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しらんみつだ
4 years ago
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日本 - フィリピン国交 60 周年記念日本 - フィリピンビジネス投資フォーラム

2 - 目次 - 1. セイコーエプソングループについて 2.Epson Precision (Philippines), Inc. (EPPI) のご紹介 3. エプソン ( 製造業 ) から見たフィリピン 2

3 1. セイコーエプソングループについて 3

4 会社概要 - 会社概要 - 商号創立本社資本金社長セイコーエプソン株式会社 1942 年 5 月 18 日長野県諏訪市大和三丁目 3 番 5 号 532 億 400 万円碓井稔代表取締役社長碓井稔売上収益 ( 連結 ) 10,924 億円 (2015 年度 ) 事業利益 ( 連結 ) 849 億円 (2015 年度 ) 従業員数連結 73,340 人単体 12,333 人 (2016 年 9 月 30 日現在 ) エプソングループ会社数 91 社 ( 当社含む ) 国内 19 社海外 72 社 (2016 年 9 月 30 日現在 ) * グループ会社は当社を含む * 事業利益は売上収益から売上原価販売費及び一般管理費を控除して算出しており日本基準の営業利益とほぼ同じ概念 4

5 事業概要 ( 売上収益 ) - 事業概要年度連結売上収益 (IFRS 連結 ):10,924 億円 ( 単位 : 億円, 切り捨て ) プリンティングソリューションズ 7,363 億円プリンタープロフェッショナルプリンティングビジュアルコミュニケーション 1,840 億円ウエアラブル産業プロダクツ 1,704 億円ウエアラフル機器 607 億円 PC 他ロホティクスソリューションス 154 億円マイクロテハイス他 1,018 億円 5,189 億円 2,016 億円注 ) 1. 各事業セグメント売上は事業セグメント間取引を含めた売上収益 2. 各事業セグメント内の売上については事業間売上を含めた売上収益 3. 連結売上収益は事業セグメント間取引を相殺した外部売上収益年度から開示セグメントを変更し新区分で再計算全社調整額 2 億円その他 14 億円 5

6 垂直統合ビジネスモデル - エプソン独創の強み - 強みを持つ独創のコアデバイスに垂直統合型ビジネスモデルでレバレッジをかけリソースを効率的に活用しながらさまざまなお客様に期待を超える価値を提供するセイコーエプソングループ有数の製造拠点である EPPI は製造の一翼を担う 6

7 2.Epson Precision (Philippines), Inc. (EPPI) の紹介 7

8 -EPPI 会社概要 - 会社名社長所在地創立資本金売上収益事業内容 Epson Precision(Philippines), Inc. 羽片忠明 (Hagata Tadaaki) Lima Technology Center, Lipa City, Batangas, Philippines 1994 年 12 月 15 日 USD 157Mill USD 約 1,000Mill (FY15 Yearly Total) インクジェットプリンターおよびプロジェクター製造従業員数 13,779 人 (2016 年 10 月 20 日現在 ) - 正規 :7,559 人 Provisional:2,635 人請負 :3,546 人 - 赴任者 :39 人 ( スタッフ :1,528 人オペレーター :12,251 人 ) 8

9 Location Map - ロケーション - マニラ港 80km EPPI 30km バタンガス港 9

10 -EPPI 担当製品カテゴリー - 生産開始時期 1 インクジェットプリンター 1998 年 2 プロジェクター 2011 年 3 スマートグラス 2012 年 4 ラベルライター (LW) 2015 年 1. インクジェットプリンター 2. プロジェクター 3. スマートグラス 4. ラベルライター 10

11 敷地面積 :130,000 m2 旧来使用分 - 建物外観 - Factory 2 Factory 1 Factory 1 敷地面積 :100,000 m 年 3 月 ~ 工事開始 2017 年 7 月竣工予定 Factory 入口側 2 Factory 3 Factory 1 Factory 2 Factory 3 Total 1F 33,000 m2 22,000 m2 51,000 m2 2F 3,000 m2 16,000 m2 47,000 m2 地下 3,000 m2 Total 36,000 m2 38,000 m2 101,000 m2 175,000 m2 11

12 新工場建物外観 - 新工場建物外観 - 部品の内作機能を強化 Factory 2 Factory 3 豊富で良質な人材を活かし部品製造から組立までの一貫した製造体制を構築グループ内最大の生産拠点となる 12

13 3. エプソン ( 製造業 ) から見たフィリピン 1 官公庁許認可 2 人材 3 調達 4 物流 5 インフラ 13

14 1 官公庁認可 PEZA( フィリピン経済区庁 ) の存在魅力的な税制優遇措置設備や原材料の免税輸入法人所得税の優遇税率モノの自由な流れを可能にする特別な関税地域 PEZA が各省庁の一部権限を有しておりワンストップサービスにより新規投資輸出入時の行政認可のスピードが早いフィリピンではクリーンな省庁として知られている PEZA の各種措置対応により建物機械設備の新規投資を行い短期間での工場拡大および増産が実現引き続きご協力をお願いします 14

15 豊富で良質な労働力 2 人材人口の 64% が生産年齢内 (15-64 歳 ) 豊富な労働力新規就業者数約 200 万人 / 年フィリピンは若年人口が非常に多く ( 平均年齢 23 歳 ) 人口増加率も高い ( 約 3%) 生産変動に対応した柔軟な雇用体制フィリピン全体の識字率 (2013 年 ) 95.7% ベトナム 92.8% インドネシアミャンマー 92.0% 出典 :2013 年国連人間開発報告書英語を話す人口は世界第 3 位英語が公用語であるため簡単な意思疎通はオペレーターレベルまで比較的容易 15

16 フィリピンの学歴レベル 2 人材フィリピン全体の学歴 (2010 年政府統計 ) 小学校入学約 96% 小学校卒約 72.1% 高校卒 46.0% 大卒 (College 含む ) 約 10.8% ( 理工系 22.8% その他事務系 77.2%) 言い換えると全体の 2.4% しか理工系大卒がいない < 当社の期待 > 部品製造等のものづくりを現地で強化するためには優秀な人材が必要であり理工系の教育レベルの向上が必要理工系教育機関の増設日本からの技術者支援による教育インフラの拡充 16

17 調達の状況 3 調達 ( プリンター以外の ) セットメーカーが少ないため中国タイインドネシア等に比べサプライヤーの裾野が狭いエプソンでは特に電気電子部品光学部品など重要基幹部品および原材料について海外からの調達を実施 < エプソンの期待 > フィリピン国内おけるサプライヤーの拡充が必要サプライヤー進出に当っての投資環境の整備官民合わせた誘致施策の展開 ( 今日のようなセミナーも ) 17

18 4 物流東南アジアの中心に位置するロケーション現地調達できない原料資材部品等は日本中国沿岸部 ASEAN からの輸入となるまた輸出も全て国際ハブ港経由となる国を跨ぐため遠いイメージとなるがその広さは実は米国とほぼ同等でありその中心に位置するフィリピンは地理的には優位性がある ( エプソンは製品自体が小さいためそれほどのハンデとはならない ) 18

19 4 物流港の状況マニラ港貨物の増加に加え 2014 年にトラック規制渋滞などの道路交通事情により混乱が発生 ( 現在は問題なし ) バタンガス港現在の 2 倍の処理能力までの拡張計画あり < エプソンの期待 > エプソンとしては拡張性距離渋滞状況を考慮しバタンガス港活用率向上を目指す港湾インフラ増強のスピードアップ ( 日本からの支援も ) 19

20 電力 5 インフラ電力供給が不安定 ( 停電回数 : 瞬間低電含めて年 5~6 回 ) EPPI があるリマ工業団地は首都圏から離れているためか送電網がいまだ十分でなくバックアップが若干脆弱社内に発電機を 7 機備えフルバックで対応 < エプソンの期待 > 進出企業が増える中電力供給の安定化が必要発電所の増設 ( 日本からの援助も ) 20

21 まとめ ( フィリピンへの期待 ) 要素期待施策人材理工系ローカル人材の育成理工系教育機関の拡充日本からの技術者支援等のインフラ強化調達周辺サプライヤーの拡大日系企業の投資促進 PEZAによる誘致 JETRO 等の支援物流安定した港湾物流交通渋滞の緩和インフラ安定した電力供給パタンガス港のインフラ強化発電所の建設引き続きフィリピンとともに発展をさせていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします 21

22 ご清聴ありがとうございました 22

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