お客様各位 2011 年 8 月 10 日日商エレクトロニクス株式会社ソリューションパートナ事業本部技術統括部サポート第二グループ Proofpoint Protection Server 新規リリースのご案内 拝啓貴社益々ご清栄の段 お慶び申し上げます 平素は格別なるご高配を賜り厚く御

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1 お客様各位 2011 年 8 月 10 日日商エレクトロニクス株式会社ソリューションパートナ事業本部技術統括部サポート第二グループ Proofpoint Protection Server 新規リリースのご案内 拝啓貴社益々ご清栄の段 お慶び申し上げます 平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼を申し上げます この度 ProofpointProtectionServer( 以下 PPS)6.3.0 の新規リリースをご案内申し上げます 下記の各項目をご参照の程宜しくお願い申し上げます 敬具 - 記 - 概要 PPSは専用アプライアンスや仮想サーバ上で動作する Proofpoint 社製のメールセキュリティ対策専用のOSです PPS 上で各機能に応じたモジュールを稼動させることで インバウンドメールやアウトバウンドメールへのセキュリティ対策を実現します 動作環境 次の専用アプライアンス (P シリーズ ) または仮想サーバ上で PPS6.3.0 は動作します 専用アプライアンス版 P650 P850 P850M 仮想サーバ版 プラットフォーム : VMware ESX VMware ESXi 最小システム要件 : CPU 数 2 メモリー 4GB HDD 容量 80GB ( ) お客様の環境 要件等により最小システム要件は変動します 導入を検討される場合は別途ご相談ください

2 PPS の主な機能 インバウンドメールへのセキュリティ対策とアウトバウンドメールへのセキュリティ対策 は それぞれ次の機能を提供します インバウンドセキュリティ Proofpoint Spam Detection( 要有償ライセンス ) Proofpointの最先端技術 Proofpoint MLXマシンラーニングテクノロジーにより 多種多様なスパムを検知し除去します 世界に拠点を置く Proofpoint Attack Response Center では 収集された様々なスパムを Proofpointの技術者や科学者が分析し スパム属性と受信メールから複数の構造層およびコンテンツ層を分析した結果に基づきスパム検知を行います 検知したスパムは設定したルールにより 件名挿入 隔離 削除などの処理が可能です Proofpoint Dynamic Reputation( 要有償ライセンス ) Proofpoint Attack Response Centerに収集された何百万もの IPアドレス情報から Proofpoint netmlxマシンラーニングテクノロジーによるリアルタイムな IPアドレスの解析およびローカルの IPアドレス解析の組み合わせにより 悪意ある IPアドレスからのコネクションを切断します Proofpoint Virus Protection( 要有償ライセンス ) ウイルス対策エンジンを用いてウイルス侵入を防止し またウイルスを検知し駆除します ウイルス対策エンジンは F-SecureあるいはMcAfee の二つの中から選択できます Proofpointが提供する Dynamic Update Serviceにより 最新のウイルス定義ファイルを自動的に更新するため 管理者の負荷を軽減します また 自由度の高いポリシー管理により ウイルス検知のルールの設定や検知されたメールの処理が柔軟に行えます Proofpoint Zero-Hour Anti-Virus( 要有償ライセンス ) Proofpoint Attack Response Centerによるグローバルな分析とローカルな分析の組み合わせにより予防措置を講じ 新たなウイルスに対する対策シグネチャが更新されるか予め設定したポリシーを満たすまでメッセージングシステムの安全性を確保します Proofpoint Smart Search( 要有償ライセンス ) 先進的なメッセージトレーシング フォレンジック ログ分析などの機能により メッセージングインフラ全体に渡ってメールの流れを簡単にリアルタイムで確認し また単一のGUIからメッセージログの全てを検索および分析します

3 アウトバウンドセキュリティ Proofpoint Regulatory Compliance Module( 要有償ライセンス ) 様々な定義済み辞書やユーザ定義のスマート識別子により アウトバウンドの電子メールが HIPPA GLBA PCIコンプライアンスガイドライン SEC 規則など多種多様な電子メール関連法規を確実に遵守するよう 情報漏えいを防止します また 日本の運転免許証 クレジット番号や住民票コードの情報などに対応しています Proofpoint Encryption( 要有償ライセンス ) 暗号化のポリシーにより 送信側よりメールを暗号化しプッシュ配信します プッシュ配信であるため 送信者は意識せずに暗号化メールを送信する事が可能です 受信側では特殊なソフトウェアは不要で Webブラウザ経由で暗号メールを復号します 暗号化の鍵は Proofpointが提供する SaaSサービスによって管理されます 管理者や送信者は Proofpoint サーバにアクセスして鍵情報を管理する事が可能です SmartSend (PPS 6.2 以上で使用可能 ) SmartSendは 条件に一致したメール ( 社外宛メール等 ) を一時的に保留します 保留されたメッセージに対し 送信者自身が即時配送 削除などのアクションを実施することが可能です 尚 本機能を使用する場合には Patch(1088) の適用が必要です その他 Eメールファイアウォール ( コンテンツフィルタリング機能 ) では 豊富な条件とアクションの選択肢により柔軟なフィルタリング設定が可能です これにより 条件を満たしたメールの宛先秘匿 (To,CcのBcc 化 ) や上長承認機能を実現することも可能です バージョン 6.3 追加機能 バージョン 6.3 で追加された主な機能は次の通りです 1)VMware ESX 4.1 及び VMware ESXi 4.1 に対応 本バージョンより VMware ESX 4.1 及び VMware ESXi 4.1 に対応し 仮想サーバ版のインス トールが可能になりました 2) 送信者自身による暗号化の鍵管理 バージョン 6.2 では管理者しか鍵管理が出来ませんでしたが 本バージョンから一般ユー ザでも操作が可能になりました

4 3) 検疫フォルダのバックアップ 以前のバージョンでは検疫フォルダはバックアップに含まれておりませんでしたが 本 バージョンよりバックアップに含まれるようになり リストアが可能になりました 4)Smart Search の改良 ログのインデックス化と検索実行に使用される Smart Search テクノロジー設計を見直 し パフォーマンスを改善しました 既知の問題 現在確認出来ている既知の問題は次の通りです SmartSend 用検疫フォルダ SmartSendに於いて 一時保留先のフォルダにシステム標準以外を指定している場合 v6.3へアップグレード後 標準の SmartSendフォルダに戻ります その為 保留されているメッセージは送信者から操作する事が出来なくなります [ ワークアラウンド ] 一時保留用の検疫フォルダを標準の SmartSendに指定する事で機能します 標準の SmartSendフォルダに既存の検疫フォルダで設定していた値に変更し EメールファイアウォールでSmartSend フォルダを指定する事で元の動作にする事が可能です 文字化けウィルスポリシー及びスパムポリシー Eメールファイアウォールルールにて " 検出した言語に基づいてメッセージを付加 " で日本語文が本文に挿入されると文字化けが発生します [ ワークアラウンド ] 本文に挿入するのでは無く 添付形式にすると文字化けは発生しません また E メールファイアウォールルールでの件名変更などは 一部のメーラーで文字 化けが発生します また 暗号化メールの件名などに機種依存文字がある場合にも同 様に文字化けが発生します

5 注意事項 バージョンアップを行う場合は次の事項に注意してください 注 1) アップグレード時に以下のディスク容量以上を使用している場合 アップグレードが失敗します ディスクの使用量は管理 GUIの システム サーバ にて確認する事が可能です Smart Search 未使用時 :40% used Smart Search 使用時 :35% used 注 2) アップグレードを行う前に 必ずバックアップを実施してください 以下の情報はバックアップファイルに含まれませんので 各項目について設定を確認 し 手動で設定出来るように設定内容を保管してください < 管理 GUIメニュー アプライアンス 内の以下項目 > ネットワーク ホストファイアウォール インバウンドメール アウトバウンドメール SMTP 設定 < 管理 GUI メニュー システム 内の以下項目 > サーバ内の各ホスト名をクリック後に表示されるメニュー バックアップとリストア内のバックアップスケジュール < 管理 GUI メニュー 検疫 内の以下項目 > フォルダ 既存フォルダ設定及び手動で作成したフォルダ名とその設定 注 3) アップグレードを開始すると 自動的にインストールが行われ インストールが完了 するとシステム再起動が発生致します モジュールのダウンロードは PPS からメーカー サイトへ HTTPS 通信が必要です 注 4) バージョン でクラスタ構成の場合には Patch(894) をアップグレード前に適用す る必要があります

6 注 5)Smart Search は本バージョンへアップグレード後 最適化が実行されてインデックス が再作成されます 検索出来るまでにお時間を要する場合があります 注 6) バージョン6.3へアップグレードでサポートされているアップグレードパス から から から から から から 注 7) アップグレードの所要時間は クラスタの構成 保存されているログデータの量や 検疫されているメールデータ量に依存する為 長時間を要する場合があります アップグレード前に検疫フォルダ内のメッセージを削除しておく事を推奨します < 参考 > アップグレード所要時間の目安 検疫メールデータが無いシステム : 約 45 分 / 台 検疫メールデータが在るシステム : 約 10GB/H 注 8) クラスタ構成アップグレード時の注意クラスタ構成のアップグレードではマスターからアップグレードが実行されます エージェントと並行してアップグレードを実施する事は出来ません マスターのアップグレード完了後 エージェントのアップグレードを手動で実行する必要があります [ マスター機アップグレード時の検疫動作 ] マスターのアップグレード時は SmartSend( 一時保留 ) やウィルス スパムメールの検疫対象メールは処理待ちとなり 検疫フォルダに隔離されません マスターのアップグレード完了後に検疫フォルダへ隔離します 検疫対象以外のメール ( スパム機能の挿入等についてはマスターのアップグレード中もエージェントで処理されます [ マスター機アップグレード時の暗号化動作 ] マスターがアップグレード中は 暗号化メールの送信はエージェントで可能です 但し 暗号化メールの受信者がマスター機にアクセス出来ない為 暗号化メールを複合化する事が出来ません マスターのバージョンアップが完了後 受信者は複合化する事が可能です

7 注 9)VMware ESX 3.5 および ESXi 3.5のサポート終了本バージョンより VMware ESX 3.5 および VMware ESXi 3.5のサポートが終了します バージョン6.3をご使用の場合には VMware ESX VMware ESXi をご使用ください 注 10)PoD 版のアップグレードについて PoD 版ではお客様にてアップグレードする事が出来ません アップグレードを希望さ れる場合は 弊社サポートまでご連絡ください 注 11) 管理 GUIのオンラインヘルプオンラインヘルプはバージョンアップ後も旧バージョンの内容が表示されます バージョン6.3のオンラインヘルプを使用するには Patch(1062) の適用が必要です Patch を希望される場合は 弊社サポートまでご連絡ください サポートポリシー メーカーサポート期間はリリース日から 2 年です メーカーリリース済バージョンのサポート状況は次の通りです PPS6.0サポート終了日 : 2012 年 4 月 30 日 PPS6.1サポート終了日 : 2012 年 10 月 31 日 PPS6.2サポート終了日 : 2012 年 11 月 30 日 PPS6.3サポート終了日 : 2013 年 4 月 30 日 アップグレードについてアップグレードを希望される場合は 指定フォーマット ( お問い合わせ窓口の項を参照 ) を記載の上 弊社サポートまでご連絡ください 指定フォーマット内のアクティベーションIDは 管理 GUIの システム ライセンスとアップグレード の [ ライセンス ] ページにて確認出来ます PoD 版については 管理画面右上 ( バージョン右側の英数字 ) をご確認ください アップグレード手順 1) 管理 GUI メニュー システム ライセンスとアップグレード を選択します

8 2) アップデート及びアップグレード タブにて システムアップグレード 内の ダウンロード を実行します 既にダウンロードされている場合は ダウンロードの 実行は必要ありません 3) アップグレード対象のモジュールにチェックをつけて アップグレード をクリックします 画面が切り替わりステータスのチェック後に アップグレード開始 ボタンが表示されたらクリックしてアップグレードを開始します クラスタ構成ではマスターのみが表示されます 4) 手順 2) で記載した アップデート及びアップグレード タブにて システムアップ グレード の項目で現在のバージョンが である事を確認してください クラスタ構成では 手順 3) の画面でエージェントの アップグレード開始 ボタンを クリックしてエージェントのアップグレードを開始します マスターと同様にアップ グレード後のバージョンが である事を確認してください Appendix( サポート対象ブラウザ クライアント一覧 ) サポート対象ブラウザ Windows 上の Internet Explorer6, 7 および 8 Windows 上の Safari 5 Windows 上の Firefox 3.6 Windows 上の Google Chrome Mac OS 10.5 及び 10.6 上の Safari 5 Red Had Enterprise Linux ES 上の Firefox 3.6, Google Chrome 1 WindowsOS は Windows XP, Windows Vista, Windows 7 2 IE6 は管理 GUI の操作をサポートしておりません 3 IE8 は互換性モードのみ対応

9 お問い合わせ窓口日商エレクトロニクス株式会社ソリューションパートナ事業本部技術統括部サポート第二グループ < お問い合わせフォーマット > 改訂履歴 2011/8/10 初版 以上