銀 行 法 施 行 規 則 第 19 条 の2および 同 第 19 条 の3の 第 1 項 各 号 に 定 められた 指 標 等 同 第 19 条 の2 第 1 項 第 5 号 ニ 等 の 規 定 にもとづき 金 融 庁 告 示 第 15

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1 DISCLOSURE

2 銀 行 法 施 行 規 則 第 19 条 の2および 同 第 19 条 の3の 第 1 項 各 号 に 定 められた 指 標 等 同 第 19 条 の2 第 1 項 第 5 号 ニ 等 の 規 定 にもとづき 金 融 庁 告 示 第 15 号 に 定 められた 自 己 資 本 の 充 実 の 状 況 ならびに 同 第 19 条 の2 第 1 項 第 6 号 等 の 規 程 にもとづき 金 融 庁 告 示 第 21 号 に 定 められた 報 酬 等 に 関 する 開 示 事 項 に ついては 別 冊 2014ディスクロージャー 誌 (データ 編 ) で 開 示 しています 併 せてご 参 照 ください 平 成 26 年 7 月 武 蔵 野 銀 行 総 合 企 画 部 さいたま 市 大 宮 区 桜 木 町 一 丁 目 10 番 地 8 TEL ( 代 表 )

3 経営理念 地域共存 豊 かな地域社会の実現に寄与し 地域とともに発展します 顧客尊重 変 化を先取りした果敢な経営を展開し 組織を挙げて最良のサービス を提供します Profile 平成 26 年 3 月 31 日現在 本 所 在 地 さいたま市大宮区桜木町一丁目10番地8 ホームページ http // 設 立 昭和27年3月6日 従 業 員 数 2,263名 総 産 40,631億円 預 金 等 残 高 37,887億円 貸 出 金 残 高 30,786億円 資 金 457億円 自己資本比率 10.91% 連 結 子 会 社 ぶぎん総合リース株式会社 一般リース 延払取引 オートリース業務 ぶぎん保証株式会社 個人向け融資に係る信用保証業務 むさしのカード株式会社 クレジットカード JCB VISA 金銭の貸付 カード業務に係る信用保証業務 ぶぎんシステムサービス株式会社 コンピュータシステムの開発 販売 保守管理業務 株式会社ぶぎん地域経済研究所 県内経済 産業の調査研究 経営 税務等の相談 各種セミナーの開催 株式会社ぶぎんキャピタル ベンチャー企業等への投資 経営相談 資 本 本誌は銀行法第21条に基づいて作成したディスクロージャー誌です 財務データ 連結情報 単体情報 および 自己資本の充実 自己資本比率規制の第３の柱 市場規律 に基づく開示 に つきましては 別冊に掲載しております 本誌に掲載の計数は 原則として 単位未満を切り捨てのうえ表示しております

4 2014 ディスクロー ジャ ー 誌 MUSASHINO BANK DISCLOSURE 2014 Contents 002 頭 取 メッセージ 004 長 期 ビジョン 中 期 経 営 計 画 005 業 績 ハイライト 008 健 全 性 の 維 持 向 上 010 武 蔵 野 銀 行 について 021 中 小 企 業 の 経 営 の 改 善 及 び 地 域 の 活 性 化 に 関 する 取 組 み 032 CSR( 企 業 の 社 会 的 責 任 )への 取 組 み ますます 拡 がる 舗 ネットワーク 032 商 品 ラインナップを 拡 充 034 イメージキャラクター ドリームテイルクーベア 就 任 035 お 客 さまにより 一 層 ご 満 足 いただくために 036 豊 かな 地 域 社 会 の 実 現 に 向 けて 042 かけがえのない 自 然 を 守 るために 048 地 域 の 発 展 に 寄 与 できる 人 材 を 育 むために コーポレートデータ

5 Message 頭 取 メッセージ 埼 玉 に 新 たな 価 値 を 創 造 する 地 域 No.1 銀 行 を 目 指 して 頭 取 加 藤 喜 久 雄 皆 さま 方 には 平 素 より 私 ども 武 蔵 野 銀 行 グループ をご 利 用 お 引 き 立 ていただき 誠 にありがとうござい ます 本 年 も 皆 さま 方 に 武 蔵 野 銀 行 及 びグループ 各 社 に 対 するご 理 解 を 一 層 深 めていただくため ディスク ロージャー 誌 を 作 成 いたしました ご 高 覧 いただけれ ば 幸 いに 存 じます 経 済 情 勢 について 多 種 多 様 な 産 業 が 集 積 しています また 26 年 度 には 圏 央 道 の 県 内 全 区 間 が 開 通 予 定 であり 交 通 網 の 更 な る 充 実 が 図 られます そのほか 32 年 夏 の 五 輪 の 開 催 地 に56 年 振 りに 東 京 が 選 ばれ 埼 玉 でも3 会 場 で 競 技 が 開 催 される 予 定 であるなど 埼 玉 県 は 明 るい 未 来 に 向 かって 多 くの 可 能 性 を 秘 めております 中 期 経 営 計 画 MVP 1/3(ワンサード) 初 年 度 の 取 組 み 25 年 度 の 国 内 経 済 を 振 り 返 りますと 年 度 前 半 は 金 融 経 済 政 策 を 起 点 とした 円 高 是 正 や 株 価 上 昇 を 背 景 に 輸 出 が 持 ち 直 しました 年 度 後 半 は 消 費 税 増 税 前 の 駆 け 込 み 需 要 や 東 京 五 輪 開 催 決 定 による 心 理 的 な 下 えも 加 わり 個 人 消 費 住 宅 投 資 が 増 加 景 気 は 緩 や かな 回 復 を 続 けました 県 内 経 済 におきましても 国 内 経 済 同 様 に 個 人 消 費 住 宅 投 資 が 持 ち 直 し 県 内 企 業 の 収 益 の 回 復 とと もに 設 備 投 資 の 需 要 拡 大 が 期 待 されます 埼 玉 県 は 首 都 圏 の 巨 大 なマーケットの 中 心 に 位 置 し このようななか 当 行 は 埼 玉 に 新 たな 価 値 を 創 造 する 地 域 No.1 銀 行 を 標 榜 した 長 期 ビジョンを 策 定 し その 実 現 に 向 けた 期 間 を3つのフェーズに 分 け その 第 1フェーズに 当 たる 中 期 経 営 計 画 MVP 1/3(ワ ンサード) を25 年 4 月 よりスタートいたしました こ の 中 期 経 営 計 画 では 地 域 No.1 銀 行 の 足 がかりを 築 くため 成 長 戦 略 と 創 造 戦 略 を 中 心 とした 諸 施 策 に 取 組 んでおります 本 中 計 初 年 度 に 当 たる25 年 度 の 取 組 みとして 成 長 戦 略 では 当 行 初 の 新 形 態 舗 ほけんプラザ さい 002

6 たま 新 都 心 を 開 設 したほか 26 年 4 月 には 地 理 的 にも 経 済 的 にも 繋 がりが 深 い 都 県 境 地 域 に95 番 目 の 舗 となる 久 米 川 ( 東 京 都 東 村 山 市 )を 開 設 し 舗 ネットワークの 拡 充 を 図 りました また 武 蔵 浦 和 の 新 築 移 転 朝 霞 の 舗 リ ニューアルも 行 っております 個 人 のお 客 さまへの 取 組 みにつきましては 高 齢 化 の 進 展 を 背 景 に 近 年 整 備 が 進 んでいる サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 の 建 設 資 金 などにご 利 用 いただける むさし こうじゅう の<サ 高 住 > 応 援 ローン の 取 扱 いを 開 始 いたしました また 教 育 資 金 の 贈 与 に 係 る 非 課 税 措 置 に 対 応 した 教 育 資 金 専 用 口 座 君 の 未 来 へ や 少 額 投 資 非 課 税 口 座 ( N I S A )の 取 扱 い も 開 始 し た ほ か 繰 上 げ 返 済 と 同 様 な 利 息 負 担 の 軽 減 が 得 られる 住 宅 ローン キャッ シュバックプラン 充 実 したセカンドライフの 実 現 を サポートするためのローン むさしのリバースモーゲー ジ の 取 扱 いを 県 内 金 融 機 関 で 初 めて 開 始 いたしました このほか 女 性 の 皆 さまを 応 援 するため 女 性 向 け フリーローン キラリエ や 会 員 優 待 サービス Luckyna(ラッキーナ) の 取 扱 いを 開 始 いたしました 法 人 のお 客 さまに 対 しましては お 客 さまへの 資 金 需 要 にお 応 えするとともに この4 月 より 行 内 の 旬 な 情 報 を 集 約 し 有 益 な 情 報 をお 客 さまへ 発 信 していく 情 報 センター を 設 置 するなどコンサルティング 機 能 の 拡 充 を 図 りました また 成 長 分 野 への 取 組 みで は 専 門 チームによる 関 連 ビジネスに 対 する 活 動 を 積 極 的 に 推 進 しております そのほか 海 外 進 出 援 を 一 層 強 化 するため 日 本 貿 易 保 険 (NEXI) 現 地 銀 行 との 業 務 提 携 を 行 ったほ か 国 内 外 の 援 機 関 の 紹 介 などを 行 っております 創 造 戦 略 につきましては 県 民 サービスの 向 上 と 地 域 活 性 化 に 向 けた 連 携 強 化 を 図 るため 埼 玉 県 と 産 業 振 興 中 小 企 業 等 の 援 など16 分 野 での 包 括 的 連 携 協 定 を 締 結 いたしました 本 協 定 に 基 づく 連 携 事 業 として 県 市 町 村 職 員 との 政 策 課 題 の 共 同 研 究 に 民 間 企 業 として 初 めて 参 加 し 現 在 官 民 共 同 で 研 究 を 行 っており 今 後 事 業 化 に 向 けた 取 組 みを 行 って いく 方 針 です 26 年 3 月 期 決 算 について 預 金 及 び 預 り 資 産 預 金 等 は 地 域 に 密 着 した 営 業 基 盤 の 拡 充 や 総 合 取 引 の 推 進 等 に 努 めました 結 果 前 年 比 1,283 億 円 増 加 し3 兆 7,887 億 円 となりました また 預 り 資 産 は 投 資 信 託 等 の 販 売 が 堅 調 であり 前 年 比 341 億 円 増 加 し 6,378 億 円 となりました 貸 出 金 貸 出 金 は 県 内 中 小 企 業 の 皆 さまと 個 人 のお 客 さま の 資 金 ニーズに 積 極 的 にお 応 えしました 結 果 前 年 比 1,160 億 円 増 加 し3 兆 786 億 円 となり 創 業 以 来 初 めて 3 兆 円 を 突 破 することができました また 事 業 性 貸 出 先 数 につきましても リーマン ショック 前 の 水 準 であります2 万 先 に 至 るまで お 取 引 を 回 復 しました 収 益 本 業 の 収 益 力 を 示 します 実 質 業 務 純 益 は 預 り 資 産 手 数 料 の 増 加 を 主 因 に 役 務 取 引 等 利 益 が 増 加 した 一 方 で 低 位 な 金 利 水 準 を 背 景 に 資 金 利 益 が 減 少 したこと 等 から 前 年 比 28 億 円 減 少 し 159 億 円 となりました 経 常 利 益 は 株 式 関 係 損 益 ( 株 式 3 勘 定 尻 )が 改 善 した ものの 前 年 比 4 億 円 減 少 し167 億 円 となり 当 期 純 利 益 は 前 年 比 7 億 円 減 少 の97 億 円 となりました なお 連 結 ベースでは 経 常 利 益 は 前 年 比 1 億 円 減 少 の188 億 円 当 期 純 利 益 は 前 年 比 8 億 円 減 少 の103 億 円 となりました 自 己 資 本 自 己 資 本 比 率 (バーゼルⅢ 国 内 基 準 )につきましては 昨 年 12 月 の 劣 後 債 発 行 等 により 単 体 ベースで 前 年 比 0.46ポイント 上 昇 し10.91%となり 連 結 ベースでは 11.22%を 確 保 し 引 続 き 高 い 健 全 性 を 堅 持 しております 埼 玉 県 の 未 来 のために 当 行 を 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 化 しているなかで 今 後 他 行 他 業 態 との 競 争 もさらなる 激 化 が 予 想 さ れますが 26 年 度 は 中 期 経 営 計 画 の 目 標 を 達 成 す るための 重 要 な 一 年 であり 円 滑 な 資 金 供 給 をはじめ とするお 客 さまのニーズに 的 確 かつスピード 感 を 持 っ て 各 施 策 を 遂 行 してまいります こうした 取 組 みを 通 じて 競 争 力 のある 経 営 体 質 を 確 立 するとともに 地 域 No.1 銀 行 を 目 指 し 役 職 員 一 同 最 大 限 の 努 力 を 続 けてまいる 所 存 であります 引 続 き 皆 さま 方 からの 変 わらぬご 援 ご 愛 顧 を 賜 りますよう お 願 い 申 し 上 げます 頭 取 メ ッ セ ー ジ MUSASHINO BANK DISCLOSURE

7 長期ビジョン 中期経営計画 当行では 10年後の目指すべき姿として 埼玉に新たな価値を創造する 地域No.1銀行 を標榜した長期ビジョンを策定し その実現 に向けた3か年計画である中期経営計画 MVP 1/3 ワンサード を平成25年4月からスタートさせ 盤石な営業基盤と舗ネッ トワークの構築や経営体質の強化に取組んでおります 長期ビジョン MVP Musashino Value-making Plan 埼玉に新たな価値を創造する 地域No.1銀行 Value-making Bank 埼玉に新たな価値を生み出すことにより 埼玉の発展を主導し お客さまの期待に応えることで自らも成長する 地域金融の担い手 としての役割のみならず 地域に新しい取組みを生み出すための主導的役割 も担うことで 埼玉の成長に貢献し その未来をえていく 存在意義 基本方針 成長 ドメイン 2 つのドメイン 事業領域 で地域 No.1 の領域を築き 埼玉の成長を導く 地域金融機関として 金融仲介機能を 向上させ 地域の成長をえる 創造 ドメイン 地域の新たな産業やビジネスモデルを 自ら創り出し 地域の成長を促す 中期経営計画 MVP 1/3 ワンサード 計画期間 平成25年4月 平成28年3月 埼玉県の成長に貢献する 地域 No.1 銀行 に向けた第1フェーズ 態勢強化期間 3年後に 実現する姿 成長 ドメイン チャネルと人材の強化ならびに経営資源の 傾斜配分により 地域金融機関として将来 に亘り成長戦略を継続しうる土台をつくる 地域の新たな産業やビジネスモデル 創造 ドメイン などの事業化構想を自ら企画 実現 しうる態勢を整備する 成長戦略の実現のための3本の柱 創造戦略の始動 営業戦略 地域の産業やビジネスモデルなどの 事業化を構想 推進 舗を軸とした営業密度とエリアの拡大 人を軸としたお客さま接点の拡大と課題 解決能力の強化 非対面チャネルを軸とした各種施策の展開 経営管理態勢の強化 人材戦略 コンプライアンスおよび顧客保護等 管理態勢の強化等 インフラ構築 グループ戦略の強化 人材ポートフォリオ計画の構築 運用 人材育成の再構築 業務プロセスの見直し 収益を生み出すシステムへの重点投資 意識 行動 経営資源の シフト 計画の全体像 むさしの ブランドの 深化 グループ総合力を生かした各種 ソリューション サービスの提供 計数目標 目標項目 預金等残高 末残 預り資産残高含む 貸出金残高 末残 当期純利益 コアOHR 自己資本比率 現行基準 年3月期 42,640億円 29,626億円 105億円 年3月期目標 50,000億円 35,000億円 100億円 68 未満 10 以上

8 業績ハイライト 単体決算 平成26年3月期 平成25年度 の損益状況 1 主要損益等の推移 主要利益及び自己資本比率の推移 実質業務純益 250 経常利益 当期純利益 自己資本比率 右目盛 年3月期 2 23年3月期 24年3月期 26年3月期 25年3月期 2 損益状況等 0 単位 百万円 26年3月期 業務粗利益 資金利益 25年3月期 前年比 52,316 2,666 54,982 48,996 46,885 2,110 役務取引等利益 4, ,808 その他業務利益 897 1,281 2, ,781 1,221 36, ,129 うち債券関係損益 5勘定尻 経費 除く臨時処理分 実質業務純益 ① 15,989 2,863 18,853 コア業務純益 16,549 1,082 17, ,112 一般貸倒引当金繰入 株式関係損益 3勘定尻 2,013 2, 不良債権処理費用 1,587 1,477 3,065 償却債権取立益 経常利益 ② , ,178 9, ,519 当期純利益 ③ 自己資本比率 ④ 参考 与信関係費用 , ,315 ①実質業務純益は 預り資産手数料の増加を主因に役務取引等利益が増加した一方で 資金利益が低位な金利水準を背景に減少 したこと等から 前年比28億円減少し159億円となりました ②経常利益は 株式関係損益 3勘定尻 が改善したものの 前年比4億円減少し167億円となりました ③当期純利益は 前年比7億円減少し97億円となりました ④自己資本比率は 前年比 0.46 となりました 平成26年3月期の自己資本比率はバーゼルⅢ国内基準により算出したものです MUSASHINO BANK DISCLOSURE 長 期 ビ ジ ョ ン 中 期 経 営 計 画 業 績 ハ イ ラ イ ト 億円

9 主 要 勘 定 等 の 状 況 ( 単 位 : 億 円 %) ( 期 末 残 高 ) 26 年 3 月 末 前 年 比 増 加 額 前 年 比 増 減 率 25 年 3 月 末 貸 出 金 30,786 1, ,626 うち 事 業 性 貸 出 14,971 1, ,967 うち 非 事 業 性 貸 出 13, ,921 預 金 等 ( 譲 渡 性 含 む) 37,887 1, ,603 預 り 資 産 ( 投 信 等 ) 6, ,037 ( 預 金 等 + 預 り 資 産 ) 44,266 1, ,640 貸 出 金 残 高 は 貸 出 資 産 の 健 全 性 を 堅 持 する 方 針 のもと 県 内 地 元 企 業 及 び 個 人 のお 客 さまのニーズにお 応 えすべく 積 極 的 に 取 組 み 良 質 な 貸 出 金 の 増 強 に 努 めました 結 果 前 年 比 1,160 億 円 ( 年 率 +3.9%) 増 加 し 3 兆 786 億 円 となりました 預 金 等 残 高 は 地 域 に 密 着 した 営 業 基 盤 の 拡 充 や 総 合 取 引 の 推 進 等 に 努 めました 結 果 前 年 比 1,283 億 円 ( 年 率 +3.5%) 増 加 し 3 兆 7,887 億 円 となりました 預 り 資 産 残 高 は 前 年 比 5.6% 増 加 し 預 金 等 との 合 算 では 前 年 比 3.8%の 増 加 となりました 35,000 30,000 25,000 40,000 35,000 7,000 6,500 20,000 15,000 30,000 6,000 10,000 25,000 5,500 5, 年 3 月 末 23 年 3 月 末 24 年 3 月 末 25 年 3 月 末 26 年 3 月 末 20, 年 3 月 末 23 年 3 月 末 24 年 3 月 末 25 年 3 月 末 26 年 3 月 末 5,

10 地域からの預金 26年3月末の地域からの預金は 前年比527億円増加し 3兆6,679億円となりました 地域からの預金比率は99.26 となり 引き続き高い割合となっております 26年3月末の県内預金シェアは前年比0.15ポイント低下し となりました 地域からの預金 県内預金シェア 地域からの預金残高 26年3月末 地域からの預金比率 26年3月末 3兆6,679億円 99.26% 億円 34,976 地域からの預金 34,029 30,000 20,000 36, , 年3月末 24年3月末 25年3月末 26年3月末 出所 日本銀行調査統計局資料 国内銀行 銀行勘定ベース 10, 業績ハイライト 40,000 23年3月末 24年3月末 25年3月末 26年3月末 当行では 地域 について 埼玉県及び経済圏 生活圏等が重なる茨城県五霞町と位置づけています 地域向け貸出金 26年3月末の地域向け貸出金は 前年比617億円増加し 2兆6,764億円となりました 地域向け貸出金比率は86.94 となり 引き続き高い割合となっております また 県内貸出金シェアは前年比0.09ポイント上昇し となりました 地域向け貸出金 県内貸出金シェア 地域向け貸出金残高 26年3月末 地域向け貸出金比率 26年3月末 2兆6,764億円 86.94% 億円 年3月末 24年3月末 25年3月末 26年3月末 ,000 25,261 地域向け貸出金 25,000 20,000 15,000 10,000 25,738 26,147 26, 出所 日本銀行調査統計局資料 国内銀行 銀行勘定ベース 5, 年3月末 24年3月末 25年3月末 26年3月末 当行では 地域 について 埼玉県及び経済圏 生活圏等が重なる茨城県五霞町と位置づけています 連結決算 1 連結対象会社 対象となる子会社は 6社 前年比 1社 ぶぎんビジネスサービス 株 26年2月清算 であります 2 営業成績 連結ベース 単位 百万円 % 経常収益 経常利益 当期純利益 自己資本比率 平成26年3月期 76,915 18,858 10, 平成25年3月期 77,678 18,969 11, 増減 MUSASHINO BANK DISCLOSURE

11 健 全 性 の 維 持 向 上 資 産 の 自 己 査 定 資 産 の 自 己 査 定 は 返 済 の 可 能 性 が 低 い 債 権 を 的 確 に 把 握 するために 貸 出 金 等 の 資 産 価 値 を 査 定 し 債 権 の 分 類 を 通 じ て 早 期 に 手 当 てすることを 目 的 に 実 施 しています 自 己 査 定 では 貸 出 金 等 の 債 務 者 の 財 務 や 経 営 状 況 に 応 じ て 破 綻 先 実 質 破 綻 先 破 綻 懸 念 先 要 注 意 先 正 常 先 の 債 務 者 区 分 に 分 類 しています 自 己 査 定 結 果 ( 対 象 : 総 与 信 ) ( 単 位 : 億 円 ) 債 務 者 区 分 26 年 3 月 期 25 年 3 月 期 増 減 破 綻 先 債 権 実 質 破 綻 先 債 権 破 綻 懸 念 先 債 権 要 注 意 先 債 権 要 管 理 先 債 権 その 他 要 注 意 先 債 権 1,545 1, 正 常 先 債 権 28,604 27,139 1,465 用 語 解 説 自 己 査 定 における 債 務 者 区 分 破 綻 先 : 法 的 形 式 的 に 経 営 破 綻 の 事 実 が 発 生 している 先 実 質 破 綻 先 : 法 的 形 式 的 な 経 営 破 綻 の 事 実 は 発 生 していないが 実 質 的 に 経 営 破 綻 に 陥 っている 先 破 綻 懸 念 先 : 現 状 は 経 営 破 綻 の 状 況 にないが 今 後 経 営 破 綻 に 陥 る 可 能 性 の 高 い 先 要 注 意 先 : 今 後 の 管 理 に 注 意 を 要 する 先 要 管 理 先 : 要 注 意 先 のうち 債 権 の 全 部 または 一 部 が 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 または 貸 出 条 件 緩 和 債 権 となっている 先 その 他 要 注 意 先 : 要 注 意 先 のうち 要 管 理 先 以 外 の 先 正 常 先 : 業 績 が 良 好 であり 財 務 内 容 に 特 段 の 問 題 がない 先 不 良 債 権 の 処 理 不 良 債 権 の 処 理 につきましては 自 己 査 定 の 結 果 に 基 づき 定 められた 償 却 引 当 ルールに 従 い 適 正 な 償 却 引 当 を 実 施 しております 26 年 3 月 期 の 不 良 債 権 処 理 費 用 は お 取 引 先 の 経 営 健 全 化 援 に 努 めましたことから 前 年 比 14 億 円 減 少 の15 億 円 と なりました 今 後 とも 信 用 リスク 管 理 の 強 化 お 取 引 先 に 対 する 経 営 相 談 援 機 能 の 強 化 を 図 り 不 良 債 権 発 生 の 未 然 防 止 に 努 め てまいります 不 良 債 権 処 理 費 用 ( 単 位 : 億 円 ) 26 年 3 月 期 25 年 3 月 期 増 減 貸 出 金 償 却 個 別 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 偶 発 損 失 引 当 金 繰 入 額 その 他 の 債 権 売 却 損 等 合 計 資 産 内 容 の 開 示 当 行 では 貸 出 金 等 資 産 の 自 己 査 定 結 果 に 基 づき 銀 行 法 に 基 づくリスク 管 理 債 権 及 び 金 融 再 生 法 に 基 づく 開 示 債 権 として 開 示 しております 銀 行 法 に 基 づくリスク 管 理 債 権 銀 行 法 に 基 づくリスク 管 理 債 権 につきましては 自 己 査 定 における 破 綻 先 の 貸 出 金 を 破 綻 先 債 権 実 質 破 綻 先 破 綻 懸 念 先 の 貸 出 金 を 延 滞 債 権 要 注 意 先 の 貸 出 金 のうち 3 カ 月 以 上 延 滞 している 貸 出 金 を 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 また 債 務 者 の 経 営 再 建 または 援 を 図 ることを 目 的 に 債 務 者 に 有 利 な 取 決 め( 金 利 の 減 免 や 元 本 返 済 猶 予 など)を 行 った 貸 出 金 を 貸 出 条 件 緩 和 債 権 として 開 示 しております 26 年 3 月 末 のリスク 管 理 債 権 は 延 滞 債 権 及 び 貸 出 条 件 緩 和 債 権 が 減 少 したため 総 額 で 前 年 比 35 億 円 の 減 少 となりました また 不 良 債 権 比 率 は 前 年 比 0.21ポイント 低 下 し2.30%となりました リスク 管 理 債 権 ( 単 位 : 億 円 %) 26 年 3 月 期 25 年 3 月 期 増 減 残 高 比 率 残 高 比 率 残 高 比 率 破 綻 先 債 権 延 滞 債 権 カ 月 以 上 延 滞 債 権 貸 出 条 件 緩 和 債 権 合 計

12 用 語 解 説 リスク 管 理 債 権 破 綻 先 債 権 : 経 営 破 綻 したことにより 銀 行 が 返 済 を 受 けることが 困 難 となった 債 権 会 社 更 生 法 等 法 的 手 続 きの 開 延 滞 債 始 申 立 てがあった 債 務 者 または 手 形 交 換 所 の 取 引 停 止 処 分 を 受 けた 債 務 者 に 対 する 貸 出 金 権 : 元 本 または 利 息 の 払 の 遅 延 が 相 当 期 間 継 続 していること その 他 の 事 由 により 元 本 または 利 息 の 取 立 てまたは 弁 済 の 見 込 みがないものとして 未 収 利 息 を 計 上 しなかった 貸 出 金 (ただし 破 綻 先 債 権 及 び 債 務 者 の 経 営 再 建 または 援 を 図 ることを 目 的 として 利 息 の 払 いを 猶 予 している 貸 出 金 を 除 く) 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 : 元 本 または 利 息 の 払 いが 決 められた 払 日 の 翌 日 から3カ 月 以 上 遅 延 している 貸 出 金 貸 出 条 件 緩 和 債 権 : 経 営 再 建 または 援 を 図 ることを 目 的 として 金 利 の 減 免 利 息 の 払 猶 予 元 本 の 返 済 猶 予 債 権 放 棄 など 債 務 者 の 有 利 となる 取 決 めを 行 った 貸 出 金 金 融 再 生 法 に 基 づく 開 示 債 権 (1) 開 示 債 権 金 融 再 生 法 により 資 産 査 定 結 果 の 公 表 が 義 務 付 け られており 自 己 査 定 に 基 づく 破 綻 先 実 質 破 綻 先 の 債 権 を 破 産 更 生 債 権 及 びこれらに 準 ずる 債 権 破 綻 懸 念 先 の 債 権 を 危 険 債 権 要 注 意 先 債 権 のうち 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 及 び 貸 出 条 件 緩 和 債 権 を 要 管 理 債 権 として 開 示 しております 26 年 3 月 末 の 開 示 債 権 は 破 産 更 生 債 権 及 びこれ らに 準 ずる 債 権 危 険 債 権 および 要 管 理 債 権 が 減 少 したため 総 額 で 前 年 比 35 億 円 減 少 しました また 貸 出 金 等 残 高 に 占 める 比 率 ( 開 示 債 権 比 率 )は 前 年 比 0.20ポイント 低 下 し2.30%となりました (2) 開 示 債 権 の 保 全 状 況 金 融 再 生 法 の 開 示 債 権 に 対 する 保 全 状 況 は 担 保 保 証 による 保 全 額 が527 億 円 貸 倒 引 当 金 による 保 全 額 が90 億 円 となり 保 全 率 は86.83%と 十 分 な 水 準 を 確 保 しています 金 融 再 生 法 開 示 債 権 ( 単 位 : 億 円 %) 26 年 3 月 期 25 年 3 月 期 増 減 残 高 比 率 残 高 比 率 残 高 比 率 破 産 更 生 債 権 及 び これらに 準 ずる 債 権 危 険 債 権 要 管 理 債 権 小 計 正 常 債 権 30, , , 合 計 30, , , 正 常 債 権 97.69% 破 産 更 生 債 権 及 び これらに 準 ずる 債 権 0.32% 危 険 債 権 1.41% 要 管 理 債 権 0.55% 金 融 再 生 法 開 示 債 権 に 対 する 保 全 状 況 ( 単 位 : 億 円 %) 破 産 更 生 債 権 及 び これらに 準 ずる 債 権 担 保 保 証 に よる 保 全 額 引 当 額 保 全 率 危 険 債 権 要 管 理 債 権 小 計 健 全 性 の 維 持 向 上 用 語 解 説 金 融 再 生 法 による 開 示 債 権 破 産 更 生 債 権 及 びこれらに 準 ずる 債 権 : 破 産 手 続 開 始 更 生 手 続 開 始 再 生 手 続 開 始 の 申 立 て 等 の 事 由 により 経 営 破 綻 に 陥 っ ている 債 務 者 に 対 する 債 権 及 びこれらに 準 ずる 債 権 危 険 債 権 : 債 務 者 が 経 営 破 綻 の 状 態 には 至 っていないが 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 が 悪 化 し 契 約 に 従 った 債 権 の 元 本 の 回 収 及 び 利 息 の 受 取 りができない 可 能 性 の 高 い 債 権 要 管 理 債 権 :3カ 月 以 上 延 滞 債 権 及 び 貸 出 条 件 緩 和 債 権 正 常 債 権 : 債 務 者 の 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 特 に 問 題 がないものとして 破 産 更 生 債 権 及 びこれらに 準 ずる 債 権 危 険 債 権 要 管 理 債 権 以 外 のものに 区 分 される 債 権 保 全 率 : 不 良 債 権 ( 金 融 再 生 法 に 基 づく 開 示 不 良 債 権 )の 額 に 対 し 担 保 保 証 や 貸 倒 引 当 金 により どの 位 の 割 合 が 保 全 されているかを 示 したもの 不 良 債 権 に 対 する 貸 倒 引 当 金 及 び 担 保 保 証 保 全 率 = 金 融 再 生 法 に 基 づく 開 示 不 良 債 権 100 MUSASHINO BANK DISCLOSURE

13 010 経 営 の 組 織 武 蔵 野 銀 行 について

14 役 員 ( 平 成 26 年 7 月 1 日 現 在 ) 取 締 役 取 締 役 頭 取 加 藤 喜 久 雄 武 蔵 野 銀 行 に つ い て 専 務 取 締 役 町 田 秀 夫 常 務 取 締 役 中 村 元 信 常 務 取 締 役 稲 葉 謙 一 郎 常 務 取 締 役 赤 城 功 一 監 査 役 常 務 取 締 役 小 山 和 也 常 務 取 締 役 長 堀 和 正 取 締 役 矢 野 惠 美 ( 登 録 名 石 田 惠 美 ) 常 勤 監 査 役 清 水 秀 美 常 勤 監 査 役 石 川 誠 監 査 役 西 島 昭 三 監 査 役 黒 石 輯 監 査 役 毛 塚 富 雄 執 行 役 員 常 務 執 行 役 員 渡 辺 稔 常 務 執 行 役 員 宮 崎 裕 雅 執 行 役 員 関 谷 武 執 行 役 員 田 中 勇 一 執 行 役 員 剱 持 好 郎 執 行 役 員 斉 藤 昌 宏 執 行 役 員 保 科 隆 史 執 行 役 員 白 井 利 幸 執 行 役 員 坂 本 健 司 取 締 役 矢 野 惠 美 は 社 外 取 締 役 であります 監 査 役 西 島 昭 三 及 び 監 査 役 黒 石 輯 並 びに 監 査 役 毛 塚 富 雄 は 社 外 監 査 役 であります MUSASHINO BANK DISCLOSURE

15 武蔵野銀行グループについて 当行及び当行の関係会社は 当行及び連結子会社6社で構成され 銀行業を中心にリース業 信用保証業などの金融サービス に係る事業を行っております 当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります 銀行業 信用保証業 当行においては 預金業務 貸出業務 商品有価証券売買 連結子会社のぶぎん保証株式会社においては 金融関連業務 業務 有価証券投資業務 内国為替業務 外国為替業務など としての信用保証業務を営んでおります のほか 債務の保証 払承諾 国債等公共債の窓口販売な どの業務を営んでおります その他 リース業 ス株式会社 株式会社ぶぎん地域経済研究所 株式会社ぶぎん 連結子会社のぶぎん総合リース株式会社においては 金融 キャピタルにおいては 金融関連業務としてクレジットカード業 関連業務としてのリース業務を営んでおります 務 金銭の貸付業務 コンピュータシステムの開発 販売 県内経 連結子会社のむさしのカード株式会社 ぶぎんシステムサービ 済の調査研究 ベンチャー企業等への経営援等を行っております 事業系統図 武 平成26年7月1日現在 銀 行 業 リース業 蔵 野 銀 本94か 出張所1か 金融関連業務を専ら営む連結子会社1社 ぶぎん総合リース株式会社 リース業務 注 当社では主としてリース業務を営んでおりますが それ以外の業務については その他 に含めております 金融関連業務を専ら営む連結子会社1社 信用保証業 ぶぎん保証株式会社 個人向け融資に係る信用保証業務 そ の 他 金融関連業務を専ら営む連結子会社4社 むさしのカード株式会社 クレジットカード JCB VISA 金銭の貸付 カード業務に係る信用保証業務 ぶぎんシステムサービス株式会社 コンピュータシステムの開発 販売 保守管理業務 行 株式会社ぶぎん地域経済研究所 県内経済 産業の調査研究 経営 税務等の相談 各種セミナーの開催 株式会社ぶぎんキャピタル ベンチャー企業等への投資 経営相談 連結子会社 金融関連業務を営む会社 会社名 平成26年3月末現在 所在地 電話番号 さいたま市大宮区桜木町四丁目333番地13 OLSビル13階 さいたま市大宮区桜木町四丁目265番地1 ぶぎん保証株式会社 桜木町ビル3階 さいたま市大宮区桜木町一丁目7番地5 むさしのカード株式会社 ソニックシティビル12階 さいたま市大宮区北袋町一丁目307番地 ぶぎんシステムサービス株式会社 当行事務センター内 さいたま市大宮区桜木町一丁目7番地5 株式会社ぶぎん地域経済研究所 ソニックシティビル2階 さいたま市大宮区桜木町一丁目10番地8 株式会社ぶぎんキャピタル 当行本内 ぶぎん総合リース株式会社 資本金 百万円 設立 総株主の議決権に 総株主の議決権 占める当行の に占める子会社 保有割合 の保有割合 120 昭和50年4月1日 昭和57年4月2日 昭和60年11月25日 平成元年８月１日 平成4年4月20日 平成9年4月1日 ぶぎんビジネスサービス株式会社は 平成25年11月30日をもって解散し 平成26年2月28日に清算結了しております 1 ぶぎん総合リース株式会社は平成26年7月14日より むさしのカード株式会社は平成26年7月22日より 所在地が以下のとおり変更となっております さいたま市大宮区桜木町四丁目218番地ぶぎんリースビル内 2 株式会社ぶぎん地域経済研究所は平成26年7月28日より 所在地が以下のとおり変更となっております さいたま市大宮区桜木町一丁目7番地5ソニックシティビル12階 012

16 主 要 な 業 務 の 内 容 1. 預 金 業 務 (1) 預 金 当 座 預 金 普 通 預 金 貯 蓄 預 金 通 知 預 金 定 期 預 金 定 期 積 金 別 段 預 金 納 税 準 備 預 金 非 居 住 者 円 預 金 外 貨 預 金 等 を 取 扱 っております (2) 譲 渡 性 預 金 譲 渡 可 能 な 定 期 預 金 を 取 扱 っております 2. 貸 出 業 務 (1) 貸 付 手 形 貸 付 証 書 貸 付 及 び 当 座 貸 越 を 取 扱 っております (2) 手 形 の 割 引 銀 行 引 受 手 形 商 業 手 形 荷 付 為 替 手 形 の 割 引 を 取 扱 っております 3. 商 品 有 価 証 券 売 買 業 務 国 債 等 公 共 債 の 売 買 募 集 等 業 務 を 行 っております 4. 有 価 証 券 投 資 業 務 預 金 の 払 い 準 備 及 び 資 金 運 用 のため 国 債 地 方 債 社 債 株 式 その 他 の 証 券 に 投 資 をしております 5. 内 国 為 替 業 務 送 金 為 替 振 込 及 び 代 金 取 立 等 を 取 扱 っております 6. 外 国 為 替 業 務 輸 出 輸 入 及 び 外 国 送 金 その 他 外 国 為 替 に 関 する 各 種 業 務 を 取 扱 っております 7. 社 債 受 託 業 務 一 般 債 振 替 制 度 及 び 担 保 附 社 債 信 託 法 による 社 債 の 受 託 業 務 を 行 っております 8. 金 融 商 品 取 引 業 務 金 融 先 物 オプション 取 引 証 券 先 物 オプション 取 引 を 行 っております 9. 確 定 拠 出 年 金 業 務 確 定 拠 出 年 金 法 における 運 営 管 理 業 務 を 行 っております 10. 附 帯 業 務 (1) 代 理 業 務 1 日 本 銀 行 代 理 日 本 銀 行 歳 入 代 理 及 び 国 債 代 理 業 務 5 日 本 政 策 金 融 公 庫 住 宅 金 融 援 機 構 等 の 代 理 貸 付 業 務 2 地 方 公 共 団 体 の 公 金 取 扱 い 業 務 6 信 託 契 約 代 理 業 務 3 勤 労 者 退 職 金 共 済 機 構 等 の 代 理 業 務 7 損 害 保 険 代 理 業 務 4 株 式 払 込 金 の 受 入 代 理 業 務 及 び 株 式 配 当 金 公 社 債 元 利 金 8 生 命 保 険 代 理 業 務 の 払 代 理 業 務 (2) 保 護 預 り 及 び 貸 金 庫 業 務 (3) 有 価 証 券 の 貸 付 (4) 債 務 の 保 証 ( 払 承 諾 ) (5) 公 共 債 の 引 受 (6) 国 債 等 公 共 債 投 資 信 託 の 窓 口 販 売 (7)コマーシャル ペーパー 等 の 取 扱 い (8) 保 険 商 品 の 窓 口 販 売 (9) 有 価 証 券 の 私 募 の 取 扱 い 武 蔵 野 銀 行 に つ い て 従 業 員 の 状 況 平 成 26 年 3 月 31 日 平 成 25 年 3 月 31 日 従 業 員 数 2,232 人 2,139 人 平 均 年 齢 40 歳 8か 月 40 歳 7か 月 平 均 勤 続 年 数 16 年 7か 月 16 年 10か 月 平 均 給 与 月 額 422 千 円 424 千 円 ( 注 )1. 平 均 年 齢 平 均 勤 続 年 数 平 均 給 与 月 額 は それぞれ 単 位 未 満 を 切 り 捨 てて 表 示 しております 2. 従 業 員 数 は 臨 時 従 業 員 を 含 んでおりません 3. 平 均 給 与 月 額 は 3 月 中 の 平 均 給 与 月 額 であります 4. 従 業 員 の 定 年 は 満 60 歳 に 達 したときとしておりますが 期 限 を 決 めて 再 雇 用 することがあります MUSASHINO BANK DISCLOSURE

17 コーポレート ガバナンス 体 制 当 行 では コーポレート ガバナンスの 充 実 を 経 営 の 重 要 な 課 題 と 認 識 し 法 令 行 内 規 程 を 遵 守 しつつ 取 締 役 会 及 び 監 査 役 会 において 取 締 役 の 職 務 の 執 行 について 厳 正 な 監 視 を 行 っています また 一 般 株 主 と 利 益 相 反 のおそれがない 社 外 取 締 役 1 名 と 社 外 監 査 役 3 名 を 選 任 し 取 締 役 の 職 務 執 行 に 係 るモニタリング 監 査 に 加 え 取 締 役 会 への 出 席 等 を 通 じて 独 立 中 立 の 立 場 で 幅 広 い 視 野 から 積 極 的 に 経 営 に 関 する 意 見 表 明 助 言 等 を 行 うこ とで 経 営 監 視 機 能 の 客 観 性 中 立 性 を 確 保 しています さらに 執 行 役 員 制 度 の 導 入 により 取 締 役 の 員 数 をスリム 化 し 迅 速 な 経 営 判 断 を 可 能 としています 執 行 役 員 は 取 締 役 よ り 権 限 委 譲 を 受 け 主 要 な 部 門 の 責 任 者 として 迅 速 かつ 効 率 的 に 業 務 執 行 を 行 うことを 主 な 任 務 としています 施 策 の 実 施 状 況 (1)コーポレート ガバナンス 体 制 について コーポレートガバナンス 体 制 図 当 行 では 取 締 役 会 をコーポレート ガバナンスの 頂 点 として 様 々な 行 内 規 程 を 厳 格 に 運 用 しつつ 執 行 役 員 制 度 の 導 入 により 経 営 と 業 務 執 行 の 役 割 分 担 を 明 確 化 し 取 締 役 と 執 行 役 員 がそれぞれ 責 任 をもって 業 務 を 行 う 体 制 としています 当 行 の 経 営 上 の 意 思 決 定 執 行 及 び 監 督 に 係 る 経 営 管 理 体 制 は 以 下 のとお りです ア. 取 締 役 会 取 締 役 会 は 社 外 取 締 役 1 名 を 含 む 取 締 役 8 名 (26 年 7 月 1 日 現 在 )で 構 成 され 毎 月 1 回 を 常 例 とし 必 要 に 応 じて 随 時 臨 時 に 開 催 され 経 営 に 関 する 重 要 な 事 項 方 針 及 び 業 務 の 執 行 を 決 定 するほか 取 締 役 が 取 締 役 会 に コンプライアンス リスク 管 理 監 査 結 果 等 の 状 況 について 定 例 的 に 報 告 し ています イ. 経 営 会 議 経 営 会 議 は 代 表 取 締 役 のほか 取 締 役 会 で 指 名 する 取 締 役 をもって 構 成 され 原 則 として 毎 月 2 回 ないし4 回 開 催 することを 常 例 とし 必 要 に 応 じて 随 時 臨 時 の 会 議 が 開 催 されます 経 営 会 議 は 取 締 役 会 の 定 める 基 本 方 針 に 基 づいて 業 務 全 般 に 係 わる 計 画 及 び 実 施 方 法 に 関 する 一 切 の 重 要 事 項 を 検 討 審 議 しています ウ. 監 査 役 監 査 役 会 当 行 は 監 査 役 制 度 を 採 用 しており 監 査 役 会 は 社 外 監 査 役 3 名 を 含 む 監 査 役 5 名 (26 年 7 月 1 日 現 在 )で 構 成 されています 監 査 役 は 監 査 役 会 で 策 定 された 監 査 方 針 及 び 監 査 計 画 に 基 づき 営 業 本 部 各 部 に 対 する 業 務 運 営 の 適 切 性 を 検 証 するため 定 期 的 に 監 査 を 実 施 しています また 取 締 役 会 経 営 会 議 等 の 重 要 会 議 に 出 席 して 意 見 を 述 べることができるほか 代 表 取 締 役 と 定 期 的 な 会 合 をもち 監 査 上 の 課 題 等 について 意 見 交 換 を 行 います エ.コンプライアンス 委 員 会 当 行 は 経 営 の 観 点 からコンプライアンス 全 般 を 評 価 し あらゆる 法 令 行 内 規 程 の 遵 守 はもとより 社 会 規 範 に 則 した 誠 実 かつ 公 正 で 透 明 性 の 高 い 企 業 活 動 を 実 現 するため コンプライアンス 委 員 会 を 設 置 しています 委 員 長 は 取 締 役 頭 取 委 員 は 取 締 役 及 び 本 部 各 部 の 部 長 のほか 常 勤 監 査 役 等 をもって 構 成 しています オ. 弁 護 士 会 計 監 査 人 等 その 他 第 三 者 の 状 況 当 行 の 会 計 監 査 人 は 新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人 です そのほか 法 律 事 務 所 税 理 士 と 顧 問 契 約 を 締 結 し 適 宜 助 言 を 受 ける 体 制 としています カ. 内 部 監 査 体 制 内 部 監 査 の 専 門 部 署 監 査 部 が 営 業 本 部 各 部 連 結 子 会 社 に 対 し 業 務 運 営 の 適 切 性 を 検 証 するため 定 期 的 に 内 部 監 査 を 実 施 し その 結 果 を 取 締 役 会 に 報 告 しています (2) 最 近 1 年 間 の 取 組 状 況 当 行 では コーポレート ガバナンスの 充 実 に 向 けて 既 述 した 各 種 会 議 の 開 催 や 内 部 監 査 を 計 画 的 に 実 施 するなど 適 切 に 業 務 の 運 営 を 行 っています また 半 期 に 一 度 コンプライアンス 委 員 会 を 開 催 し コンプライアンスに 係 る 施 策 の 検 討 等 を 実 施 しています 014

18 MUSASHINO BANK DISCLOSURE 武 蔵 野 銀 行 に つ い て リスク 管 理 体 制 金 融 の 自 由 化 国 際 化 の 進 展 金 融 情 報 技 術 の 発 達 に 伴 いお 客 さまニーズは 年 々 高 度 化 し 銀 行 業 務 に 係 る 各 種 リスクも ますます 多 様 化 複 雑 化 しています こうした 環 境 の 中 経 営 の 健 全 性 を 維 持 向 上 していくためには リスク 管 理 体 制 の 高 度 化 が 欠 かせません 当 行 では こう した 観 点 から 業 務 に 係 る 各 種 リスクを 個 々に 管 理 するとともに それらのリスクを 一 元 的 に 把 握 し 管 理 運 営 を 行 う 統 合 的 なリスク 管 理 の 実 現 に 向 けて 取 組 んでいます リスク 管 理 方 針 銀 行 業 務 に 付 随 するリスクが 多 様 化 複 雑 化 する 中 業 務 運 営 の 健 全 性 適 切 性 を 確 保 するため 戦 略 目 標 を 踏 まえた 内 部 管 理 方 針 を 制 定 し 本 方 針 に 基 づいたリスク 管 理 を 行 っています 具 体 的 には 管 理 すべきリスクの 種 類 を1 統 合 的 リスク 2 信 用 リスク 3 市 場 リスク 4 流 動 性 リスク 5オペレーショナ ル リスク( 事 務 リスク システムリスク 等 )に 分 類 し リスクの 特 性 に 応 じた 適 切 な 管 理 を 実 施 することとしています リスク 管 理 に 関 する 組 織 運 営 (リスク 管 理 体 制 図 ) 方 針 規 程 類 の 体 系 図

19 リスク 管 理 の 方 法 統 合 的 リスク 信 用 リスク 市 場 リスクについては リスクを 定 量 的 に 把 握 し 自 己 資 本 とのバランスを 見 極 めながら 当 行 の 規 模 に 見 合 った 適 正 なリスク 量 の 下 で 安 定 した 収 益 が 確 保 できるよう 管 理 しています また 流 動 性 リスク オペレーショナ ル リスクに 対 する 管 理 は 規 程 マニュアル 等 の 充 実 を 図 るとともに 業 務 プロセスの 管 理 を 徹 底 することでリスクの 発 生 を 抑 止 しています 当 行 では これらのリスクについて 管 理 部 署 を 定 め 各 リスクの 特 性 に 応 じて 適 切 に 管 理 するとともに 各 業 務 部 門 から 独 立 した 組 織 である リスク 統 括 部 が 各 リスクを 網 羅 的 体 系 的 に 管 理 しています 統 合 的 リスク 管 理 リスクの 定 義 統 合 的 リスク 管 理 とは 銀 行 の 直 面 するリスクに 関 して 各 リスク カテゴリー 毎 に 評 価 したリスクを 総 体 的 に 捉 え 銀 行 の 経 営 体 力 ( 自 己 資 本 )と 比 較 対 照 することによって 自 己 管 理 型 のリ スク 管 理 を 行 うことをいいます 管 理 方 針 経 済 金 融 情 勢 等 の 変 化 に 対 応 できるよう 様 々なリスクを 統 合 的 に 把 握 し 経 営 体 力 に 応 じた 適 正 な 範 囲 規 模 で 管 理 コント ロールするとともに リスク リターンの 関 係 を 踏 まえた 適 切 な 管 理 運 営 を 行 うことにより 経 営 の 健 全 性 確 保 及 び 収 益 性 向 上 を 図 ることを 目 指 します 管 理 運 営 体 制 様 々なリスクを 統 合 的 に 管 理 するため 統 合 的 リスク 管 理 部 署 を 定 め 管 理 体 制 を 整 備 確 立 しています 統 合 的 リスク 管 理 部 署 は 経 営 戦 略 経 営 体 力 業 務 の 規 模 特 性 を 踏 まえ 統 合 的 リス クの 管 理 対 象 や 管 理 方 法 新 商 品 新 規 業 務 の 評 価 やリスク 限 度 枠 等 を 定 めた 規 程 基 準 を 策 定 し それに 基 づきALM 委 員 会 等 を 通 じてリスクのモニタリング 及 びコントロールを 実 施 するとともに 定 期 的 に 取 締 役 会 等 に 状 況 を 報 告 しています なお オペレーショナル リスク 相 当 額 の 算 出 方 法 については 24 年 3 月 末 より 粗 利 益 配 分 手 法 を 採 用 しています 信 用 リスク 管 理 リ スクの 定 義 信 用 リスク とは お 取 引 先 の 財 務 状 況 の 悪 化 等 により 資 産 (オフ バランス 資 産 を 含 む )の 価 値 が 減 少 ないし 消 失 し 銀 行 が 損 失 を 被 るリスクをいいます 管 理 方 針 厳 正 な 融 資 審 査 自 己 査 定 及 び 与 信 管 理 により 当 行 の 有 する 信 用 リスクを 的 確 に 把 握 するとともに 経 営 戦 略 経 営 体 力 業 務 の 規 模 特 性 に 見 合 った 管 理 コントロールの 実 施 により 業 務 運 営 の 健 全 性 適 切 性 の 確 保 を 目 指 します 管 理 運 営 体 制 当 行 では 資 産 内 容 の 健 全 性 を 維 持 強 化 するために 従 前 より 審 査 部 門 の 独 立 性 を 堅 持 し 厳 正 な 審 査 管 理 体 制 を 構 築 すると ともに お 取 引 先 別 に 客 観 的 な 判 断 貸 出 方 針 の 確 立 を 図 るため 格 付 制 度 を 導 入 し 信 用 リスク 管 理 の 充 実 に 努 めています 与 信 運 営 につきましては 規 模 別 業 種 別 の 構 成 に 配 慮 するとと もに 担 保 価 値 に 過 度 に 依 存 することなく 返 済 能 力 等 に 十 分 留 意 し 対 応 しています 自 己 査 定 体 制 当 行 では 貸 出 金 等 の 資 産 の 健 全 性 を 維 持 するため 営 業 及 び 本 部 所 管 部 が 正 確 な 自 己 査 定 を 実 施 しています さらに 監 査 部 資 産 監 査 グループが 自 己 査 定 の 監 査 を 通 じて 資 産 内 容 の 状 況 や 内 部 管 理 の 妥 当 性 について 検 証 し 信 用 リスク 管 理 の 精 度 向 上 に 努 めています 市 場 リスク 管 理 リ スクの 定 義 市 場 リスク とは 金 利 為 替 株 式 等 の 様 々な 市 場 の 変 動 に より 資 産 負 債 (オフ バランスを 含 む )の 価 値 が 変 動 し 損 失 を 被 るリスク 資 産 負 債 から 生 み 出 される 収 益 が 変 動 し 損 失 を 被 るリ スクをいい 金 利 リスク 為 替 リスク 価 格 変 動 リスクの3つの リスクを 対 象 としています 管 理 方 針 当 行 の 有 する 市 場 リスクを 的 確 に 把 握 するとともに 経 営 戦 略 経 営 体 力 業 務 の 規 模 特 性 に 見 合 った 管 理 コントロールの 実 施 により 業 務 運 営 の 健 全 性 適 切 性 の 確 保 を 目 指 します 管 理 運 営 体 制 市 場 リスクを 適 切 に 管 理 するため 市 場 リスク 管 理 部 署 を 定 め 市 場 運 用 部 署 営 業 推 進 部 署 からの 独 立 性 を 確 保 し 牽 制 機 能 が 発 揮 される 体 制 を 整 備 確 立 し ALM 委 員 会 与 信 ポートフォリオ 管 理 委 員 会 で 必 要 な 協 議 を 行 います 市 場 リスク 管 理 部 署 は 経 営 戦 略 経 営 体 力 業 務 の 規 模 特 性 を 踏 まえた 市 場 リスクの 管 理 方 法 やリスク 限 度 枠 等 を 定 めた 規 程 基 準 を 策 定 し それに 基 づきリスクのモニタリング 及 びコント ロールを 実 施 しています 市 場 リスクの 状 況 については 定 期 的 に 取 締 役 会 等 に 報 告 しています 016

20 流 動 性 リスク 管 理 リ スクの 定 義 流 動 性 リスク とは 銀 行 の 運 用 と 調 達 のミスマッチや 予 期 せ ぬ 資 金 流 出 により 資 金 確 保 が 困 難 になる 又 は 通 常 よりも 著 しく 不 利 な 条 件 での 資 金 調 達 を 余 儀 なくされることにより 損 失 を 被 るリスク( 資 金 繰 りリスク) 及 び 市 場 の 混 乱 等 により 市 場 におい て 取 引 ができなかったり 通 常 よりも 著 しく 不 利 な 価 格 での 取 引 を 余 儀 なくされることにより 損 失 を 被 るリスク( 市 場 流 動 性 リス ク)をいいます 管 理 方 針 当 行 の 有 する 流 動 性 リスクを 的 確 に 把 握 するとともに 資 金 繰 りについては 逼 迫 をもたらすことのないよう 適 切 かつ 機 動 的 な 対 応 を 図 ることを 目 指 します また 資 金 繰 りの 逼 迫 時 に 備 え オペレーショナル リスク 管 理 リ スクの 定 義 オペレーショナル リスク とは 業 務 の 過 程 役 職 員 の 活 動 も しくはシステムが 不 適 切 であること 又 は 外 生 的 な 事 象 により 銀 行 が 損 失 を 被 るリスクをいいます 管 理 方 針 業 務 運 営 を 行 う 上 で 全 ての 行 動 事 象 にオペレーショナル リ スクが 内 在 していることを 認 識 の 上 モラルある 行 動 や 正 確 な 事 務 の 実 践 未 然 防 止 対 策 等 によりリスクの 発 生 防 止 極 小 化 を 図 るとともに 緊 急 時 の 場 合 でも 迅 速 適 切 な 対 応 により 必 要 最 低 限 の 業 務 の 継 続 を 可 能 とすることを 目 指 します 管 理 運 営 体 制 当 行 では オペレーショナル リスクの 範 囲 種 類 が 多 岐 にわた コンティンジェンシー プランの 策 定 等 により 必 要 最 低 限 の 業 務 の 継 続 を 可 能 とすることを 目 指 します 管 理 運 営 体 制 流 動 性 リスクを 適 切 に 管 理 するため 流 動 性 リスク 管 理 部 署 及 び 資 金 繰 り 部 署 ( 資 金 繰 り 運 営 部 署 ) を 定 め 流 動 性 リスク 管 理 部 署 は 資 金 繰 り 部 署 市 場 運 用 部 署 営 業 推 進 部 署 からの 独 立 性 を 確 保 しつつ 牽 制 機 能 が 発 揮 される 体 制 を 整 備 確 立 しALM 委 員 会 で 必 要 な 協 議 を 行 います 流 動 性 リスク 管 理 部 署 は 資 金 繰 りや 限 度 枠 等 を 定 めた 規 程 基 準 を 策 定 し それに 基 づきリスクのモニタリング 及 びコントロー ルを 実 施 しています 流 動 性 リスクの 状 況 については 定 期 的 に 取 締 役 会 等 に 報 告 しています るため 1 事 務 リスク 2システムリスク 3その 他 のオペレー ショナル リスク(a 法 務 リスク b 人 的 リスク c 有 形 資 産 リスク d 風 評 リスク)に 区 分 し 各 リスク 毎 に 規 程 を 定 め 各 リスクの 管 理 部 署 がそれぞれのリスクを 管 理 するとともに 総 合 的 な 管 理 部 門 としてオペレーショナル リスク 管 理 部 署 を 定 め 各 事 業 部 門 に 対 する 牽 制 機 能 が 発 揮 される 管 理 態 勢 を 整 備 確 立 し オペレー ショナル リスク 管 理 委 員 会 で 必 要 な 協 議 を 行 います オペレーショナル リスク 管 理 部 署 は 経 営 戦 略 経 営 体 力 業 務 の 規 模 特 性 を 踏 まえたオペレーショナル リスクの 管 理 方 法 等 を 定 めた 規 範 規 程 基 準 を 策 定 し それに 基 づきリスクのモニタ リング 及 びコントロールを 実 施 するとともに 定 期 的 に 取 締 役 会 等 に 状 況 を 報 告 しています 武 蔵 野 銀 行 に つ い て オペレーショナル リスクの 種 類 事 務 リスク システムリスク 法 務 リスク 人 的 リスク 有 形 資 産 リスク 風 評 リスク 役 職 員 が 正 確 な 事 務 を 怠 る あるいは 事 故 不 正 等 を 起 こすことにより 銀 行 が 損 失 を 被 るリスク コンピュータシステムのダウン 又 は 誤 作 動 等 システムの 不 備 等 に 伴 い 銀 行 が 損 失 を 被 るリスク さらにコンピュータ が 不 正 に 使 用 されることにより 銀 行 が 損 失 を 被 るリスク 不 適 切 な 契 約 や 慣 行 法 令 違 反 過 失 義 務 違 反 等 により 銀 行 が 損 失 を 被 るリスク 人 事 運 営 上 の 不 公 平 不 公 正 ( 報 酬 手 当 解 雇 等 ) 差 別 的 行 為 (セクハラ 等 ) 等 により 銀 行 が 損 失 を 被 るリスク 災 害 その 他 の 事 象 等 により 銀 行 の 保 有 する 有 形 資 産 が 毀 損 損 害 を 被 るリスク 評 判 の 悪 化 や 風 説 の 流 布 等 により 銀 行 の 信 用 が 著 しく 低 下 することにより 損 失 を 被 るリスク 危 機 管 理 及 び 業 務 継 続 体 制 の 整 備 預 金 業 務 や 為 替 等 の 銀 行 業 務 は 社 会 性 公 共 性 の 高 い 業 務 という 観 点 から 銀 行 が 果 たす 社 会 的 責 任 として 業 務 の 継 続 性 の 確 保 が 強 く 求 められており 重 要 な 経 営 課 題 と 認 識 しています 当 行 では 埼 玉 県 を 営 業 基 盤 とする 地 域 金 融 機 関 として 業 務 継 続 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼすと 予 想 される 大 規 模 地 震 やシステム 障 害 新 型 インフルエンザ 等 が 発 生 した 場 合 の 業 務 継 続 を 図 るため 緊 急 時 対 応 計 画 (コンティンジェンシープラン)の 中 に 業 務 継 続 計 画 (BCP Business Continuity Planning )を 定 め 具 体 的 行 動 基 準 や 対 応 策 につい ては 各 種 対 応 マニュアルを 制 定 し 非 常 事 態 発 生 時 の 業 務 継 続 体 制 を 全 行 員 へ 周 知 徹 底 しています また 平 成 25 年 度 は 大 規 模 地 震 及 び 勘 定 系 システム 障 害 への 対 応 訓 練 を 実 施 するな 計 画 的 に 訓 練 を 実 施 ど 計 画 的 な 訓 練 を 通 してBCPの 実 効 性 を 高 めるとともに 訓 練 等 で 明 らかになった 課 題 等 の 改 善 によりBCPの 高 度 化 に 取 組 んでいます MUSASHINO BANK DISCLOSURE

21 コンプライアンス 体 制 銀 行 業 務 の 社 会 的 公 共 的 使 命 から 社 会 的 規 範 を 含 む 法 令 等 を 遵 守 した 公 正 かつ 透 明 な 企 業 活 動 を 自 己 規 律 自 己 責 任 原 則 に 基 づき 運 営 することが 強 く 求 められています このような 状 況 の 中 当 行 では 役 職 員 のコンプライアンスの 徹 底 を 経 営 の 最 重 要 課 題 の 一 つと 捉 え 当 行 が 社 会 的 責 任 と 公 共 的 使 命 を 果 たすため 経 営 陣 自 ら 積 極 的 に 関 与 し 体 制 の 整 備 や 指 導 方 法 の 確 立 等 コンプライアンス 体 制 の 強 化 に 取 組 んでまいりました 今 後 も 引 き 続 き 確 固 たる 倫 理 観 と 誠 実 さを 基 本 とした 企 業 行 動 と 自 己 責 任 原 則 に 則 った 経 営 姿 勢 を 一 段 と 強 め 法 令 ルー ル 及 び 社 会 規 範 等 の 遵 守 が 日 常 業 務 や 自 らの 行 動 の 中 で 実 践 されるよう さらなる 体 制 の 強 化 に 努 めてまいります コンプライアンスの 基 本 方 針 当 行 では 役 職 員 は 経 営 の 二 つの 指 針 である 経 営 理 念 と 行 動 憲 章 のもとに 日 常 の 行 動 に 当 たることを コンプライアンス の 基 本 方 針 としています 経 営 理 念 では 地 域 共 存 顧 客 尊 重 を 永 遠 のテーゼとして 掲 げ 埼 玉 県 の 地 元 銀 行 として 地 域 経 済 社 会 への 貢 献 を 果 た し 続 けるとしています また 行 動 憲 章 では 銀 行 の 公 共 的 使 命 を 柱 に 質 の 高 い 金 融 サービスの 提 供 法 令 やルール 等 の 遵 守 社 会 とのコミュニケーションを 通 じた 開 かれた 経 営 従 業 員 の 人 格 の 尊 重 環 境 問 題 への 取 組 み 社 会 貢 献 活 動 への 取 組 み 反 社 会 的 勢 力 への 毅 然 とした 対 応 をうたい 役 職 員 はこれらのことを 基 本 方 針 とし 日 々 業 務 に 専 念 しています コンプライアンス 運 営 体 制 リスク 統 括 部 経 営 法 務 室 が コンプライアンス 統 括 部 署 として コンプライアンスに 係 る 法 務 問 題 の 一 元 管 理 及 びこれに 関 す る 調 査 研 究 指 導 を 行 うとともに 全 部 に 配 置 された 法 令 遵 守 担 当 者 と 連 携 して コンプライアンス 体 制 の 強 化 に 取 組 んで います 営 業 の 法 令 遵 守 担 当 者 とは 定 期 的 に 会 合 をもち 情 報 の 共 有 化 や 研 修 を 通 じてレベルアップを 図 り 本 部 各 部 の 法 令 遵 守 担 当 者 とは 毎 月 会 議 を 開 催 し コンプライアンス 問 題 の 協 議 や 情 報 の 共 有 化 に 努 めています この 他 にも 全 部 において 法 令 遵 守 担 当 者 によるコンプライアンスチェックを 定 期 的 に 実 施 し 統 括 部 署 が 日 々のコンプラ イアンスの 運 営 状 況 を 把 握 する 仕 組 みを 採 っています さらに 全 行 的 なコンプライアンスに 係 る 遵 守 状 況 のチェックや 重 要 事 項 の 検 討 を 行 う 組 織 として コンプライアンス 委 員 会 を 設 置 しています 委 員 長 には 頭 取 が 当 たり 定 期 的 に 会 議 を 開 催 しています また 取 締 役 会 により 承 認 された コンプライ アンス プログラム の 進 捗 実 施 状 況 の 評 価 チェックを 行 っています コンプライアンス プログラムは コンプライアンスを 実 現 するための 具 体 的 な 行 動 計 画 を 示 したもので コンプライアンス 委 員 会 により 毎 年 見 直 しされています コンプライアンス マニュアル 当 行 では 役 職 員 のコンプライアンスを 徹 底 するため 取 締 役 会 により 承 認 された コンプライアンス マニュアル を 全 役 職 員 に 配 付 し 内 容 の 周 知 徹 底 を 図 っています コンプライアンス マニュアルは 当 行 の 経 営 理 念 行 動 憲 章 基 本 方 針 当 行 役 職 員 として 遵 守 すべき 事 項 を 定 めた 遵 守 基 準 当 行 における 教 育 検 証 を 含 めた 体 制 について 解 説 した コンプライアンス 態 勢 銀 行 員 の 知 識 として 必 要 な 各 種 法 規 制 等 を 解 説 した 役 職 員 が 遵 守 すべき 法 令 等 業 務 上 特 に 優 先 課 題 として 取 組 まなければならない 項 目 をより 詳 細 に 解 説 した ピックアップコンプライアンス などを 収 めたもので 日 常 業 務 における 判 断 や 行 動 の 基 本 となります 個 人 情 報 保 護 への 取 組 み 17 年 4 月 から 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 が 施 行 されたことを 受 けて 当 行 では 個 人 情 報 保 護 宣 言 (プライバシーポリ シー) を 制 定 しました 個 人 情 報 保 護 宣 言 は お 客 さまの 個 人 情 報 を 取 扱 う 際 の 当 行 の 基 本 姿 勢 や 利 用 目 的 等 を 明 らかにしたも ので 当 行 では 当 宣 言 等 に 基 づき 個 人 情 報 の 厳 格 な 管 理 運 営 を 行 っています 当 行 の 個 人 情 報 保 護 宣 言 の 内 容 は 各 営 業 にポスターとして 掲 示 しているほか ホームページにおいても 公 開 しています 018

22 反 社 会 的 勢 力 の 排 除 当 行 は 反 社 会 的 勢 力 排 除 の 基 本 方 針 を 定 め 反 社 会 的 勢 力 との 一 切 の 関 係 遮 断 に 向 けて 取 り 組 んでいます また 基 本 方 針 に 基 づき 反 社 会 的 勢 力 に 対 する 具 体 的 な 関 係 遮 断 の 取 り 組 みを 定 めたマニュアルを 策 定 し 研 修 等 を 通 じて 行 員 の 啓 発 に 努 めています 反 社 会 的 勢 力 排 除 の 基 本 方 針 1. 当 行 及 び 武 蔵 野 銀 行 グループは 社 会 の 一 員 として 市 民 社 会 の 秩 序 や 安 全 に 脅 威 を 与 える 反 社 会 的 勢 力 及 び 団 体 ( 以 下 反 社 会 的 勢 力 と 呼 ぶ) とは 一 切 の 関 係 を 遮 断 しこれを 排 除 する 2. 当 行 及 び 武 蔵 野 銀 行 グループは 金 融 機 関 としての 業 務 の 公 共 性 に 鑑 み 公 共 の 信 頼 を 維 持 し 預 金 者 等 の 保 護 を 確 保 すると 共 に 金 融 の 円 滑 を 図 り 業 務 の 適 切 性 及 び 健 全 性 を 確 保 するために 反 社 会 的 勢 力 と 一 切 の 関 係 を 遮 断 排 除 し 反 社 会 的 勢 力 に 対 し 毅 然 とした 態 度 で 対 応 する 顧 客 保 護 等 管 理 体 制 顧 客 保 護 への 取 組 み 当 行 は お 客 さまからの 信 頼 を 第 一 と 考 え お 客 さまの 資 産 情 報 及 びその 他 の 利 益 を 保 護 すること 並 びに 利 便 の 向 上 を 図 るための 顧 客 保 護 等 管 理 の 重 要 性 を 十 分 理 解 し 整 備 確 立 に 努 め 以 下 に 定 める 事 項 を 実 行 致 します ア. 顧 客 説 明 管 理 お 客 さまとの 取 引 又 は 商 品 の 説 明 及 び 情 報 提 供 に 際 し お 客 さまの 知 識 経 験 財 産 の 状 況 及 び 金 融 商 品 の 投 資 の 目 的 や 意 向 に 照 らして 適 切 かつ 十 分 な 説 明 及 び 情 報 提 供 を 行 います イ. 顧 客 サポート 等 管 理 お 客 さまからの 相 談 苦 情 等 については 適 時 適 切 に 対 応 し 再 発 防 止 及 び 改 善 に 努 めます ウ. 顧 客 情 報 管 理 お 客 さまの 情 報 は 法 令 等 並 びに 行 内 規 程 等 に 従 い 適 切 に 取 得 利 用 し 安 全 管 理 に 努 めます エ. 外 部 委 託 管 理 お 客 さまとの 取 引 に 関 連 して その 業 務 を 外 部 委 託 する 際 には お 客 さま 情 報 その 他 お 客 さまの 利 益 が 損 なわれないよう 適 切 に 管 理 致 します オ. 利 益 相 反 管 理 お 客 さまとの 取 引 にあたり お 客 さまの 利 益 が 不 当 に 害 されるおそれのある 取 引 を 適 切 に 管 理 し お 客 さまの 利 益 を 保 護 する とともに お 客 さまからの 信 頼 向 上 に 努 めます 武 蔵 野 銀 行 に つ い て MUSASHINO BANK DISCLOSURE

23 株式 資本の状況 株式の所有者別状況 株式の総数等 株式の総数等 発行可能 株式総数 80,000千株 発行済 株式の総数 33,805千株 株主数 平成26年3月末現在 株式の所有者別状況 株式の状況 １単元の株式数100株 外国法人等 金融商品 その他の 政府及び 金融機関 取引業者 法人 個人以外 個人 地方公共団体 区分 13,082名 個人 その他 単元未満 株式の状況 株 計 株主数 人 , ,159 8,488 所有株式数 単元 132,424 3,833 87,353 56,532 56, , ,556 所有株式数の割合 注 1. 自己株式 277,661 株は 個人その他 に 2,776 単元 単元未満株式の状況 に 61 株含まれております 2. その他の法人 の欄には 株式会社証券保管振替機構名義の株式が 14 単元含まれております 大株主 大株主 発行済株式総数に 所有株式数 対する所有株式数 株 の割合 % 株主名 日本トラスティ サービス信託銀行株式会社 2,517,600 信託口 株式会社三菱東京 UFJ 銀行 ,218, 日本トラスティ サービス信託銀行株式会社 1,210,200 信託口 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント 常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部 894, 武蔵野銀行従業員持株会 819, 明治安田生命保険相互会社 735, 住友生命保険相互会社 702, 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 信託口 702, , CBNY DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO 常任代理人シティバンク銀行株式会社 540, 配当性向等の推移 21年度 配当性向 年間配当 単位 千円 増資額 資本金 平成22年３月31日 45,743,933 平成23年３月31日 45,743,933 平成24年３月31日 45,743,933 平成25年３月31日 45,743,933 平成26年３月31日 45,743,933 22年度 60円 60円 25年度 25.2% 2, % 3, , ,033 22年度 70円 75円 株主還元率 配当額 自己株式取得額 4, 年度 70円 39.1% 2,000 23年度 百万円 1,000 注 1. 割合は 小数点第3位以下を切り捨てて表示しております 2. 上記の信託銀行所有株式数のうち 当該銀行の信託業務に係る株式数は 次のとおりであります 日本トラスティ サービス信託銀行株式会社 信託口 907,300株 日本トラスティ サービス信託銀行株式会社 信託口4 1,171,100株 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 信託口 614,000株 020 当行は 株主の皆さまに安定的な配当を継続的に行う ことを基本方針としております 平成26年3月期は 株主の皆さまの日頃のご援に お応えするため 1株当たり期末配当金を40円 年間配 当75円 としました 3,000 ビーエヌピー パリバ セック サービス ルクセンブルグ ジャスデック アバディーン グローバル クライアント アセッツ 常任代理人香港上海銀行東京 資本金の推移 配当について 2,371 23年度 25.7% 2,514 2,357 24年度 2,514 25年度 個人投資家の皆さま向け会社説明会の開催 25年7月 9月 県内8市10会場で 個人投資家の皆 さまを対象とした会社説明会を開催し 800名を超える 方々にご来場いただき ました 当行役員より 業績や営業施策の概要 等についてご説明いた しました 26年度につきまして も 7月 8月に開催す る予定です

24 中 小 企 業 の 経 営 の 改 善 及 び 地 域 の 活 性 化 に 関 する 取 組 み 中 小 企 業 の 経 営 援 に 関 する 取 組 み 方 針 当 行 では 地 域 共 存 顧 客 尊 重 の 経 営 理 念 のもと 地 域 密 着 型 金 融 を 銀 行 の 本 分 として お 客 さまに 対 する 円 滑 な 資 金 供 給 や 経 営 援 など その 実 践 に 取 組 んでまいりました また 経 済 環 境 などの 大 きな 変 化 を 背 景 に 金 融 の 円 滑 化 への 社 会 的 要 請 が 一 層 高 まりを 見 せる 中 お 客 さまの 成 長 ス テージに 合 わせた より 適 切 かつきめ 細 かな 対 応 を 行 ってい くため 以 下 の 基 本 方 針 の 遵 守 に 努 めております 本 方 針 のもと お 客 さまの 経 営 援 に 関 する 様 々な 取 組 み を 組 織 的 かつ 継 続 的 に 推 進 し 長 期 ビジョン 埼 玉 に 新 たな 価 値 を 創 造 する 地 域 No.1 銀 行 の 実 現 を 目 指 してまいります 基 本 方 針 相 談 ( 新 規 のお 借 入 れ 及 び 返 済 条 件 の 変 更 )に 対 する 真 摯 な 対 応 コンサルティング 機 能 の 発 揮 経 営 改 善 計 画 書 策 定 援 十 分 な 説 明 の 実 施 金 融 円 滑 化 に 関 するご 意 見 苦 情 への 対 応 お 客 さまの 事 業 価 値 を 適 切 に 見 極 めるための 能 力 向 上 中 小 企 業 の 経 営 援 に 関 する 態 勢 整 備 の 状 況 お 客 さまの 成 長 ステージに 合 わせて 経 営 全 般 の 課 題 に 応 じたソリューションを 提 供 するとともに 必 要 に 応 じて 外 部 機 関 と 連 携 しながらコンサルティング 機 能 を 発 揮 し きめ 細 かな 対 応 を 行 ってまいります 武 蔵 野 銀 行 に つ い て / 中 小 企 業 の 経 営 の 改 善 及 び 地 域 の 活 性 化 に 関 す る 取 組 み 業 住 宅 ローンセンター ローンートセンター おさまービス 進 MUSASHINO BANK DISCLOSURE

25 中小企業の経営援に関する取組み お取引先企業のさまざまなステージに応じた 多様なソリューションをご用意するとともに お客さまのニーズに真摯にお応 えする態勢を整備しています 創業 新規事業 成長段階における援 新規融資の取組み 地元中小企業に対する円滑な資金供給を目指し 新規融資の取組みに積極的に取組んでおります 25年度の新規融資の実績は 事業性貸出金で約4,400億円となっております 資金供給方法の多様化 埼玉県 市町村 保証協会などと連携し お取引先企業のニーズに応じ 制度融資ラインナップを拡充しているほか 私募債 等の取扱いも行い 資金供給方法の多様化を図っております また 創業や新事業に取り組む中小企業の皆さまを資金面から応援する商品 むさしの地域活性化ファンド2号 の取扱いをし ており 26年3月末現在の投資残高は75百万円となっております 事業価値を見極める融資手法 件数 36件 40 事業内容に適した融資手法の取組みを強化するため 23年8月に日本銀行の新資金 30 供給制度に対応し 総額100億円の ABLファンド を設定し 積極的に推進しており 20 ます 26年3月末でのABL取扱件数は36件 金額約69億円で 担保の内容は工業製 10 品から日本酒 レアアースなど多岐に亘っており 最近では再生可能エネルギー事業 0 へのABL活用 太陽光パネル 売電債権担保 にも積極的に取り組んでおります 69億円 14件 14億円 25年3月 26年3月 具体的な取組み事例 A 社 製造業 は 住宅資材を主力に取り扱っておりますが 取引先からの多様な受注に対応すべく 一定量の製品在庫を 保有しておりました 当 行では 流通性があり保管状況も良好な在庫を担保としたABLをご提案 製品在庫を活用した資金調達を実現し 円滑 な資金計画を立てていくことが可能となりました 情報センター 設置 行内外のさまざまな情報をキャッチ 26年4月 お客さまに最適なソリューションを提供し 付加価値の高い 営業を展開するため 地域サポート部内に 情報センター を設置しました 情報センターは行内外のさまざまな情報を集約し 営業ツールとして有 益な情報に整理し 営業に発信することで お客さまのニーズ 課題を 本部 営業一体となって解決してまいります ビジネスマッチング等の取組み強化 販路拡大 技術提携など様々なニーズに応える態勢を整えて おります 26年1月には大規模商談会 彩の国ビジネスアリーナ 2014 を埼玉県及び埼玉県産業振興公社等と共催しました 本 部 官公庁 情 業界団体 報 セ ン タ ー 営業 取引先 ビジネスマッチングの実績 25年度 ビジネスマッチング 有料ビジネスマッチング 合計 534件 291件 825件 また お取引先企業の課題解決にお応えする有料ビジネスマッ チングも積極的に推進しており 26年3月末現在の提携先は19 社となっております さらに 県内の中小企業の新規採用をご援する 合同企業面 接会を埼玉県等と共催しており 25年7月から11月にかけて計3 回開催しました 022 彩の国ビジネスアリーナ2014 合同企業面接会

26 海外進出援 市場国際部に 海外進出援室 を設置し お取引先企業の 海外進出を援しています ご援中の海外進出案件はタイ ベトナム インドネシアなどASEAN諸国を中心に約50件あ 海外進出援 海外展開 輸出 販路拡大 ります 海外展開一貫援 ファストパス制度 2 また 26年4月よりタイのカシコン銀行にトレーニーを1名 派遣しており 現地にて直接 タイ進出済企業からのご相談に 対応しております タイ以外ではインドネシア インド フィ リピン ベトナムの大手地場銀行と業務提携関係にあり 口座 開設や現地情報の提供など各種のご援を提供しています 外展開を積極的にお手伝いしています 1 日本貿易保険 NEXI との業務提携 本業務提携により 新興国などへの輸出に際し貿易保険を活用す る場合に当行がこれを取り次ぎ 一部有利な保険料の適用が可能と なります 海外進出 進出前援 情報提供 各種アドバイス 国際協力銀行 JBIC 地銀連携スキーム 地場銀行との提携 タイ インドネシア インド フィリピン ベトナム 提携銀行への行員派遣 タイ 進出後の援 預金 融資 グローバルマインドの養成 海外視察研修 他行 他社とのアライアンス強化 中国 人民元決済サービス 三菱東京UFJ銀行との提携 ベトナム ベトコム銀行 2 海外展開一貫援 ファストパス制度 日本貿易振興機構 JETRO や外務省在外公館などの援を受け るために地銀等が進出検討企業を政府系援機関等に紹介する制度 当行は 紹介元援機関 として本制度に参加しています インド フィリピン インドステイト銀行 メトロポリタン銀行 タイ インドネシア カシコン銀行 バンクネガラインドネシア 具体的な取組み事例 中 国で生産を行っていたB社 ドリル製造 研磨 は 人件費の高騰から生産拠点をベトナムに移すことを計画していました 当 行は 日本貿易振興機構 JETRO の 専門家による個別援サービス や中小企業基盤整備機構の FS援 などの活用を アドバイスしたほか 工場用地について 日系企業が運営するレンタル工場を紹介しました そ の結果 入居が決まり B社は26年5月より ベトナムでの生産を開始しました 具体的な取組み事例 C 社 信号機製造 は ミャンマー現地法人を設立し ミャンマー政府やヤンゴン市向けに交通信号システムの販売に着手し ました 当 行は 本件が新興国のインフラ整備事業であることから 国際協力機構 JICA の ODAを活用した中小企業海外展開 援施策 を活用することを提案し あわせてビジネスマッチングにより大手コンサルティング会社を紹介しました C 社は 当行紹介のコンサルティング会社と共同でJICAに提案書を提出し その結果 25年度 普及 実証事業 に採択され 政府助成金の払いが決定しました 同社製品の同国への大量導入が図られ 現地法人の営業基盤確立へとつながります 外部機関等と連携した企業援 中小企業の皆さまが新商品開発や新市場創出に向けて取り組む際に 経済産業省等が 実施している ものづくり中小企業 小規模事業者試作開発等援補助金 等を活用しなが らサポートを行っております 補助金活用セミナー MUSASHINO BANK DISCLOSURE 中小企業の経営の改善及び地域の活性化に関する取組み そのほか 政府関連施策を活用して取引先の海外進出 海 日本貿易保険 NEXI との業務提携 1 国際協力機構 JICA のODAを活用した 海外展開援

27 具 体 的 な 取 組 み 事 例 D 社 ( 精 密 機 械 部 品 加 工 )は 高 画 質 のデジタルカメラ 等 に 対 応 する 高 解 像 度 のレンズとそれに 付 随 する 高 精 度 な 金 物 部 品 の 新 規 開 発 にあたり ものづくり 中 小 企 業 小 規 模 事 業 者 試 作 開 発 等 援 補 助 金 の 申 請 を 検 討 していましたが 初 めての 申 請 のため 援 を 希 望 しておりました 当 行 は 認 定 援 機 関 として 同 社 に 対 し 埼 玉 県 産 業 技 術 総 合 センターと 連 携 を 図 りながら 事 業 の 内 容 資 金 計 画 等 に 関 してアドバイスを 行 い 事 業 計 画 書 の 策 定 を 援 しました 申 請 の 結 果 同 社 は ものづくり 中 小 企 業 小 規 模 事 業 者 試 作 開 発 等 援 補 助 金 の 採 択 となり 計 画 どおり 新 規 開 発 を 進 め ております その 他 中 小 企 業 援 に 向 けた 官 公 庁 と 連 携 した 取 組 みも 積 極 的 に 行 っております 官 公 庁 との 連 携 の 一 例 ( 経 営 革 新 等 援 機 関 としての 中 小 企 業 援 ) 24 年 11 月 関 東 財 務 局 及 び 関 東 経 済 産 業 局 より 経 営 革 新 等 援 機 関 の 認 定 を 受 け 中 小 企 業 等 に 対 する より 専 門 性 の 高 い 援 事 業 を 行 っております 主 な 取 組 み 中 小 企 業 の 経 営 状 況 を 分 析 し 事 業 計 画 の 策 定 実 施 に 係 る 指 導 と 助 言 を 行 っております 認 定 機 関 として 通 常 の 保 証 料 率 より 一 区 分 低 い 料 率 が 適 用 される 制 度 融 資 経 営 力 強 化 保 証 制 度 の 取 扱 いを 行 っております 目 利 き 人 材 の 育 成 目 利 き 人 材 育 成 に 向 け 融 資 審 査 部 署 でのトレーニーや 業 種 毎 の 特 性 をよ り 深 く 理 解 するためのセミナーを 実 施 しております また 地 域 サポート 部 産 業 調 査 室 では 高 い 技 術 力 を 有 する 県 内 優 良 企 業 の 工 場 等 企 業 の 現 場 を 視 察 する 企 業 視 察 研 修 会 を 開 催 しています 本 研 修 は 産 業 製 品 技 術 等 に 関 する 知 識 を 身 に 着 け 目 利 き 力 情 報 収 集 力 情 報 感 応 度 の 向 上 を 図 り 企 業 を 多 面 的 かつ 総 合 的 に 理 解 するスキルとともに 企 業 経 営 に 関 す るソリューション 提 案 力 を 養 成 することを 目 的 としています 26 年 度 は 情 報 通 信 機 器 をはじめ さまざまな 産 業 分 野 と 密 接 に 関 連 する 自 動 車 関 連 業 界 を 対 象 に 行 っており 今 後 も 化 学 産 業 食 品 製 造 業 等 さまざまな 業 界 を 対 象 に 継 続 的 に 実 施 する 予 定 です 企 業 視 察 研 修 会 経 営 改 善 事 業 再 生 業 種 転 換 等 の 援 金 融 円 滑 化 への 取 組 み 金 融 円 滑 化 への 取 組 みを 一 層 強 化 し お 客 さまからのご 相 談 等 によりきめ 細 かく かつ 適 切 に 対 応 するため 21 年 12 月 金 融 円 滑 化 推 進 委 員 会 を 設 置 しました 22 年 1 月 には 金 融 円 滑 化 に 関 する 基 本 方 針 金 融 円 滑 化 管 理 方 針 金 融 円 滑 化 管 理 規 程 を 制 定 し 金 融 円 滑 化 に 関 する 管 理 態 勢 を 整 備 しました 中 小 企 業 金 融 円 滑 化 法 は25 年 3 月 末 をもって 期 限 を 迎 えましたが 同 法 終 了 後 も 当 行 の 金 融 円 滑 化 に 関 する 基 本 方 針 は 何 ら 変 わるものではありません 今 後 も 全 行 を 挙 げ 一 層 の 金 融 円 滑 化 に 取 組 んでまいります 実 績 (21 年 12 月 26 年 3 月 累 計 ) 相 談 件 数 実 行 件 数 相 談 件 数 に 対 する 実 行 率 中 小 企 業 27,121 件 (5,867 億 円 ) 25,700 件 (5,583 億 円 ) 94.8% 住 宅 資 金 借 入 者 ( 住 宅 ローン) 4,465 件 (739 億 円 ) 4,082 件 (676 億 円 ) 91.4% 024

28 経 営 改 善 援 事 業 再 生 援 経 営 改 善 や 事 業 再 生 を 目 指 すお 取 引 先 企 業 に 対 し 専 門 的 なサポートを 行 うため 融 資 部 に 企 業 経 営 援 室 を 設 置 しております 企 業 経 営 援 室 では 営 業 と 一 体 となり お 取 引 先 企 業 の 現 状 分 析 や 経 営 改 善 に 向 けたアドバイス 経 営 改 善 計 画 の 策 定 援 に 取 組 んでおります また 埼 玉 県 中 小 企 業 再 生 援 協 議 会 などの 外 部 機 関 や 専 門 家 と 連 携 し それぞれのお 取 引 先 企 業 の 実 情 に 応 じた 経 営 改 善 援 事 業 再 生 援 を 行 っています 援 にあたっては DDS(デット デット スワップ)や 事 業 再 生 ファンドなど 新 たな 再 生 手 法 の 活 用 にも 取 組 んでおります 経 営 改 善 計 画 策 定 の 援 援 先 数 (25 年 度 ) 277 先 ランクアップ 先 数 23 年 度 23 先 24 年 度 22 先 25 年 度 18 先 合 計 63 先 業 種 転 換 の 援 グループ 会 社 等 を 含 めた 全 行 的 な 援 態 勢 のもと 最 適 な 経 営 改 善 再 生 援 を 展 開 し 業 種 転 換 等 に 向 けたサポートを 展 開 しております 外 部 機 関 と 連 携 した 企 業 援 より 実 効 性 の 高 い 援 を 志 向 し 埼 玉 県 中 小 企 業 再 生 援 協 議 会 など 外 部 機 関 や 外 部 専 門 家 と 積 極 的 に 連 携 を 行 っております 中 小 企 業 再 生 援 協 議 会 との 連 携 同 協 議 会 と 連 携 し 経 営 改 善 計 画 の 策 定 援 及 び 改 善 計 画 の 進 捗 状 況 のモニタリングを 実 施 している 先 は 26 年 3 月 末 現 在 で34 先 にのぼっております 外 部 専 門 家 との 連 携 状 況 独 自 に 外 部 のコンサルタントを 紹 介 するほか 国 地 方 自 治 体 などが 行 うコンサル 費 用 の 補 助 制 度 がある 公 的 な 専 門 家 派 遣 事 業 を 積 極 的 に 活 用 しており こうした 制 度 を 通 じた25 年 度 の 援 先 は27 先 にのぼっております 経 営 サポート 会 議 の 活 用 平 成 24 年 に 埼 玉 県 信 用 保 証 協 会 を 事 務 局 として 設 立 された 彩 の 国 中 小 企 業 援 ネットワーク の 経 営 サポート 会 議 を 積 極 的 に 活 用 し 実 効 性 の 高 い 経 営 改 善 円 滑 な 金 融 機 関 間 調 整 に 取 組 んでおり 25 年 度 の 活 用 実 績 は36 先 にのぼってお ります 認 定 援 機 関 ネットワーク 機 構 (Nネット)に 参 加 26 年 5 月 埼 玉 県 内 の 公 認 会 計 士 や 中 小 企 業 診 断 士 ら 専 門 家 が 集 まり 中 小 企 業 の 経 営 を 援 する 認 定 援 機 関 ネット ワーク(Nネット) が 設 立 され 当 行 も 賛 助 会 員 として 参 加 しています 今 後 同 ネットワークを 通 じ 中 小 企 業 の 再 生 や 事 業 承 継 の 計 画 づくり 補 助 金 申 請 などを 援 してまいります 彩 の 国 中 小 企 業 再 生 ファンド 創 設 抜 本 的 な 事 業 再 生 金 融 援 が 必 要 な 先 に 対 する 再 生 スキームとして 25 年 10 月 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 当 行 ほか7 県 内 金 融 機 関 埼 玉 県 信 用 保 証 協 会 ルネッサンスキャピタル 株 式 会 社 が 出 資 し 彩 の 国 中 小 企 業 再 生 ファンド を 組 成 しま した 中 小 企 業 の 経 営 の 改 善 及 び 地 域 の 活 性 化 に 関 す る 取 組 み TOPICS 経 営 者 保 証 に 関 するガイドライン への 対 応 当 行 では 従 前 より お 借 入 れの 際 に 個 人 保 証 をご 提 供 いただく 場 合 は ご 契 約 時 に 保 証 に 関 するお 客 さまのご 意 思 を 慎 重 に 確 認 させていただくなどの 対 応 に 努 めてまいりましたが 25 年 12 月 に 経 営 者 保 証 に 関 するガイドライン 研 究 会 ( 全 国 銀 行 協 会 及 び 日 本 商 工 会 議 所 が 事 務 局 )から 公 表 された 経 営 者 保 証 に 関 するガイドライン を 踏 まえ 本 ガイドラインを 尊 重 し 遵 守 するための 態 勢 整 備 を 実 施 しました お 客 さまと 保 証 契 約 を 締 結 する 場 合 お 客 さまより 保 証 契 約 の 見 直 しのお 申 入 れがあった 場 合 及 び 保 証 人 のお 客 さまが 本 ガ イドラインに 則 した 保 証 債 務 の 整 理 も 申 し 立 てられた 場 合 は 本 ガイドラインに 基 づき 誠 実 に 対 応 するよう 努 めております MUSASHINO BANK DISCLOSURE

29 埼玉県の魅力 天 地 人 の利 恵まれた気候 地勢 1都6県に隣接し 関東平野の内部に位置しています 総 県域 県土面積 22年10月 総人口 22年5月 総世帯数 22年5月 平均年齢 22年10月 名目県内総生産 22年度 1人当たり県民所得 22年度 面積は3,798 で国土の約1 に当り 47都道府県中39番 目の広さです 県土に占める山地の面積は全国平均に比して 低く 低地や台地の占める割合が高くなっているほか 県土 に占める河川面積は3.90 と全国1位となっています また 気候は 夏は蒸し暑く 冬は乾燥した風が多く吹き 東西103km 南北52km 3,798平方キロメートル 7,231,975人 2,929,749世帯 43.6歳 20兆1,083億円 278万円 平均気温15.1 年降水量1,079.0mm 気象 熊谷気象台平均 24年度 ますが 年間快晴日数が多く 自然災害が少なく暮らしやす い気候といった特徴があります 多種多様な製造業が集積 1 多種多様な製造業 自動車関連産業を主体に多種多様な地場産業などがあります 川口市 金型 鋳物 さいたま市 光学機器 等 2 埼玉県の企業誘致件数 チャンスメーカー埼玉戦略 19年4月から21年3月まで 目標120件実績192件 目標比 72件 チャンスメーカー埼玉戦略Ⅱ 22年4月から25年3月まで 目標100件実績 201件 目標比 101件 チャンスメーカー埼玉戦略Ⅲ 25年4月から28年3月まで 目標150件実績 82件 26年3月末現在 全国有数の若く活力ある県 26年4月の推計人口によると 埼玉県の総人口は722万人で 全国 第5位の人口規模となっています 生産年齢人口 15 64歳 の占める割合は65.9 と全国第3位 23 番目に低く 23年 全国有数の若く活力ある県と言えます 巨大なマーケットの中心に位置 日本の人口の1/3 約4千万人 を抱える首都圏の巨大マーケットの 中心に位置しています 埼玉県人口 年 となっており また 65歳以上の占める割合は20.9 と全国で5 万人 800 昭和55年 60年 平成2年 7年 高速交通網の発達 1 発達した道路交通網 関越 東北 常磐 自動車道がそれぞれ南北に縦断するとともに 東京外環自動車道 圏央道 は東西に横断しています 2 鉄道網の充実 大宮を基点とした 東北 秋田 山形 上越 長野 新幹線網に より主要都市と直結しています なお27年には 北陸新幹線が開通する予定です 大学 研究機関が集結 県内に 250を超える研究機関が集積しており 61の大学キャン パスがあります 東京に隣接しているものの地価が割安 工業地 商業用地平均価格は 東京都や神奈川県よりも割安です 年 17年 22年 26年 資料 総務省統計局 国勢調査 26年は推計人口 線 幹 新 陸 北

30 地域の活性化に関する取組状況 成長分野への取組み 成長分野への円滑な資金供給 経営者の方々との対話を通じてビジョンや経営課題を共有し 企業と真に向き合いながら 新たな需資を喚起するという地域 密着型金融に愚直に取組み 成長分野の資金ニーズにタイムリーにお応えしております 22年9月から開始した制度融資 むさしの 成長基盤強化ファンド の取扱実績は 26年3月末現在で849件 455億円にのぼっ ています 当行では 新3Ｋ 健康 医療 介護 環境 観光 とも言われております新成長分野への取組みを強化しています 健康 医療 介護 分野での取組み 埼玉県では急速な高齢化などを背景に 医療 介護施設の大規模な 健康 医療 介護 分野への貸出金残高の推移 整備が進展しており これらのマーケットは今後も拡大が見込まれて 億円 おります 1,000 医療機関専用融資商品のお取扱い 融資商品 メディカルパートナー は ご利用金額 期間ともにワイ ドな取扱いが可能であり また 新規開業医の方にもご利用しやすい 商品設計となっており 本商品のお取扱いを通じ 地域医療の充実に 貢献しています サービス付き高齢者向け住宅 の建築資金等をサポート 25年10月 近年整備が進んでいる サービス付き高齢者向け住宅 の建設資金などにご利用いただける むさしの サ高住 応援ローン を 県内の金融機関で初めて取扱いを開始しました サービス付き高齢者向け住宅 に対する住宅金融援機構との協調融資 年3月末 23年3月末 24年3月末 25年3月末 26年3月末 26年2月 関東地区の金融機関で初めて 独立行政法人住宅金融 援機構と サービス付き高齢者向け住宅 施設共用型 への協調融資に 関する協定書を締結し 協調融資を開始しました そのほか 資金面のニーズにとどまらず 医療法人と介護施設のマッチングや医療 介護事業者の開発援など 様々なニー ズにお応えしております 環境分野での取組み 埼玉県は 年間の快晴日数が全国トップクラスであるほか 県土に占める河川面積も全国1位と気候 地勢に恵まれており 各地でメガソーラーなど再生可能エネルギー事業が進展しています 太陽光発電事業のサポート 再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し 太陽光発電事業に参入する企業をサポートする むさしの太陽光発電事業 援融資 太陽の恵み の取扱いを行っております また 株式会社ぶぎん地域経済研究所とともに 太陽光発電セミナー を開催し 発電事業に関する知識やノウハウなどの向 上に貢献しています 具体的な取組み事例 E 社 倉庫業 は 再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し 太陽光発電事業への参入を検討していました 当 行は太陽光発電事業という新規事業の価値を勘案し 事業の基盤となる発電設備と 売掛金 に該当する売電債権を担保 としたABLの活用を提案しました これによりE社は太陽光発電事業参入に係る資金調達を実現しました 環境配慮型融資商品のお取扱い 環境に配慮した事業を行う企業をサポートする融資商品 二刀流 エコベスト エコ私募債 をお取扱いしております MUSASHINO BANK DISCLOSURE 中小企業の経営の改善及び地域の活性化に関する取組み 新成長分野 新3K 健康 医療 介護 環境 観光 への取組み

31 観 光 分 野 での 取 組 み 立 教 大 学 との 産 学 連 携 等 を 通 じ 地 域 の 観 光 活 性 化 に 取 り 組 んでおります 具 体 的 な 取 組 み 事 例 立 教 大 学 観 光 学 部 と 連 携 し まち 歩 き という 観 光 スタイルを 提 唱 する まち 歩 きマップ ぶらって シリーズ として これま でに 幸 手 羽 生 行 田 加 須 大 宮 氷 川 参 道 の5か 所 を 作 製 しました 現 在 は ぶらって シリーズを 継 続 発 展 させ 新 たに 県 内 の 鉄 道 路 線 を 対 象 としたマップの 作 製 に 取 り 組 んでおり 観 光 振 興 の 援 を 通 して 地 域 の 更 なる 活 性 化 に 貢 献 してまいります まち 歩 きマップ ぶらって シリーズ 農 業 分 野 での 取 組 み 埼 玉 県 は 首 都 圏 という 一 大 消 費 地 の 中 の 農 業 生 産 地 として 全 国 トップクラスの 生 産 が 行 われており 農 業 法 人 や 新 規 就 農 者 などの 農 業 の 担 い 手 も 着 実 に 増 加 して います 経 営 革 新 の 援 農 業 者 向 けセミナー ぶぎん 農 業 経 営 塾 の 開 催 等 を 通 じ 経 営 革 新 に 向 けたサ ポートなど 農 業 者 の 皆 さまの 各 種 ニーズに 対 応 しております ぶぎん 農 業 経 営 塾 はこれまで5 回 開 催 し 延 べ700 名 を 超 える 農 業 者 の 方 にご 参 加 いただき 先 進 的 農 業 者 や 研 究 農 場 の 見 学 専 門 家 ( 大 学 教 授 やスーパーのバイヤーな ど)による 講 演 会 を 行 っております 販 路 拡 大 の 援 農 業 者 の 皆 さまの 販 路 拡 大 に 向 けたビジネスマッチングに 積 極 的 に 取 組 んでおり ます また 25 年 11 月 には 農 産 品 生 産 者 さまの 販 路 拡 大 などを 援 するとともに 県 産 品 の 地 産 地 消 をPRするため 埼 玉 発! 美 味 いもの 出 会 いフェア を 開 催 し 18,000 人 を 超 える 方 々にご 来 場 いただきました ぶぎん 農 業 経 営 塾 具 体 的 な 取 組 み 事 例 F 社 ( 不 動 産 )は 地 元 名 家 より 購 入 した 広 大 な 農 地 屋 敷 を 再 生 し 接 続 可 能 な 農 業 を 営 むことができればと 農 業 生 産 法 人 を 設 立 しました 当 行 は F 社 が 異 業 種 からの 農 業 参 入 であったため 苦 戦 していた 市 の 認 定 農 業 者 としての 認 定 取 得 に 向 け 県 農 林 振 興 セ ンターの 援 を 受 けつつ 事 業 計 画 や 資 金 調 達 計 画 立 案 をサポートしました また 検 討 していたいちじく 栽 培 についても 取 引 先 のいちじく 生 産 者 を 紹 介 し 技 術 習 得 を 援 したほか B 級 品 以 下 の 生 産 物 の 商 品 化 に 向 け いちじく 加 工 先 を 紹 介 す るなど さまざまなサポートを 実 施 しました その 結 果 F 社 は 市 の 認 定 農 業 者 となり 有 利 な 条 件 での 資 金 調 達 が 可 能 となったほか いちじくの 生 産 販 売 の 計 画 も 順 調 に 進 んでいます 農 業 者 専 用 融 資 商 品 のお 取 扱 い 農 業 者 専 用 融 資 商 品 むさしの 花 水 木 ハナミズキ をお 取 扱 いしております 本 商 品 は 万 一 の 場 合 に 備 えた 団 体 信 用 生 命 保 険 を 付 加 するなど 農 業 者 の 皆 さまにご 利 用 しやすい 商 品 となっております 26 年 2 月 の 大 雪 に 伴 う 被 災 農 業 者 の 皆 さまへの 対 応 26 年 2 月 の 記 録 的 な 大 雪 に 伴 う 被 災 農 業 者 への 対 応 として 被 害 状 況 等 の 情 報 収 集 相 談 受 付 むさしの 災 害 復 旧 援 融 資 むさしの 花 水 木 <ハナミズキ> を 活 用 し 援 を 行 っております 028

32 先 端 産 業 等 への 取 組 み 26 年 2 月 埼 玉 県 が 国 と 連 携 して 先 端 産 業 の 育 成 を 目 指 す 埼 玉 県 先 端 産 業 創 造 プロジェクト が 始 動 し 当 行 もこのプロジェ クトに 参 加 しています 県 内 の 他 の 金 融 機 関 と 連 携 し 新 産 業 の 育 成 振 興 を 積 極 的 にサポートします 産 学 連 携 の 取 組 み 県 内 に 拠 点 を 置 く7 大 学 と 提 携 し お 取 引 先 企 業 の 研 究 開 発 経 営 革 新 などの 経 営 課 題 解 決 をご 援 しております また 産 学 連 携 を 通 じた 地 域 活 性 化 に 向 けた 取 組 みも 行 っております 立 教 大 学 との 埼 玉 県 の 活 性 化 に 向 けた 連 携 立 教 大 学 観 光 学 部 と 連 携 し 20 年 度 より 観 光 振 興 援 を 目 的 とした まち 歩 きマップ の 作 製 を 行 っているほか 26 年 度 より 経 営 学 部 と 連 携 を 開 始 し 同 学 部 の 先 進 的 教 育 プログラム BLP を 活 用 した 地 域 活 性 化 に 向 けた 取 組 み 等 を 行 っております 地 方 公 共 団 体 との 関 係 強 化 地 方 公 共 団 体 との 取 引 推 進 に 力 を 入 れており 26 年 3 月 期 には 県 内 全 ての 市 町 村 とのお 取 引 を 達 成 しました 指 定 金 融 機 関 としての 取 組 み 埼 玉 県 下 水 道 局 の 公 金 事 務 を 取 扱 う 総 括 出 納 取 扱 金 融 機 関 の 指 定 を 受 けているほか 県 内 で 横 瀬 町 朝 霞 地 区 一 部 事 務 組 合 の2 先 県 外 では 茨 城 県 五 霞 町 の1 先 合 計 3 先 の 指 定 金 融 機 関 となっています また 出 納 及 び 払 い 事 務 の 一 部 を 取 扱 う 指 定 代 理 金 融 機 関 については さいたま 市 朝 霞 市 日 高 市 幸 手 市 の4 市 から 指 定 を 受 けているほか 各 種 地 方 団 体 の 制 度 融 資 取 扱 窓 口 として 中 小 企 業 の 資 金 ニーズにお 応 えしています 埼 玉 県 との 包 括 的 連 携 協 定 を 締 結 25 年 10 月 県 内 金 融 機 関 ではじめて 埼 玉 県 と 連 携 協 働 して 県 民 の 皆 さまのサービス 向 上 と 地 域 の 活 性 化 に 取 組 むことを 目 的 とした 包 括 的 連 携 協 定 を 締 結 しました 中 小 企 業 の 経 営 の 改 善 及 び 地 域 の 活 性 化 に 関 す る 取 組 み 埼 玉 県 と 当 行 の 連 携 に 関 するイージ 連 携 の 目 的 当 行 と 埼 玉 県 は 緊 密 な 相 連 携 と 協 働 により 双 方 の 資 源 を 有 効 に 活 用 し 県 民 サービス の 向 上 と 地 域 の 活 性 化 に 取 組 む 当 行 長 期 ビジョン MVP 中 期 経 営 計 画 MVP 13 埼 玉 に 新 たな 価 値 を 創 造 する 地 域 No.1 銀 行 地 方 公 共 団 体 とのパートナーシップの 強 化 連 携 強 化 埼 玉 県 埼 玉 県 5 カ 年 計 画 安 心 成 長 自 立 自 尊 の 埼 玉 へ ( 三 大 プロジェクト) エコタウンプロジェクト 健 康 長 プロジェクト ウーマノミクスプロジェクト 県 民 サービスの 向 上 地 域 活 性 化 連 携 項 目 は 産 業 観 光 の 振 興 雇 用 促 進 高 齢 者 援 子 育 て 援 埼 玉 の 魅 力 発 信 次 世 代 育 成 環 境 保 全 等 16 項 目 に 及 んでいます 協 定 項 目 (1) 産 業 振 興 中 小 企 業 等 の 援 (5) 埼 玉 県 のイメージアップ (2) 就 業 援 雇 用 促 進 (6) 県 政 の 情 報 発 信 (3) 埼 玉 県 の 地 産 地 消 (7) 防 災 災 害 対 策 (4) 観 光 振 興 (8) 高 齢 者 援 (9) 健 康 増 進 (13) 子 ども 青 少 年 育 成 (10) 地 域 暮 らしの 安 全 安 心 (14) 環 境 保 全 (11) 男 女 共 同 参 画 (15)NPO ボランティアの 活 動 の 援 (12) 子 育 て 援 (16)その 他 地 域 社 会 の 活 性 化 県 民 サービスの 向 上 MUSASHINO BANK DISCLOSURE

33 具 体 的 な 取 組 み 事 例 平 成 26 年 度 政 策 課 題 共 同 研 究 に 参 加 ( 民 間 企 業 初 ) 26 年 5 月 より 彩 の 国 さいたま 人 づくり 広 域 連 合 の 平 成 26 年 度 政 策 課 題 共 同 研 究 に 参 加 しています 27 年 3 月 までの 期 間 埼 玉 県 や 県 内 市 町 村 職 員 等 と 地 域 ブランドプロモーション や ビッグデータ 活 用 戦 略 をテーマに 共 同 研 究 を 行 い 埼 玉 ならではの 新 たな 産 業 創 出 やビジネスモデルの 事 業 化 等 に 取 組 みます 県 内 学 生 向 け 就 業 起 業 応 援 セミナーの 開 催 創 業 ベンチャー 援 センター 埼 玉 と 連 携 し 25 年 11 月 東 洋 大 学 にて 学 生 向 け 起 業 セミナー ベンチャースピリッツを 学 ぶ! 26 年 3 月 に 女 子 学 生 向 けの 就 業 起 業 応 援 セミナー ガールズトーク 働 く 本 音 を 開 催 しました シニア 人 材 と 県 内 中 小 企 業 のマッチング 機 会 の 創 出 26 年 2 月 公 益 財 団 法 人 産 業 振 興 公 社 と 共 同 で 同 公 社 に 登 録 しているシニア 人 材 と お 取 引 先 中 小 企 業 の 皆 さま とのマッチング 機 会 を 創 出 する 埼 玉 シニア 人 材 マッチン グフェア を 開 催 しました 女 子 学 生 向 け 就 業 起 業 応 援 セミナ 埼 玉 シニア 人 材 マッチングフェア 地 域 のさらなる 活 性 化 に 向 けた 取 組 み 地 域 価 値 創 造 室 の 設 置 25 年 4 月 地 域 サポート 部 地 域 価 値 創 造 室 を 新 設 しました 地 域 価 値 創 造 室 では 地 域 の 方 々とともにさまざまな 事 業 を 立 ち 上 げ 地 域 のさらなる 活 性 化 に 貢 献 していくことを 目 指 して 活 動 しています 具 体 的 な 取 組 み 事 例 地 産 地 消 の 促 進 に 貢 献 するイベントの 開 催 25 年 10 月 和 光 において 独 立 行 政 法 人 理 化 学 研 究 所 が 開 発 した 日 本 酒 仁 科 誉 の 普 及 イベントを 開 催 しました 和 光 市 内 の 酒 販 や 飲 食 の 皆 さまに 仁 科 誉 を 紹 介 し 地 域 内 での 取 扱 舗 の 拡 大 を 通 して 地 産 地 消 の 促 進 に 繋 げました 030

34 CSRへの取組み 企業の社会的責任 CORPOR ATE SOCIAL RESPONSIBILIT Y Contents 032 ますます拡がる舗ネットワーク 034 商品ラインナップを拡充 ドリームテイルクーベア 就任 035 イメージキャラクター CSR基本方針 当行では 創業以来 地域共存 顧客尊重 を永遠の経営理 念として掲げ 埼玉県の地域金融機関として以下の CSR基 本方針 に基づき さまざまな取組みを行っております CSR基本方針 1. 地域経済への貢献 私たちは 地域経済の活性化のため 事業活動を通じて一人一人 が金融のプロとしての役割を果たし 持続的で活力ある地域経済の 構築に貢献します 私たちは 当行の経営の安定こそが 地域経済に対する貢献の 第一歩であることを肝に銘じ 一人一人が高い規律意識を持って リスク管理 コンプライアンスの徹底に取組みます 私たちは 当行の経営内容について積極的に情報開示を行うこ とで 取引先 株主 投資家等と信頼関係の維持 発展を図り 継続的 安定的に地域経済に貢献します 2. 地域社会への貢献 私たちは 当行が地域の皆さまにとってなくてはならない地元金融機 関としてお役に立てるよう 利便性を高めるとともに質の高いサービス を提供します 私たちは 雇用問題や少子化問題等の多様な社会問題を自らの 課題として受け止め 法令等を上回るレベルでの実践を目指すと ともに 働く者一人一人が満足できる職場づくりに取組みます 私たちは 地域に根ざす企業市民として 各種イベントへの協力や 金融教育の普及 福祉活動への関与など 地域社会の活性化につなが る活動を行います 3. 環境への配慮 私たちは 事業活動の中に常に環境保全の視点を持ち 地域の 皆さまへ環境にやさしい商品 サービスを提供する等 環境への 影響に十分配慮した取組みを行います 私たちは 地球温暖化問題 CO2削減 はもとより 地域の環境 問題 有害排出物削減や生態系保護等 を正しく認識し 環境への 負荷を最小限にすることに努力しつつ 事業活動を行います 私たちは 少なからず環境へ負荷をかけながら事業活動又は生 活していることを肝に銘じ 一企業として また一市民として 積極的かつ継続的な環境保全に対する援活動を行います 036 お客さまにより一層ご満足いただくために ＡＴＭサービスの拡充 ホームページの機能拡充 インターネットバンキングのサービス向上 SNSを活用した情報提供 お客さま満足度向上への取組み お客さまの大切なご資産を守るために 042豊かな地域社会の実現に向けて えあい助け合う社会へ 未来を担う子どもたちへ 地域のスポーツ振興を願って 地域のイベントへの積極的な参加 皆さまの健やかな暮らしを願って 地域の防犯 防災への協力 地域雇用の促進 048かけがえのない自然を守るために 環境関連商品のお取扱い 従業員への環境教育 環境に配慮した舗づくり 持続可能な社会の実現に向けて 森林を守るために 地域の緑化推進の取組みを援 055地域の発展に寄与できる人材を育むために 人材育成に注力 多様な人材が活躍する職場へ 仕事と家庭の両立援