保育所保育指針解説 序章

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1 子 どもは 成 長 とともに 徐 々に 友 達 と 一 緒 に 過 ごす 時 間 を 増 やしていきま す そして 友 達 と 一 緒 に 遊 んだり 活 動 したりする 中 で 共 に 過 ごす 楽 しさ を 味 わうようになります その 様 子 を 見 守 ったり 援 助 したり 仲 立 ちした りする 保 育 士 等 の 役 割 は 重 要 であり 一 人 一 人 の 子 どもの 友 達 への 興 味 や 関 心 仲 間 関 係 などを 把 握 する 必 要 があります 子 どもが 友 達 の 様 子 を 観 察 し 模 倣 したり 一 緒 に 遊 ぶ 喜 びを 味 わうことは 社 会 性 の 発 達 を 促 し ひいてはより 豊 かな 人 間 理 解 へとつながっていきます また 子 ども 同 士 で 遊 ぶ 体 験 を 重 ねることにより 創 造 力 を 発 揮 しながら 長 時 間 にわたって 組 織 的 な 遊 びを 豊 かに 展 開 していくようになります 友 達 や 保 育 士 等 と 共 に 過 ごすことの 楽 しさを 十 分 に 味 わうことが 乳 幼 児 期 には 特 に 重 要 です 3 自 分 で 考 え 自 分 で 行 動 する 子 どもが 生 活 する 中 で 自 分 なりに 考 え 自 分 でやってみようとすることは 主 体 的 に 生 きていく 力 の 基 礎 を 培 う 上 で 重 要 です きめ 細 やかな 援 助 を 受 け 十 分 に 依 存 したり 守 られたりする 経 験 を 重 ねた 子 どもが 安 心 して 自 己 主 張 するようになり 自 我 を 形 成 していきます そして 人 との 関 わりの 中 で 自 分 の 考 えや 気 持 ちをみいだし 自 ら 環 境 に 働 きかけ 活 動 を 生 み 出 してい きます 子 どもは 自 ら 行 動 することで 創 造 力 を 発 揮 したり 先 の 見 通 しを 立 てた り 期 待 や 目 的 を 持 って 遊 びや 活 動 を 発 展 させていきます そうした 姿 を 保 育 士 等 や 友 達 に 認 めてもらうことで 自 分 とは 異 なる 人 の 気 持 ちに 気 付 き その 考 えを 聞 き 更 にもう 一 度 自 分 で 考 えるようになります 子 どもが 様 々 な 遊 びや 活 動 の 中 で 試 行 錯 誤 を 重 ねながら 自 分 なりにじっくりと 考 えて 行 動 することができるように 子 どもの 気 持 ちに 寄 り 添 って 保 育 していくこ とが 大 切 です 67

2 4 自 分 でできることは 自 分 でする 子 どもは 安 心 できる 保 育 士 等 との 関 係 の 下 で 食 事 や 排 泄 など 生 活 に 必 要 なことを 自 分 でしようとするようになります 子 どもが 自 分 でできること の 喜 びや 自 信 を 持 つことができるよう 援 助 するとともに できたことを 褒 め るだけではなく 自 分 でしようとする 意 欲 や 姿 勢 を 十 分 に 見 守 り 認 めてい くことが 必 要 です 成 長 の 途 上 で 子 どもは 自 分 でやりたい 気 持 ちがかなえられず 思 い 通 り にいかないことで 泣 いたり かんしゃくを 起 こしたりする 姿 も 見 られます 反 抗 しながらも 大 人 に 依 存 するなど 子 どもの 自 立 は 一 直 線 に 進 むのではな く 大 人 への 依 存 と 自 律 を 繰 り 返 し 行 きつ 戻 りつしながら 成 長 していくも のです 子 どもが 自 ら 選 択 して 行 動 できるよう 保 育 士 等 にはじっくりと 待 つ 姿 勢 と 発 達 過 程 への 深 い 理 解 が 求 められます 5 友 達 と 積 極 的 に 関 わりながら 喜 びや 悲 しみを 共 感 し 合 う 子 どもは 自 分 と 同 じものに 興 味 を 示 したり 同 じような 行 動 をしたり 同 じ 遊 びをする 身 近 な 子 どもの 存 在 を やがて 友 達 と 理 解 します そして 友 達 と 一 緒 に 遊 ぶことに 喜 びや 楽 しさをみいだし 関 わりを 深 めていくこと で 仲 間 意 識 を 持 つようになりますが その 中 で 反 発 したり 競 争 心 を 持 った り 複 雑 な 感 情 を 経 験 します けんかをしたり 自 己 主 張 し 合 うことも 多 く なりますが 共 に 過 ごす 中 で 徐 々に 互 いの 気 持 ちに 気 付 いたり 相 手 の 感 情 を 理 解 していきます 嬉 しいときや 悲 しいときに 共 に 喜 んだり 共 に 悲 しんだりしてくれる 友 達 の 存 在 は 子 どもにとって 心 の 支 えとなります 子 どもは 友 達 とやり 取 りを 重 ねる 中 で 友 達 の 喜 びや 悲 しみに 気 付 き 他 者 を 思 いやる 気 持 ちを 育 んで いきます 68

3 6 自 分 の 思 ったことを 相 手 に 伝 え 相 手 の 思 っていることに 気 付 く 子 どもは 保 育 士 等 や 友 達 との 安 定 した 関 係 が 築 かれることにより 自 分 のしたいこと して 欲 しいことを 主 張 するようになります 相 手 に 自 分 の 思 いをぶつけ その 気 持 ちが 受 け 入 れられたり 受 け 入 れられなかったりする 経 験 を 経 て 徐 々に 相 手 にも 分 かるように 話 したり 相 手 の 言 うことを 理 解 しようとするようになります また 遊 びを 楽 しくする 上 で 互 いに 合 意 す ることが 大 切 だと 気 付 いたり 対 話 を 通 してどうすることがよいのかを 考 え たりしていきます 子 どもは 自 己 主 張 し 合 うなかから 自 己 抑 制 すること を 少 しずつ 体 得 していくのです 子 どもは 共 に 遊 んだり 生 活 したりする 中 で 相 手 の 気 持 ちを 理 解 するだ けでなく 相 手 に 分 かるように 話 すにはどうすればよいかを 考 えていきます 保 育 士 等 の 言 動 は 子 どもが 他 者 と 関 わる 際 のモデルになったり 他 者 と 関 わ るきっかけとなったりすることに 留 意 することも 大 切 です 7 友 達 の 良 さに 気 付 き 一 緒 に 活 動 する 楽 しさを 味 わう 子 どもは 様 々な 友 達 と 遊 ぶ 中 で 自 分 とは 異 なる 思 いや 感 情 を 持 つ 友 達 の 存 在 に 気 付 き 徐 々にそれぞれの 友 達 の 良 いところを 知 っていきます 友 達 の 得 意 な 遊 びや 性 格 特 徴 など 自 分 と 違 う 友 達 の 個 性 を 認 めて 様 々な 感 情 を 抱 くようになります そして 人 は 皆 違 いがあり 違 っていて 良 いことを 実 体 験 として 感 じ 取 っていくのです また 遊 びや 活 動 に 取 り 組 むプロセス で 様 々に 自 己 主 張 したり アイデアを 出 し 合 ったり 友 達 の 考 えや 気 持 ち に 耳 を 傾 ける 経 験 を 通 して 友 達 の 良 さに 気 付 き 相 互 理 解 を 図 っていきま す 保 育 士 等 は それぞれの 良 さを 十 分 に 認 め そのことを 子 どもたちに 伝 え ながら 一 緒 に 活 動 する 楽 しさを 味 わえるようにしていきます 69

4 8 友 達 と 一 緒 に 活 動 する 中 で 共 通 の 目 的 を 見 いだし 協 力 して 物 事 をやり 遂 げようとする 気 持 ちを 持 つ 子 どもは 幼 い 頃 から 友 達 の 存 在 を 気 にかけ 次 第 に 同 じ 遊 具 で 遊 んだり 顔 を 見 合 わせて 笑 ったり 名 前 を 呼 び 合 ったりします そして ままごとな どのごっこ 遊 びを 楽 しんだり 言 葉 を 交 わしながら 様 々な 活 動 に 一 緒 に 取 り 組 んでいくようになります また 子 どもは 徐 々に 目 標 や 期 待 を 持 って 活 動 するようになりますが 失 敗 を 恐 れて 活 動 することをためらったり 試 行 錯 誤 する 中 やり 続 ける 気 持 ちが 途 中 で 衰 えてしまったりすることもあります そうした 気 持 ちを 保 育 士 等 が 敏 感 に 感 じ 取 り 子 どもの 気 持 ちを 認 め 励 ますとともに 子 ども 自 身 が 友 達 との 関 わりの 中 で 意 欲 を 高 めていくことが 大 切 です 途 中 であきら めず 友 達 と 一 緒 に 達 成 感 や 充 実 感 を 味 わうことを 通 して 子 どもは 物 事 を 最 後 までやり 遂 げようとする 集 中 力 や 持 続 力 を 培 っていきます 友 達 と 活 動 する 中 で 共 通 の 目 的 をみいだしたり 一 緒 に 遊 ぶ 中 で 協 力 して 遊 びを 発 展 させたり 子 ども 同 士 が 力 を 合 わせ 取 り 組 んでいく 姿 を 保 育 士 等 は 十 分 に 認 め 集 団 での 活 動 が 意 義 あるものとなるようにしていきます 9 良 いことや 悪 いことがあることに 気 付 き 考 えながら 行 動 する 子 どもは 自 分 や 友 達 のしたことに 対 して 周 りの 大 人 や 友 達 が 様 々に 対 応 する 姿 やその 言 動 により 物 事 には 良 いことや 悪 いことがあることに 気 付 いていきます 特 に 保 育 士 等 が 自 分 の 行 動 を 受 け 入 れたかどうかに 基 づい て 自 分 のしたことが 良 いことだったのか 悪 いことだったのかを 判 断 しよ うとすることがあります 保 育 士 等 は 子 ども 自 身 が 気 付 き 考 えていく 過 程 を 見 守 るとともに 適 宜 良 いこと 悪 いことを 明 確 に 示 すことが 必 要 です 子 どもは 保 育 士 等 の 適 切 な 援 助 を 受 けることで 相 手 の 内 面 にも 徐 々に 70

5 注 意 を 向 けることができるようになります 自 分 の 行 動 が 相 手 にどのように 受 け 止 められたかについて 子 ども 自 身 が 考 えられるような 働 きかけが 必 要 で す また 子 どもが 様 々な 感 情 を 味 わいながら 自 分 で 考 え 判 断 していく 経 験 を 積 み 重 ねていくことができるよう 援 助 していくことが 重 要 です 10 身 近 な 友 達 との 関 わりを 深 めるとともに 異 年 齢 の 友 達 など 様 々な 友 達 と 関 わり 思 いやりや 親 しみを 持 つ 保 育 所 は 0 歳 から6 歳 までの 子 どもが 共 に 生 活 しているところです 興 味 や 関 心 の 似 通 っている 同 年 齢 の 子 ども 同 士 の 関 わりでは 自 分 の 気 持 ちや 欲 求 を 出 し 合 い 様 々な 遊 びをつくり 上 げていきます また そうした 活 動 を 通 して 友 達 との 関 わりを 深 めていきます 自 分 より 年 下 の 子 どもに 対 しては 生 活 や 遊 びの 様 々な 場 面 で 手 助 けをしたり 気 持 ちを 汲 んで 慰 めた り 優 しい 言 葉 をかけたりするなど 思 いやりの 気 持 ちを 持 ったり 態 度 で 示 したりします また 年 上 の 子 どもに 対 しては 大 きくなることの 喜 びやあ こがれを 持 ち 自 分 が 困 っている 時 などに 優 しくされた 経 験 があると 年 下 の 子 どもに 同 じように 優 しくしてあげようという 気 持 ちを 持 つことでしょう このように 保 育 所 の 生 活 において 子 どもは 異 年 齢 の 子 どもとの 関 わり を 通 して 様 々な 感 情 を 経 験 し 自 分 とは 異 なる 存 在 を 受 け 止 めていきます 保 育 士 等 は このような 経 験 が 相 互 によいものとなるように 環 境 を 設 定 し たり 異 年 齢 での 活 動 を 積 極 的 に 取 り 入 れていくことが 大 切 です 11 友 達 と 楽 しく 生 活 する 中 で 決 まりの 大 切 さに 気 付 き 守 ろうとする 保 育 所 の 生 活 の 様 々な 場 面 には 順 番 を 待 つなど 生 活 や 遊 びをスムーズ にするための 決 まりやルールがあります 子 どもはまず 保 育 士 等 の 関 わりや 言 葉 がけにより このような 決 まりの 存 在 に 気 付 きます また 保 育 士 等 に 助 けられて 決 まりの 意 味 を 理 解 したり 71

6 していきます 年 齢 が 高 くなるにしたがい 友 達 と 一 緒 に 簡 単 なルールのあ る 遊 びを 楽 しむ 中 で 次 第 に 決 まりを 守 ることができるようになります ま た 自 分 と 友 達 の 欲 求 や 思 いがぶつかりあった 時 には 決 まりに 従 うことで 解 決 に 結 びつきやすいことにも 気 付 いていきます 保 育 士 等 は 状 況 をよく 把 握 しながら 子 どもたち 自 身 が 様 々な 感 情 を 表 しながら ルールを 作 ったり ルールを 変 えたりなど 仲 間 の 中 で 調 整 したり 工 夫 したりする 姿 を 見 守 り 必 要 に 応 じて 援 助 します 子 どもはこうした 子 ども 同 士 のやり 取 りや 集 団 での 活 動 の 中 で 徐 々に 規 範 意 識 を 身 に 付 けていくのです 12 共 同 の 遊 具 や 用 具 を 大 切 にし みんなで 使 う 保 育 所 の 中 には 友 達 や 仲 間 と 共 に 使 うものがたくさんあります 保 育 士 等 と 共 に 遊 具 を 使 って 楽 しく 遊 ぶ 経 験 をしたり 物 の 名 前 や 役 割 を 知 ったり する 中 で 遊 具 などに 親 しみ それらが 自 分 にとって 大 事 なものになってい きます 遊 具 などに 愛 着 を 持 ち 大 切 に 取 り 扱 う 保 育 士 等 の 姿 は 子 どもにも 伝 わることでしょう また 子 どもは 友 達 と 共 に 一 つの 遊 具 で 遊 んだり みんなで 使 って 遊 ぶ 楽 しさを 味 わったりすることを 通 して 遊 具 が 遊 びをおもしろくすることやそ の 活 用 の 仕 方 を 理 解 していきます 保 育 士 等 は 遊 具 や 用 具 を 介 して 子 どもの 遊 びや 生 活 が 広 がり 友 達 との 関 わりが 深 まっていくことにも 留 意 し そう した 中 で 共 同 のものを 大 切 にしようとする 気 持 ちや 態 度 が 育 まれていくよう 環 境 を 整 えていきます 13 高 齢 者 を 始 め 地 域 の 人 々など 自 分 の 生 活 に 関 係 の 深 いいろいろな 人 に 親 し みを 持 つ 都 市 化 や 核 家 族 化 が 進 行 する 中 世 代 間 の 交 流 が 乏 しくなった 現 代 では 72

7 子 どもが 高 齢 者 などと 触 れ 合 う 機 会 が 少 なくなっています こうした 状 況 の 中 で 保 育 所 に 高 齢 者 や 地 域 の 方 を 招 き 伝 承 遊 びを 教 えてもらったり 昔 話 を 語 ってもらったり 伝 統 芸 能 などを 披 露 してもらったりすることは 人 に 対 する 親 しみや 感 謝 の 気 持 ちを 育 む 上 で 重 要 な 機 会 です こうした 人 々 との 触 れ 合 いを 通 し 子 どもが 様 々な 文 化 に 出 会 い 興 味 や 関 心 を 持 ったり 自 分 の 家 族 や 身 近 な 人 のことを 考 えたりするきっかけとなることも 大 切 でし ょう また 子 どもは 散 歩 などの 機 会 に 地 域 の 人 と 挨 拶 を 交 わしたり 地 域 の 高 齢 者 施 設 などを 訪 れたりする 中 で 人 への 関 心 を 深 め 人 は 周 囲 の 人 と 関 わり 支 え 合 いながら 生 きていることに 気 付 いていきます 14 外 国 人 など 自 分 とは 異 なる 文 化 を 持 った 人 に 親 しみを 持 つ 異 なる 文 化 を 持 つ 人 々の 存 在 は 近 年 ますます 身 近 になってきています 保 育 所 においても 多 くの 外 国 籍 の 子 どもや 様 々な 文 化 を 持 つ 子 どもたちが 一 緒 に 生 活 しています 保 育 士 等 は 一 人 一 人 の 子 どもの 状 態 や 家 庭 の 状 況 などに 十 分 配 慮 するとともに それぞれの 文 化 を 尊 重 しながら 適 切 に 援 助 す ることが 求 められます また 子 どもが 一 人 一 人 の 違 いを 認 めながら 共 に 過 ごすことを 楽 しめるようにしていきます 保 育 所 の 生 活 の 中 で 様 々な 国 の 遊 びや 歌 などを 取 り 入 れたり 地 球 儀 や 世 界 地 図 を 置 いたり 簡 単 な 外 国 語 の 言 葉 を 紹 介 していくことも 子 どもが 様 々な 文 化 に 親 しむ 上 で 大 切 なことです 異 なる 文 化 を 持 つ 人 との 関 わりを 深 めていくことは 子 どもだけでなく 保 育 士 等 にとっても 重 要 であり 多 文 化 共 生 の 保 育 を 子 どもや 保 護 者 と 共 に 実 践 していきたいものです ウ 環 境 周 囲 の 様 々な 環 境 に 好 奇 心 や 探 究 心 を 持 って 関 わり それらを 生 活 に 取 り 入 73

8 れていこうとする 力 を 養 う (ア)ねらい 1 身 近 な 環 境 に 親 しみ 自 然 と 触 れ 合 う 中 で 様 々な 事 象 に 興 味 や 関 心 を 持 つ 2 身 近 な 環 境 に 自 分 から 関 わり 発 見 を 楽 しんだり 考 えたりし それを 生 活 に 取 り 入 れようとする 3 身 近 な 事 物 を 見 たり 考 えたり 扱 ったりする 中 で 物 の 性 質 や 数 量 文 字 などに 対 する 感 覚 を 豊 かにする 環 境 の 領 域 では 第 1 章 ( 総 則 )3. 保 育 の 原 理 (1) 保 育 の 目 標 の (エ) 生 命 自 然 及 び 社 会 の 事 象 についての 興 味 や 関 心 を 育 て それらに 対 する 豊 かな 心 情 や 思 考 力 の 芽 生 えを 培 うこと をより 具 体 化 した ねらい として 1から3までが 示 されています 子 どもと 環 境 の 関 わりにおいては 身 体 感 覚 を 伴 う 直 接 的 な 体 験 を 通 して 身 近 な 環 境 に 親 しみ 子 どもの 心 情 が 豊 かに 湧 いてくることが 大 切 です 特 に 自 然 と 触 れ 合 う 中 で その 不 思 議 さ おもしろさ 心 地 よさなどを 十 分 に 味 わい 周 囲 の 子 ども や 保 育 士 等 と 共 感 しながら 興 味 や 関 心 を 広 げ 自 ら 環 境 に 関 わる 意 欲 を 高 めて いきます 環 境 との 関 わりによる 様 々な 発 見 や 気 付 きは 子 どもの 考 える 力 を 培 ってい きます また 環 境 に 関 わる 態 度 を 徐 々に 養 っていきます さらに 子 どもは 様 々な 物 を 見 たり 扱 ったり それらについて 考 えたりする 中 で 物 の 性 質 や 数 量 文 字 などを 認 識 するようになっていきます 生 活 や 遊 びを 通 して それらに 親 しみ 感 覚 を 豊 かにすることが 求 められます こうした ねらい を 達 成 するために 保 育 士 等 が 援 助 して 子 どもが 環 境 に 関 わって 経 験 する 事 項 を 次 の 内 容 で 示 しています (イ) 内 容 1 安 心 できる 人 的 及 び 物 的 環 境 の 下 で 聞 く 見 る 触 れる 嗅 ぐ 味 わうな どの 感 覚 の 働 きを 豊 かにする 74

9 環 境 との 相 互 作 用 により 成 長 発 達 していく 子 どもにとって 最 も 身 近 な 人 的 環 境 である 保 育 士 等 の 存 在 は 重 要 であり 保 育 士 等 により 情 緒 の 安 定 が 図 られ 基 本 的 な 信 頼 感 を 得 ていきます そして それを 拠 りどころにして 周 囲 の 環 境 に 興 味 や 関 心 を 向 け 盛 んに 探 索 活 動 をするようになります 特 に 歩 行 によって 自 由 に 歩 けるようになることは 子 どもの 探 索 意 欲 を 大 いに 高 めます また 子 どもは 聴 覚 視 覚 触 覚 嗅 覚 味 覚 を 働 かせ その 敏 感 な 諸 感 覚 により 様 々な 人 や 物 を 認 識 していきます 乳 幼 児 期 には 音 匂 い 感 触 味 などへの 感 覚 を 豊 かにしていくことが 必 要 です 身 体 感 覚 を 伴 う 経 験 を 積 み 重 ね 自 ら 環 境 に 関 わる 中 で 豊 かな 感 覚 や 感 情 が 培 われていくことに 留 意 し 物 的 環 境 を 整 えるとともに 保 育 士 等 自 ら 感 受 性 を 豊 かにしていくこ とが 求 められます 2 好 きな 玩 具 や 遊 具 に 興 味 を 持 って 関 わり 様 々な 遊 びを 楽 しむ 子 どもは 身 の 回 りに 用 意 された 玩 具 や 遊 具 や 生 活 用 具 に 興 味 や 好 奇 心 を 持 ちます また それらに 自 分 から 関 わり 満 足 するまで 触 って 遊 ぶことで 外 界 に 対 する 好 奇 心 や 関 心 を 持 つようになります 子 どもは そうした 活 動 の 中 から 自 分 から 物 や 人 に 関 わっていこうとする 自 発 性 を 育 んでいきます 保 育 士 等 は 子 どもが 自 ら 興 味 を 持 ち 関 わってみたいと 思 うような 玩 具 や 遊 具 を 子 どもの 周 りに 準 備 しておくことが 必 要 です そして 子 どもと 共 にそれらに 関 わり 遊 びを 発 展 させることが 求 められます 玩 具 や 遊 具 の 安 全 性 はもちろん その 質 色 デザインなど 乳 幼 児 期 の 子 どもが 出 会 い 関 わる 物 が 子 どもの 感 覚 や 感 性 を 育 んでいくことを 自 覚 し その 種 類 質 量 などにも 十 分 に 配 慮 していくことが 必 要 です 3 自 然 に 触 れて 生 活 し その 大 きさ 美 しさ 不 思 議 さなどに 気 付 く 75

10 近 年 子 どもは 自 然 と 触 れ 合 う 体 験 をする 機 会 が 乏 しくなっています 子 どもが 全 身 を 介 して 直 接 自 然 と 触 れ 合 う 体 験 は 子 どもの 心 を 癒 すだけでな く 自 然 に 対 する 驚 きの 気 持 ちや その 美 しさに 感 動 する 気 持 ちを 子 どもに 抱 かせ その 不 思 議 さに 魅 せられる 中 で 様 々な 気 付 きを 得 ていきます 動 植 物 や 土 砂 水 や 光 それらを 含 めた 野 外 の 自 然 に 触 れて 過 ごしたり 遊 び に 取 り 入 れたりする 中 で 好 奇 心 や 探 究 心 思 考 力 が 生 まれてきます こう した 体 験 は 子 どもが 科 学 的 な 見 方 や 考 え 方 の 芽 生 えを 培 う 基 礎 となるもの であり 身 近 な 自 然 に 心 を 動 かしながら 保 育 士 等 や 友 達 と 共 感 したり 表 現 活 動 に 結 び 付 けていくことも 大 切 です 保 育 士 等 は 園 庭 の 自 然 環 境 を 整 備 したり 散 歩 に 出 かけて 自 然 と 触 れ 合 う 機 会 を 作 ったりして 身 近 な 動 植 物 や 自 然 事 象 に 子 どもが 接 する 機 会 を 多 く 持 つようにしていくことが 大 切 です また 保 育 士 等 自 身 が 感 性 を 豊 かに 持 ち 自 然 の 素 晴 らしさに 感 動 することや 子 どもの 気 付 きに 共 鳴 していく ことが 求 められます 保 育 室 の 環 境 構 成 に 四 季 折 々の 自 然 物 を 取 り 入 れるな どの 工 夫 も 必 要 でしょう 4 生 活 の 中 で 様 々な 物 に 触 れ その 性 質 や 仕 組 みに 興 味 や 関 心 を 持 つ 子 どもは 生 活 の 中 で 遊 具 や 用 具 素 材 等 の 様 々な 物 に 触 れ それらを 手 にして 遊 んだり その 感 触 を 味 わったりします 乳 児 など 年 齢 の 低 い 子 ども は 玩 具 を 舐 めたり 繰 り 返 し 触 ったり 試 したりします そうする 中 で 徐 々 に それらの 形 や 性 質 仕 組 みなどに 興 味 や 関 心 を 持 つようになっていきま す また 子 どもは 身 近 にある 物 の 働 きや 仕 組 みについて 自 分 なりに 考 え たり 試 行 錯 誤 しながら 触 ったり 試 したり 工 夫 を 凝 らしてみたりします そ して それらに 対 し 親 しみを 持 ち 遊 びに 取 り 入 れようとします 物 を 介 し て また 物 に 触 発 されて 遊 びが 発 展 すると 友 達 も 一 緒 にその 遊 びに 加 わり ますます 遊 びが 楽 しくなるという 循 環 が 生 じます また 友 達 と 一 緒 に 様 々 76

11 な 物 に 見 立 てたり 作 り 出 したりすることで ごっこ 遊 びを 楽 しんだり 仲 間 関 係 を 深 めたりします 保 育 士 等 は こうした 遊 びが 豊 かに 展 開 されるよう 様 々な 遊 具 や 用 具 素 材 などを 用 意 し 物 的 環 境 を 整 えることが 大 切 です また 保 健 や 安 全 面 へ の 配 慮 も 欠 かせません 5 季 節 により 自 然 や 人 間 の 生 活 に 変 化 のあることに 気 付 く 子 どもは 散 歩 の 機 会 や 園 庭 で 遊 んでいる 時 などに 温 度 の 変 化 木 々の 葉 の 色 のうつろいや 日 差 しの 強 さ 風 の 冷 たさなどを 通 して 季 節 によって 自 然 が 変 化 することに 気 付 きます また 自 然 の 変 化 に 伴 って 食 べ 物 や 衣 服 生 活 の 仕 方 など 人 間 の 生 活 も 様 々に 変 化 することに 関 心 を 持 つように なります こうした 季 節 の 変 化 に 目 を 向 けたり 気 付 いたりしていくことができるよ う 自 然 に 触 れる 機 会 を 計 画 的 に 設 けたり 季 節 感 のある 遊 びを 取 り 入 れた りしながら 環 境 構 成 に 生 かしていきます また 季 節 の 草 花 や 野 菜 などを 栽 培 したり 季 節 に 応 じた 伝 統 行 事 に 触 れたりする 機 会 を 持 つことも 大 切 です 子 どもが 自 分 の 感 覚 を 用 いて 季 節 の 変 化 を 感 じ 取 ることができるようにする とともに 保 育 士 等 が 季 節 感 を 取 り 入 れた 生 活 を 楽 しめるような 取 組 も 求 め られます 6 自 然 などの 身 近 な 事 象 に 関 心 を 持 ち 遊 びや 生 活 に 取 り 入 れようとする 子 どもは 身 近 な 環 境 に 興 味 を 持 ち 自 分 から 関 わり 自 分 の 生 活 を 広 げ ていきます 子 どもが 最 初 に 触 れる 身 近 なものには 土 や 水 木 の 枝 や 葉 っ ぱ 小 石 や 昆 虫 などの 自 然 があります 子 どもはそうした 自 然 に 心 を 動 かし 親 しみながら 遊 びの 中 に 取 り 入 れ 自 然 との 関 わりを 深 めていきます また 子 どもは 身 近 にある 事 物 や 事 象 に 興 味 や 関 心 を 抱 くとともに 自 分 77

12 たちの 生 活 との 関 連 にも 気 付 いていきます 特 に 近 年 では 地 球 環 境 やゴミな どの 環 境 問 題 について 様 々な 情 報 を 通 して 関 心 を 持 つ 機 会 が 増 えています 保 育 士 等 は 子 どもが 身 近 な 自 然 などの 様 々な 事 物 や 事 象 に 触 れる 機 会 を 多 く 持 つことができるようにするとともに それらへの 興 味 や 関 心 を 深 め 探 索 したり 自 分 の 生 活 との 関 連 を 考 えたりするきっかけをつくることも 必 要 です また 遊 びに 取 り 入 れたりすることができるよう 環 境 を 整 えていく ことが 大 切 です 7 身 近 な 動 植 物 に 親 しみを 持 ち いたわったり 大 切 にしたり 作 物 を 育 てた り 味 わうなどして 生 命 の 尊 さに 気 付 く 子 どもは 親 しみの 持 てる 小 動 物 や 植 物 を 見 たり 触 ったり 世 話 をした りすることを 通 して 身 近 な 動 植 物 に 親 しみを 持 つとともに いたわりの 気 持 ちを 持 ち やがては 生 命 の 尊 さに 気 付 いていきます 親 しみやすい 小 動 物 を 飼 育 したり 植 物 を 栽 培 したりすることを 通 して 子 どもは 保 育 士 等 と 共 にえさや 水 を 与 えて 世 話 をしながら 興 味 や 関 心 を 深 め 自 ら 関 わっていくようになります また 世 話 をすることで その 成 長 や 変 化 などに 気 付 き 感 動 したり 大 切 にする 気 持 ちを 持 つようになります 動 植 物 がどのようにして 生 きているのかを 考 えたり 命 の 持 つ 不 思 議 さに 気 付 い たり 生 きているものへの 温 かな 感 情 が 芽 生 えるよう 保 育 士 等 はそのきっ かけを 与 えたり 動 植 物 への 関 わり 方 を 伝 えていきます 子 どもの 興 味 や 関 心 に 応 じて 図 鑑 や 関 連 する 絵 本 などを 用 意 することも 必 要 でしょう 8 身 近 な 物 を 大 切 にする 子 どもが 身 近 な 物 との 関 わりや 愛 着 を 深 め 自 分 から 大 切 にしようとす る 気 持 ちが 持 てるようになることが 大 切 です 子 どもは 様 々な 物 が 身 近 にあることに 気 付 き 興 味 を 持 って 関 わり 十 78

13 分 にその 物 で 遊 んだり 扱 ったりしながら 物 への 愛 着 や 親 しみを 育 ててい きます それぞれの 物 の 役 割 や 特 徴 を 認 識 していきながら 物 を 介 して 友 達 と 楽 しく 遊 んだり 活 動 したりする 経 験 を 重 ねていくことが 大 切 です また 保 育 士 等 が 不 要 になったものを 工 夫 して 作 ったり 身 近 な 物 を 大 切 に 扱 っている 様 子 を 見 ることで 子 どもは 物 を 大 切 にしようとする 気 持 ちが 芽 生 えたり 大 切 に 扱 うことの 必 要 性 に 気 付 くようになります 保 育 士 等 は その 物 に 応 じた 関 わり 方 や 扱 い 方 片 付 け 方 などを 繰 り 返 し 丁 寧 に 伝 えてい く 必 要 があります 9 身 近 な 物 や 遊 具 に 興 味 を 持 って 関 わり 考 えたり 試 したりして 工 夫 して 遊 ぶ 子 どもは 身 の 回 りの 物 を 触 ったり たたいたり 感 触 を 味 わったりしま すが やがてその 物 を 何 かに 見 立 ててごっこ 遊 びを 展 開 したり 遊 びの 道 具 として 使 ったりします 子 どもは 遊 びの 中 で その 物 の 使 い 方 について 独 自 の 着 想 を 得 てそれを 試 してみたり 工 夫 を 凝 らしてみたりするなど じっく りと 遊 びに 取 り 組 み 考 える 力 を 育 んでいきます 子 どもと 物 との 出 会 いや 関 わりを 見 守 り 子 どもが 身 近 な 物 や 遊 具 を 使 っ て じっくりと 遊 び 込 む 時 間 を 十 分 に 持 つことが 大 切 です また 子 どもが 身 近 な 物 や 遊 具 に 興 味 を 持 ち 自 由 に 触 ったり 試 したり 工 夫 したりして いることに 保 育 士 等 が 気 付 き その 様 子 を 他 の 子 どもに 伝 えたり 保 育 士 等 の 工 夫 を 示 したりすることも 重 要 です 子 どもが 心 と 体 を 働 かせて 物 と 関 わ れるよう 環 境 を 構 成 し いろいろな 物 に 興 味 を 持 って 自 ら 関 わる 機 会 をつく るようにしていきます 10 日 常 生 活 の 中 で 数 量 や 図 形 などに 関 心 を 持 つ 子 どもは ままごとや 積 み 木 などの 遊 具 で 遊 ぶ 中 で また 食 事 など 生 活 79

14 の 様 々な 場 面 で 物 の 形 や 大 きさ その 量 などに 気 付 いていきます 同 じ 形 や 違 う 形 の 積 み 木 で 遊 んだり ままごとの 器 を 並 べたり 木 の 実 や 収 穫 した 野 菜 を 分 けてみたり 食 事 やおやつの 際 に 量 を 確 かめたりすることを 通 して 数 量 や 数 などへの 関 心 を 徐 々に 高 めていきます また 保 育 士 等 や 友 達 との やり 取 りを 通 して 長 さや 大 きさを 比 べたり 自 然 物 の 多 様 な 形 に 触 れたり しながら 具 体 的 な 体 験 を 通 して 数 量 などへの 感 覚 を 深 めていきます こ うした 体 験 を 重 ねることにより 子 どもは 数 量 形 などといった 抽 象 的 な 概 念 に 触 れていくのです 概 念 を 把 握 する 基 礎 は 幼 児 期 に 形 成 されます 保 育 士 等 は 図 形 や 数 量 だ けでなく 前 後 左 右 遠 近 などの 位 置 の 違 いや 時 刻 等 について 毎 日 の 生 活 の 中 で 次 第 に 関 心 を 持 つことができるよう 環 境 構 成 に 配 慮 していくこと が 求 められます 11 日 常 生 活 の 中 で 簡 単 な 標 識 や 文 字 などに 関 心 を 持 つ 子 どもは 生 活 や 遊 びの 中 で 身 近 な 標 識 や 文 字 に 関 心 を 持 つようになりま す 保 育 所 でも 子 どもの 関 心 に 沿 って 興 味 が 持 てるように 環 境 を 構 成 してい くことが 大 切 です 子 どもは 象 徴 機 能 の 発 達 や 言 葉 の 獲 得 などを 通 して 物 と 名 前 の 結 びつきや 表 示 などが 示 す 物 や 事 柄 を 理 解 していきます また 保 育 所 では 一 人 一 人 の 子 どものマークを 決 めることがあります 子 どもは 自 分 のマークを 覚 え 愛 着 を 持 つとともに 友 達 とそのマークを 照 らし 合 わせて 覚 えたりするなどマークが 意 味 するものを 認 識 していきます そして 徐 々に 身 の 回 りの 表 示 などが 一 定 の 意 味 やメッセージを 持 つことに 気 付 いていきます 子 どものこうした 発 見 は 様 々な 場 所 にある 標 識 や 文 字 への 興 味 関 心 となり 象 徴 機 能 として 存 在 する 標 識 や 文 字 が 何 を 意 味 する のかを 保 育 士 等 に 聞 いたり 自 分 で 考 えたりすることで 更 に 認 識 を 高 めて いきます また 使 われている 言 葉 が 特 定 の 文 字 や 標 識 に 対 応 していることや 文 字 80

15 による 様 々な 表 現 があることを 絵 本 などに 親 しむ 中 で 気 付 くことができる よう 配 慮 することも 必 要 です 12 近 隣 の 生 活 に 興 味 や 関 心 を 持 ち 保 育 所 内 外 の 行 事 などに 喜 んで 参 加 する 子 どもは 身 近 な 大 人 の 様 子 を 観 察 し 模 倣 したり イメージを 取 り 込 ん でいきます また 大 人 の 仕 事 や 生 活 に 興 味 を 持 ち それらをままごとやお 店 屋 さんごっこなどの 遊 びに 取 り 入 れて 遊 んだり 役 になりきって 表 現 遊 び を 楽 しみます 大 人 の 生 活 や 身 近 な 社 会 の 事 象 への 関 心 は 年 齢 と 共 に 高 まり 大 人 の 手 伝 いをしたり 近 隣 の 人 々の 生 活 や 環 境 などへの 興 味 や 関 心 を 広 げ ていきます そして 電 車 やバス 消 防 署 や 図 書 館 などの 公 共 機 関 にも 関 心 を 持 ち さらに 地 域 には 様 々な 場 があり 様 々な 人 がいることを 知 っていき ます また 子 どもは 友 達 や 保 育 士 等 保 護 者 と 共 に 保 育 所 内 外 の 行 事 に 参 加 し その 雰 囲 気 を 味 わったり 楽 しんだりしながら 徐 々にその 中 で 自 分 な りの 役 割 を 果 たすことができるようになります 子 どもが こうした 社 会 の 事 象 に 関 心 を 持 ち 人 と 人 が 支 え 合 って 生 活 し ていることに 気 付 いたり 人 の 役 に 立 とうとしたりする 気 持 ちが 芽 生 えてい くように 保 育 士 等 が 子 どもの 気 付 きに 共 感 しながら 適 切 に 働 きかけてい くことが 求 められます エ 言 葉 経 験 したことや 考 えたことなどを 自 分 なりの 言 葉 で 表 現 し 相 手 の 話 す 言 葉 を 聞 こうとする 意 欲 や 態 度 を 育 て 言 葉 に 対 する 感 覚 や 言 葉 で 表 現 する 力 を 養 う (ア)ねらい 1 自 分 の 気 持 ちを 言 葉 で 表 現 する 楽 しさを 味 わう 2 人 の 言 葉 や 話 などをよく 聞 き 自 分 の 経 験 したことや 考 えたことを 話 し 伝 81

16 え 合 う 喜 びを 味 わう 3 日 常 生 活 に 必 要 な 言 葉 が 分 かるようになるとともに 絵 本 や 物 語 などに 親 し み 保 育 士 等 や 友 達 と 心 を 通 わせる 言 葉 の 領 域 は 第 1 章 ( 総 則 )3. 保 育 の 原 理 (1) 保 育 の 目 標 の (オ) 生 活 の 中 で 言 葉 への 興 味 や 関 心 を 育 て 話 したり 聞 いたり 相 手 の 話 を 理 解 しようとするなど 言 葉 の 豊 かさを 養 うこと をより 具 体 化 した ねら い として1から3までが 示 されています 言 葉 をめぐっては 話 すことと 聞 いて 理 解 することが 大 切 ですが 特 に 乳 幼 児 期 には 言 葉 への 感 覚 を 豊 かにし 言 葉 を 交 わすことの 楽 しさが 十 分 に 味 わえるようにしていくことが 重 要 です そのためには 子 どもが 言 葉 や 表 情 で 表 した 気 持 ちをしっかりと 受 け 止 め 応 えていくことが 大 切 であり 保 育 士 等 との 応 答 による 心 地 よさや 嬉 しさといった 心 情 が 言 葉 を 獲 得 する 上 での 基 盤 となります そうしたやり 取 りにより 子 どもは 更 に 自 分 の 気 持 ち を 伝 えようとしたり 保 育 士 等 や 友 達 の 言 うことを 分 かりたいと 思 うように なり 話 すこと 聞 くことへの 意 欲 を 高 めていきます また 言 葉 の 意 味 するものや 話 されたことの 内 容 を 徐 々に 理 解 し 言 葉 で 伝 え 合 うことの 喜 びや 言 葉 により 心 を 通 わせる 楽 しさを 味 わっていきます 言 葉 を 話 したり 相 手 の 言 うことを 聞 いたりする 態 度 はこうした 経 験 を 積 み 重 ねることにより 身 に 付 いていくのです こうした ねらい を 達 成 するために 保 育 士 等 が 援 助 して 子 どもが 経 験 する 事 項 を 次 の 内 容 で 示 しています (イ) 内 容 1 保 育 士 等 の 応 答 的 な 関 わりや 話 しかけにより 自 ら 言 葉 を 使 おうとする 赤 ちゃんは 人 の 声 に 最 もよく 反 応 し 話 しかける 大 人 の 顔 をじっと 見 つめ ます 周 りで 物 音 がしたり 大 人 が 話 していたりするとそちらの 方 を 見 ます 82

17 し 音 に 対 してとても 敏 感 です また 自 分 の 欲 求 を 泣 き 声 で 表 したり 感 情 をこめて 様 々な 泣 き 方 をするようになるとともに その 欲 求 を 受 け 止 め かなえてくれる 人 の 関 わりにより 自 ら 声 を 出 したり 微 笑 んだりするように なります そして 大 人 の 微 笑 みに 微 笑 みを 返 したり 喃 語 や 片 言 を 優 しく 受 け 止 めてもらったりする 中 で 心 の 安 定 を 得 て 表 情 や 発 声 を 豊 かにして いきます 保 育 士 等 は 言 葉 を 獲 得 する 前 の 子 どもの 表 情 や 姿 をよく 観 察 し その 場 面 に 適 した 言 葉 をかけたり 子 どもの 発 声 を 真 似 たりしながら 声 を 介 した 関 わりを 楽 しいものにしていくことが 必 要 です こうした 応 答 的 な 関 わりが コミュニケーションの 基 礎 となります 子 どもは 保 育 士 等 の 声 や 言 葉 をよく 聞 き 口 元 や 表 情 をじっと 見 ています その 中 で 適 切 な 発 音 への 準 備 をし ています また 信 頼 できる 相 手 に 伝 えたい わかってもらいたいという 気 持 ちが 発 語 を 促 していきます 2 保 育 士 等 と 一 緒 にごっこ 遊 びなどをする 中 で 言 葉 のやり 取 りを 楽 しむ 子 どもは 玩 具 や 遊 具 などを 何 かに 見 立 てたり 保 育 士 等 や 友 達 のしぐさを まねたりする 中 で 簡 単 なごっこ 遊 びを 保 育 士 等 と 楽 しめるようになってい きます そして 保 育 士 等 と 心 を 通 わせながら 簡 単 な 言 葉 を 交 わしたり や り 取 りを 重 ねたりしていきます 保 育 士 等 が 挨 拶 を 交 わしたり 返 事 をした り 擬 音 語 や 擬 態 語 を 口 にしたり 場 面 に 適 した 言 葉 を 話 したりすることで 言 葉 への 感 覚 を 豊 かにし 自 らもこうした 言 葉 を 使 おうとする 意 欲 を 高 めて いきます 自 分 がしたいこと して 欲 しいことなどを 言 葉 で 表 現 できるよう 応 答 的 に 関 わるとともに 言 葉 を 交 わすことの 楽 しさが 味 わえるようにしていきます 3 保 育 士 等 や 友 達 の 言 葉 や 話 に 興 味 や 関 心 を 持 ち 親 しみを 持 って 聞 いたり 話 したりする 83

18 保 育 士 等 に 名 前 を 呼 んでもらったり 友 達 同 士 で 名 前 を 呼 び 合 ったり 人 と 言 葉 を 交 わすのは 楽 しいものです こうした 楽 しさを 味 わうには 保 育 士 等 や 友 達 との 間 に 安 心 して 話 せるような 雰 囲 気 があることや 言 葉 を 交 わす 相 手 への 安 心 感 と 信 頼 感 が 必 要 です この 基 本 的 信 頼 関 係 を 基 盤 として 子 どもは 保 育 士 等 や 友 達 の 言 葉 や 話 に 興 味 や 関 心 を 持 ち 自 分 の 思 ったこと や 感 じたことを 言 葉 に 表 し 言 葉 のやり 取 りを 楽 しむようになるのです 保 育 士 等 は 子 どもが 安 心 して 自 分 を 表 現 することができるよう 温 かな 雰 囲 気 で 子 どもの 気 持 ちを 受 け 止 めます そして 自 ら 話 そうとする 意 欲 を 見 守 りながら 親 しみを 持 って 接 し しっかりと 視 線 を 合 わせて 子 どもの 話 に 耳 を 傾 けます 4したこと 見 たこと 聞 いたこと 味 わったこと 感 じたこと 考 えたこと を 自 分 なりに 言 葉 で 表 現 する 子 どもが 言 葉 を 獲 得 するためには 乳 児 の 頃 からの 身 近 な 環 境 との 関 わり や 微 笑 や 表 情 などによる 人 との 相 互 的 なやり 取 りが 必 要 です 様 々な 気 付 き や 感 情 が 豊 かに 積 み 重 ねられて 子 どもの 言 葉 に 結 びついていくのです こうした 経 験 の 積 み 重 ねにより 子 どもは 自 分 の 気 持 ちが 揺 り 動 かされ ると 誰 かに 伝 えたいと 感 じるようになります その 気 持 ちが 受 け 止 められ 自 分 の 思 ったことや 感 じたこと 経 験 したことを 言 葉 に 表 し 保 育 士 等 や 友 達 に 共 感 してもらうと ますます 伝 えたい 言 葉 で 表 現 したいという 意 欲 が 高 まります また 相 手 に 分 かるように 言 葉 で 伝 えようとすることで 自 分 の 気 持 ちを 確 認 したり 考 えがまとまったりするようになり 思 考 力 の 芽 生 えが 培 われていきます 子 どもは 自 分 の 経 験 や 気 持 ちを 自 分 なりに 言 葉 で 表 現 し 話 を 組 み 立 てて いきます 保 育 士 等 は じっくりと 子 どもの 言 葉 に 耳 を 傾 け 子 どもが 思 い や 考 えを 言 葉 で 表 現 することを 助 け 良 い 聞 き 手 となりながら 子 どもが 話 84

19 したい 聞 いてもらいたいという 気 持 ちを 十 分 に 満 たすことができるように することが 大 切 です 5したいこと してほしいことを 言 葉 で 表 現 したり 分 からないことを 尋 ねた りする 子 どもは 生 活 していく 中 で 必 要 なことが 分 かるようになると 自 分 がした いこと して 欲 しいことを 言 葉 で 表 すようになります それは 玩 具 を 使 い たい 保 育 士 等 に 欲 求 を 満 たしてもらいたい 遊 具 や 用 具 の 使 い 方 を 知 りた い 友 達 とのトラブルなど 困 ったことを 解 決 してもらいたい 等 多 岐 にわた ります また 好 奇 心 や 知 識 欲 の 高 まりとともに なぜ? どうして? と 質 問 を 繰 り 返 し 保 育 士 等 に 答 えを 求 めたり 自 ら 考 えたりします 保 育 士 等 は 子 どもの 気 持 ちに 寄 り 添 いながら 疑 問 や 質 問 に 答 えたり 一 緒 に 考 えたりしていくことが 必 要 です また 友 達 との 関 わりを 深 め 一 緒 に 遊 んだり 活 動 に 取 り 組 む 中 で 互 い に 質 問 をしたり 言 葉 での 意 思 の 疎 通 を 図 ったりしていきます そして 自 分 の 思 いを 相 手 に 伝 え 相 手 の 思 いを 聞 き 友 達 とイメージを 共 有 することで 遊 びを 深 めていこうとします 6 人 の 話 を 注 意 して 聞 き 相 手 に 分 かるように 話 す 人 の 話 を 聞 く 態 度 を 習 得 していくことは たいへん 重 要 です 人 の 話 を 聞 き その 言 葉 を 通 して 相 手 の 気 持 ちや 考 えを 理 解 することは 様 々な 場 面 で 聞 く 経 験 を 重 ねることにより 体 得 されていきます それは 乳 児 期 からの 積 み 重 ねであり 人 への 親 しみの 気 持 ちや 相 手 への 興 味 や 関 心 が 聞 くことを 促 していきます そして 言 葉 によるイメージを 持 つことができるようにな ることで 人 の 話 に 共 感 したり 話 の 内 容 を 理 解 することができるようにな ります また 自 分 の 話 を 十 分 に 聞 いてもらえることが 人 の 話 を 聞 くこと 85

20 につながっていきます 話 すこともまた 様 々な 場 面 で 話 す 経 験 を 積 み 重 ねることにより 身 に 付 いて いきます その 過 程 において 幼 い 子 どもは 言 葉 で 伝 えることが 難 しいと 泣 いたり 不 機 嫌 になったりしますが 保 育 士 等 が 子 どもの 気 持 ちを 汲 み 取 り 丁 寧 に 対 応 していくことで 子 どもは 徐 々に 分 かるように 話 したり 言 葉 を 介 して 相 互 に 理 解 し 合 うことの 大 切 さに 気 付 いていきます さらに 子 どもは 成 長 とともに 自 分 の 気 持 ちを 調 整 しながら 相 手 に 分 か るように 話 したり 相 手 の 言 葉 からその 気 持 ちを 汲 み 取 ることができるよう になり 保 育 士 等 や 友 達 との 会 話 を 楽 しめるようになります そして 相 手 の 話 し 方 や 話 のおもしろさを 味 わいながら 自 分 も 相 手 に 伝 わるように 話 し たり 言 葉 を 選 んだりするようになっていきます 7 生 活 の 中 で 必 要 な 言 葉 が 分 かり 使 う 乳 児 が 発 する マンマ という 言 葉 には 様 々な 意 味 が 込 められていますが いずれにしてもそれは 乳 児 の 生 活 に 必 要 な 言 葉 です また 保 育 士 等 が 乳 児 の 欲 求 を 言 葉 にして 返 すことを 重 ねることにより 徐 々に 欲 求 の 意 味 や 言 葉 との 結 びつきを 理 解 していきます また ちょうだい どうぞ ネンネ など しぐさを 伴 う 言 葉 を 幼 い 子 どもは 早 くに 覚 え 使 うようになります それらは 子 どもの 生 活 に 密 着 した 言 葉 であり 子 どもは 身 近 な 人 と 一 緒 に 過 ごす 中 で 自 ら 体 を 動 かしながら 言 葉 を 獲 得 していきます 成 長 とともに 子 どもは 保 育 士 等 とのやり 取 りの 中 で あいさつや 返 事 な ど 生 活 や 遊 びに 必 要 な 言 葉 を 使 うようになります また 保 育 士 等 や 友 達 と 一 緒 に 生 活 する 中 で 繰 り 返 し 聞 いたり 用 いたりする 言 葉 を 理 解 するよう になり 自 分 でも 状 況 に 応 じて 言 葉 が 使 えるようになっていきます 保 育 士 等 は 子 どもが 生 活 する 中 で 日 常 使 う 言 葉 を 十 分 に 理 解 できるよ うにその 意 味 するところを 丁 寧 に 伝 えるとともに それらの 言 葉 に 親 しみ 子 ども 自 身 が 言 葉 を 聞 いたり 話 したりできるよう 援 助 することが 大 切 です 86

21 8 親 しみを 持 って 日 常 のあいさつをする 保 育 所 で 日 常 的 に 交 わされるあいさつには 朝 のあいさつや 帰 りのあい さつ 食 事 のときのあいさつ 物 を 借 りたり 何 かをしてもらったりしたと きのあいさつなどがあります 子 どもは 温 かく 安 心 できる 雰 囲 気 の 中 で 身 近 な 保 育 士 等 と 心 を 通 わせながらこのようなあいさつを 自 分 でもしようと するようになります 保 育 士 等 や 友 達 と 共 に 楽 しく 生 活 する 中 で 子 どもはあいさつの 習 慣 を 身 に 付 けて 相 手 への 親 しみをこめてあいさつを 交 わすようになっていきます 保 育 士 等 は 自 ら 子 どもや 保 護 者 を 含 めた 周 囲 の 人 に 対 して 親 しみを 持 っ てあいさつし 明 るく 和 やかな 保 育 所 の 雰 囲 気 をつくっていきましょう 9 生 活 の 中 で 言 葉 の 楽 しさや 美 しさに 気 付 く 子 どもは 気 に 入 った 言 葉 が 見 つかると 何 度 も 使 ってみたり また 響 きの 愉 快 な 言 葉 を 見 つけると 友 達 と 一 緒 に 使 いながら 笑 い 合 ったりします 保 育 士 等 が 話 す 美 しい 言 葉 に 惹 き 込 まれたり 繰 り 返 す 言 葉 のリズムの 楽 しさや 音 の 響 きのおもしろさに 気 付 いたり 自 ら 使 って 楽 しもうとします 保 育 士 等 は 生 活 の 中 で 子 どもが 言 葉 に 親 しむことのできる 環 境 を 整 え るとともに 日 頃 から 言 葉 への 感 覚 を 豊 かに 持 つことが 望 まれます また 子 どもが 美 しい おもしろい 楽 しいと 感 じていることに 気 付 く 感 受 性 の 豊 か さも 必 要 です 子 どもの 興 味 や 好 奇 心 を 満 たすような 絵 本 や 詩 や 歌 などを 通 し 言 葉 の 世 界 を 味 わいながら 子 どもが 言 葉 への 豊 かな 感 覚 を 身 に 付 けて いくことができるようにしていきます 10いろいろな 体 験 を 通 じてイメージや 言 葉 を 豊 かにする 87

22 子 どもは 自 分 が 体 験 した 内 容 を 生 き 生 きとしたイメージとして 心 の 中 に 蓄 積 していきます こうしたイメージは 似 たような 場 面 や ふとした 刺 激 を 受 けて 子 どもの 心 の 中 によみがえってくるものです 実 体 験 と 結 びつい たこうしたイメージを 数 多 く 心 の 中 に 蓄 積 していくことが 子 どもの 言 葉 の 発 達 に 結 び 付 いていきます 子 どもの 内 面 に 身 体 感 覚 を 伴 う 豊 かなイメージが 蓄 積 されていくよう 働 きかけながら 子 どもの 言 葉 への 感 覚 や 想 像 力 を 膨 らませていきます また 子 どもの 想 像 力 や 感 覚 の 豊 かさに 共 感 を 持 って 向 き 合 い 子 どもの 感 受 性 や 言 葉 による 表 現 を 受 け 止 めていきます こうした 保 育 士 等 の 関 わりが 更 に 子 どもの 想 像 力 や 表 現 力 を 培 っていきます 11 絵 本 や 物 語 などに 親 しみ 興 味 を 持 って 聞 き 想 像 する 楽 しさを 味 わう 絵 本 は 環 境 の 一 つとしてたいへん 重 要 です 子 どもは 保 育 士 等 に 絵 本 を 読 んでもらったり 自 ら 絵 本 を 手 にして 楽 しみます そして 簡 単 な 言 葉 を 繰 り 返 したり 模 倣 して 楽 しんだり 絵 本 の 中 の 登 場 人 物 や 物 に 感 情 移 入 し たり 話 の 展 開 を 楽 しんだりしながら イメージを 膨 らませていきます 子 どもの 興 味 や 発 達 過 程 に 応 じて どのような 絵 本 をどのように 置 いたり 扱 ったりしていくのかを 保 育 士 等 は 吟 味 します また 絵 本 だけでなくお 話 や 童 話 視 聴 覚 教 材 などを 見 たり 聞 いたりする 機 会 をつくりながら 子 ども のイメージの 世 界 を 広 げていきます そして 視 覚 に 頼 らず 自 分 の 心 の 中 に 自 由 にイメージを 膨 らませていくことができるよう 語 りや 読 み 聞 かせを 取 り 入 れていくことも 大 切 です さらに 心 の 中 に 描 いたイメージを 言 語 化 し たり 身 体 表 現 など 様 々な 表 現 に 結 び 付 けていく 機 会 をつくっていくことが 想 像 する 楽 しさを 膨 らませていきます 12 日 常 生 活 の 中 で 文 字 などで 伝 える 楽 しさを 味 わう 88

23 前 項 ウ 環 境 の(イ) 内 容 の11にあるように 子 どもは 日 常 生 活 の 中 で 様 々な 標 識 や 文 字 があることに 気 付 き 興 味 や 関 心 を 高 めていきます そ して 象 徴 機 能 として 存 在 する 標 識 や 文 字 が 何 を 意 味 するのかを 保 育 士 等 と の 関 わりの 中 で 知 り 認 識 を 深 めていきます 最 も 早 く 認 識 する 文 字 は 様 々な 物 に 記 されている 自 分 の 名 前 であり その 文 字 が 自 分 自 身 を 示 していることに 喜 びを 持 ち 保 育 士 等 に 呼 ばれる 名 前 と 文 字 で 表 されている 名 前 を 照 合 させていきます そして 友 達 や 身 の 回 りの 人 の 名 前 や 物 の 名 前 を 覚 え それらを 表 す 文 字 に 興 味 や 関 心 を 抱 いたり い ろいろなところに 文 字 や 記 号 を 見 つけ 確 認 していきます また 絵 本 や 自 分 の 連 絡 帳 室 内 外 の 様 々な 表 示 や 文 字 を 見 たりする 中 で 自 ら 真 似 て 書 い てみようとしたり 保 育 士 等 に 書 いてもらったりして 文 字 に 親 しんでいきま す お 店 屋 さんごっこや 郵 便 屋 さんごっこのように 文 字 や 記 号 のやり 取 りの ある 遊 びを 楽 しみながら 文 字 などに 親 しみ 保 育 士 等 や 友 達 と 文 字 で 伝 え 合 う 喜 びが 芽 生 えていくよう 見 守 ることが 大 切 です また 画 材 や 筆 記 具 な どの 用 具 や 室 内 の 環 境 設 定 にも 十 分 配 慮 していきます オ 表 現 感 じたことや 考 えたことを 自 分 なりに 表 現 することを 通 して 豊 かな 感 性 や 表 現 する 力 を 養 い 創 造 性 を 豊 かにする (ア)ねらい 1 いろいろな 物 の 美 しさなどに 対 する 豊 かな 感 性 を 持 つ 2 感 じたことや 考 えたことを 自 分 なりに 表 現 して 楽 しむ 3 生 活 の 中 でイメージを 豊 かにし 様 々な 表 現 を 楽 しむ 表 現 の 領 域 は 第 1 章 ( 総 則 )3. 保 育 の 原 理 (1) 保 育 の 目 標 の (カ) 様 々な 体 験 を 通 して 豊 かな 感 性 や 表 現 力 を 育 み 創 造 性 の 芽 生 えを 培 うこ と をより 具 体 化 したものです 89

24 子 どもは 毎 日 の 生 活 の 中 で 身 の 回 りの 環 境 と 関 わり 生 活 しています そ の 中 で 美 しいもの 不 思 議 なもの 驚 くようなものに 出 会 い いつも 心 を 動 かしています こうした 心 情 を 豊 かに 持 つことが 子 どもの 心 の 成 長 の 基 盤 となります 子 どもは 環 境 との 関 わりの 中 で 抱 いた 様 々な 気 持 ちや 気 付 きを 友 達 や 保 育 士 等 に 伝 えようとし それらを 自 分 なりに 表 現 しようという 意 欲 を 育 ん でいきます そして 環 境 との 関 わりの 中 で また 友 達 や 保 育 士 等 と 一 緒 に 生 活 する 中 で 様 々な 体 験 を 通 してイメージを 豊 かにし 表 現 することの 喜 びや 表 現 を 楽 しむ 態 度 を 培 っていくのです こうした ねらい を 達 成 するために 保 育 士 等 が 援 助 して 子 どもが 経 験 する 事 項 を 次 の 内 容 で 示 しています (イ) 内 容 1 水 砂 土 紙 粘 土 など 様 々な 素 材 に 触 れて 楽 しむ 子 どもは 水 の 冷 たさや 砂 のざらざら 感 泥 のぬめりなど 土 や 水 の 素 材 に 触 れ 全 身 でその 感 触 を 楽 しみます 乳 児 の 頃 からこうした 感 触 を 十 分 に 味 わい 諸 感 覚 を 働 かせていくことが 子 どもの 感 性 を 育 んでいきます また 子 どもは それぞれの 素 材 への 関 わり 方 や 組 み 合 わせにより その 性 質 を 様 々に 変 化 させる 意 外 性 や 不 思 議 さに 感 動 し その 喜 びや 驚 きを 全 身 で 表 します 十 分 に 素 材 に 触 れその 特 徴 や 性 質 を 知 ると いろいろと 工 夫 し てみようとしたり 必 要 な 遊 具 や 用 具 を 求 めたりします 例 えば 砂 遊 びの お 団 子 作 りでは 何 度 も 挑 戦 し 硬 さや 大 きさを 自 分 なりに 工 夫 したり 友 達 と 協 力 して 大 きな 砂 山 を 作 ろうとします 自 分 の 思 ったものを 作 り 上 げた 充 実 感 や 友 達 と 一 緒 に 一 つのものを 作 り 上 げた 感 動 を 共 有 する 体 験 は 子 ども が 成 長 する 上 でたいへん 重 要 です 保 育 士 等 は 子 どもが 様 々な 素 材 に 接 することができるようにするととも に 子 どもと 一 緒 に 様 々な 素 材 に 直 接 触 れたり 扱 ったりしながら 子 ども 90

25 の 感 性 に 寄 り 添 い 感 動 を 共 有 していくことが 求 められます 2 保 育 士 等 と 一 緒 に 歌 ったり 手 遊 びをしたり リズムに 合 わせて 体 を 動 かし たりして 遊 ぶ 幼 い 子 どもは 母 親 の 胎 内 で 聞 いていた 拍 に 安 心 感 と 親 しみを 持 って いるようです わらべ 唄 や 子 守 唄 の 拍 子 が 母 親 の 心 臓 の 音 と 重 なり 子 ども に 安 らぎを 与 えていること 刺 激 の 強 い 音 楽 や 機 械 音 に 不 安 感 を 持 つことな ど 保 育 士 等 は 子 どもの 環 境 としての 音 に 敏 感 でなければなりません 子 どもは 身 体 機 能 が 発 達 することにより 保 育 士 等 の 声 や 音 の 響 き 音 色 に 親 しむことから 保 育 士 等 の 歌 うわらべ 唄 などに 合 わせて 体 を 揺 らした り 一 緒 に 歌 おうとします また 手 遊 び 歌 などのしぐさを 真 似 たり 歌 に 合 わせてリズムをとったりするようになります さらに 保 育 士 等 が 歌 う 楽 しく 心 地 よい 歌 を 聞 き 自 分 も 同 じように 表 現 したいという 気 持 ちになり 一 緒 に 歌 ったり リズムに 合 わせて 体 を 動 かしたりすることを 楽 しんでいき ます 保 育 士 等 には 子 どもの 発 達 過 程 や 興 味 などに 合 わせた 季 節 感 のある 歌 や 手 遊 びを 提 供 していくことが 望 まれます 3 生 活 の 中 で 様 々な 音 色 形 手 触 り 動 き 味 香 りなどに 気 付 いたり 感 じたりして 楽 しむ 子 どもは 安 心 して 生 活 する 中 で 風 や 雨 の 音 花 の 色 や 形 毛 布 の 手 触 り おやつや 食 事 の 味 や 香 りなど 身 の 回 りにある 様 々な 色 や 形 音 色 や 感 触 味 や 香 りに 気 付 いたり その 心 地 よさを 感 じたりしていきます また 保 育 士 等 や 友 達 と 一 緒 にそれらの 感 覚 を 楽 しんだり 伝 え 合 ったりするよう になります 日 常 の 生 活 で 身 体 感 覚 を 伴 う 様 々な 体 験 を 積 み 重 ねる 中 で 子 どもはそ 91

26 の 性 質 や 不 思 議 さ おもしろさに 気 付 き 更 に 興 味 を 膨 らませます また 様 々な 感 覚 を 共 に 働 かせながら 情 緒 を 安 定 させたり 生 活 を 楽 しんだり 遊 びに 取 り 入 れたりしていきます 保 育 士 等 は 身 近 な 環 境 に 関 わって 直 接 見 たり 聴 いたり 触 れたり 嗅 いだり 味 わったりする 子 どもの 感 覚 に 心 を 傾 け 子 どもの 感 動 や 発 見 に 寄 り 添 いながら 子 どもの 感 性 が 豊 かに 育 つよう 働 きかけていきたいものです 4 生 活 の 中 で 様 々な 出 来 事 に 触 れ イメージを 豊 かにする 前 項 エの 言 葉 の(イ) 内 容 の10にあるように 子 どもは 自 分 が 体 験 した 内 容 を いきいきとしたイメージとして 心 の 中 に 蓄 積 していきます 実 体 験 と 結 びついたイメージを 数 多 く 心 の 中 に 蓄 積 していくことにより 子 ど もはその 感 性 や 表 現 力 を 培 っていきます 言 葉 で 表 現 することがまだできな い 乳 児 や 低 年 齢 の 子 どもであっても 生 活 の 中 での 経 験 や 環 境 との 関 わりに よる 心 の 動 きを 表 情 やしぐさや 泣 き 声 で 表 し その 心 に 様 々なイメージや 感 触 を 蓄 積 していきます 子 どもは 人 や 物 自 然 や 社 会 事 象 と 関 わり 様 々な 感 覚 や 感 情 を 味 わう 中 で それらへの 対 応 を 自 分 なりに 考 えようとします 例 えば 保 育 士 等 や 友 達 との 関 わりの 中 で 嬉 しさや 喜 びを 共 有 したり 悔 しさや 悲 しみをぶつけ 合 ったりします また 自 然 の 不 思 議 さに 感 動 したり 動 植 物 の 世 話 をしたり その 生 死 に 遭 遇 するなどして 感 性 を 豊 かにしていきます 喜 び 楽 しさ 悲 しみ 怒 り 恐 れ 驚 きなど 目 に 見 えない 心 の 動 きを イメージしたり 相 手 の 感 じ 方 を 推 測 しながら 具 体 的 なイメージを 描 いてい くことは 子 どもの 想 像 力 や 感 性 を 育 てます 保 育 士 等 は 一 人 一 人 の 子 どもの 心 に 寄 り 添 い ごっこ 遊 びや 表 現 遊 びな どを 通 してイメ ジを 共 有 したり それぞれのイメージを 生 活 や 遊 びの 中 で 生 かしていくことが 大 切 です 92

27 5 様 々な 出 来 事 の 中 で 感 動 したことを 伝 え 合 う 楽 しさを 味 わう 子 どもは 日 々の 生 活 や 遊 びの 中 で 何 か 新 しいことを 発 見 したり でき なかったものができるようになったりすると 喜 んで 保 育 士 等 や 友 達 に 伝 え ようとします それを 伝 え 表 現 することで 感 動 を 共 有 しようとし 自 分 の 思 いが 保 育 士 等 や 友 達 に 伝 わったことが 分 かると 更 にその 感 動 を 深 めてい きます 人 と 共 感 する 経 験 が 積 み 重 なることで 子 どもは 自 分 への 自 信 や 人 への 信 頼 感 を 得 ていくのです 保 育 士 等 は 子 どもが 見 たこと 聞 いたこと 感 じたこと 考 えたことな どを 言 葉 で 表 現 できるように 時 間 や 場 を 設 け 自 分 の 思 いを 素 直 に 表 現 でき る 雰 囲 気 をつくることが 大 切 です そして 子 ども 同 士 の 伝 え 合 いを 大 切 に しながら 相 手 の 気 持 ちに 思 いをはせたり 共 感 したり 認 め 合 ったりする 経 験 を 重 ねていくことが 重 要 です その 中 で 保 育 士 等 自 身 も 自 ら 感 動 した ことを 表 現 するなど 伝 え 合 う 楽 しさを 子 どもと 共 有 していきましょう 6 感 じたこと 考 えたことなどを 音 や 動 きなどで 表 現 したり 自 由 にかいたり つくったりする 子 どもは 楽 しいことがあると 歌 を 口 ずさんだり 手 をたたいたり 体 を ゆらしたりするなど 身 振 りや 動 作 声 や 表 情 など 身 体 全 体 で 表 現 しようとし ます そして 自 分 なりの 方 法 で 自 由 に 表 現 することを 楽 しみます こうし た 表 現 を 保 育 士 等 や 友 達 に 受 け 止 めてもらうことで 更 に 様 々な 方 法 で 表 現 しようとします 子 どもは 様 々な 方 法 を 混 在 させて 表 現 を 楽 しみますが 次 第 に 特 定 の 方 法 を 中 心 とした 表 現 が 可 能 になります それは 絵 画 や 製 作 であったり 音 楽 に よる 表 現 であったりします こうした 子 どもの 表 現 活 動 が 子 どもの 自 由 な 発 想 やイメージにより 楽 しく 繰 り 広 げられていくことが 重 要 です 保 育 士 等 は 子 ども 一 人 一 人 の 表 現 を 受 け 止 め そのおもしろさや 発 想 の 93

28 豊 かさに 共 感 し その 工 夫 を 十 分 に 認 め 子 どもが 表 現 することの 楽 しさを 味 わっていくことができるようにします また 子 どもの 興 味 や 関 心 が 湧 く ような 動 機 付 けや 環 境 設 定 も 重 要 です 7いろいろな 素 材 や 用 具 に 親 しみ 工 夫 して 遊 ぶ 子 どもは 身 の 回 りにある 様 々な 素 材 に 興 味 を 持 ち その 感 触 を 味 わい 並 べたり 積 んだり いろいろな 物 をたたいて 音 の 変 化 を 楽 しんだり 様 々に 扱 って 楽 しみます さらに 自 分 なりの 表 現 の 材 料 として 利 用 し 工 夫 を 加 えて 遊 ぶことを 楽 しんでいきます 小 枝 や 木 の 実 などの 自 然 物 をいろいろな ものに 見 立 てたり 空 き 箱 や 廃 品 を 組 み 合 わせて 作 ったり それらをごっこ 遊 びに 利 用 したりします また 目 的 を 持 っていろいろな 材 料 を 組 み 合 わせ たりするなど 素 材 の 特 性 を 生 かした 使 い 方 や 組 み 合 わせ 方 に 気 付 き 遊 び に 取 り 入 れようとします 保 育 士 等 には 子 どもが 様 々な 素 材 や 用 具 を 利 用 してかいたり つくった りすることを 工 夫 して 楽 しめるよう 環 境 を 整 えておくことが 求 められます 子 どもが 自 分 で 素 材 や 用 具 を 選 んで 使 えるようにしたり 季 節 感 のある 自 然 物 の 素 材 を 用 意 しておくことも 大 切 です 子 ども 達 は 様 々な 素 材 の 適 切 な 使 い 方 を 試 行 錯 誤 を 繰 り 返 しながら 学 んでいくので その 様 子 を 見 守 りなが ら 適 切 に 援 助 したり ヒントを 与 えたりすることも 必 要 です 8 音 楽 に 親 しみ 歌 を 歌 ったり 簡 単 なリズム 楽 器 を 使 ったりする 楽 しさを 味 わう 保 育 士 等 は 聴 覚 の 敏 感 な 幼 い 子 どもたちにどのような 音 や 音 楽 的 環 境 を 与 えたら 良 いのかを 子 どもの 状 態 や 発 達 過 程 に 応 じて 考 えていくことが 必 要 です 心 地 よい 音 色 や 情 緒 が 安 定 する 音 楽 に 触 れて 子 どもは 音 への 関 心 や 音 楽 への 親 しみを 持 つようになります そして 歌 を 歌 うこと 音 楽 に 合 94

29 わせて 体 を 動 かすこと 友 達 と 一 緒 に 踊 ることなどを 楽 しみ 音 の 多 彩 さ 不 思 議 さ 美 しさに 心 を 動 かしていきます また きれいな 音 のするものや 楽 器 に 出 会 うと 音 を 出 して 友 達 と 一 緒 に 音 色 を 味 わったり 簡 単 なリズ ム 楽 器 を 使 ったりするようになります その 中 で 音 楽 と 自 分 の 気 持 ちを 重 ね 合 わせたり 音 楽 を 通 して 自 分 の 気 持 ちを 込 めて 表 現 するなどの 経 験 をし ていきます 保 育 士 等 は 子 どもにとって 心 地 良 い 音 楽 楽 しめるような 音 楽 との 出 会 いを 大 切 にしていかなければなりません また 子 どもの 表 現 しようとする 気 持 ちを 大 切 にして 環 境 設 定 を 行 うとともに 生 活 経 験 や 意 欲 と 遊 離 した 特 定 の 技 能 の 習 得 に 偏 らないよう 配 慮 することが 必 要 です 9 かいたり つくったりすることを 楽 しみ それを 遊 びに 使 ったり 飾 った りする 1 2 歳 の 子 どもがクレヨンなどを 手 にして なぐり 描 きを 十 分 に 楽 しむ ことはとても 大 切 です なぐり 描 きの 線 がやがて 円 (まる)になり 子 ども はそれを 何 かに 見 立 てたり その 内 側 と 外 側 に 更 に 描 きこんだりしていきま す 年 齢 が 高 くなるにしたがい 子 どもは 自 分 のイメ ジを 表 現 するために かいたり つくったりします また かいたものやできたものを 友 達 に 見 せ て 話 をしたり 遊 びに 使 ったりして 楽 しみます このような 経 験 を 通 して 自 分 のイメ ジを 更 に 膨 らませ 積 極 的 に 表 現 していきます つくったもの が 遊 びの 中 で 友 達 との 共 通 のイメ ジを 持 つための 道 具 として 使 われたり することもあります 保 育 士 等 は 子 どもが 自 由 にかいたりつくったりできるように 様 々な 材 料 や 画 用 紙 や 描 画 道 具 などをいつでも 取 り 出 せる 場 所 においておく 必 要 があ ります 子 どもがかきたい 時 にかく つくりたい 時 につくれるような 環 境 が 必 要 であり 子 どもの 様 々な 表 現 に 共 感 し つくることの 楽 しさを 子 どもと 95

30 共 に 味 わうことが 大 切 です また 子 どもがかいたり つくったりしたもの を 丁 寧 に 扱 うとともに その 飾 り 方 や 提 示 の 仕 方 に 工 夫 を 加 えて 魅 力 的 な 室 内 環 境 にしていくことが 求 められます 10 自 分 のイメージを 動 きや 言 葉 などで 表 現 したり 演 じて 遊 んだりする 楽 し さを 味 わう 子 どもは 見 たことや 経 験 したことを 動 きや 言 葉 などで 表 現 したり 興 味 を 持 った 話 や 出 来 事 を 再 現 してみようとします 例 えば 電 車 に 乗 った 体 験 を もとに 電 車 ごっこを 始 めたり お 店 で 買 い 物 をした 体 験 をもとにお 店 屋 さん ごっこをしたり 大 人 の 姿 や 動 きをまねて 役 になりきって 楽 しみます 家 庭 での 生 活 をまねたままごとなどの 遊 びも 各 年 齢 で 繰 り 広 げられます これら の 遊 びを 楽 しむためには 子 どもの 観 察 力 やその 経 験 を 振 り 返 る 力 とともに 友 達 と 一 緒 に 共 通 のイメ ジを 持 つことが 必 要 です 年 齢 が 高 くなるにつれ ごっこ 遊 びの 中 には 劇 遊 びに 発 展 していくものも あります 劇 遊 びは 言 葉 や 音 楽 絵 画 や 製 作 などと 関 連 し 総 合 的 な 遊 びや 表 現 活 動 となり その 中 で 子 どもは 友 達 と 共 に 充 実 感 や 達 成 感 を 味 わってい きます 保 育 士 等 は 子 どものイメ ジがより 豊 かに 引 き 出 されるように 道 具 用 具 素 材 を 十 分 に 用 意 するとともに コーナーやスペースを 確 保 し 表 現 することが 楽 しめるよう 配 慮 しなければなりません また 子 どもの 表 現 や 演 技 を 子 どもの 内 面 の 表 れとして 理 解 しようとすることも 大 切 です 保 育 士 等 や 友 達 に 理 解 してもらうことで その 遊 びが 楽 しくなり 更 に 表 現 しよう という 意 欲 が 生 まれていきます 2 保 育 の 実 施 上 の 配 慮 事 項 保 育 士 等 は 一 人 一 人 の 子 どもの 発 達 過 程 やその 連 続 性 を 踏 まえ ねらいや 内 96

31 容 を 柔 軟 に 取 り 扱 うとともに 特 に 次 の 事 項 に 配 慮 して 保 育 しなければなら ない 前 項 の1 保 育 のねらい 及 び 内 容 は 0 歳 から6 歳 までの 子 どもを 対 象 として 示 されました 保 育 士 等 が 担 当 する 子 どもの 発 達 過 程 や 子 どもの 状 況 に 応 じて 保 育 のねらいや 内 容 を 柔 軟 に 取 り 扱 い 自 らの 手 で 計 画 を 作 成 して いくことが 保 育 の 創 意 工 夫 につながり 保 育 の 内 容 の 充 実 が 図 られていく と 考 えられます そのことを 踏 まえた 上 で 保 育 の 実 施 上 の 配 慮 事 項 では 子 どもの 発 達 過 程 に 沿 う 形 で4つに 分 けて 示 しました (1)は 全 年 齢 に 共 通 する 事 項 であり 保 育 の 基 本 ともいうべき 事 柄 が 示 されています (2)は 乳 児 保 育 に 関 わる 事 項 で 特 に 心 身 の 機 能 が 未 熟 な0 歳 児 の 保 育 に 関 する 配 慮 事 項 が 示 されています (3)は3 歳 未 満 児 の 保 育 に 関 わる 事 項 であり 主 に1 2 歳 児 の 保 育 に 関 わる 配 慮 事 項 が 示 されていま すが この 時 期 の 子 どもは 個 人 差 が 大 きく また 発 達 過 程 も 様 々であるため 乳 児 保 育 との 重 なりや 連 続 性 に 配 慮 する 必 要 があります (4)は3 歳 以 上 児 の 保 育 に 関 わる 事 項 で 子 どもが 友 達 との 関 わりを 深 め 協 同 的 な 遊 びや 活 動 を 通 して 成 長 していくことへの 配 慮 などについて 示 されています 保 育 士 等 は ここにある 配 慮 事 項 と 第 2 章 の 子 どもの 発 達 前 項 の 保 育 のねらい 及 び 内 容 を 照 らし 合 わせながら 子 どもの 発 達 や 発 達 の 連 続 性 を 踏 まえ 一 人 一 人 の 子 どもに 応 じて 保 育 していくことが 求 められます (1) 保 育 に 関 わる 全 般 的 な 配 慮 事 項 ア 子 どもの 心 身 の 発 達 及 び 活 動 の 実 態 などの 個 人 差 を 踏 まえるとともに 一 人 一 人 の 子 どもの 気 持 ちを 受 け 止 め 援 助 すること 子 どもが 安 定 し 充 実 感 を 持 って 生 活 するために 保 育 士 等 は 以 下 の3つ の 点 に 配 慮 する 必 要 があります 97

32 一 つ 目 は 乳 幼 児 期 の 子 どもの 発 達 は 心 身 共 に 個 人 差 が 大 きいことに 配 慮 することです 同 じ 月 齢 や 年 齢 の 子 どもの 平 均 的 標 準 的 な 姿 に 合 わせた 保 育 をするのではなく 一 人 一 人 の 発 達 過 程 を 踏 まえた 上 で 保 育 を 展 開 する 必 要 があります 二 つ 目 は 子 どもの 活 動 における 個 人 差 に 配 慮 することです 同 じ 活 動 を していても 何 に 興 味 を 持 っているか 何 を 求 めてその 活 動 をしているのか は 子 どもによって 異 なります そのため 一 人 一 人 の 活 動 の 実 態 を 踏 まえて その 子 どもの 興 味 や 関 心 にそった 環 境 を 構 成 していく 必 要 があります 三 つ 目 は 一 人 一 人 の 子 どものそのときどきの 気 持 ちに 配 慮 することです 保 育 士 等 が 様 々に 変 化 する 子 どもの 気 持 ちや 行 動 を 受 け 止 めて 適 切 な 援 助 をすることが 大 切 であり 常 に 子 どもの 気 持 ちによりそい 保 育 することが 求 められます イ 子 どもの 健 康 は 生 理 的 身 体 的 な 育 ちとともに 自 主 性 や 社 会 性 豊 か な 感 性 の 育 ちとがあいまってもたらされることに 留 意 すること 心 と 体 の 健 康 は 相 互 に 密 接 な 関 連 があります 大 人 との 信 頼 関 係 を 拠 り どころに 子 どもは 安 心 感 を 持 って 自 ら 積 極 的 に 環 境 に 関 わっていくように なりますが このことが 生 理 的 身 体 的 な 発 達 を 促 し 子 どもの 心 と 体 を 更 に 育 てていきます 保 育 士 等 は 子 どもの 心 と 体 の 関 係 を 十 分 に 理 解 した 上 で 子 どもの 存 在 をまるごと 受 け 止 め 丁 寧 に 関 わることが 大 切 です また 子 どもは 自 分 の 感 じたことや 思 いを 自 分 なりに 生 き 生 きと 表 現 し その 表 現 を 受 け 止 めてもらい 認 めてもらうことで 更 に 表 現 したい 気 持 ち を 高 めます 他 者 と 共 感 することにより 更 に 自 己 発 揮 していくことが 子 ど もの 心 と 体 の 健 康 につながっていくのです さらに 子 どもは 保 育 士 等 に 受 け 止 めてもらうだけではなく 友 達 にも 認 めてもらいたい 一 緒 に 活 動 したいと 思 うようになります 保 育 士 等 は 子 どもが 様 々なものを 感 じることができるような 環 境 また 十 分 に 体 を 動 か 98

33 して 表 現 することができるような 環 境 を 構 成 するとともに 子 ども 同 士 の 関 係 を 仲 立 ちし 関 わりが 促 されるよう 配 慮 することが 重 要 です ウ 子 どもが 自 ら 周 囲 に 働 きかけ 試 行 錯 誤 しつつ 自 分 の 力 で 行 う 活 動 を 見 守 りながら 適 切 に 援 助 すること 子 どもは 周 囲 の 環 境 に 対 して 自 ら 主 体 的 に 関 わって 生 活 しています 保 育 士 等 は 子 どもが 遊 びを 通 して 積 極 的 に 環 境 に 関 わる 中 で 多 様 な 経 験 が 重 ねられるよう 配 慮 しなければなりません また 子 どもにとって 魅 力 的 な 環 境 を 構 成 し 意 欲 的 に 取 り 組 みたくなる 活 動 を 子 どもと 共 に 計 画 していく ことが 大 切 です 子 どもの 環 境 への 関 わり 方 は 様 々です 常 に 積 極 的 に 行 動 できる 子 どもも いれば 関 心 を 示 さなかったり 保 育 士 等 や 友 達 がすることを 眺 めている 子 どももいます 保 育 士 等 は 子 どもの 気 持 ちを 尊 重 し 一 人 一 人 の 子 どもに 自 分 でやってみたい という 気 持 ちが 現 れるのを 待 つことが 大 切 ですが 子 どもの 興 味 や 関 心 に 沿 って 環 境 構 成 を 変 えたりするなどの 工 夫 をすること も 必 要 です また 活 動 に 取 り 組 む 中 で 子 どもは うまくできない 悔 しさを 感 じて 様 々 に 試 行 錯 誤 を 重 ねたり 自 分 でできたという 達 成 感 を 味 わったりします 保 育 士 等 は 子 どもの 気 持 ちを 受 け 止 めながら 自 分 で 行 うことの 充 実 感 が 味 わえるように 行 動 を 見 守 り 適 切 に 援 助 することが 必 要 です エ 子 どもの 入 所 時 の 保 育 に 当 たっては できるだけ 個 別 的 に 対 応 し 子 ども が 安 定 感 を 得 て 次 第 に 保 育 所 の 生 活 になじんでいくようにするとともに 既 に 入 所 している 子 どもに 不 安 や 動 揺 を 与 えないよう 配 慮 すること 入 所 時 に 子 どもは 心 の 拠 りどころとなる 保 護 者 からも 慣 れ 親 しんだ 家 庭 からも 離 れ 見 知 らぬ 保 育 士 等 や 友 達 と 慣 れない 場 所 で 生 活 することに 99

34 なります 入 所 時 の 保 育 に 当 たっては こうした 子 どもの 不 安 な 思 いを 理 解 して 特 定 の 保 育 士 等 が 関 わり その 気 持 ちや 欲 求 に 応 えるよう 努 めます また 保 護 者 との 連 絡 を 密 にし 子 どもの 生 活 リズムを 把 握 することも 大 切 です 子 どもは 保 育 士 等 との 関 係 を 基 盤 にして 徐 々に 保 育 室 の 環 境 に 馴 染 んでい きますが 保 育 士 等 は 子 どもが 自 分 の 居 場 所 をみいだし 好 きな 遊 具 で 遊 ぶなど 環 境 にじっくりと 関 わることができるよう 積 極 的 に 援 助 することが 大 切 です 既 に 入 所 している 子 どもにとっても 新 しい 友 達 との 出 会 いは 不 安 と 期 待 が 入 り 混 じり 自 分 と 保 育 士 等 と 新 しい 友 達 との 関 係 に 敏 感 になることもあ ります 保 育 士 等 は 既 に 入 所 している 子 どもと 入 所 してきた 子 どもの 双 方 と 関 わりながら 子 ども 同 士 が 安 定 した 関 係 を 築 けるよう 援 助 していくこと が 必 要 です オ 子 どもの 国 籍 や 文 化 の 違 いを 認 め 互 いに 尊 重 する 心 を 育 てるよう 配 慮 す ること 前 述 の1のイ 人 間 関 係 の(イ) 内 容 の14にもあるように 保 育 所 では 外 国 籍 の 子 どもや 様 々な 文 化 を 持 った 子 どもが 共 に 生 活 しています 保 育 士 等 はそれぞれの 持 つ 文 化 の 多 様 性 を 尊 重 し 多 文 化 共 生 の 保 育 を 進 めていく ことが 求 められます 例 えば 外 国 籍 の 保 護 者 に 自 国 の 文 化 に 関 する 話 をしてもらったり 遊 びや 料 理 を 紹 介 してもらったりするなど 子 どもが 異 なる 文 化 に 触 れる 機 会 を 通 して 文 化 の 多 様 性 に 気 付 き 興 味 や 関 心 を 高 めていくことができるよう 子 ども 同 士 の 関 わりを 見 守 りながら 適 切 に 援 助 していきます 外 国 籍 の 子 どもの 文 化 を 尊 重 することだけでなく 宗 教 や 生 活 習 慣 など どの 家 庭 にもあるそれぞれの 文 化 を 尊 重 し 十 分 に 認 識 することが 必 要 です 保 育 士 等 は 自 らの 感 性 や 価 値 観 を 振 り 返 りながら 子 どもや 家 庭 の 多 様 性 100

35 を 積 極 的 に 認 め 互 いに 尊 重 しあえる 雰 囲 気 をつくり 出 すことに 努 めましょ う カ 子 どもの 性 差 や 個 人 差 にも 留 意 しつつ 性 別 などによる 固 定 的 な 意 識 を 植 え 付 けることがないよう 配 慮 すること 保 育 所 において 固 定 的 なイメージに 基 づいて 子 どもの 性 別 などにより 対 応 を 変 えたり 固 定 的 な 意 識 を 植 え 付 けたりすることがないようにしなけれ ばなりません 子 どもの 性 差 や 個 人 差 を 踏 まえて 環 境 を 整 えるとともに 一 人 一 人 の 子 どもの 行 動 を 狭 めたり 子 どもが 差 別 感 を 味 わったりすることが ないよう 十 分 に 配 慮 します 子 どもが 将 来 性 差 や 個 人 差 などにより 人 を 差 別 したり 偏 見 を 持 つことがないよう 人 権 に 配 慮 した 保 育 を 心 がけ 保 育 士 等 自 らが 自 己 の 価 値 観 や 言 動 を 省 察 していくことが 必 要 です 男 女 共 同 参 画 社 会 の 推 進 とともに 子 どもも 職 員 も 保 護 者 も 一 人 一 人 の 可 能 性 を 伸 ばし 自 己 実 現 を 図 っていくことが 求 められます (2) 乳 児 保 育 に 関 わる 配 慮 事 項 ア 乳 児 は 疾 病 への 抵 抗 力 が 弱 く 心 身 の 機 能 の 未 熟 さに 伴 う 疾 病 の 発 生 が 多 いことから 一 人 一 人 の 発 育 及 び 発 達 状 態 や 健 康 状 態 についての 適 切 な 判 断 に 基 づく 保 健 的 な 対 応 を 行 うこと 抵 抗 力 が 弱 く 感 染 症 などの 病 気 にかかりやすい 乳 児 の 保 育 の 環 境 には 最 大 限 の 注 意 を 払 う 必 要 があります 特 に 生 後 57 日 からの 産 休 明 け 保 育 につ いては 生 命 の 保 持 と 情 緒 の 安 定 に 配 慮 した 細 やかな 保 育 が 必 要 となります 乳 児 の 生 活 や 遊 びの 場 が 清 潔 で 衛 生 面 に 十 分 留 意 した 環 境 になるように 日 々 整 えることが 求 められます また 衣 類 布 団 おむつ 等 身 の 回 りのも のについても 清 潔 であることはもちろん その 素 材 などにも 十 分 配 慮 し 101

36 心 地 よく 過 ごせるようにします さらに 保 育 士 等 は 手 洗 いやうがいを 励 行 し 服 装 や 身 支 度 などにも 配 慮 し 自 らの 健 康 と 清 潔 を 常 に 心 がけること が 必 要 です 乳 児 は 食 中 毒 に 対 しても 抵 抗 力 が 弱 く 重 篤 になりやすいことから 食 品 やミルクの 取 扱 いなどには 細 心 の 注 意 を 要 します SIDS( 乳 幼 児 突 然 死 症 候 群 )に 対 しても うつ 伏 せ 寝 を 避 け 睡 眠 時 にチ ェック 表 を 利 用 して 乳 児 の 様 子 を 把 握 するなど 十 分 な 配 慮 が 必 要 です 特 に 入 所 して 間 もない 頃 の 保 育 は 複 数 の 目 による 観 察 と 注 意 が 必 要 です 一 人 一 人 の 発 育 及 び 発 達 状 態 をよく 把 握 した 上 で 常 に 体 の 状 態 を 細 かく 観 察 し 疾 病 や 異 常 は 早 く 発 見 し 発 見 したら 速 やかに 適 切 な 対 応 をしま す 観 察 に 当 たっては 機 嫌 顔 色 皮 膚 の 状 態 体 温 泣 き 声 全 身 症 状 など 様 々な 視 点 から 複 数 の 職 員 の 目 で 行 うことも 大 切 です イ 一 人 一 人 の 子 どもの 生 育 歴 の 違 いに 留 意 しつつ 欲 求 を 適 切 に 満 たし 特 定 の 保 育 士 が 応 答 的 に 関 わるように 努 めること 生 育 歴 には その 子 どもの 誕 生 時 の 状 態 をはじめ 誕 生 時 から 今 日 までの 生 活 のすべてが 含 まれます 乳 児 の 状 態 は 実 際 にそれまでどのような 生 活 を 送 ってきたかに 加 えて 保 護 者 の 心 身 の 状 態 や 家 庭 の 状 況 など 生 活 環 境 のすべてが 影 響 します このような 生 育 歴 の 違 いが 欲 求 や 行 動 などの 違 いとなって 現 れます 保 育 士 等 は こうした 違 いを 踏 まえ 一 人 一 人 の 乳 児 の 現 在 のありのまま の 状 態 を 理 解 することが 大 切 です そして 乳 児 がその 声 やしぐさや 動 きな どを 介 して 発 する 欲 求 を 察 知 し タイミングよく 応 えていきます 特 に 乳 児 の 泣 き 声 に 対 しては 優 しく 応 え その 心 の 声 を 保 育 士 等 が 言 葉 で 表 しなが ら 関 わります こうした 特 定 の 保 育 士 等 による 丁 寧 な 関 わりを 通 して 気 持 ちの 交 流 が 芽 生 えていきます 乳 児 が 成 長 する 上 で 最 も 重 要 なことは 人 との 継 続 的 かつ 応 答 的 な 関 わ 102

37 りです 特 定 の 保 育 士 等 が 愛 情 豊 かに 優 しく 語 りかけながら 世 話 をするこ とにより 乳 児 は 顔 を 見 たり 表 情 を 変 えたり 声 に 反 応 したり 手 足 を 動 かしたり 子 どもなりに 自 分 の 気 持 ちを 表 現 していきます 保 育 士 等 が あやしたり 抱 いたり 優 しく 揺 すったりして 乳 児 が 人 に 触 れられて 心 地 よいと 感 じる 関 わりを 持 つことも 大 切 です 子 どもは 安 心 できる 人 との 相 互 的 な 関 わりの 中 で 心 身 の 健 康 が 培 われ 情 緒 が 安 定 し 言 葉 の 発 達 が 促 されていきます 信 頼 感 など 子 どもが 人 として 生 きていく 土 台 が 乳 児 保 育 に おいてつくられることの 重 要 性 を 十 分 に 認 識 しながら 保 育 していくことが 求 められます ウ 乳 児 保 育 に 関 わる 職 員 間 の 連 携 や 嘱 託 医 との 連 携 を 図 り 第 5 章 ( 健 康 及 び 安 全 )に 示 された 事 項 を 踏 まえ 適 切 に 対 応 すること 栄 養 士 及 び 看 護 師 等 が 配 置 されている 場 合 は その 専 門 性 を 生 かした 対 応 を 図 ること 第 5 章 に 示 されているように 健 康 及 び 安 全 に 関 する 事 項 は 保 育 をする 上 での 基 本 です 特 に 乳 児 は 大 人 が 手 厚 く 守 り 育 てていかなければ 生 命 の 保 持 や 情 緒 の 安 定 ができないことから 健 康 と 安 全 についての 事 項 はた いへん 重 要 です 乳 児 保 育 では 嘱 託 医 との 連 携 を 図 るとともに 保 育 士 等 看 護 師 栄 養 士 等 がそれぞれの 専 門 性 を 生 かしながら 職 員 間 の 連 携 を 図 り 保 育 所 全 体 で 乳 児 の 健 康 と 安 全 を 守 っていくことが 大 切 です 乳 児 の 健 康 な 生 活 の 基 本 と なる 授 乳 や 離 乳 食 睡 眠 やおむつ 替 えなどにつ いては 職 員 間 で 共 通 理 解 を 図 り 一 人 一 人 の 状 態 に 応 じて 丁 寧 に 行 っていくことが 必 要 です 授 乳 については 清 潔 に 留 意 して 行 い しっかりと 抱 いて 顔 を 見 ながら 飲 ませ 飲 み 終 わった 後 の 排 気 や 姿 勢 に 留 意 します 離 乳 は 健 康 状 態 などを みながら 一 人 一 人 の 咀 嚼 や 嚥 下 の 状 態 に 合 わせて 進 めていきます また 子 どもの 機 嫌 がよく 眠 くならない 状 況 の 中 で 食 事 ができるようにします 厚 生 労 働 省 において 策 定 した 授 乳 離 乳 の 支 援 ガイド ( 平 成 19 年 3 月 ) 103

38 を 参 考 にしましょう 睡 眠 は 乳 児 が 安 心 して 眠 れるように 場 所 気 温 湿 度 明 るさ 風 通 し 衣 類 布 団 などの 状 態 に 留 意 します 寝 かせ 方 への 配 慮 も 重 要 であり 月 齢 が 低 い 場 合 は 仰 向 けに 寝 かせるようにします 眠 い 時 に 眠 り 自 ら 目 覚 めるようにしながら 徐 々に 睡 眠 と 覚 醒 のリズムを 整 え 昼 間 起 きている 時 間 を 長 くします おむつは 汚 れたら 手 際 よく 替 えますが その 際 優 しく 言 葉 をかけ お むつを 替 えてもらうことの 心 地 よさや 清 潔 感 を 伝 えるようにします また 乳 児 が 動 きやすいように 配 慮 します 健 康 の 増 進 が 図 られるように 体 を 動 かす 遊 びを 積 極 的 に 取 り 入 れ 気 温 や 天 候 などの 状 況 や 乳 児 の 体 調 に 留 意 しながら 外 気 浴 することも 必 要 です また 乳 児 の 生 活 及 び 遊 びの 中 で 窒 息 誤 飲 転 倒 転 落 脱 臼 等 予 想 される 危 険 や 事 故 に 対 し 様 々な 配 慮 や 確 認 が 必 要 です さらに 十 分 に 水 分 を 補 給 し 脱 水 状 態 を 回 避 しなければなりません エ 保 護 者 との 信 頼 関 係 を 築 きながら 保 育 を 進 めるとともに 保 護 者 からの 相 談 に 応 じ 保 護 者 への 支 援 に 努 めていくこと 乳 児 保 育 においては 特 に 保 護 者 との 密 接 な 連 携 が 重 要 です 成 長 発 達 が 著 しい 乳 児 の 様 子 や 日 々の 保 育 について 温 かい 視 点 で 詳 しく 伝 えるとと もに 家 庭 での 様 子 を 丁 寧 に 聞 き 取 っていきます 保 護 者 の 就 労 や 子 育 てを 支 え 保 護 者 の 気 持 ちに 配 慮 して 対 応 し 送 迎 時 には 気 持 ちよい 挨 拶 や 励 ま しの 言 葉 をかけましょう 子 育 てを 始 めたばかりであったり 育 児 に 不 安 を 抱 いたり 悩 みを 抱 えた りなど 一 人 一 人 の 保 護 者 の 置 かれている 状 況 は 様 々です 第 6 章 ( 保 護 者 に 対 する 支 援 )にある 事 項 を 踏 まえ 保 護 者 と 信 頼 関 係 を 築 きながら 乳 児 の 成 長 の 喜 びを 共 に 味 わっていくことができるようにしていきます 104

39 オ 担 当 の 保 育 士 が 替 わる 場 合 には 子 どものそれまでの 経 験 や 発 達 過 程 に 留 意 し 職 員 間 で 協 力 して 対 応 すること 年 度 替 わりあるいは 年 度 途 中 で 担 当 の 保 育 士 が 替 わる 場 合 特 に 乳 児 保 育 では 特 定 の 保 育 士 等 との 密 接 な 関 わりが 重 要 であることから 乳 児 が 安 定 して 過 ごせるための 配 慮 が 大 切 になります 生 育 歴 や 発 達 過 程 等 における 個 人 差 だけでなく それまでの 生 活 や 遊 びの 中 での 乳 児 の 様 子 についても 丁 寧 に 引 き 継 いでいくようにします 一 人 一 人 の 乳 児 への 働 きかけや 対 応 が 急 激 に 変 わることのないよう 職 員 間 で 協 力 し 乳 児 の 気 持 ちに 沿 った 対 応 をし ていきます 周 囲 の 職 員 は 子 どもと 新 しい 担 当 保 育 士 との 信 頼 関 係 が 築 けるよう 配 慮 す るとともに 子 どもがそれまでの 経 験 の 中 で 培 ってきた 人 と 関 わる 力 を 信 じ ることも 大 切 です 担 当 保 育 士 等 を 安 全 基 地 として 様 々な 人 と 関 わり 多 くの 人 の 温 かい 眼 差 しの 中 で 乳 児 が 成 長 していくことを 職 員 全 員 で 見 守 って いきたいものです (3)3 歳 未 満 児 の 保 育 に 関 わる 配 慮 事 項 ア 特 に 感 染 症 にかかりやすい 時 期 であるので 体 の 状 態 機 嫌 食 欲 などの 日 常 の 状 態 の 観 察 を 十 分 に 行 うとともに 適 切 な 判 断 に 基 づく 保 健 的 な 対 応 を 心 がけること この 時 期 の 子 どもの 保 育 では 不 機 嫌 な 状 態 や 食 欲 不 振 急 な 発 熱 や 嘔 吐 など わずかな 様 子 の 異 常 や 変 化 にも 注 意 を 払 い 感 染 症 の 早 期 発 見 に 努 め ることが 特 に 必 要 です 普 段 と 比 べて 過 度 に 水 分 を 欲 しがったり だるそ うに 生 あくびをしたりする 時 も 要 注 意 です 症 状 により 必 要 があれば 他 の 子 どもから 離 し 嘱 託 医 や 看 護 師 等 の 指 導 の 下 で 保 護 者 と 連 携 をとりなが ら 対 応 策 を 考 えます 105

40 保 育 士 等 は 普 段 から 室 内 の 気 温 や 湿 度 及 び 換 気 に 注 意 を 払 い 手 洗 い やうがい 消 毒 等 衛 生 面 にも 十 分 に 注 意 をしておくことが 重 要 です また 感 染 症 に 関 する 知 識 を 習 得 し 流 行 状 態 を 把 握 しておくことも 大 切 です イ 食 事 排 泄 睡 眠 衣 類 の 着 脱 身 の 回 りを 清 潔 にすることなど 生 活 に 必 要 な 基 本 的 な 習 慣 については 一 人 一 人 の 状 態 に 応 じ 落 ち 着 いた 雰 囲 気 の 中 で 行 うようにし 子 どもが 自 分 でしようとする 気 持 ちを 尊 重 すること 基 本 的 な 習 慣 については 安 心 できる 保 育 士 等 との 関 係 の 下 で 一 人 一 人 の 発 達 過 程 に 合 わせ 無 理 なく 行 うことが 大 切 です 食 事 は 楽 しい 雰 囲 気 の 中 で スプーンや 箸 などを 使 い 自 分 で 食 事 をしようとする 気 持 ちを 大 切 にし 嫌 いなものでも 少 しずつ 食 べられるように 言 葉 をかけていきます 排 泄 は トイレの 環 境 に 配 慮 し 子 どもがゆったりとした 気 持 ちで 自 分 か ら 便 器 に 座 ったり 排 泄 したりできるよう 丁 寧 に 見 守 ります 優 しく 声 をかけ るとともに 一 人 一 人 の 排 泄 の 間 隔 や 発 達 過 程 等 に 応 じて 対 応 していきます 睡 眠 については 一 人 一 人 が 安 心 して 休 息 をとることができるよう 子 ど もの 生 活 リズムを 踏 まえ その 日 の 状 態 に 応 じて 環 境 を 整 えます 休 息 をと るための 空 間 や 雰 囲 気 などの 環 境 を 確 保 し 職 員 間 で 協 力 しながら 対 応 しま す 衣 類 の 着 脱 に 当 たっては 丁 寧 にやり 方 を 伝 えながら 自 分 でしようとする 気 持 ちを 励 まし 徐 々に 手 伝 いの 手 を 放 していきます 子 どもが 自 分 で 着 や すい 服 や 心 地 よい 素 材 などにも 配 慮 し 保 護 者 に 伝 えていきます 清 潔 の 習 慣 を 子 ども 自 身 が 身 に 付 けていくことも 大 切 であり 保 育 士 等 が 一 緒 に 関 わりながら 食 事 の 前 後 や 排 泄 の 後 の 手 洗 いなどをしていきます いずれの 習 慣 も 家 庭 との 継 続 的 な 連 携 を 図 っていくことが 大 切 です ウ 探 索 活 動 が 十 分 できるように 事 故 防 止 に 努 めながら 活 動 しやすい 環 境 を 整 え 全 身 を 使 う 遊 びなど 様 々な 遊 びを 取 り 入 れること 106

41 歩 行 の 獲 得 に 伴 い 子 どもの 行 動 範 囲 が 広 がり 探 索 活 動 が 活 発 になります また 予 測 できない 行 動 も 多 くなります そのため 保 育 士 等 は 安 全 な 環 境 や 活 動 の 状 態 子 ども 相 互 の 関 わりなどに 十 分 注 意 を 払 い 事 故 防 止 に 努 め ることが 必 要 です 子 どもの 手 が 届 く 範 囲 の 物 はその 安 全 性 などを 点 検 し 危 険 な 物 は 取 り 除 き 安 全 な 環 境 を 確 保 するとともに 歩 行 や 遊 びの 障 害 にならないようにし ていきます また 十 分 に 全 身 を 動 かして 活 動 できるよう 子 どもの 動 きや すい 服 装 を 保 護 者 に 準 備 してもらうことも 必 要 です エ 子 どもの 自 我 の 育 ちを 見 守 り その 気 持 ちを 受 け 止 めるとともに 保 育 士 等 が 仲 立 ちとなって 友 達 の 気 持 ちや 友 達 との 関 わり 方 を 丁 寧 に 伝 えていく こと 2 歳 頃 になると 自 分 で と 言 ったり いや と 拒 否 したりするなど 自 己 主 張 が 強 くなりますが これは 自 我 が 順 調 に 育 っている 証 拠 であり 保 育 士 等 はそのような 子 どもの 気 持 ちをしっかりと 受 け 止 めます 自 我 の 育 ちとともに 保 育 士 等 の 手 を 借 りずに 何 でも 自 分 で 意 欲 的 にやってみようと しますが 現 実 には 思 いどおりにいかず 多 くの 場 合 保 育 士 等 の 援 助 が 必 要 となります 子 どもの 意 欲 や 自 分 でやりたい 気 持 ちを 尊 重 しながら さり げなく 手 を 貸 していくことが 大 切 です また 子 ども 同 士 の 関 わりが 多 くなりますが まだ 言 葉 が 十 分 ではなく 自 分 の 欲 求 が 伝 わらないと 手 が 出 てしまったり 泣 いて 訴 えたりする 姿 が 見 られます 友 達 とのトラブルやけんかの 場 面 では 保 育 士 等 が 互 いの 気 持 ち を 受 容 し その 気 持 ちを 分 かりやすく 伝 えながら 関 わり 方 を 教 えたり 仲 立 ちをしたりしていくことが 必 要 です 保 育 士 等 は 子 どもの 遊 びや 行 動 心 の 動 きに 十 分 配 慮 し トラブルを 未 然 に 防 いだり 状 況 が 悪 化 しないよう 見 通 しを 持 って 対 応 するようにします 107

42 オ 情 緒 の 安 定 を 図 りながら 子 どもの 自 発 的 な 活 動 を 促 していくこと 自 我 が 育 ってくると 自 分 の 思 いどおりにいかないことや 周 囲 の 人 に 自 分 の 気 持 ちが 伝 わらなかったりすることに 対 し 反 抗 的 な 態 度 を 示 します 保 育 所 が 子 どもにとって 安 心 して 自 分 の 気 持 ちを 表 せる 場 であることはたい へん 重 要 です 保 育 士 等 は 子 どもの 気 持 ちを 十 分 に 受 け 止 め 触 れ 合 いや 語 りかけを 多 くし 情 緒 の 安 定 を 図 るようにします そして 子 どもが 適 切 な 方 法 で 自 己 主 張 できるように その 主 体 性 を 傷 付 けることなく 言 葉 を 補 い ながら 伝 えていきます 子 どもは 気 持 ちが 安 定 すると 好 奇 心 が 広 がり 新 たに 気 付 いたことや 自 分 で 成 し 遂 げたことを 伝 えようと 保 育 士 等 に 働 きかけます このような 子 どもの 姿 を 十 分 に 認 め 共 感 を 示 していくことが 子 どもの 自 発 的 な 活 動 を 支 えます 子 どもが 安 心 感 安 定 感 を 得 て 身 近 な 環 境 に 自 ら 働 きかけ 好 きな 遊 びに 熱 中 したり やりたいことを 繰 り 返 し 行 うことは 主 体 的 に 生 き ていく 基 盤 となります カ 担 当 の 保 育 士 が 替 わる 場 合 には 子 どものそれまでの 経 験 や 発 達 過 程 に 留 意 し 職 員 間 で 協 力 して 対 応 すること 進 級 などで 担 当 の 保 育 士 等 が 替 わる 場 合 には 子 どもが 不 安 にならないよ う 職 員 間 で 一 人 一 人 のそれまでの 経 験 や 発 達 の 状 態 などに 関 する 情 報 を 共 有 し 関 わり 方 が 大 きく 変 わらないように 注 意 します 発 達 過 程 における 個 人 差 が 大 きな 時 期 であり 特 に 配 慮 を 必 要 とする 関 わりについては 十 分 に 話 し 合 うことが 必 要 です また 担 当 が 替 わることを 保 護 者 にも 伝 え お 互 いの 情 報 を 交 換 することで 保 護 者 に 安 心 してもらえるよう 配 慮 します 子 どもが それまでの 保 育 を 通 して 育 ってきた 自 我 や 人 への 信 頼 感 などを 基 盤 に 人 と 関 わる 力 を 発 揮 しながら 新 しい 担 当 保 育 士 等 との 関 係 を 築 くこ 108

43 とができるよう 職 員 全 体 で 配 慮 することが 大 切 です (4)3 歳 以 上 児 の 保 育 に 関 わる 配 慮 事 項 ア 生 活 に 必 要 な 基 本 的 な 習 慣 や 態 度 を 身 に 付 けることの 大 切 さを 理 解 し 適 切 な 行 動 を 選 択 できるよう 配 慮 すること 保 育 所 において 子 どもは 生 活 に 必 要 な 基 本 的 な 習 慣 や 態 度 を 身 に 付 け 自 分 でできるという 達 成 感 と 満 足 感 を 味 わいながら 自 分 の 生 活 をつくり 出 していきます 子 どもは 友 達 がすることや 大 人 の 姿 を 確 認 しつつ 生 活 に 必 要 な 習 慣 や 態 度 を 身 に 付 けていきます 特 に 保 育 士 等 の 存 在 は 子 どもにと って 重 要 なモデルとなることを 自 覚 して 自 らの 生 活 を 常 に 省 みる 必 要 があ るでしょう 子 どもは 生 活 に 必 要 な 基 本 的 な 習 慣 や 態 度 を 身 に 付 けることで 心 身 の 健 康 を 保 持 し 快 適 に 過 ごせるようになります そしてその 中 で 自 分 に 自 信 を 持 ち 自 分 を 好 ましい 存 在 として 受 け 入 れていくことができるようにな ります こうした 心 身 の 健 全 と 自 己 肯 定 感 は 子 どもが 自 ら 安 心 して 環 境 に 働 きかけ 自 分 を 発 揮 していくための 土 台 となります 子 どもが 生 活 の 様 々な 場 面 で 自 分 なりに 考 え 理 解 し 判 断 しながら 適 切 な 行 動 を 選 択 できるように 援 助 していくことが 大 切 です イ 子 どもの 情 緒 が 安 定 し 自 己 を 十 分 に 発 揮 して 活 動 することを 通 して や り 遂 げる 喜 びや 自 信 を 持 つことができるように 配 慮 すること 子 どもは 保 育 士 等 や 仲 の 良 い 数 人 の 友 達 との 安 定 した 関 係 を 基 盤 に 活 動 の 範 囲 を 広 げ やがて 数 人 のグループや 仲 間 と 共 に 活 動 に 取 り 組 むように なります また 徐 々に 意 図 や 目 標 を 持 ち 自 分 なりの 見 通 しを 持 って 活 動 するとともに 友 達 と 一 緒 に 楽 しんだり 遊 びを 持 続 させたりするために 109

44 工 夫 するようになります 子 どもが 十 分 に 自 己 を 発 揮 して 遊 びを 楽 しんだり 自 分 の 力 でやり 遂 げ る 経 験 を 重 ねていくことができるように 保 育 士 等 は 子 ども 同 士 の 関 わりを 見 守 り 子 どもの 考 えや 気 付 きを 十 分 に 認 めていきます そして 子 どもが 主 体 的 な 活 動 を 通 して 満 足 感 や 充 実 感 とともに 自 分 への 自 信 を 高 め 自 己 肯 定 感 を 育 んでいくことができるよう 援 助 していきます 自 分 の 存 在 を 大 事 にすることは 友 達 や 周 囲 の 人 たちを 大 切 にしようとする 気 持 ちにつながっ ていきます ウ 様 々な 遊 びの 中 で 全 身 を 動 かして 意 欲 的 に 活 動 することにより 体 の 諸 機 能 の 発 達 が 促 されることに 留 意 し 子 どもの 興 味 や 関 心 が 戸 外 にも 向 くよ うにすること 近 年 多 くの 子 どもにおいて 戸 外 で 体 を 動 かす 経 験 が 減 少 しています 保 育 所 では 子 どもが 十 分 に 体 を 動 かし 戸 外 で 伸 び 伸 びと 遊 ぶことができる ように 保 育 の 計 画 を 立 て 園 庭 などの 環 境 整 備 に 配 慮 することが 重 要 です 戸 外 でもままごとなどのごっこ 遊 びを 楽 しんだり 季 節 の 草 花 や 昆 虫 など 身 近 な 自 然 と 関 われるようにしたり 子 どもの 興 味 と 関 心 に 即 して 園 庭 の 環 境 を 構 成 していきます また 様 々な 運 動 用 具 や 遊 具 を 用 意 して 子 どもが 体 を 動 かして 十 分 遊 べるようにします 思 い 切 り 体 を 動 かし 息 を 切 らし 汗 をかいて 遊 んだり 活 動 したりする 経 験 は 子 どもの 身 体 機 能 を 高 めるだけ でなく 子 どもの 達 成 感 や 充 実 感 につながります 3 歳 以 上 の 子 どもが 園 庭 で 活 発 に 遊 ぶ 場 合 には 低 年 齢 の 子 どもが 遊 ぶ 場 所 と 区 分 したり 時 間 をずらすなど 行 動 の 実 態 を 考 慮 して 安 全 上 の 配 慮 をすることが 必 要 です また 子 どもが 動 植 物 をはじめとする 様 々な 自 然 に 触 れ 季 節 感 を 味 わう ことができるよう 公 園 や 野 原 など 保 育 所 外 へ 出 かけて 活 動 する 機 会 を 持 つことも 大 切 です そのような 場 合 には 保 育 士 等 は 常 に 子 どもの 安 全 及 び 110

45 衛 生 に 配 慮 することが 欠 かせません エ けんかなど 葛 藤 を 経 験 しながら 次 第 に 相 手 の 気 持 ちを 理 解 し 相 互 に 必 要 な 存 在 であることを 実 感 できるよう 配 慮 すること 子 どもは グループや 集 団 で 遊 ぶようになると けんかなど 葛 藤 を 経 験 す るようになります そして 互 いの 主 張 をどのように 調 整 したらよいのかを 考 えるようになりますが 相 手 の 立 場 に 立 って 相 手 の 気 持 ちを 理 解 し 自 分 の 気 持 ちをコントロールしていくことはたやすいことではありません 保 育 士 等 は 子 ども 同 士 のやり 取 りやぶつかり 合 いを 見 守 りながら 必 要 に 応 じ て 相 手 の 気 持 ちを 知 らせ 子 どもの 心 の 安 定 に 配 慮 して 援 助 することが 大 切 です しかし 子 どもは 葛 藤 を 乗 り 越 えていく 力 を 持 っています 友 達 の 気 持 ちを 察 しながら 交 渉 したり 合 意 したり 様 々なやり 取 りを 通 して 問 題 を 解 決 しようとします さらに 役 割 分 担 をしながら 一 緒 に 遊 びを 展 開 してい く 中 で 互 いの 存 在 が 必 要 であることを 感 じていきます 保 育 士 等 はそれぞれの 子 どもの 良 いところや 得 意 なことを 積 極 的 に 認 め 他 の 子 どもに 伝 えていくことが 大 切 です 一 人 一 人 がかけがえのない 存 在 で あるという 保 育 士 等 の 子 どもへの 思 いは 生 活 の 様 々な 場 面 で 子 どもたちに 伝 わっていきます オ 生 活 や 遊 びを 通 して 決 まりがあることの 大 切 さに 気 付 き 自 ら 判 断 して 行 動 できるよう 配 慮 すること 前 述 の1のイ 人 間 関 係 の(ア)ねらいや(イ) 内 容 の11などで 示 され たように 保 育 所 には 生 活 や 遊 びに 関 する 様 々な 決 まりごとがあります 子 どもは ルールのある 遊 びを 楽 しんだり 約 束 を 守 って 遊 ぶうちに それ らを 守 って 遊 ぶことで 遊 びが 継 続 したり 友 達 と 一 緒 により 楽 しめること 111

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

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