忍者

Size: px
Start display at page:

Download "忍者"

Transcription

1 高 苑 科 技 大 學 Kao Yuan University 院 別 : 商 業 暨 管 理 學 院 系 別 : 應 用 外 語 系 學 制 : 日 間 部 4 年 制 大 學 部 98 學 年 度 專 題 研 究 報 告 題 目 : ( 日 ) 忍 者 ( 中 ) 忍 者 研 究 組 員 學 號 姓 名 學 號 姓 名 王 瀅 茜 495A55 張 議 分 郭 偉 杰 李 孟 璇 林 怡 君 許 雅 婷 陳 仕 穎 林 聖 堯 陳 虹 樺 楊 義 誠 指 導 老 師 : 稲 垣 孝 雄 中 華 民 國 98 年 月

2 目 次 序 論 ( 許 雅 婷 )... 第 章 忍 者 の 起 源 と 歴 史 - 忍 者 とは?( 王 瀅 茜 ) 忍 者 の 任 務... - 忍 者 の 起 源 忍 者 の 時 代 ( 戦 国 )( 郭 偉 杰 ) 忍 者 の 名 称 伊 賀 と 甲 賀 の 関 係 戦 国 時 代 の 有 名 な 忍 者 忍 者 の 没 落 ( 林 怡 君 ) 江 戸 時 代 の 忍 者 の 概 況 忍 者 没 落 の 原 因 没 落 の 影 響 江 戸 時 代 の 御 庭 番 隠 密 とは 最 後 の 忍 者...8 第 章 のまとめ...30 第 章 忍 者 の 装 備 - 忍 者 の 服 装 ( 陳 仕 穎 ) 忍 者 の 服 装 の 色 忍 者 の 服 装 の 機 能 忍 者 の 武 器 ( 陳 虹 樺 ) 手 裏 剣 忍 び 刀 隠 し 武 器 鎖 鎌 変 わり 武 器 忍 者 の 道 具 ( 張 議 分 ) 開 器 登 器 水 器 火 器 忍 び 六 具...59 第 章 まとめ...6 第 3 章 忍 者 の 修 行 と 忍 術 3- 忍 者 の 修 行 ( 李 孟 璇 ) 忍 者 修 行 の 基 礎 忍 術 の 鍛 錬 の 目 的 忍 術 の 鍛 錬 の 方 法...64 I

3 3- 忍 術 とは 何 か 忍 術 陽 忍 陰 忍 隠 形 術 対 人 術 忍 者 の 変 装 ( 許 雅 婷 ) 七 変 化 の 实 態 分 身 の 術 幻 術...79 第 3 章 のまとめ...80 第 4 章 忍 薬 ( 林 聖 堯 ) 4- 忍 薬 とは 何 か 携 帯 食 としての 忍 薬 飢 渇 丸 兵 糧 丸 忍 術 水 渇 丸 薬 としての 忍 薬 祕 極 ノ 薬 毒 薬 ほかの 薬 草...9 第 4 章 のまとめ...93 第 5 章 忍 者 のイメージ 普 及 5- 国 内 の 状 況 ( 楊 義 誠 ) 立 川 文 庫 と 真 田 十 勇 士 近 現 代 の 日 本 における 忍 者 のイメージの 普 及 ( 王 瀅 茜 ) 国 外 の 状 況 ( 特 にアメリカ)( 林 怡 君 ) アメリカ 人 にとっての 忍 者 のイメージ...07 第 5 章 のまとめ... 結 論 ( 林 聖 堯 )... 参 考 文 献...4 付 録...8 II

4 序 論 子 供 の 時 台 湾 で 日 本 のアニメ 忍 たま 乱 太 郎 をテレビで 見 て 忍 者 に 興 味 を 持 つよう になった それで 忍 者 について 詳 しく 知 りたくなった また その 後 も 忍 者 についての 漫 画 やアニメや 映 画 などを 通 して 忍 者 について 徐 々にわかるようになった このような 漫 画 やアニメのイメージ 以 外 に 現 实 の 忍 者 について 知 りたいと 思 い 詳 しく 調 べること にした 以 上 が 忍 者 というテーマを 選 んだ 理 由 である 漫 画 やアニメの 描 写 は 誇 張 しがちなので 現 实 と 違 うイメージのものが 多 い また 私 たちを 含 めて NINJA という 言 葉 を 知 っている 外 国 人 は 多 いが その NINJA のイメ ージと 現 实 の 忍 者 は 違 いがあるのだろうか 本 研 究 では まず 現 实 の 忍 者 の 歴 史 や 装 備 や 忍 術 などについて 具 体 的 に 調 べ 次 に 忍 者 のイメージが 日 本 国 内 や 外 国 へどのように 普 及 していったか 調 べてみたい このレポートの 構 成 は 以 下 のようになっている まず 第 章 忍 者 の 起 源 と 歴 史 で 忍 者 とは 何 かを 説 明 して 忍 者 の 起 源 と 歴 史 の 変 遷 を 紹 介 する 次 に 第 章 忍 者 の 装 備 で 忍 者 の 服 装 の 色 と 機 能 武 器 の 用 途 道 具 の 種 類 と 使 い 方 などを 紹 介 する さら に 第 3 章 忍 者 の 修 行 と 忍 術 で 忍 術 の 修 行 を 整 理 して さまざまな 忍 術 を 具 体 的 に 紹 介 する それから 第 4 章 忍 薬 で 薬 としての 忍 薬 と 携 帯 食 としての 忍 薬 及 び 毒 薬 を 説 明 して その 作 り 方 を 紹 介 する また 毒 物 を 取 る 昆 虫 薬 草 を 詳 しく 説 明 す る 最 後 に 第 5 章 忍 者 のイメージ 普 及 で 近 現 代 の 日 本 において 忍 者 のイメージが どのように 普 及 して 拡 大 していったか 述 べ さらに 日 本 の 忍 者 のイメージが 外 国 におい てどのように 認 識 されているか アメリカを 例 にして 見 てみる

5 第 章 忍 者 の 起 源 と 歴 史 本 章 では 忍 者 の 概 念 起 源 と 由 来 忍 者 が 活 躍 した 時 代 とその 時 代 背 景 忍 者 が 没 落 した 時 代 とその 背 景 などについて 述 べる - 忍 者 とは? 忍 者 について 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) は 忍 者 (に んじゃ)とは 鎌 倉 時 代 から 江 戸 時 代 の 日 本 で 大 名 や 領 为 に 仕 え 諜 報 活 動 や 暗 殺 を 仕 事 としていたとされる 個 人 ないし 集 団 の 名 称 と 述 べている 忍 者 という 言 葉 は 日 本 だけでなく 全 世 界 で 通 用 する 言 葉 であり 欧 米 ではローマ 字 の NINJA で 書 かれる -- 忍 者 の 任 務 忍 者 の 为 要 な 任 務 は 4 つある 諜 報 防 諜 謀 略 と 不 正 規 戦 である 諜 報 諜 報 について 山 北 (004:4) は 以 下 のように 書 いている 諜 報 とは 敵 の 秘 密 を 探 りだすことだ 戦 争 をするためには 敵 の 状 況 をできる 限 り 詳 しく 知 る 必 要 がある 孫 子 にも 敵 を 知 り 己 を 知 れば 百 戦 百 勝 というではないか これらは 戦 術 作 戦 戦 略 の 各 レベルで 盛 んに 行 われた ( 中 略 ) 戦 場 において 敵 の 配 置 を 探 る 役 目 は 騎 馬 武 者 が 行 うことが 多 かったので 忍 者 の 出 番 はあまりない( 創 作 と 違 い 多 くの 忍 者 は 戦 争 の 専 門 家 ではない) しかし それらの 戦 術 情 報 を 各 部 隊 に 伝 える 伝 令 は 忍 者 が 行 うことが 結 構 多 かったらしい 忍 者 は 逃 げ 足 が 速 く 卖 独 ~ 尐 人 数 行 動 に 慣 れていて 情 報 を 正 確 に 伝 えることに 習 熟 している このように 諜 報 活 動 とは 戦 争 をするために 敵 の 秘 密 を 探 り 出 して 戦 場 で 運 用 す ることである そして 忍 者 は 特 に 伝 令 としての 役 目 が 多 かったらしい 防 諜 防 諜 活 動 とは 敵 の 諜 報 から 自 分 たちの 秘 密 を 守 ること 詳 しく 言 えば 都 合 のいい 情 報 を 流 し 都 合 の 悪 い 情 報 を 隠 すことだ また 偽 情 報 を 流 すだけでなく わざわざ 本 当 の 情 報 を 教 えることでもある それについて 山 北 (004:5) 3 は 以 下 の 例 で 説 明 して いる ある 領 为 を 攻 め 滅 ぼすのではなく 臣 従 させたいと 考 えていたとしよう ならば 自 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 忍 者 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.4 3 同 上, p.5

6 国 が 強 力 になったことを その 領 为 に 教 えてやることは 領 为 の 踏 ん 切 りをつけさせる ためにも 有 効 だろう もちろん 露 骨 に 教 えても 偽 情 報 ではないかと 疑 われるだけだ その 領 为 の 諜 報 活 動 を 邪 魔 せず 領 为 が 自 らその 事 实 を 知 るように 仕 向 けてやる 必 要 が あるだろう このように 自 分 に 有 利 になるように わざと 本 当 の 情 報 を 敵 に 流 すこともある また 忍 者 は 防 諜 活 動 において どのような 役 割 をしているのだろうか 山 北 (004: 6) によれば 下 記 のように 述 べている まず 山 野 においての 阻 止 線 を 引 くには 忍 者 の 能 力 が 必 須 である 道 なき 山 野 を 駆 け 抜 ける 忍 者 を 止 めることができるのは 同 じ 能 力 をもつ 忍 者 でなければできないこと だからだ また 敵 の 城 に 忍 び 込 む 技 に 熟 達 しているということは 敵 のそれを 阻 止 する 方 法 も 知 っているということだ 自 国 の 城 に 敵 の 忍 者 を 忍 び 込 ませないことは 敵 国 の 情 報 を 知 る 以 上 に 重 要 な 仕 事 なのだ さらに 敵 の 潜 入 情 報 員 ( 草 と 呼 ばれる 者 ども)を 発 見 し 彼 らを 捕 らえたり 抹 殺 したりするのも 忍 者 の 仕 事 である もちろん 草 を 発 見 して 逆 利 用 する(こちらの 与 えたい 情 報 だけを うまくつかませる)のも 忍 者 が 一 番 うまくできるだろう 以 上 のように 防 諜 活 動 は 自 分 たちの 秘 密 を 敵 に 知 られるのを 防 止 するために 忍 者 を よく 知 っている 同 じ 忍 者 の 能 力 がなければできないことがわかる 3 謀 略 戦 国 時 代 において 謀 略 はよく 用 いられた 山 北 (004:6) は 謀 略 について 次 の ように 書 いている 偽 情 報 で 敵 を 踊 らせて 見 当 違 いの 方 向 に 軍 勢 を 向 けさせる 敵 が 同 盟 を 組 んでいる なら その 間 を 裂 いて 協 力 できないようにさせる 戦 国 時 代 は 調 略 と 呼 ばれることが 多 かったらしいが 敵 国 の 武 将 と 交 渉 し 寝 返 らせ ることができれば 戦 わずして 敵 を 倒 すことができる ( 中 略 ) 大 名 家 において 謀 略 を 担 当 する 人 物 が 敵 国 の 武 将 に 連 絡 をつけようと 思 ったら や はり 忍 者 を 使 わなければどうしようもない なにしろ 調 略 とは 調 略 が 行 われている というそのこと 自 体 を 秘 密 にしなければならないのだから このように 謀 略 には 敵 国 の 武 将 と 交 渉 して 敵 を 裏 切 り 自 分 の 仲 間 にさせることが 多 い 4 不 正 規 戦 不 正 規 戦 とは 山 岳 ゲリラ 戦 や 攻 城 戦 などの 活 動 をすることである 山 北 (004:7) 3 3 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.6 同 上, p.6 同 上, p.7 3

7 は 山 岳 ゲリラ 戦 と 攻 城 戦 について 以 下 のように 書 いている 山 岳 地 帯 において 細 い 峠 道 や 桟 道 は 大 軍 を 進 軍 させる 時 のネックとなる このよ うな 道 を 進 んでいる 軍 に 落 石 があれば それだけで 大 きな 被 害 を 受 けてしまう このよ うな 山 岳 ゲリラ 戦 は 部 隊 の 規 模 が 大 きくなった 戦 国 後 期 の 軍 勢 にとって 比 較 的 苦 手 とする 戦 いだ これを 得 意 とする 忍 者 たちは 大 名 家 にとって 重 宝 な 存 在 だっただろう 攻 城 戦 でも 忍 者 は 活 躍 する なぜなら 戦 いの 最 中 に 敵 の 城 に 忍 び 込 むことができる のは 忍 者 だけだからだ もちろん 戦 闘 が 行 われているただ 中 に 忍 び 込 むことは 忍 者 で もできはしない 戦 闘 のない 夜 中 に 闇 にまぎれて 潜 入 したり 変 装 して 堂 々と 入 れても らったりする 城 に 入 ってしまえば さまざまな 工 作 を 行 うことができる 五 戸 に 毒 を 投 げ 込 んだり 食 料 に 火 を 放 ったりできれば 防 御 側 の 兵 士 は 戦 わずして 無 力 となってしまう また 雑 兵 のふりをして この 戦 にゃあ 勝 ち 目 はねえ おれたち もうだめだ とかいった 噂 を 流 せば 防 衛 側 の 士 気 は 大 幅 にダウンする さらには 内 部 で 突 然 戦 いを 始 めて 裏 切 りだ! と 叫 べば 場 内 は 大 混 乱 に 陥 る うまくすれば 同 士 討 ちすら 始 まるし その 隙 を 突 いて 味 方 に 城 攻 めを 行 わせれば 城 が 落 ちる 確 率 はかなり 高 いといえるだろう このように 山 岳 ゲリラ 戦 とは 敵 の 大 軍 が 細 い 峠 道 や 桟 道 を 進 軍 していて 動 きにくい のを 利 用 して 石 を 落 としたりして 被 害 を 与 えることである それに 攻 城 戦 のときに 敵 の 城 に 潜 入 し 戦 意 を 失 わせたり 混 乱 させたりして 味 方 の 城 攻 めに 協 力 するのも 忍 者 の 任 務 である 4

8 - 忍 者 の 起 源 忍 者 はいつごろ 登 場 したのだろうか 忍 者 の 起 源 について 山 北 (004:3-5) にはい ろいろな 発 祥 説 が 書 いてある その 中 から 为 なものを 選 んで 紹 介 し 検 証 してみる 古 代 中 国 説 古 代 中 国 説 について 山 北 (004:3) は 以 下 のように 述 べている 忍 者 伝 書 萬 川 集 海 3 では 忍 術 を 伏 義 帝 より 始 まり 軒 轅 黄 帝 推 し 弘 めたまう としている 中 国 史 でも もはや 神 話 部 分 に 入 るほどの 超 古 代 の 話 だ もちろん 権 威 づけのための 誇 張 であること 確 实 だが 戦 国 時 代 にもこのことを 为 張 していた 組 織 は 存 在 した 越 後 ( 現 新 潟 県 )の 上 杉 氏 が 使 っていた 忍 者 集 団 は 軒 轅 ( 軒 猿 )というが これな ど 軒 轅 黄 帝 から 取 られた 名 前 だと 思 われる このように 萬 川 集 海 には 忍 者 の 起 源 が 古 代 中 国 の 伏 義 帝 より 始 まると 書 いてある ことがわかる また 上 杉 氏 の 忍 者 集 団 軒 猿 の 名 前 は 古 代 中 国 の 軒 轅 黄 帝 に 由 来 する という 推 測 もあることがわかる 孫 子 説 山 北 (004:33-34) 4 は 孫 子 説 を 下 記 のように 論 じている 忍 者 伝 書 萬 川 集 海 の 第 巻 の 忍 術 問 答 に 忍 術 ということは 何 れの 代 より 始 ま れるや という 質 問 がある それに 対 する 答 えは 夫 れ 軍 法 は 上 古 伏 義 帝 より 始 まり 其 後 黄 帝 に 至 りて 盛 んに 行 はれたり とある そして 忍 術 は 軍 法 の 要 であるから 当 然 行 われていたはずだが 記 録 には 残 っていないとする 続 く 質 問 で 忍 術 が 軍 法 の 要 であるという 理 由 はなにかという 問 いがある それに 対 する 答 えが 孫 子 3 篇 の 用 間 編 に 忍 術 が 載 せられている また 他 の 軍 書 や 兵 書 にも 同 様 に 載 っている もし 忍 術 が 用 兵 においてそれほど 重 要 でないのなら どうしてこんなにも 記 載 があるのかとある ただし 中 国 では 忍 び と 呼 ばず 間 もしくは 諜 さらに 細 作 遊 偵 と 呼 ばれているのが 忍 びのことなのだという つまり 萬 川 集 海 の 为 張 は 忍 者 は 中 国 の 古 代 からいたが 記 載 があるのは 孫 子 からだということなのだ この 为 張 には 一 理 ある 確 かに 諜 報 や 偵 察 は 軍 事 において 重 要 である だから も のすごい 古 代 から 行 われたであろうことは 確 实 である よって それらが 忍 者 の 遠 い 祖 先 であるといわれれば まったくその 通 りとしかいいようがない 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, pp.3-5 同 上, p.3 3 万 川 集 海 (まんせんしゅうかい ばんせんしゅうかい 正 式 には 萬 川 集 海 と 表 記 する)とは 延 宝 四 年 (676 年 )に 伊 賀 の 国 郷 士 で 藤 林 長 門 守 の 子 孫 である 藤 林 左 武 次 保 武 が 書 いた 巻 別 巻 からなる 忍 術 兵 法 書 で ある 以 上 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 万 川 集 海 同 注, pp

9 以 上 のように 萬 川 集 海 の 第 巻 の 忍 術 問 答 によると 孫 子 3 篇 の 用 間 編 には スパイの 使 い 方 が 書 かれている 中 国 ではスパイを 間 諜 細 作 遊 偵 などと 呼 ん だ これを 忍 術 忍 者 忍 びと 呼 ぶのは 問 題 があるが スパイという 概 念 は 共 通 しており 忍 者 の 遠 い 祖 先 と 言 うこともできるであろう 3 徐 福 説 図 徐 福 像 ( 新 宮 市 徐 福 公 園 内 ) 徐 福 とは 秦 の 始 皇 帝 に 仕 えた 道 士 である 山 北 (004:3-33) 3 は 次 のように 書 いて いる 織 田 信 長 の 伊 賀 攻 めを 記 録 した 菊 岡 如 幻 (65~703)の 伊 乱 記 には 上 代 より 伊 賀 の 遺 風 とて そのいにしえの 御 色 多 由 也 より 謀 術 を 伝 えて とある この 御 色 多 由 也 という 人 物 が 徐 福 であるというのが 徐 福 説 である 忍 術 の 原 形 を 孫 子 ( 孫 武 前 500 年 頃 の 著 とされる 兵 法 書 )であると 考 える 人 々 がいる 孫 子 には スパイを 用 いる 方 法 について 書 いた 用 間 編 が 全 編 の 最 後 に 置 原 文 は 故 用 間 有 五 : 有 鄉 間 有 內 間 有 反 間 有 死 間 有 生 間 五 間 俱 起, 莫 知 其 道, 是 謂 神 紀, 人 君 之 寶 也 鄉 間 者, 因 其 鄉 人 而 用 之 內 間 者, 因 其 官 人 而 用 之 反 間 者, 因 其 敵 間 而 用 之 死 間 者, 為 誑 事 于 外, 令 吾 間 知 之, 而 傳 于 敵 生 間 者, 反 報 也 以 上 中 央 研 究 院 漢 籍 電 子 文 獻 孫 子 第 十 三 篇 用 間 %u5EAB-%u6458%u898&path=/ 翻 訳 は 間 者 というものは5 種 類 ある 郷 間 内 間 反 間 死 間 および 生 間 である これらの 間 者 がそれぞれ 行 動 して そのことを 全 く 気 づかれないのは 神 技 というべきものであり 君 为 や 将 軍 にとっては 宝 というべきも のである 郷 間 というものは 敵 国 出 身 者 を 間 者 として 使 うことである 内 間 とは 敵 の 役 人 等 を 間 者 として 使 うことである 反 間 とは 敵 の 間 者 をそれと 知 られずに 使 うことである 死 間 とは 策 略 をもって 敵 味 方 を 欺 き 終 には 殺 される 者 のことである 生 間 とは 生 きて 帰 って 報 告 する 者 のことである 以 上 自 由 人 を 目 指 そ う!! 孫 子 を 楽 しもう 第 拾 参 篇 用 閒 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 徐 福 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, pp

10 かれている この 用 間 編 が 忍 術 の 基 本 理 論 となったと 唱 える 説 だ ( 中 略 ) 始 皇 帝 は 徐 福 に 蓬 莱 国 に 薬 を 取 りに 行 くように 命 じた ( 中 略 ) 数 カ 月 もの 航 海 の 後 徐 福 は 日 本 の 熊 野 新 宮 に 到 着 した これが 孝 霊 天 皇 の 7 年 ( 前 9)のことだとい う しかし 山 野 をめぐっても 霊 薬 を 見 つけることができなかった 徐 福 は 帰 国 を 諦 め て 人 々に 製 紙 や 仙 術 などを 教 えて 日 本 に 帰 化 した このとき 徐 福 が 伝 えたものの 一 つに 忍 術 があるのだという これが 紀 州 で 代 々 伝 えられ 忍 術 となったのだという 实 際 に 和 歌 山 県 新 宮 市 に は 徐 福 の 墓 が 存 在 している 当 然 のことながら この 話 は 非 常 に 怪 しい 徐 福 の 時 代 が 孝 霊 天 皇 の 時 代 だというの は 日 本 書 紀 の 天 皇 の 記 述 をそのまま 信 用 すればそうなるというだけのことだ 实 際 の 大 和 朝 廷 が 出 来 たのは 6~7 世 紀 と 000 年 近 く 後 のことだ 徐 福 の 時 代 には 邪 馬 台 国 すら 存 在 しない 弥 生 時 代 の 真 っ 只 中 なのだ 徐 福 の 墓 も 紀 州 徳 川 家 の 祖 である 徳 川 頼 宠 が 建 立 したもので 000 年 近 く 後 のもの だ 紀 元 前 から 日 本 に 忍 術 があった しかも 徐 福 が 伝 えたというのは なかなか 壮 大 なロ マンだ はったりも ここまでくれば 立 派 なものといえるだろう 上 記 のように 御 色 多 由 也 = 徐 福 と 考 えて 徐 福 が 日 本 に 来 て 人 々に 忍 術 を 教 えたと する 説 もある 以 下 この 説 を 尐 し 検 証 してみる まず 山 北 自 身 が 徐 福 が 生 きた 時 代 と 徐 福 が 日 本 に 来 たとされる 時 代 の 間 にかなりの 隔 たりがあること 和 歌 山 県 にある 徐 福 の 墓 も 相 当 後 の 時 代 に 立 てられたことを 指 摘 して この 説 は 怪 しいとしている さらに 山 北 は 御 色 多 由 也 = 徐 福 と 紹 介 しているが その 根 拠 を 挙 げておらず 前 提 自 体 信 憑 性 が 低 い 次 に 徐 福 が 行 った 蓬 莱 国 について 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア (Wikipedia) は 蓬 萊 (ほうらい)とは 古 代 中 国 で 東 の 海 上 ( 海 中 とする 説 もある) にある 仙 人 が 住 むといわれていた 亓 神 山 ( 仙 境 )のうちの つとされ( 中 略 ) 伝 承 として 日 本 や 台 湾 ( 蓬 萊 仙 島 と 中 国 語 では 呼 ぶ)を 指 すと 言 われることもある と 述 べている このように 蓬 莱 は 中 国 の 東 の 海 上 にあるとされるが それを 日 本 だと 考 える 説 もあるし 台 湾 だと 考 える 説 もある 台 湾 について 言 えば 徐 福 が 台 湾 に 来 たという 伝 承 も 物 的 証 拠 もほとんど 残 っていない また 調 月 の 歴 史 と 倭 国 の 古 代 史 の 真 相 を 糺 す というウェブサイトは 下 記 のように 書 いている 韓 国 にも 徐 福 伝 説 は 古 くから 伝 わっている 済 州 島 の 徐 福 伝 説 は 歴 史 書 の 中 に 記 述 は なく 伝 説 でしかないという 扱 いを 受 けているようであが マ マ 済 州 島 には 古 くから 徐 福 渡 来 説 がある 朝 日 が 上 がるのを 見 た 徐 福 が 無 事 に 到 着 したことを 記 念 して 海 辺 の 岸 壁 に 朝 天 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 蓬 莱 ( 中 国 ) 調 月 の 歴 史 と 倭 国 の 古 代 史 の 真 相 を 糺 す 韓 国 の 徐 福 伝 説

11 という 文 字 を 刻 み 入 れたと 言 われる 朝 天 浦 西 帰 市 の 海 岸 にある 正 房 瀑 布 という 滝 などである 童 男 童 女 を 連 れた 徐 福 の 一 行 は 三 神 山 のひとつ 瀛 州 ( 済 州 島 )の 漢 拏 山 に 上 陸 し 自 生 している 不 老 草 岩 高 蘭 を 捜 した しかし 結 局 は 見 つけられないままこの 地 を 去 る 時 正 房 瀑 布 に 心 打 たれ 絶 壁 に 徐 市 過 此 ( 徐 福 がここを 通 った) という 言 葉 を 刻 して 惜 しみながら 西 方 の 日 本 へ 向 かったという 済 洲 島 には 西 市 過 此 ( 中 国 語 で 西 市 と 徐 市 は 同 音 ) の 地 名 が 残 っている このように 韓 国 にも 徐 福 渡 来 の 伝 説 があり 済 州 島 に 到 着 した 徐 福 一 行 がさらに 西 方 ( 日 本 )に 向 かったと 言 う 内 容 である さて 蓬 莱 国 = 日 本 という 説 は 一 番 多 くの 人 が 为 張 するものである ほるほる 放 送 局 というウェブサイトは 以 下 のように 書 いている 徐 福 の 渡 海 から 千 二 百 年 近 くが 経 ち 亓 代 の 後 周 になって 初 めて 徐 福 の 日 本 渡 来 を 記 した 書 物 が 現 れた 釈 義 楚 の 義 楚 六 帖 マ マ である この 書 には 顕 徳 亓 年 ( 九 亓 八 ) 日 本 僧 弘 順 大 師 に 聞 くところによると 徐 福 は 日 本 に 来 て 富 士 山 を 蓬 莱 山 として 永 住 し 子 孫 は 秦 氏 を 名 乗 ったとある このように 0 世 紀 になると 中 国 の 文 献 に 徐 福 の 日 本 渡 来 を 記 載 したものが 現 れるが 日 本 人 からの 伝 聞 の 形 で 書 かれている 日 本 の 徐 福 伝 説 が 中 国 に 逆 輸 入 されたのかもしれ ない また 調 月 の 歴 史 と 倭 国 の 古 代 史 の 真 相 を 糺 す 3 というサイトによると 日 本 の 文 献 で 最 初 に 徐 福 を 取 りあげたのは 一 三 三 九 年 に 成 書 した 神 皇 正 統 記 4 です と 述 べ ている このように 神 皇 正 統 記 は 日 本 で 最 初 に 徐 福 が 日 本 に 来 たことを 書 いている 文 献 である それから 神 奈 備 5 と 古 代 史 の 扉 6 というサイトに 日 本 全 国 の 徐 福 伝 説 が 書 いて ある 日 本 各 地 の 神 社 や 山 などで 徐 福 を 記 念 しているものがたくさんある ほるほる 放 送 局 徐 福 - 歴 史 読 本 マ マ 後 周 顕 徳 元 年 (954) 成 立 釋 義 楚 撰 またの 名 釋 氏 六 帖 以 上 古 代 史 獺 祭 古 代 史 獺 祭 メニ ュー なお 顕 徳 元 年 (954)に 成 立 したとされる 本 に 顕 徳 亓 年 (958 年 )の 記 述 があるのは 重 大 な 問 題 ではあるが 従 来 の 研 究 はこの 点 について 何 も 触 れていない 3 世 紀 (69 年 )の 書 佛 祖 統 紀 卷 第 四 十 二 世 宗 によると 顯 德 元 年 齊 州 開 元 寺 義 楚 法 師 進 所 撰 釋 氏 六 帖 敕 付 史 館 頒 行 賜 紫 方 袍 と 書 いてあり 義 楚 六 帖 顕 徳 元 年 (954) 成 立 説 は これを 根 拠 にしていると 思 われる 釋 氏 六 帖 浙 江 古 籍 出 版 社 990 年 の 出 版 説 明 によると 本 書 在 宋 有 開 寶 六 年 (973) 和 崇 寧 二 年 (03) 刊 本, 傳 入 日 本 後, 有 寬 文 九 年 (669) 刊 本, 一 九 四 四 年 蘇 晉 仁 自 日 本 攜 回 刊 入 普 慧 大 藏 經 中 とあり 尐 なくとも 4 つの 版 本 があることがわかる 義 楚 六 帖 が 顕 徳 元 年 (954) に 書 かれたとするならば (その 後 も 編 集 が 続 き) 顕 徳 亓 年 の 記 述 はいずれかの 版 本 で 挿 入 されたのかもしれな い これ 以 上 のことは 調 べられなかったが 徐 福 研 究 者 はもう 尐 し 文 献 上 の 検 証 をするべきであろう 3 調 月 の 歴 史 と 倭 国 の 古 代 史 の 真 相 を 糺 す 十 世 紀 以 降 の 中 日 朝 の 徐 福 研 究 神 皇 正 統 記 (じんのうしょうとうき)は 单 北 朝 時 代 に 公 卿 の 北 畠 親 房 が 幼 帝 後 村 上 天 皇 のために 吉 野 朝 廷 (いわゆる 单 朝 )の 正 統 性 を 述 べた 歴 史 書 である 以 上 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア (Wikipedia) 神 皇 正 統 記 神 奈 備 徐 福 渡 来 伝 承 とリンク 秀 jofuku 古 代 史 の 扉 徐 福 伝 説

12 以 上 を 総 合 して 考 えると 徐 福 の 時 代 ( 秦 紀 元 前 3 世 紀 )の 日 本 には 文 字 資 料 がなく 徐 福 が 日 本 に 来 たことを 記 述 する 日 本 側 の 同 時 代 文 献 資 料 はない しかし 尐 なくとも 0 世 紀 ごろの 日 本 にはすでに 徐 福 渡 来 伝 説 があり それを 中 国 側 が 記 録 している( 義 楚 六 帖 ) 日 本 側 では 4 世 紀 になってやっと 徐 福 渡 来 を 記 載 した 文 献 ( 神 皇 正 統 記 )が 現 れ る 現 在 の 日 本 には 徐 福 に 関 する 伝 説 が 各 地 に 残 っているとはいえ 事 件 ( 徐 福 渡 来?) から 文 献 資 料 に 記 載 されるまで 口 承 伝 説 の 期 間 が 長 かったこと 確 实 な 物 的 証 拠 はないこ とから 蓬 莱 国 = 日 本 という 説 は 定 説 にはなっていない さらに その 徐 福 が 伝 えた 技 術 の 中 に 忍 術 (スパイ 技 術 )があったとするのは やはり 山 北 が 述 べているように 壮 大 な ロマン に 過 ぎず 信 憑 性 は 低 い 4 聖 徳 太 子 説 図 聖 徳 太 子 聖 徳 太 子 は 忍 者 マイスター というウェブサイトによると 日 本 最 古 の 忍 者 の 为 だ そうである また 聖 徳 太 子 説 について 山 北 (004:35-37) 3 は 以 下 のように 述 べてい る ある 忍 術 伝 書 によると 聖 徳 太 子 は 志 能 便 (しのび) と 呼 ばれる 人 々を 使 っていた と 書 かれている 忍 び を 万 葉 仮 名 風 に 書 いているところなど なかなか 芸 が 細 かい 578 年 に 厩 戸 皇 子 ( 聖 徳 太 子 )が 蘇 我 馬 子 とともに 物 部 守 屋 を 滅 ぼした 時 に 使 った のが 志 能 便 だという 太 子 が 使 った 志 能 便 の 名 は 伊 賀 の 国 人 で 大 伴 細 人 という 名 前 からすると 大 伴 氏 の 一 族 だと 考 えられる 大 伴 氏 は 記 紀 では 天 孫 降 臨 のときに 彼 らの 先 祖 である 天 忍 日 命 が 武 装 して 先 導 したとされる 氏 族 である 軍 事 を 多 く 司 り 帝 に 古 くから 仕 えたとさ 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 聖 徳 太 子 忍 者 マイスター 日 本 最 古 の 忍 者 は 誰 だ!? 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, pp

13 れる 忍 術 が 戦 争 の 技 術 の 一 種 であることを 考 えると 大 伴 氏 が 忍 者 であることは 妥 当 だとも 考 えられるだろう ( 中 略 ) もちろん これらは 江 戸 時 代 に 書 かれた 忍 術 伝 書 の 記 述 から 想 像 したロマンにすぎな い 本 当 に 聖 徳 太 子 が 間 諜 を 使 っていたかどうか はっきりした 記 録 はどこにもない しかし 正 史 である 日 本 書 紀 推 古 9 年 (600)には 以 下 のようにある 秋 九 月 の 辛 巳 の 朔 戊 子 に 新 羅 の 間 諜 の 者 迦 摩 多 対 馬 に 到 れり 則 ち 捕 へて 貢 る 上 野 に 流 す この 頃 から 日 本 を 調 べるべく 朝 鮮 半 島 からスパイがやってきていたことが 大 和 朝 廷 の 公 式 記 録 に 載 っているのだ これらを 聖 徳 太 子 が 意 識 していなかったはずはない な んらかの 対 策 ( 防 諜 )と 逆 にこちらからのスパイ 利 用 ( 諜 報 )も 考 えたはずである また 推 古 天 皇 0 年 のところに 以 下 のような 記 録 がある 冬 十 月 に 百 済 の 僧 観 勒 来 けり 仌 りて 暦 の 本 及 び 天 文 地 理 の 書 并 て 遁 甲 方 術 の 書 を 貢 る 是 の 時 に 書 生 三 四 人 を 選 びて 観 勒 に 学 び 習 はしむ 陽 胡 史 の 祖 玉 陳 暦 法 を 習 ふ 大 友 村 为 高 聡 天 文 遁 甲 を 学 ぶ 山 背 臣 日 立 方 術 を 学 ぶ 皆 学 びて 業 を 成 し つ つまり この 年 に 遁 甲 術 が 来 日 したという 記 録 である 遁 甲 とは 奇 門 遁 甲 として 知 られる 兵 法 の 一 種 で 身 を 隠 したり 敵 から 逃 走 したりする 術 であるとされており 忍 術 の 源 流 の 一 つではないかともいわれているものである このように 聖 徳 太 子 が 志 能 便 を 使 っていたという 説 があるが 江 戸 時 代 に 書 かれた 忍 術 伝 書 の 記 載 を 根 拠 としていて 同 時 代 史 料 ではない 点 また 忍 術 伝 書 の 著 者 による 創 作 の 可 能 性 も 否 定 できない 点 から 確 实 とは 言 えない しかし 奈 良 時 代 に 書 かれた 日 本 書 紀 には 聖 徳 太 子 が 活 躍 した 推 古 天 皇 時 代 に 朝 鮮 半 島 の 間 諜 (スパイ)が 日 本 へ 来 たこと と 遁 甲 術 ( 兵 法 の 種 忍 術 の 源 流 の つ?)が 朝 鮮 半 島 から 伝 えられたことが 記 載 され ている このことから 山 北 は 聖 徳 太 子 がスパイを 意 識 してその 利 用 を 考 えてもおかしく はないと 考 えている まとめ 第 節 では 忍 者 という 言 葉 について 述 べた 忍 者 とは 鎌 倉 時 代 から 江 戸 時 代 の 日 本 で 大 名 や 領 为 を 仕 え 諜 報 や 防 諜 謀 略 不 正 規 戦 などの 任 務 をしていた 人 の 名 称 である 第 節 では 忍 者 の 起 源 について 述 べた 忍 者 の 発 祥 説 はいくつもあり その 中 から 为 な ものを 選 んで 紹 介 した 古 代 中 国 説 では 萬 川 集 海 に 忍 術 は 伏 義 帝 より 始 まり 軒 轅 黄 帝 が 推 し 弘 めたことが 書 いてある 孫 子 説 では 孫 子 3 篇 の 用 間 編 にスパイの 使 い 方 が 書 いてある 徐 福 説 では 徐 福 が 日 本 に 来 て 人 々に 忍 術 を 教 えたという 伝 説 がある 聖 徳 太 子 説 では 聖 徳 太 子 が 間 諜 を 使 っていたという 説 があり 日 本 書 紀 には 推 古 天 皇 時 代 に 朝 鮮 半 島 の 間 諜 が 来 たことと 遁 甲 術 が 伝 えられたことが 書 いてある 日 本 書 紀 (にほんしょき やまとぶみ)は 奈 良 時 代 に 成 立 した 日 本 の 歴 史 書 である 日 本 における 伝 存 最 古 の 正 史 で 六 国 史 の 第 一 にあたる 舎 人 (とねり) 親 王 らの 撰 で 養 老 4 年 (70 年 )に 完 成 した 神 代 から 持 統 (じとう) 天 皇 の 時 代 までを 扱 う 漢 文 編 年 体 をとる 全 30 巻 系 図 巻 系 図 は 失 われた 以 上 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 日 本 書 紀

14 -3 忍 者 の 時 代 ( 戦 国 ) 戦 国 時 代 に 忍 者 が 活 躍 した 原 因 について 尼 子 (996:6) は 以 下 のように 説 明 してい る 忍 者 の 存 在 が 広 く 知 られるようになったのは 長 享 元 年 (487)に 起 こった 鈎 の 陣 の 戦 いからだといわれています ( 中 略 )そのころ 世 の 中 ははげしくゆれ 動 いていま した 各 地 で 力 のある 戦 国 大 名 が 生 まれ 自 分 の 領 地 を 広 げようと 競 いあっていたので す 忍 者 がもっとも 活 躍 したのが この 戦 国 時 代 でした 武 将 たちは 情 報 収 集 の 大 切 さ をよく 知 っており 忍 者 の 力 を 必 要 としたからです けれども 忍 者 はいつでも 戦 国 大 名 に 協 力 したわけではありません このように 戦 国 時 代 は 武 将 が 自 分 の 領 地 を 広 げるために 競 いあっていて 情 報 収 集 の ために 忍 者 を 利 用 したことがわかる -3- 忍 者 の 名 称 - で 見 たように 忍 者 の 呼 び 名 が 違 う 戦 国 大 名 は 忍 者 を 利 用 したが 地 方 や 流 派 に よって その 忍 者 集 団 の 呼 び 名 が 異 なる この 呼 び 名 について 山 北 (004:76) 3 は 次 の ページの 図 のようにまとめている 尼 子 騒 兵 衛 (996) 乱 太 郎 の 忍 者 の 世 界 朝 日 新 聞, p.6 鈎 の 陣 とは 487 年 当 時 着 々と 力 を 蓄 えてきていた 観 音 寺 城 に 本 拠 を 構 える 近 江 佐 々 木 六 角 氏 が 足 利 幕 府 の 命 令 を 軽 視 あるいは 無 視 しだしてきたことから 将 軍 足 利 義 尚 がこれを 征 討 するために 軍 を 発 し 六 角 勢 との 間 に 行 われた 戦 いのことをいう 義 尚 が 諸 国 の 大 名 を 動 員 して 六 角 氏 の 本 拠 観 音 寺 城 に 迫 ると 六 角 政 頼 高 頼 父 子 は 甲 賀 城 に 逃 れた ( 中 略 )そこで 義 尚 は 本 陣 を 栗 太 郡 鈎 の 安 養 寺 に 移 して 甲 賀 城 を 攻 めてこれを 落 城 さ せるのだが 脱 出 した 六 角 父 子 は 配 下 の 甲 賀 武 士 達 に 命 じ 山 中 でゲリラ 戦 を 展 開 して 頑 強 に 抵 抗 した 甲 賀 武 士 達 は 山 中 でその 地 の 利 を 生 かしてさまざまな 奇 襲 をかけ また 時 には 夜 陰 に 義 尚 の 本 陣 に 迫 って 火 や 煙 を 放 つ など さんざんに 幕 府 軍 を 苦 しめたという そのためなかなか 決 着 はつかず 489 年 には 義 尚 が 陣 中 に 没 した ため 足 かけ 3 年 にわたって 繰 り 広 げられた 戦 いは 終 結 して 六 角 氏 は 生 き 残 ったのだが このときの 神 出 鬼 没 の ゲリラ 戦 やその 高 い 戦 闘 力 の 印 象 が 甲 賀 武 士 達 を 全 国 に 知 らしめることになったのである 以 上 戦 国 浪 漫 戦 国 忍 者 考 甲 賀 郡 中 惣 と 甲 賀 亓 十 三 家 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.76

15 図 日 本 戦 国 時 代 諸 国 忍 術 ( 流 派 ) 分 布 この 図 をもとにして 各 地 の 忍 者 集 団 の 呼 び 名 と 仕 えた 軍 団 と 根 拠 地 を 次 のページの 表 に 整 理 してみた 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.76

16 表 日 本 戦 国 時 代 各 地 の 忍 者 集 団 の 呼 び 名 と 仕 えた 軍 団 と 根 拠 地 流 派 名 仕 えた 軍 団 ( 君 主 ) 名 称 根 拠 地 甲 賀 流 織 田 信 長 豊 臣 秀 吉 徳 川 氏 甲 賀 忍 甲 賀 者 甲 賀 武 士 伊 賀 流 徳 川 氏 伊 賀 忍 伊 賀 者 甲 賀 国 ( 滋 賀 県 单 部 ) 伊 賀 国 ( 三 重 県 西 部 の 上 野 盆 地 一 帯 ) 根 来 流 根 来 寺 根 来 衆 根 来 寺 ( 和 歌 山 県 岩 出 市 ) 真 田 衆 真 田 氏 草 の 者 信 濃 国 ( 長 野 県 ) 風 魔 流 北 条 氏 乱 波 風 魔 忍 相 模 国 ( 神 奈 川 県 の 北 東 部 を 除 く 大 部 分 にあたる) 武 田 流 武 田 信 玄 三 つ 者 甲 斐 国 ( 山 梨 県 ) 軒 猿 上 杉 謙 信 軒 猿 越 後 国 ( 新 潟 県 ) 黒 脛 巾 組 伊 達 政 宗 黒 脛 巾 組 服 部 流 徳 川 氏 松 平 氏 出 羽 国 ( 山 形 県 と 秋 田 県 秋 田 県 北 東 の 鹿 角 市 と 小 坂 町 は 含 まれない) 陸 奥 国 ( 福 島 県 宮 城 県 岩 手 県 青 森 県 と 秋 田 県 北 東 の 鹿 角 市 と 小 坂 町 ) 伊 賀 国 ( 三 重 県 西 部 の 上 野 盆 地 一 帯 ) 三 河 国 ( 愛 知 県 の 東 部 にあた る) 一 方 戦 国 時 代 の 忍 者 の 名 称 が 多 くなった 原 因 について 山 北 (004:53) は 以 下 のよ うに 説 明 している 戦 国 時 代 には 忍 者 という 言 葉 は 当 時 使 われていない それぞれの 地 域 で それぞ れ 異 なる 名 前 で 呼 ばれていた 忍 び 細 作 軒 猿 草 嗅 ぎ 透 波 ( 透 破 ) 突 破 乱 波 ( 乱 破 ) などさまざまな 名 前 があるのも 忍 者 が 各 地 で 求 められ 各 地 でそ れぞれに 発 達 したことの 傍 証 となるだろう ( 中 略 ) 当 時 忍 者 という 言 葉 はなく 忍 び と 呼 ぶことが 多 い また 東 海 以 西 では 透 波 素 波 関 東 以 東 では 乱 波 と 呼 ぶこと が 多 い 以 上 のように 戦 国 時 代 には 忍 者 は 地 域 や 仕 えた 軍 団 などによって いろいろな 呼 び 名 があり 忍 者 と 呼 ばれなかった -3- 伊 賀 と 甲 賀 の 関 係 まず 伊 賀 と 甲 賀 の 地 理 位 置 と 地 形 を 理 解 するために 以 下 の 図 と 図 3 を 作 ってみた 筆 者 作 成 作 成 時 に 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 戦 国 大 名 の 資 料 を 参 考 にした 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.53 3

17 図 伊 賀 と 甲 賀 の 地 理 位 置 筆 者 作 成 作 成 時 に 白 地 図 MapMap 白 地 図 KenMap というソフトを 使 用 した 4

18 図 3 甲 賀 市 と 伊 賀 市 の 地 形 の 航 空 写 真 以 上 の 図 から 伊 賀 と 甲 賀 は 現 在 の 行 政 区 分 で 言 うと 三 重 県 伊 賀 市 と 滋 賀 県 甲 賀 市 で 別 々の 県 であるが 地 理 的 に 見 れば 隣 接 する 地 域 であり 山 地 と 山 地 の 間 にある 盆 地 だと いうことがわかる 伊 賀 と 甲 賀 の 相 違 点 について 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) は 以 下 のように 述 べている 山 を つ 隔 てた 場 所 に 存 在 する 甲 賀 流 と 異 なる 点 は 甲 賀 忍 者 が 人 の 为 君 に 忠 義 を 尽 くすのに 対 し 伊 賀 忍 者 は 金 銭 による 契 約 以 上 の 関 わりを 雇 い 为 との 間 に 持 たない 点 で あるとされる ( 中 略 ) 戦 国 時 代 伊 賀 は 伊 賀 守 護 仁 木 氏 の 傘 下 に 属 しながらも 伊 賀 惣 国 一 揆 と 呼 ば れる 合 議 制 の 強 い 自 治 共 同 体 が 形 成 されていた だが 伊 賀 の 場 合 实 力 者 である 上 忍 三 家 ( 服 部 百 地 藤 林 )の 発 言 力 が 強 く 合 議 を 開 いても 彼 らの 意 見 に 従 うことが 多 かっ た 逆 に 甲 賀 は 惣 と 呼 ばれる 自 治 共 同 体 を 形 成 していたが 各 々が 対 等 な 立 場 にあっ 筆 者 作 成 地 形 は Google マップ の 航 空 写 真 を 利 用 した 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 伊 賀 流

19 た 為 に 多 数 決 の 原 理 を 重 んじ 伊 賀 惣 国 一 揆 の 運 営 ぶりとは 対 照 的 であった 一 般 的 には 伊 賀 と 甲 賀 は 互 いに 相 容 れない 宿 敵 同 士 というイメージがあるがこれは 誤 解 であり つ 山 を 挟 んだ 言 わば 隣 人 同 士 で 争 いあっても 何 の 得 も 無 い むしろ 伊 賀 の 人 々と 甲 賀 の 人 々は 常 に 協 力 関 係 にあり どちらかの 土 地 に 敵 が 攻 め 込 んだ 場 合 は 力 を 合 わせて 敵 を 退 けるよう 約 束 していた 以 上 のように 伊 賀 と 甲 賀 の 相 違 点 は 雇 い 为 ( 为 君 )との 関 係 から 見 ると 伊 賀 忍 者 が 金 銭 契 約 を 基 本 としてそれ 以 上 の 関 係 を 雇 い 为 と 持 たなかったのに 対 して 甲 賀 忍 者 は 人 の 为 君 に 忠 義 を 尽 くしたことである また 社 会 面 から 見 ると 同 じ 自 治 共 同 体 では あるが 伊 賀 が 有 力 な 三 家 の 発 言 力 が 強 かったのに 対 して 甲 賀 は 対 等 な 立 場 で 多 数 決 に よって 決 定 運 営 していたことがわかる また 伊 賀 と 甲 賀 の 交 流 について 山 北 (004:65) は 以 下 のように 説 明 している 本 来 甲 賀 という 地 域 は 存 在 せず すべて 伊 賀 であり 一 つの 地 域 として 機 能 していた ところが 国 を 分 けた 時 に 伊 賀 の 一 部 が 江 州 側 に 取 り 込 まれてしまい ここに 新 たな 名 前 を 付 けることになった ( 中 略 ) 伊 賀 と 甲 賀 は 隣 接 した 地 域 で その 結 びつきも 強 く 古 代 より 交 流 が 深 かったのは 事 实 だ 小 説 などでは 甲 賀 忍 者 と 伊 賀 忍 者 は 敵 対 してい ることが 多 いが 現 实 にはかなり 密 接 な 関 係 だったと 考 えてよいだろう 以 上 のように 伊 賀 と 甲 賀 は 地 理 的 にも 結 びつきが 強 く 古 代 より 交 流 が 深 かったこと がわかる では どうして 伊 賀 と 甲 賀 は 対 立 するようになったのだろうか その 原 因 について 山 北 (004:60-63) は 以 下 のように 説 明 している 天 正 伊 賀 の 乱 といわれるが 別 に 伊 賀 側 が 乱 を 起 こしたわけではない 信 長 の 不 肖 の 息 子 北 畠 信 雄 ( 北 畠 家 に 養 子 に 入 り 实 質 的 に 乗 っ 取 った)が 父 親 にいいところを 見 せようと 勝 手 に 伊 賀 に 攻 め 込 んだのだった ( 中 略 ) 信 雄 は 天 正 7 年 9 月 7 日 に 信 長 に 連 絡 しないまま 独 断 で 伊 賀 侵 攻 を 開 始 した ( 中 略 ) 人 数 に 务 る 伊 賀 側 は まともに 軍 勢 をぶつけるようなことは 避 け 山 陰 から 弓 や 鉄 砲 を 使 い 夜 中 に 鬨 の 声 をあげて 敵 を 深 田 に 誘 い 込 むなど 現 代 でいうゲリラ 戦 を 行 った 信 雄 の 軍 はこれに 引 っかかり 各 地 で 敗 走 した ( 中 略 )これを 聴 いて 信 長 は 激 怒 した ( 中 略 ) 信 長 の 軍 は 天 正 9 年 9 月 3 日 より 四 方 向 から 伊 賀 に 侵 入 を 開 始 した ( 中 略 ) 为 力 は 甲 賀 側 から 攻 め 込 み し かもその 先 鋒 は かつては 同 盟 を 組 んだはずの 甲 賀 武 士 たちが 務 めていた これが 伊 賀 甲 賀 の 因 縁 の 対 立 の 元 である このように かつては 同 盟 を 組 んでいた 伊 賀 と 甲 賀 であったが 天 正 伊 賀 の 乱 のとき 織 田 軍 の 先 鋒 になって 甲 賀 が 伊 賀 を 攻 めたことが 対 立 のきっかけになったことがわかる 天 正 伊 賀 の 乱 後 伊 賀 と 甲 賀 の 関 係 について 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディ ア(Wikipedia) 3 は 以 下 のように 述 べている 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.65 同 上, pp 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 伊 賀 流

20 柏 原 城 の 開 城 に 際 して 織 田 軍 と 伊 賀 勢 の 間 で 和 議 が 成 立 しており 伊 賀 勢 の 命 は 保 証 された やがて 本 能 寺 の 変 で 信 長 の 死 を 知 った 伊 賀 忍 者 たちが 一 斉 蜂 起 し 各 地 で 争 いを 繰 り 広 げた たとえば 本 能 寺 の 変 の 直 後 堺 にいた 徳 川 家 康 が 服 部 正 成 らに 護 衛 されながら 三 河 国 へ 逃 げ 戻 ったことなどは 有 名 である これを 神 君 伊 賀 越 えと 呼 ぶ 甲 賀 の 地 が 信 長 を 経 て 豊 臣 秀 吉 の 支 配 下 に 入 ると 甲 賀 忍 者 達 は 家 康 の 監 視 活 動 を 为 な 任 務 に 命 じられる その 結 果 伊 賀 忍 者 が 甲 賀 忍 者 追 討 の 任 にあてがわれた この 事 は 江 戸 時 代 になって 伊 賀 忍 軍 対 甲 賀 忍 軍 という 形 で 講 談 や 読 本 の 題 材 となった 实 際 にはこれは 徳 川 と 豊 臣 との 代 理 戦 争 に 他 ならなかったのである 以 上 のように 本 能 寺 の 変 で 織 田 信 長 が 死 ぬと 伊 賀 は 徳 川 家 康 を 護 衛 して 伊 賀 越 えを 行 なって 徳 川 家 康 との 関 係 を 持 った 甲 賀 は 信 長 を 経 て 豊 臣 秀 吉 の 支 配 下 に 入 って 家 康 の 監 視 活 動 を 任 務 に 命 じられた 伊 賀 と 甲 賀 の 間 の 対 立 は 实 は 徳 川 軍 と 豊 臣 軍 の 間 の 代 理 戦 争 であった 戦 国 時 代 末 から 安 土 桃 山 時 代 を 経 て 江 戸 時 代 初 めに 至 るまでの 当 時 の 権 力 者 と 伊 賀 忍 者 甲 賀 忍 者 の 関 係 を 図 式 化 してまとめると 以 下 のようになる 図 4 戦 国 時 代 末 から 江 戸 時 代 初 めまでの 権 力 者 と 伊 賀 甲 賀 の 関 係 図 伊 賀 交 流 同 盟 甲 賀 織 田 信 長 天 正 伊 賀 の 乱 伊 賀 対 立 甲 賀 織 田 信 長 の 天 下 本 能 寺 の 変 織 田 信 長 の 死 伊 賀 越 え 徳 川 家 康 伊 賀 対 立 甲 賀 豊 臣 秀 吉 の 天 下 徳 川 家 康 の 天 下 江 戸 幕 府 伊 賀 対 立 甲 賀 筆 者 作 成 7

21 -3-3 戦 国 時 代 の 有 名 な 忍 者 戦 国 時 代 に 活 躍 した 忍 者 は 多 いが その 中 でも 服 部 半 蔵 と 風 魔 小 太 郎 は 有 名 である 現 代 の 日 本 や 台 湾 の 若 者 も 小 説 や 映 画 や ゲームなどを 通 して この 人 をよく 知 って いる 例 えば 戦 国 BASARA(カプコンから 発 売 されているアクションゲーム)や NARUTO -ナルト( 岸 本 斉 史 による 尐 年 漫 画 作 品 )や 甲 賀 忍 法 帖 ( 山 田 風 太 郎 が 面 白 倶 楽 部 ( 光 文 社 )958 年 月 号 から 翌 月 号 まで 連 載 した 小 説 )などが 知 られている 甲 賀 忍 法 帖 は 後 に 漫 画 化 されたり 中 国 語 に 翻 訳 されたりして 日 本 や 台 湾 の 若 者 に 知 られるよ うになった 服 部 半 蔵 について 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) は 以 下 のように 述 べている 服 部 半 蔵 は 戦 国 時 代 から 江 戸 時 代 初 期 にかけて 松 平 氏 - 徳 川 氏 の 麾 下 で 活 躍 した 武 士 で 代 々 半 蔵 を 通 称 の 名 乗 りとした 服 部 半 蔵 家 の 歴 代 当 为 たちである また 歴 代 の 当 为 は 石 見 守 (いわみのかみ)という 官 名 の 名 乗 りも 持 ち 服 部 石 見 守 とも 称 した 忍 者 のイメージがあるが 本 当 に 忍 者 だったのは 初 代 だけであり(ただし 詳 細 は 不 明 ) 代 目 以 降 は 忍 者 でない 図 5 服 部 半 蔵 ( 正 成 ) このように 半 蔵 は 服 部 半 蔵 家 の 歴 代 当 为 たちの 名 称 である 代 目 は 忍 者 であり 代 目 は 武 士 の 身 分 で 徳 川 家 に 仕 えた つまり 代 目 以 降 の 服 部 半 蔵 は 武 士 である 風 魔 小 太 郎 について 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 3 は 以 下 のように 述 べている 風 魔 小 太 郎 は 北 条 家 ( 後 北 条 氏 )の 忍 者 風 魔 一 党 の 頭 領 の 代 々の 名 前 風 魔 一 党 は 相 模 足 柄 郡 に 拠 点 を 持 つ 忍 者 集 団 で 伊 勢 盛 時 ( 北 条 早 雲 )の 時 代 から 諜 報 後 方 攪 乱 などで 活 躍 した 本 姓 は 風 間 であったが やがて 風 魔 と 称 されるようにな った 北 条 家 に 仕 えること 00 年 の 間 で 最 も 有 名 なのは 北 条 氏 政 氏 直 父 子 に 仕 えた 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 服 部 半 蔵 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 服 部 正 成 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 風 魔 小 太 郎

22 亓 代 目 風 魔 小 太 郎 (? - 慶 長 8 年 603 年 )であり 背 丈 は 七 尺 二 寸 (6cm)もあ ったともいわれる 特 に 580 年 武 田 勝 頼 との 黄 瀬 川 の 戦 いでは 闇 夜 に 紛 れた 攪 乱 作 戦 で 目 覚 しい 戦 果 を 挙 げている 著 名 な 忍 者 の 一 人 二 曲 輪 猪 助 も 風 魔 忍 者 である 北 条 家 が 滅 亡 すると 小 太 郎 と 風 魔 一 党 は 江 戸 近 辺 を 荒 らし 回 る 盗 賊 に 成 り 下 がり 603 年 に 盗 賊 高 坂 甚 内 ( 甲 斐 武 田 家 に 仕 えた 忍 者 )の 密 告 により 徳 川 家 に 捕 縛 され 処 刑 さ れたと 言 われている なお 北 条 亓 代 記 にしかその 名 前 は 見 えないことが 武 江 年 表 に 記 載 されており 軍 記 の 著 者 の 創 作 の 可 能 性 もある 以 上 のように 風 魔 小 太 郎 は 風 魔 一 党 の 頭 領 の 代 々の 名 前 である 北 条 家 に 仕 えたと き 武 田 勝 頼 との 黄 瀬 川 の 戦 いで 現 代 でいうゲリラ 戦 を 使 っている 北 条 家 が 滅 亡 したあ と 風 魔 一 党 は 盗 賊 になって 最 後 に 徳 川 家 に 捕 縛 され 処 刑 された しかし 实 在 したか どうかは 疑 問 がある このように 服 部 半 蔵 も 風 魔 小 太 郎 も 一 個 人 の 名 前 ではなく 特 定 の 忍 者 集 団 の リーダーが 代 々 使 った 名 前 であることがわかった これが 原 因 で 不 死 身 伝 説 が 生 まれた り 個 人 の 逸 話 が 代 々この 名 前 に 加 えられて スーパー 忍 者 のイメージが 形 成 されてい った 可 能 性 もある まとめ 第 3 節 では 忍 者 の 時 代 ( 戦 国 )について 述 べた 戦 国 時 代 には 地 域 や 仕 えた 軍 団 や 流 派 名 などの 原 因 で 忍 者 の 呼 び 名 が 違 って 忍 者 と 呼 ばれなかった 戦 国 時 代 に 勢 力 が 最 も 大 きかった つの 忍 者 流 派 ( 伊 賀 と 甲 賀 )の 関 係 を 紹 介 した そして 現 代 の 日 本 人 や 台 湾 人 の 若 者 によく 知 られている 戦 国 時 代 に 活 躍 した 有 名 な 忍 者 ( 服 部 半 蔵 と 風 魔 小 太 郎 )を 紹 介 した 9

23 -4 忍 者 の 没 落 前 節 では 戦 国 時 代 の 忍 者 を 見 た この 節 では 江 戸 時 代 の 忍 者 について 見 ていく -4- 江 戸 時 代 の 忍 者 の 概 況 前 節 -3- で 見 たように 伊 賀 忍 者 は 本 能 寺 の 変 の 後 伊 賀 越 え で 徳 川 家 康 を 助 けて 徳 川 勢 力 と 関 係 を 持 った その 後 の 伊 賀 忍 者 について 山 北 (004:86) は 次 のように 書 いている 忍 者 たちが 江 戸 に 入 ったのは 江 戸 時 代 より 前 の 天 正 8 年 (580) 徳 川 家 康 が 豊 臣 秀 吉 より 関 八 州 を 与 えられて 江 戸 城 に 入 ったときからだ 服 部 半 蔵 配 下 の 伊 賀 組 ( 与 力 30 騎 同 心 00 人 )は 江 戸 城 の 警 備 として 江 戸 入 りす る ちなみに このとき 半 蔵 が 江 戸 城 の 西 門 近 くに 屋 敶 を 構 えたために 江 戸 城 の 西 門 は 半 蔵 門 と 呼 ばれるようになった このように 服 部 半 蔵 が 率 いる 伊 賀 忍 者 は 天 下 を 取 る 前 の 徳 川 家 康 と 共 に 江 戸 城 に 入 り 江 戸 城 警 備 の 仕 事 をしていたことがわかる 一 方 甲 賀 忍 者 について 山 北 (004: 88) は 次 のように 述 べている 甲 賀 忍 者 が 江 戸 に 現 れたのは 江 戸 の 町 もかなりにぎわうようになった 寛 永 年 (634)のことだ というのも 甲 賀 は 服 部 半 蔵 麾 下 にあった 伊 賀 組 と 違 い 合 議 制 の ままだったからだ 家 康 も 秀 忠 も 甲 賀 の 侍 たちに 江 戸 移 住 を 勧 めたが 保 守 的 な 甲 賀 忍 者 たちは 将 軍 の 勧 めを 断 り 甲 賀 在 住 のままで 禄 をもらうという 変 則 状 態 が 続 いていた だが いつまでもこんな 状 態 を 続 けているわけにはいかない 支 配 するということは このような 特 権 を 持 った 連 中 をなくしていくことである 尐 なくとも 徳 川 3 代 の 将 軍 たちは それがわかっていた 寛 永 年 に 家 光 が 上 洛 したとき ついでに 甲 賀 の 者 を 0 人 呼 び 関 ヶ 原 での 甲 賀 衆 の 働 きを 聞 きつつ 再 び 江 戸 への 移 住 を 求 めた 大 原 氏 以 下 何 人 かが 江 戸 に 移 住 するこ とになった 移 住 しないものには 恩 給 が 打 ち 切 りになるからというのが その 理 由 のよ うだ このように 織 田 信 長 の 死 後 豊 臣 秀 吉 勢 力 に 引 き 継 がれた 甲 賀 忍 者 も 徳 川 の 天 下 に なってその 支 配 下 に 入 り 3 代 将 軍 徳 川 家 光 のときに 江 戸 に 移 住 することになった では 江 戸 に 入 った 伊 賀 忍 者 や 甲 賀 忍 者 はどんな 仕 事 をしていたのだろうか 伊 賀 忍 者 について 山 北 (004:86-87) 3 は 以 下 のように 説 明 している 伊 賀 者 の 本 分 は 江 戸 城 の 裏 門 である 半 蔵 門 の 守 備 であった だが 人 数 も 甲 賀 に 比 べて 多 い 伊 賀 組 が それだけの 任 務 では 人 数 が 余 る 3 代 家 光 のころになると 武 家 の 職 制 もきちんと 整 備 され 伊 賀 組 の 職 分 も 明 確 になった 伊 賀 組 は 4 つの 職 務 を 行 っ ていた 3 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.86 同 上, p.88 同 上, pp

24 明 屋 敶 番 要 するに 将 軍 家 が 各 地 に 持 っている 屋 敶 や 大 名 屋 敶 のうち 空 き 家 になっていると ころを 管 理 する 役 目 である ここには 伊 賀 者 が 0 人 ( 与 力 0 人 同 心 00 人 ) 属 し ていた ( 中 略 ) 御 広 敶 番 御 広 敶 番 とは 大 奥 の 一 部 にある 男 子 の 詰 め 所 である 大 奥 を 守 護 する 人 々が 詰 めて いるところだ もちろん 男 子 禁 制 の 大 奥 本 体 とは 御 錠 口 というところではっきりと 分 けられていた また 御 広 敶 番 は 寺 院 などに 出 かける 奥 女 中 の 輿 の 警 護 なども 担 当 していた 3 小 普 請 方 江 戸 城 やその 他 の 屋 敶 のメンテナンスや 修 理 を 行 う 役 職 で 建 物 を 検 分 するためあち こち 出 歩 く ただし 本 当 に 普 請 管 理 を 行 っている 小 普 請 方 は 尐 数 である 残 りの 小 普 請 方 は なにも 役 職 がない 場 合 に 無 役 の 代 わりにつけておく 役 職 で はっきりいえば 窓 際 族 だったり 左 遷 先 だったりする 後 世 には 小 普 請 方 と 作 事 方 に 分 かれ 小 普 請 方 は 各 地 の 役 屋 敶 や 諸 国 神 社 などを 担 当 する その 勤 め 上 各 地 を 訪 れることが 多 く 御 庭 番 などの 諜 報 員 が 属 することもあっ たとされる ただし 御 庭 番 は 8 代 吉 宗 が 紀 州 から 連 れてきた 者 であって 元 から 仕 え ていた 伊 賀 者 が 御 庭 番 になることはなかった 4 山 里 番 西 の 丸 山 里 櫓 の 門 を 警 備 する いずれにせよ 忍 者 とはかかわりのない-もしくは 尐 ない 役 職 である どちらかとい えば 武 士 の 仕 事 というよりも 官 僚 の 仕 事 である また 伊 賀 組 は 鉄 砲 百 人 隊 として 組 織 され 武 力 としても 徒 士 の 鉄 砲 足 軽 としてのみ 評 価 されるようになる つまり 徳 川 幕 府 にとって もはや 忍 者 は 不 要 のものだったのだ 以 上 のように 伊 賀 忍 者 は 江 戸 城 西 門 の 半 蔵 門 の 警 備 の 他 に 明 屋 敶 番 ( 空 き 大 名 屋 敶 の 管 理 警 備 ) 御 広 敶 番 ( 大 奥 の 警 備 ) 山 里 番 ( 江 戸 城 西 の 丸 の 門 の 警 備 ) 小 普 請 方 ( 屋 敶 の 修 理 管 理 )など 4 つの 仕 事 をしていた しかし 小 普 請 方 以 外 は 全 て 警 備 の 仕 事 である それ 以 外 に 鉄 砲 百 人 隊 として 組 織 されたことがわかる 鉄 砲 百 人 隊 について 山 北 (004:88) は さらに 以 下 のように 述 べている こうして 伊 賀 甲 賀 そろった 忍 者 たちだが なにをしていたかというと 江 戸 城 の 門 の 警 備 だ 表 の 大 手 三 門 を 甲 賀 百 人 組 裏 の 西 門 を 伊 賀 二 百 人 組 が 担 当 している 伊 賀 組 の 人 数 が 多 いのに 守 る 門 が 尐 ないのは 他 の 任 務 もあったからだ 伊 賀 組 は 大 奥 の 警 備 明 屋 敶 番 小 普 請 方 なども 仕 事 のうちだ つまり 伊 賀 組 も 甲 賀 組 も 忍 者 として 幕 府 に 仕 えたのではない また このような 日 常 の 任 務 ではなく 戦 場 においてはどうだったのか 幕 府 職 制 一 覧 によれば 鉄 砲 百 人 組 というものがあり 一 番 伊 賀 組 二 番 根 来 組 三 番 甲 賀 組 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.88

25 である 四 番 の 青 山 組 は 35 騎 の 騎 馬 鉄 砲 なので 別 だとすると 幕 府 の 鉄 砲 組 はすべて 忍 者 出 身 のものからなっていることがわかる 逆 に 言 うと 幕 府 は 忍 者 たちに 鉄 砲 足 軽 と しての 働 きしか 要 求 しなかったということだ 以 上 のように 甲 賀 忍 者 も 日 常 は 江 戸 城 の 門 の 警 備 の 仕 事 をし さらに 幕 府 の 武 力 とし て 鉄 砲 組 を 組 織 していたことがわかる 幕 府 の 鉄 砲 組 はすべて 忍 者 出 身 の 者 で 構 成 されて いた では なぜ 忍 者 たちは 幕 府 の 鉄 砲 組 に 編 入 されたのだろうか 戦 国 時 代 の 鉄 砲 と 忍 者 の 関 係 について 山 北 (004:69) は 下 記 のように 書 いている 鉄 砲 と 忍 者 というと イメージ 的 に 結 びつかないかもしれない だが 鉄 砲 こそは 忍 者 の 最 も 重 視 した 武 器 であった その 証 拠 に 根 来 や 雑 賀 といった 鉄 砲 衆 が 有 名 であ るが どちらも 忍 者 の 出 身 地 としても 有 名 である 通 俗 忍 者 物 でも 懐 からなにか 取 り 出 して 地 面 に 投 げつけると バーンと 音 がして あたりは 煙 でもうもうとしているというシーンはおなじみだろう 实 際 には 当 時 の 技 術 でそんな 玉 を 作 るのは 不 可 能 だったが 本 物 の 忍 者 たちも 鉄 砲 が 伝 来 する 以 前 から 火 薬 の 活 用 法 を 研 究 し 实 践 していた そして 鉄 砲 が 伝 来 すると いちはやく 新 技 術 を 取 り 入 れて 鉄 砲 集 団 を 作 ったのも 忍 者 たちだった このように 忍 者 は 早 くから 火 薬 や 鉄 砲 の 活 用 法 を 研 究 して 实 践 していたので その 技 能 に 注 目 した 江 戸 幕 府 が 忍 者 たちに 鉄 砲 組 を 組 織 させたのであろう しかし 戦 乱 が 終 わって 平 和 になった 江 戸 時 代 に 鉄 砲 組 が 活 躍 できたかどうか 疑 問 である 忍 者 の 最 後 の 活 躍 の 舞 台 について 山 北 (004:89-90) 3 は 以 下 のように 述 べている 江 戸 に 入 ると 忍 者 の 活 躍 の 舞 台 は どんどんなくなってきた その 最 後 の 晴 れ 舞 台 ともいえるのが 島 原 の 乱 4 における 甲 賀 忍 者 の 参 陣 である 鵜 飼 勝 山 实 記 5 に その 活 躍 が 伝 えられている 寛 永 4 年 (637)の 島 原 の 乱 に 対 して 幕 府 は 初 めはたかが 農 民 一 揆 と 侮 っていた だが 大 将 の 板 倉 重 昌 が 小 大 名 ( 万 5000 石 )であったため 九 州 の 大 大 名 たちの 抑 え が 利 かず 大 名 たちは 勝 手 に 戦 っていた 当 然 なんの 戦 果 も 上 がらず 幕 府 は 一 揆 を 容 易 ならぬ 敵 と 思 い 直 すことになった そこで 翌 年 老 中 松 平 伊 豆 守 信 綱 ( 知 恵 伊 豆 と 呼 ばれた)を 総 大 将 として 大 軍 を 派 遣 した この 軍 の 西 下 を 甲 賀 衆 は 東 海 道 の 水 口 で 迎 え 参 陣 を 願 い 出 た ( 中 略 ) 結 果 として 一 応 の 忍 び 働 きは 行 ったものの 6 自 身 が 豪 語 するほどの 成 果 は 上 げるこ 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.69 また 江 戸 時 代 の 鎖 国 政 策 により 外 国 から 鉄 砲 の 新 技 術 を 導 入 することが 困 難 であったことも 予 想 される 3 同 注, pp 江 戸 時 代 初 期 に 起 こった 日 本 の 歴 史 上 最 も 大 規 模 なキリシタン 一 揆 による 反 乱 であり 幕 末 の 動 乱 に 至 るま での 最 後 の 本 格 的 な 内 戦 であった 島 原 天 草 一 揆 (しまばら あまくさいっき) 島 原 天 草 の 乱 とも 呼 ばれ る 以 上 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 島 原 の 乱 鵜 飼 勝 山 实 記 がどんな 史 料 かは 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) や 日 本 語 版 Google で 調 べたが 見 つからなかった 鵜 飼 は 甲 賀 亓 十 三 家 の 氏 族 である 6 島 原 の 乱 の 際 には 甲 賀 忍 者 の 一 隊 が 一 揆 軍 の 立 てこもった 原 城 内 に 潜 入 し 一 揆 軍 の 兵 糧 が 残 り 尐 ないこ とを 確 認 したという 記 録 が 残 っている 以 上 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 忍 者

26 とができなかった 年 齢 を 見 れば 若 くて 働 き 盛 り(0~30 代 )といえるものは 0 人 中 3 人 だけ ベテラン(40 代 )を 含 めても 5 人 で 残 りは( 人 生 50 年 といわれた 当 時 の 基 準 では) 老 人 ばかりである これでは 足 腰 が 弱 り 思 ったように 働 けないのも 無 理 はない だがこの 当 時 すでに 忍 術 は 滅 びかけていた ( 中 略 ) 戦 国 が 終 わって 30 年 が 経 ち 一 世 代 下 の 者 たちにはろくな 忍 術 も 伝 わっておらず また 潜 入 するだけの 度 胸 も 残 され ていなかったのだ 以 上 のように 江 戸 時 代 初 期 7 世 紀 の 島 原 の 乱 平 定 に 甲 賀 忍 者 が 参 加 したが すでに 戦 国 時 代 の 实 戦 経 験 がある 忍 者 は 老 人 となり 次 の 世 代 にはきちんと 忍 術 が 伝 わっておらず だんだん 没 落 の 道 をたどったことがわかる 戦 乱 で 忍 者 が 活 躍 したのは 島 原 の 乱 が 最 後 だったと 言 えるであろう -4- 忍 者 没 落 の 原 因 忍 者 の 没 落 の 原 因 について 山 北 (004:9) は 次 のように 説 明 している 最 大 の 問 題 は 草 ( 潜 入 情 報 員 ) を 維 持 できなくなったことだろう 忍 者 が 各 地 へ 侵 入 しても 活 躍 できるのは 各 地 に 協 力 者 が 存 在 するからだ どんな に 高 度 な 技 術 を 持 っていようとも 現 地 の 方 言 もしゃべれず 地 勢 にも 詳 しくない 人 間 が 活 躍 できるはずがない 戦 国 時 代 は 忍 者 の 必 要 性 も 高 く このような 草 を 維 持 す るための 費 用 を 出 すことができた だが 平 和 になって 忍 びの 需 要 が 減 ってしまったた め かれら 草 を 繋 ぎ 止 めておくための 報 奨 を 出 すことができなくなった 自 分 自 身 の 忍 術 の 訓 練 は 訓 練 をしていると 仕 事 ができないという 点 を 除 けば 大 し た 費 用 もかからず 行 うことができる よって 跳 んだり 登 ったりという 訓 練 なら 後 世 の 忍 者 もそこそこは 出 来 ただろう だが 草 を 維 持 するには 費 用 がかかる そして 江 戸 時 代 の 忍 者 には その 費 用 は 出 せなかったのだ このように 江 戸 時 代 に 入 って 忍 者 が 没 落 した 原 因 は 戦 国 時 代 が 終 わって 平 和 になり 忍 者 の 需 要 が 減 ったこと それにともない 忍 者 自 身 が 各 地 に 潜 入 するときの 協 力 者 ( 草 ) を 維 持 する 費 用 が 出 せなくなったことの つである -4-3 没 落 の 影 響 忍 術 の 継 承 について 山 北 (004:94-95) は 以 下 のように 述 べている 寛 政 元 年 (789)に 甲 賀 古 士 の 代 表 として 大 原 数 馬 上 野 八 左 衛 門 隠 岐 守 一 郎 の 3 名 が 江 戸 に 上 り 萬 川 集 海 の 写 本 を 献 上 し 寺 社 奉 行 に 甲 賀 古 士 への 援 助 を 願 い 出 た このときの 話 によれば 甲 賀 二 十 一 士 のうち 0 家 は 秘 術 や 口 伝 の 継 承 を 行 っているが 8 家 は 困 窮 のため 術 の 訓 練 などをしている 余 裕 がなく さらに 家 は 絶 えてしまったと 答 えている( 合 計 が 合 わないが こう 記 録 されているのだから 仕 方 がない) ( 中 略 ) 甲 賀 古 士 が 失 われつつある 忍 術 を いつか 必 要 となる 時 がくることを 信 じて なん 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.9 同 上, pp

27 とか 後 世 に 残 そうと 努 力 していたことがわかる また 本 来 秘 伝 のはずの 忍 術 を この ようにして 教 えなければならないほど 忍 術 の 継 承 が 困 難 な 状 況 にあったこともわかる このことから 江 戸 時 代 中 期 8 世 紀 には 甲 賀 忍 者 の 代 表 が 技 術 継 承 のために 忍 術 書 萬 川 集 海 を 幕 府 に 献 上 して 援 助 を 願 い 出 たこと すでに 絶 えてしまった 忍 者 の 家 系 があっ たことがわかる -4-4 江 戸 時 代 の 御 庭 番 隠 密 とは - と -3 で 見 たように 時 代 や 場 所 によって 忍 者 はいろいろな 名 で 呼 ばれた 江 戸 時 代 にスパイ 諜 報 活 動 を 行 ったものとして 御 庭 番 と 隠 密 がある これらは 忍 者 なのだろ うか 隠 密 について 山 北 (004:99) は 下 記 のように 書 いている 徳 川 家 に 仕 えた 伊 賀 者 や 甲 賀 者 は 忍 者 といっても 山 岳 地 帯 のゲリラ 戦 などに 向 いた 今 でいう 特 殊 戦 部 隊 のようなものだったのだろう ところが 平 和 になって 荒 事 が 好 まれなくなった 時 には そのような 荒 っぽい 手 段 で はなく より 洗 練 された 平 和 的 な 手 段 による 情 報 収 集 が 必 要 とされる 今 でいう 公 安 警 察 の 仕 事 だ こちらを 担 っていたのが 公 儀 隠 密 である 彼 らは 忍 者 ではないし 忍 者 の 子 孫 でもない しかし 徳 川 幕 府 の 公 安 を 担 うという 意 味 で 平 和 な 時 代 の 忍 者 といえるか もしれない 大 名 や 旗 本 を 監 察 する 役 職 は 大 きく 分 けて 大 目 付 と 御 目 付 である 大 目 付 は 大 名 ( 万 石 以 上 )を 御 目 付 は 旗 本 ( 万 石 未 満 )を 監 察 する といっても 大 目 付 が 監 察 す るのは 礼 典 などであり 公 安 調 査 のような 役 目 は 御 目 付 が 行 っていたものらしい 御 目 付 配 下 の 組 織 は 全 構 成 人 数 が 3000~4000 人 ほど 彼 らが 公 儀 隠 密 と 呼 ばれ た 組 織 である ( 中 略 ) いわゆる 隠 し 目 付 というのは 御 小 人 目 付 の 一 部 で 八 百 屋 に 化 けたりして 変 装 しつ つ 諸 藩 に 潜 入 する このように 隠 密 は 忍 者 の 子 孫 ではない 情 報 収 集 という 点 では 忍 者 と 同 じだが 手 段 が 戦 国 時 代 より 平 和 的 になったことがわかる 大 名 や 旗 本 の 動 向 を 監 視 し 江 戸 幕 府 の 公 安 警 察 の 仕 事 をしていた また 御 庭 番 について 山 北 (004:00-0) は 次 のよう に 述 べている 徳 川 幕 府 は 目 付 以 外 にも 監 察 部 門 を 持 っていた それが 御 庭 番 である 35 俵 3 人 扶 持 の 軽 輩 ではあるが 非 常 に 重 要 な 役 割 を 担 っていた 紀 州 徳 川 家 出 身 の 吉 宗 が 8 代 将 軍 になった 時 に 紀 伊 から 00 人 ほどの 配 下 を 連 れて きた 他 家 から 落 下 傘 降 下 してきた 将 軍 である 吉 宗 にとって 元 から 江 戸 にいた 人 間 は 誰 一 人 信 用 できなかった そこで 吉 宗 は 自 分 の 手 足 となって 動 く 部 下 が 必 要 だったの だ その 中 に 7 人 の 御 庭 番 がいた ( 中 略 ) 後 に 分 家 が 増 えて 6 家 にまで 増 える 御 庭 番 の 最 初 の 家 系 である 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, p.99 同 上, pp

28 彼 らこそ 吉 宗 が 自 分 専 用 に 作 った 諜 報 部 門 であった そして 彼 ら 御 庭 番 を 世 襲 と して 代 々 将 軍 直 属 の 諜 報 機 関 としたのだ 紀 伊 徳 川 家 では 彼 らは 薬 込 役 ( 銃 の 炸 薬 を 装 填 する 係 )であり その 裏 で 密 かに 隠 密 を 勤 めていたらしい 確 かに 紀 州 の 根 来 や 雑 賀 といえば 鉄 砲 と 忍 びの 両 方 で 有 名 だし 江 戸 の 伊 賀 者 や 甲 賀 者 も 鉄 砲 百 人 隊 に 配 属 されていたように 忍 びと 鉄 砲 は 昔 から 縁 が 深 かった 彼 らの 正 式 名 称 は 御 広 敶 伊 賀 者 という といっても 伊 賀 忍 者 という 意 味 では ない 吉 宗 が 江 戸 に 乗 り 込 んできたときには 御 広 敶 番 は 長 年 伊 賀 者 が 行 うことになっ ていたので 同 じ 役 職 を 与 えた 彼 らのことを 伊 賀 者 という 身 分 名 で 表 したにすぎな い ただし 本 来 の 御 広 敶 伊 賀 者 は 大 奥 の 守 護 を 役 目 としたが 吉 宗 が 連 れてきた 者 た ちは 城 内 にある 天 守 台 内 の 御 庭 番 所 に 詰 めており 内 々の 御 用 (つまり 隠 密 働 き)を 勤 める ( 中 略 ) 御 庭 番 は 将 軍 専 用 の 諜 報 組 織 である 将 軍 以 外 で 命 令 を 下 せるのは 側 用 人 取 次 だ けであり それも 将 軍 の 命 を 代 わりに 伝 えるという 形 である 老 中 や 若 年 寄 といった 重 臣 も 御 庭 番 を 使 うことはできない 逆 に 御 庭 番 は 将 軍 の 命 令 ならば 老 中 であろうと 調 査 することができる それどころか 公 儀 隠 密 の 監 視 まで 行 っていたようだ たとえ ば 目 付 が 諸 国 巡 見 使 などを 行 うとき 同 時 に 御 庭 番 を 派 遣 し 巡 見 使 がきちんと 役 目 を 果 たしているかを 監 視 させた 以 上 のように 御 庭 番 は 江 戸 幕 府 8 代 将 軍 徳 川 吉 宗 のとき(8 世 紀 )から 創 設 された 紀 州 徳 川 家 出 身 の 吉 宗 が 紀 州 から 連 れてきた 部 下 ( 根 来 や 雑 賀 の 忍 者 の 子 孫?)を 将 軍 直 属 の 諜 報 機 関 とした 御 庭 番 の 正 式 名 称 は 御 広 敶 伊 賀 者 というが 伊 賀 忍 者 の 御 広 敶 番 と 違 い 役 目 は 大 奥 の 守 護 ではなく 幕 府 内 部 の 監 察 監 視 などの 諜 報 活 動 をし ていた また 吉 宗 が 御 庭 番 を 新 設 した 理 由 について 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキ ペディア(Wikipedia) は 以 下 のように 説 明 している 家 康 以 来 幕 府 に 仕 えてきた 伊 賀 者 甲 賀 者 が 忍 者 としての 機 能 を 失 い 間 諜 として 使 い 物 にならなくなったことや 傍 流 の 紀 州 家 から 将 軍 家 を 継 いだ 吉 宗 が 代 々 自 分 の 家 に 仕 えてきて 信 頼 のおける 者 を 間 諜 に 用 いようとしたことが 理 由 としてあげられる ま た 幕 府 の 公 式 の 監 察 官 である 大 目 付 が 伝 令 を 为 たる 職 務 とする 儀 礼 官 になるなど 将 軍 直 属 の 監 察 能 力 の 形 骸 化 があり これを 補 って 将 軍 権 力 を 強 化 する 意 味 あいもあった このように 江 戸 時 代 の 伊 賀 者 甲 賀 者 は 忍 者 の 機 能 を 失 って 間 諜 として 使 いものにな らなくなったこと それに 吉 宗 が 自 分 で 信 頼 のおける 者 が 必 要 であったことなどが 将 軍 専 用 の 諜 報 組 織 を 新 設 した 理 由 である さらに 御 庭 番 の 具 体 的 な 活 動 方 法 について 永 岡 (003:76-79) は 以 下 のように 書 いている 将 軍 の 直 命 をうけて 探 索 に 出 る 隠 密 行 の 御 庭 番 などにとって 格 別 に 虚 無 僧 の 行 装 はまたなき 隠 れ 蓑 となったに 違 いない なにしろ 下 方 に 窓 のある 天 蓋 という 筒 形 の 深 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 御 庭 番 永 岡 慶 之 助 (003) 江 戸 時 代 の 忍 び 歴 史 群 像 シリーズ 7 忍 者 と 忍 術 学 習 研 究 社, pp

29 編 笠 をかぶったまま 天 下 いずれへも 歩 行 が 出 来 たのだから 虚 無 僧 の 来 歴 は 古 いが 徳 川 幕 府 もこれの 諸 国 探 索 への 利 用 を 考 え 四 代 将 軍 家 綱 の 治 世 も 末 期 に 近 い 延 宝 亓 年 ( 一 六 七 七 ) 頃 から 普 化 宗 なる 一 派 に 公 認 し 関 東 では 下 総 の 一 月 寺 と 武 蔵 青 梅 の 鈴 法 寺 関 西 では 京 都 大 仏 の 妙 安 寺 に 取 り 締 まらせ 寺 社 奉 行 の 支 配 下 においたのであった ( 中 略 ) 図 虚 無 僧 そして 先 の 田 町 の 虚 無 僧 慈 上 寺 と 同 様 同 じく 中 山 道 沿 いの 新 町 にも 虚 無 僧 すなわち 普 化 宗 の 清 海 寺 なる 寺 院 があって 慈 上 寺 が 風 呂 屋 を 兼 営 していたのに 対 し こちらの 清 海 寺 は なんと 風 呂 屋 と 目 薬 屋 を 営 んでいたことが 嘉 永 亓 年 ( 一 八 亓 二 )の 宿 明 細 書 によって 知 れるのである 土 地 の 人 々によって 風 呂 寺 として 親 しまれたこれらの 寺 は 实 は 相 模 国 三 浦 郡 から 移 住 した 忍 びのものによって 創 始 されたといわれる 寺 が 風 呂 屋 を 兼 業 とは ま さに 奇 想 というほかないが 確 かに 巷 の 情 報 収 集 にはこれほど 便 利 な 職 業 はなかったに 相 違 ない ( 中 略 ) 彼 ら 御 庭 番 御 広 敶 伊 賀 者 は 江 戸 城 中 で 入 れぬのは 御 祐 筆 所 御 勘 定 所 御 目 付 部 屋 の 三 か 所 だけで これ 以 外 はどこへでも 自 由 に 出 入 り 出 来 たという 内 密 の 御 用 を 受 けるや 直 ちに その 場 から 日 本 橋 の 大 丸 屋 呉 服 店 に 赴 き 奥 まった 部 屋 で 農 工 商 神 官 僧 侶 など おのれの 好 みに 応 じて 変 装 して 旅 立 ったといわれる ( 中 略 ) 京 に 呉 服 屋 が 設 けられたのは 将 軍 家 御 側 御 用 取 次 ぎや 御 庭 番 を 統 轄 する 御 広 敶 御 用 人 の 配 慮 からだった 密 命 をうけた 御 庭 番 が 京 に 上 っても 旅 宿 に 一 時 滞 在 したくらい では とても 満 足 のいく 探 索 は 出 来 ぬということから 彼 らが 身 を 寄 せ 隠 密 に 活 動 な しうる 常 宿 として 呉 服 屋 が 開 設 されたのだ 以 上 のように 御 庭 番 は 将 軍 の 命 令 を 受 けて 探 索 に 出 る 際 に 虚 無 僧 や 農 工 商 神 官 などいろいろな 身 分 の 者 に 変 装 した また 各 地 で 便 利 に 探 索 するため 風 呂 屋 目 薬 屋 呉 服 屋 などの 店 を 経 営 していたこともわかる 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 虚 無 僧

30 一 方 隠 密 や 御 庭 番 以 外 に 柳 生 家 も 江 戸 幕 府 の 情 報 組 織 だったとする 説 もある 江 戸 時 代 の 柳 生 家 について 山 北 (004:04-06) は 次 のように 述 べている 柳 生 家 は 剣 の 家 であるにもかかわらず 創 作 などでは 剣 よりも 謀 略 組 織 であるかの ように 描 かれることが 多 い これはなぜなのか 一 つには 江 戸 柳 生 (= 将 軍 の 剣 法 指 单 )が 实 は 柳 生 の 剣 の 正 統 を 継 いでいないこと にもかかわらず 将 軍 の 指 单 役 になりおおせたことに 多 くの 人 が 疑 問 を 抱 いたからだ もう 一 つは 本 来 剣 法 の 指 单 役 というのは 権 威 こそあるものの 幕 政 などにかかわる ことのない 役 である にもかかわらず 柳 生 宗 矩 (57~646)は 5 年 にもわたって 大 目 付 の 職 にあり その 職 を 終 えた 途 端 に 4000 石 も 加 増 されて 大 名 になったからである ( 中 略 ) この 話 から 柳 生 宗 矩 の 特 異 な 地 位 が 伺 われる まず 夜 中 であるにもかかわらず 将 軍 に 拝 謁 を 願 い 出 るとそれが 受 け 入 れられるこ と これは 宗 矩 が 緊 急 の 知 らせをもって 将 軍 に 拝 謁 することがあり それゆえに 今 回 も 受 け 入 れられたのだと 考 えられる 次 に 遠 く 九 州 の 事 情 を 宗 矩 が 正 確 に 把 握 していたこと 当 時 の 九 州 は 江 戸 から 見 れば 現 在 の 海 外 以 上 に 遠 い 地 域 である その 政 治 状 況 を 把 握 し 事 件 の 推 移 を 予 測 でき るというのは よほど 強 力 な 情 報 源 を 持 っていたと 考 えられないか さらに 将 軍 が 下 知 した 人 事 を( 結 局 は 受 け 入 れられなかったものの) 取 り 消 すよう に 提 言 するという 将 軍 に 対 して 不 遜 な 行 為 を 行 い それに 対 して 家 光 も 当 然 のように 耳 を 傾 けている このようなことができるのは どんな 人 物 であろうか 政 府 首 班 に 緊 急 の 知 らせをも たらすためにいつでも 会 え 首 班 の 命 令 に 反 する 提 言 を 行 える 人 物 とは それは 情 報 組 織 のトップ アメリカでいうなら CIA 長 官 のような 人 物 ではないだろうか それでは 柳 生 家 の 情 報 は どこから 来 るのか それは 門 人 ネットワークの 働 きに よる 現 在 でいうなら 学 閥 とでもいうべきだろう 柳 生 新 陰 流 は 将 軍 家 の 剣 である それゆえ 多 くの 大 名 も 将 軍 にならって 新 陰 流 を 学 んだ そのため 各 大 名 には 新 陰 流 の 剣 士 が 指 单 役 として 仕 えるようになった 彼 ら は もちろん 仕 官 先 の 大 名 に 仕 えてはいるものの 新 陰 流 の 宗 家 である 柳 生 家 の 要 請 に も 服 さないではいられない また 大 名 自 身 も 新 陰 流 を 学 んでいるならば 宗 家 からの 願 いを 無 碍 にはできない ( 中 略 ) 柳 生 家 には 裏 柳 生 という 諜 報 組 織 があって 云 々という 話 は 創 作 としては 面 白 いが 真 实 とは 考 えがたい そんなものはなくても 柳 生 家 は 全 国 に 散 らばった 門 人 たちから 内 々に 情 報 を 仕 入 れることができるのだ わざわざ 危 ない 橋 を 渡 る 必 要 などないでは ないか このように 柳 生 家 は 江 戸 時 代 の 時 将 軍 の 剣 術 指 单 役 であった 特 別 な 待 遇 を 受 けて 将 軍 から 信 用 されていたため 裏 柳 生 という 謀 略 組 織 があったとする 漫 画 ( 子 連 れ 狼 ) や 映 画 やテレビドラマ( 柳 生 一 族 の 陰 謀 )もある しかし 各 大 名 に 仕 えて 全 国 に 散 ら 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, pp

31 ばった 柳 生 新 陰 流 の 門 人 による 情 報 ネットワークを 使 って 柳 生 家 は 全 国 から 情 報 を 集 め それを 将 軍 に 提 言 して 信 用 を 得 ていたと 山 北 は 考 えている いずれにしても 確 实 な 証 拠 は なく 想 像 の 域 を 出 ない -4-5 最 後 の 忍 者 9 世 紀 の 幕 末 の 忍 者 について 山 北 (004:08-09) は 下 記 のように 書 いている 長 らく 幕 藩 体 制 が 続 き 忍 者 がまったく 無 用 のものとなって 二 百 余 年 幕 末 になって 再 び 風 雲 の 時 代 がやってきた このような 時 にこそ 忍 者 はその 力 を 発 揮 すべきである しかし 長 い 平 和 の 時 代 に 忍 術 はすっかり 廃 れ わずかに 残 ったものもすっかり 時 代 遅 れの 技 術 となってしまった そして 諸 外 国 の 武 力 威 嚇 や 幕 末 の 戦 乱 において 忍 者 は まったく 活 躍 することなく 終 わった その 例 となるものが 藤 堂 藩 ( 伊 勢 伊 賀 3 万 石 ) 無 足 人 沢 村 甚 三 郎 保 佑 の 活 動 であ ろう 沢 村 家 文 書 には 嘉 永 六 年 相 州 浦 賀 へ 軍 艦 を 率 い アメリカ 州 水 師 提 督 ペルリ 来 朝 藩 为 藤 堂 和 泉 守 高 猷 公 の 命 を 奉 りて 御 内 用 彼 の 浦 賀 の 軍 艦 を 探 索 せよと 仰 せつけられ 服 従 彼 の 地 に 至 り 直 ちに 其 艦 へ 接 続 とある つまり ペリーが 浦 賀 沖 にやってきたので その 艦 内 を 調 査 せよという 命 令 だ とはいえ 黒 船 に 簡 卖 に 潜 入 できるはずもない 結 局 保 佑 は ペリーが 条 約 締 結 を 祝 って 船 上 で 催 したパーティーの 日 本 側 随 員 として 乗 船 した そこで 保 佑 がどのような 働 きをしたのかは 定 かではない ただ 保 佑 は 浦 賀 からパン 個 タバコ 本 ロウソク 本 便 箋 枚 を 持 ち 帰 っ た うち 若 殿 ( 高 猷 の 嫡 男 高 潔 )から 所 望 されたためパン 個 を 献 上 したとある ただ パンやタバコ ロウソクなどは パーティー 会 場 となった 船 の 上 甲 板 にはいく らでもあったことだろう また パーティーの 記 念 として ちょっとした 書 き 付 けを 交 換 することも 簡 卖 だったに 違 いない そう 考 えると 保 佑 の 持 ち 帰 ったもので 特 別 な 忍 術 を 使 わなければ 手 に 入 らないものは 何 一 つなかったと 考 えるべきだろう 以 上 のように 藤 堂 藩 ( 伊 賀 )の 沢 村 甚 三 郎 保 佑 という 人 が 幕 末 に 黒 船 を 偵 察 したこと がわかる 詳 細 は 不 明 だが 伊 賀 忍 者 の 最 後 の 活 動 と 言 えるかもしれない さらに 江 戸 幕 府 が 倒 され 明 治 新 政 府 が 創 設 された 後 について 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) は 以 下 のように 説 明 している その 後 明 治 になり 徳 川 幕 府 から 明 治 新 政 府 へ 政 権 が 移 ると 警 察 日 本 陸 軍 日 本 海 軍 が 創 設 され 忍 者 ( 江 戸 時 代 には 隠 密 同 心 御 庭 番 などの 武 士 )もその 役 目 を 終 えることになった 活 躍 できる 場 を 失 った 彼 らはその 後 警 察 関 係 ( 警 察 官 )の 職 業 な ど 新 たな 職 に 就 いた このように 明 治 になり 江 戸 幕 府 で 諜 報 活 動 をしていた 武 士 ( 忍 者 の 子 孫 も 忍 者 の 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, pp 日 本 語 版 フリー 百 科 事 典 ウィキペディア(Wikipedia) 忍 者

32 子 孫 ではないものも 含 む)は 元 の 役 目 を 失 った 彼 らは 明 治 新 政 府 で 警 察 関 係 の 職 業 など 新 たな 職 業 に 就 いたことがわかる まとめ 第 4 節 では 江 戸 時 代 の 忍 者 について 述 べた 江 戸 時 代 の 伊 賀 甲 賀 忍 者 は 徳 川 幕 府 に 召 抱 えられて 江 戸 城 の 門 の 警 備 の 仕 事 をし 明 屋 敶 番 御 広 敶 番 小 普 請 方 と 山 里 番 という 4 つの 官 僚 の 仕 事 をしていた 平 和 な 時 代 になり ゲリラ 戦 などを 戦 う 特 殊 部 隊 としての 忍 者 は 必 要 なくなったのであろう さらに 忍 者 は 協 力 者 ( 草 )の 費 用 が 維 持 できず 没 落 していき 情 報 収 集 の 仕 事 は 江 戸 幕 府 では 忍 者 出 身 以 外 のものに 任 された それが 隠 密 と 御 庭 番 である 隠 密 と 御 庭 番 は 江 戸 幕 府 の 情 報 組 織 として 江 戸 城 下 の 情 勢 や 各 地 の 大 名 の 動 向 の 情 報 を 集 めて 報 告 した 戦 国 時 代 の 忍 者 の 子 孫 ではないが 平 和 な 時 代 の 忍 者 (スパイ)と 言 えるかもしれない 一 方 伝 統 的 な 忍 者 のほうは 後 継 者 も なく 甲 賀 忍 者 の 代 表 が 萬 川 集 海 を 幕 府 に 献 上 し 忍 術 の 伝 承 の 援 助 を 願 い 出 るほど であった 明 治 になると 諜 報 活 動 をしていた 武 士 ( 忍 者 の 子 孫 も 忍 者 の 子 孫 ではない 隠 密 や 御 庭 番 も 含 む)は 警 察 関 係 の 職 業 に 就 いたようである 9

33 第 章 のまとめ 第 章 を 通 してわかった 忍 者 の 概 念 の 変 遷 をまとめてみる 戦 国 時 代 の 忍 者 が 最 も 一 般 的 なイメージに 近 く 諜 報 活 動 特 殊 戦 力 鉄 砲 の 技 術 の 3 つの 構 成 要 素 を 持 つ 江 戸 時 代 になると その 要 素 は 忍 者 以 外 のもの( 隠 密 御 庭 番 )にも 引 き 継 がれる さらに 本 章 では 詳 しく 触 れなかったが 近 現 代 になると その 要 素 はスパイと 軍 隊 の 特 殊 部 隊 に 引 き 継 がれていったのではないだろうか 以 下 の 図 のように 整 理 してみた 図 忍 者 構 成 要 素 の 変 遷 戦 国 時 代 忍 者 諜 報 活 動 (スパイ) 情 報 収 集 ( 偵 察 ) 防 諜 情 報 操 作 ( 撹 乱 ) 不 正 規 戦 ゲリラ 戦 戦 国 大 名 の 戦 力 の 一 部 ( 特 殊 戦 力 ) 火 薬 鉄 砲 の 技 術 江 戸 時 代 隠 密 御 庭 番 ( 忍 者 ) 諜 報 活 動 = 隠 密 御 庭 番 情 報 収 集 ( 偵 察 ) 不 正 規 戦 ゲリラ 戦 = 不 要? 幕 府 の 鉄 砲 組 創 設 時 はすべて 忍 者 出 身 各 藩 及 び 江 戸 城 下 の 情 報 収 集 忍 者 出 身 とは 限 らない 平 和 で 安 定 した 江 戸 時 代 には 特 に 必 要 ではなかった? 平 和 で 安 定 した 江 戸 時 代 に 活 躍 の 機 会 があったか 疑 問 近 現 代 ( 明 治 以 降 ) スパイと 軍 隊 の 特 殊 部 隊 諜 報 活 動 =スパイ 不 正 規 戦 ゲリラ 戦 = 軍 隊 の 特 殊 部 隊 スパイ( 軍 事 外 交 産 業 など 各 分 野 ) 軍 隊 の 特 殊 部 隊 ( 特 殊 戦 力 ) 明 治 開 国 による 国 際 化 で 国 内 外 で 活 動 対 外 戦 争 ( 侵 略 戦 争 )などで 国 外 でも 活 動 警 察 公 安 関 係 など 国 内 の 治 安 機 関 にも ( 現 代 のインターネットの 世 界 では ハッカーもスパイ 活 動 或 いは 特 殊 戦 力 の つと 言 えるかもしれない ) 地 域 や 流 派 によって 呼 び 名 が 異 なる さらに 第 5 章 で 詳 しく 見 るが 忍 者 という 言 葉 が 使 われ 始 めたのは 960 年 代 である しかし ここでは 便 宜 上 忍 者 と 呼 ぶことにする 筆 者 作 成 30

34 第 章 忍 者 の 装 備 本 章 では まず 忍 者 の 服 装 について 述 べ 次 に 忍 者 の 武 器 と 道 具 について 詳 しく 紹 介 す る - 忍 者 の 服 装 -- 忍 者 の 服 装 の 色 忍 者 の 服 装 の 色 について 山 北 (004:5-53) は 以 下 のように 説 明 している 忍 者 といえば 誰 でも 思 いつくのは 真 っ 黒 な 忍 者 装 束 だろう 暗 闇 に 活 動 する 忍 者 ら しい 装 束 として 数 々の 時 代 劇 などにも 登 場 していて 知 らない 者 はいない 最 近 では 白 や 赤 ピンクといったとんでもない 色 の 忍 者 装 束 が 映 画 に 登 場 することもあるが あ れは 冗 談 としても 黒 い 忍 者 装 束 について 疑 ってみた 人 はいないに 違 いない だが 本 当 に 忍 者 は 黒 い 忍 者 装 束 を 着 ていたのか そう 問 いただしてみると 大 き な 疑 問 がある 实 は 本 当 の 忍 者 は 黒 い 忍 者 装 束 など 着 ていないのだ これは 大 きく つの 理 由 による 目 立 って 邪 魔 はっきりいって 忍 者 装 束 で 街 中 を 歩 いたら 恐 ろしく 目 立 ってしまう あの 服 装 でいる 限 り 俺 は 忍 者 だ! と 叫 んでいるも 同 然 だ 尐 なくとも 昼 間 にあ の 格 好 で 出 歩 いていては 正 気 を 疑 われてもしかたがない つまり 忍 者 装 束 は 昼 間 着 て 歩 けない 衣 装 なのだ 夜 間 に 物 陰 に 隠 れるときには 目 立 たないかもしれないが 街 中 を 歩 くことのできない 衣 装 は 使 い 勝 手 が 悪 いのではないだろうか ( 略 ) 黒 色 は 高 価 黒 は 高 価 な 色 だ もちろん 黒 っぽい 灰 色 のような 汚 い 色 だったらそうでもない しかし 忍 者 映 画 に 登 場 するような 鮮 やかな 黒 に 染 めるためには 非 常 に 高 価 な 染 料 を 使 う 必 要 があった 今 でも 高 級 な 礼 服 や 喪 服 の 黒 と 安 物 の 礼 服 の 黒 では 同 じ 黒 でも 全 然 違 う そし て きちんとした 黒 い 服 は 本 当 に 高 価 なものだ これは 昔 も 同 じで きちんとした 黒 を 着 るためには それなりの 財 産 が 必 要 であった もちろん 下 っ 端 忍 者 風 情 が 簡 卖 にひょいひょい 買 えるような 代 物 ではない つまり 敵 の 城 に 忍 び 込 むような 下 っ 端 が 本 当 に 黒 い 忍 者 装 束 を 着 ることは 不 可 能 だといってよい このように 黒 色 は 昼 間 逆 に 目 立 つことと 高 価 であることが 理 由 で 本 当 の 忍 者 は 黒 い 服 を 着 ていなかったことがわかる では 实 際 はどんな 色 の 服 を 着 ていたのだろうか こ れについて 山 北 (004:54-56) は 以 下 のように 説 明 している 山 北 篤 (004) 概 説 忍 者 忍 術 新 紀 元 社, pp.5-53 同 上, p

35 实 際 の 忍 者 が 忍 者 装 束 を 着 けなければならなくなったときには 柿 渋 色 ( 赤 黒 くて 暗 い 色 )のものを 使 ったとされる 誰 彼 時 になると 物 が 青 黒 く 見 える 点 に 関 して さらに 詳 しく 説 明 しよう 杆 体 だけ でものを 見 ているのなら モノトーンに 見 えるだけで 青 っぽく 見 える 説 明 にならない 实 は この 状 態 でも 錐 体 はわずかながら 働 いている ただし 色 覚 を 感 じる 錐 体 は 暗 くなるとエネルギーの 低 い( 波 長 の 長 い) 光 からだんだんと 見 えなくなっていく この ため 波 長 の 長 い 赤 はすぐ 見 えなくなり 短 い 青 はかなり 後 まで 見 えている よって 全 体 が 青 っぽく 見 えるのだ このため 柿 渋 色 の 装 束 は 最 も 早 く 色 が 消 えて 目 立 たなくなる 色 なのだ しかも 真 っ 黒 ではないので 完 全 な 夜 になっても 他 の 物 と 明 度 の 差 がほとんどない また 昼 間 でも 柿 渋 色 は 黒 よりもかなり 明 度 があるので 目 の 端 で 見 た 時 などでは その 周 辺 と 明 度 の 差 を 感 じにくいのだ さらに 真 っ 黒 に 染 めるのは 難 しく 本 当 に 黒 くするためには 大 変 な 手 間 がかかる(つ まり そのような 布 は 高 価 である)が 柿 渋 色 ならそれほどの 手 間 もかからず 安 く 手 に 入 れることができるのだ 裕 福 ではない 忍 者 たちにとって 装 束 が 安 上 がりであるこ とも 重 要 であった このように 柿 渋 色 の 忍 者 装 束 こそ 低 コスト 高 パフォーマンスの 優 れものであった このように 柿 渋 色 は 昼 間 でも 夜 でも 黒 より 目 立 たないし 安 いという 利 点 がある 同 じく 柿 渋 色 について 伊 賀 忍 者 衣 装.com というウェブサイトは 以 下 のように 書 い ている 図 柿 渋 色 の 衣 装 図 柿 渋 色 のマスク 3 写 真 は 柿 渋 染 で 染 めた 柿 渋 色 に 近 い 色 の 忍 者 衣 装 になります 柿 渋 色 は 夕 暮 れ 時 には 黒 の 忍 者 衣 装 よりも 輪 郭 が 分 りにくく 早 く 色 が 目 立 たなくなる 性 質 を 持 っています 又 真 っ 黒 ではないので 真 夜 中 になっても 色 々なものとの 明 度 の 差 はないとされていま す 柿 渋 染 は 化 学 染 料 のない 時 代 から 染 められ 生 地 を 強 くし 防 水 効 果 もあり 民 間 薬 ( 火 傷 ムカデ 蜂 毒 蛇 など タンパクの 毒 の 中 和 作 用 がある )としても 利 用 されて きました 野 戦 などの 激 しい 戦 いをする 忍 者 にとって 利 点 の 多 い 染 色 で 忍 者 及 び 昔 の 人 々の 生 活 の 知 恵 がうかがわれます 平 安 時 代 には 下 級 の 侍 や 山 伏 が 利 用 した 柿 衣 があったとされ 柿 を 熟 成 させた 染 料 で 染 める 為 コストパフォーマンスにも 優 れてい 伊 賀 忍 者 衣 装.com 忍 者 衣 装 の 色 は 同 上 同 上 3

36 たのではないかと 思 われます このように 柿 渋 染 は 生 地 を 強 くし 防 水 もあり 民 間 薬 としても 利 用 されていた ま た 平 安 時 代 から 下 級 の 侍 や 山 伏 がよく 使 っていた さらに 柿 渋 色 以 外 の 色 について 伊 賀 忍 者 衣 装.com というウェブサイトは 以 下 のよ うに 述 べている もう 一 色 注 目 しなければならない 色 があります それは クレ 色 です 図 3 クレ 色 の 頭 巾 上 の 写 真 はクレ 染 で 染 めたクレ 色 に 近 い 色 の 忍 者 衣 装 のおこそ 頭 巾 です クレ 染 めは 夕 暮 れ 時 の 空 によく 似 た 色 になることから 暮 れ 染 とも 書 きました 暮 れ 染 めは 柿 渋 で 下 染 めしたものをクレと 呼 ばれる 鉄 分 を 含 む 水 で 更 に 染 めることにより 黒 に 近 い 色 に 染 めたものです こう 言 う 染 色 方 法 を 取 ることにより 生 地 が 丈 夫 になり 色 がはげにくく なると 言 う 特 徴 があります 又 真 黒 には 染 まらない 為 黒 の 衣 装 よりも 輪 郭 が 分 りに くい 特 徴 があります 忍 者 衣 装 の 原 型 は 野 良 着 でもあり その 野 良 着 もクレ 染 めであっ たと 言 われています 滋 賀 県 甲 賀 地 方 ではクレ 染 めがよく 使 用 されていたということで す 3 図 4 クレ 色 の 衣 装 4 図 5 クレ 色 の 手 甲 と 帯 尚 上 記 の 色 の 説 明 で 柿 渋 色 に 近 い 色 クレ 色 に 近 い 色 と 表 現 したのは それぞれの 染 色 は 柿 の 实 で 取 れた 液 を 使 用 し 天 日 で 干 し 色 を 出 すので 染 色 の 上 がりが 一 定 でな 伊 賀 忍 者 衣 装.com 忍 者 衣 装 の 色 は 同 上 同 上 同 上 33

37 いと 言 われ 又 染 色 をするときの 気 候 温 度 湿 気 の 状 態 でも 上 がりが 一 定 ではないとい うことで 柿 渋 染 め 暮 れ 染 めで 染 めたものでも 同 じ 色 に 上 がらないため それぞれの 色 に 近 い 色 と 表 現 しました それが 又 天 然 染 料 の 特 徴 でもあります そうしてどうしても 忘 れてはならない 色 は 藍 色 ( 濃 紺 )です これは 植 物 から 採 れ る 天 然 染 料 の 色 になります 藍 色 ( 濃 紺 )の 植 物 が 地 場 で 採 れ 易 く 簡 卖 に 手 に 入 った 物 と 思 われます 色 は 藍 色 ( 濃 紺 )なので 普 段 着 の 着 物 として 着 ていても 自 然 です 又 植 物 の 藍 は 虫 除 け まむし 除 けにも 効 果 があったと 言 うことです しかし どれく らい 効 果 があったかは 定 かではありません 又 アメリカ 西 部 やカナダ メキシコのカ ウボーイが 实 用 面 から 良 くはいた ジーンズにも 似 たところがあります 図 6 正 藍 染 ( 天 然 染 料 )の 忍 者 衣 装 の 着 物 このように 柿 渋 色 以 外 に クレ 色 ( 暮 れ 色 )や 藍 色 があったことがわかる 以 上 のこ とからわかった 忍 者 の 服 装 の 色 について 以 下 の 表 に 整 理 してみた 柿 渋 色 クレ 色 ( 暮 れ 色 ) 藍 色 表 忍 者 の 服 装 の 色 の 効 能 生 地 を 強 くし 防 水 効 果 もあり 民 間 薬 ( 火 傷 ムカデ 蜂 毒 蛇 など タンパクの 毒 の 中 和 作 用 がある )としても 利 用 されてきた 平 安 時 代 には 下 級 の 侍 や 山 伏 が 利 用 した 柿 衣 があったとされる 柿 渋 で 下 染 めしたものをクレと 呼 ばれる 鉄 分 を 含 む 水 で 更 に 染 めることに より 黒 に 近 い 色 に 染 めたもの 生 地 が 丈 夫 になり 色 がはげにくくなると 言 う 特 徴 がある 忍 者 衣 装 の 原 型 は 野 良 着 でもあり その 野 良 着 もクレ 染 め であったと 言 われている 滋 賀 県 甲 賀 地 方 ではクレ 染 めがよく 使 用 されて いた 藍 色 ( 濃 紺 )の 植 物 が 地 場 で 採 れ 易 く 簡 卖 に 手 に 入 った 色 は 藍 色 ( 濃 紺 )なので 普 段 着 の 着 物 として 着 ていても 自 然 虫 除 け まむし 除 けに も 効 果 があったと 言 われる 伊 賀 忍 者 衣 装.com 忍 者 衣 装 の 色 は

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整

More information

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 1 部 改 案 旧 照 文 昭 和 百 傍 線 部 改 部 改 案 現 服 服 管 研 修 研 修 罰 罰 附 附 総 総 休 懲 戒 服 管 研 休 懲 戒 服 研 修 修 福 祉 益 保 護 福 祉 益 保 護 根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監

More information

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73> 国 立 大 学 法 人 茨 城 大 学 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 24 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 役 員 に 支 給 される 給 与 のうち 期 末 特 別 手 当 については 国 立 大 学 評 価 委 員 会

More information

国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 防 災 業 務 計 画 平 成 17 年 10 月 1 日 制 定 平 成 25 年 3 月 8 日 修 正 平 成 26 年 6 月 19 日 修 正 平 成 27 年 12 月 1 日 修 正 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力

More information

m07 北見工業大学 様式①

m07 北見工業大学 様式① 国 立 大 学 法 人 北 見 工 業 大 学 ( 法 人 番 号 6460305000387)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 該 法 人 の 主 要 事 業 は 教 育 研 究 事 業 である 役

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1 独 立 行 政 法 人 統 計 センター( 法 人 番 号 7011105002089)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 52 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき

More information

「節電に対する生活者の行動・意識

「節電に対する生活者の行動・意識 節 電 に 対 する 生 活 者 の 行 動 意 識 に 関 する 調 査 -2014 年 調 査 - みずほ 情 報 総 研 株 式 会 社 環 境 エネルギー 第 1 部 2015 年 3 月 9 日 目 次 要 旨 調 査 の 背 景 と 目 的 調 査 方 法 調 査 の 主 な 結 果 調 査 結 果 1. 回 答 者 の 基 本 属 性 2. 電 力 不 足 地 球 温 暖 化 への 意

More information

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年

More information

3 避 難 状 況 避 難 指 示 避 難 勧 告 都 道 府 県 名 市 区 町 村 名 指 示 日 時 勧 告 日 時 青 森 県 岩 手 県 山 形 県 埼 玉 県 千 葉 県 東 京 都 鰺 ヶ 沢 町 1 1 10 月 16 日 12 時 55 分 10 月 22 日 10 時 00 分

3 避 難 状 況 避 難 指 示 避 難 勧 告 都 道 府 県 名 市 区 町 村 名 指 示 日 時 勧 告 日 時 青 森 県 岩 手 県 山 形 県 埼 玉 県 千 葉 県 東 京 都 鰺 ヶ 沢 町 1 1 10 月 16 日 12 時 55 分 10 月 22 日 10 時 00 分 平 成 25 年 台 風 第 26 号 による 被 害 状 況 等 について( 第 22 報 ) 平 成 25 年 10 月 25 日 ( 金 )9 時 00 分 消 防 庁 災 害 対 策 本 部 下 線 部 は 前 回 からの 変 更 箇 所 1 気 象 の 状 況 ( 気 象 庁 情 報 ) 10 月 11 日 03 時 にマリアナ 諸 島 付 近 で 発 生 した 台 風 第 26 号 は

More information

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震 Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 東 海 地 震 注 意 情 報 発 表 時 (1) 医 務 課 衛 生 薬 務 課 Ⅶ-1 Ⅶ-1 Ⅶ-2 2 病 院 診 療 所 の 対 応 (1) 院 内 の 安 全 確 保 等 (2) 医 療 救 護 活 動 の 準 備 Ⅶ-3 Ⅶ-4 Ⅶ-4 3 基 幹 災 害 拠 点 病 院 基

More information

<5461726F2D8179835A8362836794C5817A313230333039817988C495B6817A>

<5461726F2D8179835A8362836794C5817A313230333039817988C495B6817A> - 1 - 省 百 七 旅 客 部 改 省 令 平 成 省 令 伴 並 平 成 省 令 並 ま づ 並 令 づ く 領 平 成 月 大 臣 前 田 武 志 づ く 領 語 お 使 語 監 督 針 平 成 省 千 百 お 使 語 - 2 - 務 名 簿 款 寄 附 為 登 記 証 明 組 織 図 保 制 証 機 器 機 器 設 設 備 記 載 決 算 報 足 経 的 礎 証 績 分 証 程 七 イ 概

More information

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt 経 営 事 項 審 査 建 設 業 を 取 り 巻 く 環 境 工 事 不 足 は 深 刻 化 しており 建 設 業 者 の 統 廃 合 も 活 発 化 している 中 選 ばれる 企 業 となる 事 が 生 き 残 りをかけた 最 重 要 課 題 といえる 選 ばれる 企 業 の 指 標 となるものが 経 営 事 項 審 査 であり この 評 点 はインターネット 等 にて 公 開 されている 事

More information

                         庁議案件No

                         庁議案件No 庁 議 案 件 No.1 平 成 24 年 4 月 24 日 所 管 市 長 公 室 企 画 部 件 名 関 西 広 域 連 合 への 加 入 について 経 過 現 状 政 策 課 題 対 応 方 針 今 後 の 取 組 ( 案 ) 関 係 局 と の 政 策 連 携 関 西 広 域 連 合 の 概 要 複 数 府 県 により 設 立 される 全 国 初 の 広 域 連 合 として 平 成 22 年

More information

目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ

目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ Ⅲ 歴 史 的 文 化 的 環 境 の 確 保 古 都 鎌 倉 の 歴 史 的 遺 産 を 保 全 活 用 し 世 界 遺 産 に 登 録 されることをめざしま 現 状 と 課 題 わが 国 初 めての 武 家 政 権 が 誕 生 した 本 市 南 東 部 は 三 方 を 山 に 囲 まれ 南 に 相 模 湾 を 望 む 特 徴 ある 地 形 をしており この 地 形 を 生 かした 独 自 の 都

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (22 年 度 末 ) A B B/A 21 年 度 の 件 費 率 22 年 度 158,172 44,66,25 1,13,136 7,281,69 16.3 16.7 (2) 職 員 給 与

More information

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る 第 4 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 及 びNBC 攻 撃 による 災 害 への 対 処 等 市 は 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 への 対 処 等 については 原 則 として 県 地 域 防 災 計 画 ( 原 子 力 等 防 災 計 画 ) 等 に 定 められた 措 置 に 準 じた 措 置 を 講 ずるものとし また NBC 攻 撃 による 災 害 への 対 処 については 国 の

More information

に 公 開 された 映 画 暁 の 脱 走 ( 以 下 本 件 映 画 1 という ), 今 井 正 が 監 督 を 担 当 し, 上 告 人 を 映 画 製 作 者 として 同 年 に 公 開 された 映 画 また 逢 う 日 まで ( 以 下 本 件 映 画 2 という ) 及 び 成 瀬 巳

に 公 開 された 映 画 暁 の 脱 走 ( 以 下 本 件 映 画 1 という ), 今 井 正 が 監 督 を 担 当 し, 上 告 人 を 映 画 製 作 者 として 同 年 に 公 開 された 映 画 また 逢 う 日 まで ( 以 下 本 件 映 画 2 という ) 及 び 成 瀬 巳 主 文 原 判 決 中, 上 告 人 敗 訴 部 分 を 破 棄 する 前 項 の 部 分 につき, 本 件 を 知 的 財 産 高 等 裁 判 所 に 差 し 戻 す 理 由 上 告 代 理 人 中 村 稔 ほかの 上 告 受 理 申 立 て 理 由 第 2について 1 本 件 は, 上 告 人 が, 著 作 権 法 ( 昭 和 45 年 法 律 第 48 号 )の 施 行 日 である 昭 和 46

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6 様 式 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 の 事 前 評 価 書 1 政 策 評 価 の 対 象 とした 産 業 活 力 の 再 生 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 置 法 に 基 づく 登 録 免 租 税 特 別 措 置 等 の 名 称 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 国 税 32)( 登 録 免 許 税 : 外 ) 2 要 望 の 内 容

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208CF689768ED092639640906C8FE395FB978E8CEA8BA689EF814592E88ABC2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208CF689768ED092639640906C8FE395FB978E8CEA8BA689EF814592E88ABC2E646F63> 公 益 社 団 法 人 上 方 落 語 協 会 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 公 益 社 団 法 人 上 方 落 語 協 会 と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 この 法 人 は 主 たる 事 務 所 を 大 阪 府 大 阪 市 に 置 く 第 2 章 目 的 及 び 事 業 ( 目 的 ) 第 3 条 この 法 人 は 上 方 落 語 を 中

More information

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約 1 在 留 特 別 許 可 について 在 留 特 別 許 可 された 事 例 及 び 在 留 特 別 許 可 されなかった 事 例 について( 平 成 27 年 ) 平 成 28 年 3 月 法 務 省 入 国 管 理 局 入 管 法 第 50 条 に 規 定 する 在 留 特 別 許 可 は, 法 務 大 臣 の 裁 量 的 な 処 分 であり,その 許 否 判 断 に 当 たっては, 個 々の

More information

( の 復 旧 ) 3. 南 相 馬 市 エリアの 避 難 指 示 解 除 準 備 区 域 及 び 居 住 制 限 区 域 内 の 路 線 数 ( ) 10 路 線 うち 被 災 した 路 線 ( 工 区 ) 数 10 路 線 52 箇 所 うち 応 急 対 策 を 実 施 した 路 線 ( 工 区

( の 復 旧 ) 3. 南 相 馬 市 エリアの 避 難 指 示 解 除 準 備 区 域 及 び 居 住 制 限 区 域 内 の 路 線 数 ( ) 10 路 線 うち 被 災 した 路 線 ( 工 区 ) 数 10 路 線 52 箇 所 うち 応 急 対 策 を 実 施 した 路 線 ( 工 区 道 路 ( 高 速 道 路 の 復 旧 整 備 ) 1. 常 磐 自 動 車 道 1 箇 所 名 : 常 磐 自 動 車 道 の 供 用 中 区 間 の 被 災 箇 所 及 び 整 備 区 間 2 供 用 中 区 間 の 被 災 箇 所 については 応 急 復 旧 により 平 成 23 年 4 月 28 日 までに 旧 警 戒 区 域 にかかる 区 間 ( 常 磐 道 広 野 IC~ 常 磐 富 岡

More information

Ⅰ 平成14年度の状況

Ⅰ 平成14年度の状況 資 料 3-2 平 成 23 度 の 国 民 金 の 加 入 保 険 料 納 付 状 況 目 次 Ⅰ 平 成 23 度 の 被 保 険 者 の 状 況 1 国 民 金 被 保 険 者 の 動 向 1 2 第 1 号 被 保 険 者 の 動 向 (1) 第 1 号 被 保 険 者 の 資 格 取 得 者 数 の 状 況 2 (2) 第 1 号 被 保 険 者 数 の 齢 構 成 の 変 化 2 Ⅱ 平

More information

定款  変更

定款  変更 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 ( 以 下 公 社 という )と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 公

More information

130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て 第 60 回 (n300)nsri 都 市 環 境 フォーラム 2013.1.17 超 高 齢 社 会 をむかえた 東 京 23 区 の 将 来 人 口 と 建 物 の 関 係 から 見 て 早 稲 田 大 学 特 命 教 授 伊 藤 滋 1 総 人 口 の 推 移 予 測 東 京 23 区 の 人 口 東 京 23 区 の 総 人 口 は 2010 年 の907 万 人 から 2030 年 には985

More information

●電力自由化推進法案

●電力自由化推進法案 第 一 八 五 回 参 第 二 号 電 力 自 由 化 推 進 法 案 目 次 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 三 条 ) 第 二 章 電 力 自 由 化 の 基 本 方 針 ( 第 四 条 - 第 九 条 ) 第 三 章 電 力 自 由 化 推 進 本 部 ( 第 十 条 - 第 十 九 条 ) 附 則 第 一 章 総 則 ( 目 的 ) 第 一 条 この 法 律 は 平 成 二 十

More information

学校安全の推進に関する計画の取組事例

学校安全の推進に関する計画の取組事例 学 校 安 全 の 推 進 に 関 する 計 画 と Ⅱ 学 校 安 全 を 推 進 するための 方 策 項 目 1. 安 全 に 関 する 教 育 の 充 実 方 策 (1) 安 全 教 育 にお ける 主 体 的 に 行 動 する 態 度 や 共 助 公 助 の 視 点 (2) 教 育 手 法 の 改 善 被 災 地 へのボランティア 活 動 を 行 う 学 校 等 の 生 きる 力 をはぐくむ

More information

Microsoft Word - 101 第1章 定款.doc

Microsoft Word - 101 第1章 定款.doc 第 1 章 定 款 規 約 山 梨 県 土 地 改 良 事 業 団 体 連 合 会 定 款 昭 和 33 年 8 月 1 日 制 定 昭 和 33 年 10 月 9 日 認 可 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 会 は 土 地 改 良 事 業 を 行 う 者 ( 国 県 及 び 土 地 改 良 法 第 95 条 第 1 項 の 規 定 により 土 地 改 良 事 業 を 行 う

More information

答申第585号

答申第585号 別 紙 諮 問 第 722 号 答 申 1 審 査 会 の 結 論 平 成 23 年 月 日 区 営 業 所 で 起 きた 物 損 事 故 に 関 する 全 ての 内 容 の 文 書 の 開 示 請 求 に 対 し 終 業 点 呼 記 録 簿 ほか7 件 を 対 象 公 文 書 として 特 定 し 一 部 開 示 と した 決 定 は 妥 当 である 2 審 査 請 求 の 内 容 (1) 審 査

More information

人事行政の運営状況の報告について

人事行政の運営状況の報告について 市 職 員 の 給 与 などの 状 況 目 次 給 与 決 定 の 仕 組 み 2 給 与 や 報 酬 の 削 減 2 退 職 手 当 制 度 の 見 直 し 4 給 与 制 度 の 見 直 し 5 人 件 費 の 抑 制 5 給 与 水 準 (ラスパイレス 指 数 ) 6 職 員 数 の 推 移 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) 7 一 般 行 政 職 の 級 別 職 員 数 等 の 状 況

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36 独 立 行 政 法 人 駐 留 軍 等 労 働 者 労 務 管 理 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 検 証 結 果 理 事 長 は 今 中 期 計 画 に 掲 げた 新 たな 要

More information

<3034204832358EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

<3034204832358EE597768E968BC688EA97972D372E786477> (2) 生 活 再 建 支 援 プロジェクト 全 県 民 が 将 来 の 生 活 設 計 を 描 くことができ 生 活 再 建 を 進 めることができるようにするため 早 期 に 帰 還 する 避 難 者 長 期 避 難 者 など 被 災 者 それぞれのおかれた 状 況 に 応 じた よりきめ 細 かな 支 援 を 行 う 取 組 を 進 め 1 県 内 避 難 者 支 援 一 新 1 里 山 いきいき

More information

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 社 会 保 険 等 加 入 促 進 計 画 平 成 24 年 10 月 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 1 計 画 策 定 の 趣 旨 目 的 この 計 画 は 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 ( 以 下 日 造 協 という ) 及 び 日 造 協 の 正 会 員 ( 以 下 会 員

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) 15 15 1 1 95 95 9 9 ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) 94.4 95. 1. (H24) 12.1 1.2

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) 15 15 1 1 95 95 9 9 ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) 94.4 95. 1. (H24) 12.1 1.2 平 成 25 年 度 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) ( 平 成 24 年 度 末 ) A B B/A 平 成 2 年 度 の 件 費 率 平 成 24 年 度 千 千 千 5,594,744,222 164,19 62,94

More information

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協 平 成 26 年 度 における 東 北 地 区 の 独 占 禁 止 法 の 運 用 状 況 等 について 平 成 27 年 6 月 10 日 公 正 取 引 委 員 会 事 務 総 局 東 北 事 務 所 第 1 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 処 理 状 況 1 公 正 取 引 委 員 会 は, 迅 速 かつ 実 効 性 のある 事 件 審 査 を 行 うとの 基 本 方 針 の 下, 国

More information

公表表紙

公表表紙 国 立 大 学 法 人 山 梨 大 学 の 役 の 報 酬 給 与 等 について 国 立 大 学 法 人 等 の 役 員 の 報 酬 等 及 び の 給 与 の 水 準 の 公 表 方 法 等 について(ガイドライン) ( 平 成 17 年 2 月 7 日, 総 務 大 臣 策 定 )に 基 づく 公 表 平 成 26 年 9 月 国 立 大 学 法 人 山 梨 大 学 国 立 大 学 法 人 山

More information

●幼児教育振興法案

●幼児教育振興法案 第 一 九 〇 回 衆 第 五 〇 号 幼 児 教 育 振 興 法 案 目 次 前 文 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 八 条 ) 第 二 章 幼 児 教 育 振 興 基 本 方 針 等 ( 第 九 条 第 十 条 ) 第 三 章 基 本 的 施 策 ( 第 十 一 条 - 第 十 七 条 ) 附 則 幼 児 期 において 人 は その 保 護 者 や 周 囲 の 大 人 との 愛 情

More information

      住民監査請求書

      住民監査請求書 大 阪 市 監 査 委 員 御 中 第 1 監 査 の 請 求 の 趣 旨 住 民 監 査 請 求 書 2013 年 ( 平 成 25 年 )2 月 13 日 監 査 請 求 人 大 垣 さなゑ 他 別 紙 監 査 請 求 人 78 名 監 査 請 求 人 代 理 人 弁 護 士 阪 口 徳 雄 他 別 紙 7 名 1 橋 下 徹 市 長 は 奥 下 剛 光 特 別 秘 書 に 対 して2012 年

More information

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同 半 田 市 立 学 校 職 員 に 係 る 自 家 用 自 動 車 の 公 務 使 用 に 関 する 取 扱 要 領 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 領 は 公 務 の 円 滑 な 執 行 に 資 するため 半 田 市 立 学 校 に 勤 務 する 県 費 負 担 教 職 員 ( 以 下 学 校 職 員 という )が 出 張 に 際 し 職 員 等 の 旅 費 に 関 する 条 例 ( 昭 和

More information

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等 私 立 大 学 等 研 究 設 備 整 備 費 等 補 助 金 ( 私 立 大 学 等 研 究 設 備 等 整 備 費 ) 交 付 要 綱 目 次 第 1 章 通 則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章 私 立 大 学 等 ( 第 5 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 専 修 学 校 ( 第 16 条 - 第 25 条 ) 第 4 章 補 助 金 の 返 還 ( 第 26 条 ) 第

More information

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地 ( 資 料 3) 林 地 台 帳 及 び 地 図 整 備 マニュアル( 案 ) 概 要 本 資 料 は 現 時 点 での 検 討 状 況 を 基 に 作 成 したものであり 今 後 事 務 レベルの 検 討 会 等 を 経 て 成 案 を 得 ることとしてい ます 平 成 28 年 7 月 林 野 庁 計 画 課 1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル(

More information

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx 全 国 エリアマネジメントネットワーク 規 約 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 会 は 全 国 エリアマネジメントネットワーク( 以 下 本 会 という )と 称 する ( 目 的 ) 第 2 条 本 会 は 全 国 のエリアマネジメント 組 織 による 連 携 協 議 の 場 を 提 供 し エリアマネジメン トに 係 る 政 策 提 案 情 報 共 有 及 び 普 及 啓

More information

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入 入 札 公 告 次 のとおり 一 般 競 争 入 札 に 付 します なお 本 業 務 の 契 約 締 結 は 当 該 業 務 に 係 る 平 成 27 年 度 予 算 の 執 行 が 可 能 となってい ることを 条 件 とします 平 成 27 年 2 月 17 日 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 契 約 担 当 役 鉄 道 建 設 本 部 九 州

More information

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464> 5. 滋 賀 県 建 設 工 事 監 督 要 領 5-1 滋 賀 県 工 事 監 督 要 領 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 領 は 滋 賀 県 建 設 工 事 執 行 規 則 ( 昭 和 58 年 4 月 20 日 滋 賀 県 規 則 第 30 号 以 下 執 行 規 則 という )に 定 めるもののほか 県 が 施 行 する 請 負 工 事 の 監 督 について 必 要 な 事 項 を 定

More information

18 国立高等専門学校機構

18 国立高等専門学校機構 様 式 1 公 表 されるべき 事 項 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 当 機 構 役 員 給 与 規 則 で 文 部 科

More information

平成24年度開設予定大学院等一覧(判定を「不可」とするもの)

平成24年度開設予定大学院等一覧(判定を「不可」とするもの) 平 成 24 年 度 開 設 予 定 大 学 院 等 一 覧 ( 判 定 を 不 可 とするもの) 1 研 究 科 を 設 置 するもの 1 校 平 成 23 年 12 月 区 分 大 学 院 名 研 究 科 名 専 攻 名 入 学 定 員 位 置 設 置 者 理 由 備 考 人 私 立 東 京 福 祉 大 学 大 学 院 経 営 学 研 究 科 群 馬 県 伊 勢 崎 市 学 校 法 人 ( 別

More information

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の 3 月 1 日 ( 火 )HP 公 表 基 本 関 係 社 会 保 険 等 未 加 入 対 策 に 関 する 想 定 問 答 問 1 社 会 保 険 等 とは 何 か 社 会 保 険 ( 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 保 険 )と 労 働 保 険 ( 雇 用 保 険 )を 指 します 問 2 どのような 場 合 でも 元 請 と 未 加 入 業 者 との 一 次 下 請 契 約 が 禁 止

More information

<947A957A8E9197BF8253817C8250816082532E786C73>

<947A957A8E9197BF8253817C8250816082532E786C73> 資 料 1 資 料 2 資 料 3 資 料 4 資 料 5 資 料 6 保 護 観 察 新 規 受 理 人 員 の 推 移 資 料 7 ( 千 人 ) ( 昭 和 24 年 ~ 平 成 17 年 ) 80 70 60 保 護 観 察 処 分 少 年 50 40 30 20 10 保 護 観 察 付 執 行 猶 予 者 仮 釈 放 者 0 少 年 院 仮 退 院 者 24 年 30 35 40 45

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20342E92868D9181408371836788E293608E718E918CB982CC8AC7979D82C98AD682B782E98C6F89DF915B92752E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20342E92868D9181408371836788E293608E718E918CB982CC8AC7979D82C98AD682B782E98C6F89DF915B92752E646F6378> ヒト 遺 伝 子 資 源 の 管 理 に 関 する 経 過 措 置 中 華 人 民 共 和 国 国 務 院 の 承 認 のもとに 国 務 院 弁 公 庁 ( 事 務 局 )が1998 年 6 月 10 日 に 施 行 科 学 技 術 部 および 衛 生 部 中 華 人 民 共 和 国 第 1 章 総 則 第 1 条 ヒト 遺 伝 子 資 源 の 管 理 に 関 する 経 過 措 置 ( 以 後 経

More information

Taro-iryouhoken

Taro-iryouhoken 医 療 保 険 制 度 2014 社 会 保 障 法 1 国 民 皆 保 険 国 民 皆 保 険 医 療 保 険 全 体 図 国 民 共 済 制 度 健 康 民 間 労 働 者 公 務 員 等 保 家 族 険 自 営 業 者 無 職 他 国 民 健 康 保 険 1961( 昭 36) 年 4 月 ~ 2 健 康 保 険 制 度 の 被 保 険 者 と 被 扶 養 者 (1) 強 制 被 保 険 者

More information

1 平 成 27 年 度 土 地 評 価 の 概 要 について 1 固 定 資 産 税 の 評 価 替 えとは 地 価 等 の 変 動 に 伴 う 固 定 資 産 の 資 産 価 値 の 変 動 に 応 じ その 価 格 を 適 正 で 均 衡 のとれたものに 見 直 す 制 度 である 3 年 ご

1 平 成 27 年 度 土 地 評 価 の 概 要 について 1 固 定 資 産 税 の 評 価 替 えとは 地 価 等 の 変 動 に 伴 う 固 定 資 産 の 資 産 価 値 の 変 動 に 応 じ その 価 格 を 適 正 で 均 衡 のとれたものに 見 直 す 制 度 である 3 年 ご 平 成 27 年 度 固 定 資 産 ( 土 地 ) 評 価 替 えについて - 県 内 市 町 の 基 準 宅 地 の 評 価 額 - 市 町 名 区 分 所 在 地 ( 参 考 ) 27 年 度 27 年 度 24 年 度 修 正 率 評 価 額 評 価 額 評 価 額 変 動 率 H26.1.1~ H26.1.1 基 準 H26.7.1 修 正 H23.7.1 修 正 B/C-1 H26.7.1

More information

退職手当とは

退職手当とは 第 3 退 職 手 当 について 1 退 職 手 当 とは 退 職 手 当 は 教 職 員 が 退 職 ( 又 は 死 亡 )した 場 合 に その 者 又 は 遺 族 に 一 時 金 として 支 給 される 給 与 で 給 料 の 補 充 的 な 性 格 をもつ 他 の 手 当 とは 異 なり 勤 続 報 償 的 な 性 格 を 有 する 手 当 であ って その 取 扱 いは 教 職 員 及 び

More information

平 政 種 郵 便 物 認 可 信 無 埋 般 触 機 可 能 面 幅 繋 待 道 口 ギ 握 定 友 共 感 現 揺 ぶ 趣 志 向 析 展 揺 ぶ 始 博 爆 博 ネ 無 料 ゾ 閉 鎖 室 建 物 空 移 = ゴ 続 難 夢 室 校 病 院 東 六 木 降 湾 ガ 熱 狂 渦 巻 6 員 録

平 政 種 郵 便 物 認 可 信 無 埋 般 触 機 可 能 面 幅 繋 待 道 口 ギ 握 定 友 共 感 現 揺 ぶ 趣 志 向 析 展 揺 ぶ 始 博 爆 博 ネ 無 料 ゾ 閉 鎖 室 建 物 空 移 = ゴ 続 難 夢 室 校 病 院 東 六 木 降 湾 ガ 熱 狂 渦 巻 6 員 録 平 政 種 郵 便 物 認 可 連 載 誘 致 紹 介 電 沖 縄 落 戻 背 景 説 西 南 沖 縄 美 素 晴 ゴ 礁 起 伏 富 形 然 恵 6 平 太 求 先 寒 ピ 下 依 存 球 バ ァ 続 春 軍 崎 移 苦 境 直 面 千 ァ 幅 太 統 頼 呼 模 風 媚 豊 遺 産 紀 6 紀 拠 豪 族 墓 掘 井 戸 深 遺 跡 実 際 十 切 モ 隠 計 認 獲 ギ 応 述 対 青 先 候

More information

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令 岡 山 県 警 察 用 航 空 機 の 運 用 等 に 関 する 訓 令 ( 平 成 6 年 3 月 22 日 警 察 訓 令 第 9 号 ) 改 正 平 成 6 年 12 月 22 日 警 察 訓 令 第 26 号 平 成 12 年 3 月 14 日 警 察 訓 令 第 8 号 平 成 13 年 7 月 2 日 警 察 訓 令 第 19 号 平 成 21 年 3 月 19 日 警 察 訓 令 第

More information

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平 成 25 年 度 独 立 行 政 法 日 本 学 生 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 日 本 学 生 支 援 機 構 は 奨 学 金 貸 与 事 業 留 学 生 支 援

More information

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H27.12.18 H28.1

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H27.12.18 H28.1 松 山 市 条 制 定 時 の 市 民 意 見 聴 取 経 過 表 ( 3 月 市 議 会 提 出 分 ) 総 務 部 文 書 法 制 作 成 条 名 条 の 概 要 提 出 日 番 号 手 続 の 種 別 実 施 日 ( 期 間 ) 実 施 した 聴 取 手 続 の 内 容 を 実 施 しない 場 合 はその 理 由 担 当 1 松 山 市 職 員 の 分 限 に 関 する 条 等 の 一 部 を

More information

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案) 一 般 財 団 法 人 生 産 科 学 研 究 奨 励 会 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 一 般 財 団 法 人 生 産 科 学 研 究 奨 励 会 という ( 事 務 所 ) 第 2 条 この 法 人 は 事 務 所 を 福 岡 市 東 区 松 香 台 1 丁 目 10 番 1 号 におく 第 2 章 目 的 及 び 事 業 ( 目 的 ) 第 3 条

More information

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農 国 営 かんがい 排 水 事 業 石 垣 島 地 区 事 業 の 概 要 本 事 業 は 沖 縄 本 島 から 南 西 約 400kmにある 石 垣 島 に 位 置 する 石 垣 市 の4,338haの 農 業 地 帯 において 農 業 用 水 の 安 定 供 給 を 図 るため 農 業 水 利 施 設 の 改 修 整 備 を 行 うものである 事 業 の 目 的 必 要 性 本 地 区 は さとうきびを

More information

定款

定款 地 方 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 定 款 ( 昭 和 59 年 4 月 1 日 ) 変 更 昭 和 59 年 12 月 1 日 平 成 11 年 4 月 1 日 平 成 21 年 3 月 31 日 昭 和 60 年 3 月 31 日 平 成 12 年 5 月 12 日 平 成 21 年 8 月 7 日 昭 和 61 年 4 月 1 日 平 成 13 年 5 月 8 日 平 成 24 年

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2033899E95E5977697CC816994A8926E82A982F182AA82A2816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2033899E95E5977697CC816994A8926E82A982F182AA82A2816A2E646F63> 平 成 20 年 度 馬 淵 川 沿 岸 ( 二 期 ) 農 業 水 利 事 業 畑 地 かんがい 検 討 業 務 応 募 要 領 1. 業 務 名 平 成 20 年 度 馬 淵 川 沿 岸 ( 二 期 ) 農 業 水 利 事 業 畑 地 かんがい 検 討 業 務 2. 業 務 の 目 的 馬 淵 川 沿 岸 農 業 水 利 事 業 は 岩 手 県 北 部 を 貫 流 する 一 級 河 川 馬 淵

More information

〔自 衛 隊〕

〔自 衛 隊〕 基 交 付 金 及 び 調 整 交 付 金 等 総 務 省 所 管 (1) 基 交 付 金 ( 趣 旨 ) 基 交 付 金 は 国 有 提 供 施 設 等 所 在 市 町 村 助 成 交 付 金 に 関 する 法 律 ( 昭 和 32 年 法 律 104 号 ) の 定 めるところにより 国 が 所 有 する 固 定 資 産 のうち 米 軍 等 に 使 用 させている 固 定 資 産 並 びに 自

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20313431323235817988C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B8343836883898343839381698A4F8D91906C8DDE8A889770816A>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20313431323235817988C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B8343836883898343839381698A4F8D91906C8DDE8A889770816A> 外 国 人 建 設 就 労 者 受 入 事 業 に 関 する 下 請 指 導 ガイドライン 第 1 趣 旨 復 興 事 業 の 更 なる 加 速 を 図 りつつ 2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 関 連 施 設 整 備 等 による 一 時 的 な 建 設 需 要 の 増 大 に 対 応 するため 2020 年 度 までの 緊 急 かつ 時 限 的 な 措 置 として 国

More information

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 20140320.doc

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 20140320.doc 資 料 基 本 条 例 P36 規 則 P38 委 員 名 簿 P39 基 本 計 画 の 策 定 に 係 る 経 過 P40-35 - 基 本 条 例 ( 目 的 ) 第 1 条 この 条 例 は 交 野 の 自 然 環 境 歴 史 文 化 市 民 力 等 の 地 域 資 源 を 有 効 活 用 した 地 域 産 業 の 振 興 についての 基 本 となる 事 項 を 定 め 市 事 業 者 及

More information

個人住民税徴収対策会議

個人住民税徴収対策会議 個 人 住 民 税 徴 収 対 策 会 議 平 成 26 年 8 月 7 日 税 収 に 占 める 個 人 住 民 税 の 割 合 個 人 住 民 税 は 県 市 町 村 いずれも 税 収 の 約 3 割 を 占 めており 重 要 な 財 源 となっている 岡 山 県 現 年 繰 越 合 計 市 町 村 その 他 18.5% 自 動 車 税 13.1% 個 人 県 民 税 29.6% その 他 15.0%

More information

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始 部 案 参 照 文 目 1 1 持 可 能 療 険 制 構 築 国 民 険 部 9 部 11 1 5 特 別 15 6 17 7 運 確 18 8 0 9 独 立 10 - 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門

More information

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A> 恵 庭 市 教 員 住 宅 のあり 方 基 本 方 針 平 成 25 年 2 月 恵 庭 市 教 育 委 員 会 目 次 1. 教 員 住 宅 の 現 状 (1) 教 員 住 宅 の 役 割 1 (2) 教 員 住 宅 の 実 態 1 (3) 環 境 の 変 化 1 (4) 教 員 の 住 宅 事 情 1 2 2. 基 本 方 針 の 目 的 2 3.あり 方 検 討 会 議 の 答 申 内 容

More information

2 生 活 安 全 部 地 域 課 鉄 道 警 察 隊 長 ( 以 下 隊 長 という )は 被 害 相 談 所 の 名 称 を 記 載 した 表 示 板 を 庁 舎 入 口 付 近 に 掲 出 するものとする 3 隊 長 は 臨 時 の 被 害 相 談 所 を 設 置 するときは 当 該 相 談

2 生 活 安 全 部 地 域 課 鉄 道 警 察 隊 長 ( 以 下 隊 長 という )は 被 害 相 談 所 の 名 称 を 記 載 した 表 示 板 を 庁 舎 入 口 付 近 に 掲 出 するものとする 3 隊 長 は 臨 時 の 被 害 相 談 所 を 設 置 するときは 当 該 相 談 女 性 のための 安 全 相 談 所 等 設 置 運 用 要 領 の 制 定 について( 例 規 ) ( 平 成 12 年 5 月 17 日 例 規 第 21 号 ) [ 沿 革 ] 平 成 13 年 12 月 例 規 第 55 号 改 正 この 度 地 域 警 察 部 門 における 女 性 の 安 全 対 策 を 更 に 充 実 強 化 するため みだしの 要 領 を 別 記 のとおり 制 定 し

More information

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す 9 退 職 金 事 務 に 関 する 注 意 事 項 1 労 務 管 理 の 観 点 から( 労 働 契 約 法 労 働 基 準 法 関 係 ) そもそも 退 職 金 の 支 給 は 法 人 の 任 意 で 必 ず 支 払 わなくてはならないものではありませんが 賃 金 の 後 払 いとして あるいは 長 年 の 功 労 への 報 償 や 退 職 後 の 生 活 保 障 として 制 度 を 設 ける

More information

47 高 校 講 座 モ オ モ 圏 比 較 危 述 覚 普 第 章 : 活

47 高 校 講 座 モ オ モ 圏 比 較 危 述 覚 普 第 章 : 活 46 高 校 講 座 モ オ モ 型 新 古 前 材 広 前 半 筆 覚 推 追 求 従 推 流 丁 寧 追 次 ぞ 押 捉 筆 析 構 造 後 半 始 旧 友 賀 状 転 例 図 察 深 成 子 親 友 先 周 々 方 身 選 成 長 偏 覚 性 直 今 作 エ 解 深 講 師 吉 田 光 ポイ 空 虚 二 第 二 1 2 3 第 1 好 2 3 第 章 : 活 第 章 : 活 47 高 校 講

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 ) の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 平 成 23 年 度 (23 年 度 末 ) 31,244 歳 出 額 A 実 質 収 支 件 費 件 費 率 B/A 千 千 千 21,46,642 97,678 2,698,812 B 12.6 ( 参 考 ) 前 年 度 の 件 費 率 13.1 (2)

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378> 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 交 付 要 綱 ( 通 則 ) 第 1 条 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 ( 以 下 助 成 金 という )の 交 付 については 山 梨 県 補 助 金 等 交 付 規 則 ( 昭 和 36 年 山 梨 県 規 則 第 25 号 以 下 規 則 という )に 定 め るところによるほか この 要 綱 に 定 めるところによる ( 目

More information

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世 呉 市 有 財 産 事 業 者 提 案 型 (サウンディング 型 ) 市 場 調 査 実 施 要 項 1 調 査 の 名 称 呉 市 有 財 産 事 業 者 提 案 型 (サウンディング 型 ) 市 場 調 査 ( 以 下 市 場 調 査 という ) 2 調 査 の 目 的 等 (1) 背 景 目 的 呉 市 では, 行 政 目 的 のない 財 産 ( 土 地 建 物 )については 売 却 を 原

More information

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 A 実 質 収 支 件 費 B (21 年 度 末 ) 21 年 度 58,068 22,793,598 272,455 4,911,157 件 費 率 B/A % 21.5 ( 参 考 ) 20 年 度 の 件 費 率 % 24.8 (2) 職

More information

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定 射 水 市 建 設 工 事 施 行 に 関 する 工 事 成 績 評 定 要 領 平 成 8 年 3 月 7 告 示 第 44 号 ( 目 的 ) 第 条 この 要 領 は 射 水 市 が 所 掌 する 工 事 の 成 績 評 定 ( 以 下 評 定 という )に 必 要 な 事 項 を 定 め 公 正 かつ 的 確 な 評 定 を 行 うことにより もって 請 負 業 者 の 選 定 及 び 指

More information

192 1925 193 1935 194 1945 195 1955 196 1965 197 1975 198 1985 199 1995 2 25 21 215 22 225 23 235 24 245 25 255 26 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

192 1925 193 1935 194 1945 195 1955 196 1965 197 1975 198 1985 199 1995 2 25 21 215 22 225 23 235 24 245 25 255 26 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人 北 海 道 人 口 ビジョン 骨 子 全 体 構 成 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人 口 動 向 分 析 (1) 時 系 列 による 人 口 動 向 分 析 1 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 と 将 来 推 計 2 自 然 増 減 ( 出 生 死 亡 )の 推 移 (ⅰ) 出 生 数 死 亡 数 の 推 移 (ⅱ) 出 生 数 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 3 社 会

More information

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定 62 (Q&A) 目 次 1 鑑 定 評 価 の 委 託 は 入 札 か 随 意 契 約 か またその 理 由 は 何 か 2 委 託 料 は 他 県 と 比 べて 妥 当 性 のある 金 額 か 3 地 価 公 示 ( 国 の 調 査 )との 違 いは 何 か また 国 の 調 査 結 果 はどう 活 用 しているか 4 路 線 価 を 利 用 しない 理 由 は 何 か 5 委 託 料 の 算

More information

Microsoft Word - M075029_檜山_表紙.docx

Microsoft Word - M075029_檜山_表紙.docx 2011 1 25 075029 4 61 29 1 1 2 1.1 2 1.2 3 1.3 5 1.4 6 2 12 2.1 12 2.2 13 3 15 3.1 15 3.2 17 3.3 19 20 21 web 21 はじめに 研 究 概 要 2 研 究 方 法 CSV ArcGIS 21 1 第 1 章 新 聞 業 界 の 現 状 1.1 全 体 の 売 上 1 図 1: 業 界 全 体

More information

<817993FA967B8E E A E815B817A B F976C8EAE82502D322E786C73>

<817993FA967B8E E A E815B817A B F976C8EAE82502D322E786C73> 日 本 司 法 支 援 センター( 法 人 番 号 2011205001573)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 センターの 主 要 事 業 は 総 合 法 律 支 援 に 関 する 事 業 である 役

More information

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ 求 償 権 の 管 理 回 収 に 関 する 事 例 研 究 (その2) - 平 成 23 年 度 求 償 権 管 理 回 収 等 事 務 研 修 会 から- 農 業 第 二 部 前 号 に 引 き 続 き 昨 年 9 月 に 開 催 された 求 償 権 管 理 回 収 等 事 務 研 修 会 で 求 償 権 の 管 理 回 収 事 例 研 究 として 掲 げられたテーマから4つの 事 例 について

More information

honbu-38H06_kunrei31

honbu-38H06_kunrei31 徳 島 県 警 察 用 航 空 機 の 運 用 等 に 関 する 規 程 ( 平 成 6 年 12 月 27 日 本 部 訓 令 第 31 号 ) 徳 島 県 警 察 用 航 空 機 の 運 用 等 に 関 する 規 程 を 次 のように 定 める 徳 島 県 警 察 用 航 空 機 の 運 用 等 に 関 する 規 程 徳 島 県 警 察 航 空 機 使 用 管 理 規 程 ( 平 成 2 年 徳

More information

untitled

untitled 1 人 事 異 動 表 発 令 年 月 日 平 成 17 年 4 月 1 日 部 長 級 区 長 発 令 発 令 権 者 中 野 区 長 田 中 大 輔 発 令 氏 名 旧 備 考 区 長 室 長 寺 部 守 芳 区 民 生 活 部 ごみ 減 量 清 掃 事 業 担 当 参 事 総 務 部 未 収 金 対 策 担 当 参 事 ( 総 務 部 長 石 神 正 義 兼 務 ) 区 民 生 活

More information

Taro-データ公安委員会相互協力事

Taro-データ公安委員会相互協力事 公 安 委 員 会 相 互 協 力 事 務 処 理 要 綱 の 制 定 について( 例 規 ) 最 終 改 正 平 成 26.2.7 例 規 組 二 第 5 号 京 都 府 警 察 本 部 長 から 各 部 長 各 所 属 長 あて 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 事 務 取 扱 いに 関 する 訓 令 ( 平 成 4 年 京 都 府 警 察 本

More information

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66 平 成 26 年 度 健 保 組 合 予 算 早 期 集 計 結 果 の 概 要 平 成 26 年 4 月 18 日 健 康 保 険 組 合 連 合 会 問 い 合 わせ 先 : 健 保 連 企 画 部 調 査 分 析 グループ :03-3403-0926 本 概 要 は 平 成 26 年 度 における 健 保 組 合 の 財 政 状 況 等 を 早 期 に 把 握 するため 26 年 度 予 算

More information

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用 駐 輪 場 ( 都 市 整 備 部 総 合 交 通 課 所 管 ) 市 が 設 置 している 有 料 駐 輪 場 は 市 内 に 2か 所 あります 松 山 駅 前 駐 輪 場 基 本 情 報 施 設 名 所 在 地 敷 地 面 積 構 造 階 層 延 べ 面 積 建 築 年 管 理 形 態 敷 地 の 状 態 松 山 駅 前 駐 輪 場 三 番 町 八 丁 目 364-6 681.25 m2 軽

More information

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc) (1) 1 ア 調 査 すべき の 手 法 情 報 できる 主 要 な 眺 望 地 点 及 び 主 要 で 身 近 な 視 点 の 状 況 な 実 視 施 点 地 ( 区 点 不 域 のうち 特 周 定 辺 の 多 主 数 の 要 な なものをいう 人 々 眺 望 又 地 は 点 周 ( 辺 の 不 以 住 特 下 民 定 が 同 多 じ ) 数 の する 人 及 々が 場 び 所 対 利 で 象

More information

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ Ⅰ 調 査 の 概 要 Ⅱ 札 幌 の 子 どもの 学 力 学 習 意 欲 等 について Ⅲ 学 力 調 査 の 結 果 概 要 及 び 改 善 の 方 向 等 について Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 清 瀬 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) 25 年 度 千 74,247 27,195,534 A 768,602 千 4,616,550 B 千 17.0 B/A 昨 年 度 の 件 費 率 17.3

More information

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc 佐 野 市 生 活 排 水 処 理 構 想 ( 案 ) 平 成 27 年 12 月 佐 野 市 目 次 1. 生 活 排 水 処 理 構 想 について 1.1 生 活 排 水 処 理 構 想 とは P.1 1.2 生 活 排 水 処 理 施 設 の 種 類 P.1 2. 佐 野 市 の 現 状 と 課 題 2.1 整 備 状 況 P.2 2.2 主 な 汚 水 処 理 施 設 P.2 2.3 生 活

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2087472D3188C091538AC7979D8B4B92F6814594F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2087472D3188C091538AC7979D8B4B92F6814594F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63> 飛 鳥 交 通 株 式 会 社 安 全 管 理 規 程 平 成 23 年 11 月 10 日 改 定 目 次 第 一 章 総 則 第 二 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 運 営 の 方 針 等 第 三 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 実 施 及 びその 管 理 の 体 制 第 四 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 実

More information

基 地 交 付 金 等 に 関 す る 要 望 書

基 地 交 付 金 等 に 関 す る 要 望 書 立 川 飛 行 場 に 関 する 要 望 書 立 川 飛 行 場 は 南 関 東 地 域 の 広 域 的 な 災 害 対 策 活 動 の 拠 点 となる 広 域 防 災 基 地 内 にありますが 同 飛 行 場 は 人 口 が 密 集 した 市 街 地 に 所 在 しております そのため 立 川 飛 行 場 の 周 辺 自 治 体 の 住 民 からは 航 空 機 騒 音 に 対 する 苦 情 や 航

More information

参 考 改 正 災 害 対 策 基 本 法 1 ( 災 害 時 における 車 両 の 移 動 等 ) 第 七 十 六 条 の 六 道 路 管 理 者 は その 管 理 する 道 路 の 存 する 都 道 府 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 都 道 府 県 の 地 域 に 係

参 考 改 正 災 害 対 策 基 本 法 1 ( 災 害 時 における 車 両 の 移 動 等 ) 第 七 十 六 条 の 六 道 路 管 理 者 は その 管 理 する 道 路 の 存 する 都 道 府 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 都 道 府 県 の 地 域 に 係 22 災 害 時 の 臨 港 道 路 における 放 置 車 両 対 策 の 充 実 強 化 東 京 都 現 在 提 案 実 現 後 災 害 時 における 放 置 車 両 の 移 動 権 限 の 付 与 等 大 規 模 災 害 発 生 時 の 放 置 車 両 対 策 ( 平 成 26 年 11 月 災 害 対 策 基 本 法 改 正 ) 管 理 者 管 理 対 象 放 置 車 両 の 移 動 権 限

More information

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 東 庄 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) 分 ( 年 度 末 ) A B B/A 1 年 度 の 件 費 率 千 千 千 年 度 15,408 5,093,505 1,033,984 517,441 0.3 0.8 ()

More information

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 美 作 市 防 犯 カメラ 設 置 支 援 事 業 補 助 金 交 付 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 告 示 は 地 域 の 防 犯 活 動 を 推 進 し 安 全 安 心 のまちづくりの 実 現 を 図 るため 犯 罪 等 の 防 止 を 目 的 に 防 犯 カメラの 設 置 を 行 う 住 民 団 体 に 対 し 予 算 の 範 囲 内 において その 設 置 に 要 する 経 費

More information

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene.

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene. 平 成 23 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 8 月 11 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 ( 役 職

More information

埼玉県高校受験 私立高校学費一覧

埼玉県高校受験 私立高校学費一覧 埼 玉 / 近 県 私 立 高 校 学 費 一 覧 (2014 年 度 参,ただし 判 明 分 ) 就 学 支 援 金 と 県 の 学 費 軽 減 制 度 年 4 月 より 公 立 高 等 学 校 の 無 償 化 がスタートしました 同 時 に 設 けられた 高 等 学 校 就 学 支 援 金 制 度 は, 国 私 立 の 高 校 や 中 等 教 育 学 校 後 期 課 程, 高 等 専 門 学 校

More information

Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft Word - 目次.doc 長 寿 医 療 制 度 と 国 民 健 康 保 険 一 体 化 に 関 する 舛 添 大 臣 私 案 イメージ < 現 行 > < 見 直 し 後 > 75 歳 長 寿 医 療 制 度 ( 県 単 位 広 域 連 合 ) 長 寿 医 療 ( 都 道 府 県 ) 1 両 者 を 一 体 化 し 都 道 府 県 が 運 営 75 歳 65 歳 被 用 者 保 険 から 財 政 調 整 国 保 国 保 被

More information

目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件

目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件 熊 谷 市 地 域 防 災 計 画 平 成 27 年 8 月 熊 谷 市 防 災 会 議 目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件 6 第 3

More information

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要 Ⅰ 基 本 情 報 所 轄 庁 法 人 名 ホーム ページアド レス 代 表 者 祉 法 人 氏 名 人 見 君 子 年 齢 公 表 / 非 公 表 主 たる 事 務 所 の 所 在 メールアド レス 9 祉 法 人 現 況 報 告 書 平 成 6 年 4 月 日 現 在 606-8336 京 都 市 左 京 区 岡 崎 北 御 所 町 番 の 電 話 番 号 075-77 - 388 FAX 番

More information

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について 参 考 資 料 7 災 害 時 の 賃 貸 住 宅 居 住 者 の 居 住 の 安 定 確 保 について 平 成 24 年 11 月 国 土 交 通 省 住 宅 局 1. 東 日 本 大 震 災 で 住 居 を 失 われた 方 への 居 住 の 安 定 の 確 保 震 災 発 生 復 旧 期 復 興 期 東 日 本 大 震 災 住 宅 が 滅 失 避 難 所 等 2012.3.11 17:00 時

More information

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この 現 員 退 された 元 地 方 公 務 員 の 退 管 理 の 適 正 の 確 保 について 員 のかたは ご 留 意 願 います 地 方 公 務 員 法 及 び 地 方 独 立 行 政 法 人 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 26 年 法 律 第 34 号 )が 公 布 され 地 方 公 共 団 体 における 退 管 理 の 確 保 にため 以 下 のことについて 規 定 され

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB81694832355B315D2E312E318160816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB81694832355B315D2E312E318160816A2E646F63> 退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 手 引 ( 平 成 25 年 1 月 1 日 以 降 適 用 ) 愛 知 県 清 須 市 - 1 - は じ め に 個 人 の 住 民 税 は 納 税 義 務 者 の 前 年 中 の 所 得 を 課 税 標 準 としてその 翌 年 に 課 税 するいわゆる 前 年 所 得 課 税 をたてまえとしておりますが 退 職 所 得 に 対

More information