目 次 論 点 1: 炉 心 に 燃 料 が 無 い 期 間 における 体 制 について< 検 討 中 > 論 点 2: 成 立 性 確 認 訓 練 の 実 施 方 法 について 論 点 3: 原 子 炉 主 任 技 術 者 の 職 位 の 拡 大 について 論 点 4: 新 規 制 基 準 適 合

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1 R R8 高 浜 発 電 所 原 子 炉 施 設 保 安 規 定 の 変 更 に 係 る 主 要 な 論 点 の 考 え 方 について 平 成 27 年 8 月 関 西 電 力 株 式 会 社 枠 囲 みの 範 囲 は 機 密 に 係 る 事 項 ですので 公 開 することはできません

2 目 次 論 点 1: 炉 心 に 燃 料 が 無 い 期 間 における 体 制 について< 検 討 中 > 論 点 2: 成 立 性 確 認 訓 練 の 実 施 方 法 について 論 点 3: 原 子 炉 主 任 技 術 者 の 職 位 の 拡 大 について 論 点 4: 新 規 制 基 準 適 合 性 審 査 未 の 号 炉 の 取 扱 い

3 論 点 2: 成 立 性 確 認 訓 練 の 実 施 方 法 について 教 育 訓 練 補 足 説 明 資 料 11 重 大 事 故 等 に 係 る 成 立 性 確 認 訓 練 について 1. 要 員 が 検 証 として 行 う 訓 練 ( 成 立 性 確 認 訓 練 ) (1) 技 術 的 能 力 に 係 る 成 立 性 確 認 訓 練 技 術 的 能 力 に 係 る 審 査 基 準 で 要 求 される19の 手 順 のうち 有 効 性 評 価 においてクリティカルと なるものについて 役 割 に 応 じ 必 要 な 手 順 の 訓 練 を 実 施 する (2) 重 要 事 故 シーケンスによる 確 認 全 てのシーケンスと19の 手 順 を 網 羅 的 に 検 証 ができる 重 要 事 故 シーケンスを 選 定 し 以 下 の 成 立 性 を 確 認 する a. 中 央 制 御 室 主 体 の 操 作 に 係 る 成 立 性 確 認 訓 練 中 央 制 御 室 主 体 の 操 作 に 係 る 重 要 事 故 シーケンスの 網 羅 性 を 考 慮 し 整 理 した 重 要 事 故 シーケ ンスを 対 象 に 実 施 する b. 現 場 主 体 の 操 作 作 業 に 係 る 成 立 性 確 認 机 上 訓 練 現 場 主 体 の 作 業 操 作 に 係 る 重 要 事 故 シーケンスの 網 羅 性 を 考 慮 し 整 理 した 重 要 事 故 シーケンス を 対 象 に 机 上 訓 練 を 実 施 する c. 現 場 シ-ケンス 訓 練 全 ての 重 要 事 故 シーケンスと19の 手 順 を 網 羅 的 に 検 証 できる 重 要 事 故 シーケンスを 対 象 に 指 定 した 班 で 実 施 する 以 上 の 訓 練 について 添 付 資 料 成 立 性 確 認 訓 練 について の 通 り 実 施 する 1 /

4 添 付 資 料 成 立 性 確 認 訓 練 について 訓 練 項 目 訓 練 対 象 運 転 員 緊 急 安 全 対 策 要 員 訓 練 内 容 対 象 範 囲 検 証 内 容 留 意 事 項 技 術 的 能 力 に 係 る 審 査 基 準 で 要 求 される 19 の 手 順 ( 有 効 性 評 価 にお いてクリティカルとな るもの) 技 術 的 能 力 に 示 す 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シー ケンスに 係 る 対 応 手 段 を 対 象 に 役 割 に 応 じ た 訓 練 を 実 施 保 安 規 定 表 -20 のうち 重 要 事 故 シーケンスに 用 いる 現 場 対 応 手 段 手 順 書 に 従 い 必 要 な 要 員 数 で 想 定 時 間 内 にできる ことを 確 認 する 原 則 として 実 働 (モックアップ 含 む)にて 実 施 必 要 により 模 擬 操 作 スキップ 短 縮 を 行 う 長 時 間 に 及 ぶ 作 業 は 必 要 により 分 割 して 実 施 する 資 料 -1 全 ての 中 央 制 御 室 主 体 の 操 作 に 係 る 重 要 事 故 シーケンス の 網 羅 性 を 考 慮 し 整 理 した 以 下 の 重 要 事 故 シーケンス シミュレータ 訓 練 - 中 央 主 体 の 操 作 に 係 る 重 要 事 故 シーケンスを 対 象 に シミュレータ を 使 用 し 役 割 に 応 じ た 訓 練 を 実 施 12 次 系 からの 除 熱 機 能 喪 失 4 原 子 炉 格 納 容 器 除 熱 機 能 喪 失 5 原 子 炉 停 止 機 能 喪 失 7ECCS 注 水 機 能 喪 失 8ECCS 再 循 環 機 能 喪 失 10 格 納 容 器 バイパス( 蒸 気 発 生 器 伝 熱 管 破 損 時 に 破 損 側 蒸 気 発 生 器 の 隔 離 に 失 敗 する 事 故 ) 16 崩 壊 熱 除 去 機 能 喪 失 手 順 書 に 従 い 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスの 成 立 性 確 認 ポイント( 解 析 条 件 のうち 操 作 条 件 )を 満 足 できることを 確 認 する シミュレータの 模 擬 限 界 を 考 慮 し 訓 練 が 成 立 する 範 囲 で 実 施 する 資 料 -2 全 ての 現 場 主 体 の 作 業 操 作 に 係 る 重 要 事 故 シーケンス の 網 羅 性 を 考 慮 し 整 理 した 以 下 の 重 要 事 故 シーケンス 現 場 対 応 等 をシ ミュレートした 机 上 訓 練 - 現 場 主 体 の 操 作 に 係 る 重 要 事 故 シーケンスを 対 象 に 図 上 シミュレ ーションにより 役 割 に 応 じた 訓 練 を 実 施 2 全 交 流 電 源 喪 失 (RCP シール LOCA が 発 生 する 場 合 ) ( 原 子 炉 補 機 冷 却 機 能 喪 失 ) 11 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 損 ) 12 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 温 破 損 ) 15 想 定 事 故 2 17 全 交 流 動 力 電 源 喪 失 ( 運 転 停 止 時 ) 手 順 書 に 従 い 関 係 する 要 員 が 的 確 に 対 応 できるこ とを 確 認 する 資 料 -3 全 体 成 立 性 確 認 訓 練 (1シーケン ス) 全 ての 重 要 事 故 シーケ ンスと 19 の 手 順 を 網 羅 的 に 検 証 できる 重 要 事 故 シーケンスを 対 象 に 役 割 に 応 じた 訓 練 を 実 施 全 ての 重 要 事 故 シーケンスと 19 の 手 順 を 網 羅 的 に 検 証 できる 以 下 の 重 要 事 故 シーケンス 11 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 損 ) + 15 想 定 事 故 2 あわせて 4( 格 納 容 器 除 熱 機 能 喪 失 ) 8(ECCS 再 循 環 喪 失 ) 16( 崩 壊 熱 除 去 機 能 喪 失 )のうち 現 場 で 実 施 する 個 別 手 順 の 確 認 も 実 施 原 則 として 実 時 間 にて 実 施 手 順 書 に 従 い 必 要 な 要 員 数 で 有 効 性 評 価 の 重 要 ただし 長 時 間 を 要 することから 分 割 して 実 施 する 事 故 シーケンスの 成 立 性 確 認 ポイント( 解 析 結 果 に 影 原 則 として 実 働 (モックアップ 含 む)にて 実 施 響 する 重 要 なポイント)における 制 限 時 間 内 に 作 業 が 必 要 により 模 擬 操 作 により 行 う 完 了 できることを 確 認 する 資 料 -4 2 /

5 中央制御室操作主体の重要事故シーケンス シミュレータ訓練 3 /

6 中 央 制 御 室 操 作 主 体 の 重 要 事 故 シーケンスにおける 操 作 の 類 似 性 シーケンスの 類 似 性 により 9は10に 包 含 される また 操 作 の 類 似 性 により 18は16に 19は5 16にそれぞれ 包 含 される 4 /

7 現場操作主体の重要事故シーケンス 机上訓練 5 /

8 現場操作主体の重要事故シーケンス 全体成立性確認訓練 全緊急時対策本部要員 全緊急安全対策要員および全当直班が⑪ ⑮全体成立性確認用シーケンスおよび④⑧⑯における個別手順を 6 / 31 実施することで 現場操作の個別手順 動き 連携の成立性を確認する 2-6

9 重 要 事 故 シーケンス11と2の 個 別 手 順 の 包 絡 性 について 11シーケンスと2シーケンスの 各 操 作 を 対 象 に 制 限 時 間 および 操 作 内 容 の 観 点 で11が 包 絡 できているかについて 確 認 した 結 果 を 下 表 に 示 す 表 20におけ 対 応 手 順 る 操 作 手 順 No. 表 20におけ る 対 応 手 段 の 順 番 対 応 手 順 名 蒸 主 気 蒸 逃 気 が 逃 し が 弁 し の 弁 機 ( 能 現 回 場 復 手 動 操 作 ) に よ る 主 る 窒 加 素 圧 ボ 器 ン 逃 ベ が( し 加 弁 圧 の器 機 逃 能 が 回 し 復 弁 作 動 用 ) に よ 水 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポ ン プ に よ る 代 替 炉 心 注 転 S A S 格 連 納 絡 容 ラ 器 イ ス ン プ 使 レ 用 イ ) ポ に ン よ プ る ( 代 R 替 H 再 R 循 S 環 - 運 C よ B る 充 代 て 替 ん 炉 / 心 高 注 圧 水 注 入 ポ ン プ ( 自 己 冷 却 ) に 通 水 大 容 量 ポ ン プ に よ る 補 機 冷 却 水 ( 海 水 ) 器 恒 ス設 プ 代 レ 替 イ 低 圧 注 水 ポ ン プ に よ る 代 替 格 納 容 容 可 器 搬 ス式 プ 代 レ 替 イ 低 圧 注 水 ポ ン プ に よ る 代 替 格 納 の電 燃 源 料 車 補 ( 給 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポ ン プ 用 ) へ 大 容 量 ポ ン プ へ の 燃 料 補 給 消 防 ポ ン プ へ の 燃 料 補 給 容 A 器 内 B 自 格 然 納 対 容 流 器 冷 再 却 循 環 ユ ニ ッ ト に よ る 格 納 却 循 環 大 ユ 容 ニ量 ッ ポ ト ン に プ よ を る 用 格 い 納 た 容 A 器 内 B 自 格 然 納 対 容 流 器 冷 再 水 可 素 搬 濃 型 度 格 監 納 視 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 に よ る 合 全 水 の 交 素 操 流 排 作 動 出 手 力 ( 順 電 ア 源 ニ 又 ュ は ラ 直 ス 流 空 電 気 源 浄 が化 喪 設 失 備 し ) た 場 水 可 素 搬 濃 型 度 格 推 納 定 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 に よ る 海 水 か ら 使 用 済 燃 料 ピ ッ ト へ の 注 水 監 可 視 搬 型 設 備 に よ る 使 用 済 燃 料 ピ ッ ト の 状 態 海 水 を 用 い た 復 水 タ ン ク へ の 補 給 流 空 ) 冷 か 式 ら 非 の常 給 用 電 発 電 装 置 に よ る 代 替 電 源 ( 交 受 電 後 の 操 作 給 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 へ の 燃 料 ( 重 油 ) 補 1 可 搬 型 計 測 器 に よ る パ ラ メ ー タ の 測 定 16 1 動 中 力 央 電 制 源 御 が室 喪 空 失 調 し 装 た置 場 の 合 運 ) 転 手 順 等 ( 全 交 流 比 較 項 目 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 制 限 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 操 作 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 時 間 全 交 流 動 力 電 源 喪 失 (RC と 対 応 対 応 対 応 2 1 と PシールLOCAが 発 生 する 同 65 同 操 作 操 作 操 作 時 間 時 間 場 合 ) 原 子 炉 補 機 冷 却 機 能 分 分 分 じ 分 時 間 れ じ なし なし なし 毎 毎 喪 失 体 れ 体 る 制 る 本 制 同 一 同 一 に 本 同 一 - 個 同 一 に て 個 て 操 作 操 作 別 操 作 操 作 別 11 手 事 手 事 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 順 故 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 対 応 順 故 を シ 損 ) 原 子 炉 圧 力 容 器 外 操 作 - 時 間 時 間 時 間 を シ 分 分 別 ー 分 分 時 間 別 ー 時 間 の 溶 融 燃 料 - 冷 却 材 相 互 なし 途 ケ 毎 毎 毎 途 ケ 作 用 溶 融 炉 心 コンク 実 ン リート 相 互 作 用 実 ン 施 ス 施 ス 8 4 に に 含 包 絡 性 含 ま ま 同 一 操 作 対 応 操 作 なし 50 分 - 20 分 20 分 同 一 操 作 対 応 操 作 なし 60 分 - 4 時 間 4 時 間 同 一 操 作 11 に 組 み 込 ん で 事 故 シ ー ケ ン る 本 個 別 手 順 を 実 施 ス 15 に 含 ま れ 2.2 時 間 2.2 時 間 同 一 操 作 16 分 16 分 同 一 操 作 45 分 45 分 同 一 操 作 4 時 間 毎 4 時 間 毎 同 一 操 作 適 宜 実 施 適 宜 実 施 同 一 操 作 65 分 65 分 同 一 操 作 備 考 順 ケ 11 を ン と 別 ス 同 途 16 じ 実 に 体 含 施 制 ま に れ て る 本 事 個 故 別 シ 手 ー 1: : 2は 系 統 5-3は 構 成 まで 7-4に 包 11は 系 統 含 される 構 成 後 ポ ンプを 起 動 する : 5-3は 7-4に 包 含 される 重 要 事 故 シーケンス2と11について 比 較 した 結 果 両 シーケンスに 登 場 する 各 個 別 手 順 の 制 限 時 間 および 操 作 内 容 は に 包 絡 されていない 手 順 について 別 途 個 別 手 順 を 実 施 することで 問 題 ないことを 確 認 した 7 / の 各 操 作 に 包 絡 されており

10 資 料 -1 技 術 的 能 力 に 示 す 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスに 係 る 対 応 手 段 の 成 立 性 確 認 について 1. 目 的 技 術 的 能 力 手 順 のうち 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスで 用 いる 現 場 対 応 手 段 が 想 定 時 間 内 に 実 施 できることを 確 認 する 2. 対 象 範 囲 (1) 技 術 的 能 力 手 順 のうち 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスに 用 いる 現 場 対 応 手 段 ( 別 紙 1) (2) 訓 練 対 象 者 a 運 転 員 ( 当 直 員 ) b 緊 急 安 全 対 策 要 員 3. 実 施 頻 度 対 象 となる 訓 練 項 目 を 年 1 回 実 施 する 4. 実 施 方 法 (1) 基 本 事 項 a 運 転 員 ( 当 直 員 ) と 緊 急 安 全 対 策 要 員 が 別 々に 実 施 する b 役 割 に 応 じ 必 要 な 要 員 数 により 各 種 手 順 書 に 従 って 訓 練 を 実 施 する c 訓 練 は 原 則 実 働 (モックアップを 含 む)にて 実 施 する d 訓 練 の 実 施 にあたっては 要 員 間 の 連 絡 を 密 に 行 うことも 重 要 な 要 素 であることから 要 員 間 の 連 携 を 含 めた 訓 練 とする e (2) 配 慮 事 項 a 模 擬 操 作 弁 の 開 閉 操 作 水 中 ポンプの 海 水 への 投 入 燃 料 の 給 油 及 び 機 器 の 起 動 操 作 等 により 原 子 炉 施 設 の 系 統 や 設 備 に 悪 影 響 を 与 えるもの 及 び 訓 練 により 設 備 が 損 傷 又 は 劣 化 を 促 進 するおそれのあ るもの 等 については 模 擬 操 作 にて 対 応 する b スキップ 他 の 要 員 による 作 業 操 作 待 ちの 部 分 については 連 携 の 訓 練 を 確 実 に 行 うこと により 待 ち 時 間 をスキップし 合 理 的 に 訓 練 を 行 う c 繰 り 返 し 作 業 について( 短 縮 ) ホース 敷 設 可 搬 ポンプ 設 置 やディスタンスピース 取 替 については 同 じ 作 業 の 繰 り 返 しであるため 一 部 の 一 連 時 間 を 測 定 し その 時 間 をもとに 全 ての 作 業 時 間 を 算 出 する ( 添 付 資 料 1) d 分 割 原 則 訓 練 は 一 連 で 実 施 することとするが 長 時 間 を 要 する 訓 練 については 分 割 して 実 施 する 5. 成 立 性 確 認 方 法 手 順 書 に 従 い 必 要 要 員 数 により 想 定 される 時 間 内 に 作 業 が 終 了 できることを 確 認 する なお 時 間 については 各 種 作 業 の 手 順 書 に 従 った 訓 練 結 果 を 基 に 算 出 された 作 業 時 間 と 保 安 規 定 表 -20 に 示 す 対 応 手 段 ごとの 想 定 時 間 を 比 較 し 時 間 内 に 終 えているか 評 価 する ( 添 付 資 料 2) 以 上 8 /

11 添 付 資 料 1-1 ホース 敷 設 可 搬 ポンプ 設 置 及 びディスタンスピース 取 替 作 業 について( 短 縮 ) 1. 基 本 方 針 ホース 敷 設 可 搬 ポンプ 設 置 及 びディスタンスピース 取 替 については 同 じ 作 業 の 繰 り 返 しであるた め 一 部 の 一 連 時 間 を 測 定 し その 時 間 をもとに 全 ての 作 業 時 間 を 算 出 する 2.ホース 敷 設 ポンプ 敷 設 について (1)ホース 敷 設 およびポンプ 敷 設 作 業 については 基 本 的 にはチーム 単 位 で 繰 り 返 し 作 業 を 行 う ま た 道 路 をまたぐ 際 には ホースブリッジ 等 の 設 置 も 行 う (2) 訓 練 においては チームあるいは 個 人 の 作 業 単 位 を 明 確 にした 上 で その 作 業 単 位 に 対 する 訓 練 を 実 施 して 時 間 測 定 を 行 い 測 定 時 間 に 全 体 の 敷 設 数 から 求 めた 繰 り 返 し 作 業 回 数 を 乗 じた 時 間 を 算 出 する これにホースブリッジ 等 の 設 置 時 間 を 加 えた 時 間 が 所 定 時 間 に 収 まることを 確 認 する なお 作 業 箇 所 選 定 にあたっては ホース ポンプ 配 備 経 路 の 中 で 作 業 条 件 の 一 番 厳 しい 箇 所 を 選 定 して 実 施 する 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 給 水 用 の 消 防 ポンプ ホース 敷 設 の 例 訓 練 時 の 作 業 単 位 の 例 (1チーム 6 名 で 実 施 ) ポンプ1 台 4 系 列 ホース7 本 (ポンプの 前 後 ) 4 系 列 合 計 数 ポンプ 3 台 4 系 列 ホース 20 本 4 系 列 P P P P P P P P 仮 設 組 立 式 水 槽 上 記 作 業 単 位 の 作 業 を 実 施 して 測 定 された 時 間 3(ポンプ 台 数 合 計 設 置 台 数 ( ホース 本 数 敷 設 本 数 )) + ホースブリッジ 設 置 時 間 = 訓 練 時 間 9 /

12 添 付 資 料 複 数 のポンプの 設 置 について (1) 大 容 量 ポンプ 水 中 ポンプの 設 置 作 業 については 同 じ 要 員 で 取 水 用 ホースを 接 続 し ポンプを 取 水 源 に 投 入 する 作 業 の 繰 り 返 しである (2) 訓 練 は 水 中 ポンプの 設 置 を1 系 統 実 施 すれば 一 連 の 作 業 を 習 得 できることから 一 連 の 訓 練 時 間 の 計 測 を 行 って 系 統 数 に 応 じて 訓 練 時 間 を 算 出 する 取 水 用 ホース 大 容 量 ポンプ 系 統 へ 水 中 P 1 系 統 分 の 作 業 水 中 ポンプ 全 2 台 中 1 台 設 置 する 場 合 の 算 出 方 法 1 系 統 分 の 作 業 を 実 施 して 測 定 された 時 間 2= 訓 練 時 間 4.ディスタンスピース 取 替 について (1)ディスタンスピースの 取 替 作 業 については 同 じ 要 員 で 閉 止 用 ディスタンスピースを 外 した 後 その 箇 所 に 通 水 用 ディスタンスピースを 取 り 付 ける 作 業 である (2) 訓 練 ではモックアップにて 作 業 を 行 い 作 業 時 間 を 計 測 する (3)1 箇 所 の 訓 練 で 一 連 の 作 業 を 習 得 できることから 1 箇 所 の 時 間 計 測 を 行 ってディスタンスピー スの 箇 所 数 に 応 じて 訓 練 時 間 を 算 出 する ディスタンスピース 取 り 付 けの 例 P 1 箇 所 分 の 作 業 通 水 用 ディスタンスピース 以 上 10 /

13 訓 練 項 目 の 重 複 を 踏 まえた 成 立 性 評 価 について 添 付 資 料 概 要 技 術 的 能 力 手 順 のうち 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスで 用 いる 現 場 対 応 手 段 には 重 複 する 手 順 ( 訓 練 項 目 )が 含 まれることから その 訓 練 方 法 及 び 評 価 についての 考 え 方 を 示 す 2. 該 当 する 対 応 手 段 および 具 体 的 な 訓 練 方 法 ( 内 は 保 安 規 定 表 -20 の 操 作 手 順 No.を 示 す) (1)タンクローリーを 用 いた 各 機 器 への 燃 料 補 給 手 段 (a) 電 源 車 ( 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 用 )への 燃 料 補 給 6_5 (b) 大 容 量 ポンプへの 燃 料 補 給 6_6 (c) 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 への 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 14_8 < 訓 練 方 法 > 図 1に 示 すとおり(a)~(c)の 燃 料 補 給 手 段 は 共 通 しており 事 故 時 の 実 際 の 動 きとして は 燃 料 を 積 み 込 んだ 後 は 各 機 器 へ 順 番 に 給 油 し タンクローリーの 燃 料 が 枯 渇 する 前 に 再 度 積 み 込 む を 繰 り 返 すこととなる したがって 包 絡 性 の 観 点 から 距 離 が 最 も 遠 くなる 組 み 合 わせとして 燃 料 積 み 込 み 箇 所 を4 号 機 燃 料 油 貯 油 そう 燃 料 補 給 先 を4 号 機 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 とした 成 立 性 確 認 を 代 表 として 行 い 所 定 時 間 の 最 も 短 い 2.3 時 間 以 内 に 実 施 可 能 であることを 確 認 する (a) (b) (c) ( 有 効 性 に 登 場 しない 手 順 ) 図 1 タンクローリーを 用 いた 各 機 器 への 燃 料 補 給 手 段 のタイムチャート 11 /

14 添 付 資 料 2-2 (2) 消 防 ポンプを 用 いた 各 種 給 水 手 段 (a) 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 代 替 格 納 容 器 スプレイ 6_4 (b) 海 水 から 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 11_1 (c) 海 水 を 用 いた 復 水 タンクへの 補 給 13_1 < 訓 練 方 法 > 図 2に 示 すとおり (a)~(c)の 手 段 の 共 通 部 分 である 消 防 ポンプ 配 置 およびホース 布 設 は 同 じ 操 作 であることから 1 種 類 の 手 段 に 対 して 成 立 性 確 認 を 行 う なお (b)におけ るポンプ 通 水 ライン 等 準 備 共 通 以 外 の 操 作 については 個 別 に 成 立 性 確 認 を 行 う 共 通 部 分 (a) (b) 共 通 部 分 共 通 部 分 (c) 図 2 消 防 ポンプを 用 いた 給 水 手 段 のタイムチャート 12 /

15 別 紙 1 技 術 的 能 力 手 順 のうち 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスに 用 いる 現 場 対 応 手 段 保 安 規 定 ( 表 -20) 操 作 手 順 No 対 応 手 段 運 転 員 等 緊 急 安 全 対 策 要 員 主 蒸 気 逃 がし 弁 ( 現 場 手 動 操 作 )による 主 蒸 気 逃 がし 弁 の 機 能 回 復 - 3 窒 素 ボンベ( 加 圧 器 逃 がし 弁 作 動 用 )による 加 圧 器 逃 がし 弁 の 機 能 回 復 2 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 代 替 炉 心 注 水 - 4 A 格 納 容 器 スプレイポンプ(RHRS-CSS 連 絡 ライン 使 用 )に よる 代 替 再 循 環 運 転 B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 )による 代 替 炉 心 注 水 5 3 大 容 量 ポンプによる 補 機 冷 却 水 ( 海 水 ) 通 水 - 2 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 代 替 格 納 容 器 スプレイ 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 代 替 格 納 容 器 スプレイ 5 電 源 車 ( 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 用 )への 燃 料 補 給 大 容 量 ポンプへの 燃 料 補 給 - 7 消 防 ポンプへの 燃 料 補 給 - 1 A B 格 納 容 器 再 循 環 ユニットによる 格 納 容 器 内 自 然 対 流 冷 却 4 大 容 量 ポンプを 用 いたA B 格 納 容 器 再 循 環 ユニットによる 格 納 容 器 内 自 然 対 流 冷 却 9 1 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 による 水 素 濃 度 監 視 水 素 排 出 (アニュラス 空 気 浄 化 設 備 ) 全 交 流 動 力 電 源 又 は 直 流 電 源 が 喪 失 した 場 合 の 操 作 手 順 2 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 による 水 素 濃 度 推 定 海 水 から 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 - 4 可 搬 型 設 備 による 使 用 済 燃 料 ピットの 状 態 監 視 海 水 を 用 いた 復 水 タンクへの 補 給 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 による 代 替 電 源 ( 交 流 )からの 給 電 - 8 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 への 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 可 搬 型 計 測 器 によるパラメータの 測 定 中 央 制 御 室 空 調 装 置 の 運 転 手 順 等 ( 全 交 流 動 力 電 源 が 喪 失 した 場 合 ) 13 /

16 資 料 -2 重 大 事 故 等 対 応 に 係 るシミュレータ 訓 練 における 成 立 性 確 認 について 1. 目 的 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスのうち 中 央 制 御 室 操 作 を 主 体 とした 重 要 事 故 シーケンスに 対 して シミュレータ 訓 練 を 実 施 し 適 切 に 対 応 できることを 確 認 する 2. 対 象 範 囲 (1) 対 象 シーケンス: 設 置 変 更 許 可 申 請 に 示 した 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスにおいて 類 似 性 および 網 羅 性 の 観 点 から 選 定 したシーケンスを 対 象 とする (2) 対 象 者 : 運 転 員 ( 当 直 員 ) 3. 実 施 頻 度 対 象 となる 重 要 事 故 シーケンスについて 年 1 回 実 施 する 4. 実 施 方 法 当 直 毎 に シミュレータを 用 いて 重 要 事 故 シーケンス 訓 練 を 実 施 する 成 立 性 確 認 はシミュレータ 特 性 と 安 全 解 析 結 果 の 違 いを 考 慮 の 上 以 下 に 留 意 し 実 施 する (1) シミュレータは 基 本 的 には 実 機 の 運 転 状 態 と 応 答 を 模 擬 していることから 安 全 解 析 の 初 期 条 件 及 び 機 器 条 件 とは 相 違 がある (2) シミュレータに 入 力 する 事 故 条 件 は 原 則 安 全 解 析 の 事 故 条 件 を 入 力 し 訓 練 を 実 施 す る (3) インストラクタは シミュレータ 上 で 模 擬 できない 部 分 を 始 めとする 情 報 や 訓 練 の 方 法 について 予 め 対 応 ( 訓 練 に 対 する 約 束 )を 定 め 訓 練 開 始 前 までに 運 転 員 に 周 知 す る (4) 訓 練 では パラメータ 等 のプラント 挙 動 から 手 順 書 に 従 い 対 応 できることを 確 認 する (5) 成 立 性 確 認 は 運 転 操 作 が 解 析 上 の 操 作 条 件 を 満 足 し 炉 心 損 傷 を 防 止 できることを 確 認 する ただし 解 析 上 の 操 作 条 件 が シミュレータ 挙 動 と 解 析 挙 動 の 違 いにより 一 致 しない 場 合 は 予 め 解 析 上 の 操 作 条 件 の 代 替 となる 成 立 性 確 認 事 項 を 定 める 5. 成 立 性 確 認 内 容 中 央 制 御 室 操 作 を 主 体 とした 重 要 事 故 シーケンスについて 手 順 書 に 従 い 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスの 成 立 性 確 認 ポイント( 解 析 条 件 のうち 操 作 条 件 )を 満 足 できることを 確 認 する 以 上 14 /

17 重 要 事 故 シーケンスシミュレータ 訓 練 実 施 内 容 整 理 表 : 重 要 事 故 シーケンスと 同 様 に 実 施 できるもの : 設 備 の 動 作 模 擬 が 必 要 なもの 有 効 性 評 価 シミュレータ 装 置 対 策 番 号 重 要 事 故 シーケンス 訓 練 の 可 否 有 効 性 評 価 重 要 事 故 シーケンスとシミュレータ 訓 練 の 相 違 1 2 次 冷 却 系 除 熱 機 能 喪 失 1 次 冷 却 系 運 転 操 作 解 析 上 は 全 ての 蒸 気 発 生 器 広 域 水 位 0% 到 達 の5 分 後 であるが 事 故 時 操 作 所 則 上 は すべてのS/G 広 域 水 位 が10% 未 満 で 判 断 する (10% 根 拠 広 域 位 計 停 中 使 低 温 較 正 出 運 転 状 態 時 指 計 器 誤 差 込 ) シミュレータ 訓 練 実 施 範 囲 余 熱 除 去 系 炉 期 冷 却 可 能 期 冷 却 開 始 約 12.4 時 間 訓 練 1 次 冷 却 系 運 転 開 始 炉 冷 却 開 始 確 認 するポイントまでとする 原 炉 補 機 冷 却 系 格 納 容 器 内 然 対 流 冷 却 解 析 上 格 納 容 器 圧 最 使 圧 (283kPa) 到 達 30 分 後 開 始 格 納 容 器 圧 最 使 圧 到 達 格 納 容 器 再 循 環 通 準 備 整 次 第 然 対 流 冷 却 開 始 4 原 子 炉 格 納 容 器 の 除 熱 機 能 喪 失 シミュレータ 訓 練 実 施 範 囲 圧 低 圧 再 循 環 運 転 及 格 納 容 器 内 然 対 流 冷 却 原 炉 及 原 炉 格 納 容 器 期 冷 却 可 能 再 循 環 切 替 約 7 時 間 格 納 容 器 内 然 対 流 冷 却 開 始 運 転 中 の 原 子 炉 に おける 重 大 事 故 に 至 るおそれがある 事 故 5 原 子 炉 停 止 機 能 喪 失 ATWS 緩 和 設 備 未 対 応 ATWS 緩 和 設 備 のシミュレータへの 導 入 が 未 対 応 のため ATWS 緩 和 設 備 のインターロッ 動 作 設 備 ( 警 報 発 信 補 助 給 起 動 主 蒸 気 隔 離 弁 閉 ) 模 擬 動 作 運 転 員 動 作 状 態 確 認 シミュレータ 訓 練 実 施 範 囲 余 熱 除 去 系 炉 期 冷 却 可 能 期 冷 却 開 始 約 13.5 時 間 酸 注 原 炉 出 低 下 確 認 7 ECCS 注 水 機 能 喪 失 シミュレータ 訓 練 実 施 範 囲 再 循 環 切 替 約 2.7 時 間 (6 破 断 ) 2 次 系 強 制 冷 却 1 次 冷 却 系 冷 却 余 熱 除 去 低 圧 注 系 炉 冷 却 蓄 圧 タンク 出 口 弁 を 閉 止 するポイントまでとする 8 ECCS 再 循 環 機 能 喪 失 シミュレータ 訓 練 実 施 範 囲 再 循 環 切 替 失 敗 判 断 代 替 再 循 環 1 次 冷 却 系 冷 却 開 始 る 10 格 納 容 器 バイパス ( 蒸 気 発 生 器 伝 熱 管 破 損 ) シミュレータ 訓 練 実 施 範 囲 余 熱 除 去 系 冷 却 切 替 約 2.2 時 間 要 圧 注 充 注 切 替 後 にRCSの 減 温 減 圧 がなされていることを 確 認 するポイントまでとする 運 転 停 止 中 の 原 子 炉 における 重 大 事 故 に 至 るおそれがある 事 故 16 崩 壊 熱 除 去 機 能 喪 失 シミュレータ 訓 練 実 施 範 囲 蓄 圧 出 弁 開 放 1 次 系 保 有 量 確 保 操 作 開 始 位 回 復 確 認 するポイントまでとする 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 準 備 は 現 場 主 体 操 作 でありシミュレータ 訓 練 範 囲 外 とする シミュレータ 訓 練 では 故 障 条 件 ( 破 断 サイズ 等 )や 発 生 場 所 発 生 時 間 等 シミュレータの 設 定 条 件 により 有 効 性 評 価 重 要 事 故 シーケンスを 完 全 に 再 現 するものではない 15 /

18 案 重 要 事 故 シーケンス 成 性 確 認 1 2 次 冷 却 系 除 熱 機 能 喪 失 ( 主 給 流 量 喪 失 + 補 助 給 失 敗 ) 票 チェック 欄 項 目 1 プラントトリップの 確 認 2 補 助 給 水 系 の 機 能 喪 失 判 断 及 び 喪 失 時 の 対 応 3 1 次 系 のフィードアン ドブリード 運 転 操 作 操 作 内 容 (1) 原 子 炉 トリップ 及 びタービントリップの 確 認 (2) 常 線 及 常 線 電 圧 確 認 所 内 電 源 及 外 部 電 源 喪 失 の 有 無 を 判 断 (1) 補 助 給 水 系 の 機 能 喪 失 判 断 すべての 蒸 気 発 生 器 の 狭 域 水 位 が0% 未 満 及 び 全 蒸 気 発 生 器 合 計 の 補 助 給 流 量 80m3/h 未 満 (2) 電 動 補 助 給 動 補 助 給 機 能 回 復 操 作 ( 中 央 起 動 操 作 現 場 起 動 操 作 ) (3) 主 給 水 ポンプ 蒸 気 発 生 器 水 張 りポンプによる 蒸 気 発 生 器 への 注 水 操 作 ( 中 央 起 動 操 作 現 場 起 動 操 作 ) (4) 蒸 気 発 生 器 補 給 用 仮 設 中 圧 ポンプによる 蒸 気 発 生 器 への 注 水 準 備 ( 発 電 所 対 策 本 部 へ 注 水 準 備 依 頼 ) (1)1 次 系 のフィードアンドブリード 開 始 判 断 すべての 蒸 気 発 生 器 広 域 水 位 計 指 示 が10% 未 満 イ. 確 認 判 断 ロ. 操 作 ( 中 央 ) ハ. 指 示 ( 現 場 ) ( 対 策 本 部 ) ニ. 判 定 [ : ] 備 考 ( 回 復 模 擬 ) ( 回 復 模 擬 ) ( 回 復 模 擬 ) (2)1 次 系 のフィードアンドブリード 開 始 ( 常 炉 冷 却 設 備 作 動 信 号 動 発 信 + 加 圧 器 逃 弁 動 開 ) 常 炉 冷 却 設 備 作 動 信 号 動 発 信 良 不 可 < 確 認 ポイント> すべての 蒸 気 発 生 器 広 域 水 位 計 指 示 が1 0% 未 満 となれば5 分 以 内 に1 次 系 のフィー ドアンドブリード 開 始 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプの 起 動 確 認 加 圧 器 逃 がし 弁 の 手 動 開 [ : ] 以 降 対 応 実 施 ( 蓄 圧 注 系 注 確 認 再 循 環 切 換 SG 位 回 復 操 作 余 熱 除 去 系 冷 却 運 転 停 等 ) 2-16

19 重 要 事 故 シーケンス 成 性 確 認 4 格 納 容 器 の 除 熱 機 能 喪 失 ( 中 破 断 LOCA+スプレイ 失 敗 ) 項 目 1 プラントトリップの 確 認 2 安 全 注 入 シーケンス 作 動 状 況 の 確 認 操 作 内 容 (1) 原 子 炉 トリップ 及 びタービントリップの 確 認 (2) 常 線 及 常 線 電 圧 確 認 び 外 部 電 源 喪 失 の 有 無 を 判 断 安 全 注 作 動 警 報 所 内 電 源 及 常 炉 冷 却 設 備 作 動 信 号 発 信 し 安 全 注 入 シーケンスが 作 動 していることを 確 認 3 1 次 冷 却 材 漏 判 断 1 次 冷 却 材 漏 判 断 加 圧 器 圧 位 低 下 4 格 納 容 器 スプレイ 機 能 喪 失 の 判 断 5 格 納 容 器 スプレイ 機 能 喪 失 時 の 対 応 6 格 納 容 器 内 然 対 流 冷 却 開 始 原 炉 格 納 容 器 圧 温 度 上 昇 格 納 容 器 サンプ 格 納 容 器 再 循 環 サンプ 水 位 の 上 昇 格 納 容 器 内 エリアモニタの 上 昇 格 納 容 器 スプレイ 機 能 喪 失 と 判 断 格 納 容 器 広 域 圧 計 指 127kPa[gage] 以 上 かつ 格 納 容 器 不 動 作 (1) 格 納 容 器 内 然 対 流 冷 却 準 備 ( 原 炉 補 機 冷 却 加 圧 操 作 ) イ. 確 認 判 断 ロ. 操 作 ( 中 央 ) 票 チェック 欄 ハ. 指 示 ( 現 場 ) ( 対 策 本 部 ) ニ. 判 定 良 不 可 < 確 認 ポイント> 備 考 格 納 容 器 スプレイ 機 能 喪 失 を 判 断 し 格 納 容 器 然 対 流 冷 却 準 備 指 ( 回 復 模 擬 ) 加 圧 操 作 は 補 機 へ 連 絡 でチェック(インストラク タ 操 作 ) (2) 格 納 容 器 回 復 操 作 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプの 起 動 準 備 (3) 蒸 気 発 器 2 次 側 炉 冷 却 操 作 A B 格 納 容 器 再 循 環 ( 原 炉 補 機 冷 却 加 圧 完 了 ) 以 降 対 応 実 施 ( 再 循 環 切 換 燃 料 取 替 補 給 等 ) 原 炉 補 機 冷 却 通 開 始 良 不 可 < 確 認 ポイント> 格 納 容 器 然 対 流 冷 却 準 備 整 次 第 格 納 容 器 然 対 流 冷 却 開 始 Sセ 信 号 T 信 号 リセット 操 作 はチェック 項 目 と しない C ヘッダ CCW 管 流 量 増 加 確 認 案 17 /

20 重 要 事 故 シーケンス 成 性 確 認 票 5 原 炉 停 機 能 喪 失 ( 主 給 流 量 喪 失 + 原 炉 失 敗 ) チェック 欄 ハ. 指 示 項 目 操 作 内 容 イ. 確 認 ロ. 操 作 ( 現 場 ) 判 断 ( 中 央 ) ( 対 策 本 部 ) 1 原 炉 動 不 能 原 炉 動 不 能 判 断 の 判 断 原 子 炉 トリップしゃ 断 器 表 示 灯 赤 点 灯 制 御 棒 炉 底 位 置 表 灯 不 点 灯 炉 外 核 計 装 指 示 値 が 低 下 しない 2 ATWS 緩 和 設 備 の 作 動 主 蒸 気 隔 離 弁 閉 確 認 及 び 作 動 状 況 確 認 補 助 給 動 起 動 補 助 給 流 量 確 確 認 ニ. 判 定 案 備 考 項 1 4 並 操 作 (SG 水 位 全 給 水 P トリッフ による 電 動 補 助 給 水 ポ 動 起 動 不 能 模 擬 ) (SG 位 常 線 停 電 動 補 助 給 動 起 動 不 能 模 擬 ) (CCF 主 蒸 気 隔 離 弁 閉 補 助 給 動 起 動 給 隔 離 模 擬 ) 3 手 動 による 原 子 炉 停 止 操 作 4 手 動 によるタービン 停 止 操 作 5 緊 急 ほう 酸 濃 縮 タービントリップ (1) 手 動 による 原 子 炉 トリップ 操 作 (2) 制 御 棒 駆 動 装 置 電 源 開 放 制 御 棒 落 下 操 作 手 動 によるタービントリップ 操 作 緊 急 ほう 酸 濃 縮 ( 原 炉 動 不 能 模 擬 ) ( 制 御 棒 部 落 下 不 能 模 擬 ) 手 動 操 作 前 にタービンとリップに 成 功 した 場 合 は 斜 線 とする( 不 能 模 擬 ) (ガバナ SW ロードリミッタ SW 不 良 模 擬 ) (EH 不 良 G20 固 着 模 擬 ) ( 運 転 中 EH ガバナ 油 P 停 不 能 模 擬 ) (EH 使 EH 除 外 SW 不 良 模 擬 ) 緊 急 濃 縮 操 作 の 判 断 指 示 にてチェック 酸 希 釈 隔 離 対 応 実 施 18 /

21 案 重 要 事 故 シーケンス 成 性 確 認 票 7 常 炉 冷 却 設 備 ( 中 破 断 LOCA(4 インチ)+ 圧 注 失 敗 ) チェック 欄 ハ. 指 示 項 目 操 作 内 容 イ. 確 認 ロ. 操 作 ( 現 場 ) 判 断 ( 中 央 ) ( 対 策 本 部 ) 1 プラントトリップの 確 認 原 子 炉 トリップ 及 びタービントリップの 確 認 ニ. 判 定 備 考 2 安 全 注 入 シーケンス 作 動 状 況 の 確 認 常 線 及 常 線 電 圧 確 認 所 内 電 源 及 外 部 電 源 喪 失 の 有 無 を 判 断 安 全 注 作 動 警 報 常 炉 冷 却 設 備 作 動 信 号 発 信 し 安 全 注 入 シーケンスが 作 動 していることを 確 認 [ : ] 3 1 次 冷 却 材 漏 判 断 1 次 冷 却 材 漏 判 断 加 圧 器 圧 位 低 下 原 炉 格 納 容 器 圧 温 度 上 昇 格 納 容 器 サンプ 格 納 容 器 再 循 環 サンプ 水 位 の 上 昇 格 納 容 器 内 エリアモニタの 上 昇 4 圧 注 系 作 動 不 能 確 認 充 / 圧 注 等 運 転 不 能 圧 安 全 注 流 量 確 認 5 圧 注 系 回 復 操 作 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ 起 動 操 作 充 / 圧 注 起 動 不 能 模 擬 6 2 次 系 強 制 冷 却 操 作 7 蓄 圧 注 入 系 動 作 の 確 認 充 てん 系 注 水 操 作 主 蒸 気 逃 がし 弁 開 放 1 次 冷 却 材 圧 低 下 伴 蓄 圧 注 系 動 作 確 認 蓄 圧 タンク 出 口 弁 閉 止 1 次 冷 却 材 圧 0.6MPa 以 降 対 応 実 施 ( 余 熱 除 去 低 圧 注 開 始 再 循 環 切 換 燃 料 取 替 補 給 等 ) 良 不 可 [ : ] < 確 認 ポイント> 常 炉 冷 却 設 備 作 動 信 号 10 分 以 内 主 蒸 気 逃 弁 開 操 作 2 次 系 強 制 冷 却 開 始 19 /

22 案 重 要 事 故 シーケンス 成 性 確 認 票 8 常 炉 冷 却 設 備 再 循 環 機 能 喪 失 ( 破 断 LOCA+ 圧 再 循 環 失 敗 + 低 圧 再 循 環 失 敗 ) チェック 欄 ハ. 指 示 項 目 操 作 内 容 イ. 確 認 ロ. 操 作 ( 現 場 ) 判 断 ( 中 央 ) ( 対 策 本 部 ) 1 プラントトリップの 確 認 原 子 炉 トリップ 及 びタービントリップの 確 認 ニ. 判 定 備 考 常 線 及 常 線 電 圧 確 認 電 源 喪 失 の 有 無 を 判 断 所 内 電 源 及 外 部 2 安 全 注 入 シーケンス 作 動 状 況 の 確 認 安 全 注 作 動 警 報 常 炉 冷 却 設 備 作 動 信 号 発 信 し 安 全 注 入 シーケンスが 作 動 していることを 確 認 3 1 次 冷 却 材 漏 判 断 1 次 冷 却 材 漏 判 断 4 再 循 環 切 換 確 認 低 圧 圧 再 循 環 切 換 失 敗 判 断 5 代 替 再 循 環 操 作 加 圧 器 圧 位 低 下 原 炉 格 納 容 器 圧 温 度 上 昇 格 納 容 器 サンプ 格 納 容 器 再 循 環 サンプ 水 位 の 上 昇 格 納 容 器 内 エリアモニタの 上 昇 再 循 環 切 換 状 態 確 認 低 圧 圧 再 循 環 切 換 失 敗 確 認 代 替 再 循 環 実 施 判 断 代 替 再 循 環 ラインアップ 代 替 再 循 環 開 始 以 降 対 応 実 施 ( 圧 注 1 台 運 転 に 減 少 2 次 系 強 制 冷 却 燃 料 取 替 補 給 等 ) [ : ] 良 不 可 [ : ] 再 循 環 動 切 換 信 号 発 信 系 統 状 態 低 圧 高 圧 再 循 環 の 失 敗 を 確 認 する 格 納 容 器 系 統 再 循 環 切 換 成 功 確 認 する < 確 認 ポイント> 低 圧 圧 再 循 環 切 換 失 敗 判 断 30 分 以 内 に 代 替 再 循 環 を 開 始 できる 余 熱 除 去 流 量 計 指 注 開 始 確 認 する 20 /

23 案 重 要 事 故 シーケンス 成 性 確 認 10 格 納 容 器 バイパス( 蒸 気 発 生 器 伝 熱 管 破 損 + 減 圧 継 続 ) 項 目 1 蒸 気 発 器 細 管 漏 判 断 操 作 内 容 蒸 気 発 器 細 管 漏 判 断 蒸 気 発 器 細 管 漏 監 視 上 昇 蒸 気 発 器 位 圧 上 昇 加 圧 器 位 圧 低 下 イ. 確 認 判 断 ロ. 操 作 ( 中 央 ) 票 チェック 欄 ハ. 指 示 ( 現 場 ) ( 対 策 本 部 ) 2 プラントトリップの 確 認 原 子 炉 トリップ 及 びタービントリップの 確 認 [ : ] 常 線 及 常 線 電 圧 確 認 所 内 電 源 及 外 部 電 源 喪 失 の 有 無 を 判 断 3 破 損 蒸 気 発 器 隔 離 操 作 破 損 蒸 気 発 器 隔 離 操 作 4 破 損 蒸 気 発 生 器 の 減 圧 継 続 を 判 断 破 損 蒸 気 発 生 器 への 補 助 給 水 停 止 操 作 破 損 蒸 気 発 生 器 の 減 圧 継 続 を 判 断 破 損 側 蒸 気 発 器 位 圧 加 圧 器 位 圧 5 2 次 系 強 制 冷 却 操 作 補 助 給 水 ホ ンフ 起 動 確 認 健 全 S/G 補 助 給 流 量 確 確 認 健 全 S/G の 主 蒸 気 逃 がし 弁 開 放 6 1 次 系 強 制 減 圧 操 作 加 圧 器 逃 がし 弁 開 放 操 作 7 蓄 圧 タンク 出 口 弁 閉 止 蓄 圧 タンク 出 口 弁 閉 止 (1 次 冷 却 材 圧 蓄 圧 保 持 圧 前 閉 ) 8 安 全 注 入 停 止 充 てん 開 始 操 作 充 てんラインによる 注 入 開 始 安 全 注 入 停 止 ニ. 判 定 良 不 可 [ : ] 良 不 可 良 不 可 [ : ] 良 不 可 [ : ] 備 考 < 確 認 ポイント> 原 子 炉 トリップ12 分 以 内 に 破 損 SGの 補 助 給 停 及 破 損 SG 隔 離 < 確 認 ポイント> 破 損 蒸 気 発 生 器 の 減 圧 継 続 を 判 断 し 2 次 系 強 制 冷 却 準 備 < 確 認 ポイント> 破 損 蒸 気 発 器 隔 離 操 作 完 了 後 健 全 S /G 主 蒸 気 逃 弁 開 2 次 系 強 制 冷 却 ができる < 確 認 ポイント> 安 全 注 停 条 件 成 判 断 2 分 以 内 に 圧 注 充 注 切 替 以 降 対 応 実 施 ( 燃 料 取 替 補 給 余 熱 除 去 系 冷 却 等 ) 21 /

24 重 要 事 故 シーケンス 成 性 確 認 16 崩 壊 熱 除 去 機 能 喪 失 (RHRS 故 障 停 時 冷 却 機 能 喪 失 ) 項 目 操 作 内 容 1 余 熱 除 去 機 能 喪 失 判 断 余 熱 除 去 機 能 喪 失 判 断 2 格 納 容 器 内 からの 退 避 指 示 及 びエアロック 閉 止 余 熱 除 去 運 転 不 能 余 熱 除 去 流 量 RCS 温 度 等 判 断 格 納 容 器 内 からの 退 避 指 示 (エバケーションアラーム ページング) エアロック 閉 止 格 納 容 器 機 器 ハッチの 閉 止 依 頼 3 余 熱 除 去 機 能 回 復 操 作 原 因 究 明 ( 保 修 課 現 場 ) 余 熱 除 去 回 復 操 作 ( 中 央 現 場 ) 4 格 納 容 器 隔 離 操 作 格 納 容 器 隔 離 弁 閉 イ. 確 認 判 断 ロ. 操 作 ( 中 央 ) 票 チェック 欄 ハ. 指 示 ( 現 場 ) ( 対 策 本 部 ) ニ. 判 定 [ : ] 備 考 インストラクタへエアロック 機 器 ハッチ 閉 止 依 頼 完 了 連 絡 実 施 ( 余 熱 除 去 起 動 不 能 模 擬 ) T 信 号 手 動 作 動 案 5 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプに よる 炉 心 注 入 6 燃 料 取 替 重 注 7 蓄 圧 タンクによる 炉 心 注 入 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプによる 炉 心 注 入 燃 料 取 替 重 注 格 納 容 器 内 退 避 完 了 閉 完 了 確 認 ( 充 / 圧 注 起 動 不 能 模 擬 ) ( 重 注 不 能 模 擬 ) 完 了 連 絡 実 施 蓄 圧 タンク 出 口 弁 開 放 炉 心 水 位 等 継 続 監 視 以 降 対 応 実 施 ( 恒 設 代 替 低 圧 注 炉 注 操 作 被 低 減 操 作 等 ) 良 不 可 [ : ] < 確 認 ポイント> 蓄 圧 タンクによる 炉 心 注 水 が 事 象 発 生 から 60 分 以 内 に 開 始 できる 22 /

25 資 料 -3 重 大 事 故 等 対 応 に 係 る 机 上 訓 練 における 成 立 性 確 認 について 1. 目 的 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスのうち 現 場 対 応 操 作 を 主 体 とした 重 要 事 故 シーケンス に 対 して 机 上 訓 練 を 実 施 し 適 切 に 対 応 できることを 確 認 する 2. 対 象 範 囲 (1) 対 象 シーケンス: 設 置 変 更 許 可 申 請 に 示 した 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスにお いて 訓 練 の 網 羅 性 の 観 点 から 整 理 した 現 場 操 作 を 主 体 とした 重 要 事 故 シーケンスを 対 象 とする (2) 訓 練 対 象 者 : 緊 急 安 全 対 策 要 員 3. 実 施 頻 度 対 象 となる 重 要 事 故 シーケンスについて 年 1 回 実 施 する 4. 実 施 方 法 重 要 事 故 シーケンス 毎 に 事 象 進 展 に 応 じた 処 置 対 応 について 現 場 をシミュレートした 机 上 訓 練 を 以 下 の 手 順 に 従 い 実 施 する (1) 机 上 訓 練 の 実 施 手 順 訓 練 体 制 の 確 認 及 び 重 要 事 故 シーケンスについて 説 明 を 行 う (2) 処 置 対 応 シミュレーション( 図 上 シミュレーション)を 展 開 し 事 故 進 展 に 応 じ たプラント 状 態 の 確 認 をしながら 重 要 事 故 シーケンスに 沿 った 処 置 対 応 ができるこ とを 確 認 する (3) 重 要 事 故 シーケンスに 沿 った 処 置 対 応 シミュレーションが 終 了 すれば 訓 練 の 振 り 返 り 取 り 纏 めを 行 い 机 上 訓 練 の 総 括 を 行 う 5. 成 立 性 確 認 内 容 机 上 訓 練 においては 重 大 事 故 時 の 指 揮 者 を 中 心 とした 体 制 の 中 で 各 重 要 事 故 シーケンス に 応 じた 手 順 書 に 基 づき 各 要 員 の 役 割 に 応 じ 求 められる 現 場 対 応 について 適 切 にできるこ とを 以 下 の 点 に 重 点 を 置 いて 確 認 する (1) 重 要 事 故 シーケンスに 応 じた 処 置 対 応 において 指 揮 者 からの 指 示 に 対 して 要 員 が 適 切 に 対 応 できること また 対 応 完 了 後 の 要 員 からの 報 告 が 適 切 に 行 われてい ること (2) 重 要 事 故 シーケンスに 応 じた 手 順 書 を 使 用 し 適 切 な 対 応 ができること 以 上 23 /

26 重 要 事 故 シーケンスに 係 る 机 上 訓 練 の 概 要 重 要 事 故 シーケンス 机 上 訓 練 訓 練 概 要 説 明 訓 練 の 進 行 ルールの 説 明 訓 練 体 制 対 応 処 置 の 確 認 重 要 事 故 シーケンス 概 要 説 明 要 員 体 制 の 確 認 検 証 範 囲 処 置 対 応 シミュレーション ( 図 上 シミュレーション) 事 故 の 情 報 共 有 事 故 進 展 に 応 じたプラント 状 態 の 確 認 等 を 想 定 しながら 重 要 事 故 シーケンスに 応 じた 処 置 対 応 シミュ レーションを 実 施 訓 練 の 総 括 訓 練 の 振 り 返 り 取 り 纏 めを 行 う 24 /

27 机 上 訓 練 イメージ 進 行 管 理 者 ( 指 揮 者 : 本 部 ) 重 要 事 故 シーケンスに 合 わせたプラント 状 況 を 提 示 進 行 管 理 者 は 指 揮 者 を 兼 ねて 実 施 する 指 示 保 修 対 応 要 員 報 告 本 部 指 示 を 受 け 対 応 処 置 の 図 上 シミュレーション( 処 置 内 容 実 施 箇 所 (アクセスルート) 注 意 点 等 )を 行 う 図 上 で 実 施 を 模 擬 し 対 応 内 容 の 報 告 を 行 う 図 上 シミュレーション 処 置 内 容 接 続 実 施 箇 所 確 認 (アクセスルート) 注 意 点 確 認 危 険 25 /

28 資 料 -4 重 大 事 故 等 対 応 に 係 る 現 場 訓 練 (シーケンス 訓 練 )における 成 立 性 確 認 について 1. 目 的 全 ての 有 効 性 評 価 の 重 要 事 故 シーケンスと 技 術 的 能 力 の 19 の 手 順 を 網 羅 的 に 検 証 できる 重 要 事 故 シーケ ンスを 対 象 に 指 定 した 訓 練 班 で 実 時 間 ベースの 実 働 訓 練 を 行 い 適 切 に 対 応 できることを 確 認 する 2. 対 象 範 囲 (1) 対 象 シーケンス: 11 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 損 )に15(SFP 想 定 事 故 2)を 組 み 込 ん だ11+15シーケンス (2) 個 別 確 認 手 順 : (1)に 合 わせて 4( 格 納 容 器 除 熱 機 能 喪 失 ) 8(ECCS 再 循 環 喪 失 ) 16( 崩 壊 熱 除 去 機 能 喪 失 )のうち 現 場 で 実 施 する 個 別 手 順 の 確 認 も 実 施 する (3) 訓 練 対 象 者 : 運 転 員 ( 当 直 員 ) 緊 急 時 対 策 本 部 要 員 及 び 緊 急 安 全 対 策 要 員 3. 訓 練 頻 度 対 象 となる 重 要 事 故 シーケンスについて 運 転 員 ( 当 直 員 ) 緊 急 時 対 策 本 部 要 員 及 び 緊 急 安 全 対 策 要 員 で 構 成 する 班 の 中 から 任 意 の 班 を 対 象 に 年 1 回 以 上 実 施 する 成 立 性 の 確 認 を 行 う 班 については 毎 年 特 定 の 班 に 偏 らないように 配 慮 する 4. 訓 練 の 方 法 対 象 となる 重 要 事 故 シーケンスについて 以 下 の 方 法 で 実 施 する (1) 基 本 事 項 a 重 大 事 故 等 対 応 に 必 要 な 118 名 が 役 割 に 応 じ 各 種 手 順 書 に 従 って 訓 練 を 実 施 する b 訓 練 は 原 則 実 働 (モックアップを 含 む) 実 時 間 にて 実 施 する (2) 配 慮 事 項 a 模 擬 操 作 弁 の 開 閉 操 作 水 中 ポンプの 海 水 への 投 入 燃 料 の 給 油 及 び 機 器 の 起 動 操 作 等 により 原 子 炉 施 設 の 系 統 や 設 備 に 悪 影 響 を 与 えるもの 及 び 訓 練 により 設 備 が 損 傷 又 は 劣 化 を 促 進 するおそれの あるもの 等 については 模 擬 操 作 にて 対 応 する b 分 割 原 則 訓 練 は 一 連 で 実 施 することとするが 長 時 間 を 要 する 訓 練 については 分 割 して 実 施 する 5. 成 立 性 確 認 内 容 対 象 となる 重 要 事 故 シーケンス 毎 に 緊 急 時 対 策 本 部 と 中 央 制 御 室 及 び 現 場 の 連 携 が 図 られ 手 順 書 に 従 い 118 名 で 有 効 性 評 価 の 成 立 性 担 保 のために 必 要 な 操 作 が 完 了 すべき 時 間 であるホールドポイント 内 に 完 了 できることを 確 認 する (1) 有 効 性 評 価 に 係 る 確 認 訓 練 (シーケンス 訓 練 )において 重 要 事 故 シーケンスを 代 表 するシーケンスにつ いて 成 立 性 確 認 としてホールドポイントを 設 定 する 1 重 要 事 故 シーケンスの 解 析 結 果 に 直 接 影 響 がある 操 作 を 完 了 すべき 時 間 2 被 ばく 評 価 に 影 響 する 操 作 を 完 了 すべき 時 間 (2) 代 表 シーケンスの 成 立 性 確 認 チェックシート( 仮 称 ) に 基 づき シーケンス 毎 のホールドポイントとし て 設 定 した 時 間 内 に 対 応 できることをもって 成 立 性 の 確 認 を 行 う (3) 個 別 の 操 作 作 業 においても ホールドポイント 内 に 完 了 できなかった 場 合 の 原 因 究 明 のために 保 安 規 定 表 -20 に 示 す 対 応 手 段 ごとの 想 定 時 間 内 に 終 えていることをチェックする 3. 別 紙 現 場 訓 練 成 立 性 確 認 チェックシート 11 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 損 ) 26 / 以 上

29 現 場 訓 練 成 立 性 確 認 チェックシート(1/2) 11 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 損 ) :モックアップ 使 用 別 紙 ( 案 ) 想 定 時 間 ( ): 保 安 規 定 表 -20に 定 める 対 応 手 段 のうち 系 統 構 成 に 要 する 時 間 ( 参 考 )とする 項 目 要 員 要 員 数 ( 名 ) 手 順 書 タイトル 開 始 完 了 時 間 開 始 (a) 完 了 (b) 計 測 時 間 (b-a) 想 定 時 間 1 49 分 2 60 分 時 間 ホールドポイント 4 5 時 間 5 6 時 間 時 間 時 間 8 24 時 間 備 考 運 転 員 A 2 電 源 確 保 作 業 運 転 員 B 2 電 源 の 確 保 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 による 給 電 16 分 運 転 員 C 2 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 起 動 操 作 緊 急 安 全 対 策 要 員 2 タンクローリーを 用 いた 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 4 時 間 毎 給 油 作 業 運 転 員 A 2 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプによるC/Vスプレイ 26 分 運 転 員 D 2 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 起 動 運 転 員 A 2 運 転 員 C 4 運 転 員 A 2 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 による 水 素 濃 度 測 定 50 分 可 搬 型 格 納 容 器 水 素 濃 度 計 測 装 置 起 動 後 適 宜 水 素 濃 度 の 確 認 を 適 宜 実 施 する 被 ばく 低 減 操 作 2 次 冷 却 系 強 制 冷 却 操 作 加 圧 器 逃 がし 弁 開 操 作 準 備 補 助 給 水 ポンプ 回 復 操 作 B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 ) 起 動 準 備 起 動 操 作 蓄 電 池 室 排 気 ファンダンパ 開 処 置 可 搬 型 計 測 器 取 付 け アニュラス 内 水 素 濃 度 推 定 用 可 搬 型 線 量 計 取 付 け 蒸 気 発 生 器 への 注 水 準 備 緊 急 安 全 対 策 要 員 H 2 運 転 員 B 2 緊 急 安 全 対 策 要 員 L M 4 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 系 空 気 作 動 ダンパ 手 動 操 作 運 転 員 B 2 主 要 操 作 運 転 員 E 6 全 交 流 電 源 喪 失 ( 原 子 炉 運 転 モード1,2,3,4[ 余 熱 除 去 運 転 中 以 外 ]) 15 分 緊 急 安 全 対 策 要 員 F G 4 RCSの 減 圧 加 圧 器 逃 がし 弁 の 代 替 空 気 供 給 運 転 員 E 2 SGへの 給 水 適 宜 緊 急 安 全 対 策 要 員 L M N 6 B 充 てん/ 高 圧 注 水 ポンプ( 自 己 冷 却 )による 代 替 炉 心 注 水 運 転 員 D F G 6 運 転 員 B 2 24 分 主 蒸 気 逃 がし 弁 手 動 開 放 操 作 による 蒸 気 発 生 器 を 利 用 した2 次 系 強 例 冷 却 が 可 能 となる 現 場 から 現 場 への 移 動 で あるため 表 20における 想 定 時 間 (35 分 )よりも 短 く 設 定 タービン 動 補 助 給 水 ポンプ 給 水 流 量 調 整 弁 開 度 調 整 は 解 析 上 は 期 待 していな い 緊 急 安 全 対 策 要 員 J K 4 蓄 電 池 室 排 気 系 統 の 空 気 作 動 ダンパの 強 制 手 動 操 作 45 分 技 術 的 能 力 に 記 載 の 時 間 を 想 定 時 間 とする 緊 急 安 全 対 策 要 員 J K 4 可 搬 型 計 測 器 によるパラメータ 採 取 又 は 監 視 適 宜 適 宜 実 施 緊 急 安 全 対 策 要 員 L M 4 アニュラス 水 素 濃 度 推 定 用 可 搬 型 線 量 率 計 によるアニュラス 内 の 水 素 濃 度 測 定 50 分 召 集 要 員 12 蒸 気 発 生 器 2 次 側 による 炉 心 冷 却 ( 注 水 )のための 水 源 確 保 2.5 時 間 召 集 要 員 8 消 防 ポンプへの 燃 料 補 給 1 時 間 毎 給 油 作 業 緊 急 安 全 対 策 要 員 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 アニュラス 空 気 浄 化 ファン 運 転 確 認 アニュラス 空 気 浄 化 系 ダンパへの 代 替 空 気 供 給 RCSへのほう 酸 水 注 入 B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 )による 炉 心 注 入 20 分 65 分 85 分 可 搬 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 準 備 召 集 要 員 4 12 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 代 替 格 納 容 器 スプレイ 8 時 間 召 集 要 員 2 召 集 要 員 8 消 防 ポンプへの 燃 料 補 給 1 時 間 毎 給 油 作 業 召 集 要 員 2 タンクローリーを 用 いた 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 5 時 間 毎 給 油 作 業 27 /

30 現 場 訓 練 成 立 性 確 認 チェックシート(1/2) 項 目 要 員 要 員 数 ( 名 ) 手 順 書 タイトル 開 始 完 了 時 間 開 始 (a) 完 了 (b) 計 測 時 間 (b-a) 想 定 時 間 1 49 分 2 60 分 時 間 ホールドポイント 4 5 時 間 5 6 時 間 時 間 時 間 8 24 時 間 備 考 大 容 量 ポンプ 準 備 召 集 要 員 12 大 容 量 ポンプによる 原 子 炉 補 機 冷 却 水 系 設 備 への 冷 却 水 の 給 水 可 搬 型 温 度 計 測 装 置 ( 格 納 容 器 再 循 環 ユニット 入 口 温 度 / 出 口 温 度 (SA) 用 )による 温 度 測 定 7.5 時 間 12 使 用 済 燃 料 ピット 注 水 準 備 召 集 要 員 2 タンクローリーを 用 いた 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 2 時 間 毎 給 油 作 業 召 集 要 員 12 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 4 時 間 毎 給 油 作 業 召 集 要 員 8 消 防 ポンプへの 燃 料 補 給 1 時 間 毎 給 油 作 業 ホールドポイントの 説 明 番 号 ホールドポイント 制 限 時 間 ホールドポイントの 内 容 1 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 格 納 容 器 スプレイ 開 始 49 分 溶 融 炉 心 コンクリート 相 互 作 用 (MCCI) 防 止 のために 炉 心 溶 融 から30 分 以 内 ( 事 象 発 生 から49 分 以 内 )に 対 応 できること 2 アニュラス 空 気 浄 化 ファンによる 被 ばく 防 止 操 作 開 始 60 分 現 場 作 業 員 の 被 ばく 低 減 のためCs-137の 待 機 への 放 出 量 評 価 を 考 慮 した 時 間 ( 事 象 発 生 から60 分 )までに 対 応 できること 3 水 素 濃 度 低 減 措 置 2.3 時 間 水 素 濃 度 が 最 大 となる 時 間 ( 事 象 発 生 から2.3 時 間 )までに 対 応 できること 4 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 系 による 被 ばく 低 減 措 置 5 時 間 中 央 制 御 室 の 居 住 性 ( 重 大 事 故 等 )に 係 る 被 ばく 評 価 を 考 慮 した 時 間 ( 事 象 発 生 から5 時 間 )までに 対 応 できること 5 蓄 電 池 室 排 気 ファン 起 動 6 時 間 蓄 電 池 ( 安 全 防 護 用 )の 枯 渇 を 考 慮 した 時 間 ( 事 象 発 生 から6 時 間 )までに 対 応 できること 6 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 注 水 開 始 12.2 時 間 燃 料 取 替 用 水 タンクの 水 が 枯 渇 する 時 間 ( 事 象 発 生 から12.2 時 間 )までに 対 応 できること 7 蒸 気 発 生 器 への 注 水 開 始 ( 海 水 ) 12.5 時 間 復 水 タンクの 水 が 枯 渇 する 時 間 ( 事 象 発 生 から12.5 時 間 )までに 対 応 できること 8 格 納 容 器 自 然 対 流 冷 却 開 始 24 時 間 長 期 的 な 格 納 容 器 内 冷 却 機 能 維 持 の 観 点 から 事 象 発 生 から24 時 間 までに 対 応 できること 28 /

31 重 要 事 故 シーケンスにて 使 用 する 運 転 基 準 操 作 手 順 所 11 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 損 ) 運 転 員 分 No. 訓 練 項 目 ( 手 順 書 名 称 ) 備 考 訓 練 項 目 番 号 1 事 故 時 操 作 所 則 全 体 構 成 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 1 部 ) 安 全 機 能 監 視 パラメータ 一 覧 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 1 部 ) 第 三 部 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 全 交 流 電 源 喪 失 ( 原 子 炉 運 転 モード 1,2,3,4[ 余 熱 除 去 運 転 中 以 外 ]) 電 源 の 確 保 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 による 給 電 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 2 部 ) 事 象 ベース B-1 運 -1 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 個 別 操 作 4 運 -2 6 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプによるC/Vスプレイ 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 個 別 操 作 10 運 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 による 水 素 濃 度 測 定 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 アニュラス 空 気 浄 化 ファン 運 転 確 認 アニュラス 空 気 浄 化 系 ダンパへの 代 替 空 気 供 給 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 個 別 操 作 5 運 -4 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 個 別 操 作 5 運 -5 9 主 要 操 作 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 主 要 操 作 編 運 RCSの 減 圧 加 圧 器 逃 がし 弁 の 代 替 空 気 供 給 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 個 別 操 作 7 運 SGへの 給 水 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 個 別 操 作 6 運 RCS へのほう 酸 水 注 入 B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 )による 炉 心 注 入 事 故 時 操 作 所 則 ( 第 3 部 ) 個 別 操 作 8 運 -9 緊 急 安 全 対 策 要 員 分 No. 訓 練 項 目 ( 手 順 書 名 称 ) 訓 練 項 目 番 号 1 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 による 代 替 電 源 ( 交 流 )からの 給 電 - 2 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 系 空 気 作 動 ダンパ 手 動 操 作 緊 -1 3 B 充 てん/ 高 圧 注 水 ポンプ( 自 己 冷 却 )による 代 替 炉 心 注 水 緊 -2 4 蓄 電 池 室 排 気 系 統 の 空 気 作 動 ダンパの 強 制 手 動 操 作 緊 -3 5 可 搬 型 計 測 器 によるパラメータ 採 取 又 は 監 視 緊 -4 6 アニュラス 水 素 濃 度 推 定 用 可 搬 型 線 量 率 計 によるアニュラス 内 の 水 素 濃 度 測 定 緊 -5 7 蒸 気 発 生 器 2 次 側 による 炉 心 冷 却 ( 注 水 )のための 水 源 確 保 緊 -6 8 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 代 替 格 納 容 器 スプレイ 緊 -7 9 大 容 量 ポンプによる 原 子 炉 補 機 冷 却 水 系 設 備 への 冷 却 水 の 給 水 緊 可 搬 型 温 度 計 測 装 置 ( 格 納 容 器 再 循 環 ユニット 入 口 温 度 / 出 口 温 度 (SA) 用 )による 温 度 測 定 緊 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 緊 タンクローリーを 用 いた 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 緊 消 防 ポンプへの 燃 料 補 給 緊 /

32 必 要 な 要 員 と 作 業 項 目 経 過 時 間 ( 分 ) 経 過 時 間 ( 時 間 ) 備 考 状 況 判 断 電 源 確 保 作 業 蓄 圧 タンク 出 口 弁 操 作 被 ばく 低 減 操 作 手 順 の 項 目 水 素 濃 度 低 減 操 作 ( 解 析 上 考 慮 せず) 1 次 冷 却 材 ポンプシール 隔 離 操 作 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 起 動 操 作 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 起 動 2 次 系 強 制 冷 却 操 作 加 圧 器 逃 がし 弁 開 放 準 備 補 助 給 水 ポンプ 回 復 操 作 B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 ) 起 動 準 備 起 動 操 作 ( 解 析 上 考 慮 せず) 蓄 電 池 室 排 気 ファンダンパ 開 処 置 蓄 電 池 室 排 気 ファン 起 動 可 搬 型 計 測 器 取 付 け アニュラス 内 水 素 濃 度 推 定 用 可 搬 型 線 量 計 取 付 け 3 号 4 号 当 直 課 長 当 直 主 任 1 1 号 炉 ごと 運 転 操 作 指 揮 運 転 員 A B C 運 転 員 A 運 転 員 B 運 転 員 C 緊 急 安 全 対 策 要 員 J 運 転 員 A 1 1 運 転 員 B 運 転 員 A 運 転 員 D 運 転 員 A 運 転 員 C H 運 転 員 A 運 転 員 B 運 転 員 H 運 転 員 B 緊 急 安 全 対 策 要 員 L M 運 転 員 B 原 子 炉 トリップ タービントリップ 確 認 タービン 動 補 助 給 水 ポンプ 運 転 補 助 給 水 流 量 確 認 所 内 電 源 及 び 外 部 電 源 喪 失 判 断 早 期 の 電 源 回 復 不 能 と 判 断 1 次 冷 却 材 の 漏 えいを 判 断 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 安 全 系 機 器 C.S P.O 操 作 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 からの 給 電 準 備 起 動 操 作 非 常 用 母 線 M/C P/C 受 電 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 安 全 系 機 器 C.S P.O 操 作 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 非 常 用 母 線 M/C P/C 受 電 A B 充 電 器 復 旧 操 作 ( 現 場 操 作 ) 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 起 動 確 認 ( 現 場 操 作 ) 原 子 炉 格 納 容 器 水 素 燃 焼 装 置 起 動 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 1 次 冷 却 材 ポンプシール 戻 り 隔 離 弁 等 閉 止 確 認 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 起 動 準 備 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 起 動 準 備 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 起 動 ~スプレイ 開 始 ( 現 場 操 作 ) 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 起 動 準 備 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 起 動 準 備 ( 現 場 操 作 ) 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 起 動 原 子 炉 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 確 認 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 蓄 圧 タンク 出 口 弁 閉 止 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) アニュラス 空 気 浄 化 設 備 ダンパ 空 気 供 給 操 作 ( 現 場 操 作 ) アニュラス 空 気 浄 化 ファン 起 動 操 作 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 系 ダンパ 開 処 置 ( 現 場 操 作 ) 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 系 起 動 操 作 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 運 転 員 F G 主 蒸 気 逃 がし 弁 開 放 3 3 緊 急 安 全 対 策 要 員 I ( 現 場 操 作 ) 運 転 員 F G 運 転 員 E 緊 急 安 全 対 策 要 員 L M N 運 転 員 D F G 運 転 員 B 緊 急 安 全 対 策 要 員 J K 運 転 員 B 要 員 ( 名 ) ( 作 業 に 必 要 な 要 員 数 ) は 他 作 業 後 移 動 してきた 要 員 緊 急 安 全 対 策 要 員 J K 緊 急 安 全 対 策 要 員 L M 加 圧 器 逃 がし 弁 開 放 準 備 ( 現 場 操 作 ) タービン 動 補 助 給 水 ポンプ 給 水 流 量 調 整 弁 開 度 調 整 ( 現 場 操 作 ) B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 )ディスタンスピース 取 り 付 け ( 現 場 操 作 ) B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 ) 系 統 構 成 ベンティング 通 水 ( 現 場 操 作 ) B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 ) 系 統 構 成 B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 ) 起 動 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 蓄 電 池 室 排 気 ファンダンパ 開 処 置 ( 現 場 操 作 ) 蓄 電 池 室 排 気 ファン 起 動 ( 中 央 制 御 室 操 作 ) 可 搬 型 計 測 器 取 付 け ( 現 場 操 作 ) アニュラス 内 水 素 濃 度 推 定 用 可 搬 型 線 量 計 取 付 け ( 現 場 操 作 ) 手 順 の 内 容 上 記 要 員 に 加 え 本 部 要 員 6 名 にて 関 係 各 所 に 通 報 連 絡 を 行 う なお 各 設 定 時 間 は 操 作 場 所 操 作 条 件 並 びに 実 際 の 現 場 移 動 を 含 む 作 業 時 間 等 を 考 慮 した 上 で 解 析 上 の 仮 定 として 設 定 したものであり 運 転 員 は 手 順 書 に 従 って 各 操 作 条 件 を 満 たせば 順 次 操 作 を 実 施 する また 運 転 員 が 解 析 上 設 定 した 操 作 余 裕 時 間 内 に 対 応 できることは 訓 練 等 に 基 づき 確 認 している ( 一 部 の 機 器 については 想 定 時 間 により 算 出 ) 次 操 作 へ 次 操 作 へ 次 操 作 へ 次 操 作 へ 次 操 作 へ 次 操 作 へ 次 操 作 へ 次 操 作 へ 次 操 作 へ 実 施 後 移 動 次 操 作 へ 実 施 後 移 動 次 操 作 へ 実 施 後 移 動 実 施 後 移 動 実 施 後 2 名 移 動 実 施 後 移 動 実 施 後 移 動 実 施 後 移 動 実 施 後 2 名 移 動 第 図 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 損 ) の 作 業 と 所 要 時 間 ( 大 破 断 LOCA 時 に 低 圧 注 入 機 能 高 圧 注 入 機 能 及 び 格 納 容 器 スプレイ 注 入 機 能 が 喪 失 する 事 故 ) (1/2) 30 / 実 施 後 移 動 事 象 発 生 原 子 炉 トリップ 10 分 プラント 状 況 判 断 全 交 流 動 力 電 源 喪 失 判 断 2 分 10 分 5 分 15 分 15 分 21 分 運 -8 SGへの 給 水 約 19 分 炉 心 損 傷 15 分 15 分 4 分 5 分 5 分 24 分 50 分 3 分 5 分 約 49 分 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプに よる 格 納 容 器 スプレイ 開 始 40 分 5 分 40 分 60 分 アニュラス 空 気 浄 化 ファンによる 被 ばく 防 止 操 作 開 始 運 -1 全 交 流 電 源 喪 失 ( 原 子 炉 運 転 モード1,2,3,4[ 余 熱 除 去 運 転 中 以 外 ]) 運 -1 全 交 流 電 源 喪 失 ( 原 子 炉 運 転 モード1,2,3,4[ 余 熱 除 去 運 転 中 以 外 ]) 運 -4 運 -2 中 央 制 御 室 操 作 電 源 の 確 保 ( 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 による 給 電 ) 中 央 制 御 室 操 作 5 分 10 分 20 分 5 分 中 央 制 御 室 操 作 10 分 5 分 解 析 上 は 期 待 せず 5 分 約 1.5 時 間 原 子 炉 容 器 破 損 60 分 10 分 運 -3 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプによるC/Vスプレイ 運 -5 運 -1 全 交 流 電 源 喪 失 ( 原 子 炉 運 転 モード1,2,3,4[ 余 熱 除 去 運 転 中 以 外 ]) 適 宜 実 施 1 運 -7 水 素 濃 度 の 低 減 および 監 視 ( 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 による 水 素 濃 度 測 定 ) 緊 -2 B 充 てん/ 高 圧 注 水 ポンプ( 自 己 冷 却 )による 代 替 炉 心 注 水 緊 -4 水 素 濃 度 の 低 減 および 監 視 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 による 水 素 濃 度 測 定 適 宜 実 施 運 -2 電 源 の 確 保 ( 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 による 給 電 ) 水 素 濃 度 の 低 減 および 監 視 (アニュラス 空 気 浄 化 ファン 運 転 確 認 )(アニュラス 空 気 浄 化 系 ダンパへの 代 替 空 気 供 給 ) 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 系 空 気 作 動 ダンパ 手 動 操 作 60 分 緊 -1 水 素 濃 度 の 低 減 および 監 視 5 分 (アニュラス 空 気 浄 化 ファン 運 転 確 認 )(アニュラス 空 気 浄 化 系 ダンパへの 代 替 空 気 供 給 ) 運 -6 運 -9 RCSへのほう 酸 水 注 入 (B 充 てん/ 高 圧 注 入 ポンプ( 自 己 冷 却 )による 炉 心 注 入 ) 緊 -3 蓄 電 池 室 排 気 系 統 の 空 気 作 動 ダンパの 強 制 手 動 操 作 可 搬 型 計 測 器 によるパラメータ 採 取 又 は 監 視 運 -2 電 源 の 確 保 ( 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 による 給 電 ) 緊 -5 アニュラス 水 素 濃 度 推 定 用 可 搬 型 線 量 率 計 によるアニュラス 内 の 水 素 濃 度 測 定 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプの 注 水 準 備 を 解 析 上 ス プレイを 期 待 している 約 49 分 までに 開 始 できる 1: 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 起 動 後 水 素 濃 度 の 確 認 を 適 宜 実 施 する アニュラス 空 気 浄 化 ファンの 起 動 を 被 ばく 上 の 評 価 条 件 である60 分 以 内 に 開 始 できる 主 蒸 気 逃 がし 弁 手 動 開 放 操 作 による 蒸 気 発 生 器 を 使 用 した2 次 系 強 制 冷 却 が 可 能 となる

33 必 要 な 要 員 と 作 業 項 目 経 過 時 間 ( 時 間 ) 約 2.9 日 備 考 手 順 の 項 目 要 員 ( 作 業 に 必 要 な 要 員 数 ) は 他 作 業 後 移 動 してきた 要 員 手 順 の 内 容 約 12.2 時 間 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 注 水 開 始 約 12.5 時 間 蒸 気 発 生 器 への 注 水 開 始 ( 海 水 ) 24 時 間 格 納 容 器 内 自 然 対 流 冷 却 開 始 3 号 4 号 約 2.9 日 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 開 始 蒸 気 発 生 器 への 注 水 準 備 召 集 要 員 6 6 蒸 気 発 生 器 への 注 水 準 備 ( 消 防 ポンプ) 2 ( 現 場 操 作 ) 緊 -6 蒸 気 発 生 器 2 次 側 による 炉 心 冷 却 ( 注 水 )のための 水 源 確 保 蒸 気 発 生 器 への 注 水 は 復 水 タンクの 水 位 が 枯 渇 する 時 間 ( 約 12.5 時 間 )までに 対 応 が 可 能 である 緊 急 安 全 対 策 要 員 5 5 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 準 備 ( 消 防 ポンプ 配 備 ) ( 現 場 操 作 ) 可 搬 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 準 備 召 集 要 員 召 集 要 員 5 5 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 仮 設 水 槽 の 配 備 ホース 敷 設 接 続 2 ( 現 場 操 作 ) 2 2 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 電 源 ケーブル 屋 外 敷 設 電 源 車 準 備 2 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 起 動 ( 現 場 操 作 ) 6 6 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプから 建 屋 内 へのホース 接 続 2 消 防 ポンプの 起 動 ホース 監 視 ( 現 場 操 作 ) 1 1 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 通 水 ライン 準 備 ( 弁 操 作 ) ( 現 場 操 作 ) 緊 -7 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプによる 代 替 格 納 容 器 スプレイ 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポンプから 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプへの 切 替 作 業 は 切 替 が 必 要 となる 時 間 ( 約 12.2 時 間 )までに 対 応 が 可 能 で ある 大 容 量 ポンプ 準 備 使 用 済 燃 料 ピット 注 水 準 備 召 集 要 員 召 集 要 員 緊 急 安 全 対 策 要 員 6 6 大 容 量 ポンプ 準 備 ( 海 水 系 統 ~ 冷 却 水 系 統 接 続 )( 3) 大 容 量 ポンプ 準 備 ( 海 水 系 統 格 納 容 器 再 循 環 ユニット 通 水 ライン 準 備 ( 弁 操 作 )) 大 容 量 ポンプ 配 備 ( 4) 大 容 量 ポンプ 通 水 ライン 準 備 ホース 接 続 準 備 ( 3,4) 大 容 量 ポンプ 起 動 通 水 ( 4) ( 現 場 操 作 ) 6 6 大 容 量 ポンプ 配 備 ( 4) 大 容 量 ポンプ 通 水 ライン 準 備 ホース 接 続 準 備 ( 4) 大 容 量 ポンプ 起 動 通 水 ( 4) ( 現 場 操 作 ) 6 6 使 用 済 燃 料 ピット 注 水 準 備 2 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 給 油 作 業 ( 現 場 操 作 ) 4 時 間 毎 緊 -11 タンクローリーを 用 いた 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 大 容 量 ポンプによる 原 子 炉 補 機 冷 却 水 系 設 備 への 冷 却 水 の 給 水 可 搬 型 温 度 計 測 装 置 ( 格 納 容 器 再 循 環 ユニット 入 口 温 度 / 出 口 温 度 (SA) 用 )による 温 度 測 定 緊 -8 緊 -9 緊 -10 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 大 容 量 ポンプによる 格 納 容 器 内 自 然 対 流 冷 却 は 解 析 で 仮 定 している 時 間 (24 時 間 )まで に 対 応 が 可 能 である 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 は 燃 料 ピット 水 位 が3m 低 下 する 時 間 ( 約 2.9 日 後 )までに 対 応 が 可 能 である 召 集 要 員 4 4 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 用 消 防 ポンプ 給 油 作 業 ( 現 場 操 作 ) 4 1 時 間 毎 緊 -12 消 防 ポンプへの 燃 料 補 給 各 機 器 への 給 油 作 業 召 集 要 員 召 集 要 員 2 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 給 油 作 業 ( 現 場 操 作 ) 4 4 蒸 気 発 生 器 注 水 用 消 防 ポンプ 給 油 作 業 ( 現 場 操 作 ) 2 5 時 間 毎 1 時 間 毎 緊 -11 タンクローリーを 用 いた 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 緊 -12 消 防 ポンプへの 燃 料 補 給 召 集 要 員 2 大 容 量 ポンプ 給 油 作 業 ( 現 場 操 作 ) 2 時 間 毎 緊 -11 タンクローリーを 用 いた 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 召 集 要 員 4 4 使 用 済 燃 料 ピット 注 水 用 消 防 ポンプ 給 油 作 業 2 1 時 間 毎 緊 -12 消 防 ポンプへの 燃 料 補 給 1: 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 準 備 のうち 消 防 ポンプの 配 備 作 業 は 緊 急 安 全 対 策 要 員 により 事 故 発 生 後 (ルート 復 旧 後 ) 速 やかに 開 始 とした 2: 大 容 量 ポンプ 準 備 作 業 可 般 式 代 替 低 圧 注 水 ポンプ 及 び 消 防 ポンプ 配 備 作 業 の 一 部 は 召 集 要 員 の 参 集 に 余 裕 を 見 込 み 事 故 発 生 後 6 時 間 以 降 から 開 始 とした 3: 各 号 炉 3 名 で 対 応 する 4:3 号 炉 及 び4 号 炉 の 要 員 が 共 同 で 作 業 を 実 施 する 第 図 雰 囲 気 圧 力 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過 圧 破 損 ) の 作 業 と 所 要 時 間 ( 大 破 断 LOCA 時 に 低 圧 注 入 機 能 高 圧 注 入 機 能 及 び 格 納 容 器 スプレイ 注 入 機 能 が 喪 失 する 事 故 ) (2/2) 31 /

34 高 浜 発 電 所 原 子 炉 施 設 保 安 規 定 の 変 更 に 係 る 論 点 整 理 論 点 4 同 一 発 電 所 における 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 号 炉 の 扱 い 保 安 規 定 は 事 業 所 ごとに 定 める 必 要 があるが 今 回 の3,4 号 炉 については 新 規 制 基 準 への 適 合 に 係 る 設 置 変 更 許 可 により 3,4 号 炉 に 係 る 保 安 規 定 記 載 は 変 更 する 必 要 がある また 1,2 号 炉 の 一 部 運 用 事 項 は 3,4 号 炉 の 審 査 の 前 提 条 件 となっているものもあり 更 に 法 令 に 基 づくものについては 号 炉 を 問 わず 適 用 内 容 を 反 映 する 必 要 がある これらについて 保 安 規 定 上 の 記 載 の 扱 いを 明 確 にすることとしたい 1. 保 安 規 定 変 更 に 係 る 基 本 方 針 ( 以 下 基 本 方 針 という )における 記 載 保 安 規 定 変 更 に 係 る 基 本 方 針 において 以 下 のとおり 記 載 されている 2.4 同 一 発 電 所 における 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 の 扱 い 同 一 発 電 所 において 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 が 含 まれる 場 合 保 安 規 定 は 発 電 所 毎 に 制 定 していることから 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 及 び 確 認 されて いない 炉 が 混 在 する 記 載 となるため 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 を 含 めた 保 安 規 定 の 記 載 方 針 を 示 す 要 求 事 項 核 燃 料 物 質 若 しくは 核 燃 料 物 質 によって 汚 染 された 物 又 は 発 電 用 原 子 炉 による 災 害 の 防 止 を 目 的 とし 設 置 変 更 許 可 等 において 定 めた 必 要 な 設 計 上 の 前 提 条 件 について 運 用 段 階 で 維 持 できるよう 保 安 規 定 に 定 めている 発 電 用 原 子 炉 設 置 変 更 許 可 の 前 提 となっている 運 用 要 件 は 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 さ れた 炉 に 対 する 事 項 に 限 らず 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 に 対 する 事 項 も 含 まれることから 当 該 運 用 要 件 は 維 持 する 必 要 がある また 新 規 制 基 準 の 要 求 事 項 については 保 安 規 定 の 変 更 認 可 の 申 請 手 続 きに 係 る 経 過 措 置 を 定 めた 整 備 規 則 の 規 定 により 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 及 び 確 認 されていな い 炉 ともに 要 求 される 事 項 がある : 原 子 力 規 制 委 員 会 設 置 法 の 一 部 施 行 に 伴 う 関 係 規 則 の 整 備 等 に 関 する 規 則 記 載 方 針 前 項 を 踏 まえ 同 一 発 電 所 に 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 を 含 む 場 合 の 保 安 規 定 の 記 載 方 針 については 以 下 のとおり 新 規 制 基 準 適 合 に 係 る 記 載 は 原 則 として 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 のみを 対 象 とし 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 は 次 の 事 項 を 除 き 従 前 の 規 定 の とおりとする 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 の 発 電 用 原 子 炉 設 置 変 更 許 可 の 前 提 となってい る 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 の 運 用 要 件 については 保 安 規 定 に 規 定 する 保 安 規 定 の 変 更 認 可 の 申 請 手 続 きに 係 る 経 過 措 置 を 定 めた 整 備 規 則 の 規 定 により 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 及 び 確 認 されていない 炉 ともに 要 求 される 事 項 につ いては いずれの 炉 に 対 しても 保 安 規 定 に 規 定 する : 原 子 力 規 制 委 員 会 設 置 法 の 一 部 施 行 に 伴 う 関 係 規 則 の 整 備 等 に 関 する 規 則 4-1

35 2. 同 一 発 電 所 における 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 号 炉 の 扱 い 基 本 方 針 に 従 い 以 下 のとおり 整 理 する (1) 新 規 制 基 準 適 合 に 係 る 記 載 は 原 則 として 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 のみを 対 象 とす る この 対 象 としては 新 規 制 基 準 への 適 合 として 審 査 をうけ 許 可 等 を 得 た 事 項 について 適 用 す るものである 事 例 としては 以 下 のものが 該 当 する 1 重 大 事 故 等 対 処 設 備 の 運 転 上 の 制 限 の 設 定 2 火 災 内 部 溢 水 および 自 然 災 害 対 応 3 重 大 事 故 等 および 大 規 模 損 対 応 4 技 術 基 準 規 制 設 置 許 可 基 準 規 制 の 制 定 に 伴 う 反 映 5 保 安 規 定 変 更 に 係 る 基 本 方 針 の 制 定 改 正 に 伴 う 反 映 6 設 置 変 更 許 可 工 事 計 画 認 可 の 反 映 ( 上 記 1~5 以 外 ) これらについては 新 規 制 基 準 適 合 に 係 る 部 分 が3,4 号 炉 のみの 対 象 となる (2) 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 の 発 電 用 原 子 炉 設 置 変 更 許 可 の 前 提 となっている 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 の 運 用 要 件 については 保 安 規 定 に 規 定 する この 対 象 としては 以 下 のものが 該 当 する 1 1,2 号 炉 については 炉 停 止 ( 燃 料 を 装 荷 しない)が 前 提 であることを 設 置 許 可 申 請 書 に 記 載 している 2 技 術 的 能 力 (1.0 共 通 ) 審 査 資 料 の 添 付 資 料 において 3,4 号 炉 の 重 大 事 故 等 の 発 生 時 において 停 止 号 炉 である1,2 号 炉 での 災 害 発 生 (SFP 冷 却 水 喪 失 ) 時 の 対 応 が 3,4 号 炉 の 重 大 事 故 等 の 対 応 への 影 響 を 与 えないこと 1,2 号 炉 の 災 害 対 応 としても 問 題 ないことを 下 表 の 内 容 で 確 認 している 審 査 資 料 添 付 資 料 記 載 内 容 ( 運 用 に 係 る 事 項 の 抜 粋 ) ( 本 文 :3. 評 価 結 果 ) 燃 料 健 全 性 1,2 号 炉 SFP の 使 用 済 燃 料 は 運 転 停 止 から 約 3 年 が 経 過 し 崩 壊 熱 が 十 分 に 小 さいため 冷 却 水 の 全 量 喪 失 を 仮 定 しても 燃 料 被 覆 管 温 度 は 440 程 度 であ り 健 全 性 は 維 持 される ( 本 文 :4.まとめ) 1,2 号 炉 について SFP 水 が 減 少 した 場 合 に 備 えて 給 水 する 手 段 等 を 整 備 していること 燃 料 は 十 分 冷 却 されており 給 水 までに 時 間 的 な 裕 度 があることか ら 対 応 要 員 の 確 保 上 も 問 題 なく SFP への 給 水 が 可 能 である ( 資 料 1 添 付 4:1. 理 論 的 検 討 ) SFP 冷 却 材 の 喪 失 時 には ラック 内 にある 燃 料 体 が 露 出 するが 燃 料 体 で 加 熱 された 空 気 の 密 度 が 小 さ くなるため 密 度 差 ( 浮 力 )に 起 因 する 自 然 対 流 が 発 生 する この 加 熱 された 空 気 はプール 上 側 に 流 出 する が 事 故 時 に 建 屋 開 放 の 運 用 とすることで 加 熱 され た 空 気 を 建 屋 外 に 放 出 し 建 屋 外 から 外 気 を 流 入 させ ることで 燃 料 体 を 冷 却 される 自 然 対 流 循 環 が 形 成 さ れる 担 保 必 要 内 容 / 確 認 内 容 担 保 必 要 事 項 運 転 停 止 から 約 3 年 が 経 過 し 崩 壊 熱 が 十 分 に 小 さい ことは 保 安 規 定 第 98 条 ( 使 用 済 燃 料 の 貯 蔵 )において 3,4 号 炉 の 使 用 済 燃 料 は 1,2 号 炉 SFP に 貯 蔵 不 可 との 規 定 により 担 保 されている 確 認 事 項 1,2 号 炉 のSFP 燃 料 は 冷 却 水 全 量 喪 失 状 態 においても 健 全 性 は 維 持 されること から 給 水 手 段 は 必 須 ではないが 第 18 条 の7( 電 源 機 能 等 喪 失 時 の 体 制 の 整 備 )にて 給 水 手 段 は 確 保 されている 担 保 必 要 事 項 自 然 対 流 循 環 形 成 のため 事 故 時 に 建 屋 開 放 の 運 用 について 保 安 規 定 上 に 追 記 し 担 保 する 4-2

36 上 記 の1の 炉 停 止 ( 燃 料 を 装 荷 しない)ことを 前 提 とする 記 載 2の SFP 冷 却 材 喪 失 時 の 建 屋 開 放 とすることの 記 載 について 以 下 のとおり 保 安 規 定 に 規 定 する 1: 附 則 に 新 たに5 項 を 設 け 以 下 のとおり 記 載 する 附 則 ( 平 成 年 月 日 26 原 安 管 通 達 第 3 号 - ) ( 中 略 ) 5.1 号 炉 および2 号 炉 については 原 子 力 規 制 委 員 会 設 置 法 の 一 部 の 施 行 に 伴 う 関 係 規 則 の 整 備 に 関 する 規 則 の 施 行 に 伴 う 変 更 の 施 行 までの 間 原 子 炉 への 燃 料 の 装 荷 は 行 わない 2: 添 付 3 重 大 事 故 等 および 大 規 模 損 壊 対 応 に 係 る 実 施 基 準 1 重 大 事 故 等 対 策 1.3 手 順 書 の 整 備 (1) 各 課 ( 室 ) 長 は 重 大 事 故 等 発 生 時 において 事 象 の 種 類 および 事 象 の 進 展 に 応 じて 重 大 事 故 等 に 的 確 かつ 柔 軟 に 対 処 するための 内 容 を 社 内 標 準 に 定 める ( 略 ) ケ 1 号 炉 および2 号 炉 について 安 全 防 災 室 長 は 使 用 済 燃 料 ピットの 冷 却 水 の 維 持 が 困 難 な 場 合 における 原 子 炉 補 助 建 屋 ( 貯 蔵 槽 内 燃 料 体 等 )の 開 放 に 係 る 手 順 を 社 内 標 準 に 定 める ( 以 下 略 ) (3) 保 安 規 定 の 変 更 認 可 の 申 請 手 続 きに 係 る 経 過 措 置 を 定 めた 整 備 規 則 の 規 定 により 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 及 び 確 認 されていない 炉 ともに 要 求 される 事 項 については いずれの 炉 に 対 しても 保 安 規 定 に 規 定 する この 対 象 としては 以 下 のものが 該 当 する 1 原 子 炉 等 規 制 法 および 電 気 事 業 法 の 改 正 に 伴 う 変 更 溶 接 事 業 者 検 査 定 期 事 業 者 検 査 2 実 用 炉 規 則 の 改 正 に 伴 う 変 更 電 気 主 任 技 術 者 の 職 務 の 範 囲 権 限 位 置 付 け ボイラー タービン 主 任 技 術 者 の 職 務 の 範 囲 権 限 位 置 付 け 保 守 管 理 ( 記 録 等 ) (4)なお 以 下 の 事 項 については 発 電 所 全 体 に 係 る 事 項 であることから 全 体 の 運 用 として 適 用 し ておくことが 適 当 であることから 保 安 規 定 に 規 定 する 1 品 質 技 術 基 準 の 制 定 に 伴 う 変 更 2 実 用 炉 則 の 改 正 に 伴 い 原 子 炉 主 任 技 術 者 の 選 任 要 件 同 一 形 式 の 原 子 炉 での 兼 任 を 認 める 規 定 の 解 除 等 については 原 子 炉 主 任 技 術 者 の 独 立 性 確 保 の 観 点 等 で 重 要 な 事 項 と 考 えるため 保 安 規 定 に 反 映 することとした 3. 基 本 方 針 に 基 づく 保 安 規 定 各 条 文 の 記 載 分 けについて 2. 項 の 整 理 に 基 づき 記 載 分 けのためのフロー 図 を 下 図 のとおり 作 成 した このフロー 図 に 基 づき 保 安 規 定 各 条 文 について 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 された 炉 (3,4 号 炉 )と 新 規 制 基 準 への 適 合 が 確 認 されていない 炉 (1,2 号 炉 )の 記 載 分 けが 必 要 な 条 文 を 別 紙 1 4-3

37 のとおり 抽 出 し 具 体 的 な 記 載 を 別 紙 2のとおりとした 保 安 規 定 各 条 文 新 規 制 基 準 適 合 に 係 る 記 載 か Yes No 新 規 制 基 準 適 合 炉 の 運 用 前 提 か No Yes 経 過 措 置 整 備 に 係 る 全 炉 に 係 る 記 載 か No Yes 発 電 所 全 体 の 運 用 に 係 る 記 載 か Yes No 記 載 変 更 なし 3,4 号 炉 対 象 として 扱 う (1)-1 重 大 事 故 等 対 処 設 備 の 運 転 上 の 制 限 の 設 定 (1)-2 火 災 内 部 溢 水 および 自 然 災 害 対 応 (1)-3 重 大 事 故 等 および 大 規 模 損 対 応 (1)-4 技 術 基 準 規 制 設 置 許 可 基 準 規 制 の 制 定 に 伴 う 反 映 (1)-5 保 安 規 定 変 更 に 係 る 基 本 方 針 の 制 定 改 正 に 伴 う 反 映 (1)-6 設 置 変 更 許 可 工 事 計 画 認 可 の 反 映 ( 上 記 1 ~5 以 外 ) 1,2 号 炉 対 象 として 扱 う (2)-11,2 号 炉 については 炉 停 止 ( 燃 料 を 装 荷 し ない)が 前 提 であるこ とを 設 置 許 可 申 請 書 に 記 載 している (2)-23,4 号 炉 の 重 大 事 故 等 の 発 生 時 において 停 止 号 炉 である1,2 号 炉 での 災 害 発 生 (S FP 冷 却 水 喪 失 ) 時 の 対 応 が 3,4 号 炉 の 重 大 事 故 等 の 対 応 への 影 響 を 与 えないことを 確 認 している 発 電 所 全 体 ( 全 炉 )に 係 るものとして 扱 う (3)-1 原 子 炉 等 規 制 法 および 電 気 事 業 法 の 改 正 に 伴 う 変 更 溶 接 事 業 者 検 査 定 期 事 業 者 検 査 (3)-2 実 用 炉 規 則 の 改 正 に 伴 う 変 更 電 気 主 任 技 術 者 の 職 務 の 範 囲 権 限 位 置 付 け ボイラー タービン 主 任 技 術 者 の 職 務 の 範 囲 権 限 位 置 付 け 保 守 管 理 ( 記 録 等 ) (4)-1 品 質 技 術 基 準 の 制 定 に 伴 う 変 更 (4)-2 実 用 炉 則 の 改 正 に 伴 い 原 子 炉 主 任 技 術 者 の 選 任 要 件 同 一 形 式 の 原 子 炉 での 兼 任 を 認 める 規 定 の 解 除 等 については 原 子 炉 主 任 技 術 者 の 独 立 性 確 保 の 観 点 等 で 重 要 な 事 項 と 考 えるため 保 安 規 定 に 反 映 することとした 4. 具 体 的 な 記 載 の 考 え 方 上 記 のフロー 図 により パターンとしては 以 下 の3つの 記 載 パターンとなる A:3,4 号 炉 のみを 対 象 として 規 定 する B:1,2 号 炉 のみを 対 象 として 規 定 する C: 発 電 所 全 体 ( 全 炉 )を 対 象 として 規 定 する 基 本 的 には A Bについては 対 象 となる 炉 が 明 確 となるように 条 文 の 冒 頭 に 3 号 炉 およ び4 号 炉 については あるいは 1 号 炉 および2 号 炉 については と 記 載 するが 第 18 条 火 災 発 生 時 の 体 制 の 整 備 第 18 条 の3 その 他 自 然 災 害 発 生 時 の 体 制 の 整 備 のように 従 来 の 保 安 規 定 においても 関 連 記 載 (1,2 号 炉 にも 係 るもの)があることから 号 炉 の 記 載 分 けを 個 別 に 4-4

38 行 うことととする(パターンD) これらのことについて 下 表 にまとめた パターン 対 象 条 文 記 載 分 け 方 法 具 体 的 条 文 例 3,4 号 炉 のみ 条 文 冒 頭 に 3 号 炉 および4 号 炉 に ついては を 記 載 第 18 条 の 5 重 大 事 故 等 発 生 時 の 体 制 の 整 備 項 目 の 跡 に (3 号 炉 および4 号 炉 ) 第 18 条 の 6 大 規 模 損 壊 を 記 載 発 生 時 の 体 制 の 整 備 A ( 上 記 で 本 文 と 添 付 がリンクしてい る 場 合 には 添 付 側 では 号 炉 の 区 分 は 記 載 しない( 必 要 ない) ただ し 設 備 等 を 明 確 に 区 別 する 場 合 を 除 く ) 1,2 号 炉 のみ 条 文 冒 頭 に 1 号 炉 および2 号 炉 に 第 18 条 の 7 電 源 機 能 等 B ついては を 記 載 喪 失 時 の 体 制 の 整 備 項 目 の 跡 に (1 号 炉 および2 号 炉 ) を 記 載 発 電 所 ( 全 号 号 炉 は 記 載 しない 第 3 条 品 質 保 証 計 画 C 炉 ) 第 9 条 原 子 炉 主 任 技 術 者 の 選 任 3,4 号 炉 1, 2 号 炉 および 発 電 所 ( 全 号 本 文 と 添 付 がリンクしている 条 文 で 本 文 で 号 炉 が 混 在 する 場 合 は 各 項 ごとにパターンA B Cある 第 18 条 火 災 発 生 時 の 体 制 の 整 備 第 18 条 の 3 その 他 自 然 D1 炉 )が 混 在 いは 混 在 ( 混 在 も 号 炉 は 記 載 しな 災 害 発 生 時 の 体 制 の 整 備 い)で 記 載 分 けを 行 い 本 文 の 項 が 混 在 の 場 合 はリンクしている 添 付 側 でパターンA BあるいはCに 従 い 記 載 分 けを 行 う 本 文 のみの 場 合 は 本 文 についてパ 第 13 条 運 転 員 等 の 確 保 D2 ターンA BあるいはCに 従 い 記 載 分 けを 行 う なお 表 10-1 表 10-2 等 に 記 載 のある 条 文 の 紐 付 けに 係 る 内 容 については 例 外 扱 いとし て 号 炉 の 記 載 分 けは 行 わない 以 上 4-5

39 高 浜 発 電 所 原 子 炉 施 設 保 安 規 定 の 変 更 に 係 る 論 点 整 理 論 点 3 原 子 炉 主 任 技 術 者 の 職 位 の 範 囲 の 見 直 しについて 高 浜 発 電 所 においては 今 回 の 新 規 制 基 準 の 施 行 を 踏 まえて 原 子 炉 主 任 技 術 者 ( 以 下 炉 主 任 )を 選 任 ( 兼 務 を 含 む)することが 可 能 な 職 位 の 範 囲 の 記 載 について 見 直 すこととしたい Ⅰ. 原 子 炉 主 任 技 術 者 ( 正 )の 選 任 可 能 な 範 囲 の 職 務 の 範 囲 の 見 直 しについて 1. 検 討 の 背 景 と 目 的 現 状 の 高 浜 発 電 所 原 子 炉 施 設 保 安 規 定 では 炉 主 任 の 選 任 に 関 して 品 質 保 証 室 長 品 質 保 証 室 課 長 安 全 防 災 室 長 安 全 防 災 室 課 長 の 4 職 位 を 記 載 し これらを 炉 主 任 の 兼 務 が 可 能 な 職 位 の 範 囲 とし 現 状 2 名 の 炉 主 任 を 配 置 している これは 従 来 の 規 制 において 同 一 の 工 場 又 は 事 業 所 におる 同 一 型 式 の 原 子 炉 については 複 数 号 機 の 炉 主 任 を 兼 任 することは 可 能 であったため 上 記 の 運 用 を 行 っていたものであるが 今 回 の 新 規 制 規 準 の 施 行 を 受 け 炉 主 任 の 号 機 毎 の 設 置 つまり 高 浜 発 電 所 においては 4 名 の 炉 主 任 資 格 保 有 者 を 1~4 号 機 の 各 々に 上 記 の 職 位 として 割 り 当 てることが 必 要 となる 他 方 炉 主 任 資 格 保 有 者 は 限 られているため 炉 主 任 資 格 取 得 者 の 配 置 の 硬 直 化 が 懸 念 され ることから これを 解 消 することが 望 ましい また この 対 応 は 原 子 力 発 電 所 の 安 全 性 向 上 に も 資 するものと 考 えている そのため 炉 主 任 として 選 任 ( 兼 務 )が 可 能 な 職 位 について 規 制 上 の 要 求 等 を 踏 まえた 整 理 等 を 行 い その 範 囲 を 見 直 し 保 安 規 定 の 記 載 内 容 を 変 更 することとする なお 炉 主 任 として 選 任 可 能 な 職 位 の 範 囲 の 見 直 しにおいては 従 来 の 炉 主 任 の 選 定 ( 兼 務 ) に 関 する 考 え 方 を 変 更 するものではない 2. 炉 主 任 の 選 任 ( 兼 務 )が 可 能 な 職 位 の 見 直 しに 関 する 検 討 方 法 について 炉 主 任 の 選 任 ( 兼 務 )が 可 能 な 職 位 の 見 直 しに 関 して 以 下 のような 段 階 的 アプローチに より 係 る 検 討 を 実 施 する( 添 付 資 料 1 参 照 ) 1: 炉 主 任 の 選 任 ( 兼 務 )に 関 する 規 制 上 の 要 求 事 項 等 の 整 理 と 要 素 の 分 類 原 子 炉 等 規 制 法 炉 規 則 保 安 規 定 審 査 基 準 高 浜 発 電 所 原 子 炉 設 置 ( 変 更 ) 許 可 申 請 書 及 び 保 安 規 定 変 更 に 係 る 基 本 方 針 における 記 載 内 容 の 確 認 を 行 い 炉 主 任 の 選 任 ( 兼 務 を 含 む)に 関 する 要 求 事 項 要 件 等 を 抽 出 し 整 理 を 行 う 2: 炉 主 任 の 選 任 ( 兼 務 )が 可 能 な 職 位 の 選 定 1で 整 理 された 要 件 に 照 らし 炉 主 任 として 選 任 ( 兼 務 )が 可 能 な 職 位 を 選 定 する 3: 炉 主 任 の 兼 務 が 妥 当 な 職 位 に 関 する 職 務 遂 行 の 観 点 からの 選 定 炉 主 任 の 職 務 内 容 から 2で 選 定 した 職 位 としての 職 務 遂 行 上 の 運 用 面 での 問 題 点 課 題 等 を 抽 出 し 兼 務 が 妥 当 な 職 位 ( 職 務 )の 選 定 を 行 う 4: 炉 主 任 職 務 のより 適 切 な 遂 行 のための 措 置 に 関 する 検 討 3で 選 定 された 職 位 が 炉 主 任 職 務 をより 適 切 に 遂 行 するという 観 点 で 必 要 な 措 置 等 について 検 討 を 行 う これらの 評 価 や 検 討 から 炉 主 任 を 兼 務 することが 妥 当 な 職 位 の 選 定 と その 職 務 を 適 切 に 遂 行 するために 実 施 すべき 措 置 を 抽 出 する 以 上 のステップ1~4の 各 々の 評 価 検 討 の 内 容 結 果 等 を 次 にまとめる 3-1