡方法等について記載する 2 管理方法施設の管理方法は 次のとおりとする (1) 浴槽及び浴槽水の管理ア浴槽水は適温 ( ~ ) に保つ イ浴槽水は常に満杯状態に保ち かつ 十分にろ過した湯水又は原湯を供給することにより溢水させ 清浄に保つ ウ浴槽水の消毒には塩素系薬剤 を使用し 浴槽水中の遊離残留塩素濃度を 時 時 時の計 回測定して 0.4mg/Lを下回らない程度を保つよう努め かつ 遊離残留塩素濃度は最大 1.0mg/Lを超えないようにする また 当該測定結果は別紙 4に記録し検査の日から3 年間保管する ただし, 原水若しくは原湯の性質その他の条件により塩素系薬剤が使用できない場合, 原水若しくは原湯のpHが高く塩素系薬剤の効果が減弱する場合, 又はオゾン殺菌等他の消毒方法を使用する場合であって 規則に定めた水質基準を満たすのであればこの限りではない 33

36 エ浴槽は 毎日浴槽水を全て入れ替え かつ 清掃する ただし これにより難い場合に ついては1 週間に1 回以上浴槽水を全て入れ替え かつ 清掃する オ屋外と屋内の浴槽水が混同しない構造とする カ水道法に規定する水道事業の用に供する水道 専用水道 簡易専用水道により供給され る水以外の水を入浴の用に供する場合は 下表の基準に適合させる 浴槽水以外の入浴用水 大腸菌群 50ml 中に検出され 過マンガン酸カ 10mg/L 以下 ないこと リウム消費量 水素イオン濃度 5.8~8.6 色度 5 度以下 (ph) 濁度 2 度以下 レジオネラ属菌 検出されないこと 浴槽水大腸菌群数 1 個 /ml 以下 過マンガン酸カ 25mg/L 以下 リウム消費量 濁度 5 度以下 レジオネラ属菌 検出されないこと 飲用水 ( 井戸水 温泉水 ) 一般細菌 100cfu/ml 以下 大腸菌群 50ml 中に検出されないこと 硝酸性窒素及び 10mg/ml 以下 塩素イオン 200mg/L 以下 亜硝酸性窒素 過マンガン酸カ 10mg/L 以下 水素イオン濃度 5.8~8.6 リウム消費量 (ph) 味 異常でないこと 臭気 異常でないこと 色度 5 度以下 濁度 2 度以下 (2) 集毛器 ろ過器及び循環配管の管理ア集毛器は毎日清掃する また 集毛かごだけではなく かごを収納する容器も適切に清掃する イろ過器は1 週間に1 回以上逆洗浄等によりろ過器内に付着した汚れを除去し さらに ろ過器及び循環配管を消毒する ウ消毒剤を使用する場合はろ過器の直前で投入すること エ循環水が水面上から供給される場合は 誤飲防止のために飲用に適さない旨の表示をすること (3) 受水槽及び貯湯槽の管理ア受水槽及び貯湯槽は常に清潔に保ち かつ 1 年に1 回清掃及び消毒を行う イ貯湯槽の温度は通常の使用状態において湯の補給口 底部等に至るまで60 以上に保ち かつ 最大使用時においても55 以上に保つようにする それにより難い場合は貯湯槽水の消毒装置を備える 34

37 (4) 回収槽の管理 ア再利用する湯水用の消毒設備を設置する イ回収槽は 日に1 回清掃し 消毒を行う (5) 循環配管の生物膜除去作業 ア年 1 回循環配管内の生物膜の状況の点検及び除去をする (6) 調整箱の管理 ア 日に1 回清掃し 消毒する (7) 気泡発生装置の管理 ア気泡発生装置 ( 泡風呂 ジェットバス等 ) は 空気取入口から土ぼこりが入らない構造 とする また 定期的に空気取り入れ口を清掃する イ気泡発生装置を使用している浴槽は毎日換水する ウ浴槽水を換水する際に 気泡発生装置内の配管内の水を抜く (8) 浴槽水等の水質検査 下表の項目について検査時期ごとに検査する 記録は3 年間保存する 浴槽名 検査項目 検査時期 温泉原水 大腸菌群 有機物等 水素イオ 年 1 回 ( 月 ) ン濃度 (ph) 色度 濁度 レジオネラ属菌 浴槽 ( 男 ) レジオネラ属菌 年 2 回 ( 月 ) 浴槽 ( 女 ) レジオネラ属菌 年 2 回 ( 月 ) 露天 ( 男 ) レジオネラ属菌 年 2 回 ( 月 ) 露天 ( 女 ) レジオネラ属菌 年 2 回 ( 月 ) (9) 浴室 脱衣室等の管理ア浴室内は常に清潔を保ち 人が接触するところは毎日清掃を行い 月 1 回消毒を行う イ脱衣室内は常に清潔を保ち 人が接触するところは毎日清掃を行い 月 1 回消毒を行う (10) シャワーの管理アシャワーは浴槽水を使用しない構造とするイシャワーヘッドは 週に1 回分解清掃し 薄めた塩素系薬剤に浸け消毒する (11) その他ア脱衣室等の入浴者の見やすい場所に 浴槽内に入るときは身体を洗うこと等の入浴上の注意事項を掲示し 公衆衛生に害を及ぼすおそれのある行為をさせないよう注意喚起する (12) 打たせ湯の管理ア打たせ湯は浴槽水を使用しない構造とする (13) その他の設備ア給水設備及び給湯設備等は1 年に1 回以上保守点検し 必要に応じて被覆その他の補修等を行う イレベル計を週に 回清掃及び消毒し 汚れを取り除く ウサウナ室を設ける場合は 毎日清掃し 1 月に1 回以上消毒を行うとともにねずみ 衛生害虫等の点検を行い 清潔で衛生的に保つ また 換気を十分に行う 35

38 エサウナ室は見やすい場所に使用上の注事項を掲示し 使用中は使用者の安全に注意する オ 1 月に1 回以上保守点検するとともに 室内の温度及び湿度について定期的に測定し その記録を作成し 3 年以上保存する カ入浴者にクシ ヘアブラシを貸与する場合は 新しいもの又は消毒したもの ( 材質等に応じ 逆性せっけん液 紫外線消毒器等を使用して処理されたもの ) とする キ入浴者にカミソリを貸与する場合は 新しいもののみとすること (14) ネズミ等の防除アネズミ 昆虫等の防除を計画的に行う (15) 消毒装置の維持管理ア薬液タンクの薬剤量を毎日確認し 記録簿に記録する また 補給を怠らない イ注入弁やノズルの異常や詰まりがないことを毎日確認する ウ注入弁は定期的に清掃し 詰まりを起こさないようにする 3 入浴者に対する制限 (1) おおむね10 歳以上の男女を混浴させないこと ただし 家族風呂等風紀上支障ない場合は認める (2) 入浴を通じて人から人に感染させるおそれのある感染症にかかっている者 下痢症状のある者及び泥酔者等で他の入浴者の支障を与えるおそれのあるものを入浴させない (3) 浴槽に入る前に石鹸等を用いて身体をよく洗うとともに 出る際にもシャワー等で身体を洗い流すよう入浴者へ衛生上の注意喚起をする (4) 浴槽内で身体を洗わないこと 浴室で洗濯をすること 公衆衛生に害を及ぼすおそれのある行為をさせない 4 従業者の衛生管理 (1) 衣服は常に清潔に保つ (2) 結核若しくは感染症法により就業が制限される感染症にかかっている者又はその疑いのある者は 当該感染症をまんえんさせる恐れがなくなるまで従事させない (3) 従業者は 1 年に1 回以上健康診断を受診する 5 レジオネラ属菌が検出された又はレジオネラ症の疑いのある者が発生したとき入浴施設からレジオネラ属菌が検出されたときは遅滞なく保健所へ連絡し その指示に従う 浴槽は使用停止することが望ましい レジオネラ症患者の疑いのある者が発生した際は速やかに医療機関を受診するように指示する また その際公衆浴場を利用したことを伝えるよう指示する レジオネラ症患者の疑いのある者が発生したことを保健所に連絡する 36

39 (2) 下関市レジオネラ指導要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 公衆浴場又は旅館業施設の入浴施設 ( 以下 公衆浴場等 という ) からレジオネラ属菌が検出されたとき又はレジオネラ症患者が発生し 公衆浴場等がその原因施設として疑われるときにおける当該公衆浴場等に対する指導及び処分等について定めることにより その感染防止と再発防止を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この要綱における用語の意義は 次に定めるところによる (1) 公衆浴場 とは 公衆浴場法( 昭和 23 年法律第 139 号 ) 第 1 条に規定する公衆浴場をいう (2) 旅館業施設 とは 旅館業法( 昭和 23 年法律第 138 号 ) 第 2 条に規定する旅館業の施設をいう (3) 自主検査 とは 公衆浴場等の営業者が実施する水質検査をいう (4) 行政検査 とは 保健所が実施する水質検査をいう ( 自主検査又は行政検査でレジオネラ属菌が検出されたとき ) 第 3 条自主検査でレジオネラ属菌が検出され 市長に報告があったとき又は行政検査でレジオネラ属菌が検出されたときは 保健所長は速やかに当該施設に立ち入り 必要な調査を行い 次の各号に定めるレジオネラ属菌の検出状況に応じ 当該各号に定めることを当該施設の営業者に対し指導する (1)10cfu/100ml 以上 100cfu/100ml 未満のときア直ちに 打たせ湯 気泡発生装置等のエアロゾルを発生させる装置を停止すること 当該装置は 改善措置後の自主検査でレジオネラ属菌が検出されないことが確認されるまで使用しないこと イ残留塩素濃度を1.0mg/L 程度に保持するとともに 営業時間中は2 時間おきに残留塩素濃度を測定し 記録すること 当該措置は 改善措置後の自主検査でレジオネラ属菌が検出されないことが確認されるまで継続すること ウレジオネラ属菌が検出された系統の浴槽等について 必要な改善措置を行うこと エ改善措置後 自主検査でレジオネラ属菌が検出されないことを確認すること また 自主検査結果を添付し 改善報告書を提出すること (2)100cfu/100ml 以上 1,000cfu/100ml 未満のときア速やかにレジオネラ属菌が検出された系統の浴槽の使用を停止すること 改善措置後の自主検査でレジオネラ属菌が検出されないことが確認されるまで使用を再開しないこと イレジオネラ属菌が検出された系統の浴槽等について 必要な改善措置を行うこと ウ改善措置後 自主検査でレジオネラ属菌が検出されないことを確認すること また 自主検査結果を添付し 改善報告書を提出すること (3)1,000cfu/100ml 以上のときア速やかにすべての浴槽の使用を停止すること 改善措置後の自主検査でレジオネラ属菌が 37

40 検出されないことが確認されるまで使用を再開しないこと イレジオネラ属菌が検出された系統の浴槽等について 必要な改善措置を行うこと ウ改善措置後 自主検査でレジオネラ属菌が検出されないことを確認すること また 自主検査結果を添付し 改善報告書を提出すること 2 前項の指導は 指導書 ( 第 1 号様式 ) を交付し行うものとする 3 保健所長は 第 1 項の調査の結果 当該施設の維持管理に重大な問題があり 浴槽の使用を継続することによりレジオネラ症感染のおそれがあると判断する場合には 第 1 項の規定にかかわらず 全て又は一部の浴槽の使用を停止するよう指導することができる ( レジオネラ症患者が発生し 当該患者が公衆浴場等を利用していたとき ) 第 4 条保健所長は レジオネラ症患者が発生し 当該患者が発症前 10 日以内に公衆浴場等を利用していたときは 次のとおり対応する (1) 速やかに当該施設に立ち入り 施設の維持管理状況及び身体に異常を訴える苦情の有無等 必要な調査を行うとともに 浴槽水及び原水の行政検査を行う (2) 前号の行政検査の結果が判明するまで 次の措置を講じるように指導する ア直ちに 打たせ湯 気泡発生装置等のエアロゾルを発生させる装置を停止すること イ残留塩素濃度を1.0mg/L 程度に保持するとともに 営業時間中は2 時間おきに残留塩素濃度を測定し 記録すること (3) 第 1 号の行政検査の結果 レジオネラ属菌が検出されなかったときは 前号の措置を解除するものとする 2 保健所長は 複数のレジオネラ症患者が発生し 同一の公衆浴場等を利用するなど 公衆浴場等がレジオネラ症発生の原因施設として強く疑われる場合には 前項の規定にかかわらず必要な指導を行うことができる ( レジオネラ症患者利用施設からレジオネラ属菌が検出されたとき ) 第 5 条保健所長は 前条の規定による行政検査の結果 レジオネラ属菌が検出されたときは 次のとおり指導書 ( 第 1 号様式 ) を交付し指導する (1) すべての浴槽の使用を停止すること 改善措置後の行政検査でレジオネラ属菌が検出されないことが確認されるまで使用を再開しないこと (2) レジオネラ属菌が検出された系統の浴槽等について 必要な改善措置を行うこと (3) 改善措置が完了した後 改善報告書を提出すること 2 保健所長は 営業者から前項の改善措置を実施した旨の報告を受けたときは 行政検査を実施する ( 行政処分 ) 第 6 条保健所長は 営業者が第 3 条から第 5 条までの指導に従わず 当該施設を使用することによりレジオネラ症患者発生のおそれがあると判断するときは 公衆浴場にあっては公衆浴場法第 7 条第 1 項 旅館業施設にあっては旅館業法第 8 条に基づき 期間を定めて営業の停止又は一部停止を命じることができる 2 保健所長は その目的が達せられ 前項の営業の停止又は一部停止の解除が適当と認められる 38

41 ときは 解除するものとする ( 公表 ) 第 7 条以下のいずれかに該当する場合は速やかに公表する (1) 第 4 条に規定する行政検査の結果 レジオネラ属菌が検出されたとき (2) 第 6 条に規定する行政処分を実施したとき (3) 保健所長が レジオネラ症感染拡大のおそれがあると判断したとき 2 前項の公表後 改善措置の完了を確認できたときは その旨を公表する 附 則 この要綱は 平成 27 年 4 月 1 日から施行する 39

42 別紙 1 1. 年間計画管理項目浴槽水の水質検査ろ過器 循環配管の生物膜除去貯水槽の清掃貯湯槽の清掃回収槽の清掃調整箱の清掃浴槽 浴室等の消毒 年版衛生管理計画 保存年数 :3 年間 年月日作成 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 備考 2 週間計画 管理項目月火水木金 土 日 備考 脱衣室 洗い場の清掃 浴槽の換水及び清掃 浴槽 浴室等の消毒 集毛器の清掃 消毒装置の点検 ろ過器の逆洗浄 ろ過器及び循環配管の消毒

43 別紙 2 年版年間衛生管理実施記録 保存年数 :3 年間 1. 年間実施記録管理項目 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 浴槽水の水質検査 原水の水質検査 ろ過器 循環配管の生物膜除去 貯水槽の清掃 貯湯槽の清掃 回収槽の清掃 調整箱の清掃 浴槽 浴室 脱衣室等の消毒 3 月備考

44 別紙 3 日常衛生管理実施記録 保存年数 :3 年間 年 月分 浴槽名 : 衛生管理責任者 : 脱衣室 洗い場 浴槽 集毛器 ろ過器 循環配管 気泡発生装置のフィルター シャワーヘッド レベル計 回収槽 サウナ室 特記事項 清掃 消毒 清掃 消毒 換水 清掃 消毒 清掃 ろ過器の逆洗浄 消毒 消毒装置の点検 消毒液の補充 貯湯槽の温度 点検清掃 清掃 消毒 点検 清掃 消毒 清掃消毒清掃 消毒 温度 湿度

45 別紙 4 年 月分 遊離残留塩素濃度測定記録表 保存年数 :3 年間 浴槽名 日付 時間 : : : : : : : : : : : : : : : : 濃度 (mg/l) 測定者 時間 : : : : : : : : : : : : : : : : 濃度 (mg/l) 測定者 時間濃度 (mg/l) 測定者 : : : : : : : : : : : : : : : : 時間 : : : : : : : : : : : : : : : : 濃度 (mg/l) 測定者 時間 : : : : : : : : : : : : : : : : 濃度 (mg/l) 測定者 日付時間 17 : 18 : 19 : 20 : 21 : 22 : 23 : 24 : 25 : 26 : 27 : 28 : 29 : 30 : 31 : 濃度 (mg/l) 測定者時間 : : : : : : : : : : : : : : : 濃度 (mg/l) 測定者時間 : : : : : : : : : : : : : : : 濃度 (mg/l) 測定者時間濃度 (mg/l) : : : : : : : : : : : : : : : 測定者 時間濃度 (mg/l) 測定者 : : : : : : : : : : : : : : :

46 参考文献 第 4 版レジオネラ症防止指針 ( 公益財団法人日本建築衛生管理教育センター ) 公衆浴場 旅館業 プール施設管理者のためのレジオネラ症防止自主管理マニュアル ( 東京 都福祉保健局 ) 作成者 下関市南部町 1-1 下関市立下関保健所生活衛生課生活衛生係電話 FAX hkseikat@city.shimonoseki.yamaguchi.jp このパンフレットは 東京都の許諾を得て 公衆浴場 旅館業 プール施設管理者のためのレジオネラ症防止自主管理マニュアル ( 東京都福祉保健局 ) の一部を改変し 下関市が作成 発行しています ( 承認番号 :30 福保健環第 835 号 )

3 エアロゾルの飛散の抑制 第二 入浴設備における衛生上の措置 一入浴設備における衛生上の措置に関する基本的考え方近年 入浴設備は 湯水を再利用し これを節約するため ろ過器を中心とする設備 湯水を一時的に貯留する槽及びこれらの設備をつなぐ配管を含め 複雑な循環構造を形成することが多くなっている こ

3 エアロゾルの飛散の抑制 第二 入浴設備における衛生上の措置 一入浴設備における衛生上の措置に関する基本的考え方近年 入浴設備は 湯水を再利用し これを節約するため ろ過器を中心とする設備 湯水を一時的に貯留する槽及びこれらの設備をつなぐ配管を含め 複雑な循環構造を形成することが多くなっている こ 厚生労働省告示第二百六十四号感染症の予防の総合的な推進を図るための基本的な指針 ( 平成十一年厚生省告示第百十五号 ) に基づき レジオネラ症の発生を防止するために必要な措置に関する技術上の指針を次のように定めたので 告示する 平成十五年七月二十五日 厚生労働大臣坂口力 レジオネラ症を予防するために必要な措置に関する技術上の指針 レジオネラ症は レジオネラ属菌による感染症で そのうちレジオネラ肺炎については

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