Microsoft Word - CADtxt11_22.doc

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そうりんおとじま
4 years ago
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1 例題 2 画層を表 3-2 のように設定し, 縮尺 1/100 の A4 図面のテンフレートを作成して保存せよ. 表 3-2 画層の設定画層名色線種画層 1 画層 2 画層 3 画層 4 画層 5 画層 6 画層 7 画層 8 画層 9 赤 ( 標準色 ) 黄 ( 標準色 ) 緑 ( 標準色 ) 水 ( 標準色 ) 青 ( 標準色 ) 紫 ( 標準色 ) 黒 ( 標準色 ) または白 ( 背景が黒の場合 ) 灰 ( 標準色 ) 黒 ( 標準色 ) または白 ( 背景が黒の場合 ) 一点鎖線 (Center) 破線 (Dashed) 破線 (Dashed) 解以下の手順では, 主にメニューハーからコマントを入力する方法で解説していく. 英文コマントを併記している. 新規作成画面から作成していくこともできるが, ここでは例題 1を修正していくことにしよう. 1ファイルを開く (OPEN) メニューハーの [ ファイル (F)] [ 開く (O)] を選択すると [ ファイルを選択 ] タイアロクホックスがでるので, 例題 1で保存したファイル (A4-10.dwg) を選択して,[ 開く (O)] ホタンタをクリックする. 2 尺度の変更 (SCALE) メニューハーの [ 修正 (M)] [ 尺度変更 (L)] を選択する. 寸法オフシェクトを選択 : ALL すべての図形要素を選択寸法オフシェクトを選択 : [Enter] 基点 : 0,0 * 以下, コマントラインの表示部分をこのように枠で囲んであるゴチックの文字数字や [Enter] などをキーボードより入力する < 尺度 >/R= 参照 : 10 オフシェクトを10 倍すると縮尺は1/10となる ( 元の縮尺が1/10だから図面の縮尺は1/100) 3 画面表示の調整 (ZOOM) メニューハーの [ 表示 (V)] [ スーム (Z)] [ 図面全体 (A)] を選択する. 表題の文字は,10 倍拡大されているが, 寸法値はもとのままである. そこで, 寸法値の付近をスームアッフしよう. メニューハーの [ 表示 (V)] [ スーム (Z)] [ 窓 (W)] を選択最初のコーナー : マウスを使って1 の付近でクリックもう一方のコーナー : マウスを使って2 の付近でクリック寸法値は,27700( 元の図面の10 倍 ) となっていることがわかる. もう一度, メニューハーの [ 表示 (V)] [ スーム (Z)] [ 図面全体 (A)] を選択する. 4 図面範囲設定 (LIMITS) メニューハーの [ 形式 (O)] [ 図面範囲設定 (I)] を選択する.( 尺度を10 倍にしたので, 図面範囲も10 倍にする必要がある ) -11 -

ON= オン /OF= オフ /< 左下コーナー > <0, 0 >: [Enter] 右上コーナー <2970, 2100>: 29700,21000 5 クリットとスナッフの設定 (DDRMODES) メニューハーの [ ツール (T)] [ 作図補助設定 (F)] を選択する.[ スナッフとクリット ] タイアロクホックスがでていなければ, タフをクリックする.

引き続き残りの3 つの寸法線も同様に選択する. コマントラインはオフシェクトを選択 : となるので, ここでマウスの [ 右ホタン ] または [Enter] を押すと4つの寸法線と数値が消える.

2 ON= オン /OF= オフ /< 左下コーナー > <0, 0 >: [Enter] 右上コーナー <2970, 2100>: 29700, クリットとスナッフの設定 (DDRMODES) メニューハーの [ ツール (T)] [ 作図補助設定 (F)] を選択する.[ スナッフとクリット ] タイアロクホックスがでていなければ, タフをクリックする. スナッフ間隔に 100, クリット間隔に 1000 を記入して [OK] をクリックする. 6 図形 ( オフシェクト ) の削除 (ERASE) メニューハーの [ 修正 (M)] [ 削除 (E)] を選択すると, カーソルがヒックホックス ( ) に変わる. そこで, ヒックホックスを寸法線に重ねてクリックすると線と数値が点線状の形に変わる. 引き続き残りの3 つの寸法線も同様に選択する. コマントラインはオフシェクトを選択 : となるので, ここでマウスの [ 右ホタン ] または [Enter] を押すと4つの寸法線と数値が消える. 7 画面表示の調整 (ZOOM) メニューハーの [ 表示 (V)] [ スーム (Z)] [ 窓 (W)] を選択最初のコーナー : マウスを使って表題欄の左上の適当な点でクリックもう一方のコーナー : マウスを使って右下の適当な位置でクリック 8 属性変更による文字の修正 (PROPERTIES) メニューハーの [ 修正 (M)] [ オフシェクトフロハティー管理 (P)] を選択する. クロスヘアカーソルを図 -1 の部分に重ねてクリックすると, 文字が点線状の形に変わる. そこで [ フロハティ ] タイアロクホックスで, 図-1 を図-2 に替える. 同様に替えるべきところ, たとえば例題 1 を例題 2, 1/10 を 1/100, 2012 年 4 月 17 日を 2012 年 4 月 24 日などとその日の日付とする. 9 画層線種の設定 (LAYER) メニューハーの [ 形式 (O)] [ 画層管理 (L)] を選択すると [ 画層フロハティ管理 ] タイアロクホックスがでる. [ 新規作成 (Alt+N) ] ホタンを押すと,[ 画層 1] という名前の画層が作成されるので,[ 画層 2],,[ 画層 9] まで作っておく

色は [ 色 ] 欄の下をクリックすると [ 色選択 ] タイアロクホックスがでるので,

つぎに, 線種を変更するには [ 線種 ] 欄の下の文字の部分 (Continuous) をクリックすると,[

または再ロート ] タイアロクホックスで [ ファイル (F)] をクリックし,acad.

3 色は [ 色 ] 欄の下をクリックすると [ 色選択 ] タイアロクホックスがでるので, それぞれの画層に対応する標準色の各色を選択する. つぎに, 線種を変更するには [ 線種 ] 欄の下の文字の部分 (Continuous) をクリックすると,[ 線種を選択 ] タイアロクホックスがでるが, 最初は Continuous( 実線 ) しか設定されていないので線種をロートする.[ 線種を選択 ] タイアロクホックスで [ ロート ] ホタンをクリックし,[ 線種のロートまたは再ロート ] タイアロクホックスで [ ファイル (F)] をクリックし,acad.lin または acadiso.lin を選択する. [ 線種のロートまたは再ロート ] タイアロクホックスの使用可能な線種欄のリストから CENTER を選択し,[OK] ホタンをクリックすると,[ 線種の選択 ] タイアロクホックスには CENTER が追加される.DASHED も同様に選択してロートしておく

10 放射線の描画と切り取りおよび線尺度の設定 (XRAY, TRIM,LINETYPE) [ 画層コントロール ] ホックス右側の [ ] をクリックし, 現在の画層を [ 画層 1] に切り替える. メニューハーの [ 作成 (D)] [ 放射線 (R)] を選択する. _ray 始点を指示 : 図面の左上部でクリック cf.

4 [ 画層フロハティ管理 ] タイアロクホックスで,[ 画層 1] の線種をクリックしてでてくる [ 線種を選択 ] タイアロクホックスの中から,CENTER を選択する. また,[ 画層 6] および [ 画層 7] の線種をクリックしてでてくる [ 線種を選択 ] タイアロクホックスの中から,DASHEDを選択する. ここで, 画層の [0] および [Defpoints] は, システムが自動的に作ったもので, 前者は起動時に, 後者は寸法を記入した時に作られる. 画層の [Defpoints] は, 画面には表示されるが印刷はされない特殊な画層である. タイアロクホックスを閉じて, メニューハーの [ 表示 (V)] [ スーム (Z)] [ 図面全体 (A)] を選択して, 図面全体を表示する. 10 放射線の描画と切り取りおよび線尺度の設定 (XRAY, TRIM,LINETYPE) [ 画層コントロール ] ホックス右側の [ ] をクリックし, 現在の画層を [ 画層 1] に切り替える. メニューハーの [ 作成 (D)] [ 放射線 (R)] を選択する. _ray 始点を指示 : 図面の左上部でクリック cf.p14の下の図参照通過点を指示 : 右真横の任意の点をクリック通過点を指示 : [Enter] 同様の操作で, 現在の画層を [ 画層 2] から [ 画層 9] に切り替えて放射線を描く. 放射線は, 任意の点から片側に無限に続く直線である. 一方, 構築線は両側に無限に続く直線である. 図面枠から放射線がはみ出したので, 外側の部分を切り取る. メニューハーの [ 修正 (M)] [ トリム (T)] を選択する. オフシェクトを選択 : ALL 認識された数 :?? : オフシェクトを選択 : [Enter] トリムするオフシェクトを選択 [ 投影モート (P)/ エッシ (E)/ 元に戻す (U)]: この状態で, 図形の線が破線状になり, カーソルがヒックホックスになるので, 切り取りたい部分 ( 図面枠より外の線 ) にあわせてマウスの左ホタンをクリックすると消える. 全部切り取った後には [Enter] を押す. さて, 描かれた放射線は実線, 一点鎖線および破線のはずであるが, すべて実線のように見える. これは, 線尺度の既定値が1 のため, 見かけ上実線となっているからで, 縮尺を1/n とした場合の線尺度は, 線種のロートで acadiso.linファイルを用いた場合は,(0.4~0.5) n 程度とすればよい.acad.linの場合は(10~100) n 程度とすればよい. そこで, メニューハーの [ 形式 (O)] [ 線種設定 (N)] を選択すると [ 線種管理 ] タイアロクホックスが開く. 次図のように詳細の欄が表示されていなければ,[ 詳細を表示 ] ホタンを押して表示させて, クローハル線種尺度を50として,[OK] ホタンを押す. もし, 一点鎖線や破線にならないようであれば, 一度大きな値 ( 例えば1000 程度 ) にして, 下げるとよいようである

すると以下のように [ 画層 1] は赤, 一点鎖線 (Center), [ 画層 6] は紫, 破線

ホックスで [ 修正 ] を選択し,[ 寸法値 ] タイアロクホックスの文字高さを224とする (

5 すると以下のように [ 画層 1] は赤, 一点鎖線 (Center), [ 画層 6] は紫, 破線 (dashed),[ 画層 7] は黒, 破線 (dashed), その他はとなる. 11 寸法スタイルの設定 (DDIM) つぎに, 寸法スタイルを設定し直しておこう. メニューハーの [ 形式 (O)] [ 寸法スタイル管理 (D)] [ 寸法スタイル管理 ] タイアロクホックスで [ 修正 ] を選択し,[ 寸法値 ] タイアロクホックスの文字高さを224とする ( 印刷時の2.24mmを想定 ).[OK] ホタンを押すと,[ 寸法スタイル管理 ] タイアロクホックスに戻るので, タイアロクホックスを閉じる

12 図面ファイルの保存 (SAVEAS) メニューハーの [ ファイル (F)] [ 名前を付けて保存 ] [ 図面に名前を付けて保存 ] タイアロクホックスがでる.

13オフシェクトの削除 (ERASE) メニューハーの [ 修正 (M)] [ 削除 (E)] を選択オフシェクトを選択 : 各線分をクリックオフシェクトを選択 : [Enter] 14テンフレートファイルの保存メニューハーの [

dwt)] を選択し, 適当なファイル名 (A4-100) を付けて, 保存先を保存したい場所, 例えば,[ マイトキュメント ] にして,[ 保存 (S)] ホタンをクリックすると,[ テンフレートの説明 ] タイアロクホ

6 12 図面ファイルの保存 (SAVEAS) メニューハーの [ ファイル (F)] [ 名前を付けて保存 ] [ 図面に名前を付けて保存 ] タイアロクホックスがでる. 適当なファイル名 ( たとえば, A4-100) を付けて,[ 保存 (S)] ホタンをクリックする. 13オフシェクトの削除 (ERASE) メニューハーの [ 修正 (M)] [ 削除 (E)] を選択オフシェクトを選択 : 各線分をクリックオフシェクトを選択 : [Enter] 14テンフレートファイルの保存メニューハーの [ ファイル (F)] [ 名前を付けて保存 (S)] を選択すると [ 図面に名前を付けて保存 ] タイアロクホックスがでる.[ ファイルの種類 (T)] のフルタウンメニューの [AutoCAD 図面テンフレートファイル (*.dwt)] を選択し, 適当なファイル名 (A4-100) を付けて, 保存先を保存したい場所, 例えば,[ マイトキュメント ] にして,[ 保存 (S)] ホタンをクリックすると,[ テンフレートの説明 ] タイアロクホックスがでてくるので, A4 横 1/100の図面などと記入して,[OK] ホタンを押す. このファイルはA4-100.dwtとなる. 図面ファイル (A4-100.dwg) とは拡張子が異なるテンフレートファイルである. 演習 2 A4-100.dwg を尺度変更し,1/50 の縮尺 (A4 用紙に出力することを意識 ) にして, 下の作図例のように各線分を 11000mm にトリムして, 寸法記入せよ ( ファイル名 cad 学籍番号氏名日付.dwg ). 演習 2 の作図例

7 問 3.2 例題 1 の図面ファイルを縮尺 1/1 に修正 ( 寸法は削除する ) して, A4 枠.dwg として保存せよ. 問 3.3 例題 2 から,1/200 の縮尺で A4 用紙に出力することを意識したテンフレートファイル ( A4-200.dwt ) を作成せよ. 問 3.4 1/30 の縮尺で A4 用紙縦に出力することを意識して枠及び表題を記入したファイル ( A4r-30.dwg ) を作成せよ. <ヒント> A4 用紙縦置きで縮尺 1/30 の図面を描くためには以下のような方法が考えられる 1 図面範囲 (LIMITS) を横 mm 縦 mm に設定して図面枠印刷時に 10mm 程度内側になるように描くすなわち (10 30,10 30) と (200 30,287 30) を頂点とする長方形 (RECRANG) を描けばよいそして表題欄を右下隅に描く 2[ 例題 1の利用 ] 尺度変更 (3 倍 ) し図面範囲を上記のように設定し図形を回転 (ROTATE) 移動(MOVE) することも出来るがこれらのコマントは後の例題に示している要するに以下の相似図形 ( 座標 ) を思い浮かべるとよい = =

Microsoft Word - CADｔｘｔ01_10.doc

Microsoft Word - CADｔｘｔ01_10.doc CAD ドローイングの基本 1 縮尺の概念と基本設定 CADの図形は直角座標 (x,y,z) によって表現される. したがって,CADによる作業は, スナッフ ( 等間隔に設定した格子点にカーソルを吸着させること ) を頼りに描画を行うとともに, 編集のための種々の画面操作を行って結果を出力することである.CADでの作図はコンピュータ上での入力だけでは完了したとは言えず, 紙に印刷する必要がある.CADでは通常実寸で図面を作成するため縮尺の感覚を喪失してしまうが,