奈良自立活動研究会主催 特別支援教育研修会 自閉症の理解と具体的指導について 平成 27 年 7 月 19 日 筑波大学附属久里浜特別支援学校 下山直人 1 自閉症の理解 筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education school for children with

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1 奈良自立活動研究会主催 特別支援教育研修会 自閉症の理解と具体的指導について 平成 27 年 7 月 19 日 筑波大学附属久里浜特別支援学校 下山直人 1 自閉症の理解 筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education school for children with Autism,University of Tsukuba 筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education school for children with Autism,University of Tsukuba 1 保護者の声 自閉症児の教育は良くなってきたが, 教育の場や担当者によって差が大きい 支援学級 : 個に応じた教育が期待できるが, 担任次第 学校 : 専門性は高いが, 地域の子 の顔がなくなる 通級 : ある程度専門性はあるが, 回数が少ない 評価や計画のためのツール提供への期待 インクルーシブな教育に向かうことは嬉しいが, 集団の中では自閉症児の困難が大きくなる 通常の学級を含む教師の専門性向上に期待 H26.1 国立特別支援教育総合研究所セミナー, シンポジウム資料より 2 自閉症の理解 生物学的レベルの障害 脳の機能レベルの障害 : 認知機能等 行動レベルの障害 3 歳位までに現れ 他人との社会的関係の形成の困難さ 言葉の発達の遅れ 興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害であり, 中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される 平成 15 年 3 月 今後の特別支援教育の在り方について ( 最終報告 ) の参考資料より 3 1

2 自閉症児によく見られる特性 感覚知覚の過敏性 鈍感性 情動のコントロール ( パニックなど ) の困難さ 二つ以上の情報処理することが困難 ものごとの全体を統合的に把握することが困難, 細部にこだわる 知的障害のある人もない人もいる 4 見て理解すること 得意なこと苦手なこと 具体的ではっきりしたことを理解すること 経験したことを記憶すること 細かい部分を見ること 興味があることに集中すること 学習したことを律儀に行うこと 言葉や表情を理解すること 抽象的で曖昧なこと ( 時間, 暗黙の了解等 ) 経験していないことを想像すること 全体を把握して概念や意味を取り出すこと 幅広く興味をもつこと 学習したことを他の場面に広げること 得意なこと不得意なことは, 一人一人異なる点に十分留意 5 教育的対応について 自閉症スペクトラム 概念の広がり DSM-5( 米国精神医学会の診断基準 ) 改訂 広範性発達障害 自閉症スペクトラム 広範性発達障害の下位分類 ( 自閉性障害, アスペルガー症候群 ) に妥当性なし 下位分類を想定していないスペクトラム概念 ( 連続的 ) に 自閉症の特性を踏まえつつ, 教育的評価を踏まえ, 個々の状態に即した対応が重要 知的障害について 定義 ( 学校教育法施行令第 22 条の 3) 知的発達の遅れ, 適応行動の困難 学習上の特性 学習した知識等生活の場で応用されにくい 主体的に活動に取り組む意欲が乏しい 実際的 具体的な内容の指導が効果的 教育的対応の原則 実態に即した指導目標 内容 生活に結び付いた具体的な学習活動 成功体験を重ね主体的な活動を促進 6 7 2

3 知的障害のある自閉症児の教育 知的障害のある自閉症児の教育において, 主として知的障害の教育内容 方法が用いられてきた 自閉症の特性を踏まえた指導の研究開発と普及が必要とされる中で, 国立久里浜養護学校が知的障害を伴う自閉症児を対象とする学校へ転換した 8 21 世紀の特殊教育の在り方について ~ 一人一人のニーズに 応じた特別な支援の在り方について ~ ( 最終報告 ) 2001 知的障害を伴う自閉症児については, 知的障害養護学校等でこれまで培われた実践により, 卒業後の望ましい社会参加を実現している例も多いが, 知的障害教育の内容や方法だけでは適切な指導がなされない場合もあり, 知的障害と自閉症を併せ有する児童生徒等に対し, この二つの障害の違いを考慮しつつ, 障害の特性に応じた対応について今後も研究が必要である このため, これまで国立特殊教育総合研究所, 大学, 特殊教育センターなどにおける自閉症児への指導方法等に関する数多くの調査研究の成果を踏まえ, 今後, 国は, 知的障害を伴う自閉症児への教育と知的障害を伴わない自閉症児への教育の違いを考慮しつつ, 知的障害養護学校等におけるより効果的な指導の在り方について調査研究を行う必要がある 9 教育課程編成に当たって 2 教育課程の在り方 自立活動の重視 発達の基盤となる指導 学習態度 対人関係 認知 コミュニケ ション等を中心とする指導内容 個別指導を中心に 生活力の育成 身辺生活 遊び 社会生活 余暇利用等 学級やグループ等の集団で 子どもが理解しやすい日課や行事の設定 シンプルな日課 行事の精選 筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education school for children with Autism,University of Tsukuba

4 余暇活動の指導生活活動の指導会生活の指導図画工作特別活動自立活動国算音体語数楽育いきいきタイム個別の課題学習個別の課題学習のびのびタイム生活活動の指導図個別の課題学習学給音体よかタイ画校工行食楽育作事教育課程は教育目標を実現するための学校 ( 学級 ) の全体計画 教育目標の明確化 具体化がなければ教育課程は形骸化する ( 例 ) 本校の教育目標 子供一人一人の良さや可能性を伸ばし 自立し社会参加するための基礎を培うことを目指す 具体目標 人とのかわわりを楽しむ子供を育てる 気付き考え自ら表現する子供を育てる 夢の実現に向かって努力する子供を育てる 12 教育目標達成のための方針 教育課程は各教科等の構成や時数の配当だけではない 教育目標達成のためのあらゆることを含む 人 物 環境含め 目標達成の PDCA サイクルが重要 ( カリキュラムマネジメント ) ( 例 ) 本校の運営方針一人一人が確かに育つ学校 良さや可能性を的確な把握 根拠に基づいた指導 良さや可能性を計画に アセスメントの充実 教育課程と授業の改善 教師の成長 教育課程の見直し 授業 ( 生活 ) 改善 保護者との連携 地域づくり 保護者学習会 協働の取組 研修会 13 領域 教科を合わせた指導教科別の指導領域別の指導社小学部の教育課程 各教科 道徳 特別活動 自立活動 ム小学部の週時程度 ( 第 4 学年 ) 14 月火水木金 9:00-9:25 生活活動の指導 9:00-9:25 9:25-9:50 体育 9:25-9:50 10:00-11:00 個別の課題学習 11:10-11:55 図画工作 のびのびタイム いきいきタイム いきいきタイム 個別の課題学習 10:00-11:00 体育 11:10-11:55 12:00-13:00 生活活動の指導 ( 準備 給食 片付け ) 12:00-13:00 13:20:-13:30 よかタイム / クラブ 体育 生活活動の指導 個別の課題学習 音楽 13:20:-13:30 9:00-9:25 生活活動の指導生活活動の指導 14:15-14:45 生活活動の指導 * 木曜日午後の 個別の課題学習 は 13 時 20 分 ~14 時 20 分とする その後 10 分休憩し 生活活動の指導 は 14 時 30 分 ~14 時 45 分とする * クラブは月に一度の設定である 4

5 3 具体的指導 筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education school for children with Autism,University of Tsukuba 16 子どもの理解 まず 一人一人の発達の段階や経験 興味 関心等の把握 自閉症という特性を踏まえた理解 自閉症理解のために標準化された検査等の活用 (PEP3 等によるアセスメント ) アセスメント週間を設け全ての子どもを対象に実施 保護者との共通理解と指導に生かす ( 評価レポートの作成 ) 時間 空間 活動を設定した中での把握 成長過程の子どもとして発達の状況 経験 興味 関心認知や行動の特徴個性的な部分 ( 自閉症によく見られる特徴 ) 17 個別の指導計画 実態把握と保護者の願いの把握 アセスメントや観察など様々情報から実態を考察 指導目標 ( 長期 短期 ) の検討 決定 個々の良さ ( 伸ばしていきたい力 ) と課題 ( 改善していきたい力 ) の両面から検討 検討会 関係する教師間で検討 共通理解, 保護者説明 指導の展開 個々の実態や目標に応じて 個別又はグループの形態を設定 指導の評価 目標の達成度 内容 方法の妥当性を評価, 次の目標を明確化, 保護者説明 18 発達の基盤をつくる自立活動の指導 学習態度の形成 認知 コミュニケーション等の個別の課題に応じた個別指導 ( 本校 個別課題 自立課題 ) 課題への取組を通した実態把握 個々の認知特性に最大限配慮した指導 子どもと教師の人間関係形成 模倣 対人協調 ルールのある遊びや運動を集団で指導 ( 課題別グループ ) 個別課題自立課題グループ模倣 協調運動 19 5

6 認知の発達 特性を踏まえた指導 自閉症の子どもはパターンを活用した学習が得意 課題学習ではドリル的な内容が多くなりがち 言葉の意味が広がらない コミュニケーションに活用できない 行動に柔軟性がない ( こだわり ) 認知の発達 特性を踏まえ 言葉や行動の意味を学ぶ学習が重要 ( 自閉症の認知障害の改善にアプローチ ) 自立活動で基盤を形成し学習 生活全体に広げる 愛着形成 見分ける 聞き分ける活動 前言語的活動活動 ( 模倣 指さし 三項関係等 ) 言葉による理解と言葉の表出などを遊びや多様な教材を通して 揺さぶりながら ( パターン化しつつ固定化しない ) 育てていくことが重要 20 教師とのやりとりを通して言葉の意味理解を育てた事例 入学当初 : 好きなことはするが 学習や行事等に参加できず 誘うと大きな声を出して拒否 理解 : コミュニケーション領域 4 歳程度 聞いたことを記憶することが苦手 表出している言葉の意味が十分理解できていない いや なのではなく分からないのではないか? 対応 本人の思いや考えを受け止めながら活動や言葉の理解を図る スケジュールに関するやりとり ( 視覚的な支援を活用 ) 言葉の意味や関係概念 苦手な活動の内容に関する学習 抵抗感の少ない活動から徐々に拡げる 2 年後の様子 イラストなどを見ながら経験したことや感じたことを伝えられるようになった 参加できる活動の広がり 参加したくない理由を話せるようになった 物事や言葉の意味や関係の理解が広がった 家庭を含め行動全般がスムーズになった 21 生活力を育てる指導 生活の流れに沿った指導 ( 本校 生活活動の指導 ) 生活習慣 生活への見通し 生活の自己管理 家庭生活 地域生活に参加する力の育成 ( 本校 社会生活の指導 生き生きタイム ) 食生活 ( 調理 栽培等 ) 清掃 働く体験等 公共交通機関や公共施設の利用 実際的な経験を必要な回数 頻度で 生き生きタイム の年間指導計画例 小学部高学年 A グループ 6 名 ねらい 掃除や洗濯などで使用する用具の使い方や手順を身に付け 生活経験を拡げる コンビニやスーパーでの仕事について学び責任をもって働く経験をする 活動を振り返り 上手にできたことに気付いたり よりよい方法を考えたりする 指導内容 高学年グループで学習をしよう (2) 掃き掃除をしよう (2) コンビニで働こう (6) 洗濯物を畳んだり干したりしよう (6) トイレ掃除をしよう (4) スーパーで働こう (5) 掃き掃除をしよう (2) 配膳 ( 幼稚部 ) 電車の利用栽培 22 洗濯物を畳む 働く体験 ( コンビニ ) 23 6

7 余暇を活用できるようにする指導 余暇活動そのものの楽しさを味わう 現在及び将来の余暇活動の充実に必要な知識 技能 態度及び習慣の基礎 指導内容 : スポーツ ゲーム 遊び 読書 ( 図書室の利用 ) 音楽 幼児の特性と障害の特性への配慮 幼稚部生活全体を通して 人への信頼感の醸成 好きなことを見付け思いっきり遊ぶ わかる できる もっとやりたい 経験の積み重ね 様々な感情の経験と共有 子どもの意図 ( 思い 考え ) を大切にした働きかけ 生活の中心の遊び 毎日たくさん行う自由遊び 多様な経験をする課題遊び ( 運動 造形 音楽遊び ) 個々と向き合う指導 遊びや生活の流れの中で 個別課題 自立課題 図書室の利用 ティーボール 24 安全基地に好きなことを一緒に思い切り遊ぶ多様な経験を 25 行事の精選と内容の工夫 子どもにとって意味ある行事に精選し分かりやすく実施 儀式的行事 学校生活の節目の意識化 経験した内容 視覚的な支援 健康安全 体育的行事 保健安全行事 : 体験を重視 不安を和らげる工夫 運動会 : 日常の学習活動の発表の場 避難訓練テント非常食体験 良さや可能性を伸ばす 子供の好きなこと, 興味 関心を大切にする 得意なことを活用し, 苦手なことに配慮する いろいろなことにチャレンジしてみる 根拠に基づく指導 なぜ, 今, その指導が必要なのか なぜ, 今, その指導が可能なのか 分かりやすい指導 視覚的な支援, 言葉のかけ方等 体験的な学習 指導に当たって 遊び, 学級菜園, 校外学習等 27 始 終業式校長の話卒業式来賓の話運動会日常活動のアレンジ 26 7

8 おわりに 自閉症という情報は 子どもを知るための一つの手がかり, 事実に目を向け, なぜ かを考える 子どもに学ぶ 子どもの一つ一つの行動の意味を考える 教師という専門家には 指導の結果を反省し実践の改善を図り, 教師として成長することが求められる 28 8

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

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