大学解答例解説一般入学試験 A 日程 2018 年 2 月 6 日実施分解答例英語英語リスニング解説英語英語リスニング [1] 総合問題宝塚歌劇団 100 周年についてそれにまつわるエピソードや伝統などについて述べている問 A の空所問題は 4 の正答率が 48.6% と低かっ

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ひろととこたに
4 years ago
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1 大学解答例解説解答例英語英語リスニング解説英語英語リスニング [1] 総合問題宝塚歌劇団 100 周年についてそれにまつわるエピソードや伝統などについて述べている問 A の空所問題は 4 の正答率が 48.6% と低かったが空所のある文の前の文 The musical was adapted from Riyoko Ikeda's manga comic book of the same name と漫画人気を示唆する文があり空所の後が女性の間の漫画の人気のためにの意味になることがわかる 6 の正答率も 35.9% と低いが PART1 では最初の段落で宝塚 100 周年について述べ次の段落でも宝塚音楽学校の第 100 期クラスについての言及がありこの PART の主題が宝塚 100 周年であることがわかり a. の A Century on Stage がタイトルとなる 8 も 40.5% と正答率が低かったこの文の意味は劇を斬新なものにしておこうという劇作家であり監督である植田紳爾の長期にわたる努力が宝塚が持ちこたえるのを助けて来たつまり劇を斬新なものにしておこうという劇作家であり監督である植田紳爾の長期にわたる努力のおかげで宝塚は持ちこたえて来たという意味になり正答は a. になる d. の解答が多かった ( 選択率 48.6%) が努力のおかげで私達が助けて来たとなり異なる意味になる [2] 語彙問題文脈の中で意味を考えることによって最も適切な語 ( 句 ) を選ばせる問題である全体的に正答率は高かったがいくつか 50% を切っているものがあった 14( 正答率 34.3%) は b. の disappointing が正答であるが a. の disappointed を選んだ者が半数以上いたこのような感情を表す動詞が補語になった場合原則として人が主語の場合過去分詞を人以外が主語の場合現在分詞を使用するこの場合結果という人以外が主語なので現在分詞 disappointing が正答となる 18 の正答率は 38.0% であった c. の limited が半数の受験者に選択されていた b. の due に締め切りであるという意味が定着していない日頃から日常でよく使用される英単語に習熟するよう広く様々な機会で英語を読み聞くことが期待される 1

2 [3] 正誤問題英文に含まれる誤りをみつける問題であるが正答率 50% 未満の問題が4 問あった 27 の正答率は 30.3% である 28 の正答は b. で正答率は 26.2% であったはともに比較において大切なことは何と何が比較されているか考えることと基本的に同じ文法的役割をはたすものが比較されることである 28 の場合 today が動詞を修飾し副詞として使用されている同様に than 以下の部分も過去においてと副詞の意味になる必要があり in the past と前置詞をつけることで副詞句とする 29( 正答率 46.3%) は remember to ~ がこれから~することを覚えている remember~ing が~したことを覚えているという意味の違いの把握が必要である覚えていたのは過去のことであるがその後で傘を持って行くので remembered to take となる [4] 英文読解和訳内容説明問 A 英文読解問題人間と動物の睡眠のパターンを比較した文章である最も正答率が低かったのは 34 の 32.9% であった本文中に Crepuscular mammals appear at twilight and dawn. とある b. を選択した受験者が半数以上いたがここには are least likely to be seen~とあり否定の意味がついていて全く逆の意味になり d. が正答となる 33 は 41.3% と正答率が低かった第 3 段落 4 行目の Some animals, such as the badger, have difficulty making seasonal adjustments. が正答に対応する問 B 和訳問題前半の仮定法の意味についてはよくできていたが後半はあなたを動物王国の多くのもののようにさせるという意味であるが many= 多くのもの ( 動物 ) という意味がとれてない解答が多く the animal kingdom も動物の王様としている解答が多く見られた更に make の使役の意味がとれておらず文全体の意味に問題がある解答も見られた just like の意味は半分程度がとれていた [6] 和文英訳問題日本語の意味をしっかり捉えて英語にする問題である (1) に関しては should have + 過去分詞の部分ができていない解答が見られた更に when I was a student で冠詞の a を落とす解答がみられた更に海外旅行に行くが go to abroad になるなどの様々な誤答がみられた (2) に関しては構文を理解して書いている答案が少なかった例えば It takes を I take と書いている解答が多かったまた I live happy と書いたり形容詞の rural を名詞で使うなど品詞を間違えている答案が多く見られた [7] リスニング問題全体的にはよくできていた正答率が 50% を切っていたのは 3 問である 5 は 26.0% 6 は 40.2% 9 は 45.9% であった 5 は女性の最後のセリフ No, I'm just wondering if you could help me fill in the gaps in my notes. に対して男性が Sure, no problem. When would you like to meet? と答えていることから女性が望んでいるのは自分が書いていない部分に対して男性に直接助けてもらうことなので b. の Help prepare her for the test. となる 6 はアメリカがロシアからアラスカを購入したときにアメリカ人がどう思ったかを問うているに対して waste of money だとの記述があるので a. が正答となる b. を選んでいる者が多くいたがロシアに関しては述べておらず意味的にアメリカがアラスカを購入したときの記述なのでロシアがお金を失ったのではなくアメリカ人が浪費したので意味に合わない 9 はオーナーの夫が英語で話しかけるときは英語での指示に従い妻が日本語で話しかけるときは日本語での指示に従うとあるので b. が正答となる問 C 内容説明問題人間は他の動物と違って考えたり推論したりできるという this の内容をしっかりとらえることとこの部分を this is why~の理由としてあげている答案は多くはみられなかった睡眠のパターンが異なるという後半の部分は全体としてはできていたが vary の意味を very と誤解している答案も見られた [5] 語句整序問題正しい文法知識に基づいて与えられた語句を並べ替える問題であるすべての設問が正答率 80% を超えており大変よくできていた問題がやや易しかったことも一因であるが受験者の努力によるところもあると推察される 2

3 解答例国語くる意味を選んだ結果ではないか機械的に反応するのではなく文章の流れに即した選択肢を選ぶという構えを持ってほしいまた問九の正答率が低かった尊敬語の聞こす聞こしめすと謙譲語の聞こゆ聞こえさすの違いなど現代人にとって判別の難しい敬語の区別に注意してもらいたい [ 三 ] 漢字問一の (1) は c 鬼が正答である正答率が 5.5% ときわめて低く a 帰を選ぶ誤答が多かった問一の (3) は c 名が正答である正答率は 17.7% で c 銘を選ぶ誤答が多かった [ 一 ] 現代文で言及した暗澹も含め語彙の理解にかんする問題の正答率が低かった辞書で調べる習慣を身に着けたり文学作品に日常的に親しんだりして語彙を増やすように努めてほしい解説国語 [ 一 ] 現代文問題文は吉見俊哉文系学部廃止の衝撃である文系学問をめぐる近年の動向をふまえその役割について今後の展望もふくめて論じている問題文の分量自体は多めだったかもしれないが平易な文体でまとめられており読解はしやすかったと思われる正答率も概ね高かったそのなかで正答率が低かった問題は問四五であった問四の正答率は 28.6% であった正答は b 暗澹である問題文の筆者はマックスウェーバーの予言を引きながら目的合理性だけでは将来の見通しを立てることが難しいという問題を指摘しているこうした文脈をふまえれば暗澹以外にふさわしい選択肢はない問五の正答率は 10.3% であった正答は c 助詞であるしかの意味を意識したためか f 限定詞を選んだ誤答が多かったしかし日本語の品詞に限定詞はない [ 二 ] 古文蜻蛉日記からの出題である平安期の日記は文脈をたどるのが難しいといわれるが今回は読解にかかわる設問に関して 50% 前後の正答率であったまた文法問題も多くは 50% 前後の正答率であったしかし正答率が 50% を大きく下回ったのは以下の設問である古典常識を問う問二の正答率が低かった問二は問一のような単なる読みを尋ねる問題ではなく古典を読み解くカギとなる背景知識を問う問題であったがゆえにその正答率の低さが気になるまた問五の正答率が低かったがそれは決して勉強していなかったためではなく古文単語集の先頭に出て 3

4 解答例世界史 B 解答例地理 B 解答例日本史 B 4

5 短期大学解答例解説問 A 英文の部分要約アリアールが現代社会に対してどのような道を選んだのかをまとめる設問である拒否したあるいは完全に受け入れたという極端な道ではなく新しいものをうまく取り入れつつ自分たちの文化などを守り続ける工夫をしたことを理解するにはパラグラフ [E] だけでなくパラグラフ [F] までしっかり読み理解する必要があるパラグラフ [E] の具体例の部分を抽出して解答している答案単なる和訳になっている答案が多かった一部だけでなく全体を俯瞰して重要な部分を探しパラグラフ [F] とのバランスを考えうまくまとめることができれば理想的である問 B 小論文先住民と呼ばれる人たちの歴史文化言語の保全について本文の内容に言及しながら自分の意見を述べるという問題であったが本文の内容に言及していない解答が目立った小論文は時間が足りなくなるのではと焦るのではなくまずは落ち着いて問題文をよく読み何が求められているのか理解することが重要である本文とは関係のない民族のことや日本の鎖国のことグローバル化のことにからめて意見を述べているものが多かったまた先住民の文化をなぜ守るべきなのかという理由を論じているものも少なからず見られたが守るためにどうすればよいかというのが問題文である身近なテーマではないため難しく感じられたかもしれないが高尚にまとめようと気負う必要はない本文では文化を守ることに失敗したケース成功したケースが紹介されていたのでそれに言及しながらどのようにすることが有効だと感じたのか自分の考えを述べれば比較的容易にまとめられる 5

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

$(Microsoft Word - \207U\202P.doc)$ ( 科目別結果別結果の経年変化平均通過率通過率 % 以上の生徒の割合通過率 % 以上の生徒の割合国語数学外国語 A 問題 B 問題 A 問題 B 問題 A 問題 B 問題国語国語数学数学 Ⅰ 数学数学 Ⅰ OCⅠ 英語 Ⅰ OCⅠ 英語 Ⅰ 総合総合基礎基礎 H3 7.3 73. 35. 9..1. 5.1 9.7.5 7. H 73. 7. 3. 71. 57. 73.. 9.9 5.5