Microsoft Word - ０４資料編.doc

Transcription

1 Ⅴ 資 料 編 Ⅳ 風 水 害 及 び 各 種 事 故 対 策 編

2 [Ⅳ 風 水 害 等 1-1-1: 土 砂 災 害 ( 急 傾 斜 地 ) 時 の 前 兆 現 象 前 兆 現 象 概 要 斜 面 に 亀 裂 ができ る 小 石 が 斜 面 からぱ らぱらと 落 ち 出 す 斜 面 から 異 常 な 音 山 鳴 り 地 鳴 りが 聞 こ える 斜 面 にはらみが 見 られる 普 段 澄 んでいる 湧 き 水 が 濁 ってきた 又 は 水 の 噴 き 出 しが 見 られる 湧 き 水 の 急 激 な 増 加 又 は 減 少 枯 渇 が 見 られる 斜 面 内 部 の 地 下 水 位 の 上 昇 による 圧 力 の 増 加 等 に 伴 い 斜 面 内 部 の 結 合 力 が 低 下 し 斜 面 の 弱 い 部 分 に 沿 って 変 異 ( 亀 裂 )が 生 じる 現 象 崩 壊 に 至 る 可 能 性 が 高 い 斜 面 内 部 の 地 下 水 位 の 上 昇 による 圧 力 の 増 加 等 に 伴 い 斜 面 内 部 の 結 合 力 が 低 下 し 斜 面 の 表 層 部 の 比 較 的 弱 い 箇 所 から 落 石 が 生 じる 現 象 崩 壊 に 至 る 可 能 性 が 高 い 斜 面 内 部 の 地 下 水 位 の 上 昇 による 圧 力 の 増 加 等 に 伴 い 斜 面 内 部 の 結 合 力 が 低 下 し 斜 面 全 体 が 岩 塊 として 変 異 ( 移 動 )するとともに 異 常 な 音 が 発 生 する 現 象 崩 壊 に 至 る 可 能 性 が 高 い 斜 面 内 部 の 地 下 水 位 の 上 昇 による 圧 力 の 増 加 等 に 伴 い 斜 面 内 部 の 結 合 力 が 低 下 し 斜 面 の 弱 い 部 分 に 沿 って 変 異 が 生 じる 現 象 崩 壊 に 至 る 可 能 性 が 高 い 地 盤 内 部 に 新 たな 水 道 の 形 成 又 は 地 下 水 量 の 増 加 による 浸 食 量 の 増 大 のために 認 められる 現 象 斜 面 内 部 の 空 洞 が 拡 大 し 不 安 定 化 する 同 上 資 料 -201

3 [Ⅳ 風 水 害 等 1-1-2: 土 砂 災 害 時 の 避 難 勧 告 要 領 の 検 討 ( 一 案 )] 1 降 雨 量 と 避 難 勧 告 の 関 連 短 期 降 雨 指 数 ( 時 間 雨 量 等 ) 土 砂 災 害 発 生 予 想 時 刻 避 難 勧 告 発 令 目 安 線 ( 災 害 時 要 援 護 土 砂 災 害 発 生 目 安 線 現 時 点 の 降 雨 指 標 今 後 の 降 雨 指 標 の 予 測 避 難 勧 告 発 令 目 安 線 ( 健 常 者 ) 凡 例 長 期 降 雨 指 数 ( 土 壌 雨 量 指 数 等 ) : 過 去 に 土 砂 災 害 発 生 : 過 去 に 土 砂 災 害 未 発 生 : 避 難 勧 告 ( 健 常 者 ) : 避 難 勧 告 ( 災 害 時 要 援 護 者 ) 2 避 難 勧 告 避 難 勧 告 の 時 期 は 避 難 に 要 する 時 間 ( 安 全 のための 予 備 時 間 を 含 む ) 考 慮 して 決 定 する 3 業 務 の 分 担 (1) 土 砂 災 害 発 生 目 安 線 と 避 難 勧 告 発 令 目 安 線 は 県 が 発 現 頻 度 及 び 予 測 精 度 を 勘 案 し 気 象 台 や 市 町 村 と 十 分 な 情 報 交 換 を 行 った 上 で 設 定 する (2) 関 係 機 関 は 既 存 の 大 雨 警 報 や 新 たに 運 用 を 開 始 する 土 砂 災 害 警 戒 情 報 をこれらと 関 連 づけ る 方 向 で 検 討 する 必 要 がある 備 考 避 難 勧 告 の 判 断 伝 達 マニュアル 作 成 のガイドライン( 平 成 17 年 3 月 ) より 抜 粋 [Ⅳ 風 水 害 等 1-1-3: 和 光 市 の 内 水 災 害 対 策 ] 資 料 -202

4 和 光 市 の 水 害 は 和 光 市 防 災 アセスメント 報 告 書 水 害 危 険 箇 所 及 び 貯 留 施 設 分 布 図 に 示 す ように5つのブロックに 区 分 することができる 同 図 から 当 市 の 水 害 では 小 河 川 の 氾 濫 や 内 水 災 害 の 比 重 が 大 きいことが 分 かる 各 ブロックを 和 光 市 防 災 アセスメント 報 告 書 既 往 災 害 の 実 態 図 と 照 らしてみると 以 下 のとおりにまとめられる 1 ブロック 白 子 川 周 辺 地 区 降 雨 による 地 表 水 が 白 子 川 に 流 入 し 河 川 断 面 を 上 回 る 流 量 となると 白 子 川 沿 いの 沖 積 低 地 が 冠 水 し 周 辺 住 宅 に 被 害 を 与 える 2 ブロック 谷 中 川 周 辺 地 域 白 子 川 周 辺 と 同 様 周 辺 の 沖 積 低 地 が 冠 水 する 3 ブロック 越 戸 川 周 辺 地 域 同 上 4 ブロック 荒 川 右 岸 氾 濫 原 低 地 部 ( 新 河 岸 川 右 岸 越 戸 川 右 岸 ) 旧 水 田 地 帯 のため 雨 水 が 滞 留 するとともに 付 近 の 沖 積 谷 から 流 入 する 雨 水 も 滞 留 し 浸 水 被 害 を 与 える 5 ブロック 荒 川 右 岸 氾 濫 原 低 地 部 ( 新 河 岸 川 右 岸 白 子 川 左 岸 ) 市 道 537 号 線 と 沖 積 小 谷 の 交 差 点 の 下 新 倉 地 区 の 台 地 を 刻 む 狭 小 な 谷 がいく 筋 か 見 られ るが これと 市 道 537 号 線 との 交 差 地 点 は 沖 積 谷 が 荒 川 の 氾 濫 原 低 地 に 入 り 込 む 地 点 に 当 たっており 局 部 的 な 凹 地 となっている 沖 積 谷 から 流 出 する 降 雨 がこの 凹 地 部 に 滞 留 し 周 辺 に 浸 水 被 害 を 与 える 以 上 のような5つのブロックに 対 し 本 市 での 施 設 として 水 害 危 険 箇 所 及 び 貯 留 施 設 分 布 図 に 示 すように 31 箇 所 の 貯 留 施 設 が 設 けられている 更 に 河 川 に 対 しては 次 に 示 すような 河 川 改 修 計 画 が 進 められている 河 川 名 谷 中 川 越 戸 川 白 子 川 新 河 岸 川 総 合 治 水 事 務 所 改 修 計 画 内 容 流 域 面 積 4km 2 流 路 延 長 0.53km 基 本 高 水 流 量 25(40)m 3 /s 確 率 規 模 1/3(1/100) 計 画 高 水 流 量 25(40)m 3 /s 時 間 雨 量 強 度 50mm/h 流 域 面 積 7.85km 2 流 路 延 長 3.63km 基 本 高 水 流 量 45(70)m 3 /s 確 率 規 模 1/3(1/100) 計 画 高 水 流 量 45(70)m 3 /s 時 間 雨 量 強 度 50mm/ 流 域 面 積 25km 2 流 路 延 長 10.00km 基 本 高 水 流 量 230(330)m 3 /s 確 率 規 模 1/3 計 画 高 水 流 量 140(190) m 3 /s 時 間 雨 量 強 度 50mm/h 従 って 前 記 した1 2 3ブロックについては 上 表 に 示 した 河 川 改 修 が 実 施 されることに より お 概 ね 内 水 災 害 の 危 険 性 を 取 り 除 くことができる 資 料 -203

5 4ブロックについては 現 在 一 部 で 造 成 工 事 等 により 盛 土 されているため 今 後 の 冠 水 可 能 性 地 域 に 狭 められているが いずれにしても 広 範 囲 にわたるため 大 容 量 の 調 整 池 又 は 排 水 防 除 の 設 置 が 必 要 となってこよう この 対 策 に 対 しては 新 河 岸 川 流 域 総 合 治 水 対 策 協 議 会 による 新 河 岸 川 流 域 河 川 整 備 計 画 がある 5ブロックについては 既 往 の 災 害 は 必 ずしも 谷 筋 と 一 致 しているわけではない しかし 災 害 は 沖 積 谷 からの 流 出 雨 水 によるものであるから 谷 の 出 口 付 近 に 貯 留 施 設 を 設 けることに より 予 防 することが 可 能 である また 白 子 川 の 内 水 予 防 対 策 事 業 計 画 に 基 づく 白 子 川 の 改 修 等 下 流 域 ( 水 木 橋 下 流 )の 内 水 対 策 施 設 の 設 置 により 白 子 川 下 流 域 における 内 水 災 害 は 減 少 している なお 台 風 集 中 豪 雨 等 により 家 屋 又 は 道 路 等 に 浸 水 のおそれがある 場 合 については 和 光 市 建 設 部 は 下 水 道 整 備 事 業 の 一 環 として 整 備 を 行 う 資 料 -204

6 [Ⅳ 風 水 害 等 1-1-5: 埼 玉 県 集 中 豪 雨 時 における 情 報 伝 達 及 び 災 害 時 要 援 護 者 の 避 難 支 援 に 関 する 指 針 ] 1 目 的 適 切 な 避 難 勧 告 等 の 発 令 により 住 民 の 迅 速 円 滑 な 避 難 を 実 現 するため 市 町 村 のマニュア ル 作 成 にかかる 指 針 を 定 める また 高 齢 者 障 害 者 外 国 人 児 童 生 徒 等 災 害 時 要 援 護 者 ( 以 下 災 害 時 要 援 護 者 と いう)の 避 難 支 援 に 関 し 関 係 者 との 連 携 情 報 伝 達 体 制 の 整 備 災 害 時 要 援 護 者 情 報 の 共 有 及 び 避 難 支 援 プラン 策 定 のため 市 町 村 のマニュアル 作 成 にかかる 指 針 を 定 める 2 基 本 的 事 項 (1) 集 中 豪 雨 時 における 情 報 伝 達 の 考 え 方 ア 市 町 村 は 災 害 時 に 警 戒 すべき 区 間 箇 所 を 特 定 する イ 市 町 村 は 避 難 すべき 区 域 を 定 める ウ 市 町 村 は 避 難 勧 告 等 の 発 令 の 判 断 基 準 を 定 める エ 市 町 村 は 避 難 勧 告 等 の 伝 達 方 法 を 定 める (2) 災 害 時 要 援 護 者 の 避 難 支 援 の 考 え 方 ア 市 町 村 は 平 素 から 防 災 関 係 部 局 と 福 祉 関 係 部 局 との 連 携 を 図 るとともに 消 防 団 自 主 防 災 組 織 福 祉 関 係 者 等 への 避 難 勧 告 等 の 情 報 伝 達 体 制 の 整 備 を 図 る イ 市 町 村 は 災 害 時 要 援 護 者 のプライバシーを 尊 重 しながら 災 害 時 においては 生 命 身 体 財 産 の 確 保 を 最 優 先 し 消 防 団 員 自 主 防 災 組 織 避 難 支 援 者 等 と 災 害 時 要 援 護 者 情 報 の 共 有 活 用 を 図 る ウ 市 町 村 は 災 害 時 要 援 護 者 の 避 難 支 援 プラン 及 び 避 難 支 援 者 を 定 め 災 害 時 における 情 報 伝 達 及 び 避 難 支 援 体 制 の 整 備 を 図 る [Ⅳ 風 水 害 等 1-2-1: 配 備 体 制 の 基 準 ( 風 水 害 )] 配 備 体 制 活 動 内 容 体 制 発 動 の 準 拠 配 備 人 員 決 定 者 待 機 主 として 情 報 の 収 集 を くらし 安 全 課 の 職 総 務 部 長 体 制 事 務 分 掌 として 活 動 する 体 制 員 または 当 直 員 主 として 情 報 の 収 集 及 び 災 害 の 発 生 が 予 想 さ 当 該 災 害 に 関 係 す 警 戒 報 告 を 事 務 分 掌 として 活 動 す れる 場 合 る 部 署 の 職 員 のうち 総 務 部 長 体 制 る 体 制 必 要 な 人 員 緊 急 体 制 非 常 体 制 通 常 の 組 織 をもって 災 害 対 策 活 動 を 推 進 する 体 制 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 災 害 対 策 活 動 を 推 進 する 体 制 主 として 情 報 の 収 集 報 告 及 び 被 災 状 況 の 調 査 を 事 務 分 掌 とし 非 常 体 制 の 実 施 に 備 えて 活 動 する 体 制 関 係 機 関 等 の 協 力 を 得 て 組 織 の 全 力 をもって 対 処 する 体 制 災 害 が 発 生 した 場 合 大 規 模 災 害 等 の 発 生 が 予 想 される 場 合 大 規 模 災 害 が 発 生 し た 場 合 大 規 模 災 害 の 発 生 が 切 迫 している 場 合 1 台 風 が 和 光 市 に 接 近 し 被 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 2 気 象 警 報 発 令 時 3 大 規 模 火 災 発 生 時 4 大 規 模 事 故 等 発 生 時 凡 例 * 水 防 活 動 上 の 用 語 管 理 職 員 全 員 災 害 に 関 係 する 部 署 の 職 員 のうち 必 要 な 人 員 全 職 員 市 長 市 長 資 料 -205

7 [Ⅳ 風 水 害 等 1-2-2: 注 意 報 警 報 等 の 種 類 及 び 発 表 基 準 ] 注 意 報 一 般 の 利 用 に 適 合 す る も の 種 類 発 表 基 準 気 象 注 意 報 地 面 現 象 注 意 報 浸 水 注 意 報 風 雪 注 意 報 強 風 注 意 報 大 雨 注 意 報 大 雪 注 意 報 濃 霧 注 意 報 雷 注 意 報 乾 燥 注 意 報 着 雪 注 意 報 霜 注 意 報 低 温 注 意 報 地 面 現 象 注 意 報 浸 水 注 意 報 平 均 風 速 が11m/s( 秩 父 地 方 10m/s) 以 上 で 雪 を 伴 い 被 害 が 予 想 される 場 合 平 均 風 速 が11m/s( 秩 父 地 方 10m/s) 以 上 で 主 とし て 強 風 による 被 害 が 予 想 される 場 合 かなりの 降 雨 があって 被 害 が 予 想 される 場 合 該 当 条 件 1 1 時 間 雨 量 が30mm 以 上 の 場 合 2 3 時 間 雨 量 が50mm 以 上 の 場 合 3 24 時 間 雨 量 画 60mm( 秩 父 地 方 100mm) 以 上 の 場 合 大 雪 によって 被 害 が 予 想 される 場 合 該 当 条 件 24 時 間 の 降 雪 の 深 さが10cm 以 上 と 予 想 される 場 合 濃 霧 のため 交 通 機 関 等 に 著 しい 支 障 を 及 ぼすおそれのあ る 場 合 該 当 条 件 霧 によって 視 程 が100m 以 下 になると 予 想 される 場 合 落 雷 等 により 被 害 が 予 想 される 場 合 空 気 が 乾 燥 し 火 災 の 危 険 が 大 きいと 予 想 される 場 合 該 当 条 件 最 小 湿 度 が25% 以 下 で 実 効 湿 度 が55% 以 下 になると 予 想 される 場 合 着 雪 が 著 しく 通 信 線 や 送 電 線 等 に 被 害 が 起 こると 予 想 さ れる 場 合 早 霜 晩 霜 により 農 作 物 に 著 しい 被 害 が 予 想 される 場 合 該 当 条 件 最 低 気 温 が 早 霜 晩 霜 期 に4 以 下 になると 予 想 される 場 合 1 夏 期 : 低 温 のため 農 作 物 等 に 著 しい 被 害 が 予 想 される 場 合 2 冬 期 : 気 象 官 署 所 在 地 で 気 温 が-6 以 下 になると 予 想 される 場 合 大 雨 大 雪 等 による 山 くずれ 崖 くずれ 地 すべり 等 によ って 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 浸 水 によって 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 資 料 -206

8 注 意 種 類 発 表 基 準 氾 濫 注 意 情 報 氾 濫 注 意 情 報 洪 水 によって 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 該 当 条 件 1 1 時 間 雨 量 が30mm 以 上 かつ 総 雨 量 が60mm( 秩 父 地 方 100mm) 以 上 2 3 時 間 雨 量 が50mm 以 上 かつ 総 雨 量 が60mm( 秩 父 地 方 100mm) 以 上 3 24 時 間 雨 量 が80mm( 秩 父 地 方 130mm) 以 上 一 般 の 利 用 に 適 合 する 大 雨 注 意 報 と 同 じ 水 防 活 動 用 報 大 雨 注 意 報 気 象 注 意 報 水 防 活 動 用 一 般 の 利 用 に 適 合 する 氾 濫 注 意 情 報 と 同 じ 氾 濫 注 意 情 氾 濫 注 意 情 報 報 凡 例 : 水 防 活 動 の 利 用 に 適 合 するもの 警 報 一 般 の 利 用 に 適 合 す る も の 種 類 発 表 基 準 暴 風 警 報 平 均 風 速 が20m/s( 秩 父 地 方 15m/s) 以 上 で 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 暴 風 雪 警 報 平 均 風 速 が20m/s( 秩 父 地 方 15m/s) 以 上 で 雪 を 伴 い 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 大 雨 によって 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 さ れる 場 合 該 当 条 件 < 南 中 部 1 1 時 間 雨 量 が40mm 以 上 南 東 部 2 3 時 間 雨 量 が80mm 以 上 北 東 部 > 3 24 時 間 雨 量 が150mm 以 上 < 南 西 部 > 1 1 時 間 雨 量 が50mm 以 上 気 象 警 報 大 雨 警 報 2 3 時 間 雨 量 が100mm 以 上 3 24 時 間 雨 量 が200mm 以 上 < 北 西 部 > 1 1 時 間 雨 量 が60mm 以 上 2 3 時 間 雨 量 が100mm 以 上 3 24 時 間 雨 量 が200mm 以 < 秩 父 地 方 > 1 1 時 間 雨 量 が60mm 以 上 2 3 時 間 雨 量 が100mm 以 上 3 24 時 間 雨 量 が250mm 以 大 雪 によって 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 さ 大 雪 警 報 れる 場 合 該 当 条 件 24 時 間 の 降 雪 の 深 さが30cm 以 上 と 予 想 される 場 合 地 面 現 象 警 報 地 面 現 象 警 報 大 雨 大 雪 等 による 山 くずれ 崖 くずれ 地 すべり 等 に よって 重 大 な 災 害 の 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 浸 水 警 報 浸 水 警 報 浸 水 によって 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 され る 場 合 資 料 -207

9 警 報 一 般 の 利 用 に 適 合 す る も の 種 類 発 表 基 準 氾 濫 警 戒 情 報 氾 濫 警 戒 情 報 洪 水 によって 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 さ れる 場 合 で 次 の 条 件 に 該 当 する 場 合 < 南 中 部 1 1 時 間 雨 量 が40mm 以 上 南 東 部 2 3 時 間 雨 量 が80mm 以 上 北 東 部 > 3 24 時 間 雨 量 が150mm 以 上 < 南 西 部 > 1 1 時 間 雨 量 が40mm 以 上 2 3 時 間 雨 量 が80mm 以 上 3 24 時 間 雨 量 が150mm 以 上 < 北 西 部 > 1 1 時 間 雨 量 が60mm 以 上 2 3 時 間 雨 量 が100mm 以 上 3 24 時 間 雨 量 が200mm 以 上 < 秩 父 地 方 > 1 1 時 間 雨 量 が60mm 以 上 2 3 時 間 雨 量 が100mm 以 上 3 24 時 間 雨 量 が250mm 以 上 水 防 活 動 用 気 象 警 報 大 雨 警 報 一 般 の 利 用 に 適 合 する 大 雨 警 報 と 同 じ 水 防 活 動 用 氾 濫 警 戒 情 一 般 の 利 用 に 適 合 する 氾 濫 警 戒 情 報 と 同 じ 氾 濫 警 戒 情 報 報 凡 例 : 水 防 活 動 の 利 用 に 適 合 するもの 備 考 1 発 表 基 準 欄 に 記 載 した 数 値 は 埼 玉 県 における 過 去 の 発 生 状 況 と 気 象 条 件 との 関 係 を 調 査 して 決 めたものであり 災 害 発 生 を 予 想 する 際 の 具 体 的 な 目 安 である 2 地 面 現 象 注 意 報 警 報 と 浸 水 注 意 報 警 報 は 大 雨 注 意 報 警 報 に 含 めて 行 う 3 注 意 報 及 び 警 報 は その 種 類 にかかわらず 新 たな 注 意 報 又 は 警 報 が 行 われたときに 切 り 替 えられるものとし 又 は 解 除 されるときまで 継 続 されるものとする 4 注 意 報 警 報 文 の 構 成 (1) 標 題 : 発 表 する 注 意 報 警 報 の 種 類 及 び 発 表 地 域 名 を 示 す 地 域 名 は 注 意 報 警 報 の 細 分 区 域 を 参 照 (2) 発 表 年 月 日 時 分 発 表 気 象 官 署 名 (3) 注 意 警 戒 文 :いつ どこで 何 がで 組 み 立 てた 気 象 現 象 の 予 測 及 び 防 災 上 の 注 意 警 戒 事 項 を 二 重 括 弧 で 囲 み100 文 字 以 内 で 示 す (4) 本 文 : 二 次 細 分 区 毎 に 注 意 報 や 警 報 の 発 表 解 除 継 続 の 状 況 を 明 記 し 特 記 事 項 に は 警 報 に 切 り 替 える 可 能 性 や 土 砂 災 害 や 浸 水 害 への 警 戒 事 項 を 記 述 する また 二 次 細 分 区 毎 に 注 意 警 戒 すべき 期 間 現 象 のピーク 量 的 な 予 想 の 最 大 値 を 記 述 する 付 加 事 項 には 防 災 上 留 意 すべき 事 項 を 記 述 する 資 料 -208

10 [Ⅳ 風 水 害 等 1-2-3: 風 水 害 時 の 通 信 施 設 の 復 旧 ] 1 応 急 復 旧 措 置 通 信 施 設 に 被 害 を 受 け 応 急 復 旧 措 置 を 講 ずる 必 要 が 生 じたとき 東 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 埼 玉 支 店 は 直 ちに 非 常 体 制 の 組 織 を 編 成 し 通 信 途 絶 の 解 消 と 重 要 回 線 の 確 保 に 努 める (1) 回 線 の 切 替 え 措 置 (2) 中 継 順 路 の 変 更 発 信 規 制 等 の 臨 時 疎 通 措 置 (3) 可 搬 無 線 機 移 動 無 線 車 の 発 動 及 び 運 用 (4) 移 動 電 源 車 携 帯 用 発 電 機 の 発 動 及 び 運 用 (5) 広 報 活 動 については 市 災 害 対 策 本 部 に 通 信 設 備 の 状 況 を 報 じるとともに 市 災 害 広 報 計 画 に 基 づき 市 民 への 周 知 徹 底 を 図 る 2 回 線 復 旧 の 優 先 順 位 優 先 順 位 第 1 順 位 第 2 順 位 第 3 順 位 復 旧 回 線 1 警 察 防 衛 気 象 水 防 消 防 のほか 災 害 救 助 活 動 に 直 接 関 係 する 機 関 の 専 用 線 2 上 記 機 関 の 加 入 電 話 朝 霞 警 察 署 和 光 交 番 新 倉 駐 在 所 西 大 和 交 番 和 光 市 駅 前 交 番 和 光 市 役 所 駅 出 張 所 牛 房 出 張 所 吹 上 出 張 所 和 光 消 防 署 埼 玉 県 南 西 部 消 防 本 部 電 話 局 前 に 臨 時 公 衆 電 話 の 設 置 1 輸 送 電 力 水 道 及 び 報 道 機 関 の 専 用 線 2 上 記 機 関 の 加 入 電 話 東 武 東 上 線 和 光 市 駅 東 京 電 力 志 木 支 社 災 害 規 模 に 応 じ 随 所 に 臨 時 公 衆 電 話 の 設 置 1 第 1 第 2 順 位 に 該 当 するもの 以 外 の 一 般 官 公 庁 及 び 公 益 事 業 者 の 専 用 線 2 上 記 機 関 の 加 入 電 話 和 光 市 福 祉 事 務 所 国 立 埼 玉 病 院 菅 野 病 院 その 他 郵 便 局 学 校 資 料 -209

11 [Ⅳ 風 水 害 等 1-2-4: 風 水 害 時 の 市 民 への 情 報 の 伝 達 手 段 の 特 性 ] 特 性 伝 達 情 報 量 伝 達 速 度 伝 達 の 正 確 さ 伝 達 範 囲 地 域 性 災 害 時 の 信 頼 性 : 大 : 速 : 正 確 : 広 : 地 域 レヘ ル : 有 : 中 : 遅 :やや 不 正 確 : 中 : 和 光 市 : 無 伝 達 手 段 : 小 : 狭 : 広 域 和 光 市 防 災 行 政 無 線 屋 外 局 報 系 ( 同 報 無 線 ) 広 報 サイレン 半 鐘 一 斉 放 送 により 即 時 に 伝 達 が 可 能 である 大 量 の 情 報 の 送 信 は 可 能 であるが 内 容 の 正 確 な 聞 き とりは 困 難 で ある 大 量 の 情 報 の 伝 達 は 可 能 だ が 聞 きとりが 困 難 である 情 報 量 や 環 境 条 件 により 不 正 確 になる 場 合 が ある 設 置 個 所 による が 一 応 和 光 市 全 域 に 伝 達 可 能 豪 雨 時 の 影 響 で 難 聴 地 域 が 生 じる 選 択 呼 出 機 能 により ある 程 度 地 区 別 の 情 報 伝 達 が 可 能 であ る 非 常 電 源 によ り 豪 雨 時 も 機 能 しうる 広 報 が 目 的 地 情 報 量 環 境 走 行 コース 沿 い 移 動 性 により に 伝 達 するま 条 件 や 運 行 速 度 以 外 の 市 民 には 聞 地 域 毎 に 伝 達 内 で また 周 回 の により 不 正 確 に こえにくい 容 を 変 えること ため 時 間 を 要 す なる 可 能 性 があ が 可 能 である る る 信 号 による 警 報 の 伝 達 の みである 道 路 状 況 によ っては 利 用 でき ないこともあり うる 即 時 に 伝 達 が 可 能 である 事 前 に 信 号 の 意 味 を 周 知 徹 底 することによ り 正 確 な 伝 達 が 可 能 同 報 無 線 と 同 様 だが 信 号 音 声 のた め 伝 達 範 囲 はやや 広 くなる 信 号 であるた め 地 域 による 差 はない 豪 雨 時 も 機 能 しうる 音 声 映 像 に より 大 量 の 情 テレビ ラジオ 報 伝 達 が 可 能 即 時 に 伝 達 が 可 能 である 正 確 な 伝 達 が 可 能 である 受 信 機 の 普 及 に より 全 域 に 伝 達 が 可 能 である サービスエリ アが 大 きく 各 和 光 市 に 対 し 地 域 性 の 高 い 情 報 を 伝 達 すること は 困 難 である トランジスタ ラジオの 普 及 に より 豪 雨 時 も 機 能 しうる 有 線 放 送 有 線 テ レ ビ (CATV) 市 職 員 消 防 ( 職 団 ) 員 自 主 防 災 組 織 等 に よる 口 頭 伝 達 加 入 電 話 即 時 に 伝 達 が 可 能 である テレビ ラジ オと 同 様 の 大 量 の 情 報 の 伝 達 が 可 能 であ る 人 づてのた め 多 くの 伝 達 はできない テレビ ラジ オと 同 様 正 確 な 伝 達 が 可 能 であ る 端 末 設 備 のある 施 設 家 庭 に 限 ら れる 自 主 放 送 を 行 っている 地 域 で は 地 域 性 の 高 い 情 報 が 伝 達 可 能 である 豪 雨 時 にはケ ーブルの 断 線 に より 利 用 できな い 場 合 がある 組 織 から 市 民 伝 達 過 程 で 伝 消 防 機 関 の 配 備 市 民 が 必 要 と へ 個 別 に 人 づて 達 内 容 の 変 容 す 区 域 や 自 主 防 災 組 する 地 域 性 の 高 に 伝 達 するため る 可 能 性 があ 織 の 掌 握 する 範 囲 い 情 報 の 伝 達 が 時 間 を 要 する る 事 前 の 訓 練 に 限 定 される 可 能 である 各 戸 ごとに 対 応 するため 多 くの 伝 達 は できな い 人 づてのため 豪 雨 時 にも 機 能 しうる が 必 要 各 戸 ごとに 対 電 話 の 普 及 によ 応 するため 時 間 り 全 域 に 伝 達 が 可 を 要 する 能 である 備 考 災 害 応 急 対 策 マニュアル より 抜 粋 テレビ ラジ オと 同 様 正 確 な 伝 達 が 可 能 であ る 市 民 が 必 要 と する 地 域 性 の 高 い 情 報 の 伝 達 が 可 能 である 降 雨 時 には 通 信 の 輻 輳 やケ ーブルの 断 線 の ため 利 用 できな いこともありう る 資 料 -210

12 [Ⅳ 風 水 害 等 1-2-5: 風 水 害 時 における 防 災 関 係 機 関 の 避 難 勧 告 避 難 指 示 の 実 施 要 領 ] 1 勧 告 又 は 指 示 の 要 領 (1) 避 難 勧 告 又 は 避 難 指 示 ア 市 長 及 び 水 防 管 理 者 市 長 及 び 水 防 管 理 者 は 火 災 崖 崩 れ 洪 水 等 の 事 態 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれが あり 住 民 の 生 命 身 体 に 危 険 を 及 ぼすと 認 める 時 は 危 険 地 域 の 住 民 に 対 し 速 やかに 立 ち 退 きの 避 難 勧 告 又 は 避 難 指 示 を 行 うものとする イ 知 事 又 はその 命 を 受 けた 職 員 (ア) 知 事 は 災 害 の 発 生 により 市 町 村 がその 全 部 又 は 大 部 分 の 事 務 を 行 うことができなく なった 時 は 危 険 地 域 の 住 民 に 対 し 速 やかに 立 退 きの 勧 告 又 は 指 示 を 行 うものとする (イ) 知 事 又 はその 委 任 を 受 けた 職 員 は 地 すべりにより 著 しく 危 険 が 切 迫 していると 認 め られる 時 は 危 険 な 区 域 の 住 民 に 対 して 立 退 きを 指 示 するものとする (2) 避 難 指 示 ア 警 察 官 警 察 官 は 災 害 の 発 生 により 住 民 の 生 命 身 体 に 危 険 を 及 ぼすおそれがある 場 合 にお いて 市 長 もしくはその 権 限 を 代 行 する 市 の 吏 員 が 指 示 できないと 認 める 時 又 は 市 長 か ら 要 求 があった 時 もしくは 住 民 の 生 命 身 体 に 危 険 が 切 迫 していると 自 ら 認 める 時 は 直 ちに 当 該 地 域 住 民 に 対 し 立 ち 退 きを 指 示 するものとする イ 自 衛 官 災 害 派 遣 を 命 ぜられた 部 隊 等 の 自 衛 官 は 災 害 により 危 険 な 事 態 が 生 じた 場 合 で 警 察 官 がその 場 にいないときは 危 険 な 場 所 にいる 住 民 に 避 難 の 指 示 をするものとする 2 勧 告 又 は 指 示 の 内 容 避 難 勧 告 又 は 避 難 指 示 は 次 の 内 容 を 明 示 して 行 う (1) 要 避 難 対 象 地 域 (2) 立 退 き 先 (3) 避 難 先 及 び 避 難 経 路 (4) 避 難 理 由 (5) 避 難 時 の 留 意 事 項 3 関 係 防 災 機 関 相 互 の 通 報 避 難 勧 告 避 難 指 示 の 実 施 責 任 者 は 避 難 のための 立 退 きを 勧 告 し もしくは 指 示 をした 時 は 次 の 要 領 に 従 って 関 係 機 関 に 通 知 又 は 連 絡 するものとする ( 注 は 通 知 = は 相 互 連 絡 を 示 す (1) 和 光 市 長 知 事 経 由 地 方 機 関 和 光 市 長 関 係 団 体 警 察 本 部 長 警 察 署 長 凡 例 : 通 知 系 統 =: 連 絡 系 統 資 料 -211

13 (2) 知 事 又 はその 命 を 受 けた 職 員 ア 洪 水 の 場 合 知 事 経 由 地 域 機 関 和 光 市 長 水 防 管 理 者 警 察 本 部 長 警 察 署 長 イ 地 すべりの 場 合 洪 水 の 場 合 に 準 じる ただし 水 防 管 理 者 に 対 する 通 知 連 絡 を 除 くものとする 経 由 地 方 機 関 和 光 市 長 知 事 水 防 管 理 者 警 察 本 部 長 警 察 署 長 (3) 警 察 官 海 上 保 安 官 及 び 自 衛 官 経 由 地 方 機 関 和 光 市 長 知 事 警 察 官 自 衛 官 等 警 察 本 部 長 警 察 署 長 凡 例 : 通 知 系 統 =: 連 絡 系 統 資 料 -212

14 [Ⅳ 風 水 害 等 1-2-6: 防 災 関 係 機 関 の 警 戒 区 域 設 定 基 準 ] 状 況 措 置 指 示 者 対 象 者 災 害 が 発 生 し 又 はまさ に 発 生 しようとしている 場 合 において 生 命 又 は 身 体 に 対 する 危 険 を 防 止 す るため 特 に 必 要 な 場 合 ( 災 害 対 策 基 本 法 第 63 条 ) 水 防 上 緊 急 の 必 要 があ る 場 所 ( 水 防 法 第 14 条 ) 火 災 の 現 場 及 び 水 災 を 除 く 災 害 ( 消 防 法 第 36 条 におい て 準 用 する 同 法 第 28 条 ) 4 人 の 生 命 若 しくは 身 体 に 危 険 を 及 ぼし 又 は 財 産 に 重 大 な 損 害 を 及 ぼすおそれのある 天 災 等 危 険 な 事 態 がある 場 合 ( 警 察 官 職 務 執 行 法 第 4 条 ) 1 立 入 制 限 2 立 入 禁 止 3 退 去 命 令 1 立 入 制 限 2 立 入 禁 止 3 退 去 命 令 1 退 去 命 令 2 出 入 の 禁 止 3 出 入 の 制 限 1 引 き 留 め 2 避 難 3 必 要 な 措 置 命 令 1 和 光 市 長 2 警 察 官 ( 注 1) 3 自 衛 官 ( 注 2) 4 知 事 ( 注 3) 1 水 防 団 長 水 防 団 員 又 は 消 防 機 関 に 属 する 者 2 警 察 官 ( 注 4) 1 消 防 吏 員 又 は 消 防 団 員 2 警 察 官 ( 注 4) 警 察 官 災 害 応 急 対 策 に 従 事 する 者 以 外 の 者 水 防 関 係 者 以 外 の 者 命 令 で 定 める 以 外 の 者 その 場 に 居 合 わせた 者 その 事 物 の 管 理 者 そ の 他 関 係 凡 例 注 1: 市 町 村 長 若 しくはその 委 任 を 受 けて 警 戒 区 域 の 設 定 の 職 権 を 行 う 市 町 村 の 吏 員 が 現 場 にいない 時 又 はこれらの 者 から 要 求 があったときは 警 戒 区 域 の 設 定 の 職 権 を 行 うことができる 注 2: 災 害 派 遣 を 命 ぜられた 部 隊 等 の 自 衛 官 は (ア)および(イ)がその 場 にいない 場 合 に 限 り 警 戒 区 域 の 設 定 の 職 権 を 行 うことができる 注 3: 知 事 は 災 害 によって 市 町 村 が 全 部 又 は 大 部 分 の 事 務 を 行 うことができなくなった 時 には 市 町 村 長 に 代 って 実 施 しなければならない 注 4: 1に 属 する 者 がいない 時 又 はこれらの 者 の 要 求 があった 時 は 警 戒 区 域 の 設 定 の 職 権 を 行 うことができる 資 料 -213

15 [Ⅳ 風 水 害 2-2-1:サリン 等 による 人 身 被 害 の 原 因 解 明 のための 連 絡 体 制 時 における 防 災 関 係 機 関 の 避 難 勧 告 避 難 指 示 の 実 施 要 領 ] 警 察 本 部 消 防 署 等 消 防 本 部 警 察 署 危 機 管 理 防 災 部 保 健 医 療 部 県 災 害 対 策 本 部 ( 支 部 又 は 対 策 本 部 ) 埼 玉 県 衛 生 研 究 所 ( 水 質 分 析 ) 警 察 庁 ( 社 ) 埼 玉 県 環 境 検 査 協 会 ( 水 質 分 析 ) 埼 玉 県 環 境 科 学 国 際 センター (ガス 分 析 水 質 分 析 ) 自 衛 隊 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 資 料 -214

16 [Ⅳ 風 水 害 2-5-1: 自 衛 隊 災 害 派 遣 要 請 連 絡 系 統 ] 師 団 1 時 間 の 余 裕 のな い 場 合 2 駐 屯 地 近 傍 の 小 規 模 災 害 の 場 合 埼 玉 県 知 事 報 告 承 認 要 請 要 請 要 請 県 防 災 関 係 機 関 情 報 連 絡 隊 区 長 ( 第 32 普 通 科 連 隊 長 ) 通 報 駐 屯 地 指 令 の 職 に ある 部 隊 等 の 長 要 請 情 報 連 絡 統 制 指 揮 市 町 村 長 指 揮 災 害 派 遣 の 実 施 要 請 れい 下 部 隊 埼 玉 隊 区 内 駐 屯 各 部 隊 市 町 村 防 災 会 議 災 害 派 遣 の 実 施 資 料 -215

17 [Ⅳ 風 水 害 2-5-2: 自 衛 隊 有 毒 物 質 汚 染 除 去 派 遣 要 請 連 絡 系 統 ] 警 察 本 部 警 察 署 消 防 本 部 危 機 管 理 防 災 部 消 防 防 災 課 応 急 担 当 又 は 危 機 管 理 防 災 部 当 直 県 災 害 対 策 本 部 ( 支 部 又 は 対 策 本 部 ) 市 町 村 担 当 課 市 町 村 災 害 対 策 本 部 陸 上 自 衛 隊 第 32 普 通 科 連 隊 第 3 科 資 料 -216

18 [Ⅳ 風 水 害 2-6-1: 東 武 鉄 道 株 式 会 社 鉄 道 事 故 防 止 計 画 ] 1 事 故 防 止 対 策 (1) 来 素 から 線 路 の 巡 回 を 実 施 して 危 険 箇 所 の 発 見 につとめ 輸 送 の 安 全 を 確 保 するとともに 従 業 員 に 対 しては 機 会 あるごとに 指 導 教 育 訓 練 を 実 施 し 災 害 時 における 応 急 対 策 要 領 の 徹 底 を 図 るものとする 特 に 要 注 意 か 所 については 厳 乗 に 監 視 するとともに その 改 修 につとめるものとする (2) 降 雪 時 における 運 行 対 策 として 駅 及 び 車 両 基 地 融 雪 器 を 設 置 し 防 止 を 図 るとともに 状 況 に 応 じて 排 雪 列 車 の 運 転 を 行 う (3) 気 象 観 測 機 器 設 置 場 所 ア 風 速 計 設 置 場 所 草 加 伊 勢 崎 線 北 千 住 起 点 10km400m 草 加 駅 横 内 高 架 橋 上 越 谷 伊 勢 崎 線 北 千 住 起 点 15km850m 新 越 谷 駅 横 内 高 架 橋 上 春 日 部 野 田 線 大 宮 起 点 16km380m 本 線 横 断 高 架 橋 上 久 喜 伊 勢 崎 線 北 千 住 起 点 42km199m 東 北 線 横 断 高 架 橋 上 川 俣 伊 勢 崎 線 北 千 住 起 点 61km507m 利 根 川 橋 染 上 川 間 野 田 線 大 宮 起 点 22km228m 江 戸 川 橋 染 上 栗 橋 日 光 線 東 武 動 物 公 園 起 点 17km131m 利 根 川 橋 染 上 志 木 東 上 線 下 坂 橋 起 点 13km935m 黒 目 川 橋 染 上 川 越 市 東 上 線 下 坂 橋 起 点 31km873m 入 間 川 橋 染 上 高 坂 東 上 線 下 坂 橋 起 点 45km238m 都 幾 川 橋 染 上 男 衾 東 上 線 下 坂 橋 起 点 71km798m 荒 川 橋 染 上 川 角 越 生 線 坂 戸 起 点 5km200m 高 麗 川 橋 染 上 イ 雨 量 計 設 置 場 所 北 春 日 部 東 武 動 物 公 園 久 喜 南 栗 橋 岩 槻 川 越 市 小 川 町 男 衾 東 毛 呂 ウ 地 震 計 設 置 場 所 東 武 動 物 公 園 規 制 範 囲 ( 越 谷 ~ 加 須 新 古 河 間 大 宮 ~ 柏 間 ) 志 木 規 制 範 囲 ( 池 袋 ~ 川 越 市 間 ) 森 林 公 園 規 模 範 囲 ( 川 越 市 ~ 寄 居 越 生 線 ) 資 料 -217

19 [Ⅳ 風 水 害 2-7-1: 電 気 通 信 設 備 災 害 対 策 計 画 ( 東 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 埼 玉 支 店 )] 第 1 目 的 この 計 画 は 埼 玉 県 の 地 域 における 電 気 通 信 設 備 の 災 害 に 対 する 準 備 警 戒 情 報 連 絡 非 常 活 動 及 び 電 気 通 信 設 備 が 被 災 した 場 合 の 復 旧 を 迅 速 的 確 に 行 うことを 目 的 とする 第 2 災 害 予 防 計 画 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 は 東 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 埼 玉 支 店 に 情 報 連 絡 室 を 設 置 し 準 備 警 戒 体 制 をとり 次 の 措 置 を 講 ずるものとする 1 情 報 連 絡 員 の 確 保 2 復 旧 要 員 の 服 務 計 画 3 可 搬 無 線 機 等 の 出 動 準 備 4 予 備 エンジン 試 運 転 結 果 の 把 握 蓄 電 池 の 点 検 5 移 動 電 源 車 等 の 出 動 準 備 態 勢 の 把 握 6 建 物 の 防 災 設 備 の 一 覧 7 非 常 持 出 しの 準 備 8 復 旧 活 動 の 準 備 (1) 工 事 用 車 両 の 確 保 (2) 工 事 用 工 具 計 測 器 類 の 点 検 整 備 (3) 復 旧 資 材 の 緊 急 確 保 (4) 設 営 用 具 照 明 用 具 非 常 標 識 等 ( 腕 章 旗 )の 整 備 (5) 非 常 食 料 の 確 保 及 び 炊 出 しの 準 備 (6) 救 護 活 動 の 準 備 第 3 災 害 発 生 時 の 対 策 災 害 の 発 生 により 電 気 通 信 設 備 に 被 害 を 受 けた 場 合 の 応 急 対 策 は 次 のとおりとする 1 災 害 時 における 電 気 通 信 サービス 確 保 のための 各 種 の 措 置 2 被 害 状 況 の 把 握 3 応 急 復 旧 班 の 編 成 4 社 員 の 動 員 計 画 5 社 外 関 係 機 関 との 情 報 連 絡 6 資 材 の 輸 送 計 画 7 電 源 設 備 の 確 保 8 建 物 の 防 災 9 広 報 活 動 資 料 -218

20 [Ⅳ 風 水 害 2-7-2: 電 力 施 設 応 急 対 策 計 画 ( 東 京 電 力 株 式 会 社 埼 玉 支 店 )] 第 1 目 的 この 計 画 は 東 京 電 力 株 式 会 社 埼 玉 支 店 が 埼 玉 県 ( 市 町 村 ) 防 災 会 議 の 構 成 員 として 埼 玉 県 内 の 台 風 雪 害 水 害 地 震 塩 害 その 他 の 非 常 災 害 に 際 し 人 身 事 故 を 防 止 し 電 力 施 設 の 被 害 を 最 小 限 ならしめるとともに 被 害 の 早 期 復 旧 を 図 ることを 目 的 とする 第 2 非 常 態 勢 の 組 織 埼 玉 県 内 の 非 常 災 害 に 際 し 事 前 対 策 被 害 状 況 のは 握 災 害 復 旧 等 を 迅 速 的 確 に 推 進 するた め あらかじめ 非 常 態 勢 の 組 織 ( 以 下 単 に 組 織 という )を 編 成 して 埼 玉 県 防 災 会 議 及 び 他 の 諸 官 公 庁 等 と 日 常 より 連 絡 の 疎 通 を 図 り 万 全 の 準 備 を 樹 立 しておくものとする 1 組 織 の 種 類 (1) 非 常 態 勢 の 組 織 は 非 常 態 勢 の 発 令 者 にもとづき 設 置 する 非 常 態 勢 の 発 令 は 非 常 災 害 の 情 勢 に 応 じ 次 表 のとおり 区 分 して 行 う 発 令 者 区 分 情 勢 店 所 および 第 一 本 店 線 機 関 等 第 1 非 常 態 勢 第 2 非 常 態 勢 第 3 非 常 態 勢 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 災 害 が 発 生 した 場 合 大 規 模 な 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 東 海 地 震 注 意 情 報 が 発 せられた 場 合 ( 注 1) 大 規 模 な 災 害 が 発 生 し 復 旧 に 長 期 化 が 予 想 される 場 合 サービス 区 域 あるいは 所 属 店 所 のある 県 内 で 震 度 6 弱 以 上 の 地 震 が 発 生 した 場 合 ( 注 2) 警 戒 宣 言 が 発 せられた 場 合 総 務 部 長 副 社 長 ( 防 災 対 策 委 員 長 ) ( 東 海 地 震 注 意 情 報 が 発 せられた 場 合 は 総 務 部 長 ) 社 長 ( 警 戒 宣 言 が 発 せ られた 場 合 は 総 務 部 長 ) それぞれの 長 それぞれの 長 それぞれの 長 注 1: 本 店 は 第 2 非 常 態 勢 首 都 圏 にある 店 所 等 ( 埼 玉 支 店, 千 葉 支 店, 多 摩 支 店, 湾 内 火 力 発 電 所 と 所 管 火 力 事 業 所 )は 第 1 非 常 態 勢 注 2: (1) 本 店 はサービス 区 域 内 で 発 生 した 場 合 店 所 等 は 所 属 の 都 県 で 発 生 した 場 合 および 首 都 圏 ( 東 京 都 埼 玉 県 千 葉 県 神 奈 川 県 ただし 島 嶼 を 除 く)で 発 生 した 場 合 の 発 生 都 県 の 隣 接 店 所 が 対 象 所 属 の 第 一 線 機 関 等 を 含 む (2) 夜 間 休 日 等 非 常 災 害 派 遣 要 員 の 出 動 に 長 時 間 を 要 するために 非 常 態 勢 への 円 滑 な 移 行 が 困 難 と 判 断 される 場 合 には 非 常 態 勢 の 発 令 に 備 えて 待 機 態 勢 をしくことができる なお 待 機 態 勢 においては 特 に 非 常 災 害 対 策 本 ( 支 ) 部 を 設 置 しない (3) 支 店 及 び 現 業 機 関 の 区 分 は 次 のとおりとする 支 店 本 部 支 店 支 社 支 部 各 支 社 ( 営 業 センター 変 電 所 制 御 所 開 閉 所 を 含 む ) (4) 東 京 電 力 株 式 会 社 埼 玉 支 店 非 常 災 害 対 策 本 部 の 支 社 支 部 構 成 及 び 事 務 分 掌 ( 資 料 事 災 9-1) 非 常 災 害 対 策 本 ( 支 ) 部 の 構 成 及 び 事 務 分 掌 ( 東 京 電 力 ) (5) 東 京 電 力 株 式 会 社 埼 玉 支 店 非 常 災 害 対 策 支 社 支 部 の 構 成 及 び 事 務 分 掌 資 料 -219

21 第 3 組 織 の 運 営 1 発 令 本 ( 支 ) 部 の 設 置 東 京 電 力 株 式 会 社 埼 玉 支 店 長 は 非 常 災 害 が 予 想 される 場 合 又 は 非 常 災 害 が 発 生 した 場 合 は 情 勢 に 応 じた 非 常 態 勢 を 支 店 及 び 各 現 業 機 関 に 発 令 する なお 必 要 に 応 じ 地 域 的 な 非 常 態 勢 を 発 令 することができる (2) 東 海 地 震 注 意 情 報 を 受 け 又 は 警 戒 宣 言 が 発 せられた 場 合 は 支 店 並 びに 各 現 業 機 関 は 速 や かに 第 2-1-(1)に 基 づく 本 ( 支 ) 部 の 設 置 をする (3) サービス 区 域 内 ( 東 京 都 島 しょ 部 を 除 く)で 震 度 6 弱 以 上 の 地 震 が 発 生 した 場 合 について は 以 下 のとおりとする 非 常 態 勢 の 区 分 対 策 要 員 出 動 要 請 一 般 社 員 サービス 区 域 内 で 地 震 が 発 生 した 場 合 には 第 3 非 常 態 勢 サービス 区 域 内 で 地 震 が 発 生 し た 場 合 には 所 属 する 対 策 本 部 ( 支 ) 部 へ 出 動 首 都 圏 で 地 震 が 発 生 した 場 合 には 所 属 す る 事 業 所 へ 出 動 本 店 所 属 する 店 所 のある 所 属 する 店 所 のある 都 県 内 で 所 属 する 店 所 のある 都 県 内 で 地 震 が 発 生 し 地 震 が 発 生 した 場 合 には 所 属 す 都 県 内 で 地 震 が 発 生 た 場 合 には 第 3 非 常 態 る 対 策 本 ( 支 ) 部 へ 出 動 した 場 合 には 所 属 す 勢 首 都 圏 で 地 震 が 発 生 し 所 属 る 事 業 所 に 出 動 店 所 首 都 圏 で 地 震 が 発 生 し する 店 所 の 所 在 地 が 発 生 都 県 に 所 属 する 店 所 の 所 在 地 が 隣 接 している 場 合 には 第 3 非 常 発 生 都 県 に 隣 接 してい 態 勢 合 には 所 属 する 対 策 本 ( 支 ) る 場 部 へ 出 動 首 都 圏 とは 東 京 神 奈 川 千 葉 埼 玉 をいう 2 運 営 (1) 非 常 態 勢 が 発 令 された 場 合 非 常 災 害 対 策 活 動 に 関 する 一 切 の 業 務 は 本 ( 支 ) 部 のもとで 行 なう (2) 本 ( 支 ) 部 長 は 必 要 に 応 じ 待 機 態 勢 下 においては 本 ( 支 ) 部 委 員 また 第 1 第 2 第 3 非 常 体 制 においては 各 班 長 を 招 集 して 本 ( 支 ) 部 会 議 を 開 き 総 合 的 な 非 常 災 害 対 策 活 動 その 他 必 要 な 打 合 せを 行 うこととする 3 職 務 の 代 行 (1) 非 常 態 勢 が 発 令 された 場 合 支 社 支 部 長 は 支 店 本 部 との 連 絡 が 困 難 な 場 合 であってかつ 緊 急 止 むを 得 ない 場 合 は 支 店 本 部 長 に 代 って 指 揮 命 令 を 行 い 非 常 災 害 対 策 活 動 を 積 極 的 に 実 施 するとともに 速 やかに 事 後 報 告 するものとする (2) 本 ( 支 ) 部 長 及 び 各 班 長 が 不 在 等 により 非 常 災 害 対 策 活 動 に 参 加 できない 場 合 は 原 則 とし て 本 ( 支 ) 部 長 については 副 本 ( 支 ) 部 長 本 ( 支 ) 部 長 付 総 務 班 長 の 順 位 とし 班 長 につ いては 副 班 長 班 長 付 の 順 位 とする 4 連 絡 報 告 (1) 非 常 災 害 に 伴 う 指 令 又 は 連 絡 は 一 般 業 務 電 話 連 絡 に 優 先 する (2) 発 令 後 における 連 絡 報 告 は 対 策 本 ( 支 ) 部 を 通 じて 行 う ( 注 ) 非 常 災 害 対 策 本 ( 支 ) 部 の 名 称 電 話 は( 資 料 事 災 9-2)のとおり 5 解 除 (1) 本 ( 支 ) 部 長 は 受 持 区 域 に 非 常 災 害 の 発 生 するおそれがなくなった 場 合 又 は 災 害 復 旧 が 振 興 し 本 ( 支 ) 部 を 設 置 しておく 必 要 がなくなったと 判 断 した 場 合 には 非 常 態 勢 を 解 除 す る ただし 支 部 長 が 解 除 する 場 合 には 事 前 に 上 級 本 部 長 の 承 認 を 得 るものとする (2) 支 店 本 部 長 が 非 常 態 勢 を 解 除 した 場 合 は 県 防 災 会 議 ならびに 県 対 策 本 部 にその 旨 連 絡 する 資 料 -220

22 (3) 警 戒 宣 言 が 発 せられた 以 後 に 地 震 が 発 生 した 場 合 又 は 警 戒 宣 言 が 発 せられた 以 後 当 該 宣 言 に 対 する 警 戒 解 除 宣 言 が 発 せられ 警 戒 態 勢 を 解 くべき 旨 の 通 告 を 受 けた 場 合 には 支 店 本 部 長 の 警 戒 態 勢 解 除 指 令 に 基 づき 支 店 本 部 さらには 各 支 部 は 態 勢 を 解 除 するとともに 本 ( 支 ) 部 も 解 散 する 6 指 令 伝 達 及 び 情 報 連 絡 の 経 路 国 都 災 害 対 策 本 部 経 済 産 業 省 および 局 自 衛 隊 本 店 本 部 情 報 班 消 防 庁 警 察 庁 気 象 庁 本 店 本 部 広 報 班 報 道 機 関 県 市 区 町 村 災 害 対 策 本 部 消 防 店 所 本 部 総 務 班 警 察 自 衛 隊 地 方 気 象 台 報 道 機 関 市 区 町 村 災 害 対 策 本 部 消 防 支 部 総 務 班 警 察 報 道 機 関 第 4 平 常 時 の 対 策 1 設 備 強 化 対 策 (1) 各 設 置 所 管 箇 所 は 法 令 基 準 等 との 規 定 を 遵 守 することはもとより 既 往 災 害 例 を 参 考 と した 各 設 備 の 強 化 対 策 に 万 全 を 期 するものとする (2) 各 設 備 所 管 箇 所 は 平 常 時 の 設 備 巡 視 点 検 等 を 通 じ 電 力 設 備 の 維 持 管 理 に 努 めるものと する 2 要 員 の 確 保 対 策 支 店 及 び 現 業 機 関 等 本 ( 支 ) 部 設 置 箇 所 は いつでも 要 員 の 呼 集 動 員 ができるよう 連 絡 経 路 を 確 立 しておかなければならない 3 資 材 等 の 確 保 対 策 支 店 及 び 現 業 機 関 等 本 ( 支 ) 部 設 置 箇 所 は 非 常 災 害 に 備 え 平 常 時 から 復 旧 用 資 材 工 具 消 耗 品 車 両 船 艇 等 の 確 保 又 は 整 備 に 努 めるものとする 資 料 -221

23 4 宿 泊 施 設 食 料 の 確 保 対 策 等 支 店 及 び 現 業 機 関 等 本 ( 支 ) 部 設 置 箇 所 は 非 常 災 害 に 備 え 平 常 時 から 宿 泊 施 設 食 料 の 確 保 対 策 及 び 衛 生 対 策 に 努 めるものとする 5 広 報 活 動 支 店 並 びに 現 業 機 関 等 は 平 常 時 から 新 聞 テレビ PR 車 パンフレット 等 により 地 域 等 に 電 気 安 全 等 に 関 する 事 項 を 周 知 徹 底 し 事 故 防 止 に 努 めるものとする (1) 無 断 昇 柱 無 断 工 事 をしないこと (2) 電 柱 の 倒 壊 折 損 電 線 の 断 線 垂 下 等 設 備 の 異 状 を 発 見 した 場 合 は 速 やかに 当 社 事 業 所 に 通 報 すること (3) 断 線 垂 下 している 電 線 には 絶 対 さわらないこと (4) 浸 水 雨 漏 りなどにより 冠 水 した 屋 内 配 線 電 気 器 具 等 は 危 険 なため 使 用 しないこと また 使 用 する 場 合 は 絶 縁 検 査 を 受 けたうえで 使 用 すること (5) 屋 外 に 避 難 するときは 安 全 器 又 はブレーカーを 必 ず 切 ること (6) 警 戒 宣 言 が 発 せられた 場 合 は 不 必 要 な 電 気 器 具 のコンセントを 抜 くこと (7) 地 震 発 生 時 においては 使 用 中 の 電 気 器 具 のコンセントをただちに 抜 くこと (8) その 他 事 故 防 止 のため 留 意 すべき 事 項 6 社 外 機 関 他 企 業 との 協 調 (1) 支 店 及 び 現 業 機 関 等 は 非 常 災 害 発 生 時 における 人 身 事 故 防 止 電 気 設 備 の 被 害 防 止 並 びに 電 力 設 備 被 害 の 早 期 復 旧 をはかるため 地 方 自 治 体 等 の 防 災 会 議 と 緊 密 な 連 けいを 保 ち これ に 積 極 的 に 協 力 をする また 官 公 署 請 負 先 とも 平 常 時 から 緊 密 な 連 けいを 保 ち 非 常 災 害 時 における 協 力 体 制 の 強 化 充 実 に 努 めることとする (2) 支 店 及 び 現 業 機 関 等 は 国 地 方 自 治 体 等 が 実 施 する 防 災 訓 練 に 積 極 的 に 参 加 することとす る 第 5 非 常 災 害 対 策 活 動 1 設 備 の 予 防 強 化 非 常 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 は 供 給 支 障 電 気 設 備 等 による 人 身 災 害 等 を 未 然 に 防 止 する ため 各 電 力 設 備 の 重 点 的 巡 視 点 検 を 行 なうとともに 仕 掛 り 工 事 や 作 業 中 の 電 力 設 備 等 に 対 し 応 急 安 全 措 置 を 講 ずるものとする 2 要 員 の 確 保 非 常 災 害 対 策 要 員 は 気 象 地 象 情 報 その 他 の 情 報 に 留 意 し 非 常 態 勢 の 発 令 に 備 える 3 資 材 等 の 調 達 輸 送 非 常 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 又 は 非 常 災 害 が 発 生 した 場 合 は 平 常 時 の 確 保 対 策 に 基 づき 資 材 等 を 調 達 確 保 し 災 害 地 への 輸 送 に 努 める 4 宿 泊 施 設 食 料 の 確 保 等 (1) 非 常 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 又 は 非 常 災 害 が 発 生 した 場 合 は 平 常 時 の 確 保 対 策 に 基 づ き 宿 泊 施 設 食 料 の 確 保 に 努 める (2) 上 記 により 確 保 した 宿 泊 施 設 食 料 が 不 足 する 場 合 は 社 外 施 設 の 借 用 並 びに 食 料 の 緊 急 調 達 を 行 う 5 情 報 活 動 (1) 台 風 の 動 き 風 速 降 雨 量 その 他 の 情 報 については 熊 谷 地 方 気 象 台 ( 県 ) 市 町 村 防 災 会 議 県 災 害 対 策 本 ( 支 ) 部 並 びに 報 道 機 関 の 情 報 等 に 留 意 し これらを 各 組 織 相 互 に 緊 密 に 連 絡 する (2) 情 報 交 換 は 有 線 もしくは 搬 送 通 信 によるほか 無 線 の 高 度 利 用 をはかるが 通 常 の 通 信 設 備 が 通 信 不 要 となった 場 合 は 保 線 用 営 配 用 非 常 用 などの 無 線 機 を 活 用 し さらにNTT 鉄 道 警 察 電 話 などの 利 用 をはかる 方 法 を 事 前 に 確 立 しておく (3) 上 記 に 示 すいっさいの 通 信 連 絡 が 不 要 となった 場 合 に 各 機 関 ごとの 連 絡 方 法 として 相 互 連 絡 員 派 遣 等 についてもあらかじめ 考 慮 しておく なお 行 動 を 起 こすにあたっては 河 川 橋 梁 道 路 状 況 等 について 県 全 般 の 状 況 を 関 係 機 関 にできるかぎりの 確 認 をとり 危 険 を 回 避 する 資 料 -222

24 6 広 報 活 動 社 外 公 衆 の 事 故 防 止 対 策 として ラジオ テレビ PR 車 ビラその 他 により 第 4の5に 定 める 広 報 活 動 を 行 い 事 故 防 止 に 努 める 第 6 復 旧 活 動 1 被 害 状 況 の 収 集 周 知 全 般 的 な 被 害 状 況 掌 握 の 遅 速 は 復 旧 計 画 樹 立 に 大 いに 影 響 するので あらゆる 方 途 をもって 被 害 状 況 の 早 期 は 握 に 努 める (1) 被 害 状 況 の 収 集 ア 支 店 本 部 は 電 話 連 絡 可 能 の 場 合 は 各 対 策 支 部 より 被 害 状 況 の 報 告 を 受 け すみやかに 被 害 の 全 般 を 掌 握 する イ 支 店 本 部 は 電 話 連 絡 不 能 の 場 合 は あらかじめ 定 められた 方 法 等 により 県 災 害 対 策 本 ( 支 ) 部 自 衛 隊 警 察 報 道 機 関 などによる 情 報 収 集 等 あらゆる 方 法 により すみやかに 被 害 の 全 貌 をは 握 する ウ 各 支 部 は 予 め 計 画 された 巡 視 計 画 に 基 づき 巡 視 を 行 い 被 害 状 況 のは 握 に 努 める なお 巡 視 にあたっては 本 部 との 連 絡 を 密 にする エ 被 害 が 広 範 囲 にわたり 巡 視 困 難 な 場 合 は 重 要 施 設 について 巡 視 し その 他 実 情 に 即 した 方 法 により その 被 害 数 の 把 握 に 努 める オ 対 策 本 部 の 情 報 班 はすみやかに 被 害 状 況 の 全 貌 を 掌 握 し 必 要 に 応 じ 新 聞 ラジオ テレ ビ PR 車 などを 利 用 し その 状 況 ( 被 害 数 復 旧 見 込 など)の 地 域 的 な 情 報 について 周 知 に 努 める カ 対 策 本 ( 支 ) 部 は 県 ( 市 町 村 ) 防 災 会 議 県 災 害 対 策 本 ( 支 ) 部 並 びに 諸 官 公 庁 に 対 し て 所 要 の 報 告 連 絡 を 行 ない また 特 に 対 策 本 部 は 本 店 対 策 本 部 並 びに 近 接 支 店 本 部 と 相 互 に さらに 地 方 諸 団 にも 適 切 に 連 絡 をとり 必 要 の 際 の 人 員 その 他 について すみやかな 応 援 協 力 を 得 られるよう 努 める 2 被 害 の 復 旧 対 策 (1) 対 策 本 ( 支 ) 部 は 各 設 備 ごとにすみやかに 被 害 状 況 を 掌 握 し 次 に 掲 げる 各 号 の 事 項 を 明 らかにした 早 期 復 旧 計 画 を 立 てる ア 復 旧 作 業 班 の 配 置 復 旧 応 援 班 の 必 要 の 有 無 イ 復 旧 資 機 材 の 調 達 ウ 復 旧 作 業 の 日 程 エ 復 旧 仮 復 旧 の 完 了 見 込 み オ 宿 舎 衛 生 食 料 等 の 手 配 カ 応 急 復 旧 ( 発 電 車 等 )の 必 要 の 有 無 キ その 他 必 要 対 策 資 料 -223

25 (2) 復 旧 順 位 各 施 設 の 復 旧 順 位 は 原 則 として 下 記 によるものとするが 災 害 状 況 各 設 備 の 被 害 状 況 復 旧 の 難 易 などを 勘 案 し 供 給 上 復 旧 効 果 の 最 も 大 きなものより 迅 速 に 行 う 設 備 名 送 電 設 備 変 電 設 備 通 信 設 備 1 全 回 線 送 電 不 能 の 主 要 線 路 2 全 回 線 送 電 不 能 のその 他 の 線 路 3 一 部 回 線 送 電 不 能 の 重 要 線 路 4 一 部 回 線 送 電 不 能 のその 他 の 線 路 復 旧 順 位 1 主 要 幹 線 の 復 旧 に 関 係 する 送 電 用 変 電 所 2 都 市 部 に 送 電 する 送 電 系 統 の 送 電 変 電 所 3 重 要 施 設 に 配 電 する 配 電 用 変 電 所 (この 場 合 重 要 施 設 とは 配 電 設 備 に 記 載 されている 施 設 をいう ) 1 給 電 指 令 回 線 並 びに 制 御 保 護 及 び 監 視 回 線 2 保 守 用 回 線 3 業 務 用 回 線 1 水 道 新 聞 放 送 ガス 通 信 電 鉄 排 水 設 備 県 市 庁 区 役 所 警 察 消 防 広 域 避 難 場 所 その 他 重 要 施 設 に 対 しては 優 先 的 に 送 電 するなど 各 所 ごとに 具 体 的 に 復 旧 順 位 を 定 めておく 配 電 設 備 2 長 期 浸 水 地 区 における 重 要 施 設 への 供 給 に 対 しては 負 荷 切 替 仮 送 電 用 ケーブ ルの 新 設 等 により 仮 送 電 する 3 停 電 が 長 期 にわたる 場 合 は 被 害 地 市 民 の 治 安 確 保 の 面 から 道 路 上 に 投 光 器 な どの 仮 施 設 を 行 なう 3 災 害 情 報 の 収 集 及 び 報 告 (1) 下 記 速 報 様 式 による 一 般 被 害 情 報 の 収 集 並 びに 連 絡 は 対 策 本 ( 支 ) 部 情 報 班 相 互 で また 当 社 設 備 被 害 情 勢 の 収 集 並 びに 連 絡 は 対 策 本 ( 支 ) 部 復 旧 班 相 互 で 行 う (2) 経 済 産 業 省 ( 局 )その 他 官 庁 に 対 しては 本 店 対 策 本 部 が 統 一 報 告 する 4 速 報 様 式 (1) 一 般 被 害 情 報 等 速 報 ア 気 象 地 象 情 報 イ 一 般 被 害 情 報 (ア) 公 衆 の 家 屋 被 害 情 報 及 び 人 身 災 害 発 生 情 報 (イ) 電 力 施 設 を 除 く 公 共 施 設 ( 水 道 ガス 交 通 通 信 放 送 施 設 道 路 橋 梁 等 )の 被 害 状 況 ウ 停 電 による 主 な 影 響 状 況 エ 対 外 対 応 状 況 ( 地 方 自 治 体 の 防 災 本 部 官 公 署 報 道 機 関 需 要 家 への 対 応 状 況 ) オ その 他 災 害 に 対 する 情 報 (2) 当 社 被 害 情 報 等 ア 各 設 備 ごとの 被 害 情 報 イ 復 旧 資 材 応 援 隊 食 料 等 の 要 望 事 項 ウ 人 身 災 害 その 他 の 災 害 発 生 情 報 エ その 他 災 害 に 関 する 情 報 資 料 -224

26 [Ⅳ 風 水 害 2-7-3:ガス 施 設 防 災 業 務 計 画 ( 東 京 ガス 株 式 会 社 )] 第 1 目 的 この 防 災 業 務 計 画 ( 以 下 この 計 画 という )は 災 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 36 年 法 律 第 23 号 ) 第 39 条 第 1 項 および 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 ( 昭 和 53 年 法 律 第 73 号 ) 第 6 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき ガス 施 設 に 係 る 災 害 予 防 災 害 応 急 対 策 および 災 害 復 旧 のための 諸 施 策 の 基 本 を 定 めることにより 円 滑 かつ 適 切 な 防 災 業 務 活 動 の 遂 行 を 図 ることを 目 的 とする 第 2 運 用 この 計 画 は 災 害 対 策 基 本 法 ガス 事 業 法 消 防 法 石 油 コンビナート 等 災 害 防 止 法 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 等 関 係 法 令 に 基 づく 諸 計 画 等 と 調 整 を 図 り 運 用 する 第 3 防 災 体 制 の 確 立 1 防 災 体 制 (1) 常 体 制 の 区 分 災 害 が 発 生 するおそれがある 場 合 または 発 生 した 場 合 ( 以 下 非 常 事 態 という )に 対 処 するため の 非 常 体 制 の 区 分 は 次 による 非 常 事 態 の 情 勢 非 常 体 制 の 区 分 被 害 または 被 害 予 想 が 軽 度 または 局 部 の 場 合 第 1 次 非 常 体 制 被 害 または 被 害 予 想 が 中 程 度 の 場 合 第 2 次 非 常 体 制 被 害 または 被 害 予 想 がはなはだしい 場 合 第 3 次 非 常 体 制 (2) 災 害 対 策 組 織 および 分 担 業 務 本 社 および 事 業 所 等 は 非 常 体 制 に 対 応 する 災 害 対 策 組 織 ( 以 下 対 策 組 織 という )および 分 担 業 務 をあらかじめ 定 めておく 関 連 情 報 ( 資 料 事 災 10-2) 東 京 ガス 非 常 体 制 の 組 織 及 び 業 務 分 担 2 対 策 組 織 の 運 営 (1) 非 常 体 制 の 発 令 および 解 除 ア 非 常 事 態 が 発 生 した 場 合 防 災 供 給 センター 所 長 の 意 見 具 申 に 基 づき 社 長 は 非 常 体 制 を 発 令 する イ 事 業 所 等 の 長 は 緊 急 を 要 する 場 合 等 必 要 に 応 じ 当 該 所 管 内 の 非 常 体 制 を 発 令 することができる この 場 合 には 事 後 非 常 災 害 対 策 本 部 の 本 部 長 に 報 告 しなければなない ウ 非 常 体 制 が 発 令 された 場 合 は 速 やかに 非 常 災 害 対 策 本 部 ( 以 下 本 部 という )および 非 常 災 害 対 策 支 部 ( 以 下 支 部 という )を 設 置 する エ 災 害 発 生 のおそれがなくなった 場 合 または 災 害 復 旧 が 進 行 して 非 常 体 制 を 継 続 する 必 要 がなくなっ た 場 合 は 社 長 は 非 常 体 制 を 解 除 する (2) 動 員 ア 本 ( 支 ) 部 長 は 非 常 体 制 の 発 令 後 直 ちにあらかじめ 定 める 対 策 要 員 の 動 員 を 指 令 する イ 報 道 情 報 (テレビ ラジオ 等 )により 供 給 区 域 内 ( 広 域 地 区 を 除 く)のいずれかで 震 度 5 弱 強 の 地 震 が 発 生 したときは 指 定 要 員 が 震 度 6 弱 以 上 の 時 は 全 員 が 自 動 発 令 で 出 動 する 3 社 外 機 関 との 協 調 (1) 地 方 防 災 会 議 等 への 参 加 と 協 力 平 常 時 には 担 当 部 署 が 当 該 地 方 自 治 体 の 防 災 会 議 等 と また 災 害 時 には 本 ( 支 ) 部 が 当 該 地 方 自 治 体 の 災 害 対 策 本 部 等 と 緊 密 な 連 絡 を 保 ち この 計 画 が 円 滑 かつ 適 切 に 行 われるよう 努 める ア 地 方 防 災 会 議 等 への 参 加 地 方 防 災 会 議 等 には 委 員 および 幹 事 を 推 薦 し 参 加 させる イ 地 方 自 治 体 災 害 対 策 本 部 との 協 調 この 計 画 が 円 滑 かつ 適 切 に 行 われるよう 次 の 事 項 に 関 し 協 調 を 図 る (ア) 災 害 に 関 する 情 報 の 提 供 および 収 集 (イ) 災 害 応 急 対 策 および 災 害 復 旧 対 策 の 推 進 (2) 防 災 関 係 機 関 との 協 調 ア 内 閣 府 経 済 産 業 省 気 象 庁 警 察 消 防 庁 等 防 災 関 係 機 関 とは 平 常 時 から 協 調 し 防 災 情 報 の 提 供 収 集 等 相 互 連 携 体 制 を 整 備 しておく イ 地 震 発 生 時 に 国 土 交 通 省 内 閣 情 報 調 査 室 経 済 産 業 省 等 防 災 関 係 機 関 との 連 絡 が 相 互 に 迅 速 かつ 確 実 に 行 えるよう 情 報 伝 達 のルートおよび 情 報 交 換 のための 収 集 連 絡 体 制 を 整 備 しておく 資 料 -225

27 (3) 他 ガス 事 業 者 等 との 協 調 他 ガス 事 業 者 等 と 協 調 し 要 員 資 機 材 等 の 相 互 融 通 等 災 害 時 における 相 互 応 援 体 制 の 整 備 に 努 める 第 4 災 害 予 防 に 関 する 事 項 1 防 災 教 育 本 社 および 事 業 所 等 は ガスの 製 造 設 備 供 給 設 備 に 係 る 防 災 意 識 の 高 揚 を 図 り ガスに 係 る 災 害 の 発 生 防 止 に 努 めるため 災 害 に 関 する 専 門 知 識 関 係 法 令 保 安 規 定 等 について 社 員 等 関 係 者 に 対 する 教 育 を 実 施 する 2 防 災 訓 練 本 社 および 事 業 所 等 は 災 害 対 策 を 円 滑 に 推 進 するため 年 1 回 以 上 被 害 の 想 定 を 明 らかにした 実 践 的 な 防 災 訓 練 を 実 施 し 非 常 事 態 にこの 計 画 が 有 効 に 機 能 することを 確 認 する また 国 および 地 方 自 治 体 等 が 実 施 する 防 災 訓 練 等 に 積 極 的 に 参 加 し 連 携 を 強 化 する 3 ガス 施 設 の 災 害 予 防 措 置 に 関 する 事 項 (1) 風 水 害 対 策 ア ガス 製 造 設 備 浸 水 のおそれのある 設 備 には 防 水 壁 防 災 扉 排 水 ポンプ 等 の 設 置 および 機 器 類 物 品 類 のかさあ げによる 流 出 防 止 措 置 等 必 要 な 措 置 を 講 ずる 風 水 害 の 影 響 を 受 けやすい 箇 所 の 固 定 または 必 要 に 応 じ て 補 強 を 行 う 風 水 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 は あらかじめ 定 めるところにより 巡 回 点 検 する イ ガス 供 給 設 備 風 水 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 は あらかじめ 定 めた 主 要 供 給 路 線 橋 梁 架 管 および 浸 水 のおそれの ある 地 下 マンホールないの 整 圧 器 等 を 巡 回 点 検 する (2) 地 震 対 策 ガス 施 設 の 地 震 対 策 にあたっては 一 般 的 な 地 震 動 に 対 しては 機 能 に 重 大 な 支 障 が 生 じず 高 レベルの 地 震 動 に 際 しても 人 命 に 重 大 な 影 響 を 与 えないことを 基 本 目 標 とする 4 防 災 業 務 設 備 の 整 備 (1) 検 知 警 報 設 備 災 害 発 生 時 等 において 速 やかに 状 況 を 把 握 を 行 い 所 要 の 措 置 を 講 ずるため 必 要 に 応 じ 工 事 整 圧 所 等 に 次 の 設 備 を 設 置 し 遠 隔 監 視 する ア ガス 漏 れ 警 報 設 備 イ 火 災 報 知 器 ウ 圧 力 計 エ 流 量 計 (2) 設 備 の 緊 急 停 止 装 置 等 緊 急 時 の 保 安 確 保 を 図 るため 高 中 圧 ガス 製 造 設 備 への 緊 急 停 止 装 置 の 設 置 液 化 ガス 貯 槽 大 型 油 貯 槽 球 型 ガスホルダー 高 圧 導 管 等 への 緊 急 遮 断 装 置 の 設 置 を 行 う (3) 緊 急 放 散 設 備 等 製 造 設 備 および 高 圧 中 圧 導 管 の 減 圧 を 安 全 に 行 うため 必 要 に 応 じ 緊 急 放 散 設 備 等 を 設 置 する (4) 連 絡 通 信 設 備 災 害 時 の 情 報 連 絡 指 令 報 告 等 を 迅 速 に 行 うとともに ガス 工 作 物 の 遠 隔 監 視 操 作 を 的 確 に 行 うた め 無 線 通 信 設 備 等 を 整 備 する (5) コンピュータ 設 備 災 害 に 備 えコンピュータシステムやデータベース 等 のバックアップ 対 策 を 講 ずる (6) 自 家 発 電 設 備 等 常 用 電 力 の 停 電 などにおいて 防 災 業 務 設 備 の 機 能 を 維 持 するため 必 要 に 応 じて 自 家 発 電 設 備 等 の 整 備 をする (7) 防 災 中 枢 拠 点 災 害 対 策 の 機 能 を 果 たす 施 設 については 通 信 機 能 等 の 充 実 および 災 害 に 対 する 耐 震 診 断 補 強 什 器 備 品 類 等 の 転 倒 防 止 等 の 措 置 を 講 ずる 資 料 -226

28 5 災 害 対 策 用 資 機 材 等 の 確 保 および 整 備 (1) 災 害 対 策 用 資 機 材 等 の 確 保 製 造 設 備 供 給 設 備 の 復 旧 用 鋼 材 廃 刊 材 料 工 具 など 必 要 色 材 は 平 常 時 からその 確 保 に 努 めるととも に 定 期 的 に 保 管 状 況 を 点 検 整 備 する また 必 要 資 機 材 をリスト 化 するとともに 調 達 体 制 を 整 備 する (2) 車 両 の 確 保 非 常 事 態 における 迅 速 な 出 動 および 資 機 材 の 輸 送 手 段 の 確 保 を 図 るため 支 店 導 管 ネットワークセン ター 等 においては 工 作 車 緊 急 車 等 の 車 両 を 常 時 稼 働 可 能 な 状 態 に 整 備 しておく また 掘 削 車 採 水 車 等 の 特 殊 な 作 業 車 および 工 作 機 械 等 は 関 係 工 事 会 社 等 と 連 携 し その 調 達 体 制 を 整 備 する (3) 代 替 熱 源 ガス 供 給 停 止 時 における 代 替 熱 源 の 供 給 について 移 動 式 ガス 発 生 設 備 の 確 保 に 努 めるとともに カセ ットコンロ 類 LPG 等 の 調 達 ルートを 明 確 化 しておく (4) 生 活 必 需 品 の 確 保 非 常 事 態 に 備 え 食 料 飲 料 水 寝 具 医 薬 品 仮 設 トイレ 等 の 生 活 必 需 品 の 確 保 に 努 めるとともに 定 期 的 に 保 管 状 況 を 点 検 整 備 する (5) 前 進 基 地 の 確 保 ア 復 旧 要 員 のための 宿 泊 施 設 を 事 前 に 調 査 しリストアップする イ 前 進 基 地 となり 得 る 自 社 施 設 借 用 候 補 地 を 事 前 に 調 査 しリストアップする 6 ガス 事 故 の 防 止 (1) ガス 工 作 物 の 巡 視 点 検 調 査 等 ガス 工 作 物 を 常 に 法 令 に 定 めるガス 工 作 物 の 技 術 上 の 基 準 に 適 合 するように 維 持 し さらに 事 故 の 未 然 防 止 を 図 るため 定 期 的 にガス 工 作 物 の 巡 視 点 検 ( 災 害 発 生 のおそれがある 場 合 には 特 別 の 巡 視 )を 行 い ガス 事 故 の 防 止 を 図 る (2) 広 報 活 動 ア 日 常 の 広 報 需 要 家 および 他 工 事 関 係 工 事 業 者 等 に 対 し 小 冊 子 等 を 利 用 しガスの 安 全 知 識 の 普 及 を 促 進 し その 理 解 を 求 めるとともに ガス 臭 気 が 認 められる 場 合 等 に 通 報 等 の 協 力 を 得 るよう 広 報 活 動 を 実 施 する イ 文 案 の 作 成 等 非 常 事 態 に 即 応 できるよう あらかじめ 広 報 例 文 等 を 作 成 保 管 するとともに 二 次 災 害 の 防 止 のた めマイコンメータ 復 帰 ビデオ テープ 等 をあらかじめマスコミ 等 に 配 布 する 第 5 災 害 応 急 対 策 に 関 する 事 項 1 通 報 連 絡 (1) 通 報 連 絡 の 経 路 社 内 および 社 外 機 関 との 連 絡 が 相 互 に 迅 速 かつ 確 実 に 行 えるよう 情 報 伝 達 ルートの 多 重 化 および 情 報 交 換 のための 収 集 連 絡 体 制 の 明 確 化 など 体 制 の 確 立 に 努 めるものとする (2) 通 報 連 絡 の 方 法 通 報 連 絡 は 災 害 時 優 先 電 話 専 用 電 話 携 帯 電 話 無 線 通 信 等 を 使 用 して 行 うこととする 2 災 害 時 における 情 報 の 収 集 連 絡 (1) 情 報 の 収 集 報 告 災 害 が 発 生 した 場 合 は 支 部 長 は 次 に 掲 げる 各 情 報 を 巡 回 点 検 出 社 途 上 の 調 査 等 により 迅 速 的 確 に 把 握 し 速 やかに 本 部 に 報 告 する ア 一 般 情 報 (ア) 気 象 情 報 (イ) 一 般 被 害 情 報 一 般 公 衆 の 家 屋 被 害 情 報 および 人 身 被 害 発 生 情 報 ならびに 電 気 水 道 交 通 通 信 放 送 施 設 道 路 橋 梁 等 の 公 共 施 設 をはじめとする 当 該 受 持 区 域 内 全 般 の 被 害 情 報 a 対 外 対 応 状 況 ( 地 方 自 治 体 の 災 害 対 策 本 部 官 公 庁 報 道 機 関 需 要 家 等 への 対 応 状 況 ) b その 他 災 害 に 関 する 情 報 ( 交 通 状 況 等 ) 資 料 -227

29 イ 出 社 途 上 における 収 集 情 報 ウ ガス 施 設 等 の 被 害 状 況 および 復 旧 情 報 エ 社 員 の 被 災 状 況 オ 復 旧 資 機 応 援 隊 食 料 等 に 関 する 事 項 カ その 他 災 害 に 関 する 情 報 (2) 情 報 の 集 約 本 部 は 支 部 からの 被 害 情 報 等 の 報 告 および 独 自 に 国 地 方 自 治 体 から 収 集 した 情 報 を 集 約 し 総 合 的 被 害 状 況 の 把 握 に 努 める 3 災 害 時 における 広 報 (1) 広 報 活 動 ア 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 または 災 害 が 発 生 した 場 合 は その 直 後 ガス 供 給 停 止 時 復 旧 作 業 中 および 復 旧 完 了 時 の 各 時 点 において その 状 況 に 応 じた 広 報 活 動 を 行 う イ 災 害 発 生 後 ガスの 供 給 を 継 続 する 地 区 の 需 要 家 に 対 しては 必 要 に 応 じて 保 安 確 保 のための 広 報 活 動 を 行 う (2) 広 報 の 方 法 広 報 については テレビ ラジオ 新 聞 等 の 報 道 機 関 を 通 じて 行 うほか 広 報 車 等 により 直 接 当 該 地 域 へ 周 知 する また 地 方 公 共 団 体 とも 必 要 に 応 じて 連 携 を 図 る 4 対 策 要 員 の 確 保 (1) 対 策 要 員 の 確 保 ア 勤 務 時 間 外 に 災 害 発 生 のおそれがある 場 合 あらかじめ 定 められた 対 策 要 員 は 気 象 情 報 その 他 の 情 報 に 留 意 し 非 常 体 制 の 発 令 に 備 える イ 非 常 体 制 が 発 令 された 場 合 は 対 策 要 員 はあらかじめ 定 められた 動 員 計 画 に 基 づき 速 やかに 所 属 する 本 ( 支 ) 部 に 出 動 する (2) 他 事 業 者 等 との 協 力 ア 関 係 工 事 会 社 等 との 緊 密 な 連 絡 を 確 保 するとともに 災 害 発 生 後 直 ちに 出 動 要 請 できる 体 制 を 確 立 し 必 要 に 応 じて 出 動 を 要 請 する イ 自 社 のみでは 早 期 復 旧 が 困 難 であると 考 えられる 場 合 には 日 本 ガス 協 会 の 地 震 洪 水 等 非 常 事 態 における 救 援 措 置 要 綱 に 基 づき 応 援 を 要 請 する 5 災 害 時 における 復 旧 用 資 機 材 の 確 保 (1) 調 達 本 ( 支 ) 部 長 は 予 備 品 貯 蔵 品 等 の 復 旧 用 資 機 材 の 在 庫 量 を 確 保 し 調 達 を 必 要 とする 資 機 材 は 次 のいずれかの 方 法 により 速 やかに 確 保 する ア 取 引 先 メーカー 等 からの 調 達 イ 本 ( 支 ) 部 相 互 流 用 ウ 他 ガス 事 業 者 等 からの 融 通 (2) 復 旧 用 資 機 材 置 場 等 の 確 保 災 害 時 において 復 旧 用 資 機 材 置 場 および 仮 設 用 用 地 が 緊 急 に 必 要 となるため あらかじめ 調 査 した 前 進 基 地 用 地 等 の 利 用 を 検 討 し この 確 保 が 困 難 と 思 われる 場 合 は 関 係 省 庁 地 方 自 治 体 等 の 災 害 対 策 本 部 に 依 頼 して 迅 速 な 確 保 を 図 る 6 災 害 時 における 危 険 予 防 措 置 ガスの 漏 えいにより 被 害 の 拡 大 のおそれがある 場 合 には 避 難 区 域 の 設 定 火 器 の 使 用 禁 止 等 の 適 切 な 危 険 予 防 措 置 を 講 ずる 7 災 害 時 における 応 急 工 事 (1) 応 急 工 事 の 基 本 方 針 災 害 に 伴 う 応 急 工 事 については 恒 久 的 復 旧 工 事 との 関 連 および 情 勢 の 緊 急 度 を 勘 案 して 迅 速 適 切 に 実 施 する 資 料 -228

30 (2) 応 急 工 事 における 安 全 確 保 等 作 業 は 二 次 災 害 の 発 生 防 止 に 万 全 を 期 するとともに 対 策 要 員 の 安 全 衛 生 についても 十 分 配 慮 して 実 施 する 第 6 災 害 復 旧 に 関 する 事 項 1 復 旧 計 画 の 策 定 (1) 復 旧 計 画 の 策 定 災 害 が 発 生 した 場 合 は 被 害 状 況 の 調 査 を 速 やかに 行 い 正 確 な 情 報 を 収 集 し 次 に 掲 げる 各 号 の 事 項 を 事 項 を 明 らかにした 復 旧 計 画 を 策 定 する ア 復 旧 手 順 および 方 法 イ 復 旧 要 員 の 動 員 および 配 置 計 画 ウ 復 旧 用 資 機 材 の 調 達 計 画 エ 復 旧 作 業 の 日 程 オ 臨 時 供 給 の 実 施 計 画 カ 宿 泊 施 設 の 手 配 食 料 等 の 調 達 計 画 キ その 他 必 要 な 対 策 (2) 重 要 施 設 の 優 先 復 旧 計 画 病 院 ゴミ 焼 却 場 避 難 所 等 の 社 会 的 な 重 要 度 の 高 い 施 設 については 移 動 式 ガス 発 生 設 備 の 利 用 も 含 めて 優 先 的 に 復 旧 するよう 計 画 立 案 する 2 復 旧 作 業 の 実 施 (1) 製 造 設 備 の 復 旧 作 業 ガスの 製 造 を 停 止 して 製 造 設 備 は 復 旧 計 画 に 基 づき 速 やかに 復 旧 する (2) 供 給 設 備 の 復 旧 作 業 供 給 設 備 の 復 旧 作 業 は 二 次 災 害 の 発 生 防 止 に 万 全 を 期 しつつ 次 の 手 順 により 行 う ア 高 中 圧 導 管 の 復 旧 作 業 区 間 遮 断 漏 えい 調 査 漏 えい 箇 所 の 修 理 ガス 開 通 イ 低 圧 導 管 の 復 旧 作 業 閉 栓 確 認 作 業 復 旧 ブロック 内 巡 回 調 査 被 災 地 域 の 復 旧 ブロック 化 復 旧 ブロック 内 の 漏 えい 検 査 本 支 管 供 給 管 灯 外 内 管 の 漏 えい 箇 所 の 修 理 本 支 管 混 入 空 気 除 去 内 管 検 査 および 灯 内 内 管 の 修 理 点 火 燃 焼 試 験 ( 給 排 気 設 備 の 点 検 ) 開 栓 資 料 -229