平成 30 年度廃棄物管理責任者講習会事業系ごみの状況廃棄物管理責任者の実務について平成 31 年 1 月名古屋市環境局資源化推進室 1

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ためひとしばもと
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1 平成 30 年度廃棄物管理責任者講習会事業系ごみの状況廃棄物管理責任者の実務について平成 31 年 1 月名古屋市環境局資源化推進室 1

2 1 事業系ごみの状況と事業者の皆さんにご協力いただきたいこと 2 2

3 平成 28 年 3 月策定第 5 次一般廃棄物処理基本計画について [ 計画期間 ] 平成 28 年度 (2016) から平成 40 年度 (2028) [ 基本理念 ] 市民事業者行政が共に学び共に行動し持続可能な循環型都市をめざします [ 基本方針 ] 協働 ~3Rの取り組みを支える持続可能な仕組みづくり~ なごやの環境を持続可能な状態で次世代に引き継いでいくため名古屋の財産である市民事業者との協働をベースにごみ減量の取り組みを進めます 2Rの推進 ~ もったいないの心でごみも資源も元から減らす~ もったいないという意識の啓発に努め消費者の選択という行動を通して2R 発生抑制 ( リデュース ) 再使用( リユース ) の取組を進め天然資源の使用削減をめざします分別リサイクルの推進 ~ごみも資源も分けて生かす~ ごみ非常事態宣言以降の大幅なごみ減量を支えた名古屋の分別文化を今後も継承しさらなるごみ減量に挑戦します環境に配慮した施設整備 ~ 将来にわたり持続可能な処理処分体制を確保する ~ 3

4 名古屋市の焼却工場の施設整備計画について南陽工場の稼働休止 3 工場分に相当 4

5 事業系ごみの排出状況の推移 ( 万トン ) 総排出量資源分別量ごみ処理量ごみ処理量は横ばい年度資源分別量は事業用大規模建築物のうち延べ面積 3,000 m2以上の減量計画書の集計をもとに推計 5

6 大規模事業所等におけるごみ量の推移 ( 千トン ) 全体その他の事業所大規模事業所ごみ処理量は横ばい年度 6

7 事業系ごみの内訳事業系ごみ (20 万 2 千トン ) の内訳平成 29 年度実績 7

8 事業系古紙の資源化についてごみ非常事態宣言 ( 平成 11 年 2 月 ) 平成 11 年 2 月から資源化可能な事業系古紙の搬入を禁止 8

9 ごみ非常事態宣言 ( 平成 11 年 2 月 ) 後の推移総排出量 39% 減 9

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17 名古屋市ホームページサイト内検索古紙の出し方検索 17

18 生ごみ ( 食品廃棄物 ) の減量資源化発生抑制ギュッと水切りひとしぼり運動 3 ない運動 ( 買いすぎない作りすぎない食べ残さない ) 市内の民間生ごみ資源化施設の利用肥料 ( 堆肥 ) 化施設飼料化施設再生利用バイオプラザなごや ( 港区 ) 名古屋エコフィードセンター ( 守山区 ) 生ごみ処理機の利用 ( 使い道の確保が必要 ) 18

19 肥飼料等の製造販売状況農作物の生産状況の把握適正料金に関する議論の促進食品リサイクルループの構築など再生利用事業者農畜産物生産者との協働による事業の実施不正転売防止のためのガイドライン ( 概要 ) 再生利用事業者等との間の信頼関係構築など食品廃棄物等の引渡し時の取組処理委託時の取組再生利用事業に必要な施設等のキャパシティの確認適正料金で再利用を行う委託先の選定など不定期にかつ一度に一定量以上の食品廃棄物等が発生する場合消費賞味期間が比較的長い食品を廃棄する場合不適正な転売のリスクが相対的に高いと考えられるケースの例など包装の除去毀損廃棄物である旨の印の付与再生利用設備への投入を目視で確認など転売防止措置の例処理終了時その他の取組マニフェスト伝票等による処理終了の確認再生利用施設への定期的訪問教育訓など 19

蛍光管水銀体温計水銀温度計の出し方水銀による環境汚染を世界規模で防いでいくための枠組みである水銀に関する水俣条約が平成 29 年 8 月に発効されました国内でも水銀による環境の汚染の防止に関する法律 ( 水銀汚染防止法 ) をはじめ関係法令が整備されました蛍光管水銀体温計水銀温度計を廃棄するときは産業廃棄物として引き続き適正処理をお願いします

20 蛍光管水銀体温計水銀温度計の出し方水銀による環境汚染を世界規模で防いでいくための枠組みである水銀に関する水俣条約が平成 29 年 8 月に発効されました国内でも水銀による環境の汚染の防止に関する法律 ( 水銀汚染防止法 ) をはじめ関係法令が整備されました蛍光管水銀体温計水銀温度計を廃棄するときは産業廃棄物として引き続き適正処理をお願いします産業廃棄物としての処理にあたっては収集を委託している許可業者等にお問合わせくださいなお家庭並みの性状 ( 蛍光管の場合直管丸管ともに 40w 程度の大きさまで ) で 1 事業者あたりの排出量が家庭並み少量 ( 数本程度 ) の場合は市の拠点回収に出すことができますその他の水銀使用製品 ( 水銀血圧計など ) は量の多少にかかわらず産業廃棄物として適正に処理してください 20

21 名古屋市大江破砕工場名古屋市内で排出された不燃ごみと粗大ごみを破砕し資源となるものを選別してリサイクルしています 21

22 大江破砕工場の検査で発見されたもの蛍光管スプレー缶配線類溶剤が入ったスプレー缶大量の塗料 ( 缶入り ) 22

23 安全円滑なごみ処理のためのお願い発火性引火性のある危険物や産業廃棄物を可燃ごみや不燃ごみに混ぜないでください特にスプレー缶やライターなど発火性引火性がある物は絶対に混ぜないでください万一火災など処理施設で事故トラブルが発生した場合ごみ処理が停滞し皆さんの市民生活や事業活動に深刻な影響を与えかねません昨年 12 月札幌市内の店舗で大量の消臭スプレー缶を室内で一気に噴射その後給湯器を使って爆発事故が起きたとされています (50 人以上負傷 39 棟倒壊 ) 可燃性ガスや内容液の危険性 ( 気化滞留火気静電気爆発!) ごみに混ぜずきちんと分別して! スプレー缶を廃棄する際は安全かつ適正にお願いします! 具体的な排出方法 ( 穴あけの要否回収日など ) は回収を依頼する業者に相談してください 23

24 事業系廃棄物の適正処理について廃棄物処理法では事業者 ( ) はその事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない ( 第 3 条第 1 項 ) と定めています ( ) 事業者とは事務所商店飲食店工場ホテルなど営利を目的としたものだけでなく病院社会福祉施設官公庁学校など公共公益事業等を営む者も含まれます事業活動に伴って生じた廃棄物は事業系一般廃棄物と産業廃棄物に適正に区分し自ら処理するか又は他人のその廃棄物を処理できる許可を持った業者 ( 許可業者 ) に委託し適正に処理しなければなりません参考資料 ( 排出事業者責任について ) 平成 2 9 年 3 月 2 1 日付の環境省からの通知 ( 環廃対発第号環廃産発第号 ) 廃棄物処理に関する排出事業者責任の徹底について ( 通知 ) 24

25 2 廃棄物減量計画書の制度廃棄物管理責任者の役割 25 25

26 廃棄物減量計画書制度の概要制度の趣旨一定規模以上の事業所を対象にごみ排出量や資源化状況のチェックを通して事業系ごみの減量適正処理を進めるものです対象事業所 (1) 事業用大規模建築物事業の用途に供される部分の延べ面積が1,000m2以上の建築物一の建物でその建物内の小売業を行うための店舗の用途に供される部分の床面積の合計が500m2を超える店舗 (2) 多量排出事業者事業系一般廃棄物を年間 36トン又は月平均 3トンを超えて市の処理施設に搬入する事業者 26

27 事業用大規模建築物の所有者及び多量排出事業者の義務廃棄物管理責任者の選任届出事業用大規模建築物の所有者及び多量排出事業者の方は廃棄物管理責任者 ( 多量排出事業者は多量廃棄物管理責任者 ) を選任し市に届出をする必要があります選任基準必要な資格要件等はありませんが事業所から発生する廃棄物の状況を常時把握できる方を選任してください廃棄物や再利用対象物 ( 資源 ) の収集運搬業者を選任することはできません廃棄物管理責任者選任 ( 変更 ) 届出書の提出廃棄物管理責任者を選任又は変更した場合はすみやかに廃棄物管理責任者選任 ( 変更 ) 届出書を提出してください 27

28 事業用大規模建築物の所有者及び多量排出事業者の義務減量計画書の提出事業用大規模建築物の所有者及び多量排出事業者の方は毎年 5 月 31 日までに廃棄物の減量に関する前年度実績と当該年度の減量計画をまとめた事業系廃棄物減量計画書 ( 多量排出事業者の場合は多量廃棄物減量計画書 ) を作成し市に提出する必要があります提出先名古屋市中区三の丸三丁目 1 番 1 号名古屋市環境局ごみ減量部資源化推進室 28

届出書類のダウンロードについてお届けいただく書類については名古屋市のウェブサイトからもダウンロードできます名古屋市ウェブサイト http://www.city.nagoya.

29 届出書類のダウンロードについてお届けいただく書類については名古屋市のウェブサイトからもダウンロードできます名古屋市ウェブサイト廃棄物管理責任者選任届のことは廃棄物管理責任者減量計画書のことは減量計画書で検索いただけます市に提出いただく書類の作成等については廃棄物管理責任者の手引きをご覧ください ( この手引きも市ウェブサイトで閲覧可能です ) 29

30 廃棄物管理責任者の役割具体的な業務廃棄物管理責任者の役割事業所全体の廃棄物の減量リサイクル及び適正処理を実施するため社員やテナントその他関係者の中心となって具体的な企画調整や助言指導をお願いします廃棄物の種類発生量処理方法などの実態把握廃棄物の減量リサイクルの計画とシステムの作成減量リサイクルを推進する組織体制の整備従業員やテナントに対する指導啓発計画実施についての進行管理廃棄物の減量や適正処理に関情報収集など 30

31 廃棄物管理責任者の役割廃棄物資源化物の量を把握する方法廃棄物の減量リサイクルを進めるためにはどのようなごみがどのくらい発生するかの現状把握が重要です正確に把握することが困難な場合等では次の方法を参考に量を推計してください排出する際に計量する一定期間計量しごみの排出状況を把握する許可業者との契約量から推計する業者から報告をもらうこのほか建物内に設置してある自動販売機の空き缶ペットボトルなど売上から量を推計できる場合もあります 31

32 提出者所有者の所在地名称を記入し押印してください事業系廃棄物減量計画書の作成減量計画書の作成実績前年度 ( 前年の 4 月 1 日から 3 月 31 日まで ) の 1 年間の実績を記入してください廃棄物の量テナントが複数入居するビルの場合個々のテナントの合計量を記入してください量はトン単位で記入してください 32

33 減量計画書の作成 ( 続き ) 計画提出年度 (4 月 1 日から翌年の 3 月 31 日まで ) の 1 年間の計画を記入してください資源化率資源化率は小数点第 2 位を四捨五入してください事業系廃棄物減量計画書の作成計画を記入する前に貴重な資源をごみとしないために発生量を抑えたり資源化率を向上することができないか今一度ご検討をお願いします! 33

34 事業系廃棄物減量計画書の作成減量計画書の作成 ( 裏面抜すい ) 市の処理施設で処理されている場合持込先の欄は市処理施設とご記入ください 34

35 計画の実施進行管理廃棄物減量計画書をもとにごみ減量資源化の取り組みを進行管理各部署やテナントでの取り組み状況をチェック! 廃棄物保管場所の分別状況を実地でチェック! 収集運搬業者の搬入先もチェック! 35

36 立入調査へのご協力のお願い立入調査の目的ご提出いただいた減量計画書に基づきヒアリングを行うとともに廃棄物保管場所の分別状況等の現地確認を行います廃棄物の減量リサイクル適正処理の推進などについて必要な助言指導を行います調査へのご協力をお願いします市条例第 35 条 ( 立入調査 ) 市長は法第 19 条第 1 項に規定するもののほかこの条例の施行に必要な限度においてその職員に必要と認める場所に立ち入り廃棄物の減量及び適正処理に関し必要な帳簿書類その他の物件を調査させることができる 36

37 3 エコ事業所認定制度 37 37

38 エコ事業所認定制度とは費用無料環境に配慮した取組を自主的かつ積極的に実施している事業所を市が認定支援事業所の規模形態は不問平成 24 年度からより優れた取組を実施している事業所を優良エコ事業所として認定平成 30 年 12 月末現在 2,086 事業所を認定 38

名古屋市公式ウェブサイト (http://www.city.nagoya.lg.

39 エコ事業所に認定されると認定された場合のメリット認定証と認定プレートを交付しますロゴマークを名刺や印刷物に表示できます名古屋市の入札契約制度の優遇措置があります詳細は名古屋市公式ウェブサイト ( のサイト内検索にエコ事業所と入力しホームページをご覧ください < 問合せ先 > 環境局環境企画部低炭素都市推進課 Tel:

40 ごみ非常事態宣言から 20 年これまでのご協力に感謝申し上げますそしてこれからもごみ減量の取り組みをよろしくお願い致しますシャチのジュンちゃん名古屋市ありがとうございました 40

目次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器包装廃棄物の収集に係る

目次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器包装廃棄物の収集に係る栗原市分別収集計画 ( 第 8 期 ) 平成 28 年 6 月栗原市目次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 2 3 5 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器包装廃棄物の収集に係る分別の区分 6 8 各年度において得られる分別基準適合物の特定分別基準適合物

平成 30 年度 廃棄物管理責任者講習会 事業系ごみの状況 廃棄物管理責任者の実務 について 平成 31 年 1 月 名古屋市環境局資源化推進室 1

平成 30 年度廃棄物管理責任者講習会事業系ごみの状況廃棄物管理責任者の実務について平成 31 年 1 月名古屋市環境局資源化推進室 1