2004 年度センター化学 ⅠB p1 第 1 問問 1 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH 3 である 1 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO 2, ヨウ素 I 2, ナフタレン 2 3 c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6

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1 004 年度センター化学 ⅠB p 第 問問 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH である 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO, ヨウ素 I, ナフタレン c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6+ 4 = 0個 6+ 8= 4個 7+ 8= 5個 + 7= 8個 4 + 8= 0個 5 8= 6個 4 構造式からアプローチして電子式を書くと次のようになる 共有電子対 非共有電子対 N N : Cl Cl : 6 H F : 4 H S H 5 H N H H 問 a:f b: Ne c: Na 4 4 a,bは第 周期に属するが,cは第 周期に属する 7 族 ;F,Cl,Br,I,(At) イオン化傾向 周期表で左下が小! 4 価の陰イオンになりやすいのはハロゲン!

2 004 年度センター化学 ⅠB p 5 電子配置 Ne 型 O,F,Ne,Na,Mg,Al 問 H = H, H = Dと表すと A HO ( M=8) B DO ( M=0) となる Aの場合を代表して, この反応式は次のようになる Ca + HO Ca( OH) + H a A:B= 8 b A:B= 8 c A:B= 8 5 : = 0 : 9 0 : 4 = 5: 9 したがって異なる 0 : = 0 :

3 004 年度センター化学 ⅠB p 第 問問 ()-() より NaOH( aq)+ HCl( aq)= NaCl( aq)+ HO()+ l 56kJ + OH aq H aq H O 56kJ 問 問 ( )+ ( )= ()+ W 4 NA d = a l 4W NA = ad 7 o C においてすべて気化したと仮定したときに示す圧力は nrt p = = 8 = 0. atm > 0. 05atm V 0 よってこの温度では一部液化していることがわかる x = 0. 05atm また,57 o C においてすべて気化したと仮定したときに示す圧力は nrt 0. p = = ( ) = 0. 5atm < 0. 7atm V 0 よって, この温度ではすべて気化している y = 0. 5atm 問 4 求める蒸発した水を x g とすると KNO H O KNO o 60 C o 0 C 00 o 60 C x x o 0 C 4 50 x 64 x ( ) KNO : HO = 4 : 50 x = : 00 x = 5/ 4 = 6. 5g 4

4 004 年度センター化学 ⅠB p4 問 5 a CH OH + O CO + HO より. m = = 4.g 8 b nrt p = V x m = x m =

5 004 年度センター化学 ⅠB p5 第 問問 求める塩酸の濃度を x mol/ lとすると ( 解 ) 水酸化ナトリウムの濃度を C mol/ lとすると = C x = 040. mol / l = x C ( 解 ) 0. 0 x 0 = x = 040. mol / l ( 解 ) x = = 040. mol / l 75. 問 硫黄の酸化数の梯子 5 +6 H SO,SO,SO +4 SO S - H S 沈殿形成反応なので酸化数は変化しない 硫酸 (+6) 二酸化硫黄 (+4) だけ変化 硫化水素 (-) 硫黄 (0) だけ変化 4 中和反応なので酸化数は変化しない 5 硫黄 (0) 二酸化硫黄 (+4) 4だけ変化 5 問 a 価の酸である炭酸で 価の塩基である水酸化ナトリウムが中和してできる塩 NaHCO はアルカリ性である b 酸性塩 NaHCO はアルカリ性である H OH は温度の関数である したがって, 温度が一 定ならば常に一定である d 強酸と強塩基から生じた塩 NaClは加水分解しない 6 + c 水のイオン積 K W = [ ][ ]

6 004 年度センター化学 ⅠB p6 問 4 問 5 鉛蓄電池の放電の式 Pb + PbO + HSO4 PbSO4 + HO 溶液中に存在する SO 4 が極につくため SO 4 が減るので, 密度が減少する 4 Ag + の錯イオンは配位数 である 族の亜鉛は教科書では典型元素に分類される,4 その通り! 5 アンモニアが配位子である ( 注 ) 受験生の中には,の判別がわからなかったかもしれない しかし,5が 明らかに誤りなので,,は正しいと判別してもよいだろう 5 5 問 6 酸性の塩化水素はアルカリ性の炭酸水素ナトリウムと反応して二酸化炭素を発生して除去される アンモニアは希硫酸と中和反応によって除去される 二酸化硫黄は過マンガン酸カリウムと酸化還元反応を起こして除去される 4 硫化水素は硝酸銀水溶液と反応して硫化銀の沈殿を生成するが, 塩化水素も硝酸銀水溶液と反応して塩化銀の沈殿を生成する 5 酸性の気体の二酸化炭素はアルカリ性の石灰水と反応して除去される 6 4

7 004 年度センター化学 ⅠB p7 第 4 問問 + + Al + 6H Al + H ( ) より反応したアルミニウムは 05. = 00. mol すると, 生成する Al O ( M = 0) は = 5. g 実際はアルカリ性なので,( ) の式は + Al + H O Al + H + 6OH さらに Al + は錯イオンを形成するので - Al HO + OH Al OH H 4 と書くのがイオン反応式としては正しい + ( ) [ ] + 5 問 ( ), 強塩基 KOH と強酸 HSO a 弱塩基 Al OH 4 の塩であるから弱酸性を示す b 白色の PbSO 4 が生成する c 白色沈殿の Al( OH) が生成する 7 問 遷移元素は, 族にのいずれかに属する 鉛は典型元素である 4 例えば CuOは黒色である 5 例えば KMnO 4 中のマンガンの酸化数は +7をとる 問 4 鉄は Fe,Fe +,Sn 4 をとる したがって, ともに酸化数 +の 化合物を生成する 銅はイオン化傾向が水素とより低いので塩酸と反応しない PbSは黒色である 4 Al O はアルミナとよばれ水に不溶な白色の粉末である 5 Ag O は褐色である 4

8 004 年度センター化学 ⅠB p8 問 5 流れた電子の物質量は q = = 08. mol a 図 より0 分で0. 00 =. 0 0 mol 析出するから, mol 析出するのに, = 分 0. 0 かかる したがって, = C b 金属 Mは0 分で009. mol 析出するから, 金属 Mは 08. = 価 009. 陽イオンであることがわかる すると, 白金電極ウ : H + + e H 白金電極エ : 4OH H O + O + 4e より,0 分でウ : 009. mol エ : 08. mol 4 = mol よって, 5 5 6

9 004 年度センター化学 ⅠB p9 第 5 問 問 C O C C-C-O-H 種 U = だから C C C C=C=C 種 U = だから C C C C C= C C= C C=C 種 C C ( 注 ) 幾何異性体は立体異性体であり構造異性体ではない 4 問 問 C C C C C-C-C C 種 アメタノール ( CH OH ) は水酸基 ( OH) をもつため金属ナトリウムと反応して水素を発生する イアセトン ( CHCOCH ) はカルボニル基 ( C= O) をもち, 水や他の有機溶媒とよく溶け合う ウ安息香酸 ( Ph COOH ) はカルボキシル基 ( COOH ) をもつため, こ の水溶液は弱い酸性を示す 酸化とは Oがくっつく Hが取れる 還元は逆 5 + O A: CH CHO CH COOH アセトアルデヒド 酢酸 -H ( ) -プロパノール アセトン B: CH CH OH CH CH COCH ここまでに選択肢は,に絞られる Cを還元したものが, 酸化したものがである よって ( 注 )Cは CH = CH CH CH CH CHO O のように反応する

10 004 年度センター化学 ⅠB p0 問 4 サリチル酸を無水酢酸とアセチル化反応を起こし, アセチルサリチル酸とな る CHCOOH + CH5OH CHCOOCH5 + HO 酢酸 エタノール酢酸エチル 酸性の強さ : R COOH > HCO より CHCOOH + NaHCO CHCOONa + HO + CO 4 + O HC C6H4 CH HOOC C6H4 COOH 5 カルボキシル基が隣接した物質は, 酸無水物を形成する 4 問 5 Ph COOH Ph COOH Ph CH Ph CH Ph CH HCl + NaOH + Ph NO Ph NO Ph NO Ph COONa Ph NH Ph NHCl 5 4 問 6 CH n O n nco より 0 76 n = 4n + 44 n = エステル : CHO M 60 ( ) 4 = したがって, 生じた水は = 7mg 60 ( 注 )0 よりこのエステルの分子量は 60 っぽいですよね 6 4

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注釈 * ここでニッケルジメチルグリオキシム錯体としてのニッケルの重量分析を行う場合 恒量値を得るために乾燥操作が必要だが それにはかなりの時間を要するであろう ** この方法は, 銅の含有量が 0.5% 未満の合金において最も良い結果が得られる 化学物質および試薬 合金試料, ~0.5 g, ある 問題 27. 錯滴定によるニッケル合金およびニッケル銅合金中のニッケルの定 量 ニッケルは銅 鉄 クロムなどの金属と単相の固溶体を形成し ニッケルと銅は制限なく相溶する 白銅とも呼ばれている銅ニッケル合金は 組成に依存して異なる性質を示す 最も利用されている白銅は 10~45 % のニッケルを含んでいる 70-90 % の銅を含むニッケル合金は, 高い腐食耐性 電気伝導性 延性 高温耐性を有するため

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