第１章　計画の考え方

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1 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 計 画 期 間 : 27 年 度 ~ 29 年 度 ) 27 年 3 月 幸 田 町

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3 高 齢 者 の 方 々が 生 きがいを 持 って 安 心 して 暮 らせるまちづくりを 目 指 して ~ 幸 田 すこやか 長 寿 プラン21の 見 直 しにあたって~ 第 6 期 となる 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 は 第 5 期 計 画 で 定 めた 地 域 包 括 ケアシステムを 新 たな 制 度 の 下 に 37 年 までの 中 長 期 的 な 視 点 に 立 ちながら 高 齢 者 福 祉 施 策 及 び 介 護 保 険 事 業 の 基 本 的 考 え 方 やめざすべき 取 り 組 み 等 の 見 直 しを 行 うものです 本 町 では 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 の 策 定 時 から 尊 厳 生 きがい 自 立 した 生 活 社 会 をキーワードに 高 齢 者 が 生 きが いを 持 ち 尊 厳 を 保 ちながら 自 立 した 生 活 が 送 れる 地 域 社 会 の 創 造 いつまでも 自 分 らしく 生 きるために を 基 本 理 念 に 掲 げ 施 策 を 推 進 してまいりました 12 年 4 月 にスタートした 介 護 保 険 制 度 は 今 回 大 きな 転 換 期 を 迎 え ます 第 6 期 計 画 では 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 となる 37 年 を 目 途 に 要 介 護 状 態 となっても 住 み 慣 れた 地 域 で 自 分 らしい 暮 らしを 人 生 の 最 後 まで 続 けることができるよう 医 療 介 護 介 護 予 防 住 まい 日 常 生 活 支 援 などが 包 括 的 に 提 供 される 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 を 目 指 します 本 町 においても 第 6 期 計 画 期 間 中 には 高 齢 化 率 が 20%を 超 え 5 人 に1 人 が 高 齢 者 になることが 見 込 まれます 今 回 の 計 画 には 高 齢 者 の 社 会 参 加 元 気 なうちから 切 れ 目 のない 介 護 予 防 の 推 進 在 宅 の 介 護 サービスの 充 実 を 計 画 に 盛 り 込 みました 計 画 を 通 して 地 域 で 高 齢 者 を 支 える 社 会 の 実 現 生 き がいをもって 安 心 して 暮 らせるまちづくり を 実 現 して 行 きたいと 思 ってい ます 27 年 3 月 には 町 内 3つ 目 となる 特 別 養 護 老 人 ホームが 開 所 し 入 所 待 機 者 の 一 定 の 解 消 が 期 待 されるところです 今 後 は 介 護 予 防 医 療 と 介 護 の 連 携 の 推 進 認 知 症 施 策 の 推 進 生 活 支 援 サービスの 充 実 を 図 り 更 に 一 歩 先 の 幸 せな 町 幸 田 町 の 実 現 に 向 け 全 力 で 取 り 組 んでまいります 最 後 に 計 画 の 策 定 にあたり 貴 重 なご 意 見 ご 提 案 をいただきご 審 議 くださ いました 高 齢 者 福 祉 計 画 等 推 進 委 員 及 び 関 係 各 位 並 びに 介 護 ニーズ 把 握 調 査 やパブリックコメントにご 協 力 いただきました 住 民 の 皆 様 に 厚 くお 礼 申 し 上 げます 27 年 3 月 幸 田 町 長 大 須 賀 一 誠

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5 目 次 第 1 章 計 画 の 考 え 方 1 計 画 の 背 景 と 目 的 1 2 計 画 の 法 的 位 置 づけ 2 3 計 画 の 期 間 2 4 他 計 画 との 関 係 3 5 計 画 の 策 定 について 3 第 2 章 高 齢 者 の 現 状 と 将 来 推 計 1 高 齢 者 の 現 状 4 2 高 齢 者 の 将 来 推 計 7 3 アンケート 調 査 の 結 果 と 今 後 の 方 向 性 9 4 日 常 生 活 圏 域 の 現 状 20 第 3 章 前 期 計 画 の 評 価 及 び 課 題 1 施 策 別 の 評 価 と 課 題 21 第 4 章 基 本 理 念 と 施 策 の 体 系 1 基 本 理 念 28 2 基 本 目 標 28 3 地 域 包 括 ケアの 考 え 方 30 4 施 策 の 体 系 35 第 5 章 基 本 目 標 を 達 成 するための 分 野 別 施 策 1 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 生 き 生 きと 活 躍 できる 社 会 の 実 現 38 2 高 齢 者 が 健 康 に 留 意 し 介 護 予 防 に 取 り 組 む 社 会 の 実 現 40 3 高 齢 者 の 身 近 な 地 域 における 生 活 支 援 の 推 進 44 4 高 齢 者 が 尊 厳 を 持 って 豊 かに 暮 らせるよう 地 域 で 支 えあえる 社 会 の 実 現 47 5 認 知 症 の 早 期 発 見 早 期 対 応 と 認 知 症 高 齢 者 への 支 援 の 充 実 50 6 高 齢 者 が 安 心 できる 医 療 と 介 護 の 連 携 52 7 高 齢 者 が 明 るく 安 心 して 暮 らせる 社 会 の 実 現 54

6 第 6 章 介 護 保 険 料 の 設 定 1 サービス 見 込 み 量 の 推 計 の 手 順 62 2 介 護 給 付 費 等 の 見 込 み 63 3 保 険 料 基 準 額 の 算 定 68 4 所 得 段 階 別 保 険 料 の 設 定 69 第 7 章 計 画 の 推 進 体 制 1 計 画 の 推 進 体 制 70 2 情 報 公 開 と 事 業 評 価 70 参 考 資 料 1 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 等 推 進 委 員 会 設 置 要 綱 年 度 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 等 推 進 委 員 会 開 催 状 況 等 74 3 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 等 推 進 委 員 会 委 員 名 簿 75

7 第 1 章 計 画 の 考 え 方 1 計 画 の 背 景 と 目 的 我 が 国 の 総 人 口 は 減 少 しているものの 平 均 寿 命 の 延 伸 や 少 子 化 の 進 行 など により 65 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 は 年 々 増 加 し 4 人 に1 人 が 高 齢 者 という 状 況 となっています 今 後 はいわゆる 団 塊 の 世 代 が 高 齢 期 を 迎 え さらに 10 年 後 の 37 年 には 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 高 齢 者 ( 後 期 高 齢 者 )となり ひ とり 暮 らし 高 齢 者 や 高 齢 者 のみ 世 帯 要 介 護 等 認 定 者 認 知 症 高 齢 者 が 増 加 す ることが 見 込 まれています こうした 中 高 齢 者 が 可 能 な 限 り 住 み 慣 れた 地 域 で 自 立 した 日 常 生 活 を 営 む ために 介 護 医 療 介 護 予 防 住 まい 日 常 生 活 支 援 が 包 括 的 に 確 保 される 地 域 包 括 ケアシステム の 構 築 が 重 要 となっています このため 23 年 には 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 の 創 設 等 の 見 直 しが 行 われ 26 年 には 地 域 における 医 療 及 び 介 護 の 総 合 的 な 確 保 を 推 進 するための 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 整 備 法 という )において 地 域 に おける 医 療 及 び 介 護 の 総 合 的 な 確 保 を 促 進 するなど 多 分 野 との 連 携 強 化 によ り 一 層 の 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 が 求 められています 本 町 における 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 幸 田 すこやか 長 寿 プラン 21) ( 以 下 前 期 計 画 という )では 基 本 理 念 を 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 尊 厳 を 保 ちながら 自 立 した 生 活 が 送 れる 地 域 社 会 の 創 造 い つまでも 自 分 らしく 生 きるために とし 計 画 の 基 本 目 標 として 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 生 き 生 きと 活 躍 できる 社 会 の 実 現 高 齢 者 が 健 康 に 留 意 し 介 護 予 防 に 取 り 組 む 社 会 の 実 現 高 齢 者 が 尊 厳 を 持 って 豊 かに 暮 らせるよう 地 域 で 支 えあえる 社 会 の 実 現 高 齢 者 が 明 るく 安 心 して 暮 らせる 社 会 の 実 現 を 掲 げ 地 域 包 括 ケアシステム の 構 築 に 向 け 継 続 的 かつ 着 実 にさまざまな 方 策 を 講 じてきました 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 では 前 期 計 画 で 定 めた 地 域 包 括 ケアシステムを 新 たな 制 度 の 下 に 37 年 までの 中 長 期 的 な 視 点 に 立 ち ながら 高 齢 者 福 祉 施 策 及 び 介 護 保 険 事 業 の 基 本 的 考 え 方 やめざすべき 取 組 み 等 の 見 直 しを 行 うものです 1

8 整 備 法 に 基 づき 介 護 保 険 制 度 が 改 正 されました 今 回 の 改 正 は 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 と 介 護 保 険 制 度 の 持 続 可 能 性 の 確 保 を 目 的 として おり その 主 な 内 容 は 次 のとおりです 1 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 1 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 2 認 知 症 施 策 の 推 進 3 地 域 ケア 会 議 の 推 進 4 生 活 支 援 サービスの 充 実 強 化 5 介 護 予 防 の 推 進 6 地 域 包 括 支 援 センターの 機 能 強 化 2 介 護 サービスの 効 率 化 重 点 化 1 介 護 予 防 給 付 ( 訪 問 通 所 介 護 )の 地 域 支 援 事 業 へ の 移 行 2 特 別 養 護 老 人 ホームの 中 重 度 者 への 重 点 化 3 介 護 保 険 料 の 負 担 の 抑 制 1 低 所 得 者 の 第 1 号 保 険 料 の 軽 減 強 化 等 4 所 得 や 資 産 のある 人 の 利 用 者 負 担 の 見 直 し 1 一 定 以 上 所 得 者 の 利 用 者 負 担 の 見 直 し 2 補 足 給 付 の 見 直 し 2 計 画 の 法 的 位 置 づけ 本 計 画 は 老 人 福 祉 法 第 20 条 の 8 の 規 定 に 基 づく 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 法 第 117 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 介 護 保 険 事 業 計 画 を 一 体 的 に 策 定 す るものです 3 計 画 の 期 間 本 計 画 の 期 間 は 27 年 度 から 29 年 度 までの3 年 間 です また 37 年 までの 中 長 期 的 なサービス 給 付 保 険 料 水 準 も 掲 載 し 中 長 期 的 な 視 野 に 立 った 施 策 の 展 開 を 図 っていきます 2012 年 度 2013 年 度 2014 年 度 2015 年 度 2016 年 度 2017 年 度 2018 年 度 2019 年 度 2020 年 度 2021 年 度 2022 年 度 2023 年 度 2024 年 度 2025 年 度 2026 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 31 年 度 32 年 度 33 年 度 34 年 度 35 年 度 36 年 度 37 年 度 38 年 度 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 第 5 期 介 護 保 険 事 業 計 画 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 第 6 期 介 護 保 険 事 業 計 画 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 第 7 期 介 護 保 険 事 業 計 画 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 第 8 期 介 護 保 険 事 業 計 画 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 第 9 期 介 護 保 険 事 業 計 画 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けたスタート 2025 年 ( 37 年 )までの 中 長 期 的 なサービス 給 付 保 険 料 の 水 準 も 推 計 中 長 期 的 な 視 野 に 立 った 施 策 の 展 開 2

9 4 他 計 画 との 関 係 本 計 画 は 幸 田 町 総 合 計 画 を 上 位 計 画 とし 幸 田 町 地 域 福 祉 計 画 の 基 に 高 齢 者 福 祉 と 介 護 保 険 事 業 を 一 体 的 に 推 進 するための 個 別 計 画 として 位 置 づけられるものです また 高 齢 者 福 祉 施 策 や 介 護 保 険 制 度 を 円 滑 に 実 施 することを 目 的 に 幸 田 町 障 がい 者 計 画 障 がい 福 祉 計 画 健 康 こうた 21 計 画 幸 田 町 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 幸 田 町 地 域 防 災 計 画 及 び 愛 知 県 の 関 連 する 計 画 等 と の 調 和 を 図 りつつ これからの 取 り 組 むべき 課 題 を 明 らかにするとともに そ れらの 課 題 解 決 に 向 けた 取 り 組 みを 推 進 するためのものです 計 画 の 位 置 づけ 幸 田 町 総 合 計 画 幸 田 町 地 域 福 祉 計 画 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 高 齢 者 支 援 全 般 に 関 する 計 画 第 6 期 介 護 保 険 事 業 計 画 介 護 保 険 事 業 に 係 る 保 険 給 付 の 円 滑 な 実 施 に 関 する 計 画 21 世 紀 あいち 福 祉 ビジョン その 他 県 関 連 計 画 幸 田 町 障 がい 者 計 画 障 がい 福 祉 計 画 健 康 こうた 21 計 画 幸 田 町 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 幸 田 町 地 域 防 災 計 画 5 計 画 の 策 定 について 本 計 画 の 策 定 にあたっては 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 計 画 等 推 進 委 員 会 を 設 置 し 幸 田 町 高 齢 者 福 祉 及 び 介 護 保 険 事 業 の 一 体 的 な 取 り 組 みを 図 る 観 点 から 随 時 委 員 会 を 開 催 し 27 年 3 月 にこれまでの 検 討 結 果 を 計 画 書 として 取 り まとめました また 町 民 の 意 見 を 反 映 させるため アンケート 調 査 やパブリ ックコメントを 実 施 しました 3

10 第 2 章 高 齢 者 の 現 状 と 将 来 推 計 1 高 齢 者 の 現 状 (1) 高 齢 化 の 推 移 総 人 口 は 21 年 の 37,387 人 に 対 して 26 年 では 39,332 人 と 5.2%の 増 加 となっており 高 齢 者 人 口 は 21 年 の 6,171 人 に 対 して 平 成 26 年 では 7,635 人 と 23.7%の 増 加 となっています 前 期 高 齢 者 人 口 後 期 高 齢 者 人 口 は 21 年 に 対 して 26 年 ではそれぞれ 26.9% 19.8%の 増 加 となっています 高 齢 化 率 は 21 年 の 16.5%に 対 して 25 年 では 18.7%と 2.2 ポイントの 増 加 となっています 25 年 の 全 国 平 均 の 高 齢 化 率 25.1%と 比 較 すると 本 町 の 高 齢 化 率 は 低 いことがわかります 高 齢 者 人 口 の 推 移 ( 人 ) 19.4 (%) 50, ,573 39,106 39,332 40,000 37,387 37,652 38,115 3,280 2,739 2,830 2,970 3,110 3, ,432 3,524 3,545 3,812 4,126 4,355 30,000 20,000 10, ,000 50,000 30,000 60,000 20,000 25,034 10, ,035 25,137 25,053 25, ,925 6, ,263 年 22 年 平 6,463 成 23 年 6, 年 25 年 6,701 6, 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 年 少 人 口 (0-14 歳 ) 生 産 年 齢 人 口 (15-64 歳 ) 前 期 高 齢 者 人 口 (65-74 歳 ) 後 期 高 齢 者 人 口 (75 歳 以 上 ) 高 齢 化 率 後 期 高 齢 者 率 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 9 月 末 日 現 在 )

11 (2) 要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 推 移 要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 推 移 をみると 認 定 者 総 数 に 増 加 傾 向 がみられ 26 年 では 839 人 となっており 6 年 で 18.3% 増 加 しています 要 支 援 要 介 護 別 にみると 要 介 護 1 要 介 護 4が 特 に 増 加 しており それぞれ 1.35 倍 1.32 倍 となっています 要 支 援 要 介 護 認 定 率 をみるとほぼ 横 ばいとなっています 要 支 援 要 介 護 認 定 者 数 の 推 移 ( 人 ) 1, , 年 22 年 23 年 24 年 25 年 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 要 支 援 1 要 支 援 2 要 介 護 1 要 介 護 2 要 介 護 3 要 介 護 4 要 介 護 5 認 定 者 は 第 1 号 被 保 険 者 数 と 第 2 号 被 保 険 者 数 を 含 む 資 料 : 介 護 保 険 事 業 状 況 報 告 月 報 ( 各 年 10 月 末 現 在 ) 要 支 援 要 介 護 認 定 率 の 推 移 (%) 年 22 年 23 年 24 年 25 年 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 要 支 援 要 介 護 認 定 率 要 支 援 要 介 護 認 定 率 ( 前 期 高 齢 者 ) 要 支 援 要 介 護 認 定 率 ( 後 期 高 齢 者 ) 資 料 : 介 護 保 険 事 業 状 況 報 告 月 報 (( 各 年 10 月 末 現 在 ) 5

12 (3) 高 齢 者 世 帯 の 住 居 の 状 況 高 齢 者 がいる 世 帯 の 持 ち 家 率 は 9 割 以 上 となっており 一 般 世 帯 の 持 ち 家 率 と 比 べて 高 くなっています 一 方 一 般 世 帯 では 民 営 の 借 家 の 割 合 が 2 割 以 上 で 高 齢 者 がいる 世 帯 と 比 べて 高 くなっています 住 居 の 状 況 ( 22 年 ) 一 般 世 帯 高 齢 者 がいる 世 帯 民 営 の 借 家 23.9% 公 営 公 団 公 社 の 借 家 2.2% 間 借 り 0.4% 給 与 住 宅 2.0% その 他 4.6% 持 ち 家 66.9% 給 与 住 宅 0.1% 民 営 の 借 家 4.9% 公 営 公 団 公 社 の 借 家 2.4% 間 借 り 0.1% その 他 0.1% 持 ち 家 92.4% 区 分 一 般 世 帯 65 歳 以 上 の 高 齢 者 が いる 世 帯 高 齢 者 単 身 世 帯 上 段 : 世 帯 下 段 :% 高 齢 夫 婦 世 帯 高 齢 者 だけ の 世 帯 小 計 世 帯 数 12,683 4, ,091 持 ち 家 公 営 公 団 公 社 の 借 家 民 営 の 借 家 給 与 住 宅 間 借 り その 他 8,483 3, , 資 料 : 国 勢 調 査 6

13 2 高 齢 者 の 将 来 推 計 (1) 人 口 推 計 将 来 人 口 推 計 の 考 え 方 に 基 づき 推 計 した 結 果 は 以 下 のとおりです 将 来 人 口 は 37 年 で 総 人 口 は 42,000 人 と 推 計 され そのうち 高 齢 者 人 口 は 9,165 人 で 高 齢 化 率 が 21.8%と 26 年 の 19.4%に 対 し 2.4 ポイント 増 加 すると 推 計 されており 総 人 口 も 高 齢 者 人 口 も 年 々 増 加 する と 推 計 されています また 計 画 期 間 の 29 年 の 高 齢 者 人 口 は 8,388 人 で 高 齢 化 率 が 20.6%と 2 割 を 超 え 5 人 に 1 人 が 高 齢 者 となります 将 来 人 口 の 推 計 実 績 推 計 ( 人 ) (%) 60, , ,000 39,332 39,921 40,312 40,690 40,916 41,119 41,309 41,477 41,637 41,780 41,903 42,000 3,280 3,435 3,576 3,752 3,892 4,058 4,160 4,226 4,481 4,766 5,002 5,183 4,355 4,494 4,606 4,636 4,730 4,678 4,708 4,720 4,507 4,275 4,103 3, ,000 20, ,000 24,925 24,981 24,988 25,042 24,953 24,961 24,965 24,964 25,035 25,110 25,154 25, ,772 7,011 7,142 7,260 7,341 7,422 7,476 7,567 7,614 7,629 7,644 7,635 40,000 50,000 30,000 60,000 20,000 10, 平 年 成 22 平 年 成 平 23 成 年 平 成 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 30 年 31 年 32 年 33 年 34 年 35 年 36 年 37 年 0.0 年 少 人 口 (0-14 歳 ) 生 産 年 齢 人 口 (15-64 歳 ) 前 期 高 齢 者 人 口 (65-74 歳 ) 後 期 高 齢 者 人 口 (75 歳 以 上 ) 高 齢 化 率 後 期 高 齢 者 率 資 料 : 総 合 計 画 の 人 口 推 計 と 整 合 性 を 図 り 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 9 月 末 日 現 在 )を 元 にコーホート 変 化 率 法 で 推 計 7

14 (2) 要 支 援 要 介 護 認 定 者 の 推 計 要 支 援 要 介 護 認 定 者 は 年 々 増 加 しており 37 年 で 1,427 人 と 平 成 27 年 と 比 べて 510 人 多 く 約 1.6 倍 の 増 加 となっています また 27 年 と 37 年 の 認 定 者 の 内 訳 についてみると 要 支 援 2 で 最 も 増 加 率 が 高 く 約 1.9 倍 次 いで 要 介 護 2 が 1.8 倍 となっています ( 人 ) 1,500 1, 要 支 援 要 介 護 認 定 者 の 推 計 1,427 1, , 年 年 29 年 32 年 37 年 年 28 年 29 年 32 年 37 年 要 支 援 1 要 支 援 2 要 介 護 1 要 介 護 2 要 介 護 3 要 介 護 4 要 介 護 5 単 位 : 人 27 年 28 年 29 年 32 年 37 年 要 支 援 要 支 援 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 要 介 護 合 計 ,039 1,216 1,427 資 料 : 介 護 保 険 事 業 計 画 ワークシート 8

15 3 アンケート 調 査 の 結 果 と 今 後 の 方 向 性 (1) 調 査 概 要 1 調 査 の 目 的 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 の 見 直 しを 行 うにあたり よりよい 介 護 サービスの 提 供 をしていくために 介 護 ニーズ 把 握 調 査 を 実 施 しました 2 調 査 対 象 町 内 在 住 の 要 介 護 認 定 を 受 けていない 一 般 高 齢 者 816 名 町 内 在 住 の 二 次 予 防 事 業 対 象 者 ( ) 139 名 町 内 在 住 の 要 支 援 要 介 護 1~2 認 定 者 226 名 ( 二 次 予 防 事 業 対 象 者 : 要 支 援 要 介 護 状 態 にはないが そのおそれがあると 考 えられる 高 齢 者 ) 3 調 査 期 間 26 年 4 月 3 日 から 26 年 5 月 中 旬 4 調 査 方 法 郵 送 による 配 布 返 信 用 封 筒 による 回 収 5 回 収 状 況 配 布 数 回 収 数 回 収 率 1,181 通 1,005 通 85.1% 6 集 計 方 法 集 計 結 果 の 比 率 表 示 は 小 数 点 以 下 第 2 位 を 四 捨 五 入 してありますので 内 訳 の 合 計 が 100.0%にならない 場 合 があります 複 数 回 答 が 可 能 な 設 問 の 場 合 すべての 比 率 の 合 計 が 100.0%にならない 場 合 があります 9

16 (2) 調 査 結 果 と 今 後 の 方 向 性 1 介 護 介 助 の 必 要 の 有 無 介 護 介 助 は 必 要 がない 何 らかの 介 護 介 助 は 必 要 だが 現 在 は 受 け ていない を 合 わせた 割 合 は 要 支 援 認 定 者 で2 割 二 次 予 防 事 業 対 象 者 では 9 割 を 超 えています 今 後 要 支 援 認 定 者 で 利 用 者 の 多 いデイサービスが 地 域 支 援 事 業 に 移 行 する 中 で 一 般 高 齢 者 や 二 次 予 防 事 業 対 象 者 とともに 自 主 的 な 健 康 づくりに 取 り 組 み 自 立 した 生 活 が 送 れるように 地 域 資 源 を 利 用 した 事 業 を 支 援 して 行 くこと が 求 められています また 現 在 何 らかの 介 護 を 受 けている( 介 護 認 定 を 受 けずに 家 族 などの 介 護 を 受 けている 場 合 も 含 む) の 割 合 は 要 支 援 認 定 者 で 約 75% 要 介 護 認 定 者 で 約 80%となっています 今 後 要 介 護 認 定 1 2の 認 定 者 が 介 護 老 人 福 祉 施 設 サービス( 特 別 養 護 老 人 ホーム)を 原 則 利 用 できなくなることから 軽 度 の 待 機 者 の 受 け 皿 として 在 宅 サービスを 充 実 させていくことが 求 められます N = 一 般 高 齢 者 405 二 次 予 防 事 業 対 象 者 173 0% 20% 40% 60% 80% 100% 要 支 援 認 定 者 89 要 介 護 認 定 者 介 護 介 助 は 必 要 ない 何 らかの 介 護 介 助 は 必 要 だが 現 在 は 受 けていない 現 在 何 らかの 介 護 を 受 けている( 介 護 認 定 を 受 けずに 家 族 などの 介 護 を 受 けている 場 合 も 含 む) 無 回 答 0% 20% 40% 60% 80%

17 ) ( ) ( ( ) 2 介 護 介 助 が 必 要 となった 主 な 原 因 介 護 介 助 が 必 要 となった 主 な 原 因 をみると 認 知 症 (アルツハイマー 病 等 ) の 割 合 は 要 支 援 認 定 者 の 13.0%に 対 して 要 介 護 認 定 者 では 41.4%と 高 くなっています この 要 因 には 脳 卒 中 ( 脳 出 血 脳 梗 塞 等 ) 骨 折 転 倒 などで 要 支 援 認 定 者 と 比 べ 要 介 護 認 定 者 では 高 くなっていることから 認 知 症 の 発 症 に 関 係 していることが 推 測 されます また 脳 卒 中 心 臓 病 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 の 割 合 が 高 くなっ ています 以 上 の 結 果 から 介 護 予 防 では 運 動 習 慣 や 食 習 慣 を 見 直 すための 事 業 への 参 加 を 促 し 生 活 習 慣 病 を 予 防 することが 介 護 予 防 につながると 考 えられます 区 分 回 答 数 ( 件 ) 梗 脳 塞 卒 等 中 ) ( 脳 出 血 脳 心 臓 病 が ん ( 悪 性 新 生 物 ) 気 呼 腫 吸 器 肺 の 炎 病 等 気 肺 マ 関 チ 節 等 の 病 気 リ ウ イ 認 マ 知 ー 症 病 等 ア ル ツ ハ 単 位 :% 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 パ ー キ ン ソ ン 病 区 分 糖 尿 病 視 覚 聴 覚 障 害 骨 折 転 倒 脊 椎 損 傷 高 齢 に よ る 衰 弱 そ の 他 不 明 無 回 答 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者

18 3 主 な 介 護 者 主 な 介 護 者 をみると 要 支 援 要 介 護 認 定 者 ともに 配 偶 者 ( 夫 妻 ) の 割 合 が 約 2 割 となっています この 背 景 として 在 宅 介 護 の 世 帯 では 高 齢 者 夫 婦 における 老 々 介 護 の 状 況 が 推 測 されることから 生 活 支 援 や 見 守 り 事 業 の 強 化 を 図 っていくことが 必 要 と 考 えられます N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 配 偶 者 ( 夫 妻 ) 娘 孫 介 護 サービスのヘルパー 無 回 答 息 子 子 の 配 偶 者 兄 弟 姉 妹 その 他 4 生 きがいの 有 無 -40% -20% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 生 きがいがありますかとの 質 問 に 対 して 介 護 の 必 要 性 が 高 い 人 ほど いい え の 割 合 が 高 くなっています 今 後 は 要 支 援 要 介 護 認 定 者 になる 前 から 多 様 な 生 きがい 活 動 の 支 援 老 人 クラブ 活 動 や 交 流 活 動 の 充 実 などを 図 ると 共 に 就 労 支 援 などを 行 うことに より 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 生 き 生 きとした 生 活 ができるようにしていく ことが 必 要 と 考 えられます N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 一 般 高 齢 者 二 次 予 防 事 業 対 象 者 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 はい いいえ 無 回 答 12

19 5 収 入 のある 仕 事 についていますか 収 入 のある 仕 事 についていますかとの 質 問 に 対 して 一 般 高 齢 者 であっても していない の 割 合 が 約 6 割 と 高 くなっています 就 労 支 援 を 行 い 収 入 のある 仕 事 につく 等 生 きがい 対 策 や 健 康 の 維 持 を 支 援 することが 必 要 と 考 えられます N = 一 般 高 齢 者 405 二 次 予 防 事 業 対 象 者 173 要 支 援 認 定 者 89 要 介 護 認 定 者 96 0% 20% 40% 60% 80% 100% 週 4 回 以 上 週 2~3 回 週 1 回 月 1~3 回 年 に 数 回 していない 無 回 答 6 日 中 一 人 になることがありますか 家 族 構 成 を 聞 いた 質 問 に 対 し 家 族 と 同 居 していると 答 えた 人 の 中 で 家 族 と 同 居 していても 日 中 一 人 になることが よくある たまにある を 合 わ 0% 20% 40% 60% 80% 100% せると 全 ての 対 象 者 で7 割 を 超 えています 生 活 支 援 サービスの 対 象 になりにくい 高 齢 者 を 把 握 し 孤 立 をしないように 身 近 な 地 域 での 見 守 り 支 援 や 社 会 参 加 の 機 会 につなげるような 支 援 が 必 要 と 考 えられます N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 一 般 高 齢 者 二 次 予 防 事 業 対 象 者 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 よくある たまにある ない 無 回 答 よくある たまにある ない 無 回 答 13

20 7 健 康 状 態 健 康 状 態 をみると 一 般 高 齢 者 以 外 では あまり 健 康 でない の 割 合 が 2 割 を 超 えており 普 段 から 心 身 の 健 康 について 自 覚 を 高 めるための 健 康 教 育 や 健 康 相 談 などの 事 業 を 利 用 しやすい 環 境 の 整 備 を 図 るとともに 健 康 診 査 を 始 めとする 各 種 検 診 の 受 診 率 向 上 を 図 ることが 求 められています また 健 康 づくりは 就 労 や 生 きがい 作 りにつながっていると 考 え られることから 生 きがい 活 動 支 援 を 推 進 することが 重 要 であると 考 えら れます N = 一 般 高 齢 者 405 0% 20% 40% 60% 80% 100% 二 次 予 防 事 業 対 象 者 要 支 援 認 定 者 89 要 介 護 認 定 者 とても 健 康 まあまあ 健 康 あまり 健 康 でない 健 康 でない 無 回 答 0% 20% 40% 60% 80% 100%

21 15 8 在 宅 サービスの 利 用 状 況 要 支 援 要 介 護 認 定 者 ともに 通 所 介 護 (デイサービス) の 割 合 が 最 も 高 くなっています また 要 介 護 認 定 者 の 利 用 状 況 については 短 期 入 所 (シ ョートステイ) の 割 合 が3 割 近 くとなっています 一 方 要 支 援 認 定 者 につ いては 利 用 していない の 割 合 が3 割 近 くとなっています 単 位 :% 区 分 回 答 数 ( 件 ) 訪 問 診 療 ( 医 師 の 訪 問 ) 訪 問 介 護 夜 間 対 応 型 訪 問 介 護 訪 問 入 浴 介 護 訪 問 看 護 訪 問 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 通 所 介 護 ( デ イ サ ー ビ ス ) 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 区 分 通 所 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン ( デ イ ケ ア ) 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 短 期 入 所 ( シ ョ ー ト ス テ イ ) 医 師 や 薬 剤 師 な ど に よ る 療 養 上 の 指 導 ( 居 宅 療 養 管 理 指 導 ) 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 複 合 型 サ ー ビ ス そ の 他 利 用 し て い な い 無 回 答 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者

22 9 在 宅 サービスを 利 用 する 主 な 理 由 要 支 援 認 定 者 については 人 との 交 流 の 割 合 が 最 も 高 く 要 介 護 認 定 者 においても 家 族 への 負 担 軽 減 に 次 いで 高 い 回 答 となっています 在 宅 サービスの 利 用 状 況 ( 前 記 8)と 合 わせての 回 答 をみると 人 との 交 流 のために デイサービスを 利 用 している 人 もいることが 推 測 されます こ のため 新 しい 総 合 事 業 では コミュニケーションやレクリエーション 等 がで きる 居 場 所 づくりを 推 進 していくことが 必 要 です また 家 族 への 負 担 軽 減 の 割 合 は 要 介 護 認 定 者 で 最 も 高 く 要 支 援 認 定 者 でも3 番 目 に 高 くなっているため 介 護 している 人 の 休 息 の 観 点 に 立 った 支 援 についても 進 めていく 必 要 があります 単 位 :% 区 分 回 答 数 ( 件 ) 身 体 介 護 家 事 援 助 機 能 訓 練 回 復 買 物 外 出 支 援 人 と の 交 流 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 区 分 い き が い 社 会 参 加 家 族 へ の 負 担 軽 減 見 守 り 支 援 そ の 他 無 回 答 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者

23 10 在 宅 での 介 護 を 希 望 していますか 在 宅 での 介 護 を 希 望 していますかについては なるべく 家 族 のみで 自 宅 で 介 護 してほしい 介 護 保 険 制 度 のサービス(デイサービスや 短 期 の 宿 泊 サ ービスなど)や 福 祉 サービス( 紙 おむつ 券 の 支 給 生 活 支 援 等 )を 使 いながら 自 宅 で 介 護 してほしい の 割 合 が 高 くなっています 介 護 を 要 する 状 態 となっても 約 6 割 の 人 が 在 宅 での 介 護 を 望 んでいること から 住 みなれた 地 域 で 安 心 して 暮 らせるような 在 宅 支 援 の 充 実 を 推 進 してい く 必 要 があります N = 一 般 高 齢 者 405 0% 20% 40% 60% 80% 100% 二 次 予 防 事 業 対 象 者 173 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 なるべく 家 族 のみで 自 宅 で 介 護 してほしい 介 護 保 険 制 度 のサービスや 福 祉 サービスを 使 いながら 自 宅 で 介 護 してほしい 老 人 ホームなどの 施 設 に 入 所 したい その 他 わからない 無 回 答 0% 20% 40% 60% 80% 100%

24 11 認 知 症 サポーター 制 度 の 認 知 度 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 を 知 っていますかについては 8 割 以 上 が いい え と 回 答 し 周 知 されていないことがわかります 今 後 認 知 症 の 人 の 増 加 が 見 込 まれる 社 会 において 認 知 症 の 正 しい 理 解 が 必 要 となっています 認 知 症 の 症 状 に 早 期 に 気 づくことで 医 療 受 診 につなげる ことや 日 常 の 見 守 りの 仕 方 徘 徊 者 への 声 かけなど 認 知 症 について 学 んだ サポーターが 増 えて 認 知 症 を 理 解 する 人 が 増 えれば 認 知 症 の 人 への 対 応 も 分 かり 認 知 症 になっても 住 みやすい 地 域 を 作 ることができます このため 認 知 症 サポーター 制 度 を 周 知 し 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 への 参 加 を 促 すことが 必 要 となっています N = 0% 20% 40% 60% 80% 100% 一 般 高 齢 者 二 次 予 防 事 業 対 象 者 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 はい いいえ 無 回 答 0% 20% 40% 60% 80% 100%

25 19 12 今 後 地 域 で 暮 らすための 重 要 な 政 策 今 後 地 域 で 暮 らすために 望 まれる 政 策 として 全 ての 対 象 者 において 病 院 や 診 療 所 などの 医 療 機 関 の 充 実 の 割 合 が 最 も 高 く 次 いで 要 支 援 認 定 者 以 外 の 対 象 者 では 寝 たきりや 認 知 症 にならないための 予 防 対 策 要 支 援 認 定 者 では 地 域 での 見 守 り 支 援 ( 生 活 上 の 困 りごとの 助 け 合 い) の 割 合 が 高 くなっています 単 位 :% 区 分 回 答 数 ( 件 ) 地 域 で の 見 守 り 支 援 ( 生 活 上 の 困 り ご と の 助 け 合 い ) 寝 た き り や 認 知 症 に な ら な い た め の 予 防 対 策 認 知 症 の 理 解 介 護 者 の た め の 教 室 ボ ラ ン テ ィ ア を 養 成 す る 教 室 生 き が い 活 動 や 社 会 参 加 の 促 進 高 齢 者 に 配 慮 し た 住 宅 の 整 備 一 般 高 齢 者 二 次 予 防 事 業 対 象 者 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者 区 分 病 院 や 診 療 所 な ど の 医 療 機 関 の 充 実 生 活 相 談 窓 口 の 整 備 充 実 日 常 生 活 に 関 す る 情 報 提 供 虐 待 防 止 や 財 産 の 保 全 を 含 め た 高 齢 者 の 権 利 を 守 る 対 策 ホ ー ム ヘ ル パ ー な ど の 在 宅 サ ー ビ ス の 充 実 そ の 他 無 回 答 一 般 高 齢 者 二 次 予 防 事 業 対 象 者 要 支 援 認 定 者 要 介 護 認 定 者

26 4 日 常 生 活 圏 域 の 現 状 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 生 活 を 継 続 することができるよう 地 域 密 着 型 サ ービスの 提 供 地 域 における 継 続 的 な 支 援 体 制 の 整 備 を 図 るため 日 常 生 活 圏 域 を 設 定 します 本 町 の 日 常 生 活 圏 域 は 町 の 面 積 は 約 56.78k m2と 広 いものの 東 部 と 南 西 部 に 丘 陵 が 続 いてい るため 比 較 的 まとまった 形 で 市 街 地 を 点 在 しながら 形 成 している 町 の 高 齢 者 人 口 は 26 年 4 月 現 在 で 7,451 人 であり 日 常 生 活 圏 域 を 分 割 するほどの 規 模 ではない などの 理 由 から 前 期 計 画 に 引 き 続 き 町 内 全 域 を 日 常 生 活 圏 域 として 設 定 し ています 今 後 認 知 症 高 齢 者 ひとり 暮 らし 高 齢 者 や 高 齢 者 のみ 世 帯 が 一 層 増 加 する ことが 予 想 される 中 で 地 域 包 括 支 援 センターが 果 たす 役 割 はますます 重 要 と なっており 機 能 強 化 を 図 る 必 要 があります また 国 が 示 している 日 常 生 活 圏 域 の 設 定 は 一 圏 域 につき 高 齢 者 人 口 3,000 人 から6,000 人 程 度 で 考 えられており 本 町 の 日 常 生 活 圏 域 は 高 齢 者 人 口 がやや 上 回 る 状 態 であるといえます 将 来 を 見 据 え 日 常 生 活 圏 域 の 設 定 についても 検 討 を 進 めていきます 20

27 第 3 章 前 期 計 画 の 評 価 及 び 課 題 1 施 策 別 の 評 価 と 課 題 (1) 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 生 き 生 きと 活 躍 できる 社 会 の 実 現 1 社 会 参 加 の 促 進 と 高 齢 者 の 生 きがいの 創 出 前 期 計 画 における 具 体 的 な 取 り 組 み 多 様 な 生 きがい 活 動 への 支 援 交 流 活 動 の 充 実 ボランティア 活 動 の 推 進 老 人 クラブ 活 動 の 充 実 就 労 の 場 の 確 保 現 状 と 課 題 高 齢 者 の 多 様 な 生 きがい 活 動 の 支 援 として 老 人 クラブ 活 動 の 支 援 地 域 に おける 交 流 の 促 進 等 に 取 り 組 んでいます そのような 中 で 老 人 クラブでは 会 員 数 は 横 ばい 加 入 率 は 減 少 しており 新 たなクラブ 運 営 のあり 方 の 検 討 や 活 動 内 容 の 工 夫 が 必 要 です また アンケート 調 査 の 結 果 では 生 きがいのない 人 が 一 般 高 齢 者 で1 割 以 下 認 定 者 では 約 5 割 となっています また 収 入 のある 仕 事 に 就 いていな い 人 が 一 般 高 齢 者 で 約 6 割 となっています 今 後 団 塊 の 世 代 が 後 期 高 齢 者 となり 高 齢 者 が 増 加 する 中 で 元 気 な 高 齢 者 と 共 に 支 援 の 必 要 な 高 齢 者 が いつまでも 生 きいきと 地 域 で 暮 らし 続 けるためには 身 近 な 地 域 での 生 きがい づくりが 求 められています 新 しい 総 合 事 業 では 元 気 な 高 齢 者 が 地 域 における 生 活 支 援 サービスの 担 い 手 として 活 動 するために 趣 味 活 動 や 地 域 のボランティア 活 動 への 参 画 を 促 進 し 生 きがいづくりや 社 会 参 加 により 心 と 体 の 健 康 づくりを 支 援 するとと もに 高 齢 者 が 地 域 活 性 化 の 担 い 手 として 活 躍 できるような 仕 組 みが 求 められ ています 21

28 (2) 高 齢 者 が 健 康 に 留 意 し 介 護 予 防 に 取 り 組 む 社 会 の 実 現 1 健 康 づくりの 推 進 前 期 計 画 における 具 体 的 な 取 り 組 み 健 康 手 帳 健 康 教 育 集 団 健 康 教 育 個 別 健 康 教 育 健 康 相 談 重 点 健 康 相 談 総 合 健 康 相 談 健 康 診 査 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 結 核 検 診 節 目 歯 科 検 診 骨 粗 しょう 症 検 診 各 種 がん 検 診 脳 ドック 肺 ドック 肝 炎 ウィルス 検 診 現 状 と 課 題 日 常 生 活 の 中 での 生 活 習 慣 病 の 改 善 健 康 づくり 健 康 増 進 のために 健 康 教 育 や 健 康 相 談 などを 実 施 し 町 民 の 健 康 づくりを 推 進 してきました そのよう な 中 で 特 定 健 診 受 診 率 や 各 種 がん 検 診 の 受 診 率 をこれまで 以 上 に 向 上 させる ために 今 後 も 事 業 の 周 知 を 図 り 参 加 促 進 を 図 るとともに より 内 容 の 充 実 した 事 業 運 営 が 求 められています また アンケート 調 査 結 果 から 介 護 が 必 要 になった 理 由 として 生 活 習 慣 病 が 原 因 となっており 生 活 習 慣 病 予 防 と 疾 病 の 重 症 化 を 防 ぐ 対 策 が 課 題 とな っています 今 後 は 多 くの 高 齢 者 が 積 極 的 に 健 康 づくりに 取 組 めるように 年 齢 や 地 域 特 性 に 応 じた 健 康 づくりの 施 策 を 検 討 していく 必 要 があります 22

29 2 介 護 予 防 の 推 進 前 期 計 画 における 具 体 的 な 取 り 組 み 包 括 的 支 援 事 業 介 護 予 防 ケアマネジメント 事 業 総 合 相 談 支 援 事 業 権 利 擁 護 事 業 包 括 的 継 続 的 マネジメント 事 業 介 護 予 防 事 業 ( 二 次 予 防 事 業 対 象 者 施 策 ) 運 動 器 の 機 能 向 上 事 業 栄 養 改 善 事 業 口 腔 機 能 の 向 上 事 業 訪 問 指 導 デイサービス( 生 きがい 活 動 支 援 通 所 事 業 ) 介 護 予 防 事 業 ( 一 般 高 齢 者 施 策 ) 物 忘 れ 相 談 ショートステイ 任 意 事 業 町 単 独 事 業 ホームヘルプサービス 紙 おむつ 費 一 部 支 給 徘 徊 高 齢 者 等 探 索 支 援 事 業 ふれあい 給 食 サービス 軽 度 生 活 支 援 事 業 福 祉 電 話 貸 与 事 業 家 族 介 護 手 当 在 宅 介 護 手 当 介 護 者 教 室 介 護 支 援 相 談 寝 具 洗 浄 乾 燥 事 業 緊 急 通 報 装 置 貸 与 事 業 訪 問 理 容 サービス コミュニティバス 運 行 事 業 ふれあい いきいきサロン 家 具 転 倒 防 止 器 具 取 付 支 援 げんきかい 現 状 と 課 題 基 本 チェックリストにより 二 次 予 防 事 業 対 象 者 を 早 期 発 見 し 早 期 予 防 に つなげる 事 業 を 実 施 していますが 参 加 希 望 者 が 少 ないのが 現 状 です 今 後 は 高 齢 化 が 進 むことにより 高 齢 者 が 増 加 し 対 象 者 の 増 加 が 予 想 されるため 高 齢 者 が 要 介 護 状 態 にならないようにできる 限 り 防 ぎ 誰 もが 生 き 生 きと 安 心 し て 暮 らすことができるように 事 業 の 推 進 が 求 められています 地 域 包 括 支 援 センターの 業 務 は 総 合 相 談 包 括 的 継 続 的 ケアマネジメン ト 介 護 予 防 ケアマネジメント 権 利 擁 護 等 多 岐 にわたります 今 後 も 事 業 の 中 心 的 な 役 割 を 果 たすため より 一 層 の 周 知 を 図 るとともに 体 制 や 機 能 の 強 化 に 努 め 関 係 機 関 とのネットワークづくりを 強 化 する 必 要 が あります 制 度 改 正 に 伴 い 介 護 予 防 給 付 の 訪 問 介 護 と 通 所 介 護 が 地 域 支 援 事 業 へと 移 行 することから 国 が 示 すサービス 類 型 に 基 づくサービス 提 供 体 制 の 確 立 が 求 められています 23

30 (3) 高 齢 者 が 尊 厳 を 持 って 豊 かに 暮 らせるよう 地 域 で 支 えあ える 社 会 の 実 現 1 高 齢 者 にやさしい 地 域 づくりの 推 進 前 期 計 画 における 具 体 的 な 取 り 組 み 公 共 施 設 交 通 機 関 等 のバリアフリー 化 の 促 進 高 齢 者 の 移 動 対 策 安 全 対 策 防 犯 防 災 対 策 現 状 と 課 題 ひとり 暮 らし 高 齢 者 や 家 族 と 同 居 していても 日 中 一 人 になる 高 齢 者 は 一 般 で7 割 強 認 定 者 で 約 8 割 となっています 高 齢 者 が 地 域 の 中 で 自 立 し 安 心 して 生 活 し 社 会 参 加 できるような 地 域 づくりが 必 要 です 地 域 住 民 によ る 見 守 り 活 動 等 を 支 援 し 高 齢 者 が 安 全 に 暮 らせるようなインフォーマルサー ビスの 充 実 が 求 められています また 災 害 時 には ひとり 暮 らし 高 齢 者 等 要 支 援 者 に 対 する 避 難 支 援 が 必 要 であることから 平 常 から 要 支 援 者 の 的 確 な 把 握 が 求 められるとともに 必 要 な 情 報 を 伝 え 速 やかに 避 難 が 可 能 となる 体 制 の 整 備 が 必 要 です 高 齢 者 に 対 する 振 り 込 め 詐 欺 やオレオレ 詐 欺 消 費 者 被 害 などの 情 報 発 信 や 相 談 体 制 のより 一 層 の 充 実 を 図 ることが 必 要 です また 近 年 建 設 された 施 設 はバリアフリー 対 策 がされているものの 古 い 施 設 では バリアフリーの 対 策 が 施 されていない 面 もみられます 誰 もが 利 用 し やすいユニバーサルデザインの 理 念 に 基 づき 公 共 施 設 の 整 備 改 修 等 高 齢 者 の 自 立 に 配 慮 した 環 境 整 備 が 求 められています 24

31 2 認 知 症 高 齢 者 支 援 対 策 の 推 進 高 齢 者 の 権 利 の 擁 護 地 域 における 総 合 的 な 支 援 体 制 の 確 立 前 期 計 画 における 具 体 的 な 取 り 組 み 認 知 症 高 齢 者 支 援 体 制 の 整 備 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 開 催 認 知 症 家 族 支 援 教 室 等 の 開 催 高 齢 者 の 権 利 擁 護 地 域 福 祉 活 動 との 連 携 地 域 福 祉 に 関 わる 人 材 の 発 掘 関 連 団 体 とのネットワークの 充 実 現 状 と 課 題 認 知 症 の 高 齢 者 は 増 加 傾 向 にあり 今 後 も 増 えていくことが 見 込 まれます 早 期 発 見 早 期 対 応 に 向 けた 知 識 の 周 知 普 及 啓 発 とともに 地 域 住 民 の 認 知 症 に 対 する 理 解 や 見 守 り 支 援 等 の 地 域 での 支 えあいが 重 要 な 課 題 です 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らしていくためには 認 知 症 予 防 を 中 心 とした 介 護 予 防 事 業 や 公 的 サービス 以 外 にも 地 域 住 民 の 支 援 組 織 関 係 者 等 と 協 力 した 支 援 体 制 が 必 要 であります そのためにも 認 知 症 ケアパスの 作 成 周 知 が 求 められます また 認 知 症 高 齢 者 やその 家 族 を 地 域 で 支 える 体 制 の 構 築 が 求 められています また 判 断 能 力 が 十 分 でない 高 齢 者 の 権 利 を 擁 護 する 取 り 組 みの 一 層 のPR が 求 められています 25

32 (4) 高 齢 者 が 明 るく 安 心 して 暮 らせる 社 会 の 実 現 1 要 支 援 者 の 自 立 支 援 前 期 計 画 における 具 体 的 な 取 り 組 み 地 域 密 着 型 サービスの 提 供 夜 間 対 応 型 訪 問 介 護 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 ( 認 知 症 高 齢 者 専 用 デイサービス) 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 ( 認 知 症 高 齢 者 グループホーム) 地 域 密 着 型 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( 小 規 模 介 護 専 用 型 有 料 老 人 ホーム) 地 域 密 着 型 介 護 老 人 福 祉 施 設 入 所 者 生 活 介 護 ( 小 規 模 介 護 老 人 福 祉 施 設 ) 福 祉 施 設 サービス 等 の 利 用 促 進 養 護 老 人 ホーム 軽 費 老 人 ホーム ケアハウス 現 状 と 課 題 今 回 のアンケート 調 査 の 結 果 から 利 用 している 在 宅 サービスで 認 定 者 では 通 所 介 護 (デイサービス)の 割 合 が 最 も 高 く5 割 になっています 利 用 の 理 由 として 家 族 への 負 担 軽 減 人 との 交 流 機 能 訓 練 回 復 と 続 きます 介 護 予 防 訪 問 介 護 介 護 予 防 通 所 介 護 は 地 域 支 援 事 業 に 移 行 することから 地 域 の 特 性 本 人 の 状 態 に 応 じた 支 援 を 行 う 必 要 があります 小 規 模 通 所 介 護 事 業 所 が 地 域 密 着 型 サービスに 移 行 するため 地 域 の 実 情 にあった 運 営 がなされるよう に 指 導 していきます 26

33 2 介 護 保 険 事 業 の 円 滑 な 実 施 前 期 計 画 における 具 体 的 な 取 り 組 み 居 宅 サービス 訪 問 介 護 (ホームヘルプサービス) 訪 問 入 浴 介 護 訪 問 看 護 訪 問 リハビリテーション 通 所 介 護 (デイサービス) 通 所 リハビリテーション(デイケア) 短 期 入 所 生 活 介 護 (ショートステイ) 短 期 入 所 療 養 介 護 (ショートステイ) 居 宅 療 養 管 理 指 導 福 祉 用 具 貸 与 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 特 定 福 祉 用 具 販 売 住 宅 改 修 居 宅 介 護 支 援 施 設 サービス 介 護 老 人 福 祉 施 設 ( 特 別 養 護 老 人 ホーム) 介 護 老 人 保 健 施 設 ( 老 人 保 健 施 設 ) 介 護 療 養 型 医 療 施 設 ( 療 養 型 病 床 群 等 ) 介 護 給 付 等 の 費 用 の 適 正 化 苦 情 処 理 相 談 窓 口 審 査 請 求 苦 情 処 理 等 啓 発 及 び 情 報 開 示 等 わかりやすい 相 談 体 制 づくり わかりやすい 相 談 体 制 づくり 在 宅 介 護 支 援 センター 地 域 福 祉 サービスセンター 老 人 福 祉 センター 高 齢 者 保 健 福 祉 サービス 及 び 介 護 保 険 制 度 の 啓 発 と 広 報 現 状 と 課 題 高 齢 化 の 進 行 とともに 要 介 護 認 定 者 の 増 加 が 見 込 まれ 今 後 も 介 護 保 険 サー ビスのニーズは 高 まっていくことが 予 想 されます 本 町 では 26 年 度 に 3 つ 目 の 特 別 養 護 老 人 ホームが 開 設 しました これにより 入 居 待 機 者 の 解 消 につながると 思 われます なお アンケート 調 査 の 結 果 では 約 6 割 の 方 が 在 宅 での 介 護 を 望 んでいま す このことから 介 護 を 要 する 状 態 になっても 住 み 慣 れた 地 域 で 安 心 して 暮 らせるよう 今 後 も 一 層 の 在 宅 支 援 の 充 実 が 必 要 です 要 介 護 認 定 者 の 増 加 等 による 介 護 保 険 料 の 高 騰 も 考 えられるため 引 き 続 き 介 護 給 付 費 の 適 正 化 に 努 める 必 要 があります 27

34 第 4 章 基 本 理 念 と 施 策 の 体 系 1 基 本 理 念 本 町 では 高 齢 者 福 祉 計 画 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 の 策 定 時 から 尊 厳 生 きがい 自 立 した 生 活 社 会 をキーワードに 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 尊 厳 を 保 ちながら 自 立 した 生 活 が 送 れる 地 域 社 会 の 創 造 いつまでも 自 分 らし く 生 きるために を 基 本 理 念 に 掲 げ 施 策 を 推 進 してきました 本 計 画 においても この 理 念 を 引 き 続 き 継 承 し 基 本 理 念 と 位 置 づけます 基 本 理 念 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 尊 厳 を 保 ちながら 自 立 した 生 活 が 送 れる 地 域 社 会 の 創 造 いつまでも 自 分 らしく 生 きるために 2 基 本 目 標 前 期 計 画 においては 策 定 に 際 し この 基 本 理 念 を 根 底 として4つの 基 本 目 標 を 掲 げていましたが 本 計 画 では 基 本 的 な 考 えは 変 わりませんが 国 の 制 度 の 改 正 及 び 基 本 指 針 に 基 づき また 本 町 の 現 状 や 課 題 を 踏 まえ より 具 体 性 を 持 って 政 策 を 推 進 するために 基 本 目 標 を7つとしました (1) 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 生 き 生 きと 活 躍 できる 社 会 の 実 現 高 齢 者 が 社 会 参 加 を 通 じ 若 い 世 代 と 共 に 地 域 の 一 員 として その 人 らしく 生 き 生 きと 活 躍 できる 社 会 をめざしていきます (2) 高 齢 者 が 健 康 に 留 意 し 介 護 予 防 に 取 り 組 む 社 会 の 実 現 高 齢 者 一 人 ひとりが それぞれの 価 値 観 に 基 づき 楽 しみながら 健 康 づくりを し 介 護 予 防 に 積 極 的 に 取 り 組 む 社 会 をめざしていきます 28

35 (3) 高 齢 者 の 身 近 な 地 域 における 生 活 支 援 の 推 進 団 塊 の 世 代 が 高 齢 期 を 迎 え 37 年 には 75 歳 以 上 高 齢 者 となることを 踏 まえ 地 域 全 体 に 支 えあいの 意 識 を 広 め 地 域 で 高 齢 者 を 支 援 する 地 域 福 祉 活 動 の 充 実 をめざしていきます (4) 高 齢 者 が 尊 厳 を 持 って 豊 かに 暮 らせるよう 地 域 で 支 えあ える 社 会 の 実 現 高 齢 者 がたとえ 介 護 を 必 要 とする 状 態 になっても その 人 らしい 生 活 を 自 分 の 意 思 で 送 ることを 可 能 とするため バリアフリー 化 や 移 動 手 段 の 確 保 地 域 包 括 ケアシステムの 基 盤 となる 住 まいを 確 保 することで 高 齢 者 の 自 立 した 生 活 を 支 援 し 住 み 慣 れた 地 域 で 支 えあいながら 暮 らし 続 けることができる 社 会 の 実 現 をめざしていきます (5) 認 知 症 の 早 期 発 見 早 期 対 応 と 認 知 症 高 齢 者 への 支 援 の 充 実 認 知 症 高 齢 者 が 増 加 していくと 推 測 される 中 で 認 知 症 高 齢 者 に 対 する 地 域 での 支 援 の 充 実 を 図 っていきます (6) 高 齢 者 が 安 心 できる 医 療 と 介 護 の 連 携 医 療 と 介 護 の 両 方 を 必 要 とする 状 態 の 高 齢 者 に 在 宅 医 療 と 介 護 サービスを 一 体 的 に 提 供 するために 医 療 機 関 と 介 護 サービス 事 業 者 などの 関 係 者 の 連 携 をめざしていきます (7) 高 齢 者 が 明 るく 安 心 して 暮 らせる 社 会 の 実 現 たとえ 介 護 が 必 要 になっても 住 み 慣 れた 地 域 でいつでも 安 心 して 必 要 なサ ービスの 提 供 を 受 けられるよう 地 域 に 密 着 したサービス 提 供 体 制 の 充 実 をめ ざしていきます 29

36 3 地 域 包 括 ケアの 考 え 方 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 となる 37 年 を 目 途 に 重 度 な 要 介 護 状 態 とな っても 住 み 慣 れた 地 域 で 自 分 らしい 暮 らしを 人 生 の 最 後 まで 続 けることがで きるよう 医 療 介 護 予 防 住 まい 生 活 支 援 が 包 括 的 に 提 供 される 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 を 実 現 していきます 地 域 包 括 ケアシステムは 行 政 だけでは 構 築 できないため 医 師 会 歯 科 医 師 会 薬 剤 師 会 医 療 機 関 介 護 事 業 所 地 域 包 括 支 援 センター 社 会 福 祉 協 議 会 民 生 児 童 委 員 等 関 係 者 が 連 携 し 認 識 を 共 有 し 一 体 となって 取 り 組 ん でいく 必 要 があります このため 地 域 ケア 推 進 会 議 を 確 立 し サービス 資 源 の 開 発 の 検 討 や 基 盤 の 整 備 を 推 進 していきます 地 域 包 括 ケアシステムは 保 険 者 である 市 町 村 が 地 域 の 自 主 性 や 主 体 性 に 基 づき 地 域 の 特 性 に 応 じて 作 り 上 げていきます 30

37 地 域 包 括 ケアシステムのイメージ 日 常 生 活 圏 域 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 医 療 連 携 のための 課 題 の 抽 出 や 解 決 策 を 検 討 するための 会 議 の 開 催 関 係 職 種 が 相 互 に 理 解 するための 研 修 会 の 実 施 地 域 における 医 療 介 護 等 の 事 業 所 の 把 握 や マップの 作 成 在 宅 医 療 に 関 する 地 域 住 民 への 普 及 啓 発 など 介 護 連 携 介 護 保 険 サービスの 質 の 向 上 通 院 入 院 住 まい 通 所 入 所 介 護 サービス 事 業 者 に 対 する 指 導 監 督 介 護 従 事 者 の 人 材 育 成 など 介 護 保 険 制 度 の 円 滑 な 運 営 認 知 症 施 策 の 推 進 認 知 症 ケアパスの 作 成 と 活 用 に 向 け た 取 リ 組 み 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 の 配 置 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チームの 検 討 委 員 会 の 設 置 など 高 齢 者 参 加 利 用 制 度 の 普 及 啓 発 在 宅 でのサービスや 施 設 居 住 系 サービ スとのバランスの 取 れた 基 盤 整 備 介 護 給 付 費 の 適 正 化 など 生 活 支 援 介 護 予 防 生 活 支 援 サービスの 充 実 介 護 事 業 者 NPOや 民 間 企 業 住 民 ボランティア 等 によ る 地 域 のニーズに 合 った 多 様 な 生 活 支 援 サービスの 提 供 生 活 支 援 コーディネーター の 配 置 など 老 人 クラブ 自 治 会 ボランティア NPO 等 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 の 実 施 訪 問 型 や 通 所 型 のサービス 配 食 などの 生 活 支 援 サービスのケアマネジメント 身 近 な 場 所 における 健 康 づくりのための 体 操 や 介 護 予 防 の 啓 発 のための 講 話 の 実 施 など 一 般 介 護 予 防 事 業 の 実 施 介 護 事 業 者 NPOや 民 間 企 業 住 民 ボランティア 等 による 地 域 のニー ズに 合 った 多 様 な 生 活 支 援 サービス の 提 供 生 活 支 援 コーディネーターの 配 置 など 地 域 包 括 支 援 センター 地 域 ケア 会 議 の 推 進 地 域 包 括 支 援 センターの 機 能 強 化 医 療 と 介 護 地 域 とのネットワー クの 構 築 地 域 における 課 題 の 発 見 や 課 題 解 決 への 取 リ 組 みの 実 践 など 新 たな 施 策 への 対 応 総 合 相 談 窓 口 としての 職 員 の 資 質 向 上 を 始 めとした 体 制 の 強 化 など 31

38 本 人 の 様 子 ( 見 られる 症 状 や 行 動 の 例 ) 認 知 症 の 人 を 支 え る 体 制 等 やっておきたいこと 決 めておきたいこと 介 護 予 防 悪 化 予 防 他 者 とのつながり 支 援 仕 事 役 割 支 援 安 否 確 認 見 守 り 生 活 支 援 介 護 保 険 医 療 相 談 支 援 緊 急 時 支 援 ( 精 神 症 状 がみられる 等 ) 権 利 擁 護 住 まい 認 知 症 の 疑 い 物 忘 れはあるが 金 銭 管 理 や 買 い 物 書 類 作 成 等 を 含 め 日 常 生 活 は 自 立 している 本 人 の 気 持 ちの 傾 聴 に 心 がけましょう 認 知 症 のケアと 対 応 認 知 症 を 有 するが 日 常 生 活 は 自 立 同 じことを 繰 り 返 し 話 し 尋 ね る 今 までできていた 作 業 ( 事 務 買 い 物 家 事 など)ミス または 能 力 低 下 が 目 立 つ 社 会 的 な 出 来 事 への 興 味 や 関 心 が 乏 しい 話 題 が 乏 しく 限 られている 誰 かの 見 守 りがあれば 日 常 生 活 は 自 立 慣 れない 状 況 で 場 所 を 間 違 えたり 道 に 迷 う 同 じ 物 を 何 回 も 買 い 込 む 金 銭 管 理 や 適 正 な 服 装 に 他 人 の 介 助 が 必 要 日 常 生 活 に 手 助 け 介 護 が 必 要 慣 れた 状 況 でも 場 所 を 間 違 えたり 道 に 迷 う さっき 食 事 したこと さっき 言 ったことすら 忘 れる 常 に 介 護 が 必 要 自 分 の 名 前 や 出 生 地 すら 忘 れる 身 近 な 家 族 と 他 人 の 区 別 も つかない 医 療 や 介 護 について 勉 強 しましょう 認 知 症 を 予 防 するため 規 則 正 し 認 知 症 を 引 き 起 こす 病 気 により 今 後 の 経 過 や 介 護 の 方 法 が 異 なります 間 違 った 対 応 は 本 人 の 症 状 を 悪 化 させる 原 因 にもなります い 生 活 を 心 がけましょう 周 囲 が 適 切 に 対 応 することによりおだやかな 経 過 をたどることも 可 能 です 認 知 症 に 関 する 正 しい 知 識 や 失 敗 しないように 手 助 けしましょう 理 解 を 深 めておきましょう 今 までできてたことが 少 しずつできなくなり 失 敗 が 増 えてきます 失 敗 体 験 は 本 人 の 自 信 を 奪 い 症 状 を 悪 化 させることもあるので で 今 後 の 生 活 設 計 ( 介 護 や 金 銭 きるだけ 失 敗 をしない 失 敗 を 最 小 限 にするようさりげないフォローをしましょう 管 理 など)について 考 えてみま 介 護 保 険 サービスなどを 利 用 しましょう しょう 戸 惑 うような 出 来 事 が 増 え 介 護 が 難 しくなってきます 介 護 者 が 休 息 する 時 間 も 必 要 です 介 護 保 険 サービスを 上 手 に 利 用 して 負 担 を 減 らしましょう また 同 じ 立 場 の 人 の 集 まりで 話 を 聞 いたり 自 分 の 気 持 ちを 話 せる 場 をもつことも 大 切 です 生 きがいデイサービス 介 護 保 険 外 デイサービス 老 人 クラブ げんきかい 介 護 予 防 教 室 ふれあい いきいきサロン シルバー 人 材 センター ボランティア 活 動 老 人 クラブ 認 知 症 カフェ 民 生 委 員 訪 問 老 人 クラブ 友 愛 訪 問 緊 急 通 報 装 置 見 守 り 配 食 サービス こうた 生 活 支 援 隊 1コインサービス 軽 度 生 活 支 援 事 業 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 ( 社 会 福 祉 協 議 会 ) 通 所 介 護 デイサービス 訪 問 介 護 ヘルパー 訪 問 看 護 かかりつけ 医 認 知 症 サポート 医 認 知 症 疾 患 医 療 センター( 八 千 代 病 院 等 ) 地 域 包 括 支 援 センター 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 在 宅 介 護 支 援 センター 愛 知 県 認 知 症 電 話 相 談 かかりつけ 医 認 知 症 疾 患 医 療 センター( 八 千 代 病 院 等 ) 成 年 後 見 制 度 任 意 後 見 法 定 後 見 地 域 包 括 支 援 センター 人 権 相 談 消 費 生 活 相 談 無 料 法 律 相 談 司 法 書 士 法 律 困 りごと 相 談 住 宅 改 修 高 齢 者 向 け 住 宅 住 宅 型 有 料 老 人 ホーム 介 護 付 有 料 老 人 ホーム ケアマネジャー ショートステイ 居 住 系 サービス グループホーム( 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 ) 特 別 養 護 老 人 ホーム 認 知 症 ケアパス 概 念 図 気 づき~ 診 断 まで 日 常 在 宅 ケア 急 性 増 悪 期 ケア 日 常 在 宅 ケア 介 護 分 野 医 療 分 野 相 談 自 宅 地 域 包 括 支 援 センター 在 宅 介 護 支 援 センター 本 人 家 族 認 知 症 疑 い 気 づき 相 談 認 知 症 サ ポート 医 急 性 増 悪 期 の 訪 問 や 電 話 相 談 初 期 集 中 支 援 チーム ケアマネ 引 き 継 ぎ + ジャー 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 要 介 護 認 定 初 回 訪 問 受 診 かかりつ け 医 介 護 サービス 必 要 時 日 常 診 療 認 知 症 疾 患 医 療 センター ( 八 千 代 病 院 国 立 長 寿 医 療 センター 等 ) 居 宅 サービス グループホー ム 等 急 性 増 悪 期 認 知 症 行 動 心 理 状 況 悪 化 時 などの 急 性 増 悪 期 診 療 特 養 老 健 療 養 型 施 設 ショートステイ 短 期 治 療 ( 精 神 科 医 療 機 関 等 ) 本 人 日 常 診 療 自 宅 確 定 診 断 32

39 新 しい 総 合 事 業 の 開 始 高 齢 者 人 口 は 年 々 増 加 しています 5 年 後 10 年 後 を 視 野 に 持 続 可 能 な 介 護 保 険 制 度 にしていくために 国 から 新 しい 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の ガイドラインが 示 されました 本 計 画 では ガイドラインに 沿 って 地 域 の 実 情 に 即 した 施 策 を 盛 り 込 んでいきます 総 合 事 業 に 関 する 総 則 的 な 事 項 要 支 援 者 の 多 様 なニーズに 見 合 ったサービスを 提 供 する 仕 組 み 生 活 支 援 の 充 実 高 齢 者 の 社 会 参 加 支 えあい 体 制 づくり 介 護 予 防 の 推 進 関 係 者 間 の 意 識 共 有 と 自 立 支 援 に 向 けたサービスの 推 進 等 を 基 本 に 事 業 を 実 施 住 民 主 体 のサービス 利 用 認 定 に 至 らない 高 齢 者 増 加 重 症 化 予 防 推 進 によ り 結 果 として 費 用 の 効 率 化 本 計 画 中 では 多 様 なニーズに 応 えていくサービスの 整 備 等 を 進 め 実 施 可 能 な 事 業 から 順 次 進 めていきます 幸 田 町 の 総 合 事 業 高 齢 者 支 援 の 概 念 図 訪 問 型 サービス 一 般 介 護 予 防 事 業 〇 介 護 予 防 教 室 〇 げんきかい 〇 理 学 療 法 士 による 運 動 教 室 〇 65 歳 到 達 者 説 明 会 ( 介 護 予 防 普 及 啓 発 ) 健 康 づくり 等 〇 福 祉 出 前 講 座 〇 メタボ 脱 出 教 室 〇 誰 でもできる 健 康 体 操 〇 住 民 健 診 通 所 型 サービス 〇 シルバー 人 材 センター 〇 ボランティア 〇 訪 問 介 護 事 業 所 ( 専 門 的 な 支 援 が 必 要 な 人 が 対 象 要 支 援 1,2の 人 ) 高 齢 者 送 迎 サ l ビ ス 老 人 福 祉 センター 〇 生 きがいデイサービス ( 要 介 護 認 定 のない 人 ) ミニデイサービス ( 住 民 主 体 による 多 様 な サービス ホ ランテイア 事 業 者 に 委 託 等 ) 生 活 支 援 サービス ( 配 食 見 守 り 等 ) 〇 軽 度 生 活 支 援 事 業 〇 見 守 りネットワーク 〇 見 守 り 配 食 サービス 〇 緊 急 通 報 装 置 の 貸 与 〇 ボランティア その 他 生 活 支 援 〇 こうた 生 活 支 援 隊 〇 外 出 支 援 コミュニティバス 福 祉 有 償 輸 送 事 業 〇 家 具 転 倒 防 止 器 具 取 付 支 援 事 業 〇 火 災 報 知 器 取 付 支 援 事 業 生 きがい 活 動 支 援 つどいの 場 就 労 の 場 ( 社 会 参 加 ) 〇 老 人 福 祉 センター 〇 高 齢 者 ふれあいプラザ 〇 ふれあい いきいきサロン 〇 老 人 クラブ 〇 シルバー 人 材 センター 〇 ボランティアセンター 〇 シルバースクール 通 所 介 護 事 業 所 ( 専 門 的 な 支 援 が 必 要 な 人 が 対 象 要 支 援 1,2 の 人 ) 相 談 幸 田 町 地 域 包 括 支 援 センター ( 要 支 援 者 介 護 予 防 生 活 支 援 サービス 事 業 対 象 者 には ケアマ ネジメントを 実 施 ) 幸 田 町 役 場 福 祉 課 在 宅 介 護 支 援 センター (まどかの 郷 つつじケ 丘 ) 33

40 新 しい 総 合 事 業 の 開 始 資 料 : 厚 生 労 働 省 総 合 事 業 と 生 活 支 援 サービスの 充 実 34 資 料 : 厚 生 労 働 省

41 4 施 策 の 体 系 (1) 施 策 の 体 系 の 考 え 方 前 期 計 画 においては すべての 高 齢 者 が 基 本 理 念 を 達 成 するために 基 本 目 標 として 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 生 き 生 きと 活 躍 できる 社 会 の 実 現 高 齢 者 が 健 康 に 留 意 し 介 護 予 防 に 取 り 組 む 社 会 の 実 現 高 齢 者 が 尊 厳 を 持 って 豊 かに 暮 らせるよう 地 域 で 支 えあえる 社 会 の 実 現 高 齢 者 が 明 るく 安 心 して 暮 らせる 社 会 の 実 現 を 元 気 高 齢 者 から 要 介 護 認 定 者 まで 高 齢 者 の 心 身 の 状 況 や 生 活 環 境 に 応 じて 幅 広 い 高 齢 者 施 策 の 体 系 化 を 図 ってきました 本 計 画 においても この 基 本 的 な 構 成 は 継 承 しながら 国 が 示 している 考 え 方 や 本 町 の 現 状 や 課 題 を 踏 まえ 施 策 体 系 の 見 直 しを 図 りました 35

42 基 本 理 念 基 本 目 標 基 本 施 策 自 立 し た 生 活 が 送 れ る 地 域 社 会 の 創 造 い つ ま で も 自 分 ら し く 生 き る た め に 高 齢 者 が 生 き が い を 持 ち 尊 厳 を 保 ち な が ら 自 立 し た 生 活 が 送 れ る 地 域 社 会 の 創 造 1 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 生 き 生 きと 活 躍 でき る 社 会 の 実 現 2 高 齢 者 が 健 康 に 留 意 し 介 護 予 防 に 取 り 組 む 社 会 の 実 現 3 高 齢 者 の 身 近 な 地 域 に おける 生 活 支 援 の 推 進 4 高 齢 者 が 尊 厳 を 持 って 豊 かに 暮 らせるよう 地 域 で 支 えあえる 社 会 の 実 現 5 認 知 症 の 早 期 発 見 早 期 対 応 と 認 知 症 高 齢 者 へ の 支 援 の 充 実 6 高 齢 者 が 安 心 できる 医 療 と 介 護 の 連 携 7 高 齢 者 が 明 るく 安 心 し て 暮 らせる 社 会 の 実 現 (1) 社 会 参 加 の 促 進 と 高 齢 者 の 生 きがい の 創 出 (1) 介 護 予 防 リハビリ テーションの 充 実 (1) 生 活 支 援 の 充 実 (1) 高 齢 者 にやさしい 地 域 づくりの 強 化 (1) 認 知 症 高 齢 者 支 援 対 策 の 推 進 (1) 地 域 における 総 合 的 な 支 援 体 制 の 確 立 (1) 高 齢 者 の 自 立 支 援 (2) 介 護 保 険 事 業 の 円 滑 な 実 施 36

43 施 策 項 目 1 生 涯 学 習 活 動 への 支 援 2 老 人 クラブ 活 動 への 支 援 3 交 流 活 動 の 充 実 4 就 労 の 場 の 確 保 5ボランティア 活 動 の 推 進 1 介 護 予 防 事 業 2 健 康 づくりの 推 進 1 地 域 ケア 会 議 地 域 ケア 推 進 会 議 の 開 催 2 生 活 支 援 コーディネーターの 配 置 3 高 齢 者 見 守 りネットワーク 4 見 守 り 配 食 サービス 5その 他 の 生 活 支 援 ( 町 の 在 宅 サービス) 1 公 共 施 設 交 通 機 関 等 のバリアフリー 化 の 促 進 2 高 齢 者 の 移 動 対 策 3 安 全 対 策 防 犯 防 災 対 策 4 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 整 備 1 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 検 討 委 員 会 の 設 置 2 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 の 設 置 3 認 知 症 ケアパスの 活 用 4 認 知 症 カフェの 実 施 5 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 の 開 催 6 徘 徊 高 齢 者 等 探 索 支 援 事 業 7 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 ( 認 知 症 高 齢 者 専 用 デイサービス) 8 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 ( 認 知 症 高 齢 者 グループホーム) 1 在 宅 医 療 介 護 連 携 の 推 進 1 包 括 的 支 援 事 業 2 介 護 保 険 サービス 3 介 護 予 防 サービス 事 業 ( 総 合 事 業 ) 4 福 祉 施 設 サービス 等 の 利 用 1 介 護 給 付 等 の 費 用 の 適 正 化 2 苦 情 処 理 情 報 開 示 について 3 相 談 窓 口 情 報 提 供 について 37

44 第 5 章 基 本 目 標 を 達 成 するための 分 野 別 施 策 1 高 齢 者 が 生 きがいを 持 ち 生 き 生 きと 活 躍 できる 社 会 の 実 現 (1) 社 会 参 加 の 促 進 と 高 齢 者 の 生 きがいの 創 出 団 塊 の 世 代 が 高 齢 期 を 迎 えるにあたり 高 齢 者 の 生 きがいづくりや 社 会 参 加 による 心 と 体 の 健 康 づくりに 向 けて 高 齢 者 同 士 や 世 代 間 の 交 流 支 援 高 齢 者 の 豊 富 な 知 識 技 能 経 験 を 地 域 に 活 かす 就 労 の 支 援 生 涯 スポーツや 生 涯 学 習 等 をさまざまな 行 事 等 を 通 してより 一 層 促 進 していきます また 地 域 住 民 が 主 体 的 に 健 康 づくりを 行 えるよう 環 境 整 備 を 図 り 生 活 習 慣 病 の 予 防 や 閉 じ こもりがちな 高 齢 者 の 社 会 的 孤 立 感 の 解 消 自 立 生 活 の 助 長 を 通 じて 認 知 症 や 寝 たきりを 予 防 し 健 康 寿 命 の 延 伸 を 図 っていきます 1 生 涯 学 習 活 動 への 支 援 本 町 では 生 涯 学 習 推 進 本 部 が 設 置 されており 高 齢 者 生 きがい 対 策 と して 施 設 整 備 やシルバースクール 趣 味 やスポーツの 教 室 文 化 クラブ 趣 味 の 活 動 講 座 等 の 学 習 プログラムの 提 供 等 が 実 施 されています 今 後 も 生 涯 学 習 環 境 の 整 備 及 び 活 動 を 支 援 していきます 2 老 人 クラブ 活 動 の 支 援 老 人 クラブは 地 域 における 高 齢 者 の 自 主 的 な 団 体 として スポーツ 活 動 文 化 活 動 などの 生 きがいづくり 健 康 講 座 などの 健 康 づくり さらに 交 通 安 全 活 動 ひとり 暮 らしの 高 齢 者 への 友 愛 訪 問 等 の 地 域 奉 仕 活 動 といった 幅 広 い 活 動 を 行 っています そのような 中 で 老 人 クラブの 会 員 数 は 横 ばいとなってい るため 今 後 会 員 の 減 少 が 懸 念 されています このため 新 たな 老 人 クラブ 運 営 のあり 方 の 検 討 や 活 動 内 容 を 工 夫 する 等 活 動 を 支 援 していきます 38

45 3 交 流 活 動 の 充 実 ともに 支 えあうまちづくりを 実 現 するためには 行 政 主 導 でなく 住 民 の 積 極 的 な 参 加 によって 福 祉 文 化 を 創 り 上 げることが 必 要 です そのため 小 中 学 校 において 福 祉 について 正 しい 理 解 を 深 めるための 福 祉 教 育 を 推 進 していきます また 老 人 福 祉 センター 高 齢 者 ふれあいプラザ 等 での 高 齢 者 同 士 の 交 流 や 保 育 園 小 学 校 等 における 世 代 間 の 交 流 活 動 の 充 実 を 図 っていきます 4 就 労 の 場 の 確 保 シルバー 人 材 センターは 高 齢 者 の 就 業 機 会 の 場 として また 生 きがいの 場 としての 機 能 を 有 しており さらに 今 後 は 高 齢 者 の 生 活 支 援 事 業 の 拠 点 と して ますます 需 要 が 見 込 まれています また 60 歳 以 上 の 元 気 な 高 齢 者 が 地 域 の 人 々の 生 活 支 援 のために 活 躍 す る 場 にもなっています 今 後 もシルバー 人 材 センターの 活 動 を 支 援 していきます 5 ボランティア 活 動 の 推 進 現 在 町 では 社 会 福 祉 協 議 会 などとの 連 携 のもと 配 食 サービス げんきか い いきいきサロンなどの 健 康 づくり 活 動 や 防 災 活 動 等 で 高 齢 者 支 援 の 地 域 住 民 のボランティア 活 動 が 進 んでいます しかし ボランティア 団 体 全 般 について 後 継 者 の 育 成 という 点 で 課 題 が 残 り 高 齢 者 を 始 め 地 域 住 民 が 気 軽 にボランティア 体 験 ができる 機 会 づくりのサポ ートや 高 齢 者 の 生 きがいづくりとしてのボランティアへの 参 加 促 進 等 社 会 福 祉 協 議 会 と 連 携 し 担 い 手 の 育 成 を 支 援 していきます 39

46 2 高 齢 者 が 健 康 に 留 意 し 介 護 予 防 に 取 り 組 む 社 会 の 実 現 (1) 介 護 予 防 リハビリテーションの 充 実 介 護 が 必 要 な 状 態 にならない たとえ 介 護 が 必 要 となってもできるだけ 軽 い 状 態 で 最 後 まで 自 分 らしく 生 きていくことは 私 たち 共 通 の 願 いです あるいは 自 分 の 能 力 を 活 かして 地 域 社 会 に 積 極 的 に 参 加 することを 可 能 とすることは より 自 分 らしく 生 きがいのある 充 実 した 人 生 を 送 ることにつながります その ため 心 身 の 健 康 についての 知 識 を 深 めることを 含 めて 健 康 づくりの 講 座 等 の 実 施 に 努 めていきます また 元 気 なうちから 切 れ 目 のない 介 護 予 防 を 行 って いくため 前 期 高 齢 者 向 けの 介 護 予 防 教 室 の 開 催 を 推 進 していきます 高 齢 者 が 健 康 づくりを 身 につけて 自 主 グループを 立 ち 上 げ 定 期 的 に 運 動 を 行 うことができるように 介 護 予 防 に 取 り 組 んでいくための 支 援 を 推 進 して いきます 1 介 護 予 防 事 業 高 齢 期 の 生 活 の 質 を 高 め 心 身 機 能 を 保 持 するために 元 気 なときから 切 れ 目 ない 介 護 予 防 の 継 続 をめざし 効 果 的 な 介 護 予 防 事 業 を 推 進 していきます リハビリテーション 専 門 職 等 の 関 与 による 介 護 予 防 事 業 の 取 り 組 みを 推 進 していきます 介 護 予 防 事 業 については 参 加 者 が 少 ない 事 業 もあり 介 護 予 防 に 関 する 正 しい 理 解 が 深 まっていないことなどが 一 因 と 考 えられます 安 定 的 に 参 加 を 促 進 をしていくため より 一 層 の 事 業 の 周 知 を 図 り 多 くの 人 が 利 用 しやすい 環 境 づくりに 努 めていきます 運 動 機 能 の 向 上 事 業 参 加 者 の 運 動 機 能 の 維 持 向 上 を 図 るため 厚 生 労 働 省 のマニュアルを 基 本 に 個 々の 状 況 に 応 じた 計 画 の 作 成 運 動 の 実 施 事 後 アセスメント 等 を 実 施 して います 今 後 も 啓 発 周 知 に 努 め 実 施 回 数 や 内 容 の 充 実 を 図 っていきます 40

47 栄 養 改 善 事 業 参 加 者 が 自 身 の 日 ごろの 食 生 活 の 見 直 しや 積 極 的 な 栄 養 改 善 ができるよう 国 の 栄 養 改 善 マニュアルに 基 づき 食 べること の 集 団 栄 養 教 育 調 理 実 習 栄 養 相 談 等 を 行 っています 無 理 なく 食 生 活 の 見 直 しができるよう 栄 養 教 育 と 実 技 を 併 せて 実 施 し 生 活 習 慣 病 の 改 善 と 組 み 合 わせて 魅 力 あるプログラムを 作 成 し 多 くの 方 に 参 加 してもらえる 機 会 の 提 供 に 努 めていきます 口 腔 機 能 の 向 上 事 業 高 齢 者 の 摂 食 えんげ 機 能 の 低 下 を 早 期 に 発 見 し その 悪 化 の 予 防 を 目 的 に 口 腔 機 能 の 向 上 のための 教 育 や 口 腔 清 掃 の 指 導 摂 食 えんげ 機 能 に 関 する 機 能 訓 練 の 指 導 等 の 事 業 を 実 施 しています 参 加 者 が 日 常 生 活 でのセルフケアにより 口 腔 機 能 の 維 持 改 善 が 図 れるよう 支 援 を 行 っていきます 今 後 は 事 業 内 容 を 工 夫 し 興 味 をもって 参 加 できる 機 会 の 提 供 に 努 めていき ます 転 倒 予 防 教 室 前 期 高 齢 者 向 けの 介 護 予 防 教 室 として 理 学 療 法 士 等 の 指 導 のもと 老 化 に 負 けないからだのメンテナンス 教 室 等 学 習 と 運 動 を 取 り 入 れた 教 室 を 実 施 して いきます 教 室 の 受 講 後 は 健 康 づくりを 身 につけた 人 たちが 自 主 グループを 立 ち 上 げ 定 期 的 に 運 動 を 行 うことができるように 介 護 予 防 に 取 り 組 んでいくための 支 援 を 進 めていきます 65 歳 到 達 者 への 介 護 予 防 事 業 の 周 知 第 1 号 被 保 険 者 になる 人 を 対 象 に 被 保 険 者 証 の 交 付 と 介 護 保 険 制 度 の 説 明 会 を 引 き 続 き 実 施 していきます この 機 会 を 利 用 して 健 康 づくりや 介 護 予 防 の 必 要 性 を 説 明 して 周 知 を 図 り 健 康 教 室 介 護 予 防 教 室 等 のメニューを 示 し 普 及 に 努 めるとともに 参 加 を 促 していきます 41

48 介 護 予 防 教 室 町 内 2か 所 ある 在 宅 介 護 支 援 センターで 機 能 改 善 栄 養 改 善 認 知 症 予 防 について 教 室 を 開 催 しています 教 室 に 参 加 することで 高 齢 者 が 外 に 出 る 機 会 地 域 の 人 と 交 流 する 機 会 介 護 老 人 福 祉 施 設 の 入 居 者 との 交 流 を 目 的 に 実 施 し ています 毎 回 大 勢 の 参 加 があるので 引 き 続 き 実 施 できるよう 支 援 を 行 っていきます 介 護 者 教 室 家 庭 で 高 齢 者 等 を 介 護 している 人 に 対 して 介 護 方 法 介 護 予 防 介 護 者 の 健 康 づくり 等 についての 知 識 技 術 を 習 得 してもらう 教 室 を 開 催 しています また 町 が 実 施 する 講 座 を 始 め 団 体 等 からの 要 請 により 各 種 の 出 前 講 座 を 実 施 しており より 多 くの 住 民 に 参 加 していただけるよう 今 後 も 内 容 の 充 実 と 周 知 をしていきます ふれあい いきいきサロン 地 域 の 高 齢 者 とのふれあいやレクリエーション 活 動 などを 通 じて 高 齢 者 の 閉 じこもりを 防 ぎ 要 介 護 状 態 になることの 予 防 を 図 り 高 齢 者 の 生 きがいづ くりの 場 を 提 供 しています 今 後 地 域 ボランティアの 方 の 協 力 を 得 ながら 高 齢 者 が 気 軽 に 参 加 できる 開 催 内 容 の 充 実 のため 介 護 予 防 事 業 との 関 連 を 強 め 引 き 続 き 支 援 を 行 って いきます げんきかい 閉 じこもりによる 寝 たきりや 認 知 症 予 防 及 び 高 齢 者 の 健 康 づくり 事 業 とし て 各 学 区 で 開 催 しています レクリエーション 保 育 園 児 との 交 流 や 転 倒 予 防 体 操 等 を 実 施 し 健 康 づく りと 脳 の 活 性 化 を 図 り 社 会 参 加 を 促 すことにより 生 き 生 きとした 生 活 を 確 保 し 健 康 の 維 持 増 進 ができるよう 引 き 続 き 支 援 を 行 っていきます 42

49 デイサービス( 生 きがい 活 動 支 援 通 所 事 業 ) 介 護 保 険 適 用 外 でも 心 身 の 状 態 により 支 援 の 必 要 な 人 で かつ 日 中 一 人 に なり 閉 じこもりがちの 高 齢 者 等 を 対 象 に 老 人 福 祉 センターで 月 曜 日 から 金 曜 日 に 実 施 しています 閉 じこもりを 防 ぎ 生 きがいのある 生 活 を 送 ることが できるよう 健 康 チェックや 日 常 生 活 訓 練 入 浴 などを 行 い 要 介 護 状 態 とな ることの 予 防 を 行 っています 今 後 も 利 用 者 の 生 きがいの 発 見 家 族 介 護 の 負 担 軽 減 が 図 れるよう 利 用 者 の 拡 大 とサービスメニューの 充 実 や 施 設 の 改 修 を 行 っていきます 2 健 康 づくりの 推 進 町 民 が 自 らの 意 思 で 健 康 づくりに 取 り 組 み 自 分 らしく 前 向 きに 暮 らすこと の 実 践 をめざして 健 康 こうた 21 計 画 に 基 づいた 取 り 組 みを 保 健 医 療 福 祉 の 各 関 係 機 関 や 地 域 の 団 体 と 連 携 し 推 進 していきます 健 康 手 帳 の 活 用 健 康 教 育 集 団 健 康 教 育 健 康 相 談 重 点 健 康 相 談 総 合 健 康 相 談 健 康 診 査 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 結 核 検 診 節 目 歯 科 検 診 骨 粗 しょう 症 検 診 各 種 がん 検 診 脳 ドック 肺 ドック 肝 炎 ウィルス 検 診 人 間 ドック 住 民 健 診 43

50 3 高 齢 者 の 身 近 な 地 域 における 生 活 支 援 の 推 進 (1) 生 活 支 援 の 充 実 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 向 けた 体 制 づくりのため 地 域 包 括 ケアシス テムにおける 中 核 的 な 機 関 として 期 待 される 地 域 包 括 支 援 センターについて 一 層 の 機 能 充 実 強 化 を 図 り 地 域 福 祉 関 連 機 関 の 連 携 を 強 化 していきます また 元 気 な 高 齢 者 を 支 援 の 担 い 手 となるよう 養 成 し 支 援 の 場 につなげる 等 生 活 支 援 活 動 の 担 い 手 となる 人 材 育 成 に 努 めていきます 1 地 域 ケア 会 議 地 域 ケア 推 進 会 議 の 開 催 地 域 ケア 会 議 は 地 域 包 括 支 援 センターが 中 心 となり 高 齢 者 に 対 する 個 別 支 援 の 取 り 組 み 等 の 検 討 を 行 ないます この 検 討 会 議 の 積 み 重 ねから 導 き 出 さ れた 課 題 を 町 が 主 体 となり 福 祉 医 療 地 域 等 の 代 表 者 の 間 で 地 域 課 題 と して 共 有 し 高 齢 者 に 対 する 支 援 の 充 実 と それを 支 える 社 会 基 盤 の 整 備 を 検 討 するため 地 域 ケア 推 進 会 議 を 開 催 していきます 2 生 活 支 援 コーディネータ の 配 置 新 しい 総 合 事 業 では 訪 問 型 サービスや 通 所 型 サービスが 既 存 の 介 護 サービ ス 事 業 者 によるサービス 提 供 のほか 高 齢 者 を 始 め 住 民 が 主 体 となるサービス 提 供 支 援 等 地 域 の 実 情 に 応 じて 多 様 化 が 求 められています また ひとり 暮 らし 高 齢 者 や 高 齢 者 のみの 世 帯 認 知 症 の 高 齢 者 が 増 加 する 中 高 齢 者 が 地 域 での 生 活 を 継 続 するためには 多 様 な 生 活 ニーズに 対 応 した 多 様 なサービスを 提 供 していくことが 必 要 です このため 地 域 の 社 会 資 源 の 開 発 支 援 関 係 者 間 のネットワークの 構 築 等 を 行 う 生 活 支 援 コーディネーターの 配 置 及 び 協 議 体 の 設 置 に 努 めていきます 3 高 齢 者 見 守 りネットワーク 民 生 児 童 委 員 老 人 クラブ 在 宅 介 護 支 援 センター 配 食 サービス 等 によ る 見 守 りを 実 施 していますが より 身 近 な 地 域 の 方 や 郵 便 新 聞 等 事 業 者 等 を 含 めたネットワークの 構 築 を 推 進 していきます 行 方 不 明 者 の 対 策 として 防 災 無 線 の 利 用 の 他 に 携 帯 電 話 にメールを 配 信 するこうたタウンメールの 登 録 者 の 増 加 を 図 り 不 明 者 捜 索 の 協 力 体 制 の 推 進 に 努 めていきます 44

51 4 見 守 り 配 食 サービス ひとり 暮 らし 高 齢 者 身 体 障 がい 者 のみの 世 帯 等 でサービスの 必 要 な 人 を 対 象 に ボランティアや 民 間 事 業 者 により 毎 週 月 曜 日 から 金 曜 日 の 夕 食 を 配 達 し ています 食 事 の 推 奨 により 高 齢 者 の 健 康 の 保 持 安 否 確 認 を 行 っています サービスのニーズが 高 まっている 中 より 一 層 の 事 業 の 充 実 に 努 めていきま す 5 その 他 の 生 活 支 援 ( 町 の 在 宅 サービス) 軽 度 生 活 支 援 事 業 高 齢 者 のみ 心 身 障 がい 者 のみの 世 帯 で 援 助 を 必 要 とする 人 を 対 象 に 在 宅 での 円 滑 な 日 常 生 活 の 維 持 をしていただくために シルバー 人 材 センター から 会 員 を 派 遣 し 庭 木 の 手 入 れ 大 掃 除 買 い 物 等 を 支 援 しています ひとり 暮 らしの 高 齢 者 を 中 心 に 利 用 希 望 は 高 く 事 業 の 周 知 を 図 り より 一 層 のサービス 提 供 を 支 援 していきます 紙 おむつ 費 一 部 支 給 要 介 護 3~5の 在 宅 の 高 齢 者 及 び 重 度 身 体 障 がい 者 で 自 力 で 排 せつの 出 来 ない 方 に 対 して 紙 おむつ 費 の 一 部 を 支 給 することにより 家 族 の 介 護 の 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 り 在 宅 生 活 の 継 続 を 支 援 しています 要 介 護 認 定 者 の 増 加 や 在 宅 要 介 護 高 齢 者 の 増 加 により 利 用 者 の 増 加 が 見 込 まれるため 事 業 の 周 知 を 図 り 継 続 して 実 施 していきます また 使 用 で きる 品 目 の 追 加 を 検 討 し 事 業 の 充 実 を 図 っていきます 在 宅 介 護 手 当 介 護 保 険 制 度 は 介 護 の 社 会 化 をめざし 介 護 する 家 族 の 負 担 の 軽 減 を 目 的 としていますが 在 宅 で 介 護 する 家 族 の 負 担 は 大 きいものがあります この ため 介 護 保 険 制 度 とは 別 に 介 護 者 の 経 済 的 な 負 担 の 緩 和 を 図 るために 要 介 護 3 以 上 の 人 を 在 宅 で 介 護 されている 人 に 在 宅 介 護 手 当 を 支 給 しています 今 後 利 用 者 の 増 加 が 見 込 まれるため 適 正 な 給 付 に 努 めていきます 45

52 家 族 介 護 手 当 介 護 保 険 を 利 用 せずに 在 宅 で 要 介 護 4 5といった 重 度 の 人 の 介 護 を 行 う 家 族 の 経 済 的 負 担 を 軽 減 するために 家 族 介 護 手 当 を 支 給 します 現 在 該 当 となる 利 用 者 がいないため 近 隣 市 の 同 制 度 等 の 動 向 も 見 なが ら 制 度 のあり 方 について 検 討 していきます ショートステイ 介 護 者 の 事 故 病 気 葬 儀 等 の 理 由 により 高 齢 者 を 自 宅 で 介 護 できない 状 態 となり 介 護 保 険 制 度 において 対 応 できない 場 合 緊 急 的 な 一 時 保 護 と して 町 内 の 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 で 2 泊 3 日 程 度 の 保 護 を 受 けることが できます 今 後 も 緊 急 的 保 護 的 サービスとして 継 続 実 施 していきます 寝 具 洗 浄 乾 燥 事 業 要 介 護 3 以 上 身 障 2 級 程 度 以 上 の 人 を 対 象 に 寝 具 の 洗 浄 乾 燥 サービス を 行 うことにより 在 宅 生 活 の 衛 生 管 理 健 康 の 維 持 向 上 に 役 立 つことを 目 的 に 実 施 しています 身 体 障 がい 者 を 含 め 利 用 者 は 多 く 今 後 も 事 業 の 周 知 を 図 り より 一 層 の 利 用 支 援 に 努 めていきます 訪 問 理 容 サービス 寝 たきり 状 態 にある 高 齢 者 重 度 身 体 障 がい 者 を 対 象 に 理 容 師 を 利 用 者 の 自 宅 へ 派 遣 し 寝 たきり 状 態 にある 人 の 清 潔 身 だしなみの 維 持 リフレ ッシュを 図 るサービスを 行 っています 今 後 もサービスを 必 要 とする 人 の 利 用 拡 大 のため ケアマネジャーや 介 護 を 担 当 する 職 員 などによる 事 業 のPRに 努 めていきます 46

53 4 高 齢 者 が 尊 厳 を 持 って 豊 かに 暮 らせるよう 地 域 で 支 えあえる 社 会 の 実 現 (1) 高 齢 者 にやさしい 地 域 づくりの 強 化 高 齢 者 が 尊 厳 を 持 って 豊 かに 暮 らすためには 高 齢 者 がたとえ 介 護 を 必 要 と する 状 態 になっても その 人 らしい 生 活 を 自 分 の 意 思 で 送 ることを 可 能 とする ことが 必 要 であり 日 常 生 活 の 活 動 を 支 援 するまちのバリアフリー 化 や 移 動 手 段 の 確 保 住 まいの 確 保 や 自 宅 で 暮 らし 続 けるための 住 宅 改 修 及 び 福 祉 用 具 の 貸 与 販 売 等 による 支 援 により 高 齢 者 の 自 立 した 生 活 を 支 援 するとともに 安 心 して 住 み 慣 れた 地 域 で 支 えあいながら 暮 らし 続 けることができる 社 会 の 実 現 をめざしていきます 1 公 共 施 設 交 通 機 関 等 のバリアフリー 化 の 促 進 高 齢 者 障 害 者 等 の 移 動 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 する 法 律 (バリアフリー 新 法 ) に 基 づき 高 齢 者 や 障 がい 者 等 の 公 共 交 通 機 関 を 利 用 した 移 動 の 利 便 性 及 び 安 全 性 の 向 上 を 図 るため 駅 やバス 車 輌 等 のバリアフリー 化 についての 取 り 組 みを 支 援 していきます 2 高 齢 者 の 移 動 対 策 コミュニティバスの 利 便 向 上 を 図 り 高 齢 者 の 外 出 支 援 等 を 行 っていきます また 交 通 事 故 防 止 に 向 けた 様 々な 取 り 組 みを 行 い 交 通 安 全 の 意 識 の 定 着 を 図 り 地 域 主 体 の 啓 発 活 動 を 推 進 していきます 今 後 福 祉 有 償 移 送 の 利 用 について 周 知 を 図 ると 共 に 福 祉 タクシーについ ても 検 討 していきます 3 安 全 対 策 防 犯 防 災 対 策 高 齢 者 が 災 害 や 犯 罪 などにおいて 大 きな 被 害 を 受 けやすいことを 踏 まえ 高 齢 者 自 身 や 町 民 全 体 の 防 火 防 災 防 犯 などの 意 識 の 高 揚 や 知 識 の 普 及 を 図 る とともに ネットワークを 生 かした 取 り 組 みを 行 っていきます 47

54 4 高 齢 者 が 安 心 して 暮 らせる 住 まいの 整 備 地 域 包 括 ケアシステムは 住 み 慣 れた 地 域 で 自 分 らしい 生 活 を 可 能 な 限 り 在 宅 で 過 ごしたい を 実 現 することです そのためには 要 介 護 状 態 になって も ひとり 暮 らし 高 齢 者 であっても 馴 染 みのある 日 常 生 活 圏 域 の 中 で 生 活 可 能 な 住 宅 の 整 備 が 欠 かせません 住 宅 改 修 福 祉 用 具 の 効 果 的 な 活 用 に 加 え 適 切 な 生 活 支 援 サービスを 組 み 合 わせることにより 自 宅 で 住 み 続 けることが 可 能 となります 加 えて 自 宅 での 生 活 に 近 い 環 境 の 中 で 介 護 サービスを 受 ける 事 が 可 能 となる 住 まい 等 の 供 給 を 推 進 していきます 住 宅 改 修 自 宅 での 介 護 生 活 を 送 るために 手 すりの 取 り 付 け 床 段 差 の 解 消 洋 式 便 器 への 取 り 替 え 改 修 等 の 住 宅 改 修 を 行 う 費 用 について 支 給 するサービスです 要 支 援 要 介 護 認 定 者 で 住 宅 改 修 が 必 要 な 人 に 対 して 引 き 続 きサービスの 提 供 を 行 っていきます 福 祉 用 具 貸 与 日 常 生 活 上 の 便 宜 を 図 る 用 具 や 機 能 訓 練 のための 用 具 を 貸 し 出 すサービス です 福 祉 用 具 については 車 いす 車 いす 付 属 品 特 殊 寝 台 特 殊 寝 台 付 属 品 床 ずれ 防 止 用 具 体 位 変 換 器 手 すり スロープ 歩 行 器 歩 行 補 助 つえ 認 知 症 高 齢 者 徘 徊 感 知 機 器 移 動 用 リフト 自 動 排 泄 処 理 装 置 の 13 品 目 とな っています サービスが 必 要 な 要 支 援 要 介 護 認 定 者 に 対 して 今 後 も 引 き 続 きサービス の 提 供 を 行 っていきます 特 定 福 祉 用 具 販 売 自 宅 での 介 護 生 活 に 必 要 な 福 祉 用 具 のうち 入 浴 や 排 せつのための 福 祉 用 具 等 を 購 入 する 費 用 について 支 給 するサービスです サービスが 必 要 な 要 支 援 要 介 護 認 定 者 に 対 して 引 き 続 きサービスの 提 供 を 行 っていきます 48

55 家 具 転 倒 防 止 器 具 取 付 支 援 高 齢 者 障 がい 者 等 を 対 象 に 地 震 発 生 時 における 家 具 の 転 倒 防 止 のため 家 具 転 倒 防 止 金 具 を 無 償 で 取 り 付 けを 行 っている 事 業 で 民 生 児 童 委 員 ボラ ンティア 団 体 と 協 力 して 実 施 しています 引 き 続 きサービスの 提 供 を 行 っていきます 緊 急 通 報 装 置 貸 与 事 業 65 歳 以 上 のひとり 暮 らしの 高 齢 者 等 を 対 象 に 緊 急 時 に 速 やかに 援 助 要 請 する 装 置 を 貸 し 付 けることにより 安 心 して 在 宅 で 生 活 できるように 援 助 して います 利 用 者 は 多 く 今 後 も 事 業 の 周 知 を 図 っていきます 住 宅 用 火 災 警 報 器 取 付 支 援 事 業 75 歳 以 上 の 高 齢 者 のみ 世 帯 等 を 対 象 に 火 災 発 生 時 における 被 害 を 防 止 す るため 住 宅 用 火 災 警 報 器 取 付 の 助 成 を 実 施 しています 今 後 も 引 き 続 き 事 業 を 継 続 していきます 49

56 5 認 知 症 の 早 期 発 見 早 期 対 応 と 認 知 症 高 齢 者 への 支 援 の 充 実 (1) 認 知 症 高 齢 者 支 援 対 策 の 推 進 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 が 予 測 される 中 早 期 発 見 早 期 対 応 につなげるため かかりつけ 医 等 の 医 療 機 関 との 連 携 も 含 めた 認 知 症 高 齢 者 を 支 える 地 域 のネ ットワークの 強 化 に 取 り 組 んでいきます また 地 域 包 括 支 援 センターを 中 心 に 医 療 機 関 や 認 知 症 サポーター 等 関 係 機 関 や 地 域 と 連 携 を 図 り 適 切 な 診 断 と 専 門 的 な 対 応 につなげる 総 合 的 な 支 援 体 制 を 強 化 していきます 1 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 検 討 委 員 会 の 設 置 医 療 保 健 福 祉 に 携 わる 関 係 者 等 から 構 成 される 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チー ムの 設 置 に 向 けて 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チーム 検 討 委 員 会 の 設 置 を 推 進 してい きます 関 係 機 関 や 団 体 と 一 体 的 に 認 知 症 初 期 集 中 支 援 事 業 を 推 進 していく 合 意 が 得 られる 場 となるように 努 めていきます 2 認 知 症 地 域 支 援 推 進 員 の 設 置 認 知 症 の 人 に 対 し 状 態 に 応 じた 適 切 なサービスが 提 供 されるよう 地 域 包 括 支 援 センター 認 知 症 疾 患 医 療 センターを 含 む 医 療 機 関 や 介 護 サービス 事 業 者 や 認 知 症 サポーター 等 の 地 域 において 認 知 症 の 人 を 支 援 する 関 係 者 の 連 携 を 図 るための 事 業 です 認 知 症 の 人 とその 家 族 を 支 援 する 相 談 支 援 や 支 援 体 制 を 構 築 するための 事 業 の 推 進 に 努 めていきます 3 認 知 症 ケアパスの 活 用 認 知 症 の 人 の 状 態 に 応 じた 社 会 資 源 を 整 理 し 個 々の 認 知 症 の 人 の 状 態 に 合 わせて 適 切 なサービスのマネジメントに 活 用 していきます (32 ページ 認 知 症 のケアと 対 応 認 知 症 ケアパス 概 念 図 参 照 ) 4 認 知 症 カフェの 実 施 介 護 者 の 息 抜 きの 場 認 知 症 の 人 の 交 流 の 場 です 介 護 者 同 士 で 情 報 交 換 困 っていることの 共 有 等 心 の 支 えとなる 場 所 の 提 供 として 26 年 度 は 試 行 的 に 認 知 症 サロン を 実 施 してきました 今 後 は 認 知 症 カフェ として 開 催 できる 場 所 の 確 保 及 び 運 営 する 人 材 の 育 成 に 努 めていきます 50