今月の麦大豆

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1 Ⅰ 麦 大豆等 実況 1 大麦 播種が遅かった圃場等では 茎数少なく 生育小さい 越冬前生育が順調だった圃場では 下葉の黄化が目立つ 今年は降雪が少ないため 奥越および中山間地の大麦畑は積雪下にあるものの 平坦地 等では土が露出している状態である 播種時期が早い圃場では茎数はやや多めであるもの の 播種時期が遅い圃場では 11 月 12 月の低温で生育は進まず茎数は少なめとなってい る 下葉の黄化が目立つ 2 気象 冬型の気圧配置の影響で 雪や雨が多い 12 月下旬 1 月中旬は 平年より気温低い 12 月下旬は 冬型の気圧配置の影響により雪や雨の日が多くあった 特に 28 日と 29 日は 上空に強い寒気が入ったため大雪となったところがあった 平均気温は 全ての地 点で 平年より低くなった 降水量は 美浜 小浜で平年よりかなり多くなったほかは 平年より多くまたは平年並となった 日照時間は 嶺北では平年より少ないか かなり少 なく 嶺南では平年並となった 1 月上旬は 移動性高気圧に覆われ晴れた日もあったが 冬型の気圧配置や低気圧の影 響で 雨や雪となった 平均気温は 今庄 美浜で平年より低いほかは 平年並となった 降水量は 小浜 大飯で平年より多く 三国で平年並 美山で平年よりかなり少ないほか は平年より少なくなった 日照時間は 勝山 大野で平年よりかなり多く 福井 越廼で 平年より多いほかは 平年並となった 1 月中旬は 中頃に高気圧に覆われ晴れたが そのほかの日は冬型の気圧配置や気圧の 谷の影響で雪や雨となった また 強い寒気が入ったため 気温は低くなった 平均気温 は 平年より低いか 平年よりかなり低くなった 降水量は 嶺北では今庄で平年並のほ かは平年より少なく 嶺南では平年並となった 日照時間は 三国で平年よりかなり多く 今庄 美浜で平年並 そのほかは平年より多くなった

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3 対策 1 大麦 今できることは 排水のみ! (1) 排水溝 排水口の確認 手直し ( 徹底した排水対策の実施 ) 圃場排水が進み 土壌湿潤状態を早期に脱却するよう 排水溝 排水口 ( 水尻落とし口 ) を確認 手直しする 排水溝の手直し 溝に落ちた土をさらう 枕地の畝を作った場合には 畝を切って圃場内部から直接排水口に繋がる排水溝を追加する 排水口 ( 水尻落とし口 ) の手直し 排水口は必ず額縁排水溝の底面より下にする 一般には 切り下げる必要がある ( 水田排水口は 水稲の水管理用で高いことが多い ) ( 2 ) 越冬後の追肥 ( 分施体系で施肥している場合 ) 分施体系で施肥している場合には 消雪直後または平均気温が 4~ 5 に達する頃に越冬 後追肥をする 施用量の目安は下表のとおりである 表 条播 表面散播 越冬後追肥の目安 草丈 茎数 施用量 備考 (cm) ( 本 / m2 ) (Nkg/10a) 600 本未満 4 20cm 以下 600~800 本 本以上 2 20cm 超 本未満 4 20cm 以下 600~800 本 本以上 2 20cm 超 - 1 施用時期 : 消雪直後または平均気温が 4~5 に達する頃 ( 散播での施用は慎重に行う )

4 Ⅱ 野菜 実況 1 施設野菜果菜類 (1) トマト南越地区では1 月初旬から育苗が開始となっており 1 月末には接木作業が行われる予定である 南越地区のRW 栽培では1 月中旬から定植が行われている 若狭地区では 本葉 2~2.5 枚で育苗中となっている (2) ミディトマト若狭地区の周年栽培では 12 月の気温の低下とともに収穫量は減少したが 現在は回復している 花質 着果も良好で10 段果房前後を収穫中である (3) イチゴ早いところでは12 月中旬から順次収穫開始となっている 県内では 1~2 番果房が収穫中で 2~3 番花房が開花となっている 生育が遅れているところでは 1 月下旬から収穫開始の予定である うどんこ病が微 ~ 少発 灰色かびが一部少発 ハダニ類が微 ~ 少発 アブラムシ類が少発である (4) キュウリ若狭地区では 本葉 1.5 枚で育苗中となっている 葉菜類 (1) 軟弱野菜 福井地区のホウレンソウは 11 月上旬播種を収穫中である ケナガコナダニが微発である 根菜類 (1) コカブ 浜四郷地区では 低温の影響で平年より 10~20 日程度遅れている 品質は良好である 2 露地野菜果菜類 (1) 一寸ソラマメ坂井地区では 降雪の影響も少なく分枝数 5~6 本で生育は順調である 若狭地区では 12 月上旬よりトンネル被覆をしているところで分枝長 12~20cm 分枝数 4~7 本となっている 葉菜類 (1) キャベツ坂井北部丘陵地 福井市清水地区では8 月中 ~ 下旬定植を収穫中である 低温により玉の肥大は遅れている (2) ブロッコリー南越地区では 9 月中旬定植が収穫中となっている 9 月下旬定植は早いもので花蕾径か5cmである 若狭地区では 生育遅れを中心に出荷が継続されている

5 (3) ネギ坂井北部丘陵地や福井地区では 6 月定植を中心に出荷が継続されている 奥越地区では 12 月 14 日で出荷は終了した 若狭地区では 1 月中旬から播種が開始され 福井地区でも1 月末から播種開始の予定である (4) 勝山水菜 1 月中旬から雪割りしてトンネル被覆が開始されている 根菜類 (1) ニンジン浜四郷地区では 11 月下旬収穫開始で12 月下旬にほぼ収穫終了した 収量 品種は良好であった 坂井北部丘陵地では 10 月下旬収穫開始で 12 月下旬にほぼ収穫終了した 収穫前半は2 L 中心 後半はL M 中心の収穫状況であった 対策 1 施設野菜果菜類の定植時期となる2 月中旬 ~3 月下旬にかけて 極端な低温 ( 寒波の戻り ) や積雪があった場合 定植苗の活着不良や初期生育の遅れが心配される 特にトマトでは低果房の着果不良 チャック果 窓あき果の発生 生長点の芯止まり等の影響が懸念される 半促成栽培の果菜類については 定植前からの地温の確保に努めるとともに 定植後の活着が順調となるよう 特に低温時の保温管理は徹底する 2 露地野菜 越冬野菜は 厳寒期は生育が停滞しているため雪融けや気温の上昇を待って越冬後の追肥を適宜に行 う なお 圃場内に雨水や融雪水による停滞水が見られる場合は 速やかに排水対策を行う 3 育苗管理果菜類 (1) 育苗は 生育適温を確保し 日照やかん水時期 量に注意して健苗育成に努める < 温度管理 > 発芽温度は 28~30 と高いことから 通常の育苗床とは別に温床線を密に張っておくとともに 播種 2~3 日前から通電しておき適正温度を確保しておく 発芽後は徐々に温度を下げながら管理するが 苗の徒長防止のために温度を下げ過ぎると低温障害を発生させる場合があるので注意する 定植 1 週間程度前からは温度を下げて苗を十分に低温に馴らしておく < 接ぎ木管理 > 接ぎ木を行う場合は 接ぎ木前日に十分な日射があると活着が良くなるので 天候をみながら接ぎ木日を設定する 接ぎ木後数日間は 気温 25~28 で管理し接ぎ木部の癒合を促す これより低温では癒合が遅れ 高温では軟腐病等が発生しやすくなるので 特に温度管理には留意すること

6 < 日照管理 > 苗の徒長を防ぐため 育苗期間中は低温でなければカーテンやトンネルを開放するとともに 株間を広げて日照を確保する <かん水管理 > 多かん水は苗を徒長させやすいので 夕方には床土の表面が乾く程度に潅水を行う なお モミガラを多量に混合した鉢土は乾きやすいことからかん水回数が多くなるので 1 回のかん水量を少なくする 1 トマト苗気温を日中 22~25 夜間 15~16 を目標に徐々に温度を下げながら管理する 接ぎ木後数日間は気温 25~28 で管理し 萎れを防ぐために有孔ポリのべたがけ被覆等を行う また 夜間の保温のためにコモ等の保温資材をポリトンネルの上に掛けておくが 日中は高温にならなければ被覆資材を取り除いて光を当てる 定植前の苗の馴化においては 極端な低温に合うと奇形果やチャック果の発生が多くなるので 10 を下回らないように管理する 生育が進むにつれ 苗の日当たりを良くし 充実した苗に仕上げるため 鉢間隔を生育に応じて広げるが 特に 8 葉期頃からは急激に葉が込み合うようになるので 鉢広げが遅れないようにする 2 キュウリ苗気温を日中 25~28 夜間 18~20 を目標に管理する なお台木のカボチャは気温を日中 20 ~25 夜間 14~15 が育苗適温であるので キュウリとは別の苗床を利用するのが望ましい また 低温日に苗床のトンネルを裾上げ換気した場合には 苗床周辺部のキュウリがカンザシ苗となって生長が停止する場合があるので トンネルは上部を開閉して温度を調節する 3 スイカ メロン播種 2~3 日前から播種床に通電しておいて 発芽適温 28~30 を確保してから播種する 発芽後は気温を日中 25~28 夜間 18~20 を目標に管理する (2) 定植の準備できるだけ早めに圃場準備を行い定植までに十分地温を高めておく < 排水 > ハウス周囲の排水溝を整備して 外部からの雨水の侵入を防ぐとともに圃場の乾燥に努める < 地温確保 > 定植 1か月前頃には被覆をして 圃場の地温上昇を図っておく また 耕起 施肥 畝立て等の作業も定植 10 日程度前には済ませておく さらに 畝立てと同時にマルチ トンネルを設置しておき 十分に地温を高めておく なお 定植時の地温は トマトでは 15 以上 キュウリ メロンでは 18 以上に高めておくことが必要である < 土壌水分確保 > 圃場が乾いている場合は定植 2~3 日前に十分潅水しておき 地温低下を防ぐとともに地温回復させておく < 保温 > 内張カーテンを設置する 特に暖房を行う場合には燃料の節減効果が大きい 葉菜類等 キャベツ ハクサイ ブロッコリー育苗は ペーパーポット (72 穴 ) やセルトレイ (128 穴 ) を 利用し 用土は市販の培土を用いる

7 ハウス内で育苗を行うが 厳寒期の育苗となるためトンネルや温床線での保温 加温が必要であ る 播種後発芽までは 18~23 の温度を確保し 発芽揃い後は昼間 15~20 夜間は 10 以上を目 標に管理する かん水はできるだけ控えめに 日中はできるだけ光線を当て徒長防止に努める 2 施設野菜 (1) 軟弱野菜ホウレンソウはべと病予防のため ハウスの換気を行いハウス内が過湿になるのを避けるとともに 防除薬剤の予防散布を行う (2) イチゴ最高気温 28 最低気温 5 を目安に温度管理を行う うどんこ病やハダニの防除を徹底する 3 露地野菜 雨水 融雪水が圃条内に停滞しないよう排水を再度徹底する ネギ タマネギ ニンニク ラッキョ ウ等の越冬野菜については 追肥が遅れないよう早めに施用し生育促進を図る

8 Ⅲ 花き実況 1 キク奥越では 昨年 12 月 13 日に キク生産者研修会 が開催された ( 写真 1) 1 月 31 日にはJAテラル越前キク部会女性部勉強会で今後の栽培方法を検討する 秋植えギクは 断続的な降雪により冠雪状態が保たれているが 消雪が早い可能性がある 夏秋ギク親株の古枝切りは 11 月 冬至芽摘心作業は1 月中旬から実施されている 坂井では夏秋ギク親株の冬至芽摘心は行わず トンネル被覆が行われた あわら市の寒菊は1 月まで断続的に出荷写真 1 キク生産者研修会された 福井では 夏秋ギク親株の冬至芽摘心作業を 1 月上旬から実施している ( 福井市北部 南部 ) 二州 若狭においても 8 月咲きギク親株の冬至芽摘心を 1 月上旬から行っている 2 スイセン昨年の水仙は12 月年末までに125 万本であり 年末の需要期には日量 7 万本くらいの出荷になった 1 月には日量 3~4 万本程度になった 今年は全般的に生育がよく出荷が年末にかけて増えた 1 月からは水仙まつりが各地で開催された 本年の水仙は圃場に残っており 冬の花として 1 月以降の需要には十分応えられる量がある あわらのスイセンは昨年末から開花が始まり現在まで 2000 本程度の出荷が行われた 部分的に葉の枯れ上がりが見られる (1 月 17 日調査 ) 3 ユリ奥越のシンテッポウユリは 1 月 18 日に温床設置 1 月 22 日に播種された 品種は F1 オーガスタ で約 粒が播種された 春江のオリエンタルは加温 2 重ハウスで加温された切り花が年末から年明けに 600 本出荷され 品種は クリスタルブランカ マーロン カサブランカ であった 10 月 30 日に定植された福井ユリ リリブライトレッド は 20~30cm(1 月 10 日 ) で 3 月下旬から出荷見込みである あわら市の リリブライトレッド は 11~12 月に抑制作型で 1000 本程度収穫され 刈り込んで球根養成に移行する 福井市 リリブライトレッド 約 1 万球 イエロー 3000 球は 11 月下旬からが定植され 草丈は 3cm 前後である 丹南地区は 11 月中下旬に レッド イエロー が 5000 球養成中 鱗片を挿し芽中である (1 月 17 日調査 ) 4 ストック坂井ではアイアンシリーズ等が 福井 関西市場へ出荷されているが 開花がやや遅く 3 月まで断続的に出荷が続く見込みである 一昨年多発した凍害は一部品種で多いものの全体的には少なめである 福井のカルテットシリーズの 10 月定植ものが 昨年同様 草丈 70cm である (1 月 8 日調査 昨年 1

9 月 11 日調査 ) 南越のカルテットシリーズの8 月下旬 ~9 月上旬には種され 草丈は 8 月下旬播種もので昨年同様 80~90cm で 年末に収穫された 9 月上旬播種は現在 開花始めである 9 月中旬播種は昨年同様 60~70cm でピンチを年末に行った (1 月 8 日調査 昨年 1 月 4 日調査 ) 二州では 1 月 20 日調査で 9 月下旬に播種された 早麗 の草丈は 40~45cm(20~40cm) で出蕾始めとなっており カルテットシリーズは 25~30 cmで摘蕾済みである 菌核病の発生がみられる ( 昨年 1 月 16 日調査 ) 若狭では 1 月 20 日調査で 9 月下旬に定植されたアイアンシリーズの草丈が 30~35cm(40cm) となっており カルテットシリーズは 40~45cm で摘蕾済みである 菌核病 コナガが少発生である 5 その他福井南部 永平寺のハボタンは 12 月 10 日に目揃い会が実施され 12 月 10 日から 27 日まで販売された 本年は昨年と比べ 定植時期がやや遅れたものの 草丈がやや長く 防除の励行によって虫害も少なかった NHK テレビに放映された影響もあり 需要も高まり 出荷も順調で 2 万本を超える出荷量になった 福井のトルコギキョウでは 8 月咲の作型で は種が 12 月中旬開始された 南越は昨年同様 12 月上旬に定植された 二州では1 月下旬に播種する予定で春植え用の苗を準備中である 春江のフリージアは二重ハウスで栽培されおり 草丈で 55~60cm(1 月 10 日調査 ) である 対策 月咲きギクの親株管理と採穂 1 ) 冬至芽の摘心は 8 月咲きの山手白などの場合 1 月下旬から 2 月上旬にかけて 地際部より2~3cm( 葉 3 4 枚 ) を残して行う 芽立ちのよい品種では地際部で 芽立ちの悪い品種は地際からやや上がった部位で一斉に摘心 ( 刈り込み ) する 2 ) 挿し穂は摘心をしないで冬至芽をそのまま利用すると 心止まり症状や生育開花が不揃いとなる また 夏ギクは親株時に高温遭遇すると挿し穂苗の開花が早まる場合があるため ハウス内が高温にならないように換気を行う 3) 作業時期目安作型定植日仮植期間挿し芽日冬至芽摘心日仮植育苗の 4/15 3/25~ 4/14 3/11 1/25~ 2/ 5 8 月咲きキ ク摘心 4/1~4/5 15 温床育苗 8 月咲きキ ク 4/15-3/26 2/ 5~2/15 9 月咲きキ ク 5/15-4/30 3/10~ 3/20 仮植育苗は8 月咲きの山手白 広島紅 夏晴などの旧盆に間に合わない品種に利用する 4 ) 採穂が挿し芽適期より早い場合は 0~2 で貯蔵する 貯蔵する場合は 採穂 2 3 日前にダコニール1000の1,000 倍を親株に散布する 5) 採った穂は日の当たらない納屋等で広げて乾かす ( 採穂時の 70~80% の水分含量 少し萎えた程度とする ) 乾いていないと冷蔵中に穂の曲がりや腐敗が多くなる

10 6) 穂は冷蔵前に調整しておき 切り口を下にして並べておく 7) 穂は30 40cmのポリ袋に200 本程度ゆったりとして入れる 完全に密封しないでダンボール箱に詰めて貯蔵する 袋の中が蒸れている場合は乾いた新聞紙を入れ水分調整を行う 3~4 日後に新聞紙を取り出す 挿し穂は 冷蔵後挿し芽時まで切り口はそのまま下にしておく 2 親株の病害虫防除 1) 苗による本圃への病害虫の持込みを防ぐため 病害虫の防除を徹底する 2) 新芽の伸長が始まってからは 週 1 回の防除を励行するとともに 晴れた日には十分に換気し 白さび病等の病害発生を抑制する 3) 散布は早い時間に行い 夜間までに植物体に散布した薬液が乾燥していることがのぞましい 4) 床と通路へのモミガラマルチにより 土壌水分を保持し 灌水回数を減らす 白さび病が発生していない親株は ジマンダイセンフロアブルやコロナフロアブル 兼商ステンレスなどを週 1 回定期散布する 発病している場合は 病斑 ( 冬胞子堆 ) のついた葉を取り除いてからサプロール乳剤 (EBI) やチルト乳剤 25(EBI) ラリー乳剤 (EBI) ピリカット乳剤 ストロビーフロアブル等の治療剤を散布するが 感受性が低くなった ( 効果が低くなった ) 薬剤は使用しない また 効果がある薬剤であっても 同系統剤の連用で効果が低下しないように ローテーションで同じ薬剤や同系統剤をしばらく使用しない 5) 親株搬入時に黒さび病がみられた場合は兼商ステンレス等を早い時期に散布する 3 トルコギキョウの育苗管理 1) 子葉展開後には灌水の代わりにときどき液肥を施用する 2 ) 本葉が展開するまでは 乾燥させないようにする 晴天時は乾燥しやすいので ミスト灌水の場合はこまめに散水し 用土表面の乾燥に注意する 底面給水では 過湿になりすぎないように 過剰な水を排水できるようにしておく 灌水は日中の暖かいときに行い 冷たい水を灌水して根を冷やさないようにする 3 ) 空中湿度が低いと苗 ( 葉 ) がなかなか大きくならない 温風暖房機等で加温している場合は 床への灌水等により湿度を保つように工夫する 4 ) 発芽後 本葉が重なると軟弱徒長や病害の原因になるので 苗の生育状態に応じて 早めに間引きする 4 スイセンの開花後の管理 1) 露地の栽培で12 月にそさい5 号を20g/ m2を施用した圃場には 2 月上旬にそさい5 号を 20g/ m2施肥する 2)12 月に施肥を行ってない圃場では 消雪後 2 月上旬にそさい 5 号を40g/ m2施肥する 水が入る圃場では 排水対策を徹底し 2 月上旬と中旬に分肥してもよい 畝間に水が停滞しないように 排水対策もしっかり行う 3) ハウス栽培では 12 月にそさい 5 号を20g/ m2を施用した圃場には 切り花採花後の球

11 根を肥大させるため そさい 5 号を 2 月上旬までに 20g/ m2施肥する 12 月に施肥を行っ てない圃場では 2 月上旬までにそさい 5 号を 40g/ m2施肥する ハウスの温度管理は 1 0 ~25 の範囲で管理する 5 福井ユリの生育初期管理 1) 芽立ちが揃った頃に フラワーネットを張る フラワーネットは茎の伸長にあわせて 草丈の半分の位置になるように引き上げる 特に リリブライトレッドは草丈が伸びやすいため 必ずネットを張る 茎が曲がらないようにできれば二段にネットを張る 2) 生育初期の乾燥は 草丈に影響するため 十分灌水する ただし 2 月下旬以降は 葉枯病の発生があるため 施設内が過湿にならないように換気し ダコニール 1000 等予防剤の散布を行う 3) 追肥は2 月下旬から生育を見ながらOKF1の 1000 倍を適宜施用する

12 Ⅳ 果樹 実況 1 ウメ 表 1 (1) 生育状況 ( 園芸研究センター ) 紅サシ 剣先 とも結果枝の長短に関わらず前年 平年に比べて花芽の着生が少ない 新平太 夫 は前年 平年に比べて短果枝では少ないものの 中 長果枝では同等 ~ やや多かった 福太夫 は平年 前年に比べて同等 ~ やや少なかった ( 表 1) 1 月 17 日現在の花芽重 (100 芽 ) は 1.68g であり 平年の 2.57g よりもかなり軽い ( 図 1) 平年の気温デ ータを当てはめて予測すると 開花始期は 3 月 14 日であり 前年より 7 日遅く 平年よりも 22 日遅い 過去 20 年間における開花期をみてみると 開花始期が 3 月中旬以降になったのは 1996 年 2006 年 2012 年の 3 回あり その年の開花盛期は 3 月下旬となっている ( 表 2) 園芸研究センターにおけるウメの花芽密度 ( 個 /cm) 紅サシ剣先新平太夫福太夫年度短果枝中果枝長果枝短果枝中果枝長果枝短果枝中果枝長果枝短果枝中果枝長果枝 2008 (H.20) (H.21) (H.22) (H.23) (H.24) (H.25) (H.26) 平年値 (H9-25) /(97-13) 平年比 /13 前年比 注 ) 短果枝 :3-10cm 中果枝 :10-20cm 長果枝 :20-30cm (2) 地域状況 表 2 1 月中旬現在 産地全体のせん定作業進捗は 7 割程度 全般 に花芽の着生は少ない傾向 紅サシの過去 10 年間の開花状況 年度 開花期 ( 月 / 日 ) 始期 盛期 終期 2003 (H15) 2/9 3/7 3/ (H16) 2/21 3/14 3/ (H18) 3/11 3/26 4/ (H19) 2/13 2/26 3/ (H20) 3/02 3/17 3/ (H21) 2/04 2/23 3/ (H22) 2/25 3/06 3/ (H23) 2/26 3/19 4/ (H24) 3/12 3/28 4/ (H25) 3/07 3/14 3/22 2 ナシ (1) 生育状況 ( 農業試験場 ) 農業試験場における 幸水 の自発休眠覚醒は12 月 21 日で前年より1 日遅く 平年 ( 過去 5か年平均 ) より2 日早かった 1 月 21 日現在のDVI( 発育指数 ) は 1.772( 前年 平年 1.703) で自発休眠から他発休眠への移行期間 (DVI 1~2) にある 1 月下旬には他発休眠期に移行する見込みであり 以後は気温が高い日が多いほど開花が早まる (2) 地域状況 11 月以降 荒天日が多く せん定作業は遅れ気味である

13 3 カキ (1) 生育状況 ( 農業試験場 ) 休眠期中であり特に変わったところはない (2) 地域状況 11 月以降 荒天日が多く せん定作業は遅れ気味である 対策 1 各樹種共通 (1) 樹体の雪害対策降雪中は園内を見回り 枝に付着した雪を払い落とし踏圧する 雪に埋まった樹や枝は 放っておくと融雪時の沈降により裂開するので すみやかに掘り出す ナシ棚などに冠雪した場合には 早急に払い落とす (2) ハウスの雪害対策ブドウやイチジクなど果樹においてもハウスの導入件数が増加しており 高価な施設を雪害から保護するために十分な備えが必要である 巻き上げ式の天井ビニールは 確実に巻き上げて積雪可能部分が少なくなるように点検しておく 10 年に一度の豪雪にも耐えられるよう 大雪警報が発令されたら丸太や竹 パイプなどの補強資材をハウス内かその近辺に確保しておく また 除雪対策についても計画しておく (3) 穂木の採取春季に苗木養成や高接ぎの計画がある場合は 2 月中に穂木を採取しておく 穂木は 病害虫やキズのない健全な1 年生枝 ( 新梢 ) を採取する 採取した穂木は 鮮度を保つために 湿らせた新聞紙に包んだ上で 大きなポリ袋や農業用ビニールフィルムに包んで密封し 5 以下の冷蔵庫内で凍結しないように注意しながら 接ぎ木時期まで保管する 2 ウメ (1) ミツバチ巣箱の設置結実の良否は 貯蔵養分と開花期間の気象条件に左右される 前年 9 月の葉分析の結果 葉中窒素含有率の低い園が多かったので 貯蔵養分が少なく花器の受精結実能力の低下が懸念される これから結実率を高めるための対策としては ミツバチの導入が必要である 巣箱は 風当たりの弱い場所を選んで 出入り口を南側へ向け 中に水が入らないよう出入口を若干 下がり勾配にして設置する ミツバチは巣箱の外で活動している間に わずかでも巣箱の位置や方向が変えられてしまうと 巣箱へ帰還できなくなるので 設置後は絶対に巣箱を移動させないように注意する また 巣箱の設置中は薬剤散布をしない 雪が降り積もったら 出入り口の前方 5m 四方の除雪を行い 着陸場所の確保を行う (2) 越冬病害の防除石灰硫黄合剤は 早咲きの花が咲き始めた時期に散布すると防除効果が高い ただし 樹勢の弱った樹に高濃度の石灰硫黄合剤を散布すると 弱小な短果枝や花芽が枯れる恐れがあるので 樹勢や薬剤濃度に注意する

14 本年度よりウメシロカイガラムシに対する休眠期の機械油乳剤を防除指針に掲載した これまでは薬害を懸念して利用を控えてきたが 改めて試験をしたところ効果が高く 試験事例では薬害も認められなかった 写真 1のようにカイガラムシの越冬が目立つ園地では 機械油乳剤 (95% 濃度 )20 倍液を葉芽発芽前までに散布する. かいよう病のり病枝が多い園では 葉芽の発芽前までにICボルドー 66Dを50 倍で散布する なお 石灰硫黄合剤 機械油乳剤 ボルドー剤の混用はできない また 休眠期にいずれかの薬剤を散布したら 他の薬剤散布までには2 週間程度の期間をあけて用いるよう注意する 写真 1 ウメシロカイガラムシ (3) 芽出し肥の準備 3 月になると芽出し肥の施用時期となるので 今から準備しておく 芽出し肥は春先からの新梢伸長を促進し 樹勢を維持するために必要である 本年度より 新しい銘柄の福井ウメ専用肥料を採用しているので 肥料袋の表示内容を一読した上で 施肥量を確認して施用する さらに 地温と肥料効果の観点から 芽出し肥の施用時期を3 月下旬に変更しているので 併せて注意する 3 ナシ (1) 整枝 せん定亜主枝せん定が終了していない園では せん定作業亜主枝を急ぐ 主枝主枝は3 本とし それぞれに亜主枝を2~3 本配置する 亜主枝は1.8~2.0m 間隔で 亜主枝どうしは並行になるように配置する 主枝 亜主枝の先端は棚面から40cm 程度の高さで切側枝返す ( 図 2) 図 2 枝の配置説明側枝は主枝 亜主枝の両側にそれぞれ40cm 間隔で配置する 発生していから年数の経った側枝では果実品質が低下する可能性があるので 3 ~4 年生以上の長大化した古い側枝は 原則としてせん定して新しい側枝に更新する また 1m2当たり2~3 本程度の予備枝を残し さらに翌年度以降の着果確保を計画しておく せん定が終了したら棚付 誘引作業を行う 主枝 亜主枝は強く伸びるように先端部を立てる 側枝と主枝 亜主枝の角度は90 を基本に 棚面がまんべんなく埋まるように側枝を配置する また 側枝は棚面に水平に誘引する 4 カキ (1) 整枝 せん定 10 年生以上の成園で 隣接樹と枝が交差して過密状態になっている場合は 樹勢を考慮しながら縮間伐を実施する 縮伐樹では 大きな枝の分岐部から間引きせん定を行い 永久樹との枝先間隔を1m 程度空けるようにする 永久樹については 樹勢を保つため それぞれの骨格枝の先端部に 上向きの発育枝を配置し その発育枝はかならず切り返しを行う 亜主枝は1 主枝当たり2 本程度にして 亜主枝上に側枝を

15 まんべんなく配置する 主枝から出ている他の太枝は整理し 骨格枝への日当たり改善をめざす. 炭疽病などのり病枝は せん定で取り除き越冬菌密度の低下をはかる (2) 病害虫防除せん定後の1~2 月に 主幹部を中心に粗皮削りを実施し 生育期の病害虫の発生を抑制する カイガラムシ類の越冬の多い園では必ず行う 高圧洗浄機を用いて 樹体に高圧水を噴射する方法は作業能率が高い 5 イチジク (1) ハウスの管理イチジクは休眠が非常に浅く 冬期間でもハウスを密閉して温度が上がると 早くから樹液の流動が活発になり 春先の戻り寒波によって寒凍害を受けやすくなる そのため ハウス内の温度が 15 以上にならないよう 晴天日の昼間はハウスを開放 換気し 温度上昇を防ぐ また 土壌の水分状態を確認し 乾燥してきたら適宜かん水を行う (2) せん定せん定作業は厳寒期を過ぎた3 月上旬に行う 前年に伸びた結果枝の基部 2 芽を残して切る 6 ブドウ (1) 芽傷処理昨年伸びた新梢を長く残す場合 ( 特に若木の時は長く残す場面が多い ) 前年にせん定した位置から3~4 芽しか発芽しない場合があるため 必ず芽傷処理を行う 芽傷処理は 2 月下旬から3 月上旬に行い 各芽の先 5~10mmの位置に 深さ2mm 程度で長さ5~10mmの傷を入れる ノコギリで芽傷をつけることも可能だが ブドウ専用の芽傷鋏を用いることで 迅速 適切な処理が可能になる (2) ハウスの管理ブドウは休眠が浅いので ハウスを密閉したままだと早期に芽が動き出してしまい 春先の戻り寒波によって 寒凍害を受けやすくなる ハウス内の温度が上昇しないよう 晴天日の昼間はハウスを開放して 換気を行う また 定期的に土壌の水分状態を確認し 乾燥した場合は適宜かん水を行う

16 Ⅴ. 畜産 実況 1 平成 25 年度第 17 回石川 福井合同肉牛枝肉販売会 ( 平成 25 年 12 月 2 日 ) 頭数 単価 ( 円 ) 販売価格 ( 円 ) BMS ( No.) 枝肉重量 (kg) ロース芯面積 ( cm 2 ) 上物率 (%) 福井 32 2,139 1,091, 去勢全体 52 2,175 1,102, 福井 8 2, , 雌全体 26 2, , 最高価格は 1,345,199 円 去勢牛 ( 安福勝 安茂勝 谷美 ) 29.4 カ月齢 A-5(BMSNo11) 枝肉重量 kg ロース芯面積 59 cm2であり 石川県産であった 枝肉単価は 前回より 去勢で 64 円高く 雌で 95 円高かった 2 平成 25 年度第 18 回石川 福井合同肉牛枝肉販売会 ( 平成 25 年 12 月 9 日 ) 頭数 単価 ( 円 ) 販売価格 ( 円 ) BMS ( No.) 枝肉重量 (kg) ロース芯面積 ( cm 2 ) 上物率 (%) 福井 27 2,220 1,115, 去勢全体 49 2,270 1,118, 福井 12 2, , 雌全体 24 2, , 最高価格は 1,320,757 円 去勢牛 ( 忠富士 福桜 ( 宮崎 ) 安平 ) 28.9 カ月齢 A-5(BMSNo8) 枝肉重量 kg ロース芯面積 63 cm2であり 宮崎県産であった 枝肉単価は前回より 去勢で 95 円高く 雌で 13 円高かった 3 平成 25 年度第 19 回石川 福井合同肉牛枝肉販売会 ( 平成 26 年 1 月 13 日 ) 頭数 単価 ( 円 ) 販売価格 ( 円 ) BMS ( No.) 枝肉重量 (kg) ロース芯面積 ( cm 2 ) 上物率 (%) 福井 21 1, , 去勢全体 39 1, , 福井 7 1, , 雌全体 15 1, , 最高価格は 1,339,105 円 去勢牛 ( 秀菊安 平茂勝 安福 165の9) 26.5 カ月齢 A-5(BMSNo10) 枝肉重量 kg ロース芯面積 68 cm2であり 宮崎県産であった 枝肉単価は前回より 去勢で 299 円安く 雌で 221 円安かった 4 平成 25 年度第 20 回石川 福井合同肉牛枝肉販売会 ( 平成 26 年 1 月 27 日 ) 頭数 単価 ( 円 ) 販売価格 ( 円 ) BMS ( No.) 枝肉重量 (kg) ロース芯面積 ( cm 2 ) 上物率 (%) 福井 14 1, , 去勢全体 29 1, , 福井 4 1, , 雌全体 9 1, , 最高価格は 1,208,504 円 去勢牛 ( 忠富士 福桜 ( 宮崎 ) 安平 ) 28.8 カ月齢 A-5(BMSNo10) 枝肉重量 kg ロース芯面積 75 cm2であり 宮崎県産であった 枝肉単価は前回より 去勢で 12 円安く 雌で 249 円安かった

17 対策 1 乳用牛群検定成績表の見方について毎月手元に送付されてくる 乳用牛群検定成績表 は 牛群や個体牛の貴重な情報が掲載されているので必ず目を通すことが大切です 次の項目に注意してください 1 ) 体細胞数 月間管理情報の 体細胞要注意牛 の頭数と牛群に占める割合を確認し 次に検定日情報の 平均体細胞数 を見てから 個体成績の 体細胞数 を把握する 毎月の 体細胞数 の変動に注意し 乳房炎の早期発見に努める また 乳房炎の感染拡大を防ぐため 低体細胞数の牛から高体細胞数の牛の順番で搾乳する つなぎ牛舎の場合 作業性を良くするために牛のつなぎ替えを行う 2) 乳成分 分娩直後の 乳成分 は必ずチェックする 分娩直後の乳成分が 異常に高い牛や 低い牛がいないか注意する 1 乳脂率 が 5.5% を超える牛は 脂肪肝等の可能性が高く ケトーシスの可能性があるので注意が必要です 2 乳蛋白率 が 2.7% 以下の牛は 卵巣機能の回復に影響している可能性があります 3 P / F 比 をチェック乳蛋白率を乳脂肪率で割った数値を P / F 比と言います 乳蛋白率と乳脂肪率の比率により 間接的にルーメン発酵の状態がうまくいっているのかどうかを推測するために P / F 比を利用します P/F 比が 80%~90% の牛は 経験的に乳成分のバランスがとれているので良好な発情がきて 受胎成績が良い傾向にあります P/F 比が 80% 未満 90% 以上の牛は ルーメン発酵に異常がある場合が多く給与内容の検討が必要です 乳用牛群検定成績は 過去 3 カ年程度の資料をすぐ見られるようにしておき これまでと現在の成績の比較をいつでも行えるようにしておくと便利です

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