1 主要機関の情報 ISO 改訂に関する情報 ( 調べ ) (1)( 一社 ) 日本規格協会 (JAS) の情報 第 21 回 ISO/TC207( 環境管理 ) 総会報告

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1 1 主要機関の情報 ISO 改訂に関する情報 ( 調べ ) (1)( 一社 ) 日本規格協会 (JAS) の情報 第 21 回 ISO/TC207( 環境管理 ) 総会報告 < 規格化の予定 > 年 7 月 DIS( 国際規格原案 ) 発行 年 9~12 月 DIS 投票 年 2 月第 9 回 SC1( 小委員会 )/WG5( ワーキンググループ ) 東京開催予定 年 4~5 月 FDIS( 最終国際規格案 ) 発行 年 6~7 月 IS( 国際規格 ) 発行 (2)( 公財 ) 日本適合性認定協会 (JAB) の情報 ISO に関する公表情報は今のところありません 2 その他 ISO 発行 改訂に関する参考情報 (1)ISO 発行 改訂情報 ( その 1) 出所 ISO/DIS 14001( 環境マネジメントシステム- 要求事項及び利用の手引き ) の概要 1. 改訂版 ISO14001 の発行時期 2014 年 6 月 27 日に ISO14001:2004 環境マネジメントシステム- 要求事項及び利用の手引き の改訂版 ( 案 ) にあたる DIS14001( 国際規格原案 /Draft International Standard) が発行されました DIS14001 は 各国の ISO 加盟機関で構成される委員会での審議 投票を経て 2015 年 4 月頃に FDIS14001 ( 最終国際規格案 /Final Draft International Standards) として発行された後 2015 年 7 月頃に 改訂版 ISO14001:2015 が発行される予定です また 改訂版 ISO 発行後 3 年以内に改訂新規格に移行する必要があり 移行審査を受けるにあたっては EMS ( 環境マネジメントシステム ) を ISO14001:2015 に準拠した変更 運用している実績 ( 内部監査 マネジメントレビュー ) が必要となります また 運用開始時には 改めて新 EMS の社員教育や内部監査員への教育も必要となります 2.DIS の構成 ISO14001:2015 は 構成が大きく変わります MSS 共通テキスト (HLS とも呼ばれる ) を採用して開発されており 箇条 4~10 からなる PDCA(Plan: 箇条 4~7 Do: 箇条 8 Check: 箇条 9 Act: 箇条 10) で構成されています また ISO9001( 品質 ) も 同様の箇条 10 からなる構成で改訂作業中であり ISO マネジメントシステム規格構成の共通化が進んでいます

2 ISO/DIS の構成 Plan 4 組織の状況 ( 計画 ) 4.1 組織及びその状況の理解 4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解 4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定 4.4 環境マネジメントシステム 5 リーダーシップ 5.1 リーダーシップ及びコミットメント 5.2 環境方針 5.3 組織の役割 責任及び権限 6 計画 6.1 脅威及び機会に関連するリスクへの取り組み 6.2 環境目的及びそれを達成するための計画策定 7 支援 7.1 資源 7.2 力量 7.3 認識 7.4 コミュニケーション 7.5 文書化した情報 Do 8 運用 ( 実施 ) 8.1 運用の計画及び管理 8.2 緊急事態への準備及び対応 Check 9 パフォーマンス評価 ( チェック ) 9.1 監視 測定 分析及び評価 9.2 内部監査 9.3 マネジメントレビュー Act 10 改善 ( 処置 改善 ) 10.1 不適合及び是正処置 10.2 継続的改善 3.DIS の主な改訂内容 DIS14001 の主な改訂内容は 現行の ISO14001 の基本的な取組みを活かしながら 他の ISO マネジメントシステムの規格構成の共通化と共に 環境パフォーマンスの向上 順守義務 環境目的の履行 を意図した成果とし 要求事項が強化 明確化されているのが特徴です 今回の改訂は 一見大きな変更は無いように見受けられますが 1 構造の大きな変更や 2リーダーシップや脅威及び機会の取り組み 3ライフサイクルの考慮 4 要求事項の追加 強化 などから 実際には 改訂に対して組織には相当な負荷が掛かると推測されます

3 章 ( 条項番号 ) 改訂ポイント ISO14001:2008 との比較 新規 強化 4. 組織の状 4.1 組織及びその状況の理解として 組織の外部/ 内部の課題を決 況 定する 4.2 利害関係者のニーズ及び期待を決定する 5. リーダー EMS 有効性に対する説明責任 戦略的な方向性及び組織の状 シップ 況を両立させる 5.2 環境方針には 環境保護に対するコミットメント 環境パフォ ーマンス向上のための EMS の継続的改善へのコミットメントが含まれる 6. 計画 6.1 脅威及び機会に関連するリスクを決定し 取り組むプロセスを EMS に統合し 実施 有効性を評価する ライフサイクルの視点を考慮した環境側面及び環境影響を特 定する 環境目的達成のための活動の組織の事業プロセスへ統合を検 討する 7. 支援 7.5 文書 記録 の表現が 文書化した情報 に統一された 8. 運用 8.1 ライフサイクルの視点に従った 脅威及び機会に関連するリスク及び環境目的を計画し 実施 管理する 9. パフォー 9.1 環境パフォーマンスの監視 測定 及び評価の対象 基準 時 マンス評価期を決定する 9.3 マネジメントレビューのインプットに EMS の外部及び内部の 課題の変化 EMS 維持のための必要な資源の妥当性等が追加された 9.3 マネジメントレビューのアウトプットに EMS の妥当性 有効 性の結論 組織の戦略的方向性に関する事項等が追加された 10. 改善 - 予防処置の要求はなくなった ただし 6.1 項で同様の取組みが要求される 4. 推奨される改正対応 1. 環境マニュアルを ISO14001:2015 に合わせて全面的に改訂する 2. 現実に即し 活用しやすいように 業務プロセスの規定や手順を改訂し ムリ ムダのないマネジメントシステムにリフォームする 3. ISO14001:2015 に適合した EMS を運用して 内部監査 マネジメントレビューを実施し 移行審査に備える 4. 経営と一体となった有効的なマネジメントシステムを構築し 成果が出るように運用する 5. ISO9001( 品質 ) 等 他のマネジメントシステムとの一元化も視野に入れて見直しする

4 (2)ISO 発行 改訂情報 ( その2) 出所 8B%E9%A0%85' ISO 規格改訂について ( 参照のこと ) (3)ISO 発行 改訂情報 ( その 3) 出所 ISO14001:2015 の改訂版情報や 環境の話題をお知らせします <NEW> ISO14001:2014 DIS が発行された ( ) 2014 年 6 月 27 日に 2015 版の ISO14001 DIS が発行された 英語原文は JSA ストアで購入できます 一見したところの 主な変更点は 今までアナウンスされている通り 全体の構成については,AnnexSL による共通テ キストがベースとなっている これを 上位構造 (HLS) 共通化の仕組み といいます 但し 6.1 は リスク及び機 会 (SL) が 脅威に関連するリスクと機会への取り組み に置きかえられている また バリューチェイン という 言葉が消えて ライフサイクル に替わっている 新 改訂版の発行は 2015 年 6 月と予定されている (ISO9001:2015 は 2015 年 9 月の予定 ) 移 行期間は 3 年の見込み ( ) DIS と 2004 年版の 条文項目比較は以下の通り ( 当社訳 ) ISO14001:2014 DIS 比較 ISO14001:2004 ISO14001:2014 DIS ISO14001:2004 序文 1. 適用範囲 1. 適用範囲 2. 引用規格 2. 引用規格 3. 用語及び定義 3. 用語及び定義 4. 組織の状況 4.1 組織及びその状況の理解 4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解 4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定 4.1 一般要求事項 4.4 環境マネジメントシステム 4.1 一般要求事項 5. リーダーシップ 5.1 リーダーシップ及びコミットメント 資源 役割 責任及び権限 5.2 環境方針 4.2 環境方針 5.3 組織の役割, 責任及び権限 資源 役割 責任及び権限 6. 計画 4.3 計画 6.1 脅威に関連するリスクと機会への取り組み 一般

5 6.1.2 著しい環境側面 環境側面 順守義務 法的及びその他の要求事項 脅威に関連するリスクと機会 取組みのための計画 6.2 環境目的及びそれを達成するための計画 日的 目標及び実施計画 環境目的 日的 目標及び実施計画 環境目的達成のための取組みの計画 日的 目標及び実施計画 7. 支援 4.4 実施及び運用 7.1 資源 資源 役割 責任及び権限 7.2 力量 力量 教育訓練及び自覚 7.3 認識 力量 教育訓練及び自覚 7.4 コミュニケーション コミュニケーション 一般 コミュニケーション 内部コミュニケーション コミュニケーション 外部コミュニケーション コミュニケーション 7.5 文書化した情報 文書類 一般 文書類 作成及び更新 文書化した情報の管理 文書管理 記録の管理 文書管理 記録の管理 8. 運用 4.4 実施及び運用 8.1 運用の計画及び管理 運用管理 8.2 緊急事態への準備及び対応 緊急事態への準備及び対応 9. パフォーマンス評価 4.5 点検 9.1 監視測定, 分析及び評価 監視及び測定 一般 監視及び測定 順守評価 順守評価 9.2 内部監査 内部監査 9.3 マネジメントレビュー 4.6 マネジメントレビュー 10. 改善 10.1 不適合及び是正処置 不適合並びに是正措置及び予防処置 10.2 継続的改善 4.1 一般要求事項 付属書 (A,B)

6 新規追記事項 改訂情報 ( ) 改訂日程 (ISO/TC 207/SC 1 資料より ) DIS 発行が 2014 年 7 月 FDIS 発行が 2015 年 3~4 月 IS 発行が 2015 年 5~6 月となる見込みである PDCA はどうなるか?(CD2 より ) 章の構成が変わるので PDCA の構成も変わってくる PDCA の仕組みは変わらない

7 ISO14001:2015 改訂の状況 CD2 発行 ( ) ISO14001 についても ISO9001 と同様 2015 年に改訂が予定されており 2013 年 10 月に CD2 が 各国の機関に回付されている CD1 の調整に時間がかかったため若干の遅れとのことであるが 今後のスケジュールは DIS 発行が 2014 年 7 月 FDIS 発行が 2015 年 3~4 月 IS 発行が 2015 年 5~6 月となる見込みである 今後改訂される ISO のマネジメントシステムは AnnexSL によって進められることになっているが 改訂条文の構成は AnnexSL の上位構造の共通テキスト 用語 定義によることになる 新規格の章ナンバーや構成が 現規格より変わることになる Shall の数は ISO14001:2004 の 61 個から 83 個に増えている (4)ISO 発行 改訂情報 ( その 4) 出所 ISO9001 及び ISO14001 の 2015 年改正を契機とした ISO の活用方法 1. 審査のための ISO はやってはいけない ある企業では 審査の度に マニュアルや様式の見直しを指摘され 毎年 改訂作業を行うのだそうです これは 来る審査員が毎年異なり 毎年 審査員の観点の違いによって その変更が要求されるからだといいます 結局 この会社の ISO の活動は 審査員の気に入る様式や文書にすること 書類の体裁を整えることが主な活動になってしまっているといいます ISO のユーザーは誰かというと 審査員や審査機関 コンサルタントではありません ISO を活用するのは 自分たちの組織なのですから ISO は自分たちの組織のために行うものとしなければならないと思います 審査機関によって 審査費用や審査の行い方など異なっているのが 現状です 2014 年の 3 月末現在で 日本国内で活動している審査機関の数は 59 あります どんな審査機関があるかは 公益財団法人日本適合性認定協会 (JAB) のホームページで一部公開されています 今回の 2015 年改正を契機に 今まで行われてきた審査や審査で出された報告書の内容は ちゃんと審査費用に見合ったものなのか そもそも審査機関が自社にあっているのかという検証が必要です また 考えてみますと 審査受審は ISO を効果的に運用するための手段であり 目的ではありません 審査の日が ISO の本番ではなく 日常業務の毎日の日々に本番があるのですから 審査自体役に立っていないのであれば ISO 認証を返上して ISO 規格適合の自己宣言で済ますというのも一つの選択肢だと思います 2.ISO は目的ではなく ツールである ISO は目的ではなく 仕事をうまくやるためのツールです どのように ISO を使うかは企業に委ねられています ISO では 何をするかは要求事項の中で 規定していますが 具体的にどうするかは規定していません それは 2015 年版の規格においても同様です さらに ISO は 構築する仕組みの画一化又は文書の画一化を意図していません つまり そのやり方は すでに取得した企業のマネをすることではなく また 大企業のマネをすることでもないということです ISO の仕組みは 自分たちの仕事の特性や会社独自の事情を考慮して 決めていくことに本来の姿があります ツールとしての ISO を考えますと たとえば 会社として行うべきことに 経営方針の確立があります これは ISO の仕組みでいいますと 組織の状況 リーダーシップ 計画 が該当します さらに 最近より重要性を増していますリスク管理体制の確立は リスク及び機会への取組み に該当しますし 組織として必要なチェック体制の確立は 内部監査 が該当します このように ISO が経営のツールとして活用できる このことが ISO を運用する根拠となります

8 3. 人を活かす仕組み作り 結局 どんなに立派な仕組みを作ったとしてもその仕組みを動かすのは 人です P F ドラッカーは マネジメント ( 上 ) ( ダイヤモンド社 ) という本の中で マネジメントは仕組みによってではなく 人によってしか実現できない と述べています 今回の 2015 年改正において 本質を考えれば 見直すべきものは ツールであるマニュアルなどの文書や様式というよりは 人のあり方を見直すことだと思います たとえば 我が社は 大局的な視点を持って リスクや機会を敏感に感じ取れる社員を育てているのか 各々の社員はどれだけ主体性を発揮しているのか また 我が社は どれだけ 人を活かしているのか ということを検証してみることです 人を中心に考え 管理という手法よりも 現場に任せて 信頼し 皆が各人を認めてあげる 皆で一緒に答えを作る このことが 組織においてより大事だと実感します 具体的に行うべきことは 上司と部下がお互い信頼できる 同じ会社の一員として皆が信頼できる 自分と会社が信頼できる組織を作ることです これを作るには 組織の価値観の質を向上させることにあります たとえば 問題があってはならないとするのではなく 問題があるのは当たり前であると考える 失敗した人を責めるのではなく 失敗したコトを追求していく 社員同士 建前で接するのではなく 本音で接するというような価値観にバージョンアップしていくことです 組織におけるすべての行動は 結局 その組織の価値観に基づいています 最後になりますが 今回の ISO の 2015 年改正を契機として 自社における仕組みは有効なものなのか そして どう自社はあるべきなのか といったことを考えるきっかけになり 企業のさらなる発展につながることができれば幸いに存じます

9 ( 注意 ) 以上の情報は 正確な情報とは限らないため あくまでも参考情報として取り扱ってください

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